JP2007014365A - 遊技システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者が現在遊技している遊技状況と特典付与との関連性を高めることで、遊技の興趣を向上させることが可能な遊技システムを提供することにある。
【解決手段】 複数の遊技機(スロットマシン11a〜スロットマシン11t)とサーバ10を構成要素に含む遊技システムにおいて、そのサーバ10によって、例えば会員カードなどの記憶媒体から読み取った固有情報と、遊技者が遊技した遊技機における遊技状況(例えば大当たり回数など)とを適宜記憶し、その記憶内容に基づいて、各遊技者間のランキングにかかる所定のランキングデータを作成し、そのランキングデータに応じて予め設定された特典付与に関する情報を送信することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ機又はスロットマシンなどの複数の遊技機を構成要素に含む遊技システムに関する。
パチンコ機又はスロットマシンなどの複数の遊技機を設置している遊技場(ホール)では、遊技者の再来店を目的として、パチンコ遊技又はスロット遊技以外に関連して種々のサービスを提供している。
例えば、遊技者が獲得したパチンコ玉(又はメダル)を貯玉としてホールに預けておき、後日再来店した際にその貯玉により、再プレイ可能とする貯玉再プレイシステムがそのひとつである。より具体的に説明すると、この貯玉再プレイシステムは、会員カードをカードユニットと呼ばれる専用玉貸機に挿入することによって、貯玉の払い出しを受けることができる貯玉払出し機能を有するシステムである。
かかる貯玉再プレイシステムによれば、再来店の際に、パチンコ玉やメダルを持ち歩かなくてもよく、利便性を向上させることができる。また、再来店により貯玉量を増大させていくことによって、それらと引き換えに高価な景品を獲得することができるようになる。一方で、遊技場にとっては、会員カードの使用による固定客の囲い込み、リピーターの確保、又は遊技者の趣向を知るマーケティングへの活用など幅広い利用用途があり、効果的かつ効率的な遊技場運営に活かすことができる。
ここで、上述した貯玉再プレイシステムに特典付与サービスを付加することによって、遊技者の遊技心を高めるシステムが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示されているシステムは、遊技者の来店回数や貸し玉金額などに応じてサービスポイントを加算し、貯まったサービスポイントの量に応じて各種のサービス(例えばぬいぐるみのプレゼントなどの特典付与)を受けることができる、というものである。かかる特典付与システムによれば、特典付与を受けたいがために何度も遊技場に訪れる遊技者が現れると考えられ、何度も訪れたり一度に多額のお金を使用したりした遊技者は、実際に他の遊技者よりも早く特典付与を受けることができ、結果として、遊技者及び遊技場の双方に大きな利益をもたらすものとなる。
特開平8−103549号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている特典付与システムでは、遊技者が本日遊技している遊技状況と特典付与との関連性が薄い。例えば、遊技者の来店回数や貸し球金額などの過去の履歴に応じてサービスの提供(特典付与)を受けられるシステムでは、たとえ、遊技者が本日だけで高成績を残したとしても、他の遊技者との比較において特典付与を受けることはできない。従って、相対的な優越感や満足感を十分に得ることができず、その結果、遊技の興趣に欠けることになる。
また、特許文献1に開示されている特典付与システムにおいて、上述したように、他の遊技者よりも早く特典付与を受けることができれば、その他の遊技者よりも相対的に優越感や満足感を得ることができるとも考えられる。しかし、ここでいう優越感や満足感は、例えば、他の遊技者よりも先にサービスポイントが100点を越えたので、その遊技者よりも早く特典付与を受けることができ、優越感や満足感を得ることができた、というように、予め設定(100点を超えると特典付与)された範囲内でしか得ることができないものであるため、十分なものとはいえない。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者が現在遊技している遊技状況と特典付与との関連性を高めることで、遊技の興趣を向上させることが可能な遊技システムを提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、複数の遊技機とサーバを構成要素に含む遊技システムにおいて、そのサーバによって、例えば会員カードなどの記憶媒体から読み取った固有情報と、遊技者が遊技した遊技機における遊技状況(例えば大当たり回数など)とを適宜記憶し、その記憶内容に基づいて、各遊技者間のランキングにかかる所定のランキングデータを作成し、そのランキングデータに応じて予め設定された特典付与に関する情報を送信することを特徴とする。
より詳細には、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 複数の遊技機と、遊技者の固有情報を記憶した記憶媒体と、前記遊技機と一対一で対応付けられ、前記記憶媒体に対して情報の読み書きを行う複数の情報処理装置と、前記各情報処理装置で読み取った固有情報と、前記各遊技機における遊技状況とを受信するサーバと、を有する遊技システムにおいて、前記サーバは、各遊技者の固有情報と、その遊技者が遊技した遊技機における遊技状況とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータから前記各遊技者間のランキングにかかる所定のランキングデータを作成するデータソート手段と、前記ランキングデータに応じて予め設定された遊技特典に関する情報を送信する遊技特典情報送信手段と、を備えることを特徴とする遊技システム。
本発明によれば、遊技システムにおいて、サーバに、各遊技者の固有情報と、その遊技者が遊技した遊技機における遊技状況(例えば大当たり回数・出玉数・遊技時間など)とを対応付けて記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されたデータから各遊技者間のランキングにかかる所定のランキングデータ(例えば、遊技機種ごとの成績優秀者・時間帯ごとの成績優秀者など)を作成するデータソート手段と、そのランキングデータに応じて予め設定された遊技特典(例えばサービスポイント・メダルの付与、ドリンクサービス、高回転率の遊技機の示唆など)に関する情報を送信する遊技特典情報送信手段と、を設けることとしたから、遊技者が現在遊技している遊技状況と、特典付与との関連性を高めることができる。
すなわち、本発明中のサーバでは、情報読取装置によって記憶媒体から読み取られた遊技者の固有情報と、その遊技者が遊技した遊技機における遊技状況とが対応付けられて記憶されるとともに、その記憶内容から作成された各遊技者間のランキングデータに応じて、予め設定された遊技特典に関する情報が送信されることとしたので、遊技者は、抽選で何度も大当たりになるなど、遊技した遊技機における遊技状況が良ければ、そのランキングデータの中で上位に位置することとなり、サーバより遊技特典に関する情報を送信してもらうことができる一方で、抽選でハズレが続くなど、遊技した遊技機における遊技状況が悪ければ、そのランキングデータの中で下位に位置することとなり、サーバより遊技特典に関する情報を送信してもらうことができない。このように、本発明によれば、遊技者が現在遊技している遊技状況と特典付与との関連性を高めることができ、ひいては遊技の興趣を高めることができる。
また、上述したように、特許文献1に開示されている特典付与システムでは、予め設定された範囲内でしか優越感や満足感を得ることはできないが、本発明によれば、これ以上の十分な優越感や満足感を得ることができる。例えば、ベテラン遊技者(熟練者)が多く集まった遊技場において、いつもランキングデータの中で下位に位置していた遊技者が、熟練者のアドバイス受けた後、あるとき、ランキングデータの中で上位に位置し、サーバより遊技特典に関する情報を送信してもらうことができれば(得られると思ってもいなかった利益を得られれば)、いつも負けていたベテラン遊技者(熟練者)に勝った、ということで自信も生じ、十分かつ大きな優越感や満足感を得ることができる。
(2) 前記遊技特典情報送信手段は、前記各遊技機に対して、前記遊技特典に関する情報を送信し、前記各遊技機は、前記遊技特典情報送信手段から送信された情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする(1)記載の遊技システム。
本発明によれば、上述した遊技特典情報送信手段によって、遊技特典に関する情報が各遊技機に対して送信され、各遊技機には、受信した遊技特典に関する情報を表示する表示手段を設けることとしたので、遊技者は、例えばスロット遊技中、その表示手段に表示されるランキングなどを見ながらプレイするができ、ひいては遊技の興趣を高めることができる。
(3) 前記遊技特典情報送信手段は、前記各情報処理装置に対して、前記遊技特典に関する情報を送信し、前記各情報処理装置は、前記遊技特典情報送信手段から送信された情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする(1)記載の遊技システム。
本発明によれば、上述した遊技特典情報送信手段によって、遊技特典に関する情報が各情報処理装置に対して送信され、各情報処理装置には、受信した遊技特典に関する情報を表示する表示手段を設けることとしたので、遊技者は、例えばスロット遊技中、遊技機に表示される文字画像やキャラクタ画像に邪魔されることなく、その表示手段に表示されるランキングなどを見ながらプレイすることができ、ひいては遊技の興趣を高めることができる。
(4) 前記遊技特典情報送信手段は、前記各情報処理装置に対して、前記遊技特典に関する情報を送信し、前記各情報処理装置は、前記遊技特典情報送信手段から送信された情報を前記記憶媒体に書き込むことを特徴とする(1)から(3)のいずれか記載の遊技システム。
本発明によれば、上述した遊技特典情報送信手段によって、遊技特典に関する情報が各情報処理装置に対して送信され、各情報処理装置では、その遊技特典に関する情報が記憶媒体に書き込まれることとしたので、遊技者は、遊技状況によって得た遊技特典(例えばサービスポイントなど)を会員カードに保存することができ、他の遊技者と比べて十分かつ大きな優越感や満足感を得ることができる。
(5) 前記サーバは、前記各遊技機の機種を特定する機種特定手段を備え、前記データソート手段は、前記機種特定手段によって特定された機種ごとに前記ランキングデータを作成することを特徴とする(1)から(4)のいずれか記載の遊技システム。
本発明によれば、上述したサーバに、遊技者が遊技している遊技機の機種を特定する機種特定手段を設け、上述したデータソート手段によって、機種特定手段によって特定された機種ごとにランキングデータが作成されることとしたので、遊技者間で生ずる不公平感を解消した上で、ランキング勝者となった遊技者に対して十分かつ大きな優越感や満足感を付与することができる。
すなわち、遊技機の機種によっては、遊技の難易度が難しいものと容易なものとがある。従って、単純に出玉数だけでランキングデータを作成すると遊技機種間での公平性が欠け、遊技の興趣を下げることになる。
そこで、本発明に係る遊技システムでは、機種ごとでのランキングデータの作成を可能にして、そのランキングデータに応じて予め設定された遊技得点に関する情報を遊技者に知らせるようにしている。これにより、ランキング内での公平な競争が可能になり、遊技者間で生ずる不公平感を解消した上で、ランキング勝者となった遊技者に対して十分かつ大きな優越感や満足感を付与することができ、ひいては遊技の興趣を高めることができる。
(6) 前記表示手段は、前記遊技特典情報送信手段から送信された情報をリアルタイムで表示することを特徴とする(2)から(5)のいずれか記載の遊技システム。
本発明によれば、上述の表示手段によって、遊技特典情報送信手段から送信された情報がリアルタイムで表示されることとしたので、遊技者は、「本日、自分は、今何番目位なのか」又は「今どの遊技台が一番出玉が多いか」などの遊技状況に関する情報をリアルタイムに知ることができる。
(7) 前記遊技特典は、前記各遊技者間のランキングと前記各遊技者の固有情報のうちの少なくとも一部の情報とを対応付けた、順位表を前記各表示手段で表示することであることを特徴とする(2)から(6)のいずれか記載の遊技システム。
本発明によれば、遊技特典として、各表示手段に、各遊技者間のランキングと各遊技者の固有情報のうちの少なくとも一部の情報とを対応付けた、順位表が表示されることとしたので、例えば、予め会員番号で関連したグループを作っておくことによって、その中で自分は何番目であるか、また、性別ごとのグループの中では何番目なのか、といった任意グループの中でのランキングを知ることができる。
(8) 前記遊技特典は、前記ランキングに応じて前記各遊技者に対してポイントが付与されることであることを特徴とする(1)から(6)のいずれか記載の遊技システム。
本発明によれば、遊技特典として、ランキングに応じて各遊技者に対してポイントを付与することとしたので、遊技者は、ランキングで上位に位置すれば、どんどんポイントが加算されるので、ランキングで上位に位置するためにスロット遊技に夢中になり、結果として遊技の興趣を高めることができる。
以上説明したように、本発明は、サーバにおいて、遊技者が遊技機における遊技状況を記憶し、その記憶内容からランキングデータを作成し、そのランキングデータに応じて遊技者に様々な特典を付与することとしたので、遊技者が現在遊技している遊技状況と特典付与との関連性を高めることができ、ひいては遊技の興趣を向上させることができる。また、いつもランキングデータの中で上位に位置している遊技者に勝った者、すなわち想定外の利益を受けた遊技者は、十分かつ大きな優越感や満足感を得ることができる。
[第1実施形態の概要]
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムの全体構成を概念的に示す図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムは、システムの統合的な制御を司るサーバ10と、メダルを遊技媒体とする複数のスロットマシン11a〜11tと、複数のスロットマシン11a〜11tと一対一で対応付けられ、例えば会員カードなどの記録媒体に対して情報の読み書きを行うカードリーダライタ48(図3参照)を備える複数のメダル貸出機12a〜12tと、から構成され、スロットマシン11a〜11tは、それぞれサーバ10と電気的に接続されている。
なお、図1では、メダル貸出機12a〜12tは、それぞれスロットマシン11a〜11tを介してサーバ10と電気的に接続されることとしたが(後述する図4参照)、本発明はこれに限られず、例えばメダル貸出機12a〜12tにも通信処理部などを設け、メダル貸出機12a〜12tとサーバ10とを直接電気的に接続するようにしてもよい。また、スロットマシン11a〜11tはサーバ10に直接接続されているが、データ転送を適切に行うために、データを一時的に蓄えるバッファとしての中継装置を介在させることとしてもよい。また、複数の遊技機としてスロットマシン11a〜11tのみを考えたが、パチンコ機が混ざっていても構わない。さらに、スロットマシン11a〜11tとサーバ10とを有線で電気的に接続しているが、例えば無線LANや赤外線通信など、情報の送受信が可能となるように接続されていれば、如何なる態様であっても構わない。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムにおける情報処理の流れ(概要)を示すフローチャートである。
まず、会員カードから固有情報の取得が行われる(ステップS1)。より詳細には、例えばスロットマシン11aの前に座った遊技者は、会員カードをメダル貸出機12aのカード挿入口に挿入する。そうすると、メダル貸出機12aのカードリーダライタ48によって、その会員カードに記憶されている遊技者の固有情報(会員番号、氏名など)が取得される。
次いで、ランキングデータの作成が行われる(ステップS2)。より詳細には、ステップS1において取得された遊技者の固有情報がメダル貸出機12aからサーバ10へと送られる。その後、その遊技者がスロット遊技を行って、所定時間が経過した後、その遊技者が遊技したスロットマシン11aにおける遊技状況(例えば使用金額、遊技時間、大当たり回数又は出玉数など)も、スロットマシン11aからサーバ10へと送られる。これを受信したサーバ10では、この遊技状況と、先に受信した固有情報とが対応付けられながら記憶される。また、スロットマシン11aだけでなく、スロットマシン11b〜スロットマシン11tのうち、遊技者がスロット遊技しているスロットマシン(すなわち、一対一で対応付けられたメダル貸出機のカード挿入口に会員カードが挿入されているスロットマシン)についても同様に、固有情報と遊技状況とが対応付けられながらサーバ10に記憶される。
このような情報処理を踏まえ、サーバ10では、所定のタイミングで、自己の記憶内容から遊技者間のランキングにかかる所定のランキングデータが作成される。例えば、大当たり回数の多い順や、出玉数の多い順を示すランキングデータなどである。
最後に、ランキング表示が行われる(ステップS3)。より詳細には、ステップS2において作成されたランキングデータに応じて、予め設定された遊技特典に関する情報がサーバ10からスロットマシン11a〜11tに送信される。そして、遊技特典に関する情報を受信したスロットマシン11a〜11tでは、その情報がスロットマシン11a〜11tの表示手段(例えばLCDなどの表示画面)に表示される。なお、遊技特典に関する情報の中には、例えばサービスポイントやメダルの付与、ドリンクサービス情報、高設定とされた遊技機を示唆することなどが含まれたり、遊技機種ごとや時間帯ごとの自己成績を含めた成績優秀者ランキングなどが含まれたりする。また、ランキングデータに応じて予め設定された遊技特典に関する情報がサーバ10からスロットマシン11a〜11tのいずれかに送信されたときには、その旨が全スロットマシン11a〜スロットマシン11tに送信されるようにしてもよい。
このように、本実施形態に係る遊技システムでは、メダル貸出機12a〜メダル貸出機12tにおける固有情報の取得(ステップS1)→サーバ10におけるランキングデータの作成(ステップS2)→スロットマシン11a〜スロットマシン11tにおけるランキング表示(ステップS3)という大まかな流れで情報処理が順次実行される。その結果、遊技者が現在遊技している遊技状況と特典付与との関連性が高められ、ランキング勝者となった遊技者は、スロット遊技の興趣以外にも、他の遊技者との相対的な遊技成績などから十分かつ大きな優越感や満足感を得ることができる。
[第1実施形態の詳細]
図3は、図1に示す遊技システムにおいて、点線枠X内(スロットマシン11a及びメダル貸出機12a)を拡大したときの正面図である。なお、ここではスロットマシン11a及びメダル貸出機12aに着目したが、スロットマシン11b〜11t及びメダル貸出機12b〜12tについても同様である。
図3に示すように、メダル貸出機12aの正面には、情報表示装置46,カードリーダライタ48,貸出ボタン44,LCD52,メダル放出機構47が設けられている。
情報表示装置46は、例えば7セグメントのLEDからなり、メダルの貸出可能枚数やエラーコードなどが表示される。カードリーダライタ48は、カード挿入口から挿入された会員カードの識別ID(会員カードに記憶された固有情報)を読み取る機能(リード機能)及び所定の情報を書き込む機能(ライト機能)の双方を有している。また、このカードリーダライタ48のカード挿入口に挿入される会員カードは、例えば磁気記憶部が設けられた合成樹脂製のカードであって、遊技者の会員番号,住所,氏名,電話番号などの固有情報,プリペイドされている金銭価値,遊技者が保有する遊技媒体価値などを磁気データとして記憶している。なお、会員カードには、サーバ10へのアクセス暗号及び上記した情報のうちの会員番号のみを記憶させ、サーバ10に、残りの情報を記憶させるようにしてもよい。この場合、会員カードがカード挿入口へ挿入されることによりメダル貸出機12aがサーバ10にアクセスし、必要なデータがサーバ10からメダル貸出機12aに送信されるように構成されることになる。
貸出ボタン44は、貸出を希望するメダル枚数を決定するボタンであり、左側の貸出ボタン44は例えば100枚のメダル枚数、右側の貸出ボタン44は例えば50枚のメダル枚数が対応付けられている。会員カードに例えば10000円分の金銭価値が記憶されていた場合において、左側の貸出ボタン44を押すと、その10000円分の金銭価値からメダル100枚に相当する金銭価値を減算した金銭価値が、カードリーダライタ48を通じて会員カードに書き込まれる。
LCD52は、メダルの貸し出しに関する様々な画像を表示する。メダル放出機構47は、メダル払出口及びメダル受け皿、並びにこれらの裏側に配備されたメダルタンク,ホッパー,フレーム,メダル残量検出センサーなどから構成されており、ホッパーから所定枚数のメダルを貸し出すことができるようになっている。
一方で、スロットマシン11aの正面パネルには、3個の表示窓が形成されている。3個の表示窓は、筐体内の3個の回転リール6a〜6cを観察するためのものであって、回転リール6a〜6cの外周面には、それぞれ複数種類の図柄が周方向に沿って描かれている。これらの図柄は、表示窓を通して3個ずつ観察される。
回転リール6a〜6cの上方には、LCD18が設けられている。このLCD18は、役抽選の抽選結果に関する情報(以下、単に「遊技演出情報」という)を画像として遊技者に表示(告知)するものであって、役抽選によって当選した役の入賞を支援する。役抽選の抽選結果として内部的に役が成立した場合にはその役の入賞を示す図柄や、目押しをアシストする演出情報などを画像として表示する。また、本実施形態に係る遊技システムでは、予め設定された遊技特典に関する情報を表示させることも可能である。なお、LCD18に代えて、LED表示装置やEL表示装置を採用して遊技演出情報を表示するようにしてもよい。LCD18を挟んだ左右両側には、一対のスピーカー20が設けられている。
スロットマシン11の中央付近に設けられた操作部23には、メダル投入口24、ベットボタン25、始動レバー26、停止ボタン27a〜27c及びクレジット/精算切替ボタン28が備えられている。
[電気的構成]
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムの電気的構成を示すブロック図である。図5は、図4に示すスロットマシン11aの電気的構成において、I/Oポート400より先の電気的構成を示すブロック図である。
図4に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムの電気的構成は、サーバ10の通信処理部106と、スロットマシン11aの通信処理部11aとが電気的に接続された構成となっている。なお、上述のとおり、メダル貸出機12aに別途通信処理部を設け、その通信処理部を介して、メダル貸出機12aとサーバ10との間の情報の送受信を直接行わせるようにしてもよい。また、ここではサーバ10並びにスロットマシン11a及びメダル貸出機12aの電気的構成を示したが、スロットマシン11b〜11t及びメダル貸出機12b〜12tについては、スロットマシン11a及びメダル貸出機12aの電気的構成と同様であるので、図示を省略する。
サーバ10は、主制御部101,ROM102,RAM103,バックアップ電源104,データベース105,通信処理部106などの電気的要素から構成される。
主制御部101は、サーバ10の制御中枢を司るものであって、ROM102に記憶されている動作プログラムに従って種々の制御を行う。主に、中央処理装置(CPU)等から構成される。また、ROM102には、データベース105に記憶されたデータから所定のランキングデータを作成するデータソートプログラムや変数の初期値など、様々なものが記憶されている。
RAM103は、主制御部101と互いにインターフェイスをとっており、主制御部101のワーキングエリアとして機能する。すなわち、RAM103では、制御に必要な変数値の書き込み及び読み出しがランダムに行われる。なお、RAM103は、停電時に備えるため、バックアップ電源104によりバックアップされている。
データベース105には、予めスロットマシン11a〜11tの遊技台番号とメダル貸出機12a〜12tの貸出機番号とがそれぞれ対応付けられて記憶されている。そして、このデータベース105に対して、各メダル貸出機で読み取った遊技者の会員番号及び各スロットマシンにおける遊技状況と、○番台といった遊技台番号とが対応付けられて記憶される。通信処理部106は、例えばNIC(Network Interface Card)などから構成され、実際に外部と情報の送受信を行う役目を担っている。なお、第1実施形態では、主制御部101、RОM102、RAM103及び通信処理部106等の電気的要素によって、遊技特典情報送信手段が構成される。
次に、メダル貸出機12aの電気的構成について説明する。メダル貸出機12aは、主制御部40,ROM41,RAM42,バックアップ電源43,貸出ボタン44,情報表示装置46,メダル放出機構47,カードリーダライタ48,I/Oポート49,LCD駆動制御回路50,LCD52などの電気的要素から構成される。
主制御部40は、メダル払出機12aの制御中枢を司るもので、主にCPUから構成される。ROM41には、メダル払出機12aを制御してメダルを返却する(貸し出す)ための動作プログラム,カードリーダライタ48で読み取った固有情報をサーバ10へ送信するプログラム,変数の初期値などが記憶されている。RAM42は、主制御部40のワーキングエリアとして機能する。なお、RAM42は、停電時に備えるため、バックアップ電源43によりバックアップされている。
主制御部40には、貸出ボタン44の操作信号が入力される。主制御部40は、貸出ボタン44からの操作信号を受信すると、その操作信号に係る枚数(ただし、貸出可能メダル枚数以下)のメダルをメダル受け皿へ放出すべく、メダル放出機構47に対してメダル放出信号を送信する。そうすると、そのメダル放出信号を受信したメダル放出機構47は、ホッパー内から操作信号に係る枚数のメダルを払い出す。カードリーダライタ48は、カード挿入口から挿入された会員カードに記憶された固有情報を読み取るものである。主制御部40は、カードリーダライタ48を通じて読み取った固有情報を、通信処理部2009を介してサーバ10に送信する。
主制御部40の制御内容は、I/Oポート49を介してLCD駆動制御回路50に対してコマンドとして送信される。CPU,ROM(キャラクタROM),RAM,VDP,VRAMなどの要素から構成されるLCD駆動制御回路50は、まず、主制御部40からのコマンドを基に、ROM(キャラクタROM)を参照してLCD52に表示するための画像データを生成する。そして、生成された画像データは、VRAMで展開された後、LCD52に与えられる。その結果、LCD52の表示面に所定の演出画像が表示される。
最後に、スロットマシン11aの電気的構成について説明する。スロットマシン11aは、主制御部200,I/Oポート400を介して主制御部200とワンウェイ通信で接続された副制御部300(図5参照)などの電気的要素から構成される。
主制御部200は、CPU2001と、RAM2002と、ROM2003と、クロックパルス発生回路2004と、乱数発生器2005と、モーター駆動制御回路2006と、ホッパー駆動制御回路2008と、通信処理部2009と、を備えている。
CPU2001は、スロットマシン1の制御中枢を司るものであって、ROM2003に格納されているプログラムに従って種々の制御を行う。このCPU2001の制御対象は、回転リール6a〜6cの駆動源であるステッピングモーターSML,SMC,SMR、メダルの貯留・放出を行うホッパー30を挙げることができる。これら各制御要素に対する制御信号は、それぞれモーター駆動制御回路2006、ホッパー駆動制御回路2008を介して、CPU2001から与えられる。
CPU2001には、ベットボタン25、始動レバー26、停止ボタン27a〜27c、クレジット/精算切替ボタン28、(図3参照)の各操作信号と、メダル投入検知センサー500及びメダル排出検知センサー600の各センシング出力と、回転位置検出回路700の検出信号と、キースイッチSW1、確率設定スイッチSW2、及びリセットスイッチSW3の各スイッチング信号とが与えられる。なお、停止ボタン27a〜27cの操作信号は、回転リール停止信号処理回路800によって所定の処理が施された後、回転リール停止信号としてCPU2001に入力される。また、メダル投入検知センサー500は、メダル投入口24(図3参照)から投入されたメダルを検知するためのセンサーであって、メダル投入口24に関連して設けられている。他方、メダル排出検知センサー600は、ホッパー30のメダル排出位置に関連して設けられており、そのセンシング信号は、メダル排出完了信号処理回路900によって所定の処理が施された後、メダル排出完了信号としてCPU2001に入力される。
キースイッチSW1は、遊技モードと確率設定モードとを互いに切り替えるためのスイッチである。他方、確率設定スイッチSW2は、役の成立に関する抽選における当選確率の設定値を切り替えるためのスイッチであって、そのスイッチング信号は、キースイッチSW1によって確率設定モードになっている場合に限り、CPU2001に入力が受け付けられる。
RAM2002は、CPU2001と互いにインターフェイスをとっており、CPU2001のワーキングエリアとして機能する。それゆえ、RAM2002の所定のメモリー領域上では、CPU2001によって、遊技や図柄変動の制御に必要なフラグや変数の値の書き込み及び読み出しが行われる。ROM2003には、スロットマシン11を制御してメダルを払い出すための遊技プログラムと、この遊技プログラムで用いる変数の初期値と、役に対応する乱数値データの範囲を示す参照テーブルと、が格納されている。
クロックパルス発生回路2004は、基準クロックパルスを発生させるための回路であって、発生させた基準クロックパルスをCPU2001に供給する。乱数発生器2005は、役の成立に関する役抽選など複数種類の抽選(電子抽選)に用いる、所定範囲の乱数を常時発生させるものであって、この発生させた乱数の中から任意の乱数が、所定のタイミングでCPU2001により抽出される。例えば、役抽選を内部的に行うに際して、遊技者が始動レバー26を操作したことをCPU2001が検知すると、所定のコマンドが乱数発生器2005に対して与えられ、そのタイミングで乱数発生器2005は、常時発生させている所定範囲の乱数の中から任意の乱数値を示す信号(乱数値データ)を出力する(乱数の抽出が行われる)。CPU2001は、乱数値データが乱数発生器2005から入力されると、その乱数値データに対応する図柄の組み合わせを定めるために、ROM2003に格納されているデータ群を検索(参照テーブルを参照)し、その組み合わせ(例えばBB役など)に対応する数値を変数に代入する(RAM2002の記憶エリアに記憶する)。
ホッパー駆動制御回路2008は、CPU2001からの指示信号に基づいてホッパー駆動信号を生成し、この生成したホッパー駆動信号をホッパー30に与える。その結果、ホッパー30は、貯留しているメダルをメダル受け皿に放出する。通信処理部2009は、上述したサーバ10の電気的構成と同様、例えばNIC等から構成され、実際に外部と情報の送受信を行う役目を担う。
主制御部200の制御の結果としての遊技状況(大当たり回数など)は、I/Oポート400を介して、副制御部300に全てコマンドとして送信される。図5に示すように、副制御部300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、EEPROM304と、音出力制御回路305と、VDP307と、キャラクタROM308と、VRAM309と、LCD駆動制御回路310と、を備えている。
CPU301は、副制御部300の制御中枢を司るものであって、I/Oポート400を介して送られてきた、主制御部200からのコマンドに従って所定のプログラム処理を実行する。このCPU301の制御対象は、LCD18及びスピーカー20である。LCD18に対する制御信号はVDP307及びLCD駆動制御回路310を介して、スピーカー20に対する制御信号は音出力制御回路305を介して、それぞれCPU301から与えられる。
ROM302には、LCD18に遊技特典情報(に関する画像)を表示させるためのプログラムや、画像演出パターンに関する抽選テーブルなどが記憶されており、キャラクタROM308には、複数種類の演出画像などが記憶されている。RAM303は、CPU301と互いにインターフェイスをとっており、CPU301のワーキングエリアとして機能する。すなわち、このRAM303では、データ等の書き込み及び読み出しがランダムに行われる。
EEPROM304は、スロットマシン11aの遊技履歴を蓄積して記憶する。このEEPROM304に蓄積された情報は、所定の加工が施された後、遊技の履歴に関連する情報として遊技者に提供される。なお、遊技履歴は、日単位、週単位、又は月単位で更新される。
音出力制御回路305及びVDP307に対するCPU2001からの制御信号は、I/Oポート400及びCPU301を経由して受け渡される。それゆえ、音出力制御回路305は、CPU301からの指示信号に基づいて音出力信号を生成し、この生成した音出力信号をスピーカー20に与える。その結果、スピーカー20は効果音を発する。VDP307は、CPU301からの指示信号を基にキャラクタROM308を参照し、この参照結果に基づいてLCD18に表示するための画像データを生成する。VDP307により生成された画像データは、VRAM309上で展開され、その後、VDP307に読み出されてLCD駆動制御回路310に与えられる。その結果、LCD駆動制御回路310は、VDP307から与えられた画像データに基づいて、LCD18の表示面に所定の演出画像が表示される。
CPU301は、主制御部200からI/Oポート400を介して送られてきた内部抽選の結果に応じた情報やLCD画像表示指令情報などを取得すると、(内部抽選の結果に基づき)VDP307を介してキャラクタROM308から特定の画像演出パターンに係る演出画像を読み出し、LCD駆動制御回路310を介してLCD18に制御信号(指示信号)を送信する。
[システム動作]
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムにおけるシステム動作の一部を示すフローチャートである。特に、サーバ10のデータベース105に、○番台といった遊技台番号と、遊技者の会員番号と、スロットマシン11aにおける遊技状況(例えば大当たり回数など)とが対応付けて記憶されるまでの流れを示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、会員カードの挿入が行われる(ステップS11)。より詳細には、例えば遊技者がスロットマシン11aの前に座り、メダル貸出機12aのカード挿入口に会員カードを挿入すると、メダル貸出機12aの主制御部40は、カードリーダライタ48を介してその会員カードに記憶された会員番号などの固有情報を読み出す。
次いで、上記固有情報等の送信が行われる(ステップS12)。すなわち、主制御部40は、ステップS11で読み出した会員番号などの固有情報を、スロットマシンの通信処理部2009を介してサーバ10に送信する。一方で、会員カードが挿入された後、遊技者がスロット遊技を行って、所定時間が経過した後、その遊技者が遊技したスロットマシン11aにおける遊技状況が、スロットマシン11aからサーバ10へと送られる。なお、ここでは所定時間が経過した後としたが、例えば、BB役が入賞したことを契機として、大当たり回数が1インクリメントされた旨がサーバ10へと送られるようにしてもよいし、また、出玉数が30枚を増えることを契機として、増えた枚数がサーバ10へと送られるようにしてもよい。
このようにして、スロットマシン11a(又はメダル貸出機12a)から送信された固有情報や遊技状況は、サーバ10において受信される(ステップS13)。
次いで、サーバ10において固有情報や遊技状況の記憶が行われる(ステップS14)。より詳細には、サーバ10の主制御部101は、送信元がスロットマシン11aであること(スロットマシン11aの遊技台番号)を確認して、会員番号等の固有情報をスロットマシン11aの遊技台番号と対応付けてデータベース105に記憶する。また、スロットマシン11aにおける遊技状況は、先に記憶された固有情報と対応付けて記憶される。このようにして、データベース105には、○番台といった遊技台番号と、遊技者の会員番号と、スロットマシン11aにおける遊技状況(例えば大当たり回数など)が対応付けられて記憶される。
図7は、データベース105に記憶されるテーブルの一例を示す図である。なお、左欄から、遊技台番号、会員番号、大当たり回数、遊技時間のそれぞれを示している。なお、大当たり回数とは、会員カードがメダル貸出機12aのカード挿入口に挿入されてから何回大当たりになったかを示す回数とする。また、遊技時間とは、会員カードがメダル貸出機12aのカード挿入口に挿入されてからの経過時間を示すものとする。
図7(a)に示すテーブルよれば、会員番号1255番の遊技者は、遊技台番号1番のスロットマシン(スロットマシン11a)の前に座っており、大当たり回数2回で、1時間45分12秒間継続して遊技しているのが分かる。同様に、遊技台番号3番のスロットマシン(スロットマシン11c)の前には、会員番号4623の遊技者が座っており、大当たり回数6回で、3時間1分5秒間継続して遊技している。遊技台番号5番のスロットマシン(スロットマシン11e)の前には、会員番号5431の遊技者が座っており、大当たり回数12回で、4時間22分24秒間継続して遊技している。遊技台番号8番のスロットマシン(スロットマシン11h)の前には、会員番号9899の遊技者が座っており、大当たり回数1回で、5分16秒間継続して遊技している。
ここで、本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムでは、サーバ10の主制御部101によって、データベース105に記憶されたデータに基づいて、スロットマシン11a,スロットマシン11c,スロットマシン11e,スロットマシン11hのそれぞれにおいて遊技している遊技者間のランキングにかかる所定のランキングデータが作成される。
すなわち、まず、サーバ10の主制御部101は、データベース105から図7(a)に示すテーブルを読み出す。そして、このテーブルに基づいて、RAM103上にランキングデータを作成する。より具体的には、データベース105から読み出したテーブルについてデータソートを施し、そのデータソート結果に応じてランキングデータを作成する。例えば図7(b)に示すように、大当たり回数の多い順にデータソートを行った場合には、RAM103上に、会員カードを挿入してから大当たり回数の最も多い会員番号5431の遊技者が一位、次に大当たり回数の多い会員番号4623の遊技者が二位、次に大当たり回数の多い会員番号1255の遊技者が三位、次に大当たり回数が多い会員番号9899の遊技者が4位、となるようなランキングデータが作成される。なお、5位以降の遊技者がいても構わない。
このようにして、RAM103上に、各遊技者間のランキングにかかるランキングデータ(図7(b)右図参照)が作成されることになる。なお、ここでは単に、大当たり回数の多い順でランキングデータを作成することとしたが、例えば、遊技時間が1時間経過している遊技者の間だけでランキングデータを作成することも可能であるし、また、開店時間から午後0時までの間に遊技を開始した遊技者の間だけでランキングデータを作成することも可能である。さらに、本実施形態では、スロットマシン11a〜スロットマシン11tは同機種と考えているので、機種が異なることに起因して遊技者間で生ずる不公平感を解消することができ、ひいてはランキング勝者となった遊技者に対して十分かつ大きな優越感や満足感を付与することができる。
図8は、本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムにおけるシステム動作の一部を示すフローチャートである。特に、上述したランキングデータに応じて予め設定された遊技特典に関する情報が、サーバ10からスロットマシン11aに送信されるときのフローチャートである。
まず、サーバ10では、上述したように、RAM103上にランキングデータが作成される(ステップS21)。なお、ランキングデータが作成されるタイミングについては、如何なるタイミングであっても構わない。例えば、午後0時丁度にランキングデータを作成することとしてもよい。
次いで、サーバ10において、遊技特典に関する情報の送信が行われる(ステップS22)。より詳細には、サーバ10の主制御部101は、通信処理部106を介して、ステップS21を通じてRAM103上に作成されたランキングデータに応じて、予め設定された遊技特典に関する情報をスロットマシン11aに送信する。なお、本実施形態では、図7(b)右図に示す順位1〜3位までの遊技者が遊技しているスロットマシン11a,スロットマシン11c,スロットマシン11eに対して、予め設定された遊技特典に関する情報を送信するものとする。
なお、予め設定された遊技特典に関する情報としては、例えばサービスポイントの付与やドリンクサービス情報などが考えられるが、本実施形態に係る遊技システムでは、いわゆる設定値が6(最高値)に設定された高設定台の遊技機番号を遊技者に示唆する旨の情報を採用している。
次いで、スロットマシン11aにおいて、遊技特典に関する情報の受信(ステップS23)及び表示(ステップS24)が行われる。より詳細には、スロットマシン11aのCPU2001は、ステップS22においてサーバ10から送信された遊技特典に関する情報を、通信処理部2009を介して受信する。そして、スロットマシン11aのCPU2001は、その遊技特典に関する情報を遊技者に対して報知するためのコマンドを、I/Oポート400を介して副制御部300に送信する。これを受信した副制御部300のCPU301は、ROM302からLCD18に遊技特典情報(に関する画像)を表示させるためのプログラムを読み出し、VDP307及びLCD駆動制御回路310を介して、LCD18に所定の遊技特典に関する情報を表示させる。
図9は、スロットマシン11aにおけるLCD18の表示画面を示す図である。
なお、図9(a)は、通常時に、視覚的な演出として遊技者に遊技演出情報を表示する様子を示している。
副制御部300のCPU301は、上述したコマンドを受信すると、LCD18の表示画像を図9(b)→図9(c)→図9(d)と順番に切り替える。すなわち、LCD18の表示画面中の下2/3に、「遊技特典情報」の文字が表示され、その後、続けて「あなたは、この時間帯の遊技者15人中、3位です。」といった文字が表示される。最後に、「特典情報です。遊技台14番台が高設定台です。」といった遊技特典情報が表示される。
このようにして、本実施形態に係る遊技システムによれば、スロットマシン11aにおける遊技状況(大当たり回数2回)と、特典付与との関連性を高めることができるので、スロットマシン11aで遊技している遊技者は、他の遊技者と比較して優越感や満足感を得ることができるとともに、更に上のランク(1位又は2位)を目指そうとスロット遊技に夢中になる。従って、遊技の興趣を向上させることが可能となる。
[変形例]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る遊技システムについて説明する。
図10は、本発明の第2の実施の形態に係る遊技システムにおけるシステム動作の一部を示すフローチャートである。なお、このシステム動作の前提として、図6に示すシステム動作(固有情報及び遊技状況のデータベース105への記憶)が既に行われているものとする。
図10において、まず、上述のようにして、RAM103上にランキングデータが作成される(ステップS31)。次いで、ステップS31を通じてRAM103上に作成されたランキングデータがサーバ10からメダル貸出機12aに送信される(ステップS32)。その後、メダル貸出機12aにおいて上記ランキングデータが受信されるとともに(ステップS33)、メダル貸出機12aのLCD52においてその表示が行われる(ステップS34)。
すなわち、本発明の第2の実施の形態に係る遊技システムにおいては、ランキングデータを表示すること自体を遊技特典としており、これによれば、遊技者は、スロット遊技中、スロットマシン11aのLCD18に表示される文字画像やキャラクタ画像に邪魔されることなく、ランキングを視認することができ、ランキングを視認することによって、さらに上のランキングを目指して遊技に集中することができる。
図11は、本発明の第3の実施の形態に係る遊技システムにおけるシステム動作の一部を示すフローチャートである。この第3の実施の形態では、遊技特典を、たとえば、サービスポイントなど、会員カードに保存可能かつ蓄積量により価値が増大するものとしている。なお、このシステム動作の前提として、図6に示すシステム動作が既に行われているものとする。
図11において、ステップS41〜ステップS43は、上述したステップS21〜ステップS23までの処理と同様である。すなわち、ランキングデータの作成(ステップS41)→遊技特典に関する情報送信(ステップS42)→遊技特典に関する情報受信(ステップS43)が順次行われる。そして、最後に、遊技特典に関する情報の書き込みが行われる(ステップS44)。より具体的には、メダル貸出機12aの主制御部40は、カードリーダライタ48を通じて、ステップS43において受信した遊技特典に関する情報を会員カードに書き込む処理を行う。
このように、本発明の第3の実施の形態に係る遊技システムによれば、遊技者は、遊技状況によって得た遊技特典(例えばサービスポイントなど)を会員カードに保存することができるので、他の遊技者と比べて十分かつ大きな優越感や満足感を得ることができる。
図12は、本発明の第4の実施の形態に係る遊技システムにおいて、データベース105に記憶されるテーブルの一例を示す図である。特に、本発明の第4の実施の形態に係る遊技システムでは、機種Xのスロットマシンと、(機種Xと異なる機種の)機種Yのスロットマシンとが混在しているものとする。例えば、X−1とX−3は同じ機種Xの1番と3番のスロットマシン(遊技台)を表すものとする。
図12によれば、会員番号1255番の遊技者は、遊技台番号X−1番のスロットマシン(スロットマシン11a)の前に座っており、大当たり回数2回である。同様に、遊技台番号X−3番のスロットマシン(スロットマシン11c)の前には、会員番号4623の遊技者が座っており、大当たり回数6回であり、遊技台番号Y−1番のスロットマシン(スロットマシン11e)の前には、会員番号5431の遊技者が座っており、大当たり回数12回であり、遊技台番号Y−3番のスロットマシン(スロットマシン11g)の前には、会員番号9899の遊技者が座っており、大当たり回数1回である。
ここで、本発明の第4の実施の形態に係る遊技システムでは、サーバ10の主制御部101は、各スロットマシンの機種を区別して、機種ごとのランキングデータを作成する。すなわち、サーバ10の主制御部101は、データベース105から図12左に示すテーブルを読み出す。そして、このテーブルに基づいて、RAM103上に、機種ごとのランキングデータ(図12右参照)を作成する。より具体的には、データベース105から読み出したテーブルに基づいて、機種ごとにデータソートを施して、そのデータソート結果に応じて、機種ごとのランキングデータを作成する。図12右に示す機種Xについてのランキングデータでは、会員カードを挿入してから大当たり回数の最も多い会員番号4623の遊技者が一位、次に大当たり回数の多い会員番号1255の遊技者が二位、となっており、図12右に示す機種Yについてのランキングデータは、会員カードを挿入してから大当たり回数の最も多い会員番号5431の遊技者が一位、次に大当たり回数が多い会員番号9899の遊技者が二位、となっている。
このように、機種ごとでのランキングデータの作成により、そのランキングデータに応じて予め設定された遊技得点に関する情報を遊技者に知らせるようにすれば、ランキング内での公平な競争が可能になり、遊技者間で生ずる不公平感を解消した上で、ランキング勝者となった遊技者に対して十分かつ大きな優越感や満足感を付与することができる。
図13は、本発明の第5の実施の形態に係る遊技システムにおけるスロットマシン11a及びメダル貸出機12a正面図である。また、図14は、図13に示す遊技システムにおいてシステム動作の一部を示すフローチャートである。また、図15は、スロットマシン11aにおけるLCD18の表示画面を示す図である。
なお、本発明の第5の実施の形態に係る遊技システムでは、遊技者のランキング表示要求(後述する番号入力ボタン141,画面切替ボタン142及び実行ボタン143の操作)に応じて、遊技者間のランキングと、各遊技者の固有情報のうちの少なくとも一部の情報とを対応付けた、順位表をLCD18に表示できるようになっている。また、このシステム動作の前提として、図6に示すシステム動作(固有情報及び遊技状況のデータベース105への記憶)が既に行われているものとする。
図13(b)は、図13(a)のスロットマシン11aの中央付近に設けられた操作部23の拡大図(点線枠Y内)であって、図13(b)に示す番号入力ボタン141は、"0"から"9"までの数字と、"←"及び"→"の文字から構成されている。さらに、番号入力ボタン141の右側には、画面切替ボタン142と実行ボタン143が配置されている。遊技者は、画面切替ボタン142を押すことによって、LCD18に映し出される遊技演出情報を遊技特典に関する情報に切り替えることができる。そして、遊技特典に関する情報の中で、自分の知りたい情報に関する画面を選択し、決定する場合は、実行ボタン143を押す。表示画面の内容を進行(進む)させるときには、"→"を、後退(戻る)させるときは、"←"を使用する。また、表示画面に取得したい遊技特典に関する情報に番号が振られている場合は、番号入力ボタン141の"0"から"9"までの数字を押して選択し、実行ボタン143を押してもよい。
図14において、本発明の第5の実施の形態に係る遊技システムでは、まず、ランキングデータ表示要求が行われる(ステップS51)。より詳細には、遊技者は、自分のランキングを知りたい場合には、自分が遊技しているスロットマシン11aにおける画面切替ボタン142(図13(b)参照)を押すことによって、図15(a)に示すLCD18の表示画面を、図15(b)に示すものに切り替える。このとき、スロットマシン11aのCPU2001は、画面切替ボタンから操作信号を受信すると、I/Oポート400を介して副制御部300に対し、LCD18の表示画面を切り替えるコマンドを送信する。副制御部300のCPU301は、受信したコマンドに従って、VDP307及びLCD駆動制御回路310を介してLCD18の表示画面を、図15(a)に示すものから図15(b)に示すものへと切り替える。
次いで、サーバ10において、そのランキング表示要求の受信が行われる(ステップS52)。そうすると、次に、サーバ10からスロットマシン11aに対してランキングデータの送信が行われ(ステップS53)、その後、スロットマシン11aにおいて、ランキングデータの受信(ステップS54)及びランキング表示(ステップS55)が行われる。
例えば、図15(c)に示すように、LCD18に「あなたは現在、3位です。」といった表示がなされる。なお、図15(c)では、文章でランキング報知が表示されることとしたが、例えば、文章でランキングを報知した後(或いは文章でのランキング報知に代えて)、遊技者間のランキングと、各遊技者の固有情報のうちの少なくとも一部の情報(例えば会員番号)とを対応付けた順位表でのランキング報知が表示されるようにしてもよい(図15(d)参照)。
このように、スロットマシンで遊技している全遊技者のランキングを把握することで、自分の順位、出玉数などをライブで比較することができ、相対的な優越感や満足感をより得ることができる。
なお、本実施形態では、LCD18の表示画面を切り替えることで、ランキング報知を表示することとしたが、例えば、LCD18の画面を左右2つに分け、順位表(図15(d)参照)が片方の画面でリアルタイムに表示されるようにしてもよい。より具体的には、例えば、スロットマシン11a〜スロットマシン11tにおいて、大当たりが出る度に、現在の遊技状況として大当たり回数をサーバ10に送信し、サーバ10では逐次データベース105に記憶する。そして、例えば30秒おきにRAM103上にランキングデータを作成し、作成されたランキングデータを全てのスロットマシン11a〜スロットマシン11tに対して送信する。そして、例えば午後0時になったとき、ランキングデータに基づき、スロットマシン11aにおける遊技状況が3位以内に入っていれば、予め定めた遊技特典情報をスロットマシン11aに送信する。これにより、スロットマシン11aで遊技している遊技者は、他の遊技者との関係におけるランキングを常時(リアルタイムに)知ることができるので、ランキング勝者になろうとスロット遊技に夢中になり、ひいては遊技の興趣を高めることができる。
本発明に係る遊技システムは、遊技者が現在遊技している遊技状況と特典付与との関連性を高めることで、遊技の興趣を向上させることが可能なものとして有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムの全体構成を概念的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムにおける情報処理の流れを示すフローチャートである 図1に示す遊技システムにおいて、点線枠X内(スロットマシン及びメダル貸出機)を拡大したときの正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムの電気的構成を示すブロック図である。 図4に示すスロットマシンの電気的構成において、I/Oポートより先の副制御部の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムにおけるシステム動作の一部を示すフローチャートである。 データベースに記憶されるテーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る遊技システムにおけるシステム動作の一部を示すフローチャートである。 スロットマシンにおけるLCDの表示画面を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る遊技システムにおけるシステム動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る遊技システムにおけるシステム動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る遊技システムにおいて、データベース105に記憶されるテーブルの一例を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る遊技システムにおけるスロットマシン及びメダル貸出機正面図である。 図13に示す遊技システムにおいてシステム動作の一部を示すフローチャートである。 スロットマシンにおけるLCDの表示画面を示す図である。
符号の説明
10 サーバ
11 スロットマシン
12 メダル貸出機
18 LCD
20 スピーカー
24 メダル投入口
25 ベットボタン
26 始動レバー
27 停止ボタン
141 番号入力ボタン
142 画面切替ボタン
143 実行ボタン

Claims (8)

  1. 複数の遊技機と、
    遊技者の固有情報を記憶した記憶媒体と、
    前記遊技機と一対一で対応付けられ、前記記憶媒体に対して情報の読み書きを行う複数の情報処理装置と、
    前記各情報処理装置で読み取った固有情報と、前記各遊技機における遊技状況とを受信するサーバと、を有する遊技システムにおいて、
    前記サーバは、
    各遊技者の固有情報と、その遊技者が遊技した遊技機における遊技状況とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたデータから前記各遊技者間のランキングにかかる所定のランキングデータを作成するデータソート手段と、
    前記ランキングデータに応じて予め設定された遊技特典に関する情報を送信する遊技特典情報送信手段と、を備えることを特徴とする遊技システム。
  2. 前記遊技特典情報送信手段は、前記各遊技機に対して、前記遊技特典に関する情報を送信し、
    前記各遊技機は、前記遊技特典情報送信手段から送信された情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技システム。
  3. 前記遊技特典情報送信手段は、前記各情報処理装置に対して、前記遊技特典に関する情報を送信し、
    前記各情報処理装置は、前記遊技特典情報送信手段から送信された情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技システム。
  4. 前記遊技特典情報送信手段は、前記各情報処理装置に対して、前記遊技特典に関する情報を送信し、
    前記各情報処理装置は、前記遊技特典情報送信手段から送信された情報を前記記憶媒体に書き込むことを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の遊技システム。
  5. 前記サーバは、前記各遊技機の機種を特定する機種特定手段を備え、
    前記データソート手段は、前記機種特定手段によって特定された機種ごとに前記ランキングデータを作成することを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の遊技システム。
  6. 前記表示手段は、前記遊技特典情報送信手段から送信された情報をリアルタイムで表示することを特徴とする請求項2から5のいずれか記載の遊技システム。
  7. 前記遊技特典は、前記各遊技者間のランキングと前記各遊技者の固有情報のうちの少なくとも一部の情報とを対応付けた、順位表を前記各表示手段で表示することであることを特徴とする請求項2から6のいずれか記載の遊技システム。
  8. 前記遊技特典は、前記ランキングに応じて前記各遊技者に対してポイントが付与されることであることを特徴とする請求項1から6のいずれか記載の遊技システム。
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