JP2004223716A - レーザビーム制御機構と画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】感光体の表面電位を均一化し、高品位な画像を提供すること。
【解決手段】画像信号に応じたレーザビームを、帯電した感光体表面に照射して静電潜像を形成し、更に記録剤によって可視像化した上で記録材に転写して画像を形成する画像形成装置において、前記レーザビームが照射される前記感光体の周方向位置を検知する周方向位置検知部60と、検知された前記周方向位置に応じて異なる目標光量を照射すべく、前記レーザビームの光量を制御するAPC回路46と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】画像信号に応じたレーザビームを、帯電した感光体表面に照射して静電潜像を形成し、更に記録剤によって可視像化した上で記録材に転写して画像を形成する画像形成装置において、前記レーザビームが照射される前記感光体の周方向位置を検知する周方向位置検知部60と、検知された前記周方向位置に応じて異なる目標光量を照射すべく、前記レーザビームの光量を制御するAPC回路46と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置のレーザ制御技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置のレーザ駆動回路に於いては、1走査中のレーザの光量を一定に保持するために、1走査中の光検出区間でレーザ光の出力を検出してフィードバックし、レーザの駆動電流を1走査の間保持するという方法をとってきた。
【0003】
レーザは、自己発熱して高温になればなるほど一定の光量を得るために大きな電流量が必要となるという特徴を持っているため、常に一定の電流を供給するだけでは一定の光量を得ることができず、画質の低下を招く。従って、この画質低下を回避するため、1走査毎にAPC回路方式を用いて、各走査の発光特性が一定になるように、電流量を制御している。
【0004】
以下、図17を用いて具体的な制御方法を述べる。
【0005】
この種の画像形成装置に於いては、図17のように1つのレーザ43Aと1つのフォトダイオードセンサ(以下、PDセンサと呼ぶ)43Bから構成されるレーザチップ43を用いており、バイアス電流源41とパルス電流源42の2つの電流源をレーザチップ43に適用することによって、レーザ43Aの発光特性の改善を図っている。また、レーザ43Aの発光を安定化させるために、PDセンサ43Bからの出力信号を用いてバイアス電流源41に帰還をかけ、バイアス電流量の自動制御を行っている。
【0006】
即ち、シーケンスコントローラ47からのフル点灯信号により論理素子70がON信号をスイッチ49へ出力すると、バイアス電流源41とパルス電流源42からの電流の和がレーザチップ43へ流れる。その時のPDセンサ43Bからの出力信号は電流電圧変換器44に入力され、ついで増幅器45で増幅され、APC回路46に入力される。そして、このAPC回路46は、入力電圧が目標電圧になるようにバイアス電流源41に制御信号を供給する。この回路方式をAPC(Auto Power Control)回路方式と言い、現在レーザを駆動する回路方式として一般的に用いられている。
【0007】
こうして一定光量制御されたレーザ光を、画素変調部48で変調されたデータでスイッチ49でOFF/ONすることで画像を形成している。
【0008】
【特許文献1】
特開平05−130332
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術のAPC回路方式を用いてレーザの光量を一定に保持しても、使用する感光体の品質によっては改善の余地が残る。これは感光体表面に形成される薄膜の厚さの不均一性に起因するものであり、図16(a)のような感光体全体に同じ光量のレーザ光を照射した場合であっても、表面電位が一定とならず、電位むらが発生してしまうことがあった。例えば、主走査方向の表面電位が図16(b)に示すような分布になったり、副走査方向の表面電位が図16(c)に示すような分布になったりした場合には、画質に濃度むらが表れることになり、より一層の改善が望まれていた。
【0010】
しかし一方で、感光体表面の薄膜厚さを均一にするのは非常に困難であった。
【0011】
本発明は上記従来技術の課題を解決するために成されたものでその目的とするところは、画像形成装置において感光体表面の電位むらを改善することによって画質を向上させることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、請求項1の発明は、感光体上を走査露光するためのレーザビームの制御機構において、レーザビームの走査方向における所定領域で複数の電流源からそれぞれ所定の駆動電流を供給した際のレーザの光量に基づいて、第1の電流源から供給する駆動電流を1走査中で一定とする制御を行うと共に、第2の電流源から供給する駆動電流を1走査中に前記感光体の複数ポイントで切り替える制御を行う制御手段を有することを特徴とする。
【0013】
このような構成によれば、第1の電流源から供給する駆動電流を1走査中で一定とし、第2の電流源から供給する駆動電流を1走査中に感光体の複数ポイントで切り替えるので、感光体の電位むらを改善でき、画質を一層向上した画像形成が実現できる。
【0014】
また、請求項4の発明は、画像信号に応じたレーザビームを、帯電した感光体表面に照射して静電潜像を形成し、更に記録剤によって可視像化した上で記録材に転写して画像を形成する画像形成装置において、感光体の主走査方向の電位むらに対する補正値を記憶する記憶手段と、レーザビームが照射される感光体の周方向位置を検知する周方向位置検知手段と、検知された周方向位置に応じた目標光量を設定し、記憶手段に記憶された補正値と目標光量に応じてレーザビームの光量を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0015】
このような構成によれば、感光体の主走査方向に対する補正値と感光体の周方向位置に応じた目標光量に応じてレーザビームの光量を制御するので、感光体の電位むらをより改善でき、画質を一層向上させることができる。また、主走査方向に対する補正値を一ライン有していれば良いので、少ないメモリ使用量で実現が可能である。
【0016】
また、請求項14の発明は、画像信号に応じたレーザビームを、帯電した感光体表面に照射して静電潜像を形成し、更に記録剤によって可視像化した上で記録材に転写して画像を形成する画像形成装置において、レーザビームが照射される感光体表面の主走査方向の位置と副走査方向の位置とを検知する検知手段と、感光体表面の主走査方向の位置と副走査方向の位置との組合せをアドレスとして有し、各アドレス毎に目標光量を示すデータを格納したメモリと、検知手段で検知された位置に応じてメモリから目標光量を読出し、目標光量を照射すべく、レーザビームを制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0017】
このような構成によれば、感光体表面の主走査方向の位置と副走査方向の位置との組合せをアドレスとして有し、各アドレス毎に目標光量を示すデータを格納したメモリするので、感光体の電位むらをより改善でき、画質を一層向上させることができる。
【0018】
また、請求項16の発明は、画像信号に応じたレーザビームを、帯電した感光体表面に照射して静電潜像を形成し、更に記録剤によって可視像化した上で記録材に転写して画像を形成する画像形成装置において、感光体の主走査方向の電位むらに対する補正値を記憶する第一の記憶手段と、像担持体の副走査方向の電位むらに対する補正値を記憶する第二の記憶手段と、主走査方向に対する補正値と副走査方向に対する補正値を演算することにより、対応する前記感光体表面位置の補正値を作成する演算手段と、レーザビームが照射される感光体の周方向位置を検知する周方向位置検知手段と、演算手段により作成された補正値と周方向位置検知手段で検出された位置に応じてレーザビームを制御する発光制御手段を有することを特徴とする。
【0019】
このような構成によれば、感光体表面の主・副走査方向の電位ムラの傾向に合わせて2次元的に電位ムラを補正するようにレーザ光量を制御できるため、画像品位を向上させることができる。また、主副走査方向に対して、それぞれ1ライン分づつのメモリ量ですむため、メモリ使用量を少なくすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0021】
本実施の形態は、感光体としての感光ドラムの薄膜厚の不均一性に起因する電位むらを、照射するレーザの光量を制御することによって補償するものである。
【0022】
図18はレーザの光量の補正値を模式的に表す図である。11は感光体、100は感光体全面に対応する補正値を示す。この図では補正値の大きさを色の濃さで表している。この補正値はひとつの画素または複数画素に対応する。
【0023】
また図19は、ハーフトーンを形成するレーザ光量で感光ドラムを照射したときの主走査方向の電位むらを表す図である。副走査方向の位置により絶対量は異なるものの、主走査方向の電位むら分布の概形は副走査方向に対して同じような形になっている。
【0024】
また図20は、ハーフトーンを形成するレーザ光量で感光ドラムを照射したときの副走査方向の電位むらを表す図である。主走査方向の位置により絶対量は異なるものの、副走査方向の電位むら分布の概形は主走査方向に対して同じような形になっている。
【0025】
つまり、主走査方向の不均一性は、副走査方向にわたって似た傾向を有し、逆に副走査方向の不均一性は、主走査方向にわたって似た傾向を有することが分る。本実施形態では、この特性をもとに補正を加えるものである。
【0026】
図1は本発明に係る画像形成装置の第1実施形態として示したプリンタの断面図である。基本的な動作について図1を用いて説明する。
【0027】
原稿給紙装置1上に積載された原稿は、1枚づつ順次原稿台ガラス面2上に搬送される。原稿が搬送されると、スキャナ部分のランプ3が点灯し、かつスキャナユニット4が移動して原稿を照射する。原稿の反射光はミラー5,6,7を介してレンズ8を通過し、その後イメージセンサ部9に入力される。イメージセンサ部9に入力された画像信号は、直接、あるいは、一旦図示しない画像メモリに記憶され、再び読み出された後、露光制御部10に入力される。
【0028】
露光制御部10が発生させる照射光によって感光体11上に作られた潜像は、電位センサ100によって、感光体11上の電位が所望の値になっているか監視され、次いで、現像器13によって現像される。上記潜像とタイミングを合わせて第1転写部材積載部14、あるいは第2転写部材積載部15より転写部材が搬送され、転写部16に於いて、上記現像されたトナー像が転写部材上に転写される。
【0029】
転写されたトナー像は定着部17にて転写部材に定着された後、排紙部18より装置外部に排出される。転写後の感光体11の表面をクリーナ25で清掃し、クリーナ25で清掃された感光体11の表面を補助帯電器26で除電して1次帯電器28において良好な帯電を得られるようにした上で、感光体11上の残留電荷を前露光ランプ27で消去し、1次帯電器28で感光体11の表面を帯電し、この工程を繰り返すことで複数枚の画像形成を行う。
【0030】
図2は露光制御部10の構成を示している。図2において、31はレーザ駆動装置であり、43は半導体レーザである。半導体レーザ43の内部にはレーザ光の一部を検出するPDセンサが設けられ、PDの検出信号を用いてレーザダイオードのAPC制御を行う。レーザ43から発したレーザビームはコリメータレンズ35及び絞り32によりほぼ平行光となり、所定のビーム径で回転多面鏡33に入射する。回転多面鏡33は図中反時計方向に等角速度の回転を行っており、この回転に伴って、入射した光ビームが連続的に角度を変える偏向ビームとなって反射される。偏向ビームとなった光はf−θレンズ34により集光作用を受ける。一方、f−θレンズは同時に走査の時間的な直線性を保証するような歪曲収差の補正を行う為に、光ビームは、像担持体としての感光体11上に図の矢印の方向に等速で結合走査される。なお、36は回転多面鏡33からの反射光を検出するビームディテクト(以下、BDと呼ぶ)センサであり、BDセンサ36の検出信号は回転多面鏡33の回転とデータの書き込みの同期をとるための同期信号として用いられる。
【0031】
次に、本実施形態に係るレーザ制御回路の構成及び動作を図3及び図4を用いて詳述する。
【0032】
図3〜図6は、レーザ制御回路の構成を示した回路図である。
【0033】
図3において、レーザチップ43は半導体レーザであり、レーザダイオード43A、PDセンサ43Bから構成されるレーザチップである。41はレーザ43Aのバイアス電流源、42はレーザ43Aのパルス電流源である。画像信号であるDATAは変調部48において画素変調される。変調部48において画素変調された信号とシーケンスコントローラ47からのBD検出用フル点灯信号FULLとが論理素子70で論理和演算される。論理素子70からの出力信号によりスイッチ49がON/OFFされる。
【0034】
スイッチ49がONの時には1走査毎に制御されるバイアス電流源41による電流と1走査中に複数回可変制御されるパルス電流源42による電流の和でレーザ43Aは発光制御される。スイッチ49がOFFの時にはバイアス電流源41による電流のみでレーザ43Aは発光される。
【0035】
BD検出用のフル点灯発光時の光量をモニターした時のPDセンサ43Bの出力信号は、電流/電圧(I/V)変換器44で電圧信号に変換され、増幅器45で増幅されAPC回路46に入力される。
【0036】
また、パルス電流源42は、パルス電流制御部50から出力されるVCOMによって制御される。
【0037】
図4は、APC回路46の内部構成を詳細に示す回路図である。
【0038】
増幅器45で増幅されたPDセンサ出力VPDは、抵抗37を経てアナログスイッチ38に入力される。アナログスイッチ38は、VPD信号をシーケンスコントローラ47からのサンプル/ホールド信号S/Hでサンプルし電圧値VSHとして出力する。電圧値VSHは、抵抗37とコンデンサー39とで決まる時定数で1走査の間ホールドされ、比較器40に入力される。またこの電圧値VSHと予め設定された目標電圧値としてのVREFが、比較器40において比較される。比較器40は、電圧値VSHから電圧値VREFを引いた差信号VAPCを出力する。
【0039】
次に、主走査方向の電位ムラを補正するために、1走査中に複数回パルス電流量を可変制御するパルス電流制御部50の構成及び動作を図5〜図6を用いて説明する。
【0040】
図5において、画素クロックCLKを分周器51で分周したクロックS51が、イネーブル付非同期クリアのアップカウンタ52に入力される。カウンタ52はBD検出用フル点灯信号FULLが入力されている間は0を出力し、これが解除された後でシーケンスコントローラ47からのドラム領域信号Enableが入力されている間分周クロックS51をカウントして、カウント値をRAM等のメモリ53へのアドレスとして出力する。メモリ53にはドラム上の主走査位置に対する電流補正値が予め保存されており、これを走査位置に応じて読み出す。
【0041】
そしてメモリ53から読み出されたデジタル出力値をD/A変換器54に入力し、アナログ値VCOMに変換してパルス電流源42へ出力する。パルス電流源42は、このアナログ値VCOMに応じた電流値でレーザ43Aを駆動する。この際、メモリ53のアドレス0番地のデータI0をD/A変換した値は基準となるデフォルト電流値であり、APC制御するフル点灯区間では、この電流値と前述したバイアス電流値との和でフル点灯され、APC回路により1走査の目標電流値が設定される。次いでドラム領域に走査位置が来ると、補正されたパルス電流値とバイアス電流値との和で画素変調信号に応じてレーザを駆動し、ドラム上を照射する。
【0042】
先述の通り、主走査方向の不均一性は副走査方向にわたって似た傾向を有するので、この制御を各走査毎に繰り返し行うことでドラム全周に対して簡単に補正を行うことができる。
【0043】
つまり、図13の特性を有するドラムであっても、走査開始側のドラム位置ではレーザ駆動電流量が減らされ光量が減ることで目標電位に近づき、同様にして主走査の各ポイントにおいてレーザ駆動電流量が制御されることで光量もアクティブに制御され、各ポイントにおいてドラム表面電位は目標電位に近づく。
【0044】
なお、メモリ53に保存するデータ数を増やせば増やすほど解像度が上がるため、より正確に電流補正ができ、ドラム表面電位もより均一な目標電位に近づけることができるが、ドラム感度の関係上、画素毎に電流補正する必要はなく、数画素から数百画素単位で十分であるため、必要とするメモリは1走査の画素数の数分の1から数百分の1でよい。
【0045】
本発明の第1実施形態では、主走査方向の制御のみで行ったが、先述の通り、主走査方向の不均一性は、副走査方向にわたって似た傾向を有し、逆に副走査方向の不均一性は、主走査方向にわたって似た傾向を有するので、副走査方向の位置も検出して制御を行うことで、より良い補正が可能となる。以下に詳しく説明する。
【0046】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図7に示す。
【0047】
本実施形態では、図7に示すように、反射型センサ等の位置検出センサ60で感光体11の側面に設けられた感光体11の周方向の基準位置(黒四角マークで図示)を検出する。この検出により、その基準位置検知信号HPをシーケンスコントローラ47に出力する。この検知信号HPは、シーケンスコントローラ47から、APC回路46に入力される。その他の構成は上記第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0048】
図8は、APC回路46の内部構成を詳細に示す回路図である。
【0049】
増幅器45で増幅されたPDセンサ出力VPDは、抵抗37を経てアナログスイッチ38に入力される。アナログスイッチ38は、VPD信号をシーケンスコントローラ47からのサンプル/ホールド信号S/Hでサンプルし電圧値VSHとして出力する。電圧値VSHは、抵抗37とコンデンサー39とで決まる時定数で1走査の間ホールドされ、VAPC出力部40に入力される。
【0050】
また、分周器61は基準位置検知信号HPを入力してクリアされ、BDを分周した信号S61をカウンタ62に出力する。本実施の形態ではBDを4分周することとする。
【0051】
カウンタ62は、基準位置検知信号HPを入力してクリアされ、分周器61からのBD分周信号S61でカウントアップし、それをRAM等のメモリ63にアドレスデータS62として出力する。メモリ63は、アドレスデータS62と、電位補正データS63とを関連づけて格納している。ここでアドレスデータS62は、感光体の基準位置からの周方向位置を示すデータであるから、感光体の副走査方向の位置に応じた電位補正データS63がメモリ63から読出されD/A変換器64へ出力される。そして、D/A変換器64は、電位補正データS63を目標電圧値としてのアナログデータVREFに変換する。
【0052】
図9は、HP及びBDの入力に対しVREFが出力されるタイミングを示すタイミングチャートである。
【0053】
このアナログデータVREFは、比較器40において、電圧値VSHと比較される。比較器40は、電圧値VSHから電圧値VREFを引いた差信号VAPCをバイアス電流源41に出力する。バイアス電流源41では、差信号VAPCに応じて電流を制御する。即ち、バイアス発光値が目標電圧VREFとなるように、差信号VAPCがプラスの値であってその絶対値が大きければ電流値を小さくし、差信号VAPCがマイナスの値であってその絶対値が大きければ電流値を大きくする。
【0054】
このように、主走査方向の半導体レーザ43Aの単位走査毎にバイアス電流源41の電流を制御することによって、半導体レーザ43Aのバイアス光量を感光ドラム表面の薄膜厚さ分布に合わせてコントロールできる。
【0055】
なお、本実施の形態では、メモリ63へ入力するアドレスデータS62を4つのBD毎にカウントアップしているので、結果的に、感光体の基準位置から4走査毎にAPCの目標電圧を変え、感光体の周方向の電位ムラを補正している。
【0056】
メモリ63に格納されている目標電圧VREFは、感光ドラム11の全周にわたって同じ光量のレーザを照射した場合の表面電位から求められる。
【0057】
例えば、図16で示した感光ドラムの場合、一定の光量のレーザを照射した場合には、その表面電位が図16(c)に示すように分布するものとして説明したが、この場合、基準位置では目標電位よりも電位が高くなっている。従って、この例では、基準位置においてレーザ駆動電流量を増やして光量を強くし、レーザ照射後の電位を下げる制御を行えばよい。副走査方向の複数ポイントにおいて、目標電位を達成する目標光量を予め判定し、目標電圧VREFとしてメモリ63に格納するものである。
【0058】
次に、主走査方向の電位ムラを補正するために、1走査中に複数回パルス電流量を可変制御するパルス電流制御部50の構成及び動作は上記第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0059】
このように、感光体表面の2次元的な位置に応じて電位ムラを補正するようにレーザ光量を制御できるため、使用する感光体によらず、画像品位を向上させることができる。
【0060】
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図8に示す。
【0061】
本実施形態では、図10に示すように、主補正について、メモリとD/A変換器を使わずに、アナログスイッチ55に予め可変抵抗器等を使用して複数の電流値を用意しておき、カウンタ52の出力でVCOMの電流値を切り替える。その他の構成は上記第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0062】
このような構成であっても、上記第2実施形態と同様な効果が得られる。
【0063】
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図11に示す。
【0064】
本実施形態では、図11(a)、(b)に示すように、主副補正とも、メモリとD/A変換器を使わずに、アナログスイッチ55とアナログスイッチ65に予め可変抵抗器等を使用して複数の電流値を用意しておき、カウンタ52やカウンタ62の出力でVREFとVCOMの電流値を切り替える。その他の構成は上記第2実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0065】
このような構成であっても、上記第2実施形態と同様な効果が得られる。
【0066】
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図12に示す。
【0067】
本実施形態では、図3のパルス電流制御部50の内部構成として、図5に示す回路の代わりに、図12に示す回路を用いるものである。
【0068】
この構成では、感光ドラムの主走査方向の位置を示すカウント値S52と、副走査方向の位置を示すカウント値S62を、メモリ74に入力する。メモリ74は、これらのカウント値S52,S62の組合せをアドレスとして、電流補正値が予め保存されている。(例えば、図18)すなわち、メモリ74からは、感光ドラム表面の2次元的な位置に応じて電流補正値が読出され、D/A変換器54においてアナログ値VCOMに変換してパルス電流源42へ出力する。
【0069】
このように、感光体表面の2次元的な位置に応じて電位ムラを補正するようにレーザ光量を制御できるため、使用する感光体によらず、画像品位を格段に向上させることができる。
【0070】
(第6実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について、図13、図14に示す。
【0071】
本実施形態では、図3のパルス電流制御部50の内部構成として、図5に示す回路の代わりに、図13に示す回路を用いるものである。
【0072】
主走査方向、副走査方向に対してそれぞれ規則性を持って分布していることから、電流補正値も主走査方向、副走査方向に対して、最低1ライン分づつの補正値(主走査方向:図14の14、副走査方向:図14の15)を用意すれば感光体面上の全ての領域に対応できる。
【0073】
つまり、この構成では、感光ドラムの主走査方向の位置を示すカウント値S52と、副走査方向の位置を示すカウント値S62を、メモリ74に入力する。メモリ74には、これらのカウント値S52,S62をアドレスとして、それぞれ主副走査方向の補正値が保存されている。(例えば、図14の14,15)アドレス値S52,S62に対応する8bitの主走査方向の補正値S14、副走査方向の補正値S15はメモリ74から読み出され、演算装置75に送られる。演算装置内で補正値S14,S15は掛け算処理され、16bitの補正値になる。この16bitの補正値の上位8bitのみを電流補正値S53としてD/A変換器54に出力され、アナログ値VCOMに変換してパルス電流源42へ出力する。
【0074】
第5実施形態と同様、感光体表面の主副走査方向の電位ムラの傾向に合わせて2次元的に電位ムラを補正するようにレーザ光量を制御できるため、画像品位を向上させることができる。
また、主副走査方向に対して、それぞれ1ライン分づつのメモリ量ですむため、メモリ使用量を少なくすることができる。
【0075】
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態としてプリンタについて詳述したが、本発明はこれに限定されるものではなく、感光体にレーザビームを照射して画像形成を行う画像形成装置全てに適用可能である。また、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。また、感光体から記録材としての記録紙に転写する装置を例に説明したが、記録材として中間転写体を用い、中間転写体を介して記録紙に転写する装置に適用しても良い。
【0076】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
【0077】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0078】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0079】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
【0080】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
【0081】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0082】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0083】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0084】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、特性の悪い感光体であっても、より均一な表面電位を実現でき、高品位な画像を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるプリンタの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るプリンタの露光制御部の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るレーザ駆動回路の構成を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るAPC回路の内部構成を示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るパルス電流制御部の内部構成を示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係るパルス電流制御部の制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係るレーザ駆動回路の構成を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るAPC回路の内部構成を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係るAPC回路の制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図10】本発明の第3実施形態に係るパルス電流制御部の内部構成を示す図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係るAPC回路及びパルス電流制御部の内部構成を示す図である。
【図12】本発明の第5実施の形態に係るパルス電流制御部の内部構成を示す図である。
【図13】本発明の第6実施の形態に係るパルス電流制御部の内部構成を示す図である。
【図14】本発明の第6実施の形態に係るレーザ光量の補正値を示す模式図である。
【図15】ドラム表面電位のムラ特性を示す図である。
【図16】ドラム表面電位のムラ特性を示す図である。
【図17】従来のプリンタのレーザ駆動回路の1例を示す図である。
【図18】制御するレーザ光量の補正値を示す模式図である。
【図19】主走査方向の電位むらを表す図である。
【図20】副走査方向の電位むらを表す図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置のレーザ制御技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置のレーザ駆動回路に於いては、1走査中のレーザの光量を一定に保持するために、1走査中の光検出区間でレーザ光の出力を検出してフィードバックし、レーザの駆動電流を1走査の間保持するという方法をとってきた。
【0003】
レーザは、自己発熱して高温になればなるほど一定の光量を得るために大きな電流量が必要となるという特徴を持っているため、常に一定の電流を供給するだけでは一定の光量を得ることができず、画質の低下を招く。従って、この画質低下を回避するため、1走査毎にAPC回路方式を用いて、各走査の発光特性が一定になるように、電流量を制御している。
【0004】
以下、図17を用いて具体的な制御方法を述べる。
【0005】
この種の画像形成装置に於いては、図17のように1つのレーザ43Aと1つのフォトダイオードセンサ(以下、PDセンサと呼ぶ)43Bから構成されるレーザチップ43を用いており、バイアス電流源41とパルス電流源42の2つの電流源をレーザチップ43に適用することによって、レーザ43Aの発光特性の改善を図っている。また、レーザ43Aの発光を安定化させるために、PDセンサ43Bからの出力信号を用いてバイアス電流源41に帰還をかけ、バイアス電流量の自動制御を行っている。
【0006】
即ち、シーケンスコントローラ47からのフル点灯信号により論理素子70がON信号をスイッチ49へ出力すると、バイアス電流源41とパルス電流源42からの電流の和がレーザチップ43へ流れる。その時のPDセンサ43Bからの出力信号は電流電圧変換器44に入力され、ついで増幅器45で増幅され、APC回路46に入力される。そして、このAPC回路46は、入力電圧が目標電圧になるようにバイアス電流源41に制御信号を供給する。この回路方式をAPC(Auto Power Control)回路方式と言い、現在レーザを駆動する回路方式として一般的に用いられている。
【0007】
こうして一定光量制御されたレーザ光を、画素変調部48で変調されたデータでスイッチ49でOFF/ONすることで画像を形成している。
【0008】
【特許文献1】
特開平05−130332
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術のAPC回路方式を用いてレーザの光量を一定に保持しても、使用する感光体の品質によっては改善の余地が残る。これは感光体表面に形成される薄膜の厚さの不均一性に起因するものであり、図16(a)のような感光体全体に同じ光量のレーザ光を照射した場合であっても、表面電位が一定とならず、電位むらが発生してしまうことがあった。例えば、主走査方向の表面電位が図16(b)に示すような分布になったり、副走査方向の表面電位が図16(c)に示すような分布になったりした場合には、画質に濃度むらが表れることになり、より一層の改善が望まれていた。
【0010】
しかし一方で、感光体表面の薄膜厚さを均一にするのは非常に困難であった。
【0011】
本発明は上記従来技術の課題を解決するために成されたものでその目的とするところは、画像形成装置において感光体表面の電位むらを改善することによって画質を向上させることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、請求項1の発明は、感光体上を走査露光するためのレーザビームの制御機構において、レーザビームの走査方向における所定領域で複数の電流源からそれぞれ所定の駆動電流を供給した際のレーザの光量に基づいて、第1の電流源から供給する駆動電流を1走査中で一定とする制御を行うと共に、第2の電流源から供給する駆動電流を1走査中に前記感光体の複数ポイントで切り替える制御を行う制御手段を有することを特徴とする。
【0013】
このような構成によれば、第1の電流源から供給する駆動電流を1走査中で一定とし、第2の電流源から供給する駆動電流を1走査中に感光体の複数ポイントで切り替えるので、感光体の電位むらを改善でき、画質を一層向上した画像形成が実現できる。
【0014】
また、請求項4の発明は、画像信号に応じたレーザビームを、帯電した感光体表面に照射して静電潜像を形成し、更に記録剤によって可視像化した上で記録材に転写して画像を形成する画像形成装置において、感光体の主走査方向の電位むらに対する補正値を記憶する記憶手段と、レーザビームが照射される感光体の周方向位置を検知する周方向位置検知手段と、検知された周方向位置に応じた目標光量を設定し、記憶手段に記憶された補正値と目標光量に応じてレーザビームの光量を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0015】
このような構成によれば、感光体の主走査方向に対する補正値と感光体の周方向位置に応じた目標光量に応じてレーザビームの光量を制御するので、感光体の電位むらをより改善でき、画質を一層向上させることができる。また、主走査方向に対する補正値を一ライン有していれば良いので、少ないメモリ使用量で実現が可能である。
【0016】
また、請求項14の発明は、画像信号に応じたレーザビームを、帯電した感光体表面に照射して静電潜像を形成し、更に記録剤によって可視像化した上で記録材に転写して画像を形成する画像形成装置において、レーザビームが照射される感光体表面の主走査方向の位置と副走査方向の位置とを検知する検知手段と、感光体表面の主走査方向の位置と副走査方向の位置との組合せをアドレスとして有し、各アドレス毎に目標光量を示すデータを格納したメモリと、検知手段で検知された位置に応じてメモリから目標光量を読出し、目標光量を照射すべく、レーザビームを制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0017】
このような構成によれば、感光体表面の主走査方向の位置と副走査方向の位置との組合せをアドレスとして有し、各アドレス毎に目標光量を示すデータを格納したメモリするので、感光体の電位むらをより改善でき、画質を一層向上させることができる。
【0018】
また、請求項16の発明は、画像信号に応じたレーザビームを、帯電した感光体表面に照射して静電潜像を形成し、更に記録剤によって可視像化した上で記録材に転写して画像を形成する画像形成装置において、感光体の主走査方向の電位むらに対する補正値を記憶する第一の記憶手段と、像担持体の副走査方向の電位むらに対する補正値を記憶する第二の記憶手段と、主走査方向に対する補正値と副走査方向に対する補正値を演算することにより、対応する前記感光体表面位置の補正値を作成する演算手段と、レーザビームが照射される感光体の周方向位置を検知する周方向位置検知手段と、演算手段により作成された補正値と周方向位置検知手段で検出された位置に応じてレーザビームを制御する発光制御手段を有することを特徴とする。
【0019】
このような構成によれば、感光体表面の主・副走査方向の電位ムラの傾向に合わせて2次元的に電位ムラを補正するようにレーザ光量を制御できるため、画像品位を向上させることができる。また、主副走査方向に対して、それぞれ1ライン分づつのメモリ量ですむため、メモリ使用量を少なくすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0021】
本実施の形態は、感光体としての感光ドラムの薄膜厚の不均一性に起因する電位むらを、照射するレーザの光量を制御することによって補償するものである。
【0022】
図18はレーザの光量の補正値を模式的に表す図である。11は感光体、100は感光体全面に対応する補正値を示す。この図では補正値の大きさを色の濃さで表している。この補正値はひとつの画素または複数画素に対応する。
【0023】
また図19は、ハーフトーンを形成するレーザ光量で感光ドラムを照射したときの主走査方向の電位むらを表す図である。副走査方向の位置により絶対量は異なるものの、主走査方向の電位むら分布の概形は副走査方向に対して同じような形になっている。
【0024】
また図20は、ハーフトーンを形成するレーザ光量で感光ドラムを照射したときの副走査方向の電位むらを表す図である。主走査方向の位置により絶対量は異なるものの、副走査方向の電位むら分布の概形は主走査方向に対して同じような形になっている。
【0025】
つまり、主走査方向の不均一性は、副走査方向にわたって似た傾向を有し、逆に副走査方向の不均一性は、主走査方向にわたって似た傾向を有することが分る。本実施形態では、この特性をもとに補正を加えるものである。
【0026】
図1は本発明に係る画像形成装置の第1実施形態として示したプリンタの断面図である。基本的な動作について図1を用いて説明する。
【0027】
原稿給紙装置1上に積載された原稿は、1枚づつ順次原稿台ガラス面2上に搬送される。原稿が搬送されると、スキャナ部分のランプ3が点灯し、かつスキャナユニット4が移動して原稿を照射する。原稿の反射光はミラー5,6,7を介してレンズ8を通過し、その後イメージセンサ部9に入力される。イメージセンサ部9に入力された画像信号は、直接、あるいは、一旦図示しない画像メモリに記憶され、再び読み出された後、露光制御部10に入力される。
【0028】
露光制御部10が発生させる照射光によって感光体11上に作られた潜像は、電位センサ100によって、感光体11上の電位が所望の値になっているか監視され、次いで、現像器13によって現像される。上記潜像とタイミングを合わせて第1転写部材積載部14、あるいは第2転写部材積載部15より転写部材が搬送され、転写部16に於いて、上記現像されたトナー像が転写部材上に転写される。
【0029】
転写されたトナー像は定着部17にて転写部材に定着された後、排紙部18より装置外部に排出される。転写後の感光体11の表面をクリーナ25で清掃し、クリーナ25で清掃された感光体11の表面を補助帯電器26で除電して1次帯電器28において良好な帯電を得られるようにした上で、感光体11上の残留電荷を前露光ランプ27で消去し、1次帯電器28で感光体11の表面を帯電し、この工程を繰り返すことで複数枚の画像形成を行う。
【0030】
図2は露光制御部10の構成を示している。図2において、31はレーザ駆動装置であり、43は半導体レーザである。半導体レーザ43の内部にはレーザ光の一部を検出するPDセンサが設けられ、PDの検出信号を用いてレーザダイオードのAPC制御を行う。レーザ43から発したレーザビームはコリメータレンズ35及び絞り32によりほぼ平行光となり、所定のビーム径で回転多面鏡33に入射する。回転多面鏡33は図中反時計方向に等角速度の回転を行っており、この回転に伴って、入射した光ビームが連続的に角度を変える偏向ビームとなって反射される。偏向ビームとなった光はf−θレンズ34により集光作用を受ける。一方、f−θレンズは同時に走査の時間的な直線性を保証するような歪曲収差の補正を行う為に、光ビームは、像担持体としての感光体11上に図の矢印の方向に等速で結合走査される。なお、36は回転多面鏡33からの反射光を検出するビームディテクト(以下、BDと呼ぶ)センサであり、BDセンサ36の検出信号は回転多面鏡33の回転とデータの書き込みの同期をとるための同期信号として用いられる。
【0031】
次に、本実施形態に係るレーザ制御回路の構成及び動作を図3及び図4を用いて詳述する。
【0032】
図3〜図6は、レーザ制御回路の構成を示した回路図である。
【0033】
図3において、レーザチップ43は半導体レーザであり、レーザダイオード43A、PDセンサ43Bから構成されるレーザチップである。41はレーザ43Aのバイアス電流源、42はレーザ43Aのパルス電流源である。画像信号であるDATAは変調部48において画素変調される。変調部48において画素変調された信号とシーケンスコントローラ47からのBD検出用フル点灯信号FULLとが論理素子70で論理和演算される。論理素子70からの出力信号によりスイッチ49がON/OFFされる。
【0034】
スイッチ49がONの時には1走査毎に制御されるバイアス電流源41による電流と1走査中に複数回可変制御されるパルス電流源42による電流の和でレーザ43Aは発光制御される。スイッチ49がOFFの時にはバイアス電流源41による電流のみでレーザ43Aは発光される。
【0035】
BD検出用のフル点灯発光時の光量をモニターした時のPDセンサ43Bの出力信号は、電流/電圧(I/V)変換器44で電圧信号に変換され、増幅器45で増幅されAPC回路46に入力される。
【0036】
また、パルス電流源42は、パルス電流制御部50から出力されるVCOMによって制御される。
【0037】
図4は、APC回路46の内部構成を詳細に示す回路図である。
【0038】
増幅器45で増幅されたPDセンサ出力VPDは、抵抗37を経てアナログスイッチ38に入力される。アナログスイッチ38は、VPD信号をシーケンスコントローラ47からのサンプル/ホールド信号S/Hでサンプルし電圧値VSHとして出力する。電圧値VSHは、抵抗37とコンデンサー39とで決まる時定数で1走査の間ホールドされ、比較器40に入力される。またこの電圧値VSHと予め設定された目標電圧値としてのVREFが、比較器40において比較される。比較器40は、電圧値VSHから電圧値VREFを引いた差信号VAPCを出力する。
【0039】
次に、主走査方向の電位ムラを補正するために、1走査中に複数回パルス電流量を可変制御するパルス電流制御部50の構成及び動作を図5〜図6を用いて説明する。
【0040】
図5において、画素クロックCLKを分周器51で分周したクロックS51が、イネーブル付非同期クリアのアップカウンタ52に入力される。カウンタ52はBD検出用フル点灯信号FULLが入力されている間は0を出力し、これが解除された後でシーケンスコントローラ47からのドラム領域信号Enableが入力されている間分周クロックS51をカウントして、カウント値をRAM等のメモリ53へのアドレスとして出力する。メモリ53にはドラム上の主走査位置に対する電流補正値が予め保存されており、これを走査位置に応じて読み出す。
【0041】
そしてメモリ53から読み出されたデジタル出力値をD/A変換器54に入力し、アナログ値VCOMに変換してパルス電流源42へ出力する。パルス電流源42は、このアナログ値VCOMに応じた電流値でレーザ43Aを駆動する。この際、メモリ53のアドレス0番地のデータI0をD/A変換した値は基準となるデフォルト電流値であり、APC制御するフル点灯区間では、この電流値と前述したバイアス電流値との和でフル点灯され、APC回路により1走査の目標電流値が設定される。次いでドラム領域に走査位置が来ると、補正されたパルス電流値とバイアス電流値との和で画素変調信号に応じてレーザを駆動し、ドラム上を照射する。
【0042】
先述の通り、主走査方向の不均一性は副走査方向にわたって似た傾向を有するので、この制御を各走査毎に繰り返し行うことでドラム全周に対して簡単に補正を行うことができる。
【0043】
つまり、図13の特性を有するドラムであっても、走査開始側のドラム位置ではレーザ駆動電流量が減らされ光量が減ることで目標電位に近づき、同様にして主走査の各ポイントにおいてレーザ駆動電流量が制御されることで光量もアクティブに制御され、各ポイントにおいてドラム表面電位は目標電位に近づく。
【0044】
なお、メモリ53に保存するデータ数を増やせば増やすほど解像度が上がるため、より正確に電流補正ができ、ドラム表面電位もより均一な目標電位に近づけることができるが、ドラム感度の関係上、画素毎に電流補正する必要はなく、数画素から数百画素単位で十分であるため、必要とするメモリは1走査の画素数の数分の1から数百分の1でよい。
【0045】
本発明の第1実施形態では、主走査方向の制御のみで行ったが、先述の通り、主走査方向の不均一性は、副走査方向にわたって似た傾向を有し、逆に副走査方向の不均一性は、主走査方向にわたって似た傾向を有するので、副走査方向の位置も検出して制御を行うことで、より良い補正が可能となる。以下に詳しく説明する。
【0046】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図7に示す。
【0047】
本実施形態では、図7に示すように、反射型センサ等の位置検出センサ60で感光体11の側面に設けられた感光体11の周方向の基準位置(黒四角マークで図示)を検出する。この検出により、その基準位置検知信号HPをシーケンスコントローラ47に出力する。この検知信号HPは、シーケンスコントローラ47から、APC回路46に入力される。その他の構成は上記第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0048】
図8は、APC回路46の内部構成を詳細に示す回路図である。
【0049】
増幅器45で増幅されたPDセンサ出力VPDは、抵抗37を経てアナログスイッチ38に入力される。アナログスイッチ38は、VPD信号をシーケンスコントローラ47からのサンプル/ホールド信号S/Hでサンプルし電圧値VSHとして出力する。電圧値VSHは、抵抗37とコンデンサー39とで決まる時定数で1走査の間ホールドされ、VAPC出力部40に入力される。
【0050】
また、分周器61は基準位置検知信号HPを入力してクリアされ、BDを分周した信号S61をカウンタ62に出力する。本実施の形態ではBDを4分周することとする。
【0051】
カウンタ62は、基準位置検知信号HPを入力してクリアされ、分周器61からのBD分周信号S61でカウントアップし、それをRAM等のメモリ63にアドレスデータS62として出力する。メモリ63は、アドレスデータS62と、電位補正データS63とを関連づけて格納している。ここでアドレスデータS62は、感光体の基準位置からの周方向位置を示すデータであるから、感光体の副走査方向の位置に応じた電位補正データS63がメモリ63から読出されD/A変換器64へ出力される。そして、D/A変換器64は、電位補正データS63を目標電圧値としてのアナログデータVREFに変換する。
【0052】
図9は、HP及びBDの入力に対しVREFが出力されるタイミングを示すタイミングチャートである。
【0053】
このアナログデータVREFは、比較器40において、電圧値VSHと比較される。比較器40は、電圧値VSHから電圧値VREFを引いた差信号VAPCをバイアス電流源41に出力する。バイアス電流源41では、差信号VAPCに応じて電流を制御する。即ち、バイアス発光値が目標電圧VREFとなるように、差信号VAPCがプラスの値であってその絶対値が大きければ電流値を小さくし、差信号VAPCがマイナスの値であってその絶対値が大きければ電流値を大きくする。
【0054】
このように、主走査方向の半導体レーザ43Aの単位走査毎にバイアス電流源41の電流を制御することによって、半導体レーザ43Aのバイアス光量を感光ドラム表面の薄膜厚さ分布に合わせてコントロールできる。
【0055】
なお、本実施の形態では、メモリ63へ入力するアドレスデータS62を4つのBD毎にカウントアップしているので、結果的に、感光体の基準位置から4走査毎にAPCの目標電圧を変え、感光体の周方向の電位ムラを補正している。
【0056】
メモリ63に格納されている目標電圧VREFは、感光ドラム11の全周にわたって同じ光量のレーザを照射した場合の表面電位から求められる。
【0057】
例えば、図16で示した感光ドラムの場合、一定の光量のレーザを照射した場合には、その表面電位が図16(c)に示すように分布するものとして説明したが、この場合、基準位置では目標電位よりも電位が高くなっている。従って、この例では、基準位置においてレーザ駆動電流量を増やして光量を強くし、レーザ照射後の電位を下げる制御を行えばよい。副走査方向の複数ポイントにおいて、目標電位を達成する目標光量を予め判定し、目標電圧VREFとしてメモリ63に格納するものである。
【0058】
次に、主走査方向の電位ムラを補正するために、1走査中に複数回パルス電流量を可変制御するパルス電流制御部50の構成及び動作は上記第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0059】
このように、感光体表面の2次元的な位置に応じて電位ムラを補正するようにレーザ光量を制御できるため、使用する感光体によらず、画像品位を向上させることができる。
【0060】
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図8に示す。
【0061】
本実施形態では、図10に示すように、主補正について、メモリとD/A変換器を使わずに、アナログスイッチ55に予め可変抵抗器等を使用して複数の電流値を用意しておき、カウンタ52の出力でVCOMの電流値を切り替える。その他の構成は上記第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0062】
このような構成であっても、上記第2実施形態と同様な効果が得られる。
【0063】
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図11に示す。
【0064】
本実施形態では、図11(a)、(b)に示すように、主副補正とも、メモリとD/A変換器を使わずに、アナログスイッチ55とアナログスイッチ65に予め可変抵抗器等を使用して複数の電流値を用意しておき、カウンタ52やカウンタ62の出力でVREFとVCOMの電流値を切り替える。その他の構成は上記第2実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0065】
このような構成であっても、上記第2実施形態と同様な効果が得られる。
【0066】
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図12に示す。
【0067】
本実施形態では、図3のパルス電流制御部50の内部構成として、図5に示す回路の代わりに、図12に示す回路を用いるものである。
【0068】
この構成では、感光ドラムの主走査方向の位置を示すカウント値S52と、副走査方向の位置を示すカウント値S62を、メモリ74に入力する。メモリ74は、これらのカウント値S52,S62の組合せをアドレスとして、電流補正値が予め保存されている。(例えば、図18)すなわち、メモリ74からは、感光ドラム表面の2次元的な位置に応じて電流補正値が読出され、D/A変換器54においてアナログ値VCOMに変換してパルス電流源42へ出力する。
【0069】
このように、感光体表面の2次元的な位置に応じて電位ムラを補正するようにレーザ光量を制御できるため、使用する感光体によらず、画像品位を格段に向上させることができる。
【0070】
(第6実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について、図13、図14に示す。
【0071】
本実施形態では、図3のパルス電流制御部50の内部構成として、図5に示す回路の代わりに、図13に示す回路を用いるものである。
【0072】
主走査方向、副走査方向に対してそれぞれ規則性を持って分布していることから、電流補正値も主走査方向、副走査方向に対して、最低1ライン分づつの補正値(主走査方向:図14の14、副走査方向:図14の15)を用意すれば感光体面上の全ての領域に対応できる。
【0073】
つまり、この構成では、感光ドラムの主走査方向の位置を示すカウント値S52と、副走査方向の位置を示すカウント値S62を、メモリ74に入力する。メモリ74には、これらのカウント値S52,S62をアドレスとして、それぞれ主副走査方向の補正値が保存されている。(例えば、図14の14,15)アドレス値S52,S62に対応する8bitの主走査方向の補正値S14、副走査方向の補正値S15はメモリ74から読み出され、演算装置75に送られる。演算装置内で補正値S14,S15は掛け算処理され、16bitの補正値になる。この16bitの補正値の上位8bitのみを電流補正値S53としてD/A変換器54に出力され、アナログ値VCOMに変換してパルス電流源42へ出力する。
【0074】
第5実施形態と同様、感光体表面の主副走査方向の電位ムラの傾向に合わせて2次元的に電位ムラを補正するようにレーザ光量を制御できるため、画像品位を向上させることができる。
また、主副走査方向に対して、それぞれ1ライン分づつのメモリ量ですむため、メモリ使用量を少なくすることができる。
【0075】
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態としてプリンタについて詳述したが、本発明はこれに限定されるものではなく、感光体にレーザビームを照射して画像形成を行う画像形成装置全てに適用可能である。また、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。また、感光体から記録材としての記録紙に転写する装置を例に説明したが、記録材として中間転写体を用い、中間転写体を介して記録紙に転写する装置に適用しても良い。
【0076】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
【0077】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0078】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0079】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
【0080】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
【0081】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0082】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0083】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0084】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、特性の悪い感光体であっても、より均一な表面電位を実現でき、高品位な画像を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるプリンタの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るプリンタの露光制御部の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るレーザ駆動回路の構成を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るAPC回路の内部構成を示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るパルス電流制御部の内部構成を示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係るパルス電流制御部の制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係るレーザ駆動回路の構成を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るAPC回路の内部構成を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係るAPC回路の制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図10】本発明の第3実施形態に係るパルス電流制御部の内部構成を示す図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係るAPC回路及びパルス電流制御部の内部構成を示す図である。
【図12】本発明の第5実施の形態に係るパルス電流制御部の内部構成を示す図である。
【図13】本発明の第6実施の形態に係るパルス電流制御部の内部構成を示す図である。
【図14】本発明の第6実施の形態に係るレーザ光量の補正値を示す模式図である。
【図15】ドラム表面電位のムラ特性を示す図である。
【図16】ドラム表面電位のムラ特性を示す図である。
【図17】従来のプリンタのレーザ駆動回路の1例を示す図である。
【図18】制御するレーザ光量の補正値を示す模式図である。
【図19】主走査方向の電位むらを表す図である。
【図20】副走査方向の電位むらを表す図である。
Claims (18)
- 感光体上を走査露光するためのレーザビームの制御機構において、
レーザビームの走査方向における所定領域で複数の電流源からそれぞれ所定の駆動電流を供給した際のレーザの光量に基づいて、第1の電流源から供給する駆動電流を1走査中で一定とする制御を行うと共に、第2の電流源から供給する駆動電流を1走査中に前記感光体の複数ポイントで切り替える制御を行う制御手段を有するレーザビーム制御機構。 - 前記制御手段は、
第1の電流源を制御する第1制御手段と、第2の電流源を制御する第2制御手段を含むことを特徴とする請求項1のレーザビーム制御機構。 - 前記第1の電流源は、バイアス電流源であり、前記第2の電流源はパルス電流源であることを特徴とする請求項2のレーザビーム制御機構。
- 画像信号に応じたレーザビームを、帯電した感光体表面に照射して静電潜像を形成し、更に記録剤によって可視像化した上で記録材に転写して画像を形成する画像形成装置において、
前記感光体の主走査方向の電位むらに対する補正値を記憶する記憶手段と、
前記レーザビームが照射される前記感光体の周方向位置を検知する周方向位置検知手段と、
検知された前記周方向位置に応じた目標光量を設定し、
前記記憶手段に記憶された補正値と前記目標光量に応じて前記レーザビームの光量を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、
前記周方向位置に応じた前記レーザビームの目標光量を保持する保持手段と、検知された前記周方向位置に基づいて前記保持手段から前記目標光量を読出す読出手段と、
を含むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記目標光量は、帯電した前記感光体の全表面に一定光量のレーザビームを照射した場合に測定される電位むらを補償する光量であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記保持手段は、前記目標光量を示すデータを格納したメモリであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記保持手段は、前記目標光量を示す複数の電流値をスイッチングにより出力可能な手段であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、
前記レーザビームを駆動するパルス電流を画像信号に応じてON/OFF制御する第1制御手段と、
前記レーザビームを駆動するバイアス電流を制御する第2制御手段と、
を含み、
前記レーザビームは、前記バイアス電流と前記パルス電流との総和によって駆動されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記レーザビームの光量を検出する光量検出手段を更に有し、
前記第2制御手段は、前記目標光量と、前記光量検出手段で検出した光量とを比較し、その差が少なくなるように前記バイアス電流を制御することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。 - 前記光量検出手段は、前記バイアス電流と前記パルス電流とをフル駆動した状態でのレーザ光量を検出し、
前記目標光量は、フル駆動時の前記レーザ光量の目標値であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記第1制御手段は、前記感光体の主走査方向の1画素または複数画素毎に、前記パルス電流の値を可変制御することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記第1制御手段は、前記記憶手段を含み、前記記憶手段は前記感光体の主走査方向の位置に応じた前記パルス電流の値を保持することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
- 画像信号に応じたレーザビームを、帯電した感光体表面に照射して静電潜像を形成し、更に記録剤によって可視像化した上で記録材に転写して画像を形成する画像形成装置において、
前記レーザビームが照射される前記感光体表面の主走査方向の位置と副走査方向の位置とを検知する検知手段と、
前記感光体表面の主走査方向の位置と副走査方向の位置との組合せをアドレスとして有し、各アドレス毎に前記目標光量を示すデータを格納したメモリと、
前記検知手段で検知された位置に応じて前記メモリから前記目標光量を読出し、前記目標光量を照射すべく、前記レーザビームを制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、
前記レーザビームを駆動するパルス電流を画像信号に応じてON/OFF制御する第1制御手段と、
前記レーザビームを駆動するバイアス電流を制御する第2制御手段と、
を含み、
前記第1制御手段は、前記メモリから読出した前記データに応じて前記パルス電流の値を可変制御することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。 - 画像信号に応じたレーザビームを、帯電した感光体表面に照射して静電潜像を形成し、更に記録剤によって可視像化した上で記録材に転写して画像を形成する画像形成装置において、前記感光体の主走査方向の電位むらに対する補正値を記憶する第一の記憶手段と、前記像担持体の副走査方向の電位むらに対する補正値を記憶する第二の記憶手段と、前記主走査方向に対する補正値と前記副走査方向に対する補正値を演算することにより、対応する前記感光体表面位置の補正値を作成する演算手段と、前記レーザビームが照射される前記感光体の周方向位置を検知する周方向位置検知手段と、
前記演算手段により作成された補正値と周方向位置検知手段で検出された位置に応じてレーザビームを制御する発光制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記演算手段は、前記主走査方向の補正値と前記副走査方向の補正値を加減乗除算のいずれか一つ、または複数の演算により補正値を生成することを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
- 前記第一の記憶手段と前記第二の記憶手段に記憶される補正値はレーザビームの光量に関する補正値であり、前記レーザビームは前記演算装置から出力される補正値に従い前記レーザビームの光量を制御することを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
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