JP2002236400A - 画像形成装置、画像形成方法、画像形成方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、画像形成方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002236400A
JP2002236400A JP2001033677A JP2001033677A JP2002236400A JP 2002236400 A JP2002236400 A JP 2002236400A JP 2001033677 A JP2001033677 A JP 2001033677A JP 2001033677 A JP2001033677 A JP 2001033677A JP 2002236400 A JP2002236400 A JP 2002236400A
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correcting
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JP2001033677A
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Yoshiki Yoshida
佳樹 吉田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な
要素を排除することによって、感光体の主走査方向に均
一な画像を形成すること。 【解決手段】 感光体103の主走査方向に移動する際
に走査幅内での感光体103の電位を読み取る測定手段
104と、感光体103にレーザビームを走査する時に
おける信号を検知する検出手段102と、走査幅内にお
ける光学系105の光パワーの変位に基づいて感光体1
03面上における光パワーが一定になるように補正をす
る第1補正手段106と、測定出力に基づき第1補正出
力に修正を加える演算手段107と、演算出力にさらに
感光体103の劣化、特性に応じた補正量を加味した補
正をする第2補正手段108と、第2補正出力に基づい
て静電潜像を可視化したトナー像を担持する感光体10
3上に特定パターンを形成するための制御をする制御手
段109とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、感光体の主走査
方向移動時に走査幅内での感光体電位を測定し、レーザ
ビームを感光体に走査する時の信号を検知し、走査幅内
の光学系光パワーの変位に基づき感光体面上の光パワー
が一定になるよう補正をし、さらに感光体の劣化、特性
に応じた補正をする画像形成装置、画像形成方法、画像
形成方法をコンピュータに実行させるプログラム、およ
びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から画像形成をする際には、画像品
質を向上させるため、レーザ書込み光学系における、レ
ーザビーム走査幅内でのレーザパワーのシェーディング
変位を補正できるようにしたものがある。たとえば、特
開平6−98104号公報(LD駆動回路およびシェー
ディング補正方法)は、このようなシェーディング補正
を用いて画質を良好にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法などによって画像形成をする際に光学系の補正につ
いて考慮されているものの、感光体の劣化や感光体の特
性の相違なども加味した補正を併用するものではないた
め、感光体の経時的変化による劣化などや感光体の品質
のバラツキによる特性の相違をも含めた補正ができない
ことがある。
【0004】この発明は、上述した従来例による課題を
解決するため、感光体の塗りムラや部分劣化などの不均
一な要素を排除することによって、感光体の主走査方向
に均一な画像を形成する画像形成装置、画像形成方法、
画像形成方法をコンピュータに実行させるプログラム、
およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる画
像形成装置は、感光体の主走査方向に移動する際に走査
幅内での前記感光体における電位を読み取る測定手段
と、感光体にレーザビームを走査する時における信号を
検知する検出手段と、前記走査幅内における光学系の光
パワーの変位に基づいて前記感光体面上における光パワ
ーが一定になるように補正をする第1補正手段と、前記
測定手段の測定出力に基づき前記第1補正手段の出力に
修正を加える演算手段と、前記演算手段の演算出力にさ
らに前記感光体の劣化、特性に応じた補正量を加味した
補正をする第2補正手段と、前記第2補正手段の出力に
基づいて静電潜像を可視化したトナー像を担持する前記
感光体上に特定パターンを形成するための制御をする制
御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】この請求項1に記載の発明にかかる画像形
成装置によれば、感光体の主走査方向に移動する際に走
査幅内での感光体における電位を読み取り、レーザビー
ムを感光体に走査する時における信号を検知し、走査幅
内における光学系の光パワーの変位に基づいて感光体面
上における光パワーが一定になるように第1補正をし、
測定出力に基づき第1補正の出力に修正を加える演算を
し、この演算出力にさらに感光体の劣化、特性に応じた
補正量を加味した第2補正をし、この第2補正結果に基
づいて静電潜像を可視化したトナー像を担持する感光体
上に特定パターンを形成するための制御をして、感光体
の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除するこ
とによって、感光体の主走査方向に均一な画像を形成す
ることができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明にかかる画像
形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、
さらに、前記第1補正手段がレーザダイオード駆動用の
ICおよび自動電力制御用の回路に対して前記感光体面
上における光パワーが一定になるように補正を加えるこ
とを特徴とする。
【0008】この請求項2に記載の発明にかかる画像形
成装置によれば、第1補正においてレーザダイオード駆
動用のICおよび自動電力制御用の回路に対して感光体
面上における光パワーが一定になるように補正を加える
ことによって、感光体の塗りムラや部分劣化などの不均
一な要素を排除して、画像形成対象の主走査方向に均一
な画像を形成することが可能になるようにすることがで
きる。
【0009】また、請求項3に記載の発明にかかる画像
形成装置は、請求項1または請求項2に記載の画像形成
装置において、さらに、前記演算手段が前記測定手段に
よる電圧測定結果にしたがって前記第1補正手段におけ
る補正に修正を加えるための演算処理をすることを特徴
とする。
【0010】この請求項3に記載の発明にかかる画像形
成装置によれば、電圧測定結果にしたがって第1補正手
段における補正に修正を加えるための演算処理をし、感
光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除し
て、画像形成対象の主走査方向に均一な画像を形成する
ことが可能になるようにすることができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明にかかる画像
形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、
さらに、画像形成をする際の回数を計数する画像形成回
数計数手段を備え、前記第2補正手段は、前記画像形成
回数計数手段によって画像形成回数を計数して一定回数
ごとに補正をおこなうことを特徴とする。
【0012】この請求項4に記載の発明にかかる画像形
成装置によれば、画像形成をする際の回数を画像形成回
数計数手段において計数し、第2補正において画像形成
回数計数手段によって画像形成回数を計数して一定回数
ごとに補正をおこない、感光体の塗りムラや部分劣化な
どの不均一な要素を排除して、主走査方向に均一な画像
を形成することが可能になるようにすることができる。
【0013】また、請求項5に記載の発明にかかる画像
形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、
さらに、画像形成をする際の稼動時間を計数する稼動時
間計数手段を備え、前記第2補正手段は、前記稼動時間
計数手段による稼動時間を計数して一定時間ごとに補正
をおこなうことを特徴とする。
【0014】この請求項5に記載の発明にかかる画像形
成装置によれば、画像形成をする際の稼動時間を稼動時
間計数手段において計数し、第2補正において稼動時間
計数手段による稼動時間を計数して一定時間ごとに補正
をおこなうことによって、感光体の塗りムラや部分劣化
などの不均一な要素を排除して、主走査方向に均一な画
像を形成することが可能になるようにすることができ
る。
【0015】また、請求項6に記載の発明にかかる画像
形成装置は、感光体の主走査方向に少なくとも2つ以上
並べて走査幅内での前記感光体における電位を読み取る
測定手段と、前記感光体にレーザビームを走査する時に
おける同期信号を検知する検出手段と、前記走査幅内に
おける光学系の光パワーの変位に基づいて前記感光体面
上における光パワーが一定になるように第1シェーディ
ング補正をする第1補正手段と、前記測定手段の測定出
力に基づき前記第1シェーディング補正に修正を加える
演算手段と、前記演算手段の演算出力にさらに前記感光
体の劣化、特性に応じた補正量を加味した第2シェーデ
ィング補正をする第2補正手段と、前記第2補正手段の
出力に基づいて静電潜像を可視化したトナー像を担持す
る感光体上に特定パターンを形成するための制御をする
制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】この請求項6に記載の発明にかかる画像形
成装置によれば、感光体の主走査方向に少なくとも2つ
以上測定手段を並べて走査幅内での感光体における電位
を測定して読み取り、レーザビームの走査時における同
期信号を検知し、走査幅内における光学系の光パワーの
変位に基づいて感光体面上における光パワーが一定にな
るように第1シェーディング補正をし、読み取られた測
定出力に基づき第1シェーディング補正にさらに演算を
おこない、この演算出力にさらに感光体の劣化、特性に
応じた補正量を加味した第2シェーディング補正をし、
この第2シェーディング補正の結果に基づいて静電潜像
を可視化したトナー像を担持する感光体上に特定パター
ンを形成するための制御をし、感光体の塗りムラや部分
劣化などの不均一な要素を排除することによって、感光
体の主走査方向に均一な画像を形成することができる。
【0017】また、請求項7に記載の発明にかかる画像
形成装置は、請求項6に記載の画像形成装置において、
さらに、前記第1補正手段は、レーザダイオード駆動用
のICおよび自動電力制御用の回路に対して前記感光体
面上における光パワーが一定になるように補正すること
を特徴とする。
【0018】この請求項7に記載の発明にかかる画像形
成装置によれば、第1補正においてレーザダイオード駆
動用のICおよび自動電力制御用の回路に対して感光体
面上における光パワーが一定になるように補正をし、感
光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除す
ることによって、感光体の主走査方向に均一な画像を形
成することが可能になるようにすることができる。
【0019】また、請求項8に記載の発明にかかる画像
形成装置は、請求項6または請求項7に記載の画像形成
装置において、さらに、前記演算手段は、前記測定手段
による電圧測定結果にしたがって前記第1補正手段にお
ける第1シェーディング補正に修正を加えるための演算
処理をすることを特徴とする。
【0020】この請求項8に記載の発明にかかる画像形
成装置によれば、電圧測定結果にしたがって第1シェー
ディング補正に修正を加えるための演算処理をし、感光
体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除する
ことによって、画像形成対象の主走査方向に均一な画像
を形成することが可能になるようにすることができる。
【0021】また、請求項9に記載の発明にかかる画像
形成装置は、請求項6〜請求項8に記載の画像形成装置
において、さらに、画像形成をする際の回数を計数する
画像形成回数計数手段を備え、前記第2補正手段は、前
記画像形成回数計数手段によって画像形成回数を計数し
て一定回数ごとに補正をおこなうことを特徴とする。
【0022】この請求項9に記載の発明にかかる画像形
成装置によれば、画像形成回数計数手段において画像形
成をする際の回数を計数し、第2補正においては画像形
成回数を計数して一定回数ごとに補正をおこない、感光
体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除する
ことによって、画像形成対象の主走査方向に均一な画像
を形成することが可能になるようにすることができる。
【0023】また、請求項10に記載の発明にかかる画
像形成装置は、請求項6〜請求項8に記載の画像形成装
置において、さらに、画像形成をする際の稼動時間を計
数する稼動時間計数手段を備え、前記第2補正手段は、
前記稼動時間計数手段による稼動時間を計数して一定時
間ごとに補正をおこなうことを特徴とする。
【0024】この請求項10に記載の発明にかかる画像
形成装置によれば、稼動時間計数手段において画像形成
をする際の稼動時間を計数し、第2補正において稼動時
間を計数して一定時間ごとに補正をおこない、感光体の
塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除すること
によって、画像形成対象の主走査方向に均一な画像を形
成することが可能になるようにすることができる。
【0025】また、請求項11に記載の発明にかかる画
像形成方法は、感光体の主走査方向に移動する際に走査
幅内での前記感光体における電位を読み取る測定工程
と、前記感光体にレーザビームを走査する時における同
期信号を検知する検出工程と、前記走査幅内における光
学系の光パワーの変位に基づいて前記感光体面上におけ
る光パワーが一定になるように補正をする第1補正工程
と、前記測定工程の測定出力に基づき前記第1補正工程
の出力に修正を加える演算工程と、前記演算工程の演算
出力にさらに前記感光体の劣化、特性に応じた補正をす
る第2補正工程と、前記第2補正の結果に基づいて静電
潜像を可視化したトナー像を担持する前記感光体上に特
定パターンを形成するための制御をする制御工程と、を
含むことを特徴とする。
【0026】この請求項11に記載の発明にかかる画像
形成方法によれば、感光体の主走査方向に移動する際に
走査幅内での感光体における電位を読み取る測定をおこ
ない、レーザビームを感光体に走査する時における同期
信号を検知し、走査幅内における光学系の光パワーの変
位に基づいて感光体面上における光パワーが一定になる
ように第1補正をし、また測定出力に基づき第1補正の
出力に修正を加える演算をおこない、演算出力にさらに
感光体の劣化、特性に応じた第2補正をおこない、さら
に第2補正の結果に基づいて静電潜像を可視化したトナ
ー像を担持する感光体上に特定パターンを形成するため
の制御をし、感光体の塗りムラや部分劣化などの不均一
な要素を排除することによって、画像形成対象の主走査
方向に均一な画像を形成する方法を提供することができ
る。
【0027】また、請求項12に記載の発明にかかる画
像形成方法は、請求項11に記載の画像形成方法であっ
て、さらに、前記第1補正工程は、レーザダイオード駆
動用のICおよび自動電力制御用の回路に対して前記感
光体面上における光パワーが一定になるように補正し、
前記演算工程は、前記測定工程による電圧測定結果にし
たがって前記第1補正工程における補正量を加えるため
演算処理をすることを特徴とする。
【0028】この請求項12に記載の発明にかかる画像
形成方法によれば、第1補正においてレーザダイオード
駆動用のICおよび自動電力制御用の回路に対して感光
体面上における光パワーが一定になるように補正し、電
圧測定結果にしたがって第1補正における補正量を加え
るため演算処理をし、感光体の塗りムラや部分劣化など
の不均一な要素を排除することによって、画像形成対象
の主走査方向に均一な画像を形成する方法を提供するこ
とが可能になるようにすることができる。
【0029】また、請求項13に記載の発明にかかる画
像形成方法は、請求項11に記載の画像形成方法であっ
て、さらに、画像形成をする際の回数を計数する画像形
成回数計数工程を含み、前記第2補正工程は、前記画像
形成回数計数工程によって画像形成回数を計数して一定
回数ごとに補正をおこなうとともに、画像形成をする際
の稼動時間を計数する稼動時間計数工程を含み、前記第
2補正工程は、前記稼動時間計数工程による稼動時間を
計数して一定時間ごとに補正をおこなうことを特徴とす
る。
【0030】この請求項13に記載の発明にかかる画像
形成方法によれば、画像形成をする際の回数を計数し、
画像形成回数を計数して一定回数ごとに補正をおこなう
とともに、画像形成をする際の稼動時間を計数し、第2
補正においては稼動時間計数による稼動時間を計数して
一定時間ごとに補正をおこない、感光体の塗りムラや部
分劣化などの不均一な要素を排除することによって、画
像形成対象の主走査方向に均一な画像を形成する方法を
提供することが可能になるようにすることができる。
【0031】また、請求項14に記載の発明にかかる画
像形成方法は、感光体の主走査方向に少なくとも2つ以
上並べて走査幅内での前記感光体における電位を読み取
る測定工程と、レーザビームを前記感光体に走査する時
における同期信号を検知する検出工程と、前記走査幅内
における光学系の光パワーの変位に基づいて前記感光体
面上における光パワーが一定になるように第1シェーデ
ィング補正をする第1補正工程と、前記測定工程の測定
出力に基づき前記第1シェーディング補正に修正を加え
る演算工程と、前記演算工程の演算出力にさらに前記感
光体の劣化、特性に応じた補正量を加味した第2シェー
ディング補正をする第2補正工程と、前記第2補正の出
力に基づいて静電潜像を可視化したトナー像を担持する
感光体上に特定パターンを形成するための制御をする制
御工程と、を含むことを特徴とする。
【0032】この請求項14に記載の発明にかかる画像
形成方法によれば、感光体主走査方向に少なくとも2つ
以上の測定器を並べて走査幅内での感光体における電位
を読み取る測定をおこない、レーザビームの走査時にお
ける同期信号を検知し、走査幅内における光学系の光パ
ワーの変位に基づいて感光体面上における光パワーが一
定になるように第1シェーディング補正をする第1補正
をおこない、測定出力に基づき第1シェーディング補正
に修正を加える演算をおこない、演算出力にさらに感光
体の劣化、特性に応じた補正量を加味した第2シェーデ
ィング補正をする第2補正をおこない、この第2補正の
結果に基づいて静電潜像を可視化したトナー像を担持す
る感光体上に特定パターンを形成するための制御をし、
感光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除
することによって、画像形成対象の主走査方向に均一な
画像を形成することが可能になる方法を提供することが
できる。
【0033】また、請求項15に記載の発明にかかる画
像形成方法は、請求項14に記載の画像形成方法におい
て、さらに、前記第1補正工程は、レーザダイオード駆
動用のICおよび自動電力制御用の回路に対して前記感
光体面上における光パワーが一定になるように補正量を
加え、前記演算工程は、前記測定工程による電圧測定結
果にしたがって前記第1補正工程における第1シェーデ
ィング補正量に修正を加えるための演算処理をすること
を特徴とする。
【0034】この請求項15に記載の発明にかかる画像
形成方法によれば、第1補正においてはレーザダイオー
ド駆動用のICおよび自動電力制御用の回路に対して感
光体面上における光パワーが一定になるように補正量を
加え、演算工程においては電圧測定結果にしたがって第
1補正における第1シェーディング補正量に修正を加え
るための演算処理をし、感光体の塗りムラや部分劣化な
どの不均一な要素を排除することによって、感光体の主
走査方向に均一な画像を形成する方法を提供することが
可能になる方法を提供することができる。
【0035】また、請求項16に記載の発明にかかる画
像形成方法は、請求項14に記載の画像形成方法におい
て、さらに、画像形成をする際の回数を計数する画像形
成回数計数工程を含み、前記第2補正工程は、前記画像
形成回数計数工程によって画像形成回数を計数して一定
回数ごとに補正をおこなうとともに、画像形成をする際
の稼動時間を計数する稼動時間計数工程を含み、前記第
2補正工程は、前記稼動時間計数工程による稼動時間を
計数して一定時間ごとに補正をおこなうことを特徴とす
る。
【0036】この請求項16に記載の発明にかかる画像
形成方法によれば、画像形成をする際の回数を計数して
一定回数ごとに補正をおこなうとともに、画像形成をす
る際の稼動時間を計数し、第2補正においては、稼動時
間を計数して一定時間ごとに補正をおこない、感光体の
塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除すること
によって、画像形成対象の主走査方向に均一な画像を形
成する方法を提供することが可能になる方法を提供する
ことができる。
【0037】また、請求項17に記載の発明にかかるプ
ログラムは、前記請求項11〜16のいずれか一つに記
載された方法をコンピュータに実行させることを特徴と
する。
【0038】この請求項17に記載の発明にかかるプロ
グラムによれば、感光体の塗りムラや部分劣化などの不
均一な要素を排除することによって、画像形成対象の主
走査方向に均一な画像を形成することを可能にすること
ができる。
【0039】また、請求項18に記載の発明にかかるコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記請求項17
に記載されたプログラムを記録したことを特徴とする。
【0040】この請求項18の発明によれば、前記請求
項11〜16に記載された方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したことで、そのプログラムをコ
ンピュータ読み取り可能となり、これによって、前記請
求項11〜16の動作をコンピュータによって実現する
ことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる画像形成装置、画像形成方法、画像形成方
法をコンピュータに実行させるプログラム、およびその
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0042】[実施の形態]まず、この発明の本実施の
形態にかかる画像形成装置を含む画像形成システム全体
の構成を説明する。
【0043】(画像形成システムの構成)図1はこの発明
の本実施の形態にかかる画像形成装置を含む画像形成シ
ステム全体の構成を説明するブロック図である。本発明
の画像形成システムは電子写真方式のプリンタ、複写
機、FAX等に適用されるものである。この画像形成シ
ステム100は、レーザビームを感光体103の画像形
成対象101に走査する時における信号を検知する検出
手段102、感光体103、測定手段104、光学系1
05、第1補正手段106、演算手段107、第2補正
手段108および制御手段109などから構成される。
【0044】検出手段102はポリゴン回線状態なの
か、ビデオ信号発生状態なのかを検知するようになって
おり、同期検知回路からなっている。測定手段104は
画像形成対象である電子写真方式のプリンタ、複写機あ
るいはFAXなどの用紙の主走査方向に光学系105か
らのレーザビームを照射して移動する際に走査幅内にお
ける感光体103における電位を読み取ることができる
ようになっている。
【0045】第1補正手段106は光学系105の光パ
ワーの変位に基づいて感光体103面上における光パワ
ーが一定になるように補正(第1シェーディング補正)
をするようになっている。演算手段107は測定手段1
04の測定出力に基づき第1補正手段106の出力に修
正を加えるようになっている。
【0046】第2補正手段108は演算手段107の演
算出力にさらに感光体103の劣化、特性に応じた補正
量を加味した補正(第2シェーディング補正)をするよ
うになっている。制御手段109は第2補正手段の出力
に基づいて静電潜像を可視化したトナー像を担持する感
光体103上に特定パターンを形成するための制御をす
るようになっている。
【0047】以上に説明する画像形成システム100に
よれば、主走査方向に画像形成対象101を移動する際
に走査幅内での感光体103における電位を測定手段1
04において読み取り、走査幅内における光学系105
の光パワーの変位に基づいて感光体103面上における
光パワーが一定になるように第1補正手段106で補正
をする。またこの画像形成システムでは測定手段104
による電圧測定結果にしたがって第1補正手段106に
おける補正に修正を加えるため演算手段107の演算処
理をするようになっている。
【0048】つぎに、測定手段104における測定出力
に基づき演算手段107では、第1補正の出力に修正を
加える演算をする。そして、第2補正手段108では演
算出力にさらに感光体103の劣化、特性に応じた補正
量を加味した第2補正をする。このようにして、第2補
正の結果に基づいて静電潜像を可視化したトナー像を担
持する感光体103上に特定パターンを形成するため制
御手段109において制御をして、感光体103の塗り
ムラや部分劣化などの不均一な要素を排除することによ
って、画像形成対象101の主走査方向に均一な画像を
形成することができる。
【0049】図2は、図1における画像形成システムの
具体的構成例を示すブロック図である。第1補正手段2
00はレーザダイオード駆動用のIC201および自動
電力制御用の回路202に対して感光体203面上にお
ける光パワーが一定になるようにしてから、第1補正手
段200による補正を加えるようになっている。第1補
正手段200はシェーディング補正をおこなうためのシ
ェーディング補正回路からなる。またこの画像形成シス
テムでは測定手段による電圧測定結果にしたがって前記
第1補正手段における補正に修正を加えるための演算処
理をするようになっている。
【0050】かかる画像形成システムによれば、主走査
方向に移動する際に走査幅内での感光体203における
電位を読み取り、走査幅内における光学系の光パワーの
変位に基づいて感光体203面上における光パワーが一
定になるように第1補正をする。このようにして、先の
第2補正もおこない、第2補正の結果に基づいて静電潜
像を可視化したトナー像を担持する感光体203上に特
定パターンを形成するための制御をして、感光体203
の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除するこ
とによって、感光体203の主走査方向に均一な画像を
形成することができる。
【0051】図3は、図1における画像形成システムの
具体的構成例を示すブロック図である。画像形成回数計
数手段300は画像形成をする際の回数を計数するよう
になっている。また第2補正手段301は画像形成回数
計数手段300によって画像形成回数を計数して一定回
数ごとに補正をおこなうようになっている。
【0052】この画像形成システムによれば、画像形成
回数計数手段300における画像形成をする際の回数を
計数し、第2補正手段301において画像形成回数計数
手段300によって画像形成回数を計数して一定回数ご
とに補正をおこない、感光体の塗りムラや部分劣化など
の不均一な要素を排除して、主走査方向に均一な画像を
形成することが可能になるようにすることができる。
【0053】図4は、図1における画像形成システムの
具体的構成例を示すブロック図である。稼動時間計数手
段400は画像形成をする際の稼動時間を計数し、第2
補正手段401は稼動時間計数手段400による稼動時
間を計数して一定時間ごとに補正をおこなうようになっ
ている。
【0054】この画像形成システムによれば、画像形成
をする際の稼動時間を稼動時間計数手段400において
計数し、第2補正手段401において稼動時間計数手段
400による稼動時間を計数して一定時間ごとに補正を
おこなうことによって、感光体の塗りムラや部分劣化な
どの不均一な要素を排除して、主走査方向に均一な画像
を形成することが可能になるようにすることができる。
【0055】図5は、図1における画像形成システムの
具体的構成例を示すブロック図である。この画像形成シ
ステム500では、測定手段503,504・・はレー
ザビームの主走査方向に少なくとも2つ以上並べて走査
幅内での感光体506における電位を読み取るようにな
っている。
【0056】検出手段502はレーザビームを画像形成
対象501に走査する時における同期信号を検知するよ
うになっている。制御手段505は検知出力に先の第1
および第2の補正出力に基づいて静電潜像を可視化した
トナー像を担持する感光体506上に特定パターンを形
成するための制御をするようになっている。これ以外の
構成は図1における構成と基本的に同一であるので、詳
細な説明については省略する。
【0057】この画像形成システムによれば、レーザビ
ームの走査時における同期信号を検知し、レーザビーム
の主走査方向に少なくとも2つ以上の測定手段503,
504・・を並べて走査幅内での感光体506における
電位を測定して読み取り、さらに先の第1および第2の
補正出力に基づいて静電潜像を可視化したトナー像を担
持する感光体506上に特定パターンを形成するための
制御をし、感光体506の塗りムラや部分劣化などの不
均一な要素を排除することによって、画像形成対象50
1の主走査方向に均一な画像を形成することができる。
【0058】図6は、図1における画像形成システムの
具体的な装置構成例を示す図である。図6において、書
込み光学ユニット600と現像器602との間には電位
計(測定手段)601を配置するようになっている。感
光体603には、書込み位置a、電位測定位置b、現像
位置c、ビームスキャン方向(感光体603長手方向、
以下主走査と呼ぶ)の測定は、電位計601を移動して
読む方式からなっている。
【0059】図7は、図6における画像形成システムの
具体的装置構成例を示す部分拡大図である。その駆動は
スクリュー702としてのネジ式移動台703からなる
ものである。感光体700の駆動時には双方向矢印で示
すようにネジ式移動台703を左右方向に移動させるこ
とができるようになっている。
【0060】このとき、電位計701はネジ式移動台7
03を左右方向に移動させるときの感光体700の電位
を計測するようになっている。このように、スクリュー
702を回転させることによって、電位計701におい
て実際に電位の値を読んだ後は基準となる値(感光体7
00中心の値)で除算して修正値に直し、光学特性より
定められた光学補正値をこの修正値で除算することで新
しい補正値が得られる。
【0061】この補正値に基づいて静電潜像を可視化し
たトナー像を担持する感光体700上に特定パターンを
形成するための制御をし、感光体700の塗りムラや部
分劣化などの不均一な要素を排除することによって、感
光体700の主走査方向に均一な画像を形成することが
できる。
【0062】図8は、図6における画像形成システムの
具体的装置構成例を示す部分拡大図である。図8におい
ては感光体800の一部に電位計801を配置するよう
になっている。また電位計801は並列に複数個の電位
計801・・・801N(Nは自然数)が感光体800
に対して配置されるようになっている。
【0063】プーリー803とベルト802を用い、図
示しないモーター駆動部を駆動させることによって、ベ
ルト802を双方向矢印のように駆動させることができ
るようになる。プーリー803を回転させることで電位
計801を主走査方向に精度良く移動させることができ
る。なお、モーター駆動制御等は公知であるため、説明
は省略する。
【0064】以上に説明したように、プーリー803を
回転させることによって、電位計801において実際に
値を読んだ後は基準となる値(感光体800中心の値)
で除算して修正値に直し、光学特性によって定められた
光学補正値をこの修正値で除算することで、新しい補正
値(図の演算後)が得られるようにすることができる。
【0065】この補正値に基づいて静電潜像を可視化し
たトナー像を担持する感光体800上に特定パターンを
形成するための制御をし、感光体800の塗りムラや部
分劣化などの不均一な要素を排除することによって、感
光体800の主走査方向に均一な画像を形成することが
できる。
【0066】図9は、図6における画像形成システムの
具体的装置構成例を示す部分拡大図である。図9におい
ては並列に複数個の電位計901・・・901N(Nは
自然数)が感光体900に対して配置されるようになっ
ている。このようにすることによって、感光体900の
面における電位を連続して測定することができるので、
感光体900における変位を感光体900の長手方向に
沿って容易に測定することができるようになる。
【0067】また、先に説明した補正値に基づいて静電
潜像を可視化したトナー像を担持する感光体900上に
特定パターンを形成するための制御をおこない、感光体
900の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除
することによって、感光体900の主走査方向に均一な
画像を形成することが可能になるようにすることができ
る。
【0068】図10は、レーザ書込み光学系の測定結果
を示す特性図である。この特性図において、光学補正値
1000は演算後1001の特性値を補正したときの値
をプロットしたものである。電位計読み値/基準値10
03は100%(基準)1002に対する実際の電位計
の読み取り値である。図10に示したレーザ書込み光学
系の特性を測定し、図に示した像高−感光体面パワー特
性を得て、これに基づいてシェーディング補正によって
感光体面パワーは1ラインスキャン時間一定になるよう
にすることができる。
【0069】以上のようにして得られた補正値に基づい
て静電潜像を可視化したトナー像を担持する感光体上に
特定パターンを形成するための制御をし、感光体の塗り
ムラや部分劣化などの不均一な要素を排除することによ
って、感光体の主走査方向に均一な画像を形成すること
が可能になるようにすることができる。
【0070】(画像形成システムの動作)図11は、この
発明の実施の形態における動作を説明するフローチャー
トである。以下のフローチャートにおいては、ステップ
S1100をS1100のように記載する。
【0071】ステップS1100においては、主走査電
位測定を開始する。ついで、ステップS1101に進む
と、電位パターンを描き、ステップS1102に進む
と、測定位置に感光体を回転する。ついで、ステップS
1103においては電位計を移動する。そして、ステッ
プS1104においては電位計による光学系の特性測定
をおこない、感光体に塗りムラや部分劣化などの不均一
要素が存在しないか判定する。
【0072】ステップS1104において、感光体に塗
りムラや部分劣化などの不均一要素が存在しないときに
は、ステップS1105、ステップS1106に進み、
感光体を回転してクリーニングして以上の処理を終了す
る。またステップS1104において、感光体に塗りム
ラや部分劣化などの不均一要素が存在するときに、ステ
ップS1107において感光体塗りムラや部分劣化を補
正する第2シェーディング補正をおこなう。具体的に
は、得られた値を演算処理(光学補正値/(電位計の値
/基準値))によって、新しい補正値を得る。補正終了
後は、感光体を回転させて、パターン跡をクリーニング
しておく。
【0073】さらに具体的には、図1の制御手段109
内あるいは図示しないメモリに補正情報を格納してお
き、光学系の特性測定データに基づいた補正値をそのメ
モリから読み出し、感光体に塗りムラや部分劣化などの
不均一要素に相当する補正をすることによって、感光体
に塗りムラや部分劣化などがあっても補正値に基づいて
静電潜像を可視化したトナー像を担持する感光体上に特
定パターンを形成するための制御をし、感光体の塗りム
ラや部分劣化などの不均一な要素を排除することによっ
て、感光体の主走査方向に均一な画像を形成することが
できるようになる。
【0074】図12は、この発明の実施の形態における
別の動作を説明するフローチャートである。以下のフロ
ーチャートにおいては、ステップS1200をS120
0のように記載する。
【0075】ステップS1200においては、主走査電
位測定を開始する。ついで、ステップS1201に進む
と、電位パターンを描き、ステップS1202に進む
と、測定位置に感光体を回転する。ついで、ステップS
1203においては、n=0としてから、複数個の電位
計を順に電位計を主走査方向に順次読み出す。そして、
ステップS1204においてはつぎの電位計(n=n+
1)に走査して読み出す。このようにして、ステップS
1205においては、複数個n=N(Nは自然数)まで
の走査読み出しによって、電位計による光学系の特性測
定をおこない、あらかじめ定められた間隔ごとに電位計
の値をサンプリングし、感光体に塗りムラや部分劣化な
どの不均一要素が存在しないか連続して判定する。
【0076】ステップS1205において、感光体に塗
りムラや部分劣化などの不均一要素が連続して存在しな
いときには、ステップS1206、ステップS1207
に進み、感光体を回転してクリーニングして以上の処理
を終了する。またステップS1205において、感光体
に塗りムラや部分劣化などの不均一要素が存在するとき
に、ステップS1208において感光体塗りムラや部分
劣化を補正する第2シェーディング補正をおこない、再
びステップS1204に戻す。このように感光体に塗り
ムラや部分劣化などの不均一要素が連続して存在しなく
なる程度に至るとステップS1207においてすべての
処理を終了する。
【0077】これまでの説明において、図1の制御手段
109内あるいは図示しないメモリに補正情報を格納し
ておき、光学系の特性測定データに基づいた補正値をそ
のメモリから読み出し、感光体に塗りムラや部分劣化な
どの不均一要素に相当する補正をすることができる。具
体的には、得られた値を演算処理(光学補正値/(電位
計の値/基準値))によって、新しい補正値を得る。補
正終了後は、感光体を回転させて、パターン跡をクリー
ニングしておく。
【0078】これによって、感光体に塗りムラや部分劣
化などがあっても補正値に基づいて静電潜像を可視化し
たトナー像を担持する感光体上に特定パターンを形成す
るための制御をし、感光体の塗りムラや部分劣化などの
不均一な要素を排除することによって、感光体の主走査
方向に均一な画像を形成することができるようになる。
【0079】また、変形実施形態例としては、作像回数
をカウントし、一定数の作像ごとに上記の補正値を入れ
補正をすることもできる。作像回数は、たとえば画像領
域信号の数をカウント(一般的にはCPUのポートを監
視したり、割り込みを使う。)するか、あるいは感光体
の回転した回数をカウントする。感光体の疲労具合はあ
らかじめ実験等によって求めておけば、部分疲労しても
均一な像が得られるようにすることができるようにな
る。
【0080】さらに変形実施形態例としては、作像回数
をカウントし、一定数の作像ごとに上記の補正を入れ
る。作像回数はたとえば、使用時間を計測(一般的には
カレンダーICを使用。)し、上記の補正値を入れる補
正をすることもできる。長時間放置した後など感光体が
自然劣化した場合でも、均一な像が得られるようにな
る。
【0081】以上に説明した本発明の実施の形態および
変形実施形態例においては、感光体の塗りムラや部分劣
化等、不均一な要素を排除し、主走査方向に均一な画像
を描くことができる。また画像を描いた数を計測するこ
とによって、感光体疲労度を推測でき、一定の疲労を検
知したときに補正を入れることで、常に適正な補正をか
けることができ、初期状態に近い状態を保つことができ
画像劣化を抑えることができる。さらに、時間を計測す
ることによって、長時間放置後などに補正を入れること
で、初期状態に近い状態を保つことができ、画像劣化を
抑えることができる。
【0082】なお、本実施の形態で説明した画像形成方
法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・
コンピュータやワークステーション等のコンピュータで
実行することによって実現することができる。このプロ
グラムは、ハードディスク、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュー
タで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータ
によって記録媒体から読み出されることによって実行さ
れる。またこのプログラムは、上記記録媒体を介して、
インターネットなどのネットワークを介して配布するこ
とができる。
【0083】
【発明の効果】この請求項1に記載の発明によれば、感
光体の主走査方向に移動する際に走査幅内での感光体に
おける電位を読み取り、レーザビームを感光体に走査す
る時における信号を検知し、走査幅内における光学系の
光パワーの変位に基づいて感光体面上における光パワー
が一定になるように第1補正をし、測定出力に基づき第
1補正の出力に修正を加える演算をし、この演算出力に
さらに感光体の劣化、特性に応じた補正量を加味した第
2補正をし、この第2補正結果に基づいて静電潜像を可
視化したトナー像を担持する感光体上に特定パターンを
形成するための制御をして、感光体の塗りムラや部分劣
化などの不均一な要素を排除することによって、感光体
の主走査方向に均一な画像を形成することが可能な画像
形成装置が得られるという効果を奏する。
【0084】この請求項2に記載の発明によれば、第1
補正においてレーザダイオード駆動用のICおよび自動
電力制御用の回路に対して感光体面上における光パワー
が一定になるように補正を加えることによって、感光体
の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除して、
画像形成対象の主走査方向に均一な画像を形成すること
が可能な画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0085】この請求項3に記載の発明によれば、電圧
測定結果にしたがって第1補正手段における補正に修正
を加えるための演算処理をし、感光体の塗りムラや部分
劣化などの不均一な要素を排除して、画像形成対象の主
走査方向に均一な画像を形成することが可能な画像形成
装置が得られるという効果を奏する。
【0086】この請求項4に記載の発明によれば、画像
形成をする際の回数を画像形成回数計数手段において計
数し、第2補正において画像形成回数計数手段によって
画像形成回数を計数して一定回数ごとに補正をおこな
い、感光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を
排除して、主走査方向に均一な画像を形成することが可
能な画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0087】この請求項5に記載の発明によれば、画像
形成をする際の稼動時間を稼動時間計数手段において計
数し、第2補正において稼動時間計数手段による稼動時
間を計数して一定時間ごとに補正をおこなうことによっ
て、感光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を
排除して、主走査方向に均一な画像を形成することが可
能な画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0088】この請求項6に記載の発明によれば、感光
体の主走査方向に少なくとも2つ以上測定手段を並べて
走査幅内での感光体における電位を測定して読み取り、
レーザビームの走査時における同期信号を検知し、走査
幅内における光学系の光パワーの変位に基づいて感光体
面上における光パワーが一定になるように第1シェーデ
ィング補正をし、読み取られた測定出力に基づき第1シ
ェーディング補正にさらに演算をおこない、この演算出
力にさらに感光体の劣化、特性に応じた補正量を加味し
た第2シェーディング補正をし、この第2シェーディン
グ補正の結果に基づいて静電潜像を可視化したトナー像
を担持する感光体上に特定パターンを形成するための制
御をし、感光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要
素を排除することによって、感光体の主走査方向に均一
な画像を形成することが可能な画像形成装置が得られる
という効果を奏する。
【0089】この請求項7に記載の発明によれば、第1
補正手段が、レーザダイオード駆動用のICおよび自動
電力制御用の回路に対して前記感光体面上における光パ
ワーが一定になるように補正し、感光体の塗りムラや部
分劣化などの不均一な要素を排除することによって、感
光体の主走査方向に均一な画像を形成することが可能な
画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0090】この請求項8に記載の発明によれば、電圧
測定結果にしたがって第1シェーディング補正に修正を
加えるための演算処理をし、感光体の塗りムラや部分劣
化などの不均一な要素を排除することによって、画像形
成対象の主走査方向に均一な画像を形成することが可能
な画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0091】この請求項9に記載の発明によれば、画像
形成回数計数手段において画像形成をする際の回数を計
数し、第2補正においては画像形成回数を計数して一定
回数ごとに補正をおこない、感光体の塗りムラや部分劣
化などの不均一な要素を排除することによって、画像形
成対象の主走査方向に均一な画像を形成することが可能
な画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0092】この請求項10に記載の発明によれば、稼
動時間計数手段において画像形成をする際の稼動時間を
計数し、第2補正において稼動時間を計数して一定時間
ごとに補正をおこない、感光体の塗りムラや部分劣化な
どの不均一な要素を排除することによって、画像形成対
象の主走査方向に均一な画像を形成することが可能な画
像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0093】この請求項11に記載の発明によれば、感
光体の主走査方向に移動する際に走査幅内での感光体に
おける電位を読み取る測定をおこない、レーザビームを
感光体に走査する時における同期信号を検知し、走査幅
内における光学系の光パワーの変位に基づいて感光体面
上における光パワーが一定になるように第1補正をし、
また測定出力に基づき第1補正の出力に修正を加える演
算をおこない、演算出力にさらに感光体の劣化、特性に
応じた第2補正をおこない、さらに第2補正の結果に基
づいて静電潜像を可視化したトナー像を担持する感光体
上に特定パターンを形成するための制御をし、感光体の
塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除すること
によって、画像形成対象の主走査方向に均一な画像を形
成することが可能な画像形成方法が得られるという効果
を奏する。
【0094】この請求項12に記載の発明によれば、第
1補正においてレーザダイオード駆動用のICおよび自
動電力制御用の回路に対して感光体面上における光パワ
ーが一定になるように補正し、電圧測定結果にしたがっ
て第1補正における補正量を加えるため演算処理をし、
感光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除
することによって、画像形成対象の主走査方向に均一な
画像を形成することが可能な画像形成方法が得られると
いう効果を奏する。
【0095】この請求項13に記載の発明によれば、画
像形成をする際の回数を計数し、画像形成回数を計数し
て一定回数ごとに補正をおこなうとともに、画像形成を
する際の稼動時間を計数し、第2補正においては稼動時
間計数による稼動時間を計数して一定時間ごとに補正を
おこない、感光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な
要素を排除することによって、画像形成対象の主走査方
向に均一な画像を形成することが可能な画像形成方法が
得られるという効果を奏する。
【0096】この請求項14に記載の発明によれば、感
光体主走査方向に少なくとも2つ以上の測定器を並べて
走査幅内での感光体における電位を読み取る測定をおこ
ない、レーザビームの走査時における同期信号を検知
し、走査幅内における光学系の光パワーの変位に基づい
て感光体面上における光パワーが一定になるように第1
シェーディング補正をする第1補正をおこない、測定出
力に基づき第1シェーディング補正に修正を加える演算
をおこない、演算出力にさらに感光体の劣化、特性に応
じた補正量を加味した第2シェーディング補正をする第
2補正をおこない、この第2補正の結果に基づいて静電
潜像を可視化したトナー像を担持する感光体上に特定パ
ターンを形成するための制御をし、感光体の塗りムラや
部分劣化などの不均一な要素を排除することによって、
画像形成対象の主走査方向に均一な画像を形成すること
が可能な画像形成方法が得られるという効果を奏する。
【0097】この請求項15に記載の発明によれば、第
1補正においてはレーザダイオード駆動用のICおよび
自動電力制御用の回路に対して感光体面上における光パ
ワーが一定になるように補正量を加え、演算工程におい
ては電圧測定結果にしたがって第1補正における第1シ
ェーディング補正量に修正を加えるための演算処理を
し、感光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を
排除することによって、感光体の主走査方向に均一な画
像を形成することが可能な画像形成方法が得られるとい
う効果を奏する。
【0098】この請求項16に記載の発明によれば、画
像形成をする際の回数を計数して一定回数ごとに補正を
おこなうとともに、画像形成をする際の稼動時間を計数
し、第2補正においては、稼動時間を計数して一定時間
ごとに補正をおこない、感光体の塗りムラや部分劣化な
どの不均一な要素を排除することによって、画像形成対
象の主走査方向に均一な画像を形成することが可能な画
像形成方法が得られるという効果を奏する。
【0099】この請求項17に記載の発明によれば、感
光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除す
ることによって、画像形成対象の主走査方向に均一な画
像を形成することが可能なプログラムが得られるという
効果を奏する。
【0100】この請求項18に記載の発明によれば、感
光体の塗りムラや部分劣化などの不均一な要素を排除す
ることによって、画像形成対象の主走査方向に均一な画
像を形成することを可能にするコンピュータ読み取り可
能な記録媒体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる画像形成装置
を含む画像形成システム全体の構成を説明するブロック
図である。
【図2】この発明の本実施の形態にかかる画像形成シス
テムの具体的構成例を示すブロック図である。
【図3】この発明の本実施の形態にかかる画像形成シス
テムの具体的構成例を示すブロック図である。
【図4】この発明の本実施の形態にかかる画像形成シス
テムの具体的構成例を示すブロック図である。
【図5】この発明の本実施の形態にかかる画像形成シス
テムの具体的構成例を示すブロック図である。
【図6】この発明の本実施の形態にかかる画像形成シス
テムの具体的装置構成例を示す図である。
【図7】図6における画像形成システムの具体的装置構
成例を示す部分拡大図である。
【図8】図6における画像形成システムの具体的装置構
成例を示す部分拡大図である。
【図9】図6における画像形成システムの具体的装置構
成例を示す部分拡大図である。
【図10】レーザ書込み光学系の測定結果を示す特性図
である。
【図11】この発明の実施の形態における動作を説明す
るフローチャートである。
【図12】この発明の実施の形態における別の動作を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
100 画像形成システム 101 画像形成対象 102 検出手段 103 感光体 104 測定手段 105 光学系 106 第1補正手段 107 演算手段 108 第2補正手段 109 制御手段 200 第1補正手段 201 レーザダイオード駆動用のIC 202 自動電力制御用の回路 203 感光体 300 画像形成回数計測手段 301 第2補正手段 400 稼動時間計数手段 401 第2補正手段 500 画像形成システム 501 画像形成対象 502 検出手段 503 測定手段 504 測定手段 505 制御手段 506 感光体 600 書込み光学ユニット 601 電位計 602 現像器 603 感光体 700 感光体 701 電位計 702 スクリュー 800 感光体 801 電位計 802 ベルト 803 プーリー 900 感光体 901 電位計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/29 Fターム(参考) 2C362 AA54 AA64 AA65 AA66 CB73 2H027 DA02 DA07 DA39 DA46 DE02 DE05 DE07 DE09 EA02 EC03 EC06 EC09 EC11 EC15 EC17 EC20 2H076 AB05 AB12 AB22 AB35 DA06 DA09 DA17 5C072 AA03 HA02 HB02 HB04 HB08 HB13 UA02 XA05 5C074 AA09 BB03 BB26 CC26 DD08 EE06 EE14 EE20 GG12 HH02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体の主走査方向にレーザビームを移
    動する際に走査幅内での前記感光体における電位を読み
    取る測定手段と、 前記感光体にレーザビームを走査する時における信号を
    検知する検出手段と、 前記走査幅内における光学系の光パワーの変位に基づい
    て前記感光体面上における光パワーが一定になるように
    補正をする第1補正手段と、 前記測定手段の測定出力に基づき前記第1補正手段の出
    力に修正を加える演算手段と、 前記演算手段の演算出力にさらに前記感光体の劣化、特
    性に応じた補正量を加味した補正をする第2補正手段
    と、 前記第2補正手段の出力に基づいて静電潜像を可視化し
    たトナー像を担持する前記感光体上に特定パターンを形
    成するための制御をする制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第1補正手段は、レーザダ
    イオード駆動用のICおよび自動電力制御用の回路に対
    して前記感光体面上における光パワーが一定になるよう
    に補正を加えることを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記演算手段は、前記測定手段
    による電圧測定結果にしたがって前記第1補正手段にお
    ける補正に修正を加えるための演算処理をすることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 さらに、画像形成をする際の回数を計数
    する画像形成回数計数手段を備え、前記第2補正手段
    は、前記画像形成回数計数手段によって画像形成回数を
    計数して一定回数ごとに補正をおこなうことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 さらに、画像形成をする際の稼動時間を
    計数する稼動時間計数手段を備え、前記第2補正手段
    は、前記稼動時間計数手段による稼動時間を計数して一
    定時間ごとに補正をおこなうことを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 感光体の主走査方向に少なくとも2つ以
    上並べて走査幅内での前記感光体における電位を読み取
    る測定手段と、 前記感光体にレーザビームを走査する時における同期信
    号を検知する検出手段と、 前記走査幅内における光学系の光パワーの変位に基づい
    て前記感光体面上における光パワーが一定になるように
    第1シェーディング補正をする第1補正手段と、 前記測定手段の測定出力に基づき前記第1シェーディン
    グ補正に修正を加える演算手段と、 前記演算手段の演算出力にさらに前記感光体の劣化、特
    性に応じた補正量を加味した第2シェーディング補正を
    する第2補正手段と、 前記第2補正手段の出力に基づいて静電潜像を可視化し
    たトナー像を担持する感光体上に特定パターンを形成す
    るための制御をする制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記第1補正手段は、レーザダ
    イオード駆動用のICおよび自動電力制御用の回路に対
    して前記感光体面上における光パワーが一定になるよう
    に補正することを特徴とする請求項6に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記演算手段は、前記測定手段
    による電圧測定結果にしたがって前記第1補正手段にお
    ける第1シェーディング補正に修正を加えるための演算
    処理をすることを特徴とする請求項6または請求項7に
    記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 さらに、画像形成をする際の回数を計数
    する画像形成回数計数手段を備え、前記第2補正手段
    は、前記画像形成回数計数手段によって画像形成回数を
    計数して一定回数ごとに補正をおこなうことを特徴とす
    る請求項6〜請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 さらに、画像形成をする際の稼動時間
    を計数する稼動時間計数手段を備え、前記第2補正手段
    は、前記稼動時間計数手段による稼動時間を計数して一
    定時間ごとに補正をおこなうことを特徴とする請求項6
    〜請求項8のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 レーザビームを感光体の主走査方向に
    移動する際に走査幅内での前記感光体における電位を読
    み取る測定工程と、 前記感光体にレーザビームを走査する時における信号を
    検知する検出工程と、 前記走査幅内における光学系の光パワーの変位に基づい
    て前記感光体面上における光パワーが一定になるように
    補正をする第1補正工程と、 前記測定工程の測定出力に基づき前記第1補正工程の出
    力に修正を加える演算工程と、 前記演算工程の演算出力にさらに前記感光体の劣化、特
    性に応じた補正をする第2補正工程と、 前記第2補正手段の出力に基づいて静電潜像を可視化し
    たトナー像を担持する前記感光体上に特定パターンを形
    成するための制御をする制御工程と、 を含むことを特徴とする画像形成方法。
  12. 【請求項12】 さらに、前記第1補正工程は、レーザ
    ダイオード駆動用のICおよび自動電力制御用の回路に
    対して前記感光体面上における光パワーが一定になるよ
    うに補正し、前記演算工程は、前記測定工程による電圧
    測定結果にしたがって前記第1補正工程における補正量
    を加えるため演算処理をすることを特徴とする請求項1
    1に記載の画像形成方法。
  13. 【請求項13】 さらに、画像形成をする際の回数を計
    数する画像形成回数計数工程を含み、前記第2補正工程
    は、前記画像形成回数計数工程によって画像形成回数を
    計数して一定回数ごとに補正をおこなうとともに、画像
    形成をする際の稼動時間を計数する稼動時間計数工程を
    含み、前記第2補正工程は、前記稼動時間計数工程によ
    る稼動時間を計数して一定時間ごとに補正をおこなうこ
    とを特徴とする請求項11に記載の画像形成方法。
  14. 【請求項14】 感光体の主走査方向に少なくとも2つ
    以上並べて走査幅内での前記感光体における電位を読み
    取る測定工程と、 前記感光体にレーザビームを走査する時における同期信
    号を検知する検出工程と、 前記走査幅内における光学系の光パワーの変位に基づい
    て前記感光体面上における光パワーが一定になるように
    第1シェーディング補正をする第1補正工程と、 前記測定工程の測定出力に基づき前記第1シェーディン
    グ補正に修正を加える演算工程と、 前記演算工程の演算出力にさらに前記感光体の劣化、特
    性に応じた補正量を加味した第2シェーディング補正を
    する第2補正工程と、 前記第2補正手段の出力に基づいて静電潜像を可視化し
    たトナー像を担持する感光体上に特定パターンを形成す
    るための制御をする制御工程と、 を含むことを特徴とする画像形成方法。
  15. 【請求項15】 さらに、前記第1補正工程は、レーザ
    ダイオード駆動用のICおよび自動電力制御用の回路に
    対して前記感光体面上における光パワーが一定になるよ
    うに補正量を加え、前記演算工程は、前記測定工程によ
    る電圧測定結果にしたがって前記第1補正工程における
    第1シェーディング補正量に修正を加えるための演算処
    理をすることを特徴とする請求項14に記載の画像形成
    方法。
  16. 【請求項16】 さらに、画像形成をする際の回数を計
    数する画像形成回数計数工程を含み、前記第2補正工程
    は、前記画像形成回数計数工程によって画像形成回数を
    計数して一定回数ごとに補正をおこなうとともに、画像
    形成をする際の稼動時間を計数する稼動時間計数工程を
    含み、前記第2補正工程は、前記稼動時間計数工程によ
    る稼動時間を計数して一定時間ごとに補正をおこなうこ
    とを特徴とする請求項14に記載の画像形成方法。
  17. 【請求項17】 前記請求項11〜16のいずれか一つ
    に記載された方法をコンピュータに実行させることを特
    徴とするプログラム。
  18. 【請求項18】 前記請求項17に記載されたプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6795099B2 (en) * 2002-02-08 2004-09-21 Canon Kabushiki Kaisha Laser beam with controllable light quantity feature usable in an image forming apparatus
JP2006313276A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
US7538315B2 (en) 2005-08-31 2009-05-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and control method therefor
US7911491B2 (en) * 2003-11-20 2011-03-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for controlling power of laser diode having optical power compensation

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