JP2008221847A - 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】濃度ムラを低減する補正値を簡便に設定することができ、少ないテスト印刷で光量を補正することのできる画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】 レーザ光源209から出射されるレーザ光を偏向走査する走査部211と、前記レーザ光を感光体ドラム上に導く光学系と、一走査中のレーザ光量を補正する一連の補正値を与える補正パターンを複数記憶する記憶部903と、前記記憶された補正パターンのうちから、少なくとも2種類の補正パターンを含む補正グループを選択する選択部902と、前記選択されたグループに属する少なくとも2種類の補正パターンを所定タイミングで切換える切換部905と、前記切換部で切替えられた補正パターンに基づいて走査中のレーザ光量を補正する補正部214と、前記それぞれの補正パターンで補正されたレーザ光によって感光体ドラム上に形成された複数の画像を一枚の媒体に印刷する印刷部とを備えた画像形成装置である。
【選択図】 図12

Description

本発明は、製品コストの増加を抑制して、簡便に濃度ムラを解消することのできる画像形成装置、画像形成方法及びプログラムに関する。
一般に、光源として半導体レーザ(以下、「レーザ」という。)を用いたデジタル複写機などの画像形成装置では、APC(Auto Power Control)と呼ばれる光量制御方法が用いられている。APCは、画像領域のレーザの発光量を、レーザに内蔵されたフォトダイオード、または外部に設けたフォトダイオードによって検知し、その検知信号を用いて、発光量の安定化制御を行う。
上記APC処理は、レーザ光源から照射されるレーザ光量を主に1走査ごとに所定値に制御する処理である。しかし、実際の画像形成装置ではレーザ光源から感光体ドラムまでの光路上にレーザ光量を変化させる要因が存在する。例えば光学素子の透過率が主走査方向で異なるため、感光体ドラム表面上での主走査方向のレーザ光量は均一ではない。そして、このレーザ光量の不均一さが印刷画像に濃度ムラとなって現れる。
光学素子の透過率は入射光角度により異なる。光学素子の光軸に沿って光が入射した場合は透過率が大きく、光学素子の光軸に対して光が斜めに入射する場合は透過率が小さくなる。従って、画像形成装置等で用いられる光学素子であるf-θレンズへのレーザ光の入射角度は、f-θレンズの中心付近は垂直に近く、f-θレンズの端に行くほど入射角度は斜めになるため、f−θレンズ端ほど透過率が小さくなる。
図15は、光の主走査方向位置における光学素子の透過率を示す図である。ここで、縦軸の上の方が透過率が大きく、下の方が透過率が小さいことを示している。主走査方向位置によって透過率が異なるため、上記APC処理によってレーザ光源から照射されるレーザ光量を一定に制御したとしても、光学素子を透過した感光体ドラム表面上での主走査方向のレーザ光量は図16に示すように、光学素子の透過率の大きい中心部分では、レーザ光量が大きく、光学素子の透過率が小さくなる端の部分ではレーザ光量が小さくなる。更に、この光学素子の透過率は光学素子のメーカーや種類の違いによっても異なる。
このようなレーザ光路中のレーザ光量の変化を補正して、印刷画像の濃度ムラを解消する方法が従来技術として存在する(特許文献1)。特許文献1に記載された技術では、主走査方向の各位置に応じた光量補正値をあらかじめメモリなどの補正値記憶部に設定する。そして、走査中の主走査方向の位置に応じて、光量補正手段が光量補正値を用いてレーザ光量を補正して感光体ドラム上のレーザ光量を一定に制御する。
また、特許文献1に記載された技術では、操作者は補正値記憶部に設定する光量補正値を変更し、出力されたサンプル画像で濃度ムラが解消されたか否かを判断する。そして、この処理ステップを繰り返して実行することで適正な補正値を設定する。
特開平11−112809号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、適正な補正を行うために、何度も繰り返してテスト印刷を行う必要が生ずる場合があり、またその設定方法も複雑であるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、濃度ムラを低減するための補正値を簡便に設定することができ、少ないテスト印刷で光量を補正することのできる画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、レーザ光源から出射されるレーザ光を偏向走査する走査部と、前記レーザ光を感光体ドラム上に導く光学系と、一走査中のレーザ光量を補正する一連の補正値を与える補正パターンを複数記憶する記憶部と、前記記憶された補正パターンのうちから、少なくとも2種類の補正パターンを含む補正グループを選択する選択部と、前記選択されたグループに属する少なくとも2種類の補正パターンを所定タイミングで切換える切換部と、前記切換部で切替えられた補正パターンに基づいて走査中のレーザ光量を補正する補正部と、前記それぞれの補正パターンで補正されたレーザ光によって感光体ドラム上に形成された複数の画像を一枚の媒体に印刷する印刷部とを備えた画像形成装置である。
また本発明は、レーザ光源から出射されるレーザ光により感光体ドラム上を走査露光してこの感光体ドラム上に画像を形成する画像形成装置の画像形成方法であって、一走査中のレーザ光量を補正する一連の補正値を与える補正パターンを複数記憶する記憶ステップと、前記記憶された補正パターンのうちから、少なくとも2種類の補正パターンを含む補正グループを選択する選択ステップと、前記選択されたグループに属する少なくとも2種類の補正パターンを所定タイミングで切換える切換ステップと、前記切換ステップで切替えられた補正パターンに基づいて走査中のレーザ光量を補正する補正ステップと、前記それぞれの補正パターンで補正されたレーザ光によって感光体ドラム上に形成された複数の画像を一枚の媒体に印刷する印刷ステップとを備える画像形成方法である。
また本発明は、レーザ光源から出射されるレーザ光により感光体ドラム上を走査露光してこの感光体ドラム上に画像を形成する画像形成装置で実行される画像形成プログラムであって、一走査中のレーザ光量を補正する一連の補正値を与える補正パターンを複数記憶する記憶ステップと、前記記憶された補正パターンのうちから、少なくとも2種類の補正パターンを含む補正グループを選択する選択ステップと、前記選択されたグループに属する少なくとも2種類の補正パターンを所定タイミングで切換える切換ステップと、前記切換ステップで切替えられた補正パターンに基づいて走査中のレーザ光量を補正する補正ステップと、前記それぞれの補正パターンで補正されたレーザ光によって感光体ドラム上に形成された複数の画像を一枚の媒体に印刷する印刷ステップとを備えた画像形成プログラムである。
本発明によれば、濃度ムラを低減するための補正値を簡便に設定することができ、少ないテスト印刷で光量を補正することのできる画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の画像形成装置の構成を示す図である。
画像形成装置100は、制御部101、感光体ドラム102、帯電器103、走査露光部104、現像器105、転写チャージャ106、剥離チャージャ107、クリーナ108、給紙部109、用紙搬送部110、定着器111、排紙部112及び排紙トレイ114を備えている。
感光体ドラム102は、副走査方向(矢印にて図示した感光体ドラム102の周方向)に回転する。感光体ドラム102の周辺近傍には、帯電器103が配置される。帯電器103は、感光体ドラム102の表面を均一に帯電する。走査露光部104は、走査露光部104内の半導体レーザを用いて感光体ドラムを走査しながら画像信号に応じて発光/消灯する。この半導体レーザから出射されるレーザ光は、ポリゴンミラーなどの偏向器によって主走査方向(感光体ドラム102の回転軸方向)に走査する光となる。そしてレンズ等の光学系によって、レーザ光は感光体ドラム102上に照射される。帯電した感光体ドラム102にレーザ光が照射されると、照射された部位の電位が低下し、静電潜像が形成される。
現像器105は、現像剤を感光体ドラム102に塗布することで、感光体ドラム102上にトナー像を形成する。一方、画像形成装置100の底部には用紙カセット113が設けられている。給紙ローラ115は、用紙カセット113内の用紙130を1枚ずつ分離して、給紙部109に送り出す。給紙部109は、感光体ドラム102の転写位置まで用紙130を供給する。転写チャージャ106は、供給される用紙130にトナー像を転写する。剥離チャージャ107は、感光体ドラム102から用紙130を剥離する。
トナー像が転写された用紙130は、用紙搬送部110によって搬送される。定着器111は、トナー像を用紙130に定着させる。排紙部112は、排紙トレイ114に画像が印刷された用紙130を排出する。
また、用紙130へトナー像の転写が終了した後、感光体ドラム102上の残留トナーはクリーナ108によって取り除かれる。感光体ドラム102は、初期状態に復帰し、次の画像形成の待機状態となる。
以上のプロセス動作を繰り返すことにより、画像形成動作が連続して行われる。
図2は、画像形成装置100の制御部101と、走査露光部104の構成を示す図である。
制御部101は、CPU201、メモリ202、画像データI/F203、ページメモリ204及びハードディスク205を備えている。
そして、制御部101には、指示部206及び外部通信I/F207が信号接続されている。指示部206は、タッチパネルやボタンなどの操作部材を備えている。外部通信I/F207には、LANケーブル、USBケーブルなどを接続するための通信インターフェースが設けられている。
走査露光部104は、レーザ制御回路208、半導体レーザ(以下、「レーザ」という。)209、ポリゴンモータドライバ210、ポリゴンミラー211、f−θレンズ212、ビーム検知センサ213、電圧補正部214及び補正値設定部215を備えている。
制御部101は、画像形成装置100の各部を統括して制御する。指示部206、あるいは外部通信I/F207からの画像データの印刷要求に対し、CPU201は、印刷が要求された画像データを、複数部印刷などの必要に応じてページメモリ204やハードディスク205に格納する。この処理は、画像データI/F203を介して実行される。この処理では、メモリ202は一時的なデータ格納バッファとして機能する。なお、印刷する画像データは、図示しないスキャナなどの画像読取装置から取り込んでもよい。
また指示部206は、ユーザの操作に基づいて濃度補正値を指定する。制御部101は、指定された濃度補正値に基いて濃度ムラ補正動作を実行する。この動作については後述する。
CPU201は、ページメモリ204に格納された画像データを画像データI/F203を介して、走査露光部104内のレーザ制御回路208に送信する。レーザ制御回路208は、送信された画像データに応じてレーザ209をON/OFFさせる。レーザ209から出射されるレーザ光は、図示しないコリメータレンズや集光レンズなどの光学系によって集光され、ポリゴンモータドライバ210によって駆動させられるポリゴンミラー211によって走査する光となる。そして、レーザ光は、f−θレンズ212を通して、1走査ラインごとに、図示しない感光体ドラム102上に照射される。
また、走査露光部104では、感光体ドラム102の近傍に配されたビーム検知センサ213が走査するレーザ光を検知する。不図示のビーム検知回路が、検知信号に基いて、主走査方向の1走査の基準となる水平同期信号を発生させる。電圧補正部214は、主走査方向のレーザ光量を補正するための補正電圧をレーザ制御回路208に付加する。この補正電圧値は、補正値設定部215にあらかじめ設定されている。
図3は、レーザ光量の補正に関する回路の構成を示す図である。
図3を参照しつつ、レーザ制御回路208によって制御される上述のレーザ光量安定化制御(APC)を説明する。
APCでは、レーザ光源(LD)301のレーザ光量を、レーザ209に内蔵されたフォトダイオード(PD)302、または外部に設けたフォトダイオード(不図示)によって検出し、そのフォトダイオード302または外部のフォトダイオードの検出電流に応じてレーザ209を所望の光量で発光させる。
具体的には、まず、所定のレーザ駆動電流をレーザ209に供給し、レーザ光源301を発光する。レーザ光源301の発光量をフォトダイオード302で検出する。この検出した電流を調整抵抗Rpd303によって電圧に変換する。変換後の電圧値である検出電圧Vmと所望の発光量に対する電圧値である基準電圧Vrefとをコンパレータ306によって比較する。検出電圧Vmが基準電圧Vrefより大きければホールドコンデンサ304の電荷を放電してレーザ光源301の発光量を少なくする。検出電圧Vmが基準電圧Vrefより小さければホールドコンデンサ304の電荷を充電してレーザ光源301の発光量を大きくする。このように、ホールドコンデンサ304の充電・放電を制御して検出電圧Vmが基準電圧Vrefと等しくなるように調整する。この処理によってレーザ光源301のレーザ光量を一定に保つことができる。ここで、基準電圧Vrefは、APC基準電圧回路305から供給しているが、外部から供給するようにしてもよい。
なお、このAPC処理が行われるのは、APC回路307がアクティブのときである。APC回路が非アクティブのとき、コンパレータ306は切り離され、検出電圧Vmと基準電圧Vrefによらず、アクティブのときに設定されたホールドコンデンサ304の電荷に相当する電圧でレーザ光源301を点灯させる。
このAPC回路307のアクティブ/非アクティブは、CPU201から入力されるAPC信号によって切り替えられる。このAPC回路のアクティブ/非アクティブのタイミングについて説明する。通常、APCをアクティブにするのは走査レーザ光が画像領域外の一部分にあるときで、走査レーザ光が画像領域内にあるときはAPCを非アクティブにする。
走査されたレーザ光を画像領域外に設けたビーム検知センサ213によって検知する。そして、その検知信号に基いて、主走査方向の1走査の基準となる水平同期信号を発生させる。一方、画像クロック発生器308は画像データ信号の基準となる画像クロック信号を発生する。そして、同期回路309は、この水平同期信号に画像クロック信号を同期させる。CPU201は、内部のカウンタで水平同期信号と同期した画像クロック信号のクロック数をカウントする。CPU201は、そのカウント数に応じて、APC回路307にアクティブ/非アクティブを切り替えるAPC信号を出力する。
レーザ制御回路208は、APCによってレーザ光源301の光量を一定に制御すると共に、CPU201から送られてくる画像データ信号に応じて、レーザ光源301のON/OFFを制御する。レーザ光源301のON/OFF制御は、レーザスイッチング回路310が実行する。
レーザスイッチング回路310には、レーザ駆動電流リミッタ抵抗(RS)311が接続されている。このレーザ駆動電流リミッタ抵抗(RS)311の抵抗値を変更することによって、最大レーザ駆動電流を設定でき、レーザ駆動電流が既定値より大きくならないように制御できる。
また、レーザ光源301のON/OFF動作の応答特性を良くするために、バイアス電圧回路312、バイアス電流回路313によって、バイアス電流をレーザ光源301に加えてもよい。バイアス電流はバイアス電流設定抵抗(RB)314を変更することによって調整できる。また、バイアス電流のかわりに、レーザ光源301のしきい値からのオフセット電流を設定するようにしてもよい。
以上説明したAPC処理では、1走査ごとにレーザ光量の制御が行われる。しかしながら、このAPC処理では、上述したように1走査中のレンズの透過率の違いなどによる、画像領域走査中の光量の変化を補正することはできない。
そこで、画像領域走査中には、電圧補正部214がレーザ光量の変化を補正する。即ち、ホールドコンデンサ304に電圧補正部214を接続し、ホールドコンデンサ304の電位を制御してレーザ光源301の光量を補正できるようにする。これは、レーザ光量が、ホールドコンデンサ304の電位によって調整できることを考慮したものである。
具体的には、電圧補正部214は、ボールテージフォロワ316によって、補正値設定部215から入力される補正電圧を保持する。一方、この補正電圧は数Vのオーダなので、抵抗318、抵抗319によって分圧することで数十mVのオーダに調整して、ホールドコンデンサ304に付加する。ここで、補正値設定部215には、レーザ光量補正量としての補正電圧があらかじめ格納されているものとする。また、抵抗319と並列にコンデンサ320を接続して、電圧補正変化時にノイズが発生しにくいようにしても良い。
図4、図5は、1走査中の光量補正処理のタイミングチャートである。
図4の横軸は経過時間を表す。縦軸はそれぞれ画像クロック信号(図4(a))、画像クロックカウント値(図4(b))、APC信号タイミング(図4(c))、水平同期信号タイミング(図4(d))を表している。
図5の横軸はレーザ主走査方向位置を表し、縦軸はそれぞれ光学素子(f−θレンズ)の透過率(図5(e))、光量補正前の感光体ドラム上のレーザ光量(図5(f))、電圧補正部によって付加される補正電圧(図5(g))、光量補正後のレーザ光源上でのレーザ光量(図5(h))、光量補正後の感光体ドラム上のレーザ光量(図5(i))を示している。
なお、図4の横軸の経過時間は、図5の横軸のレーザ主走査方向位置と対応して表している。
図3乃至図5を参照しつつタイミングチャートを説明する。
画像クロック発生器308は、図4(a)に示す画像データ信号の基準となる画像クロック信号を発生する。そして、CPU201は、内部のカウンタで水平同期信号を基準としてこの画像クロック信号のクロック数をカウントする。図4(b)に画像クロックカウント値を示す。このクロックカウンタ数によって主走査方向位置、つまり主走査方向の感光体ドラム上の位置が決定される。
従って、CPU201は、そのクロックカウント数に応じて、APC回路307にアクティブ/非アクティブを切り替えるAPC信号を出力する。図4(c)のAPC信号でLOWレベルとなっている期間がAPCがアクティブとなっている状態である。
図4(c)のAPCの行われている最中に、走査されたレーザ光がビーム検知センサ213によって検知されると、図4(d)に示す水平同期信号が発生する。同期回路309は、1走査ごとにこの水平同期信号に画像クロック信号を同期させる。図4(d)では、例として水平同期信号図4(d)の立ち下りで同期させている。
感光体ドラム102上の画像領域において、光学素子の透過率は、図5(e)に示すように、主走査方向位置の中心部分が大きく端のほうになるにつれ小さくなっている。このため、感光体ドラム102上のレーザ光量は図5(f)に示すように、点線で示しているAPC制御によって所定値に設定されたレーザ光量に比べ、端のほうになるにつれ減衰している。
この主走査方向位置のレーザ光量の減衰に応じて、電圧補正部214によって図5(g)に示す補正電圧を付加する。この補正電圧の付加は、主走査方向位置に対応するクロックカウンタ数に対応したタイミングで行われる。
図5(h)は、光量補正後のレーザ光パワーを示している。レーザ光量があまり減衰していない中心部分の補正電圧は小さく、レーザ光量が大きく減衰している端のほうの補正電圧は大きく設定している。このように、主走査方向位置に応じて補正電圧を付加することで感光体ドラム102上のレーザ光量を図5(i)に示すように一定にする。
なお、図5(g)の補正電圧を変化させるタイミングは、画像クロック信号1クロックごとである必要はなく、数クロックごとに補正電圧を変化させてもよい。適宜のクロック数で補正電圧を更新出力しても良い。
次に、補正値を設定する方法について説明する。
本発明の実施の形態では、予め設けられた複数種類の濃度補正値に従って複数のテストパターンが印刷される。ユーザは印刷された複数のテストパターンをチェックして濃度ムラの少ないテストパターンを選択する。あるいは、ユーザは更に詳細な調整を行うためのテストパターンであるサブパターンを指定する。そして、ユーザは印刷された複数のサブパターンをチェックして濃度ムラの少ないサブパターンを選択する。これによって適正な濃度補正値を容易に得ることができる。
図6は、指示部206の構成を示す図である。ユーザは、指示部206からテストパターンを印刷するための種々の設定を行う。
指示部206には、表示部501、決定ボタン502、キャンセルボタン503、上側ボタン504、下側ボタン505、左側ボタン506及び右側ボタン507が設けられている。
図7、図8は、テストパターンを印刷する概略の手順を示すフロー図である。なお、ここに示した処理手順はメモリ202に格納されており、CPU201によって実行される。
ステップS601において、ユーザが項目選択ボタンである上側ボタン504や下側ボタン505を押すと、CPU201は、指示部206を選択項目受け付け状態とする。続いてユーザが上側ボタン504や下側ボタン505を押す毎に新たな設定項目が表示される。この操作で濃度設定や用紙設定などの種々の設定項目を選択することができる。
ステップS602でYesの場合、即ち表示部501に設定項目である『濃度設定』を表示して決定ボタン502を押すと、出力するテストパターン番号が表示される。ユーザは、上側ボタンや504や下側ボタン505を操作して、テストパターンを選択する。
ステップS603でYesの場合、即ち表示部501に『テストパターン〔1〕出力』と表示されている状態で、ユーザが決定ボタン502を押すと、ステップS604において、テストパターン〔1〕を印刷する。
図9は、テストパターン〔1〕の対象となる複数の濃度ムラ画像の一例を示し、図10は、それぞれの濃度ムラを補正するための補正値を示す。図9と図10を参照して、テストパターンとその補正値について説明する。
図9の画像〔1〕は、フラットな明るさを表している。濃度ムラが生じていないため、対応する図10の補正パターン〔1〕もフラットであり、補正は行われない。図9の画像〔2〕は、中央部が明るく両端部が暗い。即ち、中央部ではレーザ光の強度が強く、両端部ではレーザ光の強度が弱い。従って、対応する図10の補正パターン〔2〕では、主走査方向の両端部でレーザ光の強度を強くするように補正を行っている。
図9の画像〔3〕は、右端部が明るく左端部に向かって暗くなっている。即ち、右端部ではレーザ光の強度が強く、左端部に向かってレーザ光の強度が弱くなっている。従って、対応する図10の補正パターン〔3〕では、主走査方向の左端部でレーザ光の強度を強くし、右端部に向かってレーザ光の強度が減少するように補正を行っている。図9の画像〔4〕は、右端部が暗く左端部に向かって明るくなっている。即ち、右端部ではレーザ光の強度が弱く、左端部に向かってレーザ光の強度が強くなっている。従って、対応する図10の補正パターン〔4〕では、主走査方向の左端部でレーザ光の強度を弱くし、右端部に向かってレーザ光の強度が増加するように補正を行っている。
図9の画像〔5〕は、中央部及び両端部が暗くその各部の間が明るくなっている。即ち、中央部及び両端部ではレーザ光の強度が弱く、その各部の間のレーザ光の強度が強くなっている。従って、対応する図10の補正パターン〔5〕では、主走査方向の中央部及び両端部でレーザ光の強度を強くし、その各部の間ではレーザ光の強度が減少するように補正を行っている。
なお、テストパターン〔1〕に含まれる主走査方向の濃度が独立に異なる複数の補正パターンの画像と、それぞれの補正パターン画像に対応する補正値はメモリ202、あるいはハードディスク205にあらかじめ設定されているものとする。
また、テストパターン〔1〕では、補正パターンの例として補正パターン〔1〕から補正パターン〔5〕の5種類を示しているが、補正パターンは、少なくとも異なる2パターン以上であれば、いくつでもよい。
また、補正パターンは上述の例に限らず、フラット形状、凹形状、凸形状、右上がり形状、右下がり形状、W形状を含む形状、M形状を含む形状を用いても良い。
図7に戻り、ステップS605において、ユーザは出力されたテストパターン〔1〕の濃度ムラを、目視、あるいは濃度計を用いて判別する。
ステップS605でYesの場合、即ち出力されたテストパターン〔1〕の中に濃度ムラの少ない画像があれば、ステップS606において、その画像に対応する補正パターンを選択する。このように、複数の画像をそれぞれ比較することができるため、濃度ムラの少ない画像を簡単に判別することができる。
ステップS605でNoの場合、即ち出力されたテストパターン〔1〕の中に濃度ムラの少ない画像がなければ、S603に戻る。そして、テストパターンを改めて選択する。なお、テストパターンを選択する際、左側ボタン506、右側ボタン507で選択し、決定ボタン502で決定する。
ステップS606で濃度ムラの少ない補正パターンを選択すると、ステップS607において、表示部501に『サブパターン出力』と表示される。ユーザは、サブパターンを出力するかどうかを選択する。サブパターンとは、ステップS606で選択した補正パターンと同様のパターンであるが濃度が異なるパターンや、濃度の変化率が少し異なるパターンなどである。図11は、サブパターンの例を示す図である。この例では、補正パターンをXY座標で表したとき、比較する補正パターン同士がX軸もしくはY軸に沿って平行移動した関係にある。また、同じ主走査方向位置における一方の補正値と他方の補正値との比率が一定値となっている。なお、このサブパターン画像にも少なくとも2種類以上の複数の補正パターンが設定されている。
図7のステップS607でYesの場合、即ち、ユーザがサブパターン出力を選択し、決定ボタン502を押したときは、ステップ608でサブパターンを印刷する。そして、サブパターンが出力された後、再度、ユーザが目視、あるいは濃度計を用いて画像の濃度ムラを判別する。ステップS609において、出力された画像の中に濃度ムラの少ない画像があれば、その画像に対応した補正サブパターンを選択する。このように、複数の画像をそれぞれ比較することができるため、濃度ムラの少ない画像を簡単に判別することができる。
一方、ステップS607でNoの場合、即ちユーザがサブパターン出力を選択しなかった場合は、ステップS606で選択された補正パターンが有効となっている。
ステップS611において、表示部501には『濃度設定終了』と表示される。
ステップS611でNoの場合、即ちユーザがキャンセルボタン503を押したときは、ステップS603に戻り、上述の処理を繰り返す。
ステップS611でYesの場合、即ちユーザが決定ボタン502を押したときは、ステップS612において、選択した補正パターンあるいは補正サブパターンに対応する補正値を補正値設定部215に保存し処理を終了する。
一方、ステップS603でNoの場合、即ちユーザがキャンセルボタン503を押すと、表示部501には『テストパターン〔2〕出力』と表示される。図8のステップS613でYesの場合、即ち表示部501に『テストパターン〔2〕出力』と表示されている状態で、ユーザが決定ボタン502を押すと、ステップS604において、テストパターン〔2〕を印刷する。
ステップS614〜S619におけるテストパターン〔2〕についての処理は、上述のステップS604〜S609のテストパターン〔1〕についての処理と同様であるためその詳細の説明は省略する。
なお、本実施の形態では、テストパターン〔1〕及びテストパターン〔2〕を用いているが、さらに精度よく補正するために、テストパターンの種類を増やしてもよい。あるいは同様にサブパターンの種類も増やしてもよい。
次に、上述の補正値設定処理を実現するための補正値設定部215の構成について説明する。図12は、補正値設定部215の構成と関連する回路の接続を示す図である。
補正値設定部215は、水平同期信号カウンタ901、アドレス選択部902、補正値記憶部903、画像クロックカウンタ904、デジタル/アナログ(DA)変換タイミング信号発生部905及びDA変換部906を備えている。
水平同期信号カウンタ901は、水平同期信号をカウントする。補正値記憶部903は、一水平走査期間中の時系列補正値を複数パターン記憶する。アドレス選択部902は、水平同期信号のカウント値に対応して、補正値が格納されている補正値記憶部903内のアドレスを指定する。画像クロックカウンタ904は、水平同期信号を入力タイミングから新たに画像クロック信号をカウントする。DA変換タイミング信号発生部905は、補正値を更新するタイミング信号を発生する。DA変換部906は、指定されたタイミングで補正値を更新してアナログ信号に変換して保持する。
続いて、補正値設定部215の動作について説明する。
ビーム検知センサ213は、内部の検知回路によって走査されたレーザ光を検知すると、主走査方向の1走査の基準となる水平同期信号を発生する。一方、画像クロック発生器308は、画像データ信号の基準となる画像クロック信号を発生する。同期回路309はこの水平同期信号に画像クロック信号を同期させる。補正値設定部317内の画像クロックカウンタ904は、水平同期信号と同期した画像クロック信号を入力して画像クロック数をカウントする。
また、補正値設定部317内の水平同期信号カウンタ901は、ビーム検出センサ213から出力される水平同期信号を入力して水平同期信号の数をカウントする。アドレス選択部902は、そのカウント値を入力する。アドレス選択部902は、この水平同期信号のカウント数を基に補正値記憶部903に記憶された補正値のアドレスを選択する。そしてアドレス選択部902は、そのアドレスを補正値記憶部903に出力する。補正値記憶部903は、このアドレスに基いて水平同期信号のカウント値に応じた補正値をDA変換部906に出力することができる。
一方、画像クロックカウンタ904のカウンタ値は補正値記憶部903にも出力される。補正値記憶部903は、画像クロックカウンタ904のカウンタ値に応じた1走査中の補正値をDA変換部906に出力する。また、画像クロックカウンタ904の所定のカウンタ値ごとに、DA変換タイミング信号発生部905はDA変換タイミング信号をDA変換部906に出力する。このDA変換タイミング信号によって、DA変換部906から出力される補正値が切り替わる。なお、画像クロックカウンタ904のカウンタ値はビーム検知センサ213からの水平同期信号によってリセットされる。
DA変換部906から出力されたアナログ電圧は、電圧補正部214を介して、ホールドコンデンサ304に蓄積される。レーザ制御回路208は、ホールドコンデンサ304の電圧によってレーザ209のレーザ光量を補正して調節する。
図13は、テストパターン出力のタイミングチャートを示す図である。図12と図13を参照しつつテストパターン出力動作について説明する。
指示部206を介してテストパターン〔1〕が選択されると、CPU201は、アドレス選択部902に対してテストパターン〔1〕に含まれる5種類の補正値を指定するように指示する。
ビーム検知センサ213が、最初の水平同期信号を出力すると、上述の補正値設定部215の動作によって補正パターン〔1〕の補正値が出力される。このときの、補正電圧のパターンはフラットな形状である。補正パターン〔1〕による補正は、その後も水平同期信号が入力される毎に繰り返して継続する。従って、補正パターン〔1〕による帯状の画像が印刷される。
水平同期信号が所定回数発生すると、アドレス選択部902は、補正パターン〔2〕の補正値が記憶されているアドレスを出力する。これによって、補正電圧のパターンは、凹の形状となる。補正パターン〔2〕による補正は、その後も水平同期信号が入力される毎に繰り返して継続する。従って、補正パターン〔2〕による帯状の画像が印刷される。
同様にして、補正パターン〔3〕から補正パターン〔5〕による補正電圧が出力され、それぞれの補正電圧による帯状の画像が印刷される。
図14は、テストパターン〔1〕によって濃度ムラが補正される様子を表す図である。
図14の上段に示す補正前の濃度ムラに対して、図14の中段に示す各補正パターンの補正電圧を与えた場合、補正された後の濃度は図14の下段に示すように変化する。
ユーザは、出力された画像を見ることで、他の画像と比較して、補正パターン〔2〕が濃度ムラを低減するのに効果があると判断することができる。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成方法によれば、種々の効果を奏することができる。
本実施の形態では、複数の補正パターンによる画像を印刷して提供する。
従って、1補正パターン毎に出力して補正パターンが効果的かどうかを判断する方式に比較すると、相互に比較できる複数のパターンを提供しているため、適切なパターンを容易に選択することができる。
また、選択した補正パターンに関連したサブパターンを使用できるようにしているため、更に濃度ムラをきめ細かく解消することが可能となる。このサブパターンによる画像も複数印刷するように構成しているため、上述の効果と同様に適切なパターンを容易に選択することができる。
この結果、製品コストの増加を抑制して適切なパターンを容易に選択することができる。
なお、上述の実施の形態で説明した各機能は、ハードウエアを用いて構成しても良く、また、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現しても良い。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
更に、各機能は図示しない記録媒体に格納したプログラムをコンピュータに読み込ませることで実現させることもできる。ここで本実施の形態における記録媒体は、プログラムを記録でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、その記録形式は何れの形態であってもよい。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
画像形成装置の構成を示す図。 画像形成装置の制御部と、走査露光部の構成を示す図。 レーザ光量の補正に関する回路の構成を示す図。 1走査中の光量補正のタイミングチャート。 1走査中の光量補正のタイミングチャート。 指示部の構成を示す図。 テストパターンを印刷する概略の手順を示すフロー図。 テストパターンを印刷する概略の手順を示すフロー図。 テストパターンの対象となる複数の濃度ムラ画像の一例を示す図。 それぞれの濃度ムラを補正するための補正値を示す図。 サブパターンの例を示す図。 補正値設定部の構成と関連する回路の接続を示す図。 テストパターン出力のタイミングチャートを示す図。 テストパターンによって濃度ムラが補正される様子を表す図。 光の主走査方向位置における光学素子の透過率を示す図。 感光体ドラム表面上での主走査方向のレーザ光量を示す図。
符号の説明
100…画像形成装置、101…制御部、102…感光体ドラム、104…走査露光部、201…CPU、206…指示部、208…レーザ制御回路、209…レーザ、211…ポリゴンミラー、212…f−θレンズ、213…ビーム検知センサ、214…電圧補正部、215…補正値設定部、301…レーザ光源、305…APC基準電圧回路、307…APC回路、308…画像クロック発生器、309…同期回路、310…レーザスイッチング回路、317…補正値設定部、902…アドレス選択部、903…補正値記憶部、904…画像クロックカウンタ、905…D/A変換タイミング発生部。

Claims (18)

  1. レーザ光源から出射されるレーザ光を偏向走査する走査部と、
    前記レーザ光を感光体ドラム上に導く光学系と、
    一走査中のレーザ光量を補正する一連の補正値を与える補正パターンを複数記憶する記憶部と、
    前記記憶された補正パターンのうちから、少なくとも2種類の補正パターンを含む補正グループを選択する選択部と、
    前記選択されたグループに属する少なくとも2種類の補正パターンを所定タイミングで切換える切換部と、
    前記切換部で切替えられた補正パターンに基づいて走査中のレーザ光量を補正する補正部と、
    前記それぞれの補正パターンで補正されたレーザ光によって感光体ドラム上に形成された複数の画像を一枚の媒体に印刷する印刷部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記切換部は、水平同期信号の入力回数に基づいて前記選択されたグループに属する少なくとも2種類の補正パターンを切換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記選択されたグループに属する複数の補正パターンは、X軸に主走査方向位置をとり、Y軸に補正量をとった2次元で表したときに、フラット形状、凹形状、凸形状、右上がり形状、右下がり形状、W形状を含む形状、M形状を含む形状のうち少なくとも2つを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記選択されたグループに属する複数の補正パターンの内1つを指定する指定部を更に有し、
    前記選択部は、前記指定された補正パターンに対応付けられた新たな複数の補正パターンを含むサブグループを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記選択されたサブグループに属する補正パターンは、X軸に主走査方向位置をとり、Y軸に補正量をとった2次元で表したときに、互いにX軸方向あるいはY軸方向にシフトしたパターンであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記選択されたサブグループに属する補正パターンは、X軸に主走査方向位置をとり、Y軸に補正量をとった2次元で表したときに、同一主走査方向位置での一方の補正値と他方の補正値との比率が同じであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. レーザ光源から出射されるレーザ光により感光体ドラム上を走査露光してこの感光体ドラム上に画像を形成する画像形成装置の画像形成方法であって、
    一走査中のレーザ光量を補正する一連の補正値を与える補正パターンを複数記憶する記憶ステップと、
    前記記憶された補正パターンのうちから、少なくとも2種類の補正パターンを含む補正グループを選択する選択ステップと、
    前記選択されたグループに属する少なくとも2種類の補正パターンを所定タイミングで切換える切換ステップと、
    前記切換ステップで切替えられた補正パターンに基づいて走査中のレーザ光量を補正する補正ステップと、
    前記それぞれの補正パターンで補正されたレーザ光によって感光体ドラム上に形成された複数の画像を一枚の媒体に印刷する印刷ステップと
    を備えることを特徴とする画像形成方法。
  8. 前記切換ステップは、水平同期信号の入力回数に基づいて前記選択されたグループに属する少なくとも2種類の補正パターンを切換えることを特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
  9. 前記選択されたグループに属する複数の補正パターンは、X軸に主走査方向位置をとり、Y軸に補正量をとった2次元で表したときに、フラット形状、凹形状、凸形状、右上がり形状、右下がり形状、W形状を含む形状、M形状を含む形状のうち少なくとも2つを有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
  10. 前記選択されたグループに属する複数の補正パターンの内1つを指定する指定ステップを更に有し、
    前記選択ステップは、前記指定された補正パターンに対応付けられた新たな複数の補正パターンを含むサブグループを選択することを特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
  11. 前記選択されたサブグループに属する補正パターンは、X軸に主走査方向位置をとり、Y軸に補正量をとった2次元で表したときに、互いにX軸方向あるいはY軸方向にシフトしたパターンであることを特徴とする請求項10に記載の画像形成方法。
  12. 前記選択されたサブグループに属する補正パターンは、X軸に主走査方向位置をとり、Y軸に補正量をとった2次元で表したときに、同一主走査方向位置での一方の補正値と他方の補正値との比率が同じであることを特徴とする請求項10に記載の画像形成方法。
  13. レーザ光源から出射されるレーザ光により感光体ドラム上を走査露光してこの感光体ドラム上に画像を形成する画像形成装置で実行される画像形成プログラムであって、
    一走査中のレーザ光量を補正する一連の補正値を与える補正パターンを複数記憶する記憶ステップと、
    前記記憶された補正パターンのうちから、少なくとも2種類の補正パターンを含む補正グループを選択する選択ステップと、
    前記選択されたグループに属する少なくとも2種類の補正パターンを所定タイミングで切換える切換ステップと、
    前記切換ステップで切替えられた補正パターンに基づいて走査中のレーザ光量を補正する補正ステップと、
    前記それぞれの補正パターンで補正されたレーザ光によって感光体ドラム上に形成された複数の画像を一枚の媒体に印刷する印刷ステップと
    を備えることを特徴とする画像形成プログラム。
  14. 前記切換ステップは、水平同期信号の入力回数に基づいて前記選択されたグループに属する少なくとも2種類の補正パターンを切換えることを特徴とする請求項13に記載の画像形成プログラム。
  15. 前記選択されたグループに属する複数の補正パターンは、X軸に主走査方向位置をとり、Y軸に補正量をとった2次元で表したときに、フラット形状、凹形状、凸形状、右上がり形状、右下がり形状、W形状を含む形状、M形状を含む形状のうち少なくとも2つを有することを特徴とする請求項13に記載の画像形成プログラム。
  16. 前記選択されたグループに属する複数の補正パターンの内1つを指定する指定ステップを更に有し、
    前記選択ステップは、前記指定された補正パターンに対応付けられた新たな複数の補正パターンを含むサブグループを選択することを特徴とする請求項13に記載の画像形成プログラム。
  17. 前記選択されたサブグループに属する補正パターンは、X軸に主走査方向位置をとり、Y軸に補正量をとった2次元で表したときに、互いにX軸方向あるいはY軸方向にシフトしたパターンであることを特徴とする請求項16に記載の画像形成プログラム。
  18. 前記選択されたサブグループに属する補正パターンは、X軸に主走査方向位置をとり、Y軸に補正量をとった2次元で表したときに、同一主走査方向位置での一方の補正値と他方の補正値との比率が同じであることを特徴とする請求項16に記載の画像形成プログラム。
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