JP2005066827A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】aーSiドラム特有の表面電位むらやOFS光学系特有の光量端部落ちの光量補正をD/Aを用いずに、簡単な回路で実現する。そうすることでASICに容易に取り込むことができ、低コスト化が可能になる。
【解決手段】入力された画像信号に応じて画素変調信号を生成し、前記変調信号に応じてレーザビームを像担持体上に照射し、画像情報を書き込み可視像化する手段を有し、その像を転写部材上に転写、定着して画像を形成する画像形成装置において、走査位置に応じた領域毎に前記レーザビームの光量補正値を記憶する手段、前記記憶手段から読み出された補正値に基づきパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成手段、前記パルス幅変調信号生成手段が出力するパルス幅変調信号をフィルタリングするフィルタ手段を有し、前記フィルタ手段が出力する信号に応じて、前記レーザの1走査中の駆動電流を制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】入力された画像信号に応じて画素変調信号を生成し、前記変調信号に応じてレーザビームを像担持体上に照射し、画像情報を書き込み可視像化する手段を有し、その像を転写部材上に転写、定着して画像を形成する画像形成装置において、走査位置に応じた領域毎に前記レーザビームの光量補正値を記憶する手段、前記記憶手段から読み出された補正値に基づきパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成手段、前記パルス幅変調信号生成手段が出力するパルス幅変調信号をフィルタリングするフィルタ手段を有し、前記フィルタ手段が出力する信号に応じて、前記レーザの1走査中の駆動電流を制御する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ光源からの画素変調されたレーザ光を感光体や、静電記録媒体等の像担持面上に導光して、その面上に例えば静電潜像から成る画像情報を形成するようにしたデジタル画像形成装置のレーザ制御部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種の画像形成装置のレーザ駆動回路に於いては、1走査中のレーザの光量を一定に保持するために、1走査中の光検出区間でレーザ光の出力を検出してレーザの駆動電流を1走査の間保持するという方法をとってきた。
【0003】
以下、図7を用いて具体的な制御方法を述べる。
【0004】
この種の画像形成装置に於いては、図7のように1つのレーザ43Aと1つのフォトダイオード(以下、PDと呼ぶ)センサー43Bから構成されるレーザチップ43を用いており、41のバイアス電流源と42のパルス電流源の2つの電流源をレーザ43に適用することによって、レーザ43Aの発光特性の改善を図っている。また、レーザ43Aの発光を安定化させるために、PDセンサー43Bからの出力信号を用いてバイアス電流源41に帰還をかけ、バイアス電流量の自動制御を行っている。即ち、シーケンスコントローラ47からのフル点灯信号により論理素子40がON信号をスイッチ49へ出力することにより、バイアス電流源41とパルス電流源42からの電流の和がレーザ43へ流れ、その時のPDセンサー43Bからの出力信号は電流電圧変換器44に入力され、ついで増幅器45で増幅され、APC回路46に入力され、次いでこのAPC回路46からバイアス電流源41に制御信号として供給される。この回路方式をAPC(Auto Power Controlの略)回路方式と言い、現在レーザを駆動する回路方式として一般的である。 レーザは温度特性を持っており、温度が高くなるほど一定の光量を得るための電流量は増加する。また、レーザは自己発熱するため、一定の電流を供給するだけでは一定の光量を得ることができず、これらは画像形成に重大な影響を及ぼす。このことを解決する手段として、1走査毎に前述したAPC回路方式を用いて、各走査毎の発光特性が一定になるように、各走査毎に一定に流す電流量を制御している。
【0005】
こうして一定光量制御されたレーザ光を、画素変調部48で変調されたデータでスイッチ49をOFF/ONすることで画像を形成している(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平02−020885号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらレーザの光量を前述したように一定に制御したとしても、使用する感光体の特性によっては図8に示すように、主走査方向に大きな電位ムラ(ΔE>5V)が発生してしまうものもあった。これは感光体薄膜製造の難しさに起因するものであり、主走査方向全体の薄膜の厚さを均一にするのは非常に困難である。
【0008】
このような感光体を使用すれば、画像一面内で縦線濃度むらが主走査方向に発生してしまい、画像品位を大幅に低下させる原因となっていた。
【0009】
また、電子写真装置における走査光学系では、図9に示すようにレーザを走査する際に、感光体の端部つまり走査開始側と走査終了側で光量が落ちてしまう傾向にある。このような現象により、画像の主走査方向の端部では濃度が薄くなり、これも画像品位を低下させる原因となっていた。
【0010】
こうした課題を解決する手段として、走査位置に応じた光量補正値に基づいてD/A変換し、D/A変換後のアナログ信号によってレーザの駆動電流を制御することで、感光体の電位むらや走査光学系の光量端部落ちを補正する画像形成装置が提案されている。
【0011】
しかし、D/A変換器は高価であり、今後主流となるマルチビームの画像形成装置においてはレーザの数だけD/Aが必要になるため、回路が複雑且つ高価なものになってしまう。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明によれば、
入力された画像信号に応じて画素変調信号を生成し、前記変調信号に応じてレーザビームを像担持体上に照射し、画像情報を書き込み可視像化する手段を有し、その像を転写部材上に転写、定着して画像を形成する画像形成装置において、
走査位置に応じた領域毎に前記レーザビームの光量補正値を記憶する手段、
前記記憶手段から読み出された補正値に基づきパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成手段、
前記パルス幅変調信号生成手段が出力するパルス幅変調信号をフィルタリングするフィルタ手段を有し、
前記フィルタ手段が出力する信号に応じて、前記レーザの1走査中の駆動電流を制御すること、
更には、前記パルス幅変調信号の周波数を画像クロックの周波数より低くし、前記フィルタ手段のカットオフ周波数を前記パルス幅変調信号の周波数より低く、前記像担持体の主走査方向の帯電ムラの空間周波数或いは像担持体上の光学走査による光量ムラの空間周波数より高くすること、
によって、容易にASICに内蔵することができ、安価で簡単な回路構成で感光ドラムの主走査方向の帯電電位ムラや走査光学系の光量端部落ちを補正するようにレーザ光量が制御できるため、使用する感光体や光学系によらず、画像品位も格段に向上した画像形成装置を提供することが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説明する。
【0014】
図1は本発明を採用した一例として示した装置全体の断面図である。基本的な動作について図1を用いて説明する。1の原稿給紙装置上に積載された原稿は、1枚づつ順次2の原稿台ガラス面上に搬送される。原稿が搬送されると、3のスキャナー部分のランプが点灯し、かつ4のスキャナーユニットが移動して原稿を照射する。原稿の反射光はミラー5,6,7を介して8を通過し、その後イメージセンサー部9に入力される。イメージセンサー部9に入力された画像信号は、直接、あるいは、一旦図示しない画像メモリに記憶され、再び読み出された後、露光制御部10に入力される。露光制御部10が発生させる照射光によって感光体11上に作られた潜像は、電位センサ100によって、感光体11上の電位が所望の値になっているか監視され、次いで、現像器13によって現像される。上記潜像とタイミングを合わせて転写部材積載部14、あるいは15より転写部材が搬送され、転写部16に於いて、上記現像されたトナー像が転写部材上に転写される。転写されたトナー像は定着部17にて転写部材に定着された後、排紙部18より装置外部に排出される。転写後の感光体11の表面をクリーナ25で清掃し、クリーナ25で清掃された感光体11の表面を補助帯電器26で除電して1次帯電器28において良好な帯電を得られるようにした上で、感光体11上の残留電荷を前露光ランプ27で消去し、1次帯電器28で感光体11の表面を帯電し、この工程を繰り返すことで複数枚の画像形成を行う。
【0015】
図2は露光制御部10の構成を示している。図2において、31はレーザ駆動装置であり、43は半導体レーザである。半導体レーザ43の内部にはレーザ光の一部を検出するPDセンサーが設けられ、PDの検出信号を用いてレーザダイオードのAPC制御を行う。レーザ43から発したレーザビームはコリメータレンズ35及び絞り32によりほぼ平行光となり、所定のビーム径で回転多面鏡33に入射する。回転多面鏡33は矢印の様な方向に等角速度の回転を行っており、この回転に伴って、入射した光ビームが連続的に角度を変える偏向ビームとなって反射される。偏向ビームとなった光はf−θレンズ34により集光作用を受ける。一方、f−θレンズは同時に走査の時間的な直線性を保証するような歪曲収差の補正を行う為に、光ビームは、像担持体としての感光体11上に図の矢印の方向に等速で結合走査される。なお、36は回転多面鏡33からの反射光を検出するビームディテクト(以下、BD と呼ぶ)センサであり、BDセンサ36の検出信号は回転多面鏡33の回転とデータの書き込みの同期をとるための同期信号として用いられる。
【0016】
次に、本実施形態のレーザ制御回路の動作を図3及び図4を用いて詳述する。
【0017】
図3(a)及び図3(b)は、本実施例の構成を示したブロック図であり、同図に於いて、レーザチップ43は半導体レーザであり、レーザダイオード43A、PDセンサー43Bから構成されるレーザチップである。41はレーザ43Aのバイアス電流源、42はレーザ43Aのパルス電流源であり、画像信号であるDATAは48の変調部において画素変調され、この信号とシーケンスコントローラ47からのBD検出用フル点灯信号FULLとを論理素子70で論理和演算した信号によりON/OFFするスイッチ49によって、スイッチ49がONの時には1走査毎に制御されるバイアス電流源41による電流と1走査中に複数回可変制御されるパルス電流源42による電流の和でレーザ43Aは発光制御され、スイッチ49がOFFの時にはバイアス電流源41による電流のみでレーザ43Aは発光される。
【0018】
BD検出用のフル点灯発光時の光量をモニターした時のPDセンサー43Bの出力信号は、44の電流/電圧(I/V)変換器で電圧信号に変換され、増幅器45で増幅されAPC回路46に入力される。APC回路46は、例えば図3(b)のような回路を内蔵しており、これは増幅されたPDセンサー出力VPDをアナログスイッチ38を使って、シーケンスコントローラ47からのサンプル/ホールド信号S/Hでサンプルし、抵抗37とコンデンサー39とで決まる時定数でこの電圧値(VSH)を1走査の間ホールドする。そして、このVSHと目標光量となる基準電圧VREFを比較器40で比較することで、その差信号VAPCを出力し、このVAPCに応じてバイアス電流源の電流を制御する。即ち、目標電圧として読み出されたVREFが目標のバイアス発光値となるように、各走査毎にバイアス電流源の電流を制御することによって半導体レーザ43Aのバイアス光量が所望の光量となるようにAPC制御を行う。
【0019】
次に、主走査方向の電位ムラや走査光学系による光量端部落ちを補正するために、1走査中に複数回パルス電流量を可変制御する回路を図4を用いて説明する。
【0020】
図4に於いて、本実施例では使用するクロックは全て画素クロックCLKである。同図はオフセット設定回路420とパルス設定回路421とそれらの和出力回路422及びフィルタ回路416とからなる。まずオフセット設定回路420の動作について説明する。
【0021】
同図において、画素クロックCLK1周期分Hである主走査同期信号S401が論理素子401に入力され、この論理素子401の出力信号S402がJKフリップフロップ402のJ端子に入力される。JKフリップフロップ402は、この入力信号の立下りに同期して立ち上がるイネーブル信号S403を次段のカウンタ403に出力する。カウンタ403はイネーブル信号S403がLの間リセットされ、Hの間画素クロックをカウントし、このカウント値S404を出力する。コンパレータ404は、このカウント値S404と不図示のCPUから設定されるオフセット値S405とを比較し、一致するとHの信号S406を出力する。この一致信号S406はオフセット終了を示す信号であり、前述のJKフリップフロップのK端子に入力され、S406の立下りに同期して前述のカウンタのイネーブル信号S403をLにする。
【0022】
また、オフセット値S405を入力する論理素子405は、例えば全bitの論理和を出力する論理素子であり、オフセット値S405が0Hの場合はセレクタ406へのセレクト信号S407がLとなり、本オフセット設定回路で生成された信号S406ではなく、主走査同期信号S401を選択して次段のパルス設定回路421へ出力される。オフセット値S405が1つでもbitがHならば、本オフセット設定回路で生成された信号S406が次段のパルス設定回路421へ出力されると共に、オフセット信号であるS403は和出力回路422へ出力される。
【0023】
次にパルス設定回路421の動作について説明する。
パルス設定回路421では、JKフリップフロップ407は、前段のオフセット設定回路420が出力したオフセット終了信号S408をJ端子に入力し、S408の立下りに同期して立ち上がるイネーブル信号S409をカウンタ409へ出力する。カウンタ409は入力されるイネーブル信号S409がLでリセットされ、Hの間画素クロックをカウントし、カウント値S411とリップルキャリーS415を出力する。前述したJKフリップフロップ407はカウンタ409のリップルキャリーS415をK端子に入力し、カウンタのイネーブル信号S409をLにする。また、JKフリップフロップ408は、前段のオフセット設定回路420からのオフセット終了信号S408をJ端子に入力し、S408の立下りに同期して立ち上がるパルス信号S410を出力する。そして、不図示のROM等の記憶手段に記憶され、走査位置に応じて読み出されたムラ補正データS412と、カウンタ409が出力するカウント値S411とを比較するコンパレータ410が、一致信号であるパルス終了信号S413を出力し、前述したJKフリップフロップ408はこのS413をK端子に入力し、パルス信号S410をLにする。
【0024】
また、ムラ補正データS412を入力する論理素子411は、前述した論理素子405と同じく、全bitの論理和を出力する論理素子であり、ムラ補正データS412が0Hの場合はパルス信号S410をL固定にし、ムラ補正データS412が1つでもbitがHならば、JKフリップフロップ408から出力される信号S410をパルス信号S416として、次段の和出力回路422へ出力する。
【0025】
次に、オフセット設定回路420から出力されたオフセット信号S417と、パルス設定回路421から出力されたパルス信号S416を和出力回路422は入力し、論理素子414で論理和演算された信号S418をフリップフロップ415で1画素クロック遅延させる。この遅延された信号S419は、図5(a)に示すようなPWM波形であり、和出力回路422はこのPWM信号S419を次段のフィルタ回路416へ出力する。フィルタ回路416は例えば図5(b)のようなCR回路で構成される。この時、抵抗423とコンデンサ424の値は以下のように計算すればよい。
【0026】
つまり1走査時間が150μs、画像クロックが80MHzとして、主走査方向のムラ周期が約50μsとするとムラの周波数は20kHz、上述したPWM信号S419の最低周波数はオフセット値S405がFFHの時であり、この時周波数は156.25kHzであるため、カットオフ周波数は20kHzと156.25kHzの間の例えば100kHzにすればよい。そうすると、時定数1μsのフィルタ(例えば、抵抗値100Ω、コンデンサ容量0.01μF)であればよいことがわかる。
【0027】
上述のようにしてフィルタ回路416から出力されたアナログ信号Vcomを図3のパルス電流源42へ出力し、パルス電流源42は、このアナログ信号Vcomに応じた電流値でレーザ43Aを駆動する。
【0028】
従って、図8のような特性の感光ドラムのムラを補正する場合、図6のような補正データ(I0、I1、・・・)が1走査中に読み出されれば、図6のVcomで示されるような補正されたパルス電流値でドラム上を照射することになる。こうすることで、図8の特性を有するドラムであっても、走査開始側のドラム位置ではレーザ駆動電流量が減らされ光量が減ることで目標電位に近づき、同様にして主走査の各ポイントにおいてレーザ駆動電流量が制御されることで光量もアクティブに制御され、各ポイントにおいてドラム表面電位は目標電位に近づく。
【0029】
また走査光学系の光量端部落ちについても同様にすることでアクティブに光量が制御され、1走査の光量が一定になる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、主走査方向に電位むら特性の悪い(ΔE>5V)感光体であっても、また走査光学系の光量端部落ち現象があっても、D/Aのように高価な部品を使わずに、単純なロジック回路とフィルタで構成できるため、容易にASICに取り込むことができ、安価で簡単な回路構成でより均一な表面電位補正や光量補正が可能になり、高品位な画像を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるデジタルプリンタ装置の構成を示す図。
【図2】デジタルプリンタ装置の露光制御部の構成を示す図。
【図3】(a)本実施例のレーザ駆動回路の構成を示す図、(b)APC回路の1例を示す図。
【図4】本実施例のレーザ駆動回路の主走査方向電流制御部の構成を示す図。
【図5】(a)本実施例のレーザ駆動回路の主走査方向電流制御部のタイミングを示す図、(b)本実施例のレーザ駆動回路の主走査方向電流制御部のフィルタ回路部の一例を示す図。
【図6】本実施例のレーザ駆動回路の主走査方向電流制御部を図6の特性の感光ドラムに用いた場合の駆動電流を示す図。
【図7】従来のデジタルプリンタ装置のレーザ駆動回路の1例を示す図。
【図8】ドラム表面電位のムラ特性を示す図。
【図9】走査光学系の光量端部落ちのムラ特性を示す図。
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ光源からの画素変調されたレーザ光を感光体や、静電記録媒体等の像担持面上に導光して、その面上に例えば静電潜像から成る画像情報を形成するようにしたデジタル画像形成装置のレーザ制御部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種の画像形成装置のレーザ駆動回路に於いては、1走査中のレーザの光量を一定に保持するために、1走査中の光検出区間でレーザ光の出力を検出してレーザの駆動電流を1走査の間保持するという方法をとってきた。
【0003】
以下、図7を用いて具体的な制御方法を述べる。
【0004】
この種の画像形成装置に於いては、図7のように1つのレーザ43Aと1つのフォトダイオード(以下、PDと呼ぶ)センサー43Bから構成されるレーザチップ43を用いており、41のバイアス電流源と42のパルス電流源の2つの電流源をレーザ43に適用することによって、レーザ43Aの発光特性の改善を図っている。また、レーザ43Aの発光を安定化させるために、PDセンサー43Bからの出力信号を用いてバイアス電流源41に帰還をかけ、バイアス電流量の自動制御を行っている。即ち、シーケンスコントローラ47からのフル点灯信号により論理素子40がON信号をスイッチ49へ出力することにより、バイアス電流源41とパルス電流源42からの電流の和がレーザ43へ流れ、その時のPDセンサー43Bからの出力信号は電流電圧変換器44に入力され、ついで増幅器45で増幅され、APC回路46に入力され、次いでこのAPC回路46からバイアス電流源41に制御信号として供給される。この回路方式をAPC(Auto Power Controlの略)回路方式と言い、現在レーザを駆動する回路方式として一般的である。 レーザは温度特性を持っており、温度が高くなるほど一定の光量を得るための電流量は増加する。また、レーザは自己発熱するため、一定の電流を供給するだけでは一定の光量を得ることができず、これらは画像形成に重大な影響を及ぼす。このことを解決する手段として、1走査毎に前述したAPC回路方式を用いて、各走査毎の発光特性が一定になるように、各走査毎に一定に流す電流量を制御している。
【0005】
こうして一定光量制御されたレーザ光を、画素変調部48で変調されたデータでスイッチ49をOFF/ONすることで画像を形成している(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平02−020885号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらレーザの光量を前述したように一定に制御したとしても、使用する感光体の特性によっては図8に示すように、主走査方向に大きな電位ムラ(ΔE>5V)が発生してしまうものもあった。これは感光体薄膜製造の難しさに起因するものであり、主走査方向全体の薄膜の厚さを均一にするのは非常に困難である。
【0008】
このような感光体を使用すれば、画像一面内で縦線濃度むらが主走査方向に発生してしまい、画像品位を大幅に低下させる原因となっていた。
【0009】
また、電子写真装置における走査光学系では、図9に示すようにレーザを走査する際に、感光体の端部つまり走査開始側と走査終了側で光量が落ちてしまう傾向にある。このような現象により、画像の主走査方向の端部では濃度が薄くなり、これも画像品位を低下させる原因となっていた。
【0010】
こうした課題を解決する手段として、走査位置に応じた光量補正値に基づいてD/A変換し、D/A変換後のアナログ信号によってレーザの駆動電流を制御することで、感光体の電位むらや走査光学系の光量端部落ちを補正する画像形成装置が提案されている。
【0011】
しかし、D/A変換器は高価であり、今後主流となるマルチビームの画像形成装置においてはレーザの数だけD/Aが必要になるため、回路が複雑且つ高価なものになってしまう。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明によれば、
入力された画像信号に応じて画素変調信号を生成し、前記変調信号に応じてレーザビームを像担持体上に照射し、画像情報を書き込み可視像化する手段を有し、その像を転写部材上に転写、定着して画像を形成する画像形成装置において、
走査位置に応じた領域毎に前記レーザビームの光量補正値を記憶する手段、
前記記憶手段から読み出された補正値に基づきパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成手段、
前記パルス幅変調信号生成手段が出力するパルス幅変調信号をフィルタリングするフィルタ手段を有し、
前記フィルタ手段が出力する信号に応じて、前記レーザの1走査中の駆動電流を制御すること、
更には、前記パルス幅変調信号の周波数を画像クロックの周波数より低くし、前記フィルタ手段のカットオフ周波数を前記パルス幅変調信号の周波数より低く、前記像担持体の主走査方向の帯電ムラの空間周波数或いは像担持体上の光学走査による光量ムラの空間周波数より高くすること、
によって、容易にASICに内蔵することができ、安価で簡単な回路構成で感光ドラムの主走査方向の帯電電位ムラや走査光学系の光量端部落ちを補正するようにレーザ光量が制御できるため、使用する感光体や光学系によらず、画像品位も格段に向上した画像形成装置を提供することが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説明する。
【0014】
図1は本発明を採用した一例として示した装置全体の断面図である。基本的な動作について図1を用いて説明する。1の原稿給紙装置上に積載された原稿は、1枚づつ順次2の原稿台ガラス面上に搬送される。原稿が搬送されると、3のスキャナー部分のランプが点灯し、かつ4のスキャナーユニットが移動して原稿を照射する。原稿の反射光はミラー5,6,7を介して8を通過し、その後イメージセンサー部9に入力される。イメージセンサー部9に入力された画像信号は、直接、あるいは、一旦図示しない画像メモリに記憶され、再び読み出された後、露光制御部10に入力される。露光制御部10が発生させる照射光によって感光体11上に作られた潜像は、電位センサ100によって、感光体11上の電位が所望の値になっているか監視され、次いで、現像器13によって現像される。上記潜像とタイミングを合わせて転写部材積載部14、あるいは15より転写部材が搬送され、転写部16に於いて、上記現像されたトナー像が転写部材上に転写される。転写されたトナー像は定着部17にて転写部材に定着された後、排紙部18より装置外部に排出される。転写後の感光体11の表面をクリーナ25で清掃し、クリーナ25で清掃された感光体11の表面を補助帯電器26で除電して1次帯電器28において良好な帯電を得られるようにした上で、感光体11上の残留電荷を前露光ランプ27で消去し、1次帯電器28で感光体11の表面を帯電し、この工程を繰り返すことで複数枚の画像形成を行う。
【0015】
図2は露光制御部10の構成を示している。図2において、31はレーザ駆動装置であり、43は半導体レーザである。半導体レーザ43の内部にはレーザ光の一部を検出するPDセンサーが設けられ、PDの検出信号を用いてレーザダイオードのAPC制御を行う。レーザ43から発したレーザビームはコリメータレンズ35及び絞り32によりほぼ平行光となり、所定のビーム径で回転多面鏡33に入射する。回転多面鏡33は矢印の様な方向に等角速度の回転を行っており、この回転に伴って、入射した光ビームが連続的に角度を変える偏向ビームとなって反射される。偏向ビームとなった光はf−θレンズ34により集光作用を受ける。一方、f−θレンズは同時に走査の時間的な直線性を保証するような歪曲収差の補正を行う為に、光ビームは、像担持体としての感光体11上に図の矢印の方向に等速で結合走査される。なお、36は回転多面鏡33からの反射光を検出するビームディテクト(以下、BD と呼ぶ)センサであり、BDセンサ36の検出信号は回転多面鏡33の回転とデータの書き込みの同期をとるための同期信号として用いられる。
【0016】
次に、本実施形態のレーザ制御回路の動作を図3及び図4を用いて詳述する。
【0017】
図3(a)及び図3(b)は、本実施例の構成を示したブロック図であり、同図に於いて、レーザチップ43は半導体レーザであり、レーザダイオード43A、PDセンサー43Bから構成されるレーザチップである。41はレーザ43Aのバイアス電流源、42はレーザ43Aのパルス電流源であり、画像信号であるDATAは48の変調部において画素変調され、この信号とシーケンスコントローラ47からのBD検出用フル点灯信号FULLとを論理素子70で論理和演算した信号によりON/OFFするスイッチ49によって、スイッチ49がONの時には1走査毎に制御されるバイアス電流源41による電流と1走査中に複数回可変制御されるパルス電流源42による電流の和でレーザ43Aは発光制御され、スイッチ49がOFFの時にはバイアス電流源41による電流のみでレーザ43Aは発光される。
【0018】
BD検出用のフル点灯発光時の光量をモニターした時のPDセンサー43Bの出力信号は、44の電流/電圧(I/V)変換器で電圧信号に変換され、増幅器45で増幅されAPC回路46に入力される。APC回路46は、例えば図3(b)のような回路を内蔵しており、これは増幅されたPDセンサー出力VPDをアナログスイッチ38を使って、シーケンスコントローラ47からのサンプル/ホールド信号S/Hでサンプルし、抵抗37とコンデンサー39とで決まる時定数でこの電圧値(VSH)を1走査の間ホールドする。そして、このVSHと目標光量となる基準電圧VREFを比較器40で比較することで、その差信号VAPCを出力し、このVAPCに応じてバイアス電流源の電流を制御する。即ち、目標電圧として読み出されたVREFが目標のバイアス発光値となるように、各走査毎にバイアス電流源の電流を制御することによって半導体レーザ43Aのバイアス光量が所望の光量となるようにAPC制御を行う。
【0019】
次に、主走査方向の電位ムラや走査光学系による光量端部落ちを補正するために、1走査中に複数回パルス電流量を可変制御する回路を図4を用いて説明する。
【0020】
図4に於いて、本実施例では使用するクロックは全て画素クロックCLKである。同図はオフセット設定回路420とパルス設定回路421とそれらの和出力回路422及びフィルタ回路416とからなる。まずオフセット設定回路420の動作について説明する。
【0021】
同図において、画素クロックCLK1周期分Hである主走査同期信号S401が論理素子401に入力され、この論理素子401の出力信号S402がJKフリップフロップ402のJ端子に入力される。JKフリップフロップ402は、この入力信号の立下りに同期して立ち上がるイネーブル信号S403を次段のカウンタ403に出力する。カウンタ403はイネーブル信号S403がLの間リセットされ、Hの間画素クロックをカウントし、このカウント値S404を出力する。コンパレータ404は、このカウント値S404と不図示のCPUから設定されるオフセット値S405とを比較し、一致するとHの信号S406を出力する。この一致信号S406はオフセット終了を示す信号であり、前述のJKフリップフロップのK端子に入力され、S406の立下りに同期して前述のカウンタのイネーブル信号S403をLにする。
【0022】
また、オフセット値S405を入力する論理素子405は、例えば全bitの論理和を出力する論理素子であり、オフセット値S405が0Hの場合はセレクタ406へのセレクト信号S407がLとなり、本オフセット設定回路で生成された信号S406ではなく、主走査同期信号S401を選択して次段のパルス設定回路421へ出力される。オフセット値S405が1つでもbitがHならば、本オフセット設定回路で生成された信号S406が次段のパルス設定回路421へ出力されると共に、オフセット信号であるS403は和出力回路422へ出力される。
【0023】
次にパルス設定回路421の動作について説明する。
パルス設定回路421では、JKフリップフロップ407は、前段のオフセット設定回路420が出力したオフセット終了信号S408をJ端子に入力し、S408の立下りに同期して立ち上がるイネーブル信号S409をカウンタ409へ出力する。カウンタ409は入力されるイネーブル信号S409がLでリセットされ、Hの間画素クロックをカウントし、カウント値S411とリップルキャリーS415を出力する。前述したJKフリップフロップ407はカウンタ409のリップルキャリーS415をK端子に入力し、カウンタのイネーブル信号S409をLにする。また、JKフリップフロップ408は、前段のオフセット設定回路420からのオフセット終了信号S408をJ端子に入力し、S408の立下りに同期して立ち上がるパルス信号S410を出力する。そして、不図示のROM等の記憶手段に記憶され、走査位置に応じて読み出されたムラ補正データS412と、カウンタ409が出力するカウント値S411とを比較するコンパレータ410が、一致信号であるパルス終了信号S413を出力し、前述したJKフリップフロップ408はこのS413をK端子に入力し、パルス信号S410をLにする。
【0024】
また、ムラ補正データS412を入力する論理素子411は、前述した論理素子405と同じく、全bitの論理和を出力する論理素子であり、ムラ補正データS412が0Hの場合はパルス信号S410をL固定にし、ムラ補正データS412が1つでもbitがHならば、JKフリップフロップ408から出力される信号S410をパルス信号S416として、次段の和出力回路422へ出力する。
【0025】
次に、オフセット設定回路420から出力されたオフセット信号S417と、パルス設定回路421から出力されたパルス信号S416を和出力回路422は入力し、論理素子414で論理和演算された信号S418をフリップフロップ415で1画素クロック遅延させる。この遅延された信号S419は、図5(a)に示すようなPWM波形であり、和出力回路422はこのPWM信号S419を次段のフィルタ回路416へ出力する。フィルタ回路416は例えば図5(b)のようなCR回路で構成される。この時、抵抗423とコンデンサ424の値は以下のように計算すればよい。
【0026】
つまり1走査時間が150μs、画像クロックが80MHzとして、主走査方向のムラ周期が約50μsとするとムラの周波数は20kHz、上述したPWM信号S419の最低周波数はオフセット値S405がFFHの時であり、この時周波数は156.25kHzであるため、カットオフ周波数は20kHzと156.25kHzの間の例えば100kHzにすればよい。そうすると、時定数1μsのフィルタ(例えば、抵抗値100Ω、コンデンサ容量0.01μF)であればよいことがわかる。
【0027】
上述のようにしてフィルタ回路416から出力されたアナログ信号Vcomを図3のパルス電流源42へ出力し、パルス電流源42は、このアナログ信号Vcomに応じた電流値でレーザ43Aを駆動する。
【0028】
従って、図8のような特性の感光ドラムのムラを補正する場合、図6のような補正データ(I0、I1、・・・)が1走査中に読み出されれば、図6のVcomで示されるような補正されたパルス電流値でドラム上を照射することになる。こうすることで、図8の特性を有するドラムであっても、走査開始側のドラム位置ではレーザ駆動電流量が減らされ光量が減ることで目標電位に近づき、同様にして主走査の各ポイントにおいてレーザ駆動電流量が制御されることで光量もアクティブに制御され、各ポイントにおいてドラム表面電位は目標電位に近づく。
【0029】
また走査光学系の光量端部落ちについても同様にすることでアクティブに光量が制御され、1走査の光量が一定になる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、主走査方向に電位むら特性の悪い(ΔE>5V)感光体であっても、また走査光学系の光量端部落ち現象があっても、D/Aのように高価な部品を使わずに、単純なロジック回路とフィルタで構成できるため、容易にASICに取り込むことができ、安価で簡単な回路構成でより均一な表面電位補正や光量補正が可能になり、高品位な画像を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるデジタルプリンタ装置の構成を示す図。
【図2】デジタルプリンタ装置の露光制御部の構成を示す図。
【図3】(a)本実施例のレーザ駆動回路の構成を示す図、(b)APC回路の1例を示す図。
【図4】本実施例のレーザ駆動回路の主走査方向電流制御部の構成を示す図。
【図5】(a)本実施例のレーザ駆動回路の主走査方向電流制御部のタイミングを示す図、(b)本実施例のレーザ駆動回路の主走査方向電流制御部のフィルタ回路部の一例を示す図。
【図6】本実施例のレーザ駆動回路の主走査方向電流制御部を図6の特性の感光ドラムに用いた場合の駆動電流を示す図。
【図7】従来のデジタルプリンタ装置のレーザ駆動回路の1例を示す図。
【図8】ドラム表面電位のムラ特性を示す図。
【図9】走査光学系の光量端部落ちのムラ特性を示す図。
Claims (8)
- 入力された画像信号に応じて画素変調信号を生成し、前記変調信号に応じてレーザビームを像担持体上に照射し、画像情報を書き込み可視像化する手段を有し、その像を転写部材上に転写、定着して画像を形成する画像形成装置において、
走査位置に応じた領域毎に前記レーザビームの光量補正値を記憶する手段、
前記記憶手段から読み出された補正値に基づきパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成手段、
前記パルス幅変調信号生成手段が出力するパルス幅変調信号をフィルタリングするフィルタ手段を有し、
前記フィルタ手段が出力する信号に応じて、前記レーザの1走査中の駆動電流を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記請求項1の画像形成装置において、
前記パルス幅変調信号の周波数は画像クロックの周波数より低いことを特徴とする画像形成装置。 - 前記請求項1の画像形成装置において、
前記記憶手段に記憶する前記光量補正値は、前記像担持体の主走査方向の領域に応じた帯電ムラの補正値、或いは像担持体上の光学走査による光量ムラの補正値であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記請求項1の画像形成装置において、
前記フィルタ手段のカットオフ周波数は、前記パルス幅変調信号の周波数より低く、前記像担持体の主走査方向の帯電ムラの空間周波数或いは像担持体上の光学走査による光量ムラの空間周波数より高いことを特徴とする画像形成装置。 - 前記請求項1の画像形成装置において、
前記フィルタ手段はコンデンサと抵抗からなることを特徴とする画像形成装置。 - 前記請求項1の画像形成装置において、
前記フィルタ手段はデジタルフィルタであることを特徴とする画像形成装置。 - 前記請求項1の画像形成装置において、
前記パルス幅変調信号生成手段は、
走査位置に応じず一定なオフセットパルスを生成するオフセット生成手段と、走査位置に応じて前記記憶手段から読み出された補正値に基づいたパルスを生成するパルス生成手段からなり、
前記オフセット生成手段が出力するパルスと前記パルス生成手段が出力するパルスの和を出力することを特徴とする画像形成装置。 - 前記請求項1の画像形成装置において、
前記記憶手段は、
前記1走査に必要な画素数よりも少ない容量であることを特徴とする画像形成装置。
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