JP5855058B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に備えられる半導体レーザに供給する電流の制御に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、半導体レーザから出射されるレーザ光によって感光体を露光することで感光体上に静電潜像を形成する。そして、感光体上に形成された静電潜像をトナーによって現像し、現像されたトナー像を記録媒体に転写し、記録媒体上に転写されたトナー像を定着することによって記録媒体上に画像を形成する。
半導体レーザは、駆動電流が供給されることによってレーザ光を出射する。従来から、半導体レーザには発光遅延特性が存在することが知られている。図8に示すように、半導体レーザには画像信号(図8(A))に基づいて駆動電流(図8(B))が供給される。発光遅延とは、図8(C)に示すように駆動電流の供給開始タイミングに対してレーザ光の光量波形の立ち上がりが遅れる特性である。このように半導体レーザに駆動電流が供給されてから目標光量のレーザ光が出射されるまでに時間差がある。そのため、感光体を露光する光源として半導体レーザを用いた電子写真方式の画像形成装置では、半導体レーザの発光遅延特性に起因して感光体を露光する光量が不足し、それによって所望の濃度よりも低い濃度の画像が出力されるという課題が生じていた。
このような課題に対して、特開平5−328071号公報は、微分回路によってピーク値から所定の時定数で減衰する補正電流を生成し、半導体レーザへの駆動電流の供給開始時に補正電流を重畳することによって、光量立ち上がり時の光量不足による出力画像の濃度の低下を抑制する方法を開示している。
特開平5−328071号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているように補正電流のピーク値が一定に設定された画像形成装置において、画像形成装置の状態に応じて感光体を露光するレーザ光の光量を制御すると、光量補正を十分に行うことができないという課題が生じる。例えば、感光体を露光するレーザ光の光量を第1の光量に制御する場合に半導体レーザに供給する駆動電流を第1の電流値に制御し、第1の光量よりも低い第2の光量に制御する場合に半導体レーザに供給する駆動電流を第1の電流値よりも低い第2の電流値に制御する場合を考える。この場合、第1の電流値に対する補正電流のピーク値の割合と第2の電流値に対する補正電流のピーク値の割合とが異なることになり、第1の電流値および第2の電流値のいずれか一方を基準に補正電流のピーク値を設定すると、半導体レーザに供給する駆動電流の値が基準としなかった電流値に設定された場合、光量の立ち上がり補正が十分になされないことになる。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、供給される電流の値に応じた光量のレーザ光を出射する半導体レーザと、前記半導体レーザから出射された前記レーザ光によって露光されることで静電潜像が形成される感光体と、画像信号に基づいて前記半導体レーザに前記レーザ光の目標光量に対応する値の駆動電流を供給する駆動電流供給手段と、前記駆動電流が供給される前記半導体レーザにレーザ光の光量の立ち上がりを補正するための補正電流を加える補正電流供給手段であって、前記半導体レーザに供給された前記電流の値が時間経過に応じて前記目標光量に対応する値に減衰するように、時間経過に応じてピーク値から減衰する前記補正電流を前記半導体レーザに供給する補正電流供給手段と、前記半導体レーザから出射されたレーザ光を受光する受光手段と、前記受光手段の受光結果に基づいて前記目標光量に対応する値に前記駆動電流を制御し、前記受光手段の受光結果に基づく値に前記補正電流のピーク値を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。また、本発明の画像形成装置は、供給される電流の値に応じた光量のレーザ光を出射する半導体レーザと、前記半導体レーザから出射された前記レーザ光によって露光されることで静電潜像が形成される感光体と、画像信号に基づいて前記半導体レーザに前記レーザ光の目標光量に対応する値の駆動電流を供給する駆動電流供給手段と、前記駆動電流が供給される前記半導体レーザにレーザ光の光量の立ち上がりを補正するための補正電流を加える補正電流供給手段であって、前記半導体レーザに供給された前記電流の値が時間経過に応じて前記目標光量に対応する値に減衰するように、時間経過に応じてピーク値から減衰する前記補正電流を前記半導体レーザに供給する補正電流供給手段と、前記半導体レーザから出射されたレーザ光を受光する受光手段と、を備え、前記駆動電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて前記目標光量に対応する値の前記駆動電流を前記半導体レーザに供給し、前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に基づく前記ピーク値の補正電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする。また、本発明の画像形成装置は、供給される電流の値に応じた光量のレーザ光を出射する半導体レーザと、前記半導体レーザから出射された前記レーザ光によって露光されることで静電潜像が形成される感光体と、画像信号に基づいて前記半導体レーザに前記レーザ光の目標光量に対応する値の駆動電流を供給する駆動電流供給手段と、前記駆動電流が供給される前記半導体レーザにレーザ光の光量の立ち上がりを補正するための補正電流を加える補正電流供給手段であって、前記半導体レーザに供給された前記電流の値が時間経過に応じて前記目標光量に対応する値に減衰するように、時間経過に応じてピーク値から減衰する前記補正電流を前記半導体レーザに供給する補正電流供給手段と、前記半導体レーザから出射されたレーザ光を受光する受光手段と、前記受光手段の受光結果に基づいて前記目標光量に対応する値に前記駆動電流を制御し、当該駆動電流の値に対応する値に前記補正電流のピーク値を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。さらに、本発明の画像形成装置は、供給される電流の値に応じた光量のレーザ光を出射する半導体レーザと、前記半導体レーザから出射された前記レーザ光によって露光されることで静電潜像が形成される感光体と、画像信号に基づいて前記半導体レーザに前記レーザ光の目標光量に対応する値の駆動電流を供給する駆動電流供給手段と、前記駆動電流が供給される前記半導体レーザにレーザ光の光量の立ち上がりを補正するための補正電流を加える補正電流供給手段であって、前記半導体レーザに供給された前記電流の値が時間経過に応じて前記目標光量に対応する値に減衰するように、時間経過に応じてピーク値から減衰する前記補正電流を前記半導体レーザに供給する補正電流供給手段と、前記半導体レーザから出射されたレーザ光を受光する受光手段と、前記駆動電流供給手段は、前記駆動電流を前記受光手段の受光結果に基づいて前記目標光量に対応する値の前記駆動電流を前記半導体レーザに供給し、前記駆動電流の値に対応するピーク値の前記補正電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする。
本発明によれば、受光手段の受光結果に基づくピーク値から時間経過に応じて減衰する補正電流を半導体レーザに供給することによって、半導体レーザの発光遅延特性を補正することができる。
カラー画像形成装置の概略断面図 光走査装置の概略構成図 レーザドライバの概略構成図 補正電流生成部の内部構成 半導体レーザの発光遅延特性、主電流及び補正電流の供給タイミングの説明図 CPUが実行する制御フロー 本実施例の画像形成装置の動作を示すタイミングチャート 従来の半導体レーザの発光遅延特性の補正の説明図 従来の半導体レーザの発光遅延特性の補正方法の課題を説明する図
(実施例)
図1は、複数色のトナーを用いて画像形成するデジタルフルカラープリンター(カラー画像形成装置)の概略断面図である。なお、カラー画像形成装置を例に実施例を説明するが、実施の形態はカラー画像形成装置に限られるものではなく単色のトナー(例えば、ブラック)のみで画像形成する画像形成装置であっても良い。
まず、図1を用いて本実施例の画像形成装置100について説明する。画像形成装置100には異なる色のトナー像(画像)を形成する4つの画像形成部101Y、101M、101C、101Bkが備えられている。ここでのY、M、C、Bkは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを表している。画像形成部101Y、101M、101C、101Bkはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを用いてトナー像を形成する。
画像形成部101Y、101M、101C、101Bkそれぞれは、感光体であるところの感光ドラム102Y、102M、102C、102Bkを備える。また、画像形成部101Y、101M、101C、101Bkそれぞれは、帯電装置103Y、103M、103C、103Bk、光走査装置104Y、104M、104C、104Bk、現像装置105Y、105M、105C、105Bkを備える。さらに、画像形成部101Y、101M、101C、101Bkそれぞれは、クリーニング装置106Y、106M、106C、106Bkが配置されている。
本実施例の画像形成装置100は、無端ベルト状の中間転写ベルト107(中間転写体)を備える。中間転写ベルト107は、感光ドラム102Y、102M、102C、102Bkの下方に配置されている。中間転写ベルト107は、駆動ローラ108と従動ローラ109及び110とに張架され、画像形成中は図中の矢印B方向に回転する。また、中間転写ベルト107を介して、感光ドラム102Y、102M、102C、102Bkに対向する位置には一次転写装置111Y、111M、111C、111Bkが設けられている。
また、本実施例の画像形成装置100は、中間転写ベルト107上のトナー像を記録媒体Sに転写するための2次転写装置112、記録媒体S上のトナー像を定着するための定着装置113を備える。
ここでかかる構成を有する画像形成装置100の帯電工程から現像工程までの画像形成プロセスを説明する。各画像形成部における当該画像形成プロセスは同一であるため、画像形成部101Yを例にして画像形成プロセスを説明し、画像形成部101M、101C、101Bkにおける画像形成プロセスの説明を省略する。
まず画像形成部101Yの帯電装置により回転駆動される感光ドラム102Yを帯電する。帯電された感光ドラム102Y(像担持体上)は、光走査装置104Yから出射されるレーザ光によって露光される。これによって、回転する感光ドラム102Y上に静電潜像が形成される。その後、感光ドラム102Y上に形成された静電潜像は現像装置105Yによってイエローのトナー像として現像される。
以下、転写工程以降の画像形成プロセスについて画像形成部を例にして説明をする。一次転写装置111Y、111M、111C、111Bkが中間転写ベルト107に転写バイアスを印加することによって各画像形成部の感光ドラム102Y、102M、102C、102Bk上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像は中間転写ベルト107に転写される。これによって中間転写ベルト107上で各色のトナー像が重ね合わされる。
中間転写ベルト107に転写された4色のトナー像は、従動ローラ110と2次転写装置とによって形成される2次転写部T2まで搬送される。2次転写部T2において、中間転写ベルト107上の4色トナー像は、手差し給送カセット114または給紙カセット115から2次転写部T2に搬送されてきた記録媒体S上に転写される。そして、記録媒体Sに転写されたトナー像は定着装置113で加熱定着される。定着装置113を通過した記録媒体Sは、排紙部116に排紙される。光学センサ117は、各画像形成部によって形成され、中間転写ベルト107上に転写された濃度検出用トナー像(トナーパターン)に光を照射し、その反射光を検出する。光学センサ117の検出結果は後述するCPUに入力される。
なお、中間転写ベルト107上に転写されずに感光ドラム102Y、102M、102C、102Bk上に残留したトナーは、クリーニング装置106Y、106M、106C、106Bkによって各感光ドラム上から除去される。
次に、図2、図3を用いて露光手段であるところの光走査装置104Y、104M、104C、104Bkの構成を説明する。なお、各光走査装置の構成は同一であるので、以下の説明では色を示す添え字Y、M、C、Bkを省略する。
図2は、図1に示す光走査装置104及び感光ドラム102を示す概略図である。光走査装置104は、半導体レーザ201、コリメータレンズ202、絞り203、ビームスプリッター204、フォトダイオード205、シリンドリカルレンズ206を備える。また、光走査装置104は、回転多面鏡207、fθレンズ208、反射ミラー209、ビームディテクター210(以下、BD210)を備える。
半導体レーザ201(レーザ光源)はレーザ光(光ビーム)を出射する。本実施例の光走査装置は、半導体レーザ201として垂直共振器型面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting LASER:VCSEL)を備えているが、実施の形態は、端面発光型半導体レーザでも良い。
半導体レーザ201は、レーザドライバ212(レーザ制御装置)によって駆動される。レーザドライバ212は、CPU211及び画像処理部213に接続されている。CPU211は、図示しない読取装置またはPC等の外部情報端末から画像形成装置100に画像形成ジョブが入力されることによって発光許可信号をレーザドライバ212に出力する。
画像処理部213は、読取装置またはPC等の外部情報端末から画像形成装置100に入力される画像形成ジョブに含まれる画像データを処理し、処理済みの画像データを画像信号としてレーザドライバ212に出力する。レーザドライバ212は、画像処理部213から出力された画像信号(駆動信号)に基づいて駆動電流Idを半導体レーザ201に供給する。半導体レーザ201は、レーザドライバ212から駆動電流Idが供給されることによってレーザ光を出射する。
半導体レーザ201が出射したレーザ光は、コリメータレンズ202によって略平行光束のレーザ光となる。レンズ202を通過したレーザ光は、絞り203によってレーザ光のスポット形状が整形される。絞り203を通過したレーザ光はビーム分離手段であるところのビームスプリッター204に入射する。ビームスプリッター204に入射したレーザ光は、ビームスプリッター204によって反射する第1のレーザ光(反射レーザ光)とビームスプリッター204を透過する第2のレーザ光(透過レーザ光)とに分離される。
第1のレーザ光は、受光手段であるところのフォトダイオード205に入射する。一方、第2のレーザ光はシリンドリカルレンズ206を通過して偏向手段であるところの回転多面鏡207(ポリゴンミラー)の反射面に入射する。
回転多面鏡207は、図示しないモータによって矢印A方向に回転駆動される。シリンドリカルレンズ206を通過した第2のレーザ光は、図2に示す感光ドラム102上を矢印B方向に走査するように、回転駆動される回転多面鏡207の反射面によって偏向される。回転多面鏡207によって偏向された第2のレーザ光は、fθレンズ208を通過し、反射ミラー209によって反射されることで感光ドラム102上に導かれる。
回転多面鏡207によって偏向された第2のレーザ光は、BD210に入射する。BD210は、第2のレーザ光を受光したことに応じて同期信号Ssynを生成する。BD210によって生成された同期信号Ssynは、図2に示すCPU211に送信される。CPU211は、同期信号Ssynに基づいて各種制御の実行タイミングを管理する。
半導体レーザ201は、駆動手段であるところのレーザドライバ212から画像信号に基づいて駆動電流Idが供給されることによってレーザ光を出射する。感光ドラム102の周囲には電位センサ214(電位検出手段)が設けられている。電位センサ214は、レーザ光の照射位置と現像装置105との間に、感光ドラム102の表面電位を検出できるように感光だラム102の表面に対向して配置されている。電位センサ214は、感光ドラム102の表面電位を検出するためのセンサである。電位センサ214の検出結果はCPU211に入力される。CPU211は、電位センサ214および光学センサ117の検出結果、あるいは電位センサ214および光学センサ117のいずれか一方の検出結果に基づいてレーザドライバに後述するゲイン調整信号を出力する。ゲイン調整信号は、画像形成装置の状態に対応する信号である。
図3を用いて、レーザドライバ212をさらに詳しく説明する。レーザドライバ212は、電流/電圧変換回路301(I/V変換回路301)、サンプル・ホールド回路302(以下、S/H回路302)、APC回路303(電圧設定部)を備える。また、レーザドライバ212は、電圧/電流変換回路304(V/I変換回路304)、スイッチ305(第1のスイッチ)、AND回路306を備える。さらに、レーザドライバ212は、電圧調整回路307(充電手段)、補正電流生成部308、スイッチ309(第2のスイッチ)、電圧調整回路310(充電手段)、補正電流生成部311、スイッチ312(第3のスイッチ)、スイッチ313(第4のスイッチ)を備える。
ここで、I/V変換回路301、S/H回路302、APC回路303、V/I変換回路304、スイッチ305は、駆動電流供給部315を構成する。駆動電流供給部315は、後述する駆動電流であるところの主電流Im(第1の電流)を半導体レーザ201に供給する。また、電圧調整回路307、補正電流生成部308、スイッチ309、電圧調整回路310、補正電流生成部311、スイッチ312、スイッチ313は、補正電流供給部314を構成する。補正電流供給部314は、後述する第1の補正電流Ia及び第2の補正電流Ibを半導体レーザ201に供給する。
以下において、駆動電流供給部315について説明する。
図2で説明したように、半導体レーザ201から出射されたレーザ光は、ビームスプリッター204によって分離され、分離された第1のレーザ光がフォトダイオード205に入射する。フォトダイオード205は、受光した第1のレーザ光の光量に応じた値の検知電流Ipを生成する光電変換素子である。
フォトダイオード205は、I/V変換回路301に接続されており、フォトダイオード205によって生成された検知電流Ip(受光量)は、I/V変換回路301に入力される。I/V変換回路301は、検知電流Ipを検知電圧Vpに変換する。S/H回路302は、CPU211から送信されるサンプル/ホールド信号(S/H信号)に応じて、Vpをサンプル/ホールドし、サンプル/ホールドした結果であるサンプル・ホールド電圧VS/HをAPC回路303の入力端子303aに出力する。
APC回路303の入力端子303bには、CPU211からレーザ光の目標光量に対応する値の参照電圧Vrefが入力されている。APC回路303は、サンプル・ホールド電圧VS/Hと参照電圧Vrefとを比較し、比較結果に基づいて出力端子303cに光量制御電圧Vapc(駆動電圧/光量制御電圧)を設定する。
即ち、APC回路303によってVS/H>Vrefと判定された場合、フォトダイオード205に入射したレーザ光の光量が目標光量よりも大きいことになる。そこで、APC回路303は、フォトダイオード205に入射するレーザ光の光量を目標光量に近づけるために、VS/HとVrefとの電位差に基づいてそれまで出力端子303cに設定されていた光量制御電圧Vapcの値を下げる。
一方、APC回路303によってVS/H<Vrefと判定された場合、フォトダイオード205に入射したレーザ光の光量が目標光量よりも小さいことになる。そこで、APC回路303は、フォトダイオード205に入射するレーザ光の光量を目標光量に近づけるために、VS/HとVrefとの電位差に基づいてそれまで出力端子303cに設定されていた光量制御電圧Vapcの電圧値を上げる。
APC回路303によってVS/H=Vrefと判定された場合、フォトダイオード205に入射したレーザ光の光量は目標光量となっている。そこで、APC回路303は、それまで出力端子303cに設定されていた光量制御電圧Vapcの値を維持する。
なお、APC回路303は、接地(不図示)されており、光量制御電圧Vapcは接地電圧(0V)との電位差であるものとする。
APC回路303の出力端子303cは、V/I変換回路304の入力端子304aに接続されている。また、V/I変換回路304には、CPU211からゲイン調整信号(第1のゲイン調整信号)が入力されている。V/I変換回路304は、ゲイン調整信号に基づいて入力端子304aを補正し、補正した電圧に基づく値の主電流Imを出力端子304bから出力する。即ち、APC回路303の出力端子303cに設定される光量制御電圧Vapcは、V/I変換回路304の入力端子304aの電圧と等しくなるため、V/I変換回路304は、APC回路303の出力端子303cに設定される光量制御電圧Vapcに基づく値の主電流Imを出力する。なお、V/I変換回路304は、ゲインに基づく電圧調整を行うことなく、Vapcを主電流Imに変換しても良い。
このように主電流Imの値を制御することによって半導体レーザ201から出射されるレーザ光を目標光量に制御することを自動光量制御(Auto Power Control:APC)と呼ぶ。
AND回路306には、CPU211から出力される発光許可信号と画像処理部213から出力される画像信号(ビデオ信号)が入力されている。CPU211は、画像形成装置100に画像データが入力されたことに応じてAND回路306に発光許可信号を出力する。AND回路306に入力される発光許可信号及び画像信号は、2値の信号である。本実施例では、発光許可信号及び画像信号はHighアクティブの信号であるとする。
AND回路306は、発光許可信号及び画像信号に応じて後述するスイッチをオン/オフ制御するスイッチ制御信号Sswを出力する。即ち、AND回路306は、発光許可信号及び画像信号がともにHighレベルの信号である場合、Highレベルのスイッチ制御信号Sswを出力し、発光許可信号及び画像信号の少なくとも一方がLowレベルの信号である場合、Lowレベルのスイッチ制御信号Sswを出力する。
V/I変換回路304から出力された主電流Imは、スイッチ305の入力端子305aに入力される。スイッチ305は、AND回路306からのスイッチ制御信号Sswによって制御される。スイッチ305はAND回路306からHighレベルのスイッチ制御信号Sswが出力されるとオンとなり、入力端子305aから出力端子305bに主電流Imが流れる。スイッチ305はAND回路306からLowレベルの信号が出力されるとオフとなり、それによって入力端子305aと出力端子305bとの接続が解除され、入力端子305aから出力端子305bに主電流Imが流れない。このように、本実施例の画像形成装置100は、AND回路306によってスイッチ305をオン/オフ制御することで、画像信号に基づいて主電流Imを半導体レーザ201に供給する。なお、CPU211、画像処理部213、及びAND回路306がスイッチ制御信号Sswを生成するスイッチ制御手段に相当する。
ここで、半導体レーザの立ち上がり特性について説明する。図8を用いて説明したように、半導体レーザには発光遅延特性が存在する。特に、VCSELは、従来の電子写真方式の画像形成装置に用いられてきた端面発光型半導体レーザと比較して浮遊容量が大きいので、駆動電流開始直後の光量の立ち上がりが遅れる。このような課題に対して、駆動電流供給開始に同期して、時間経過に応じて(所定の時定数で)減衰する補正電流を供給することによって発光遅延に起因する出力画像の濃度低下を抑制していた。
しかしながら、半導体レーザの発光特性に複数の発光遅延成分が含まれる半導体レーザに対して、従来の半導体レーザの制御方法では発光遅延に起因する出力画像の濃度低下を十分に補正することができなかった。
このような複数の発光遅延成分を含む発光遅延を補正するために、本実施例のレーザドライバ212は、図3に示すように補正電流供給部314を備える。補正電流供給部314は、上述した電圧調整回路307、補正電流生成部308、スイッチ309、電圧調整回路310、補正電流生成部311、スイッチ312、スイッチ313を備えている。本実施例の画像形成装置100では、電圧調整回路307及び補正電流生成部308によって第1の補正電流生成部を構成し、電圧調整回路310及び補正電流生成部311によって第2の補正電流生成部を構成している。なお、本実施例では、発光遅延成分が2つの遅延成分に分解され、その2つの遅延成分を分解するべく2つの補正電流生成部を備える画像形成装置を例に説明する。しかしながら、実施の形態は本実施例に限られるものでなく、発光遅延成分が3つ以上の遅延成分に分解される半導体レーザを備える画像形成装置には、遅延成分の数に応じた複数の補正電流生成部を備えさせるようにしても良い。
スイッチ313の入力端子313aは、APC回路303の出力端子303cに接続されている。また、スイッチ313の出力端子313bは、電圧調整回路307の入力端子307a及び電圧調整回路310の入力端子310aに接続されている。
スイッチ313は、上記のスイッチ制御信号Sswによって制御される。スイッチ313は、スイッチ制御信号SswがLowレベルのとき、光量制御電圧Vapcが設定された入力端子313a(第1の端子)と出力端子313c(第3の端子)とを接続し、スイッチ制御信号SswがHighレベルのとき、接地された入力端子313b(第2の端子)と出力端子313cとを接続する。つまり、スイッチ制御信号SswがLowレベルの場合、出力端子313cの電圧が光量制御電圧Vapcとなり、スイッチ制御信号SswがHighレベルの場合、出力端子313cの電圧は接地電圧(0V)となる。
このようにスイッチ313が入力端子313aと出力端子313cとを接続した状態においてコンデンサ401及びコンデンサ411は充電され、スイッチ313が入力端子313bと出力端子313cとを接続した状態においてコンデンサ401及びコンデンサ411は放電する。なお、スイッチ313が入力端子313aと出力端子313cとを接続した状態または入力端子313bと出力端子313cとを接続した状態に制御する理由は、後述するコンデンサ401及び411の充電と放電とが同時に行われないようにするためである。
電圧調整回路307には、CPU211からゲイン調整信号(第2のゲイン調整信号)が入力されている。電圧調整回路307は、入力端子307aに設定された電圧を調整信号に基づくゲインによって調整した電圧Vaを出力端子307bに設定する。即ち、スイッチ313において入力端子313aと出力端子313cとが接続されている場合、入力端子307aの電圧が光量制御電圧Vapcになるため、出力端子307bには、ゲイン調整信号に基づくゲインによって光量制御電圧Vapcを電圧調整した電圧Vaが設定される。一方、スイッチ313において入力端子313bと出力端子313cとが接続されている場合、入力端子307aの電圧は0Vになるため、出力端子307bの電圧は0Vが設定される。この構成によって、補正電流Iaのピーク値は、Vapcと電位センサ214の検出結果と光学センサ117の検出結果、あるいは、電位センサ214および光学センサ117のいずれか一方の検出結果とVapcに応じた値に制御される。なお、ゲインは、予め定められた値であっても良いし、主電流Imの値に対する補正電流Iaの値に基づいて設定されても良い。また、電圧調整回路307は、ゲインに基づく電圧調整を行うことなく、入力端子307aに設定された値を出力端子307bに設定しても良い。
同様に、電圧調整回路310には、CPU211からゲイン調整信号(第3のゲイン調整信号)が入力されている。電圧調整回路310は、入力端子310aに設定された電圧をゲイン調整信号に基づくゲインによって調整した電圧Vbを出力端子310bに設定する。即ち、スイッチ313において入力端子313aと出力端子313cとが接続されている場合、入力端子310aの電圧が光量制御電圧Vapcになるため、出力端子310bには、ゲイン調整信号に基づくゲインによって光量制御電圧Vapcを調整した電圧Vbが設定される。一方、スイッチ313において入力端子313bと出力端子313cとが接続されている場合、入力端子310aの電圧は0Vになるため、出力端子310bの電圧Vaは0Vとなる。この構成によって補正電流Ibのピーク値は、Vapcと電位センサ214の検出結果と光学センサ117の検出結果、あるいは、電位センサ214および光学センサ117のいずれか一方の検出結果とVapcに応じた値に制御される。なお、ゲインは、予め定められた値であっても良いし、主電流Imの値に対する補正電流Ibの値に基づいて設定されても良い。また、電圧調整回路310は、ゲインに基づく電圧調整を行うことなく、入力端子310aに設定された値を出力端子310bに設定しても良い。
補正電流生成部308の入力端子308aは、電圧調整回路307の出力端子307bに接続されている。また、補正電流生成部311の入力端子311aは、電圧調整回路310の出力端子307bに接続されている。
図4(a)は補正電流生成部308の回路構成をしており、図4(b)は補正電流生成部311の回路構成を示している。補正電流生成部308は、コンデンサ401(第1のコンデンサ)、可変抵抗402(第1の抵抗)を備えている。補正電流生成部311は、コンデンサ411(第2のコンデンサ)、可変抵抗412(第2の抵抗)を備えている。
図4(a)に示すように、コンデンサ401及び可変抵抗402は、入力端子308a及び出力端子308bに対して直列に接続されている。また、図4(b)に示すように、コンデンサ411及び可変抵抗412は、入力端子311a及び出力端子311bに対して直列に接続されている。
コンデンサ401及びコンデンサ411の静電容量は、半導体レーザ201の発光遅延特性に基づいて設定される。本実施例の画像形成装置では、補正電流生成部308として、例えば、静電容量12pF(第1の静電容量)のコンデンサ401を使用し、補正電流生成部311にコンデンサ401の静電容量よりも大きい静電容量のコンデンサ411を使用する。本実施例では、コンデンサ411の静電容量を82pF(第2の静電容量)としている。
コンデンサ401及びコンデンサ411の静電容量と同様に、可変抵抗402及び可変抵抗412の抵抗値は、半導体レーザの発光遅延特性の1つである発光遅延時間に基づいて設定される。本実施例の画像形成装置では、補正電流生成部308において使用する可変抵抗402の抵抗値を、例えば0.1KΩ(第1の抵抗値)に設定し、補正電流生成部311において使用する可変抵抗412の抵抗値を、例えば0,1KΩよりも大きい1.33KΩ(第2の抵抗値)に設定している。可変抵抗402及び可変抵抗412の抵抗値は、工場において測定される半導体レーザ201の発光遅延時間に基づいて工場での調整時に設定される。
スイッチ309の入力端子309aは、補正電流生成部308の出力端子308bに接続されている。スイッチ309は、上述のスイッチ制御信号Sswによってオン/オフ制御される。スイッチ309は、スイッチ305と同様に、スイッチ制御信号SswがHighレベルの場合、オンに制御され、スイッチ制御信号SswがLowレベルの場合、オフに制御される。スイッチ309がオンになると、入力端子309aから出力端子309bに補正電流Iaが流れ、スイッチ309がオフになると、入力端子309aから出力端子309bに補正電流Iaが流れない。
スイッチ309がオンになると、補正電流生成部308は、出力端子308bから時間経過に応じてピーク値から0(A)に向かって減衰する補正電流Iaを出力する。出力端子308bから出力される補正電流Iaの時定数は、コンデンサ401の静電容量及び抵抗402の抵抗値によって規定される。
スイッチ312の入力端子312aは、補正電流生成部311の出力端子311bに接続されている。スイッチ312は、上述のスイッチ制御信号Sswによってオン/オフ制御される。スイッチ312は、スイッチ309と同様に、スイッチ制御信号SswがHighレベルの場合、オンに制御され、スイッチ制御信号SswがLowレベルの場合、オフに制御される。スイッチ312がオンになると、入力端子312aから出力端子312bに補正電流Ibが流れ、スイッチ312がオフになると、入力端子312aから出力端子312bに補正電流Ibが流れない。
スイッチ312がオンになると、補正電流生成部311は、出力端子311bから時間経過に応じてピーク値から0(A)に向かって減衰する補正電流Ibを出力する。補正電流生成部308から出力される補正電流Ibの時定数は、コンデンサ411の静電容量及び抵抗412の抵抗値によって規定される。
スイッチ309の出力端子309bは、半導体レーザ201に接続されている。スイッチ312の出力端子312bは、半導体レーザ201に接続されている。半導体レーザ201には、主電流Im、補正電流Ia、及び補正電流Ibの和である駆動電流Idが供給される。
ここで、図5のタイミングチャートを用いて発光遅延特性の補正について詳しく説明する。(A)は、AND回路306に入力される画像信号を示している。(B)は、V/I変換回路304から半導体レーザ201供給される主電流Im、(C)は、補正電流生成部308から半導体レーザ201に供給される補正電流Ia、(D)は、補正電流生成部311から半導体レーザ201に供給される補正電流Ibを示している。(E)は、主電流Imと補正電流Iaと補正電流Ibの和である駆動電流Idを示しており、(F)は、駆動電流Idが供給されたときの半導体レーザ201から出射されるレーザ光の光量波形を示している。
まず、(C)に示す補正電流Iaについて説明する。コンデンサ401には電荷Qaが蓄積される。コンデンサ401に蓄積される電荷量は、コンデンサ401に印加される電圧とコンデンサ401の静電容量によって決まる。
図3において、コンデンサ401は、スイッチ313が入力端子313aと出力端子313cとを接続した状態において充電される。AND回路306からのスイッチ制御信号SswがLowレベルの信号となり、スイッチ313が入力端子313aと出力端子313cとを接続すると、電圧調整回路307の出力端子307bに設定される電圧は光量制御電圧Vapcが電圧調整された値となるため、コンデンサ401に電荷が充電される。図3において、スイッチ313が入力端子313aと出力端子313cとを接続した状態ではスイッチ309はオフになるため、コンデンサ401に蓄積した電荷は放電されない。
コンデンサ401に蓄積された電荷Qaは、AND回路306からのスイッチ制御信号SswがHighレベルの信号となり、スイッチ309がオンになるとコンデンサ401から放電される。コンデンサ401から放電される電荷Qaが図5(C)に示す補正電流Iaとなる。なお、スイッチ309がオンになった状態ではスイッチ313が入力端子313bと出力端子313cとを接続した状態になる。この状態では、電圧調整回路307の出力端子307bの電圧は0Vとなるため、コンデンサ401に新たな電荷が充電されることはない。
図5(C)に示すように、補正電流Iaは、スイッチ309がオンになった直後に最大値(ピーク値Iamax)になり、時間経過とともにIamaxから減衰する。図5(C)に示すIaの積分値は、光量制御電圧Vapcとコンデンサ401の静電容量によって決まる。即ち、コンデンサ401に蓄積される電荷Qaは、コンデンサ401に印加される電圧とコンデンサ401の静電容量によって決まる。Qa=Vapc×C1(C1=12pF)であるため、光量制御電圧Vapcの値が大きくなると電荷Qaの値も大きくなり、補正電流Iaの積分値も大きくなる。
次に、図5(D)に示す補正電流Ibについて説明する。コンデンサ411には電荷Qbが蓄積される。コンデンサ411に蓄積される電荷量は、コンデンサ411に印加される電圧とコンデンサ411の静電容量によって決まる。
図3において、コンデンサ411は、コンデンサ401と同様にスイッチ313が入力端子313aと出力端子313cとを接続した状態で充電される。スイッチ313が入力端子313aと出力端子313cとが接続されると、電圧調整回路310の出力端子310bに設定される電圧は光量制御電圧Vapcが調整された値となるため、コンデンサ411に電荷が充電される。図3において、スイッチ313が入力端子313aと出力端子313cとを接続した状態ではスイッチ312はオフになるため、コンデンサ411に蓄積した電荷は放電されない。
コンデンサ411に蓄積された電荷Qbは、スイッチ制御信号SswがHighレベルになると、スイッチ312がオンになることによってコンデンサ411から放電される。コンデンサ411から放電される電荷Qbが図5(D)に示す補正電流Ibとなる。なお、スイッチ312がオンになった状態ではスイッチ313が入力端子313bと出力端子313cとを接続した状態になる。この状態では、電圧調整回路310の出力端子310bの電圧は0Vとなるため、コンデンサ411に新たな電荷が充電されることはない。
図5(D)に示すように、補正電流Ibは、スイッチ312がオンになった直後に最大値(ピーク値Ibmax)になり、時間経過とともにIbmaxから減衰する(所定の時定数で減衰する)。図5(D)に示すIbの積分値は、光量制御電圧Vapcとコンデンサ411の静電容量によって決まる。即ち、コンデンサ411に蓄積される電荷Qbは、コンデンサ411に印加される電圧とコンデンサ411の静電容量によって決まる。Qb=Vapc×C2(C2=82pF)であるため、光量制御電圧Vapcの値が大きくなると電荷Qbの値も大きくなり、補正電流Ibの積分値も大きくなる。
本実施例の画像形成装置では、補正電流Iaの最大値Iamaxが補正電流Ibの最大値Ibmaxよりも大きくなるように、かつコンデンサ401の放電速度がコンデンサ411の放電速度よりも速くなるように、補正電流生成部308及び補正電流生成部311を構成している。
Iamaxの値及びコンデンサ401の放電速度は、コンデンサ401の静電容量と可変抵抗402の抵抗値によって決まる。即ち、静電容量C1によってコンデンサ401に蓄積される電荷Qaの値が決まり、コンデンサ401に印加される電圧が大きくなるにつれてコンデンサ401に蓄積される電荷Qaの値が大きくなる。電荷Qaの値が大きくなると、放電に時間を要するようになる。また、可変抵抗402の値をR1に設定した場合とR2(<R1)に設定した場合を比較すると、スイッチ309をオンにした直後、可変抵抗402の値がR1の場合の方がR2の場合よりも電流が流れやすい。そのため、可変抵抗402の値をR1に設定した場合の方がR2に設定した場合よりも補正電流の最大値が大きくなる。
また、可変抵抗402の値をR1に設定した場合の方がR2に設定した場合よりも電流が流れやすいため、図5(C)(D)に示すように、可変抵抗402の値をR1の場合の放電時間(Ta)の方がR2の放電時間(Tb)よりも短くなる。即ち、可変抵抗402の値をR1に設定した場合の放電速度の方がR2に設定した場合の放電速度よりも速くなる。
従って、可変抵抗402の抵抗値(0.1KΩ)を可変抵抗412の抵抗値(1.33KΩ)よりも小さくすることによって、補正電流Iaの最大値Iamaxを補正電流Ibの最大値Ibmaxよりも大きくし、かつコンデンサ401の放電速度をコンデンサ411の放電速度よりも速くなるようにしている。このように補正電流生成部308及び補正電流生成部311を構成することによって、図5に示すような時間経過に応じて異なる速度で電流値がIamax及びIbmaxから0(A)に向かって減衰する補正電流Ia、Ibを生成することができる。
図3に示すレーザドライバ212によれば、図5(E)に示すように、半導体レーザ201への駆動電流Idの供給開始時に、レーザ光の目標光量に対応する値の主電流Imと、補正電流Ia、及び補正電流Ibを加算した電流が供給される。つまり、駆動電流Idの供給開始時には、レーザ光の目標光量に対応する値の電流値(=主電流Im)よりも大きな値の電流が半導体レーザ201に供給される。そして、駆動電流Idの供給開始から時間経過ともに補正電流Ia及び補正電流Ibが0(A)に向かって減衰するため、駆動電流Idは、レーザ光の目標光量に対応する値の電流値(=主電流Im)よりも大きな値からレーザ光の目標光量に対応する値の電流値(=主電流Im)に向かって減衰する。
このように、主電流Im(駆動電流)の供給開始に同期して上記の補正電流Ia及び補正電流Ibを供給することによって、図5(F)に示すように光量立ち上がり時の光量の不足が抑制される。即ち、主電流Imの供給開始に同期して、複数の補正電流Ia、Ibを半導体レーザに供給することによって、主電流Imの供給開始時における発光遅延成分が複数の発光遅延成分に分解される発光特性の半導体レーザを感光ドラムの露光光源として用いたとしても、精度の高い光量補正を行うことができ、光量立ち上がり時における光量不足を抑制して出力画像の濃度の低下を抑制することができる。
半導体レーザには個体差があるため、半導体レーザの発光遅延成分は半導体レーザの個体によってそれぞれ微小に異なる。そこで、可変抵抗402及び可変抵抗412の抵抗値は、工場での調整時に画像形成装置に取り付けられる半導体レーザ毎に異なる値に設定される。また、図示はしないが、半導体レーザの固体差に合わせた補正電流を生成するためにコンデンサに可変コンデンサを使用しても良い。
なお、本実施例では、2つの補正電流生成部を備える画像形成装置について説明をしたが、発光特性の発光遅延成分が3つ以上に分類されるような半導体レーザに対しては補正電流生成部を3つ以上設けても良い。また、本実施例では、1つの発光点の装置を例に説明をしたが、複数の発光点を備える半導体レーザの場合、発光点ごとに補正電流生成部を設ける。
図6は、本実施例の画像形成装置に備えられるCPU211が実行する制御フローである。また、図7は、CPU211が図6に示す制御フローを実行することに伴う画像形成装置の動作を示すタイミングチャートである。図6、図7を用いて、画像形成装置の画像形成動作を説明する。
図7に示す(a)〜(m)は、(a)発光許可信号、(b)画像信号、(c)SS/H信号(サンプル・ホールド信号)、(d)Vapc(光量制御電圧)、(e)スイッチ制御信号Ssw、(f)スイッチ305、309、及びスイッチ312の状態、(g)主電流Im、(h)補正電流Ia、(i)補正電流Ib、(j)スイッチ313の状態、(k)コンデンサ401の電荷蓄積状態、(l)コンデンサ411の電荷蓄積状態、(m)半導体レーザ201の発光状態(光量波形)を示している。なお、(j)スイッチ313の状態において、「a−c」は、スイッチ313が入力端子313aと出力端子313cとを接続した状態を示しており、「b−c」は、スイッチ313が入力端子313bと出力端子313cとを接続した状態を示している。
図6に示すように、CPU211は、読取装置またはPCなどの外部情報端末から画像形成ジョブが入力されることによって発光許可信号をAND回路306に出力する(ステップS601、及び図7のT1)。CPU211は、画像形成ジョブに基づく画像形成が終了するまで発光許可信号を出力し続ける。
CPU211は、発光許可信号を出力した後、APC回路303に出力端子303cに初期Vapcを設定するように指示する(ステップS602)。図7に示すように、APC回路303は、CPU211からの指示に基づいて出力端子303cに初期Vapcを設定する(T2)。画像形成ジョブが入力された後に最初に行うAPC動作のために半導体レーザ201からレーザ光を出射させる。初期Vapcは、最初に行うAPCの際に過度な主電流Imが半導体レーザ201に供給されないように設計時に規定される電圧である。APC回路303の出力端子が初期Vapcに設定されると、スイッチ313が入力端子313aと出力端子313cとを接続した状態であるため(T3)、コンデンサ401及びコンデンサ402への電荷の蓄積が開始される(T4)。
図6に示すように、ステップS602の後、CPU211は、APCを行うために画像処理部213にAPC用パルス出力を指示する(ステップS603)。図7に示すように、画像処理部213は、CPU211からのAPC用パルス出力指示に応じて、Highレベルの画像信号であるAPC用パルスを出力する(T5)。APC用パルスが出力されることによって、AND回路306からHighレベルのスイッチ制御信号Sswが出力され、このHighレベルのスイッチ制御信号Sswによってスイッチ305、スイッチ309、及びスイッチ312がオンになる。スイッチ305がオンになることによって、V/I変換回路304から光量制御電圧Vapcに基づく値の主電流Imが半導体レーザ201に供給される。また、スイッチ309及びスイッチ312がオンになることによって、半導体レーザ201に補正電流Ia及び補正電流Ibが供給される。つまり、主電流Imの供給開始に同期して補正電流Ia及び補正電流Ibが半導体レーザ201に供給される。図7におけるT5において、図7の(k)(l)に示すようにコンデンサ401及びコンデンサ411は放電を開始する。
ステップS603の後、CPU211は、図7のT6に示すサンプル・ホールド回路302にサンプル・ホールド信号SS/Hを出力する(ステップS604)。サンプル/ホールド回路302は、CPU211から送信されたサンプル・ホールド信号SS/Hに応じてI/V変換回路301からの出力電圧Vpをサンプル・ホールドし、サンプル・ホールドした結果をサンプル・ホールド電圧VS/HとしてAPC回路303に出力する。APC回路303は、上述したようにサンプル・ホールド電圧VS/Hと参照電圧Vrefとに基づいて出力端子303bに光量制御電圧Vapcを設定する。なお、図7(c)では、説明を簡易にするために光量制御電圧Vapcの値を初期Vapcの値から変化をさせていないが、実際には光量制御電圧Vapcの値はサンプル・ホールド電圧VS/Hの値に応じて初期Vapcから変化する。
図7に示すようにAPC用パルスの供給時間は、T5に示すAPC用パルスの出力開始の時点から所定時間経過後に立下るように設定されている(T7)。APCパルスが立下がる(即ち、画像信号がLowレベルになる)と、AND回路306からLowレベルのスイッチ制御信号Sswが出力される。AND回路306からLowレベルのスイッチ制御信号Sswが出力されると、スイッチ305、309、312がオフになり、スイッチ313において入力端子313aと出力端子313cとが接続される。スイッチ305がオフになることによって半導体レーザ201には主電流Imが供給されない状態になる。また、スイッチ309、312がオフになることによって半導体レーザ201には補正電流Ia及び補正電流Ibが供給されない状態になる。また、スイッチ313において入力端子313aと出力端子313cとが接続されることによって、図7の(k)(l)に示すようにコンデンサ401及びコンデンサ411に電荷の充電が開始される。
図6に示すように、ステップS604の後、CPU211は、BD信号を生成するために画像処理部213にBD検出用パルスの出力を指示する(ステップS605)。図7に示すように、画像処理部213は、CPU211からのBD検出用パルスの出力指示に応じて、Highレベルの画像信号であるBD検出用パルスを出力する(T8)。BD検出用パルスが出力されることによって、AND回路306からHighレベルのスイッチ制御信号Sswが出力され、Highレベルのスイッチ制御信号Sswが出力されることによってスイッチ305、スイッチ309、及びスイッチ312がオンになる。スイッチ305がオンになることによって、V/I変換回路304から光量制御電圧Vapcに基づく値の主電流Imが半導体レーザ201に供給される。また、スイッチ309及びスイッチ312がオンになることによって、コンデンサ401及びコンデンサ411に充電された電荷が半導体レーザ201に補正電流Ia及び補正電流Ibとして供給される。主電流Im、補正電流Ia、及び補正電流Ibが駆動電流Idとして半導体レーザ201に供給されることによって半導体レーザ201からレーザ光が出射される。図7におけるT8において、図7の(k)(l)に示すようにコンデンサ401及びコンデンサ411は放電を開始する。このとき半導体レーザ201から出射されたレーザ光はBD210に入射する。BD210は、レーザ光を受光したことに応じて同期信号Ssynを生成する。
図7に示すようにAPC用パルスの供給時間は、T8に示すBD検出用パルスの出力開始の時点から所定時間経過後に立下るように設定されている(T9)。APCパルスが立下がる(即ち、画像信号がLowレベルになる)と、AND回路306からLowレベルのスイッチ制御信号Sswが出力される。AND回路306からLowレベルのスイッチ制御信号Sswが出力されると、スイッチ305、309、312がオフになり、スイッチ313において入力端子313aと出力端子313cとが接続される。スイッチ305がオフになることによって半導体レーザ201には主電流Imが供給されない状態になる。また、スイッチ309、312がオフになることによって半導体レーザ201には補正電流Ia及び補正電流Ibが供給されない状態になる。また、スイッチ313において入力端子313aと出力端子313cとが接続されることによって、図7の(k)(l)に示すように再びコンデンサ401及びコンデンサ411に電荷の充電が開始される。
図6に示すように、ステップS605において生成された同期信号のタイミングを基準として、CPU211は、画像処理部213に感光ドラム露光用パルスの出力を指示する(ステップS606)。
画像処理部213は、CPU211からの感光ドラム露光用パルスの出力指示に応じて、Highレベルの画像信号である感光ドラム露光用パルスを出力する。本実施例では、感光ドラム露光用パルスは、図7に示すT10のタイミングで立ち上がり、T11のタイミングで立ち上がり、T12のタイミングで再び立ち上がり、T13のタイミングで立下がる。
図7のT11及びT13に示すように感光ドラム露光用パルスがHighレベルになることによって、AND回路306からHighレベルのスイッチ制御信号Sswが出力され、Highレベルのスイッチ制御信号Sswが出力されることによってスイッチ305、スイッチ309、及びスイッチ312がオンになる。スイッチ305がオンになることによって、V/I変換回路304から光量制御電圧Vapcに基づく値の主電流Imが半導体レーザ201に供給される。また、スイッチ309及びスイッチ312がオンになることによって、コンデンサ401及びコンデンサ411に充電された電荷が半導体レーザ201に補正電流Ia及び補正電流Ibとして供給される。主電流Im、補正電流Ia、及び補正電流Ibが駆動電流Idとして半導体レーザ201に供給されることによって半導体レーザ201からレーザ光が出射される。このとき半導体レーザ201から出射されたレーザ光は、感光ドラム上に導かれる。感光ドラム上に導かれたレーザ光によって感光ドラム上に静電潜像が形成される。半導体レーザ201に主電流Imの供給開始に同期して補正電流Ia及びIbを供給することによって、図7の(m)に示すように発光遅延が複数の発光遅延成分に分類される発光特性の半導体レーザ201の光量波形の立ち上がりの遅延が抑制される。また、図7におけるT10、T12のタイミングにおいて、図7の(k)(l)に示すようにコンデンサ401及びコンデンサ411は放電を開始する。
図7に示すT11及びT13において感光ドラム露光用パルスが立下がる(即ち、画像信号がLowレベルになる)と、AND回路306からLowレベルのスイッチ制御信号Sswが出力される。AND回路306からLowレベルのスイッチ制御信号Sswが出力されると、スイッチ305、309、312がオフになり、スイッチ313において入力端子313aと出力端子313cとが接続される。スイッチ305がオフになることによって半導体レーザ201には主電流Imが供給されない状態になる。また、スイッチ309、312がオフになることによって半導体レーザ201には補正電流Ia及び補正電流Ibが供給されない状態になる。また、スイッチ313において入力端子313aと出力端子313cとが接続されることによって、図7の(k)(l)に示すように再びコンデンサ401及びコンデンサ411に電荷の充電が開始される。
ステップS606の後、CPU211は、1走査周期の感光ドラムの露光が終了したか否かを判定する(ステップS607)。ステップS607において1走査周期の感光ドラムの露光が終了していないと判定された場合、CPU211は、制御をステップS606に戻す。ステップS607において1走査周期の感光ドラムの露光が終了したと判定された場合、CPU211は、入力画像データに基づく感光ドラムの露光が終了したか否かを判定する(ステップS608)。ステップS608において入力画像データに基づく感光ドラムの露光が終了していないと判定された場合、CPU211は、制御をステップS603に戻す。一方、ステップS608において入力画像データに基づく感光ドラムの露光が終了したと判定された場合、CPU211は、Vapcを0Vに設定するようにAPC回路303に指示し(ステップS609)、発光許可信号をOFFにする(ステップS610)。
以上、説明したように、本実施例の画像形成装置は、駆動電流の値と駆動電流(主電流)の供給開始に同期して供給する補正電流の値とをフォトダイオードの受光結果に基づいて補正するため、駆動電流の値に応じた補正電流の値を設定することができる。また、本実施例の画像形成装置は、複数の補正電流を生成する補正電流生成部を備えるため、駆動電流(主電流)の供給開始時の発光遅延成分が複数の発光遅延成分に分解される発光特性の半導体レーザを感光ドラムの露光光源として用いたとしても、精度の高い光量補正を行うことができ、光量立ち上がり時における光量不足を抑制して出力画像の濃度の低下を抑制することができる。
201 半導体レーザ
212 レーザドライバ
308 補正電流生成部
313 補正電流生成部
314 補正電流供給部
315 駆動電流供給部

Claims (46)

  1. 供給される電流の値に応じた光量のレーザ光を出射する半導体レーザと、
    前記半導体レーザから出射された前記レーザ光によって露光されることで静電潜像が形成される感光体と、
    画像信号に基づいて前記半導体レーザに前記レーザ光の目標光量に対応する値の駆動電流を供給する駆動電流供給手段と、
    前記駆動電流が供給される前記半導体レーザにレーザ光の光量の立ち上がりを補正するための補正電流を加える補正電流供給手段であって、前記半導体レーザに供給された前記電流の値が時間経過に応じて前記目標光量に対応する値に減衰するように、時間経過に応じてピーク値から減衰する前記補正電流を前記半導体レーザに供給する補正電流供給手段と、
    前記半導体レーザから出射されたレーザ光を受光する受光手段と、
    前記受光手段の受光結果に基づいて前記目標光量に対応する値に前記駆動電流を制御し、前記受光手段の受光結果に基づく値に前記補正電流のピーク値を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正電流供給手段は、前記半導体レーザへの前記駆動電流の供給開始に同期して、前記補正電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記静電潜像の電位を検出する電位検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記感光体上を露光する前記レーザ光の光量が前記目標光量になるように、前記受光手段の受光結果に加えて前記電位検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電流の値を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて駆動電圧を設定し、前記電位検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電圧を補正し、
    前記駆動電流供給手段は、補正された前記駆動電圧に基づく値の駆動電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置が形成した画像の濃度を検出する濃度検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記感光体上を露光する前記レーザ光の光量が前記目標光量になるように、前記受光手段の受光結果に加えて前記濃度検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電流の値を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて駆動電圧を設定し、前記濃度検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電圧を補正し、
    前記駆動電流供給手段は、補正された前記駆動電圧に基づく値の駆動電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて減衰する第1の補正電流を生成する第1の補正電流生成手段と前記第1の補正電流と異なる速度で減衰する第2の補正電流を生成する第2の補正電流生成手段とを有することを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果に基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて減衰する第1の補正電流を生成する第1の補正電流生成手段と前記第1の補正電流と異なる速度で減衰する第2の補正電流を生成する第2の補正電流生成手段とを有し、
    前記制御手段は、前記受光手段の受光結果と前記電位検出手段の検出結果とに基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果と前記電位検出手段の検出結果とに基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  10. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて減衰する第1の補正電流を生成する第1の補正電流生成手段と前記第1の補正電流と異なる速度で減衰する第2の補正電流を生成する第2の補正電流生成手段とを有し、
    前記制御手段は、前記受光手段の受光結果と前記濃度検出手段の検出結果とに基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果と前記濃度検出手段の検出結果とに基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  11. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて異なる速度で減衰する複数の補正電流を生成する複数の補正電流生成手段を有し、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて前記複数の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記半導体レーザから出射された前記レーザ光が感光体上を走査するように前記レーザ光を偏向する偏向手段を備え、
    前記制御手段は、前記レーザ光の走査周期内の前記感光体上を走査していない期間に前記受光手段が受光した受光結果に基づいて、前記駆動電流の値及び前記補正電流のピーク値を補正することを特徴とする請求項1乃至11いずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 供給される電流の値に応じた光量のレーザ光を出射する半導体レーザと、
    前記半導体レーザから出射された前記レーザ光によって露光されることで静電潜像が形成される感光体と、
    画像信号に基づいて前記半導体レーザに前記レーザ光の目標光量に対応する値の駆動電流を供給する駆動電流供給手段と、
    前記駆動電流が供給される前記半導体レーザにレーザ光の光量の立ち上がりを補正するための補正電流を加える補正電流供給手段であって、前記半導体レーザに供給された前記電流の値が時間経過に応じて前記目標光量に対応する値に減衰するように、時間経過に応じてピーク値から減衰する前記補正電流を前記半導体レーザに供給する補正電流供給手段と、
    前記半導体レーザから出射されたレーザ光を受光する受光手段と、を備え、
    前記駆動電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて前記目標光量に対応する値の前記駆動電流を前記半導体レーザに供給し、前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に基づく前記ピーク値の補正電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記補正電流供給手段は、前記半導体レーザへの前記駆動電流の供給開始に同期して、前記補正電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて減衰する第1の補正電流を生成する第1の補正電流生成手段と前記第1の補正電流と異なる速度で減衰する第2の補正電流を生成する第2の補正電流生成手段とを有することを特徴とする請求項13または14に記載の画像形成装置。
  16. 前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果に基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 前記静電潜像の電位を検出する電位検出手段を備え、
    前記駆動電流供給手段は、前記感光体上を露光する前記レーザ光の光量が前記目標光量になるように、前記受光手段の受光結果に加えて前記電位検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電流の値を制御し、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に加えて前記電位検出手段の検出結果に基づいて前記補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項13または14に記載の画像形成装置。
  18. 前記画像形成装置が形成した画像の濃度を検出する濃度検出手段を備え、
    前記駆動電流供給手段は、前記感光体上を露光する前記レーザ光の光量が前記目標光量になるように、前記受光手段の受光結果に加えて前記濃度検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電流の値を制御し、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に加えて前記濃度検出手段の検出結果に基づいて前記補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項13または14に記載の画像形成装置。
  19. 前記静電潜像の電位を検出する電位検出手段を備え、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果と前記電位検出手段の検出結果とに基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果と前記電位検出手段の検出結果とに基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  20. 前記画像形成装置が形成した画像の濃度を検出する濃度検出手段を備え、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果と前記濃度検出手段の検出結果とに基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果と前記濃度検出手段の検出結果とに基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  21. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて異なる速度で減衰する複数の補正電流を生成する複数の補正電流生成手段を有し、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて前記複数の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  22. 前記半導体レーザから出射された前記レーザ光が感光体上を走査するように前記レーザ光を偏向する偏向手段を備え、
    前記駆動電流供給手段及び前記補正電流供給手段は、前記レーザ光の走査周期内の前記感光体上を走査していない期間に前記受光手段が受光した受光結果に基づいて、前記駆動電流の値及び前記補正電流のピーク値を補正することを特徴とする請求項13または14に記載の画像形成装置。
  23. 供給される電流の値に応じた光量のレーザ光を出射する半導体レーザと、
    前記半導体レーザから出射された前記レーザ光によって露光されることで静電潜像が形成される感光体と、
    画像信号に基づいて前記半導体レーザに前記レーザ光の目標光量に対応する値の駆動電流を供給する駆動電流供給手段と、
    前記駆動電流が供給される前記半導体レーザにレーザ光の光量の立ち上がりを補正するための補正電流を加える補正電流供給手段であって、前記半導体レーザに供給された前記電流の値が時間経過に応じて前記目標光量に対応する値に減衰するように、時間経過に応じてピーク値から減衰する前記補正電流を前記半導体レーザに供給する補正電流供給手段と、
    前記半導体レーザから出射されたレーザ光を受光する受光手段と、
    前記受光手段の受光結果に基づいて前記目標光量に対応する値に前記駆動電流を制御し、当該駆動電流の値に対応する値に前記補正電流のピーク値を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  24. 前記補正電流供給手段は、前記半導体レーザへの前記駆動電流の供給開始に同期して、前記補正電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする請求項23に記載の画像形成装置。
  25. 前記静電潜像の電位を検出する電位検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記感光体上を露光する前記レーザ光の光量が前記目標光量になるように、前記受光手段の受光結果に加えて前記電位検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電流の値を制御することを特徴とする請求項23または請求項24に記載の画像形成装置。
  26. 前記制御手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて駆動電圧を設定し、前記電位検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電圧を補正し、
    前記駆動電流供給手段は、補正された前記駆動電圧に基づく値の駆動電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする請求項25に記載の画像形成装置。
  27. 前記画像形成装置が形成した画像の濃度を検出する濃度検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記感光体上を露光する前記レーザ光の光量が前記目標光量になるように、前記受光手段の受光結果に加えて前記濃度検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電流の値を制御することを特徴とする請求項23に記載の画像形成装置。
  28. 前記制御手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて駆動電圧を設定し、前記濃度検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電圧を補正し、
    前記駆動電流供給手段は、補正された前記駆動電圧に基づく値の駆動電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする請求項27に記載の画像形成装置。
  29. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて減衰する第1の補正電流を生成する第1の補正電流生成手段と前記第1の補正電流と異なる速度で減衰する第2の補正電流を生成する第2の補正電流生成手段とを有することを特徴とする請求項23乃至28いずれか1項に記載の画像形成装置。
  30. 前記制御手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果に基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項29に記載の画像形成装置。
  31. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて減衰する第1の補正電流を生成する第1の補正電流生成手段と前記第1の補正電流と異なる速度で減衰する第2の補正電流を生成する第2の補正電流生成手段とを有し、
    前記制御手段は、前記受光手段の受光結果と前記電位検出手段の検出結果とに基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果と前記電位検出手段の検出結果とに基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項25に記載の画像形成装置。
  32. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて減衰する第1の補正電流を生成する第1の補正電流生成手段と前記第1の補正電流と異なる速度で減衰する第2の補正電流を生成する第2の補正電流生成手段とを有し、
    前記制御手段は、前記受光手段の受光結果と前記濃度検出手段の検出結果とに基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果と前記濃度検出手段の検出結果とに基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項27に記載の画像形成装置。
  33. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて異なる速度で減衰する複数の補正電流を生成する複数の補正電流生成手段を有し、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて前記複数の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項23乃至28いずれか1項に記載の画像形成装置。
  34. 前記半導体レーザから出射された前記レーザ光が感光体上を走査するように前記レーザ光を偏向する偏向手段を備え、
    前記制御手段は、前記レーザ光の走査周期内の前記感光体上を走査していない期間に前記受光手段が受光した受光結果に基づいて、前記駆動電流の値及び前記補正電流のピーク値を補正することを特徴とする請求項23乃至33いずれか1項に記載の画像形成装置。
  35. 供給される電流の値に応じた光量のレーザ光を出射する半導体レーザと、
    前記半導体レーザから出射された前記レーザ光によって露光されることで静電潜像が形成される感光体と、
    画像信号に基づいて前記半導体レーザに前記レーザ光の目標光量に対応する値の駆動電流を供給する駆動電流供給手段と、
    前記駆動電流が供給される前記半導体レーザにレーザ光の光量の立ち上がりを補正するための補正電流を加える補正電流供給手段であって、前記半導体レーザに供給された前記電流の値が時間経過に応じて前記目標光量に対応する値に減衰するように、時間経過に応じてピーク値から減衰する前記補正電流を前記半導体レーザに供給する補正電流供給手段と、
    前記半導体レーザから出射されたレーザ光を受光する受光手段と、
    前記駆動電流供給手段は、前記駆動電流を前記受光手段の受光結果に基づいて前記目標光量に対応する値の前記駆動電流を前記半導体レーザに供給し、前記駆動電流の値に対応するピーク値の前記補正電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする画像形成装置。
  36. 前記補正電流供給手段は、前記半導体レーザへの前記駆動電流の供給開始に同期して、前記補正電流を前記半導体レーザに供給することを特徴とする請求項35に記載の画像形成装置。
  37. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて減衰する第1の補正電流を生成する第1の補正電流生成手段と前記第1の補正電流と異なる速度で減衰する第2の補正電流を生成する第2の補正電流生成手段とを有することを特徴とする請求項35または36に記載の画像形成装置。
  38. 前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果に基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項37に記載の画像形成装置。
  39. 前記静電潜像の電位を検出する電位検出手段を備え、
    前記駆動電流供給手段は、前記感光体上を露光する前記レーザ光の光量が前記目標光量になるように、前記受光手段の受光結果に加えて前記電位検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電流の値を制御し、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に加えて前記電位検出手段の検出結果に基づいて前記補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項35または36に記載の画像形成装置。
  40. 前記画像形成装置が形成した画像の濃度を検出する濃度検出手段を備え、
    前記駆動電流供給手段は、前記感光体上を露光する前記レーザ光の光量が前記目標光量になるように、前記受光手段の受光結果に加えて前記濃度検出手段の検出結果に基づいて前記駆動電流の値を制御し、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に加えて前記濃度検出手段の検出結果に基づいて前記補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項35または36に記載の画像形成装置。
  41. 前記静電潜像の電位を検出する電位検出手段を備え、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果と前記電位検出手段の検出結果とに基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果と前記電位検出手段の検出結果とに基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項37に記載の画像形成装置。
  42. 前記画像形成装置が形成した画像の濃度を検出する濃度検出手段を備え、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果と前記濃度検出手段の検出結果とに基づいて前記第1の補正電流のピーク値を制御し、前記受光手段の受光結果と前記濃度検出手段の検出結果とに基づいて前記第2の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項37に記載の画像形成装置。
  43. 前記補正電流供給手段は、時間経過に応じて異なる速度で減衰する複数の補正電流を生成する複数の補正電流生成手段を有し、
    前記補正電流供給手段は、前記受光手段の受光結果に基づいて前記複数の補正電流のピーク値を制御することを特徴とする請求項35または36に記載の画像形成装置。
  44. 前記半導体レーザから出射された前記レーザ光が感光体上を走査するように前記レーザ光を偏向する偏向手段を備え、
    前記駆動電流供給手段及び前記補正電流供給手段は、前記レーザ光の走査周期内の前記感光体上を走査していない期間に前記受光手段が受光した受光結果に基づいて、前記駆動電流の値及び前記補正電流のピーク値を補正することを特徴とする請求項35乃至43いずれか1項に記載の画像形成装置。
  45. 前記半導体レーザは、複数の発光点を備え、前記複数の発光点それぞれに対して個別に前記補正電流供給手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至44いずれか1項に記載の画像形成装置。
  46. 前記半導体レーザは、垂直共振器型面発光レーザであることを特徴とする請求項1乃至44いずれか1項に記載の画像形成装置。
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