JP2004347844A - 画像形成装置における露光手段制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レーザスキャナのシェーディング補正においてAPCまたはバイアスAPCのホールドコンデンサの電圧をD/Aコンバータ又はPWM回路の基準電圧として用いることによりレーザの環境変動等による特性変化に影響されない、安定した補正動作を行う。
【解決手段】1、レーザの第一の光量に応じて決定される基準電圧と、概基準電圧を基準とするD/Aコンバータを有し、概D/Aコンバータの出力により光量を制御する回路を有する。
2、レーザの第一の光量に応じて決定される基準電圧と、概基準電圧を基準とするPWM回路を概PWM回路の出力により光量を制御する回路を有する。
3、1、2において概第一の光量はAPC時の光量。
4、1、2において概第一の光量はバイアスAPC時の光量。
5、1、2において補正データは感光体の感度変動に対する補正データ。
6、1、2において補正データは主走査方向の光量変動に対する補正データ。
【選択図】 図1
【解決手段】1、レーザの第一の光量に応じて決定される基準電圧と、概基準電圧を基準とするD/Aコンバータを有し、概D/Aコンバータの出力により光量を制御する回路を有する。
2、レーザの第一の光量に応じて決定される基準電圧と、概基準電圧を基準とするPWM回路を概PWM回路の出力により光量を制御する回路を有する。
3、1、2において概第一の光量はAPC時の光量。
4、1、2において概第一の光量はバイアスAPC時の光量。
5、1、2において補正データは感光体の感度変動に対する補正データ。
6、1、2において補正データは主走査方向の光量変動に対する補正データ。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真機器のポリゴンミラーを用いたレーザ走査系に関するものであり、特に感光体の感度の変化分を補正する、またはレーザの主走査方向における光量の変動分を補正する制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来の電子写真機器の構成を示す図である。同図において、まず、15は回転多面鏡、16は回転多面鏡15を回転駆動するレーザスキャナーモータである。17は露光用光源であるところのレーザダイオードである。レーザダイオード17はレーザドライバ29により画像信号に応じて点灯または消灯し、レーザダイオード17から発した光変調されたレーザ光は回転多面鏡15に向けて照射される。
【0003】
回転多面鏡15は矢印方向に回転していて、レーザダイオード17から発したレーザ光は回転多面鏡15の回転に伴い、その反射面で連続的に角度を変える偏向ビームとして反射される。この反射光は図示しないレンズ群により歪曲収差の補正等を受け、反射鏡18を経て感光ドラム10の主走査方向に走査する。回転多面鏡15の1つの面は1ラインの走査に対応し、回転多面鏡15の回転によりレーザダイオード17から発したレーザ光は1ラインづつ感光ドラム10の主走査方向に走査する。感光ドラム10は予め帯電器11により帯電されており、レーザ光の走査により順次露光され、静電潜像が形成される。また、感光ドラム10は矢印方向に回転していて、形成された静電潜像は現像器12により現像され、現像された可視像は転写帯電器13により不図示の転写紙に転写される。可視像が転写された転写紙は、定着器14に搬送され、定着を行った後に機外に排出される。
【0004】
ここで、感光ドラム10の側部における主走査方向の走査開始位置近傍または相当する位置に、BDセンサ19が配置されている。回転多面鏡15の各反射面で反射されたレーザ光は各々1ラインの走査に先立ってBDセンサ19により検出される。検出されたBD信号は主走査方向の走査開始基準信号としてタイミングコントローラ27に入力される。タイミングコントローラ27はBDセンサ19の信号を基準として各ラインの主走査方向の書き出し開始位置の同期が取られるようにメモリFIFO28、レーザドライバ29のタイミング信号を生成し制御する。
【0005】
従来、上記構成において、レーザを感光ドラム面に走査する方式としてアンダーフィールドスキャン方式が一般的に採用されてきた。その後、複写機の高速化に対する要求により、このアンダーフィールドスキャン方式よりも高速にドラム面を走査する方式としてオーバーフィールドスキャン方式の光学系が採用され始めている(特許文献1参照)。この2つの方式の特徴は、アンダーフィールドスキャン方式がポリゴン反射面よりも小さな光束を照射する方式なのに対し、オーバーフィールドスキャン方式はポリゴン反射面よりも大きな光束を照射することである。この違いは走査速度の高速化を実現するために、1.ポリゴンの面数を増やし、1回転で描ける走査線数を増やす。2.ポリゴンの回転数を上げる(ポリゴンの小型化)。の2つの方法を考慮した結果生まれたものである。そうすることにより、騒音、回転数、発熱、立ち上がり速度の点でも有利になった。
【0006】
また、複写機の高速化に対する要求は感光ドラムの高耐久性に対する要求を伴う事になったが、従来一般的に使われてきた有機半導体ドラムに対して、高い耐久性を有するアモルファスシリコンドラムが用いられるようになり、白黒複写機ではすでに実用化されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002―23435号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アンダーフィールドスキャン方式に対しオーバーフィールドスキャン方式のデメリットも存在する。そのうちの1つが主走査方向照度分布の不均一といわれる問題である。
【0009】
この主走査方向照度分布の不均一性は、ポリゴン反射面の角度が変わることによって起こる反射光量の変化によるものである。この反射光量の変化により角度の小さい主走査方向中央付近よりも、角度の大きい主走査方向端部付近で光量が落ちる。それにより画に出したとき主走査方向の端部で濃度が落ちるという問題が発生する。この時の露光光量の分布の例を図2で示す。さらに、高速化を実現する技術の一つであるマルチビーム光学系を採用すると、レーザの放射角の差による光軸のズレによりこの端部光量落ちによる濃度変化はよりいっそう顕著になる。2ビームレーザを用いた時の露光光量の分布の例を図3で示す。
【0010】
また、アモルファスシリコンドラムは感度ムラによる濃度ムラの問題を有している。この電位ムラはアモルファスシリコンドラム製造工程のアモルファスシリコン層堆積時に、膜厚、膜質のムラができてしまうことにより起因する。その膜厚、膜質のムラは帯電、露光除電時の感度に影響を及ぼし、画像に濃度ムラとして表れる。この時のハーフトーン帯電時の電位むらの例を図4に示す。
【0011】
従来は主走査方向照度分布の不均一の問題もアモルファスシリコンドラムの感度ムラの問題も電子写真機器としては問題の無いレベルであったが、近年の高画質化の要求への高まりと共に無視できない問題として浮上してきた。
【0012】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、主走査方向照度分布の不均一やアモルファスシリコンドラムの感度ムラをレーザの光量を制御する事により画像の劣化を防ぐ事を可能とすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、主走査方向照度分布の不均一に対する補正データまたはアモルファスシリコンドラムの感度ムラに対する補正データまたはそれら二つを加味した補正データをデジタル値として記憶手段であるメモリに格納し、スキャナの走査タイミングに合わせメモリより読み出し、そのデジタル値である補正値をD/Aコンバータによりアナログの制御電圧としてレーザ駆動回路を制御する事によりレーザ光量を制御し、補正露光する事により露光量を一定とする事が可能となる。また、APC時のサンプリング電圧に合わせてD/Aコンバータの基準電圧を設定する事により環境変動や経時劣化によるレーザの特性変化がおきても、補正値にさらに特性変化のための補正を行う必要なく、同一の補正値で補正動作を行う事を達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図5は本発明の第一の実施形態の構成を示す図である。
【0016】
同図においてLD30は光量モニタ用のPDホトダイオードを含むレーザダイオード素子であり、LDレーザダイオードのカソード端子とPDホトダイオードのアノード端子はGNDに接地されている。PDホトダイオードのカソード端子はIC30、IC31オペアンプのそれぞれのマイナス入力端子に接続され、さらにR35抵抗を介しVcc電源に接続される。IC30、IC31オペアンプのプラス入力端子には、それぞれE30、E31基準電源が接続される。IC30オペアンプの出力端子はSW30アナログスイッチを介してIC32オペアンプのプラス入力端子、及びC30コンデンサに接続される。C30コンデンサの他端は接地される。SW30アナログスイッチのコントロール端子は不図示のコントローラからの制御信号CL0が入力される。IC32オペアンプの出力端子はTr30PNPトランジスタのベース端子に接続される。Tr30PNPトランジスタのエミッタ端子はIC32オペアンプのマイナス入力端子に接続され、さらにR30抵抗を介しVcc電源に接続される。Tr30PNPトランジスタのコレクタ端子はLD30レーザダイオード素子のレーザダイオードのアノード端子に接続される。また、IC31オペアンプの出力端子はSW31アナログスイッチを介してIC33オペアンプのプラス入力端子、及びC31コンデンサに接続される。C31コンデンサの他端は接地される。SW31アナログスイッチのコントロール端子は不図示のコントローラからの制御信号CL1が入力される。IC33オペアンプの出力端子はTr31NPNトランジスタのベース端子に接続される。Tr31NPNトランジスタのエミッタ端子はIC33オペアンプのマイナス入力端子に接続され、さらにR31抵抗を介しGNDに接地される。Tr31NPNトランジスタのコレクタ端子はSW32アナログスイッチを介してLD30レーザダイオード素子のレーザダイオードのアノード端子に接続される。SW32アナログスイッチのコントロール端子はIC37インバータを介して不図示のコントローラからの画像データVideoが入力される。
【0017】
また、Tr30PNPトランジスタのエミッタ端子はIC35オペアンプのプラス入力端子に接続される。IC35オペアンプの出力はマイナス入力端子に接続され、さらにR33抵抗を介してIC35オペアンプのマイナス入力端子に接続される。IC35オペアンプのプラス入力端子には、E32基準電源が接続される。IC35オペアンプの出力端子はR34抵抗を介してマイナス入力端子に接続され、さらに300D/AコンバータのVref_H端子に接続される。300D/AコンバータのVref_L端子は接地される。300D/AコンバータのDATA_IN端子には不図示のコントローラから8bitの補正データが入力される。300D/AコンバータのOUTPUT出力端子はIC36オペアンプのプラス入力端子に接続される。IC36オペアンプの出力端子はTr32NPNトランジスタのベース端子に接続される。Tr32NPNトランジスタのエミッタ端子はIC36オペアンプのマイナス入力端子に接続され、さらにR32抵抗を介しGNDに接地される。Tr32NPNトランジスタのコレクタ端子はLD30レーザダイオード素子のレーザダイオードのアノード端子に接続される。
【0018】
SW30,SW31,SW32アナログスイッチはコントロール端子にHiが入力されているときONとなり、コントロール端子にLoが入力されているときOffとなる。
【0019】
同図において、動作モード毎に動作の説明を行う。まず、コントロール信号CL0がHi、Video信号がHiの時オートパワーコントロールモード(APCモード)となる。このときLDレーザダイオードが消灯しているとPDホトダイオードに電流が流れないためIC30、IC31オペアンプのそれぞれのマイナス入力端子に入力される電圧が上がる。IC30オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が、IC30オペアンプのプラス入力端子に入力されるE30基準電圧より大きいとIC30オペアンプの出力電圧は下がる。SW30アナログスイッチはコントロール端子にHiが入力されているためONとなり、IC30オペアンプの出力電圧はC30コンデンサに充電され、さらにIC32オペアンプのプラス入力端子に接続される。IC32オペアンプTr30トランジスタR30抵抗は定電流源を構成しており、R30抵抗の抵抗値をR30、IC32オペアンプのプラス入力端子に印加される電圧をE32とすると、
Ion=(Vcc−E32)/R30
で決定される点灯電流IonがTr30トランジスタのコレクタから出力される。
【0020】
よってIC32オペアンプのプラス入力端子に印加される電圧が下がるTr30トランジスタのコレクタからの出力電流は上がることとなる。SW32スイッチは、Video信号がHiでIC37インバータにより反転された信号がSW32スイッチのコントロール端子に入力されるためOFFとなる。また、Tr32トランジスタは300D/Aコンバータの出力によりOFFしているとすると、Tr30トランジスタのコレクタから出力される電流はLD30レーザダイオードのアノード端子に入力されレーザが点灯する。LDレーザダイオードの光量が上昇するとPDホトダイオードに電流が流れIC30オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が下がる。IC30オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が、IC30オペアンプのプラス入力端子に入力されるE30基準電圧より小さいとIC30オペアンプの出力電圧は上がる。
【0021】
IC30オペアンプの出力電圧が上がるとTr30トランジスタの出力電流は下がる。Tr30トランジスタの出力電流が下がるとLDレーザダイオードの光量がさがる。以上のように負帰還回路を構成しており、LDレーザダイオードの光量はE30基準電圧により決定される光量に制御されることとなる。
【0022】
図7はレーザダイオードの電流−光出力特性を示した図である。
【0023】
同図においてAPCモード時は光出力がAPC出力となるように入力電流がIonとなるように制御される。
【0024】
次にコントロール信号CL0がLo、CL1がHi、Video信号がLoの時バイアスオートパワーコントロールモード(バイアスAPCモード)となる。このときSW30アナログスイッチはコントロール端子にLoが入力されているためOFFとなり、C30コンデンサはAPCモード時に充電された電圧を保持する。保持されたC30コンデンサの電圧はIC32オペアンプのプラス入力端子に接続されるため、APCモード時と同じ電流IonがTr30トランジスタのコレクタから出力される。Tr30トランジスタのコレクタから出力される電流がLDレーザダイオードに印加されることにより点灯する。点灯することによりPDホトダイオードに電流が流れIC30、IC31オペアンプのそれぞれのマイナス入力端子に入力される電圧が下がる。IC31オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が、IC31オペアンプのプラス入力端子に入力されるE31基準電圧より小さいとIC31オペアンプの出力電圧は上がる。SW31アナログスイッチはコントロール端子にHiが入力されているためONとなり、IC31オペアンプの出力電圧はC31コンデンサに充電され、さらにIC33オペアンプのプラス入力端子に接続される。IC33オペアンプTr31トランジスタR31抵抗は定電流源を構成しており、R31抵抗の抵抗値をR31、IC33オペアンプのプラス入力端子に印加される電圧をE33とすると、
Ioff=E33/R31
で決定される電流IoffがTr31トランジスタのコレクタに入力される。また、SW32スイッチは、Video信号がLoでIC37インバータにより反転された信号がSW32スイッチのコントロール端子に入力されるためONとなる。
【0025】
よってTr30トランジスタより供給される電流はSW32スイッチを介しTr31トランジスタに流れるため、LD30レーザダイオードに印加される電流が少なくなるため、光量は低下する。
【0026】
LDレーザダイオードの光量が低下するとPDホトダイオードに電流が流れなくなりIC31オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が下がる。IC31オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が、IC31オペアンプのプラス入力端子に入力されるE31基準電圧より大きいとIC31オペアンプの出力電圧は下がる。IC31オペアンプの出力電圧が下がるとTr31トランジスタの入力電流は下がる。Tr31トランジスタの入力電流が下がるとLD30レーザダイオードに印加される電流が多くなるためLDレーザダイオードの光量が上がる。以上のように負帰還回路を構成しており、LDレーザダイオードの光量はE31基準電圧により決定される光量に制御されることとなる。また、さらにこのときの光量はAPC時の光量より同じもしくは低く制御されることとなる。
【0027】
図7においてバイアスAPCモード時は光出力がバイアスAPC出力となるように入力電流がIonの電流値よりIoffの電流分低くなるように制御される。
【0028】
次にコントロール信号CL0がLo、CL1がLoの時、印字モードとなる。このときSW30、SW31アナログスイッチはコントロール端子にLoが入力されているためOFFとなり、C30コンデンサはAPCモード時に充電された電圧を保持し、APCモード時と同じ電流IonがTr30トランジスタのコレクタから出力される。さらにC31コンデンサはバイアスAPCモード時に充電された電圧を保持する。よってバイアスAPCモード時と同じ電流IoffがTr31トランジスタのコレクタに入力される。
【0029】
このときVideo信号がHiの時SW32スイッチはオフするためLD30レーザダイオードはAPCモード時と同じ電流Ionが印加されるためAPCモード時の光量で点灯する。
【0030】
またVideo信号がLoの時SW32スイッチはオンするためLD30レーザダイオードはバイアスAPCモード時と同じ電流が印加されるためバイアスAPCモード時の光量で点灯する。
【0031】
図7において印字モード時はVideo信号がHiのとき光出力がAPC出力となり、Video信号がLoの時光出力はバイアスAPC出力となる。
【0032】
一般的な補正を行わないときの動作は以上であり、補正を行う動作を以下に説明を行う。
【0033】
図6は図5における300D/Aコンバータの内部構成を示している。同D/AコンバータはR2−R型と呼ばれるD/Aコンバータを構成している。同図において、R11〜R18抵抗とR21〜R28抵抗はそれぞれ同じ抵抗値を有する抵抗である。また、R21〜R28抵抗の抵抗値をRとすると、R11〜R18抵抗の抵抗値はR21〜R28抵抗の抵抗値Rの2倍の抵抗値2Rを有する。R11〜R18抵抗はSW11〜SW18スイッチにより、Vref_H、Vref_L基準電圧のどちらかが印加されるように制御される。SW11〜SW18スイッチは100ロジックコントローラにより制御され、100ロジックコントローラの出力out8により制御されるSW18スイッチは最下位ビット(LSB)、100ロジックコントローラの出力out1により制御されるSW11スイッチは最上位ビット(MSB)である。100ロジックコントローラの入力は補正値である8bitのパラレルデータが不図示のコントローラより入力される。R21抵抗とR11抵抗の接続点が同D/Aコンバータの出力となり、ボルテージホロワを構成しているIC11オペアンプに入力され、インピーダンス変換を行い300D/Aコンバータの最終的な出力となる。
【0034】
同図において100ロジックコントローラの入力は8bitのパラレルデータであるため、十進数では0〜255の値となる。このデータ値をDとすると、300D/Aコンバータの出力電圧Voutは
Vout=D/256×Vref_H+(256−D)/256×Vref_L
となる。以上の構成によりVoutは8bitのパラレルデータにより決定されるVref_HとVref_L間の電圧を出力することとなる。
【0035】
以上のD/Aコンバータを用いて補正動作を図5において説明を行う。
【0036】
補正動作は印字モード時に行う為コントロール信号CL0がLo、CL1がLoとなっている。
【0037】
APC時の電流を決定する電圧E32が保持されているC30コンデンサの端子はIC34オペアンプのプラス入力端子に接続されている。IC34オペアンプはボルテージホロワを構成している。つぎにIC35オペアンプはR33,R34抵抗、E32基準電圧と共に反転増幅回路を構成している。このときR33,R34抵抗の抵抗値は同一であり、E32基準電圧はVccの1/2とすると、300D/AコンバータのVref_H端子に入力される電圧は、
Vref_H=Vcc−E32
となる。また、300D/AコンバータのVref_L端子は接地されている。よって300D/Aコンバータの出力Voutは
Vout=D/256×(Vcc−E32)
となり、8bitのパラレルデータにより決定される最大Vcc−E32の電圧を出力することとなる。
【0038】
VoutはIC36のプラス端子に接続されている。IC36オペアンプTr32トランジスタR32抵抗は定電流源を構成しており、R32抵抗の抵抗値をR32、IC36オペアンプのプラス入力端子に印加される電圧をD/256×(Vcc−E32)とすると、
Icont=D/256×(Vcc−E32)/R32
で決定される電流IcontがTr32トランジスタのコレクタに入力される。よってTr30トランジスタより供給される電流はTr32トランジスタにも流れるため、LD30レーザダイオードに印加される電流は補正値である8bitのパラレルデータにより制御される事となる。この時R30抵抗とR32抵抗の抵抗値を同一の抵抗値Rとする事により、
Icont=D/256×(Vcc−E32)/R
Ion=(Vcc−E32)/R
となる。LD30レーザダイオードに印加される電流はIon−Icontであるため
Ion−Icont=(256−D)/256×Ion
となる。つまり補正データDが256の場合は、LD30レーザダイオードに印加される電流は0となる。また補正データDが0の場合はIonの電流が流れる事となる。以上の構成により部品のばらつきや、環境変動によりIonの値が変動した場合でもAPC動作に追従し補正電流はIonをD/Aコンバータの分解能により等分割された補正値で設定された電流値がレーザダイオードに供給される事となる。
【0039】
(他の実施例)
図8は本発明の第2の実施例である。同図においてバイアスAPC時の電流を決定する電圧E33が保持されているC31コンデンサの端子はボルテージホロワを構成しているIC37オペアンプのプラス入力端子に接続されている。IC37オペアンプの出力は300D/AコンバータのVref_H端子に接続されている。他は第一の実施例と同様である。同図において、Vref_Hの電圧はE33であるため、300D/Aコンバータの出力Voutは、
Vout=D/256×E33
となり、8bitのパラレルデータにより決定される最大Vcc−E33の電圧を出力することとなる。
【0040】
つぎに、R30、R31、R32抵抗の抵抗値は同一の抵抗値Rとすると、
Icont=D/256×E33/R
Ion=(Vcc−E32)/R
Ioff=E33/R
となる。LD30レーザダイオードに印加される電流はIon−Icontであるため
Ion−Icont=Ion−D/256×Ioff
となる。つまり補正データDが256の場合は、LD30レーザダイオードに印加される電流はIon−Ioffとなる。また補正データDが0の場合はIonの電流が流れる事となる。以上の構成により部品のばらつきや、環境変動によりIonまたはIoffの値が変動した場合でもAPC動作に追従し点灯時の補正電流はIonとIoffをD/Aコンバータの分解能により等分割された補正値で設定された電流値がレーザダイオードに供給される事となる。
【0041】
図9は本発明の第3の実施例を説明した図である。同図は第一および第二の実施例におけるD/Aコンバータと同等の動作を行い、他は同一である。同図においてSW50、SW51アナログスイッチの片端はそれぞれVref_HおよびVref_Lに接続されており、他端は結合され、さらにR50抵抗に接続される。R50抵抗の他端はPWM回路の出力となり、さらにC50コンデンサを介し接地される。またSW50アナログスイッチのコントロール端子には不図示のコントローラよりPWM信号が入力される。またSW51アナログスイッチのコントロール端子にはIC50インバータを介し不図示のコントローラよりPWM信号が入力される。よってSW50、SW51アナログスイッチのコントロール端子には逆位相のPWM信号が入力される事となるため、PWM信号がHiの時、出力はVref_Hが印可され、PWM信号がLoの時、出力はVref_Lが印可される。よってPWM信号のデューティーをDUTY(%)とすると出力Voutは
Vout=DUTY×Vref_H+(100―DUTY)×Vref_L
となる。またR50抵抗とC50コンデンサの時定数をPWM信号の周波数より充分低く設定する事により出力Voutは十分に平滑化される。
【0042】
同PWM回路を用いる事によりD/Aコンバータを用いたときと比べ回路の小型化、コストダウンを達成する事が可能となる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、主走査方向照度分布の不均一に対する補正データまたはアモルファスシリコンドラムの感度ムラに対する補正データまたはそれら二つを加味した補正データをデジタル値として記憶手段であるメモリに格納し、スキャナの走査タイミングに合わせメモリより読み出し、そのデジタル値である補正値をD/Aコンバータによりアナログの制御電圧としてレーザ駆動回路を制御する事によりレーザ光量を制御し、補正露光する事により露光量を一定とする事が可能となる。また、APC時のサンプリング電圧に合わせてD/Aコンバータの基準電圧を設定する事により環境変動や経時劣化によるレーザの特性変化がおきても、補正値にさらに特性変化のための補正を行う必要なく、同一の補正値で補正動作を行う事を達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子写真機器の構成を示す図である。
【図2】主走査方向の露光光量の分布の例を示す図である。
【図3】2ビームレーザを用いた時の主走査方向の露光光量の分布の例を示す図である。
【図4】感光ドラム上の電位むらの例を示す図である。
【図5】本発明の第一の実施形態の構成を示す図である。
【図6】本発明の第一の実施形態のD/Aコンバータの構成を示す図である。
【図7】本発明の第一の実施形態のレーザダイオードの電流−光出力特性を示す図である。
【図8】本発明の第二の実施形態の構成を示す図である。
【図9】本発明の第三の実施形態のPWM回路の構成を示す図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真機器のポリゴンミラーを用いたレーザ走査系に関するものであり、特に感光体の感度の変化分を補正する、またはレーザの主走査方向における光量の変動分を補正する制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来の電子写真機器の構成を示す図である。同図において、まず、15は回転多面鏡、16は回転多面鏡15を回転駆動するレーザスキャナーモータである。17は露光用光源であるところのレーザダイオードである。レーザダイオード17はレーザドライバ29により画像信号に応じて点灯または消灯し、レーザダイオード17から発した光変調されたレーザ光は回転多面鏡15に向けて照射される。
【0003】
回転多面鏡15は矢印方向に回転していて、レーザダイオード17から発したレーザ光は回転多面鏡15の回転に伴い、その反射面で連続的に角度を変える偏向ビームとして反射される。この反射光は図示しないレンズ群により歪曲収差の補正等を受け、反射鏡18を経て感光ドラム10の主走査方向に走査する。回転多面鏡15の1つの面は1ラインの走査に対応し、回転多面鏡15の回転によりレーザダイオード17から発したレーザ光は1ラインづつ感光ドラム10の主走査方向に走査する。感光ドラム10は予め帯電器11により帯電されており、レーザ光の走査により順次露光され、静電潜像が形成される。また、感光ドラム10は矢印方向に回転していて、形成された静電潜像は現像器12により現像され、現像された可視像は転写帯電器13により不図示の転写紙に転写される。可視像が転写された転写紙は、定着器14に搬送され、定着を行った後に機外に排出される。
【0004】
ここで、感光ドラム10の側部における主走査方向の走査開始位置近傍または相当する位置に、BDセンサ19が配置されている。回転多面鏡15の各反射面で反射されたレーザ光は各々1ラインの走査に先立ってBDセンサ19により検出される。検出されたBD信号は主走査方向の走査開始基準信号としてタイミングコントローラ27に入力される。タイミングコントローラ27はBDセンサ19の信号を基準として各ラインの主走査方向の書き出し開始位置の同期が取られるようにメモリFIFO28、レーザドライバ29のタイミング信号を生成し制御する。
【0005】
従来、上記構成において、レーザを感光ドラム面に走査する方式としてアンダーフィールドスキャン方式が一般的に採用されてきた。その後、複写機の高速化に対する要求により、このアンダーフィールドスキャン方式よりも高速にドラム面を走査する方式としてオーバーフィールドスキャン方式の光学系が採用され始めている(特許文献1参照)。この2つの方式の特徴は、アンダーフィールドスキャン方式がポリゴン反射面よりも小さな光束を照射する方式なのに対し、オーバーフィールドスキャン方式はポリゴン反射面よりも大きな光束を照射することである。この違いは走査速度の高速化を実現するために、1.ポリゴンの面数を増やし、1回転で描ける走査線数を増やす。2.ポリゴンの回転数を上げる(ポリゴンの小型化)。の2つの方法を考慮した結果生まれたものである。そうすることにより、騒音、回転数、発熱、立ち上がり速度の点でも有利になった。
【0006】
また、複写機の高速化に対する要求は感光ドラムの高耐久性に対する要求を伴う事になったが、従来一般的に使われてきた有機半導体ドラムに対して、高い耐久性を有するアモルファスシリコンドラムが用いられるようになり、白黒複写機ではすでに実用化されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002―23435号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アンダーフィールドスキャン方式に対しオーバーフィールドスキャン方式のデメリットも存在する。そのうちの1つが主走査方向照度分布の不均一といわれる問題である。
【0009】
この主走査方向照度分布の不均一性は、ポリゴン反射面の角度が変わることによって起こる反射光量の変化によるものである。この反射光量の変化により角度の小さい主走査方向中央付近よりも、角度の大きい主走査方向端部付近で光量が落ちる。それにより画に出したとき主走査方向の端部で濃度が落ちるという問題が発生する。この時の露光光量の分布の例を図2で示す。さらに、高速化を実現する技術の一つであるマルチビーム光学系を採用すると、レーザの放射角の差による光軸のズレによりこの端部光量落ちによる濃度変化はよりいっそう顕著になる。2ビームレーザを用いた時の露光光量の分布の例を図3で示す。
【0010】
また、アモルファスシリコンドラムは感度ムラによる濃度ムラの問題を有している。この電位ムラはアモルファスシリコンドラム製造工程のアモルファスシリコン層堆積時に、膜厚、膜質のムラができてしまうことにより起因する。その膜厚、膜質のムラは帯電、露光除電時の感度に影響を及ぼし、画像に濃度ムラとして表れる。この時のハーフトーン帯電時の電位むらの例を図4に示す。
【0011】
従来は主走査方向照度分布の不均一の問題もアモルファスシリコンドラムの感度ムラの問題も電子写真機器としては問題の無いレベルであったが、近年の高画質化の要求への高まりと共に無視できない問題として浮上してきた。
【0012】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、主走査方向照度分布の不均一やアモルファスシリコンドラムの感度ムラをレーザの光量を制御する事により画像の劣化を防ぐ事を可能とすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、主走査方向照度分布の不均一に対する補正データまたはアモルファスシリコンドラムの感度ムラに対する補正データまたはそれら二つを加味した補正データをデジタル値として記憶手段であるメモリに格納し、スキャナの走査タイミングに合わせメモリより読み出し、そのデジタル値である補正値をD/Aコンバータによりアナログの制御電圧としてレーザ駆動回路を制御する事によりレーザ光量を制御し、補正露光する事により露光量を一定とする事が可能となる。また、APC時のサンプリング電圧に合わせてD/Aコンバータの基準電圧を設定する事により環境変動や経時劣化によるレーザの特性変化がおきても、補正値にさらに特性変化のための補正を行う必要なく、同一の補正値で補正動作を行う事を達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図5は本発明の第一の実施形態の構成を示す図である。
【0016】
同図においてLD30は光量モニタ用のPDホトダイオードを含むレーザダイオード素子であり、LDレーザダイオードのカソード端子とPDホトダイオードのアノード端子はGNDに接地されている。PDホトダイオードのカソード端子はIC30、IC31オペアンプのそれぞれのマイナス入力端子に接続され、さらにR35抵抗を介しVcc電源に接続される。IC30、IC31オペアンプのプラス入力端子には、それぞれE30、E31基準電源が接続される。IC30オペアンプの出力端子はSW30アナログスイッチを介してIC32オペアンプのプラス入力端子、及びC30コンデンサに接続される。C30コンデンサの他端は接地される。SW30アナログスイッチのコントロール端子は不図示のコントローラからの制御信号CL0が入力される。IC32オペアンプの出力端子はTr30PNPトランジスタのベース端子に接続される。Tr30PNPトランジスタのエミッタ端子はIC32オペアンプのマイナス入力端子に接続され、さらにR30抵抗を介しVcc電源に接続される。Tr30PNPトランジスタのコレクタ端子はLD30レーザダイオード素子のレーザダイオードのアノード端子に接続される。また、IC31オペアンプの出力端子はSW31アナログスイッチを介してIC33オペアンプのプラス入力端子、及びC31コンデンサに接続される。C31コンデンサの他端は接地される。SW31アナログスイッチのコントロール端子は不図示のコントローラからの制御信号CL1が入力される。IC33オペアンプの出力端子はTr31NPNトランジスタのベース端子に接続される。Tr31NPNトランジスタのエミッタ端子はIC33オペアンプのマイナス入力端子に接続され、さらにR31抵抗を介しGNDに接地される。Tr31NPNトランジスタのコレクタ端子はSW32アナログスイッチを介してLD30レーザダイオード素子のレーザダイオードのアノード端子に接続される。SW32アナログスイッチのコントロール端子はIC37インバータを介して不図示のコントローラからの画像データVideoが入力される。
【0017】
また、Tr30PNPトランジスタのエミッタ端子はIC35オペアンプのプラス入力端子に接続される。IC35オペアンプの出力はマイナス入力端子に接続され、さらにR33抵抗を介してIC35オペアンプのマイナス入力端子に接続される。IC35オペアンプのプラス入力端子には、E32基準電源が接続される。IC35オペアンプの出力端子はR34抵抗を介してマイナス入力端子に接続され、さらに300D/AコンバータのVref_H端子に接続される。300D/AコンバータのVref_L端子は接地される。300D/AコンバータのDATA_IN端子には不図示のコントローラから8bitの補正データが入力される。300D/AコンバータのOUTPUT出力端子はIC36オペアンプのプラス入力端子に接続される。IC36オペアンプの出力端子はTr32NPNトランジスタのベース端子に接続される。Tr32NPNトランジスタのエミッタ端子はIC36オペアンプのマイナス入力端子に接続され、さらにR32抵抗を介しGNDに接地される。Tr32NPNトランジスタのコレクタ端子はLD30レーザダイオード素子のレーザダイオードのアノード端子に接続される。
【0018】
SW30,SW31,SW32アナログスイッチはコントロール端子にHiが入力されているときONとなり、コントロール端子にLoが入力されているときOffとなる。
【0019】
同図において、動作モード毎に動作の説明を行う。まず、コントロール信号CL0がHi、Video信号がHiの時オートパワーコントロールモード(APCモード)となる。このときLDレーザダイオードが消灯しているとPDホトダイオードに電流が流れないためIC30、IC31オペアンプのそれぞれのマイナス入力端子に入力される電圧が上がる。IC30オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が、IC30オペアンプのプラス入力端子に入力されるE30基準電圧より大きいとIC30オペアンプの出力電圧は下がる。SW30アナログスイッチはコントロール端子にHiが入力されているためONとなり、IC30オペアンプの出力電圧はC30コンデンサに充電され、さらにIC32オペアンプのプラス入力端子に接続される。IC32オペアンプTr30トランジスタR30抵抗は定電流源を構成しており、R30抵抗の抵抗値をR30、IC32オペアンプのプラス入力端子に印加される電圧をE32とすると、
Ion=(Vcc−E32)/R30
で決定される点灯電流IonがTr30トランジスタのコレクタから出力される。
【0020】
よってIC32オペアンプのプラス入力端子に印加される電圧が下がるTr30トランジスタのコレクタからの出力電流は上がることとなる。SW32スイッチは、Video信号がHiでIC37インバータにより反転された信号がSW32スイッチのコントロール端子に入力されるためOFFとなる。また、Tr32トランジスタは300D/Aコンバータの出力によりOFFしているとすると、Tr30トランジスタのコレクタから出力される電流はLD30レーザダイオードのアノード端子に入力されレーザが点灯する。LDレーザダイオードの光量が上昇するとPDホトダイオードに電流が流れIC30オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が下がる。IC30オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が、IC30オペアンプのプラス入力端子に入力されるE30基準電圧より小さいとIC30オペアンプの出力電圧は上がる。
【0021】
IC30オペアンプの出力電圧が上がるとTr30トランジスタの出力電流は下がる。Tr30トランジスタの出力電流が下がるとLDレーザダイオードの光量がさがる。以上のように負帰還回路を構成しており、LDレーザダイオードの光量はE30基準電圧により決定される光量に制御されることとなる。
【0022】
図7はレーザダイオードの電流−光出力特性を示した図である。
【0023】
同図においてAPCモード時は光出力がAPC出力となるように入力電流がIonとなるように制御される。
【0024】
次にコントロール信号CL0がLo、CL1がHi、Video信号がLoの時バイアスオートパワーコントロールモード(バイアスAPCモード)となる。このときSW30アナログスイッチはコントロール端子にLoが入力されているためOFFとなり、C30コンデンサはAPCモード時に充電された電圧を保持する。保持されたC30コンデンサの電圧はIC32オペアンプのプラス入力端子に接続されるため、APCモード時と同じ電流IonがTr30トランジスタのコレクタから出力される。Tr30トランジスタのコレクタから出力される電流がLDレーザダイオードに印加されることにより点灯する。点灯することによりPDホトダイオードに電流が流れIC30、IC31オペアンプのそれぞれのマイナス入力端子に入力される電圧が下がる。IC31オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が、IC31オペアンプのプラス入力端子に入力されるE31基準電圧より小さいとIC31オペアンプの出力電圧は上がる。SW31アナログスイッチはコントロール端子にHiが入力されているためONとなり、IC31オペアンプの出力電圧はC31コンデンサに充電され、さらにIC33オペアンプのプラス入力端子に接続される。IC33オペアンプTr31トランジスタR31抵抗は定電流源を構成しており、R31抵抗の抵抗値をR31、IC33オペアンプのプラス入力端子に印加される電圧をE33とすると、
Ioff=E33/R31
で決定される電流IoffがTr31トランジスタのコレクタに入力される。また、SW32スイッチは、Video信号がLoでIC37インバータにより反転された信号がSW32スイッチのコントロール端子に入力されるためONとなる。
【0025】
よってTr30トランジスタより供給される電流はSW32スイッチを介しTr31トランジスタに流れるため、LD30レーザダイオードに印加される電流が少なくなるため、光量は低下する。
【0026】
LDレーザダイオードの光量が低下するとPDホトダイオードに電流が流れなくなりIC31オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が下がる。IC31オペアンプのマイナス入力端子に入力される電圧が、IC31オペアンプのプラス入力端子に入力されるE31基準電圧より大きいとIC31オペアンプの出力電圧は下がる。IC31オペアンプの出力電圧が下がるとTr31トランジスタの入力電流は下がる。Tr31トランジスタの入力電流が下がるとLD30レーザダイオードに印加される電流が多くなるためLDレーザダイオードの光量が上がる。以上のように負帰還回路を構成しており、LDレーザダイオードの光量はE31基準電圧により決定される光量に制御されることとなる。また、さらにこのときの光量はAPC時の光量より同じもしくは低く制御されることとなる。
【0027】
図7においてバイアスAPCモード時は光出力がバイアスAPC出力となるように入力電流がIonの電流値よりIoffの電流分低くなるように制御される。
【0028】
次にコントロール信号CL0がLo、CL1がLoの時、印字モードとなる。このときSW30、SW31アナログスイッチはコントロール端子にLoが入力されているためOFFとなり、C30コンデンサはAPCモード時に充電された電圧を保持し、APCモード時と同じ電流IonがTr30トランジスタのコレクタから出力される。さらにC31コンデンサはバイアスAPCモード時に充電された電圧を保持する。よってバイアスAPCモード時と同じ電流IoffがTr31トランジスタのコレクタに入力される。
【0029】
このときVideo信号がHiの時SW32スイッチはオフするためLD30レーザダイオードはAPCモード時と同じ電流Ionが印加されるためAPCモード時の光量で点灯する。
【0030】
またVideo信号がLoの時SW32スイッチはオンするためLD30レーザダイオードはバイアスAPCモード時と同じ電流が印加されるためバイアスAPCモード時の光量で点灯する。
【0031】
図7において印字モード時はVideo信号がHiのとき光出力がAPC出力となり、Video信号がLoの時光出力はバイアスAPC出力となる。
【0032】
一般的な補正を行わないときの動作は以上であり、補正を行う動作を以下に説明を行う。
【0033】
図6は図5における300D/Aコンバータの内部構成を示している。同D/AコンバータはR2−R型と呼ばれるD/Aコンバータを構成している。同図において、R11〜R18抵抗とR21〜R28抵抗はそれぞれ同じ抵抗値を有する抵抗である。また、R21〜R28抵抗の抵抗値をRとすると、R11〜R18抵抗の抵抗値はR21〜R28抵抗の抵抗値Rの2倍の抵抗値2Rを有する。R11〜R18抵抗はSW11〜SW18スイッチにより、Vref_H、Vref_L基準電圧のどちらかが印加されるように制御される。SW11〜SW18スイッチは100ロジックコントローラにより制御され、100ロジックコントローラの出力out8により制御されるSW18スイッチは最下位ビット(LSB)、100ロジックコントローラの出力out1により制御されるSW11スイッチは最上位ビット(MSB)である。100ロジックコントローラの入力は補正値である8bitのパラレルデータが不図示のコントローラより入力される。R21抵抗とR11抵抗の接続点が同D/Aコンバータの出力となり、ボルテージホロワを構成しているIC11オペアンプに入力され、インピーダンス変換を行い300D/Aコンバータの最終的な出力となる。
【0034】
同図において100ロジックコントローラの入力は8bitのパラレルデータであるため、十進数では0〜255の値となる。このデータ値をDとすると、300D/Aコンバータの出力電圧Voutは
Vout=D/256×Vref_H+(256−D)/256×Vref_L
となる。以上の構成によりVoutは8bitのパラレルデータにより決定されるVref_HとVref_L間の電圧を出力することとなる。
【0035】
以上のD/Aコンバータを用いて補正動作を図5において説明を行う。
【0036】
補正動作は印字モード時に行う為コントロール信号CL0がLo、CL1がLoとなっている。
【0037】
APC時の電流を決定する電圧E32が保持されているC30コンデンサの端子はIC34オペアンプのプラス入力端子に接続されている。IC34オペアンプはボルテージホロワを構成している。つぎにIC35オペアンプはR33,R34抵抗、E32基準電圧と共に反転増幅回路を構成している。このときR33,R34抵抗の抵抗値は同一であり、E32基準電圧はVccの1/2とすると、300D/AコンバータのVref_H端子に入力される電圧は、
Vref_H=Vcc−E32
となる。また、300D/AコンバータのVref_L端子は接地されている。よって300D/Aコンバータの出力Voutは
Vout=D/256×(Vcc−E32)
となり、8bitのパラレルデータにより決定される最大Vcc−E32の電圧を出力することとなる。
【0038】
VoutはIC36のプラス端子に接続されている。IC36オペアンプTr32トランジスタR32抵抗は定電流源を構成しており、R32抵抗の抵抗値をR32、IC36オペアンプのプラス入力端子に印加される電圧をD/256×(Vcc−E32)とすると、
Icont=D/256×(Vcc−E32)/R32
で決定される電流IcontがTr32トランジスタのコレクタに入力される。よってTr30トランジスタより供給される電流はTr32トランジスタにも流れるため、LD30レーザダイオードに印加される電流は補正値である8bitのパラレルデータにより制御される事となる。この時R30抵抗とR32抵抗の抵抗値を同一の抵抗値Rとする事により、
Icont=D/256×(Vcc−E32)/R
Ion=(Vcc−E32)/R
となる。LD30レーザダイオードに印加される電流はIon−Icontであるため
Ion−Icont=(256−D)/256×Ion
となる。つまり補正データDが256の場合は、LD30レーザダイオードに印加される電流は0となる。また補正データDが0の場合はIonの電流が流れる事となる。以上の構成により部品のばらつきや、環境変動によりIonの値が変動した場合でもAPC動作に追従し補正電流はIonをD/Aコンバータの分解能により等分割された補正値で設定された電流値がレーザダイオードに供給される事となる。
【0039】
(他の実施例)
図8は本発明の第2の実施例である。同図においてバイアスAPC時の電流を決定する電圧E33が保持されているC31コンデンサの端子はボルテージホロワを構成しているIC37オペアンプのプラス入力端子に接続されている。IC37オペアンプの出力は300D/AコンバータのVref_H端子に接続されている。他は第一の実施例と同様である。同図において、Vref_Hの電圧はE33であるため、300D/Aコンバータの出力Voutは、
Vout=D/256×E33
となり、8bitのパラレルデータにより決定される最大Vcc−E33の電圧を出力することとなる。
【0040】
つぎに、R30、R31、R32抵抗の抵抗値は同一の抵抗値Rとすると、
Icont=D/256×E33/R
Ion=(Vcc−E32)/R
Ioff=E33/R
となる。LD30レーザダイオードに印加される電流はIon−Icontであるため
Ion−Icont=Ion−D/256×Ioff
となる。つまり補正データDが256の場合は、LD30レーザダイオードに印加される電流はIon−Ioffとなる。また補正データDが0の場合はIonの電流が流れる事となる。以上の構成により部品のばらつきや、環境変動によりIonまたはIoffの値が変動した場合でもAPC動作に追従し点灯時の補正電流はIonとIoffをD/Aコンバータの分解能により等分割された補正値で設定された電流値がレーザダイオードに供給される事となる。
【0041】
図9は本発明の第3の実施例を説明した図である。同図は第一および第二の実施例におけるD/Aコンバータと同等の動作を行い、他は同一である。同図においてSW50、SW51アナログスイッチの片端はそれぞれVref_HおよびVref_Lに接続されており、他端は結合され、さらにR50抵抗に接続される。R50抵抗の他端はPWM回路の出力となり、さらにC50コンデンサを介し接地される。またSW50アナログスイッチのコントロール端子には不図示のコントローラよりPWM信号が入力される。またSW51アナログスイッチのコントロール端子にはIC50インバータを介し不図示のコントローラよりPWM信号が入力される。よってSW50、SW51アナログスイッチのコントロール端子には逆位相のPWM信号が入力される事となるため、PWM信号がHiの時、出力はVref_Hが印可され、PWM信号がLoの時、出力はVref_Lが印可される。よってPWM信号のデューティーをDUTY(%)とすると出力Voutは
Vout=DUTY×Vref_H+(100―DUTY)×Vref_L
となる。またR50抵抗とC50コンデンサの時定数をPWM信号の周波数より充分低く設定する事により出力Voutは十分に平滑化される。
【0042】
同PWM回路を用いる事によりD/Aコンバータを用いたときと比べ回路の小型化、コストダウンを達成する事が可能となる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、主走査方向照度分布の不均一に対する補正データまたはアモルファスシリコンドラムの感度ムラに対する補正データまたはそれら二つを加味した補正データをデジタル値として記憶手段であるメモリに格納し、スキャナの走査タイミングに合わせメモリより読み出し、そのデジタル値である補正値をD/Aコンバータによりアナログの制御電圧としてレーザ駆動回路を制御する事によりレーザ光量を制御し、補正露光する事により露光量を一定とする事が可能となる。また、APC時のサンプリング電圧に合わせてD/Aコンバータの基準電圧を設定する事により環境変動や経時劣化によるレーザの特性変化がおきても、補正値にさらに特性変化のための補正を行う必要なく、同一の補正値で補正動作を行う事を達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子写真機器の構成を示す図である。
【図2】主走査方向の露光光量の分布の例を示す図である。
【図3】2ビームレーザを用いた時の主走査方向の露光光量の分布の例を示す図である。
【図4】感光ドラム上の電位むらの例を示す図である。
【図5】本発明の第一の実施形態の構成を示す図である。
【図6】本発明の第一の実施形態のD/Aコンバータの構成を示す図である。
【図7】本発明の第一の実施形態のレーザダイオードの電流−光出力特性を示す図である。
【図8】本発明の第二の実施形態の構成を示す図である。
【図9】本発明の第三の実施形態のPWM回路の構成を示す図である。
Claims (6)
- 電子写真式の画像形成装置において、感光体と、該感光体上に形成すべき画像の画像データと、該画像データに基づき該感光体上を画像露光を行うレーザ光源および回転多面鏡により構成される走査露光系と、該レーザ光源のレーザ光をモニタし発光光量を電気信号に変換する受光素子と、該レーザ光源の第一の光量に応じて、該受光素子の出力より決定される第一の基準電位と、該第一の基準電位により決定される電圧及び第二の基準電位により決定される電圧の間の電圧であるアナログ電圧を出力するD/Aコンバータと、該D/Aコンバータに入力され、出力されるアナログ電圧を決定するデジタルデータと、該D/Aコンバータの出力に応じて該レーザ光源の光量を制御するレーザ制御回路とを有することを特徴とする露光手段制御装置。
- 電子写真式の画像形成装置において、感光体と、該感光体上に形成すべき画像の画像データと、該画像データに基づき該感光体上を画像露光を行うレーザ光源および回転多面鏡により構成される走査露光系と、該レーザ光源のレーザ光をモニタし発光光量を電気信号に変換する受光素子と、該レーザ光源の第一の光量に応じて、該受光素子の出力より決定される第一の基準電位と、入力されるデジタル値に応じたデューティーのパルスを生成し、かつ振幅電圧が該第一の基準電位及び第二の基準電位により決定されるPWM回路と、該PWM回路に入力されるデジタルデータと、該PWM回路の出力を平滑するLPFと、該LPFの出力に応じて該レーザ光源の光量を制御するレーザ制御回路とを有することを特徴とする露光手段制御装置。
- 請求項1乃至2に於いて、該レーザ光源の第一の光量は該感光体上の露光に必要な該レーザ光源の光量である事を特徴とする露光手段制御装置。
- 請求項1乃至2に於いて、該レーザ光源の第一の光量は該感光体上を露光するに満たない光量の該レーザ光源の光量である事を特徴とする露光手段制御装置。
- 請求項1乃至2において、該デジタルデータは該感光体表面の光量に対する感度の変動を補正するデータであることを特徴とする露光手段制御装置。
- 請求項1乃至2において、該デジタルデータは該走査露光系により該感光体上を走査する際の走査角によって生じる感光体上のレーザの光量変動に対する補正をおこなうデータであることを特徴とする露光手段制御装置。
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