JP2004211394A - 間仕切パネルの支柱立設構造 - Google Patents

間仕切パネルの支柱立設構造 Download PDF

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Abstract

【課題】天レールや地レールによって支持されるのではなく天井と床面の間に独立に立設でき、且つ任意の角度に立設可能とすることで上記パネルの角度調節に容易に対応できる間仕切パネルの支柱立設構造を提供せんとする。
【解決手段】側面でパネル7を支持する支柱本体50と該支柱本体の同じく側面に突設された支持固定部51とより支柱を構成し、支柱本体50の下端に、断面円弧状の内周面52を備え且つ当該端面に開口した略円筒形状の支持端部50aを形成するとともに、該支持端部の周壁に前記端面に開口した所定幅の切欠溝54を形成し、床面の所定位置に、前記支持端部50aに内接するベース材8を固定しておき、該ベース材を切欠溝54を通じて支持端部50aに受け入れた後、支柱5を回転させることによりベース材8で支柱を支承し、所定の角度位置にて支持固定部51を天井又は床面に係止することにより支柱5を回転不能に固定した。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、間仕切パネルの支柱立設構造に係わり、更に詳しくは天井と床面の間に支柱を適宜離間して立設し、これら立設した支柱間毎にパネルを装着してなる間仕切パネルの支柱立設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、天井と床面の間に支柱を適宜離間して立設し、これら立設した支柱間毎にパネルを装着してなる間仕切パネルは各種提供されており、その支柱立設構造としては、天井に配設した天レールと床面に配設した地レールの間に、該地レールに内嵌したアジャスターにて下端を支持して支柱を適宜離間して立設する構造が一般的である(例えば、特許文献1参照。)。
一方、近年のオフィスビルはデザイン上、平面視四角形以外に円形や楕円形、多角形、これらの組合せ等の種々の新規形状を採用する傾向にあり、これに応じて各フロアの通路も前記多角形等に沿った形状となり、これら通路と部屋を区切る間仕切パネルとして任意な方向に自由に角度調節できるものが求められている。
【0003】
しかしながら、上記従来の間仕切パネルの支柱立設構造では、任意な角度に方向を違える間仕切パネルの当該屈曲部において、天レールや地レールをその都度左右に分割構成した上で、当該角度で互いに連結する必要が生じ、施工の手間と製作コストが嵩むといった問題があった。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−88712号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天レールや地レールによって支持されるのではなく天井と床面の間に独立に立設でき、且つ任意の角度に立設可能とすることで上記パネルの角度調節に容易に対応できる間仕切パネルの支柱立設構造を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、天井と床面の間に支柱を適宜離間して立設し、これら立設した支柱間毎にパネルを装着してなる間仕切パネルにおいて、前記支柱を、前記パネルを側面で支持する支柱本体と該支柱本体の同じく側面に突設された支持固定部とより構成し、前記支柱本体の上端及び下端のうち少なくとも一方に、断面円弧状の内周面を備え且つ当該端面に開口した略円筒形状の支持端部を形成するとともに、該支持端部の周壁に前記端面に開口した所定幅の切欠溝を形成し、天井及び床面の一方又は双方の所定位置には、前記略円筒形状の支持端部に内接するベース材を固定し、該ベース材を前記切欠溝を通じて支持端部に受け入れた後、当該支柱を回転させることにより前記ベース材で当該支柱を支承し、所定の角度位置にて前記支持固定部を天井又は床面に係止することにより当該支柱を回転不能に固定してなることを特徴とする間仕切パネルの支柱立設構造を構成した。
【0007】
ここで、前記ベース材の軸心部及び該軸心からズレた単又は複数部位に、天井又は床面に当該ベース材をネジ止めするための貫通した縦孔をそれぞれ穿設し、前記軸心部の縦孔の中心を既定点に位置合わせした上で、当該ベース材を所定方向にネジ止め固定してなるものが好ましく、前記ベース材の軸心部を挟んで対向する外周位置に、前記略円筒形状の支持端部に内接する断面円弧状の部分接当面を設けてなるものが好ましい。
【0008】
また、前記支持固定部に、天井又は床面に固定されるネジの軸部に係合する係合凹部を設け、前記ネジと係合凹部との係合により当該支持固定部を所定の角度位置にて天井又は床面に係止してなるものが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明に係る間仕切パネルの全体構成を示し、図2は同じく間仕切パネルの分解斜視図を示し、図3〜6は本発明の詳細を示し、図中符号1は天レール、2は地レール、3は笠木、4は巾木、5は支柱、6は連結部材、7はパネル、8はベース材、9は取付具をそれぞれ示している。
【0011】
本発明に係る間仕切パネルは、天井と床面の間に、支柱5を適宜離間して立設し、前記支柱5、5間の天井に天レール1を配設し、同じく支柱5、5間の床面に地レール2を配設し、前記天レール1の外面下部を覆う笠木3と前記地レール2の外面上部を覆う巾木4を設け、これら立設した支柱5、5、笠木3及び巾木4よりなる枠体にパネル7を装着した構造のものである。支柱5は、該天井又は床面に固定したベース材8にて上端又は下端を支持して立設した構造である。また、パネル7の側端部は、支柱5の外周所定の角度位置にネジ止めした連結部材6に対して取付具9により支持させた構造である。また、パネル7の上下端部は、支柱5の連結部材6に固定した巾木4にパネル7の下端を支持させるとともに、笠木3を天レール1に外嵌した状態で上方に移動させ、支柱に沿った立起状態のパネル7に対してその上端に前記笠木を下降係合してなる構造である。
【0012】
前記天レール1は、上面板11と表裏両垂下板12、12とからなる下方開放した断面略コ字形の長尺部材であり、その凹溝部13を下方へ向けて上面板11を天井にネジ止め固定している。また、地レール2は、下面板21と表裏両立上板22、22とからなる上方開放した断面略コ字形の長尺部材であり、その凹溝部23を上方へ向けて下面板21を床面にネジ止め固定している。
【0013】
また、前記笠木3及び前記巾木4は、それぞれ前記天レール1の外面下部及び前記地レール2の外面上部を長手方向に渡って覆う部材であり、その側面には、それぞれパネル7の上端7a及び下端7bを係合支持する断面略L字形の上部支持片31及び下部支持片41が長手方向に渡り突設されている。また、前記笠木3及び前記巾木4には、それぞれ端部へ開放した嵌合溝30、40が長手方向に渡って形成されている。尚、本実施形態ではアルミニウムの押出し成形品を用いているが、その他スチール製の成形品等であっても良く、また、この嵌合溝30、40は後述のアングル材32、42を嵌挿して前記笠木3及び巾木4の端部を連結部材6に固定するためのものであり、当該端部にのみ形成しても良い。
【0014】
そして、前記支柱5は、前記パネル7を直接又は連結部材6を介して側面で支持する内部中空の支柱本体50と、該支柱本体50の同じく側面に突設された内部中空の支持固定部51とより構成され、前記支柱本体50に、断面円弧状の内周面52及び外周面53を形成した構造である。本実施形態ではアルミニウムの押出し成形品を用いたが、同様の機能を有するスチール製の折り曲げ成形品でも良く、一体物でもまた二部材以上を組合せた複合物でも良い。
【0015】
前記連結部材6は、前記パネル7を支柱5に対して適宜な角度位置に取付けるための部材であり、前記支柱5と略同一長さの寸法を有し、笠木3及び巾木4に対向する外側面に、長手方向に沿って上下に延びる凹溝60を形成するとともに、前記支柱5の外周面53に対して摺動する当接片61を設け、更に、支柱外周方向に沿った端部にパネル側端部を固定するための凹部62を形成した構造であり、前記支柱5と同様、アルミニウムの押出し成形品やスチール製の折り曲げ成形品で構成される。
【0016】
前記パネル7は、本実施形態ではガラスパネルであり、図4にも示すように、断面略L字形の鉤片71を突設したブラケット材70を、両面テープ74又はコーキング材にてパネル側端部に沿って装着したものであり、前記両面テープ74を張り付けるブラケット材70の接着面には気泡抜き用の凹溝70aが形成され、エア溜まりを防止して透明なガラスパネルの優れた外観性が維持されている。尚、ガラスパネル以外にスチールパネルやクロスパネル、その他のパネル、これらを適宜組合せたパネルを用いることもできる。
【0017】
本発明を、図3〜6に基づいて更に詳細に説明する。
【0018】
本発明の間仕切パネルの支柱立設構造は、天井と床面の間に支柱5を適宜離間して立設し、これら立設した支柱5、5間毎にパネル7を装着してなる間仕切パネルにおいて、前記支柱5を、前記パネル7を側面で支持する支柱本体50と該支柱本体50の同じく側面に突設された支持固定部51とより構成し、前記支柱本体50の上端及び下端のうち少なくとも一方に、断面円弧状の内周面52を備え且つ当該端面に開口した略円筒形状の支持端部50aを形成するとともに、該支持端部50aの周壁に前記端面に開口した所定幅の切欠溝54を形成し、天井及び床面の一方又は双方の所定位置に、前記略円筒形状の支持端部50aに内接するベース材8を固定しておき、図3(a)〜(c)に示すように、該ベース材8を前記切欠溝54を通じて支持端部50aに受け入れた後、当該支柱5を回転させることにより前記ベース材8で当該支柱5を支承し、図4に示すように、所定の角度位置にて前記支持固定部51を天井又は床面に係止することにより当該支柱5を回転不能に固定してなることを要旨としている。
【0019】
前記ベース材8は、充分な強度を有する鉄等の中実の金属加工品或いは合成樹脂成形品で構成され、軸心部及び該軸心からズレた単又は複数部位に、天井又は床面に当該ベース材8をネジ止めするための貫通した縦孔80、80がそれぞれ穿設され、前記軸心部を挟んで対向する外周位置には、前記支柱5の支持端部50aの内周面52に内接する断面円弧状の部分接当面81、81が形成されている。即ち、前記ベース材8は、円柱形状から前記部分接当面81、81を除く両側をカットした略小判形状であり、前記切欠溝54に挿通される幅寸法を有し、前記軸心部の縦孔80の中心を床面或いは天井に予め墨出しした既定点に位置合わせした上、ネジ82、82により所定の方向に固定される。
【0020】
そして、前記固定されたベース材8を前記切欠溝54を通じて支持端部50aに受け入れ、当該支柱5を回転させることにより前記ベース材8が前記切欠溝54から抜け出ることなく当該支柱5を床面或いは天井に支承するので、該支柱5の角度調節が容易となり作業性は著しく向上する。
【0021】
また、前記支柱5の支持固定部51は、断面略コ字形に突出した両突出片間の内部に仕切板51aを渡設した構造であり、該仕切板51aに天井又は床面に固定されるネジ軸部に係合する係合凹部55が形成され、図4に示すように、ネジ56と前記係合凹部55との係合により当該支持固定部51が所定の角度位置にて天井又は床面に回転不能に係止され、これにより当該支柱5も所定の角度に固定される。前記支持固定部51の両突出片先端には内方に屈曲した係止縁51b、51bが形成されており、前記ネジ頭部を挾持する断面略コ字形のキャップ59が前記係止縁51b、51bに係止して装着される。尚、本例ではベース材8を受け入れた後略90°回転した位置で前記支持固定部51をネジ56にて回転不能に係止しており、前記ベース材8は当該支柱5の固定角度に応じた方向に予め固定されることとなる。また、前記支持固定部51には前記係合凹部55を設ける代わりにネジ56を斜めに挿通する通孔を設けても良い。
【0022】
前記支柱5に対するパネル取付角度の調節は、前記連結部材6を前記支柱5の外周所定の角度位置にネジ63により固定し、前記凹部62にパネル側端部7cを固定することにより当該連結部材6を介して当該パネル7を支柱間空間より外方位置にて所定の方向に取付けるのである。より詳しくは、前記支柱本体50の外周壁に設けた凹溝57の底面に前記当接片61が摺動する外周面53を構成し、当該外周面53により前記当接片61を凹溝57内部の範囲内において周方向に沿って摺動案内することにより連結部材6を所定の角度位置に設定するのである。
【0023】
パネル7の側端部の支持は、前記連結部材6の凹部62に前記ブラケット材70の鉤片71を合着させた上、前記取付具9でこれら凹部62及び鉤片71を挟み込むことにより前記ブラケット材70と連結部材6を一体化する構造である。前記パネルを支持する凹部62は、連結部材6の支柱外周方向に沿った両端部のうち前記支柱5を回転不能に係止する支持固定部51と反対側の端部に設けられており、該支持固定部51におけるネジ56と前記係合凹部55との係合は、支柱間空間より外方位置にパネル7を取付けた支柱5の当該パネル側への倒れを防止する支持手段としても機能する。
【0024】
取付具9は、前記凹部62及び鉤片71を挾持する断面略コ字形の鉤状部91とこれに連続した本体部90とより構成された長尺なアルミニウムの押出し成形品であり、前記鉤状部91を前記凹部62及び鉤片71に外嵌して一体化した後、前記本体部90を前記連結部材6の凹溝60内面に対してネジ93で固定した上、前記凹溝60と鉤状部91との間にキャップ94が装着される。前記キャップ94は両端に係止片94a、94bを突設した断面略π字形の長尺成形品であり、これら係止片94a、94bを前記取付具9の本体部90に設けた係合部90a、90bに係止して装着されている。
【0025】
パネルの上下端部の支持は、前記連結部材6に固定した巾木4の下部支持片41にパネル下端7bを支持させ、前記天レール1に外嵌した笠木3を上方に移動させて前記パネル7を支柱5に沿った立起状態とし、当該パネル上端7aに対して前記笠木3を下ろして上部支持片31を係合した後、該笠木3を連結部材6に固定する構造であり、前記笠木3及び巾木4に形成した前記嵌合溝30、40に端部よりそれぞれL字状に屈曲したアングル材32、42の一端側を嵌挿して固定し、各アングル材の他端側を連結部材6の凹溝60内に係入して所定の上下位置でそれぞれネジ33、43により固定するものであり、パネル7を立起させる際に上方に移動する笠木3は、両端に設けた前記アングル材32を左右の連結部材の凹溝60、60に係入した状態で上下にスライド可能に支持され、上部支持片31をパネル上端7aに係合した後、ネジ33により凹溝60内に固定するのである。
【0026】
以上の実施形態においては連結部材6を介して角度調節可能にパネル7を支持する間仕切パネルについて説明したが、本発明の支柱立設構造はこれに限らず、例えば図5及び図6に示すように支柱5側面にパネルを支持する連結部58を一体的に突出成形したものであっても同様に適用できる。支柱5は、支柱本体50の側面にパネル7を支持する前記連結部58を一体的に突出形成したものであり、該支柱本体50の同じく側面には、上記実施形態と同様の構造を有する支持固定部51が突設されている。
【0027】
前記連結部58は、上記連結部材6と同様、長手方向に沿って上下に延びる凹溝60を形成するとともに、支柱外周方向に沿った端部にパネル側端部を固定するための凹部62を形成した構造であり、支柱本体50は、上記実施形態と同様、断面円弧状の内周面52を備え且つ当該端面に開口した略円筒形状の支持端部50aが形成されるとともに、該支持端部50aの周壁に前記端面に開口した所定幅の切欠溝54が形成され、ベース材8を受け入れ当該支柱5を支承し、所定の角度位置にて前記支持固定部51を天井又は床面に係止することにより当該支柱5を回転不能に固定するのであり、パネル7の支持については、前記連結部58により上記実施形態と同様に支持される構造である。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、本発明の間仕切パネルの支柱立設構造によれば、前記支柱を、前記パネルを側面で支持する支柱本体と該支柱本体の同じく側面に突設された支持固定部とより構成し、前記支柱本体の上端及び下端のうち少なくとも一方に、断面円弧状の内周面を備え且つ当該端面に開口した略円筒形状の支持端部を形成するとともに、該支持端部の周壁に前記端面に開口した所定幅の切欠溝を形成し、天井及び床面の一方又は双方の所定位置には、前記略円筒形状の支持端部に内接するベース材を固定し、該ベース材を前記切欠溝を通じて支持端部に受け入れた後、当該支柱を回転させることにより前記ベース材で当該支柱を支承し、所定の角度位置にて前記支持固定部を天井又は床面に係止することにより当該支柱を回転不能に固定してなるので、天レールや地レールによって支持されるのではなく天井と床面の間に独立に支柱を立設でき、且つ任意の角度に立設可能とすることで、天レールや地レールを分割構成するといった施工の手間やコストを掛けることなく間仕切パネルの角度調節に容易に対応できることとなる。
【0029】
また、前記ベース材の軸心部及び該軸心からズレた単又は複数部位に、天井又は床面に当該ベース材をネジ止めするための貫通した縦孔をそれぞれ穿設し、前記軸心部の縦孔の中心を既定点に位置合わせした上で、当該ベース材を所定方向にネジ止め固定したので、支柱を支持するベース材を、所定の位置にて支柱の設置角度に応じた所定の方向に容易に固定できる。
【0030】
また、前記支持固定部に、天井又は床面に固定されるネジの軸部に係合する係合凹部を設け、前記ネジと係合凹部との係合により当該支持固定部を所定の角度位置にて天井又は床面に係止したので、当該支持固定部の係合とベース材による支持により天井又は床面に支柱を容易に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る間仕切パネルを示す斜視図。
【図2】同じく間仕切パネルの分解斜視図。
【図3】(a)〜(c)は、ベース材で支柱を支承する様子を示す要部の斜視図。
【図4】パネルを支持した支柱を示す断面図。
【図5】(a)〜(c)は、変形例の支柱をベース材で支承する様子を示す要部の斜視図。
【図6】パネルを支持した変形例の支柱を示す断面図。
【符号の説明】
1 天レール 2 地レール
3 笠木 4 巾木
5 支柱 6 連結部材
7 パネル 7a 上端
7b 下端 7c 側端部
8 ベース材 9 取付具
11 上面板 12 垂下板
13 凹溝部 21 下面板
22 立上板 23 凹溝部
30 嵌合溝 31 上部支持片
32 アングル材 33 ネジ
40 嵌合溝 41 下部支持片
42 アングル材 43 ネジ
50 支持本体 50a 支持端部
51 支持固定部 51a 仕切板
51b 係止縁 52 内周面
53 外周面 54 切欠溝
55 係合凹部 56 ネジ
57 凹溝 58 連結部
59 キャップ 60 凹溝
61 当接片 62 凹部
63 ネジ 70 ブラケット材
70a 凹溝 71 鉤片
74 両面テープ 80 縦孔
81 部分接当面 82 ネジ
90 本体部 90a 係合部
90b 係合部 91 鉤状部
93 ネジ 94 キャップ
94a 係止片 94b 係止片

Claims (4)

  1. 天井と床面の間に支柱を適宜離間して立設し、これら立設した支柱間毎にパネルを装着してなる間仕切パネルにおいて、前記支柱を、前記パネルを側面で支持する支柱本体と該支柱本体の同じく側面に突設された支持固定部とより構成し、前記支柱本体の上端及び下端のうち少なくとも一方に、断面円弧状の内周面を備え且つ当該端面に開口した略円筒形状の支持端部を形成するとともに、該支持端部の周壁に前記端面に開口した所定幅の切欠溝を形成し、天井及び床面の一方又は双方の所定位置には、前記略円筒形状の支持端部に内接するベース材を固定し、該ベース材を前記切欠溝を通じて支持端部に受け入れた後、当該支柱を回転させることにより前記ベース材で当該支柱を支承し、所定の角度位置にて前記支持固定部を天井又は床面に係止することにより当該支柱を回転不能に固定してなることを特徴とする間仕切パネルの支柱立設構造。
  2. 前記ベース材の軸心部及び該軸心からズレた単又は複数部位に、天井又は床面に当該ベース材をネジ止めするための貫通した縦孔をそれぞれ穿設し、前記軸心部の縦孔の中心を既定点に位置合わせした上で、当該ベース材を所定方向にネジ止め固定してなる請求項1記載の間仕切パネルの支柱立設構造。
  3. 前記ベース材の軸心部を挟んで対向する外周位置に、前記略円筒形状の支持端部に内接する断面円弧状の部分接当面を設けてなる請求項1又は2記載の間仕切パネルの支柱立設構造。
  4. 前記支持固定部に、天井又は床面に固定されるネジの軸部に係合する係合凹部を設け、前記ネジと係合凹部との係合により当該支持固定部を所定の角度位置にて天井又は床面に係止してなる請求項1〜3の何れか1項に記載の間仕切パネルの支柱立設構造。
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