JPS5910303Y2 - 蝶番 - Google Patents

蝶番

Info

Publication number
JPS5910303Y2
JPS5910303Y2 JP14589280U JP14589280U JPS5910303Y2 JP S5910303 Y2 JPS5910303 Y2 JP S5910303Y2 JP 14589280 U JP14589280 U JP 14589280U JP 14589280 U JP14589280 U JP 14589280U JP S5910303 Y2 JPS5910303 Y2 JP S5910303Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
swinging
hinge
wall
frames
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14589280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5768880U (ja
Inventor
信義 沢田
勇 渡辺
Original Assignee
オリジン工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オリジン工業株式会社 filed Critical オリジン工業株式会社
Priority to JP14589280U priority Critical patent/JPS5910303Y2/ja
Publication of JPS5768880U publication Critical patent/JPS5768880U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5910303Y2 publication Critical patent/JPS5910303Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Hinges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、屏風,衝立て,パネル等に使用して好適な蝶
番に関する。
従来より蝶番は、取付けねしによって扉,柱,パネル等
に螺着されるのが一般的である。
しかしその場合、取付けおよび取外しが面倒であるばか
りでなく、取外した後にはねし孔が残り、扉,柱等に損
傷を与える欠点がある。
また、室内を簡易に仕切るパネル,衝立て,屏風等(以
下屏風等という)に蝶番を使用し、折たたみ自在にする
ことが行なわれているが、これら屏風等は室内の仕切り
と装飾をかねた家具であり、表面または両面に書画など
装飾を施したものが多く、優れた美術工芸品も少なくな
い。
したがって、通常の蝶番に依らず、上記欠点を解消した
特殊がいくつか考案されている。
しかし、いずれの蝶番も構造が複雑でかつ組付け作業が
面倒であり、さらに製造工程が複雑でコスト高なもので
ある。
本考案はこれらの欠点を改良するとともに、特に屏風等
の連結具としても好適な蝶番を提供することを目白勺と
する。
以下、図面に示す実施例について説明する。
実施例に示す蝶番1は、回動軸2と、この回動軸2に連
結された枠形状の揺動枠3,3′と、この揺動枠3,3
′の内部壁4,4′に突設され上記回動輪方向に伸びる
断面C形状の溝5,5′を形戊した突壁6,6′とから
構或される。
各揺動枠3,3′は、この実施例では互に対称な同一形
状に形威されているので、以下の説明では一方の揺動枠
3に基づいて説明する。
揺動枠3は、断面がほぼコ字形状を呈し、その長手方向
は取付けられるパネル等の高さにほぼ匹敵する長さに構
或され、またその端部は外拡がりの傾斜角45゜に切断
されている。
また、内部壁4の中央部すなわち上記コ字形の中央内壁
の中心部に、断面C形状の溝5を備えた突壁6が上記回
動軸2方向に突設されている。
この断面C形状の溝5の少なくとも端部は、止めねじ等
のねし孔として使用することができるよう構或されてい
る。
突壁6により形或されている溝5は、止めねじ等の締結
部品を揺動枠3に締結させるための手段として設けられ
ているものである。
このように締結手段は、上記内部壁4の突壁6により形
威されたほは゛円筒状の空隙部を介して鯖威するのが最
も好ましい。
また、揺動枠3外周壁の一方の角部7すなわち上記コ字
形の一方の折曲端に、中空円筒状部8ガ一体的に縦突設
されている。
一方、揺動枠3と対の揺動枠3′にも同様に中空円筒状
部8′が縦突設されているが、中空円筒状剖8と8′と
はシャフト9により同軸的に結合可能なように、予め適
宜の間隔をおいて交互に切除して縦突設されている。
中空円筒状部8,8′はシャフト9により同軸的に結合
され、上記回動軸2を構成する。
揺動枠3および3′は、この実施例では縦枠を構威し、
この回動軸2を支点として自在に回動することができる
第3図に示す横枠は、上記揺動枠3の端部に連結される
組付枠10である。
この組付枠10も断面がほぼコ字形を呈し、端部は外拡
がりの傾斜角45゜に切断されている。
この端部には、上記揺動枠3の溝5と対抗する位置、す
なわち揺動枠3との組付け状態において上記溝5と連通
ずる位置に挿通孔11が垂直に穿設されている。
止めねし12等の締結部品が、この挿通孔11を通して
上記溝5に螺合される。
上記の揺動枠3,3′をもつで、例えば同一矩形状のパ
ネル13および13′同志を相互に揺動し得るよう連結
するには、先ず第1図に示すように、揺動枠3,3′の
コ字形状枠内にパネル13.13’の一方の縦縁をそれ
ぞれはめ込む。
次に、パネル13.13’の上下の横縁に組付枠10を
それぞれはめ込み、相隣接する揺動枠と組付枠との端面
同志を直角に衝き合せる。
次に、組付枠10の挿通孔11より止めねじ12を挿通
し、揺動枠の上記溝のねし孔に螺合し締付けることによ
り、揺動枠の縦枠と組付枠の横枠とを矩形に組み立てる
これにより、パネル13.13’は揺動枠3,3′に堅
固に組付けられ。
このようにして、パネル13と13′とを本考案実施例
蝶番1を介して揺動自在に連結することか゛できる。
本考案実施例によれば蝶番の着脱が極めて簡単容易であ
り、かつ屏風等の縁面にねし孔等の傷をつけることが全
くなく、何度でも取付け、取外し、取替えが可能である
しかも、蝶番の構造は極めて簡単であり、蝶番機能を備
えた枠材を押出威形等により一挙に製造することができ
、しかも相対向する両側揺動枠及び回動軸部を製造する
のに、一方の枠材戒形用装置(金型など)を両方に全く
共通に使用することができ、大量生産に適する。
また組付け作業も、同軸的に一致するように交互に切除
された中空円筒状部を上下に一致させ、シャフトを通す
だけでよい。
このように本考案蝶番は、威形設備費(金型代金など)
や或形及び組付け工数の節減効果が大きく、それだけ安
価に提供することができる。
また、揺動枠の内壁に締結手段を備えた突壁を一体的に
設け、屏風等の上下を保護する取付枠の取付けを容易に
すると共に、屏風等の上下にもねし孔等の傷を一切付け
る必要のないよう構威されている。
更に本考案蝶番は、突壁,中空円筒状部,揺動枠が一体
の形材例えば一体の押出形材から構威されているので、
各構或部分の強度は非常に強く、また同一部材であるた
め各揺動部間の色つや,形状等のバラツキはほとんどな
く、異和感もなく外観が極めて美しい。
さらに、ねじ止め等の締結個所が目に付かない位置にあ
り、数も少ないので、屏風等の美感を損うことは全くな
い。
また、材質としては鉄,アルミニウム,合戊樹脂材など
を使用することができるが、特にアルミニウムの場合は
押出加工により安価に製造することができるとともに、
折たたみ物品の軽量化をも計ることができる。
なお、揺動枠と組付枠との組付け手段は、上記実施例で
示した止めねじ等による締結手段の例に限定されるもの
ではない。
例えば、端面同志の溶接手段等、通常に行ない得る全て
の組付け手段を利用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例蝶番1の構造を示す斜視断面図。 第2図はその分解図。第3図は本考案実施例蝶番1と組
付枠10との組付け関係を説明する分解斜視図。 第4図はその組付け状態を示す縦断面図。 第5図は屏風に使用した状態を示す図。1・・・・・・
蝶番、2・・・・・・回動軸、3,3′・・・・・・揺
動枠、4,4′・・・・・・内部壁、5,5′・・・・
・・溝、6,6′・・・・・・突壁、8,8′・・・・
・・中空円筒状部、9・・・・・・シャフト、10・・
・・・・組付枠、11・・・・・・挿通孔j2・・・・
・・止めねじ、1 3 .1 3’・・・・・・パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向する二つの揺動部が一つの回動軸のまわりに揺動
    自在に連結された蝶番において、上記各揺動部が枠状長
    尺物である揺動枠に形威され、上記各揺動枠の相対向す
    る外周壁側端部には同軸的に一致するよう交互に適当間
    隔に切除され同軸的に連結されることにより上記回動軸
    を構或する中空円筒状部が長手方向に亙って一体的に突
    設され、上記各揺動枠の内壁には上記各揺動枠の端部に
    連結される組付枠との締結手段を備えた突壁が一体的に
    長手方向に沿って突設され、且つ上記揺動枠及び中空円
    筒状部並びに突壁が一体の形材から戊ることを特徴とす
    る蝶番。
JP14589280U 1980-10-14 1980-10-14 蝶番 Expired JPS5910303Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14589280U JPS5910303Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14 蝶番

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14589280U JPS5910303Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14 蝶番

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5768880U JPS5768880U (ja) 1982-04-24
JPS5910303Y2 true JPS5910303Y2 (ja) 1984-03-31

Family

ID=29505486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14589280U Expired JPS5910303Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14 蝶番

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5910303Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091878A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Naomi Jo 保護ゲート

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5768880U (ja) 1982-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5910303Y2 (ja) 蝶番
JPH031528Y2 (ja)
JP3186967B2 (ja) ド ア
JPS5834917Y2 (ja) 組立手摺等の角結合部
JPH0111908Y2 (ja)
JP3155117B2 (ja) コーナー用ストアフロント
JPH0744713Y2 (ja) 突き出し窓の回転軸構造
JPH07639Y2 (ja) ブラインド内蔵コーナーサッシ
JP3332153B2 (ja) 屋外造作物の施工方法
JPH0331814Y2 (ja)
JPS6022205Y2 (ja) 戸枠
JPH0714613Y2 (ja) 出窓の縦枠組体
JPH0520859Y2 (ja)
JPH0619739Y2 (ja) 連窓用縦枠組体
JP2505714Y2 (ja) 方立取付構造
JPH0342237Y2 (ja)
JPH0615056Y2 (ja) 折曲連結可能な間仕切り用パネル構造
KR900007301Y1 (ko) 병풍식 간막이
JPH08463Y2 (ja) コーナー窓の隅角部結合装置
JPH0717749Y2 (ja) サッシ
JPH0229184Y2 (ja)
JPH024239Y2 (ja)
JPH075194Y2 (ja) 連 窓
JPS593090Y2 (ja) 出窓等に於ける枠部材の結合部構造
JPS6068102U (ja) 建物用パネルの固定構造