JP2004210233A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この装置は、電動モータMの駆動力をステアリング機構3に伝達して操舵補助する。電動モータMに流れる電流は、電流検出回路20によって検出される。この電流検出回路20は、ゲインの変更が可能な可変ゲイン増幅回路22を備えており、その出力信号は、マイクロコンピュータ10のA/D変換入力ポート11に入力される。ゲイン変更部34は、モータ電流が微小なときには、可変ゲイン増幅回路22のゲインを大きくし、モータ電流が微小でないときには、可変ゲイン増幅回路22のゲインを小さくする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電動モータの駆動力をステアリング機構に伝達して操舵補助する構成の電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両のステアリング機構に電動モータが発生するトルクを伝達することにより、操舵の補助を行う電動パワーステアリング装置が用いられている。電動モータは、ステアリングホイールに加えられた操舵トルクや車速に応じて定められた目標電流値に基づいて駆動制御されるようになっている。
電動モータをフィードバック制御するために、電動モータに流れる電流が電流検出回路によって検出される。この電流検出回路によって検出されたモータ電流値は、マイクロコンピュータのアナログ/ディジタル(A/D)変換ポートに入力される。マイクロコンピュータは、操舵トルクおよび車速に応じて目標電流値を定めるとともに、モータ電流値が目標電流値に一致するように電動モータをフィードバック制御する。
【0003】
モータ電流検出回路は、検出信号を増幅するための増幅回路を含むが、通常、この増幅回路のゲインは一定である。そのため、モータ電流の検出分解能は、検出範囲の全域で一定の値となる。たとえば、マイクロコンピュータのA/D変換分解能が10ビット(0〜1023)であり、モータ電流の検出範囲が50アンペアである場合の分解能は、検出範囲の全域において50/1023アンペアで一定となる。
【0004】
ところが、操舵トルクが小さく、モータ電流が微小な場合とは、ステアリングホイールを軽く操舵している場合であり、モータ電流の微小な変化が、操舵トルクの変化となって、運転者に感じとられ易い。
そこで、高分解能のA/D変換器を用いれば、細かな制御が可能となり、それに応じて操舵フィーリングを向上できると考えられる。しかし、高分解能のA/D変換器およびそれを搭載したマイクロコンピュータは高価である。しかも、大きな操舵トルクが加えられていてモータ電流が大きくなっている場合には、運転者は、大きな力をステアリングホイールに加えているから、微小なモータ電流の変化は気にならないといえる。したがって、高分解能のA/D変換器を用いることは、コスト効率面から、あまり好ましいとは言えない。
【0005】
一方、たとえば、下記特許文献1においては、異なる増幅率で検出信号を増幅する2つの増幅回路を有する電流検出回路を用いてモータ電流を検出することが提案されている。この先行技術では、上記2つの増幅回路の出力信号が、マイクロコンピュータの2つのA/D変換ポートに入力されるようになっている。マイクロコンピュータは、モータ電流が小さい場合には、増幅率の大きな増幅回路からの信号が取り込まれるアナログ/ディジタル変換ポートの入力信号を参照して電動モータの制御を行い、モータ電流が大きい場合には、増幅率が小さな増幅回路に対応したA/D変換ポートから取り込まれる検出信号に基づいて電動モータを制御する。
【0006】
これにより、モータ電流が微小な領域において高い検出分解能でモータ電流を検出できるから、モータ電流が微小な場合における操舵フィーリングを改善することができる。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−46630号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような構成では、電流検出回路に2つの増幅回路を備えなければならないから、電流検出回路のコストが増大する。また、2つの増幅回路の出力信号をマイクロコンピュータの2つのA/D変換ポートに入力しているから、マイクロコンピュータは多数のA/D変換ポートを装備しなければならず、それに応じて価格が高くなるという問題がある。さらに、複数の増幅回路および複数のA/D変換ポートを使用するため、読み込み値の相対精度を確保するために、一定の調整が必要になるという問題もある。
【0009】
そこで、この発明の目的は、安価な構成で、電動モータのモータ電流を適切な分解能で検出し、これにより良好な操舵補助を実現することができる電動パワーステアリング装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、電動モータ(M)の駆動力をステアリング機構(3)に伝達して操舵補助する電動パワーステアリング装置であって、上記電動モータに流れる電流を検出してモータ電流検出信号を出力する電流検出回路(20)であって、ゲインの変更が可能な可変ゲイン増幅回路(22,22B)によって増幅されたモータ電流検出信号を出力する電流検出回路と、この電流検出回路が出力するモータ電流検出信号が入力されるアナログ/ディジタル変換ポート(11)を有し、このアナログ/ディジタル変換ポートを介して取り込まれたモータ電流検出信号に基づいて上記電動モータを制御するマイクロコンピュータ(10)と、上記可変ゲイン増幅回路のゲインを変更するゲイン変更手段(34,34A,34B)とを含むことを特徴とする電動パワーステアリング装置である。
【0011】
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この発明によれば、電流検出回路には、ゲインの変更が可能な可変ゲイン増幅回路が備えられていて、この可変ゲイン増幅回路によって増幅されたモータ電流検出信号が、マイクロコンピュータのアナログ/ディジタル変換ポートに入力されるようになっている。したがって、可変ゲイン増幅回路のゲインをゲイン変更手段によって変更すれば、1つの増幅回路および1つのアナログ/ディジタル変換ポートを用いて、異なる分解能でモータ電流を検出することができる。
【0012】
これにより、安価な構成でありながら、適切な分解能でモータ電流を検出できるので、良好な操舵フィーリングを実現することができる。
上記可変ゲイン増幅回路は、第1のゲイン(G1)と、この第1のゲインよりも小さな第2のゲイン(G2)との間でゲインの切換えが可能なものであってもよい。この場合、上記ゲイン変更手段は、上記第1のゲインと第2のゲインとの間で、可変ゲイン増幅回路のゲインを切り換えることになる。
【0013】
請求項2記載の発明は、上記ゲイン変更手段は、上記可変ゲイン増幅回路のゲインを、上記アナログ/ディジタル変換ポートから取り込まれるモータ電流検出信号により表されるモータ電流が小さいほど大きく定めるものであることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置である。
この構成によれば、モータ電流が小さいほど可変ゲイン増幅回路のゲインが大きく定められる。これにより、小さなモータ電流を高分解能で検出することができるから、小電流域における電動モータの制御を良好に行うことができ、その結果、操舵フィーリングを向上することができる。
【0014】
上記可変ゲイン増幅回路が、第1のゲインと、これよりも小さな第2のゲインとの間でゲインの切換えが可能なものである場合には、上記ゲイン変更手段は、モータ電流が所定値以下のときには上記可変ゲイン増幅回路のゲインを上記第1のゲインに定め、当該モータ電流が上記所定値を超えるときには上記可変ゲイン増幅回路のゲインを上記第2のゲインに定めるものであることが好ましい。
請求項3記載の発明は、車両の操向のための操作部材(1)に加えられた操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段(5)をさらに含み、上記マイクロコンピュータは、上記操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルクに対応した目標電流値を定め、上記アナログ/ディジタル変換ポートから取り込まれるモータ電流検出信号が上記目標電流値に一致するように上記電動モータをフィードバック制御するものであり、上記ゲイン変更手段は、上記可変ゲイン増幅回路のゲインを、上記操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルクの絶対値が小さいほど大きく定めるものであることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置である。
【0015】
この構成によれば、操舵トルクに応じて可変ゲイン増幅回路のゲインが変更される。操舵トルクの絶対値が大きいほど目標電流値は大きく定められ、この場合のモータ電流値がそれに応じて大きくなる。そこで、ゲイン変更手段は、操舵トルクの絶対値が小さいほど可変ゲイン増幅回路のゲインを大きく定める。これにより、小さなモータ電流を高分解能で検出することができるから、電動モータを良好に制御でき、優れた操舵フィーリングを実現できる。
【0016】
上記可変ゲイン増幅回路が上記第1および第2のゲインの間でゲインの切換えが可能なものである場合には、上記ゲイン変更手段は、上記操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルクの絶対値が所定値以下のときに上記可変ゲイン増幅回路のゲインを上記第1のゲインに定め、当該操舵トルクの絶対値が上記所定値を超えるときには上記可変ゲイン増幅回路のゲインを上記第2のゲインに定めるものであることが好ましい。
【0017】
請求項4記載の発明は、車両の操向のための操作部材(1)に加えられた操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段(5)と、車両の車速を検出する車速検出手段(7)とをさらに含み、上記マイクロコンピュータは、上記操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルクおよび上記車速検出手段によって検出される車速に対応した目標電流値を定め、上記アナログ/ディジタル変換ポートから取り込まれるモータ電流検出信号が上記目標電流値に一致するように上記電動モータをフィードバック制御するものであり、上記ゲイン変更手段は、上記可変ゲイン増幅回路のゲインを、上記車速検出手段によって検出される車速が大きいほど大きく定めるものであることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置である。
【0018】
この発明では、いわゆる車速感応制御が行われる。すなわち、低速走行時および停車時には大きな操舵補助力が必要であるのに対して、中速走行時および高速走行時には小さな操舵補助が必要とされるにすぎない。すなわち、高速走行時ほど目標電流値が小さく定められる。そこで、上記ゲイン変更手段は、車速が大きいほど可変ゲイン増幅回路のゲインを大きく定め、小さなモータ電流値を高分解能で検出させる。これにより、電動モータの制御を良好に行えるので、操舵フィーリングを向上できる。
【0019】
上記可変ゲイン増幅回路が、上記第1および第2のゲインの間でゲインの切換えが可能なものである場合には、上記ゲイン変更手段は、上記車速検出手段によって検出される車速が所定値以下のときに上記可変ゲイン増幅回路のゲインを上記第2のゲインに定め、車速が上記所定値を超えるときには上記可変ゲイン増幅回路のゲインを上記第1のゲインに定めるものであることが好ましい。
なお、上記ゲイン変更手段は、上記マイクロコンピュータが実行するプログラム処理によって実現される機能処理手段であってもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の第1の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の電気的構成を示すブロック図である。操作部材としてのステアリングホイール1に加えられた操舵トルクは、ステアリングシャフト2を介して、ステアリング機構3に機械的に伝達される。ステアリング機構3には、電動モータMから操舵補助力が伝達されるようになっている。
【0021】
ステアリングシャフト2は、ステアリングホイール1側に結合された入力軸2Aと、ステアリング機構3側に結合された出力軸2Bとに分割されていて、これらの入力軸2Aおよび出力軸2Bは、トーションバー4によって互いに連結されている。トーションバー4は、操舵トルクに応じてねじれを生じるものであり、このねじれの方向および量は、トルクセンサ5によって検出されるようになっている。
【0022】
トルクセンサ5は、たとえば、入力軸2Aと出力軸2Bとの回転方向の位置関係の変化に応じて変化する磁気抵抗を検出する磁気式のもので構成されている。このトルクセンサ5の出力信号は、マイクロコンピュータ10に入力されている。
マイクロコンピュータ10には、さらに、当該電動パワーステアリング装置が搭載される車両の車速を検出する車速センサ7の出力信号が入力されるようになっている。
【0023】
マイクロコンピュータ10は、トルクセンサ5によって検出される操舵トルクおよび車速センサ7によって検出される車速に応じて電動モータMの目標電流値を定め、操舵トルク等に応じた操舵補助力がステアリング機構3に与えられるように、電動モータMへの給電のためのモータドライバ15を制御する。
モータドライバ15には、車載バッテリ17からの電力が供給されている。モータドライバ15は、たとえば、パワーMOS電界効果トランジスタのブリッジ回路からなり、このパワーMOS電界効果トランジスタが、マイクロコンピュータ10から与えられる制御信号(たとえばPWM(Pulse Width Modulation)制御信号)によってスイッチングされるようになっている。
【0024】
このモータドライバ15には、電動モータMに流れる電流を検出するための電流検出回路20が付設されている。この電流検出回路20の出力信号は、マイクロコンピュータ10のアナログ/ディジタル(A/D)変換ポート11(たとえば、10ビットのA/D変換器を備えたもの)に入力されるようになっている。電流検出回路20は、モータドライバ15と接地との間に接続された電流検出用の抵抗21と、この電流検出用抵抗21の端子間電圧を増幅してモータ電流検出信号(アナログ信号)を生成する可変ゲイン増幅回路22とを有している。可変ゲイン増幅回路22は、差動増幅器23の反転入力端子にその出力信号を帰還させた負帰還増幅回路を形成しており、その帰還抵抗は、抵抗R1およびアナログスイッチSWの直列回路と、抵抗R2との並列回路によって構成されている。アナログスイッチSWのオン/オフにより、負帰還抵抗が変化し、これにより、増幅回路22のゲインが、第1ゲインG1と第2ゲインG2(<G1)との間で切り換わるようになっている。
【0025】
アナログスイッチSWの制御端子は、マイクロコンピュータ10の出力ポート12に接続されており、このマイクロコンピュータ10によって、アナログスイッチSWのオン/オフを制御し、可変ゲイン増幅回路22のゲインを変更することができるようになっている。
マイクロコンピュータ10は、プログラム処理を実行することによって実現される複数の機能処理部を実質的に有している。具体的には、マイクロコンピュータ10は、トルクセンサ5および車速センサ7の出力に基づいて、電動モータMの目標電流値を設定する目標電流値設定部31と、この目標電流値設定部31が設定する目標電流値とA/D変換ポート11から取り込まれるモータ電流値との偏差を求める偏差演算部32と、この偏差演算部32によって求められた偏差に基づいてモータドライバ15の制御のためのモータ制御信号(たとえば、PWM制御信号)を生成する制御信号生成部33と、A/D変換ポート11から取り込まれるモータ電流値に基づき、出力ポート12からアナログスイッチSWをオン/オフするための制御信号を出力するゲイン変更部34と、このゲイン変更部34によるゲインの変更を補償(正規化)するようにA/D変換ポート11から取り込まれるモータ電流値を変換するモータ電流値変換部35とを備えている。このモータ電流値変換部35によって変換された後のモータ電流値が偏差演算部32に与えられ、目標電流値との偏差演算の対象となる。
【0026】
図2は、目標電流値設定部31の働きを説明するための図であり、操舵トルクに対する目標電流値の関係(アシスト特性)が示されている。操舵トルクは、たとえば右方向への操舵のためのトルクが正の値にとられ、左方向への操舵のためのトルクが負の値にとられている。また、目標電流値は、電動モータMから右方向操舵のための操舵補助力を発生させるべきときには正の値とされ、電動モータMから左方向操舵のための操舵補助力を発生させるべきときには負の値とされる。
【0027】
目標電流値は、操舵トルクの正の値に対しては正の値をとり、操舵トルクの負の値に対しては負の値をとる。操舵トルクが−T1〜T1の範囲(不感帯)の微小な値のときには、目標電流値は零とされる。また、目標電流値は、車速センサ7によって検出される車速が大きいほど、その絶対値が小さく設定されるようになっている。これにより、低速走行時には大きな操舵補助力を発生させることができ、高速走行時には操舵補助力を小さくすることができる。
【0028】
図3(a)(b)は、ゲイン変更部34の働きを説明するための特性図であり、図3(a)には、A/D変換ポート11から取り込まれるモータ電流値と、アナログスイッチSWをオン/オフすることによって変化させられる可変ゲイン増幅回路22のゲインとの関係が示されており、図3(b)には、モータ電流値とモータ電流の検出分解能との関係が示されている。
図3(a)に示すように、モータ電流値が所定のしきい値Ith以下の範囲では、ゲイン変更部34は、可変ゲイン増幅回路22のゲインを比較的大きな第1ゲインG1に設定する。これに対して、モータ電流値が上記しきい値Ithを超える範囲では、ゲイン変更部34は、可変ゲイン増幅回路22のゲインを比較的小さな第2ゲインG2に設定する。
【0029】
これにより、図3(b)に示すように、しきい値Ith以下のモータ電流値に対しては、大きな検出分解能でモータ電流が検出され、しきい値Ithを超えるモータ電流値に対しては、比較的小さな検出分解能でモータ電流が検出される。
モータ電流値変換部35は、ゲイン変更部34によって設定されるゲインに応じて、A/D変換ポート11からのディジタル値を変換し、可変ゲイン増幅回路22におけるゲインの変更を相殺したモータ電流値を生成する。
【0030】
マイクロコンピュータ10は、自ら、可変ゲイン増幅回路22のゲインを変更するので、1つのA/D変換ポート11から異なるゲインで増幅されたモータ電流検出信号を取り込んでいるにも拘わらず、取り込まれたモータ電流検出値を適切に処理することができる。
このように、この実施形態によれば、1つの可変ゲイン増幅回路22と1つのA/D変換ポート11を用いて、小電流域においては、高分解能でモータ電流を検出できる。また、大電流域においては、可変ゲイン増幅回路22のゲインを低くするようにしているから、高分解能のA/D変換器が必要となることもない。これにより、電流検出回路20を安価な構成とすることができ、また、マイクロコンピュータ10には、高分解能のA/D変換ポートや多数のA/D変換ポートを備えた高価なものを用いる必要がない。その結果、安価な構成で、モータ電流の検出を正確に行うことができ、この正確に検出されたモータ電流に基づいて電動モータMを制御することにより、すぐれた操舵フィーリングを実現することができる。
【0031】
図4は、この発明の第2の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成を説明するためのブロック図である。この図4において、上述の図1に示された各部に対応する部分には、図1の場合と同一の参照符号を付して示す。この実施形態では、ゲイン変更部34Aは、操舵トルクTの絶対値に基づいて、可変ゲイン増幅回路22のゲインを切り換える。このゲインの切り換え指令は、モータ電流値変換部35にも与えられる。
【0032】
図5は、ゲイン変更部34Aの働きを説明するための図であり、操舵トルクTの絶対値と可変ゲイン増幅回路22のゲインとの関係が示されている。上述の図2に示されているとおり、操舵トルクTの絶対値が小さい範囲では、目標電流値の絶対値が小さいから、それに応じてモータ電流も小さい値をとる。そこで、ゲイン変更部34Aは、操舵トルクの絶対値|T|が所定のしきい値Tth(>0)以下のときには、可変ゲイン増幅回路22のゲインを比較的大きな第1ゲインG1に設定する。一方、操舵トルクの絶対値|T|が上記しきい値Tthを超えるときには、ゲイン変更部34Aは、可変ゲイン増幅回路22のゲインを比較的小さな第2ゲインG2に切り換える。
【0033】
これにより、モータ電流が微小なときには、高分解能でモータ電流を検出することができるから、上述の第1の実施形態の場合と同様な効果を達成できる。
図6は、この発明の第3の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成を説明するためのブロック図である。この図6において、上述の図1に示された各部に対応する部分には、図1の場合と同一の参照符号を付して示す。
この実施形態では、電流検出回路20に備えられた可変ゲイン増幅回路22Bにおいて、差動増幅器23の負帰還抵抗が、アナログスイッチSW1,SW2,・・・・・・および抵抗R11,R12,・・・・・・の各直列回路、ならびに抵抗R2の並列回路で構成されている。したがって、アナログスイッチSW1,SW2,・・・・・・のオン/オフを制御することで、ゲインを3種類以上に変更することができるようになっている。
【0034】
一方、マイクロコンピュータ10に備えられたゲイン変更部34Bは、車速センサ7から取り込まれる車速Vに基づいて、可変ゲイン増幅回路22Bのゲインを切り換える。このゲインの切り換え指令は、モータ電流値変換部35にも与えられる。
図7は、ゲイン変更部34Bの働きを説明するための図である。ゲイン変更部34Bは、車速Vが所定のしきい値Vth1(たとえば、Vth1=10km/h)以下の低速域においては、可変ゲイン増幅回路22Bのゲインをゲイン下限値LLに設定し、車速Vが別のしきい値Vth2(たとえば、Vth2=50km/h)以上の中高速域においては、可変ゲイン増幅回路22Bのゲインをゲイン上限値ULに設定する。そして、車速Vが上記のしきい値Vth1,Vth2の間の遷移区間内の値をとるときには、車速Vの増加に従ってゲイン下限値LLからゲイン上限値ULまでリニアに増加するように、可変ゲイン増幅回路22Bのゲインを可変設定する。
【0035】
上述の図2に示されているとおり、車速Vが大きくなるほど、目標電流値は小さくなるから、それに応じてモータ電流値も小さくなる。したがって、この実施形態により、小さなモータ電流値を高分解能で検出することができるようになり、上述の第1および第2の実施形態の場合と同様な効果を奏することができる。なお、図6において、二点鎖線で示すように、ゲイン変更部34Bは、操舵トルクの絶対値|T|および車速Vの両方に基づいて可変ゲイン増幅回路22Bのゲインを可変設定するものであってもよい。すなわち、図5において二点鎖線で示すように、操舵トルクの絶対値|T|が大きいほどゲインを小さく定め、かつ、車速が大きいほどゲインを大きく定めればよい。
【0036】
以上、この発明の3つの実施形態について説明したが、この発明は他の形態で実施することもできる。たとえば、目標電流値設定部31が設定する目標電流値が小さいほど、可変ゲイン増幅回路のゲインを大きくなるように変更するようにしてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】目標電流値設定部の働きを説明するための図であり、操舵トルクに対する目標電流値の関係(アシスト特性)が示されている。
【図3】ゲイン変更部の働きを説明するための特性図である。
【図4】この発明の第2の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図5】上記第2の実施形態におけるゲイン変更部の働きを説明するための図である。
【図6】この発明の第3の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図7】上記第3の実施形態におけるゲイン変更部の働きを説明するための図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3 ステアリング機構
4 トーションバー
5 トルクセンサ
7 車速センサ
10 マイクロコンピュータ
11 A/D変換ポート
12 出力ポート
15 モータドライバ
17 車載バッテリ
20 電流検出回路
21 電流検出用抵抗
22 可変ゲイン増幅回路
22B 可変ゲイン増幅回路
23 差動増幅器
31 目標電流値設定部
32 偏差演算部
33 制御信号生成部
34 ゲイン変更部
34A ゲイン変更部
34B ゲイン変更部
35 モータ電流値変換部
G1 第1ゲイン
G2 第2ゲイン
M 電動モータ
R1,R2 抵抗
R11,R12 抵抗
SW,SW1,SW2 アナログスイッチ
Claims (4)
- 電動モータの駆動力をステアリング機構に伝達して操舵補助する電動パワーステアリング装置であって、
上記電動モータに流れる電流を検出してモータ電流検出信号を出力する電流検出回路であって、ゲインの変更が可能な可変ゲイン増幅回路によって増幅されたモータ電流検出信号を出力する電流検出回路と、
この電流検出回路が出力するモータ電流検出信号が入力されるアナログ/ディジタル変換ポートを有し、このアナログ/ディジタル変換ポートを介して取り込まれたモータ電流検出信号に基づいて上記電動モータを制御するマイクロコンピュータと、
上記可変ゲイン増幅回路のゲインを変更するゲイン変更手段とを含むことを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 上記ゲイン変更手段は、上記可変ゲイン増幅回路のゲインを、上記アナログ/ディジタル変換ポートから取り込まれるモータ電流検出信号により表されるモータ電流が小さいほど大きく定めるものであることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
- 車両の操向のための操作部材に加えられた操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段をさらに含み、
上記マイクロコンピュータは、上記操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルクに対応した目標電流値を定め、上記アナログ/ディジタル変換ポートから取り込まれるモータ電流検出信号が上記目標電流値に一致するように上記電動モータをフィードバック制御するものであり、
上記ゲイン変更手段は、上記可変ゲイン増幅回路のゲインを、上記操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルクの絶対値が小さいほど大きく定めるものであることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。 - 車両の操向のための操作部材に加えられた操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、
車両の車速を検出する車速検出手段とをさらに含み、
上記マイクロコンピュータは、上記操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルクおよび上記車速検出手段によって検出される車速に対応した目標電流値を定め、上記アナログ/ディジタル変換ポートから取り込まれるモータ電流検出信号が上記目標電流値に一致するように上記電動モータをフィードバック制御するものであり、
上記ゲイン変更手段は、上記可変ゲイン増幅回路のゲインを、上記車速検出手段によって検出される車速が大きいほど大きく定めるものであることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
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