JP2021098471A - 制御装置および制御方法 - Google Patents

制御装置および制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021098471A
JP2021098471A JP2019231849A JP2019231849A JP2021098471A JP 2021098471 A JP2021098471 A JP 2021098471A JP 2019231849 A JP2019231849 A JP 2019231849A JP 2019231849 A JP2019231849 A JP 2019231849A JP 2021098471 A JP2021098471 A JP 2021098471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
electric motor
control
unit
amplification factor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019231849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7203003B2 (ja
Inventor
宏樹 星野
Hiroki Hoshino
宏樹 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Mobility Corp
Original Assignee
Nidec Mobility Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Mobility Corp filed Critical Nidec Mobility Corp
Priority to JP2019231849A priority Critical patent/JP7203003B2/ja
Priority to DE102020134718.9A priority patent/DE102020134718A1/de
Priority to CN202011535195.1A priority patent/CN113098363A/zh
Publication of JP2021098471A publication Critical patent/JP2021098471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7203003B2 publication Critical patent/JP7203003B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/0481Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/02Providing protection against overload without automatic interruption of supply
    • H02P29/024Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/02Providing protection against overload without automatic interruption of supply
    • H02P29/024Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load
    • H02P29/028Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load the motor continuing operation despite the fault condition, e.g. eliminating, compensating for or remedying the fault

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

【課題】冗長系を有する多相電動モータを制御する制御システムにおいて、一方のシステムの異常発生時、他方の多相電動モータの駆動力の分担量を増加させる場合でも、増幅回路が飽和しない。【解決手段】第1制御システム110と第2制御システム210は、それぞれ、自己のシステムと他のシステムの異常を検出する異常検出部120と、駆動力を出力するための電流を電動モータに供給する制御部と、電流を計測するためのシャント抵抗140と、シャント抵抗の両端の電位差を第1増幅率またはそれより小さい第2増幅率で増幅する可変増幅部150とを備え、異常検出部が両システムの異常を検出しない場合可変増幅部は第1増幅率を用いて電位差を増幅し、異常検出部が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出する場合、可変増幅部は第2増幅率を用いて電位差を増幅する制御装置1。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置および制御方法に関し、特に冗長系を有する制御装置およびその制御方法に関する。
従来から、冗長系を有し、異常が生じても制御を継続する制御装置に関する技術が知られている。例えば、特許文献1は、複数の、操舵力を補助するモータが設けられ、複数のモータの内の少なくとも1つが故障したときに、正常なモータに対して与える補助操舵力の分配量を増加させ、運転者の負担を軽くする電動パワーステアリング装置を開示する。この電動パワーステアリング装置は、複数のモータの内の少なくとも1つが故障したときに、正常なモータに対して与える補助操舵力の分配を増加させる目標電流分配部を備え、正常なモータに対して与える補助操舵力の分配量を増加させることによって、運転者の負担を軽くする。また、複数のモータの電流リミット値を設定する電流リミット値設定部を備え、複数のモータの内の少なくとも1つが故障したときに、電流リミット値設定部が正常なモータの電流リミット値を故障時電流リミット値に設定し、目標電流分配部が、故障時電流リミット値が入力される電流分配決定部を介して故障時電流リミット値に応じてモータ電流を分配することによって、正常なモータの能力を最大に発揮させる。
特開2004−129402号公報
この従来技術では、1つの多相電動モータが故障したときに、正常なモータに対して与える補助操舵力の分配量を増加させ、正常なモータの電流リミット値を設定して、駆動力の分担量を増加させるが、このような多相電動モータの制御を行う制御装置は、通常、多相電動モータの各相に流れる電流を検出するために電位差を増幅するための増幅回路を有する。この増幅回路は、一般に所定の増幅率により検出した電位差を増幅するところ、正常な多相電動モータに配分量を増加させようとした場合に増幅回路が飽和してしまう場合があり、飽和してしまうと正確な電流を検出することができない。
本発明は、かかる事情を鑑みて考案されたものであり、冗長系を有する多相電動モータを制御する制御システムにおいて、一方のシステムに異常が発生し、他方の多相電動モータの駆動力の分担量を増加させる場合でも、増幅回路が飽和しない制御装置および制御方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、負荷を駆動するための駆動力を分担して出力する第1電動モータと第2電動モータと、第1電動モータを制御する第1制御システムと第2電動モータを制御する第2制御システムとを有する制御装置であって、第1制御システムと第2制御システムは、それぞれ、自己のシステムの異常を検出すると共に他のシステムの状態を検出する異常検出部と、駆動力を出力するための電流を電動モータに供給する制御部と、電流を計測するためのシャント抵抗と、シャント抵抗の両端の電位差を第1増幅率またはその第1増幅率より小さい第2増幅率で増幅する可変増幅部と、を備え、異常検出部が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出しない場合、可変増幅部は第1増幅率を用いて電位差を増幅し、異常検出部が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出する場合、可変増幅部は第2増幅率を用いて電位差を増幅する制御装置が提供される。
これによれば、他のシステムの状態の異常を検出した場合には異常を検出しないシステムでは正常時より小さい増幅率を用いて電位差を増幅することにより、正常時には検出の精度を維持しつつ、異常時には増幅回路のダイナミックレンジを広くすることができる制御装置を提供することができる。
さらに、第1制御システムと第2制御システムは、それぞれにおいて、制御部は、異常検出部の検出結果に応じて変更される分担割合を用いて演算される自己が分担する駆動力を出力するための電流を電動モータに供給し、異常検出部が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出しない場合、分担割合を所定の第1割合とするとともに、可変増幅部は第1増幅率を用いて電位差を増幅し、異常検出部が自己のシステムの異常を検出する場合、分担割合をゼロとし、異常検出部が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出する場合、分担割合は、他のシステムの分担割合の少なくとも一部を第1割合に加算したものとするとともに、可変増幅部は第2増幅率を用いて電位差を増幅することを特徴としてもよい。
これによれば、他のシステムの状態の異常を検出した場合には異常を検出しないシステムの分担割合は、異常を検出したシステムの分担割合の少なくとも一部を通常時の分担割合を加算したものとすることで、異常時に正常系の多相電動モータの駆動力の分担量を増加させ、運転者の負担を軽くすることができる。
上記課題を解決するために、負荷を駆動するための駆動力を分担して出力する第1電動モータと第2電動モータと、第1電動モータを制御する第1制御システムと第2電動モータを制御する第2制御システムとを有する制御装置を制御する方法であって、自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出しない場合、電動モータへの駆動力を出力するための電流の所定位置における電位差を第1増幅率を用いて増幅し、自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出する場合、異常を検出しないシステムでは第1増幅率より小さい第2増幅率を用いて電位差を増幅する制御方法が提供される。
これによれば、他のシステムの状態の異常を検出した場合には異常を検出しないシステムでは正常時より小さい増幅率を用いて電位差を増幅することにより、正常時には検出の精度を維持しつつ、異常時には増幅回路のダイナミックレンジを広くすることができる制御方法を提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、冗長系を有する多相電動モータを制御する制御システムにおいて、一方のシステムに異常が発生し、他方の多相電動モータの駆動力の分担量を増加させる場合でも、増幅回路が飽和しない制御装置および制御方法を提供することができる。
本発明に係る第一実施例の制御装置のブロック構成図。 本発明に係る第一実施例の制御装置の可変増幅部の拡大構成図。 本発明に係る第一実施例の制御装置の可変増幅部のブロック構成図。 本発明に係る第一実施例の制御装置のフローチャート。
以下では、図面を参照しながら、本発明に係る実施例について説明する。
<第一実施例>
図1を参照し、本実施例における制御装置1を説明する。制御装置1は、車両に搭載される電動パワーステアリング(図示せず)に使用される第1電動モータMT1/第2電動モータMT2を制御するための電動パワーステアリング制御装置である。第1電動モータMT1/第2電動モータMT2は、それぞれ3相電動モータであり、1個のロータに2巻線を備え、2系統に冗長化された電動モータである。第1電動モータMT1/第2電動モータMT2は、これに限定されず、1個のロータに1巻線を備えた電動モータを2個用いて、2系統に冗長化された電動モータであってもよい。第1電動モータMT1と第2電動モータMT2は、車両の操舵機構(負荷)を駆動するための駆動力を分担して出力する。負荷は、本実施例の車両の操舵機構以外に、たとえば、自動車の電子化に伴う冗長システムでは電子制御ブレーキ(制御装置)における電磁弁などがある。
制御装置1は、いずれかの系(システム)で異常が生じても制御を継続するため、2系統に冗長化された電動モータに対応するように冗長系を有する。制御装置1は、第1電動モータMT1に対する系統1システム100に対応した第1制御システム110と、第2電動モータMT2に対する系統2システム200に対応した第2制御システム210を備える。第1制御システム110および第2制御システム210は、共通のバッテリVBATから電力を供給され、トルク/アングルセンサからステアリングの状態を取得し、パワーステアリングの補助力を生成するために第1電動モータMT1および第2電動モータMT2をそれぞれ駆動する。
第1制御システム110は、ステアリングのトルクと回転角を検出するトルク/アングルセンサからの信号を取得する2つのトルクセンサ信号入力回路と、第1電動モータMT1(第2電動モータMT2)のロータの回転軸に設けられたマグネットから得られるロータの回転角を取得する2つのMRセンサと、トルクセンサ信号入力回路やMRセンサなどの信号を取得し、第1電動モータMT1の回転を制御するマイクロコンピュータ111と、マイクロコンピュータ111の制御信号からPWM信号を生成するプリドライバ112と、PWM信号により第1電動モータMT1を駆動するブリッジ回路130と、を備える。なお、MRセンサとは、磁気抵抗(Magnetic Resistance)センサである。マイクロコンピュータ111、プリドライバ112、およびブリッジ回路130を合わせて、第1電動モータMT1を回転駆動する駆動力を出力するための電流を第1電動モータMT1に供給する制御部を構成する。
電動パワーステアリングにとって重要な情報となるステアリングのトルクを検出するトルクセンサが冗長化されている。トルクセンサ信号が入力されるトルクセンサ信号入力回路も冗長化されている。同様に、MRセンサも、電動パワーステアリングにとって重要な情報となる第1電動モータMT1の回転角の信号を取得するため、これ自体が冗長化されている。冗長化されているトルクセンサ信号入力回路からの出力信号は、異常がなければ同じになるように設計されている。同様に、冗長化されているMRセンサからの出力信号は、異常がなければ車両の同一の状態情報を検出するので同じになるように設計されている。マイクロコンピュータ111は、これらの回路等から得られた信号に基づき、ブリッジ回路130の各相回路に設けられた半導体素子をオンオフするためのPWM(Pulse Width Modulation)デューティ値を算出する。プリドライバ112は、そのPWMデューティ値に基づき、ブリッジ回路130を駆動するためのPWM信号を出力する。ブリッジ回路130は、第1制御システム110の外部に存する第1電動モータMT1の回転を駆動する。
マイクロコンピュータ111は、第1制御システム110の異常を検出する異常検出部120を備える。異常検出部120は、自己のシステムである第1制御システム110の異常を検出すると共に他のシステムである第2制御システム210の状態を検出する。異常検出部120は、たとえば、第1制御システム110内の2つのトルクセンサ信号入力回路の出力値であるステアリングに加わるトルク値が異なる場合や、2つのMRセンサの出力値である第1電動モータMT1の回転に応じて変化する電圧値が異なる場合、系統1システム100のトルク/アングルセンサ、第1制御システム110内のトルクセンサ信号入力回路やMRセンサなどに異常が発生したと検出する。
異常検出部120は、他にたとえば、第1制御システム110の電源回路からの入力電圧値、第1電動モータMT1の端子への出力電圧値などを所定の閾値と比較することにより異常の有無を検出してもよい。たとえば、異常検出部120は、第1電動モータMT1の端子で電圧値の検出値を取得すると、その検出値と予め定められた閾値を比較し、たとえば閾値を超えている場合第1制御システム110の異常があると検出する。同様に、異常検出部120は、電源回路の端子で電圧値の検出値を取得すると、その検出値と予め定められた閾値を比較し、たとえば閾値未満の場合第1制御システム110の異常があると検出する。
第1制御システム110のマイクロコンピュータ111と第2制御システム210のマイクロコンピュータ211は、互いのシステム内の情報を適宜交換している。異常検出部120は、第2制御システム210のマイクロコンピュータ211を介して、系統2システム200内の異常の有無の状態を検出する。第1制御システム110のマイクロコンピュータ111と第2制御システム210のマイクロコンピュータ211が交換する情報は、自己のシステムにおけるいずれかで何らかの異常を検出したことを示す情報またはすべての構成要素において異常を検出しないことを示す情報であってもよいし、自己のシステムにおけるどの構成要素で異常を検出したのかを示す情報であってもよい。
ブリッジ回路130は、3相の第1電動モータMT1の各相U/V/Wに対応した相回路CU/CV/CWを並列に接続して構成されるブリッジ回路である。このブリッジ回路は、その各相にPWM信号を出力するプリドライバ112から制御を受けるインバータ回路である。ブリッジ回路130は、電源回路から電源ラインを経由して正極側に接続され、グランドラインを経由して接地される。ブリッジ回路130の各相回路CU/CV/CWは、電源ライン側に設けられる高電位側スイッチング素子と、グランドライン側に設けられる低電位側スイッチング素子と、最もグランドライン側に設けられるシャント抵抗140と、を直列に有する。高電位側スイッチング素子および低電位側スイッチング素子は、通常、MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)が用いられる。
高電位側スイッチング素子は、ドレインが電源ラインに接続されている。また、高電位側スイッチング素子のソースは、低電位側スイッチング素子のドレインに接続されている。低電位側スイッチング素子のソースは、シャント抵抗140を介して、グランドラインに接続されている。高電位側スイッチング素子および低電位側スイッチング素子は、プリドライバ112で生成されたPWM信号がゲートに入力され、ソース−ドレイン間がオン/オフされる。高電位側スイッチング素子と低電位側スイッチング素子の接続点は、それぞれ、第1電動モータMT1の相に接続されており、各スイッチング素子のオン/オフにより第1電動モータMT1に電力が供給され、制御部は第1電動モータMT1を回転駆動する。
シャント抵抗140は、低電位側スイッチング素子より低電位側(グランド側)に設けられ、ブリッジ回路130から第1電動モータMT1の各相に供給される電流を検出する。通常、第1電動モータMT1は、正弦波を通電させることにより駆動電力を供給される。その際、各相U/V/Wの電流値のフィードバックが制御に必要となるため、シャント抵抗140は、各相回路CU/CV/CWに各相の電流検出を行なうために設けられる。通常シャント抵抗の抵抗値は小さく、各相を流れる電流のシャント抵抗140による電位差は小さいので、増幅回路を介してマイクロコンピュータ111にフィードバックされる。第1制御システム110は、この増幅回路として後述する可変増幅部150を備える。
マイクロコンピュータ111は、シャント抵抗140から得られる相電流値と、トルクセンサ信号入力回路から得られる操舵トルク値、CANトランシーバを経由して得られるECU(Electric Control Unit、図示せず)からの車速、MRセンサから得られる第1電動モータMT1の回転角などを入力として受け取る。マイクロコンピュータ111は、その車速の時の運転者がステアリングに与える操舵トルク値に応じた目標電流指令値を演算する。例えば、マイクロコンピュータ111は車速ごとに操舵トルク値と目標電流指令値とが対応づけられている所定のテーブル(T−Iマップ)を参照して演算する。また、マイクロコンピュータ111は、シャント抵抗140が検出した相電流値を目標電流指令値にフィードバックを行い、第1電動モータMT1がステアリングに付与すべき補助力に対応した相毎の指令電流を算出し、プリドライバ112に出力する。
図2を参照し、可変増幅部150について説明する。可変増幅部150は、各相回路CU/CV/CWのシャント抵抗140の両端の電圧値を入力として受け入れる。可変増幅部150は、両端の電圧値に基づき各相回路CU/CV/CWの電流値を検出すると共に増幅し、各相の電流検出値をマイクロコンピュータ111に対するフィードバックとして出力する。また、可変増幅部150は、異常検出部120が異常を検出した場合、マイクロコンピュータ111からゲイン設定信号を入力される。
図3を参照して、可変増幅部150について詳述する。可変増幅部150は、増幅回路U151、増幅回路V152、増幅回路W153、およびスイッチ制御器154を備える。増幅回路U151は、相回路CUにおけるシャント抵抗140の両端における電圧を入力され、相回路CUの電流検出値を出力する。増幅回路V152は、相回路CVにおけるシャント抵抗140の両端における電圧を入力され、相回路CVの電流検出値を出力する。増幅回路W153は、相回路CWにおけるシャント抵抗140の両端における電圧を入力され、相回路CWの電流検出値を出力する。
増幅回路U151は、1つのオペアンプと2つのゲイン回路を備える。1つのゲイン回路は、5KΩと100KΩの抵抗とスイッチS1が直列に接続された回路であり、他のゲイン回路は、5KΩと50KΩの抵抗とスイッチS2が直列に接続された回路である。スイッチS1が閉でスイッチS2が開の場合、増幅回路U151の増幅率は20であり、逆にスイッチS1が開でスイッチS2が閉の場合は10である。これらの抵抗値と増幅率は例であり、適宜システムに合わせて抵抗値と増幅率は定められる。増幅回路V152と増幅回路W153は、増幅回路U151と同じ構成である。
スイッチ制御器154は、マイクロコンピュータ111からのゲイン設定信号を受け入れ、そのゲイン設定信号を増幅回路U151、増幅回路V152、および増幅回路W153に入力する。ゲイン設定信号は、増幅回路U151、増幅回路V152、および増幅回路W153内のスイッチS1とスイッチS2の開閉を設定するための信号である。マイクロコンピュータ111は、ゲイン設定信号により、増幅回路U151、増幅回路V152、および増幅回路W153のスイッチS1を閉かつスイッチS2を開とする、またはスイッチS1を開かつスイッチS2を閉とするかのいずれかを設定する。すなわち、マイクロコンピュータ111は、ゲイン設定信号により、増幅回路U151、増幅回路V152、および増幅回路W153の増幅率を20または10に設定する。このように、可変増幅部150は、シャント抵抗140の両端の電位差を2つの異なる増幅率で増幅した電流値を電流検出値として出力する。換言すれば、可変増幅部150は、シャント抵抗140の両端の電位差を第1増幅率またはその第1増幅率より小さい第2増幅率で増幅した電流値を出力する。
第2制御システム210は、ステアリングのトルクと回転角を検出するトルク/アングルセンサからの信号を取得する2つのトルクセンサ信号入力回路と、第2電動モータMT2(第1電動モータMT1)のロータの回転軸に設けられたマグネットから得られるロータの回転角を取得する2つのMRセンサと、トルクセンサ信号入力回路やMRセンサなどの信号を取得し、第2電動モータMT2の回転を制御するマイクロコンピュータ211と、マイクロコンピュータ211の制御信号からPWM信号を生成するプリドライバ212と、PWM信号により第2電動モータMT2を駆動するブリッジ回路230と、各相の電流を計測するためのシャント抵抗240と、シャント抵抗240の両端の電位差を所定の増幅率で増幅する可変増幅部250を備える。これらの構成要素は、上述した第1制御システム110における相当する構成要素と同じなので、説明を省略する。
制御装置1における第1制御システム110と第2制御システム210は、系統の異なる2巻線に流す電流を制御することにより1個のロータから出力される駆動力を分担する。この分担する割合は、通常(正常時)等しく、第1制御システム110:第2制御システム210=50:50である(第1割合)。なお、後述するように、分担割合は、異常検出部120の検出結果に応じて変更される。第1制御システム110と第2制御システム210は、それぞれ、この分担割合を用いて演算される自己が分担する駆動力を出力するための電流を第1電動モータMT1と第2電動モータMT2に供給する。
図4を参照して、制御装置1の制御フローを説明する。この制御フローは、第1制御システム110と第2制御システム210の両方において実行される。以下では、第1制御システム110が実行する例として説明する。マイクロコンピュータ111は、S100において、車両のイグニッションがオンにされたなどのタイミングで第1制御システム110を初期設定する。マイクロコンピュータ111は、この初期設定により、可変増幅部150に対してスイッチS1を閉、スイッチS2を開にするゲイン設定信号を出力する。これにより、増幅回路U151、増幅回路V152、増幅回路W153の増幅率は20に設定される。
マイクロコンピュータ111の異常検出部120は、S102において、自己のシステムである第1制御システム110に故障が発生しているか否かの診断を行う。異常検出部120は、上述したように、系統1システム100に関連するトルクセンサ信号入力回路などからの情報に基づき故障の有無を診断する。異常検出部120は、S104において、マイクロコンピュータ211を介して他のシステムである第2制御システム210に故障が発生しているか否かについての状態を読み込む。
マイクロコンピュータ111は、S106において、自己のシステムである第1制御システム110に異常があることを検出した場合、以下のステップを実行せず終了する。すなわち、マイクロコンピュータ111は、自己のシステムに異常がある場合には、系統1システム100の第1電動モータMT1の制御を行わない。マイクロコンピュータ111は、他のシステムとの所定の分担割合を用いて演算される自己のシステムが分担する駆動力を出力するための電流を第1電動モータMT1に供給するところ、異常検出部120が自己のシステムの異常を検出する場合、分担割合をゼロとする。
一方、マイクロコンピュータ111は、自己のシステムに異常がないことを検出した場合であって、S108において他のシステムに異常があることを検出しなかった場合、S110において、系統1システム100の第1電動モータMT1の制御演算を行い、プリドライバ112とブリッジ回路130を通じて第1電動モータMT1を駆動する。すなわち、第1制御システム110および第2制御システム210の両方において異常を検出しない場合(正常時)、両システムは予め定められた分担割合(第1割合)で各電動モータを駆動し、初期設定された増幅率で各電動モータを駆動するための電流を検出する。
マイクロコンピュータ111は、S108において他のシステムである第2制御システム210に異常があることを検出した場合、S200において、増幅率の変更を行う。具体的には、マイクロコンピュータ111は、S202において、自己のシステムである第1制御システム110のブリッジ回路130の各相に流れる電流を検出するためのシャント抵抗140両端の電位差の増幅率を20から10に設定する。マイクロコンピュータ111は、S204において、可変増幅部150に対してスイッチS1を開、スイッチS2を閉にするゲイン設定信号を出力する。
このように、異常検出部120が自己のシステムである第1制御システム110の異常を検出せず、かつ他のシステムである第2制御システム210の状態が異常であることを検出しない場合、可変増幅部150は初期設定される所定の増幅率(第1増幅率)を用いて電位差を増幅する。また、異常検出部120が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出する場合、異常を検出しないシステムの可変増幅部150は初期設定された所定の増幅率より小さい増幅率(第2増幅率)を用いて電位差を増幅する。これによれば、他のシステムの状態の異常を検出した場合には異常を検出しないシステムでは正常時より小さい増幅率を用いて電位差を増幅することにより、正常時には検出の精度を維持しつつ、異常時には増幅回路のダイナミックレンジを広くすることができる。
増幅率を正常時より小さい増幅率に変更した後、マイクロコンピュータ111は、S300において、系統1システム100の第1電動モータMT1の出力を増加させるようにモード(出力増加モード)を変更する。出力増加モードは、マイクロコンピュータ111がプリドライバ112に出力する相毎の指令電流を全相で一律割合増加させるモードである。これにより、第1電動モータMT1がステアリングに付与すべき補助力が増加する。出力増加モードは、たとえば、指令電流の増幅やT−Iマップ(トルク−電流マップ)を切り替えることにより可能となる。
出力増加モードになった後、マイクロコンピュータ111は、S110において、系統1システム100の第1電動モータMT1の制御演算を行い、プリドライバ112とブリッジ回路130を通じて第1電動モータMT1を駆動する。すなわち、たとえば第2制御システム210で異常が発生したことを検出した場合、第1制御システム110は、第1電動モータMT1を出力増加モードで駆動し、変更された増幅率で第1電動モータMT1を駆動するための電流を検出する。これが、イグニッションスイッチがオフされるまで繰り返される(S112)。
制御装置1では、通常、第1電動モータMT1/第2電動モータMT2の定格に対してある程度のマージンを以って制御している。たとえば、第1電動モータMT1/第2電動モータMT2の定格が70Aであるとすると、制御装置1は、正常時は50Aまでの電流で制御している。冗長系を有した制御装置1において、第2制御システム210で異常が発生し第2電動モータMT2の出力がなくなった場合、第1電動モータMT1と第2電動モータMT2がステアリングに付与すべき補助力が半分になってしまうが、正常に機能する第1制御システム110の第1電動モータMT1は、たとえば定格限界の70A/50A=1.4倍の電流を供給されて、ステアリングに付与すべき補助力を増加させることができる。
このように、制御装置1においては、第2制御システム210に異常が発生しても、正常な第1制御システム110は、自己が分担する駆動力を出力するための分担割合を、第2制御システム210の分担割合の少なくとも一部を正常時の分担割合に加算したものとすることで、ステアリングに付与すべき補助力を増加し運転者の負担を軽くすることができると共に、分担量を増加させた場合でも、正常時より小さい増幅率で相電流を増幅することで増幅回路が飽和することを回避することができる。
正常に機能する第1制御システムの第1電動モータが定格の70A近傍で駆動されること続けると、発熱により高温になるような場合がある。その場合には、本来必要とさされる電流値よりも小さい値を上限とする制御をしても良い。その電流値の上限に適した第3増幅率を可変増幅部150に設定する。あるいは、上限値を時間の経過と共に徐々に下げて、所定時間後には第1負担割合に戻すようにしても良い。この場合には、増幅率も徐々に低減させる。こうすれば、システムの異常発生時に、急にステアリングへの補助力が半分に低下することによって、運転者が運転ミスするリスクを下げ、運転者にシステムの異常を気付かせることができる。
上述したことは、制御装置1を制御する制御方法でもある。この制御方法は、車両の操舵機構(負荷)を駆動するための駆動力を分担して出力する第1電動モータMT1と第2電動モータMT2と、第1電動モータMT1を制御する第1制御システム110と第2電動モータMT2を制御する第2制御システム210とを有する制御装置1を制御する方法であって、自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出しない場合、両システムは電動モータへの駆動力を出力するための電流の所定位置における電位差を所定の増幅率(第1増幅率)を用いて増幅し、自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出する場合、異常を検出しないシステムでは所定の増幅率より小さい増幅率(第2増幅率)を用いて電位差を増幅する制御方法である。
これによれば、他のシステムの状態の異常を検出した場合には異常を検出しないシステムでは正常時より小さい増幅率を用いて電位差を増幅することにより、正常時には検出の精度を維持しつつ、異常時には増幅回路が飽和せず、ダイナミックレンジを広くすることができる制御方法を提供することができる。
なお、本発明は、例示した実施例に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
1 制御装置
100 系統1システム
110 第1制御システム
111 マイクロコンピュータ(制御部)
112 プリドライバ
120 異常検出部
130 ブリッジ回路
140 シャント抵抗
150 可変増幅部
151〜153 増幅回路
154 スイッチ制御器
200 系統2システム
210 第2制御システム
211 マイクロコンピュータ(制御部)
212 プリドライバ
220 異常検出部
230 ブリッジ回路
240 シャント抵抗
250 可変増幅部
MT1 第1電動モータ
MT2 第2電動モータ

Claims (7)

  1. 負荷を駆動するための駆動力を分担して出力する第1電動モータと第2電動モータと、前記第1電動モータを制御する第1制御システムと前記第2電動モータを制御する第2制御システムとを有する制御装置であって、
    前記第1制御システムと前記第2制御システムは、それぞれ、
    自己のシステムの異常を検出すると共に他のシステムの状態を検出する異常検出部と、
    前記駆動力を出力するための電流を前記電動モータに供給する制御部と、
    前記電流を計測するためのシャント抵抗と、
    前記シャント抵抗の両端の電位差を第1増幅率または該第1増幅率より小さい第2増幅率で増幅する可変増幅部と、
    を備え、
    前記異常検出部が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出しない場合、前記可変増幅部は前記第1増幅率を用いて前記電位差を増幅し、
    前記異常検出部が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出する場合、前記可変増幅部は前記第2増幅率を用いて前記電位差を増幅する、
    制御装置。
  2. 前記第1制御システムと前記第2制御システムは、それぞれにおいて、
    前記制御部は、前記異常検出部の検出結果に応じて変更される分担割合を用いて演算される自己が分担する駆動力を出力するための電流を前記電動モータに供給し、
    前記異常検出部が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出しない場合、前記分担割合を所定の第1割合とするとともに、前記可変増幅部は前記第1増幅率を用いて前記電位差を増幅し、
    前記異常検出部が自己のシステムの異常を検出する場合、前記分担割合をゼロとし、
    前記異常検出部が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出する場合、前記分担割合は、他のシステムの前記分担割合の少なくとも一部を前記第1割合に加算したものとするとともに、前記可変増幅部は前記第2増幅率を用いて前記電位差を増幅することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1割合は、50%であることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記第1制御システムと前記第2制御システムは、それぞれにおいて、
    前記異常検出部が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出した場合において、前記制御部が他のシステムの前記分担割合の少なくとも一部を前記第1割合に加算したものを用いて演算される電流を前記電動モータに供給することを継続した後、前記分担割合は前記第1割合から減算したものとするとともに、前記可変増幅部は、該減算した割合の電流値に対応する前記第1増幅率より大きい第3増幅率を用いて前記電位差を増幅することを特徴とする請求項2または3に記載の制御装置。
  5. 前記第1制御システムと前記第2制御システムは、それぞれにおいて、
    前記異常検出部が自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出した場合において、前記制御部が他のシステムの前記分担割合の少なくとも一部を前記第1割合に加算したものを用いて演算される電流を前記電動モータに供給することを継続した後、所定時間後に前記分担割合を前記第1割合にするとともに、前記可変増幅部は、所定時間後に前記第1増幅率を用いて前記電位差を増幅することを特徴とする請求項2または3に記載の制御装置。
  6. 前記負荷は、車両の操舵機構であり、
    電動パワーステアリング制御装置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の制御装置。
  7. 負荷を駆動するための駆動力を分担して出力する第1電動モータと第2電動モータと、前記第1電動モータを制御する第1制御システムと前記第2電動モータを制御する第2制御システムとを有する制御装置を制御する方法であって、
    自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出しない場合、前記電動モータへの駆動力を出力するための電流の所定位置における電位差を第1増幅率を用いて増幅し、
    自己のシステムの異常を検出せず、かつ他のシステムの状態が異常であることを検出する場合、異常を検出しないシステムでは前記第1増幅率より小さい第2増幅率を用いて前記電位差を増幅する、
    制御方法。
JP2019231849A 2019-12-23 2019-12-23 制御装置および制御方法 Active JP7203003B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019231849A JP7203003B2 (ja) 2019-12-23 2019-12-23 制御装置および制御方法
DE102020134718.9A DE102020134718A1 (de) 2019-12-23 2020-12-22 Steuervorrichtung und steuerverfahren
CN202011535195.1A CN113098363A (zh) 2019-12-23 2020-12-23 控制设备和控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019231849A JP7203003B2 (ja) 2019-12-23 2019-12-23 制御装置および制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021098471A true JP2021098471A (ja) 2021-07-01
JP7203003B2 JP7203003B2 (ja) 2023-01-12

Family

ID=76205984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019231849A Active JP7203003B2 (ja) 2019-12-23 2019-12-23 制御装置および制御方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7203003B2 (ja)
CN (1) CN113098363A (ja)
DE (1) DE102020134718A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004129402A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2004210233A (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Koyo Seiko Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2006290211A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
WO2013105225A1 (ja) * 2012-01-11 2013-07-18 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004129402A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2004210233A (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Koyo Seiko Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2006290211A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
WO2013105225A1 (ja) * 2012-01-11 2013-07-18 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102020134718A1 (de) 2021-06-24
CN113098363A (zh) 2021-07-09
JP7203003B2 (ja) 2023-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9647603B2 (en) Controller and control method for electric motor
KR101662480B1 (ko) 전동 모터의 제어 장치 및 제어 방법
US10097129B2 (en) Drive controller and drive control method for electric motor
US7791293B2 (en) Motor controller and electric power steering system
US20190256132A1 (en) Device and Method for Controlling Electric Motor
EP2803556B1 (en) Electric power steering device
US20200055542A1 (en) Electric power steering apparatus
US10243503B2 (en) Drive controller and drive control method for electric motor
JP3812720B2 (ja) モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
WO2003078237A1 (fr) Dispositif de commande de systeme de direction a assistance electrique
JP2019154006A (ja) 誘導性負荷制御装置
JP4438668B2 (ja) Eps用の車両用モータ制御装置
JP2005229768A (ja) ブラシレスモータ駆動装置
JP7203003B2 (ja) 制御装置および制御方法
JP2007110814A (ja) モータ駆動制御装置及びそれを用いた電動パワーステアリング装置の制御装置
JPH11263240A (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
US10404202B2 (en) Electronic control device and control method thereof
JP2007074831A (ja) モータ制御装置およびそれを用いた車両用操舵装置
JP2021100839A (ja) 電動パワーステアリング制御装置および制御方法
EP2848495B1 (en) Electric power steering device
JP7011995B2 (ja) 電子制御装置
US20240136915A1 (en) Power converter and control method for power converter
JP2004306858A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4021186B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4032724B2 (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211214

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7203003

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150