JP2004210103A - 電装品装備自動車用スライドリアシート - Google Patents
電装品装備自動車用スライドリアシート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004210103A JP2004210103A JP2002381585A JP2002381585A JP2004210103A JP 2004210103 A JP2004210103 A JP 2004210103A JP 2002381585 A JP2002381585 A JP 2002381585A JP 2002381585 A JP2002381585 A JP 2002381585A JP 2004210103 A JP2004210103 A JP 2004210103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- cable
- seat
- rail
- seat body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】シート本体をロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後等に片寄せ移動可能に備えても、足回りの邪魔とならないよう給電ケーブルを備え、シートクッションの下部空間を有効利用するにも妨げとならず、また、体裁も良好に保てるよう構成する。
【解決手段】所定幅のスリット5aを設けたケーブル配索レール5をスライドレール1の片側部でロア側1aと隣接するフロア面に配設し、給電ケーブル4を車体フロアの配線2と接続する端部側40aからケーブル配索レール5の内部に配置し、シート本体側の配線3と接続する端部側40bをケーブル配索レール5のスリット5aより導出させてアッパー側1bで保持し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線3と接続する端部側40bを車体フロアの配線2と接続する端部側40aに向けて従動可能に備え付ける。
【選択図】 図2
【解決手段】所定幅のスリット5aを設けたケーブル配索レール5をスライドレール1の片側部でロア側1aと隣接するフロア面に配設し、給電ケーブル4を車体フロアの配線2と接続する端部側40aからケーブル配索レール5の内部に配置し、シート本体側の配線3と接続する端部側40bをケーブル配索レール5のスリット5aより導出させてアッパー側1bで保持し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線3と接続する端部側40bを車体フロアの配線2と接続する端部側40aに向けて従動可能に備え付ける。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の電装品をシート本体に装備し、電装品と接続されるシート本体側の配線と、電源と接続される車体フロア側の配線を給電ケーブルで連結し、そのシート本体をリア用としてロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に向けて片寄せ移動可能に備える電装品装備自動車用スライドリアシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、RV車等の多目的自動車においては、リアシートとしてセカンドシート,サードシートを備え、車内の荷物スペース等を確保するため、シートクッションをシートバックと共に縦に跳ね上げて各シート本体をロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に夫々片寄せ移動可能に備え付けることが提案されている(特許文献1)。
【0003】
そのスライドリアシートを構成するに、電動式のスライド,リクライニング,ランバーサポート,サイドサポート,サイサポート,ハイアジャスターまたはサイドエアバッグモジュール,ヒーデット,エアコン,ポジションセンサー,体圧センサー等を含む各種の電装品をシート本体に備える場合、車装用のバッテリーやキャパシターを電源とし、電源より引き出される車体フロア側の配線とシート本体側の配線とを給電ケーブルで連結することが必要となる。
【0004】
その給電ケーブルとしては、ロングタイプのスライドレールと共に、リア側の所定位置から移動距離に亘る長さの長いものが必要となる。このため、シーと本体の移動に伴う給電ケーブルの長さ処理が問題となる。即ち、各シート本体をロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に夫々片寄せ移動するに伴って、給電ケーブルの余り部分が垂れ出すことになり、これが足回りの邪魔となるからである。
【0005】
その給電ケーブルの垂れ出しを防ぐため、撓み変形可能なフラットケーブルを給電ケーブルとして備えることが提案されている(特許文献2)。このフラットケーブルは、シート本体側の配線と接続する端部寄りから車体フロア側の配線と接続する端部側に湾曲させて保形し、車体フロア側の配線と接続する端部側をスライドレールより上方に立ち上がる支持具で保持することからスライドレールの上方で平行な方向に伸ばすよう開示されている。
【0006】
そのスライドシートでは、車体フロア側の配線と接続する給電ケーブルの端部側を上方に保持する支持具自体が、または、車体フロア側から支持具で保持する給電ケーブルの端部側に至る配線がシートクッションの下部空間を有効利用するのに妨げとなる。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−20523号公報
【特許文献2】
特開平11−198743号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、各シート本体をロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に夫々片寄せ移動することによっても、給電ケーブルを足回りの邪魔とならないよう備えると共に、シートクッションの下部空間を有効利用するにも妨げとならず、また、体裁も良好に保てる電装品装備自動車用スライドリアシートを提供することを目的とする。
【0009】
また、各シート本体を車内の前後方向に位置移動するに伴って長さ調整可能な給電ケーブルを備える電装品装備自動車用スライドリアシートを提供することを目的とする。
【0010】
それと共に、異物が給電ケーブル等に付着するのも防げる電装品装備自動車用スライドリアシートを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、各種の電装品をシート本体に装備し、電源と接続される車体フロア側の配線と、電装品と接続されるシート本体側の配線を給電ケーブルで連結し、そのシート本体をリア用としてロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に向けて片寄せ移動可能に備えるもので、
所定幅のスリットをレール面の長手方向に設けた略函形のケーブル配索レールをスライドレールの片側でロア側と隣接する車体フロアのフロア面に配設し、給電ケーブルを車体フロアの配線と接続する端部側からケーブル配索レールの内部に配置し、且つ、シート本体側の配線と接続する端部側をシート本体の下部側で各ケーブル配索レールのスリットより導出させてスライドレールのアッパー側で保持し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する給電ケーブルの端部側を車体フロアの配線と接続する給電ケーブルの端部側に向けてケーブル配索レールのスリットで従動可能に備え付けることにより構成されている。
【0012】
本発明の請求項2に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、直線コードを給電ケーブルとし、複数の受け駒をチェーン状に軸承連結した湾曲変形可能なケーブルホルダーを備え、直線コードをケーブルホルダーの内部に挿通し、且つ、ケーブルホルダーの条線部分をシート本体側の配線と接続する端部寄りから車体フロア側の配線と接続する端部側に湾曲させて保形し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する直線コードの端部側を車体フロアの配線と接続する直線コードの端部側に向けてケーブルホルダーで湾曲従動可能に備え付けることにより構成されている。
【0013】
本発明の請求項3に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、撓み変形可能なフラットケーブルを給電ケーブルとし、フラットケーブルの面部分をシート本体側の配線と接続する端部寄りから車体フロア側の配線と接続する端部側に湾曲させて保形し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続するフラットケーブルの端部側を車体フロアの配線と接続するフラットケーブルの端部側に向けて湾曲従動可能に備え付けることにより構成されている。
【0014】
本発明の請求項4に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、スパイラル状のカールコードを給電ケーブルとし、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続するカールコードの端部側を車体フロアの配線と接続するカールコードの端部側に向けて長さ伸縮可能に備え付けることにより構成されている。
【0015】
本発明の請求項5に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、自動巻取り乃至は繰出し可能なリールに巻装した直線コードを給電ケーブルとし、車体フロア側の配線とリールに巻装した直線コードの基端側で接続し、且つ、シート本体側の配線とリールより引き出す直線コードの先端側で接続し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する直線コードの端部側を車体フロアの配線と接続する直線コードの端部側に向けて長さ調整可能に備え付けることにより構成されている。
【0016】
本発明の請求項6に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、シート本体側の配線と接続する給電ケーブルの端部側と摺接するリップ部を有するシールカバーをケーブル配索レールのレール面に取り付けて備え、ケーブル配索レールのスリットをシールカバーのリップ部で覆うよう構成されている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して説明すると、図示実施の形態は、図1で示すようにセカンド,サードのリアシートR1,R2を左右対の電動式乃至は手動式でロングタイプのスライドレール1,1、1’,1’でフロントシートFの背後または車内の後部側まで個別に位置移動可能なスライドリアシートとして構成するのに適用されている。なお、後述する各機構部はセカンド,サードシートR1,R2に夫々備え付けるものとして説明する。
【0018】
各リアシートR1,R2においては、電動式のリクライニング,ランバーサポート,サイドサポート,サイサポート,ハイアジャスター、或いはサイドエアバッグモジュール,ヒーデット,エアコン,ポジションセンサー,体圧センサー等を含む必要な電装品がシート本体に備え付けられる。各電装品は、車装用のバッテリーやキャパシターを電源とし、電源より引き出される車体フロア側の配線とシート本体側の配線とを給電ケーブルで連結することから備え付けられる。
【0019】
図2を参照し、車体フロア側の配線2はフロア面下に設けられた通路2aの内部を導通させて嵌合せカプラ2b(以下、単に「カプラ」という。)をフロア面上に露出する固定側として配置されている。シート本体側の配線3は、シート本体に装備する電装品3aから操作スイッチ(図示せず)を介在させてカプラ3bをシート本体Sの下部に位置する可動側として配置されている。
【0020】
各配線2,3並びに給電ケーブル4は、シート本体Sに装備される電装品3aの数に応じた必要本数の導電線を揃えた絶縁被覆コードが備え付けられている。その給電ケーブル4は、スライドレール1の左右対のうち片側でロア側1aと隣接する車体フロアBのフロア面に配設するケーブル配索レール5の内部に収容されている。ケーブル配索レール5は、シート本体側の配線3と接続する給電ケーブル4の端部側を位置移動可能な所定幅のスリット5aをレール側面5bの長手方向に向けて設けた略函形のものに形成されている。
【0021】
給電ケーブル4としては、略全長をケーブル配索レール5の内部に収容することから、撓み変形可能な通常の直線コードを備え付けられる。好適な実施の形態としては、後述する湾曲変形可能なケーブルホルダーで挿通保持する直線コード(第1の実施の形態)、撓み変形可能なフラットケーブル(第2の実施の形態)、長さ伸縮可能なカールコード(第3の実施の形態)、長さ調整可能なリール巻きコード(第4の実施の形態)を備え付けるようにできる。
【0022】
第1の実施の形態では、図3で示すように必要数束ねられた直線コード40をケーブルホルダー6で挿通保持した給電ケーブル3が備え付けられている。ケーブルホルダー6は、横断面略ロ字状を呈する複数の受け駒6aから組み立てられている。各受け駒6aは、隣接相互を半円状の突出し縁6bと窪み縁6cとで重ね合わせ、窪み縁6cより立ち上がる支軸6dを突出し縁6bの受け穴6eと嵌め合せることから条線部分を湾曲変形可能なチェーン状に組み立てられている。
【0023】
直線コード40には、カプラ40a,40bが両端部に備え付けられている(図2参照)。この各カプラ40a,40bにより、直線コード40は車体フロア側の配線2とシート本体側の配線3との間に連結するよう組み付けられている。ケーブルホルダー6は、条線部分をシート本体側の配線3と接続するカプラ40bを備える端部寄りから車体フロア側の配線2と接続するカプラ40aを備える端部側に湾曲させて保形されている。
【0024】
その直線コード40は、車体フロアの配線2と接続する端部側からケーブル配索レール5の内部に配置し、シート本体側の配線3と接続する端部側をシート本体Sの下部側でケーブル配索レール5のスリット5aより導出させて配置されている。このうち、シート本体側の配線3と接続する端部側はカプラ40bをスライドレール1のアッパー側1bから伸びるブラケットアーム1cで保持することによりスライドレール1のアッパー側1bと一体に取り付けられている。
【0025】
このように構成するスライドリアシートでは、ケーブル配索レール5をスライドレール1の片側部でロア側1aと隣接する車体フロアFのフロア面に配設し、直線コード40の略全長をケーブル配索レール5の内部に収容配置するから、シート本体Sの位置移動に伴っても、直線コード40がケーブル配索レール5より外部に露出しない。
【0026】
その直線コード40は、シート本体側の配線3と接続するカプラ40bがブラケットアーム1cで保持されているため、シート本体Sの位置移動と共に、車体フロア側の配線2と接続するカプラ40aに向けてケーブル配索レール5のスリット5aで追随移動する。この際、第1の実施の形態では、図4,図5で示すようにケーブルホルダー6の湾曲する条線部分が従動しながら湾曲位置を変えることから、直線コード40が絡み合わずに回り長さをケーブルホルダー6の従動湾曲で調整するよう保持できる。
【0027】
上述したことにより、リアシートR1,R2を全体的に見ると、図6で示すようにセカンドシートR1を単独で、また、サードシートR2と共にフロントシートFの背後に位置移動させられる。これに伴っては、直線コード40がケーブル配索レール5より外部に露出しないため、給電ケーブル4として通常の直線コードを備えても、足回りの邪魔とならないと共に、シート本体Sの下部空間を有効利用するにも妨げとならず、また、体裁も良好に保てて荷物スペース等を確保できる。
【0028】
第2の実施の形態では、図7で示すように必要数の導電線を並べて絶縁被覆した撓み変形可能なフラットケーブル41が給電ケーブルとして備え付けられている。このフラットケーブル41は、図8で示すようにシート本体側の配線3と接続するカプラ41bを備える端部寄りから面部分を車体フロア側の配線2と接続するカプラ41aを備える端部側に湾曲させて保形し、シート本体の位置移動に伴って湾曲従動可能に備え付けられる。
【0029】
第3の実施の形態では、図9で示すようにスパイラル状のカールコード42が必要数の導電線を絶縁被覆した給電ケーブルとして備え付けられている。そのカールコード42は、シート本体の位置移動に伴って、車体フロア側の配線2接続するカプラ42aを備える端部側とシート本体側の配線3と接続するカプラ42bを備える端部側との間で長さ伸縮可能に備え付けられる。
【0030】
第4の実施の形態は、図10で示すように自動巻取り乃至は繰出し可能なリール7に巻装した直線コード43が必要数の導電線を絶縁被覆した給電ケーブルとして備え付けられている。このリール巻きコード43は、リール7に巻装したコード基端側に備えるカプラ43aで車体フロア側の配線2と接続すると共に、リール7より引き出すコード先端側に備えるカプラ43bでシート本体側の配線3と接続し、シート本体の位置移動に伴って、車体フロア側の配線2とシート本体側の配線3との間で長さ調整可能に備え付けられる。
【0031】
そのリール巻きコード43を備える場合、図11で示すようにリール7を縦向きにまたは横向きに設置するのに、ケーブル配索レール5には直線コード43の繰出し部分を挿通する一般のレール部5aより凹状に張り出させてリール本体収容用のハウジング部5bを設けるとよい。これにより、直線コード43はコード基端側のカプラ43aからコード先端側に備えるカプラ43bに向けてリール7から直線状に繰り出すようケーブル配索レール5の内部に収容配置できる。
【0032】
上述した実施の形態においては、図12で示すようにフラットケーブル41を備える場合を例示すると、シート本体側の配線3と接続するフラットケーブル41の端部側と摺接するリップ部を有するシールカバー8a,8bを備えることから、異物の侵入を防ぐようケーブル配索レール5のスリット5aを覆える。
【0033】
そのシールカバー8a,8bを備える場合、フラットケーブル41の端部とカプラ41bとをコネクタアーム9で接続し、シールカバー8a,8bのリップ部をコネクタアーム9と摺接可能に配置させてケーブル配索レール5並びにロアレール1aの各上部側にクリップ止めであてがい固定できる。それと共に、アッパーレール1bを介し、同様なシールカバー10をロアレール1aの上部側にあてがい固定することから、アッパーレール1bが通るロアレール1aの開放口も覆うよう構成できる。
【0034】
上述した実施の形態に代えて、図13で示すように所定幅のスリット5a’をレール上面5b’の長手方向に設けたケーブル配索レール5’も配設できる。この場合にも、図14で示すようにシールカバー8a’,8b’をケーブル配索レール5’の上部側にクリップ止めであてがい固定できる。
【0035】
それと共に、アッパーレール1bと摺接するリップ部を設けたシールカバー10a’,10b’をロアレール1aの上部側にあてがい固定することから、アッパーレール1bが通るロアレール1aの開放口を覆うよう構成できる。また、ロアレール1aとケーブル配索レール5’との間隔を覆う掛渡しカバー11’も備え付けられる。
【0036】
ケーブル配索レール5,5’は、いずれも、リアレール1a,1a’と一体に備え付けられる(図11並びに図13参照)。このケーブル配索レール5,5’をリアレール1a,1a’と一体に備え付けるには、張出しフランジ部5c,5c’をレール下部から側方に設けると共に、ブラケットプレート12をロアレール1a,1a’の側部に取り付け、両者を重ね合せてリベット13で止着固定すればよい。
【0037】
上述した実施の形態は、リアシートとしてセカンドシート,サードシートを備える場合に基づいて説明したが、セカンドシートのみを備える場合でロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側まで個別に位置移動可能なスライドリアシートとして装備するにも適用できる。
【0038】
【発明の効果】
以上の如く、本発明の請求項1に係る電装品装備自動車用スライドリアシートに依れば、所定幅のスリットをレール面の長手方向に設けた略函形のケーブル配索レールをスライドレールの片側でロア側と隣接する車体フロアのフロア面に配設し、給電ケーブルを車体フロアの配線と接続する端部側からケーブル配索レールの内部に配置し、且つ、シート本体側の配線と接続する端部側をシート本体の下部側でケーブル配索レールのスリットより導出させてスライドレールのアッパー側で保持し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する給電ケーブルの端部側を車体フロアの配線と接続する給電ケーブルの端部側に向けてケーブル配索レールのスリットで従動可能に備え付けることから、シート本体をリア用としてロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に向けて片寄せ移動可能に備えても、給電ケーブルがケーブル配索レールより外部に露出しないため、足回りの邪魔とならないと共に、シート本体の下部空間を有効利用するにも妨げとならず、体裁も良好に保てて荷物スペース等を確保できる。
【0039】
本発明の請求項2〜5に係る電装品装備自動車用スライドリアシートに依れば、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する端部側から車体フロアの配線と接続する端部側に亘る長さを調整可能な給電ケーブルを備えることにより、給電ケーブルの余分な垂出しによる絡付き等が生ずるのを確実に防げ、給電ケーブルをシート本体の位置移動に伴って安定よく移動させられる。
【0040】
本発明の請求項6に係る電装品装備自動車用スライドリアシートに依れば、シート本体側の配線と接続する給電ケーブルの端部側と摺接するリップ部を有するシールカバーをケーブル配索レールのレール面に取り付けて備え、各ケーブル配索レールのスリットをシールカバーのリップ部で覆うことにより、異物がケーブル配索レールの内部に侵入し或いは給電ケーブルに付着するのを防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートを全体的に示す説明図である。
【図2】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートで給電ケーブルとして第1の実施の形態のケーブルホルダーで保持した直線コードを備える場合を示す説明図である。
【図3】図1の電装品装備自動車用スライドリアシートに給電ケーブルとして備えられるケーブルホルダーで保持した直線コードを示す説明図である。
【図4】図2の直線コードを短縮状態で示す説明図である。
【図5】図2の直線コードを伸長状態で示す説明図である。
【図6】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートの位置移動態様を示す説明図である。
【図7】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートで給電ケーブルとして備えられる第2の実施の形態のフラットケーブルを示す説明図である。
【図8】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートで給電ケーブルとして第2の実施の形態のフラットケーブルを備える場合を示す説明図である。
【図9】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートで給電ケーブルとして第3の実施の形態のカールコードを備える場合を示す説明図である。
【図10】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートで給電ケーブルとして第4の実施の形態のリール巻装コードを備える場合を示す説明図である。
【図11】図10のリール巻装ケーブルを備えるケーブル配索レールを模式的に示す説明図である。
【図12】図8のフラットケーブルを収容するケーブル配索レール並びにスライドレールのロアレールを主に示す断面図である。
【図13】図12のケーブル配索レールにおけるスリットの向きと異なる上向きのスリットを設けたケーブル配索レールを配設した電装品装備自動車用スライドリアシートを示す説明図である。
【図14】図13の電装品装備自動車用スライドリアシートにおけるケーブル配索レール並びにスライドレールのロアレールを主に示す断面図である。
【符号の説明】
S シート本体
B 車体フロア
1 スライドレール
1a ロアレール
1b アッパーレール
2 車体フロア側の配線
3 シート本体側の配線
4 給電ケーブル
40 ケーブルホルダー付き直線コード
41 フラットケーブル
42 カールコード
43 リール巻装直線コード
5 ケーブル配索レール
5a ケーブル配索レールのスリット
6 ケーブルホルダー
7 リール
8a,8b シールカバー
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の電装品をシート本体に装備し、電装品と接続されるシート本体側の配線と、電源と接続される車体フロア側の配線を給電ケーブルで連結し、そのシート本体をリア用としてロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に向けて片寄せ移動可能に備える電装品装備自動車用スライドリアシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、RV車等の多目的自動車においては、リアシートとしてセカンドシート,サードシートを備え、車内の荷物スペース等を確保するため、シートクッションをシートバックと共に縦に跳ね上げて各シート本体をロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に夫々片寄せ移動可能に備え付けることが提案されている(特許文献1)。
【0003】
そのスライドリアシートを構成するに、電動式のスライド,リクライニング,ランバーサポート,サイドサポート,サイサポート,ハイアジャスターまたはサイドエアバッグモジュール,ヒーデット,エアコン,ポジションセンサー,体圧センサー等を含む各種の電装品をシート本体に備える場合、車装用のバッテリーやキャパシターを電源とし、電源より引き出される車体フロア側の配線とシート本体側の配線とを給電ケーブルで連結することが必要となる。
【0004】
その給電ケーブルとしては、ロングタイプのスライドレールと共に、リア側の所定位置から移動距離に亘る長さの長いものが必要となる。このため、シーと本体の移動に伴う給電ケーブルの長さ処理が問題となる。即ち、各シート本体をロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に夫々片寄せ移動するに伴って、給電ケーブルの余り部分が垂れ出すことになり、これが足回りの邪魔となるからである。
【0005】
その給電ケーブルの垂れ出しを防ぐため、撓み変形可能なフラットケーブルを給電ケーブルとして備えることが提案されている(特許文献2)。このフラットケーブルは、シート本体側の配線と接続する端部寄りから車体フロア側の配線と接続する端部側に湾曲させて保形し、車体フロア側の配線と接続する端部側をスライドレールより上方に立ち上がる支持具で保持することからスライドレールの上方で平行な方向に伸ばすよう開示されている。
【0006】
そのスライドシートでは、車体フロア側の配線と接続する給電ケーブルの端部側を上方に保持する支持具自体が、または、車体フロア側から支持具で保持する給電ケーブルの端部側に至る配線がシートクッションの下部空間を有効利用するのに妨げとなる。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−20523号公報
【特許文献2】
特開平11−198743号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、各シート本体をロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に夫々片寄せ移動することによっても、給電ケーブルを足回りの邪魔とならないよう備えると共に、シートクッションの下部空間を有効利用するにも妨げとならず、また、体裁も良好に保てる電装品装備自動車用スライドリアシートを提供することを目的とする。
【0009】
また、各シート本体を車内の前後方向に位置移動するに伴って長さ調整可能な給電ケーブルを備える電装品装備自動車用スライドリアシートを提供することを目的とする。
【0010】
それと共に、異物が給電ケーブル等に付着するのも防げる電装品装備自動車用スライドリアシートを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、各種の電装品をシート本体に装備し、電源と接続される車体フロア側の配線と、電装品と接続されるシート本体側の配線を給電ケーブルで連結し、そのシート本体をリア用としてロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に向けて片寄せ移動可能に備えるもので、
所定幅のスリットをレール面の長手方向に設けた略函形のケーブル配索レールをスライドレールの片側でロア側と隣接する車体フロアのフロア面に配設し、給電ケーブルを車体フロアの配線と接続する端部側からケーブル配索レールの内部に配置し、且つ、シート本体側の配線と接続する端部側をシート本体の下部側で各ケーブル配索レールのスリットより導出させてスライドレールのアッパー側で保持し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する給電ケーブルの端部側を車体フロアの配線と接続する給電ケーブルの端部側に向けてケーブル配索レールのスリットで従動可能に備え付けることにより構成されている。
【0012】
本発明の請求項2に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、直線コードを給電ケーブルとし、複数の受け駒をチェーン状に軸承連結した湾曲変形可能なケーブルホルダーを備え、直線コードをケーブルホルダーの内部に挿通し、且つ、ケーブルホルダーの条線部分をシート本体側の配線と接続する端部寄りから車体フロア側の配線と接続する端部側に湾曲させて保形し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する直線コードの端部側を車体フロアの配線と接続する直線コードの端部側に向けてケーブルホルダーで湾曲従動可能に備え付けることにより構成されている。
【0013】
本発明の請求項3に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、撓み変形可能なフラットケーブルを給電ケーブルとし、フラットケーブルの面部分をシート本体側の配線と接続する端部寄りから車体フロア側の配線と接続する端部側に湾曲させて保形し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続するフラットケーブルの端部側を車体フロアの配線と接続するフラットケーブルの端部側に向けて湾曲従動可能に備え付けることにより構成されている。
【0014】
本発明の請求項4に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、スパイラル状のカールコードを給電ケーブルとし、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続するカールコードの端部側を車体フロアの配線と接続するカールコードの端部側に向けて長さ伸縮可能に備え付けることにより構成されている。
【0015】
本発明の請求項5に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、自動巻取り乃至は繰出し可能なリールに巻装した直線コードを給電ケーブルとし、車体フロア側の配線とリールに巻装した直線コードの基端側で接続し、且つ、シート本体側の配線とリールより引き出す直線コードの先端側で接続し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する直線コードの端部側を車体フロアの配線と接続する直線コードの端部側に向けて長さ調整可能に備え付けることにより構成されている。
【0016】
本発明の請求項6に係る電装品装備自動車用スライドリアシートにおいては、シート本体側の配線と接続する給電ケーブルの端部側と摺接するリップ部を有するシールカバーをケーブル配索レールのレール面に取り付けて備え、ケーブル配索レールのスリットをシールカバーのリップ部で覆うよう構成されている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して説明すると、図示実施の形態は、図1で示すようにセカンド,サードのリアシートR1,R2を左右対の電動式乃至は手動式でロングタイプのスライドレール1,1、1’,1’でフロントシートFの背後または車内の後部側まで個別に位置移動可能なスライドリアシートとして構成するのに適用されている。なお、後述する各機構部はセカンド,サードシートR1,R2に夫々備え付けるものとして説明する。
【0018】
各リアシートR1,R2においては、電動式のリクライニング,ランバーサポート,サイドサポート,サイサポート,ハイアジャスター、或いはサイドエアバッグモジュール,ヒーデット,エアコン,ポジションセンサー,体圧センサー等を含む必要な電装品がシート本体に備え付けられる。各電装品は、車装用のバッテリーやキャパシターを電源とし、電源より引き出される車体フロア側の配線とシート本体側の配線とを給電ケーブルで連結することから備え付けられる。
【0019】
図2を参照し、車体フロア側の配線2はフロア面下に設けられた通路2aの内部を導通させて嵌合せカプラ2b(以下、単に「カプラ」という。)をフロア面上に露出する固定側として配置されている。シート本体側の配線3は、シート本体に装備する電装品3aから操作スイッチ(図示せず)を介在させてカプラ3bをシート本体Sの下部に位置する可動側として配置されている。
【0020】
各配線2,3並びに給電ケーブル4は、シート本体Sに装備される電装品3aの数に応じた必要本数の導電線を揃えた絶縁被覆コードが備え付けられている。その給電ケーブル4は、スライドレール1の左右対のうち片側でロア側1aと隣接する車体フロアBのフロア面に配設するケーブル配索レール5の内部に収容されている。ケーブル配索レール5は、シート本体側の配線3と接続する給電ケーブル4の端部側を位置移動可能な所定幅のスリット5aをレール側面5bの長手方向に向けて設けた略函形のものに形成されている。
【0021】
給電ケーブル4としては、略全長をケーブル配索レール5の内部に収容することから、撓み変形可能な通常の直線コードを備え付けられる。好適な実施の形態としては、後述する湾曲変形可能なケーブルホルダーで挿通保持する直線コード(第1の実施の形態)、撓み変形可能なフラットケーブル(第2の実施の形態)、長さ伸縮可能なカールコード(第3の実施の形態)、長さ調整可能なリール巻きコード(第4の実施の形態)を備え付けるようにできる。
【0022】
第1の実施の形態では、図3で示すように必要数束ねられた直線コード40をケーブルホルダー6で挿通保持した給電ケーブル3が備え付けられている。ケーブルホルダー6は、横断面略ロ字状を呈する複数の受け駒6aから組み立てられている。各受け駒6aは、隣接相互を半円状の突出し縁6bと窪み縁6cとで重ね合わせ、窪み縁6cより立ち上がる支軸6dを突出し縁6bの受け穴6eと嵌め合せることから条線部分を湾曲変形可能なチェーン状に組み立てられている。
【0023】
直線コード40には、カプラ40a,40bが両端部に備え付けられている(図2参照)。この各カプラ40a,40bにより、直線コード40は車体フロア側の配線2とシート本体側の配線3との間に連結するよう組み付けられている。ケーブルホルダー6は、条線部分をシート本体側の配線3と接続するカプラ40bを備える端部寄りから車体フロア側の配線2と接続するカプラ40aを備える端部側に湾曲させて保形されている。
【0024】
その直線コード40は、車体フロアの配線2と接続する端部側からケーブル配索レール5の内部に配置し、シート本体側の配線3と接続する端部側をシート本体Sの下部側でケーブル配索レール5のスリット5aより導出させて配置されている。このうち、シート本体側の配線3と接続する端部側はカプラ40bをスライドレール1のアッパー側1bから伸びるブラケットアーム1cで保持することによりスライドレール1のアッパー側1bと一体に取り付けられている。
【0025】
このように構成するスライドリアシートでは、ケーブル配索レール5をスライドレール1の片側部でロア側1aと隣接する車体フロアFのフロア面に配設し、直線コード40の略全長をケーブル配索レール5の内部に収容配置するから、シート本体Sの位置移動に伴っても、直線コード40がケーブル配索レール5より外部に露出しない。
【0026】
その直線コード40は、シート本体側の配線3と接続するカプラ40bがブラケットアーム1cで保持されているため、シート本体Sの位置移動と共に、車体フロア側の配線2と接続するカプラ40aに向けてケーブル配索レール5のスリット5aで追随移動する。この際、第1の実施の形態では、図4,図5で示すようにケーブルホルダー6の湾曲する条線部分が従動しながら湾曲位置を変えることから、直線コード40が絡み合わずに回り長さをケーブルホルダー6の従動湾曲で調整するよう保持できる。
【0027】
上述したことにより、リアシートR1,R2を全体的に見ると、図6で示すようにセカンドシートR1を単独で、また、サードシートR2と共にフロントシートFの背後に位置移動させられる。これに伴っては、直線コード40がケーブル配索レール5より外部に露出しないため、給電ケーブル4として通常の直線コードを備えても、足回りの邪魔とならないと共に、シート本体Sの下部空間を有効利用するにも妨げとならず、また、体裁も良好に保てて荷物スペース等を確保できる。
【0028】
第2の実施の形態では、図7で示すように必要数の導電線を並べて絶縁被覆した撓み変形可能なフラットケーブル41が給電ケーブルとして備え付けられている。このフラットケーブル41は、図8で示すようにシート本体側の配線3と接続するカプラ41bを備える端部寄りから面部分を車体フロア側の配線2と接続するカプラ41aを備える端部側に湾曲させて保形し、シート本体の位置移動に伴って湾曲従動可能に備え付けられる。
【0029】
第3の実施の形態では、図9で示すようにスパイラル状のカールコード42が必要数の導電線を絶縁被覆した給電ケーブルとして備え付けられている。そのカールコード42は、シート本体の位置移動に伴って、車体フロア側の配線2接続するカプラ42aを備える端部側とシート本体側の配線3と接続するカプラ42bを備える端部側との間で長さ伸縮可能に備え付けられる。
【0030】
第4の実施の形態は、図10で示すように自動巻取り乃至は繰出し可能なリール7に巻装した直線コード43が必要数の導電線を絶縁被覆した給電ケーブルとして備え付けられている。このリール巻きコード43は、リール7に巻装したコード基端側に備えるカプラ43aで車体フロア側の配線2と接続すると共に、リール7より引き出すコード先端側に備えるカプラ43bでシート本体側の配線3と接続し、シート本体の位置移動に伴って、車体フロア側の配線2とシート本体側の配線3との間で長さ調整可能に備え付けられる。
【0031】
そのリール巻きコード43を備える場合、図11で示すようにリール7を縦向きにまたは横向きに設置するのに、ケーブル配索レール5には直線コード43の繰出し部分を挿通する一般のレール部5aより凹状に張り出させてリール本体収容用のハウジング部5bを設けるとよい。これにより、直線コード43はコード基端側のカプラ43aからコード先端側に備えるカプラ43bに向けてリール7から直線状に繰り出すようケーブル配索レール5の内部に収容配置できる。
【0032】
上述した実施の形態においては、図12で示すようにフラットケーブル41を備える場合を例示すると、シート本体側の配線3と接続するフラットケーブル41の端部側と摺接するリップ部を有するシールカバー8a,8bを備えることから、異物の侵入を防ぐようケーブル配索レール5のスリット5aを覆える。
【0033】
そのシールカバー8a,8bを備える場合、フラットケーブル41の端部とカプラ41bとをコネクタアーム9で接続し、シールカバー8a,8bのリップ部をコネクタアーム9と摺接可能に配置させてケーブル配索レール5並びにロアレール1aの各上部側にクリップ止めであてがい固定できる。それと共に、アッパーレール1bを介し、同様なシールカバー10をロアレール1aの上部側にあてがい固定することから、アッパーレール1bが通るロアレール1aの開放口も覆うよう構成できる。
【0034】
上述した実施の形態に代えて、図13で示すように所定幅のスリット5a’をレール上面5b’の長手方向に設けたケーブル配索レール5’も配設できる。この場合にも、図14で示すようにシールカバー8a’,8b’をケーブル配索レール5’の上部側にクリップ止めであてがい固定できる。
【0035】
それと共に、アッパーレール1bと摺接するリップ部を設けたシールカバー10a’,10b’をロアレール1aの上部側にあてがい固定することから、アッパーレール1bが通るロアレール1aの開放口を覆うよう構成できる。また、ロアレール1aとケーブル配索レール5’との間隔を覆う掛渡しカバー11’も備え付けられる。
【0036】
ケーブル配索レール5,5’は、いずれも、リアレール1a,1a’と一体に備え付けられる(図11並びに図13参照)。このケーブル配索レール5,5’をリアレール1a,1a’と一体に備え付けるには、張出しフランジ部5c,5c’をレール下部から側方に設けると共に、ブラケットプレート12をロアレール1a,1a’の側部に取り付け、両者を重ね合せてリベット13で止着固定すればよい。
【0037】
上述した実施の形態は、リアシートとしてセカンドシート,サードシートを備える場合に基づいて説明したが、セカンドシートのみを備える場合でロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側まで個別に位置移動可能なスライドリアシートとして装備するにも適用できる。
【0038】
【発明の効果】
以上の如く、本発明の請求項1に係る電装品装備自動車用スライドリアシートに依れば、所定幅のスリットをレール面の長手方向に設けた略函形のケーブル配索レールをスライドレールの片側でロア側と隣接する車体フロアのフロア面に配設し、給電ケーブルを車体フロアの配線と接続する端部側からケーブル配索レールの内部に配置し、且つ、シート本体側の配線と接続する端部側をシート本体の下部側でケーブル配索レールのスリットより導出させてスライドレールのアッパー側で保持し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する給電ケーブルの端部側を車体フロアの配線と接続する給電ケーブルの端部側に向けてケーブル配索レールのスリットで従動可能に備え付けることから、シート本体をリア用としてロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に向けて片寄せ移動可能に備えても、給電ケーブルがケーブル配索レールより外部に露出しないため、足回りの邪魔とならないと共に、シート本体の下部空間を有効利用するにも妨げとならず、体裁も良好に保てて荷物スペース等を確保できる。
【0039】
本発明の請求項2〜5に係る電装品装備自動車用スライドリアシートに依れば、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する端部側から車体フロアの配線と接続する端部側に亘る長さを調整可能な給電ケーブルを備えることにより、給電ケーブルの余分な垂出しによる絡付き等が生ずるのを確実に防げ、給電ケーブルをシート本体の位置移動に伴って安定よく移動させられる。
【0040】
本発明の請求項6に係る電装品装備自動車用スライドリアシートに依れば、シート本体側の配線と接続する給電ケーブルの端部側と摺接するリップ部を有するシールカバーをケーブル配索レールのレール面に取り付けて備え、各ケーブル配索レールのスリットをシールカバーのリップ部で覆うことにより、異物がケーブル配索レールの内部に侵入し或いは給電ケーブルに付着するのを防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートを全体的に示す説明図である。
【図2】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートで給電ケーブルとして第1の実施の形態のケーブルホルダーで保持した直線コードを備える場合を示す説明図である。
【図3】図1の電装品装備自動車用スライドリアシートに給電ケーブルとして備えられるケーブルホルダーで保持した直線コードを示す説明図である。
【図4】図2の直線コードを短縮状態で示す説明図である。
【図5】図2の直線コードを伸長状態で示す説明図である。
【図6】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートの位置移動態様を示す説明図である。
【図7】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートで給電ケーブルとして備えられる第2の実施の形態のフラットケーブルを示す説明図である。
【図8】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートで給電ケーブルとして第2の実施の形態のフラットケーブルを備える場合を示す説明図である。
【図9】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートで給電ケーブルとして第3の実施の形態のカールコードを備える場合を示す説明図である。
【図10】本発明に係る電装品装備自動車用スライドリアシートで給電ケーブルとして第4の実施の形態のリール巻装コードを備える場合を示す説明図である。
【図11】図10のリール巻装ケーブルを備えるケーブル配索レールを模式的に示す説明図である。
【図12】図8のフラットケーブルを収容するケーブル配索レール並びにスライドレールのロアレールを主に示す断面図である。
【図13】図12のケーブル配索レールにおけるスリットの向きと異なる上向きのスリットを設けたケーブル配索レールを配設した電装品装備自動車用スライドリアシートを示す説明図である。
【図14】図13の電装品装備自動車用スライドリアシートにおけるケーブル配索レール並びにスライドレールのロアレールを主に示す断面図である。
【符号の説明】
S シート本体
B 車体フロア
1 スライドレール
1a ロアレール
1b アッパーレール
2 車体フロア側の配線
3 シート本体側の配線
4 給電ケーブル
40 ケーブルホルダー付き直線コード
41 フラットケーブル
42 カールコード
43 リール巻装直線コード
5 ケーブル配索レール
5a ケーブル配索レールのスリット
6 ケーブルホルダー
7 リール
8a,8b シールカバー
Claims (6)
- 各種の電装品をシート本体に装備し、電源と接続される車体フロア側の配線と、電装品と接続されるシート本体側の配線を給電ケーブルで連結し、そのシート本体をリア用としてロングタイプのスライドレールでフロントシートの背後または車内の後部側に向けて片寄せ移動可能に備える電装品装備自動車用スライドリアシートにおいて、
所定幅のスリットをレール面の長手方向に設けた略函形のケーブル配索レールをスライドレールの片側でロア側と隣接する車体フロアのフロア面に配設し、給電ケーブルを車体フロアの配線と接続する端部側からケーブル配索レールの内部に配置し、且つ、シート本体側の配線と接続する端部側をシート本体の下部側でケーブル配索レールのスリットより導出させてスライドレールのアッパー側で保持し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する給電ケーブルの端部側を車体フロアの配線と接続する給電ケーブルの端部側に向けてケーブル配索レールのスリットで従動可能に備え付けたことを特徴とする電装品装備自動車用スライドリアシート。 - 直線コードを給電ケーブルとし、複数の受け駒をチェーン状に軸承連結した湾曲変形可能なケーブルホルダーを備え、直線コードをケーブルホルダーの内部に挿通し、且つ、ケーブルホルダーの条線部分をシート本体側の配線と接続する端部寄りから車体フロア側の配線と接続する端部側に湾曲させて保形し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する直線コードの端部側を車体フロアの配線と接続する直線コードの端部側に向けてケーブルホルダーで湾曲従動可能に備え付けたことを特徴とする請求項1に記載の電装品装備自動車用スライドリアシート。
- 撓み変形可能なフラットケーブルを給電ケーブルとし、フラットケーブルの面部分をシート本体側の配線と接続する端部寄りから車体フロア側の配線と接続する端部側に湾曲させて保形し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続するフラットケーブルの端部側を車体フロアの配線と接続するフラットケーブルの端部側に向けて湾曲従動可能に備え付けたことを特徴とする請求項1に記載の電装品装備自動車用スライドリアシート。
- スパイラル状のカールコードを給電ケーブルとし、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続するカールコードの端部側を車体フロアの配線と接続するカールコードの端部側に向けて長さ伸縮可能に備え付けたことを特徴とする請求項1に記載の電装品装備自動車用スライドリアシート。
- 自動巻取り乃至は繰出し可能なリールに巻装した直線コードを給電ケーブルとし、車体フロア側の配線とリールに巻装した直線コードの基端側で接続し、且つ、シート本体側の配線とリールより引き出す直線コードの先端側で接続し、シート本体の位置移動と共に、シート本体側の配線と接続する直線コードの端部側を車体フロアの配線と接続する直線コードの端部側に向けて長さ調整可能に備え付けたことを特徴とする請求項1に記載の電装品装備自動車用スライドリアシート。
- シート本体側の配線と接続する給電ケーブルの端部側と摺接するリップ部を有するシールカバーをケーブル配索レールのレール面に取り付けて備え、各ケーブル配索レールのスリットをシールカバーのリップ部で覆ったことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電装品装備自動車用スライドリアシート。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002381585A JP2004210103A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 電装品装備自動車用スライドリアシート |
US10/747,432 US7000967B2 (en) | 2002-12-27 | 2003-12-29 | Slidable vehicle seat provided with automotive electronic parts |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002381585A JP2004210103A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 電装品装備自動車用スライドリアシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004210103A true JP2004210103A (ja) | 2004-07-29 |
Family
ID=32817465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002381585A Pending JP2004210103A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 電装品装備自動車用スライドリアシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004210103A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010095483A1 (ja) * | 2009-02-17 | 2010-08-26 | 矢崎総業株式会社 | スライド装置 |
WO2011010402A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス配索装置 |
WO2011010403A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 矢崎総業株式会社 | レール装置、該レール装置を有するワイヤハーネス配索装置 |
WO2011010406A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス配索装置 |
WO2011010405A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス配索装置 |
WO2011010404A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス配索装置 |
WO2012153720A1 (ja) * | 2011-05-12 | 2012-11-15 | 矢崎総業株式会社 | フラットケーブルの配索構造 |
JP2013023069A (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Furukawa Electric Co Ltd:The | スライドシート用給電装置 |
JP2013032160A (ja) * | 2008-12-16 | 2013-02-14 | Yazaki Corp | ハーネス配索装置 |
JP2014177277A (ja) * | 2014-05-20 | 2014-09-25 | Furukawa Electric Co Ltd:The | スライドシート用給電装置 |
JP2018039379A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | 本田技研工業株式会社 | シート |
CN108475910A (zh) * | 2015-12-22 | 2018-08-31 | 株式会社自动网络技术研究所 | 滑动布线装置 |
WO2019026647A1 (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-07 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤハーネス配索装置 |
WO2019065207A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤハーネス配索装置 |
JP2021166420A (ja) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | 矢崎総業株式会社 | スライドシート用の配索構造 |
JP7465752B2 (ja) | 2020-08-06 | 2024-04-11 | 株式会社今仙電機製作所 | ロアレールとロアレール用ワイヤハーネスの取付構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10109574A (ja) * | 1996-10-03 | 1998-04-28 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 車両用可動座席の配線構造 |
JPH10236242A (ja) * | 1997-01-27 | 1998-09-08 | Molex Inc | 車両用部材を取り付けるための電気接続装置およびその方法 |
JP3171804B2 (ja) * | 1996-11-12 | 2001-06-04 | 池田物産株式会社 | 自動車用シートのパワースライド装置 |
-
2002
- 2002-12-27 JP JP2002381585A patent/JP2004210103A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10109574A (ja) * | 1996-10-03 | 1998-04-28 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 車両用可動座席の配線構造 |
JP3171804B2 (ja) * | 1996-11-12 | 2001-06-04 | 池田物産株式会社 | 自動車用シートのパワースライド装置 |
JPH10236242A (ja) * | 1997-01-27 | 1998-09-08 | Molex Inc | 車両用部材を取り付けるための電気接続装置およびその方法 |
Cited By (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013032160A (ja) * | 2008-12-16 | 2013-02-14 | Yazaki Corp | ハーネス配索装置 |
WO2010095483A1 (ja) * | 2009-02-17 | 2010-08-26 | 矢崎総業株式会社 | スライド装置 |
US8841551B2 (en) | 2009-02-17 | 2014-09-23 | Yazaki Corporation | Sliding device for a cable management device |
JP5550631B2 (ja) * | 2009-02-17 | 2014-07-16 | 矢崎総業株式会社 | スライド装置 |
JP2011025745A (ja) * | 2009-07-22 | 2011-02-10 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス配索装置 |
CN102741091A (zh) * | 2009-07-22 | 2012-10-17 | 矢崎总业株式会社 | 线束布线装置 |
JP2011025746A (ja) * | 2009-07-22 | 2011-02-10 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス配索装置 |
JP2011025743A (ja) * | 2009-07-22 | 2011-02-10 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス配索装置 |
JP2011025747A (ja) * | 2009-07-22 | 2011-02-10 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス配索装置 |
JP2011025744A (ja) * | 2009-07-22 | 2011-02-10 | Yazaki Corp | レール装置、該レール装置を有するワイヤハーネス配索装置 |
CN102625752B (zh) * | 2009-07-22 | 2014-12-24 | 矢崎总业株式会社 | 线束布线装置 |
CN102481882A (zh) * | 2009-07-22 | 2012-05-30 | 矢崎总业株式会社 | 线束布线装置 |
CN102625752A (zh) * | 2009-07-22 | 2012-08-01 | 矢崎总业株式会社 | 线束布线装置 |
WO2011010404A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス配索装置 |
CN102625758B (zh) * | 2009-07-22 | 2014-10-15 | 矢崎总业株式会社 | 线束布线装置 |
WO2011010402A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス配索装置 |
WO2011010405A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス配索装置 |
WO2011010406A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス配索装置 |
WO2011010403A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 矢崎総業株式会社 | レール装置、該レール装置を有するワイヤハーネス配索装置 |
JP2012238497A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Yazaki Corp | フラットケーブルの配策構造 |
US9550460B2 (en) | 2011-05-12 | 2017-01-24 | Yazaki Corporation | Flat cable wiring structure |
WO2012153720A1 (ja) * | 2011-05-12 | 2012-11-15 | 矢崎総業株式会社 | フラットケーブルの配索構造 |
JP2013023069A (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Furukawa Electric Co Ltd:The | スライドシート用給電装置 |
JP2014177277A (ja) * | 2014-05-20 | 2014-09-25 | Furukawa Electric Co Ltd:The | スライドシート用給電装置 |
CN108475910A (zh) * | 2015-12-22 | 2018-08-31 | 株式会社自动网络技术研究所 | 滑动布线装置 |
JP2018039379A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | 本田技研工業株式会社 | シート |
WO2019026647A1 (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-07 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤハーネス配索装置 |
WO2019065207A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤハーネス配索装置 |
JP2019068563A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤハーネス配索装置 |
CN111095710A (zh) * | 2017-09-29 | 2020-05-01 | 株式会社自动网络技术研究所 | 线束布设装置 |
CN111095710B (zh) * | 2017-09-29 | 2021-06-22 | 株式会社自动网络技术研究所 | 线束布设装置 |
JP2021166420A (ja) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | 矢崎総業株式会社 | スライドシート用の配索構造 |
JP7155190B2 (ja) | 2020-04-06 | 2022-10-18 | 矢崎総業株式会社 | スライドシート用の配索構造 |
JP7465752B2 (ja) | 2020-08-06 | 2024-04-11 | 株式会社今仙電機製作所 | ロアレールとロアレール用ワイヤハーネスの取付構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004210103A (ja) | 電装品装備自動車用スライドリアシート | |
JP6160469B2 (ja) | スライドシート用ワイヤハーネスの配索装置 | |
JP5211662B2 (ja) | 乗物用シートの電気配線部材の保持構造 | |
JP2004210084A (ja) | 電装品装備自動車用スライドシート | |
JP6032125B2 (ja) | スライドシート用のワイヤハーネス配索装置 | |
JP2009029313A (ja) | スライドドア用給電装置 | |
JP2008130491A (ja) | ワイヤハーネスの屈曲部構造 | |
JP2019006274A (ja) | 給電装置及び車両用シート | |
US7375281B2 (en) | Power-supplying apparatus for sliding structure | |
JP2012051494A (ja) | ワイヤハーネス配索構造 | |
US20200223379A1 (en) | Wire harness for seat | |
JP2011151906A (ja) | ワイヤハーネス及び該ワイヤハーネスを備えたスライド体用の給電装置 | |
JP2006321410A (ja) | 自動車用のシートモジュールおよび該シートモジュールの車体取付構造 | |
JP2004210105A (ja) | 電装品装備自動車用スライドシート | |
JP2004210095A (ja) | 電装品装備自動車用スライドシート | |
JP2011151967A (ja) | スライドパネル用の給電装置 | |
JP2015110352A (ja) | シート用ワイヤハーネスの配索構造 | |
JP2004210112A (ja) | 自動車用スライドシートの給電設備 | |
JP6015558B2 (ja) | スライドシート用のワイヤハーネス配索構造 | |
JP2007297020A (ja) | スライドシート用給電装置 | |
JP6883921B2 (ja) | ハーネス配索構造 | |
JP2005238952A (ja) | スライドドア用給電装置 | |
JP7479241B2 (ja) | シートレール | |
JP5264253B2 (ja) | 車両シートにおけるワイヤハーネス配索構造 | |
JP2007196961A (ja) | スライド配索装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080507 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080930 |