JP2004199844A - ライブラリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザによる光ディスク種別、アクセス属性、記録面の方向の誤認による光ディスクドライブでのアクセスエラーを回避可能とし、光ディスクの種別、アクセス属性に基づいたデバイスドライバソフトウェアを自動選択可能とする。
【解決手段】ライブラリ装置内の光ディスク収納棚5に光ディスク4を収納する前に、光ディスクを載せるトレイ3に設けられた判別穴3a〜3dにより、個々の光ディスクの種別及び記録面の方向(片面/両面)を判別後、トレイ3に光ディスクをのせた状態で、光ディスク収納棚に搬送、収納時、光ディスク収納棚から光ディスクドライブへの搬送中に、光ディスク搬送機構1に取り付けられた光センサ2(LED発光、受光素子使用)によりトレイ3の穴の有無(開閉)及び光ディスクの中心穴周辺の光透過部分の有無を検出し、光ディスクの種別情報、記録面の方向の情報を取得する。
【選択図】 図1
【解決手段】ライブラリ装置内の光ディスク収納棚5に光ディスク4を収納する前に、光ディスクを載せるトレイ3に設けられた判別穴3a〜3dにより、個々の光ディスクの種別及び記録面の方向(片面/両面)を判別後、トレイ3に光ディスクをのせた状態で、光ディスク収納棚に搬送、収納時、光ディスク収納棚から光ディスクドライブへの搬送中に、光ディスク搬送機構1に取り付けられた光センサ2(LED発光、受光素子使用)によりトレイ3の穴の有無(開閉)及び光ディスクの中心穴周辺の光透過部分の有無を検出し、光ディスクの種別情報、記録面の方向の情報を取得する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベアディスク状態の光ディスクを扱うライブラリ装置に係り、特に、複数種の光ディスクを取り扱うことができる光ディスクドライブを搭載し、複数種の光ディスクを混在運用することが可能なライブラリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光ディスクを運用するライブラリ装置には、取り扱う光ディスクそのものがカートリッジに入ったものを扱う装置と、カートリッジに入っていないベアディスク状態のディスクを扱う装置とがある。光ディスクそのものがカートリッジに入っていないディスクを扱うライブラリ装置は、通常、上面が開放された皿状のトレイに光ディスクを載せ、このトレイをライブラリ装置の内部で搬送することにより、光ディスクをドライブにセットして運用している。
【0003】
光ディスクそのものがカートリッジに入っていないベアディスク状態のディスクを扱うライブラリ装置として、光ディスクを載置することができるトレイを使用し、光ディスクに対して記録あるいは再生を行うために1または複数の光ディスクドライブと、光ディスクを載置したトレイを複数枚収納可能な光ディスク収納棚と、光ディスクを載置したトレイを光ディスクドライブと光ディスク収納棚との間に搬送する搬送機構とを備えたものが知られている。
【0004】
図7はベアディスク状態の光ディスクを扱う従来技術によるライブラリ装置の構成の概要を説明する図、図8は図7に示すライブラリ装置内での光ディスクの搬送について説明する図であり、以下、図7、図8を参照して、従来技術のライブラリ装置の構成を説明する。図7、図8において、1は光ディスク搬送機構、1a、1bは支持シャフト、4は光ディスク、5は光ディスク収納棚、6は光ディスクドライブ、7は光ディスク反転機構、8はライブラリ装置、8aは駆動機構、9は外部保管用カートリッジ、10はトレイである。
【0005】
従来技術によるライブラリ装置8は、図7に示すように、本体を構成する筐体の内部に、光ディスク4を載置している皿状のトレイ10を複数枚収納する複数の光ディスク収納棚5と、光ディスクに対する再生または記録の操作を行う1または複数の光ディスクドライブ6と、図7には示していないが、光ディスク4が載置されたトレイ10を複数枚収納可能な外部保管用カートリッジ9を挿入する挿入口と、光ディスク4を載置したトレイ10を、外部保管用のカートリッジ9とライブラリ装置内部の光ディスク収納棚5、光ディスクドライブ6との間、あるいは、ライブラリ装置内部での光ディスク収納棚5と光ディスクドライブ6との間で搬送する光ディスク搬送機構1と、記録面が両面タイプの光ディスクを扱う場合にディスクを反転させる光ディスク反転機構7とを備えて構成される。
【0006】
図7には、前述したライブラリ装置8の内部に備えられる各種の機器をライブラリ装置の周辺に示しており、次に、これらの個々の機能について説明する。
【0007】
トレイ10は、光ディスク4の記録面に相当する部分を穴状に形成し、この穴のエッジ部で光ディスクの周辺部を支持することができるように構成されている。このトレイは、常に、光ディスク4を載置した状態で、光ディスク収納棚5、外部保管用カートリッジ9に格納され、また、光ディスク搬送機構により搬送される。
【0008】
光ディスク反転機構7は、両面に記録面を有する光ディスクを必要により反転させる機構であり、ドラム機構を有し、ディスク反転機構7のドラム機構が回転することにより、光ディスクの載っていないトレイ10に、光ディスクを載置したトレイ10から、光ディスクの記録面を反転して載せ換える機構である。
【0009】
光ディスク収納棚5は、50枚の光ディスクを載置したトレイ10を収納可能に構成される。ライブラリ装置8には、このような光ディスク収納棚5が8台、図示例では、筐体の内部の両側壁に沿って4台づつ設置される。
【0010】
光ディスクドライブ6は、挿入された光ディスクの種別、アクセス属性等を判別して、複数種の光ディスクの読み取り、書き込みを行うことが可能に構成されている。
【0011】
外部保管用カートリッジ9は、通常、10枚の光ディスクを載置したトレイ10を収納可能に構成され、ライブラリ装置8に収納しきれない、あるいは、使用頻度が低く、常時ライブラリ装置8に収納しておく必要のない光ディスクを外部に保管するために使用される。
【0012】
ライブラリ装置8の内部の光ディスク搬送機構1は、駆動機構8aや図示していないモータ、ギア等からなる駆動機構により、図8に示す支持シャフト1a、1bに沿って垂直方向に駆動され、垂直方向に稼動中、トレイ10を光ディスク搬送機構1に保持しつつ、カートリッジ9がライブラリ装置に挿入時には、カートリッジ9内部の各トレイ10に対向する位置、光ディスク収納棚5に収納された各トレイ10に対向する位置、あるいは、光ディスクドライブ6のトレイ挿入口に位置決めされる。また、光ディスク搬送機構1は、図示しないモータ、ギヤ等により水平方向に駆動する駆動機構により、外部保管用カートリッジ9、光ディスク収納棚5、光ディスクドライブ6との間でトレイ10の出し入れを行う。
【0013】
次に、前述したように構成される従来技術によるライブラリ装置の動作について説明する。
【0014】
ライブラリ装置の電源が投入されると、ライブラリ装置は、一連の初期化動作の1つとして、外部保管用カートリッジ9と、光ディスク収納棚5とのそれぞれにトレイ10が入っているか否かを調べるため、(1)外部保管用カートリッジ9と光ディスク搬送機構1との間でトレイ10を出し入れする動作、(2)光ディスク収納棚5と光ディスク搬送機構1との間でトレイ10を出し入れする動作を行う。
【0015】
このとき、光ディスク搬送機構1は、トレイ10の有無に関係なく、トレイ10を一定量手前(光ディスク搬送機構1側)に引き出し、戻す動作を行い、光ディスク搬送機構1と光ディスク収納棚5での個々の光ディスク(トレイ10)との位置を決めて位置情報を取得する。この動作では、トレイ10があればトレイ10を引き出し、トレイ10がなければ何も起こらない。この一連の初期化動作終了後、ライブラリ装置8は、図8に示しているように、外部保管用カートリッジ9から光ディスク4を載置した複数のトレイ10を光ディスク収納棚5に搬送格納して運用を開始する。
【0016】
次に、ファイルシステムとしての初期使用時に、ライブラリ装置内の光ディスクが仮想化されるが、このとき、ファイルシステムとしての構成設定を行うため、ライブラリ装置8は、接続されている図示しないホストコンピュータ等の上位装置から、デバイスドライバソフトウェアの制御によって、ライブラリ装置内部の個々の光ディスクに対しアクセスが行われる。これにより、トレイ10は、図8に示しているように、光ディスク収納棚5から光ディスクドライブ6へ自動搬送され、光ディスクドライブ6での光ディスクへのアクセス(読み出し/書き込み)が行われる。
【0017】
記録面が両面タイプの光ディスクを扱う場合、すでに説明したように、ディスク反転機構7を搭載したライブラリ装置が用いられる。記録面が片面タイプであるか両面タイプであるかは、ユーザが意識した上でファイルシステムを操作し、対象とする光ディスクの記録面がトレイ10に載っている光ディスクの記録面の反対側の場合、ファイルシステムから対象の光ディスクの記録面側がアクセスされると、記録面が両面タイプの光ディスクを載置したトレイ10は、光ディスク収納棚5から光ディスクドライブ6へ自動搬送される途中で、一端、ディスク反転機構7に搬送され、光ディスク収納棚5からディスク反転機構7に予め備えられた光ディスクの載っていないトレイ10に、ディスク反転機構7のドラム機構が回転することにより、光ディスクの載置したトレイ10から、光ディスクが載っていないトレイ10へ光ディスクの記録面が反転されて載換えられた後、光ディスクドライブ6へ搬送される。
【0018】
また、光ディスクドライブ6からトレイ10を搬送する場合、前述とは逆の手順で、光ディスクの記録面の方向が元に戻され、光ディスク収納棚5の方へトレイ10が搬送される。
【0019】
トレイ10に載置された光ディスクの種別、アクセス属性、記録面の方向は、予めユーザが光ディスクをライブラリ装置外部で目視確認することにより判別して、初期導入時、ライブラリ装置内の光ディスク収納棚5への搬送を行う。そして、ライブラリ装置8は、光ディスクドライブ6で光ディスクへアクセスした時点で初めて、光ディスクの種別、属性、記録面方向の情報を取得する。
【0020】
なお、異なる種類の光ディスクを搬送する機構と、光ディスクに対する書き込み、読み出しが可能なディスクドライブとを備えたシステムに関する従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。
【0021】
【特許文献1】
特開2002−216411号公報
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来技術によるライブラリ装置は、光ディスクの種別、アクセス属性、記録面の方向をユーザが意識して、光ディスク収納棚に格納しなければならず、光ディスクをライブラリ装置内へ導入した後も、複数種の光ディスクを混在使用している場合、個々の光ディスクの種別、属性、記録面の方向をユーザが意識して取り扱わなければならないという問題点を有している。
【0023】
また、前述の従来技術は、光ディスクドライブが光ディスクへアクセスしたときに、光ディスクの種別、アクセス属性、記録面の方向を判別して取得するため、光ディスクドライブの性能によっては、アクセス時間を多く必要としてしまう場合が生じるという問題点を有している。
【0024】
また、前述した従来技術は、ユーザの誤操作により、記録面の方向や、アクセス属性を誤って、光ディスクドライブでのアクセスを行った場合に発生するエラーと、光ディスクや光ディスクドライブそのものが原因の障害によるエラーとの判別を自動的に行うことができず、予めユーザが光ディスクの種別、属性、記録面の方向を認識している、あるいは、ライブラリ装置内部から光ディスクを載置したトレイを取り出して、光ディスクそのものを目視により確認しなければ判別することができないという問題点を有している。
【0025】
さらに、前述した従来技術は、光ディスクドライブでの光ディスクへの書き込みを行う場合に、ディスクの種別に応じた書き込みを行うソフトウェアをユーザが選択し、使い分けなければならないという問題点を有している。
【0026】
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、光ディスクドライブが光ディスへアクセスする前に、光ディスクの種別情報が得ることを可能にし、ユーザによる光ディスク種別、アクセス属性、記録面の方向の誤認、誤操作による光ディスクドライブでのアクセスエラーを回避する(誤操作の防止)ことを可能にした光ディスクを扱うライブラリ装置を提供することにある。
【0027】
また、本発明の目的は、光ディスクの種別、アクセス属性に基づいたデバイスドライバソフトウェアを自動的に選択することが可能な光ディスクを扱うライブラリ装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、ベアディスク状態の複数種の光ディスクを扱うライブラリ装置において、光ディスクの種別を判定するための判別穴を有する光ディスク載置用のトレイを光ディスクを載置した状態で複数枚収納する光ディスク収納棚と、前記光ディスクに対して記録または再生を行う光ディスクドライブと、光ディスクの搬送時に前記トレイ上の判別穴の有無、及び、光ディスクの中心穴周辺の光透過部分の有無を検出して、光ディスクの種別を判別する光ディスク判別回路を有する光ディスク搬送機構とを備えることにより達成される。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるライブラリ装置の実施形態を図面により詳細に説明する。
【0030】
図1は本発明の一実施形態によるライブラリ装置の構成の概要を説明する図、図2は光ディスク搬送機構に備えられる光ディスクの種別を判別する光センサについて説明する図である。図1、図2において、2は光センサ、2aは発光素子部、2bは受光素子部、3はトレイ、3aは光ディスク判別穴、3bはアクセス属性判別穴、3cはRAMディスク判別穴、3dは記録面の方向(片面/両面)判別穴であり、他の符号は図7、図8の場合と同一である。
【0031】
本発明の実施形態による光ライブラリ装置8は、基本的に、前述で説明した従来技術の場合と同様に構成されており、相違する点は、トレイ3に複数の光ディスク判別穴が設けられている点、及び、搬送機構1に前述の判別穴によりディスク種別を識別するための光センサが備えられている点である。
【0032】
図1に示すように、本発明の実施形態で使用するトレイ3には、トレイ3に乗せられる光ディスク4の種別判別穴3a、アクセス属性(Read Only/ReWritable)判別穴3b、RAMディスク判別穴3c及び記録面の方向(片面/両面)判別穴3dが設けられている。そして、光ディスク4は、これらの判別穴により識別される光ディスクの種別等に従って対応するトレイ3上に載置される。
【0033】
ライブラリ装置8における光ディスク搬送機構1には、光センサ2が設けられており、光ディスク搬送機構1は、光ディスク4が載置されたトレイ3の搬送中に、光ディスク4の種別等の判別を行う。前述の光センサ2は、図2に示すように、光ディスク搬送機構1に設けられる発光素子部2aと受光素子部2bとにより構成され、光ディスク搬送機構1内に光ディスク4を載置したトレイ3が保持された状態で、トレイ3の判別穴3a〜3d及び光ディスク4中心穴周辺に対して光センサ2の発光素子部2aからの光を照射し、その光の透過を受光素子部2bにより検出することにより、光ディスク4の種別の判別を可能とするものである。
【0034】
このため、光ディスク搬送機構1にある光センサ2の発光素子部2aは、図2の光ディスク搬送機構1の垂直方向の断面図に示すように、光ディスク搬送機構1内に光ディスク4を載置したトレイ3が保持された状態で、光ディスクの中心穴周辺及びトレイ3上の各判別穴3a〜3dに対し、発光素子部2aからの光が通過可能な位置に設けられ、受光素子部2bは、発光素子部2aからの光が捕らえられる位置に設けられ、受光素子部2bの出力を検出回路を通して取得する。図3は光ディスク種別を判別する光ディスク種別判別回路の構成を示すブロック図、図4は判別された具体的な光ディスク種別と光センサ2の受光素子部2bの出力との対応を説明する図であり、次に、これらについて説明する。図3において、31は光ディスク種別穴透過光検出回路部、32は光ディスク種別判定回路部である。
【0035】
図3に示すように、光ディスク種別判別回路は、光センサ2の発光素子部2aからの光でトレイ3の各判別穴を通過した光を検出する受光素子部2bが出力する信号を検出する光ディスク種別穴透過光検出回路部31と、該光ディスク種別穴透過光検出回路部31からの検出出力信号を受けて光ディスク4の種別、アクセス属性、記録面の方向等の各種の情報を取得する光ディスク種別判定回路部32とにより構成されている。
【0036】
光ディスク種別判定回路部32により得られた光ディスクの種別情報は、ライブラリ装置のステータス情報として、光ディスク収納棚5での各光ディスク(トレイ3)の位置情報と共に、ライブラリ装置内あるいは図示しないホストコンピュータ等の上位装置内に格納される。
【0037】
具体的な光ディスク種別と光センサ2の受光素子部2bの出力との対応を図4に示している。本発明の実施形態により識別可能な光ディスク種別は、図4に示すように、DVD−RAM(両面)、DVD−RAM(片面)、DVD−RW(両面)、DVD−RW(片面)、DVD−R(片面)、DVD−ROM(片面)、CD−ROM(片面)、CD−R(片面)の8種類である。
【0038】
これらのディスクの種別は、種別判別穴3aによりDVDかCDか(穴有り=1のときDVD)、アクセス属性判別穴3bによりRWかRか(穴有り=1のときRW)、RAMディスク判別穴3cによりRAMかR/ROMか(穴有り=1のときRAM)、及び、記録面の方向(片面/両面)判別穴3dにより片面か両面か(穴有り=1のとき両面)を識別することにより判別される。本発明の実施形態では、さらに、光ディスク中心穴周辺が透明部材か否か、すなわち、光が透過するか否か(透過=0のとき透過)を識別している。これにより、次世代の光ディスクの種類や光ディスクの記録面が両面の光ディスク種別が増えた場合にも対応可能でなる。なお、現在知られている光ディスク中心穴周辺が不透明部材である光ディスクは、DVD−RW(両面)の一種類だけである。
【0039】
光ディスクの種別は、外部保管用カートリッジ9に光ディスクを保持して外部で保管するとき、トレイ3そのものの判別穴情報を目視することにより確認することができる。また、光ディスクの種別は、外部保管用カートリッジ9をライブラリ装置へセットして運用を開始する場合に、光ディスクを載置したトレイ3を外部保管用カートリッジ9から光ディスク収納棚5への初期投入時の搬送動作において、光ディスク搬送機構1にトレイ3が搬送され保持移動される時点で光センサ2により取得される。これにより、初期投入時の光ディスク収納棚5での光ディスクを載置したトレイ3の位置と光ディスクの種別情報を予めステータス情報として得ることができる。
【0040】
前述のステータス情報は、上位装置からライブラリ装置がファイルシステムとして初期使用されるときのライブラリ装置内の光ディスクが仮想化される処理において、対象となる光ディスクが選択された時点で、ライブラリ装置のステータス情報として参照される。これにより、上位装置は、対象の光ディスクの記録面、すなわち、ファイルシステム上で指定された面の方向が記録面であるか否かを判定し、光ディスクドライブ6への誤った記録面の方向でのトレイ3の光ディスクドライブ6への搬送を防止することができる。
【0041】
記録面の方向が妥当であった場合、光ディスクドライブ6への搬送が実施されるが、そのとき、光ディスクのアクセス属性情報より、光ディスクのアクセスに適したデバイスドライバソフトウェアが自動的に選択され、これにより、光ディスクドライブ6でのアクセスが実施される。
【0042】
図5はライブラリ装置のハードウェア自体で光ディスク種別情報を取得後、ファイルシステムとして使用を開始するまでの処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
【0043】
(1)ライブラリ装置は、初期投入された光ディスクの種別情報を光ディスクを載せているトレイ3の識別穴により識別して取得する(ステップ51)。
【0044】
(2)ライブラリ装置に接続されている上位装置は、ファイルシステムでの初期設定を行い、個々の光ディスクの仮想化を行い、光ディスクの反転処理が必要か否かを判定する(ステップ52)。
【0045】
(3)ステップ52で、光ディスクの反転処理が必要であった場合、光ディスクの記録面の方向(片面/両面)判別穴3dが透過状態になっているか否かにより、片面か両面かを判別して光ディスクの記録面の方向反転が可能か否かをチェックし、記録面の方向反転が不可能であった場合、エラーの警告を行う(ステップ53、54)。
【0046】
(4)ステップ52で、光ディスクの反転処理が必要でなかった場合、または、ステップ53で光ディスクの記録面の方向反転が可能であった場合、種別判別穴3aが透過状態となっているか否かにより光ディスクの種別がCDであるかDVDであるかを判定する(ステップ55)。
【0047】
(5)ステップ55で、光ディスクの種別がCDであると判定された場合、アクセス属性判別穴3bが透過状態となっているか否かにより、書き換え可能か否かを判定し、書き換え不可能であれば、光ディスクがCD−ROMであると判定する。また、書き換え可能であれば、光ディスクがCD−Rであると判定する。なお、光ディスクの種類が現在知られている図4に示した種類に限られる場合、ここでの判定は、RAMディスク判別穴3cが透過状態になっているか否かにより行ってもよい(ステップ56)。
【0048】
(6)ステップ55で、光ディスクの種別がDVDであると判定された場合、アクセス属性判別穴3bが透過状態となっているか否かにより、書き換え可能か否かを判定する(ステップ57)。
【0049】
(7)ステップ57で、書き換え可能と判定された場合、RAMディスク判別穴3cが透過状態となっているか否かにより、光ディスクがRAMであるか否かを判定し、この判定結果により、光ディスクがDVD−RAMである、または、DVD−RWであると判定する(ステップ58)。
【0050】
(8)ステップ57で、書き換え不可能と判定された場合、RAMディスク判別穴3cが透過状態となっているか否かにより、光ディスクがRAMであるか否かを判定し、この判定結果により、光ディスクがDVD−Rである、または、DVD−ROMであると判定する(ステップ59)。
【0051】
なお、ファイルシステム上での仮想化された個々の光ディスクは、その種別情報を元に、アイコン表示等により区別して表示することが可能となる。
【0052】
図6は光ディスク載置用トレイ3に設けた光ディスク種別判別のための判別穴の構造の具体例を説明する図であり、次に、これについて説明する。図6において、11は判別穴を塞ぐシール、12はノッチ式の判別穴である。
【0053】
図1、図2に示した光ディスク載置用トレイ3に設けた光ディスク種別判別のための判別穴3a〜3dは、載置される光ディスクの種類により、各判別穴か開いているか閉じているかを設定する必要がある。図6(a)に示す例は、トレイ上に物理的に穴を開け、閉じて置く判別穴を不透明材によるシール11等を用いて塞ぐようにした例である。また、図6(b)に示す例は、各判別穴をノッチ12等のスイッチにより構成して開閉可能とした例である。
【0054】
図6(a)、図6(b)に示すような例によれば、ユーザがトレイ3に光ディスク4を載置するときに、光ディスクの種類に応じて判別穴の開閉の状態を容易に設定することができる。
【0055】
前述した本発明の実施形態によれば、ライブラリ装置内外で光ディスクを置載、保管/搬送するトレイ自体に、光ディスクの種別、アクセス属性、記録面の方向情報の各情報を付加することによって、光ディスクドライブで光ディスへアクセスする前に、光ディスクの種別情報を取得することができるので、ユーザによる光ディスク種別、アクセス属性、記録面の方向の誤認、誤操作による光ディスクドライブでのアクセスエラーを回避する(誤操作の防止)ことができる。
【0056】
また、本発明の実施形態によれば、光ディスクの載置用トレイ3に、光ディスクの種別、アクセス属性、記録面の方向情報を判別するための穴を設けることにより、従来の外部保管用のカートリッジ及びトレイの形状を変更する必要がないという効果を得ることができる。
【0057】
また、本発明の実施形態によれば、ライブラリ装置内部での光ディスク搬送機構に光センサを取り付けることにより、ライブラリ装置の外形、内部ユニット構成を従来技術に対して変更する必要がないという効果を得ることができる。
【0058】
さらに、本発明の実施形態によれば、光ディスク搬送機構の光センサでトレイ上の光ディスク判別穴の有無検出とともに、光ディスクの中心穴周辺の光透過部分の有無を検出するようにしているので、次世代の光ディスクの種別判別や光ディスクの記録面が両面の光ディスク種別が増えた場合にも対応可能であるという効果を得ることができる。
【0059】
さらに、本発明の実施形態によれば、光ディスクの種別、アクセス属性を判別することができるので、それぞれの光ディスクのアクセスに対応したデバイスドライバソフトウェアを自動的に選択することが可能となるという効果を得ることができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、光ディスクドライブが光ディスへアクセスする前に、光ディスクの種別情報が得ることができ、ユーザによる光ディスク種別、アクセス属性、記録面の方向の誤認、誤操作による光ディスクドライブでのアクセスエラーを回避する(誤操作の防止)ことができる。また、本発明によれば、光ディスクの種別、アクセス属性に基づいたデバイスドライバソフトウェアを自動的に選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるライブラリ装置の構成の概要を説明する図である。
【図2】光ディスク搬送機構に備えられる光ディスクの種別を判別する光センサについて説明する図である。
【図3】光ディスク種別を判別する光ディスク種別判別回路の構成を示すブロック図である。
【図4】判別された具体的な光ディスク種別と光センサの受光素子部の出力との対応を説明する図である。
【図5】ライブラリ装置のハードウェア自体で光ディスク種別情報を取得後、ファイルシステムとして使用を開始するまでの処理動作を説明するフローチャートである。
【図6】光ディスク載置用トレイ3に設けた光ディスク種別判別のための判別穴の構造の具体例を説明する図である。
【図7】ベアディスク状態の光ディスクを扱う従来技術によるライブラリ装置の構成の概要を説明する図である。
【図8】図7に示すライブラリ装置内での光ディスクの搬送について説明する図である。
【符号の説明】
1 光ディスク搬送機構
1a、1b 支持シャフト
2 光センサ
2a 発光素子部
2b 受光素子部
3、10 トレイ
3a 光ディスク判別穴
3b アクセス属性判別穴
3c RAMディスク判別穴
3d 記録面の方向(片面/両面)判別穴
4 光ディスク
5 光ディスク収納棚
6 光ディスクドライブ
7 光ディスク反転機構
8 ライブラリ装置
8a 駆動機構
9 外部保管用カートリッジ
11 判別穴を塞ぐシール
12 ノッチ式の判別穴
31 光ディスク種別穴透過光検出回路部
32 光ディスク種別判定回路部
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベアディスク状態の光ディスクを扱うライブラリ装置に係り、特に、複数種の光ディスクを取り扱うことができる光ディスクドライブを搭載し、複数種の光ディスクを混在運用することが可能なライブラリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光ディスクを運用するライブラリ装置には、取り扱う光ディスクそのものがカートリッジに入ったものを扱う装置と、カートリッジに入っていないベアディスク状態のディスクを扱う装置とがある。光ディスクそのものがカートリッジに入っていないディスクを扱うライブラリ装置は、通常、上面が開放された皿状のトレイに光ディスクを載せ、このトレイをライブラリ装置の内部で搬送することにより、光ディスクをドライブにセットして運用している。
【0003】
光ディスクそのものがカートリッジに入っていないベアディスク状態のディスクを扱うライブラリ装置として、光ディスクを載置することができるトレイを使用し、光ディスクに対して記録あるいは再生を行うために1または複数の光ディスクドライブと、光ディスクを載置したトレイを複数枚収納可能な光ディスク収納棚と、光ディスクを載置したトレイを光ディスクドライブと光ディスク収納棚との間に搬送する搬送機構とを備えたものが知られている。
【0004】
図7はベアディスク状態の光ディスクを扱う従来技術によるライブラリ装置の構成の概要を説明する図、図8は図7に示すライブラリ装置内での光ディスクの搬送について説明する図であり、以下、図7、図8を参照して、従来技術のライブラリ装置の構成を説明する。図7、図8において、1は光ディスク搬送機構、1a、1bは支持シャフト、4は光ディスク、5は光ディスク収納棚、6は光ディスクドライブ、7は光ディスク反転機構、8はライブラリ装置、8aは駆動機構、9は外部保管用カートリッジ、10はトレイである。
【0005】
従来技術によるライブラリ装置8は、図7に示すように、本体を構成する筐体の内部に、光ディスク4を載置している皿状のトレイ10を複数枚収納する複数の光ディスク収納棚5と、光ディスクに対する再生または記録の操作を行う1または複数の光ディスクドライブ6と、図7には示していないが、光ディスク4が載置されたトレイ10を複数枚収納可能な外部保管用カートリッジ9を挿入する挿入口と、光ディスク4を載置したトレイ10を、外部保管用のカートリッジ9とライブラリ装置内部の光ディスク収納棚5、光ディスクドライブ6との間、あるいは、ライブラリ装置内部での光ディスク収納棚5と光ディスクドライブ6との間で搬送する光ディスク搬送機構1と、記録面が両面タイプの光ディスクを扱う場合にディスクを反転させる光ディスク反転機構7とを備えて構成される。
【0006】
図7には、前述したライブラリ装置8の内部に備えられる各種の機器をライブラリ装置の周辺に示しており、次に、これらの個々の機能について説明する。
【0007】
トレイ10は、光ディスク4の記録面に相当する部分を穴状に形成し、この穴のエッジ部で光ディスクの周辺部を支持することができるように構成されている。このトレイは、常に、光ディスク4を載置した状態で、光ディスク収納棚5、外部保管用カートリッジ9に格納され、また、光ディスク搬送機構により搬送される。
【0008】
光ディスク反転機構7は、両面に記録面を有する光ディスクを必要により反転させる機構であり、ドラム機構を有し、ディスク反転機構7のドラム機構が回転することにより、光ディスクの載っていないトレイ10に、光ディスクを載置したトレイ10から、光ディスクの記録面を反転して載せ換える機構である。
【0009】
光ディスク収納棚5は、50枚の光ディスクを載置したトレイ10を収納可能に構成される。ライブラリ装置8には、このような光ディスク収納棚5が8台、図示例では、筐体の内部の両側壁に沿って4台づつ設置される。
【0010】
光ディスクドライブ6は、挿入された光ディスクの種別、アクセス属性等を判別して、複数種の光ディスクの読み取り、書き込みを行うことが可能に構成されている。
【0011】
外部保管用カートリッジ9は、通常、10枚の光ディスクを載置したトレイ10を収納可能に構成され、ライブラリ装置8に収納しきれない、あるいは、使用頻度が低く、常時ライブラリ装置8に収納しておく必要のない光ディスクを外部に保管するために使用される。
【0012】
ライブラリ装置8の内部の光ディスク搬送機構1は、駆動機構8aや図示していないモータ、ギア等からなる駆動機構により、図8に示す支持シャフト1a、1bに沿って垂直方向に駆動され、垂直方向に稼動中、トレイ10を光ディスク搬送機構1に保持しつつ、カートリッジ9がライブラリ装置に挿入時には、カートリッジ9内部の各トレイ10に対向する位置、光ディスク収納棚5に収納された各トレイ10に対向する位置、あるいは、光ディスクドライブ6のトレイ挿入口に位置決めされる。また、光ディスク搬送機構1は、図示しないモータ、ギヤ等により水平方向に駆動する駆動機構により、外部保管用カートリッジ9、光ディスク収納棚5、光ディスクドライブ6との間でトレイ10の出し入れを行う。
【0013】
次に、前述したように構成される従来技術によるライブラリ装置の動作について説明する。
【0014】
ライブラリ装置の電源が投入されると、ライブラリ装置は、一連の初期化動作の1つとして、外部保管用カートリッジ9と、光ディスク収納棚5とのそれぞれにトレイ10が入っているか否かを調べるため、(1)外部保管用カートリッジ9と光ディスク搬送機構1との間でトレイ10を出し入れする動作、(2)光ディスク収納棚5と光ディスク搬送機構1との間でトレイ10を出し入れする動作を行う。
【0015】
このとき、光ディスク搬送機構1は、トレイ10の有無に関係なく、トレイ10を一定量手前(光ディスク搬送機構1側)に引き出し、戻す動作を行い、光ディスク搬送機構1と光ディスク収納棚5での個々の光ディスク(トレイ10)との位置を決めて位置情報を取得する。この動作では、トレイ10があればトレイ10を引き出し、トレイ10がなければ何も起こらない。この一連の初期化動作終了後、ライブラリ装置8は、図8に示しているように、外部保管用カートリッジ9から光ディスク4を載置した複数のトレイ10を光ディスク収納棚5に搬送格納して運用を開始する。
【0016】
次に、ファイルシステムとしての初期使用時に、ライブラリ装置内の光ディスクが仮想化されるが、このとき、ファイルシステムとしての構成設定を行うため、ライブラリ装置8は、接続されている図示しないホストコンピュータ等の上位装置から、デバイスドライバソフトウェアの制御によって、ライブラリ装置内部の個々の光ディスクに対しアクセスが行われる。これにより、トレイ10は、図8に示しているように、光ディスク収納棚5から光ディスクドライブ6へ自動搬送され、光ディスクドライブ6での光ディスクへのアクセス(読み出し/書き込み)が行われる。
【0017】
記録面が両面タイプの光ディスクを扱う場合、すでに説明したように、ディスク反転機構7を搭載したライブラリ装置が用いられる。記録面が片面タイプであるか両面タイプであるかは、ユーザが意識した上でファイルシステムを操作し、対象とする光ディスクの記録面がトレイ10に載っている光ディスクの記録面の反対側の場合、ファイルシステムから対象の光ディスクの記録面側がアクセスされると、記録面が両面タイプの光ディスクを載置したトレイ10は、光ディスク収納棚5から光ディスクドライブ6へ自動搬送される途中で、一端、ディスク反転機構7に搬送され、光ディスク収納棚5からディスク反転機構7に予め備えられた光ディスクの載っていないトレイ10に、ディスク反転機構7のドラム機構が回転することにより、光ディスクの載置したトレイ10から、光ディスクが載っていないトレイ10へ光ディスクの記録面が反転されて載換えられた後、光ディスクドライブ6へ搬送される。
【0018】
また、光ディスクドライブ6からトレイ10を搬送する場合、前述とは逆の手順で、光ディスクの記録面の方向が元に戻され、光ディスク収納棚5の方へトレイ10が搬送される。
【0019】
トレイ10に載置された光ディスクの種別、アクセス属性、記録面の方向は、予めユーザが光ディスクをライブラリ装置外部で目視確認することにより判別して、初期導入時、ライブラリ装置内の光ディスク収納棚5への搬送を行う。そして、ライブラリ装置8は、光ディスクドライブ6で光ディスクへアクセスした時点で初めて、光ディスクの種別、属性、記録面方向の情報を取得する。
【0020】
なお、異なる種類の光ディスクを搬送する機構と、光ディスクに対する書き込み、読み出しが可能なディスクドライブとを備えたシステムに関する従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。
【0021】
【特許文献1】
特開2002−216411号公報
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来技術によるライブラリ装置は、光ディスクの種別、アクセス属性、記録面の方向をユーザが意識して、光ディスク収納棚に格納しなければならず、光ディスクをライブラリ装置内へ導入した後も、複数種の光ディスクを混在使用している場合、個々の光ディスクの種別、属性、記録面の方向をユーザが意識して取り扱わなければならないという問題点を有している。
【0023】
また、前述の従来技術は、光ディスクドライブが光ディスクへアクセスしたときに、光ディスクの種別、アクセス属性、記録面の方向を判別して取得するため、光ディスクドライブの性能によっては、アクセス時間を多く必要としてしまう場合が生じるという問題点を有している。
【0024】
また、前述した従来技術は、ユーザの誤操作により、記録面の方向や、アクセス属性を誤って、光ディスクドライブでのアクセスを行った場合に発生するエラーと、光ディスクや光ディスクドライブそのものが原因の障害によるエラーとの判別を自動的に行うことができず、予めユーザが光ディスクの種別、属性、記録面の方向を認識している、あるいは、ライブラリ装置内部から光ディスクを載置したトレイを取り出して、光ディスクそのものを目視により確認しなければ判別することができないという問題点を有している。
【0025】
さらに、前述した従来技術は、光ディスクドライブでの光ディスクへの書き込みを行う場合に、ディスクの種別に応じた書き込みを行うソフトウェアをユーザが選択し、使い分けなければならないという問題点を有している。
【0026】
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、光ディスクドライブが光ディスへアクセスする前に、光ディスクの種別情報が得ることを可能にし、ユーザによる光ディスク種別、アクセス属性、記録面の方向の誤認、誤操作による光ディスクドライブでのアクセスエラーを回避する(誤操作の防止)ことを可能にした光ディスクを扱うライブラリ装置を提供することにある。
【0027】
また、本発明の目的は、光ディスクの種別、アクセス属性に基づいたデバイスドライバソフトウェアを自動的に選択することが可能な光ディスクを扱うライブラリ装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、ベアディスク状態の複数種の光ディスクを扱うライブラリ装置において、光ディスクの種別を判定するための判別穴を有する光ディスク載置用のトレイを光ディスクを載置した状態で複数枚収納する光ディスク収納棚と、前記光ディスクに対して記録または再生を行う光ディスクドライブと、光ディスクの搬送時に前記トレイ上の判別穴の有無、及び、光ディスクの中心穴周辺の光透過部分の有無を検出して、光ディスクの種別を判別する光ディスク判別回路を有する光ディスク搬送機構とを備えることにより達成される。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるライブラリ装置の実施形態を図面により詳細に説明する。
【0030】
図1は本発明の一実施形態によるライブラリ装置の構成の概要を説明する図、図2は光ディスク搬送機構に備えられる光ディスクの種別を判別する光センサについて説明する図である。図1、図2において、2は光センサ、2aは発光素子部、2bは受光素子部、3はトレイ、3aは光ディスク判別穴、3bはアクセス属性判別穴、3cはRAMディスク判別穴、3dは記録面の方向(片面/両面)判別穴であり、他の符号は図7、図8の場合と同一である。
【0031】
本発明の実施形態による光ライブラリ装置8は、基本的に、前述で説明した従来技術の場合と同様に構成されており、相違する点は、トレイ3に複数の光ディスク判別穴が設けられている点、及び、搬送機構1に前述の判別穴によりディスク種別を識別するための光センサが備えられている点である。
【0032】
図1に示すように、本発明の実施形態で使用するトレイ3には、トレイ3に乗せられる光ディスク4の種別判別穴3a、アクセス属性(Read Only/ReWritable)判別穴3b、RAMディスク判別穴3c及び記録面の方向(片面/両面)判別穴3dが設けられている。そして、光ディスク4は、これらの判別穴により識別される光ディスクの種別等に従って対応するトレイ3上に載置される。
【0033】
ライブラリ装置8における光ディスク搬送機構1には、光センサ2が設けられており、光ディスク搬送機構1は、光ディスク4が載置されたトレイ3の搬送中に、光ディスク4の種別等の判別を行う。前述の光センサ2は、図2に示すように、光ディスク搬送機構1に設けられる発光素子部2aと受光素子部2bとにより構成され、光ディスク搬送機構1内に光ディスク4を載置したトレイ3が保持された状態で、トレイ3の判別穴3a〜3d及び光ディスク4中心穴周辺に対して光センサ2の発光素子部2aからの光を照射し、その光の透過を受光素子部2bにより検出することにより、光ディスク4の種別の判別を可能とするものである。
【0034】
このため、光ディスク搬送機構1にある光センサ2の発光素子部2aは、図2の光ディスク搬送機構1の垂直方向の断面図に示すように、光ディスク搬送機構1内に光ディスク4を載置したトレイ3が保持された状態で、光ディスクの中心穴周辺及びトレイ3上の各判別穴3a〜3dに対し、発光素子部2aからの光が通過可能な位置に設けられ、受光素子部2bは、発光素子部2aからの光が捕らえられる位置に設けられ、受光素子部2bの出力を検出回路を通して取得する。図3は光ディスク種別を判別する光ディスク種別判別回路の構成を示すブロック図、図4は判別された具体的な光ディスク種別と光センサ2の受光素子部2bの出力との対応を説明する図であり、次に、これらについて説明する。図3において、31は光ディスク種別穴透過光検出回路部、32は光ディスク種別判定回路部である。
【0035】
図3に示すように、光ディスク種別判別回路は、光センサ2の発光素子部2aからの光でトレイ3の各判別穴を通過した光を検出する受光素子部2bが出力する信号を検出する光ディスク種別穴透過光検出回路部31と、該光ディスク種別穴透過光検出回路部31からの検出出力信号を受けて光ディスク4の種別、アクセス属性、記録面の方向等の各種の情報を取得する光ディスク種別判定回路部32とにより構成されている。
【0036】
光ディスク種別判定回路部32により得られた光ディスクの種別情報は、ライブラリ装置のステータス情報として、光ディスク収納棚5での各光ディスク(トレイ3)の位置情報と共に、ライブラリ装置内あるいは図示しないホストコンピュータ等の上位装置内に格納される。
【0037】
具体的な光ディスク種別と光センサ2の受光素子部2bの出力との対応を図4に示している。本発明の実施形態により識別可能な光ディスク種別は、図4に示すように、DVD−RAM(両面)、DVD−RAM(片面)、DVD−RW(両面)、DVD−RW(片面)、DVD−R(片面)、DVD−ROM(片面)、CD−ROM(片面)、CD−R(片面)の8種類である。
【0038】
これらのディスクの種別は、種別判別穴3aによりDVDかCDか(穴有り=1のときDVD)、アクセス属性判別穴3bによりRWかRか(穴有り=1のときRW)、RAMディスク判別穴3cによりRAMかR/ROMか(穴有り=1のときRAM)、及び、記録面の方向(片面/両面)判別穴3dにより片面か両面か(穴有り=1のとき両面)を識別することにより判別される。本発明の実施形態では、さらに、光ディスク中心穴周辺が透明部材か否か、すなわち、光が透過するか否か(透過=0のとき透過)を識別している。これにより、次世代の光ディスクの種類や光ディスクの記録面が両面の光ディスク種別が増えた場合にも対応可能でなる。なお、現在知られている光ディスク中心穴周辺が不透明部材である光ディスクは、DVD−RW(両面)の一種類だけである。
【0039】
光ディスクの種別は、外部保管用カートリッジ9に光ディスクを保持して外部で保管するとき、トレイ3そのものの判別穴情報を目視することにより確認することができる。また、光ディスクの種別は、外部保管用カートリッジ9をライブラリ装置へセットして運用を開始する場合に、光ディスクを載置したトレイ3を外部保管用カートリッジ9から光ディスク収納棚5への初期投入時の搬送動作において、光ディスク搬送機構1にトレイ3が搬送され保持移動される時点で光センサ2により取得される。これにより、初期投入時の光ディスク収納棚5での光ディスクを載置したトレイ3の位置と光ディスクの種別情報を予めステータス情報として得ることができる。
【0040】
前述のステータス情報は、上位装置からライブラリ装置がファイルシステムとして初期使用されるときのライブラリ装置内の光ディスクが仮想化される処理において、対象となる光ディスクが選択された時点で、ライブラリ装置のステータス情報として参照される。これにより、上位装置は、対象の光ディスクの記録面、すなわち、ファイルシステム上で指定された面の方向が記録面であるか否かを判定し、光ディスクドライブ6への誤った記録面の方向でのトレイ3の光ディスクドライブ6への搬送を防止することができる。
【0041】
記録面の方向が妥当であった場合、光ディスクドライブ6への搬送が実施されるが、そのとき、光ディスクのアクセス属性情報より、光ディスクのアクセスに適したデバイスドライバソフトウェアが自動的に選択され、これにより、光ディスクドライブ6でのアクセスが実施される。
【0042】
図5はライブラリ装置のハードウェア自体で光ディスク種別情報を取得後、ファイルシステムとして使用を開始するまでの処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
【0043】
(1)ライブラリ装置は、初期投入された光ディスクの種別情報を光ディスクを載せているトレイ3の識別穴により識別して取得する(ステップ51)。
【0044】
(2)ライブラリ装置に接続されている上位装置は、ファイルシステムでの初期設定を行い、個々の光ディスクの仮想化を行い、光ディスクの反転処理が必要か否かを判定する(ステップ52)。
【0045】
(3)ステップ52で、光ディスクの反転処理が必要であった場合、光ディスクの記録面の方向(片面/両面)判別穴3dが透過状態になっているか否かにより、片面か両面かを判別して光ディスクの記録面の方向反転が可能か否かをチェックし、記録面の方向反転が不可能であった場合、エラーの警告を行う(ステップ53、54)。
【0046】
(4)ステップ52で、光ディスクの反転処理が必要でなかった場合、または、ステップ53で光ディスクの記録面の方向反転が可能であった場合、種別判別穴3aが透過状態となっているか否かにより光ディスクの種別がCDであるかDVDであるかを判定する(ステップ55)。
【0047】
(5)ステップ55で、光ディスクの種別がCDであると判定された場合、アクセス属性判別穴3bが透過状態となっているか否かにより、書き換え可能か否かを判定し、書き換え不可能であれば、光ディスクがCD−ROMであると判定する。また、書き換え可能であれば、光ディスクがCD−Rであると判定する。なお、光ディスクの種類が現在知られている図4に示した種類に限られる場合、ここでの判定は、RAMディスク判別穴3cが透過状態になっているか否かにより行ってもよい(ステップ56)。
【0048】
(6)ステップ55で、光ディスクの種別がDVDであると判定された場合、アクセス属性判別穴3bが透過状態となっているか否かにより、書き換え可能か否かを判定する(ステップ57)。
【0049】
(7)ステップ57で、書き換え可能と判定された場合、RAMディスク判別穴3cが透過状態となっているか否かにより、光ディスクがRAMであるか否かを判定し、この判定結果により、光ディスクがDVD−RAMである、または、DVD−RWであると判定する(ステップ58)。
【0050】
(8)ステップ57で、書き換え不可能と判定された場合、RAMディスク判別穴3cが透過状態となっているか否かにより、光ディスクがRAMであるか否かを判定し、この判定結果により、光ディスクがDVD−Rである、または、DVD−ROMであると判定する(ステップ59)。
【0051】
なお、ファイルシステム上での仮想化された個々の光ディスクは、その種別情報を元に、アイコン表示等により区別して表示することが可能となる。
【0052】
図6は光ディスク載置用トレイ3に設けた光ディスク種別判別のための判別穴の構造の具体例を説明する図であり、次に、これについて説明する。図6において、11は判別穴を塞ぐシール、12はノッチ式の判別穴である。
【0053】
図1、図2に示した光ディスク載置用トレイ3に設けた光ディスク種別判別のための判別穴3a〜3dは、載置される光ディスクの種類により、各判別穴か開いているか閉じているかを設定する必要がある。図6(a)に示す例は、トレイ上に物理的に穴を開け、閉じて置く判別穴を不透明材によるシール11等を用いて塞ぐようにした例である。また、図6(b)に示す例は、各判別穴をノッチ12等のスイッチにより構成して開閉可能とした例である。
【0054】
図6(a)、図6(b)に示すような例によれば、ユーザがトレイ3に光ディスク4を載置するときに、光ディスクの種類に応じて判別穴の開閉の状態を容易に設定することができる。
【0055】
前述した本発明の実施形態によれば、ライブラリ装置内外で光ディスクを置載、保管/搬送するトレイ自体に、光ディスクの種別、アクセス属性、記録面の方向情報の各情報を付加することによって、光ディスクドライブで光ディスへアクセスする前に、光ディスクの種別情報を取得することができるので、ユーザによる光ディスク種別、アクセス属性、記録面の方向の誤認、誤操作による光ディスクドライブでのアクセスエラーを回避する(誤操作の防止)ことができる。
【0056】
また、本発明の実施形態によれば、光ディスクの載置用トレイ3に、光ディスクの種別、アクセス属性、記録面の方向情報を判別するための穴を設けることにより、従来の外部保管用のカートリッジ及びトレイの形状を変更する必要がないという効果を得ることができる。
【0057】
また、本発明の実施形態によれば、ライブラリ装置内部での光ディスク搬送機構に光センサを取り付けることにより、ライブラリ装置の外形、内部ユニット構成を従来技術に対して変更する必要がないという効果を得ることができる。
【0058】
さらに、本発明の実施形態によれば、光ディスク搬送機構の光センサでトレイ上の光ディスク判別穴の有無検出とともに、光ディスクの中心穴周辺の光透過部分の有無を検出するようにしているので、次世代の光ディスクの種別判別や光ディスクの記録面が両面の光ディスク種別が増えた場合にも対応可能であるという効果を得ることができる。
【0059】
さらに、本発明の実施形態によれば、光ディスクの種別、アクセス属性を判別することができるので、それぞれの光ディスクのアクセスに対応したデバイスドライバソフトウェアを自動的に選択することが可能となるという効果を得ることができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、光ディスクドライブが光ディスへアクセスする前に、光ディスクの種別情報が得ることができ、ユーザによる光ディスク種別、アクセス属性、記録面の方向の誤認、誤操作による光ディスクドライブでのアクセスエラーを回避する(誤操作の防止)ことができる。また、本発明によれば、光ディスクの種別、アクセス属性に基づいたデバイスドライバソフトウェアを自動的に選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるライブラリ装置の構成の概要を説明する図である。
【図2】光ディスク搬送機構に備えられる光ディスクの種別を判別する光センサについて説明する図である。
【図3】光ディスク種別を判別する光ディスク種別判別回路の構成を示すブロック図である。
【図4】判別された具体的な光ディスク種別と光センサの受光素子部の出力との対応を説明する図である。
【図5】ライブラリ装置のハードウェア自体で光ディスク種別情報を取得後、ファイルシステムとして使用を開始するまでの処理動作を説明するフローチャートである。
【図6】光ディスク載置用トレイ3に設けた光ディスク種別判別のための判別穴の構造の具体例を説明する図である。
【図7】ベアディスク状態の光ディスクを扱う従来技術によるライブラリ装置の構成の概要を説明する図である。
【図8】図7に示すライブラリ装置内での光ディスクの搬送について説明する図である。
【符号の説明】
1 光ディスク搬送機構
1a、1b 支持シャフト
2 光センサ
2a 発光素子部
2b 受光素子部
3、10 トレイ
3a 光ディスク判別穴
3b アクセス属性判別穴
3c RAMディスク判別穴
3d 記録面の方向(片面/両面)判別穴
4 光ディスク
5 光ディスク収納棚
6 光ディスクドライブ
7 光ディスク反転機構
8 ライブラリ装置
8a 駆動機構
9 外部保管用カートリッジ
11 判別穴を塞ぐシール
12 ノッチ式の判別穴
31 光ディスク種別穴透過光検出回路部
32 光ディスク種別判定回路部
Claims (4)
- ベアディスク状態の複数種の光ディスクを扱うライブラリ装置において、光ディスクの種別を判定するための判別穴を有する光ディスク載置用のトレイを光ディスクを載置した状態で複数枚収納する光ディスク収納棚と、前記光ディスクに対して記録または再生を行う光ディスクドライブと、光ディスクの搬送時に前記トレイ上の判別穴の有無、及び、光ディスクの中心穴周辺の光透過部分の有無を検出して、光ディスクの種別を判別する光ディスク判別回路を有する光ディスク搬送機構とを備えることを特徴とするライブラリ装置。
- 前記光ディスク載置用のトレイに設けられる判別穴は、光ディスクの種別、アクセス属性、記録面の方向情報を光が透過するか否かにより判別させるようにした穴であることを特徴とする請求項1記載のライブラリ装置。
- ライブラリ装置外部で前記トレイを光ディスクを載置した状態で複数枚保管可能なカートリッジの挿入口を有し、前記カートリッジが、前記光ディスク収納棚や光ディスクドライブへの前記光ディスクを載置したトレイの搬入元、排出先となることを特徴とする請求項1または2記載のライブラリ装置。
- 前記光ディスク搬送機構は、前記カートリッジと光ディスク収納棚との間、及び、前記光ディスク収納棚と前記光ディスクドライブとの間で、前記光ディスクが載置されたトレイを搬送することを特徴とする請求項3記載のライブラリ装置。
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Cited By (2)
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-
2002
- 2002-12-20 JP JP2002370807A patent/JP2004199844A/ja active Pending
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