JPH11283358A - 書換可能な光ディスク及びその光ディスクにデータを記録する装置 - Google Patents

書換可能な光ディスク及びその光ディスクにデータを記録する装置

Info

Publication number
JPH11283358A
JPH11283358A JP8568198A JP8568198A JPH11283358A JP H11283358 A JPH11283358 A JP H11283358A JP 8568198 A JP8568198 A JP 8568198A JP 8568198 A JP8568198 A JP 8568198A JP H11283358 A JPH11283358 A JP H11283358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
data
rewritable
disk
zone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8568198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4057693B2 (ja
Inventor
Takashi Koshiyouji
隆 小正路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP08568198A priority Critical patent/JP4057693B2/ja
Publication of JPH11283358A publication Critical patent/JPH11283358A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4057693B2 publication Critical patent/JP4057693B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVDディスク自体で書換可能或いは不可を
判別可能なDVDディスクを提供するにある。 【解決手段】 DVDーRAMディスク10の情報エリ
ア25は、内周側のリードイン・エリア27、外周側の
リードアウト・エリア26、及びその間のデータ記録エ
リア28を有している。リードイン・エリア27には、
書換不能なエンボス・データ・ゾーン、ミラー・ゾーン
及び書換可能データ・ゾーンが設けられている。同様に
リードアウト・エリア26には、書換可能ゾーンが設け
られている。リードイン及びリードアウト・ゾーンの書
換可能ゾーンには、ディスク識別子ゾーンを含み、この
ディスク識別子ゾーンには、当該DVDーRAMディス
ク10のデータ記録エリア28のデータが書換可能或い
は書換不可である旨を示す識別コードがユーザによって
記録される。ユーザは、この識別コードを参照してディ
スク10に対しての処理を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データの書換可
能な光ディスクに係り、特に、光ディスクが書換可能な
タイプであるが、その光ディスクへのデータへの記録禁
止する識別コード・データを記録することができる領域
が用意されている書換可能な光ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD−ROMフォーマットの多様
化及びDVDの登場により、光ディスクとして種々のタ
イプが出現し、また、将来、種々のタイプのディスクが
開発され、登場する可能性がある。例えば、通常のCD
では、音楽用等のCDがあり、CD−ROMフォーマッ
トでは、読取専用のCD−ROM、書き込み可能なCD
R、異なる波長でも読取能なCDR2、消去可能なCD
−E等がある。また、DVDでは、1層ディスク、2層
ディスク、書き込み可能なDVD−R、書き込み及び読
取のいずれも可能なDVD−Rがある。これらのDVD
ディスク装置では、書き込み可能な光ディスクに対して
はデータの記録が可能であるとともに様々な光ディスク
からデータの再生が可能であることが要請されている。
【0003】書き込み可能な光ディスクに対して書き込
みが可能であるとともに様々な光ディスク、DVDディ
スクのみならず、CDであってもそのデータの再生が可
能なディスク装置に関しては、種々の提案があり、その
開発が進められている。
【0004】このような背景にあって、ディスク装置に
装填された光ディスクが書換可能な光ディスクであるこ
とが判明しても、更にデータが書き込み可能であるか否
かが重要とされる。データが書き込み可能であることが
判明しない場合には、書換可能な光ディスクに消去不可
のデータが記録されていても、そのデータが消去不可で
あることが判明しないままデータが記録される虞があ
る。
【0005】従来の書換可能なCD、即ち、CDーEに
あっては、ケースに収納され、そのケースに書き換え不
可のスライド・ボタンが設けられ、スライド・ボタンを
スライドすることによって書換可能或いは不可が設定さ
れる。例えば、そのケースのボタンが書換不可の位置に
移動された場合には、そのケースに光透過穴が設けられ
た状態となり、その穴があることを判別することによっ
て書換不可であることが判明する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなタイプで
は、常にケースと一体となって、その書換可能なCDが
書換可能か或いは不可かが判明し、ケースと別体となっ
た際には、そのディスクが書換可能か或いは不可かが判
明しない問題がある。ユーザーにとっては、光ディスク
をケースから取り出して再生専用の再生装置で再生する
こができることが好ましい。特に、再生専用のDVD光
ディスクであるDVDーROM或いはDVD−VIDE
O用の再生装置では、そのDVDーROM或いはDVD
−VIDEOディスクがケースに収納されず、そのまま
で装填され、再生される。このような再生専用の再生装
置で書換可能なDVDディスクを再生する要望が当然に
あり、DVDディスクをケースから取り出す場合があ
る。また、取り出した状態で記録用のDVD装置で再生
を要望する場合があり、その際に誤って書き込み動作を
する虞もある。また、ユーザが書換可能なDVDディス
クをケースから取り出した後に、再び、そのディスクの
データを消去して再びデータを書き込みたい要望もあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した事
情に鑑みなされたものであって、DVDディスク自体で
書換可能或いは不可を判別可能なDVDディスクを提供
するにある。また、この発明は、DVDディスクから書
換可能或いは不可を判別し、その判別結果を表示するD
VDディスク装置を提供するにある。
【0008】この発明は、内周側のリードイン・エリア
及び外周側にリードアウトエリアが配置され、その間に
データの書換可能なデータ記録エリアを有する情報エア
リアを有する光ディスクにおいて、前記リードイン・エ
リアは、書換できないデータが記録されているエンボス
・ゾーン、書換可能なデータ領域としての書換可能ゾー
ン及びその両者間のミラー領域を有し、また、前記リー
ドアウトエリアは、書換可能なデータ領域としての書換
可能ゾーンを有し、前記リードイン・エリア及び前記リ
ードアウトエリアの書換可能ゾーンは、ディスクを識別
する識別情報としてデータ記録エリアのデータを書換る
ことができない旨の書換不可、或いは、データ記録エリ
アのデータを書換ることができる旨の書換可能を示す識
別子をユーザが記録することができるディスク識別子領
域が設けられていることを特徴とする光ディスクを提供
するにある。
【0009】また、この発明は、内周側のリードイン・
エリア及び外周側にリードアウトエリアが配置され、そ
の間にデータの書換可能なデータ記録エリアを有する情
報エアリアを有する光ディスクであって、前記リードイ
ン・エリアは、書換できないデータが記録されているエ
ンボス・ゾーン、書換可能なデータ領域としての書換可
能ゾーン及びその両者間のミラー領域を有し、また、前
記リードアウトエリアは、書換可能なデータ領域として
の書換可能ゾーンを有し、前記リードイン・エリア及び
前記リードアウトエリアの書換可能ゾーンは、ディスク
を識別する識別情報としてデータ記録エリアのデータを
書換ることができない旨の書換不可、或いは、データ記
録エリアのデータを書換ることができる旨の書換可能を
示す識別子をユーザが記録することができるディスク識
別子領域が設けられている光ディスクと、この光ディス
クが収納されるディスク・カートリッジであって、この
ディスク・カートリッジの挿脱を許す蓋部材と、その内
に収納された光ディスクでは、そのデータ記録エリアの
データが書換不可、或いは、書換可能を識別する識別機
構を備えているディスク・カートリッジと、を具備する
ことを特徴とする光ディスク・ユニットが提供される。
【0010】更に、この発明によれば、内周側のリード
イン・エリア及び外周側にリードアウトエリアが配置さ
れ、その間にデータの書換可能なデータ記録エリアを有
する情報エアリアを有する光ディスクであって、前記リ
ードイン・エリアは、書換できないデータが記録されて
いるエンボス・ゾーン、書換可能なデータ領域としての
書換可能ゾーン及びその両者間のミラー領域を有し、ま
た、前記リードアウトエリアは、書換可能なデータ領域
としての書換可能ゾーンを有し、前記リードイン・エリ
ア及び前記リードアウトエリアの書換可能ゾーンは、デ
ィスクを識別する識別情報としてデータ記録エリアのデ
ータを書換ることができない旨の書換不可、或いは、デ
ータ記録エリアのデータを書換ることができる旨の書換
可能を示す識別子をユーザが記録することができるディ
スク識別子領域が設けられている光ディスクからデータ
を再生し、データを記録するディスク装置において、前
記光ディスクからデータを読み出す手段と、前記ディス
ク識別子領域に書換不可及び書換可能の識別子のいずれ
かを書き込む手段と、前記ディスク識別子領域から書換
不可能の識別子を検出した際に前記データ記録エリアへ
のデータの書き込みを禁止する手段とを具備することを
特徴とするディスク装置。を提供するにある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施の形態を示す光ディスクを説明する。以下、図面
を参照して、この発明の一実施の形態に係るデジタル情
報記録再生システムを説明する。
【0012】この発明に係るデジタル情報記録再生シス
テムの代表的な一実施の形態として、コンピュータ・デ
ータ、或いは、MPEG2に基づきエンコードされた動
画を可変ビットレートで記録し、再生する装置(以下、
単にDVDディスク装置と称する。)がある。
【0013】図1は、上記単にDVDディスク装置に使
用される記録可能な光ディスク(DVDーRAMディス
ク)10の構造を説明する斜視図である。図1に示すよ
うに、この光ディスク10は、それぞれ記録層16が設
けられた一対の透明基板14を接着層20で貼り合わせ
た構造を持つ。各基板14は0.6mm厚のポリカーボ
ネートで構成することができ、接着層20は極薄(例え
ば、40μm厚)の紫外線硬化性樹脂で構成することが
できる。これら一対の0.6mm基板14を、記録層1
6が接着層20の面上で接触するようにして貼り合わす
ことにより、1.2mm厚の大容量光ディスク10が得
られる。
【0014】光ディスク10には中心孔22が設けら
れ、ディスク両面の中心孔22の周囲には、この光ディ
スク10を回転駆動時にクランプするためのクランプエ
リア24が設けられている。中心孔22には、図示しな
いディスクドライブ装置に光ディスク10が装填された
際に、ディスクモータのスピンドルが挿入される。そし
て、光ディスク10は、そのクランプエリア24におい
て、図示しないディスククランパにより、ディスク回転
中クランプされる。
【0015】光ディスク10は、クランプエリア24の
周囲に、コンピュータ・データ、ビデオデータ、オーデ
ィオデータその他の情報を記録することができる情報エ
リア25を有している。情報エリア25のうち、その外
周側にはリードアウト・エリア26が設けられている。
また、クランプエリア24に接する内周側にはリードイ
ン・エリア27が設けられている。そして、リードアウ
ト・エリア26とリードイン・エリア27との間にデー
タ記録エリア28が定められている。
【0016】情報エリア25の記録層(光反射層)1
6、例えば、相変化記録層には、記録トラックがたとえ
ばスパイラル状に連続して形成されている。その連続ト
ラックは複数の物理セクタに分割され、これらのセクタ
には連続番号が付されている。このセクタを記録単位と
して、光ディスク10に種々なデータが記録される。
【0017】データ記録エリア28は、実際のデータ記
録領域であって、記録・再生情報として、コンピュータ
・データ、映画等のビデオデータ(主映像データ)、字
幕・メニュー等の副映像データおよび台詞・効果音等の
オーディオデータが、同様なピット列(レーザ反射光に
光学的な変化をもたらす物理的な形状あるいは相状態)
として記録されている。
【0018】このようなDVD−Rディスクへのデータ
書き込みは、たとえば波長650nmで出力6〜12m
W程度の半導体レーザを用いて行うことができる。上記
各種の光ディスク10において、読み書き用の記録層1
6を持つ基板14には、トラッキング・ガイドとして連
続のグルーブ溝がスパイラル状に刻まれている。このグ
ルーブ溝間にはランド部分が設けられるが、読み書き用
DVDーRAMディスクにあっては、グルーブ溝内並び
にランド部分に相変化記録層が設けられる構造を有し、
グルーブ内の相変化記録層のみでなくランド部分の相変
化記録層も情報記録に利用される。
【0019】後述するDVDディスク装置は、DVDー
RAMディスクに対する反復記録・反復再生(読み書
き)及びDVDーROMディスクに対する反復再生が可
能なように構成される。
【0020】図2は、図1の光ディスク(DVDーRA
M)10のデータ記録エリア28とそこに記録されるデ
ータの記録トラックとの対応関係を説明する図である。
ディスク10がDVD−RAMの場合は、デリケートな
ディスク面を保護するために、即ち、ゴミ或いは油脂等
がその表面に付着することを防ぐ為に、ディスク10の
本体が後述するカートリッジ11に収納される。DVD
−RAMディスク10がカートリッジ11ごと後述する
DVDビデオレコーダのディスクドライブに挿入される
と、カートリッジ11からディスク10が引き出されて
図示しないスピンドルモータのターンテーブルにクラン
プされ、図示しない光ヘッドに向き合うようにして回転
駆動される。
【0021】図1に示した情報エリア25の記録層16
には、データ記録トラックがスパイラル状に連続して形
成されている。その連続するトラックは、図2に示すよ
うに一定記憶容量の複数論理セクタ(最小記録単位)に
分割され、この論理セクタを基準にデータが記録されて
いる。1つの論理セクタの記録容量は、1パックデータ
長と同じ2048バイトに定められている。
【0022】データ記録エリア28には、実際のデータ
記録領域であって、管理データ、コンピュータ・データ
或いはビデオ・データ、副映像データおよびオーディオ
・データが同様に記録されている。
【0023】図3に示すように、光ディスク(DVDー
RAM)10がディスクカートリッジ11に収納された
ディスク・ユニットとして取り扱い可能である。このデ
ィスクカートリッジ11は、偏平な矩形状のケース12
を備え、このケース12は、ほぼ同一構造を有する一対
のハーフケース13a、13bを接合することにより形
成されている。
【0024】光ディスク10の表面と対向しているケー
ス12の上壁および下壁、つまり、ハーフケース13
a、13bの主壁11a、11bには、光ディスク14
へアクセスするための窓部17がそれぞれ形成され、互
いに対向している。各窓部17は、それぞれケース12
のほぼ中央から、ディスクカートリッジ11の挿入方向
Aに向かって、ケース12の前端面12a近傍まで延び
ている。
【0025】ケース12には、窓部36を開閉する両面
一体型のシャッタ32が摺動自在に取り付けられ、この
シャッタ32が開かれることによって窓部17を介して
光ディスク14の両面の一部が露出される。シャッタ2
2は、それぞれ窓部17を開閉する一対の矩形状の遮蔽
板22aと、これら遮蔽板の前端同志を連結していると
ともにケース前端面12aと対向した連結板22bと、
を有し、断面U字形状に形成されている。そして、シャ
ッタ22は、ケース12の前端面12a側からケース1
2の両表面側を挟むようにして取り付けられている。
【0026】シャッタ22は、図4に示すように、窓部
17を閉塞する閉塞位置と、図3に実線および2点鎖線
でそれぞれ示すように、閉塞位置の両側に位置しそれぞ
れ窓部17を開放する2つの開放位置と、の間をケース
12の前端面12aと平行な方向Gに沿って摺動可能と
なっている。シャッタ22は、ケース12内で窓部17
の両側に配設された図示しない2つのシャッタばねによ
り常時閉塞位置に向かって付勢されている。
【0027】ハーフケース13a、13bの表面の内、
シャッタ22の遮蔽板22aが摺動する領域は、浅い矩
形状の凹所35として形成され、窓部17もこの凹所内
に形成されている。また、ハーフケース13a、13b
は、凹所35の後端中央部から窓部17の近傍まで突出
した抜け止め用の突部37を有し、この突部37は、遮
蔽板32aの自由端部と係合して遮蔽板を凹所15内に
保持している。
【0028】ケース12の後端面は開口し、ケースに対
して光ディスク10を出入れするためのディスク出し入
れ口30が形成され、ケース後端面の全長に亘って延び
ている。また、ケース12には、このディスク出し入れ
口30を開閉するための蓋部材34が回動自在に取付け
られている。蓋部材34は、閉塞位置においてケース1
2の後壁12eを構成している。そして、蓋部材34を
開放位置へ回動させることにより、ディスク出し入れ口
30を通して、光ディスク10をケース12から取出
し、およびケース12内へ装填することができる。
【0029】図1に示すように、ケース12の一方の側
壁12cの前半部にはガイドスロット7が形成され、カ
ートリッジの挿入方向Aに沿ってケース前端面12aま
で伸びている。図示しないDVDディスク・ドライブ装
置へディスクカートリッジを装填する際、ガイドスロッ
ト7が光ディスクドライブ側に設けられたガイドピンと
係合し、光ディスクカートリッジの装填をガイドする。
【0030】各ハーフケース13a、13bの主壁11
a、11bの後端部中央、および蓋部材24からなる後
端面12e中央部には、ラベル貼付部6が連続して形成
されている。また、蓋部材24において、ラベル貼付部
6の両側には、一対の矩形状の凹所33が形成されてい
る。これらの凹所33は、ディスクカートリッジ11を
垂直に立てて使用する際、光ディスクドライブ側の突起
とそれぞれ係合する。ケース12の両側壁12b、12
cの後端部には、光ディスクドライブ側の把持機構を引
っ掛けるための把持スロット36がそれぞれ形成されて
いるとともに、両側壁12b、12cの前端部には、光
ディスクドライブ側のローディング機構を引っ掛けるた
めの凹所39がそれぞれ形成されている。
【0031】図3および図4に示すように、主壁11a
の内、ディスク出し入れ口20側の他方の角部、つま
り、ディスクカートリッジ11の挿入方向Aに向かって
左側の角部には、後述するライトプロテクト操作部を操
作するための細長い操作孔8、および蓋部材34の開閉
を検知するための円形の開口9が形成されている。
【0032】主壁11aを上に向けた状態でディスクカ
ートリッジ10を図示しない光ディスクドライブへ装填
した際、光ディスクドライブ側に設けられた凸部がアラ
イメントホール5aおよびロケーションホール5bに挿
通され、光ディスクカートリッジが光ディスクドライブ
に対して位置決めされる。
【0033】図4に示すように、蓋部材24は、ケース
12の幅とほぼ等しい長さおよびケース12内へ挿入可
能な厚さを有する細長い偏平な板状に形成された蓋本体
38と、蓋本体の一側縁に形成されケースの全幅に亘っ
て延びるフランジ40と、を有している。蓋部材34
は、その長手方向一端が、枢軸(図示せず)を介して、
ケース12の後端右角部に回動自在に支持されている。
それにより、蓋部材24は、枢軸の回りで、閉塞位置と
開放位置との間を回動し、ディスク出し入れ口20を開
閉可能となっている。
【0034】蓋部材34の自由端部、つまり、枢軸と反
対側の端部には、弾性変形可能なロック爪46が設けら
れ、また、ケース12の左壁12c後端部には、ロック
爪46が係合可能な係止孔47が形成されている。それ
により、蓋部材34がディスク出し入れ口20を閉塞す
る位置に回動すると、ロック爪46が係止孔47に係合
して蓋部材34を閉塞位置にロックする。なお、ケース
12の外面側から係止孔を介してロック爪46を押し込
むことにより、ロックが解除され、蓋部材34を開放す
ることが可能となる。
【0035】蓋部材34の蓋本体38には、ライトプロ
テクト操作部50が弾性変形自在に一体成形されてい
る。ライトプロテクト操作部50は、蓋本体38の幅方
向のほぼ中央部からロック爪46側の端部に向かって延
出したアーム50aと、アームの先端に設けられた駒部
50bとを有している。そして、ライトプロテクト操作
部40は、蓋本体38に形成された開口部内に位置し、
アーム50aの基端のみが蓋本体に接続されている。こ
れにより、ライトプロテクト操作部50の駒部50b
は、アーム50aの基端を中心として、書き込み許容位
置と書き込み禁止位置(ライトプロテクト位置)との間
を回動可能となっている。
【0036】蓋部材34を閉じた状態において、駒部5
0bはケース12に形成された操作孔8と対向して位置
する。それにより、操作孔8を介してライトプロテクト
操作部50を切り換えることができる。
【0037】図5は、図1に示される2層光ディスクの
RAM層のレイアウトを説明する図である。すなわち、
ディスク内周側のリードイン・エリア27は、光反射面
が凹凸形状をしたエンボスゾーン、表面が平坦(鏡面)
なミラーゾーンおよび書替可能ゾーンで構成される。エ
ンボスゾーンは基準信号ゾーンおよび制御データゾーン
を含み、ミラーゾーンは接続ゾーンを含む。
【0038】書替可能ゾーンは、ディスクテストゾーン
と、ドライブテストゾーンと、ディスクID(識別子)
ゾーンと、欠陥管理エリアDMA1およびDMA2を含
んでいる。
【0039】ディスク外周側のリードアウト・エリア2
6は、欠陥管理エリアDMA3およびDMA4と、ディ
スクID(識別子)ゾーンと、ドライブテストゾーン
と、ディスクテストゾーンを含む書替可能ゾーンで構成
される。
【0040】リードイン・エリア27とリードアウト・
エリア26との間のデータエリア28は、24個の年輪
状のゾーン00〜ゾーン23に分割されている。各ゾー
ンは一定の回転速度を持っているが、異なるゾーン間で
は回転速度が異なる。また、各ゾーンを構成するセクタ
数も、ゾーン毎に異なる。具体的には、ディスク内周側
のゾーン(ゾーン00等)は回転速度が早く構成セクタ
数は少ない。一方、ディスク外周側のゾーン(ゾーン2
3等)は回転速度が遅く構成セクタ数が多い。このよう
なレイアウトによって、各ゾーン内ではCAVのような
高速アクセス性を実現し、ゾーン全体でみればCLVの
ような高密度記録性を実現している。
【0041】図6は、図5のレイアウトにおけるリード
イン・エリアおよびリードアウト・エリアの詳細を説明
する図である。書換不能のエンボス・データ・ゾーンに
属するリード・インの開始位置には、ブランク・ゾーン
が設けられ、このブランク・ゾーンには、ブランクを意
味する全て00hがセットされている。このエンボス・
データ・ゾーンに続いて基準信号ゾーンが設けられ、基
準信号ゾーンには、エンボス・基準コードが記録されて
いる。エンボス・基準コードは、予め定められた変換テ
ーブル中のコード・ワードが繰り返しされている。この
所定のコード・ワードが正しく読み出されるように、換
言すれば、所定のエラー率の範囲内で読み出されるよう
に装置が設定される。この基準信号ゾーンに続いてまた
ブランク・ゾーンが設けられている。
【0042】エンボス・データ・ゾーンの制御データゾ
ーンには、適用されるDVD規格のタイプ(DVD−R
OM・DVD−RAM・DVD−R等)およびパートバ
ージョンと、ディスクサイズおよび最小読出レートと、
ディスク構造(1層ROMディスク・1層RAMディス
ク・2層ROM/RAMディスク等)と、記録密度と、
データエリアアロケーションと、バーストカッティング
エリアの記述子と、記録時の露光量指定のための線速度
条件と、読出パワーと、ピークパワーと、バイアスパワ
ーと、媒体の製造に関する情報が記録されている。
【0043】別の言い方をすると、この制御データゾー
ンには、記録開始・記録終了位置を示す物理セクタ番号
などの情報記憶媒体全体に関する情報と、記録パワー、
記録パルス幅、消去パワー、再生パワー、記録・消去時
の線速などの情報と、記録・再生・消去特性に関する情
報と、個々のディスクの製造番号など情報記憶媒体の製
造に関する情報等が事前に記録されている。この制御デ
ータゾーンに続いて、また、ブランク・ゾーンが設けら
れている。
【0044】ミラー・ゾーンには、接続ゾーンが設けら
れている。この接続ゾーンは、エンボス・データ・ゾー
ンと書換可能データゾーンとの接続の為に設けられ、グ
ルーブもエンボス・マークも設けられていない。
【0045】リードイン・エリア27およびリードアウ
ト・エリア26の書替可能データゾーンには、各々の媒
体ごとの固有ディスク名記録領域と、試し記録領域(記
録消去条件の確認用)と、データエリア内の欠陥領域に
関する管理情報記録領域が設けられている。これらの領
域を利用することで、個々のディスクに対して最適な記
録が可能となる。
【0046】書換可能データ・ゾーンの先頭には、ガー
ド・トラック・ゾーンが位置している。このガード・ト
ラック・ゾーンは、グルーブ、ランド、ヘッド・フィー
ルド及び記録フィールドを含んでいる。但し、記録フィ
ールドには、データは、記録されていない。ガード・ト
ラック・ゾーンに続いてディスク・テスト・ゾーンが設
けられている。このディスク・テスト・ゾーンは、ディ
スク製造者による品質検査の為に設けられている領域で
あって、グルーブ、ランド、ヘッド・フィールド及び記
録フィールドを含んでいる。このディスク・テスト・ゾ
ーンに続くドライブ・テスト・ゾーンは、ドライブ、即
ち、記録装置によるテスト為に設けられ、同様にグルー
ブ、ランド、ヘッド・フィールド及び記録フィールドを
含んでいる。
【0047】ドライブ・テスト・ゾーンに続くディスク
識別ゾーンは、同様にグルーブ、ランド、ヘッド・フィ
ールド及び記録フィールドを含んでいる。この領域に
は、記録可(W/P:ON)或い記録不可(W/P:O
FF)のコマンドがユーザによって記録することが許さ
れている。例えば、記録可(W/P:ON)のコマンド
として“10h”が記録され、記録不可(W/P:OF
F)のコマンドとして“00h”が記録される。当然の
ことながら、ユーザがこのコマンドの書き込みをする場
合には、リードイン・エリア27およびリードアウト・
エリア26における両書替可能データゾーンのディスク
識別ゾーンに記録可(W/P:ON)のコマンド、或い
は、記録不可(W/P:OFF)のコマンドのいずれか
が書き込まれる。
【0048】既に説明したようにディスクカートリッジ
11には、ライトプロテクト操作部50が設けられ、D
VDディスク10にデータが記録可能(W/P:ON)
であるか、或いは、記録不可(W/P:OFF)である
かがこのライトプロテクト操作部50によって判明す
る。DVDディスク10がディスクカートリッジ11か
ら取り出された際には、ユーザは、DVDディスク10
のディスク識別ゾーンの記述によって記録可(W/P:
ON)或い記録不可(W/P:OFF)によってデータ
の書き込みが可能か否かを判断することとなる。DVD
ディスク10がディスクカートリッジ11に収納されて
いる場合には、ライトプロテクト操作部50及びディス
ク識別ゾーンの両者が記録可(W/P:ON)及び記録
不可(W/P:OFF)のいずれかに一致していれば、
当然にその一致している記録可(W/P:ON)及び記
録不可(W/P:OFF)の状態にDVDディスク10
があることが判明する。これに対して、ライトプロテク
ト操作部50及びディスク識別ゾーンの両者が記録可
(W/P:ON)及び記録不可(W/P:OFF)のい
ずれかに一致していない場合には、DVDディスク10
が記録可(W/P:ON)及び記録不可(W/P:OF
F)のいずれの状態にあるかは、ユーザの判断に委ねら
れることとなる。通常、ライトプロテクト操作部50及
びディスク識別ゾーンの一方が記録不可(W/P:OF
F)であれば、DVDディスク10が記録不可(W/
P:OFF)である可能性が十分にあることから、ユー
ザは、そのDVDディスク10は、記録不可(W/P:
OFF)であるとしてそのデータの内容を確認すること
となる。データの確認を終えた後、ライトプロテクト操
作部50及びディスク識別ゾーンの両者を記録可(W/
P:ON)及び記録不可(W/P:OFF)のいずれの
状態に一致させることとなる。いずれにしても、ライト
プロテクト操作部50及びディスク識別ゾーンを利用し
てDVDディスク10が記録可(W/P:ON)及び記
録不可(W/P:OFF)の状態にあるかを判断可能で
あるのでよりディスク10の書き込みに関する安全度が
向上される。
【0049】図6に示すようにリードイン・エリア27
の書換可能データ・ゾーンは、欠陥管理エリアDMA1
およびDMA2を含み、同様にリードアウト・エリア2
6は、同様の欠陥管理エリアDMA3およびDMA4を
含んでいる。
【0050】ディスク識別ゾーンに続いて欠陥管理エリ
ア(DMA1〜DMA4)が設けられている。この管理
エリア(DMA1〜DMA4)はデータエリアの構成お
よび欠陥管理の情報を含むもので、たとえば32セクタ
で構成される。各欠陥管理エリア(DMA1〜DMA
4)の後には、適宜予備のセクタ(スペアセクタ)が付
加されている。各欠陥管理エリア(DMA1〜DMA
4)は、2つのECCブロックからなる。各欠陥管理エ
リア(DMA1〜DMA4)の最初のECCブロックに
は、ディスク10の定義情報構造(DDS; Disc
Definition Structure)および
一次欠陥リスト(PDL; PrimaryDefec
t List)が含まれる。各欠陥管理エリア(DMA
1〜DMA4)の2番目のECCブロックには、二次欠
陥リスト(SDL; Secondary Defec
t List)が含まれる。4つの欠陥管理エリア(D
MA1〜DMA4)の4つの一次欠陥リスト(PDL)
は同一内容となっており、それらの4つの二次欠陥リス
ト(SDL)も同一内容となっている。
【0051】この欠陥管理エリア(DMA1〜DMA
4)には、欠陥情報に関しての物理アドレスが記載さ
れ、この欠陥に関する物理アドレスを参照してデータの
記録が実行され、また、データが再生される。
【0052】欠陥管理エリア(DMA1〜DMA4)に
続いて、換言すれば、リードイン・エリア27とリード
アウト・エリアの間には、データが記録されるデータ領
域28が設けられている。このデータエリア28は、半
径方向に複数(1888)のトラックからなる複数たと
えば24のゾーンにより構成されている。また、各ゾー
ンごとに、ゾーン番号、1トラック(1周あたり)のセ
クタ数、スタートセクタ番号(ヘキサ)、内周側のガー
ドエリアのセクタ番号(ヘキサ)、グループ番号、ユー
ザエリアのセクタ番号(ヘキサ)とECCブロック数、
スペアエリアのセクタ番号(ヘキサ)とセクタ数、外周
側のガードエリアのセクタ番号(ヘキサ)、エンドセク
タ番号(ヘキサ)、グループのスタートセクタ番号、グ
ループのスタートセクタ番号(ヘキサ)が記録されてい
る。
【0053】次に図7を参照して上述したDVDディス
クへのデータの記録及びDVDディスクからデータを再
生するDVDディスク装置の一例について説明する。図
7に示されたDVDディスク装置は、DVDディスクの
みならずCDディスクからもデータの読み出しが可能
で、書換可能なDVDディスクに対してデータの書き込
みが可能な装置として構成されている。従って、光ピッ
ク・アップ60は、DVD用の対物レンズ62及びCD
用の対物レンズ64を有している。光ピック・アップ6
0内には、DVD用の対物レンズ62及びCD用の対物
レンズ64に対応してDVD用及びCD用の半導体レー
ザ・ユニット(図示せず)が設けられ、装填された光デ
ィスク10がDVDディスク或いはCDディスクかに応
じてこの半導体レーザ・ユニットの一方が選択され、レ
ーザ制御ユニット66によって附勢され、それぞれ対応
する波長のレーザ・ビームを発生する。DVD用及びC
D用の半導体レーザ・ユニットのいずれかが選択されて
附勢されると、光ディスク10に対応するレーザ・ビー
ムが対応する対物レンズ62、64に向けられ、この対
物レンズ62、64によって光ディスク10に収束され
る。この収束されたレーザ・ビームで光ディスク10に
データが書き込まれ、或いは、再生される。
【0054】レーザ制御ユニット66は、DVDデータ
処理ユニット80によってその設定がセットされるが、
その設定は、再生信号を得る再生モード、データを記録
する記録モード及びデータを消去する消去モード並びに
DVDディスクに対するデータ処理を実行するDVDモ
ード及びCDディスクに対するデータ処理を実行するC
Dモードで異なっている。即ち、DVDモードでは、D
VD用の半導体レーザ・ユニットが選択されて附勢さ
れ、また、CDモードでは、CD用の半導体レーザ・ユ
ニットが選択されて附勢される。DVD用或いはCD用
のレーザ・ビームは、再生モード、記録モード及び消去
モードの3つのモードでそれぞれ異なるレベルのパワー
を有し、そのモードに対応したパワーのレーザビームが
発生されるように半導体レーザ・ユニットがレーザ制御
ユニット66によって附勢される。
【0055】DVD用の対物レンズ62及びCD用の対
物レンズ64に対向してDVDディスク10或いはCD
ディスクが配置されるように、このDVDディスク或い
はCDディスクは、直接或いはディスク・カートリッジ
11に収納されてトレー70によって装置内に搬送され
る。このトレー70を駆動する為のトレーモータ72が
装置内に設けられている。また、装填されたDVDディ
スク10或いはCDディスクは、スタンパ74によって
回転可能にスピンドル・モータ75上に保持され、この
スピンドル・モータ75によって回転される。ピックア
ップ・ヘッド60は、送りモータ76によって駆動され
る送り機構(図示せず)上に載置され、この送り機構に
よって光ディスク10の半径方向に移動される。トレー
70の下方には、ライトプロテクト検出部71が設けら
れ、このライトプロテクト検出部71によってディスク
・カートリッジ11が書き込み可或いは書き込み不可に
設定されているかを検出することができる。
【0056】ピックアップ・ヘッド60は、その内にレ
ーザビームを検出する検出器(図示せず)を有してい
る。この光検出器は、光ディスク10で反射されて対物
レンズ62、64を介して戻されたレーザ・ビームを検
出している。検出器からの検出信号(電流信号)は、電
流/電圧変換器77で電圧信号に変換され、この信号
は、リファレンス・アンプ78及びサーボ・アンプ79
に供給される。リファレンス・アンプ78からは、加算
信号としての再生信号がDVDデータ処理ユニット80
に出力される。サーボ・アンプ79からのサーボ信号
は、DVDモードでは、DVDサーボ・シーク制御ユニ
ット82に出力され、CDモードでは、CDサーボ・シ
ーク制御並びにCDデータ処理ユニットに出力される。
【0057】DVDモードでは、DVDサーボ・シーク
制御ユニット82からフォーカス信号、トラッキング信
号及び送り信号がフォーカス及びトラッキング・アクチ
ュエータ・ドライバ並びに送りモータドライバ84に送
られ、このドライバ84によって対物レンズ62、64
がフォーカス・サーボ制御され、また、トラッキング・
サーボ制御される。更に、アクセス信号に応じてドライ
バ84から附勢信号が送りモータ76に供給されピック
アップ・ヘッド60が搬送制御される。このDVDサー
ボ・シーク制御ユニット82は、DVDデータ処理ユニ
ット82によって制御される。例えば、DVDデータ処
理ユニット82からアクセス信号がDVDサーボ・シー
ク制御ユニット82に供給されて送り信号が生成され
る。また、DVDデータ処理ユニット82からの制御信
号でスピンドル・モータ・ドライバ85及びトレー・モ
ータ・ドライバ86が制御され、スピンドルモータ75
及びトレー・モータ72が附勢され、スピンドル・モー
タが所定回転数で回転され、トレーモータがトレーを適
切に制御することとなる。DVDデータ処理ユニット8
0に供給された再生信号は、RAM87に必要なデータ
が格納され、再生信号がこのDVDデータ処理ユニット
80で処理されてバッファとしてのRAM89を有する
SCSIインタフェース制御部並びにCD−ROMデコ
ーダ88に供給され、SCSIを介して他の装置、例え
ば、パーソナル・コンピュータに再生処理信号が供給さ
れる。
【0058】CDモードでは、CDサーボ・シーク制御
並びにCDデータ処理ユニット83からフォーカス信
号、トラッキング信号及び送り信号がフォーカス及びト
ラッキング・アクチュエータ・ドライバ並びに送りモー
タドライバ84に送られ、このドライバ84によって対
物レンズ62、64がフォーカス・サーボ制御され、ま
た、トラッキング・サーボ制御される。更に、アクセス
信号に応じてドライバ84から附勢信号が送りモータ7
6に供給されピックアップ・ヘッド60が搬送制御され
る。このCDサーボ・シーク制御並びにCDデータ処理
ユニット83からの制御信号でスピンドル・モータ・ド
ライバ85及びトレー・モータ・ドライバ86が制御さ
れ、スピンドルモータ75が附勢され、スピンドル・モ
ータが所定回転数で回転されることとなる。CDデータ
処理ユニット83に供給された再生信号は、この処理ユ
ニット83で処理されてCDデータ出力アンプ90を介
して出力される。
【0059】図7に示す各部は、ROM91に格納され
た手順に従って、CPU92によって制御される。次
に、書換可能なDVDディスクが装填されてからデータ
の記録開始までの動作を説明する。ここで、DVDディ
スク10は、ディスク・カートリッジ11に収納されて
いるものとする。
【0060】ディスク・カートリッジ11がトレー70
に載置されて図示しない入力手段、キーボード等でその
装置内への格納を指示すると、ディスク・カートリッジ
11は、装置内に格納され、そのシャッタ22が開か
れ、DVDディスク10が露出され、スタンパ74によ
って保持される。スタンパによってDVDディスク10
保持されると、DVDデータ処理ユニット80からの指
令でスピンドル・モータ・ドライバ85が附勢されたス
ピンドル・モータ75が作動される。その結果、DVD
ディスク10が回転を開始する。このディスクの装填時
にディスク・カートリッジ11のライトプロテクト操作
部50がライトプロテクト検出部71によって検出さ
れ、そのディスク・カートリッジ11内のDVDディス
クが記録可のディスクか或いは、記録不可かが確認され
る。この記録可、或いは、記録不可の識別コード・デー
タは、ディスク・カートリッジの書替情報としてRAM
94に格納される。
【0061】DVDデータ処理ユニット80は、レーザ
制御ユニット66をDVDモードにセットし、しかも、
再生モードにセットしてピック・アップ・ヘッド60内
の半導体レーザ・ユニットからDVD用の波長を有する
再生用レーザ・ビームを発生させる。また、DVDデー
タ処理ユニット80は、DVDサーボ・シーク制御ユニ
ット82に対してピックアップの送りを開始する指令を
与え、このDVDサーボ・シーク制御ユニット82は、
この指令に基づいてドライバ84を附勢させて送りモー
タ76を作動させる。その結果、送りもモータが作動し
てホーム・ポジションに位置されているピック・アップ
・ヘッド60がリードイン・エリア27に移動され、リ
ードイン・エリア27が再生用レーザ・ビームで検索さ
れる。このリードイン・エリア27の検索中において、
検出器79からの信号は、RFアンプ78及びサーボア
ンプ79に供給され、RFアンプ78からの出力は、D
VDデータ処理ユニットで80で処理されて再生信号と
してユニット88及びSCSIを介して外部装置例え
ば、パーソナル・コンピュータに供給される。サーボア
ンプ79からの出力は、DVDサーボ・シーク制御ユニ
ット82でフォーカス信号及びトラッキング信号に変換
されてドライバ84に供給され、このドライバ84から
の信号で対物レンズ62にフォーカス・サーボ並びにト
ラッキング・サーボが与えられて対物レンズ62は、フ
ォーカス並びにトラッキング状態に維持されてレーザ・
ビームでトラッキング・ガイド内のデータが読み出され
る。
【0062】データの読み出しに際しては、図6に示す
ブランクゾーンであることが確認され、ブランクゾーン
に続く基準信号ゾーンの基準信号によってエラー率が所
定範囲内に入るようにDVDデータ処理ユニット80が
セットされる。更に、基準信号ゾーンに続くブランクゾ
ーンが確認され、ブランクゾーンに続く制御データゾー
ンを読み出してその制御データに従って装置の各部がセ
ットされる。更に、制御データゾーンに続くブランクゾ
ーンが確認され、ブランクゾーンに続く接続ゾーンを読
みだしてエンボス・データ・ゾーンの読み込みが終了し
たことが確認される。その後、書替可能データゾーンの
ドガード・トラック・ゾーン、ディスク・テスト・ゾー
ンが確認されて、ドライブ・テスト・ゾーンで当該装置
で読み書き可能かがテストされる。ドライブ・テスト・
ゾーンに続くガード・トラック・ゾーンが確認され、デ
ィスク識別子ゾーンが読み込まれる。ディスク10のイ
ニシャル時には、このディスク識別子ゾーンに記録可
(W/P:ON)が書き込まれる。また、ディスク10
のイニシャル後においては、このディスク識別子ゾーン
の記録可(W/P:ON)或いは記録不可(W/P:O
FF)の識別コード・データが読み出され、ディスクの
書替情報としてRAM94に格納される。
【0063】その後、欠陥管理エリア(DMA1&DM
A2)が読み込まれてRAM94に格納され、当該ディ
スク10の欠陥領域が特定される。この処理の後、再生
モードであれば、データ領域からデータが読み出され、
記録モードにおいては、データ領域の所定の領域にデー
タが書き込まれる。データ再生後、或いは、データ記録
後、ユーザに対して当該ディスクへのデータの記録を許
すか否かの問い合わせが表示装置を用いてなされる。ユ
ーザが当該ディスクへのデータの記録を許すことを希望
する場合には、記録可(W/P:ON)の識別コード・
データがリードイン・エリア及びリードアウト・エリア
26のディスク識別子ゾーンに書き込まれる。同様に、
ユーザが当該ディスクへのデータの記録を禁止ことを希
望する場合には、記録不可(W/P:OFF)の識別コ
ード・データがリードイン・エリア及びリードアウト・
エリア26のディスク識別子ゾーンに書き込まれる。
【0064】記録モードにおいて、ユーザが外部からデ
ータの記録の指示をした場合には、RAM94に格納さ
れ記録可或いは不可の2つの識別コード・データが参照
される。2つの識別コード・データの内いずれかに記録
不可の識別コード・データが設定されている場合には、
その記録不可の識別コード・データを参照してその旨を
表示部(図示せず)に表示してユーザに書き込み不可で
ある旨を知らせる。また、ユーザが記録モードを設定し
てもCPUは、その記録モードの設定を無効にする処理
をすることとなる。この場合、ディスクカートリッジ1
1は、記録不可(W/P:OFF)、ディスク識別子ゾ
ーンは、記録可(W/P:ON)並びにディスクカート
リッジ11は、記録可(W/P:ON)並びにディスク
識別子ゾーンは、記録不可(W/P:OFF)、或い
は、ディスクカートリッジ11は、記録不可(W/P:
OFF)並びにディスク識別子ゾーンは、記録不可(W
/P:OFF)と表示してユーザに対して光ディスクに
関しての状態を問い合わせるようにしても良い。ユーザ
は、この光ディスクに関しての状態を参照して再生モー
ドとするか或いは記録モードとするか決定することとな
る。ディスク識別子が記録不可(W/P:OFF)の場
合には、ディスク識別子を記録可(W/P:ON)に書
き替えない限り、CPUは、原則としてその記録モード
の設定を無効にする処理をすることとなる。従って、ユ
ーザは、ディスク識別子が記録不可(W/P:OFF)
であることを認識した場合には、ディスク識別子ゾーン
に記録可(W/P:ON)の書き込み処理をした後、再
度、装置を記録モードに設定することが要求される。
【0065】上述した動作の説明は、DVDディスク1
0がディスク・カートリッジ11に収納されているもの
としているが、ディスク・カートリッジ11からDVD
ディスク10が取り出されたり、或いは、DVDディス
ク10のみをユーザが受け取ってそのDVDディスク1
0のみを装置に装填した状態では、ディスク・カートリ
ッジ11に関する表示がなされず、単に、ディスク識別
子ゾーンの記録不可(W/P:OFF)或いは記録可
(W/P:ON)のみが表示される。この表示に基づい
てユーザは、再生モードとするか或いは記録モードとす
るかを決定することとなる。
【0066】
【発明の効果】以上のようにDVDディスク10のリー
ドイン・エリア及びリードアウト・エリアにディスク識
別子ゾーンが設けられ、ディスク識別子ゾーンに記録不
可(W/P:OFF)或いは記録可(W/P:ON)の
識別コード・データを記録することができ、この識別コ
ード・データでDVDディスク10に記録可能か否かを
ユーザが確認することができる。従って、DVDディス
ク10自体がディスク・カートリッジ11から取り出さ
れても、また、ディスク・カートリッジ11とは別体で
DVDディスク10が販売され、取り扱われても、それ
自体で記録可能か否かをユーザが確認することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るDVDディスクを概
略的に示す斜視図である。
【図2】図1に示されたDVDディスクのフォーマット
構造を示す平面図である。
【図3】図2に示されたディスク・カートリッジを示す
斜視図である。
【図4】図3に示されたディスク・カートリッジにおい
て、その内のディスクを取り出すための蓋部材を開いた
状態を示す斜視図である。
【図5】図2に示されたDVDーRAMディスクのレイ
アウトを示す配置図である。
【図6】図1、図2及び図5に示されたリードイン・エ
リアのフォーマットを示す配置図である。
【図7】図1、図2及び図5に示すDVDーRAMディ
スクからデータを再生し、このディスクにデータを記録
する再生記録用DVDディスク装置を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10…光ディスク 11…カートリッジ 12…ケース 16…記録層 17…窓部 22…シャッタ 25…情報エリア 28…データ記録エリア 30…ディスク出し入れ口 34…蓋部材 40…フランジ 46…ロック爪 47…係止口 50…ライトプロテクト操作部 62、64…対物レンズ 66…レーザ制御ユニット 60…ピックアップ・ヘッド 70…トレー 76…送りモータ 77…電流/電圧変換器 80…DVDデータ処理ユニット 83…CDデータ処理ユニット 88…CD−ROMデコーダ 92…CPU

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周側のリードイン・エリア及び外周側
    にリードアウトエリアが配置され、その間にデータの書
    換可能なデータ記録エリアを有する情報エアリアを有す
    る光ディスクにおいて、 前記リードイン・エリアは、書換できないデータが記録
    されているエンボス・ゾーン、書換可能なデータ領域と
    しての書換可能ゾーン及びその両者間のミラー領域を有
    し、また、前記リードアウトエリアは、書換可能なデー
    タ領域としての書換可能ゾーンを有し、 前記リードイン・エリア及び前記リードアウトエリアの
    書換可能ゾーンは、ディスクを識別する識別情報として
    データ記録エリアのデータを書換ることができない旨の
    書換不可、或いは、データ記録エリアのデータを書換る
    ことができる旨の書換可能を示す識別子をユーザが記録
    することができるディスク識別子領域が設けられている
    ことを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】前記書換可能ゾーンは、前記ディスク識別
    子領域に続いてデータ記録エリアの欠陥情報を管理する
    欠陥管理領域を有することを特徴とする請求項1の光デ
    ィスク。内周側のリードイン・エリア及び外周側にリー
    ドアウトエリアが配置され、その間にデータの書換可能
    なデータ記録エリアを有する情報エアリアを有する光デ
    ィスクにおいて、 前記リードイン・エリアは、書換できないデータが記録
    されているエンボス・ゾーン、書換可能なデータ領域と
    しての書換可能ゾーン及びその両者間のミラー領域を有
    し、また、前記リードアウトエリアは、書換可能なデー
    タ領域としての書換可能ゾーンを有し、 前記リードイン・エリア及び前記リードアウトエリアの
    書換可能ゾーンは、ディスクを識別する識別情報として
    データ記録エリアのデータを書換ることができない旨の
    書換不可、或いは、データ記録エリアのデータを書換る
    ことができる旨の書換可能を示す識別子をユーザが記録
    することができるディスク識別子領域が設けられている
    ことを特徴とする請求項1の光ディスク。
  3. 【請求項3】前記書換可能ゾーンは、前記ディスク識別
    子領域に続いてデータ記録エリアの欠陥情報を管理する
    欠陥管理領域を有することを特徴とする請求項1の光デ
    ィスク。
  4. 【請求項4】内周側のリードイン・エリア及び外周側に
    リードアウトエリアが配置され、その間にデータの書換
    可能なデータ記録エリアを有する情報エアリアを有する
    光ディスクであって、 前記リードイン・エリアは、書換できないデータが記録
    されているエンボス・ゾーン、書換可能なデータ領域と
    しての書換可能ゾーン及びその両者間のミラー領域を有
    し、また、前記リードアウトエリアは、書換可能なデー
    タ領域としての書換可能ゾーンを有し、 前記リードイン・エリア及び前記リードアウトエリアの
    書換可能ゾーンは、ディスクを識別する識別情報として
    データ記録エリアのデータを書換ることができない旨の
    書換不可、或いは、データ記録エリアのデータを書換る
    ことができる旨の書換可能を示す識別子をユーザが記録
    することができるディスク識別子領域が設けられている
    光ディスクと、 この光ディスクが収納されるディスク・カートリッジで
    あって、このディスク・カートリッジの挿脱を許す蓋部
    材と、その内に収納された光ディスクでは、そのデータ
    記録エリアのデータが書換不可、或いは、書換可能を識
    別する識別機構を備えているディスク・カートリッジ
    と、 を具備することを特徴とする光ディスク・ユニット。
  5. 【請求項5】前記書換可能ゾーンは、前記ディスク識別
    子領域に続いてデータ記録エリアの欠陥情報を管理する
    欠陥管理領域を有することを特徴とする請求項4の光デ
    ィスク・ユニット。
  6. 【請求項6】内周側のリードイン・エリア及び外周側に
    リードアウトエリアが配置され、その間にデータの書換
    可能なデータ記録エリアを有する情報エアリアを有する
    光ディスクであって、 前記リードイン・エリアは、書換できないデータが記録
    されているエンボス・ゾーン、書換可能なデータ領域と
    しての書換可能ゾーン及びその両者間のミラー領域を有
    し、また、前記リードアウトエリアは、書換可能なデー
    タ領域としての書換可能ゾーンを有し、 前記リードイン・エリア及び前記リードアウトエリアの
    書換可能ゾーンは、ディスクを識別する識別情報として
    データ記録エリアのデータを書換ることができない旨の
    書換不可、或いは、データ記録エリアのデータを書換る
    ことができる旨の書換可能を示す識別子をユーザが記録
    することができるディスク識別子領域が設けられている
    光ディスクからデータを再生し、データを記録するディ
    スク装置において、 前記光ディスクからデータを読み出す手段と、 前記ディスク識別子領域に書換不可及び書換可能の識別
    子のいずれかを書き込む手段と、 前記ディスク識別子領域から書換不可能の識別子を検出
    した際に前記データ記録エリアへのデータの書き込みを
    禁止する手段とを具備することを特徴とするディスク装
    置。
  7. 【請求項7】前記光ディスクが収納されるディスク・カ
    ートリッジであって、このディスク・カートリッジの挿
    脱を許す蓋部材と、その内に収納された光ディスクで
    は、そのデータ記録エリアのデータが書換不可、或い
    は、書換可能を識別する識別機構を備えているディスク
    ・カートリッジを更に具備することを特徴とする請求項
    6のディスク装置。
  8. 【請求項8】前記識別機構を検出して前記データ記録エ
    リアのデータが書換不可、或いは、書換可能である旨を
    識別する識別信号を発生する手段を更に具備することを
    特徴とする請求項6のディスク装置。
JP08568198A 1998-03-31 1998-03-31 光ディスク・ユニット及びディスク装置 Expired - Fee Related JP4057693B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08568198A JP4057693B2 (ja) 1998-03-31 1998-03-31 光ディスク・ユニット及びディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08568198A JP4057693B2 (ja) 1998-03-31 1998-03-31 光ディスク・ユニット及びディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11283358A true JPH11283358A (ja) 1999-10-15
JP4057693B2 JP4057693B2 (ja) 2008-03-05

Family

ID=13865597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08568198A Expired - Fee Related JP4057693B2 (ja) 1998-03-31 1998-03-31 光ディスク・ユニット及びディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4057693B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002045087A1 (fr) * 2000-11-29 2002-06-06 Sanyo Electric Co., Ltd. Dispositif d'enregistrement de donnees
WO2003060889A1 (fr) * 2002-01-11 2003-07-24 Fujitsu Limited Support d'enregistrement d'information optique
KR100414865B1 (ko) * 1999-12-28 2004-01-13 파이오니아 가부시키가이샤 코드 판정 장치 및 방법, 기록매체 판별 장치 및 방법, 및정보 기록 장치 및 방법
WO2005034127A1 (ja) * 2003-10-01 2005-04-14 Sony Corporation 記録媒体管理装置および記録媒体管理方法
JP2005203098A (ja) * 1998-06-15 2005-07-28 Samsung Electronics Co Ltd 貯蔵装置
US7123564B2 (en) 1998-06-15 2006-10-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Recording medium for storing write protection information and write protection method thereof
JP2007242233A (ja) * 2004-04-17 2007-09-20 Samsung Electronics Co Ltd 情報保存媒体、記録/再生装置、記録/再生方法及びその方法を実行するプログラムが記録されたコンピュータ可読記録媒体
CN100399434C (zh) * 2003-03-17 2008-07-02 皇家飞利浦电子股份有限公司 可重写数据载体

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6963531B2 (en) 1998-06-15 2005-11-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Recording medium for storing write protection information and write protection method thereof
US7123564B2 (en) 1998-06-15 2006-10-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Recording medium for storing write protection information and write protection method thereof
US6970407B2 (en) 1998-06-15 2005-11-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Recording medium for storing write protection information and write protection method thereof
JP2005203098A (ja) * 1998-06-15 2005-07-28 Samsung Electronics Co Ltd 貯蔵装置
KR100414865B1 (ko) * 1999-12-28 2004-01-13 파이오니아 가부시키가이샤 코드 판정 장치 및 방법, 기록매체 판별 장치 및 방법, 및정보 기록 장치 및 방법
US7584212B2 (en) 2000-11-29 2009-09-01 Sanyo Electric Co., Ltd. Data recording device
KR100820015B1 (ko) * 2000-11-29 2008-04-07 산요덴키가부시키가이샤 데이터 기록 장치 및 데이터 기록 방법
CN100442381C (zh) * 2000-11-29 2008-12-10 三洋电机株式会社 数据记录设备
WO2002045087A1 (fr) * 2000-11-29 2002-06-06 Sanyo Electric Co., Ltd. Dispositif d'enregistrement de donnees
WO2003060889A1 (fr) * 2002-01-11 2003-07-24 Fujitsu Limited Support d'enregistrement d'information optique
CN100399434C (zh) * 2003-03-17 2008-07-02 皇家飞利浦电子股份有限公司 可重写数据载体
WO2005034127A1 (ja) * 2003-10-01 2005-04-14 Sony Corporation 記録媒体管理装置および記録媒体管理方法
JP2007242233A (ja) * 2004-04-17 2007-09-20 Samsung Electronics Co Ltd 情報保存媒体、記録/再生装置、記録/再生方法及びその方法を実行するプログラムが記録されたコンピュータ可読記録媒体
US7746737B2 (en) 2004-04-17 2010-06-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Information recording medium, apparatus for recording and/or reproducing data on and/or from information recording medium, method of recording and/or reproducing data on and/or from information recording medium, and computer-readable recording medium storing program for executing the method
US8248901B2 (en) 2004-04-17 2012-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Information recording medium, apparatus for recording and/or reproducing data on and/or from information recording medium, method of recording and/or reproducing data on and/or from information recording medium, and computer-readable recording medium storing program for executing the method
US8582407B2 (en) 2004-04-17 2013-11-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Information recording medium, apparatus for recording and/or reproducing data on and/or from information recording medium, method of recording and/or reproducing data on and/or from information recording medium, and computer-readable recording medium storing program for executing the method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4057693B2 (ja) 2008-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7352684B2 (en) Information medium and information recording and reproducing device
TWI280575B (en) High-density optical disc and recording/reproducing method thereof
US7940636B2 (en) Recording medium, recording apparatus and recording method
ES2216988T3 (es) Gestion de sectores defectuosos con compatibilidad en retroceso para dvd-rom en un medio de soporte dvd grabable.
US7385897B2 (en) Information recording device, information recording method, information recording program, and recording medium
WO2004086373A1 (ja) 情報記録方法、情報記録装置、情報記録用プログラム及び記憶媒体
KR20050002568A (ko) 기록 매체, 기록 재생 장치, 기록 재생 방법
JP2003168221A (ja) 多層光記録媒体、記録データの記録方法、および記録装置
JP2003030844A (ja) 光ディスク情報記録装置および光ディスク
JP4057693B2 (ja) 光ディスク・ユニット及びディスク装置
US7768898B2 (en) Multi-layer information storage medium and information apparatus
JPH10106170A (ja) 光ディスク情報記録システム
US7609600B2 (en) Optical disc recording/reproducing apparatus capable of recording data early
KR20060085416A (ko) 기록매체 및 기록매체 판별방법 및 기록매체기록재생방법과 기록재생장치
JP2006313600A (ja) 記録方法、プログラム及び記録媒体、並びに情報記録装置
US20070165492A1 (en) Recording type optical disc apparatus and optical disc medium
JPH10188342A (ja) 光情報記録媒体およびその再生装置
JP2006338771A (ja) 記録装置、記録方法、光ディスク記録媒体
US20100195461A1 (en) Multi-Session Pre-Recorded Storage Medium
WO2007034811A1 (ja) 情報記録媒体
JP2005346785A (ja) 記録方法、情報記録媒体、再生方法、情報記録装置及び情報再生装置
JP2000339683A (ja) 光記録再生装置
KR20030047579A (ko) 광 디스크 기록/재생 장치의 광 디스크에 데이터를기록하는 방법
JPH06150525A (ja) 光磁気ディスクおよびその変調方式判別装置
JP2007193929A (ja) 光学的情報記録媒体、光学的情報記録方法、光学的情報記録再生装置および半導体回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071214

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees