JP2004189087A - 車両洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、常に被洗浄車両に十分に洗浄水を噴射でき、洗浄の仕上がりが優れた車両洗浄装置を提供することを目的とする。
【解決手段】車両2と洗車機本体1を相対移動しながら、車両2の洗浄を行うとき、高圧水スプレー装置56のノズル11が相対移動方向に常に揺動される構成とする。この構成によれば、高圧水(洗浄水)が車両2の上面に噴射されない箇所(洗い残しが発生しやすい箇所)がなくなり、ムラなく洗浄することができ、洗車の仕上がりを改善することができる。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば洗車に使用される洗車機に備えられる車両洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両洗浄装置は、洗浄ノズルから洗浄水を噴射して車両の車体表面等の被洗浄物を洗浄するように構成されている。このような車両洗浄装置の被洗浄車両の上面に配置される上面洗浄ノズルは、昇降自在に、また洗車機の走行方向とは直角な左右方向に移動自在に、さらに噴射方向を下方、前方、後方の3方向に向けることができる構成とされ、走行フレーム(洗車機本体)を走行させて洗浄を実行するとき、まず上面洗浄ノズルを下降させて、噴射方向を前方に向け、続いて走行が開始されると、被洗浄車両の上面高さを検出する光電センサの検出信号に合わせて車両の上面との距離を一定に維持するように昇降させ、また上記3つの噴射方向を車両の上面の向きに合わせて駆動している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−317412号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の車両洗浄装置では、上面洗浄ノズルの噴射方向を下方、前方、後方の3方向にしか変更することができないため、上面洗浄ノズルが昇降している際に、噴射方向が変わると、十分に洗浄水が被洗浄車両に噴射されない箇所が発生するという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、常に被洗浄車両に十分に洗浄水を噴射でき、洗浄の仕上がりが優れた車両洗浄装置を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、被洗浄車両と洗車機本体を相対移動させながら、前記被洗浄車両に対して洗車を行う洗車機に備えられる車両洗浄装置であって、
洗浄水または洗剤を前記被洗浄車両へ噴射するノズルを、前記相対移動方向に揺動可能としたスプレー装置を備え、前記被洗浄車両の洗浄を行うとき、前記スプレー装置のノズルを前記相対移動方向に常に揺動させることを特徴とするものである。
【0007】
上記構成によれば、被洗浄車両と洗車機本体を相対移動しながら、被洗浄車両の洗浄を行うとき、洗浄水または洗剤を被洗浄車両へ噴射するノズルは相対移動方向に常に揺動される。よって、高圧水が被洗浄車両の上面に噴射されない箇所がなくなり、洗い残しがなくなる。
【0008】
また請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、前記スプレー装置のノズルを、前記被洗浄車両の上面に対して洗浄水または洗剤をほぼ直角に噴射する位置を中心として、揺動させることを特徴とするものである。
【0009】
上記構成によれば、ノズルの揺動中心が被洗浄車両の上面に対して洗浄水または洗剤がほぼ直角に噴射される傾斜位置とされる。よって、高圧水が水の圧力を落とすことなく効率良く被洗浄車両の上面に噴射され、また高圧水が無駄に被洗浄車両に噴射されることが減少され、少ない水の量で洗車を実行できる。
【0010】
また請求項3に記載の発明は、上記請求項1または請求項2に記載の発明であって、前記被洗浄車両と前記洗車機本体の相対移動位置に基づいて、前記スプレー装置のノズルの揺動動作を制限することを特徴とするものである。
【0011】
上記構成によれば、スプレー装置のノズルから噴射される高圧水が被洗浄車両以外に噴射されないようにノズルの揺動動作を制限することが可能となる。よって、被洗浄車両が存在しない箇所への高圧水の噴射がなくなることから、無駄な高圧水の噴射がなくなる。
【0012】
また請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、前記高圧水スプレー装置のノズルを昇降自在とし、前記被洗浄車両の車高に合わせて昇降することを特徴とするものである。
【0013】
上記構成によれば、ノズルが被洗浄車両の車高に合わせて昇降される。よって、最も水の圧力を落とすことなく高圧水を被洗浄車両に噴射でき、少ない高圧水の量で洗車が実行され効率が改善される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施の形態における車両洗浄装置を備えた洗車機の側面図、図2は同洗車機の正面図、図3と図4は同洗車機内の機器の配置図である。図示する洗車機は、ドライブスルータイプの洗車機(前方から洗車機本体内へ進入した被洗浄車両を洗車終了後に後方へ通り抜け退場させる方式のセルフ洗車機)としている。
【0015】
図1〜図4において、1は被洗浄車両である車両2を跨ぎ、車両2の前後方向に走行する門型の洗車機本体であり、被洗浄車両2と洗車機本体1を車両2の前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両2に対して洗車を行う洗車機が構成されている。洗車機本体1は、車両2の洗浄を行う洗浄手段を備えた前部本体1Aと、車両2の乾燥を行う乾燥手段を備えた後部本体1Bに分離され、それぞれ複数個の輪体3を介して床面4に敷設された一対のレール5の上をそれぞれ別個に走行可能とされている。また前部本体1Aと後部本体1Bは、ワイヤ(索体)6により接近・離間自在に接続されている。また前部本体1Aの後端の両側には、後述するアーチを取り付けるためのパネル9が突設され、また前部本体1Aの正面上部に、車両2の存在および車両2の車高を検出する超音波センサからなる車両検出センサ10が設けられている。
【0016】
上記パネル9を含む前部本体1A内には、上記車両2の洗浄手段として、前面より順に、前端部上方に配置され、高圧水(洗浄水の一例)を車両2の上方から車両2へ噴射する高圧水スプレーノズル11と、洗浄水(リンス)を車両2の上面と両側面へ噴射する第1洗浄水(プレリンス)アーチ12と、洗車機本体1の走行方向(前後方向)と直角な方向(以下、左右方向と称す)に出退自在で車両2のタイヤおよび下部側面を洗浄する左右一対のロッカーブラシ13と、上下方向に移動自在で車両2の上面を洗浄するトップブラシ14と、通常の洗剤を車両2の上面へ噴射する第1洗剤(前洗剤)アーチ15と、洗浄水(リンス)を車両2の上面と両側面へ噴射する第2洗浄水(ファイナルリンス)アーチ16と、ワックス液(下地ワックス)を車両2の上面と両側面へ噴霧する第1ワックスアーチ17と、左右方向に横行自在で車両2の前後面および両側面を洗浄する一対のサイドブラシ18と、後部本体1Bの近くに配置され、高発泡洗剤を車両2の上面へ噴霧する高発泡洗剤アーチ19と、撥水コート液を車両2の上面と両側面へ噴霧する撥水コートアーチ20と、通常の洗剤を車両2の上面と両側面へ噴射する第2洗剤(後洗剤)アーチ21と、ワックス液(仕上げワックス)を車両2の上面と両側面へ噴霧する第2ワックスアーチ22が設けられている。上記ロッカーブラシ13とトップブラシ14とサイドブラシ18によりブラッシング手段が構成されている。また、高圧水スプレーノズル11と第1洗浄水アーチ12と第1洗剤アーチ15と第2洗浄水アーチ16と第1ワックスアーチ17と高発泡洗剤アーチ19と撥水コートアーチ20と第2洗剤アーチ21と第2ワックスアーチ22によりスプレー群が構成されている。
【0017】
また前部本体1Aの前端部に、前方に突出させて、起動、停止指令や洗車モードなどを入力する操作スイッチなどが配列された操作ボックス23が設けられ、さらに車両2の運転者に車両2の進入および停止を報知する手段として、緑色ランプからなる進入信号灯24と赤色ランプからなる停止信号灯25が設けられている。また前部本体1Aの下端には、前部本体1がホームポジション(HP;走行開始位置)にあることを検出するリミットスイッチからなる前部本体HP検出センサ27と前部本体1Aがエンドポジション(EP;走行終了位置)にあることを検出するリミットスイッチからなる前部本体EP検出センサ28が設けられている。またサイドブラシ18には、サイドブラシ18が車両2に接触して傾いたことにより動作して車両2を検出するリミットスイッチからなる車体検出センサ29(図9)が設けられている。また図4に示すように、前部本体1Aと後部本体1B間に、給電およびデータの授受に使用される配線を支持するアーム30が設けられている。
【0018】
また後部本体1B内には、車両2の乾燥手段として、上下方向に移動自在で被洗浄車両2の上面を乾燥するトップノズル31と、左右方向に横行自在で車両2の両側面を乾燥する左右一対のサイドノズル32が設けられ、さらに両ノズル31,32に同時に連通して風を供給する左右一対のブロワ装置33が設けられている。また後部本体1Bの下端には、後部本体1Bがホームポジション(HP;走行開始位置)にあることを検出するリミットスイッチからなる後部本体HP検出センサ34と後部本体1Bがエンドポジション(EP;走行終了位置)にあることを検出するリミットスイッチからなる後部本体EP検出センサ35が設けられ、さらに後部本体1Bの後端には、車両2の後端を検出する光電センサからなる後端検出センサ36が設けられている。
【0019】
また図4に示すように、前部本体1Aと後部本体1Bとの閉限・開限を検出する検出手段として、後部本体1Bの前端から前部本体1Aに向けて一対の被検出体37Aが突出され、前部本体1Aにこれら一対の被検出体37Aを支持案内する案内レール37Bが設けられ、前部本体1Aの前端に一方の被検出体37Aの先端の進入により動作するリミットスイッチからなる減速用の閉限減速検出センサ38と停止用の閉限停止検出センサ39が設けられ、また前部本体1Aの後端に他方の被検出体37Aの先端の後退により動作するリミットスイッチからなる減速用の開限減速検出センサ49と停止用の開限停止検出センサ50が設けられている。
【0020】
また前部本体1Aと後部本体1B間における物や人の存在を検出する挟まれ検出手段として、複数のセット(図4では2セット)の透過型光電センサからなる挟まれ検出センサ40(投光器40A,受光器40B)が設けられている。この挟まれ検出センサ40の投光器40Aは後部本体1Bに,挟まれ検出センサ40の受光器40Bは前部本体1Aに設けられている。
【0021】
また図3,図4に示すように、前部本体1Aの前端部には、前記高圧水スプレーノズル11より前方側に、垂直に1列に配置された透過型光電センサからなる装備品判別装置41が設けられている。この透過型光電センサは、前部本体1Aの左右に対向して配置された投光器群と受光器群からなり、車両2の上面位置の高さを検出できるように構成されている。また前部本体1Aの前端部下方で、装備品判別装置41より後方に、前部本体1Aへ進入した車両2を検出する光電センサからなる前部本体車両検出センサ42が設けられている。
【0022】
また前部本体1Aには、前部本体1Aの輪体3の回転軸に連結され、輪体3を駆動することにより前部本体1Aを走行させる前部本体走行駆動装置(走行モータを含む)45(図9)と、輪体3の回転を検出する前部本体エンコーダ46(図9)が設けられ、また同様に後部本体1Bには、後部本体1Bの輪体3の回転軸に連結され、輪体3を駆動することにより後部本体1Bを走行させる後部本体走行駆動装置(走行モータを含む)47(図9)と、輪体3の回転を検出する後部本体エンコーダ48(図9)が設けられている。上記前部本体走行駆動装置45と後部本体走行駆動装置48は、それぞれ走行モータとこの走行モータ用インバータから構成され、インバータは後述する前進指令、後進指令に応じて走行モータを駆動して本体1A,1Bを所定速度で前進または後進させ、後述する減速指令に応じて走行速度を減速させる。なお、前進指令と後進指令をともに入力していないときは停止させている。
【0023】
また図1に示すように、走行レール5の先端前方に、車両2の洗車位置への進入をコントロールする遮断機51と、車両2を検出するとともに車高が洗車機本体1の制限高さ以下の車両2であるかどうかを検出する進入センサ52が設けられ、また走行レール5の後端後方には車両2の運転者へ洗車終了による退場(洗車位置からの脱出)を促す出口信号灯53が設けられている。
【0024】
上記高圧水スプレーノズル11を含む、前部本体1Aに設けられる高圧水スプレー装置(スプレー装置の一例)56の構成を図5〜図8を参照しながら説明する。
【0025】
洗車機本体1の左右方向に、供給される高圧水の圧力により回転する複数(図では3個)のスピンドルタイプの上記高圧水スプレーノズル11が配列され、これら高圧水スプレーノズル11へ高圧水を供給する、左右方向に配置された高圧水配管57は、垂直な向きから前後方向へそれぞれ所定角度(たとえば45゜)揺動可能(相対移動方向に揺動可能)に構成されており、高圧水配管57の終端に揺動用電動モータ58の回転軸が連結され、また高圧水配管57の先端側が軸受59により回転自在に支持されている。
【0026】
またこれら高圧水スプレーノズル11、高圧水配管57、揺動用電動モータ58、および軸受59は、一体で昇降自在に構成されており、高圧水スプレーノズル11、高圧水配管57、揺動用電動モータ58、および軸受59を支持する枠体60と、この枠体60の左右端部に、上下2個の案内ローラ61を回転自在に支持する案内支持体62が固定され、前部本体1の左右部にそれぞれ、案内ローラ61を垂直方向に案内する案内レール63が設けられている。また前部本体1の右端上部に昇降用電動モータ64が配置され、枠体60の上方で左右方向に、この昇降用電動モータ64の回転軸に連結され、軸受65と軸受66に回転自在に支持された回転軸67が設けられ、この回転軸67には、左右の案内支持体62の上方位置にそれぞれ滑車68が軸支され、これら滑車68に対向してそれぞれ案内支持体62に止め具69が固定されており、これら各滑車68に巻かれたベルト70の一端がそれぞれ止め具69に取付けられ、昇降用電動モータ64により回転軸67を介して滑車68が回転駆動されることにより、滑車68にベルト70が巻き上げ、巻き下げられることによって枠体60は上下に昇降される[図5(b)参照]。
【0027】
また前部本体1の左方部には、高圧水ポンプユニット71が配置されている。この高圧水ポンプユニット71は、図6に示すように、外部に配設された水タンク72の水中ポンプ72Aから供給される水の圧力をさらに高圧とする高圧ポンプ73と、高圧ポンプ73の入口と出口にそれぞれ設けられ、高圧ポンプ73から供給される高圧水を導通あるいは遮断するソレノイドバルブ74から構成され、高圧ポンプ73が駆動され、ソレノイドバルブ74を開動作することにより高圧水がホース75を介して高圧水配管57の先端へ導かれ、高圧水配管57を介して高圧水スプレーノズル11へ供給され、車両2へ高圧水が噴射される。
【0028】
また高圧水スプレー装置56のセンサとして、回転軸67にパルスセンサディスク76が軸支され、このディスク76に対向してパルスセンサ77が配置されており、また図8に示すように、高圧水配管57に直角に下向きに固定されたドッグ78を、高圧水配管57の高圧水スプレーノズル11が垂直に下向きとなっている姿勢のときに検出する近接センサからなる中央検出センサ79と、前記ドッグ78が前方所定角度(たとえば45゜)に傾いていることを検出する前方傾き検出センサ80と、前記ドッグ78が後方所定角度(たとえば45゜)に傾いていることを検出する後方傾き検出センサ81が設けられ、さらに一方の枠体60の案内支持体62に固定されたドッグ82を、枠体60が上限に位置しているときに検出するリミットスイッチからなる上限検出センサ83と、前記ドッグ82を、枠体60が下限に位置しているときに検出するリミットスイッチからなる下限検出センサ84が案内レール63に沿って配置されている。
【0029】
なお、図5において、85は枠体60と共に昇降する揺動用電動モータ58へ給電するためのケーブルである。
上記構成の洗車機の制御構成図を図9に示す。
【0030】
図示するように、前部本体1Aに内蔵されたマイクロコンピュータからなる制御装置(制御手段)86と、この制御装置86に接続される、車両検出センサ10、前部本体エンコーダ46、後部本体エンコーダ48、装備品判別装置41、パルスセンサ77、中央検出センサ79、前方傾き検出センサ80、後方傾き検出センサ81、上限検出センサ83、下限検出センサ84など各種センサからなるセンサ系87、前部本体走行駆動装置45、後部本体走行駆動装置47、各ブラシ13,14,18、各乾燥用ノズル31,32、ブロワ装置33、高圧水スプレー装置56(揺動用電動モータ58、昇降用電動モータ64、高圧ポンプ73、ソレノイドバルブ74)などからなる駆動系87、操作ボックス23、進入信号灯24、停止信号灯25、遮断機51、および出口信号灯53から構成されている。
【0031】
制御装置86は操作ボックス23からの起動、停止などの操作信号、センサ系87からの検出信号を入力して記憶し、これら操作信号、検出信号に応じて、駆動系88、進入信号灯24、停止信号灯25、遮断機51、および出口信号灯53を制御して洗車機本体1全体の動作を制御し、洗車動作を実行している。
【0032】
上記制御装置86における高圧水スプレー装置56の制御部のブロック図を図10に示す。
この高圧水スプレー装置56を制御する制御部は、
前部本体HP検出センサ27の動作信号によりリセットされ、前部本体エンコーダ46から出力されるパルスをカウントすることにより、前部本体1AのHPからの走行距離xを検出する走行距離検出部91と、
操作ボックス23により洗車スタートが操作されたときに入力される洗車スタート信号によりリセットされ、所定時間毎に、走行距離検出部91より出力される前部本体1AのHPからの走行距離xと、そのときの装備品判別装置41により検出される車両2の高さhを組(一対)として記憶する形状データ格納部92と、
下限検出センサ84の動作信号によりリセットされ、パルスセンサ77から出力されるパルスをカウントすることにより、高圧水スプレーノズル11の下限位置からの昇降距離yを検出し、この昇降距離yに予め設定された高圧水スプレーノズル11の下限位置の高さを加算して床面4からの高圧水スプレーノズル11の昇降距離(高さ)ysを求める昇降距離検出部93と、
装備品判別装置41と高圧水スプレーノズル11の前後方向の距離αが予め記憶され、走行距離検出部91より出力される前部本体1AのHPからの走行距離xと距離αにより、形状データ格納部92を検索して高圧水スプレーノズル11の実際の位置(前後方向の位置)に対応する車両2の高さhsを求めるノズル位置車両高さ検索部94と、
このノズル位置車両高さ検索部94により求められた高さhsに予め設定された余裕値βを加算して高圧水スプレーノズル11を設定する高さHを求める高さ設定部95と、
前記ノズル位置車両高さ検索部94により求められた高さhsの変化を検出して(微分して)車両2の上面の傾き角度γを求める傾き設定部96と、
操作ボックス23により洗車するコースとして高圧水をスプレーするコースが選択されて高圧水スプレー指令信号(後述する)が入力されると(オンとなると)、高さ設定部95から出力される高さHに、昇降距離検出部93から出力される昇降距離ysをフィードバックしながら昇降用電動モータ64を駆動して高圧水スプレーノズル11を高さHに制御し、また上限検出センサ83が動作すると、上昇を中止し、下限検出センサ84が動作すると、下降を中止し、さらに高圧水スプレー指令信号がオフとなると高圧水スプレーノズル11を上限位置まで上昇する昇降制御部97と、
前記高圧水スプレー指令信号がオンとなると、ノズル位置車両高さ検索部94により求められる高圧水スプレーノズル11位置の車両2の高さhsを入力し、“0”ではない、すなわち高圧水スプレーノズル11位置に車両2が存在するかどうかを確認し、車両2の存在を確認すると、スプレー開始信号および後方への揺動を制限する後方制限信号を出力し、このときの走行距離検出部91により検出されている、前部本体1AのHPからの走行距離xを確認し、この走行距離xから所定の走行距離δを走行すると、前記前方制限信号をオフとし揺動の制限を無くし、また装備品判別装置41により検出される車両2の高さhを入力し、“0”となると、前方への揺動を制限する前方制限信号を出力し、続いて上記車両2の高さhsが“0”となると、スプレー停止信号を出力するスプレー動作確認部98と、
傾き設定部96により求められる車両上面の傾き角度γが所定角度、たとえば水平面から反時計回りに30゜以上となると、揺動の中心を後方45゜に設定し、また車両上面の傾き角度γが所定角度、たとえば水平面から反時計回りに(−30)゜以下となると、揺動の中心を前方45゜に設定し、それ以外のとき揺動の中心を中央0゜に設定する揺動中心設定データを出力する揺動中心設定部99と、
前記高圧水スプレー指令信号がオンとなると、高圧ポンプ73を駆動し、高圧水スプレー指令信号がオフとなると、高圧ポンプ73を停止し、またスプレー動作確認部98より出力されるスプレー開始信号によりソレノイドバルブ74を開動作し、スプレー停止信号によりソレノイドバルブ74を閉動作する高圧水供給部100と、
スプレー動作確認部98より出力されるスプレー開始信号,前方制限信号,後方制限信号,スプレー停止信号、揺動中心設定部99より出力される揺動中心設定データに基づいて中央検出センサ79、前方傾き検出センサ80、後方傾き検出センサ81の検出信号を確認しながら揺動用電動モータ58を揺動駆動する揺動制御部101
から構成されている。
【0033】
揺動制御部101は、スプレー開始信号を入力すると、揺動中心設定データを確認してこの揺動の中心となる中央検出センサ79または前方傾き検出センサ80または後方傾き検出センサ81が動作するまで揺動用電動モータ58を駆動して高圧水配管57を回動する。続いて、前方制限信号と後方制限信号を入力していないとき、この回動中心位置を中心に前後に所定角度、たとえば45゜の角度で揺動用電動モータ58を駆動して高圧水配管57を回動する。なお、揺動中心設定データが変更されると、回動中心位置を変更する。また後方制限信号を入力すると、中央検出センサ79が動作する位置までに後方への回動を制限し、また前方制限信号を入力すると、中央検出センサ79が動作する位置までに前方への回動を制限する。そして、スプレー停止信号を入力すると、揺動用電動モータ58の駆動を停止する。
【0034】
上記高圧水スプレー装置56を制御する制御部の構成による高圧水スプレー装置56の動作を、図11を参照しながら説明する。
前部本体1AがHPから前進を開始すると、走行距離検出部91により前部本体1AのHPからの走行距離xが検出され、またこの走行距離検出部91より出力される前部本体1AのHPからの走行距離xと、そのときの装備品判別装置41により検出される車両2の高さhが組(一対)として形状データ格納部92に記憶される。また走行距離検出部91より出力される前部本体1AのHPからの走行距離xと距離αにより、形状データ格納部92を検索して高圧水スプレーノズル11位置の車両2の高さhsが求められ、この求められた高さhsに予め設定された余裕値βを加算して高圧水スプレーノズル11を設定する高さHが求められる。また昇降距離検出部93において、床面4からの高圧水スプレーノズル11の昇降距離ysが求められる。
【0035】
そして、高圧水スプレー指令信号がオンとなると、高圧ポンプ73が駆動され、さらに高さ設定部94から出力される高さHに、昇降距離検出部93から出力される昇降距離ysをフィードバックしながら昇降用電動モータ64が駆動され、高さH、すなわち車両2の上面から上方βの位置に高圧水スプレーノズル11が昇降制御される。なお、上限検出センサ83が動作すると、上昇は中止され、下限検出センサ84が動作すると、下降が中止される。
【0036】
また高圧水スプレーノズル11位置の車両2の高さhsが“0”ではなくなると、すなわち高圧水スプレーノズル11位置に車両2が存在すると、スプレー開始信号および後方制限信号が出力される。これにより、ソレノイド74が開動作され、高圧水が高圧水スプレーノズル11へ供給され、ノズル11が回動しながら高圧水が車両2へ噴射される。また中央検出センサ79が動作する位置までに後方への回動が制限されて高圧水スプレーノズル11が前後に揺動される(▲1▼の状態)。
【0037】
そして前部本体1Aが距離δ前進すると、後方制限信号が解除され、90゜の角度で揺動され、このとき車両上面の傾き角度γにより揺動中心が制御される(▲2▼の状態)。
【0038】
そして、車両2の車高および車両上面の傾き角度γにより、高圧水スプレーノズル11の高さと揺動中心が制御される(▲3▼〜▲5▼の状態)。
そして、装備品判別装置41により検出される車両2の高さhが“0”となると、すなわち車両2の後端より後方αの位置に高圧水スプレーノズル11が到達すると、前方制限信号を出力され、中央検出センサ79が動作する位置までに前方への回動が制限されて高圧水スプレーノズル11が前後に揺動される(▲6▼▲7▼の状態)。
【0039】
続いて上記車両2の高さhsが“0”となると、スプレー停止信号が出力され、これによりソレノイド74が閉動作され、高圧水スプレーノズル11への高圧水の供給が中止され、また高圧水スプレーノズル11は上限位置まで上昇される(▲8▼の状態)。
【0040】
そして、高圧水スプレー指令信号がオフとなると、高圧ポンプ73が停止される。
このように、車両2と洗車機本体1を相対移動しながら、車両2の洗浄を行うとき、高圧水スプレー装置56のノズル11が相対移動方向に常に揺動され、また車両2と洗車機本体1の相対移動位置に基づいて、車両2の先端部と後端部では高圧水スプレー装置56のノズル11から噴射される高圧水が車両2以外に噴射されないようにノズル11の揺動動作が制限される。またこのとき、高圧水スプレー装置56のノズル11は、車両2の上面に対して高圧水をほぼ直角に噴射する位置を中心として揺動され、さらに車両2の車高に合わせて昇降される。
【0041】
このような高圧水スプレー装置56の動作を実行する制御装置86による前部本体1Aと後部本体1Bとブラシ13,14,18と乾燥用ノズル31,32の動作を、図12,図13のフローチャートおよび図14,図15に示す動作説明図に基づいて説明する。なお、前部本体1Aと後部本体1BはホームポジションHPに停止し、操作ボックス23により洗車に必要な洗車モードが設定され、図14(a)に示すように、開放された遮断機51を通って車両2が進入してきているものとする(このとき、進入信号灯24は点灯している)。また選択される洗車のモードやコースおよびブラシ13,14,18の駆動に合わせて駆動される高圧水スプレー装置56以外のスプレー群の駆動の説明は省略している。
【0042】
まず、車両検出センサ10により車両2が洗車位置まで進入してきたことを確認すると(ステップ−1)、停止信号灯25を点灯し、進入信号灯24を消灯して車両2の停止を報知する(ステップ−2)。続いて操作ボックス23により洗車に必要な洗車モードが設定され、洗車スタートの入力を確認すると(ステップ−3)、遮断機51へ閉指令を出力するとともに洗車スタート信号により形状データ格納部92をリセットし(ステップ−4)、次にブラシ13,14,18の回転指令信号を出力するとともに上記高圧水スプレー指令信号をオンとし(ステップ−5)、続いてロッカーブラシ11による洗車指令信号を出力し(ステップ−6)、前部本体走行駆動装置45へ前部本体1Aの前進指令を出力する(ステップ−7)。
【0043】
これにより停止信号灯25の点灯により車両2が停止位置へ停止され、前記回転指令信号に応答してブラシ13,14,18が回転駆動され、図14(b)に示すように、遮断機51が閉じられて次の車両2の進入が阻止され、前部本体1Aの前進が開始され、上記高圧水スプレー指令信号に応答して高圧ポンプ73が駆動され、続いて前部本体1Aの前進に伴い、ソレノイドバルブ74が開とされ、高圧水スプレーノズル11の昇降制御と揺動制御が実行され、高圧水が車両2の上面に噴射され、ロッカーブラシ11による車両2のタイヤと側面下部の洗浄が実行される。
【0044】
さらに前部本体1Aが、設定離間距離{一定走行(距離)の一例;前部本体1Aと後部本体1B間の最大離間距離を設定している}L移動すると(ステップ−8)、後部本体走行駆動装置47へ後部本体1Bの前進指令を出力する(ステップ−9)。これにより前部本体1Aと後部本体1B間に最大の離間距離Lが設けられた状態で、後部本体1Bがともに前進を開始する。
【0045】
続いて図14(c)に示すように、サイドブラシ18が閉じた状態で車両2の前面に接触して傾いたことにより動作する車体検出センサ29の検出信号を入力すると(ステップ−10)、前部本体1Aと後部本体1Bの停止指令を出力し(ステップ−11)、続いて前部本体1Aの後進指令を出力し(ステップ−12)、車体検出センサ29の信号がオフとなると(ステップ−13)、前部本体1Aの後進指令をオフとし、すなわち前部本体1Aの停止指令を出力し(ステップ−14)、サイドブラシ18の開指令を出力する(ステップ−15)。
【0046】
これにより前部本体1Aと後部本体1Bは前進した後、車体検出センサ29の信号により停止し、続いて前部本体1Aが後進し、図14(d)に示すようにサイドブラシ18が垂直な姿勢で接触した状態となったときに停止し、サイドブラシ18により車両2の前面が洗浄される。
【0047】
続いてトップブラシ14が車両2の先端に位置するように、前部本体1Aの後進指令を出力し(ステップ−16)、トップブラシ14の下降指令を出力する(ステップ−17)。
【0048】
これにより、前部本体1Aが後進し、トップブラシ14が車両2に向けて下降される。
そして前部本体1Aの後進距離により車両2の先端位置にトップブラシ14が位置したことを確認すると(ステップ−18)、前部本体1Aの停止指令を出力する(ステップ−19)。
【0049】
これにより図14(e)に示すように、前部本体1Aが、トップブラシ14が車両2の先端に位置した状態で停止する。このときサイドブラシ18は開状態にあり、前部本体1Aと後部本体1Bとの距離は前部本体1Aが後進した距離だけ縮まっている。
【0050】
続いて、トップブラシ14とサイドブラシ18へ洗車指令信号を出力し(ステップ−20)、前部本体1Aの前進指令を出力する(ステップ−21)。
これにより図14(f)に示すように、トップブラシ14とサイドブラシ18により車両2の上面および両側面の洗浄が実行されながら前部本体1Aは前進を開始する。さらに前部本体1Aが、前進して設定離間距離L離れると(ステップ−22)、後部本体1Bの前進指令を出力する(ステップ−23)。
【0051】
これにより図14(g)に示すように、後部本体1Bの移動が開始される。
続いて、乾燥用ノズル31,32のブロワ装置33の送風指令を出力し(ステップ−24)、乾燥用ノズル31,32の駆動指令を出力する(ステップ−25)。
【0052】
これにより図14(h)、図15(i)に示すように、トップノズル31は車両2の先端まで下降し、乾燥用ノズル31,32による車両2の上面と両側面の乾燥が開始される。このとき、ブラシ13,14,18による車両2の洗浄が実行されており、ブラシ13,14,18と乾燥用ノズル31,32との距離は設定離間距離(最大離間距離)Lとされている。また図14(h)に示すように、高圧水スプレーノズル11が車両2の後端まで移動すると、ソレノイドバルブ74が閉とされ、高圧水の噴射が停止される。
【0053】
続いて、サイドブラシ18が車両2の背面まで移動し、背面へ回って車両2の背面の洗浄が終了すると(ステップ−26)、前部本体1Aの停止指令を出力し(ステップ−27)、各ブラシ13,14,18へ駆動停止指令を出力するとともに上記高圧水スプレー指令信号をオフとする(ステップ−28)。
【0054】
これにより図15(j)に示すように、サイドブラシ18が車両2の背面に位置する状態で前部本体1Aが停止し、各ブラシ13,14,18の駆動が停止され、高圧水スプレー指令信号がオフとなったことに応答して高圧ポンプ73が停止される。また図15(k)に示すように、乾燥用ノズル31,32による車両2の乾燥が実行されながら、後部本体1Bは前進を続ける。
【0055】
続いて図15(l)に示すように、後部本体1Bが前部本体1Aへ接近し、閉限減速検出センサ38の動作を確認すると(ステップ−29)、前部本体1Aの前進指令を出力する(ステップ−30)。
【0056】
これにより、前部本体1Aと後部本体1Bはともに前進を続ける。
そして、前部本体EP検出センサ28の動作により前部本体1Aが、エンドポジション(走行終了位置)に到達したことを確認すると(ステップ−31)、前部本体1Aの前進指令をオフとし、すなわち停止指令を出力し(ステップ−32)、後部本体EP検出センサ35の動作により後部本体1Bが、エンドポジション(走行終了位置)に到達したことを確認すると(ステップ−33)、後部本体1Bの前進指令をオフとし、すなわち停止指令を出力し(ステップ−34)、乾燥用ノズル31,32およびブロワ装置33の駆動停止指令を出力する(ステップ−35)。
【0057】
これにより図15(m)に示すように、前部本体1Aと後部本体1Bがともにエンドポジションへ停止し、各乾燥用ノズル31,32およびブロワ装置33の駆動が停止される。
【0058】
続いて出口信号灯53へ点灯指令を出力する(ステップ−36)。
これにより出口信号灯53が点灯し、図15(n)に示すように、車両2の運転者は車両2を退場させる。
【0059】
続いて車両2の退出を確認すると(ステップ−37)、出口信号灯53へ消灯指令を出力し(ステップ−38)、前部本体1Aおよび後部本体1Bの後進指令を出力し(ステップ−39)、前部本体HP検出センサ27の動作により前部本体1Aが、ホームポジションに到達したことを確認すると(ステップ−40)、前部本体1Aの後進指令をオフとし、すなわち停止指令を出力し(ステップ−41)、後部本体HP検出センサ34の動作により後部本体1Bが、ホームポジションに到達したことを確認すると(ステップ−42)、後部本体1Bの後進指令をオフとし、すなわち停止指令を出力する(ステップ−43)。上記車両2の退出の確認は、たとえば車両2の車輪が移動したことを検出するセンサ等の動作により確認される。
【0060】
これにより図15(o)に示すように、前部本体1Aと後部本体1Bがともにホームポジションへ戻る。
続いて、進入センサ52により遮断機51の前に車両2が停止しており、その車高が洗車機本体1(前部本体1A,後部本体1B)へ進入可能な許容高さ以下であることを確認すると(ステップ−44)、遮断機51へ開指令を出力し(ステップ−45)、進入表示灯24を点灯し(ステップ−46)、次の洗車に備える。
【0061】
これにより図15(p)に示すように、遮断機51が開かれ、次の車両2の進入が許可される。
またステップ−44において車両2の車高が許容できない高さのとき、停止表示灯25を点滅させて洗車できないことを報知する(ステップ−47)。この報知は車両2が進入センサ52により検出されている間続行される。
【0062】
このように、前部本体1Aと後部本体1Bがそれぞれ別個に走行駆動され、図14(h)、図15(i)、図15(j)に示すように、洗浄中の洗浄手段と乾燥中の乾燥手段との距離を最大距離(設定離間距離)Lに離間することができ、よって洗浄中の水しぶきにより、乾燥が阻害されることを防止でき、乾燥の仕上がりを常に良好とすることができ、また乾燥中の送風により洗浄が阻害されることを防止でき、洗浄を常に良好とすることができる。
【0063】
以上のように本実施の形態によれば、車両2と洗車機本体1を相対移動しながら、車両2の洗浄を行うとき、高圧水スプレー装置56のノズル11が相対移動方向に常に揺動されることにより、高圧水が車両2の上面に噴射されない箇所(洗い残しが発生しやすい箇所)がなくなり、ムラなく洗浄することができ、洗車の仕上がりを改善することができる。
【0064】
また本実施の形態によれば、高圧水スプレー装置56のノズル11を、車両2の上面に対して高圧水をほぼ直角に噴射する位置を中心として揺動させること、すなわち高圧水スプレーノズル11の揺動中心を車両2の上面に対して高圧水がほぼ直角に噴射される傾斜位置とすることにより、高圧水を水の圧力を落とすことなく効率良く被洗浄車両の上面に噴射でき、高圧水が無駄に車両2に噴射されることを減少でき、少ない水の量で洗車を実行することができる。
【0065】
また本実施の形態によれば、車両2と洗車機本体1の相対移動位置に基づいて、高圧水スプレー装置56のノズル11から噴射される高圧水が車両2以外に噴射されないようにノズル11の揺動動作が制限されることにより、車両2が存在しない箇所への高圧水の噴射を無くすことができ、無駄な高圧水の噴射がなくなり、少ない水量で洗車を実行することができる。
【0066】
また本実施の形態によれば、高圧水スプレーノズル11が車両2の車高に合わせて昇降されることにより、車高が低い車両2であっても高圧水を無駄にすることなく、さらに水の圧力を落とすことなく高圧水を車両2に噴射でき、洗浄の効率の低下を軽減することができる。
【0067】
また本実施の形態によれば、車両2と洗車機本体1は相対移動しながら、前部本体1Aに設けた洗浄手段による車両2の洗浄と、後部本体1Bに設けた乾燥手段による車両2の乾燥が、離れて実行されることにより、洗浄手段と乾燥手段を同時に駆動しても、乾燥手段が洗浄の際に発生する水しぶきの影響を受けることがなくなり、また洗浄手段が乾燥手段の送風の影響を受けるがなくなることから、洗車の仕上がりが悪くなることを防止できる。また洗浄手段と乾燥手段を同時に駆動することにより、1往路で洗車を終了することができ、洗車時間を短縮でき、洗車効率を向上させることができる。
【0068】
なお、本実施の形態では、高圧水スプレー装置56のノズル11の揺動動作を、車両2と洗車機本体1の相対移動位置に基づいて制限しているが、すなわち図11に示すように、高圧水スプレーノズル11位置に存在する車両2の位置に合わせて制限しているが、図16に示すように、前部本体1AがホームポジションHPに位置している地点から前方に3つの区間K1,K2,K3を予め設定し、前進最初の区間、たとえば距離1.5mの区間K1をノズル11の後方への揺動を制限する区間とし、次の区間、たとえば距離2.5mの区間K2を制限なしの区間とし、前進最後の区間、たとえば距離1.0mの区間K3をノズル11の前方への揺動を制限する区間として、ノズル11の揺動動作を制限するようにすることもできる。このとき、前部本体1AがHPより前進を開始すると、ノズル11の後方への揺動を制限して前方へのみ揺動させ、走行距離検出部91(図10)により検出されている走行距離xが1.5mとなると、一旦ノズル11を垂直な姿勢な固定した後、ノズル11の制限を無くして揺動させ、続けて2.5m走行すると、一旦ノズル11を垂直な姿勢に固定した後、ノズル11の前方への揺動を制限して後方へのみ揺動させる。このように、車両2の車形、車種に無関係に前部本体1Aの走行位置(走行距離x)により、ノズル11の揺動動作を制限することにより、揺動制御を簡略化することができる。
【0069】
また本実施の形態では、高圧水スプレーノズル11を、装備品判別装置41により検出される車高を記憶して高圧水スプレーノズル11の実際の位置に対応する車両2の高さhsを求めて、この車両2の高さhsに合わせて昇降しているが、このようなノズル11の昇降制御を簡略化することもできる。たとえば、図17に示すように、枠体60の左右の端部からそれぞれ、先端前方にL字状の取付具89Aを備え、ノズル11からの長さをβ(上記高さhsに予め設定された余裕値β)とした支持体89を垂設し、前記取付具89Aの垂直部材aに上下に2つの透過式光電センサ90A,90Bを設け、水平部材bに透過式光電センサ90Bと同じ高さで透過式光電センサ90Cを設け、これら透過式光電センサ90A,90B,90Cによる車両2の検出に応答して高圧水スプレーノズル11を昇降する。このとき、前部本体1Aの前進開始とともに高圧水スプレーノズル11(枠体60)を下降させ、透過式光電センサ90A,90B,90Cにより車両2を検出すると、車両2を検出しなくなるまで、枠体60を上昇し、一定時間経過すると少し下降させ、また車両2を検出すると、再度検出しなくなるまで、枠体60を上昇させる制御を行う。これにより、透過式光電センサ90A,90B,90Cの検出信号に応じてノズル11を昇降でき、車両2の車高を検出することなく、車両2の上面より余裕値βの位置にノズル11を簡単な制御で維持することができる。
【0070】
また図18に示すように、車両2が通り過ぎて前部本体車両検出センサ42がオフとなり、車両2を検出しなくなると、ノズル11を車両2に向けて後傾姿勢(後方45゜)で固定し、同時に前部本体1Aの走行速度を減速するようにすることができる。このとき前記透過式光電センサ90A,90B,90Cが車両2を検出しなくなり、ノズル11は下降するので、車両2の後部にノズル11から高圧水を噴射することができる。よって、ワゴン車のように後部が垂直に近い車両2のとき、ノズル11から高圧水を有効に噴射することができる。またこのとき前部本体車両検出センサ42がオフとなり、低速で一定距離、たとえば500mm前進すると、走行を停止し、ノズル11を上昇させ、ノズル11の姿勢を垂直な姿勢に戻して固定する。そして、ノズル11が上限まで上昇すると、前部本体1Aの後進を可能とする。
【0071】
また本実施の形態では、高圧水スプレー装置56のノズル11のみを車両2の車形に合わせて昇降し、車両2と洗車機本体1の相対移動位置に合わせて揺動し、さらに車両上面の傾き角度γに応じて揺動の中心をほぼこの角度γと直角となるように設定しているが、洗浄水を噴射する第1,第2洗浄水アーチ12,16のノズル、洗剤を噴射あるいは噴霧する第1,第2洗剤アーチ15,21のノズルを車両2の車形に合わせて昇降し、車両2と洗車機本体1の相対移動位置に合わせて揺動し、さらに車両上面の傾き角度γに応じて揺動の中心をほぼこの角度γと直角となるように設定することができ、高圧水スプレー装置56のノズル11と同様に、洗浄水または洗剤が車両2の上面に噴射されない箇所(洗い残しが発生しやすい箇所)がなくなり、ムラなく洗浄することができ、洗車の仕上がりを改善することができ、また洗浄水または洗剤が無駄に車両2に噴射されることを減少でき、少ない水の量で洗車を実行することができ、さらに車高が低い車両2であっても洗浄水または洗剤を無駄にすることなく車両2に噴射でき、洗浄の効率の低下を軽減することができる。
【0072】
また本実施の形態では、揺動中心設定部99において、傾き設定部96により求められる車両上面の傾き角度γに応じて、揺動の中心がほぼ車両上面の傾き角度γと直角となるように、揺動の中心を後方45゜、中央、前方45゜に設定しているが、車両上面の傾き角度γに90゜を加算した車両上面の傾き角度γに直角な角度を求め、この求めた角度に正確に、揺動用電動モータ58を揺動駆動し、この回動位置から前後方向に揺動させるようにすることもできる。このとき、ノズル11を取付けた高圧水配管57に、パルスセンサディスクを軸支し、このディスクに対向してパルスセンサを配置し、このパルスセンサから出力されるパルスをカウントすることによりノズル11を取付けた高圧水配管57の揺動角度を求め、この揺動角度をフィードバックすることにより、ノズル11の揺動中心を、車両上面の傾き角度γと直角とすることができる。
【0073】
また本実施の形態では、洗車機を、洗浄手段を備えた前部本体1Aと乾燥手段を備えた後部本体1Bをそれぞれ別々に移動できる構成としているが、前部本体1Aと後部本体1Bが一体に構成された通常の洗車機とすることもできる。また洗車機本体1(前部本体1Aと後部本体1B)を移動させることにより、洗車機本体1と車両2を相対移動させて車両2の洗車を行っているが、ローラコンベヤ(車両移動手段)を用いて車両2を前後に移動させ、相対移動するようにすることもでき、さらに前部本体1Aと後部本体1Bを接近・離間させながら移動させるとともに、ローラコンベヤ(車両移動手段)を用いて車両2を前後に移動させ、相対移動するようにすることもできる。
【0074】
また本実施の形態では、高圧水スプレーノズル11を、電動モータ(昇降用電動モータ64,揺動用電動モータ58)の駆動力により昇降・揺動しているが、電動モータに限ることはなく、シリンダなどの空気圧あるいは油圧を使用して昇降・揺動するようにしてもよい。
【0075】
また本実施の形態では、前部本体エンコーダ46のパルスをカウントする走行距離検出部91により走行距離xを検出し、またパルスセンサ77のパルスをカウントする昇降距離検出部93により昇降距離yを検出しているが、これらエンコーダ46、パルスセンサ77、走行距離検出部91、昇降距離検出部93に限ることはなく、光を使用した測距装置を使用して走行距離x、昇降距離yを検出するようにしてもよい。
【0076】
また本実施の形態では、操作ボックス23を洗車機本体1(前部本体1A)に取り付けているが、遮断機51位置にリモート操作ボックスあるいはパネルとして配置することも可能である。
【0077】
また本実施の形態では、前部本体1Aと後部本体1Bを接近・離間自在に接続する索体としてワイヤ6を使用しているが、ワイヤに限ることなく、チェーンなど他の索体を使用してもよい。
【0078】
また本実施の形態では、上記閉限減速検出センサ38と閉限停止検出センサ39と開限減速検出センサ49と開限停止検出センサ50にリミットスイッチを使用して構成しているが、超音波センサや近接センサや光電センサなどにより構成することもできる。
【0079】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、被洗浄車両と洗車機本体を相対移動しながら、車両の洗浄を行うとき、高圧水スプレー装置のノズルは相対移動方向に常に揺動されることにより、高圧水が車両の上面に噴射されない箇所がなくなり、洗い残しをなくすことができ、洗車の仕上がりを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における車両洗浄装置を備えた洗車機の概略側面図である。
【図2】同洗車機の正面図である。
【図3】同洗車機の本体の機器配置図である。
【図4】同洗車機の本体の機器配置図である。
【図5】同洗車機の高圧水スプレー装置の正面図である。
【図6】同洗車機の高圧水スプレー装置の側面図である。
【図7】同洗車機の高圧水スプレー装置の一部平面図である。
【図8】同洗車機の高圧水スプレー装置のセンサの取付図である。
【図9】同洗車機の制御構成図である。
【図10】同洗車機の制御装置の高圧水スプレー装置制御部のブロック図である。
【図11】同洗車機の高圧水スプレー装置の制御説明図である。
【図12】同洗車機の制御装置の動作手順を順に示すフローチャートである。
【図13】同洗車機の制御装置の動作手順を順に示すフローチャートである。
【図14】同洗車機の制御方法の手順を順に示す説明図である。
【図15】同洗車機の制御方法の手順を順に示す説明図である。
【図16】本発明の他の実施の形態における車両洗浄装置を備えた洗車機の高圧水スプレー装置の制御説明図である。
【図17】本発明の他の実施の形態における車両洗浄装置を備えた洗車機の要部斜視図である。
【図18】同洗車機の高圧水スプレー装置の制御説明図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体
1A 前部本体
1B 後部本体
2 被洗浄車両
5 走行レール
10 車両検出センサ
11 高圧水スプレーノズル
13 ロッカーブラシ
14 トップブラシ
18 サイドブラシ
23 操作ボックス
27 前部本体HP検出センサ
31 トップノズル
32 サイドノズル
41 装備品判別装置
45 前部本体走行駆動装置
46 前部本体エンコーダ
56 高圧水スプレー装置
58 揺動用電動モータ
64 昇降用電動モータ
73 高圧ポンプ
74 ソレノイドバルブ
77 パルスセンサ
79 中央検出センサ
80 前方傾き検出センサ
81 後方傾き検出センサ
83 上限検出センサ
84 下限検出センサ
86 制御装置
90A,90B,90C 光電センサ

Claims (4)

  1. 被洗浄車両と洗車機本体を相対移動させながら、前記被洗浄車両に対して洗車を行う洗車機に備えられる車両洗浄装置であって、
    洗浄水または洗剤を前記被洗浄車両へ噴射するノズルを、前記相対移動方向に揺動可能としたスプレー装置を備え、
    前記被洗浄車両の洗浄を行うとき、前記スプレー装置のノズルを前記相対移動方向に常に揺動させること
    を特徴とする車両洗浄装置。
  2. 前記スプレー装置のノズルを、前記被洗浄車両の上面に対して洗浄水または洗剤をほぼ直角に噴射する位置を中心として、揺動させること
    を特徴とする請求項1に記載の車両洗浄装置。
  3. 前記被洗浄車両と前記洗車機本体の相対移動位置に基づいて、前記スプレー装置のノズルの揺動動作を制限すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両洗浄装置。
  4. 前記スプレー装置のノズルを昇降自在とし、前記被洗浄車両の車高に合わせて昇降すること
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両洗浄装置。
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