JP2008290466A - 洗車機 - Google Patents

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Abstract

【課題】被洗浄車両の洗い残しを減少し、かつブラシの絡みつきを無くしてトップブラシ装置および被洗浄車両の装備品の異常をも防止し得る洗車機を提供することを目的とする。
【解決手段】洗車機本体1であって、被洗浄車両の上面をブラッシングするトップブラシ装置17を左右一対に構成し、左右のトップブラシ装置17の各トップブラシ本体34が互いに接触しないよう洗車機本体1の前後方向Xへずらして配設する。よって被洗浄車両の装備品と接触する側の一方のトップブラシ本体34を上昇して装備品を回避し、この間も装備品が検出されていない他方のトップブラシ本体34により被洗浄車両の洗浄が実行され、被洗浄車両の洗い残しを減少することができ、また左右の各トップブラシ本体34が互いに接触無く被洗浄車両の洗浄を実行することができ、トップブラシ装置17に異常が発生することなく被洗浄車両の洗浄を実行することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、洗車機本体と被洗浄車両を、被洗浄車両の前後方向へ相対移動しながら、被洗浄車両を洗浄する洗車機に関するものである。
従来、洗車機は、門型に形成される洗車機本体が、所定位置に停車される被洗浄車両の前後方向に移動し、洗車機本体の内部に設けられるスプレー装置から液剤等を噴霧し、複数のブラシ装置により洗浄面のブラッシングを実行することにより被洗浄車両の洗浄を行う。一般的にこのようなブラシ装置は、被洗浄車両の前後面および左右側面を洗浄する左右一対のサイドブラシ装置と、被洗浄車両の下部およびタイヤを洗浄するロッカーブラシ装置と、被洗浄車両の上面を洗浄するトップブラシ装置とから構成されている。
この種の洗車機において、被洗浄車両の洗浄面に車両装備品等の突起物がある被洗浄車両の洗浄を実行する場合に、突起物と回転駆動している各ブラシとが接触し、これら各ブラシが突起物に絡まり装備品や各ブラシを破損することが危惧されており、そのため特許文献1に開示された洗車機では、トップブラシ装置がその左右方向に2分割されたブラシ体から形成され、突起物のある位置を洗浄するブラシ体の回転を停止させるよう各ブラシ体の回転を制御している。
また特許文献2には、左右方向に2分割された各トップブラシ装置が、ブラシ体をそれぞれ独立して昇降可能に構成された洗車機が開示されており、被洗浄車両の片側に突起物がある場合に、突起物と接触がない一方のトップブラシ装置が被洗浄車両の洗浄を行い、突起物と接触がある他方のトップブラシ装置が洗浄面の突起物を回避するように制御されている。
特開2005‐001434号公報 特開昭59‐081241号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の洗車機によれば、被洗浄車両の洗浄が開始されて一方のブラシ体が被洗浄車両の突起物と接触する際には、突起物と接触する一方のブラシ体の回転を停止し、突起物と接触しない他方のブラシ体により被洗浄車両の洗浄を実行するため、各ブラシ体が互いに近接する面で、一方の回転を停止したブラシ体と他方の回転中のブラシ体とが互いに絡みつき、絡みついた箇所では十分な洗浄が実行されないという恐れがある。特に、洗浄可能な車高の限度に近い車高の被洗浄車両(例えばミニバン等)を洗浄していて、被洗浄車両の突起物と接触する一方のブラシ体が停止している際に、停止しているブラシ体が被洗浄車両の上面に垂れ下がり、他方の回転中のブラシ体と絡みやすくなり、またブラシ体が布ブラシから形成されるとき、互いに絡みやすくなるという問題がある。
また、上記特許文献2に記載の洗車機では、一方のブラシ体が被洗浄車両の片側にある突起物を回避した場合に、回避する側のブラシ体の分割された断面と他方の被洗浄車両の洗浄を行う側のブラシ体の分割された断面とが、対向する回転速度で接触を繰り返すため、各ブラシ体が互いに絡みつきトップブラシ装置に異常が発生する恐れがある。
そこで本発明は、被洗浄車両の洗い残しを減少し、且つブラシの絡みつきを無くしトップブラシ装置の異常をも防止し得る洗車機を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の洗車機は、洗車機本体と被洗浄車両を、前記被洗浄車両の前後方向へ相対移動しながら、前記被洗浄車両の洗浄を行う洗車機であって、前記洗車機本体に、前記被洗浄車両の上面を洗浄するトップブラシ装置を前記前後方向と直交する左右方向に一対に設け、前記各トップブラシ装置は、前記被洗浄車両をブラッシングする複数のブラシ体から形成されたトップブラシ本体を回転自在および昇降自在に備え、前記各トップブラシ装置を、前記前後方向に、一方のトップブラシ装置のブラシ体と他方のトップブラシ装置のブラシ体が互いに接触しない間隔を空けて配設することを特徴としたものである。
上記構成によれば、左右一対に分割されたトップブラシ装置のトップブラシ本体のブラシ体が互いに接触のないように前後方向へ間隔を空け配設され、左右各トップブラシ本体が独立して昇降可能であることにより、洗浄面の突起物と接触する側の一方のトップブラシ本体を上昇して突起物を回避している間も、他方のトップブラシ本体により被洗浄車両の洗浄が実行される。また左右のトップブラシ装置を前後方向へ間隔を空け配設しているため、一方のトップブラシ本体が突起物を回避しても、各トップブラシ本体のブラシ体が互いに接触すること無く、他方のトップブラシ本体により被洗浄車両の洗浄が実行される。
また本発明の請求項2に記載の洗車機は、請求項1に記載の洗車機であって、前記各トップブラシ本体を各左右方向に延設して、一部が前記被洗浄車両の中央部で重複していることを特徴としたものである。
各トップブラシ本体が左右方向に重複している箇所がないと、左右方向のトップブラシ本体間に隙間が生じ、この隙間に洗い残しが発生する。
上記構成によれば、各トップブラシ本体が左右方向に一部重複していることにより、上記隙間が洗浄され、洗い残しが解消される。また、被洗浄車両の突起物を一方のトップブラシ本体が回避して発生する洗い残しが、各トップブラシ本体を各左右方向へ延長し、被洗浄車両の中央部を各トップブラシ本体により重複して洗浄できるように設けているため、他方の突起物を回避しない側のトップブラシ本体によって中央部が洗浄され、よって被洗浄車両の洗い残しを減少する。
また本発明の請求項3に記載の洗車機は、請求項1または請求項2に記載の洗車機であって、前記洗車機本体に、前記被洗浄車両の上面に取り付けられた突起物の前後方向および左右方向の取付位置を検出する上面突起物検出手段と、前記各トップブラシ装置の昇降を制御する制御手段とを設け、前記制御手段は、前記上面突起物検出手段により突起物の前後方向および左右方向の取付位置が検出されると、突起物が検出された左右方向のトップブラシ本体が前記突起物を回避する昇降を制御することを特徴としたものである。
上記構成によれば、上面突起物検出手段により突起物が検出された左右方向の一方のトップブラシ本体が、被洗浄車両の突起物と接触することなく上昇され、また洗車機本体の走行に伴って突起物が通過するとトップブラシ本体が下降され被洗浄車両の洗浄が再開されることにより、トップブラシ本体と被洗浄車両の突起物との接触が回避され、被洗浄車両が洗浄される。よって、トップブラシ本体および突起物に異常が発生することが防止される。
左右一対に分割されたトップブラシ装置が各トップブラシ本体のブラシ体が互いに接触しないように前後方向に間隔を空けて配設され、各トップブラシ本体が独立して昇降可能であるため、突起物と接触する側の一方のトップブラシ本体を上昇し洗浄面の突起物を回避している間も、突起物と接触しない側の他方のトップブラシ本体により被洗浄車両の洗浄を実行でき、被洗浄車両の洗い残しを減少することができ、また左右の各トップブラシ本体が互いに接触することが回避されることにより、トップブラシ装置に発生する異常を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
図1または図2に示すように、1は被洗浄車両である車両2を跨ぎ、複数個の車輪5を介して床面3に敷設されたレール4の上を車両2の前後方向に走行する門型の洗車機本体である。なお、上記車輪5を回転駆動させ洗車機本体1を走行させる駆動装置22が洗車機本体1に設けられている。ここで、レール4に沿って洗車機本体1が車両2に向かって走行する方向を前後方向Xとし、これと直交する方向を左右方向Yとする。
上記洗車機本体1の内側には、車両2の洗浄に用いられる洗浄水(リンス)、あるいは洗剤、あるいはワックスを噴霧するスプレー装置として、前方から第1洗浄水(プレリンス)アーチ6、第1洗剤(前洗剤)アーチ7、第2洗浄水(ファイナルリンス)アーチ8、第1ワックスアーチ9、第2ワックスアーチ10、第2洗剤(後洗剤)アーチ11が、この順で配設されている。
また洗車機本体1には、洗浄後の車両2を乾燥する乾燥手段として、洗車機本体1の上部にトップノズル装置12が設けられ、左右側部に左右一対のサイドノズル装置13が設けられ、左右上部に両ノズル装置12,13に同時に連通して風を供給するブロワ装置14が設けられている。
また洗車機本体1には、洗車機本体1の走行に伴って車両2の車高Zを読み取るための車形センサ15と、車輪5の回転軸に連結され車輪5の回転数を検出するためのパルスエンコーダ16が設けられ、また洗車機本体1の上部前方で左右および中央の3箇所に、車両2の上面までの距離を検出する上面センサ82が設けられている。車形センサ15は、洗車機本体1の内側前方に位置する左右両側部へ光電センサを垂直方向へ複数個並べて構成されており、各光電センサが車両2により遮断されることで車形センサ15の位置における車両2の車高Zが検出される。また各上面センサ82は、車両2の上面を左右方向Yに左右および中央で3等分して、それぞれ上面までの距離を検出できる超音波センサから構成されている。
また洗車機本体1には、車両2の洗浄手段として、車形センサ15より後方にあって洗車機本体1の左右方向Yに横行自在で車両2の前後面および両側面をブラッシングする左右一対のサイドブラシ装置18と、洗車機本体1の両側下部にあって左右方向Yに横行自在な車両2の両側面下部およびタイヤをブラッシングする左右一対のロッカーブラシ装置19と、洗車機本体1の後部にあって左右一対の構成で前後方向Xへ間隔Hを空けて配設され、上下方向へ昇降自在に車両2の上面をブラッシングするトップブラシ装置17が設けられている。
また洗車機本体1の正面側部には、洗車機本体1の起動指令や停止指令および洗車コース等を入力する操作スイッチと、多様なデータおよび洗車機の状況を表示する表示部から構成される操作パネル20が設けられている。
また操作パネル20の裏側に、上記操作パネル20からの指令により洗車機本体1を前後方向Xへ走行するよう出力するとともに、上記車形センサ15により検出される車両2の車高を記憶し、この記憶された車高に基づいて上記乾燥手段,スプレー装置および洗浄手段の制御を行うコントローラ21(制御手段の一例)が設けられている。
上記構成により、洗車機本体1を停車された車両2の前後方向に移動しながら、車両2を洗浄する洗車機が実現される。
以下、図3〜図6に示すトップブラシ装置17を詳細に説明する。
上記トップブラシ装置17は、洗車機本体1の両側部に設けられる上下方向の案内レール30と、これら各案内レール30に沿って上下方向に案内されるホルダー31と、各ホルダー31を昇降する昇降手段32と、各ホルダー31にそれぞれ揺動手段33を介して片持ち支持されたトップブラシ本体34などから左右一対に構成され、本実施の形態では、左右の各案内レール30は、回転中のトップブラシ本体34の直径の幅だけ前後方向Xへ上記間隔Hを空けて配設され、左方のトップブラシ装置17が右方のトップブラシ装置17より前方に位置するように設けている。
上記各揺動手段33には、ホルダー31にそれぞれ回動可能に、かつ水平に支持された揺動軸35と、揺動軸35に上端が連結され、かつ垂設された揺動アーム36などが備えられており、そして、これら揺動アーム36の下端にトップブラシ本体34が回転自在に片持ち支持されている。
上記各昇降手段32には、洗車機本体1の左右側部上方に配置された昇降用モータ37と、前記各案内レール30の外方上部にそれぞれ配置された駆動スプロケット38と、昇降用モータ37の回転力を駆動スプロケット38に伝達する傘歯車機構39と、駆動スプロケット38に対向して案内レール30の外方上部に配置された第1従動スプロケット40と、第1従動スプロケット40に対向して案内レール30の外方下部に配置された第2従動スプロケット41と、これら駆動スプロケット38と第1従動スプロケット40および第2従動スプロケット41に渡って張設されるチェーン42と、チェーン42に設けられるドッグ43と、各ホルダー31の外方側の面に固定され、前記ドッグ43と離反嵌合自在に上方から当接される受け体44などが備えられている。
ここでドッグ43は、所定高さのドッグ本体部45と、このドッグ本体部45の上面に固定された円錐台形の被当接部46からなり、前記チェーン42が通された状態で固定されている。また各受け体44は、ホルダー31に固定された受け体本体部47と、この受け体本体部47の下面に固定された当接部48からなり、この当接部48には前記被当接部46が嵌合当接自在な円錐台形の当接凹部49が形成されている。そして受け体44には、前記チェーン42が挿通される貫通孔50が形成されている。
また各駆動スプロケット38の同軸へ羽根車51が取り付けられ、この羽根車51の羽根の回転により光経路を遮断して、駆動スプロケット38の回転数を検出するパルスエンコーダ52が設けられている。また各ホルダー31には、このホルダー31より後方へ突出するよう磁性体から形成される被検出体53を設け、各案内レール30に沿って昇降するホルダー31の被検出体53を検出することにより、ホルダー31が上限位置にあることを検出する磁気センサから形成されるホルダー上限センサ54と、ホルダー31が下限位置にあることを検出する磁気センサから形成されるホルダー下限センサ55が設けられている。
この各昇降手段32の構成により、昇降用モータ37が一方向へ駆動されると、傘歯車機構39を介して駆動スプロケット38が回動され、チェーン42が第2従動スプロケット41から第1従動スプロケット40への上昇方向へ回動され、チェーン42のドッグ43が受け体44に当接(嵌合)することによりホルダー31が上昇し、トップブラシ本体34が上昇する。
また各昇降用モータ37が他方向へ駆動されると、傘歯車機構39を介して左右の駆動スプロケット38が逆回動され、チェーン42が第1従動スプロケット40から第2従動スプロケット41への下降方向へ回動され、チェーン42のドッグ43が受け体44より離れ、ホルダー31は自重により下降し、トップブラシ本体34が下降する。
また各トップブラシ本体34を軽い力で上昇可能とするために、各案内レール30の上方にそれぞれ配置されたスプロケット56と、各案内レール30の後方にそれぞれ配置されたガイドパイプ57と、これら各ガイドパイプ57の上方に配置されたスプロケット58と、各ガイドパイプ57内にそれぞれ案内されるウエイト59と、それぞれホルダー31の上端に一端が連結され、前記スプロケット56,58を介して他端がウエイト59に連結されるチェーン60が備えられている。またウエイト59の重量は、トップブラシ本体34の重量よりやや軽い値としている。
上記ホルダー31には、図6に示すように、案内レール30の内側面に案内される上下一対のローラ61aと案内レール30の前後面に案内される複数(図では前面に4個、後面に2個)のローラ61bが設けられ、また揺動軸35を中立位置に弾性的に維持する前後一対のばね62が設けられている。
またホルダー31には、磁気センサから構成されて揺動軸35の一端に設けられた被検出板63を検出し、前記揺動手段33を介してトップブラシ装置17が前後へ所定角度θ揺動したことをコントローラ21へ出力する前後傾斜検出センサ64が設けられ、また被検出板63の設けられる揺動軸35の一端から操作片65aを前後方向Xで挟むようにリミットスイッチ65bが設けられ、揺動軸35が前記所定角度θより大きい所定角度Φで前後方向へ傾斜するとリミットスイッチ65bに操作片65aが接触するように構成されている。
さらにホルダー31には、チェーン42のドッグ43に対して受け体44が上方から当接(嵌合)されていることを検出する密着センサ66が設けられている。ここで密着センサ66は、所定高さのドッグ本体部45を検出するもので、したがって所定高さの範囲内におけるドッグ43と受け体44の相対的な離間時にも検出状態が維持されるように構成されている。上記被検出板63とドッグ本体部45は、たとえば磁性体から形成され、前後傾斜検出センサ64と密着センサ66は磁気センサにより形成されている。
また上記各トップブラシ本体34は、各揺動アーム36の下端に左右方向Yへ水平に片持ち支持され、その先端が洗車機本体1の中央部で重複するように設けられる固定シャフト67と、固定シャフト67を中心に回転自在な外筒68と、外筒68の外周面に多数取り付けられるブラシ体69から構成され、左右の各トップブラシ本体34は左右方向に延設され、車両2の中央部で重複している。
また各揺動アーム36には、その外方側面に取り付けられ、トップブラシ本体34を回転するためのブラシ回転用モータ70と、このブラシ回転用モータ70の回転軸に同軸で固定された駆動スプロケット71と、外筒68に同軸で固定された従動スプロケット72と、これら駆動スプロケット71と従動スプロケット72に張設されたチェーン73が設けられ、ブラシ回転用モータ70の回転力は、駆動スプロケット71、チェーン73、および従動スプロケット72を介して外筒68へ伝えられてトップブラシ本体34が回転される。
上記トップブラシ装置17の構成によれば、各ブラシ回転用モータ70の回転により各トップブラシ本体34が回転駆動され、上記各昇降手段32により各トップブラシ本体34が昇降され、各トップブラシ本体34を車両2の上面に接触させることで、ブラシ体69により車両2の上面がブラッシングされる。この際に、左右の各トップブラシ装置17が前後方向Xへ間隔Hを空けて設けてあるため、各ブラシ回転用モータ70が各トップブラシ本体34の一方の回転を停止したり、また互いに逆方向に回転したりしても、左右の各ブラシ体69が互いに接触することが回避され車両2がブラッシングされる。
また各昇降手段32における昇降用モータ37を回転することにより、各ホルダー31が昇降され、このとき、ホルダー31が上限位置へ移動するとホルダー上限センサ54が動作し、ホルダー31の上昇が停止され、また下限位置へ移動するとホルダー下限センサ55が動作し、ホルダー31の下降が停止され、また昇降時に駆動される駆動スプロケット38の回転が、パルスエンコーダ52から出力されるパルスをカウントすることにより計測され、各トップブラシ本体34の昇降位置が計測され、よって各トップブラシ本体34の昇降制御が可能となり、車両2の上面形状に合わせた各トップブラシ本体34の制御を行うことができる。
また各ホルダー31の受け体44は昇降用のチェーン42のドッグ43に対して上方へ離間(離反)自在で、かつウエイト59によりトップブラシ本体34とのバランスがとられていることから、トップブラシ本体34は外力によりフリーに上昇することができ、よってトップブラシ本体34が車両2に接触し、強い力を受けると上方へ逃げることができ、トップブラシ本体34で車両2を必要以上に押え付けることが防止される。
また、受け体44がドッグ43に対して上方へ離間し、密着センサ66がドッグ本体部45の所定高さの範囲から外れて、この密着センサ66の検出信号がオフ(非検出状態)となることにより、トップブラシ本体34が車両2に接触して上昇したことを検出でき、この検出により昇降手段32を介してトップブラシ本体34を上昇させることで、それ以上、トップブラシ本体34で車両2を押え付けることが防止され、より安全になる。
またトップブラシ本体34が後方または前方へ傾くと、すなわちトップブラシ本体34が車両2に接触して所定角度θ傾くと、まず前後傾斜検出センサ64が検出動作し、続いて所定角度Φ(Φ>θ)傾くとリミットスイッチ65bが検出動作する。前後傾斜検出センサ64が検出動作すると、洗車機本体1と車両2の相対移動を減速又は停止させ、昇降手段32を介して各トップブラシ本体34を上昇させ、トップブラシ本体34で車両2を押え付けることが防止される。またリミットスイッチ65bが検出動作すると、洗車機全体を非常停止させる。
上記コントローラ21は、図7に示すように、洗車機本体1の走行に伴って車輪5に連結されたパルスエンコーダ16より出力されるパルスをカウントし、洗車開始位置からの洗車機本体1の走行距離Lを検出する走行距離検出部74、車形検出部75,車種・突起物検出部76,突起物判断部77,洗車制御部78,接触判断部79,ホルダー位置検出部80および昇降駆動部81から構成されている。
上記車形検出部75は、上記車形センサ15により検出される車両2の車高Zと走行距離検出部74に検出される走行距離Lを所定時間毎に車両2のデータ(走行距離L,車高Z)として記憶している。
上記車種・突起物検出部76は、車形検出部75に記憶されている車両2のデータより、車高Zの変化を検出し、その変化が所定値以上のとき、その変化を車両2の上面から突起している装備品(突起物の一例)によるものと判断し、この判断に伴う直前の車両2の車高Zと洗車機本体1の走行距離Lのデータを突起物先端検出データ(L1,Z1)として接触判断部79および洗車制御部78へ出力し、また車両2の車高のデータ(L1,Z1)を記憶して、その後車形検出部75に記憶されている車高Zが記憶されたZ1に一致(測定誤差を含む近似)すると、そのときの走行距離L2を求め、突起物後端検出データ(L2,Z1)として、洗車制御部78へ出力する。また車種・突起物検出部76は、洗車機本体1が走行を開始して車形検出部75に車高Zが記憶されると、この車高Zより車両2の車種、例えばセダン等の普通車タイプなのか、ジープおよびミニバン等のように車高Zが普通車タイプの車高Zより高い特別なタイプなのかを判断し上記洗車制御部78へ出力する。
上記突起物判断部77は、左右および中央の各上面センサ82にそれぞれ対応する記憶部より構成され、所定時間毎に、各上面センサ82で検出される車両2の上面までの距離から算出される車両2の左右および中央の車高Zと洗車機本体1の走行距離Lを車両2のデータ(走行距離L,右側の車高Za,左側の車高Zb,中央の車高Zc)として記憶している。
上記接触判断部79は、上記車種・突起物検出部76より突起物先端検出データ(L1,Z1)が出力されるとこのデータの洗車機本体1の走行距離L1の前後における車両2の左右および中央の車高(Za,Zb,Zc)の変化を求め、突起物判断部77に記憶されている車高Zaに変化があると右側に装備品があると判断し、車高Zbに変化があると左側に装備品があると判断し、車高Zcに変化があると中央に装備品があると判断し、右側または中央に装備品があると判断すると右側の洗車制御部78へ突起物検出信号を出力し、左側または中央に装備品があると判断すると左側の洗車制御部78へ突起物検出信号を出力する。
上記各ホルダー位置検出部80は、各ホルダー31の昇降に伴って回転する各駆動スプロケット38の同軸に取り付けられる羽根車51の回転により光経路を遮断して、駆動スプロケット38の回転数を検出するパルスエンコーダ52より出力されるパルスをカウントし、ホルダー31の下限位置からの距離である昇降距離Zgを検出し、この値に床面3からホルダー31の下限位置までの高さを加算してホルダー位置Zjを算出し、このホルダー位置Zjとトップブラシ本体34の固定シャフト67の間隔Zkをホルダー位置Zjよりさらに減算してトップブラシ本体34の高さZtを求め昇降駆動部81へ出力する。
各昇降駆動部81は、それぞれ対応する洗車制御部78より出力される指令値Z(車高)に、トップブラシ本体34のブラシ体69が車両2と設定される長さだけ接触するように、ブラシ体69の長さから設定される値を減算した値を指令値Zに加算して目標値Zwを求め、目標値Zwとホルダー位置検出部80より出力されるトップブラシ本体34の高さZtを比較し、目標値Zwにトップブラシ本体34の高さZtが近似するように昇降用モータ37を回転駆動する。
上記洗車制御部78の動作を図8のフローチャートにしたがって説明する。
ここで車形検出部75より左右の各洗車制御部78へ出力される車両2のデータ(洗車機本体1の走行距離L,車両2の車高および装備品の高さZ)は、車形センサ15が洗車機本体1に配設される前後方向Xの位置で検出されたものであり、各トップブラシ装置17と車形センサ15とは、左側のトップブラシ装置17においてLxの間隔があり、右側のトップブラシ装置においてLyの間隔がある。
上記各洗車制御部78は、操作パネル20から指令が入力されると(ステップ‐1)、ブラシ回転用モータ70を駆動して洗車機本体1の洗浄動作の制御を開始する(ステップ‐2)。その後、サイドブラシ装置18による車両2の前面の洗浄が終了すると(ステップ‐3)、車種・突起物検出部76により検出される車種を判断し、洗車機本体1の走行距離Lに基づいて,車形検出部75に記憶された走行距離(L+LxまたはL+Ly)の車高を求め、この車両2の車高Zを指令値Zとして各昇降駆動部81へ出力し、車両2を洗浄する(ステップ‐4)。なお各トップブラシ装置17に設けられるセンサ(ホルダー上限センサ54、ホルダー下限センサ55、密着センサ66,前後傾斜検出センサ64およびリミットスイッチ65b)からの信号あるいはデータを参照しながら車両2の洗浄を続行し、その洗浄状況を操作パネル20へ出力する。
また、各洗車制御部78は、接触判断部79より突起物検出信号を入力すると記憶し(ステップ‐5)、車種・突起物検出部76より入力される突起物先端検出データ(L1,Z1)により(L−Lx)または(L−Ly)が(L1−α)(αは余裕分)と一致するかどうかを確認し(ステップ‐6)、一致すると車両2の車高ZをZmaxと書き換えて指令値を出力する(ステップ‐7)。次に突起物後端検出データ(L2,Z1)により、(L−Lx)または(L−Ly)が(L2+α)と一致すると(ステップ‐8)、突起物検出信号を消去して(ステップ‐9)、上記ステップ‐4へ戻り指令値をZ1へ戻して出力する。
上記ステップ‐5において突起物検出信号無しと確認されると、各洗車制御部78は(L−Lx)または(L−Ly)において車形検出部75に記憶された車両2の車高Zが0かどうか、すなわち洗浄終了かどうかを判断する(ステップ‐10)。車両2の車高Zを0と判断しなければ上記ステップ‐3へ戻る。
各洗車制御部78は、車両2の車高Zを0と判断すると、各昇降駆動部81へ各ホルダー31をホルダー上限位置まで上昇させる指令値Zmaxを出力し、同時に各ブラシ回転用モータ70を停止し(ステップ‐11)、各トップブラシ装置17による車両2の洗浄を終了する。
上記制御方法によって各トップブラシ装置17が各洗車制御部78に制御されて車両2の上面の洗浄が実行される。
以下、洗車機本体1による車両2の洗浄の作用について説明する。ここで洗浄される車両2の一例として、図9(a)〜(c)に示すように、例えばミニバン等の特殊な形状の車種をタクシー等に利用した車両2であり、装備品として図9(a)には前後方向Xの所定の位置で右側に提灯型ライト91が設けられ、図9(b)には前後方向Xの中央部で左右方向Yの中央部に提灯型ライト91が設けられ、図9(c)には前後方向Xの所定の位置で左側に提灯型ライト91が設けられているものとする。また図中の斜線部は実施の形態における洗車機本体1の洗浄で発生する車両2の洗浄面の洗い残し部分である。また車両2の最大車高をZとし、装備品を含む車高をZfとし、装備品は車種・突起物検出部76により洗車機本体1の走行距離L1〜L2の位置に検出されるものとする。
車両2が所定位置に停車され、操作パネル20から洗車コースが入力されると、洗車機本体1は前進走行を開始し、その前部に設ける車形センサ15により車両2の車高Zが検出され車形検出部75に記憶され、同時に左右および中央の上面センサ82により車両2の車高Zが検出され突起物判断部77に記憶される。また左右のサイドブラシ装置18が共に洗車機本体1の中央部に移動し、洗車機本体1の走行に伴い車両2と接触することで、車両2の前後方向Xの停車位置を検出するようにしている。
上記サイドブラシ装置18により車両2の停車位置が検出されるとサイドブラシ装置18は各左右方向へ移動しながら車両2の前面の洗浄を実行し、サイドブラシ装置18により車両2の前面の洗浄を終了すると、これに伴い洗車機本体1の走行が開始され、左側のトップブラシ本体34が車両2の洗浄を開始し、左側のトップブラシ本体34と上記間隔H(=Ly−Lx)だけ遅れて右側のトップブラシ本体34が車両2の洗浄を開始する。
図9(a)の車両2において、洗車機本体1の走行距離LがL1に達すると、車形検出部75に記憶された車両データ(L1,Z1)により、車種・突起物検出部76では、車両2の装備品有りが判断され、続いて接触判断部79は、突起物判断部77に記憶された(L1,Zb)により左側に装備品有りと判断され、洗車機本体1の走行距離Lが(L1+Lx−α)となると左側のトップブラシ本体34が提灯型ライト91を回避するよう上昇され、このとき、右側のトップブラシ本体34により車両2の洗浄が続行される。その間もしくはその後、洗車機本体1の走行距離Lが(L2+Lx+α)に達すると、提灯型ライト91が通過したことが判断され、左側のトップブラシ本体34が車両2の洗浄面へ下降され、左側のトップブラシ本体34による車両2の洗浄が再開される。
また図9(b)の車両2において、洗車機本体1の走行距離LがL1に達すると、車形検出部75に記憶された車両データ(L1,Z1)により、車種・突起物検出部76では、車両2の装備品有りが判断され、続いて接触判断部79は、突起物判断部77に記憶された(L1,Za)により右側に装備品有りと判断され、洗車機本体1の走行距離Lが(L1+Ly−α)となると右側のトップブラシ本体34が提灯型ライト91を回避するよう上昇され、このとき、左側のトップブラシ本体34により車両2の洗浄が続行される。その間もしくはその後、洗車機本体1の走行距離Lが(L2+Ly+α)に達すると、提灯型ライト91が通過したことが判断され、右側のトップブラシ本体34が車両2の洗浄面へ下降され、右側のトップブラシ本体34による車両2の洗浄が再開される。
また図9(c)の車両2において、洗車機本体1の走行距離LがL1に達すると、車形検出部75に記憶された車両データ(L1,Z1)により、車種・突起物検出部76では、車両2の装備品有りが判断され、続いて接触判断部79は、突起物判断部77に記憶された(L1,Zc)により両側に装備品有りと判断され、洗車機本体1の走行距離Lが(L1+Lx−α)となると左側のトップブラシ本体34が提灯型ライト91を回避するよう上昇され、洗車機本体1の走行距離Lが(L1+Ly−α)となると右側のトップブラシ本体34が提灯型ライト91を回避するよう上昇され、両側のトップブラシ本体34により提灯型ライト91が回避される。その間もしくはその後、洗車機本体1の走行距離Lが(L2+Lx+α)となると左側のトップブラシ本体34が車両2の洗浄面へ下降され、洗車機本体1の走行距離Lが(L2+Ly+α)となると右側のトップブラシ本体34が車両2の洗浄面へ下降され、両側のトップブラシ本体34による車両2の洗浄が再開される。
図9(a)〜(c)の車両2のその後の洗浄面には装備品がないため各トップブラシ装置17は車両2の洗浄を続行する。なお各トップブラシ装置17により車両2を洗浄する際に、車形センサ15の検出誤差等により提灯型ライト91と左右どちらかのトップブラシ本体34が接触してしまったような場合には、少なくとも前記傾斜検出センサ64と密着センサ66の一方が動作して各トップブラシ本体34が上昇され洗車機本体1が減速、もしくは停車される。なおリミットスイッチ65bにより接触が検出されると、直ちに洗車機本体1の洗浄動作が停止される。
このようにトップブラシ本体34が車両2の装備品を回避し、残りの洗浄面に沿って車両2の洗浄を終了すると、洗車機本体1が後進を開始すると共に、ブロワ装置14により車両2が乾燥され、洗車機本体1が最初の位置まで後進すると車両2の洗車を完了する。
以上のように本実施の形態によれば、左右一対に分割されたトップブラシ装置17が各トップブラシ本体34のブラシ体69が互いに接触しないように前後方向へ間隔Hを空けて配設され、各トップブラシ本体34が各トップブラシ装置17に設けられる昇降手段32により独立して昇降可能であるため、装備品と接触する側の一方のトップブラシ本体34を上昇し洗浄面の装備品を回避している間も、装備品と接触しない側の他方のトップブラシ本体34により車両2の洗浄を実行でき、車両2の洗い残しを減少することができ、また左右の各トップブラシ本体34が互いに接触することが回避されトップブラシ装置17に発生する異常を防止することができる。
また各トップブラシ本体34が、車両2の中央部を重複して洗浄できるように左右方向Yに延長して設けているため、車両2の中央部を確実に洗浄でき、さらに車両2を洗浄する左右のトップブラシ本体34のうちどちらか一方が車両2の側部にある装備品(突起物の一例)と接触するような場合に、例えば左側のトップブラシ本体34が装備品と接触するため上昇されて装備品を回避しても、右側のトップブラシ本体34により車両2を前後方向Xに2分する中央線を超えて洗浄されるため、一方のトップブラシ本体34の洗い残しとなる車両2の洗浄面が他方のトップブラシ本体34により洗浄され、車両2の洗い残しを減少することができる。
また、上面センサ82により装備品が検出された一方のトップブラシ本体34が洗車制御部78により制御され、つまり洗車機本体1の走行に伴って車両2の装備品と接触する直前にトップブラシ本体34が上昇され、また装備品が通過するとトップブラシ本体34が下降され車両2の洗浄が再開されることにより、トップブラシ本体34と車両2の装備品とが接触することなく回避されて車両2の洗浄が実行され、よってトップブラシ本体34および装備品に異常が発生することが防止される。
なお、上記実施の形態において、上面センサ82を超音波センサから形成し、洗車機本体1の上部に車形センサ15と前後方向Xで等しく左右および中央に3個配設するように構成しているが、車両2の上面で各トップブラシ本体34の洗浄面に装備品を検出することができればその個数および構成に限定されるものではなく、左右方向Yに走査する超音波センサを中央に設けるような構成としてもよい。また前後方向Xの配設位置は、各トップブラシ装置17より前方位置にあればよく車形センサ15の位置に等しくなくてもよいが、その際には突起物判断部77にて形成される洗車機本体1の走行距離Lと車両2の左右および中央の車高から形成される座標値の走行距離Lの値より車形センサ15と上面センサ82の設置距離を上面センサ82の配設する状態に応じて加減する必要がある。また、作業者による操作パネル20への入力により装備品の位置を予め設定する構成としてもよい。
また上記実施の形態において、左右の各トップブラシ装置17が左右一対に配設されているが、トップブラシ本体34の左右方向の長さを左右のトップブラシ本体34で車両2の特徴に合わせて違ったものに構成し、例えば右側のトップブラシ本体34を車両2の中央線を越えて車両2の左部に設けられる装備品と接触しない程度の左右方向Yの長さとし、左側のトップブラシ本体34を中央部に設けられる装備品と接触しないような長さとしてもよく、このような洗車機本体1の構成により車両2の洗い残しをより減少することができる。
また、上記実施の形態において、トップブラシ本体34を上昇させ、車両2の装備品を回避する際に、トップブラシ本体34がホルダー上限センサ54に検出されるより以前に、ブラシ回転用モータ70の回転を停止し、トップブラシ本体34の回転を停止することで、ブラシ体69のトップブラシ本体34の回転に伴う遠心力による広がりを無くし、よってトップブラシ本体34が洗車機本体1と接触するホルダー31の上限位置を上昇させることができ、より車高Zが高い(装備品の高さを含む)車両2の洗浄を左右の各トップブラシ本体34で装備品を回避しながら実行することができる。
また、上記実施の形態において、洗車機本体1を左側のトップブラシ装置17が前方に配設するようにずらして設けているが、右側のトップブラシ装置17を前方に配設するように構成してもよく、上記実施の形態の洗車機本体1と同様の作用・効果を得ることができる。
本発明の実施の形態における洗車機の側面図である。 同洗車機の概略正面図である。 同洗車機のトップブラシ装置の正面図である。 同洗車機のトップブラシ装置の平面図である。 同洗車機のトップブラシ装置の昇降部側面図である。 同洗車機のトップブラシ装置のホルダー部で、(a)は一部縦断正面図、(b)はA‐A矢視図、(c)は要部の横断平面図である。 同洗車機の洗浄を制御するコントローラの制御構成図である。 同洗車機の洗車制御部の動作を説明するフローチャートである。 同洗車機のトップブラシ装置による被洗浄車両の洗浄面で、(a)は洗浄面左部に装備品のある被洗浄車両を示し、(b)は洗浄面右部に装備品のある被洗浄車両を示し、(c)は洗浄面中央部に装備品のある被洗浄車両を示している。
符号の説明
X 前後方向
Y 左右方向
1 洗車機本体
2 車両
4 レール
5 車輪
12 トップノズル装置
13 サイドノズル装置
14 ブロワ装置
15 車形センサ
16 パルスエンコーダ
17 トップブラシ装置
18 サイドブラシ装置
19 ロッカーブラシ装置
20 操作パネル
21 コントローラ
22 駆動装置
30 案内レール
31 ホルダー
32 昇降手段
33 揺動手段
34 トップブラシ本体
37 昇降用モータ
42 チェーン
52 パルスエンコーダ
54 ホルダー上限センサ
55 ホルダー下限センサ
64 前後傾斜検出センサ
65b リミットスイッチ
66 密着センサ
67 固定シャフト
68 外筒
69 ブラシ体
70 ブラシ回転用モータ
74 走行距離検出部
75 車形検出部
76 車種・突起物検出部
77 突起物判断部
78 洗車制御部
79 接触判断部
80 ホルダー位置検出部
81 昇降駆動部
82 上面センサ
91 提灯型ライト

Claims (3)

  1. 洗車機本体と被洗浄車両を、前記被洗浄車両の前後方向へ相対移動しながら、前記被洗浄車両の洗浄を行う洗車機であって、
    前記洗車機本体に、前記被洗浄車両の上面を洗浄するトップブラシ装置を前記前後方向と直交する左右方向に一対に設け、
    前記各トップブラシ装置は、前記被洗浄車両をブラッシングする複数のブラシ体から形成されたトップブラシ本体を回転自在および昇降自在に備え、
    前記各トップブラシ装置を、前記前後方向に、一方のトップブラシ装置のブラシ体と他方のトップブラシ装置のブラシ体が互いに接触しない間隔を空けて配設すること
    を特徴とする洗車機。
  2. 前記各トップブラシ本体を各左右方向に延設して、一部が前記被洗浄車両の中央部で重複していること
    を特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記洗車機本体に、
    前記被洗浄車両の上面に取り付けられた突起物の前後方向および左右方向の取付位置を検出する上面突起物検出手段と、
    前記各トップブラシ装置の昇降を制御する制御手段と
    を設け、
    前記制御手段は、前記上面突起物検出手段により突起物の前後方向および左右方向の取付位置が検出されると、突起物が検出された左右方向のトップブラシ本体が前記突起物を回避する昇降を制御すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗車機。
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