JP2004175572A - ロール上にある、特に両面接着テープ部位を有することを特徴とする裏打ち材ウェブの巻き戻し用装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造が簡単で、個々の接着テープ部位を直接そして非常に早く基体に付着させそして該部位に部品を直接接合させる能力を備えている装置の提供。
【解決手段】両面接着テープ部位42を担持している裏打ち材のウェブの巻き戻し用装置100であって、保持用板2に取り付けられたハンドル部材1、裏打ち材ウェブ41のロール4用のレシーバー21、圧力ローラー22であって、接着テープ部位42を有する裏打ち材ウェブ41を基体と接触させ、接着テープ部位42が、裏打ち材ウェブ41から基体上へ分配案内される圧力ローラー22、駆動ローラー23であって、それを介して、接着テープ部位42を有する裏打ち材ウェブ41が、駆動ローラー23の動きによってベルト24を介して回転するように設定されている受け入れローラー25から構成されている装置100。
【選択図】図1
【解決手段】両面接着テープ部位42を担持している裏打ち材のウェブの巻き戻し用装置100であって、保持用板2に取り付けられたハンドル部材1、裏打ち材ウェブ41のロール4用のレシーバー21、圧力ローラー22であって、接着テープ部位42を有する裏打ち材ウェブ41を基体と接触させ、接着テープ部位42が、裏打ち材ウェブ41から基体上へ分配案内される圧力ローラー22、駆動ローラー23であって、それを介して、接着テープ部位42を有する裏打ち材ウェブ41が、駆動ローラー23の動きによってベルト24を介して回転するように設定されている受け入れローラー25から構成されている装置100。
【選択図】図1
Description
本発明は、ロール上にある裏打ち材ウェブの巻き戻し用装置(an apparatus for unwinding a web of backing material on a roll)であって、該裏打ち材料が、自己接着性打抜き部材(self adhesive diecuts)特に両面接着性の打抜き部材を担持している、巻き戻し用装置に関する。
両面接着テープを使用して貼り付けられる部品(例えば、リボンケーブル、表示板、及び板紙包装品)は、前もって完全に自己接着性を持つように処置されることが非常に多い。このことは、大量の材料を消費するし、また、組立中に、接着テープ付の部品に端合わせを行うという仕事だけでなく接着テープのライナー(liner)を後で取り除くという仕事が必要でり、非常に多くの時間がかかる。
上記に代わる一つの方法は、複数の点状の接着剤を、組立の過程で直接塗布し、その後部品を接着剤の点に接合することである。この方法もまた、接着の前には除去しなければならないライナーを点状の接着剤に貼付けるので、煩雑な仕事である。
ある種の部品(例えば、携帯電話の電子部品又はシール)では、特定の用途の場合には、両面接着性打抜き部材の使用が必要である。これらの打抜き部材は、裏打ちウェブ上に置かれている個々の接着テープ部位であって、互いに、すぐ接して又は規則的でも不規則的でもよい前もって定められた距離をおいて続いている。
この種の両面接着性打抜き部材の応用は、更に、自動車分野で見出すことができる。一つの注目すべき例は、自動車の屋根の裏地におけるリボンケーブルの接合である。
これらの打抜き部材は、前もって、必ずその打抜き部材を製造するための接着テープを非接着性材料で裏打ちした後に、打ち抜き操作において、特に、キスカッティング(kiss−cutting)として知られる操作において、要求される形に変えなければならない。
キスカット法の特徴は、打ち抜きの過程において、非接着性材料が、穿孔されない又は傷つかないままで、又は実質的にそのような状態のままで残ることである。このことは、打抜き部材からの接着剤が打抜き後に切れ目の中に入り上記の材料に付着することを妨げる。そういうことが起こった場合には、その材料が打抜き部材と共に更に加工される下流の製造工程がその材料の分離によって影響され得るであろう。そうすると、ロール全体がその先の加工から除外され、廃棄物となるであろう。
本発明の一つの目的は、例えば値札を貼るのに使用される手動のラベリング装置の類と同様に製造が非常に簡単であり、かつ、特に両面接着性のテープ部位即ち打抜き部材を有する裏打ち材ウェブを処理して、個々の接着テープ部位を直接そして非常に早く基体に付着させそして該部位に部品を直接接合させる能力を備えている装置、を提供することである。
この目的は、請求項1に記載の装置によって達成される。請求項2以下の請求項の主題は、本発明の装置の展開である。
従って、ロール上にありそして特に両面接着性のテープ部位を担持している裏打ち材ウェブの巻き戻し用装置は、
・保持用板(holding plate)に取り付けられたハンドル、
・保持用板に回転可能に取り付けられた裏打ち材ウェブのロール用のレシーバー、
・保持用板に回転可能に取り付けられた、分配操作(dispensing operation)中、接着テープ部位を有する裏打ち材ウェブを基体と接触させる圧力ローラーであって、それを介して、接着テープ部位を有する裏打ち材ウェブが、ロール用のレシーバーによって、分配操作中、接着テープ部位が裏打ち材ウェブから基体へと分配されるように案内される、圧力ローラー、
・保持用板に回転可能に取り付けられた駆動ローラー(drive roller)であって、それを介して、接着テープ部位を有する裏打ち材ウェブが、駆動ローラーが裏打ち材ウェブの速度と同期的に回転するように案内される、駆動ローラー、及び
・保持用板に回転可能に取り付けられた、接着テープ部位が分配された後に裏打ち材ウェブを受け入れる受け入れローラーであって、特に駆動ローラーの動きによってベルトを介して回転するように設定されている受け入れローラー
から構成されている。
・保持用板(holding plate)に取り付けられたハンドル、
・保持用板に回転可能に取り付けられた裏打ち材ウェブのロール用のレシーバー、
・保持用板に回転可能に取り付けられた、分配操作(dispensing operation)中、接着テープ部位を有する裏打ち材ウェブを基体と接触させる圧力ローラーであって、それを介して、接着テープ部位を有する裏打ち材ウェブが、ロール用のレシーバーによって、分配操作中、接着テープ部位が裏打ち材ウェブから基体へと分配されるように案内される、圧力ローラー、
・保持用板に回転可能に取り付けられた駆動ローラー(drive roller)であって、それを介して、接着テープ部位を有する裏打ち材ウェブが、駆動ローラーが裏打ち材ウェブの速度と同期的に回転するように案内される、駆動ローラー、及び
・保持用板に回転可能に取り付けられた、接着テープ部位が分配された後に裏打ち材ウェブを受け入れる受け入れローラーであって、特に駆動ローラーの動きによってベルトを介して回転するように設定されている受け入れローラー
から構成されている。
一つの好ましい態様においては、駆動ローラーが裏打ち材ウェブのロール用のレシーバーと圧力ローラー(pressure roller)の間に配置される。
もう一つの好ましい態様においては、案内ローラーを裏打ち材ウェブのロール用のレシーバーと駆動ローラーの間に配置して、駆動ローラーの周りに裏打ち材ウェブの非常に大きい巻きつき角(wraparound angle)を生じさせるようにする。
これによって、裏打ち材ウェブの動きを駆動ローラーへ、そして好適なベルトを介して受け入れローラーへ確実に伝達できる。
より好ましい態様においては、ハンドル部材上で止めることができる軸上に調節可能な位置決め補助具(positioning aid)、特に回転可能に取り付けられたシャフトの形態の位置決め補助具が設けられる。シャフトはスクリュウによって固定することができ、それを介して裏打ち材ウェブが、裏打ち材ウェブのロール用のレシーバーから駆動ローラーの方向に案内される。
この位置決め補助具、特に溝の中に移動可能に案内されることができそして溝内の所望の位置にスクリュウで固定することができるシャフトで構成される補助具は、接着テープ部位の特定の用途に従って、特には両面接着性の接着テープ部位の冒頭及び/又は最後が予め決められた点であって、その結果、接合が、常に一定のやり方で、例えば15mmの長さの、ある接着テープ部位の冒頭で開始し、そして分配操作後に、即ち、例えば本装置が自動車の屋根を一度横切った時に、例えば15mmの長さの別の接着テープ部位の最後で終了することを確実にする役割を果たす。
この種の位置決め補助具に関するもう一つの代表的な解決法は、同じやり方で位置決めすることができる、マーキングを具備した小レンズを追加することである。
圧力ローラーと位置決め補助具との間の距離は、特には両面接着性の自己接着テープ部位の長さに合わせて個別に調節することができる。
この位置決め補助具は、本装置の使用者が、接着テープ部位の長さによって決定される関係内に継続的に留まることを可能にしている。
左利きの人と右利きの人の両方が本装置を容易に使用できるように、ハンドル部材及びその他の全ての部品は、保持用板上に鏡像形に取り付けることができる。
裏打ち材ウェブのロール用のレシーバーにおける他の好ましい態様の中には、調節可能なブレーキ(brake)、とくに摩擦ブレーキがある。これを使用すると、分配操作中の裏打ち材ウェブにおける、均一で過度に低くない張力が確保される。
更なる好ましい態様においては、圧力ローラーの一方の側が保持用板に固定され、そのもう一方の側が対板(counter plate)を保持している。対板と保持板は、分配操作中押されている装置の場合には、ハンドルの方向において引き伸ばされたデザイン(prolonged design)になっている。それらの形に関しては、対板と保持板は、分配操作の終了時に、装置の使用者が、装置全体を、その幾何学的配置から生じる支点の廻りに容易に傾斜させることが出来るように、圧力ローラーとそしてハンドルのレバーの腕と調和している。この回転運動の結果、一方では、位置決め補助具と組み合わせて、最後の接着テープ部位も確実に分配すること、即ち、それを裏打ち材ウェブから基体に移転させることが連続的に可能であり、他方では、それに続く、今は付着してはならない接着テープ部位は、そのまま確実に裏打ち材ウェブ上に保持されている。
本装置の部品用の適切な材料の例としては、プラスチックが挙げられる。しかし、金属を使用することもできる。
最後に、本発明はまた、ロール上にありそして特に両面接着性の接着テープ部位を担持している裏打ち材ウェブと組み合わせた装置をも提供する。
もう一つの態様において、本発明の巻き戻し装置は、手動により動かす代わりに従来使用されてきた自動操縦機を用いて動かすことができる。この場合、従来の光学的/電気的な位置決め補助機だけでなく、以下に述べるように機械的/電気的な位置決め補助機をも使用することができ、この方がより好ましい。
溝の中で調節できる回転可能なシャフトが、もう一つの、例えば、裏打ち材ウェブの、接着テープ部位で覆われていない自由端領域において噛み合っている歯のある車輪の形をしているシャフトに機械的に連結している。その結果、一度、ある関係−即ち位置決め補助機と圧力ローラーとの間の精密な距離−が手動で設定されるとそれから離れることは不可能である。その場合、歯のある車輪のシャフト上に機械的に固定された通常の回転式エンコーダー(encoder)が自動操縦機を起動するために、即ち、分配操作のために必要な作動の開始と終了を伝えるために使用される。
本発明の装置は、ロール上に存在し、自己接着テープ部位又は打抜き部材、特に両面自己接着性の打抜き部材を担持している裏打ち材を巻き戻すのに適している。
これらの打抜き部材は、裏打ち材に片面又は両面接着テープを重ね、それから打抜き部材を、特にキスカット操作で打抜く、変換操作(converting operation)で製造される。
特別に、裏打ち材が片面接着テープの包み込みを意図する場合には、裏打ち材の包み込まれる面上に非粘着性被覆を施すことは、全く十分なことである。
本材料は、好ましくは、両面自己接着テープ部位が配置されている裏打ち材ウェブの形態であり、裏打ち材ウエブの両側には、接着テープ部分の接着剤に対する斥力(repulsion)の程度の異なる2種の非接着性被覆を用いて、非接着性被覆が施されている。
一つの有利な態様においては、裏打ち材ウエブの上側の非接着性被覆が、裏打ち材の下側の非接着性被覆より低い斥力を有している。
この場合の接着テープ部位は、裏打ち材ウエブがロール巻されていない状態にあるときに頂上面に位置している。
上記のことによって、以下のことが確実になっている。
・各々の接着テープ部位は、更なる手段(例えば、二次ライナー)なしでロールの形状の 裏打ち材ウエブ上に、製造され使用可能な状態にされることができ、変換操作(接着テ ープ部位のサイズへの裁断)中に過剰の材料は格子状に細断し廃棄することができ、そ して
・接着テープ部位を、本発明の装置により容易に分配することができる。
上記のことによって、以下のことが確実になっている。
・各々の接着テープ部位は、更なる手段(例えば、二次ライナー)なしでロールの形状の 裏打ち材ウエブ上に、製造され使用可能な状態にされることができ、変換操作(接着テ ープ部位のサイズへの裁断)中に過剰の材料は格子状に細断し廃棄することができ、そ して
・接着テープ部位を、本発明の装置により容易に分配することができる。
裏打ち材ウエブとして、紙、紙−ポリオレフィン複合材及び/又はフィルムを用いることが好ましい。
さらに、適切な裏打ち材として、基本的には、BOPP又はMOPPなどのフィルム、例えばPET、PVC又は不織布(セルロース又はポリマーをベースとする)が含まれる。更に、被覆用の基体として、発泡体(例えばPU、PE、PE/EVA、EPDM、PP、PE、シリコーン等)又は剥離紙(クラフト紙、ポリオレフィン被覆紙)、又は剥離フィルム(PET、PP又はPE又はこれらの素材の組み合わせ)が適当である。
非粘着性被覆としては、無溶媒被覆シリコーンを用いることが好ましい。
さらに好ましくは、非接着性被覆及び/又は無溶剤被覆シリコーンは、0.8〜3.7g/m2、より好ましくは1.3〜3.2g/m2、非常に好ましくは1.8〜2.8g/m2で塗布される。
さらに好ましくは、非接着性被覆及び/又は無溶剤被覆シリコーンは、0.8〜3.7g/m2、より好ましくは1.3〜3.2g/m2、非常に好ましくは1.8〜2.8g/m2で塗布される。
しかしながら、溶媒系もまた同様に、特に0.3〜1g/m2の塗布比で、非接着性被覆として可能である。
さらには、接着テープ部位の裏打ちとして、紙、不織布、ポリマーフィルム及び発泡体等のウェブ形態の材料を用いるのが好ましい。
基本的には、両面接着テープの全ての種類が、接着テープ部位用の適切な基材である。
基本的には、両面接着テープの全ての種類が、接着テープ部位用の適切な基材である。
接着テープ用の接着剤としては、例えば、SATASの、Handbook of Pressure Sensitive Adhesive Technology、第3版で言及されている全ての感圧性接着剤を用いることが可能である。溶融体から又は溶液から塗布することができる、天然/合成ゴムベース及びアクリル酸エステルベースの接着剤が特に適当である。
本発明によると、更に、裏打ち材として、表面(top side)及び/又は裏面(bottom side)上にポリマー被膜を設けた高充填グラシン紙を、適当な場合には存在する2種のポリマー被膜の少なくとも1種に塗布される非接着性被膜、特にシリコーン被覆と共に用いることが可能である。
本発明の更なる態様では、密度が1.1〜1.25g/cm3であり、本質的に表面と裏面を有している裏打ち紙が、裏打ち材として用いられる。
裏打ち紙は、その表面及び/又は裏面上に、ポリマー被膜、即ち、適当な場合には存在する2種のポリマー被覆の少くとも一つに塗布されている非粘着性被覆が設けられている。
裏打ち紙又はグラシン紙は、密度が、好ましくは、1.12〜1.2g/cm3、特には、1.14〜1.16g/cm3である。
更に好ましくは、裏打ち紙又はグラシン紙は、基本重量(base weight)が、40〜120g/m2、より好ましくは50〜110g/m2、非常に特別には60〜100g/m2である。
ポリマー被膜としては、特にLDPE、HDPE、この2種の混合物のようなポリオレフィン、例えば、MDEP、PP又はPETが用いられる。LDPEが特に有利である。
LDPE又はHDPEを含んで成る裏打ち紙のポリマー被膜面を、更に、艶消しの又は光沢のある面に加工することができる。
更に好ましくは、ポリマー被膜は、5〜30g/m2、より好ましくは10〜25g/m2、非常に好ましくは15〜20g/m2で塗布される。
ポリエステルの場合は、特に、塗布を丁度2〜3g/m2で行うことができる。
更には、例えばシリコーン、パラフィン、テフロン又はワックスを非接着性被膜として用いた場合に、本発明が顕著に具現される。その場合、シリコーンを用いない剥離被膜、例えばRexamからの「non Silicone」、又は低シリコーン剥離被膜、例えばRexamからの「Lo ex」を用いることが可能である。
使用した特定の裏打ち紙に依存して、裏打ち材の何れの面上にも同等又は異なる剥離性の非粘着性被膜を設けること、即ち、各面に異なった剥離特性を設定することが可能である(剥離性の制御)。
無溶媒被覆シリコーンを用いることが好ましい。
更に好ましくは、無溶媒被覆シリコーンを0.8〜3.7g/m2、より好ましくは1.3〜3.2g/m2、特に好ましくは1.8〜2.8g/m2で塗布する。
溶媒系でも可能であるが、塗布量は特に0.3〜1g/m2である。
この方法によって、両面ポリマー被覆の場合、ライナー材は、確実に、以下の特性:
・寸法安定性(良好な平坦性)、
・厚さの高い均一性を伴う小さい厚さ(狭い許容誤差、より精密な打ち抜き部材)、
・及び、紙本体を切断しないように保護する被膜
を有し、そして、片面ポリマー被覆の場合には、ライナー材は、確実に、以下の特性:
・厚さの高い均一性を伴う小さい厚さ(狭い許容誤差、より精密な打ち抜き部材)及び
・紙本体を切断しないように保護する被膜
を有する。
・寸法安定性(良好な平坦性)、
・厚さの高い均一性を伴う小さい厚さ(狭い許容誤差、より精密な打ち抜き部材)、
・及び、紙本体を切断しないように保護する被膜
を有し、そして、片面ポリマー被覆の場合には、ライナー材は、確実に、以下の特性:
・厚さの高い均一性を伴う小さい厚さ(狭い許容誤差、より精密な打ち抜き部材)及び
・紙本体を切断しないように保護する被膜
を有する。
本発明の装置での使用のためには、各々の接着テープ部位が裏打ち材ウエブ上に長方形に配列されていると特に有利である。もしその長方形が裏打ち材ウエブ上に各々の接着テープ部位の間に距離がないように配列されていると更に特に有利である。
裏打ち材ウエブ上に接着テープ部位を距離を置かずに製造することは、粘着剤が癒着するので、非常に困難なことが多い。
従って、更に、異方性を有する感圧性接着剤で構成される打ち抜き部材が表面に配列された裏打ち材ウエブを好ましく用いることができる。
ポリマー又はポリマー組成物の製造、更なる保持、又はその後の応力を加える過程において、高分子の優先方向(preferential direction)における高度の配向が、ポリマー集合(assembly)を通して進展することが可能であり、意図的にも誘導することができるこの配向の結果として、対応するポリマーの特性を制御すること及びそれらを所望の用途に合うように改良することが可能である。異方的に配向した感圧接着剤は、その「エントロピー弾性」挙動の結果として、付与された方向にでの伸長の後で最初の状態に戻ろうとする傾向を持っている。
配向を示す全ての感圧性接着剤が原則的に使用に適しており、その例としては、天然ゴム及びブチルゴム、ネオプレン、ブタジエン−アクリロニトリル、スチレン−ブタジエン−スチレン、及びスチレン−イソプレン−スチレンコポリマー等の合成ゴムをベースとした接着剤、並びに直鎖ポリエステル及びコポリエステル、ポリウレタン、ポリシロキサンエラストマーをベースとした接着剤、更に直鎖アクリルポリマーをベースとした接着剤であるが、しかし非常に特別には、ポリアクリル酸エステルをベースとする異方性感圧性接着剤である。
層の形態の、異方配向性を有するこの種のアクリル系PSAは、パンチング及び/又はカッテイング操作後の切断及びパンチした端でのPSAフィルムの後退を示し、この後退は再び癒着しない形を打ち抜くために利用することができる。
一つの有利な更なる展開は、
・フリーラジカル重合で得ることができ、
・下記の一般式:
・フリーラジカル重合で得ることができ、
・下記の一般式:
(式中、R1=H又はCH3であり、基R2=H又はCH3又は、分岐又は非分岐の、2 〜20個の、好ましくは4〜9個の炭素原子を有する飽和アルキル基から選ばれる)
を有する化合物の群からの少なくとも1種のアクリルモノマーに、少なくとも65重量 %の程度まで、基づいており、
感圧性接着剤の平均分子量が少なくとも650000であり、
そして、裏打ち材に塗布された場合、優先方向を有しており、優先方向において測定さ れた屈折率nMDは、優先方向に垂直な方向において測定した屈折率nCDより大で、
差Δn=nMD−nCDは少なくとも1x10−5である
感圧性接着剤を使用する。
を有する化合物の群からの少なくとも1種のアクリルモノマーに、少なくとも65重量 %の程度まで、基づいており、
感圧性接着剤の平均分子量が少なくとも650000であり、
そして、裏打ち材に塗布された場合、優先方向を有しており、優先方向において測定さ れた屈折率nMDは、優先方向に垂直な方向において測定した屈折率nCDより大で、
差Δn=nMD−nCDは少なくとも1x10−5である
感圧性接着剤を使用する。
基R2として好ましく用いることができるアルキル基の非限定的な例としては、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、イソオクチル、2−メチルヘプチル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ドデシル、ラウリル、及びステアリル(メタ)アクリレート、又は(メタ)アクリル酸が含まれる。
更に、パンチング工程は、ビニル化合物、特に、ビニルエステル、ビニルハライド、ビニリデンハライド、エチレン性不飽和炭化水素のニトリルから選ばれた1種以上のビニル化合物、の形のコモノマーに、35重量%の程度まで基づいているPSAが用いられるときに、すばらしく進行する。
用途によっては、官能基を有するアクリル化合物も用語「ビニル化合物」に包含される。官能基を有するこの種のビニル化合物は、無水マレイン酸、スチレン、スチレン化合物類、酢酸ビニル、(メタ)アクリルアミド類、N−置換(メタ)アクリルアミド類、β−アクリロイルオキシプロピオン酸、ビニル酢酸、フマル酸、クロトン酸、アコニット酸、ジメチルアクリル酸、トリクロロアクリル酸、イタコン酸、酢酸ビニル、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、アミノ含有(メタ)アクリレート類、水酸基含有(メタ)アクリレート類、特に2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート類、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート類、及び/又は4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、及び2重結合官能化光開始剤であり、上に列挙したものは単なる例示で最終的なものではない。
PSA類に関して、もし対応するモノマーの組成が、得られる接着剤がD.Satas(Handbook of Pressure Sensitive Adhesive Technology、1989、VAN NOSTRAND REINHOLD、New York)に従った感圧性接着剤特性を有するように選択されるなら特に有利である。この目的のためには、アクリル系PSAのガラス転移温度は、例えば、25℃以下であるべきである。
実用品に用いるPSA類、特にその利点のために上記で賞賛されているポリアクリル酸エステルPSA類は、好ましくはフリーラジカル開始重合により調製される。この目的に非常に適したプロセスは、以下の段階:
・ビニル、アクリル又はメタアクリルをベースとするモノマー又はこれらのモノマーの組み合わせを少なくとも1種含有する混合物の重合であって、形成されたポリマーの平均分子量が650000以上である重合、
・ポリマー組成物のその後の押出コーテイング、及び
・電子ビーム照射による裏打ち材上でのポリマー組成物のその後の架橋
を特徴とする。
・ビニル、アクリル又はメタアクリルをベースとするモノマー又はこれらのモノマーの組み合わせを少なくとも1種含有する混合物の重合であって、形成されたポリマーの平均分子量が650000以上である重合、
・ポリマー組成物のその後の押出コーテイング、及び
・電子ビーム照射による裏打ち材上でのポリマー組成物のその後の架橋
を特徴とする。
この場合における押出コーテイングは、押出ダイを通して行われるのが好ましい。用いられる押出ダイは、以下の3つの範疇、即ちTダイ、フィッシュテイルダイ、及びコートハンガーダイの中の1つに基づくダイであることができる。各々のタイプは、それらの流れ溝のデザインが異なっている。配向したアクリル系PSA類を製造するためには、コートハンガ−ダイを用いて裏打ち材上に被覆を行うこと、特に、裏打ち材に対してダイを動かすことによりポリマー層を裏打ち材上に形成する方法で行うのが特に好ましい。
コーテイングと架橋の間に経過する時間は、非常に短いのが有利であり、10秒を越えないのが好ましい。
コートハンガーダイ内でのアクリル系ホットメルトの形成、定められたフィルム厚さでのダイからのホットメルトの出現、裏打ち材への移送上時のPSAフィルムの配向及びそれによるフィルム厚の更なる縮小、及びそれに続くインライン架橋、が配向を生じさせる。
上記のフリーラジカル重合は、有機溶媒の存在下で、又は水の存在下で、又は有機溶媒及び水の混合物中で、又は溶媒なしで行うことができる。溶媒はできるだけ少ないことが好ましい。重合時間は、反応転化率及び反応温度に依存して、6時間〜48時間である。
溶液重合の場合には、溶媒として飽和カルボン酸のエステル(酢酸エチル等)、脂肪族炭化水素(n−へキサン又はn−へプタン等)、ケトン(アセトン又はメチルエチルケトン等)、所定の沸点を有するアルコール、又はこれらの溶媒の混合物を使用することが好ましい。水性媒体又は有機溶媒及び水性溶媒の混合物中での重合の場合には、その重合系に、この目的のための当業者には公知の乳化剤及び安定剤を添加する事が好ましい。使用する重合開始剤は、例えば過酸化物、アゾ化合物及びペルオキソ硫酸塩(peroxosulfates)のような通常のラジカル生成化合物である。開始剤の混合物もまた同様に使用する事ができる。重合中、分子量を下げたり、多分散性を低下させるためのさらなる調節剤を使用することが可能である。所謂重合調節剤として例えば、アルコール及びエーテルを使用する事ができる。アクリル系PSAの分子量は650000〜2000000g/モルが有利であり、700000〜1000000g/モルがさらに好ましい。
さらなる手順に関しては、重合は、一般に攪拌機、2器以上の供給槽、還流凝縮器、加熱器、冷却器を具備し、そしてN2雰囲気下又は大気圧を越える圧力下での操作のために装備された重合反応器中で行う。
溶媒中で重合を行った後、重合媒体を減圧下で除去することが出来、この操作は例えば80〜150℃の範囲の高温で行う。かくしてポリマーを、無溶媒状態で、特にホットメルトPSAとして使用することができる。ある場合には、溶媒無しで本発明のポリマーを製造することも有利である。
アクリル系PSAを製造するためには、ポリマーを従来方法で改質してもよい。例を挙げれば、テルペン樹脂、テルペンーフェノール系樹脂、C5、C9及びC5/C9炭化水素樹脂、ピネン樹脂、インデン樹脂又はロジンのような粘着付与樹脂を単独又は互いに組み合わせて添加することが可能である。さらに、添加剤として可塑剤、各種の充填剤(例えば、繊維、カーボンブラック、酸化亜鉛、二酸化チタン、固形微細ビーズ、中実又は中空ガラスビーズ、シリカ、ケイ酸塩、チョーク、ブロッキングしていないイソシアネート等)、老化防止剤、光安定剤、オゾン保護剤、脂肪酸、可塑剤、核生成剤、発泡剤及び/又は発泡促進剤を使用することもまた可能である。さらに橋かけ剤及び橋かけ促進剤を混合することも可能である。電子ビーム架橋のための適切な橋かけ剤の例は二官能性又は多官能性のアクリル酸エステル、二官能性又は多官能性のイソシアネート又は二官能性又は多官能性のエポキシドである。
添加物のない又はブレンドされたアクリル系ホットメルトを可変スロット幅のダイを通して裏打ち材に塗布し、そして次いで電子ビームを用いて裏打ち材上で硬化させる。架橋を、PSAを裏打ち材に塗布した直後インライン操作で行う。
裏打ち材は、電話機特に携帯電話機のような電子機器の部品の接合には両面接着打ち抜き部材と共に使用することが好ましい。
さらに特に有利なことには、裏打ち材ウェブは、自動車製造時その他において、例えば展示棚又は包装分野において、個々の部品の接合用に使用することができる。
装置及び裏打ち材ウェブの本発明による組合せは、過去に予見できなかった種類の数多くの有利な点を提供する。接着テープ部位の分配の間、ライナーの除去による時間の損失は無く、そして廃棄物もより少ない。異なった寸法の接着テープ部位−−異なった数で接着された−−によって、必要量の接着テープがいわゆる「投薬」されることが可能になる。
本発明の装置は、裏打ち材ウェブ上に隙間無く配設された両面自己接着テープ部位、即ち、例えば、長さ15mm毎の横方向の分離を伴った15mm幅の両面自己接着テープ部位を使用することが好ましい。従って、例えば90mmの1本の接着範囲は、各15mmの6個の接着テープ部位に置き換えられる。他方、任意の寸法も同様に考慮することができる。
長さ15mmの接着テープ部位であるために、接着テープが、本質的には剛い、担体付き両面自己接着テープであっても、本発明の装置により、曲部においてその接着テープを接合することができる。
装置は、調整可能な開始及び終了標識を示し、これによって使用者が基体上に希望の数の粘着テープ部位を置くことが可能になる。
機能要素の全てを、分配操作が、通常の引っ張りによるやり方のみならず、好ましくは、押す動作によっても行うことができるように配置する。
以下に述べる図に参照して、本装置の特に有利な実施態様をさらに詳細に説明する、しかしそれによって本発明を不必要に限定する意図はない。
図1は、ロール4上の裏打ち材41のウェブを巻き戻すための装置100であって、該ウェブが、特に両面接着テープ部位42を担持している装置を示す。
装置100は多数の個々の部品で構成されている。
中心部品は保持用板2であって、それ以外の全ての部品−−例えば保持用板2にスクリュウ留めされたハンドル部材1、を収納する役目をしている。
ハンドル1をシンプルに位置付けすることによって、分配操作中に、装置100を引っ張る動作と共に特に押す動作が可能になっている。押す動作の場合には、感圧性自己接着組成物にとって有利である強い圧力を、人間工学的に実質的に非常に容易に加えることができるので、装置1には、押す動作が好ましい。
保持用板2には、裏打ち材ウェブ41のロール4のために回転可能に取り付けられたレシーバー21が設けられている。
保持用板2上に回転可能に取り付けられ、そして分配操作中接着テープ部位42を担持する裏打ち材ウェブ41を基体と接触させ、そしてロール4のための21を介して、接着テープ部位42が、分配操作中、裏打ち材ウェブ41から基体に分配されるように、案内される圧力ローラー22も存在する。
圧力ローラー22の材料及び直径は、一方で自己接着テープ部位42の接合を確実にするために十分な印加圧力が確保され、他方では分配操作中裏打ち材ウェブ41が両面自己接着テープ部位42から問題なく除去され得るような材料及び直径になっている。その場合、それは、特に、裏打ち材ウェブ41上の両面自己接着テープ部位42の特性と調和する。
保持用板2上に回転可能に設置された駆動ローラー23によって、接着テープ部位42を担持する裏打ち材ウェブ41は、駆動ローラー23が裏打ち材ウェブ41の速度と同調して回転するように案内される。
駆動ロール23は、裏打ち材ウェブ41のロール4用のレシーバー21と圧力ローラー22の間に配置される。
案内ローラー26は、裏打ち材ウェブ41が駆動ローラーの廻りに大きな巻きつき角を示すように、裏打ち材ウェブ41のローラー4用レシーバー21と駆動ローラー23との間に配置され、そしてそれ自体は裏打ち材ウェブ41によって囲まれている。
最後に、保持用板2上に、接着テープ部位42が分配された後に裏打ち材ウェブ41を受け取り、そして、特に、駆動ローラー23の動きによってベルト24を介して回転状態に置かれる、回転可能に取り付けられた受け入れローラー25がある。
保持用具2上の停止可能軸3上に、特に、きつくスクリュウ止めができそしてそれを介して裏打ち材ウェブ41が裏打ち材ウェブ41のロール4用レシーバー21から駆動ローラー23の方向に案内される、回転可能に取り付けられたシャフト61の形状の、調節可能な位置決め補助具6が設けられている。
駆動ローラー22は、一方側で、保持用板2に固定され、そしてその他方側に対板8を保持する。分配操作中押される装置100の場合は、対板8及び保持用板2はハンドル1の方向に延長されたデザインを有する。それらの形状に関して対板8及び保持用板2は、分配操作の終了時に使用者が装置100全体をその幾何学形状から生じる支点のまわりに容易に傾けられるように、圧力ローラー22と及びハンドル1のレバーの腕と調和している。この回転運動の結果として、一方では位置決め補助具6との組み合わせで最後の接着テープ部位42を確実に分配する、即ちそれを裏打ち材ウェブ41から基体に移すことが常時可能であり、同時に他方では今は付着されるべきでない接着テープ部位42は依然として確実に裏打ち材ウェブ41上に保持する。
装置100全体は、受け入れローラー25によって、それが一杯に詰まっている場合でも空の場合でも、両面自己接着テープ部位42を位置付けする精度に悪影響を与えないように調和している。特にこれはローラー23と25間のベルト駆動の伝達比に関係する。
図2は、図1による装置100に裏打ち材ウェブ41のロール4を付加した図を示す。この図は特に裏打ち材ウェブ41の案内について図で示す。
裏打ち材ウェブ41は、ロール4から、位置決め補助具6を経て案内ローラー26に移動し、駆動ローラー23の回りを巻き、圧力ローラー22へと案内され、そこで接着テープ部位42は裏打ち材ウェブ41から分離され、一方、裏打ち材ウェブ41は受け入れローラー25に移動し、そして巻き取られる。
図3は、裏打ち材ウェブ41のロール4が装着されていない場合の図1の装置100を示し、左手側から見た図を示す。
位置決め補助具6の軸61は溝62内で置き換え可能に案内され、そこでスクリュウ止めで固定することができる。
さらに小ピン27は装置100の手動操作の場合、基体上の圧力ローラー22の正確な位置決め、即ち最初の接着テープ部位42の開始の位置決めを容易にする。
図4は、再度裏打ち材ウェブ41のロールを装着した場合の図1の装置100を示し、左手側から見た図である。
裏打ち材ウェブ41は、図5に示すように巻き上げられ、アルキメデス螺旋の形状にロールを形成する。個々の接着テープ部位42は裏打ち材ウェブ41上に一定間隔を置いて配列され、ここでは円形である。
裏打ち材ウェブ41は異なる非接着性の被膜43,44を有する。裏打ち材ウェブ41の下面の非接着性の被膜43は裏打ち材ウェブ41の上面の非接着性の被膜44よりも撥水性が高い。
Claims (8)
- ロール4上にありそして特に両面接着性の接着テープ部位42を担持している裏打ち材のウェブの巻き戻し用装置100であって、
保持用板2に取り付けられたハンドル部材1、
保持用板2に回転可能に取り付けられた、裏打ち材ウェブ41のロール4用のレシーバー21、
保持用板2に回転可能に取り付けられた圧力ローラー22であって、分配操作中、接着テープ部位42を有する裏打ち材ウェブ41を基体と接触させ、そして、ロール4用のレシーバー21を介して、分配操作中、接着テープ部位42が、裏打ち材ウェブ41から基体上へ分配されるようなやり方で案内される圧力ローラー22、
保持用板2に回転可能に取り付けられた駆動ローラー23であって、それを介して、接着テープ部位42を有する裏打ち材ウェブ41が、駆動ローラー23が裏打ち材ウェブ41の速度と同期的に回転するように案内される、駆動ローラー23、及び
保持用板2に回転可能に取り付けられた、接着テープ部位42が分配された後に裏打ち材ウェブ41を受け入れ、そして、特に、駆動ローラー23の動きによってベルト24を介して回転するように設定されている受け入れローラー25
から構成されている装置100。 - 駆動ローラー23が、裏打ち材ウェブ41のロール4用のレシーバー21と圧力ローラー22の間に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 案内ローラー26が、裏打ち材ウェブ41のロール4用のレシーバー21と駆動ローラー23の間に配置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
- ハンドル部材1上で止めることができる軸3上に、調節可能な位置決め補助具6、特に、スクリュウによって固定することができ、それを介して裏打ち材ウェブ41が、裏打ち材ウェブ41のロール4用のレシーバー21から駆動ローラー23の方向に案内される、回転可能に取り付けられた、シャフト61の形態の位置決め補助具6が設けられていることを特徴とする、請求項1〜3の少なくとも1項に記載の装置。
- ハンドル部材1及び全ての他の部品が、保持用板2に鏡像形で取り付けられることが可能であることを特徴とする、請求項1〜3の少なくとも1項に記載の装置。
- 裏打ち材ウェブ41のロール4用のレシーバー21に、調節できるブレーキ、特に摩擦ブレーキが設けられていることを特徴とする、請求項1〜5の少なくとも1項に記載の装置。
- 圧力ローラー22の一方の側が保持用板2に固定され、そしてその他方の側が対板8を保持しており、対板8及び保持用板2は、分配操作中押される装置100の場合は、ハンドル1の方向に延長されたデザインを有することを特徴とする、請求項1〜6の少なくとも1項に記載の装置。
- ロール4上にありそして特に両面接着性の接着テープ部位41を担持している裏打ち材ウェブ41と組み合わせた、請求項1〜7の少なくとも1項に記載の装置。
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