JP2004162605A - クランク角検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つのセンサによって、クランク軸のクランク角信号を発生すると同時に、いかなるクランク角位置より始動してもクランク軸の回転方向を判定し、燃料噴射または点火を停止するクランク角検出装置を得ることである。
【解決手段】クランク角検出装置は、内燃機関のクランク軸に取り付けられ、周方向に等間隔なクランク角毎に複数の角度位置被検出部と一部角度位置被検出部が欠けた複数の基準位置検出部とを備えた被測定部材と、被測定部材に近接して取り付けられ、クランク角信号を出力するクランク角センサと、クランク角信号の周期を検出する周期検出手段と、信号周期に基づいて複数の基準位置の判定を行う基準位置判定手段と、クランク信号を計数して計数値を求める計数手段と、複数の基準位置間で計数される計数値からクランク軸の回転方向を検出する回転方向判定手段とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内燃機関のクランク軸のクランク角を検出するクランク角検出装置に関し、特にクランク軸の回転方向を判定するクランク角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転方向判別装置は、回転要素の外周に等間隔に歯を形成し、それぞれ回転要素の回転数に応じたパルス信号を発生させるとともに、互いに異なるパルス信号となるように設定された第1信号発生手段及び第2信号発生手段と、前記信号の偏差を得る偏差手段と、前記偏差要素をフィルタによって信号処理する第1処理手段と、この処理信号を判定値と比較して得られる処理パルス信号の発生周期から逆転を検出するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、クランク軸の所定回転毎にクランク角信号を出力する第1センサ、前記クランク軸が2回転する間に1回の基準信号を出力する第2センサを有し、前記基準信号が出力される直前で出力されたクランク角信号と前記基準信号の位相差と、前記基準信号が出力された直後で出力されたクランク角信号と前記基準信号の位相差とが異なるように設定してあり、前記両位相差の大小関係によってクランク軸の回転方向を判別するものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
また、内燃機関の回転と同期して基準位置にて基準信号を発生する基準信号発生手段と、内燃機関の回転と同期して前記基準信号の一周期中に所定数以上の複数の角度間隔を発生する角度信号発生手段と、前記基準信号に同期して繰り返しリセットされて前記角度信号を計数する角度信号計数手段を持ち、前記基準信号の発生周期に対応する計数値が所定値でなければ、内燃機関の逆転と判断し、点火と燃料の少なくとも一方をカットするものが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−117780号公報(図1、図2)
【特許文献2】
特開平11−62687号公報(段落0016乃至0017、図2)
【特許文献3】
特開昭62−182463号公報(第2頁、図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の逆転検出装置は、逆転判定を行うことは出来るが、運転状態に応じて燃料噴射や点火時期等を的確に制御するための基準クランク角信号は発生できないので、別途基準クランク角信号を出力するためのクランク角検出センサを設けることが必要となるという問題がある。
【0007】
また、クランク軸と合わせて、さらにカム軸に基準信号を得るために取り付けられた基準位置検出装置が必要であるのという問題があった。
【0008】
また、クランク軸に2個のセンサを別途付けることにより、クランク角信号を同時に得ることができるが、クランク軸に被測定部材を設けなければならないという問題があった。
【0009】
また、クランク角位置が基準信号発生周期の1/2の地点から角度信号を計数し始めると、正転時と逆転時の計数値が同じとなり、逆転の検出が出来ないという問題がある。
【0010】
この発明の目的は、クランク角信号を供給するとともに、クランク軸の回転方向を判定することができるクランク角検出装置を提供することである。
【0011】
また、いかなるクランク角位置より始動しても確実に逆転判定することができるクランク角検出装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わるクランク角検出装置は、内燃機関のクランク軸又はクランク軸と同期して回転する箇所に取り付けられ、周方向に等間隔なクランク角毎に複数の角度位置被検出部と角度位置被検出部の一部が欠けた複数の基準位置検出部とを備えた被測定部材と、被測定部材に近接して取り付けられ、角度位置被検出部と基準位置検出部とに応じてクランク角信号を出力するクランク角センサと、クランク角信号の信号周期を検出する周期検出手段と、周期検出手段で検出した信号周期に基づいて複数の基準位置の判定を行う基準位置判定手段と、クランク信号を計数して計数値を求める計数手段と、複数の基準位置間で計数される計数値からクランク軸の回転方向を判定する回転方向判定手段とを備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の内燃機関のクランク角検出装置の構成図である。図2はクランク軸1が回転されたときに発生するクランク角信号のパターン図である。図3はクランク角検出装置のクランク軸の回転方向を判定するフローチャートである。図4は演算タイミング毎の信号周期を示す。図5は演算タイミング毎の欠け歯判定値Kを示す。図6、図7はそれぞれクランク軸が正回転と逆回転しているときの演算タイミング毎の計数値を示す。なお、図7は逆回転しているときを示しており、クランク角信号番号は33から小さくなっていく。計数値は例えばクランク角信号番号30から加算開始されてクランク角信号番号15で16まで加算されて、そこでリセットされている。またクランク角信号番号14から加算開始して、クランク角信号番号31で17まで計数値が加算されていく。
【0014】
クランク角検出装置は、クランク軸1の周囲に備えられた被測定部材2と、被測定部材2に対向して、被測定部材2の角度位置被検出部3と複数の基準位置検出部4a、4bとの回転に伴う磁束変化に応じた信号を発生するクランク角センサ5と、クランク角センサ5の出力から信号周期を求める周期検出手段6と、信号周期から2種類の基準位置4a、4bを検出する基準位置判定手段7と、クランク角信号の計数値を計数する計数手段8と、2種類の基準位置4a、4b間で計数された計数値からクランク軸1の回転方向の正逆を判定する回転方向判定手段9とを備えている。
【0015】
被測定部材2は、クランク軸1の外周に沿って10度毎に歯状の角度位置被検出部3が設けられている。片方の半周(180°CA)において、上死点前95°CA(以下B95°CAと称す。)の角度位置被検出部3が欠けて、欠けた角度間隔が20°CAの第1の基準位置検出部4aと、他方の半周(180°CA)において、B95°CAおよびB105°CAの2つの角度位置被検出部3が欠けた角度間隔が30°CAの第2の基準位置検出部4bとが被測定部材2に設けられている。なお、B75°CAの位置を基準クランク角と称している。
【0016】
クランク角センサ5は被測定部材2の回転に伴う角度位置被検出部3と基準位置検出部4a、4bによって生じる磁束変化に応じた信号を出力する磁気抵抗センサである。
【0017】
周期検出手段6はクランク角センサ5から入力されるクランク角信号のパルスたち下がりと先に取得されたクランク角信号のパルスたち下がりとの間の時間を計測し、信号周期T(秒)として記憶手段10に記憶する。
【0018】
基準位置判定手段7は、周期検出手段6で信号周期Tを求められる毎に、3つの信号周期のそれぞれの比率を用いて基準位置及び基準位置の種類を求める。クランク角センサ5が基準位置検出部4a、4bを通過すると、角度位置被検出部3を通過するときに取得される信号周期と異なった信号周期を得ることができる。図1では基準位置検出部4a、4bを通過した際に得られた信号周期と、その信号周期の前後に得られた信号周期との間の比率を求めることにより、合わされた比率が角度位置被検出部を通過して得られた比率より強調した値を示している。図1では、記憶手段10から読み出された1つ先に取得された信号周期Tn−1と、さらに1つ先に取得された信号周期Tn−2と今回の信号周期Tとの値を用いてそれぞれの比率を求める。すなわち、(K1=Tn−1/Tn−2)と(K2=Tn−1/T)の除算を行う。そして、欠け歯判定式(K=K1×K2)を用いた演算を行って歯欠け判定値Kを求める。
【0019】
そして歯欠け判定値Kが2未満の場合、欠け歯がないと判定する。歯欠け判定値Kが2以上で6未満になったときは、歯欠けが1つであると判定する。さらに歯欠け判定値Kが6以上のときは、歯欠けが2つであると判定し、歯欠けが2つ検出された位置を第1の基準位置4bとし、歯欠けが1つ検出された位置を第2の基準位置4aとして、この情報を計数手段8と回転方向判定手段9とに送信する。
【0020】
計数手段8へクランク角センサ5からクランク角信号が入力され、クランク角信号のパルスたち下がりをトリガにして計数手段8はクランク角信号の発生回数を計数値として計数を行う。基準位置判定手段7から送られた基準位置の情報が入力されると、計数手段8に備えられた計数レジスタ11がリセットされる。
【0021】
回転方向判定手段9は、基準位置判定手段7から基準位置情報が入力されると、計数手段8の計数レジスタ11の計数値を取り込み、その計数値を判定してクランク軸1の回転方向の正逆を求める。その正逆の情報を内燃機関の電子制御盤12へ送信する。
【0022】
なお、周期検出手段6と基準位置判定手段7と計数手段8および回転方向判定手段9はマイクロコンピュータで構成されており、記憶手段10と計数レジスタ11はマイクロコンピュータ内に備えられているDRAMやレジスタを使うことで処理できる。
【0023】
図2に示す信号の上方に列記したクランク角信号番号は基準クランク角B75°CAを1として、連番で表示している。クランク角信号は360°CA間に10°CA毎信号であり、上死点前95°CAの第1の欠け歯に対応する箇所と、B95°CAおよびB105°CAの第2の欠け歯に対応する箇所からの信号は見られない。ここでは簡便のため、検出されるクランク角信号周期は角度間隔通りの比率であるとする。
【0024】
次にこのクランク角検出装置の動作について説明する。
図3において、図示しない内燃機関の始動スイッチがオンされると、ステップ101(以下ステップをSと略記する。)で、クランク角センサ5からクランク角信号が入力され、S102で、記憶手段10に記憶されていた先に取得された信号周期Tとそのさらに先に取得された信号周期Tn−1とをそれぞれ決められたTn−1とTn−2の領域の記憶手段に移動する。S103で入力されたクランク角信号のパルスたち下がりと現在入力されたクランク角信号の先に取得されたクランク角信号のパルスたち下がりとの間の時間を計測し、入力されたクランク角信号の信号周期T(秒)として記憶手段10に記憶する。S103で入力されたクランク角信号のパルスたち下がりに従って、計数手段8の計数レジスタ11に1を加算する。S104で信号周期Tと1つ先に取得された信号周期Tn−1とそのさらに先に取得された信号周期Tn−2の値を記憶手段10から読み出す。これら信号周期T、Tn−1、Tn−2を欠け歯判定式(K=(Tn−1/(Tn−2×T)に代入して、欠け歯判定値Kを求める。S105で欠け歯判定値Kが2未満であるかどうか判断する。欠け歯判定値Kが2未満のとき欠け歯数を零と判定してS101へ戻る。欠け歯判定値Kが2以上のときはS106へ進む。S106で欠け歯判定値Kが6未満であるかどうか判断する。欠け歯判定値Kが6以上のときはS107へ進む。欠け歯判定値Kが6以上のときはS110へ進む。S107で、計数手段8の計数レジスタ11から計測値を読み出す。S108で、計測値が16かどうか判定して、計測値が16のときは、S109へ進み、計数レジスタ11をリセットして、S101へ戻る。計数値が16以外のときはS112へ進む。S110で、計数手段8の計数レジスタ11から計測値を読み出す。S111で計数値が17かどうか判定して、計数値が17のときは、S109へ進む。計数値が17以外のときは、S112へ進み、電子制御盤12へ燃料噴射または点火の停止信号を送って、クランク角検出装置の動作が終了する。
【0025】
このようなクランク角検出装置が駆動されると、図2に示すクランク角信号が発生され、図4に示すような信号周期が求められ、図5に示す欠け歯判定値Kが得られる。この欠け歯判定値Kからクランク角信号番号の3乃至16と20〜32ではTn−2、Tn−1、Tは1であるので、Kが1となり、欠け歯なしと判定される。またクランク角信号番号の17、19はKが0.5となり、同様に欠け歯なしと判定される。次に、クランク角信号番号の18ではKが4となり、1歯欠けと判定される。さらに、クランク角信号番号の1ではKは9となり、2歯欠けと判定される。そしてクランク角信号番号1の箇所が第1の基準位置となり、クランク角信号番号18の箇所が第2の基準位置と判定される。
【0026】
図6に計数手段8で計数したクランク角信号の計数値の推移を示す。クランク軸1が正回転しているときは、第1の基準位置から第2の基準位置の間の計数値は17を示し、第2の基準位置から第1の基準位置の間の計数値は16を示している。また、図7に示すクランク軸1を逆回転したときの計数値の推移から、第1の基準位置から第2の基準位置の間の計数値は16を示し、第2の基準位置から第1の基準位置の間の計数値は17を示していて、基準位置の種類と計数値を合わせて判定することにより、クランク軸1の回転方向の判定を行うことができる。
【0027】
このクランク角検出装置は被測定部材とクランク角センサとからなるセンサを用いることにより、クランク角信号を発生すると同時に、クランク軸の回転方向を求めることができる。
【0028】
さらに、クランク軸がどの位置から回転してもクランク軸の回転方向を求めることができる。
【0029】
さらに、基準位置を検出するための特別なセンサをクランク角センサとは別に設けなくてもよい。
【0030】
さらに、クランク軸の回転が逆方向と判定されたときに、内燃機関への燃料噴射か点火を停止することにより、内燃機関のダメージを抑えることができる。
【0031】
また、欠け歯の間隔は1つと2つを採用したが、異なった欠け歯の間隔であれば、これらに限ったものではない。
【0032】
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2のクランク角検出装置の構成図である。実施の形態1とクランク角センサが異なっており、クランク角検出装置のその他の部分は実施の形態1と同様である。図9、図10はそれぞれクランク軸を正回転したときと逆回転したときの、図8のクランク角センサの信号創成を示したものである。図11は実施の形態2のクランク角検出装置での信号周期と欠け歯判定値を示したグラフである。図12は図8でクランク軸の回転方向を判定するフローチャートを示す。
【0033】
クランク角センサ13は、被測定部材2に近接し、被測定部材2の周方向に小間隔を開けて配置された素子A14および素子B15とを備えている。この2つの素子A14、素子B15は被測定部材2の角度位置被検出部3が通過するたびに1つの検出信号を発生する。クランク軸1が1回転する間に被測定部材2の角度位置被検出部3の数に応じた数の検出信号を発生する。素子A14、素子B15の発生する検出信号の間に図8に示すように周方向に離設して、図9および10に示すような検出信号が位相差を有する。
【0034】
この素子A14、素子B15から発生する検出信号は偏差手段16に入力され、素子A14の検出信号と素子B15の検出信号の極性を逆転された値との差分を求め、差分信号(AーB)が出力される。偏差手段16から出力された差分信号(A−B)は2つの異なった判定しきい値を有する判定手段17によりパルス状のクランク角信号に変換される。判定手段17の2つの判定しきい値はVth1(V)とVth2(V)であり、Vth1がVth2より高い電圧に設定されている。差分信号(AーB)が判定しきい値Vth1を上向きに交差したとき、クランク角信号のパルスの立ち上がりとしてトリガを掛け、差分信号(A−B)が判定しきい値Vth2を下向きに交差したとき、クランク角信号のパルスのたち下がりのトリガを判定手段17に掛ける。このパルスはクランク角信号として周期検出手段6と計数手段8に送信される。それ以降の実施の形態1と同様な動作が行われる。
【0035】
図9にクランク軸の正回転時、図10に逆回転時のクランク角信号の推移を示す。このクランク角信号のパルスの立ち下がりタイミング間周期を信号周期とし、周期検出手段6に入力される。また、計数手段8にも入力される。周期検出手段6で、信号周期Tを求めて、記憶手段10に記憶する。実施の形態2は、記憶手段10に信号周期として前、前々、再々前回のTn−1、Tn−2、Tn−3の3つの値が記憶されている。
【0036】
次に基準位置判定手段7で信号周期T、Tn−1、Tn−2を用いて欠け歯判定値Kを求める。欠け歯判定式として(K=(Tn−1)/(Tn−3×Tn−2×Tn))を用いている。2個の素子A14、素子B15を用いてその差分からパルスを創成しているので、正回転時と逆回転時のそれぞれの信号周期が異なるので、欠け歯判定式を適切に設定している。図11の実線は実施の形態1と同じに3つの信号周期のデータから求めた欠け歯判定値Kであり、点線は4つの信号周期のデータを用いて求めた欠け歯判定値Kであるが、図11に示すように欠け歯検出の精度を向上している。
【0037】
次に欠け歯判定値Kに基づいて第1の基準位置と第2の基準位置を判定するが、Kが2未満のとき欠け歯無し、Kが2以上12未満のとき欠け歯が1つ、Kが12以上のとき欠け歯が2つとして判定する。欠け歯が2つ検出されたクランク角信号の位置を第1の基準位置とし、欠け歯が1つ検出されたクランク角信号の位置を第2の基準位置と判定し、この情報を計数手段8と回転方向判定手段9に送信して、実施の形態1と同様に計数値を判断してクランク軸1の回転方向を求める。
次に図12に示すフローチャートに基づいて動作を説明する。ステップ(以下ステップをSと略記する。)201にてクランク位置信号が入力され、S202で記憶手段10に記憶されている信号周期T、Tn−1、Tn−2でそれぞれTn−1、Tn−2、Tn−3を更新する。S203で、入力されたクランク角信号から信号周期Tを求める。また計数手段8の計数レジスタ11の計数値に1を加算する。S204で、演算(K1=Tn−1/Tn−3)、(K2=Tn−1/Tn−2)、(K3=Tn−1/T)を行い、さらに演算(K=K1×K2×K3)を行って、欠け歯判定値Kを求める。S205で欠け歯判定値Kが2未満かどうか判定する。2未満のときはS201に戻る。2以上のときはS206に進む。S206で、欠け歯判定値Kが12未満かどうか判定する。12以上のときはS207へ進み、12未満のときはS210へ進む。S207で、計数手段8の計数レジスタ11から計数値を読込み、S208へ進む。S208で計数値が16に等しいかどうか判断する。16に等しければS209へ進み、16と異なっていればS212へ進む。S209で、計数手段8の計数レジスタ11をリセットして、S201へ戻る。S210では計数手段8の計数レジスタ11の計数値を読み込み、S211へ進む。S211で、計数値が17に等しいかどうか判断する。計数値が17に等しければS209へ進む。計数値が17と異なればS212へ進む。S212で、電子制御盤12に信号を送って燃料噴射か点火の一方を停止させて、クランク角検出装置のプロセスは終了する。
【0038】
このクランク角検出装置は被測定部材とクランク角センサとからなるセンサを用いることにより、クランク軸の回転方向を求めることができる。
【0039】
さらに、クランク軸がどの位置から回転してもクランク軸の回転方向を求めることができる。
【0040】
さらに2個の素子の位相差の有した出力を用いることにより、欠け歯の検出感度が向上する。
【0041】
実施の形態3.
図13はこの発明の実施の形態3で用いるクランク角検出装置の構成図である。図14は図13の欠け歯判定値である。図15は実施の形態3のクランク角検出装置のプロセスのフローチャートである。実施の形態3は実施の形態2と同じクランク角センサ13を用い、被測定部材18の基準位置検出部19が1つであることである。さらに、クランク角検出装置は、周期検出手段6と、基準位置判定手段7と、回転方向判定手段20とを備えている。
【0042】
クランク軸1が正回転および逆回転して基準位置検出部19を通過するとき、クランク角センサ13からそれぞれ図9と図10に示すクランク角信号が発生する。周期検出手段6でクランク角信号から信号周期Tが求められる。次に、基準位置判定手段7で、先に取得された信号周期Tn−1、Tn−2、Tn−3と今回周期検出手段4で求められた信号周期Tとを用いて基準位置での欠け歯判定値が演算される。図14に示すように実線がクランク軸が正回転時、点線がクランク軸が逆回転時の欠け歯判定値である。回転方向判定手段20で、この演算された欠け歯判定値Kを用いてクランク軸の回転方向を求める。図14に示すように、正回転しているときは基準位置での欠け歯判定値Kは4.5を示し、逆回転しているときは基準位置での欠け歯判定値Kは2.2になる。回転方向判定手段20は基準位置での欠け歯判定値Kが3未満か3以上であるか判断して回転方向の正逆を求め、逆回転と判断したときは、内燃機関の電子制御盤に燃料噴射か点火の停止を指示する。
【0043】
図15に示すフローチャートを用いて、図13のクランク角検出装置の動作を説明する。ステップ(以下ステップをSと略記する。)301で、クランク位置信号が入力され、S302で記憶手段10に記憶されている信号周期Tn−1、TでそれぞれTn−2、Tn−1を更新する。S303で、入力されたクランク角信号から信号周期Tを求める。S304で、演算(K1=Tn−1/Tn−2)、(K2=Tn−1/T)を行い、さらに演算(K=K1×K2)を行って、欠け歯判定値Kを求める。S305で欠け歯判定値Kが2未満であるのか判断を行う。2未満のときはS301に戻る。2以上のときはS306へ進む。S306で欠け歯判定値Kが3未満かどうか判定する。3以上のときはS301に戻る。3未満のときはS307に進む。S307で内燃機関の電子制御盤12に信号を送って燃料噴射か点火の一方を停止させて、クランク角検出装置のプロセスは終了する。
【0044】
このように周方向に離設された2つの素子を用いて、位相の異なった検出出力の差分を求めことによって信号周期や欠け歯判定を行うだけでクランク軸の回転方向を判定できる。
【0045】
このようなクランク角検出装置は周期検出手段と基準位置判定手段と回転方向判定手段とをマイクロコンピュータで構成することができるので、小さな規模のマイクロコンピュータで実現できる。
【0046】
実施の形態4.
図16はこの発明の実施の形態4のクランク角検出装置の動作のフローチャートである。実施の形態4は実施の形態1と回転方向判定手段9だけが異なっており、その他は同様であるので同様な部分の説明は省略する。
【0047】
図16に基づいて動作を説明するが、S401からS411までは実施の形態1と同じである。S408とS411で計数値が所定値と異なっているときは、クランク軸1が逆回転していると判定してS412に進む。S412で、再現回数mに1を加算してS413へ進む。S413で、再現回数mが5以上であるかどうか判断する。再現回数mが5未満のときはS401へ戻る。再現回数mが5以上のときはS414へ進む。S414で、内燃機関の電子制御盤12に燃料噴射または点火の停止を指示して、クランク角検出装置の動作は終了する。
【0048】
このようなクランク角検出装置は、クランク角信号などにノイズなどの影響が加わって欠け歯判定が行われても、所定回再現したときに逆転していると判定するので、装置の判定の信頼性が向上する。
【0049】
実施の形態5.
図17はこの発明の実施の形態5のクランク角検出装置の構成図である。図18は図17の動作のフローチャートである。実施の形態1と異なるのは回転方向判定手段21であり、計数手段がないことである。回転方向判定手段21について図18を参照して説明する。S501からS506までは図3のS101からS106と同じである。ただ、S503で計数値への加算は行われない。S506で欠け歯判定値Kが6以上と判断されたときS507へ進み、欠け歯値pが2に等しいかどうか判断する。欠け歯値pが2に等しいときは、クランク軸が正回転していると判断し、S508で欠け歯値pを1に書き換えてS501へ戻る。欠け歯値pが2に等しくないときはS509へ進む。S506で欠け歯判定値Kが2以上かつ6未満と判断されたときはS510へ進み、欠け歯値pが1に等しいかどうか判断する。欠け歯値が1に等しいときは、クランク軸が正回転していると判断し、S511で欠け歯値pを2に書き換えてS501に戻る。欠け歯値pが1に等しくないときはS509へ進む。S509で、内燃機関の電子制御盤12へ燃料噴射または点火の停止を指示して、クランク角検出装置が終了する。
【0050】
このように、クランク軸が1回転だけ逆転しても、逆回転したと判定できるので、逆回転が継続することが防げて、内燃機関へのダメージを最小に抑えることができる。
【0051】
このようなクランク角検出装置は周期検出手段と検定手段と回転方向判定手段をマイクロコンピュータで構成することができるので、小さな規模のマイクロコンピュータで実現できる。
【0052】
【発明の効果】
上述したように、この発明に係わるクランク角検出装置によれば、内燃機関のクランク軸又はクランク軸と同期して回転する箇所に取り付けられ、周方向に等間隔なクランク角毎に複数の角度位置被検出部と角度位置被検出部の一部が欠けた複数の基準位置検出部とを備えた被測定部材と、被測定部材に近接して取り付けられ、角度位置被検出部と基準位置検出部とに応じてクランク角信号を出力するクランク角センサと、クランク角信号の信号周期を検出する周期検出手段と、周期検出手段で検出した信号周期に基づいて複数の基準位置の判定を行う基準位置判定手段と、クランク信号を計数して計数値を求める計数手段と、複数の基準位置間で計数される計数値からクランク軸の回転方向を判定する回転方向判定手段とを備えているので、複数のセンサを用いずに、クランク角信号を得ることができると同時にクランク軸の回転方向を判定し、それに基づいて内燃機関の運転を停止することができる。
【0053】
さらに、欠落した角度間隔に応じた基準位置判定結果に基づいて、被測定部材の逆転を検出する回転方向判定手段によって、いかなるクランク角位置より始動しても確実に逆転を検出できるという優れた効果を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のクランク角検出装置の構成図である。
【図2】図1のクランク角センサのクランク角信号図である。
【図3】図1の動作のフローチャートである。
【図4】図1のクランク角信号周期のデータである。
【図5】図1の欠け歯判定値である。
【図6】図1の計数値である。
【図7】クランク軸が逆回転しているときの計数値と欠け歯判定値を示す。
【図8】この発明の実施の形態2のクランク角センサの概略図である。
【図9】図8のクランク軸が正回転しているときのクランク角センサのクランク角信号が創成される様子を示す図である。
【図10】図8のクランク軸が逆回転しているときのクランク角センサのクランク角信号が創成される様子を示す図である。
【図11】実施の形態2の欠け歯判定値である。
【図12】図8の動作のフローチャートである。
【図13】この発明の実施の形態3のクランク角検出装置の概略図である。
【図14】図13の欠け歯判定値である。
【図15】図13の動作のフローチャートである。
【図16】この発明の実施の形態4の動作のフローチャートである。
【図17】この発明の実施の形態5のクランク角検出装置の概略図である。
【図18】図17の動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 クランク軸、2、18 被測定部材、3 角度位置被検出部、4a、4b、19 基準位置検出部、5、13 クランク角センサ、6 周期検出手段、7基準位置判定手段、8 計数手段、9、20、21 回転方向判定手段、10記憶手段、11 計数レジスタ、12 電子制御盤、14、15 素子、16偏差手段、17 判定手段。

Claims (9)

  1. 内燃機関のクランク軸又はクランク軸と同期して回転する箇所に取り付けられ、周方向に等間隔なクランク角毎に複数の角度位置被検出部と上記角度位置被検出部の一部が欠けた複数の基準位置検出部とを備えた被測定部材と、
    上記被測定部材に近接して取り付けられ、上記角度位置被検出部と上記基準位置検出部とに応じてクランク角信号を出力するクランク角センサと、
    上記クランク角信号の信号周期を検出する周期検出手段と、
    上記周期検出手段で検出した信号周期に基づいて複数の基準位置の判定を行う基準位置判定手段と、
    上記クランク信号を計数して計数値を求める計数手段と、
    上記複数の基準位置間で計数される上記計数値から上記クランク軸の回転方向を判定する回転方向判定手段とを備えたクランク角検出装置。
  2. 上記基準位置判定手段は、上記周期検出手段で得られた信号周期と時系列的に先に得られた複数の上記信号周期との比率を所定の基準値と比較して上記基準位置の判定を行うことを特徴とする請求項1に記載のクランク角検出装置。
  3. 上記回転方向判定手段は、上記複数の基準位置の2基準位置間で計数される上記計数値が、上記クランク軸の正逆回転によって異なることを利用して回転方向を判定することを特徴とする請求項1乃至2のいずれか一項に記載のクランク角検出装置。
  4. 上記回転方向判定手段は、一の基準位置に対応した信号周期がクランク軸の正逆回転によって異なることを利用して回転方向を判定することを特徴とする請求項1乃至2のいずれか一項に記載のクランク角検出装置。
  5. 上記回転方向判定手段は、上記基準位置判定手段が連続して同一の基準位置として判定したときにクランク軸が逆回転したと判定することを特徴とする請求項1乃至2のいずれか一項に記載のクランク角検出装置。
  6. 上記回転方向判定手段は、クランク軸が逆回転している状態が複数行程間継続したとき、クランク軸の回転方向が逆回転していると判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のクランク角検出装置。
  7. 上記クランク角センサは、位相の異なった信号を出力する複数の素子と、上記信号の偏差を求める偏差手段と、上記偏差をクランク信号に判定する判定手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のクランク角検出装置。
  8. 上記変換手段は、異なったしきい値を用いて変換することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のクランク角検出装置。
  9. クランク軸が逆回転していると判定したとき、内燃機関の燃料噴射または点火を停止する信号を出力することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のクランク角検出装置。
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