JP2014047746A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の逆回転を信頼性高く判定するようにして、逆回転による損傷を未然に防止しつつ、不用意な内燃機関の停止制御を実行してしまうことのない、内燃機関の制御装置を提供すること。
【解決手段】燃焼室内に燃料噴射してピストンを往復させることによりクランクシャフト111を回転させて動力を出力する内燃機関の制御装置(ECU)10であって、クランクシャフトの逆回転を検出するクランク角センサ131と、このクランク角センサがクランクシャフトの逆回転を検知する度に逆回転数をカウントアップするカウント部14と、このカウント部のカウントアップが2回連続する場合に燃焼室内への燃料の噴射や点火を停止する燃料噴射・点火制御停止部15と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、詳しくは、内燃機関の逆回転検出時における内燃機関制御に関する。
車両に搭載する内燃機関が知られており、この内燃機関では、燃焼室内に直接噴射または吸気ポートに噴射した燃料を点火燃焼させてピストンを往復させてクランクシャフトを回転駆動させることで車両を走行させる駆動力を得る。
内燃機関では、何らかの原因によりクランクシャフトが逆回転する場合に、燃料の噴射や点火のタイミングに誤判定が起こって誤噴射・誤点火させてしまう場合がある。例えば、近年普及しているアイドリングストップ時には、再始動のためにピストンを最適位置にして一時停止する制御を実行する場合があり、この場合などにクランクシャフトの揺り戻しによる逆転動作が発生する場合がある。
この内燃機関では、逆回転時にも燃料の誤噴射・誤点火を実行すると、損傷させてしまう可能性があるなど、品質に悪影響が少なからずある。
このことから、この種の内燃機関には、逆回転時の誤噴射・誤点火を防止するために、気筒毎のクランク角検出結果を利用して、2種の信号から気筒毎に逆転発生の有無を判断し、その気筒毎に燃料の噴射・点火を禁止するリセット制御を実施する制御装置が提案されている(特許文献1)。
ここで、内燃機関の逆回転を検出する装置としては、クランクシャフトの回転方向から直接そのクランクシャフトの逆回転を検出して、正回転と逆回転とで異なる信号を出力するセンサも提案されている(特許文献2)。
特許4081254号公報 特開2005−256842号公報
しかしながら、このような内燃機関の制御装置にあっては、例えば、アイドリングストップの度に、気筒毎のリセット制御を実施すると、再始動するまでに時間が掛かってしまう、という課題が発生する。
また、この検出信号にはノイズが載ってしまうことがあることから、1つのタイミングの逆転判定だけでは、正常回転しているのにも拘わらずに、燃料の噴射・点火を禁止するリセット制御を実行してしまい、内燃機関にエンジンストップ、所謂、エンストさせてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、内燃機関の逆回転を信頼性高く判定するようにして、逆回転による損傷を未然に防止しつつ、不用意な内燃機関の停止制御を実行してしまうことのない、内燃機関の制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するエンジンの制御装置に係る発明の第1の態様は、燃焼室内に導入する噴射燃料を点火することによりピストンを往復させてクランクシャフトを回転させ動力を出力する内燃機関の制御装置であって、前記クランクシャフトの逆回転を検知する逆転検知部と、該逆転検知部が前記クランクシャフトの逆回転を検知する度に逆回転数をカウントアップする逆回転数カウンタと、該逆回転数カウンタのカウントアップが予め設定されている複数回以上連続する場合に前記燃焼室内への燃料噴射を停止する燃料噴射制御部と、を備えることを特徴とするものである。
上記課題を解決する内燃機関の制御装置に係る発明の第2の態様は、上記第1の態様の特定事項に加え、前記内燃機関が停止状態にあるか否か又は前記内燃機関の始動信号があるか否かの少なくとも一方を確認する内燃機関停止始動確認部と、前記燃料噴射制御部が前記逆回転数カウンタのカウントアップに基づいて前記燃焼室内への燃料噴射を停止する際に該燃料噴射の禁止を設定する噴射禁止設定部と、を備えて、前記燃料噴射制御部は、前記内燃機関停止始動確認部が前記内燃機関の停止状態を確認した場合又は前記内燃機関の始動信号を確認した場合に前記噴射禁止設定部が設定する前記燃焼室内への燃料噴射の禁止を解除することを特徴とするものである。
このように、本発明の上記の第1の態様によれば、少なくとも2回以上(設定複数回)のクランクシャフトの逆回転数がカウントされたときに、内燃機関の逆回転発生を検知して燃料噴射を停止することができる。このため、1回だけの逆回転の検知で誤判定してしまうことを回避しつつ、信頼性高く逆回転を検知し誤噴射を防止することができる。したがって、内燃機関の逆回転による損傷を未然に防止しつつ、不用意な停止をなくすことができる。
本発明の上記の第2の態様によれば、燃料噴射の禁止を設定して内燃機関を一旦停止させた後には、その内燃機関の停止を確認した場合又は内燃機関の始動信号を確認した場合に、その禁止設定を解除することができる。したがって、複数処理を経ることなく、ドライバによる始動操作を確認する処理だけで内燃機関を直ちに再始動させることができる。
ここで、前記燃料噴射制御部が燃料の噴射を停止し、また、前記噴射禁止設定部が燃料噴射の禁止を設定するのと併せて、前記燃焼室内に導入する燃料の点火も停止や禁止するようにするのが好適である。
図1は、本発明に係る内燃機関の制御装置の一実施形態を車両に搭載する場合の一例を示す図であり、その全体構成を示す機能ブロック図である。 図2は、そのクランクシャフトの回転方向に応じた検出を説明する図であり、(a)はその正回転時を説明する信号波形図、(b)はその逆回転時を説明する信号波形図である。 図3は、そのクランクシャフトの逆回転時の制御を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1〜図3は本発明に係る内燃機関の制御装置の一実施形態を車両に搭載する場合の一例を示す図である。
図1において、制御装置(ECU:Engine Control Unit)10は、内燃機関と共に車両に搭載されて、その内燃機関の駆動を統括制御するようになっており、この制御装置10は、中央処理装置(CPU:Central Pprocessing Unit)が予めメモリ内に格納されている制御プログラムを読み出して各種センサ信号や格納パラメータ等に従う内燃機関の制御処理を実行するように構築されている。
ここで、内燃機関は、簡単に説明すると、液体燃料や気体燃料をインジェクタ101が燃焼室内に直接または吸気ポートを介して供給(導入)してイグナイタ102で点火・燃焼させピストンを往復させることによりクランクシャフト111を回転駆動させる、所謂、レシプロエンジンであり、そのクランクシャフト111の回転駆動を車両の走行に必要な動力として出力する。
この内燃機関は、クランクシャフト111に連動するカムシャフト112と一体の吸気カムと排気カムが吸気弁と排気弁をそれぞれ開閉動作させることにより、吸気ポートから燃焼空気を燃焼室内に吸気させ、また、燃焼後の排気ガスを燃焼室から排気ポートに排気するようになっている。
また、この内燃機関は、クランクシャフト111に信号発生用のクランク角シグナル部材(所謂、クランクロータ)121が設置されており、そのクランク角シグナル部材121の回転をクランク角センサ131が検出して制御装置10にクランク角センサ信号CrSを出力するようになっている。同様に、カムシャフト112にも信号発生用のカム角シグナル部材122が設置されており、そのカム角シグナル部材122の回転をカム角センサ132が検出して制御装置10にカム角センサ信号CaSを出力するようになっている。
この制御装置10は、受け取ったクランク角センサ信号CrSやカム角センサ信号CaSに基づいてクランクシャフト111の回転角(ピストンの圧縮膨張タイミング)やカムシャフト112の回転角(吸排気弁の開閉動作タイミング)を検知してインジェクタ101やイグナイタ102の駆動タイミングを最適化するようになっている。すなわち、この制御装置10は、クランク角センサ信号CrSやカム角センサ信号CaSに従う上記制御プログラムを実行することにより、燃料噴射制御部11や点火時期制御部12として機能するように構築されている。
そして、クランク角シグナル部材121は、図2に示すように、クランクシャフト111の外周面の周方向に突起形状121aが所定間隔で連続するように形成されており、ここでは、例えば、その突起形状121aが36か所の均等間隔になるように設置されている。
これにより、クランク角センサ131は、クランク角シグナル部材121の突起形状121aを検出する度にクランク角センサ信号CrSを出力することができ、クランクシャフト111がクランク角10度だけ回転したことを検知することができる。
また、クランク角センサ131は、クランクシャフト111の回転方向に応じたクランク角センサ信号CrSを出力するように作製されており(上記特許文献2参照)、クランク角10度に対応する期間内に、正回転時には短期間のLowレベル信号αを出力し、反対に逆回転時には長期間のLowレベル信号βを出力するようになっている。すなわち、クランク角センサ131が逆転検知部を構成している。
ここで、制御装置10は、このクランク角センサ131が出力するクランク角センサ信号CrSにクランクシャフト111の回転方向に応じた信号α、βが含まれるので、クランク角10度毎にカウンタ機能を正回転時にはインクリメント(+1)し、また、逆回転時にはデクリメント(−1)するだけでクランクシャフト111のクランク角を正確に把握して各種制御処理を迅速に実行することができる。なお、信号α、βは、Lowレベル信号の出力として説明する。
このため、制御装置10は、クランク角センサ信号CrSに含まれるLowレベル信号α、βの何れかに応じてクランクシャフト111の回転方向を把握することができ、インジェクタ101やイグナイタ102の駆動タイミングの最適化と共に検出したクランクシャフト111の回転方向に応じてインジェクタ101やイグナイタ102の駆動を禁止(停止)するようになっている。
このとき、制御装置10は、クランクシャフト111の逆回転の連続検出回数を備えるカウンタ機能を利用して計数(カウント)し、例えば、連続2回の逆回転を検知したときに、燃料の噴射・点火を禁止するようになっている。すなわち、この制御装置10は、カム角センサ信号CaSからクランクシャフト111の逆回転の有無を判定する逆回転判定部13、その逆回転の連続検出回数を計数するカウント部(逆回転数カウンタ)14、および、そのカウント数に応じて燃料の噴射・点火を禁止する燃料噴射・点火時期制御停止部(燃料噴射制御部)15として機能するように構築されている。
これにより、制御装置10は、クランクシャフト111が逆回転して不適切な燃焼タイミングにインジェクタ101やイグナイタ102が機能する、所謂、バックファイアを内燃機関に発生させてしまうことを回避することができる。
また、制御装置10では、気筒毎に気筒判定してリセットする訳ではなく、ノイズによる逆回転判定(検知)が発生するとクランク角を誤判定するようになって次回の正回転時にも不適切なタイミングに燃料噴射させ点火させてしまう可能性がある。そのため、この制御装置10では、連続2回の逆回転検知時に内燃機関の逆転と判定(検知)して、燃料の噴射・点火を禁止する制御を実行することにより、1回のノイズによる誤検出で禁止制御を実行してしまうことを未然に防止することができる。
具体的には、制御装置10は、イグニッションスイッチONによるスタータ信号StSを受け取った後に、図3のフローチャートに示す制御処理(方法)を含む上記制御プログラムを実行して、不適切な燃焼タイミングにおける燃料の噴射・点火を回避しつつ正常な燃焼タイミングにおける燃料の噴射・点火を確保するようになっている。
詳細には、まず、制御装置10は、スタータ信号StSを受け取ると、クランク角信号CrSの入力確認を繰り返し行って(ステップS11)、その入力を確認すると、クランク角信号CrSにLowレベル信号βが含まれているか否かを確認する(ステップS21)。
このステップS21において、クランク角信号CrSにクランクシャフト111の逆回転を示すLowレベル信号βが含まれていない、言い換えると、内燃機関(エンジン)の正回転を示すLowレベル信号αが含まれていることが確認された場合には、正常動作中であるとしてカウント部14をクリアする(ステップS22)。これにより、先のLowレベル信号βの検出がノイズに基づくものであった場合には逆回転発生と誤判定することなくカウント部14をリセットすることができる。
また、このステップS21において、クランク角信号CrSにクランクシャフト111(内燃機関)の逆回転を示すLowレベル信号βが含まれていることが確認された場合には、その逆回転の検知を計数するカウント部14が保持するカウントCをインクリメント(C=C+1)する(ステップS23)。
次いで、そのカウント部14のカウントCが「2以上」であるか否かを確認する(ステップS31)。なお、本実施形態では、カウントCの「2」を閾値として判定するが、これに限るものではなく、発生するクランクシャフト111の逆回転量に応じた複数回のカウントCを設定すればよい。
このステップS31において、カウント部14のカウントCが「1」または「0」で「2以上」でないことを確認した場合には、イグニッションスイッチOFFがなされるまで、そのままステップS11に戻って、同様の処理を繰り返す。
また、このステップS31において、カウント部14のカウントCが「2以上」であることを確認した場合には、インジェクタ101とイグナイタ102による燃料の噴射・点火を禁止(禁止フラグを設定)する(ステップS32)。
次いで、クランク角信号CrSの有無から内燃機関の停止又はイグニッションスイッチON(スタータ信号StSの受取)を確認した後に(ステップS41)、インジェクタ101とイグナイタ102による燃料の噴射・点火を許可(禁止フラグを解除)するとともに、カウント部14のカウントCをクリアする(ステップS42)。内燃機関の停止を確認した場合には再度のイグニッションスイッチON(スタータ信号StSの受取)に備える。すなわち、この制御装置10は、噴射禁止設定部としても機能し、また、内燃機関停止始動確認部としても機能する。
したがって、制御装置10は、クランクシャフト111が逆回転したことを、1回のノイズによる誤判定を排除しつつ、信頼性高く検知することができ、正回転する内燃機関を誤って停止(所謂、エンスト)させてしまうことなく、逆回転する内燃機関を信頼性高く適正に停止させることができる。また、クランクシャフト111の逆回転の後、再度正回転したときに、燃料の誤噴射や誤点火を発生させてしまうことを未然に回避することができる。そして、エンジン始動要求(イグニッションON)の有無の確認だけで、複雑な判定処理を必要とすることなく、復帰・再始動させることができる。
このように本実施形態においては、ノイズによる1回の逆回転検出判定で燃料噴射等を停止してしまうことを回避しつつ、連続して逆回転を検出したときに、燃料噴射等を停止・禁止する。このため、内燃機関を不必要に停止(エンスト)させてしまうことがない。また、アイドリングストップの実行時におけるクランクシャフト111の揺り戻しの発生時には、信頼性高く逆回転発生と判定して、誤噴射等を未然に防止することができる。
また、内燃機関が停止に至るまで、又は内燃機関の始動信号を確認しない限り燃料の噴射等を禁止することができ、誤点火の発生を未然に防止することができる。
したがって、内燃機関の不用意なエンジンストップを回避しつつ、内燃機関の逆回転時の燃料の噴射・点火による損傷を未然に防止することができる。
ここで、本実施形態では特に説明していないが、内燃機関として複数の燃焼室(気筒)を備える場合には、燃料の噴射・点火(燃焼)のタイミング制御は各気筒毎に実行することは言うまでもない。
本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、各請求項により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
10 制御装置
11 燃料噴射制御部
12 点火時期制御部
13 逆回転判定部
14 カウント部
101 インジェクタ
102 イグナイタ
111 クランクシャフト
112 カムシャフト
121 クランク角シグナル部材
122 カム角シグナル部材
131 クランク角センサ
132 カム角センサ

Claims (2)

  1. 燃焼室内に導入する噴射燃料を点火することによりピストンを往復させてクランクシャフトを回転させ動力を出力する内燃機関の制御装置であって、
    前記クランクシャフトの逆回転を検知する逆転検知部と、該逆転検知部が前記クランクシャフトの逆回転を検知する度に逆回転数をカウントアップする逆回転数カウンタと、該逆回転数カウンタのカウントアップが予め設定されている複数回以上連続する場合に前記燃焼室内への燃料噴射を停止する燃料噴射制御部と、を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記内燃機関が停止状態にあるか否か又は前記内燃機関の始動信号があるか否かの少なくとも一方を確認する内燃機関停止始動確認部と、前記燃料噴射制御部が前記逆回転数カウンタのカウントアップに基づいて前記燃焼室内への燃料噴射を停止する際に該燃料噴射の禁止を設定する噴射禁止設定部と、を備えて、
    前記燃料噴射制御部は、前記内燃機関停止始動確認部が前記内燃機関の停止状態を確認した場合又は前記内燃機関の始動信号を確認した場合に前記噴射禁止設定部が設定する前記燃焼室内への燃料噴射の禁止を解除することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
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