JP2004162268A - ユニット住宅の施工方法及び上面床パネルユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】床下部での作業を不要にして、住宅ユニットを上方に連結一体化してゆく作業を容易且つ効率良く行うことを可能にするユニット住宅の施工方法を提供する。
【解決手段】予め形成された複数の住宅ユニット10を建築施工現場で組み立てて構築するユニット住宅14の施工方法において、最下階部分の床パネル部材11を設置した後、この床パネル部材11の上方に、壁パネル部材12の上端部に上階部分の床パネル部材13を接合してなる上面床パネルユニット10を積層配置すると共に、この上面床パネルユニット10の壁パネル部材12の下端部を先行配置された下方の床パネル部材11,13に接合しつつ、複数の上面床パネルユニット10によって複数階のユニット住宅14を組み立ててゆく。
【選択図】 図1
【解決手段】予め形成された複数の住宅ユニット10を建築施工現場で組み立てて構築するユニット住宅14の施工方法において、最下階部分の床パネル部材11を設置した後、この床パネル部材11の上方に、壁パネル部材12の上端部に上階部分の床パネル部材13を接合してなる上面床パネルユニット10を積層配置すると共に、この上面床パネルユニット10の壁パネル部材12の下端部を先行配置された下方の床パネル部材11,13に接合しつつ、複数の上面床パネルユニット10によって複数階のユニット住宅14を組み立ててゆく。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め形成された複数の住宅ユニットを建築施工現場で組み立てて構築するユニット住宅の施工方法及び該施工方法に用いる上面床パネルユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅建築物の施工の迅速化や高精度化を図るべく、予め工場等で形成された複数の住宅ユニットを建築施工現場で組み立てて構築するユニット住宅が開発されている。このようなユニット住宅においては、例えば直方体形状に割り付けられて形成された各住宅ユニットを例えば運送用のトラック等に積み込んで建築施工現場に搬入し、例えばクレーン等の吊り上げ用の重機を用いて吊り上げて所定の位置に設置し、他の住宅ユニットと共に接合一体化することによってユニット住宅を組み立てる。
【0003】
従来のユニット住宅によれば、当該ユニット住宅を構成する住宅ユニットは、床パネル部材から天井パネル部材までを上下の区画割として割り付けたユニット形状となっているのが一般的である(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。また、図5に示すように、床パネル部材50から壁パネル部材51の上端までを上下の区画割として割り付けた住宅ユニット52とされる場合もある。
【0004】
【特許文献1】
特許第2562229号公報
【特許文献2】
特許第3050942号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ユニット住宅を構成する従来の住宅ユニット52のユニット形状は、上述のように、床パネル部材50の上面から壁パネル部材51を立設配置し、さらに必要に応じて天井パネル部材を設けた形状となっており、ユニット住宅は、下階部分の住宅ユニット52の壁パネル部材51や天井パネル部材に上階部分の住宅ユニット52の床パネル部材50が接合される構造となることから、上下の住宅ユニット52を連結一体化するための作業は、上階部分の住宅ユニット52の床パネル部材50の下方における作業となる。そして、このような上階部分の住宅ユニット52の床下部での作業は、下階部分の床面から高所の作業となるため足場の確保等が必要になり、また下階部分の住宅ユニット52が天井パネル部材を有するものである場合には、床パネル部材50と天井パネル部材との間の狭い空間における作業になる等、上下の住宅ユニット52を連結一体化する作業に多くの手間と時間を要することになる。
【0006】
また、住宅ユニット52に天井パネル部材が設けられていない場合には、床パネル部材50の周縁部分から立設配置される壁パネル部材51は、その上端部分が支持されない片持ち状態となるため、住宅ユニット52は安定した立体剛性を確保することが困難になる。すなわち、住宅ユニット52の運搬中や吊り上げ作業中に、壁パネル部材51が傾倒し易くなって当該壁パネル部材51の取付け精度が劣ることになることから、垂直補正を要する等、壁パネル部材51の施工精度を高めるための手段を別途必要とすることになる。
【0007】
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、床下部での作業を不要にして、住宅ユニットを上方に連結一体化してゆく作業を容易且つ効率良く行うことを可能にすると共に、運搬中や吊り上げ作業中における壁パネル部材の傾倒を効果的に回避しつつ住宅ユニットの組立作業を行うことを可能にするユニット住宅の施工方法及び上面床パネルユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、予め形成された複数の住宅ユニットを建築施工現場で組み立てて構築するユニット住宅の施工方法において、最下階部分の床パネル部材を設置した後、該床パネル部材の上方に、壁パネル部材の上端部に上階部分の床パネル部材を接合してなる上面床パネルユニットを積層配置すると共に、該上面床パネルユニットの壁パネル部材の下端部を先行配置された下方の床パネル部材に接合しつつ、複数の上面床パネルユニットによって複数階のユニット住宅を組み立ててゆくことを特徴とするユニット住宅の施工方法を提供することにより、上記目的を達成したものである(請求項1記載の発明)。
【0009】
そして、本発明のユニット住宅の施工方法によれば、前記上階部分の床パネル部材を逆さにして形成し、該床パネル部材から前記壁パネル部材を上方に立設して取り付けた後、上下に反転させることにより、前記壁パネル部材の上端部に上階部分の床パネル部材を接合した前記上面床パネルユニットを形成するようにすることが好ましい(請求項2記載の発明)。
【0010】
また、本発明は、上記ユニット住宅の施工方法に用いる上面床パネルユニットであって、直方体形状に割り付けられたユニット領域の少なくとも2側面に沿って立設配置される壁パネル部材と、該壁パネル部材の上端部に周縁部が接合されて、該壁パネル部材と共に箱形形状を形成する平面矩形形状の床パネル部材とからなることを特徴とする上面床パネルユニットを提供することにより、上記目的を達成したものである(請求項3記載の発明)。
【0011】
ここで、上記記載において、床パネル部材は、縦枠材、横枠材等を縦横に配置してなる床枠組に床下用面材等を取り付けてなるいわゆる床パネルの他、床枠組のみよって形成されるパネル状の床構面も含むものであり、また最上階部分の住宅ユニットに配置されて屋根裏空間の床面を構成する床パネル部材をも含むものである。さらに、床パネル部材は、住宅ユニットの天井パネル部材を兼ねるものであっても良く、床パネル部材と天井パネル部材とが一体化として設けられている場合には、天井パネル部材を含めた全体を床パネル部材として取り扱うことができる。
【0012】
また、上記記載において、壁パネル部材は、縦枠材、横枠材等を縦横に配置してなる壁枠組に壁下地用面材等を取り付けてなるいわゆる壁パネルの他、壁枠組のみよって形成されるパネル状の壁構面も含むものであり、また壁パネル部材は、外壁を構成するものの他、仕切壁を構成するものであっても良い。
【0013】
そして、本発明によれば、最下階部分の床パネル部材を設置した後、上階部分の床パネル部材を上端部に有する上面床パネルユニットを上方に積層配置し、この上面床パネルユニットの壁パネル部材の下端部を先行配置された下方の床パネル部材に接合しつつユニット住宅を組み立ててゆくので、住宅ユニットを上方に連結一体化してゆく作業を行う際に、先行配置された下方の床パネル部材を強固かつ安定した作業床として施工することが可能になり、これによって当該床パネル部材に壁パネル部材の下端部を接合してゆく作業を、迅速、安全、且つ容易に行うことが可能になる。
【0014】
また、住宅ユニットとしての上面床パネルユニットは、壁パネル部材の上端部に上階部分の床パネル部材を接合して形成されており、天面部分の床パネル部材によって上面床パネルユニットの上端部分の寸法精度が強固に保持されると共に、相当の立体剛性を備えることになるので、住宅ユニットの吊り上げ時等において箱形形状にゆがみが生じ難くなり、従って住宅ユニットの施工精度を容易に確保することが可能になると共に、吊り上げられて据え付けられるまでの間、壁パネル部材は床パネル部材から垂直下方に垂下された状態となるので、その垂直精度を容易に保持することができ、壁パネル部材の施工精度を効果的に向上させることが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態のユニット住宅の施工方法は、例えば在来軸組構法や枠組壁構法等による木造住宅建築物を、工場等において予め形成された複数の住宅ユニットを建築施工現場で組み立てて構築する際の施工方法として採用されたものである。
【0016】
ずなわち、本実施形態のユニット住宅の施工方法は、図1に示すように、予め形成された複数の住宅ユニット(上面床パネルユニット)10を建築施工現場で組み立てて構築する施工方法において、最下階部分の床パネル部材(最下階床パネル部材)11を設置した後、この最下階床パネル部材11の上方に、壁パネル部材12の上端部に上階部分の床パネル部材(上階床パネル部材)13を接合してなる上面床パネルユニット10を積層配置すると共に、この上面床パネルユニット10の壁パネル部材12の下端部を先行配置された下方の床パネル部材11,13に接合しつつ、複数の住宅ユニット10によって複数階のユニット住宅14を組み立ててゆくものである。
【0017】
そして、本実施形態によれば、図2にも示すように、上述のユニット住宅の施工方法に用いる上面床パネルユニット10は、住宅ユニットを形成しやすいような複数の領域となるようにユニット住宅14を縦横及び上下に区画割して割り付けられた直方体形状のユニット領域の少なくとも2側面に沿って立設配置される壁パネル部材12と、この壁パネル部材12の上端部に周縁部が接合されて、この壁パネル部材12と共に箱形形状を形成する平面矩形形状の床パネル部材11とによって形成されている。
【0018】
最下階床パネル部材11は、ユニット住宅14の基礎や土台の上に載置されて、ユニット住宅14の最下階部分の床部を構成する部材であり、枠組み部材として下枠、根太、縦桟、横桟等を縦横に配置してなる床構面に、床下地用面材等の面材を必要に応じて取り付けることにより形成され、一般の床パネル部材と同様の構成を有するパネル部材である。また、最下階床パネル部材11には、断熱材、防水材、防湿材等を適宜取り付けておくこともできる。なお、最下階床パネル部材11は、予め工場等で形成されたものを建築施工現場に搬入して設置することができる他、建築施工現場において現場施工によって設置することもできる。
【0019】
上面床パネルユニット10を構成する壁パネル部材12は、枠組み部材として柱、間柱、下枠、縦枠、上枠等を縦横に配置してなる壁構面に、壁下地用面材等の面材を適宜取り付けて形成され、一般の壁パネル部材と同様の構成を有するパネル部材である。また、壁パネル部材12には、断熱材、防水材、防湿材、防音材等を適宜取り付けておくこともでき、窓用開口等を形成しておくこともできる。なお、壁パネル部材12は、直方体形状のユニット領域の各側面に沿って、当該各側面の全域に設けられる必要は必ずしもなく、各側面の一部に設けられるものであっても良い。
【0020】
上面床パネルユニット10を構成する上階床パネル部材13は、枠組み部材として下枠、根太、縦桟、横桟等を縦横に配置してなる床構面に、床下地用面材等の面材を必要に応じて取り付けることにより形成され、一般の床パネル部材と同様の構成を有するパネル部材である。また、本実施形態によれば、上階床パネル部材13には、その下側部分に、天井吊り木、吊り木受、天井下地用面材等が取り付けられており、これによって天井パネル部材と一体となった構造を備えている。なお、上階床パネル部材13は、断熱材、防水材、防湿材、防音材、防振材等を適宜取り付けておくこともできる。
【0021】
本実施形態によれば、上階床パネル部材13と壁パネル部材12とからなる各上面床パネルユニット10は、予め工場等において形成される。すなわち、公知の各種の接合金物等を介して、上階床パネル部材13と壁パネル部材12とが、例えば規格化された一連の作業工程に沿って迅速且つ精度良く組み立てられると共に、これらが容易且つ強固に接合一体化されて、高品質の上面床パネルユニット10が形成されることになる。
【0022】
ここで、上述の上面床パネルユニット10の組立作業において、図3に示すように、まず上階床パネル部材13を逆さにして形成し、この上階床パネル部材13から壁パネル部材12を上方に立設して取り付けた後、上下に反転させることにより、壁パネル部材12の上端部に上階床パネル部材13を接合した上面床パネルユニット10を形成するようにすれば、当該工場等における組立作業において、壁パネル部材12の上端部に上階床パネル部材13を取り付けるための高所作業を省略することができ、さらに容易に上面床パネルユニット10を形成することが可能になる。
【0023】
工場等において形成された上面床パネルユニット10は、例えば運送用のトラック等に積み込んで建築施工現場に搬入し、図4に示すように、公知の各種の吊り上げ金物を介して、例えばクレーン等の吊り上げ用の重機を用いて吊り上げて、基礎や土台の上に設置された最下階床パネル部材11の上方に、順次積層配置されてゆく(図1参照)。また壁パネル部材12の下端部を、公知の各種の接合金物等を介して、先行配置された最下階床パネル部材11、或いは下階部分の上面床パネルユニット10の上階床パネル部材13に接合しつつ、複数の住宅ユニット10によって複数階のユニット住宅14を組み立ててゆく。
【0024】
そして、本実施形態によれば、床下部での作業を不要にして、住宅ユニット10を上方に連結一体化してゆく作業を容易且つ効率良く行うことができると共に、運搬中や吊り上げ作業中における壁パネル部材12の傾倒を効果的に回避しつつ住宅ユニット10の組立作業を行うことができる。
【0025】
すなわち、本実施形態によれば、上面床パネルユニット10は、壁パネル部材12の下端から上階床パネル部材13の上面までを上下の区画割として割り付けられており、上面床パネルユニット10の壁パネル部材12の下端部を先行配置された下方の床パネル部材11,13に接合しつつユニット住宅14を組み立ててゆくので、上面床パネルユニット10を上方に連結一体化してゆく作業を行う際に、先行配置された下方の床パネル部材11,13の床下地用面材等を強固かつ安定した作業床として施工することが可能になり、これによって当該床パネル部材11,13に壁パネル部材12の下端部を接合してゆく作業を、迅速、安全、且つ容易に行うことが可能になる。なお、床パネル部材11,13が床枠組による構面のみによって形成されている場合でも、当該床枠組に支持させて合板等の面材を敷設することにより、安定した作業床を容易に設置することができ、この作業床において上面床パネルユニット10を上方に連結一体化してゆく作業を速やかに行うことが可能になる。
【0026】
また、上面床パネルユニット10は、壁パネル部材12の上端部に上階床パネル部材13を接合して形成されており、天面部分の上階床パネル部材13によって上面床パネルユニットの上端部分の寸法精度が強固に保持されると共に、相当の立体剛性を備えることになるので、上面床パネルユニット10の吊り上げ時(図4参照)等において箱形形状にゆがみが生じ難くなり、従って上面床パネルユニット10の施工精度を容易に確保することが可能になると共に、吊り上げられて据え付けられるまでの間、壁パネル部材12は上階床パネル部材13から垂直下方に垂下された状態となるので、その垂直精度を容易に保持することができ、壁パネル部材12の施工精度を効果的に向上させることが可能になる。
【0027】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、本発明のユニット住宅の施工方法は、上面床パネルユニットとして直方体形状に割付けられたユニット領域に納まるものを用いる必要は必ずしもなく、直方体形状以外のその他の形状の住宅ユニットによる施工方法として採用することもできる。また、壁パネル部材は、直方体形状の2側面に沿って立設配置されるものである必要は必ずしもなく、3側面又は4側面に設けられていたり、住宅ユニットの中間部分を横断する仕切壁として設けられていても良い。
【0028】
【発明の効果】
本発明のユニット住宅の施工方法及び上面床パネルユニットによれば、床下部での作業を不要にして、住宅ユニットを上方に連結一体化してゆく作業を容易且つ効率良く行うことができると共に、運搬中や吊り上げ作業中における壁パネル部材の傾倒を効果的に回避しつつ住宅ユニットの組立作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るユニット住宅の施工方法を説明する模式図である。
【図2】(a),(b)は上面床パネルユニットを例示する拡大斜視図である。
【図3】上下に反転させることにより、壁パネル部材の上端部に上階部分の床パネル部材を接合した上面床パネルユニットを形成する状況を説明する斜視図である。
【図4】上面床パネルユニットを吊り上げた状況を説明図する斜視図である。
【図5】従来のユニット住宅の施工方法を説明する模式図である。
【符号の説明】
10 上面床パネルユニット(住宅ユニット)
11 最下階床パネル部材(最下階部分の床パネル部材)
12 壁パネル部材
13 上階床パネル部材(上階部分の床パネル部材)
14 ユニット住宅
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め形成された複数の住宅ユニットを建築施工現場で組み立てて構築するユニット住宅の施工方法及び該施工方法に用いる上面床パネルユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅建築物の施工の迅速化や高精度化を図るべく、予め工場等で形成された複数の住宅ユニットを建築施工現場で組み立てて構築するユニット住宅が開発されている。このようなユニット住宅においては、例えば直方体形状に割り付けられて形成された各住宅ユニットを例えば運送用のトラック等に積み込んで建築施工現場に搬入し、例えばクレーン等の吊り上げ用の重機を用いて吊り上げて所定の位置に設置し、他の住宅ユニットと共に接合一体化することによってユニット住宅を組み立てる。
【0003】
従来のユニット住宅によれば、当該ユニット住宅を構成する住宅ユニットは、床パネル部材から天井パネル部材までを上下の区画割として割り付けたユニット形状となっているのが一般的である(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。また、図5に示すように、床パネル部材50から壁パネル部材51の上端までを上下の区画割として割り付けた住宅ユニット52とされる場合もある。
【0004】
【特許文献1】
特許第2562229号公報
【特許文献2】
特許第3050942号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ユニット住宅を構成する従来の住宅ユニット52のユニット形状は、上述のように、床パネル部材50の上面から壁パネル部材51を立設配置し、さらに必要に応じて天井パネル部材を設けた形状となっており、ユニット住宅は、下階部分の住宅ユニット52の壁パネル部材51や天井パネル部材に上階部分の住宅ユニット52の床パネル部材50が接合される構造となることから、上下の住宅ユニット52を連結一体化するための作業は、上階部分の住宅ユニット52の床パネル部材50の下方における作業となる。そして、このような上階部分の住宅ユニット52の床下部での作業は、下階部分の床面から高所の作業となるため足場の確保等が必要になり、また下階部分の住宅ユニット52が天井パネル部材を有するものである場合には、床パネル部材50と天井パネル部材との間の狭い空間における作業になる等、上下の住宅ユニット52を連結一体化する作業に多くの手間と時間を要することになる。
【0006】
また、住宅ユニット52に天井パネル部材が設けられていない場合には、床パネル部材50の周縁部分から立設配置される壁パネル部材51は、その上端部分が支持されない片持ち状態となるため、住宅ユニット52は安定した立体剛性を確保することが困難になる。すなわち、住宅ユニット52の運搬中や吊り上げ作業中に、壁パネル部材51が傾倒し易くなって当該壁パネル部材51の取付け精度が劣ることになることから、垂直補正を要する等、壁パネル部材51の施工精度を高めるための手段を別途必要とすることになる。
【0007】
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、床下部での作業を不要にして、住宅ユニットを上方に連結一体化してゆく作業を容易且つ効率良く行うことを可能にすると共に、運搬中や吊り上げ作業中における壁パネル部材の傾倒を効果的に回避しつつ住宅ユニットの組立作業を行うことを可能にするユニット住宅の施工方法及び上面床パネルユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、予め形成された複数の住宅ユニットを建築施工現場で組み立てて構築するユニット住宅の施工方法において、最下階部分の床パネル部材を設置した後、該床パネル部材の上方に、壁パネル部材の上端部に上階部分の床パネル部材を接合してなる上面床パネルユニットを積層配置すると共に、該上面床パネルユニットの壁パネル部材の下端部を先行配置された下方の床パネル部材に接合しつつ、複数の上面床パネルユニットによって複数階のユニット住宅を組み立ててゆくことを特徴とするユニット住宅の施工方法を提供することにより、上記目的を達成したものである(請求項1記載の発明)。
【0009】
そして、本発明のユニット住宅の施工方法によれば、前記上階部分の床パネル部材を逆さにして形成し、該床パネル部材から前記壁パネル部材を上方に立設して取り付けた後、上下に反転させることにより、前記壁パネル部材の上端部に上階部分の床パネル部材を接合した前記上面床パネルユニットを形成するようにすることが好ましい(請求項2記載の発明)。
【0010】
また、本発明は、上記ユニット住宅の施工方法に用いる上面床パネルユニットであって、直方体形状に割り付けられたユニット領域の少なくとも2側面に沿って立設配置される壁パネル部材と、該壁パネル部材の上端部に周縁部が接合されて、該壁パネル部材と共に箱形形状を形成する平面矩形形状の床パネル部材とからなることを特徴とする上面床パネルユニットを提供することにより、上記目的を達成したものである(請求項3記載の発明)。
【0011】
ここで、上記記載において、床パネル部材は、縦枠材、横枠材等を縦横に配置してなる床枠組に床下用面材等を取り付けてなるいわゆる床パネルの他、床枠組のみよって形成されるパネル状の床構面も含むものであり、また最上階部分の住宅ユニットに配置されて屋根裏空間の床面を構成する床パネル部材をも含むものである。さらに、床パネル部材は、住宅ユニットの天井パネル部材を兼ねるものであっても良く、床パネル部材と天井パネル部材とが一体化として設けられている場合には、天井パネル部材を含めた全体を床パネル部材として取り扱うことができる。
【0012】
また、上記記載において、壁パネル部材は、縦枠材、横枠材等を縦横に配置してなる壁枠組に壁下地用面材等を取り付けてなるいわゆる壁パネルの他、壁枠組のみよって形成されるパネル状の壁構面も含むものであり、また壁パネル部材は、外壁を構成するものの他、仕切壁を構成するものであっても良い。
【0013】
そして、本発明によれば、最下階部分の床パネル部材を設置した後、上階部分の床パネル部材を上端部に有する上面床パネルユニットを上方に積層配置し、この上面床パネルユニットの壁パネル部材の下端部を先行配置された下方の床パネル部材に接合しつつユニット住宅を組み立ててゆくので、住宅ユニットを上方に連結一体化してゆく作業を行う際に、先行配置された下方の床パネル部材を強固かつ安定した作業床として施工することが可能になり、これによって当該床パネル部材に壁パネル部材の下端部を接合してゆく作業を、迅速、安全、且つ容易に行うことが可能になる。
【0014】
また、住宅ユニットとしての上面床パネルユニットは、壁パネル部材の上端部に上階部分の床パネル部材を接合して形成されており、天面部分の床パネル部材によって上面床パネルユニットの上端部分の寸法精度が強固に保持されると共に、相当の立体剛性を備えることになるので、住宅ユニットの吊り上げ時等において箱形形状にゆがみが生じ難くなり、従って住宅ユニットの施工精度を容易に確保することが可能になると共に、吊り上げられて据え付けられるまでの間、壁パネル部材は床パネル部材から垂直下方に垂下された状態となるので、その垂直精度を容易に保持することができ、壁パネル部材の施工精度を効果的に向上させることが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態のユニット住宅の施工方法は、例えば在来軸組構法や枠組壁構法等による木造住宅建築物を、工場等において予め形成された複数の住宅ユニットを建築施工現場で組み立てて構築する際の施工方法として採用されたものである。
【0016】
ずなわち、本実施形態のユニット住宅の施工方法は、図1に示すように、予め形成された複数の住宅ユニット(上面床パネルユニット)10を建築施工現場で組み立てて構築する施工方法において、最下階部分の床パネル部材(最下階床パネル部材)11を設置した後、この最下階床パネル部材11の上方に、壁パネル部材12の上端部に上階部分の床パネル部材(上階床パネル部材)13を接合してなる上面床パネルユニット10を積層配置すると共に、この上面床パネルユニット10の壁パネル部材12の下端部を先行配置された下方の床パネル部材11,13に接合しつつ、複数の住宅ユニット10によって複数階のユニット住宅14を組み立ててゆくものである。
【0017】
そして、本実施形態によれば、図2にも示すように、上述のユニット住宅の施工方法に用いる上面床パネルユニット10は、住宅ユニットを形成しやすいような複数の領域となるようにユニット住宅14を縦横及び上下に区画割して割り付けられた直方体形状のユニット領域の少なくとも2側面に沿って立設配置される壁パネル部材12と、この壁パネル部材12の上端部に周縁部が接合されて、この壁パネル部材12と共に箱形形状を形成する平面矩形形状の床パネル部材11とによって形成されている。
【0018】
最下階床パネル部材11は、ユニット住宅14の基礎や土台の上に載置されて、ユニット住宅14の最下階部分の床部を構成する部材であり、枠組み部材として下枠、根太、縦桟、横桟等を縦横に配置してなる床構面に、床下地用面材等の面材を必要に応じて取り付けることにより形成され、一般の床パネル部材と同様の構成を有するパネル部材である。また、最下階床パネル部材11には、断熱材、防水材、防湿材等を適宜取り付けておくこともできる。なお、最下階床パネル部材11は、予め工場等で形成されたものを建築施工現場に搬入して設置することができる他、建築施工現場において現場施工によって設置することもできる。
【0019】
上面床パネルユニット10を構成する壁パネル部材12は、枠組み部材として柱、間柱、下枠、縦枠、上枠等を縦横に配置してなる壁構面に、壁下地用面材等の面材を適宜取り付けて形成され、一般の壁パネル部材と同様の構成を有するパネル部材である。また、壁パネル部材12には、断熱材、防水材、防湿材、防音材等を適宜取り付けておくこともでき、窓用開口等を形成しておくこともできる。なお、壁パネル部材12は、直方体形状のユニット領域の各側面に沿って、当該各側面の全域に設けられる必要は必ずしもなく、各側面の一部に設けられるものであっても良い。
【0020】
上面床パネルユニット10を構成する上階床パネル部材13は、枠組み部材として下枠、根太、縦桟、横桟等を縦横に配置してなる床構面に、床下地用面材等の面材を必要に応じて取り付けることにより形成され、一般の床パネル部材と同様の構成を有するパネル部材である。また、本実施形態によれば、上階床パネル部材13には、その下側部分に、天井吊り木、吊り木受、天井下地用面材等が取り付けられており、これによって天井パネル部材と一体となった構造を備えている。なお、上階床パネル部材13は、断熱材、防水材、防湿材、防音材、防振材等を適宜取り付けておくこともできる。
【0021】
本実施形態によれば、上階床パネル部材13と壁パネル部材12とからなる各上面床パネルユニット10は、予め工場等において形成される。すなわち、公知の各種の接合金物等を介して、上階床パネル部材13と壁パネル部材12とが、例えば規格化された一連の作業工程に沿って迅速且つ精度良く組み立てられると共に、これらが容易且つ強固に接合一体化されて、高品質の上面床パネルユニット10が形成されることになる。
【0022】
ここで、上述の上面床パネルユニット10の組立作業において、図3に示すように、まず上階床パネル部材13を逆さにして形成し、この上階床パネル部材13から壁パネル部材12を上方に立設して取り付けた後、上下に反転させることにより、壁パネル部材12の上端部に上階床パネル部材13を接合した上面床パネルユニット10を形成するようにすれば、当該工場等における組立作業において、壁パネル部材12の上端部に上階床パネル部材13を取り付けるための高所作業を省略することができ、さらに容易に上面床パネルユニット10を形成することが可能になる。
【0023】
工場等において形成された上面床パネルユニット10は、例えば運送用のトラック等に積み込んで建築施工現場に搬入し、図4に示すように、公知の各種の吊り上げ金物を介して、例えばクレーン等の吊り上げ用の重機を用いて吊り上げて、基礎や土台の上に設置された最下階床パネル部材11の上方に、順次積層配置されてゆく(図1参照)。また壁パネル部材12の下端部を、公知の各種の接合金物等を介して、先行配置された最下階床パネル部材11、或いは下階部分の上面床パネルユニット10の上階床パネル部材13に接合しつつ、複数の住宅ユニット10によって複数階のユニット住宅14を組み立ててゆく。
【0024】
そして、本実施形態によれば、床下部での作業を不要にして、住宅ユニット10を上方に連結一体化してゆく作業を容易且つ効率良く行うことができると共に、運搬中や吊り上げ作業中における壁パネル部材12の傾倒を効果的に回避しつつ住宅ユニット10の組立作業を行うことができる。
【0025】
すなわち、本実施形態によれば、上面床パネルユニット10は、壁パネル部材12の下端から上階床パネル部材13の上面までを上下の区画割として割り付けられており、上面床パネルユニット10の壁パネル部材12の下端部を先行配置された下方の床パネル部材11,13に接合しつつユニット住宅14を組み立ててゆくので、上面床パネルユニット10を上方に連結一体化してゆく作業を行う際に、先行配置された下方の床パネル部材11,13の床下地用面材等を強固かつ安定した作業床として施工することが可能になり、これによって当該床パネル部材11,13に壁パネル部材12の下端部を接合してゆく作業を、迅速、安全、且つ容易に行うことが可能になる。なお、床パネル部材11,13が床枠組による構面のみによって形成されている場合でも、当該床枠組に支持させて合板等の面材を敷設することにより、安定した作業床を容易に設置することができ、この作業床において上面床パネルユニット10を上方に連結一体化してゆく作業を速やかに行うことが可能になる。
【0026】
また、上面床パネルユニット10は、壁パネル部材12の上端部に上階床パネル部材13を接合して形成されており、天面部分の上階床パネル部材13によって上面床パネルユニットの上端部分の寸法精度が強固に保持されると共に、相当の立体剛性を備えることになるので、上面床パネルユニット10の吊り上げ時(図4参照)等において箱形形状にゆがみが生じ難くなり、従って上面床パネルユニット10の施工精度を容易に確保することが可能になると共に、吊り上げられて据え付けられるまでの間、壁パネル部材12は上階床パネル部材13から垂直下方に垂下された状態となるので、その垂直精度を容易に保持することができ、壁パネル部材12の施工精度を効果的に向上させることが可能になる。
【0027】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、本発明のユニット住宅の施工方法は、上面床パネルユニットとして直方体形状に割付けられたユニット領域に納まるものを用いる必要は必ずしもなく、直方体形状以外のその他の形状の住宅ユニットによる施工方法として採用することもできる。また、壁パネル部材は、直方体形状の2側面に沿って立設配置されるものである必要は必ずしもなく、3側面又は4側面に設けられていたり、住宅ユニットの中間部分を横断する仕切壁として設けられていても良い。
【0028】
【発明の効果】
本発明のユニット住宅の施工方法及び上面床パネルユニットによれば、床下部での作業を不要にして、住宅ユニットを上方に連結一体化してゆく作業を容易且つ効率良く行うことができると共に、運搬中や吊り上げ作業中における壁パネル部材の傾倒を効果的に回避しつつ住宅ユニットの組立作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るユニット住宅の施工方法を説明する模式図である。
【図2】(a),(b)は上面床パネルユニットを例示する拡大斜視図である。
【図3】上下に反転させることにより、壁パネル部材の上端部に上階部分の床パネル部材を接合した上面床パネルユニットを形成する状況を説明する斜視図である。
【図4】上面床パネルユニットを吊り上げた状況を説明図する斜視図である。
【図5】従来のユニット住宅の施工方法を説明する模式図である。
【符号の説明】
10 上面床パネルユニット(住宅ユニット)
11 最下階床パネル部材(最下階部分の床パネル部材)
12 壁パネル部材
13 上階床パネル部材(上階部分の床パネル部材)
14 ユニット住宅
Claims (3)
- 予め形成された複数の住宅ユニットを建築施工現場で組み立てて構築するユニット住宅の施工方法において、
最下階部分の床パネル部材を設置した後、該床パネル部材の上方に、壁パネル部材の上端部に上階部分の床パネル部材を接合してなる上面床パネルユニットを積層配置すると共に、該上面床パネルユニットの壁パネル部材の下端部を先行配置された下方の床パネル部材に接合しつつ、複数の上面床パネルユニットによって複数階のユニット住宅を組み立ててゆくことを特徴とするユニット住宅の施工方法。 - 前記上階部分の床パネル部材を逆さにして形成し、該床パネル部材から前記壁パネル部材を上方に立設して取り付けた後、上下に反転させることにより、前記壁パネル部材の上端部に上階部分の床パネル部材を接合した前記上面床パネルユニットを形成する請求項1記載のユニット住宅の施工方法。
- 請求項1又は2に記載のユニット住宅の施工方法に用いる上面床パネルユニットであって、
直方体形状に割り付けられたユニット領域の少なくとも2側面に沿って立設配置される壁パネル部材と、該壁パネル部材の上端部に周縁部が接合されて、該壁パネル部材と共に箱形形状を形成する平面矩形形状の床パネル部材とからなることを特徴とする上面床パネルユニット。
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JP2002325902A JP2004162268A (ja) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | ユニット住宅の施工方法及び上面床パネルユニット |
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JP2002325902A Pending JP2004162268A (ja) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | ユニット住宅の施工方法及び上面床パネルユニット |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2470734A (en) * | 2009-06-02 | 2010-12-08 | Cocon Ip Dev Ltd | A stackable building module |
KR101297867B1 (ko) * | 2011-09-08 | 2013-08-19 | 이정엽 | 조립식 건축물용 ㄷ자형 유닛 및 이를 이용한 조립식 주택의 건축 방법 |
WO2019223742A1 (zh) * | 2018-05-20 | 2019-11-28 | Wang Yubin | 一种装配式盒子建筑及其施工装置及施工法 |
WO2019223743A1 (zh) * | 2018-05-20 | 2019-11-28 | Wang Yubin | 装配式建筑的施工装置及其施工法与盒子建筑 |
-
2002
- 2002-11-08 JP JP2002325902A patent/JP2004162268A/ja active Pending
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