JP2004149296A - 給紙装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給紙が開始され、給紙ローラによって搬送ローラのみで搬送可能になるまで用紙送りを行うと(S304)、給紙ローラを停止させ(S305)、搬送ローラを正転させる(S306、S307)。ここで回転センサが回転板の回転検知を開始する(S308)。次に、回転センサは回転検知し、用紙の後端を検知する(S309;YES)。そして、次の用紙に印刷する印字データが無ければ、終了し(S310;NO)、印字データが有れば用紙間隔が最適になるよう用紙送り(S311)をした後に、次の用紙の給紙が開始される(S302)。このようにすることで、連続給紙時の用紙の間隔を一定かつ短くすることができ、給紙効率を向上することができる。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数枚の用紙を用紙収納部に収納し、給紙ローラを有する給紙機構を介して用紙を1枚ずつ分離しながら給紙する給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の装置としては、例えば図14に示すように、印字を行う印字ヘッド201と、印字ヘッド201を搭載し印字のために走査するキャリッジ202と、キャリッジ202の走査のガイドをするキャリッジ軸203と、用紙の搬送を行う搬送ローラ204と、用紙を搬送ローラ204に圧接するピンチローラ205と、印字される用紙を収納しておく用紙収納部206と、用紙収納部206から用紙を給紙するための給紙ローラ207と、用紙の後端を検知するセンサ209と、搬送ローラと連動して用紙を排出する排紙ローラ210と、排紙された用紙を収納する排紙収納部211と、から構成されたものが知られている。(例えば特許文献1参照。)
このように構成された給紙装置では連続給紙を行う際に、まず、給紙モータを駆動して給紙ローラ207を回転させ、用紙収納部206上の用紙を搬送ローラ204まで送る。その後、搬送ローラ204が駆動され、用紙を記録位置208まで搬送する。
【0003】
次に、印字動作を開始し、1回の印字動作(1走査)が終了すると、センサ209によりセンサ位置に用紙の後端が来たか否かを判断する。そして、用紙の後端がまだセンサ209の位置を通過するまで印字動作を繰り返す。用紙の後端がセンサ209の位置を通過し、さらに、ある決められた距離だけ印字動作を繰り返した後に、印字動作の最中であっても次の用紙の給紙を開始する。
【0004】
このようにすることによって、この給紙装置は給紙効率を良くしていた。
【0005】
【特許文献1】
特許2895158号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この給紙装置では、用紙の後端を検知するためのセンサ209が、用紙収納部206から離れた位置である搬送ローラ204近傍に配置されている。このような構造の給紙装置では、用紙収納部206から用紙の後端が抜け切ってから、センサ209によって用紙の後端を検知するまでに時間を要し、その分だけ次の用紙の給紙が遅れることになる。この結果、用紙と用紙との間隔が広くなってしまい、給紙効率が悪くなるという問題点があった。
【0007】
また、用紙間隔を詰める手段として、センサが用紙の後端を検知する前にその後端の位置を予測して次の用紙を給紙する方法が考えられるが、この方法では用紙間隔の正確さが失われる虞があり、さらに、例えば連続給紙の途中で、先端から後端までの長さが異なる用紙が混入していた場合には、紙詰まりの原因となる虞がある。
【0008】
そこで、このような問題点を鑑み、給紙装置において、連続給紙時に用紙の間隔を一定かつ短くすることを本発明の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために成された請求項1に記載の発明は、複数枚の用紙を収納可能な用紙収納部と、該用紙収納部に収納された用紙を1枚ずつ分離するための給紙ローラを有し、分離された用紙を所定の搬送路に供給可能な給紙機構と、を有する給紙装置において、前記給紙機構による給紙開始後に、前記給紙ローラの近傍で前記用紙の移動を回転運動に変換することによって、前記用紙の給紙方向に対する後端を検知する後端検知手段と、該後端検知手段による検知に基づいて、前記給紙機構による次の給紙開始時期を制御する給紙制御手段と、を有すること、を特徴としている。
【0010】
このように、連続給紙時に給紙ローラの近傍で回転センサによって用紙の後端を検知することによって、いち早く用紙の後端位置が判定可能になるため、この後端検知に基づいて次の用紙の給紙時期を制御すれば、連続給紙時の用紙の間隔を一定かつ短くすることができ、給紙効率を上げることができる。また、用紙1枚毎に後端検知を行うので、用紙サイズが異なるものが混在していても、用紙の間隔を一定かつ短くすることができる。加えて、回転センサと他のセンサ(位置センサ等)との組み合わせによって、紙詰まりを検知できる。
【0011】
次の用紙の給紙時期を適性に制御するには、給紙ローラの近傍で回転センサによって用紙の後端を検知すればよいが、より好ましくは請求項2に記載のように、後端検知手段は給紙ローラよりも給紙方向に対して上流側に備えられてもよいし、請求項3に記載のように、給紙ローラが用紙の先端よりも用紙の給紙方向に対して上流側に離れている場合において、後端検知手段は給紙ローラよりも給紙方向に対して下流側に備えられていてもよいし、またあるいは、請求項4に記載のように、後端検知手段は給紙ローラと同軸上に備えられていてもよい。このように、後端検知手段を用紙収納部上に設けることによって、移動する用紙が用紙収納部を抜け切るのと同時か、それよりも早期に用紙の後端が検知でき、連続給紙の際に次の用紙の給紙時期が遅れることが無く、用紙の間隔を短くすることができる。
【0012】
次に、請求項4に記載の給紙装置において、給紙ローラがD字型の断面形状を有する場合は、請求項5に記載のように、給紙ローラの回転軸に回転体を空転可能に取り付け、給紙ローラによる給紙開始後に、その回転体が移動する用紙に接しながら回転し、停止したときに用紙の後端を検知するようにしてもよい。このようにすれば給紙ローラがD字型の断面形状を有していても連続給紙時の用紙の間隔を一定かつ短くすることができ、給紙効率を上げることができる。
【0013】
また、請求項4に記載の給紙装置において、給紙ローラが丸型の断面形状を有する場合には、請求項6に記載のように、給紙ローラによる給紙後に、給紙ローラが搬送される用紙に接しながら回転し、停止したときに搬送される用紙の後端を検知するようにしてもよい。このようにすることで、用紙の間隔を一定かつ短くすることができる。さらに、給紙ローラそのものの回転を検知するので、新たに用紙の動きを検出する回転体を設ける必要が無く、製造コストを抑えることができる。
【0014】
次に、請求項6に記載の給紙装置において、複数枚の用紙を用紙収納部に傾斜姿勢に保持する場合には、請求項7に記載のように、給紙ローラはローラ支持部により支持され、用紙収納部に収納された用紙の最上面に当接するように用紙収納部に対して接離可能に構成する。そして、給紙ローラによる給紙後に、給紙ローラが搬送される用紙に接しながら回転し、停止したときに前記用紙の後端を検知するようにしてもよい。この結果、給紙ローラが用紙収納部に収納された用紙の枚数に応じて揺動する場合であっても、移動する用紙が用紙収納部を抜け切る前に後端検知できるので、用紙の間隔を一定かつ短くすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
〔実施例1〕
図1は本発明が適用された給紙装置の模式図である。
【0016】
まず、給紙装置1の全体の構成について図1を用いて説明する。給紙装置1は、用紙12を積層した状態で収納する給紙トレイ11と、D字型の断面形状を有し、回転時に円弧部分が給紙トレイ11に収納された用紙12の最上位に当接するように配置されている給紙ローラ13Aと、給紙ローラ13Aの両側にあって、用紙の搬送の際に用紙を押さえ、用紙のずれを防止するための一対のカラー33と、カラー33の回転を検知する回転センサ14と、給紙される用紙12の先端を検知するレジストセンサ15と、給紙ローラ13Aによって給紙された用紙12を搬送する搬送ローラ16と、搬送中の用紙12を所定の搬送路に導くためのガイド19と、搬送された用紙12に印字する印字ヘッド18と、印字された用紙を排出する排紙ローラ17と、排出された用紙を積層して収納可能な排紙トレイ20と、給紙ローラ13Aを駆動する第1モータ21と、搬送ローラ16および排紙ローラ17を駆動する第2モータ22と、第1モータ21、第2モータ22、および印字ヘッド18を制御する制御装置23とを備えている。
【0017】
次に、回転センサ14付近の構造、および回転検知装置について図2を用いて説明する。図2において、(A)は給紙ローラ付近の上面図、(B)は給紙ローラ付近に給紙トレイ11を加えた断面図である。
図2に示すように、給紙装置1において、給紙トレイ11は押上板35を備えており、押上板35は、押上板35上に積層されて収納される図示しない用紙の最上面をカラー33に当接させる機能を有する。カラー33は、給紙ローラ13Aと同軸上に配置されており、D字型の断面形状を有する給紙ローラ13Aの円弧部分は、カラー33よりも若干大きな径を有し、給紙ローラ13Aが回転すると最上面の用紙12はカラー33から離れ、替わりに給紙ローラ13Aの円弧部分に当接されることになる。その後、給紙ローラ13Aが回転し円弧部分が通過すると、用紙12は再びカラー33に当接される。
【0018】
ここで、給紙ローラ13Aは、給紙ローラ回転軸34によって駆動されるが、カラー33は給紙ローラ回転軸34に対して回動自在であって、一対あるカラー33のうち、一方のカラー33は回転板回転軸32を介して接続されている回転板31と一体となって回転する。回転板31と回転センサ14とはエンコーダを構成し、回転板31の回転を回転センサ14が検知する。
【0019】
次に、制御装置23の詳細について図3を用いて説明する。制御装置23は、インターフェイス10を介してホストコンピュータ9から送られた印字データに基づいて画像形成処理を行い、各種モータおよび印字ヘッド18を制御する装置であって、CPU25と、ROM5と、RAM6と、これらを接続する内部バス24と、ASIC7(特殊用途向IC)と、駆動回路8とから構成されている。
【0020】
CPU25と、ROM5と、RAM6と、内部バス24とは、マイクロコンピュータを構成しており、CPU25は、送られた印字データを一旦RAM6に格納した後に、RAM6に格納された印字データをROM5に格納されたプログラムに従って画像信号に変換する処理を行う。
【0021】
その後、変換された画像信号はASIC7に送られ、ASIC7は、移動する用紙の先端を検知するレジストセンサ15および後端を検知する回転センサ14からの検知に基づき、駆動回路8を作動させる。駆動回路8は駆動信号を第1モータ21と、第2モータ22と、印字ヘッド18とに送る。この際、印字ヘッド18には画像信号も送られる。この結果、給紙ローラ13Aと、搬送ローラ16と、排紙ローラ17と、印字ヘッド18とが制御され、搬送中の用紙に画像形成が成される。
【0022】
次に、給紙動作について、図4を用いて説明する。図4は制御装置23が行う給紙制御の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ(以下、単にSと記す。)301にてホストコンピュータ9から印字データを受け取ると、S302に進み給紙工程が開始される。給紙工程では駆動回路8から第1モータ21に駆動信号が送られ、第1モータ21、延いては給紙ローラ13Aが回転し用紙送りが成される。次に、S303にてレジストセンサ15が給紙されている用紙の先端を検知するまで検知を継続する。
【0023】
S303にて、レジストセンサ15が給紙されている用紙の先端を検知すると、S304にて一定距離の用紙送りを行う。
ここで、一定距離とは、レジストセンサ15が用紙の先端を検知した後、搬送ローラ16のみによって搬送可能になる程度の距離を意味する。また、1枚目の給紙時には、搬送ローラ16をあらかじめ逆転駆動しておき、搬送ローラ16のみによって搬送可能になる程度の距離よりもわずかだけ多く用紙送りをし、搬送ローラ16に用紙の先端を当接させている。このようにして少々用紙を撓ませることで、万一給紙時に用紙の斜行が発生したとしても、用紙の斜行を確実に補正できる。尚、D字型の断面形状を有する給紙ローラ13Aの円弧部分の長さは、前述の一定距離と略一致するように設定されている。
【0024】
次に、S305の搬送工程に進む。ここで第1モータ21は、給紙ローラ13Aが1回転した後に停止し、S306にて搬送ローラ16が正転駆動されていれば搬送ローラ16によって用紙が送られ、次にS308に進む。また、S306にて搬送ローラ16が正転駆動されていなければ、S307に進み、駆動回路8によって第2モータ22を正転駆動し、搬送ローラ16に当接された用紙の搬送を行う。このようにして第2モータ22によって駆動される搬送ローラ16と排紙ローラ17のみによって用紙送りが行われる。
【0025】
第1モータ21が停止し、搬送ローラ16による用紙送りが開始されると、S308にて回転センサ14が回転板31の回転検知を開始する。次に、S309にて回転センサ14は回転板31の回転が停止するまで検知し続け、回転板31の回転が停止すると、制御装置23はカラー33から用紙12の後端が抜けたものと判断する。即ち、カラー33から用紙12の後端が抜けることで用紙12の後端が検知されるのである。
【0026】
S309にて用紙12の後端を検知できると、S310に進み、制御装置23が次の用紙12に印刷すべき印字データの有無を判断する。印字データが無ければ、印字中の用紙12への印字が終了して、用紙12が排紙ローラ17から排紙トレイ20上に排紙され次第、第2モータの駆動を停止し終了する。印字データが有るならば、S311に進み、印字中の用紙12の後端と次に印字する用紙12の先端との間隔が最適な距離となるよう、あらかじめ制御装置23にて設定された距離だけ用紙送りをした後に、S302に戻り、次の用紙12の給紙が開始される。
【0027】
このように、給紙ローラ13Aの回転軸にカラー33を回動自在に取り付け、連続給紙時であって給紙ローラ13Aによる給紙開始後に、カラー33が移動する用紙12に接しながら回転し、停止した時点で用紙12の後端を検知する。この結果、D字型を有する給紙ローラ13Aであっても、移動する用紙12が給紙トレイ11を抜けきるのとほぼ同時に用紙12の後端位置が判定可能になり、連続給紙時の用紙12の間隔を一定かつ短くすることができ、給紙効率を上げることができる。また、用紙1枚毎に後端検知を行うので、用紙サイズが異なるものが混在していても、用紙12の間隔を一定かつ短くすることができる。加えて、回転センサ14と他のセンサ(位置センサ等)との組み合わせによって、紙詰まりの検知も可能である。
〔実施例2〕
次に、本発明が適用された別形態の給紙装置2について説明する。
【0028】
給紙装置2は、給紙ローラの形状、および、給紙に付随する回転検知装置の構造が、実施例1で詳述した給紙装置1と異なる他は、給紙装置1と同様の構成である。従って、給紙装置2が給紙装置1と同様の部分については、同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみについて詳述する。
【0029】
図5において、給紙ローラ13Bは丸型の断面形状を有している。この給紙ローラ13Bは、常に給紙トレイ11に積層された用紙12の最上面に当接するように配置されている。従って、給紙装置2では用紙12を押さえる役割をするカラーは不要となる。回転センサ14は給紙ローラ13Bが回転しているか否かを判断することによって移動する用紙12の後端を検知する。
【0030】
次に、回転センサ14付近の構造について図6を用いて説明する。図6において、(A)は給紙ローラ付近の上面図、(B)は給紙ローラ付近に給紙トレイ11を加えた断面図である。
図6に示す給紙装置2において、給紙ローラ13Bは、ローラ支持部43に支持されていて、駆動ギヤ42を中心軸として、給紙トレイ11に対して接離可能に配置されている。また、給紙ローラ13Bは、駆動ギヤ42の駆動と連動するアイドルギヤ41(本実施例では4個)を介して駆動される。
【0031】
さらに、給紙ローラ13Bには給紙ローラ回転軸34を介して給紙ローラ13Bと同軸上に回転板31が備えられていて、回転板31と回転センサ14とでエンコーダを構成し、回転センサ14は給紙ローラ13Bの回転を検知できるようになっている。
【0032】
次に、制御装置23が行う給紙動作について、再び図4を用いて説明する。図4において、給紙装置2の動作は、実施例1で説明した給紙装置1とS305〜S308以外は同様であるので、S305〜S308のみ詳述する。
S304にて搬送ローラ16によって用紙送りが可能となった給紙装置2は、S305にて搬送工程を開始する。ここで、給紙ローラ13Bは1回転に限らず、適切な距離だけ用紙送りをした後で停止し、その後、実施例1と同様にS306にて搬送ローラ16が正転駆動されていれば搬送ローラ16によって用紙12が送られ、次にS308に進む。また、S306にて搬送ローラ16が正転駆動されていなければ、S307に進み、駆動回路8によって第2モータ22を正転駆動し、搬送ローラ16に当接された用紙12の搬送を行う。このようにして搬送ローラ16と排紙ローラ17のみによって用紙送りが行われる。
【0033】
第1モータ21が停止すると、給紙ローラ13Bは搬送ローラ16によって送られる用紙12に当接しながら自在に回転し、S308にて回転センサ14が回転板31の回転検知を開始する。以下、給紙装置1と同様に、S309にて回転センサ14は回転板31の回転が停止するまで検知し続け、回転板31の回転が停止すると、制御装置23は給紙ローラ13Bの位置まで用紙12の後端が来たものと判断する。この実施例2においては、給紙ローラ13Bが用紙12の上にあるため、図4の給紙制御フローのS311における用紙送り量は、給紙トレイ11に収納された用紙12の先端と、給紙ローラ13Bと用紙12の接触点までの距離とを考慮して決定される。
【0034】
このように、連続給紙時であって給紙ローラ13Bによる給紙後に、給紙ローラ13Bが搬送される用紙12に接しながら回転し、停止したときに給紙ローラ13Bの回転を検知する回転センサ14によって用紙12の後端を検知する。この結果、給紙ローラ13Bが給紙トレイ11に収納された用紙12の枚数に応じて揺動する場合であっても、移動する用紙12が給紙トレイ11を抜けきるのとほぼ同時に用紙12の後端位置が判定可能になるため、連続給紙時の用紙12の間隔を一定かつ短くすることができ、給紙効率を上げることができる。また、用紙1枚毎に後端検知を行うので、異なるサイズの用紙12が混在していても、用紙12の間隔を一定かつ短くすることができる。加えて、回転センサ14と他のセンサ(位置センサ等)との組み合わせによって、紙詰まりの検知も可能である。
【0035】
本実施例(実施例2)における給紙装置2では、回転板31と回転センサ14とで構成されたエンコーダによって、給紙ローラ13Bの回転を直接検知したが、例えば図7に示すように、アイドルギヤ41と同軸上に回転板回転軸32を介して回転板31を設置し、アイドルギヤ41の回転を検知するようにしてもよい。この構成においては、給紙ローラ13Bの回転を間接的に検知することになる。
【0036】
また、図8に示すように、給紙ローラ回転軸34に支持された回転板支持部45を介して、積層された用紙12の最上面に常に当接するように設置されたコロ44の回転を、回転板31と回転センサ14とで構成されたエンコーダによって検知するようにしてもよい。このようにすると、移動する用紙12が給紙トレイ11を抜け切るよりも早期に用紙12の後端が検知でき、連続給紙の際に次の用紙12の給紙時期が遅れることが無く、用紙12の間隔を短くすることができる。この場合の図4におけるS311での用紙送り量は、給紙トレイ11に収納された用紙12の先端と、コロ44と用紙12の接触点までの距離とを考慮して決定される。
【0037】
さらに、給紙装置2では給紙ローラ13Bが給紙トレイ11に対して接離可能になっているが、実施例1で説明した給紙装置1のように、給紙装置2は給紙トレイ11に押上板35を有し、積層された用紙12が押上板35によって給紙ローラ13Bに接離可能になっていてもよい。このようにすると、給紙ローラ13Bが給紙トレイ11に対して接離可能にしなくても、移動する用紙12が給紙トレイ11を抜けきるのとほぼ同時に用紙12の後端位置が判定可能になり、連続給紙時の用紙12の間隔を一定かつ短くすることができ、給紙効率を上げることができる。
【0038】
ここで、図7および図8において、(A)は給紙ローラ付近の上面図、(B)は給紙ローラ付近に給紙トレイ11を加えた断面図である。
〔実施例3〕
図9は本発明が適用された別形態の給紙装置3の模式図である。
【0039】
まず、給紙装置3の構成について、図9を用いて説明する。給紙装置3は、積層された用紙62を傾斜姿勢に保持し、用紙62の最下面の用紙62が当接する傾斜壁61および積層された用紙62の下端を支持する下端受部74とから成る用紙収納部75と、丸型の断面形状を有し、用紙収納部75に収納された用紙62の最上面に当接するように配置されている給紙ローラ63と、給紙ローラ63の回転を検知する回転センサ64と、移動する用紙62の先端を検知するレジストセンサ66と、給紙ローラ63によって給紙された用紙62を搬送する搬送ローラ67と、搬送中の用紙62を所定の搬送路に導くためのガイド65と、搬送された用紙62に印字する印字ヘッド68と、印字された用紙62を排出する排紙ローラ69と、排出された用紙62を積層して収納可能な排紙トレイ70と、給紙ローラ63を駆動する第1モータ71Aと、搬送ローラ67および排紙ローラ69とを駆動する第2モータ71Bと、第1モータ71Aおよび第2モータ71Bの回転を制御する制御装置23とを備えている。
【0040】
次に、回転センサ64付近の構造について図10を用いて説明する。図10において、(A)は給紙ローラ付近の上面図、(B)は給紙ローラ付近に用紙収納部75を加えた断面図である。
図10に示す給紙装置3において、用紙収納部75の下端受部74には、給紙分離部82が設けられていて、積層された用紙62の下端が当接されている。
【0041】
給紙が開始されると、第1モータ71Aは駆動され、駆動ギヤ87が駆動され、駆動ギヤ87と噛合し中間ギヤ支持部85によって支持された中間ギヤ84が移動し、アイドルギヤ81に噛合することによって、アイドルギヤ81は駆動される。給紙ローラ63は駆動ギヤ87を回転の中心軸とするローラ支持部88によって支持されており、常に用紙収納部75に積層された用紙62の最上面に当接するように傾斜壁61に対して接離可能に配置されている。また、給紙ローラ63は、円形の断面形状を有し、アイドルギヤ81と噛合されており、アイドルギヤ81の回転に伴い駆動される。この際、第2モータ71Bも駆動されている。ここで、1枚目の給紙時には、搬送ローラ67をあらかじめ逆転駆動しておくことで、万一給紙時に用紙62の斜行が発生したとしても、用紙62の斜行を確実に補正できる。
【0042】
次に、第1モータ71Aを停止させると、搬送ローラ67および排紙ローラ69が駆動され、給紙ローラ63およびアイドルギヤ81は、回動自在となる。この際、給紙ローラ63およびアイドルギヤ81は、移動する用紙62によって回転される。
【0043】
回転されるアイドルギヤ81には回転板回転軸89を介して回転板86が設置されており、回転板86の回転を検知する回転センサ64からの検知信号が制御装置23に送られることによって用紙の後端を検知する。
尚、制御装置23の詳細は図3に示す制御装置23と同様であるため説明を省略する。また、制御装置23が行う給紙動作についても、実施例2で詳述した給紙装置2と同様であるため説明を省略する。
【0044】
このように、複数枚の用紙62を用紙収納部75に傾斜姿勢に保持する場合には、給紙ローラ63は用紙収納部75に収納された用紙62の最上面に当接するように用紙収納部75に対して接離可能に構成し、給紙ローラ63による給紙後に、搬送される用紙62に接しながら回転する給紙ローラ63が停止したときに、用紙62の後端を検知するようにしてもよい。この結果、連続給紙時に給紙ローラ63の回転を検知する回転センサ64によって用紙62の後端を検知することによって、移動する用紙62が用紙収納部75を抜けきるよりも早期に用紙62の後端位置が判定可能になるため、連続給紙時の用紙62の間隔を一定かつ短くすることができ、給紙効率を上げることができる。また、用紙1枚毎に後端検知を行うので、異なるサイズの用紙62が混在していても、用紙62の間隔を一定かつ短くすることができる。加えて、回転センサ64と他のセンサ(位置センサ等)との組み合わせによって、紙詰まりも検知可能である。
〔実施例4〕
次に、本発明が適用された別形態の給紙装置4について説明する。
【0045】
給紙装置4は、各種ローラを駆動するモータの数が1個となり、モータの回転方向によって各種ローラを駆動・停止させるためのギヤ機構を配置した点のみが実施例3で詳述した給紙装置3と異なる他は、給紙装置3と同様の構成である。従って、給紙装置4が給紙装置3と同様の部分については、同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみについて詳述する。
【0046】
図11は本実施例(実施例4)の給紙装置4の模式図である。
まず、給紙装置4の構成について、図11を用いて説明する。実施例3で説明した給紙装置3では、給紙ローラ63を駆動する第1モータ71Aと、搬送ローラ67および排紙ローラ69とを駆動する第2モータ71Bと、第1モータ71Aおよび第2モータ71Bの回転を制御する制御装置23とを備えているのに対して、本実施例(実施例4)の給紙装置4は、ギヤ機構72を介して給紙ローラ63、搬送ローラ67、および、排紙ローラ69を駆動するモータ71Cと、モータ71Cの回転を制御する制御装置73とを備えている。
【0047】
ここで、ギヤ機構72は、モータ71Cの回転を各種ローラに伝達する機能を備え、特に、モータ71Cの正転時には給紙ローラ63、搬送ローラ67および排紙ローラ69が用紙62を給紙して搬送する方向に回転し、逆転時には搬送ローラ67および排紙ローラ69のみが用紙62を搬送する方向に回転するように設定されている。即ち、モータ71Cの逆転時には給紙ローラ63は駆動されず、回動自在となる。ここでギヤ機構72は、例えばソノレイド等のアクチュエータを用いて、搬送ローラ67の回転方向を切り替えられるように構成することによって、1枚目の給紙時には、搬送ローラ67をあらかじめ逆転駆動することが可能となる。これによって万一給紙時に用紙62の斜行が発生したとしても、用紙62の斜行を確実に補正可能になる。尚、モータ71Cを正転および逆転する制御は、制御装置73が行う。
【0048】
次に、回転センサ64付近の構造について図10を用いて説明する。図10において、(A)は給紙ローラ付近の上面図、(B)は給紙ローラ付近に用紙収納部75を加えた断面図である。
図10に示す給紙装置4において、給紙が開始されると、モータ71Cは正転し、駆動ギヤ87がモータ71Cによって駆動され、駆動ギヤ87と噛合し中間ギヤ支持部85によって支持された中間ギヤ84が移動し、アイドルギヤ81に噛合することによって、アイドルギヤ81は駆動される。給紙ローラ63は駆動ギヤ87を回転の中心軸とするローラ支持部88によって支持されており、常に用紙収納部75に積層された用紙62の最上面に当接するように傾斜壁61に対して接離可能に配置されている。また、給紙ローラ63は、円形の断面形状を有し、アイドルギヤ81と噛合されており、アイドルギヤ81の回転に伴い駆動される。このとき、本装置では搬送ローラ67および排紙ローラ69は、ギヤ機構72の作用により常に用紙送り方向に正回転させている。ただし、1枚目の給紙時には、上述した通り、ソレノイド等のアクチュエータによってギヤ機構72を切り換え、搬送ローラ67を逆回転させていてもよい。このように、搬送ローラ67をあらかじめ逆転させておくことで、前述のように、万一用紙が斜行していても、斜行を補正することができる。
【0049】
次に、モータ71Cを逆転させると、ギヤ機構72により、給紙ローラ63およびアイドルギヤ81は、中間ギヤ84がアイドルギヤ81から外れることにより、回動自在となる。この際、給紙ローラ63およびアイドルギヤ81は、移動する用紙62によって回転される。
【0050】
回転されるアイドルギヤ81には回転板回転軸89を介して回転板86が設置されており、回転板86の回転を検知する回転センサ64からの検知信号が制御装置73に送られることによって用紙62の後端を検知する。
次に、制御装置73の詳細を図12に示す。図12に示すように制御装置73は、概ね前述の給紙装置1〜3と同様であって、駆動回路60が異なるのみである。本給紙装置(給紙装置4)では、駆動回路60が制御するモータの数は1個のみになり、モータ71Cの正転および逆転等を含む制御および印字ヘッド68の制御を司ることになる。
【0051】
次に、給紙動作について説明する。制御装置73が行う給紙制御の手順の一例について、図13に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、S401にてホストコンピュータ9から印字データを受け取ると、S402に進み給紙工程が開始される。給紙工程では駆動回路60からモータ71Cに正転駆動信号が送られ、モータ71Cが正転駆動され、ギヤ機構72を介して給紙ローラ63、搬送ローラ67および排紙ローラ69が回転し用紙送りがなされる。次に、S403にてレジストセンサ66が給紙されている用紙62の先端を検知するまで検知を継続する。
【0052】
S403にて、レジストセンサ66が給紙されている用紙62の先端を検知すると、S404に進み、一定距離の用紙送りを行う。
ここでも、前述の給紙装置1〜3と同様に、一定距離とは、レジストセンサ66が用紙62の先端を検知した後、搬送ローラ67のみによって搬送可能になる程度の距離を意味する。
【0053】
次に、S405の搬送工程に進む。ここでは駆動回路60によってモータ71Cを逆転駆動し、搬送ローラ67に当接された用紙62の搬送を行う。ここで給紙ローラ63の駆動は切断され、搬送工程以降は搬送ローラ16と排紙ローラ17のみによって用紙送りが行われる。
【0054】
給紙ローラ63の駆動が切断されると、S406にて回転センサ64が回転板86の回転検知を開始する。次に、S407にて回転センサ64は回転板86の回転が停止するまで検知し続け、回転板86の回転が停止すると、制御装置73は給紙ローラ63の位置まで用紙62の後端が来たものと判断する。
【0055】
S407にて用紙62の後端が検知できると、S408に進み、制御装置73が次の用紙62に印刷する印字データの有無を判断する。印字データが無ければ、印字中の用紙62への印字が終了次第、モータ71Cの駆動を停止し終了する。印字データが有れば、S409に進み、印字中の用紙62の後端と次に印字する用紙62の先端とが最適な距離となるよう、あらかじめ制御装置73にて設定された距離だけ用紙送りをした後に、S402に戻り、次の用紙62の給紙が開始される。この実施例4において、図13の給紙制御フローのS409における用紙送り量は、前述の実施例3と同様に、分離部82に当接する用紙62の下端から、給紙ローラ63と用紙62との接触点までの距離を考慮して決定される。
【0056】
このように、1個のモータ71Cによって給紙装置4を駆動する場合であってもギヤ機構72を介して各種ローラを制御し、給紙ローラ63による給紙後に、搬送される用紙62に接しながら回転する給紙ローラ63が停止したときに、用紙62の後端を検知するようにすればよい。このようにすれば、連続給紙時に給紙ローラ63の回転を検知する回転センサ64によって用紙62の後端を検知することによって、移動する用紙62が用紙収納部75を抜けきるよりも早期に用紙62の後端位置が判定可能になるため、連続給紙時の用紙62の間隔を一定かつ短くすることができ、給紙効率を上げることができる。また、用紙1枚毎に後端検知を行うので、異なるサイズの用紙62が混在していても、用紙62の間隔を一定かつ短くすることができる。加えて、回転センサ64と他のセンサ(位置センサ等)との組み合わせによって、紙詰まりの検知が可能である。
【0057】
ここで、実施例1の給紙装置1および実施例2の給紙装置2では、2個のモータを使用して給紙制御を行ったが、本実施例(実施例4)のように、1個のモータ73Cおよびギヤ機構72によって給紙制御を行ってもよい。このようにすると、2個のモータを使用しなくても、連続給紙時の用紙12の間隔を一定かつ短くすることができ、給紙効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における給紙装置の模式図である。
【図2】実施例1における回転センサ付近の構造を示す説明図である。
【図3】実施例1〜3における制御装置の詳細を示すブロック図である。
【図4】実施例1〜3における給紙制御の一例を示すフローチャートである。
【図5】実施例2における給紙装置の模式図である。
【図6】実施例2における回転センサ付近の構造を示す説明図である。
【図7】別形態の給紙装置における回転センサ付近の構造を示す説明図である。
【図8】別形態の給紙装置における回転センサ付近の構造を示す説明図である。
【図9】実施例3における給紙装置の模式図である。
【図10】実施例3および実施例4における回転センサ付近の構造を示す説明図である。
【図11】実施例4における給紙装置の模式図である。
【図12】実施例4における制御装置の詳細を示すブロック図である。
【図13】実施例4における給紙制御の一例を示すフローチャートである。
【図14】従来装置の給紙装置の模式図である。
【符号の説明】
1…給紙装置、2…給紙装置、3…給紙装置、4…給紙装置、5…ROM、6…RAM、7…ASIC、8…駆動回路、9…ホストコンピュータ、10…インターフェイス、11…給紙トレイ、12…用紙、13A…給紙ローラ、13B…給紙ローラ、14…回転センサ、15…レジストセンサ、16…搬送ローラ、17…排紙ローラ、18…印字ヘッド、19…ガイド、20…排紙トレイ、21…第1モータ、22…第2モータ、23…制御装置、24…内部バス、25…CPU、31…回転板、32…回転板回転軸、33…カラー、34…給紙ローラ回転軸、35…押上板、41…アイドルギヤ、42…駆動ギヤ、43…ローラ支持部、44…コロ、45…回転板支持部、60…駆動回路、61…傾斜壁、62…用紙、63…給紙ローラ、64…回転センサ、65…ガイド、66…レジストセンサ、67…搬送ローラ、68…印字ヘッド、69…排紙ローラ、70…排紙トレイ、71A…第1モータ、71B…第2モータ、71C…モータ、72…ギヤ機構、73…制御装置、74…下端受部、75…用紙収納部、81…アイドルギヤ、82…給紙分離部、84…中間ギヤ、85…中間ギヤ支持部、86…回転板、87…駆動ギヤ、88…ローラ支持部、89…回転板回転軸、201…印字ヘッド、202…キャリッジ、203…キャリッジ軸、204…搬送ローラ、205…ピンチローラ、206…用紙収納部、207…給紙ローラ、208…記録位置、209…センサ、210…排紙ローラ、211…排紙収納部。
Claims (7)
- 複数枚の用紙を収納可能な用紙収納部と、
該用紙収納部に収納された用紙を1枚ずつ分離するための給紙ローラを有し、分離されたその用紙を所定の搬送路に供給可能な給紙機構と、
を有する給紙装置において、
前記給紙機構による給紙開始後に、前記給紙ローラの近傍で前記用紙の移動を回転運動に変換することによって、前記用紙の給紙方向に対する後端を検知する後端検知手段と、
該後端検知手段による検知に基づいて、前記給紙機構による次の給紙開始時期を制御する給紙制御手段と、
を有すること、を特徴とする給紙装置。 - 前記後端検知手段は、前記給紙ローラよりも給紙方向に対して上流側に備えられていること、を特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
- 前記給紙ローラは、前記用紙収納部に収納された用紙の先端よりも、給紙方向に対して上流側に配置されていて、
前記後端検知手段は、前記給紙ローラよりも給紙方向に対して下流側に備えられていること、
を特徴とする請求項1に記載の給紙装置。 - 前記後端検知手段は、前記給紙ローラと同軸上に備えられていること、を特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
- 前記給紙ローラはD字型の断面形状を有し、
前記後端検知手段は、
前記給紙ローラの回転軸に空転可能に取り付けられ、前記給紙ローラにより給紙される用紙に接しながら回転する回転体を備え、
前記給紙ローラによる給紙開始後、前記回転体が停止したときに前記用紙の後端を検知するように構成されていること、
を特徴とする請求項4に記載の給紙装置。 - 前記給紙ローラは、丸型の断面形状を有し、該給紙ローラによる給紙後、搬送される用紙に接しながら回転可能に構成されていて、
前記後端検知手段は、
前記給紙ローラが停止したときに前記用紙の後端を検知するように構成されていること、
を特徴とする請求項4に記載の給紙装置。 - 前記用紙収納部は、前記複数枚の用紙を傾斜姿勢に保持し、
前記給紙ローラは、前記用紙収納部に収納された用紙の最上面に当接するよう、ローラ支持部により、前記用紙収納部に対して接離可能に支持されていること、
を特徴とする請求項6に記載の給紙装置。
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