JP2004122991A - 搬送台車の走行検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検知手段をガイドローラ近傍に取付けない場合であっても、搬送台車が走行レールのカーブ区間の走行時において、直線区間の走行時と同等な検知手段と走行レールとの距離を保持することの可能な搬送台車の走行検出装置。
【解決手段】フレーム10の中間部に取付けられた検知手段保持ブラケット13aにテンションローラ13cの備えられたローラ取付けブラケット13dが回動可能に軸着される。ローラ取付けブラケット13dの下部にセンサブラケット12cを介して検知手段12が備えられている。テンションローラ13c、検知手段12は一体となり、搬送台車1のフレーム10に対して相対移動可能である。検知手段保持ブラケット13aとセンサブラケット12cとの間に付勢部材としてのバネ13bが介装され、この付勢力によりテンションローラ13cは常時走行レール3に接触する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、例えば工場等で用いられ、走行レールに沿って移動する搬送台車の走行検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種、搬送台車の走行検出装置としては、次のようなものが知られている。即ち、図8の模式図に示されるように、搬送台車30は、走行レール31上を回転する駆動輪32aを前後に備えたフレーム32と、フレーム32下面の前側・後側に取付けられて各々一対のガイドローラ33aを備えたステイ部33とを備え、ガイドローラ33aが走行レール31側面に沿って移動することによって、駆動輪32aが走行レール31上から外れないようにガイドされる。さらに、走行レール31の側面には該レールに沿って設けられた誘導線等検出信号を発信する検出対象物35が備えられており、搬送台車30側のフレーム32の前後部におけるガイドローラ33aの直下・近傍ならびに中間部の一側端には、該検出対象物35からの信号を検知する検知手段36が備えられている。前記検出対象物35からの信号を検知手段36が検知することにより搬送台車30の走行位置等の検出情報が検知される。このような走行検出装置においては、走行中、検知手段36が検出対象物35からの情報を精度よく検知するために検出対象物35を高い精度で走行レール31と平行かつ適度の張力をもたせて敷設・固定する等の工夫が行われている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
検知手段36がフレーム32の中間部36aに配置された場合、搬送台車30が走行レール31の直線区間31aからカーブ区間31bに進行すると、検知手段36aと走行レール31(検出対象物35)との距離がLからMへと変化する為、検出精度が悪くなる。
【0004】
従って、走行レールのカーブ区間における検出精度維持のため、一般的には検知手段36はガイドローラの直下部36b・近傍部36cに設置される。
【0005】
【特許文献】
実開平5−10147号公報(第3−4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、走行制御に用いられる走行検出装置は、例えば搬送台車がステーション位置にあることを検出するもの、カーブ区間に位置していることを検出するもの、さらに荷物収納番地信号を受信するもの等多数ある。それらの全ての検知手段をガイドローラ直下・近傍に設置すると、ガイドローラ付近のみが大きな装置となるため、障害物に当たり易くなったり、搬送台車の重量バランスが崩れやすくなる。一方で、前述のように検知手段36がフレーム32の中間部36aに配置された場合、高い検出精度を必要とする情報検知手段としては利用できなかった。前記問題点に鑑みて、本発明の目的は、検知手段をガイドローラ直下・近傍以外すなわちフレームの中間部及びフレームの前後先端部の少なくとも一方に設置した検知手段であっても、搬送台車のカーブ区間の走行時において、検知手段が直線区間の走行中と同等な走行レールとの距離を維持して、高い検出精度を維持することの可能な搬送台車の走行検出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明では、走行レールに沿って走行する搬送台車において、該台車のフレームにおける台車走行方向の略中間部及び略前後先端部のうち少なくとも一方に、前記走行レールに設けられた誘導線等検出対象物と対峙してその検出対象物からの信号を検知する検知手段と、該検知手段の位置を常時前記走行レールと等間隔に維持する維持手段とを備えたことを要旨とする。
【0008】
この発明によると、ガイドローラの直下・近傍以外の搬送台車のフレームに走行検出装置が備えられた場合であっても、該台車のカーブ区間の走行時に、維持手段によって、検知手段の位置が常時直線区間の走行中と同等な走行レールとの距離に維持される。
【0009】
請求項2の発明では、前記維持手段は、前記走行レールに接触するテンションローラと、前記テンションローラと前記検知手段とを前記走行レールの方向に付勢する付勢部材とを備え、前記付勢部材の付勢力により、前記テンションローラが前記走行レールに常時接触されている構成であることを特徴とする。この発明によると、付勢部材の作用によりテンションローラが常時走行レールと接触する位置に調整されることに伴って検知手段も位置調整されて常時走行レールと等間隔に維持される。
【0010】
請求項3の発明では、前記維持手段は、前記走行レールに接触する一対のテンションローラと、前記フレームとの間にスライド部を備え、前記台車のフレームに対して相対移動可能な構成であることを特徴とする。この発明によると、例えばレール両側面に接触するようにテンションローラを維持手段側に固定して備えることで、付勢部材を備えなくてもテンションローラを走行レールに常時接触させることができる。したがって、カーブ区間走行時に、維持手段は、ローラによって走行レールに追従し、フレームに対して相対移動するため、検知手段の位置が常時直線区間の走行中と同等の走行レールとの距離に維持される。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
以下、本発明を、例えば組立工場内等において各種部品等の荷を搬送する目的等に使用される搬送システムに用いた例を一実施形態として図1〜図3を参照して説明する。このような搬送システムにおいて、搬送台車1は、制御装置2の制御に基づき、発進、停止、変速のタイミング及び走行カーブ中での速度制限等の走行制御を行う直線区間3a、内カーブ区間3b、外カーブ区間3cとにより構成される走行レール3上を走行する。走行レール3には、後述する検知手段12が検知する検出対象物としての通信用誘導線や図示しない位置検出用のドグ等(以下誘導線4という)が走行レール3に沿って配設される。
【0012】
搬送台車1は、走行レール3上を回転する駆動輪10aを前後に備えたフレーム10と、フレーム10下面の前側及び後側に取付けられて、各々一対のガイドローラ11aを備えたステイ部11とを備える。前記駆動輪10aが走行レール3上を回転することにより、搬送台車1は走行レール3に沿って移動し、ガイドローラ11aが走行レール3側面に沿って移動することによって、駆動輪10aが走行レール3上から外れないようにガイドされる。フレーム10の上面は移載部10bとなっており、該移載部10b上に荷を載置した状態で走行することにより荷が搬送される。
【0013】
前後のステイ部11のガイドローラ11a直下・近傍には、前記誘導線4からの発信情報信号を受信する適数個の検知手段14が各々配設されている。
【0014】
また搬送台車1のフレーム10における中間部すなわち前後のステイ部11間の一側端には、誘導線4からの発信情報信号を受信する検知手段12と、該検知手段12の位置を常時走行レール3(又は誘導線4等)と等間隔に維持する維持手段13とが各種ブラケットを介して一体に構成された走行検出装置6が備えられている。この走行検出装置6は、フレーム10から垂下するように延びた検知手段保持ブラケット13aにローラ取付けブラケット13dが水平回動可能に軸着され、該ローラ取付けブラケット13dには、走行レール3に接触するテンションローラ13cが備えられている。ローラ取付けブラケット13dの下部には、前記検知手段12の一部を成すセンサブラケット12cが取付けられており、センサブラケット12cには走行レール3に設けられた前記誘導線4からの発信情報信号を受信・検出する検知器12aと、誘導線4をガイドするガイド部12bが備えられている。検知器12a、ガイド部12b、センサブラケット12cとにより前記検知手段12が構成される。テンションローラ13c、ローラ取付けブラケット13d、検知手段12は一体となって、検知手段保持ブラケット13a、すなわち搬送台車1のフレーム10に対して回動可能となっている。
【0015】
検知手段保持ブラケット13aとセンサブラケット12cとの間には、該ローラ取付けブラケット13dの回転軸心からはずれた位置に、付勢部材としてのバネ13bが介装されており、該バネ13bの付勢力により該ローラ取付ブラケット13dは走行レール3側に付勢され、テンションローラ13cは、走行レール3の直線区間3a、内カーブ区間3b、外カーブ区間3cを問わず常時走行レール3に接触し、回転する。検知手段保持ブラケット13a、ローラ取付けブラケット13d、テンションローラ13c、バネ13bによって前記維持手段13が構成される。搬送台車1と中央制御装置2間の制御信号の通信や搬送台車1の位置検出等は、検知器12aが誘導線4からの発信情報信号を受信・検出することにより行われる。
【0016】
次に、上記のように構成された走行検出装置6の作動について説明する。図3の(a)は、搬送台車1が走行レール3の直線区間3a走行時における作動説明図である。直線区間3a走行時においては、フレーム10の側壁と走行レール3側壁とが全長にわたって平行状態にあり、フレーム10に取付けられた検知手段保持ブラケット13aの回動中心と走行レール3の直線区間3aまでの距離をX、検知器12aから直線区間3aまでの距離をxとした場合、両距離X、xは共に変化せず、検知器12aは誘導線4からの発信情報信号の受信・検出を高精度で行うことができる。
【0017】
図3(b)は、搬送台車1が走行レール3の内カーブ区間3b走行時における作動説明図である。この場合、前後のガイドローラ11aによって前後のフレーム10側壁と走行レール3との間隔は直線区間3a走行時と同じであるが、フレーム10中間部側壁と走行レール3との間隔は広がる。従って、台車1が内カーブ区間3bに入ると、バネ13bが伸張し、センサブラケット12cを押圧するため、テンションローラ13cと検知手段12は、一体となって反時計方向に搬送台車1のフレーム10に対して回動し、これによりテンションローラ13cが走行レール3の内カーブ区間3bに追従して常時接触する。フレーム10の検知手段保持ブラケット13aの回動中心と内カーブ区間3bまでの距離をY、検知器12aから内カーブ区間3bまでの距離をyとした場合、距離Yは直線区間3a走行時における距離Xより広がるが、距離yは、前記距離xと変わらず、検知器12aは直線走行区間と同様に誘導線4からの発信情報信号の受信・検出を高精度で行うことができる。
【0018】
図3(c)は、搬送台車1が走行レール3の外カーブ区間3c走行時における作動説明図である。この場合、前後のガイドローラ11aによって、前後のフレーム10側壁と走行レール3との間隔は直線区間3a走行時と同じであるが、フレーム10中間部側壁と走行レール3との間隔は狭くなる。従って台車1が外カーブ区間3cに入ると、バネ13bが収縮し、テンションローラ13cと検知手段12は、一体となって時計方向に搬送台車1のフレーム10に対して回動し、これによりテンションローラ13cが走行レール3の外カーブ区間3cに常時接触する。フレーム10の検知手段保持ブラケット13aの回動中心と外カーブ区間3cまでの距離をZ、検知器12aから外カーブ区間3cまでの距離をzとした場合、距離Zは直線区間3a走行時における距離Xより広がるが、距離zは、前記距離xと変わらず、検知器12aは直線走行区間と同様に誘導線4からの発信情報信号の受信・検出を高精度で行うことができる。
【0019】
上述のような走行検出装置6の作動によれば、搬送台車1が走行レール3の直線区間3aから、内カーブ区間3bを経て、外カーブ区間3cを走行する際、フレーム10の側端から走行レール3までの距離はX→Y→Zと変化する。しかし、テンションローラ13cが常時走行レール3に接触しているため、テンションローラ13cと一体に構成されている検知器12aと走行レール3との距離はx=y=zと一定に維持される。
【0020】
上述のように検知器12aから走行レール3までの距離が一定となることによって、検知器12aが誘導線4等からの発信情報信号を高い精度で受信・検出し、検知器12aからの情報に基づいて中央制御装置2等により搬送台車1の発進、停止、変速のタイミング及び走行カーブ中での速度制限等の走行制御が行われる。
【0021】
本実施形態においては、以下の効果がある。
【0022】
(1)走行レール3の直線区間3a、及びカーブ区間3b、3cの走行時に、検知器12aと走行レール3に設けられた誘導線4、ドグ等検出対象物との距離が常に一定に保持される。このため、高い精度で発信情報信号を受信することが必要な検知手段12であってもその設置箇所は、ガイドローラ11a直下・近傍等に制限されることがなく、スペース的にガイドローラ11a直下・近傍に設置できない場合であっても、それ以外の箇所に設置可能となり、誘導線4等からの発信情報信号を高い精度で検知できる。
【0023】
(2)テンションローラ13cをバネ13bにより、常時走行レール3側へ大きな追従範囲を持って押し当てることができるので、搬送台車1の横揺れ時の振動を吸収することができる。
【0024】
(第二実施形態)
第二実施形態における搬送台車1の基本的構成は、第一実施形態と同様であるのでその説明は省略し、本発明の要部である走行検出装置について以下図4〜6を参照して説明する。なお、図4は、本実施形態における搬送台車1の断面図、図5は、図4におけるB−B線断面図、図6は、図4のC−C線断面図であって要部の拡大作用図である。
【0025】
走行検出装置19は、第一実施形態と同様に検知器20aとガイド部20bとからなる検知手段20と、該検知手段20の位置を常時走行レール3と等間隔に維持する維持手段21とが一体的に構成され、フレーム10における搬送台車1走行方向の略中間部に設置されている。前記維持手段21は、フレーム10底部の中間部に、該フレーム10と直交する方向に向けて備えられたガイドレール10cと、そのレール10cに沿ってスライド移動する断面視略コ字状の滑動ブラケット21bと、該滑動ブラケット21bの下部に固定された連結ブラケット21dとにより構成されるスライド部22と、走行レール3の両側面に当接して連結ブラケット21dに軸受支持された一対のテンションローラ21cとにより構成される。さらに前記連結ブラケット21dから垂下するように延びた検知手段保持ブラケット20cに、走行レール3に設けられた誘導線4からの発信情報信号を受信・検出する検知器20a、及び誘導線4をガイドするガイド部20bとが備えられている。検知器20a、ガイド部20b、検知手段保持ブラケット20cとにより検知手段20が構成される。
【0026】
上記のように構成された走行検出装置19は、以下のように作動する。図6(a)に示されるように、搬送台車1が走行レール3の直線区間3aを走行時は、走行検出装置19は搬送台車1のフレーム10下部の定位置にある。一方、図6(b)に示されるように、外カーブ区間3cの走行時は、両テンションローラ21cが走行レール3の側面に沿って移動し、走行検出装置19全体は、搬送台車1のフレーム10に対して相対移動し、検知器20aと走行レール3との距離が常時等間隔に維持される。
【0027】
本実施形態においては、第一実施形態の効果に加えて以下の効果がある。
【0028】
(1)テンションローラ21cを走行レール3の両側面に備え、フレーム10に対してスライド部22を介して走行検出装置19を相対移動可能にしたことにより、バネ等の付勢部材を備えなくても、テンションローラ21cが走行レール3に常時接触するため、検知器20aと走行レール3との距離を常時等間隔に維持できる。したがって、付勢部材を備えた場合に必要な付勢部材の圧力調整作業を不要とする。
【0029】
上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
【0030】
○上記実施形態におけるテンションローラ13c、21cはこれに限られずアーム、パンタグラフ等のような接触手段であってもよい。
【0031】
○上記実施形態においては、検出対象物の具体例として誘導線4を例に説明しているが、検出対象物は光学的、磁気的等の各種検知手段12によって検知される各種検出対象物、例えば磁気センサ、光学センサにて検出される各種テープ等が考えられる。
【0032】
○上記実施形態は、走行レール3が単数のモノレール式であるが、これに限られず、複数レール式やレールに搬送台車を吊下げる方式等、様々な種類の搬送台車及び走行レールに適用可能である。
【0033】
○さらに、第二実施形態と基本的構成は同様であるが、図7に示されるように、テンションローラ21cを片側だけに備え、搬送台車1側のガイドレール10cと滑動ブラケット21bとの間に付勢部材としてのバネ25を介装し、このバネ25の付勢力によって、該滑動ブラケット21b、連結ブラケット21d、前記テンションローラ21c、該連結ブラケット21dに取付けられた検知手段20が、走行レール3に沿ってスライド移動可能な構成とすることもできる。この場合維持手段21は、バネ25、滑動ブラケット21b、連結ブラケット21d、テンションローラ21cとによって構成される。
【0034】
○上記実施形態における走行検出装置6、19を搬送台車一台に複数備えることが可能であり、例えば搬送台車の走行方向の前後、上下に設置することができる。さらに、搬送台車1の両側に備えてもよい。
【0035】
○上記実施形態におけるテンションローラ13c、21cは必要最低限の数量が備えられているが、テンションローラの数量はこれに限定されない。
【0036】
○また、上記実施形態において、一対のテンションローラ21cの位置関係は、走行レール3を両側から挟持する位置すなわち対応する位置に備えられているが、これに限られず、例えば位置をずらして走行レールの両側の互いに対応しない位置に備えられてもよい。
【0037】
○上記実施形態において、本発明の走行検出装置はフレーム10における台車1走行方向の中間部に設置されているが、その位置はガイドローラ直下・近傍であってもよいし、台車走行方向におけるフレームの前後先端部の側面又は裏側等に設置されてもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、走行レールにおけるカーブ区間の走行時において、直線区間の走行時と同等な検知手段と走行レールとの距離を保持することの可能な搬送台車の走行検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第一実施形態における搬送台車の組付図。
【図2】図1の搬送台車と走行レールのA−A線断面図。
【図3】図1における要部の拡大作用図。
【図4】本発明を具体化した第二実施形態における搬送台車と走行レールの断面図。
【図5】図4のB−B線断面図。
【図6】図4のC−C線断面図であって要部の拡大作用図。
【図7】本発明を具体化した第二実施形態の変更例の図。
【図8】従来技術の走行レールと検知手段の位置関係を示す模式図。
【0037】
【符号の説明】
1 搬送台車
3 走行レール
4 検出対象物としての誘導線
10 フレーム
11a ガイドローラ
12、20 検知手段
13、21 維持手段
13b、25 付勢部材としてのバネ
13c、21c テンションローラ
19 走行検出装置。

Claims (3)

  1. 走行レールに沿って走行する搬送台車において、
    該台車のフレームにおける台車走行方向の略中間部及び略前後先端部のうち少なくとも一方に、前記走行レールに設けられた誘導線等検出対象物と対峙してその検出対象物からの信号を検知する検知手段と、該検知手段の位置を常時前記走行レールと等間隔に維持する維持手段とを備えたことを特徴とする搬送台車の走行検出装置。
  2. 前記維持手段は、前記走行レールに接触するテンションローラと、前記テンションローラと前記検知手段とを前記走行レールの方向に付勢する付勢部材とを備え、前記付勢部材の付勢力により、前記テンションローラが前記走行レールに常時接触されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送台車の走行検出装置。
  3. 前記維持手段は、前記走行レールに接触する一対のテンションローラと、前記フレームとの間にスライド部を備え、前記台車のフレームに対して相対移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の搬送台車の走行検出装置。
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