JP2762762B2 - モノレール型搬送装置 - Google Patents

モノレール型搬送装置

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JP2762762B2 JP5405091A JP5405091A JP2762762B2 JP 2762762 B2 JP2762762 B2 JP 2762762B2 JP 5405091 A JP5405091 A JP 5405091A JP 5405091 A JP5405091 A JP 5405091A JP 2762762 B2 JP2762762 B2 JP 2762762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦断面形状が略Cの字
形の1本のガイドレールと、このガイドレールに係合し
て自走する搬送用電車とから成るモノレール型搬送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の搬送装置では、前記搬送用電車
に、前記ガイドレール内に嵌合する走行用駆動車輪を駆
動する走行用駆動ユニットと、当該走行用駆動ユニット
等を制御するインバーター等を含む比較的大型大重量の
制御ボックスとが設けられるが、前記搬送用電車の自動
運転制御をより高級化するためには、前記ガイドレール
側に通信用アンテナ線、マグネット、IDタグ等の制御
用発信手段を付設し、この制御用発信手段からの制御用
信号を受信する制御用受信手段を前記搬送用電車に取付
けなければならない。
【0003】従来のこの種の搬送装置で、前記搬送用電
車が前記ガイドレールから吊り下げられる懸垂型のもの
では、前記制御ボックスが前記ガイドレールの真下位置
で前記搬送用電車に吊り下げるように取付けられるか又
は、前記走行用駆動ユニットのある側と同一側で搬送用
電車の上部側方に取付けられ、前記搬送用電車が前記ガ
イドレールの上に跨がる跨座型のものでは、前記制御ボ
ックスが前記ガイドレールの真上位置で前記搬送用電車
に搭載されるか又は、前記走行用駆動ユニットのある側
と同一側で搬送用電車の下部側方に取付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の搬
送装置では、何れも比較的大型大重量の走行用駆動ユニ
ットと制御ボックスとを含む搬送用電車の重心位置が、
前記ガイドレールに対し前記走行用駆動ユニットのある
側に偏ることになり、ガイドレールに係合する搬送用電
車側の振れ止め用ローラーの偏摩耗、耐用寿命の低下の
原因となっていた。更に、前記のような制御用発信手段
をガイドレール側に取付けようとすると、前記制御ボッ
クスに最も近い前記ガイドレールの下側水平部外側面か
又は上側水平部外側面に取付けることになるが、これら
のガイドレール外側面は横巾が狭いので、複数の制御用
発信手段を取付けることは困難であり、特にガイドレー
ル内に嵌合する走行用駆動車輪の接地圧を高めるバック
アップローラーを併設する場合には、このバックアップ
ローラーの転動面を前記ガイドレール外側面上に確保し
なければならないので、制御用発信手段の取付けに利用
出来る面が一層狭くなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために、前記搬送用電車には、前
記ガイドレール内に嵌合する走行用駆動車輪を駆動する
走行用駆動ユニットと、当該走行用駆動ユニット等を制
御する制御ボックスとが設けられ、前記走行用駆動ユニ
ットは前記ガイドレールの開放側の横側方に配設される
と共に、前記制御ボックスは前記ガイドレールの開放側
とは反対側の横側方に配設され、この制御ボックスに対
面する前記ガイドレールの垂直壁部外側に、通信用アン
テナ線、マグネット、IDタグ等の制御用発信手段が付
設され、当該制御用発信手段から制御用信号を受ける制
御用受信手段が前記制御ボックス側に取付けられて成る
モノレール型搬送装置を提案するものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1〜図3に於いて、1は縦断面略
Cの字形のガイドレールであって、下側水平部2と上側
水平部3、これら上下両水平部2,3の遊端部から連設
された上下一対の垂直な振れ止め用レール部4,5、及
び前記上下両水平部2,3を連結する垂直壁部6とから
成り、天井側から吊り下げられて所定高さに架設され
る。7は搬送用電車であって、前記ガイドレール1内に
嵌合して前記下側水平部2上を転動する走行用駆動車輪
8、前記ガイドレール1の振れ止め用レール部4,5を
挟む振れ止め用垂直軸ローラー9、前記走行用駆動車輪
8の前後位置で前記ガイドレール1に於ける下側水平部
2の外側面2aに当接する前後一対のバックアップロー
ラー10,前記走行用駆動車輪8を駆動するダイレクト
ドライブモーター11を含む走行用駆動ユニット12
(必要に応じて制動装置、パルスエンコーダー、ダイレ
クトドライブモーターでない場合は減速機等が組み込ま
れる)、当該走行用駆動ユニット12を制御するインバ
ーター等を含む制御ボックス13、集電ユニット14、
及び被搬送物吊下装置15等から構成される。
【0007】前記走行用駆動ユニット12は、前記ガイ
ドレール1の開放側で前記走行用駆動車輪8の真横に配
置され、前記制御ボックス13は、前記ガイドレール1
の開放側とは反対側で当該ガイドレール1の真横に配置
されており、この走行用駆動ユニット12と制御ボック
ス13とは、前記ガイドレール1の下側を横断する電車
フレーム16により互いに連結されている。前記集電ユ
ニット14は、前記ガイドレール1に於ける垂直壁部6
の内側に敷設された給電線17と摺接するように前記走
行用駆動車輪8の前後に配置され、前記走行用駆動ユニ
ット12のモーター11や制御ボックス13内の制御機
器等に電源電圧等を供給する。
【0008】図4及び図5に示すように、前記ガイドレ
ール垂直壁部6の外側面には、制御用発信手段18の取
付けのためにレール長さ方向に連続する取付け用溝19
〜21が形成されている。前記制御用発信手段18は、
地上制御盤から搬送用電車7への運行指示通信やその逆
の現在位置通信等を行うアンテナ用フィーダー線22、
搬送用電車7への速度指令等に利用される帯状マグネッ
ト23、及び搬送用電車7に走行経路上に設定された番
地等の情報を与えるIDタグ24から構成され、前記ア
ンテナ用フィーダー線22は、取付け用溝19内に嵌合
された状態で、当該取付け用溝19の上下両側面に形成
された凹溝に両端が係合する押さえ用ばね板25により
固定され、前記帯状マグネット23は取付け用溝20内
に両面粘着テープ等により貼付され、IDタグ24は、
取付け用溝21の上下両側面に形成された凹溝にIDタ
グ取付け基板の上下両側辺を係合させて固定している。
【0009】又、前記搬送用電車7に於ける制御ボック
ス13の前記ガイドレール垂直壁部6に対面する箇所に
は、制御用受信手段26が取付けられている。この制御
用受信手段26は、前記アンテナ用フィーダー線22と
の間で信号授受を行う送受信用アンテナカプラー27、
前記帯状マグネット23を検出するセンサー28、及び
前記IDタグ24から情報を読み取るID用アンテナ2
9を備えている。
【0010】尚、ガイドレール1の上側水平部3の外側
には、左右一対の吊下部材取付け用溝30a,30bが
レール長さ方向に連続して形成されている。ガイドレー
ル1の下側水平部2の外側面2aは、前記バックアップ
ローラー10が当接転動するので、全面を平坦に形成し
ている。
【0011】前記搬送用電車7は、給電線17から集電
ユニット14を介して供給される電源電圧により走行用
駆動ユニット12のモーター11を稼働させ、以て走行
用駆動車輪8を回転駆動することにより、ガイドレール
1に沿って自走させることが出来、この搬送用電車7の
走行により、被搬送物吊下装置15が吊り下げる被搬送
物(図示省略)をガイドレール1に沿って搬送すること
が出来る。而して、この搬送用電車7の走行制御は、ガ
イドレール1側の前記制御用発信手段18と搬送用電車
7側の制御用受信手段26を介して地上側から制御ボッ
クス13内の制御用機器に与えられる各種情報に基づい
て、前記モーター11等が制御されることにより自動的
に行われる。
【0012】この制御の一例を説明すると、アンテナ用
フィーダー線22とアンテナカプラー27を介して無線
通信により地上側制御盤から搬送用電車7に与えられる
行き先番地の方向に搬送用電車7が発進し、カーブ経路
等に張設されている低速走行区間表示用の帯状マグネッ
ト23をセンサー28が検出することにより、搬送用電
車7の走行速度が低速に切り換えられ、各IDタグ24
からID用アンテナ29を介して読み取った現在番地と
前記のように予め与えられた行き先番地とを比較演算し
て、目的の行き先番地の一つ手前で減速すると共に、目
的の行き先番地に到達したときに搬送用電車7が制動停
止せしめられる。
【0013】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明のモノレー
ル型搬送装置によれば、何れも比較的大型大重量物であ
る走行用駆動ユニットと制御ボックスとを、縦断面略C
の字形のガイドレールの左右両側に振り分け配置したの
で、1本のガイドレールに対する搬送用電車の左右の重
量バランスが大幅に改善され、当該搬送用電車に軸支さ
れる振れ止め用垂直軸ローラー等の偏摩耗が抑制されて
耐用寿命が長くなる。
【0014】しかも、前記制御ボックスが隣接する前記
ガイドレールの垂直壁部外側に、通信用アンテナ線、マ
グネット、IDタグ等の制御用発信手段を付設し、当該
制御用発信手段から制御用信号を受ける制御用受信手段
を前記制御ボックス側に取付けたので、前記制御用発信
手段の要素数が多くとも、前記ガイドレール垂直壁部の
広い外側面を利用して無理なく取付けることが出来、尚
且つ前記制御用発信手段と制御用受信手段とは互いに十
分に接近させることが容易であるから、地上側と搬送用
電車との間の制御信号の授受を良好に行わせることが出
来る。勿論、前記ガイドレールの上下両水平部は、制御
用発信手段の取付けに利用する必要がないので、このガ
イドレールの上下両水平部の一方を当該ガイドレールの
架設に必要な吊下部材又は支持用スタンドの取付けに利
用し、他方を実施例に示したようなバックアップローラ
ーの転動面に活用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 概略正面図である。
【図2】 同側面図である。
【図3】 同平面図である。
【図4】 本発明実施例の要部を示す縦断正面図であ
る。
【図5】 同ガイドレールの斜視図である。
【符号の説明】
1…ガイドレール 6…ガイドレール垂直壁部 7…搬送用電車 8…走行用駆動車輪 11…モーター 12…走行用駆動ユニット 13…制御ボックス 18…制御用発信手段 22…アンテナ用フィーダー線 23…帯状マグネット 24…IDタグ 26…制御用受信手段 27…アンテナカプラー 28…マグネット検出用センサー 29…ID用アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B16B 13/00 - 13/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦断面略Cの字形の1本のガイドレール
    と、このガイドレールに係合して自走する搬送用電車と
    から成り、前記搬送用電車には、前記ガイドレール内に
    嵌合する走行用駆動車輪を駆動する走行用駆動ユニット
    と、当該走行用駆動ユニット等を制御する制御ボックス
    とが設けられ、前記走行用駆動ユニットは前記ガイドレ
    ールの開放側の横側方に配設されると共に、前記制御ボ
    ックスは前記ガイドレールの開放側とは反対側の横側方
    に配設され、この制御ボックスに対面する前記ガイドレ
    ールの垂直壁部外側に、通信用アンテナ線、マグネッ
    ト、IDタグ等の制御用発信手段が付設され、当該制御
    用発信手段から制御用信号を受ける制御用受信手段が前
    記制御ボックス側に取付けられて成るモノレール型搬送
    装置。
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