JPS6346559Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6346559Y2 JPS6346559Y2 JP3552383U JP3552383U JPS6346559Y2 JP S6346559 Y2 JPS6346559 Y2 JP S6346559Y2 JP 3552383 U JP3552383 U JP 3552383U JP 3552383 U JP3552383 U JP 3552383U JP S6346559 Y2 JPS6346559 Y2 JP S6346559Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- drive
- truck
- roller chain
- friction body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 238000012876 topography Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトンネル構築用のセグメントの搬送装
置に関し、特に水平でかつ曲線状の通路の搬送に
適したセグメント搬送装置に関する。
置に関し、特に水平でかつ曲線状の通路の搬送に
適したセグメント搬送装置に関する。
例えば、第6図に示すように、トンネルTをセ
グメントSで構築する場合、地形によつてはセグ
メント搬入用の立坑V・Sを鎖線で示すように建
設し、そしてこの立坑によつてセグメントをクレ
ーンなどでトンネルTの端部Aへ降ろすのが好ま
しい。しかしながら地表に例えば家Hがあつて立
坑V・Sが掘削できないときは、立坑の位置を図
示されているように地点Bまでずらす必要があ
る。すると、水平通路H・Pが必要となる。本考
案はこのような水平通路或いは水平の連絡通路
H・P上をセグメントを搬送する装置に関するも
のである。
グメントSで構築する場合、地形によつてはセグ
メント搬入用の立坑V・Sを鎖線で示すように建
設し、そしてこの立坑によつてセグメントをクレ
ーンなどでトンネルTの端部Aへ降ろすのが好ま
しい。しかしながら地表に例えば家Hがあつて立
坑V・Sが掘削できないときは、立坑の位置を図
示されているように地点Bまでずらす必要があ
る。すると、水平通路H・Pが必要となる。本考
案はこのような水平通路或いは水平の連絡通路
H・P上をセグメントを搬送する装置に関するも
のである。
ところで、上記のような水平連絡通路H・Pを
利用してセグメントを搬送することは、従来行わ
れており、例えば第6図に示すように門型クレー
ンCによつてセグメントSを台車Fに吊り降ろ
し、そして台車をバツテリの電力によつてトンネ
ルTの端部A上方まで搬送していた。しかしなが
ら台車では1台に一人づつ作業員を必要とし、コ
ストアツプになり、また台車の動力にバツテリが
利用されたので動力の面からも、人的な面からも
不利である。
利用してセグメントを搬送することは、従来行わ
れており、例えば第6図に示すように門型クレー
ンCによつてセグメントSを台車Fに吊り降ろ
し、そして台車をバツテリの電力によつてトンネ
ルTの端部A上方まで搬送していた。しかしなが
ら台車では1台に一人づつ作業員を必要とし、コ
ストアツプになり、また台車の動力にバツテリが
利用されたので動力の面からも、人的な面からも
不利である。
したがつて本考案の目的は、上記したような欠
点を解消し、台車の運行が自動化のできるセグメ
ント搬送装置を提供するにある。そして本考案に
よると、台車はエンドレスに駆動されるローラチ
エーンによつて駆動されるが、この駆動装置が後
述の如く構成され、もつて従来の技術の欠点が解
消されものである。すなわち、台車はその上には
セグメントが乗せられるようになつているが、台
車の下方には、軌道カーブの外側に位置する側に
長手方向の摩擦体が取付けられている。ローラチ
エーンには、前記摩擦体と回転接触する駆動ロー
ラが設けられている。それ故ローラチエーンが駆
動されると、支持レールに支持された駆動ローラ
が摩擦体に回転接触し、摩擦体すなわち台車は駆
動ローラの移動速度の2倍の速度で駆動される。
この摩擦体との摩擦接触により、過負荷が生じた
場合にスリツプでき、チエーン駆動のため作業員
を1台づつの台車に配置する必要がない。
点を解消し、台車の運行が自動化のできるセグメ
ント搬送装置を提供するにある。そして本考案に
よると、台車はエンドレスに駆動されるローラチ
エーンによつて駆動されるが、この駆動装置が後
述の如く構成され、もつて従来の技術の欠点が解
消されものである。すなわち、台車はその上には
セグメントが乗せられるようになつているが、台
車の下方には、軌道カーブの外側に位置する側に
長手方向の摩擦体が取付けられている。ローラチ
エーンには、前記摩擦体と回転接触する駆動ロー
ラが設けられている。それ故ローラチエーンが駆
動されると、支持レールに支持された駆動ローラ
が摩擦体に回転接触し、摩擦体すなわち台車は駆
動ローラの移動速度の2倍の速度で駆動される。
この摩擦体との摩擦接触により、過負荷が生じた
場合にスリツプでき、チエーン駆動のため作業員
を1台づつの台車に配置する必要がない。
以下本考案の1実施例を示す添付図面によつて
説明する。
説明する。
第1図および第2図に示すように、台車1はフ
レーム2と車輪6,7と摩擦体4とを備えてい
る。フレーム2は、通常の公知の構造のものであ
り、その長手方向に配置された溝型鋼5,5を備
え、この溝型鋼に車輪6,7が回転自在に設けら
れている。
レーム2と車輪6,7と摩擦体4とを備えてい
る。フレーム2は、通常の公知の構造のものであ
り、その長手方向に配置された溝型鋼5,5を備
え、この溝型鋼に車輪6,7が回転自在に設けら
れている。
台車1が乗せられる軌道40,41は、第3図
に示すようにほぼ水平でかつ若干カーブして円弧
状に敷設されている。そして車輪7はフランジ
8,8を有してカーブの内側に位置する軌道41
に乗り、フランジのない車輪6はカーブの外側の
軌道40上に乗つている。台車1の、軌道カーブ
の外側に位置する1側には、長手方向に1本の摩
擦体4がフレームすなわち溝型鋼の5の下面に溶
接などの手段で取付けられている。また台車の上
には、セグメントSを載置するための複数の支持
体9が設けられ、台車の前後端には緩衝器10,
10が取付けられている。フレームに対する車輪
の取付け方は任意であるが、第4図に示す実施例
では、車輪6は溝型鋼5,5に固定されたピン1
1に、球軸受12を介して回転自在に取付けられ
ている。
に示すようにほぼ水平でかつ若干カーブして円弧
状に敷設されている。そして車輪7はフランジ
8,8を有してカーブの内側に位置する軌道41
に乗り、フランジのない車輪6はカーブの外側の
軌道40上に乗つている。台車1の、軌道カーブ
の外側に位置する1側には、長手方向に1本の摩
擦体4がフレームすなわち溝型鋼の5の下面に溶
接などの手段で取付けられている。また台車の上
には、セグメントSを載置するための複数の支持
体9が設けられ、台車の前後端には緩衝器10,
10が取付けられている。フレームに対する車輪
の取付け方は任意であるが、第4図に示す実施例
では、車輪6は溝型鋼5,5に固定されたピン1
1に、球軸受12を介して回転自在に取付けられ
ている。
ローラチエーン20は、第2図、第4図および
第5図に示すように、上下方向に間隔をおいて、
配置されたチエーンリンク21,22と、そのリ
ンク間に回転自在に設けられたローラ23とから
主体が構成されている。この主体のローラ23
は、軌道40に沿つて配置された案内レール24
間を転動するものである。案内レール24は、L
型鋼25上に支持されているが、このL型鋼は、
後述する駆動ローラを支持する支持レール25
と、チエーンの弛みを支えるレール面26とを構
成している。
第5図に示すように、上下方向に間隔をおいて、
配置されたチエーンリンク21,22と、そのリ
ンク間に回転自在に設けられたローラ23とから
主体が構成されている。この主体のローラ23
は、軌道40に沿つて配置された案内レール24
間を転動するものである。案内レール24は、L
型鋼25上に支持されているが、このL型鋼は、
後述する駆動ローラを支持する支持レール25
と、チエーンの弛みを支えるレール面26とを構
成している。
チエーンリンク22は、水平外方へ延びてい
る。そしてその外方端に一対のブラケツト27,
27が取付けられ、このブラケツト間に駆動ロー
ラ28,28が回転自在に設けられている。この
駆動ローラは、その外周面には望ましくはゴム等
の弾性材が張りめぐらされ、駆動時には台車1の
摩擦体4にも、また支持レール25にも接触して
いる。正確には図示されていないが、主体のチエ
ーンリンク22からは、また第2のブラケツト2
9が垂設され、このブラケツトに支持ローラ3
0,30が回転自在に設けられている。
る。そしてその外方端に一対のブラケツト27,
27が取付けられ、このブラケツト間に駆動ロー
ラ28,28が回転自在に設けられている。この
駆動ローラは、その外周面には望ましくはゴム等
の弾性材が張りめぐらされ、駆動時には台車1の
摩擦体4にも、また支持レール25にも接触して
いる。正確には図示されていないが、主体のチエ
ーンリンク22からは、また第2のブラケツト2
9が垂設され、このブラケツトに支持ローラ3
0,30が回転自在に設けられている。
本考案を実施したセグメント搬送装置は、以上
のように構成されており、そして第6図に示すよ
うな水平連絡通路H・P内で使用される。すなわ
ち台車1上にセグメントSを乗せて、第3図に示
すスプロケツト31,32の駆動側を例えばギア
ードモータで駆動する。するとローラチエーン2
0が駆動される。ローラチエーンの駆動ローラ2
8,28は支持レール25に接触しているので、
ローラチエーン20が駆動されると、回転する。
従つて駆動ローラ28,28に接触している摩擦
体4は、ローラチエーン20と同じ方向に、2倍
のスピードで駆動されることになる。トンネルT
(第6図)の端部A近くの、支持レールを、例え
ば第1図に示すように、下げておくと、駆動ロー
ラ28,28は摩擦体4から離れる。従つてこの
位置に台車を滞留させることができる。
のように構成されており、そして第6図に示すよ
うな水平連絡通路H・P内で使用される。すなわ
ち台車1上にセグメントSを乗せて、第3図に示
すスプロケツト31,32の駆動側を例えばギア
ードモータで駆動する。するとローラチエーン2
0が駆動される。ローラチエーンの駆動ローラ2
8,28は支持レール25に接触しているので、
ローラチエーン20が駆動されると、回転する。
従つて駆動ローラ28,28に接触している摩擦
体4は、ローラチエーン20と同じ方向に、2倍
のスピードで駆動されることになる。トンネルT
(第6図)の端部A近くの、支持レールを、例え
ば第1図に示すように、下げておくと、駆動ロー
ラ28,28は摩擦体4から離れる。従つてこの
位置に台車を滞留させることができる。
以上説明したように、本考案によると、一方向
にカーブした軌道上を台車は走行するようになつ
ているので、カーブの外側のみに駆動体すなわち
摩擦体及び駆動ローラを設けるだけで、台車は円
滑に駆動される。従つて構造が簡単で、安価に搬
送装置を提供することができるものである。また
台車は、ローラチエーンの2倍の速度で駆動され
るので、ローラチエーン従つてスプロケツトはき
わめて低速で駆動することができる。それ故駆動
モータは市販のサイクロ減速機付モータが適用で
きる。更には台車を目的地に、自動的に滞留する
ようにすることもできるので、運転用員が不要で
あるという効果も有する。
にカーブした軌道上を台車は走行するようになつ
ているので、カーブの外側のみに駆動体すなわち
摩擦体及び駆動ローラを設けるだけで、台車は円
滑に駆動される。従つて構造が簡単で、安価に搬
送装置を提供することができるものである。また
台車は、ローラチエーンの2倍の速度で駆動され
るので、ローラチエーン従つてスプロケツトはき
わめて低速で駆動することができる。それ故駆動
モータは市販のサイクロ減速機付モータが適用で
きる。更には台車を目的地に、自動的に滞留する
ようにすることもできるので、運転用員が不要で
あるという効果も有する。
第1図は本考案の1実施例を示す側面図、第2
図は第1図における−矢視図、第3図は軌道
敷設例を示す平面図、第4図は第2図の部詳細
図、第5図はローラチエーンの平面図、第6図は
本考案が適用される水平連絡通路の1例を示す側
面模式図である。 1……台車、4……摩擦体、20……ローラチ
エーン、28……駆動ローラ、40,41……軌
道、S……セグメント。
図は第1図における−矢視図、第3図は軌道
敷設例を示す平面図、第4図は第2図の部詳細
図、第5図はローラチエーンの平面図、第6図は
本考案が適用される水平連絡通路の1例を示す側
面模式図である。 1……台車、4……摩擦体、20……ローラチ
エーン、28……駆動ローラ、40,41……軌
道、S……セグメント。
Claims (1)
- 水平でかつ一方向にカーブした軌道上を走行
し、その上にセグメントが乗せられるようになつ
ている台車と、前記軌道に沿つて敷設されて前記
台車を駆動するローラチエーンとから成り、前記
台車の軌道カーブの外側に位置する一側には摩擦
体が取付けられていると共に、前記ローラチエー
ンには、該ローラチエーンが駆動されるときに前
記摩擦体に回転接触して前記摩擦体を駆動する駆
動ローラが設けられ、その駆動ローラは支持レー
ルに支持されていることを特徴とするセグメント
搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3552383U JPS59144099U (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | セグメント搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3552383U JPS59144099U (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | セグメント搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59144099U JPS59144099U (ja) | 1984-09-26 |
JPS6346559Y2 true JPS6346559Y2 (ja) | 1988-12-02 |
Family
ID=30166221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3552383U Granted JPS59144099U (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | セグメント搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59144099U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6147991B2 (ja) * | 2012-11-13 | 2017-06-14 | 東急建設株式会社 | セグメント台車の移送装置と移送方法 |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP3552383U patent/JPS59144099U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59144099U (ja) | 1984-09-26 |
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