JPH05238380A - 有軌道台車の衝突防止装置 - Google Patents

有軌道台車の衝突防止装置

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JPH05238380A
JPH05238380A JP4347392A JP4347392A JPH05238380A JP H05238380 A JPH05238380 A JP H05238380A JP 4347392 A JP4347392 A JP 4347392A JP 4347392 A JP4347392 A JP 4347392A JP H05238380 A JPH05238380 A JP H05238380A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 台車間の衝突を未然に防止すると共に台車の
搬送効率を高める。 【構成】 2本の走行レール2,3を並行に敷設した直
線走行軌道1b,1cとコーナー軌道1aとに形成され
た走行軌道1と、その走行軌道1上に複数台走行自在に
設置された有軌道台車23と、一方の走行レール3に転
動して走行の基準となるべく設けられた駆動車輪24,
25および他方の走行レール2に転動する従動車輪2
6,27と、台車23の走行方向後方に臨んで広角に光
信号Pを投光する投光器51と、走行方向前方に位置さ
れ光信号Pを受光し、台車23を停止制御させる受光器
52と、先行する台車23が軌道1aの出口に位置して
いるときに受光した台車を軌道1a内に停止させ、先行
する台車23が軌道1a内に位置しているときに受光し
た台車23をその入口近傍に停止させる台車停止手段6
1とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有軌道道台車の衝突防止
装置に係り、特に所定の曲率で屈曲したコーナー軌道を
有する走行軌道上に複数台設置される有軌道台車におい
て、台車間の衝突を防止するための有軌道台車の衝突防
止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動倉庫の荷役にあっては荷役
物を移送するために有軌道に複数台の有軌道台車が設置
されており、この有軌道台車は荷役物を格納する格納棚
側のステーションコンベアと荷の搬出入口に設置された
ステーションコンベアとの間に敷設された閉ループの走
行軌道上を巡回走行するものである。
【0003】すなわち、図12に示すように、格納棚側
と搬出入口との間に走行軌道1が設置され、この走行軌
道1は内側レール2と外側レール3との2本のなる無端
レールにより構成されている。走行軌道1には荷役物を
受け渡すために複数台の台車4が走行し、この台車4に
は外側レール3に沿って転動する一対の走行車輪5,6
が走行方向前後に設けられると共に、内側レール2に沿
って転動する一対の走行車輪7,8が走行方向前後に設
けられている。走行レール2,3間には台車4を推進さ
せるための推進軸9が設けられ、この推進軸9はその回
転力で台車4に設けられた一対の駆動輪11、12を回
転させて台車4に推進力を与えるようになっている。
【0004】このように構成された台車4は推進軸9の
回転駆動により外側レール3を走行の基準として走行す
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数台の台
車4が走行するため、台車4,4間の衝突を未然に防止
するにはセンサなどにより前方の台車の存在を検知する
ことが有効であり、この場合、走行軌道1等の地上側に
衝突防止用センサを設置したのでは台車4を設置する際
の工事が面倒であり、工期が長くなる問題がある。特
に、工期の短縮化を図るために、走行基準となる外側に
位置する走行車輪5,6に駆動モータを取り付けて自走
式の台車を走行させようとする場合には台車を走行軌道
1に設置するだけで走行が可能であることから、工事の
簡素化および短縮化を達成するためにはセンサなどの機
器類は台車に設置することが求められる。
【0006】他方、前方の台車4の存在を検知するため
に台車4にセンサを設置する場合、先行する台車4の後
端部に投光センサを設けると共に後方に位置する台車4
の前端部に受光センサを設けることが考えられる。これ
らのセンサは台車4が直線走行する場合には衝突を防止
することを可能にするが、コーナー軌道の走行の際には
前方の台車4からの光信号を後方の台車4では検知でき
ない問題がある。
【0007】すなわち、図13に示すように、走行軌道
1には台車4をリターンさせるために直線走行軌道1b
から所定の曲率で折り返されて他方の直線軌道1cに至
るコーナー軌道1aが形成され、このコーナー軌道1a
の出口Aには前方台車4aが停止している。この前方台
車4Aの後部に設けられた発信器13から発信してもそ
の信号は走行軌道1の直線走行軌道1cに沿って後方に
直線的に発せられるため、コーナー軌道1aを走行する
後方台車4の前部に設けられた受信器14は前方台車4
Aに極めて接近しない限り台車4Aの存在を検知できな
いことになる。特に、省スペース化を図るべく直線走行
軌道1b,1c間の間隔を狭くすると、コーナー軌道1
aの曲率半径も小さくなることから、信号の授受が困難
になる。
【0008】このため、従来は台車間の衝突を防止する
ために先行する台車4Aがコーナー軌道1aの出口に停
止しているときは後方の台車4Bをコーナー軌道1aの
入口Bに待機させることを余儀なくされており、台車の
搬送効率が低下する問題があった。
【0009】本発明は上記問題点を有効に解決すべく創
案されたものである。
【0010】本発明は走行軌道上を走行する複数台の台
車間の衝突を未然に防止すると共に台車の搬送効率を高
めることのできる有軌道台車の衝突防止装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は少なくとも2本
の走行レールを並行に敷設して所定の長さ直線に延びた
直線走行軌道と所定の曲率で折り返されたコーナー軌道
とに形成された走行軌道と、その走行軌道上に複数台走
行自在に設置された有軌道台車と、その有軌道台車に一
方の走行レールに転動して走行の基準となるべく設けら
れた駆動輪および他方の走行レールに転動すると共に上
記台車に枢支されて回転自在に支持され且つ少なくとも
走行方向に沿って前後に設けられた従動車輪と、上記台
車の走行方向後方に位置され走行方向後方に臨んで広角
に光信号を投光する投光器と、上記台車の走行方向前方
に位置され上記投光器からの光信号を受光し、上記台車
を停止制御させる受光器と、先行する台車が上記コーナ
ー軌道の出口に位置しているときに光信号を受光した台
車をコーナー軌道内に停止させ、先行する台車が上記コ
ーナー軌道内に位置しているときに光信号を受光した台
車をコーナー軌道の入口近傍の直線走行軌道に停止させ
る台車停止手段とから構成したものである。
【0012】
【作用】走行軌道上を走行する前後の台車間においては
先行する台車から後方に位置する台車に向けて広角に亘
って停止のための光信号が投光されるため、光信号の授
受範囲を拡大することができる。
【0013】また、台車間の衝突を回避すべく、光信号
を受光した後方の台車の停止位置は予め設定された位置
に固定される。すなわち、コーナー軌道の出口に先行す
る台車が位置しているときは後方の台車をコーナー軌道
内に停止させ、先行する台車がコーナー軌道内に位置し
ている場合には光信号を受光した後方の台車はコーナー
軌道の入口近傍の直線走行軌道に停止させることにな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0015】図1に示すように、例えば自動倉庫におい
て格納棚側の多数のステーションコンベア21と搬出入
口側の多数のステーションコンベア22との間で荷役物
を受け渡すべく、これらの間には荷役物を移送するため
の複数台の自走式有軌道台車23が、走行軌道1に設置
されている。この走行軌道1は並行に敷設された内側レ
ール2と外側レール3とからなる2本の無端レールによ
り構成されると共に、互いに比較的狭い間隔を隔てて所
定の長さ直線に延びた直線走行軌道1b,1cを有する
と共にこれら直線走行軌道1b,1cを結ぶべく所定の
曲率で折り返されたコーナー軌道1aを有する。
【0016】台車23には2図および図3に示すように
外側レール3を走行の基準レールとすべく転動走行する
一対の駆動車輪24,25が設けられ、この駆動車輪2
4,25は台車23の一側部に走行方向前後に配置され
ている。同様に、内側レール2を走行する一対の従動車
輪26,27が、台車23の他側に走行前後方向に設け
られている。
【0017】具体的には図2および図3に示すように、
台車23の下部にはモータ28,29で駆動される駆動
車輪24,25が支持部材31で支持されており、第3
図に示すように、この支持部材31は台車23の下端部
に旋回軸32で支持されて駆動車輪24,25を水平方
向に旋回自在に支持するようになっている。支持部材3
1には外側レール3を挾持して駆動車輪24,25の走
行を案内する4つのガイドローラ33が設けられ、この
ガイドローラ33は外側レール3に沿って設けられた給
電装置34からモータ28、29などの機器に送電する
ようになっている。
【0018】他方、第2図および第4図に示すように従
動車輪26、27は台車23の下部に自転かつ公転自在
に支持されており、例えば後部従動車輪27について説
明すると、図4に示すように、後部従動車輪27の車輪
軸35は支持部材36に支持され、この支持部材36の
上部はアーム37に支持されている。このアーム37に
は支持部材36を水平方向に旋回自在に支持する旋回軸
38が設けられている。アーム37の一端部は台車23
の下端部に設けられた固定旋回軸39に水平方向に旋回
可能に支持されている。支持部材36には内側レール2
を挾んで従動車輪26、27の走行を案内するガイドロ
ーラ41が支持されており、このガイドローラ41は支
持部材36に取り付けられたローラ支持部材42に支持
されている。前部従動車輪26も同様に構成されてい
る。
【0019】特に、本発明にあっては図2および図4に
示すように各台車23を停止制御するために、台車23
の走行方向後方に位置する後部従動車輪27の支持フレ
ーム36には走行方向後方に臨んでに亘って広角(例え
ば投光角度150度〜180度、投光距離3m)に光信
号Pを投光する投光器(赤外発光LED)51が設けら
れると共に、台車23の走行方向前方に位置する前部従
動輪26の支持フレーム36には投光器51からの光信
号Pを150度〜180度に亘って受光する受光器52
が設けられている。したがって、投光器51は自転かつ
公転可能に支持される後部従動車輪27と一体的に内側
レール2に沿って後方に向けて指向され、同様に、受光
器52も自転かつ公転可能に支持される前部従動車輪2
6と一体的に内側レール2に沿って前方に向けて指向さ
れるように構成されている。
【0020】なお、投光器51にあってはローラ41を
支持するローラ支持部材42に垂直ブラケット53およ
び水平ブラケット54を介して取り付けられ、図5に示
すように、水平ブラケット54には円弧状の一対の長穴
55が形成されている。この長穴55には投光器51の
指向角度を水平方向に所定角度の範囲に亘って調節する
ボルト56が係合するようになっている。図示されない
が、同様な構成で受光器52も指向角度が調整されるよ
うになっている。このように構成された受光器52は投
光器51から光信号Pを受光したことをコントローラ
(図2に図示)57に送信し、コントローラ57は台車
23を停止可能な速度まで減速させるべく駆動車輪2
4,25を駆動制御するようになっている。
【0021】また、台車23を停止制御すべく停止停止
手段61が台車23側および走行軌道1側に設けられ
る。図1、図6および図7に示すように、停止停止手段
61はコーナー軌道1aの中間位置およびコーナー軌道
1a出入口近傍の直線走行軌道1b,1cに設けられた
被検出部としての遮光板62,63,64と、前部従動
輪26のローラ支持部材42に走行方向前後に設けられ
た検出部としての一対の位置センサ65,66とから構
成されている。位置センサ65,66は上下方向に光軸
を形成する光センサで構成されている。この位置センサ
は光軸を遮光板62,63,64で遮光されるとONし
てコントローラ57に送信し、双方の位置センサ65,
66からON信号が出力されると、コントローラ57は
駆動車輪24,25の駆動を停止させる。具体的には図
6に示すように、台車23の移動量をカウントするロー
タリエンコーダ67が支持部材36からブラケット68
に支持されて内側レール2の側部を転動し、前部の位置
センサ65が遮光されてから後部の位置センサ66が遮
光されるまでのブレーキのタイミングはエンコーダ67
のカウントでセットされるようになっている。なお、遮
光板62,63,64の代わりにこれと同一箇所にマー
クあるいはコードなど被検出部を設け、その被検出部を
読み取る光センサからなる読取器を台車23に取り付け
て台車停止手段61を構成することも可能である。
【0022】また、図7に示すようにローラ支持部材4
2にはブラケット71で支持された磁気センサ72が取
り付けられ、図1に示すように、この磁気センサ72は
内側レール2の内周部に沿って設けられた磁気テープ7
3,74を検知するようになっている。これら磁気テー
プ73,74は直線走行軌道1bからコーナー軌道1a
の入口に亘って高速から中速に減速するS極の減速用磁
器テープ(図中点線で示す)73と、コーナー軌道1a
の入口から他方の直線走行軌道1cに亘って中速度に保
持する目的と、投光器51の投光を作動させるためのN
極の磁気テープ(図中一点鎖線で示す)74とから構成
されている。したがって、これらの磁気テープ73,7
4の検出信号が磁気センサ72からコントローラ57に
入力され、台車23の速度制御がなされることになる。
また、直線走行軌道1b,1cを走行する他の台車23
の走行に影響を与えないために、磁気センサ72から出
力される信号により投光器51の投光区間は中速度保持
磁気テープ74の区間のみに設定されている。
【0023】なお、図1に示すように、直線走行軌道1
b,1cには各ステーションコンベア21,22ごとに
台車23を停止させるための遮光板75が設けられ、台
車23は停止すべきコンベア21,22の手前の遮光板
75の位置からエンコーダ67でカウントして所定距離
走行した位置から減速を開始し停止すべきコンベアの遮
光板75で停止するようになっている。さらに、図2に
示すように直線走行軌道1b,1c上の衝突を防止する
ために、台車23の前後部にはそれぞれ直線遠方センサ
76,77が設けられると共に直線近傍センサ78が台
車の前部に取り付けられている。
【0024】次に上記実施例の作用について説明する。
【0025】図8および図9は光信号Pを受光した台車
23の停止制御状態を示すものであり、図8はコーナー
軌道1a内で停止する場合、図9はコーナー軌道1aの
入口近傍の直線走行軌道1c上で停止する場合をそれぞ
れ示す。
【0026】図8に示すように、コーナー軌道1a出口
近傍の直線走行軌道1c上に先行する台車23Aが位置
しており、その後方に台車23Bがコーナー軌道1a内
に進入しようする場合、先行する台車23Aからコーナ
ー軌道1a内に光信号Pが広角に亘って投光されてい
る。後方の台車23Bはコーナー軌道1a内に進入した
直後に先行する台車23Aから光信号Pを受光して減速
を開始する。図1および図7に示すように、一対の位置
センサ65,66がコーナー軌道1aの中間位置に設け
られた遮光板63を検知すると、台車23Bはコーナー
軌道1aの略中間点に停止する。この際、前部の位置セ
ンサ65がONしても後部の位置センサ66がON動作
しない場合には双方の位置センサ65,66がONされ
るまで台車23Bを走行方向に微動作させてインチング
制御することになる。したがって、双方の位置センサ6
5,66がON動作したときに台車23Bが設定位置に
停止したことになり、台車23Bの停止制御が完了する
ことになる。つまり、光信号Pを受光した台車23Bは
かならず止まれるスピードまで減速し、十分止まれるよ
うな距離をもたせるような車間距離にしておいて遮光板
63を検知した位置で停止することになる。
【0027】図9はコーナー軌道1aの中間に先行する
台車23Bが位置しているときにその後方の台車23C
を停止制御させるものである。すなわち、直線走行軌道
1bを走行する後方の台車23Cはコーナー軌道1a内
の台車23Bから発する光信号Pを受光して減速を開始
する。コーナー軌道1aの入口近傍の直線走行軌道1b
に遮光板62が設けられているので、その遮光板62の
位置で位置センサ65,66がONして台車23Cが停
止するという制御がなされることになる。
【0028】このように本発明は先行する台車23から
光信号を受光した台車23の停止位置を予め先行する台
車23の後方の所定位置に設定するため、台車23間を
一定の車間距離を保持させて停止させることができ、コ
ーナー軌道1aにおける台車23間の衝突を未然に防止
できる。また、コーナー軌道1aの出口側に先行する台
車23が位置されていても、後方の台車23をコーナー
軌道1aに進入させることがきるため、台車23の搬送
効率を高めることができる。
【0029】なお、図8の斜線部に示すように、走行軌
道1を通行するためにカバー部材79が内側走行レール
2間に設けられており、このカバー部材79の下方に投
光器51および受光器52が位置されている。このよう
にカバー部材79が投受光器51,52の上方を覆って
いる場合、カバー部材79が反射物となり、また、カバ
ー部材79を下方から支承するスタンドなどが投受光の
障害となる。
【0030】そこで、図10は走行方向前方に位置する
車輪24,26側に二つの受光器52a,52bを採用
した例を示すものである。すなわち、一方の受光器52
aは台車23の走行方向前方の車体側部に走行方向側方
に向けて設置され、他の受光器52bは台車23の走行
方向前方の車体前部に走行方向前方に向けて設置されて
いる。そこで、コーナー軌道1aの出口近傍の直線走行
軌道1cに先行する台車23Aが位置し、後方の台車2
3Bがコーナー軌道1a内に進入しようと場合、コーナ
ー軌道1aの入口近傍の直線走行軌道1cの位置で内側
の受光器52aが前方の台車23Aからの光信号Pを受
光し、台車23Bは減速を開始し,上記実施例と同様に
コーナー軌道1aの中間で停止する。次いで、図11に
示すように、台車23Bを先行する台車としてその後方
から別の台車23Cがコーナー軌道1a内に進入しよう
とする場合にはコーナー軌道1c中間に位置する台車2
3Bからの光信号Pを後方の台車23Cの前部外側に設
けられた受光器52bで受光することになる。
【0031】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、前部従動
車輪に投光器を設けると共に後部従動車輪に受光器を設
け、光信号を受光した後方の台車の停止位置をコーナー
軌道内あるいはコーナー軌道の出口近傍の直線走行軌道
に設定するため、コーナー軌道における台車間の衝突を
未然に防止できるると共に、先行する台車がコーナー軌
道ので出口に位置していても、後方の台車をコーナー軌
道内に進入停止させることができ、台車の搬送効率を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有軌道台車の停止制御を示す平面図で
ある。
【図2】有軌道台車を示す概略平面図である。
【図3】駆動車輪を示す図である。
【図4】走行方向後方に位置する従動車輪を示す図であ
る。
【図5】位置センサの取り付け構造を示す平面図であ
る。
【図6】走行方向前方に位置する従動車輪を示す図であ
る。
【図7】位置センサおよび磁気センサを示す図である。
【図8】台車のコーナー軌道内への停止制御を示す平面
図である。
【図9】台車のコーナー軌道入口近傍への停止制御を示
す平面図である。
【図10】二つの受光器を有する台車のコーナー軌道内
の停止制御を示す平面図である。
【図11】二つの受光器を有する台車のコーナー軌道出
口近傍の停止制御を示す平面図である。
【図12】従来の有軌道台車を示す平面図である。
【図13】従来の停止制御を示す平面図である。
【符号の説明】
1 走行軌道 1a コーナー軌道 1b,1c 直線走行軌道 2 内側走行レール 3 外側走行レール 23 台車 24,25 駆動車輪 26,27 従動車輪 51 投光器 52 受光器 61 台車停止手段 P 光信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2本の走行レールを並行に敷
    設して所定の長さ直線に延びた直線走行軌道と所定の曲
    率で折り返されたコーナー軌道とに形成された走行軌道
    と、該走行軌道上に複数台走行自在に設置された有軌道
    台車と、該有軌道台車に一方の走行レールに転動して走
    行の基準となるべく設けられた駆動輪および他方の走行
    レールに転動すると共に上記台車に枢支されて回転自在
    に支持され且つ少なくとも走行方向に沿って前後に設け
    られた従動車輪と、上記台車の走行方向後方に位置され
    走行方向後方に臨んで広角に光信号を投光する投光器
    と、上記台車の走行方向前方に位置され上記投光器から
    の光信号を受光し、上記台車を停止制御させる受光器
    と、先行する台車が上記コーナー軌道の出口に位置して
    いるときに光信号を受光した台車をコーナー軌道内に停
    止させ、先行する台車が上記コーナー軌道内に位置して
    いるときに光信号を受光した台車をコーナー軌道の入口
    近傍の直線走行軌道に停止させる台車停止手段とを備え
    たことを特徴とする有軌道台車の衝突防止装置。
  2. 【請求項2】 上記台車停止手段が、上記コーナー軌道
    内およびコーナー軌道出入口近傍の直線走行軌道にそれ
    ぞれ設けられた被検出部と、台車の走行方向前方に位置
    される従動車輪に設けられ上記被検出部を検出して光信
    号を受光した後方の台車を停止制御する検出部とから構
    成された請求項1記載の有軌道台車の衝突防止装置。
  3. 【請求項3】上記検出部が、投受光する位置センサで構
    成されると共に上記コーナー軌道内およびコーナー軌道
    の出入口近傍の直線走行軌道にそれぞれ配置された被検
    出部としての遮光板で遮光されて上記光信号を検知した
    後方の台車を停止させるように構成された請求項2記載
    の有軌道台車の衝突防止装置。
JP4347392A 1992-02-28 1992-02-28 有軌道台車の衝突防止装置 Expired - Lifetime JP3052539B2 (ja)

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