JP2004090280A - 印刷装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷ヘッド11と、ロール状に巻かれた被印刷媒体から印刷ヘッド11に向けて被印刷媒体を供給する手段12と、被印刷媒体の供給方向に沿って印刷ヘッド11から距離Lだけ離間設置されるカッタ13と、を備える印刷装置1は、被印刷媒体上の切断ラインから次の印刷開始ラインまでの印刷余白の、距離Lよりも短い余白長さを設定する手段14と、第1の印刷データの印刷処理が終了し切断指示コマンドを受信したときは、距離Lから余白長さを引いた距離Mだけ被印刷媒体が移動するまで切断は保留し、次に続く印刷は実行する手段15と、距離Mだけ被印刷媒体が移動したとき、実行中の印刷を中断し切断を実行する手段16と、切断後、中断した第2の印刷データの印刷を再開する手段17と、を備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール状に巻かれた被印刷媒体に印刷を行う印刷装置およびその制御方法に関し、特に、印刷済みの被印刷媒体を切り離すための被印刷媒体を切断するカッタを有する印刷装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロール状に巻かれた被印刷媒体に印刷を行う印刷装置においては、被印刷媒体が印刷ヘッドに向けて供給され、印刷ヘッドでは供給された被印刷媒体に対して順次印刷していき、所定の印刷が完了すると、印刷済み部分を切り離すためカッタを用いて切断される。通常、印刷済みの被印刷媒体を切断するカッタは、被印刷媒体の供給方向に沿って印刷ヘッドから所定の距離だけ離間して設置される。
【0003】
このような印刷装置の例としては、ロール紙給紙形プリンタ、ロール紙給紙形ファックス、テープ印字装置などがあるが、特に、レシートを発行するPOSレジプリンタはその代表的な具体例である。
【0004】
図14は従来例のロール紙給紙形プリンタの基本原理図であり、図15は、従来例のロール紙給紙形プリンタによる印刷例を示す図である。
【0005】
図14に示すロール紙給紙形プリンタ101では、印刷ヘッド53とカッタ54とは、用紙52の給紙方向に沿って所定の距離Lだけ離間して設置されている。
【0006】
図14に例示するロール紙給紙形プリンタ101においては、用紙がロール状に巻かれているロール紙51から被印刷媒体である用紙52が給紙され、印刷ヘッド53では給紙された用紙52に対して、予め決められた印刷データ(ここでは、「第1の印刷データ」と呼ぶ。)に従う印刷が行われる。これらの処理はロール紙給紙形プリンタ101内の制御部(図示せず)によって制御される。第1の印刷データに従う印刷が完了すると、制御部は切断指示コマンドを受信する。すると、カッタ54に関して給紙方向下流側に印刷済みの用紙55の終端部が達するまで給紙し、カッタ54に切断処理を実行させ、印刷済みの用紙55を切り離す。そして、第1の印刷データに続く第2の印刷データに従う印刷が開始される。この結果、次以降の印刷では、印刷ヘッド53とカッタ54との間の距離Lに相当する、印刷されない余白エリア(以下、「印刷余白エリア」と呼ぶ。)が生じる。ここで、用紙上のカッタによる切断ラインから次の印刷開始ラインまでの間の印刷余白エリアの供給方向に沿う長さを「余白長さ」と呼ぶ。
【0007】
このように図14に示す機構を有するロール紙給紙形プリンタ101においては、印刷ヘッド53とカッタ54との間に所定の距離Lが存在するので、図15の印刷結果に例示されるように、余白長さLを有する、点線で囲まれた印刷余白エリアmが必ず生じることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、ロール状に巻かれた被印刷媒体に印刷を行う印刷装置では、被印刷媒体の供給方向に沿って印刷ヘッドとカッタとが所定の距離だけ離間して設置されるので、印刷済みの被印刷媒体を切断して切り離した後、次の印刷を開始すると、被印刷媒体上のカッタによる切断ラインから次の印刷開始ラインまでの間に印刷ヘッドとカッタとの間の距離に相当する長さを有する印刷余白エリアが生じる。
【0009】
例えばレシートを発行するPOSレジプリンタでは、レシート上の印刷余白エリアに店舗名やロゴマークなどを印刷して有効活用することが多いが、通常の用途の印刷装置では、このような印刷余白エリアは無駄なものとみなされる場合が多い。したがってこの場合、印刷余白エリアを小さくするために、被印刷媒体を本来の供給方向とは逆向きに戻すことで所望の余白長さに調整する処理がなされる。しかし、1つの印刷データに従う印刷が完了する度にこのような処理を実行するのは、非常に時間がかかり、特に大量の印刷データについて印刷する場合では非効率的である。
【0010】
また、被印刷媒体を印刷ヘッドに向けて供給する供給手段としてはモータが用いられるが、被印刷媒体の印刷余白エリアを調整するために、モータの正逆回転方向を適宜切り換えなればれならない。このため、モータ駆動回路が複雑になる。さらには、モータの正逆回転方向の頻繁な切換えは、モータの騒音および振動の増大をもたらすという問題もある。
【0011】
従って本発明の目的は、上記問題に鑑み、ロール状に巻かれた被印刷媒体に印刷を行う際に生じる印刷余白エリアの、被印刷媒体の供給方向に沿う長さを、供給方向に沿った印刷ヘッドとカッタとの間の距離よりも容易に短くすることができる印刷装置およびその制御方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を実現するために、本発明においては、ロール状に巻かれた被印刷媒体に印刷を行う印刷装置において、まず、被印刷媒体上のカッタによる切断ラインから次の印刷開始ラインまでの間の印刷余白エリアの、供給方向に沿う余白長さについて設定する。ここで、余白長さは、被印刷媒体の供給方向に沿った印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離よりも短く設定する。
【0013】
そして、ある印刷データに従う印刷が完了し、被印刷媒体の切断をカッタに指示する切断指示コマンドを受信したときは、すぐには切断処理を実行せずに切断処理を保留する。
【0014】
次いで、新たなる印刷データを受信することになるが、余白長さ分だけ被印刷媒体が移動したところで、該新たなる印刷データに関する印刷を開始する。そしてさらに印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離から余白長さ分を差し引いた距離だけ被印刷媒体が移動するまで切断処理を保留する。
【0015】
そして、印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離から余白長さ分を差し引いた距離だけ被印刷媒体が移動したとき、現在実行中の印刷処理を一時的に中断し、カッタによる被印刷媒体の切断処理を実行する。
【0016】
この切断処理が終わり、先の印刷データで印刷が完了していた被印刷媒体を切り離した後は、中断していた印刷処理を再開して残りの印刷処理を実行する。
【0017】
このように、本発明によれば、ある印刷データに従う印刷処理中に、先の印刷データに従い印刷が完了していた被印刷媒体を切り離すための切断処理が途中に入ることになる。以後、印刷データが続く限り、上述の処理を繰り返す。
【0018】
図1は、本発明による印刷装置の基本構成図である。
【0019】
印刷ヘッド11と、印刷ヘッド11で印刷されるべき被印刷媒体42をロール状に巻かれた被印刷媒体41から印刷ヘッド11に向けて供給する供給手段12と、被印刷媒体42の供給方向に沿って印刷ヘッド11から所定の距離Lだけ離間して設置され、印刷済みの被印刷媒体43を切断するカッタ13と、を備える印刷装置1は、被印刷媒体上のカッタ13による切断ラインから次の印刷開始ラインまでの間の印刷余白エリアの供給方向に沿う余白長さであって、所定の距離Lよりも短い余白長さを設定する設定手段14と、第1の印刷データに従う印刷処理が終了して、被印刷媒体42の切断をカッタ13に指示する切断指示コマンドを受信したときは、所定の距離Lから余白長さを差し引いた距離だけ被印刷媒体が移動するまで被印刷媒体の切断は保留し、第1の印刷データに続く第2の印刷データに従う印刷処理については実行するよう制御する第1の制御手段15と、第2の印刷データに従う印刷処理を実行中に所定の距離Lから余白長さを差し引いた距離だけ被印刷媒体が移動したとき、実行中の第2の印刷データに従う印刷処理を中断して被印刷媒体の切断を実行するよう制御する第2の制御手段16と、第1の印刷データに従う印刷済みの被印刷媒体43の切断後、中断した第2の印刷データに従う印刷処理を再開して残りの印刷処理を実行するよう制御する第3の制御手段17と、を備えてなる。これらの各手段は、印刷装置1内の制御部18内に実現される。
【0020】
なお、設定手段14において、被印刷媒体の余白長さを、印刷ヘッドとカッタとの間の供給方向に沿う距離Lよりも短いか長いかに関係なく設定し、さらに、印刷ヘッドとカッタとの間の供給方向に沿う距離Lよりも余白長さが短いか否かを判定する判定手段(図示せず)をさらに設けてもよい。この判定手段において余白長さが短いと判定された場合は、上述の第1の制御手段15、第2の制御手段16および第3の制御手段17の制御に従う。また、判定手段において余白長さが短くないと判定された場合は、従来どおり切断指示コマンドに従い切断処理を実行するよう制御するのが好ましい。
【0021】
図2は、本発明による印刷装置の制御方法のフローチャートである。
【0022】
本発明による印刷装置の制御方法は、被印刷媒体上のカッタによる切断ラインから次の印刷開始ラインまでの間の印刷余白エリアの供給方向に沿う余白長さであって、印刷ヘッドとカッタとの間の供給方向に沿う距離よりも短い余白長さを設定する設定ステップS101と、第1の印刷データに従う印刷処理が終了して、被印刷媒体の切断をカッタに指示する切断指示コマンドを受信したときは、印刷ヘッドとカッタとの間の被印刷媒体の供給方向に沿う距離から余白長さを差し引いた距離だけ被印刷媒体が移動するまで被印刷媒体の切断は保留し、第1の印刷データに続く第2の印刷データに従う印刷処理については実行するよう制御する第1の制御ステップS102と、実行中の第2の印刷データに従う印刷処理を実行中に印刷ヘッドとカッタとの間の供給方向に沿う距離から余白長さを差し引いた距離だけ被印刷媒体が移動したとき、第2の印刷データに従う印刷処理を中断して被印刷媒体の切断を実行するよう制御する第2の制御ステップS103と、第1の印刷データに従う印刷済みの被印刷媒体の切断後、中断した第2の印刷データに従う印刷処理を再開して残りの印刷処理を実行するよう制御する第3の制御ステップS104と、を備える。
【0023】
図3は、本発明の変形例による印刷装置の制御方法のフローチャートである。
【0024】
本変形例によれば、ステップS101では、被印刷媒体の余白長さを、印刷ヘッドとカッタとの間の供給方向に沿う距離よりも短いか長いかに関係なく設定する。そして、判定ステップS105で、印刷ヘッドとカッタとの間の供給方向に沿う距離よりも余白長さが短いか否かを判定する。
【0025】
判定ステップS105において短いと判定された場合は、ステップS102へ進み、それ以降は図2を参照して説明した通りである。
【0026】
判定ステップS105において短くないと判定された場合は、第4の制御ステップS106へ進む。第4の制御ステップS106では、従来どおり切断指示コマンドに従い切断処理を実行する。
【0027】
本発明によれば、ロール状に巻かれた被印刷媒体に印刷を行う印刷装置において、印刷余白エリアの被印刷媒体の供給方向に沿う長さを供給方向に沿った印刷ヘッドとカッタとの間の距離よりも容易に短くすることができる。換言すれば、印刷余白エリアの給紙方向の長さである余白長さが印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離よりも少しでも短いような印刷を効率よく実現することができる。
【0028】
また、本発明によれば、被印刷媒体を本来の供給方向とは逆向きに戻す処理をすることなく、所望の余白長さに容易に調整することができるので、印刷装置の動作時間全体を短縮することができる。特に複数の印刷データについて印刷する場合に有効である。さらに、被印刷媒体を印刷ヘッドに向けて供給するモータの正逆回転方向の切換え動作自体が減るので、モータ駆動回路の構造も比較的簡単となり、モータの騒音および振動も低減することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の印刷装置の一実施例として、サーマルプリンタであるロール紙給紙形プリンタを例にとって説明する。この場合、被印刷媒体は感熱紙である。
【0030】
図4は、本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタのシステムブロック図である。
【0031】
本実施例のロール紙給紙形プリンタ1は、大きく分けて、メイン制御部21と、駆動部22と、インタフェース部23と、検出部24とから構成される。
【0032】
このうち、メイン制御部21は各部の制御を統括する。
【0033】
また、駆動部22は、印刷ヘッドとしてサーマルヘッド31、感熱紙の供給手段として給紙用モータ32、そしてカッタ駆動用モータ33を備える。給紙用モータ32は、サーマルヘッド31で印刷されるべき感熱紙をロール状に巻かれた感熱紙からサーマルヘッド31に向けて給紙する。カッタ駆動用モータ33は、本実施例では例えばステッピングモータであり、すなわちステッピングモータを一方向に回転させてカッタ(ギロチンカッタ)を往復運動させることで切断動作させて印刷済みの感熱紙を切り離し、切断完了後は、カッタを所定の位置に停止させている。
【0034】
さらに、インタフェース部23は、電源インタフェース34と信号インタフェース35とを備える。交流電源を電源インタフェース34を介して供給するときは整流器などの電圧変換器(図示せず)を備える。信号インタフェース35は、RS232Cインタフェース、USBインタフェースもしくはセントロニクスインタフェースなどでよく、外部に接続されたコンピュータなどのホスト機器との通信に用いられる。
【0035】
そして、検出部24は、各種制御に必要なパラメータを検知するため、種々のセンサを備える。
【0036】
図5は、本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの動作フローを示すフローチャートである。また、図6〜11は本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの一連の動作を例示する模式図(その1〜その6)である。
【0037】
本実施例におけるロール紙給紙形プリンタにおいて、印刷ヘッドとカッタとの間の給紙方向に沿う距離を23.2mmとする。そして、印刷余白エリアの給紙方向の長さである余白長さを4.5mmとする。
【0038】
ここでは、ロール紙給紙形プリンタを用いてアルファベットの「A」から「I」が印刷された用紙および数字の「0」から「8」が印刷された用紙の2枚の用紙を得る場合を例にとって説明する。この場合、通常のロール紙給紙形プリンタと同様に、アルファベットの「A」から「I」の印刷を示す印刷データの前には印刷開始コマンドが、数字の「0」から「8」の印刷を示す印刷データの後には印刷終了コマンドが、それぞれ設けられ、かつ、各印刷データの後には切断指示コマンドがそれぞれ設けられているデータが、外部のホスト機器からロール紙給紙形プリンタに送られてくる。
【0039】
なお、印刷ヘッドとカッタとの間の給紙方向に沿う距離は本発明を限定するものではなく、他の距離であってもよい。また、感熱紙を印刷ヘッドからカッタへ給紙させる給紙用モータの回転方向を正転とし、感熱紙をカッタから印刷ヘッドへ戻するようにする給紙用モータの回転方向を逆転と定義する。また、本実施例におけるロール紙給紙形プリンタでは、その解像度を1stepあたり0.125mmとするが、これも本発明を限定するパラメータではない。
【0040】
図6(a)は、本実施例における動作開始前のロール紙給紙形プリンタ1および感熱紙の初期状態を示している。ここでは初期状態として、感熱紙2の先端がロール紙給紙形プリンタのカッタ付近にセットされているものとする。
【0041】
まず、図5のステップS201において、印刷余白エリアの給紙方向の長さである余白長さを設定する。本実施例では、余白長さは4.5mmとする。
【0042】
次にステップS202において、ロール紙給紙形プリンタ1に接続されている外部のホスト機器(図示せず)から、印刷開始コマンドを受信し、一連の印刷処理を開始する。具体的には、まず、ステップS201で設定した印刷余白エリアの余白長さを感熱紙2上に確保することからはじめる。すなわち、図6(b)に示すように、給紙用モータを逆転して感熱紙2を20mm戻し、給紙用モータを正転して1.3mm給紙する。この結果、図6(a)に示された初期状態のときよりも感熱紙2が18.7mm(=23.2−4.5mm)戻されたことになる。なお、このように給紙用モータを逆転した後に正転させるのは、逆転時に生じる感熱紙2のたるみと回転伝達機構部の回転遊びとを除去するためのである。そして、この状態から、受信した印刷データ(本実施例ではアルファベットの「A」から「I」の印刷)にしたがって印刷ヘッドが印刷を開始する。本実施例では、印刷ヘッドとカッタとの間の給紙方向に沿う距離は23.2mmであり、そして上述のように、図6(a)の状態よりも感熱紙2が18.7mm戻されたので、図6(b)に示すように印刷ヘッドの印刷開始ラインは、感熱紙の先端から給紙方向に4.5mm上流になる。このようにして印刷余白エリアが確保されたのち印刷ヘッドによる実際の印刷が開始される。ここでは図6(c)に、余白長さが4.5mmの印刷余白エリアの後に、印刷データに従ってアルファベットの「A」から「I」が印刷されたことを示す。
【0043】
印刷処理の終了後、ステップS204では、前述の印刷データに続いて切断指示コマンドを受信する。
【0044】
ステップS205では、感熱紙2を余白分長さだけ給紙する。本実施例では、図7(a)に示すように4.5mm給紙する。
【0045】
次いでステップS206において、切断指示コマンドが指示する切断処理を感熱紙2が18.7mmさらに移動した後に実行するという予約をする。
【0046】
なお、ステップS205およびS206の代替例として、切断指示コマンドを受信したとき、まず、切断処理を感熱紙2が23.2mm移動した後に実行するという予約をしておき、その後、余白長さである4.5mmだけ給紙させてもよい。
【0047】
ステップS207では、次の印刷処理があるか否かが判定される。具体的には、先の印刷データ(本実施例ではアルファベットの「A」から「I」の印刷)に続く新たなる印刷データが存在するか否か、および/または、印刷終了コマンドを受信したか否か、で判定される。次の印刷処理がある場合はステップS208へ進み、無い場合はステップS214へ進む。
【0048】
ステップS208では、先の印刷データに続く印刷データ(本実施例では数字の「0」から「8」の印刷)の印刷を開始する。ここで、ステップS205において感熱紙2は4.5mmだけ既に給紙されているので、先の印刷データ(アルファベットの「A」から「I」の印刷)による印刷の印刷終了ラインから次の印刷データ(数字の「0」から「8」の印刷)の印刷開始ラインとの間に、4.5mmの余白長さを有する印刷余白エリアが既に確保されていることになる。
【0049】
ステップS209では、感熱紙2が18.7mm(=23.2−4.5mm)給紙されたか否かが判定される。給紙されていればステップS210へ進み、給紙されていなければステップS213へ進む。ステップS213では、現在実行中の印刷処理を継続する。
【0050】
ステップS209で感熱紙2が18.7mm給紙されたと判定されると、ステップS210において、現在実行中の印刷処理を中断する。図7(b)に示す例では、数字の「5」の印刷が終わった時点で印刷処理が中断されている。
【0051】
次いでステップS211において、感熱紙2が切断される。この切断処理は、上述のステップS206においてその実行が予約されていたものである。
【0052】
切断処理が終わり、印刷済みの感熱紙2、すなわちここではアルファベットの「A」から「I」が印刷された感熱紙2−1が切り離されると、ステップS212において、中断した印刷処理を再開する。図8は、中断した印刷処理を再開して残りの数字「6」、「7」および「8」が印刷されたことを示している。その後、ステップS203へ戻り、印刷処理を終了する。
【0053】
以降、印刷データが続く限り、上述の各ステップが繰り返され、印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離よりも短い余白エリアを設けた印刷がなされるが、次に、所望の印刷データについての印刷が完了し、ロール紙給紙形プリンタ1の動作を終了する処理について説明する。
【0054】
上述の数字の「0」から「8」の印刷処理が終了すると(ステップS203)、ステップS204において、切断指示コマンドを受信する。通常この段階で印刷終了コマンドも受信する。
【0055】
ステップS205では、感熱紙2を余白分長さだけ給紙する。本実施例では、図9に示すように4.5mm給紙する。
【0056】
次いでステップS206において、切断指示コマンドが指示する切断処理を感熱紙2が18.7mm給紙された後に実行するという予約をする。
【0057】
そしてステップS207において、次の印刷処理があるか否かが判定される。この段階では、印刷データ(本実施例ではアルファベットの「0」から「8」の印刷)に続く新たなる印刷データが無く、また、印刷終了コマンドを既に受信しているので、次の印刷処理が無いと判定されてステップS214へ進む。
【0058】
ステップS214では、終了処理が実行される。具体的には、図10に示すように、感熱紙2が18.7mm給紙され後に、ステップS206で予約されていた切断処理を実行し、数字の「0」から「8」が印刷された感熱紙2−2が切り離される。
【0059】
これによりロール紙給紙形プリンタの動作が終了し、図11に示すように、アルファベットの「A」から「I」が印刷された感熱紙2−1と、数字の「0」から「8」が印刷された感熱紙2−2とが得られる。
【0060】
このように、本実施例によれば、ある印刷データに従う印刷が完了し、被印刷媒体の切断をカッタに指示する切断指示コマンドを受信したときは、すぐには切断処理を実行せずに、印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離から余白長さ分を差し引いた距離だけ被印刷媒体が移動するまで、切断処理を保留する。すなわち、この切断処理の保留(予約)こそが、給紙方向に沿った印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離よりも短い余白長さの印刷余白エリアを持つような印刷のより効率的な実現を可能とするものである。
【0061】
ここで、切断処理の保留(予約)のより具体的な実施例について説明する。
【0062】
図12は、本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの切断処理の保留について説明するフローチャートである。図12に示される動作フローは、既に説明した図5のステップS206以降の各処理に相当するものである。
【0063】
通常、印刷データは、横一線分(「1ラスタ」と呼ぶ。)ごとの印字データと、1ラスタ分の印刷終了後に給紙用モータを正転させて1step改行させる指示をする改行データとを備える。
【0064】
既に説明したように、図5のステップS206では、切断指示コマンドが指示する切断処理を、感熱紙を18.7mm給紙した後に実行するという予約をする。本実施例のロール紙給紙形プリンタの解像度は1stepあたり0.125mmであるので、感熱紙を18.7mm給紙することは、150step改行することに相当する。そこで、図5のステップS206で言う予約処理として切断処理実行までの改行量(改行のstep数)を「150」に設定する。そして、これを用紙の改行ごとにカウントダウンしていき、「0」になった時点で切断処理を実行するようにする。なお、ここでは、この切断処理実行までの改行量を「切断保留カウント量」と呼ぶことにする。
【0065】
まず、図12のステップS301において、印刷データ内に改行データが存在するか否かを判定する。改行データが無い場合は、既に印刷が終了していることを意味する。改行データがある場合は、ステップS302へ進む。
【0066】
ステップS302では、1ラスタ分のデータの印刷を実行する。
【0067】
次いでステップS303において、給紙用モータを正転させて用紙を1stepだけ正改行する。
【0068】
次いでステップS304において、切断保留カウント量が「0」であるか否かを判定する。上述のように、本実施例では、図5のステップS206の予約処理として切断保留カウント量の初期値を「150」に設定している。ステップS304において切断保留カウント量が「0」であると判定された場合は、既に切断保留が無いのでステップS301へ戻る。切断保留カウント量が「0」ではないと判定された場合はステップS305へ進む。
【0069】
ステップS305では、切断保留カウント量を「1」減算する。
【0070】
次いで、ステップS306において、切断保留カウント量が「0」であるか否かを判定する。
【0071】
ステップS306において切断保留カウント量が「0」ではないと判定されたときは、まだ切断処理を実行するタイミングではないということなので、切断処理を保留し、ステップS301へ戻る。
【0072】
ステップS306において切断保留カウント量が「0」であると判定されたときは、用紙が150step改行されたということであるので、ステップS307へ進み、印刷処理を一時中断して切断処理を実行する。
【0073】
以上説明したように、本実施例では、切断指示コマンドを受信してもすぐには切断処理は実行せず、図5のステップS206で設定した切断保留カウント量をカウントダウンしていき「0」になった時点で初めて切断処理を実行するという流れで、切断処理の保留(予約)を実現している。なお、図12に示した切断処理の保留(予約)の動作フローは一例であって、所定の距離給紙されたか否かを判定しかつ管理できる方法であればその他の方法であってもよい。例えば、切断保留カウント量の最終到達値を設定し、切断処理カウント量をある適当な初期値からカウントアップしていくことで給紙距離を判定する方法、あるいは、給紙用モータの給紙速度とクロックとの組み合わせから給紙距離を算出する方法などであってもよい。
【0074】
既に図5を参照して説明したように、本実施例によるロール紙給紙形プリンタの正常な終了処理であれば、所望の印刷データに従う印刷が終了したときに、印刷終了コマンドを受信する。しかし、印刷中に強制終了する場合や、本来であれば最終であるはずの印刷データに従う印刷中に、全く新しい印刷データのグループをさらに受信した場合などのように、印刷処理中に印刷終了コマンドを受信してしまうイレギュラーな場合がある。ここでは、このような場合にも対応可能な、ロール紙給紙形プリンタの終了処理のより具体的な実施例について説明する。
【0075】
図13は、本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの終了処理について説明するフローチャートである。図13に示される動作フローは、既に説明した図5のステップS207およびS214の処理に相当する。
【0076】
まず、ステップS401において、印刷終了コマンドを受信する。
【0077】
続いて、ステップS402において、切断保留カウント量が「150」であるか否かを判定する。
【0078】
切断保留カウント量が「150」である場合は、ステップS403へ進む。この場合は、既に図5を参照して説明したように、ステップS203で印刷処理を終了し、S204で切断指示コマンドを受信し、S205で余白長さ分(本実施例では4.5mmすなわち36step)だけ給紙し、ステップS206で切断処理の予約として切断保留カウント量を「150」に設定するという、最終の印刷データに従う印刷が終わって正常に終了するといった一連の動作を経た場合が該当する。この場合は、ステップS403において、印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離(本実施例では23.2mmすなわち186step)から余白長さ分(本実施例では4.5mmすなわち36step)を差し引いた距離(本実施例では18.7mmすなわち150step)だけ用紙を給紙すれば、ステップS405で切断処理を実行したときに、印刷済みの用紙を正常に排出して、ロール紙給紙形プリンタの動作を終了させることができる。
【0079】
ステップS402において切断保留カウント量が「150」でないと判定された場合は、ステップS404へ進む。この場合は、上述の場合のような正常終了時の一連の処理を経ておらず、ステップS206で切断保留カウント量を「150」に設定していない、すなわち、切断処理の予約としていないということを意味する。現在進行中の印刷処理を何らかの理由により強制終了する場合や、本来であれば最終であるはずの印刷データに従う印刷の実行中に全く新しい印刷データのグループを受信してしまった場合などがこれに該当する。そこで、現在処理中の用紙を途中で切断してしまうことなく正常に排出するために、ステップS404において少なくとも印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離(本実施例では23.2mmすなわち186step)だけ用紙を給紙し、その後ステップS405で切断処理を実行する。
【0080】
以上説明した方法に従えば、どのような場合であっても処理中の用紙を途中で切断してしまうことなく正常に排出することができる。
【0081】
このように上述の実施例では、印刷余白エリアの給紙方向の長さである余白長さを印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離よりも短い長さに予め設定していた。
【0082】
これに加え、従来のロール紙給紙形プリンタのように、印刷ヘッドとカッタとの間の給紙方向に沿う距離を印刷余白エリアの余白長さとして有するような印刷もオプションとしてさらに選択可能としてもよい。
【0083】
すなわち、本発明の変形例として、予め設定した印刷余白エリアの余白長さを印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離と比較するプロセスをさらに設け、余白長さが印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離よりも短ければ上述の本発明による処理を実行し(例えば「余白短縮印刷モード」と呼ぶ。)、そうでなければ従来どおりの印刷処理を実行して印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離を印刷余白エリアの余白長さとして有するような印刷処理を実行できるようにする(例えば「通常印刷モード」と呼ぶ。)など、印刷モードを切り換えることができるようにしてもよい。
【0084】
より具体的に言えば、ロール紙給紙形プリンタを動作させる前に、例えばこのロール紙給紙形プリンタに接続されたコンピュータなどのホスト機器を用いて、印刷余白エリアの余白長さを予め設定できるようにする。そして、ロール紙給紙形プリンタが動作を開始したとき、まず最初に予め設定された余白長さが印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離よりも短いか否かを判定し、余白短縮印刷モードあるいは通常印刷モードのいずれか印刷モードを切り換えることができるようにしてもよい。さらにこの場合、ロール紙給紙形プリンタが動作終了時に余白短縮印刷モードにある場合、通常印刷モードに戻るようにしてもよい。
【0085】
以上、本発明による印刷装置について、ロール紙給紙形プリンタを実施例に挙げて説明したが、ロール状に巻かれた被印刷媒体に印刷を行う印刷装置であって印刷ヘッドとカッタとが被印刷媒体の供給方向に沿って所定の距離をあけて設置された印刷装置であればその他の装置であってもよく、例えば、ロール紙給紙形ファックス、テープ印字装置、ラベル印刷装置、レシートを発行するPOSレジプリンタなどであってもよい。このような印刷装置に本発明を適用すれば、印刷余白エリアの給紙方向の長さである余白長さが印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離よりも少しでも短いような印刷を、効率的に実現することができる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ロール状に巻かれた被印刷媒体に印刷を行う印刷装置において、印刷余白エリアの被印刷媒体の供給方向に沿う長さを供給方向に沿った印刷ヘッドとカッタとの間の距離よりも容易に短くすることができる。つまり、印刷余白エリアの給紙方向の長さである余白長さが印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離よりも少しでも短いような印刷を効率よく実現することができる。
【0087】
また、本発明によれば、被印刷媒体を本来の供給方向とは逆向きに戻す処理をすることなく、所望の余白長さに調整することができるので、印刷装置の動作時間全体を短縮することができる。特に複数の印刷データが続く印刷の場合は有効である。さらに、被印刷媒体を印刷ヘッドに向けて供給するモータの正逆回転方向の切換え動作自体が減るので、モータ駆動回路の構造も比較的容易となり、モータの騒音および振動も低減することができる。
【0088】
またさらに、予め設定した印刷余白エリアの余白長さを印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離と比較するプロセスをさらに設け、余白長さが印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離よりも短ければ上述の本発明による処理を実行し、そうでなければ従来どおりの印刷処理を実行して印刷ヘッドとカッタとの間の離間距離を印刷余白エリアの余白長さとして有するような印刷処理を実行できるようにすれば、ロール状に巻かれた被印刷媒体に印刷を行う印刷装置を種々の用途に容易に適用することができるので汎用性が高まる。
【0089】
本発明を適用することができるロール状に巻かれた被印刷媒体に印刷を行う印刷装置は、印刷ヘッドとカッタとが被印刷媒体の供給方向に沿って所定の距離をあけて設置された装置であればよく、例えば、ロール紙給紙形プリンタ、ロール紙給紙形ファックス、テープ印字装置、ラベル印刷装置、レシートを発行するPOSレジプリンタなどであってもよい。
【0090】
例えば、シールラベルをロール紙給紙形プリンタで大量に印刷する場合、従来例では、1枚のシールラベルを印刷するごとに、印刷ヘッドとカッタとが離間設置されていることに起因して生じる印刷の空白域を除去するため、給紙用モータを逆転して印刷余白エリアの大きさを調節する必要があったが、本発明によれば、給紙用モータを何度も逆転させる必要なく、効率よく短時間で印刷することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷装置の基本構成図である。
【図2】本発明による印刷装置の制御方法のフローチャートである。
【図3】本発明の変形例による印刷装置の制御方法のフローチャートである。
【図4】本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタのシステムブロック図である。
【図5】本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの動作フローを示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの一連の動作を例示する模式図(その1)である。
【図7】本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの一連の動作を例示する模式図(その2)である。
【図8】本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの一連の動作を例示する模式図(その3)である。
【図9】本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの一連の動作を例示する模式図(その4)である。
【図10】本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの一連の動作を例示する模式図(その5)である。
【図11】本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの一連の動作を例示する模式図(その6)である。
【図12】本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの切断処理の保留について説明するフローチャートである。
【図13】本発明の実施例によるロール紙給紙形プリンタの終了処理について説明するフローチャートである。
【図14】従来例のロール紙給紙形プリンタの基本原理図である。
【図15】従来例のロール紙給紙形プリンタによる印刷例を示す図である。
【符号の説明】
1…印刷装置
11…印刷ヘッド
12…供給手段
13…カッタ
14…設定手段
15…第1の制御手段
16…第2の制御手段
17…第3の制御手段
21…メイン制御部
22…駆動部
23…インタフェース部
24…検出部
31…サーマルヘッド
32…給紙用モータ
33…カッタ駆動用モータ
34…電源インタフェース
35…信号インタフェース
Claims (11)
- 印刷ヘッドと、該印刷ヘッドで印刷されるべき被印刷媒体をロール状に巻かれた被印刷媒体から前記印刷ヘッドに向けて供給する供給手段と、前記被印刷媒体の供給方向に沿って前記印刷ヘッドから所定の距離だけ離間して設置され、印刷済みの前記被印刷媒体を切断するカッタと、を備える印刷装置であって、
前記被印刷媒体上の前記カッタによる切断ラインから次の印刷開始ラインまでの間の印刷余白エリアの、前記供給方向に沿う余白長さであって、前記所定の距離よりも短い前記余白長さを設定する設定手段と、
第1の印刷データに従う印刷処理が終了して、前記被印刷媒体の切断を前記カッタに指示する切断指示コマンドを受信したときは、前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動するまで前記被印刷媒体の切断は保留し、前記第1の印刷データに続く第2の印刷データに従う印刷処理については実行するよう制御する第1の制御手段と、
前記第2の印刷データに従う印刷処理を実行中に前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動したとき、実行中の前記第2の印刷データに従う印刷処理を中断して前記第1の印刷データに従い印刷された印刷済みの前記被印刷媒体の切断を実行するよう制御する第2の制御手段と、
前記第1の印刷データに従い印刷された印刷済みの前記被印刷媒体の切断後、中断した前記第2の印刷データに従う印刷処理を再開して残りの印刷処理を実行するよう制御する第3の制御手段と、を備えてなることを特徴とする印刷装置。 - 印刷ヘッドと、該印刷ヘッドで印刷されるべき被印刷媒体をロール状に巻かれた被印刷媒体から前記印刷ヘッドに向けて供給する供給手段と、前記被印刷媒体の供給方向に沿って前記印刷ヘッドから所定の距離だけ離間して設置され、印刷済みの前記被印刷媒体を切断するカッタとを備える印刷装置であって、
前記被印刷媒体上の前記カッタによる切断ラインから次の印刷開始ラインまでの間の印刷余白エリアの、前記供給方向に沿う余白長さを設定する設定手段と、
前記余白長さが前記所定の距離よりも短いか否かを判定する判定手段と、
第1の印刷データに従う印刷処理が終了して、前記被印刷媒体の切断を前記カッタに指示する切断指示コマンドを受信したとき、前記余白長さが前記所定の距離よりも短い場合は、前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動するまで前記被印刷媒体の切断は保留し、前記第1の印刷データに続く第2の印刷データに従う印刷処理については実行するよう制御する第1の制御手段と、
前記第2の印刷データに従う印刷処理を実行中に前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動したとき、実行中の前記第2の印刷データに従う印刷処理を中断して前記第1の印刷データに従い印刷された印刷済みの前記被印刷媒体の切断を実行するよう制御する第2の制御手段と、
前記第1の印刷データに従い印刷された印刷済みの前記被印刷媒体の切断後、中断した前記第2の印刷データに従う印刷処理を再開して残りの印刷処理を実行するよう制御する第3の制御手段と、を備えてなることを特徴とする印刷装置。 - 前記第1の制御手段は、前記余白長さが前記所定の距離よりも短くない場合は、前記切断指示コマンドに従い前記被印刷媒体の切断を実行するよう制御する請求項2に記載の印刷装置。
- 印刷ヘッドと、該印刷ヘッドで印刷されるべき被印刷媒体をロール状に巻かれた被印刷媒体から前記印刷ヘッドに向けて供給する供給手段と、前記被印刷媒体の供給方向に沿って前記印刷ヘッドから所定の距離だけ離間して設置され、印刷済みの前記被印刷媒体を切断するカッタとを備える印刷装置の制御方法であって、
前記被印刷媒体上の前記カッタによる切断ラインから次の印刷開始ラインまでの間の印刷余白エリアの、前記供給方向に沿う余白長さであって、前記所定の距離よりも短い前記余白長さを設定する設定ステップと、
第1の印刷データに従う印刷処理が終了して、前記被印刷媒体の切断を前記カッタに指示する切断指示コマンドを受信したときは、前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動するまで前記被印刷媒体の切断は保留し、前記第1の印刷データに続く第2の印刷データに従う印刷処理については実行するよう制御する第1の制御ステップと、
前記第2の印刷データに従う印刷処理を実行中に前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動したとき、実行中の前記第2の印刷データに従う印刷処理を中断して前記第1の印刷データに従い印刷された印刷済みの前記被印刷媒体の切断を実行するよう制御する第2の制御ステップと、
前記第1の印刷データに従い印刷された印刷済みの前記被印刷媒体の切断後、中断した前記第2の印刷データに従う印刷処理を再開して残りの印刷処理を実行するよう制御する第3の制御ステップと、を備えてなることを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 印刷ヘッドと、該印刷ヘッドで印刷されるべき被印刷媒体をロール状に巻かれた被印刷媒体から前記印刷ヘッドに向けて供給する供給手段と、前記被印刷媒体の供給方向に沿って前記印刷ヘッドから所定の距離だけ離間して設置され、印刷済みの前記被印刷媒体を切断するカッタとを備える印刷装置の制御方法であって、
前記被印刷媒体上の前記カッタによる切断ラインから次の印刷開始ラインまでの間の印刷余白エリアの、前記供給方向に沿う余白長さを設定する設定ステップと、
前記余白長さが前記所定の距離よりも短いか否かを判定する判定ステップと、
前記余白長さが前記所定の距離よりも短い場合、第1の印刷データに従う印刷処理が終了して、前記被印刷媒体の切断を前記カッタに指示する切断指示コマンドを受信したときは、前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動するまで前記被印刷媒体の切断は保留し、前記第1の印刷データに続く第2の印刷データに従う印刷処理については実行するよう制御する第1の制御ステップと、
前記第2の印刷データに従う印刷処理を実行中に前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動したとき、前記第2の印刷データに従う印刷処理を中断して前記第1の印刷データに従い印刷された印刷済みの前記被印刷媒体の切断を実行するよう制御する第2の制御ステップと、
前記第1の印刷データに従い印刷された印刷済みの前記被印刷媒体の切断後、中断した前記第2の印刷データに従う印刷処理を再開して残りの印刷処理を実行するよう制御する第3の制御ステップと、を備えてなることを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 前記余白長さが前記所定の距離よりも短くない場合、前記切断指示コマンドに従い切断処理を実行するよう制御する第4の制御ステップをさらに備える請求項5に記載の印刷装置の制御方法。
- 印刷ヘッドと、該印刷ヘッドで印刷されるべき被印刷媒体を、ロール状に巻かれた被印刷媒体から前記印刷ヘッドに向けて供給する供給手段と、前記被印刷媒体の供給方向に沿って前記印刷ヘッドから所定の距離だけ離間して設置され、印刷済みの前記被印刷媒体を切断するカッタとを備える印刷装置の制御方法であって、
前記被印刷媒体上の前記カッタによる切断ラインから次の印刷開始ラインまでの間の印刷余白エリアの、前記供給方向に沿う余白長さを、前記所定の距離よりも短くなるように設定する第1のステップと、
第1の印刷データに従って前記被印刷媒体上に印刷を実行する第2のステップと、
該第2のステップにおける印刷終了後、前記カッタに前記被印刷媒体の切断を指示する切断指示コマンドを受信する第3のステップと、
該第3のステップにおいて前記切断指示コマンドを受信したとき、前記余白長さ分だけ前記印刷媒体を移動させ、そして前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動するまで前記第1の印刷データに続く第2の印刷データに従って前記被印刷媒体に印刷処理を実行する第4のステップと、
該第4のステップにおいて前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動したとき、実行中の前記第2の印刷データに従う印刷処理を中断して前記被印刷媒体の切断を実行する第5のステップと、
該第5のステップにおける前記被印刷媒体の切断後、中断した前記第2の印刷データに従う印刷処理を再開して残りの印刷処理を実行する第6のステップと、を備えてなることを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 印刷ヘッドと、該印刷ヘッドで印刷されるべき被印刷媒体を、ロール状に巻かれた被印刷媒体から前記印刷ヘッドに向けて供給する供給手段と、前記被印刷媒体の供給方向に沿って前記印刷ヘッドから所定の距離だけ離間して設置され、印刷済みの前記被印刷媒体を切断するカッタとを備える印刷装置の制御方法であって、
前記被印刷媒体上の前記カッタによる切断ラインから次の印刷開始ラインまでの間の印刷余白エリアの、前記供給方向に沿う余白長さを設定する第1のステップと、
第1の印刷データに従って前記被印刷媒体上に印刷を実行する第2のステップと、
該第2のステップにおける印刷終了後、前記カッタに前記被印刷媒体の切断を指示する切断指示コマンドを受信する第3のステップと、
該第3のステップにおいて前記切断指示コマンドを受信したとき、前記余白長さが前記所定の距離よりも短いか否かを判定する判定ステップと、
該判定ステップにおいて前記余白長さが前記所定の距離よりも短いと判定された場合、前記余白長さ分だけ前記印刷媒体を移動させ、そして前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動するまで前記第1の印刷データに続く第2の印刷データに従って前記被印刷媒体に印刷処理を実行する第4のステップと、
該第4のステップにおいて前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ前記被印刷媒体が移動したとき、実行中の前記第2の印刷データに従う印刷処理を中断して前記被印刷媒体の切断を実行する第5のステップと、
該第5のステップにおける前記被印刷媒体の切断後、中断した前記第2の印刷データに従う印刷処理を再開して残りの印刷処理を実行する第6のステップと、を備えてなることを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 前記判定ステップにおいて前記余白長さが前記所定の距離よりも短くないと判定された場合、切断処理を実行する第7のステップをさらに備える請求項8に記載の印刷装置の制御方法。
- 印刷開始コマンドを受信したとき、前記印刷ヘッドが前記印刷開始ラインの位置になるように前記被印刷媒体を前記所定の距離から前記余白長さを差し引いた距離だけ移動させる開始ステップをさらに備える請求項4〜9のいずれか一項に記載の印刷装置の制御方法。
- 印刷終了コマンドを受信したとき、前記所定の距離だけ前記被印刷媒体が移動した後、前記被印刷媒体を切断する終了ステップをさらに備える請求項4〜10のいずれか一項に記載の印刷装置の制御方法。
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