JP3780192B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタやファクシミリの機能を備えた複合機と該複合機の動作を制御するホストコンピュータなどの情報処理装置とを備えた情報処理システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ部にホストベース・プリンタを備えた複合機は、従来より知られており、この複合機に内蔵されたプリンタでは、ホストコンピュータより印刷ジョブが転送されて印刷がなされると共に、ファクシミリ部からの受信データが印刷されるようになっている。
【0003】
かかるホストベース・プリンタを備えた複合機の各印刷ジョブ(例えば、ファクシミリの印刷、プリンタとしての印刷、コピーとしての印刷)の印刷管理については、予め定めた優先順位(例えばファクシミリ、コピー、プリンタの順)に従ってどの印刷ジョブの印刷を行うかを決めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の情報処理システムでは、プリンタに対する印刷ジョブを処理している最中に、ファクシミリ部の呼び出し信号が電話回線を介して到来したとき、予め決まった呼び出し回数でオフフックするようにしているため、当該プリンタに対する印刷処理が終了間近であっても、ファクシミリの印刷が優先され、処理中のプリンタの印刷が中断してしまうということがあった。
【0005】
以下、この点について図12を用いて詳細に説明する。
【0006】
図12は、従来の情報処理システム(ホストコンピュータと複合機)におけるプリンタ印刷処理時のファクシミリ受信処理を示すタイミングチャートである。
【0007】
まず初めに、ホストコンピュータの印刷ジョブのレンダリングが始まって(図中のL)1枚目の印刷処理をしているときに(T1,P1)、ファクシミリ部の呼び出し信号が入り(CI)、電話回線をオフフックして1枚目のプロトコルを開始して(FT1)、1枚目の受信開始を行っている(FR1)。この前後でホストコンピュータにファクシミリ受信が開始したことが伝わり、1枚目を印刷し終わった時点で、印刷を中断してファクシミリの印刷待ちとなる。
【0008】
ファクシミリの1枚目データの受信が完了すると(FR1)、データをプリンタコントローラに転送して(D1)、印刷を開始する(FP1)。ファクシミリ部は、1枚目のデータの受信が完了すると、2枚目のプロトコルを開始して(FT2)、2枚目のデータの受信を開始する(FR2)。そのデータの受信が完了するとデータをプリンタコントローラに送り(D2)、印刷を開始する(FP2)。その後、中断していた印刷ジョブを再開する。ホストコンピュータから複合機に2枚目の印刷データを送り(T2)、印刷を行う(P2)。
【0009】
このように従来では、印刷中にファクシミリが入ったとき、ファクシミリ部に十分なバッファが無いときには、無条件に印刷を中断してファクシミリを割り込ませていたため、あと1枚(少しの時間)で印刷が終わるときでも、必ずファクシミリの印刷が割り込んでいた。
【0010】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、ホストコンピュータからの印刷ジョブの処理中にファクシミリの呼び出し信号を検出したときであっても、効率的な印刷を行うことができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、ファクシミリ部と該ファクシミリ部が受信する受信データを含む印刷データに基づいて印刷処理を実行するプリンタ部とを有する複合機に接続され、前記複合機へ前記印刷データを送信して印刷処理を実行させる情報処理装置において、電話回線を介して前記ファクシミリ部に呼び出し信号が入力されたことを検出する検出手段と、前記情報処理装置が前記複合機へ入力する前記印刷データに基づく印刷処理の印刷終了時刻を予測する予測手段と、前記検出手段が前記呼び出し信号の入力を検出したことに応じて前記ファクシミリ部をオンフック状態からオフフック状態へ切り替える指示をする指示手段と、前記情報処理装置から入力された前記印刷データに基づく印刷処理の実行中に前記呼び出し信号が入力されたことを前記検出手段が検出したとき、前記予測手段が予測した前記印刷終了時刻に基づいて、当該印刷処理を中断してファクシミリ受信を行うか、または当該印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うかを判断する判断手段とを備え、前記判断手段が前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うと判断した場合、前記指示手段は、前記印刷処理中に前記検出手段が前記呼び出し信号の入力を検出した場合であっても前記印刷処理の終了を待ってから前記ファクシミリ受信を行うよう前記指示をすることを特徴とする。
また、本発明では、ファクシミリ部と該ファクシミリ部が受信する受信データを含む印刷データに基づいて印刷処理を実行するプリンタ部とを有する複合機と、前記複合機に接続され、前記プリンタ部に対して前記印刷データを送信して印刷処理を実行させる情報処理装置とを備えた情報処理システムにおいて、前記複合機は、電話回線を介して前記ファクシミリ部に呼び出し信号が入力されたことを示す信号を前記情報処理装置へ転送する転送手段を有し、前記情報処理装置は、前記複合機から転送される前記信号に基づいて、前記ファクシミリ部に前記呼び出し信号が入力されたことを検出する検出手段と、前記情報処理装置から入力された前記印刷データに基づく印刷処理の印刷終了時刻を予測する予測手段と、前記検出手段が前記呼び出し信号の入力を検出したことに応じて前記ファクシミリ部をオンフック状態からオフフック状態へ切り替える指示をする指示手段と、前記情報処理装置から入力された前記印刷データに基づく印刷処理の実行中に前記呼び出し信号が入力されたことを前記検出手段が検出したとき、前記予測手段が予測した前記印刷終了時刻に基づいて、当該印刷処理を中断してファクシミリ受信を行うか、または当該前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うかを判断する判断手段とを備え、前記判断手段が前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うと判断した場合、前記指示手段は、前記印刷処理中に前記検出手段が前記呼び出し信号の入力を検出した場合であっても前記印刷処理の終了を待ってから前記ファクシミリ受信を行うよう前記指示をすることを特徴とする。
また、本発明は、ファクシミリ部と該ファクシミリ部が受信する受信データを含む印刷データに基づいて印刷処理を実行するプリンタ部とを有する複合機に接続され、前記複合機へ前記印刷データを送信して印刷処理を実行させる情報処理装置の制御方法において、電話回線を介して前記ファクシミリ部に呼び出し信号が入力されたことを検出する検出ステップと、前記検出ステップにて前記呼び出し信号の入力を検出したことに応じて前記ファクシミリ部をオンフック状態からオフフック状態へ切り替える指示をする指示ステップと、前記情報処理装置が前記複合機へ入力する前記印刷データに基づく印刷処理の印刷終了時刻を予測する予測ステップと、前記情報処理装置から入力された前記印刷データに基づく印刷処理の実行中に前記呼び出し信号が入力されたことを前記検出ステップにて検出したとき、前記予測ステップにて予測した前記印刷終了時刻に基づいて、当該印刷処理を中断してファクシミリ受信を行うか、または当該前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うかを判断する判断ステップとを備え、前記判断ステップにて前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うと判断した場合、前記指示ステップは、前記印刷処理中に前記検出ステップにて前記呼び出し信号の入力を検出した場合であっても前記印刷処理の終了を待ってから前記ファクシミリ受信を行うよう前記指示をすることを特徴とす る。
また、本発明は、ファクシミリ部と該ファクシミリ部が受信する受信データを含む印刷データに基づいて印刷処理を実行するプリンタ部とを有する複合機に接続され、前記複合機へ前記印刷データを送信して印刷処理を実行させるコンピュータに、電話回線を介して前記ファクシミリ部に呼び出し信号が入力されたことを検出する検出ステップと、前記検出ステップにて前記呼び出し信号の入力を検出したことに応じて前記ファクシミリ部をオンフック状態からオフフック状態へ切り替える指示をする指示ステップと、前記情報処理装置が前記複合機へ入力する前記印刷データに基づく前記印刷処理の印刷終了時刻を予測する予測ステップと、前記情報処理装置から入力された前記印刷データに基づく印刷処理の実行中に前記呼び出し信号が入力されたことを前記検出ステップにて検出したとき、前記予測ステップにて予測した前記印刷処理の印刷終了時刻に基づいて、当該印刷処理を中断してファクシミリ受信を行うか、または当該前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うかを判断する判断ステップとを実行させるプログラムであって、前記判断ステップにて前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うと判断した場合、前記指示ステップは、前記印刷処理中に前記検出ステップにて前記呼び出し信号の入力を検出した場合であっても前記印刷処理の終了を待ってから前記ファクシミリ受信を行うよう前記指示をすることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
[第1実施形態]
<全体的な構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理システムに含まれる複合機の構成を示すブロック図である。
【0018】
1は、複合機2に接続されたホストコンピュータであり、複合機2はホストベース・プリンタを備えた複合機であり、プリンタコントローラ3、プリンタ・エンジン4、スキャナ部5、ファクシミリ部6及びNCU部7を備えている。
【0019】
スキャナ部5で読み込んだデータ、及びファクシミリ部6で受信したデータは、インターフェースを介してプリンタコントローラ3に転送される。NCU部7は、ファクシミリ部6の送受信のデータを電話回線50へ接続するためのものである。
【0020】
また、ファクシミリ部6では、受信データ等を記憶するメモリバッファ6aを内蔵している。
【0021】
8はプリンタコントローラ3の制御部であり、スキャナ部5及びファクシミリ部7との高速なインターフェースのほか、ホストコンピュータ1とのインターフェースを有する。さらに、印刷のイメージを一時的に蓄えるメモリ9のインターフェースとプリンタコントローラ3全体を制御するCPU10を備えている。メモリ9に一時的に蓄えられる印刷イメージは、ホストコンピュータ1、スキャナ部5、及びファクシミリ部6から入力される。
【0022】
<ホストコンピュータの構成>
図2は、図1に示したホストコンピュータ1の構成を示すブロック図である。
【0023】
ホストコンピュータ1は、ROM53のプログラム用ROMあるいは外部メモリ61に記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するCPU51を備え、システムバス54に接続される各デバイスをCPU51が総括的に制御する。
【0024】
また、ROM53のプログラム用ROMあるいは外部メモリ61には、CPU51の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等を記憶し、ROM53のフォント用ROMあるいは外部メモリ61には上記文書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM53のデータ用ROMあるいは外部メモリ61には、上記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶する。RAM52は、CPU51の主メモリ及びワークエリア等として機能する。
【0025】
キーボードコントローラ(KBC)55は、キーボード59や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)56は、CRTディスプレイ(CRT)60の表示を制御する。
【0026】
57はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、各機能部のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、及びプリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ61とのアクセスを制御する。
【0027】
<プリンタ印刷処理時のファクシミリ受信処理>
(A)各処理の流れ
図3は、第1実施形態に係る情報処理システム(ホストコンピュータ1と複合機2)におけるプリンタ印刷処理時のファクシミリ受信処理を示すタイミングチャートであり、従来の図12と同様の内容を本実施形態の複合機で行った場合の各処理の流れを示している。
【0028】
図中のLは、1つの印刷ジョブの総レンダリング時間(印刷イメージに変換して圧縮するまでの時間)を示し、PEは、ホストコンピュータ1がレンダリングを開始する前に予め印刷終了時刻を予測した時刻を示す。
【0029】
T1は、1枚目の印刷データをホストコンピュータ1から複合機2へ転送する時間を示し、T2は、2枚目の印刷データをホストコンピュータ1から複合機2へ転送する時間を示している。
【0030】
P1は、複合機2のプリンタエンジン部4がホストコンピュータ1から1枚目の印刷を行っている時間を示す。図中の矢印の線で示す時間P1以外の時間はプリンタエンジン部4が空き状態となっている。P2は、複合機2のプリンタエンジン部4がホストコンピュータ1から2枚目の印刷を行っている時間を示している。
【0031】
FP1は、複合機2のプリンタエンジン部4がファクシミリ部6からの1枚目の印刷を行っている時間を示し、FP2は、複合機2のプリンタエンジン部4がファクシミリ部6からの2枚目の印刷を行っている時間を示している。
【0032】
FT1は、ファクシミリ部6がファクシミリ部6の1枚目を受信するためのプロトコル(受信する速度や用紙サイズ等の決定)を行っていることを示し、FR1は、ファクシミリ部6がファクシミリ部6の1枚目を受信していることを示している。
【0033】
FT2は、ファクシミリ部6が2枚目を受信するためのプロトコル(受信する速度や用紙サイズ等の決定)を行っていることを示し、FR2は、ファクシミリ部6が2枚目を受信していることを示している。
【0034】
D1は、ファクシミリ部6が受信した1枚目の印刷データをプリンタコントローラ3にDMAにより転送していることを示し、D2は、ファクシミリ部6が受信したフ2枚目の印刷データをプリンタコントローラ3にDMAにより転送していることを示している。
【0035】
CIは、ファクシミリ部6に電話回線50を介して呼び出し信号が到来した時点を示し、OFF HOOKは、ファクシミリ部6が電話回線50をオフフックした時点を示し、ON HOOKはファクシミリ部6が電話回線50をオンフックした時点を示している。
【0036】
次に、図3を参照して、本実施形態に係るプリンタ印刷処理時のファクシミリ受信処理について具体的に説明する。
【0037】
まず初めに、ホストコンピュータ1の印刷ジョブのレンダリングが始まって(図中のL)、1枚目の印刷しているときに(T1,P1)、ファクシミリ部6の呼び出し信号が入る(CI)。この時点で、ホストコンピュータ1へ呼び出し信号が送られると、予め予測しておいた印刷ジョブの終了時間と、ファクシミリ部6の1枚目の印刷データが転送できるまでの時間と、オフフックを待たすことが可能な時間とを計算する。そして、印刷ジョブを止めてファクシミリ部6の印刷を割り込ませるか、印刷ジョブを止めずにオフフックする時間を多少遅らせて、時間を稼いでから受信を開始するかを決める。ここで、オフフックする時間は、上記の印刷ジョブ予測終了時間とファクシミリ部6の1枚目の印刷データが受信完了するまでの時間とを考慮して決める。
【0038】
本例では、印刷ジョブは止めずにオフフックを遅らせてからファクシミリ部6を受信することで、総合的な印刷効率を上げている。
【0039】
印刷ジョブが継続されている最中に(T2,P2)、ファクシミリ部6は、ホストコンピュータ1より、オフフックの指示を受ける(OFF HOOK)。オフフックされると1枚目のプロトコルが開始され(FT1)、続いて1枚目のデータが受信される(FR1)。
【0040】
そして、プリンタコントローラ3の空きバッファ有りの確認後に受信データを転送し(D1)、印刷を行う(FP1)。同様に2枚目も印刷されてファクシミリ部6の受信が完了すると、オンフックされる(ONHOOK)。
【0041】
このように本実施形態では、呼び出し信号の到来した時点は図12に示した従来例と同じであるが、オフフックする時刻を遅らせているので、プリンタの印刷ジョブは中断することなく最後の1枚まで続けて印刷され、これに続いてファクシミリ部6の印刷が行われ、効率的に印刷を行うことができる。
【0042】
(B)ホストコンピュータの処理
図4は、第1実施形態に係るホストコンピュータ1の処理を示すフローチャートであり、このフローチャートに従ったプログラムをホストコンピュータ1内のROM53や外部メモリ61に格納し動作することにより、次の制御方法を実現させることが可能となる。
【0043】
まずステップS1において、ホストコンピュータ1に印刷ジョブがあるか否かを判断し、印刷ジョブがある場合には、ステップS2で当該印刷ジョブが終了する時刻の予測を行う。さらにステップS3において、印刷ジョブの印刷開始を指示する。すなわち、印刷に関するレンダリング、データ転送、及び印刷の実行の指示等を行う。
【0044】
ステップS4では、複合機2のファクシミリ部6に呼び出し信号CIが到来しているか、あるいはファクシミリ部6が受信中かを調べる。呼び出し信号CIが到来しているとき、ステップS5へ進んで、オフフックのタイミングを計算するサブルーチン(図5で説明する)へ移行する。
【0045】
そして、次のステップS6では、ステップS5で設定したオフフックのタイミング(時刻)か否か判断し、オフフックのタイミングであれば、ステップS7へ進んでファクシミリ部6の受信開始を複合機2に指示し、始めのステップS1の処理へ戻る。
【0046】
なお、上記ステップS1において、ホストコンピュータ1に印刷ジョブが無いと判断されたときはステップS4へ進む。また、上記ステップS4で呼び出し信号CIが到来していないと判断されたとき、及び上記ステップS6でオフフックのタイミングでないと判断されたときは、始めのステップS1の処理へ戻る。
【0047】
以上の手順により、ホストコンピュータ1からの印刷ジョブの印刷処理中にファクシミリ部6の受信が到来した場合において、割り込んでファクシミリの印刷を行うか否かの判断、ファクシミリ部6の受信に応答するタイミング(時刻)を設定することにより、効率的に印刷を行うことができる。
【0048】
図5は、図4中の上記ステップS5で実行されるファクシミリ割り込み判断処理を示すフローチャートである。
【0049】
まずステップS11では、ファクシミリ部6のオフフックのタイミング設定が既になされているか否か判断し、オフフックのタイミング設定がなされていない場合にはステップS12へ進む。
【0050】
ステップS12では、ホストコンピュータ1からの印刷ジョブについて印刷処理中であるか否かを判断し、印刷処理中であるときはステップS13へ進む。ステップS13では、印刷処理を中断するか、あるいは中断せずに印刷処理を続行するかを決定するために、上記ステップS2で予測した印刷ジョブ終了予測時刻とファクシミリ部6の1枚目のデータが受信完了する時間とを考慮して計算を行い、ステップS14において、ステップS13の計算結果より、当該印刷処理を中断するか否かを判断する。印刷処理を中断する場合は、ステップS15においてオフフックすべき時刻を設定する。
【0051】
<複合機2の印刷処理>
図6は、本実施形態に係る複合機2の印刷に関するフローチャートである。
【0052】
このフローチャートに示す印刷処理は、プリンタコントローラ3が実行する処理の一部あり、ファクシミリ部6の情報をホストコンピュータ1へ返す部分は別にプログラムが存在する。ここでは、印刷に関する手順を説明する。なお、このフローチャートに従ったプログラムを制御部8内の記憶装置に格納し動作することにより、次の制御方法を実現させることが可能となる。
【0053】
まずステップS21では、ホストコンピュータ1あるいはファクシミリ部6から印刷要求があるか否かを判断し、印刷要求がある場合には、ステップS22へ進んで、印刷要求があった印刷データを、ホストコンピュータ1あるいはファクシミリ部6からプリンタコントローラ3のメモリ9に転送する。
【0054】
上記印刷データを1ページ分受信したら(ステップS23)、この1ページ分の受信データをプリンタエンジン4へ送り、印刷を開始する(ステップS24)。そして、これを印刷の完了まで行う(ステップS25)。
【0055】
このように本実施形態では、ホストコンピュータ1が印刷処理中にファクシミリ部6の呼び出し信号を検出したとき、その印刷ジョブの印刷終了の予測時刻を参照して、印刷を中断してファクシミリ部6を受信するか、そのまま印刷ジョブの終了を待ってファクシミリ部6を受信するかをホストコンピュータ1が判断するようにしたので、効率的な印刷を行うことができる。
【0056】
[第2実施形態]
本実施形態では、ホストコンピュータ1の印刷処理中の印刷ジョブを中断せずにファクシミリ部6の受信を行う場合に、印刷終了予測時刻より印刷が長くなると予測されたとき、次のファクシミリ受信ページの通信速度を下げて受信することにより、省メモリ化を図ったものである。
【0057】
ホストコンピュータ1及び複合機2の構成は、上記第1実施形態と同様である。
【0058】
図7は、本発明の第2実施形態に係る情報処理システム(ホストコンピュータ1と複合機2)におけるプリンタ印刷処理時のファクシミリ受信処理を示すタイミングチャートである。
【0059】
複合機2によってホストコンピュータ1からの印刷処理を行っているときに、ファクシミリ部6の呼び出し信号CIが到来し、ホストコンピュータ1がCI信号を受け取ると、予め予測した印刷終了時刻PEとファクシミリ部6の1枚目を受信するまでの時間とから計算し、印刷処理を中断するか否かを判断する。
【0060】
その結果、本例では印刷処理を中止せずにファクシミリ部6のオフフックのタイミングを遅らせて、印刷ジョブの印刷終了予測時刻PE後にファクシミリ部6印刷を行うと判断したが、実際は印刷終了予測時刻PEよりも、印刷終了が遅れたため(実際の印刷終了時刻PE’)、ファクシミリ部6に2枚目のデータを蓄えるバッファ容量(メモリバッファ6a)の不足が予測される。そこで、ホストコンピュータ1の指示により、2枚目のデータ受信速度を下げてファクシミリ部6の受信をさせる(FR2)。
【0061】
図8は、第2実施形態に係るホストコンピュータ1の処理を示すフローチャートである。なお、このフローチャートに従ったプログラムをホストコンピュータ1内のROM53や外部メモリ61に格納し動作することにより、次の制御方法を実現させることが可能となる。
【0062】
ステップS31からステップS35までは、上記第1実施形態における図4のステップS1からステップS5までの処理とそれぞれ同じ処理を行う。
【0063】
そして、ステップS36では、ファクシミリ部6の受信状況を入手して、次のファクシミリページの通信速度を下げて受信する必要があるか否かを判断する。つまり、印刷終了予測時刻より印刷が長くなると予測された場合には、通信速度を下げて受信する必要があるものとして、ステップS37において、ステップS36で求めた通信速度で次のページを受信するように複合機2に指示を出す。
【0064】
次のステップS38では、現在時刻が、ステップS35で設定したオフフックのタイミング(時刻)であるか否かを判断し、オフフックの時刻である場合にはステップS39においてファクシミリ部6の受信開始を複合機2に指示する。
【0065】
本実施形態では、ホストコンピュータ1の印刷処理中の印刷ジョブを中断せずにファクシミリ部6の受信を行う場合に、ファクシミリ部6の受信状況を入手して、印刷終了予測時刻より印刷が長くなると予測されたとき、次のファクシミリ受信ページの通信速度を下げて受信するようにしたので、その分、受信データを記憶するメモリバッファ6aの容量を小さくすることができる。
【0066】
なお、本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
【0067】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOステップSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0068】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】
[プリンタの適用例]
上記各実施形態のプリンタエンジン部4に適用するに好適なレーザビームプリンタ及びインクジェットプリンタの構成について図9〜図11を参照しながら説明する。なお、実施形態を適用するプリンタは、レーザビームプリンタ及びインクジェットプリンタに限られるものではなく、他のプリンタ方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。
【0070】
図9は、プリンタエンジン部4をレーザビームプリンタ(LBP)で構成した例を示す断面図である。
【0071】
同図中の150はLBP本体であり、外部に接続されているホストコンピュータ1から供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。
【0072】
151は、操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配されている操作パネルであり、100は、LBP本体150全体の制御及びホストコンピュータ1から供給される文字情報を解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ制御ユニット100は、主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ152に出力する。
【0073】
レーザドライバ152は半導体レーザ153を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ153から発射されるレーザ光154をオン・オフ切り換えをする。レーザ光154は回転多面鏡155で左右方向に振らされて静電ドラム156上を走査露光する。これにより、静電ドラム156上には文字パターン静電潜像が形成されることになる。
【0074】
この潜像は、静電ドラム156周囲に配設された現像ユニット157により現像された後、記録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はLBP150に装着した用紙カセット158に収納され、給紙ローラ159及び搬送ローラ160と搬送ローラ161とにより、装置内に取り込まれて、静電ドラム156に供給される。また、LBP本体150には、図示しないカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なる制御カード(エミュレーションカード)を接続できるように構成されている。
【0075】
図10は、プリンタエンジン部4をインクジェット記録装置(IJRA)で構成した例を示す外観図である。
【0076】
同図において、駆動モータ513の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア511、509を介して回転するリードスクリュー505の螺旋溝504に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しない)を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキャリッジHCには、インクジェットカートリッジIJCが搭載されている。
【0077】
502は紙押さえ板であり、キャリッジ移動方向に亘って紙をプラテン500に対して押圧する。507、508はフォトカプラで、キャリッジのレバー506のこの域での存在を確認して、モータ513の回転方向切り換え等を行うためのホームポジション検知手段として機能する。516は記録ヘッドの全面をキャップするキャップ部材522を支持する部材、515はこのキャップ内を吸引する吸引手段でキャップ内開口523を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。517はクリーニングブレードで、部材519により前後方向に移動可能となる。518は本体支持板で、上記517、519を支持する。512は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカム520の移動に伴って移動し、駆動モータから駆動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0078】
これらのキャピング、クリーニング及び吸収回復は、キャリッジがホームポジション側領域に来たときにリードスクリュー505の作用によってそれらの対応位置で所望の処理が行われるように構成されているが、周知のタイミングで所望動作を行うように構成されていればよい。
【0079】
図11は、図10に示したインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。
【0080】
同図において、700は記録信号を入力するインターフェース、701はMPU、702は前記MPU701が実行する制御プログラムやホスト印刷情報等を格納するROMである。
【0081】
また、703はDRAMで、各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ等)を保存しておく。704は記録ヘッド708に対する出力データの供給制御を行うゲートアレイで、インターフェース700、MPU701及びDRAM703間のデータの転送制御も行う。
【0082】
710は前記記録ヘッド708を搬送するためのキャリアモータ、709は記録用紙搬送のための搬送モータ、705は前記記録ヘッドを駆動するヘッドドライバ、706は前記搬送モータ709を駆動するモータドライバ、707は前記キャリアモータ710を駆動するモータドライバである。
【0083】
このように構成された上記記録装置において、インターフェース700を介してホストコンピュータ1より入力情報が入力されると、ゲートアレイ704とMPU701との間で入力情報がプリント用の出力情報に変換される。そして、モータドライバ706、707が駆動されるとともに、ヘッドドライバ705に送られた出力情報に従って記録ヘッドが駆動され印字が実行される。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、情報処理装置から入力された印刷データに基づく印刷処理の実行中にファクシミリ部に呼び出し信号が入力された場合であっても、予測した印刷終了時刻に基づいて印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うと判断した場合は、印刷処理の終了を待ってからファクシミリ受信を行うよう指示することで、効率的な印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る情報処理システムに含まれる複合機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したホストコンピュータ1の構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態に係る情報処理システム(ホストコンピュータ1と複合機2)におけるプリンタ印刷処理時のファクシミリ受信処理を示すタイミングチャートである。
【図4】第1実施形態に係るホストコンピュータ1の処理を示すフローチャートである。
【図5】図4中の上記ステップS5で実行されるファクシミリ割り込み判断処理を示すフローチャートである。
【図6】複合機2の印刷に関するフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係る情報処理システム(ホストコンピュータ1と複合機2)におけるプリンタ印刷処理時のファクシミリ受信処理を示すタイミングチャートである。
【図8】第2実施形態に係るホストコンピュータ1の処理を示すフローチャートである。
【図9】プリンタエンジン部4をレーザビームプリンタ(LBP)で構成した例を示す断面図である。
【図10】プリンタエンジン部4をインクジェット記録装置(IJRA)で構成した例を示す外観図である。
【図11】図10に示したインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。
【図12】従来の情報処理システム(ホストコンピュータと複合機)におけるプリンタ印刷処理時のファクシミリ受信処理を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ
2 複合機
3 プリンタコントローラ
4 プリンタ・エンジン部
5 スキャナ部
6 ファクシミリ部
6a メモリバッファ
7 NCU部
8 プリンタコントローラ3の制御部
9 メモリ
10 CPU

Claims (8)

  1. ファクシミリ部と該ファクシミリ部が受信する受信データを含む印データに基づいて印刷処理を実行するプリンタ部とを有する複合機に接続され、前記複合機へ前記印刷データを送信して印刷処理を実行させる情報処理装置において、
    電話回線を介して前記ファクシミリ部に呼び出し信号が入力されたことを検出する検出手段と、
    前記情報処理装置が前記複合機へ入力する前記印刷データに基づく印刷処理の印刷終了時刻を予測する予測手段と、
    前記検出手段が前記呼び出し信号の入力を検出したことに応じて前記ファクシミリ部をオンフック状態からオフフック状態へ切り替える指示をする指示手段と、
    前記情報処理装置から入力された前記印刷データに基づく印刷処理の実行中に前記呼び出し信号が入力されたこと前記検出手段が検出したとき、前記予測手段が予測した前記印刷終了時刻に基づいて、当該印刷処理を中断してファクシミリ受信を行うか、または当該印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うかを判断する判断手段とを備え、
    前記判断手段が前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うと判断した場合、前記指示手段は、前記印刷処理中に前記検出手段が前記呼び出し信号の入力を検出した場合であっても前記印刷処理の終了を待ってから前記ファクシミリ受信を行うよう前記指示をすることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記指示手段が前記指示をするタイミング、前記印刷終了時刻と、
    前記ファクシミリ部が受信する1枚目の前記受信データが受信完了するまでの時間とに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ファクシミリ部と該ファクシミリ部が受信する受信データを含む印刷データに基づいて印刷処理を実行するプリンタ部とを有する複合機と、前記複合機に接続され、前記プリンタ部に対して前記印刷データを送信して印刷処理をさせる情報処理装置とを備えた情報処理システムにおいて、
    前記複合機は、電話回線を介して前記ファクシミリ部に呼び出し信号が入力されたことを示す信号を前記情報処理装置へ転送する転送手段を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記複合機から転送される記信に基づいて、前記ファクシミリ部に前記呼び出し信号が入力されたことを検出する検出手段と、
    前記情報処理装置から入力された前記印刷データに基づく印刷処理の印刷終了時刻を予測する予測手段と、
    前記検出手段が前記呼び出し信号の入力を検出したことに応じて前記ファクシミリ部をオンフック状態からオフフック状態へ切り替える指示をする指示手段と、
    前記情報処理装置から入力された前記印刷データに基づく印刷処理の実行中に前記呼び出し信号が入力されたこと前記検出手段が検出したとき、前記予測手段が予測した前記印刷終了時刻に基づいて、当該印刷処理を中断してファクシミリ受信を行うか、または当該前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うかを判断する判断手段とを備え、
    前記判断手段が前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うと判断した場合、前記指示手段は、前記印刷処理中に前記検出手段が前記呼び出し信号の入力を検出した場合であっても前記印刷処理の終了を待ってから前記ファクシミリ受信を行うよう前記指示をすることを特徴とする情報処理システム。
  4. 前記指示手段が前記指示をするタイミングは、前記印刷終了時刻と、
    前記ファクシミリ部が受信する1枚目の前記受信データが受信完了するまでの時間とに基づいて決定されることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. ファクシミリ部と該ファクシミリ部が受信する受信データを含む印データに基づいて印刷処理を実行するプリンタ部とを有する複合機に接続され、前記複合機へ前記印刷データを送信して印刷処理を実行させる情報処理装置の制御方法において、
    電話回線を介して前記ファクシミリ部に呼び出し信号が入力されたことを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにて前記呼び出し信号の入力を検出したことに応じて前記ファクシミリ部をオンフック状態からオフフック状態へ切り替える指示をする指示ステップと、
    前記情報処理装置が前記複合機へ入力する前記印刷データに基づく印刷処理の印刷終了時刻を予測する予測ステップと、
    前記情報処理装置から入力された前記印刷データに基づく印刷処理の実行中に前記呼び出し信号が入力されたこと前記検出ステップにて検出したとき、前記予測ステップにて予測した前記印刷終了時刻に基づいて、当該印刷処理を中断してファクシミリ受信を行うか、または当該前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うかを判断する判断ステップとを備え、
    前記判断ステップにて前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うと判断した場合、前記指示ステップは、前記印刷処理中に前記検出ステップにて前記呼び出し信号の入力を検出した場合であっても前記印刷処理の終了を待ってから前記ファクシミリ受信を行うよう前記指示をすることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. 前記指示ステップにて前記指示をするタイミングは、前記印刷終了時刻と、前記ファクシミリ部が受信する1枚目の前記受信データが受信完了するまでの時間とに基づいて決定されることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置の制御方法。
  7. ファクシミリ部と該ファクシミリ部が受信する受信データを含む印データに基づいて印刷処理を実行するプリンタ部とを有する複合機に接続され、前記複合機へ前記印刷データを送信して印刷処理を実行させるコンピュータに
    電話回線を介して前記ファクシミリ部に呼び出し信号が入力されたことを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにて前記呼び出し信号の入力を検出したことに応じて前記ファクシミリ部をオンフック状態からオフフック状態へ切り替える指示をする指示ステップと、
    前記情報処理装置が前記複合機へ入力する前記印刷データに基づく前記印刷処理の印刷終了時刻を予測する予測ステップと、
    前記情報処理装置から入力された前記印刷データに基づく印刷処理の実行中に前記呼び出し信号が入力されたこと前記検出ステップにて検出したとき、前記予測ステップにて予測した前記印刷処理の印刷終了時刻に基づいて、当該印刷処理を中断してファクシミリ受信を行うか、または当該前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うかを判断する判断ステップとを実行させるプログラムであって、
    前記判断ステップにて前記印刷処理の終了を待ってファクシミリ受信を行うと判断した場合、前記指示ステップは、前記印刷処理中に前記検出ステップにて前記呼び出し信号の入力を検出した場合であっても前記印刷処理の終了を待ってから前記ファクシミリ受信を行うよう前記指示をすることを特徴とするプログラム。
  8. 前記指示ステップにて前記指示をするタイミングは、前記印刷終了時刻と、前記ファクシミリ部が受信する1枚目の前記受信データが受信完了するまでの時間とに基づいて決定されることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
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