JPH11292324A - プリンタ及び印刷システム - Google Patents

プリンタ及び印刷システム

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JPH11292324A
JPH11292324A JP10104972A JP10497298A JPH11292324A JP H11292324 A JPH11292324 A JP H11292324A JP 10104972 A JP10104972 A JP 10104972A JP 10497298 A JP10497298 A JP 10497298A JP H11292324 A JPH11292324 A JP H11292324A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙手段を有するプリンタでは、1の用紙の
印字が終了しても、その用紙の排出完了までは次の用紙
の給紙動作に移行できないという問題を解決する。 【解決手段】 プリンタの制御部3は、独立の給排紙制
御部35を有する。条件判断部351ではビットマップ
データ展開部34を参照して、次ページの印字データが
あるときには、1の用紙の排紙と次の用紙の給紙動作を
同時に開始するよう決定する。この決定を受けた同時給
排紙起動部352では、センサ19により位置検出され
た印刷済みの用紙と、次の用紙とが重なってしまうこと
がないようなタイミングで、排紙フィーダ14と給紙フ
ィーダ12を同時に起動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ及び印刷
システムにおける印刷用紙の紙送り技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カットシートフィーダを有する
プリンタでは、連続して用紙の印刷を行なうとき、1の
用紙の印字及び排紙が完了してから、次の用紙の給紙動
作を開始するようにしている。そのためには、1の用紙
の印字動作が終了してから、十分に長い時間、すなわ
ち、少なくとも略用紙長の分だけ排紙フィーダを回転さ
せ続けてから、次の用紙の給紙動作にとりかかる。つま
り、用紙に実際に印字された量にもよるが、かなりの時
間、排紙フィーダは空転し続けるのが普通である。
【0003】このような排紙フィーダの空転を防止する
ため、例えば従来のシリアルプリンタでは、用紙の排出
口付近に用紙検出センサが設けられてあり、このセンサ
が用紙の存在を検出している最中には排紙フィーダを回
転させ続け、その間は、次の用紙の給紙動作(給紙のた
めの準備動作を含む)を開始しないようにしている。そ
して、用紙が機外に排出されたことを前記のセンサが検
知してから、給紙側のフィーダを駆動させる。従って、
1の用紙の排紙動作を開始してから、次の用紙の給紙動
作が完了して用紙が所定の位置に達するまでの間、プリ
ントエンジンはアイドリング状態となり実際の印字動作
は行なわれない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、印字速度の向上
によりプリンタのスループットは向上しているが、上記
のようにプリントエンジンが駆動していない間の時間、
すなわちプリントエンジンのアイドリング時間は短縮さ
れていない。従って、プリントエンジン自体の性能向上
その他の改良によって印字速度が向上すればする程、相
対的に上記アイドリング時間が印刷時間全体に占める割
合が大きくなっている。従って、このようなアイドリン
グ時間が、プリンタのスループットをより向上させる際
のボトルネックとなってきた。
【0005】また、ホストからプリンタへのデータ転送
路のスピードが遅い場合、1の用紙の印字動作が完了し
ても、次の用紙の印字データが成立するまでの間は、や
はり用紙の給紙動作は開始されない。この場合にもプリ
ントエンジンのアイドリング時間は大きくなってしま
う。
【0006】そこで本発明の課題は、プリンタにおける
給紙及び排紙制御の内容を見直すことにより、印刷時間
全体を短縮させることが可能なプリンタを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のプリンタは、給排紙制御部により統轄制御
される給紙手段、プリントエンジン内紙送り機構、及び
排紙手段によりペーパーパスを構成するプリンタであっ
て、前記給排紙制御部は、2以上の用紙に亘る印刷の実
行に際して、1の用紙の印刷動作中又は排紙動作中に、
次の用紙の給紙動作を開始させるように前記給紙手段を
駆動制御可能に構成されていることを特徴とする。な
お、ここで用紙の給紙動作及びその準備動作を行なう給
紙手段と、印字動作中における用紙の紙送りを担当する
プリントエンジン内紙送り機構と、印字済みの用紙を機
外に排出させる排紙手段とは、それぞれ物理的に独立の
機構により構成されているものであるか否かを問わな
い。すなわち、動力源をはじめとする機構部を相互に共
有するものであってもよい。また、給紙手段をカットシ
ートフィーダにより構成してもよい。
【0008】プリンタを上記のように構成するために
は、例えば、印刷を行なうデータをビットマップ展開し
ておくためのイメージバッファを利用することが考えら
れる。
【0009】即ち、上記構成に加え、更にイメージバッ
ファを有するプリンタにおいて、前記給排紙制御部は、
前記イメージバッファ内の印刷データから、印刷中の用
紙に次ぐ用紙の印刷が実行されるか否かを判断する。そ
して給排紙制御部は、その判断の結果、次の用紙につい
ての印字データが前記イメージバッファに残っている場
合には、次の用紙の給紙動作を開始させるように前記給
紙手段の駆動制御を行なうように構成されていればよ
い。
【0010】前記1の用紙と次の用紙とがペーパーパス
内で重なってしまうことを防止するためには、プリンタ
を以下のように構成する。即ち、プリンタはプリントエ
ンジン内にある用紙の位置を検出するセンサも有し、前
記給排紙制御部は、前記センサにより、前記1の用紙が
プリントエンジン内の所定位置、すなわち前記1の用紙
と次の用紙とが重ならないような位置に達したことが検
出されてから、排紙動作及び給紙動作を同時に開始させ
るよう、前記給紙手段及び前記排紙手段を駆動制御可能
に構成されていればよい。
【0011】また、プリンタとホストとの間のデータ転
送路における、データ遅延によるアイドリング時間の増
加を解消する対策としては、プリンタとホストの双方に
より実現される印刷システムを以下のように構成すれば
よい。即ち、プリンタに対して、印刷枚数情報を含む印
刷命令を送信可能なホストと、給排紙制御部により統轄
制御される給紙手段、プリントエンジン内紙送り機構、
及び排紙手段により構成されるペーパーパスを備えるプ
リンタとからなる印刷システムにおいて、前記給排紙制
御部は、前記ホストから受信した印刷命令に含まれる印
刷枚数情報が、2以上の用紙に亘る印刷の実行を内容と
する場合、即ち、2ページ以上の印刷を実行するもので
あるとき、及び又は2部以上の印刷を実行するものであ
るときに、1の用紙の印刷動作中又は排紙動作中に、次
の用紙の給紙動作を開始させるように前記給紙手段を駆
動制御するようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本実施形態のプリンタ1のハード
ウェア構成を表わすブロック図である。実施形態におい
てプリンタ1は、カットシートの束を立てかけておくた
めの用紙サポート11と給紙フィーダ12とからなる給
紙手段としてのカットシートフィーダを備える。図中、
太幅線で示すペーパーパスには、用紙の有無を検出する
センサ19、プリントエンジン13、用紙をプリンタ機
外に排出するための排紙フィーダ14とが配されてい
る。これらプリンタの機構部を制御するのは、CPU1
6、ROM17、及びRAM18とからなるコンピュー
タ構成のプリンタ制御部である。このプリンタ制御部
は、ホスト2とインタフェース装置21を介して接続さ
れ、ホスト2から送られてくるプリンタ制御言語に従
い、各機構部を制御して実際に印字動作を行なわせる。
【0014】図2は、ROM17に格納されるアプリケ
ーションプログラムをCPU16が実行することにより
実現されるプリンタ制御部の機能ブロック図である。実
施形態におけるプリンタ制御部3が従来と異なる特徴的
な点は、給排紙制御部35がビットマップデータ展開部
34とセンサ19とから寄せられる情報をもとに、プリ
ンタ機構部の各モータを駆動制御する機能を有すること
である。
【0015】図3は、上記の給排紙制御部35によって
駆動制御される動力機構の要点のみを抜き出して描いた
斜視図である。
【0016】カットシートである用紙41は、用紙サポ
ート11(図1)に立てかけられ、仮想線で示すプリン
タ筐体50の用紙吸入口51の所に置かれている。用紙
は、その状態から、給紙ローラ122とそれを駆動する
給紙モータ121によって構成される給紙フィーダ12
によって、プリントエンジン13内に送り込まれる。
【0017】センサ19は、くさび型のキートップをペ
ーパーパス内に突出させて設けられてあるセンサスイッ
チであり、キートップ上を用紙が通過している際は、キ
ートップが押されて用紙の存在を検出するようになって
いる。なお、センサ19は用紙の有無を検知可能なもの
であればよいので、上記の構成によらず、フォトセンサ
など、他の手段により構成されるものであっても構わな
い。
【0018】用紙は、センサ19上を通過して、実際の
印字動作を行なうプリントエンジン13に送られる。実
施形態におけるプリントエンジン13は、キャリッジガ
イドレール135により貫通支持されるキャリッジ13
4、及びフリーローラ133とで用紙を挟持して、紙送
りモータ131によって回転されて印字動作中の紙送り
を行なう紙送りローラ132などにより構成される。な
お、キャリッジ134は、例えばインクカートリッジ及
びプリントヘッドを搭載し、図示しないキャリッジモー
タ及び動力伝達機構により水平移動しつつ、ヘッド制御
部36(図2)から図示しないリボンケーブルを介して送
られてくる信号に基づき、印字を行なう。
【0019】印字の終了した用紙は、排紙ローラ142
と、それを駆動する排紙モータ141及びフリーローラ
143により構成される排紙フィーダ14によって、仮
想線で示す用紙排出口52から、プリンタ機外に排出さ
れる。なお、説明の簡略化のため、各部を駆動するため
のモータ121、131及び141は、それぞれ独立の
モータとして描いているが、これらは1つのモータを2
以上の動力機構により共有し、動力伝達機構による切り
替え操作をもって各々に駆動するように構成しても良
い。その場合の切り替え操作は、モータ制御部37によ
って行なわれる。
【0020】以下、給排紙制御部35によって用紙を排
出しつつ供給する手順について、図4ないし図7のフロ
ーチャートをも参照して説明する。
【0021】ホスト2からプリンタ1に送られてきた印
刷命令は、インタフェース部31を介してコマンド解釈
部32に伝えられる。紙送りや改行などに関する制御コ
ードは、制御コード解釈部322で解釈されて給排紙制
御部35に渡される。一方、印字データはビットマップ
生成部33でラスタライズされる。ここで本実施形態の
プリン1タはイメージバッファを備えるものであるの
で、ラスタライズされたデータはビットマップデータ展
開部34により保持される。具体的には、プリンタ1の
RAM18上の所定のアドレスに展開される。
【0022】給排紙制御部35内の条件判断部351
は、受け取った制御コードと、ビットマップデータ展開
部34によって展開保持されている数行分の印字データ
を参照して、用紙の排紙動作と給紙動作とを同時に行な
うべきか否かを判断、決定する。
【0023】図4は、条件判断部351における判断の
手順を表す。例えば、イメージバッファに割り当てられ
たメモリの容量が、N行分の印字データに相当する量で
あったとするとき、制御データを受け取った条件判断部
351では、あとN行紙送りを行なうとそのページの印
字が終了するか否かを判断する(S101及びS10
2)。例えば、図8に示す用紙44のように、1の用紙
の印字を始めたばかりの状態のときは、まだ次のページ
についての印字データはラスタライズされていないの
で、イメージバッファ内のビットマップデータからは、
次ページが存在するか否かを判断することができない。
そのため、プリントエンジン内での紙送りを続行させる
よう要求を発行する(S103)。紙送りの続行要求を
受けたモータ制御部37では、紙送りモータ131を駆
動させ続ける一方、ヘッド制御部36では展開されてい
るビットマップデータに基づきヘッドを動かし、印字を
続行する。
【0024】ある程度印字が続行され、図9に示す用紙
46のような状態に至ったところでビットマップデータ
展開部34を参照して、イメージバッファ内に印字中の
ページ以降のページがあるか否かを判断する(S102
でYES,S104)。ここで、次ページのデータがイ
メージバッファ内に存在するときには、排紙動作と給紙
動作を同時に起動する条件が成立したとして、そのこと
を同時給排紙起動部352に伝えるとともに、排紙要求
を発行する(S104でYES,S105,S10
6)。なお、このとき次ページが存在しないときには、
現ページの印字終了をもって印刷終了となるため、単に
排紙要求を発行する(S104でNO,S106)。
【0025】図5は、条件判断部351による判断を受
けて、実際に排紙動作と給紙動作とを同時に起動させる
ための同時給排紙起動部352による処理手順を表す。
【0026】同時給排紙起動部352では、まず、セン
サ19からの用紙検出情報を得て、用紙がプリントエン
ジン内にあるか否かを判断する。これは、プリントエン
ジン内で用紙が重なってしまうことを防止するためであ
る。すなわち1の用紙の先頭から、ほんの数行の印字で
改ページが行なわれるようなときには、例えば、用紙が
図8に示す用紙44の位置にあるような状態でも、次ペ
ージのデータが成立している(図4においてS102で
YES,S104でYES)。このようなときに、即座
に用紙44の排紙と用紙41の給紙を同時に行なってし
まうと両方の用紙が重なったまま送られてしまい、用紙
41の頭出しができない等の不都合が生じる。そこで、
センサ19により用紙の存在が検出されている最中に
は、新たな用紙(用紙41)の給紙を開始しないように
している。その間の手順を表すのが図5の左側のステッ
プ(S208ないしS211)である。
【0027】センサ19により用紙の存在が検出されて
いる最中には(S201,S202でYES)、まず、
排紙動作のみを行なう(S208)。図9に示す用紙4
6の位置においては、センサ19は、まだ用紙を検出し
ており(S209でYES)、排紙モータ141は動作
中である(S211でNO)。この状態を経て、用紙
が、図3に示す用紙43の位置に達すると、センサ19
は用紙の存在を検出しなくなる(S209でNO)。こ
こで一旦、排紙動作の停止をモータ制御部37に対して
命じ、モータの停止(S211でYES)を待つ。
【0028】この状態から改めて、印字済みの用紙(図
3における43)の排紙動作と、次の用紙(同42)の
給紙動作を同時に起動させる。すなわち、同時給排紙起
動部352では、先の条件判断部351による同時給排
紙実行のための条件成立を受けて(図4におけるS10
5,図5におけるS203でYES)、排紙モータ14
1と給紙モータ121とを同期して駆動させ、両方の用
紙の紙送りを行なう。なお、ここで次ページが存在しな
いときには、単に排紙動作のみを起動して(S205)
用紙の排出を行なった後、制御を終了する。
【0029】以上、ホスト2からプリンタ1へのデータ
伝送路の速度が十分に早くて、イメージバッファ上に直
ちに印字データが成立する場合について説明した。しか
し、印字すべきデータ量に比較してデータ転送路の速度
が遅い場合、次ページのイメージ成立が遅れてしまうこ
とが考えられる。例えば、大きなデータをページプリン
タで印刷する場合を考えると、次ページ全体のラスタラ
イズが終了するまでは、次用紙の給紙及びその準備動作
を開始できないこととなってしまう。そこで、ホスト2
に、あらかじめ印字ページ数に関する情報を含む印刷命
令を送信させることにより、この問題を回避させること
ができる。以下、その場合の制御手順について説明す
る。
【0030】図6は、このときの条件判断部351にお
ける条件判断の手順を表す。制御コード解釈部322か
ら印字ページ数を受け取った条件判断部351は、ペー
ジ数から1を減算して(S301,S302)給排紙の
同時起動を何回行なうかを求める。同時起動を実行すべ
き回数がゼロではないときは、条件成立を同時給排紙起
動部352に伝えるとともに、演算結果をページ数に置
き換える(S303でNO,S304)。すなわち、ペ
ージ数は1つ少なくなる。
【0031】図7は、条件成立を受けた同時給排紙起動
部352における処理手順を表す。このときの手順は、
先に示した図5における場合とほぼ同様であるが、同時
給排紙を起動した場合に(S204)、実行の事実を条
件判断部に通知し返す点が異なる(S401)。その他
の手順は、先に示した例と異ならないため、図には同一
の符号を付して、説明を省略する。
【0032】同時給排紙を1回行なった事実の通知を受
けた条件判断部351では、先の置き換えられたページ
数から再び1を減算して(S301,S302)給排紙
同時起動の残り実行回数を求める。以下同様の手順を繰
り返す(S303ないしS305)。同時起動を実行す
べき回数がゼロとなったときに(S303でYES)、
条件成立を通知することなく、用紙を排出させ処理を終
了する(S305)。
【0033】本実施形態は以上の説明の通りであるが、
本発明は、それが採用されるプリンタの印字方式及び印
字単位による種別、大きさ、印字速度、ペーパーパスの
経路長及び構成などに応じて、さまざまに変更して利用
することが可能である。特に、実施形態においては給紙
動作を起動するタイミングを、排紙動作とともにする場
合について説明したが、印字動作中に次の用紙の給紙準
備を開始するような場合も考えられる。また実施形態で
示したセンサ19の位置及び個数も適宜変更可能であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のプリンタでは給排紙制御部が給紙手段、プリントエン
ジン内紙送り機構、及び排紙手段を統轄制御する機能を
有し、2以上の用紙に亘る印刷を実行する場合には、1
の用紙の印刷動作中又は排紙動作中に、次の用紙の給紙
動作を開始させるため、プリントエンジンのアイドリン
グ時間が大幅に減少し、その分プリンタのスループット
を高めることが可能である。
【0035】また、本発明の印刷システムでは、ホスト
が印刷命令に印刷枚数情報を含めて送信し、プリンタが
これを受けて、1の用紙の印刷動作中又は排紙動作中
に、次の用紙の給紙動作を開始させるようにするため、
次ページの成立が遅れてしまうような伝送路の遅い環境
でも、プリンタのスループットを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるプリンタのハードウ
エア構成を表す図である。
【図2】プリンタ制御部の機能ブロック図である。
【図3】プリンタの動力機構の要点のみを抜き出して描
いた斜視図である。
【図4】条件判断部における判断手順の例を表す図であ
る。
【図5】図4に示す判断を受けた場合の、同時給排紙起
動部における処理手順を表す図である。
【図6】条件判断部における判断手順の他の例を表す図
である。
【図7】図6に示す判断を受けた場合の、同時給排紙起
動部における処理手順を表す図である。
【図8】用紙の位置とセンサと紙送り動作の関係を説明
するための斜視図である。
【図9】用紙の位置とセンサと紙送り動作の関係を説明
するための斜視図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 11 用紙サポート 12 給紙フィーダ 121 給紙モータ 122 給紙ローラ 13 プリントエンジン 131 紙送りモータ 132 紙送りローラ 133,143 フリーローラ 134 キャリッジ 135 キャリッジガイドレール 14 排紙フィーダ 141 排紙モータ 142 排紙ローラ 16 CPU 17 ROM 18 RAM 19 センサ 2 ホスト 3 プリンタ制御部 34 ビットマップデータ展開部 35 給排紙制御部 351 条件判断部 352 同時給排紙起動部 41〜46 カットシート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給排紙制御部により統轄制御される給紙
    手段、プリントエンジン内紙送り機構、及び排紙手段に
    よりペーパーパスを構成するプリンタにおいて、 前記給排紙制御部は、2以上の用紙に亘る印刷の実行に
    際して、1の用紙の印刷動作中又は排紙動作中に、次の
    用紙の給紙動作を開始させるように前記給紙手段を駆動
    制御可能に構成されていることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリンタにおいて、 更に、イメージバッファを有し、前記給排紙制御部は、
    前記イメージバッファ内の印刷データから、印刷中の用
    紙に次ぐ用紙の印刷が実行されるか否かを判断し、該判
    断に基づき必要な場合に次の用紙の給紙動作を開始させ
    るように前記給紙手段を駆動制御可能に構成されている
    ことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のプリンタに
    おいて、更に、プリントエンジン内にある用紙の位置を
    検出するセンサを有し、前記給排紙制御部は、前記セン
    サにより、前記1の用紙がプリントエンジン内の所定位
    置に達したことが検出されてから、排紙動作及び給紙動
    作を同時に開始させるように前記給紙手段及び前記排紙
    手段を駆動制御可能に構成されていることを特徴とする
    プリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載のプリンタにおいて、
    前記給紙手段は、カットシートフィーダにより構成され
    ることを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】 プリンタに対して、印刷枚数情報を含む
    印刷命令を送信可能なホストと、 給排紙制御部により統轄制御される給紙手段、プリント
    エンジン内紙送り機構、及び排紙手段により構成される
    ペーパーパスを備えるプリンタとからなる印刷システム
    であって、 前記給排紙制御部は、前記ホストから受信した印刷命令
    に含まれる印刷枚数情報が、2以上の用紙に亘る印刷の
    実行を内容とする場合に、1の用紙の印刷動作中又は排
    紙動作中に、次の用紙の給紙動作を開始させるように前
    記給紙手段を駆動制御することを特徴とする印刷システ
    ム。
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