JP2004081795A - 遊技機における施錠装置 - Google Patents

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名畑 豊
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Abstract

【課題】ガラス扉の施錠機構において、部品点数を減らして簡易な構成で、ガラス扉作動体を作動させることができる遊技機における施錠装置を提供する。
【解決手段】施錠装置17の支持体18には外枠作動体46及びガラス扉作動体52が設けられている。さらに、支持体18には外枠作動体46の作動に伴って作動する外枠用鉤部43,44と、ガラス扉作動体52の作動に伴って作動するガラス扉鉤部53,54が設けられている。シリンダ錠37によるガラス扉の解錠操作によってカム板38の第1脚片38aがガラス扉作動体52に取り付けられたロック体55に係止して、その解錠操作によりガラス扉作動体52が作動される。すると、ガラス扉鉤部53,54とガラス扉との係合が解除されてガラス扉が解錠される。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機において、遊技盤が設けられた前枠を外枠に施錠するとともに、ガラス扉を前枠に施錠するための遊技機における施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技機の一種であるパチンコ遊技機は、その外郭が縦長四角枠状をなす外枠と、外枠に開閉可能に支持される前枠と、前枠の内側に保持される遊技盤とから構成されている。また、前枠の前面には、四角板状をなすガラス扉が開閉可能に支持され、パチンコ遊技機前面から遊技盤が視認可能となっている。そして、前枠の一側には施錠装置が装着され、その施錠装置により外枠に対して前枠を施錠できるとともに、前枠に対してガラス扉を施錠できるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この種の遊技機における施錠装置は、前枠に固定される支持体を備え、その支持体には、鍵によって回転操作可能なシリンダ錠が設けられている。このシリンダ錠には略V字状をなすカム板が錠軸により回転可能に取り付けられ、カム板は、シリンダ錠に差し込まれた鍵の回転方向と同一方向に回転可能になっている。また、支持体には、前記シリンダ錠の解錠操作によって作動する外枠作動体及びガラス扉作動体と、外枠作動体の作動に伴って作動する外枠用鉤部と、ガラス扉作動体の作動に伴って作動するガラス扉鉤部が備えられている。
【0004】
さらに、シリンダ錠のカム板とガラス扉作動体との間には連動部材が設けられ、シリンダ錠の解錠操作がカム板から連動部材を介してガラス扉作動体に伝達されるようになっている。加えて、ガラス扉作動体には、ガラス扉の施錠時に、不正部材によるガラス扉作動体の不正操作によってガラス扉が不正に解錠されるのを防止するためのロック体が取り付けられている。
【0005】
上記施錠装置に対し、外枠及びガラス扉には、それぞれ外枠用鉤部及びガラス扉用鉤部と係脱可能な係合部材が備えられている。そして、前枠を閉止方向に回転させると、外枠用鉤部と外枠の係合部材とが係合して外枠に対して前枠が施錠される。また、ガラス扉を閉止方向に回転させると、ガラス扉用鉤部とガラス扉の係合部材とが係合して前枠に対してガラス扉が施錠される。このとき、ロック体によりガラス扉作動体の不正移動が防止されている。
【0006】
一方、シリンダ錠による外枠の解錠操作によってカム板が作動されるとともに、そのカム板により外枠用作動体が作動され、その作動により外枠用鉤部は係合部材から離脱し、外枠から前枠が解錠される。また、シリンダ錠によるガラス扉の解錠操作によってカム板が作動されるとともに、そのカム板により連動部材が作動される。その連動部材の作動により、ロック体が作動してガラス扉作動体の不正移動を防止した状態が解除される。続けて解錠操作が行われると、シリンダ錠の解錠操作がカム板を介して連動部材からロック体の取り付けられたガラス扉作動体に伝達される。そして、ガラス扉作動体が作動し、各ガラス扉用鉤部は係合部材から離脱して前枠からガラス扉が解錠される。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−38026号公報(第3頁〜第6頁、[図4])
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の遊技機における施錠装置においては、ガラス扉作動体を作動させ、ガラス扉を前枠から解錠するために、シリンダ錠の解錠操作を、カム板から連動部材を介してガラス扉作動体に伝達しなければならない。そのため、遊技機における施錠装置の部品点数が多くなるとともに、構造が複雑であるという問題があった。本発明は、上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、ガラス扉の施錠機構において、部品点数を減らして簡易な構成で、ガラス扉作動体を作動させることができる遊技機における施錠装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、外枠と、遊技盤が保持されて外枠の前面に開閉可能に支持される前枠と、前枠の前面に開閉可能に支持されるガラス扉とから構成される遊技機の前記前枠に取着され、前枠を外枠に施錠するとともに、ガラス扉を前枠に施錠する遊技機における施錠装置であって、前枠に固定される支持体には、前枠を外枠に施錠すべく当該外枠に係合する外枠鉤部と、ガラス扉を前枠に施錠すべく当該ガラス扉に係合するガラス扉鉤部と、各鉤部の解錠操作を行う錠部材と、錠部材による外枠の解錠操作を外枠鉤部に伝達する外枠作動体と、錠部材によるガラス扉の解錠操作をガラス扉鉤部に伝達するガラス扉作動体とが設けられているとともに、前記錠部材には解錠操作に伴い回転するカム板が回転可能に設けられ、前記錠部材のガラス扉の解錠操作により前記カム板を回転させることによって、前記ガラス扉作動体の被係止部にカム板が係止してガラス扉作動体を作動させ、ガラス扉鉤部とガラス扉との係合を解除してガラス扉を解錠させることを要旨とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機における施錠装置において、前記ガラス扉作動体には、前枠にガラス扉が施錠された状態で、支持体に形成された係合部位に係合してガラス扉作動体の移動を規制するロック体が取り付けられ、前記錠部材のガラス扉の解錠操作により前記カム板を回転させることによって、前記被係止部としてのロック体にカム板が係止して当該ロック体を介してガラス扉作動体を作動させ、ガラス扉鉤部とガラス扉との係合を解除してガラス扉を解錠させることを要旨とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機における施錠装置において、前記ロック体は一端部がガラス扉作動体に回動可能に軸支され、同ロック体の他端部が支持体を切り欠いて形成された係合部位に係合してガラス扉作動体の移動を規制することを要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図7に基づいて詳細に説明する。
【0013】
図6に示すように遊技機の一種であるパチンコ遊技機11は、その外郭が縦長四角枠状をなす外枠12により形成され、この外枠12の前面には、四角枠状をなす前枠13が開閉可能に支持されている。この前枠13には、図示しない打球発射装置、球皿等のパチンコゲームを展開可能とする遊技構成部材が搭載できるとともに、前枠13の内側には遊技盤14が保持されるようになっている。この遊技盤14の前面には、図示しない釘、入賞器具等の遊技構成部材が設けられ、背面にはプリント基板等の遊技構成部材が搭載されている。
【0014】
前枠13の前面には四角板状のガラス扉15が開閉可能に支持され、パチンコ遊技機11前面から遊技盤14が視認可能となっている。さらに、ガラス扉15の下方には、図示しないパチンコ球を貯留するための上皿を備えた長四角板状の上皿扉16が前枠13の前面に開閉可能に支持されている。
【0015】
図7に示すように、前枠13の一側には縦長四角状の施錠装置17が装着され、ガラス扉15及び上皿扉16を前枠13に施錠できるとともに、前枠13を外枠12に施錠できるようになっている。なお、以下において上下左右は、パチンコ遊技機11を前方から見た場合の上下左右を示すものとする。
【0016】
図1及び図2(b)に示すように、施錠装置17は、亜鉛メッキ鋼板等の金属板から形成され、断面略L字状をなすとともに、上下方向に延びるように形成された支持体18によって外郭が形成されている。この支持体18は、縦長四角板状の固定板18aと固定板18aの左側から背面方向に折り曲げ形成されている側板18bを備えている。また、固定板18aの右側には、細長四角板状の補強リブ18cが上下に一対折り曲げ形成され、固定板18aが補強されている。
【0017】
さらに、図2(b)に示すように、側板18bの上部には側板18bが切り欠かれることによって係合部位としての係合凹部18dが形成されている。加えて、図1に示すように、固定板18aの下側には、下方向に延びる掛止フック18eが形成されている。そして、図7に示すように、この施錠装置17は固定板18aの前面が前枠13の背面の一側に当接されるとともに、ビス等の固定部材によって前枠13に固定されている。
【0018】
まず、前記上皿扉16の前枠13に対する施錠機構について詳述する。図1及び図2(a)に示すように、側板18bの下端左側には長四角形状の上皿扉作動体20が上下動可能に設けられている。この上皿扉作動体20の前面の上下両部には、それぞれ四角板状の上皿扉鉤部21が前方に延びるように設けられ、各上皿扉鉤部21の上面にはそれぞれ係合凹所23が凹設されている。
【0019】
図1に示すように、この上皿扉作動体20の上側及び下側にはそれぞれ平面視横T字状の取付板25が右方向に延びるように切り起こし形成されている。また、上皿扉作動体20において、下端側の取付板25の上側には、取付板抜止片27が右方向に延びるように切り起こし形成されている。一方、側板18bの下端側には、上下各取付板25に対応する位置に取付板挿入孔26が透設され、各取付板25を挿入できるようになっている。また、両取付板挿入孔26の間にはプレート掛止片33が突設されている。
【0020】
そして、各取付板25を各取付板挿入孔26に挿入して上皿扉作動体20を下方にスライドさせることにより、各取付板25の先端が各取付板挿入孔26の周縁に掛止して上皿扉作動体20が支持体18に上下動可能に取り付けられている。このとき、図2(b)に示すように、両上皿扉鉤部21は施錠装置17の前面側へ突出している。
【0021】
さらに、図1及び図2(a)に示すように、四角板状をなす移動規制プレート32に形成されたプレート掛止孔32a内に前記プレート掛止片33が挿通されている。そして、図2(a)に示すように、移動規制プレート32に折り曲げ形成された第1ばね掛止片32bと、前記取付板抜止片27との間に第1コイルばね34が設けられている。また、図1に示すように、上皿扉作動体20の上端には、側面逆L字状の手動上皿扉解除片35が右方向に延びるように折り曲げ形成され、この手動上皿扉解除片35は図6に示すように前枠13の前面に突出されている。
【0022】
次に、前枠13の外枠12に対する施錠機構について詳述する。図1に示すように、固定板18aの上部には上下一対の四角板状のシリンダ錠固定部36が折り曲げ形成されている。シリンダ錠固定部36には、錠部材としてのシリンダ錠37が内側から装着され、その先端は固定板18aの前面側に突出した状態となっている。図4(a)に示すように、シリンダ錠37の基端には、背面視略V字状のカム板38が錠軸39に軸着され、シリンダ錠37の先端側から鍵(図示せず)を挿入して解錠操作を行うべく回転させると、カム板38は錠軸39を中心に鍵の回転方向と同一方向に回転するようになっている。
【0023】
カム板38には、一方の脚片としての舌片状の第1脚片38aが段差部分を介してカム板38の中央から斜め上方に向かって突設されている。また、カム板38には他方の脚片としての舌片状の第2脚片38bがカム板38の中央から斜め下方に向かって突設されている。前記第1脚片38aは第2脚片38bより背面側へ延びるとともに、左方向に延びるように折り曲げ形成されている。
【0024】
図1に示すように、固定板18aの上下側にはそれぞれ四角板状の上部鉤部固定板41及び下部鉤部固定板42が背面方向に折り曲げ形成されている。これら上部及び下部鉤部固定板41,42は、側板18bと平行になるように支持体18の内側に位置している。上部及び下部鉤部固定板41,42には、それぞれ略三角板状の上部外枠鉤部43及び下部外枠鉤部44がリベットでかしめ着けされることによって回動可能に軸支されている。図2(b)に示すように、これら上部及び下部外枠鉤部43,44は施錠装置17の背面側へ突出している。
【0025】
図1に示すように、各外枠鉤部43、44の中央には、それぞれ上方に向かって開口する係合凹所43a,44a凹設され、各外枠鉤部43、44の先端は端部に向かうに従って下方に傾斜するように形成されている。そして、これらの係合凹所43a,44aが、図7に破線に示す外枠12の右端に設けられた一対の外枠係合金具45にそれぞれ係合されることによって、外枠12に前枠13が施錠されるようになっている。
【0026】
図1に示すように、各外枠鉤部43、44の基端には、縦長四角板状の外枠作動体46の上下端がそれぞれ軸支され、同外枠作動体46の上下動に伴って、各外枠鉤部43、44は回動するようになっている。外枠作動体46の上側には、外枠作動体46の長さ方向に沿って延びる係止孔46aが透設され、その係止孔46aの下側には、四角板状をなす規制突片46cが右方向に延びるように切り起こし形成されている。
【0027】
さらに、外枠作動体46の下側には、第2ばね掛止片46bが上方向に延びるように折り曲げ形成されている。そして、図2(a)に示すように、第2ばね掛止片46bに第2コイルばね50の一端が掛止され、前記掛止フック18eに第2コイルばね50の他端が掛止されている。
【0028】
第2コイルばね50の付勢力によって、外枠作動体46は下方に付勢されている。そして、外枠作動体46は、前記シリンダ錠37による外枠12の解錠操作を上部及び下部外枠鉤部43,44に伝達するようになっている。また、図3(b)に示すように、係止孔46aには前記第2脚片38bの先端が挿入配置され、第1脚片38aの先端は外枠作動体46の背面側を通り、側板18b側へ延びている。
【0029】
固定板18aにおいて、前記シリンダ錠37の下側には、四角板状をなすロック部材取付板47が取り付けられている。このロック部材取付板47の背面側の側縁には、第3ばね掛止片47aが上方に折り曲げ形成されている。前記ロック部材取付板47の左側面には、細長板状をなすロック部材48の中央部がリベット48aによりかしめ着けられることによって回動可能に軸支されている。
【0030】
図1に示すように、このロック部材48の上端側は、固定板18a側へ円弧状に凹むように湾曲形成され、その凹んだ位置に係合フック48bが形成されている。この係合フック48bは前記カム板38の下側に配置されている。さらに、ロック部材48の下端部には前記規制突片46cに係合可能な規制段部48cが形成されている。また、ロック部材48の下端側の右側面には側面視略V字状をなす当接体49がリベット49aによりかしめ着けられることによって回動可能に軸支されている。
【0031】
当接体49の下端側の背面側の縁部には四角板状をなし側面視略逆くの字状をなす当接板49bが右方向に延びるように形成されている。そして、図3(a)に示すように、前記当接体49の上端部に第3コイルばね51の一端が掛止され、同第3コイルばね51の他端が前記第3ばね掛止片47aに掛止されている。そして、第3コイルばね51の付勢力によって、当接体49の当接板49b側が背面側へ回動するように付勢されている。さらに、第3コイルばね51によりロック部材48の下端側が背面側へ回動し、係合フック48b側が前面側へ回動するように付勢されている。
【0032】
続いて、ガラス扉15の前枠13に対する施錠機構について詳述する。図1及び図2(a)に示すように、側板18bの内側には長四角板状のガラス扉作動体52が上下動可能に設けられている。図1に示すように、ガラス扉作動体52の上下端側には、側面視横T字状の上部ガイド孔52a及び下部ガイド孔52bが透設されている。
【0033】
一方、側板18bの内側には各ガイド孔52a,52bに対応して平面視横T字状の上部取付板51a及び下部取付板51bが右方向に延びるように切り起こし形成されている。そして、図2(a)に示すように、ガラス扉作動体52は、上部及び下部取付板51a,51bを上部及び下部ガイド孔52a,52bに挿入するとともに左側面を側板18bの内側面に当接させ、下方にスライドさせることによって側板18bに上下動可能に取着されている。
【0034】
ガラス扉作動体52の上下端には、側面横コ字状の上部ガラス扉鉤部53及び下部ガラス扉鉤部54が設けられ、図2(b)に示すように、上部及び下部ガラス扉鉤部53,54は施錠装置17の前面側に突出している。図1に示すように、各ガラス扉鉤部53、54の中央には、上方に向かって開口する係合凹所53a,54aがそれぞれ凹設されている。これらの係合凹所53a,54aはガラス扉15に設けられた図示しないガラス扉係合金具に係脱することによって、前枠13に対してガラス扉15を施錠及び解錠することができる。
【0035】
ガラス扉作動体52の中央部の背面側の縁部には、ガラス扉作動体52の内方へ向かって斜めに延びる係合溝52cが形成されている。また、前記係合溝52cの下側には、係合凹溝52dが凹設されている。そして、上記ガラス扉作動体52は、前記シリンダ錠37によるガラス扉15の解錠操作を上部及び下部ガラス扉鉤部53,54に伝達するようになっている。
【0036】
図1及び図4(b)に示すように、ガラス扉作動体52の中央部右側には側面視略T字状のロック体55の一端部(下端部)がリベット56でかしめ着けされることによって回動可能に軸支されている。ロック体55の背面側の上端縁には、第4ばね掛止片55aが被係止部として右方向に折り曲げ形成されている。この第4ばね掛止片55aは、前記シリンダ錠37のガラス扉15の解錠操作により、第1脚片38aが係止するようになっている。
【0037】
さらに、図1に示すように、ロック体55の背面側の下端縁には右方向に延びる係止突片55bが形成され、この係止突片55bは前記ガラス扉作動体52の係合凹溝52dに係合可能に形成されている。また、ロック体55の他端側、具体的には他端部(上端部)には左方向に延びるように係合突部55dが折り曲げ形成され、この係合突部55dは支持体18の係合部位としての前記係合凹部18dに係合可能に形成されている。
【0038】
前記側板18bの中央より上側には、側面視略V字状の規制部材60が配設され、図4(b)に示すように、この規制部材60は分岐した一端部がリベット61で側板18bにかしめ着けされることによって回動可能に軸支されている。規制部材60において、分岐した他端部には細長板状の解除片60aが前方に延設されている。そして、この解除片60aは固定板18aを貫通して前方に突出するように設けられている。
【0039】
また、図1に示すように、解除片60aの基端側には、四角板状のロック板60bが右方向に延びるように折り曲げ形成されている。このロック板60bは、ガラス扉作動体52の上下動に伴い、規制部材60が回動することによって前記係合溝52cに係脱可能となっている。
【0040】
さらに、図2(a)に示すように、規制部材60の背面側の縁部と、前記第4ばね掛止片55aとには第4コイルばね63の各端部がそれぞれ掛止されている。そして、この第4コイルばね63の付勢力によって、ロック体55の前面側がパチンコ遊技機11の前面側へ引っ張られ、係止突片55bが係合凹溝52dに係合する方向に付勢されている。
【0041】
また、第4コイルばね63の付勢力によって、規制部材60は解除片60aが前方へ向かい、ロック板60bが係合溝52cに係合する方向へ回動するように付勢されている。さらに、側板18bに固定された規制部材60に第4コイルばね63が取り付けられているため、第4コイルばね63の付勢力によってガラス扉作動体52はロック体55を介して上方に付勢されている。
【0042】
そして、図2(a)及び図5(a)、(b)に示すように、ロック板60bが係合溝52cに係合し、ガラス扉作動体52の下方への移動が規制された状態を、ガラス扉15に対する施錠装置17の解錠状態とする。このとき、ロック体55の係合突部55dは係合凹部18dと係合不能な位置に配置されている。
【0043】
一方、図4(a)、(b)に示すように、ロック板60bが係合溝52cから離脱し、ロック体55の係合突部55dが係合凹部18dに係合した位置に配置された状態を、ガラス扉15に対する施錠装置17の施錠状態とする。
【0044】
次に、施錠装置17の使用方法を作用とともに説明する。
まず、施錠装置17を前枠13に装着するには、各上皿扉鉤部21、手動上皿扉解除片35、シリンダ錠37の先端、各ガラス扉鉤部53、54及び解除片60aを前枠13に形成された図示しない挿通孔に挿通させ、図7に示すように、固定板18aの前面を前枠13の四角枠状の縦枠の背面に当接させる。そして、前枠13に固定板18aをねじ等で固定する。このとき、図6に示すように各上皿扉鉤部21、手動上皿扉解除片35、シリンダ錠37の先端、各ガラス扉鉤部53、54及び解除片60aは前枠13の前面に突出するようになっている。
【0045】
次に、前枠13に対して上皿扉16を施錠するには、上皿扉16を閉止方向に回動させる。すると、各上皿扉鉤部21の先端が上皿扉係合金具24に摺動され、各上皿扉鉤部21は第1コイルばね34の付勢力に抗して下方に移動する。そして、各上皿扉鉤部21の係合凹所23が上皿扉係合金具24に係合するとともに、第1コイルばね34の付勢力によって各上皿扉鉤部21が上方に移動復帰される。第1コイルばね34の付勢力によって各上皿扉鉤部21の係合状態が維持されることによって、前枠13に対する上皿扉16の施錠が維持されている。
【0046】
続いて、上皿扉16を解錠するには、ガラス扉15を解錠して手動上皿扉解除片35を第1コイルばね34の付勢力に抗して、手動で下方に押し下げる。すると、各上皿扉鉤部21の係合凹所23と上皿扉係合金具24の係合が解除され、上皿扉16を解錠することができる。
【0047】
次に、開放状態の前枠13を外枠12に施錠するには、前枠13を閉止方向に回動させる。すると、上部外枠鉤部43及び下部外枠鉤部44は、外枠係合金具45によって先端が下がる方向に回動し、上部及び下部外枠鉤部43,44に連結された外枠作動体46が第2コイルばね50の付勢力に抗して上方へスライド移動する。
【0048】
外枠作動体46の上方へのスライド移動とほぼ同時に、当接板49bが外枠12の前面に当接し、さらに、前枠13の回動により当接板49bを介して当接体49が施錠装置17の前面側へ押圧される。当接体49が押圧されることにより、ロック部材48の下端側が施錠装置17の前面側へ押圧され、リベット48aを回動中心としてロック部材48の上端側が施錠装置17の背面側へ回動される。
【0049】
図3(a)に示すように、係合凹所43a,44aが外枠係合金具45に係合すると、伸張した第2コイルばね50の下方への付勢力によって外枠作動体46が下方へ移動され、各外枠鉤部43、44が水平状態に復帰される。そして、第2コイルばね50の付勢力によって、係合凹所43a,44aが外枠係合金具45に係合した状態が維持され、外枠12に対する前枠13の施錠が維持される。また、係合凹所43a,44aが外枠係合金具45に係合すると、係合フック48bの側縁が第2脚片38bに当接して、ロック部材48の回動が停止される。
【0050】
前枠13が外枠12に施錠された状態で、ロック部材48の規制段部48cが規制突片46cの上側に配置されている。そのため、不正部材等により外枠作動体46を不正操作して押し下げようとしても、規制段部48cが規制突片46cに係合する。その結果、外枠作動体46の移動が規制され、係合凹所43a,44aが外枠係合金具45に係合した状態が維持されるとともに、外枠12に対する前枠13の施錠が維持される。
【0051】
続いて、外枠12から前枠13を解錠するには、シリンダ錠37に鍵40を差し込み、前方から見て時計方向に回転させ、シリンダ錠37による前枠13の外枠12からの解錠操作を行う。図3(b)に示すように、第2脚片38bの先端は係合フック48bの内周縁に係止し、カム板38の回転によってロック部材48の上端側が施錠装置17の前面側へ押し出されるように回動される。ロック部材48の回動により、同ロック部材48の下端側が施錠装置17の背面側へ回動し、規制段部48cが規制突片46cから離れる。
【0052】
さらに、鍵40を回転させると、第2脚片38bの先端が係止孔46aの内縁に係止し、規制突片46cが規制段部48cに係止することなくカム板38の回転によって外枠作動体46が押し上げられる。このとき、外枠作動体46は第2コイルばね50の付勢力に抗して押し上げられる。すると、各外枠鉤部43、44の基端側は上方に向かって回転され、各外枠鉤部43、44の先端側は下方に向かって回転される。これに伴って、係合凹所43a,44aと外枠係合金具45の係合が解除され、外枠12から前枠13が解錠される。
【0053】
解錠後、鍵40の回転を解除すると、伸張した第2コイルばね50の付勢力により外枠作動体46が下方へ移動され、各外枠鉤部43、44が水平状態に復帰される。また、第3コイルばね51の付勢力により、当接板49bが背面側へ向かうように当接体49が回動し、ロック部材48も下端側が背面側へ向かうように回動する。
【0054】
次に、開放状態のガラス扉15を前枠13に施錠するには、図2(a)に示すように、施錠装置17がガラス扉15に対して解錠状態にあるとき、ガラス扉15を閉止方向に回動させる。すると、図4(b)に示すように、ガラス扉15の背面が解除片60aに当接するとともに、解除片60aは、背面側へ押し出され、規制部材60は第4コイルばね63の付勢力に抗して背面方向に回動し、第4コイルばね63は伸張される。そして、ロック板60bと係合溝52cとの係合が解除されると、伸張した第4コイルばね63の付勢力によってロック体55が引き上げられる。即ち、ロック体55が取り付けられたガラス扉作動体52は、上部及び下部取付板51a,51bに上部及び下部ガイド孔52a,52bが案内されながら上方に移動される。
【0055】
すると、各ガラス扉鉤部53、54が移動し、ガラス扉係合金具(図示せず)に係合する。さらに、ロック体55が第4コイルばね63の付勢力によって引っ張られて回転し、係合突部55dが支持体18の係合凹部18dに係合される。そして、施錠装置17がガラス扉15に対して施錠状態となり、ガラス扉15が前枠13に施錠される。この施錠状態でガラス扉作動体52を下方へ移動させる不正操作が行われても、係合突部55dの係合凹部18dに対する係合によりガラス扉作動体52の下方への移動が規制される。
【0056】
続いて、前枠13からガラス扉15を解錠するには、施錠装置17がガラス扉15に対して施錠状態にあるとき、シリンダ錠37に鍵40を差し込み回転させる。すると、図5(a)に示すように、第1脚片38aが第4ばね掛止片55aに係止し、さらにカム板38が回転されることにより、ロック体55が背面側に向かうようにリベット56を回動中心として第4コイルばね63の付勢力に抗してロック体55が回動する。
【0057】
ロック体55が回動すると、図5(b)に示すように、係合突部55dが係合凹部18dから抜け出て、両者の係合が解除され、ガラス扉作動体52への下方への移動が規制された状態が解除される。また、カム板38が回転されることにより、第1脚片38aによってロック体55が押し下げられ、そのロック体55が取り付けられたガラス扉作動体52が、第4コイルばね63の付勢力に抗して押し下げられる。そして、各ガラス扉鉤部53、54とガラス扉係合金具の係合が解除される。
【0058】
また、ガラス扉作動体52が押し下げられることにより、係合溝52cがロック板60bに近づき、さらに、伸張された第4コイルばね63により規制部材60が前面側へ引っ張られ、解除片60aが前方へ突出する方向へ回動される。すると、ロック板60bが係合溝52cに係合し、ガラス扉作動体52の上下動が規制されて、ガラス扉15に対する施錠装置17の解錠状態が維持される。
【0059】
実施形態の施錠装置17によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)第1脚片38aを、ガラス扉作動体52に取り付けられたロック体55の第4ばね掛止片55aと係止可能に形成した。そのため、鍵40によってカム板38を回転させ、第1脚片38aを作動させることにより、ガラス扉作動体52を作動させてガラス扉15の解錠操作を行うことができる。従って、鍵40によってガラス扉作動体52を作動させるために、連動部材を別途必要としていた従来と異なり、ガラス扉15の施錠機構における部品点数を減らすことができるとともに、構成を簡易化することができる。
【0060】
(2)カム板38に第1脚片38aと第2脚片38bとを形成し、第1脚片38aによりガラス扉作動体52を作動させ、第2脚片38bにより外枠作動体46作動させた。そのため、シリンダ錠37による各解錠操作により、各作動体52,46を確実に作動させることができ、各解錠を確実に行うことができる。
【0061】
(3)ロック板60bの係合溝52cに対する係合により、ガラス扉作動体52の移動を規制してガラス扉15の解錠状態を維持することができる。そのため、前枠13に対するガラス扉15の開放状態でガラス扉作動体52が移動してしまい、ガラス扉15を閉止方向へ回転させたとき、ガラス扉15を前枠13に施錠できなくなる不具合を防止することができる。
【0062】
(4)ロック体55は、カム板38の動作をガラス扉作動体52に伝達して同ガラス扉作動体52を作動させる機能と、係合突部55dが係合凹部18dに係合してガラス扉作動体52の移動を規制する機能とを発揮させることができる。従って、各機能を別々の部材で発揮させる場合と比較して、ガラス扉15の施錠機構を安定して作動させることができるとともに、部品点数を少なくして構造を簡易化することができる。
【0063】
(5)係合突部55dが係合する係合凹部18dを側板18bに形成した。そのため、係合突部55dの係合する部位を支持体18とは別に設ける場合と比較して、ガラス扉作動体52の移動を確実に規制して、ガラス扉15の不正な開放を防止することができる。
【0064】
(6)係合凹部18dは側板18bを切り欠いて形成されている。そのため、係合凹部18dを別部材で側板18bに設ける場合と比較して、ガラス扉作動体52の移動を規制する機構を施錠装置17に容易に形成することができる。
【0065】
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図8〜図11に従って説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の施錠装置17を変更した構成であるため、パチンコ遊技機11については、その詳細な説明を省略する。なお、以下において上下左右は、パチンコ遊技機11を前方から見た場合の上下左右を示すものとする。
【0066】
図8に示すように、施錠装置70は、第1の実施形態の支持体18とほぼ同形状に形成された支持体71を備え、その支持体71は固定板71a、側板71b及びリブ71cから構成されている。そして、この支持体71は前記前枠13の背面に固定される。前記固定板71aのほぼ中央部及び下端部には、第1ばね掛止片71d及び第2ばね掛止片71eがそれぞれ下方に延びるように切り起こし形成されている。また、固定板71aの下端部には、前記側板71bと平行をなすように切り起こされた取付板71gが形成され、その取付板71gには平面視略T字状をなす取付片71fが右方向に延びるように切り起こし形成されている。さらに、前記側板71bの上部及び下部にも前記取付片71fが右方向に延びるように切り起こし形成されている。
【0067】
固定板71aの中央より若干下側には四角板状をなすシリンダ錠固定部72が形成され、そのシリンダ錠固定部72には、各鉤部の解錠操作を行う錠部材としてのシリンダ錠73が装着されている。シリンダ錠73の基端には、第1の実施形態と同様に、第1脚片74a及び第2脚片74bを備え、解錠操作に伴い回転するカム板74が錠軸75により軸着されている。
【0068】
前記上皿扉16の前枠13に対する施錠機構について説明する。側板71bの下端の内側には一対の上皿扉鉤部材76が取り付けられている。上側の上皿扉鉤部材76の前端部には、下方に延びる上皿扉鉤部76aが形成され、下側の上皿扉鉤部材76の前端部にも、上方に延びる上皿扉鉤部76aが形成されている。そして、上皿扉16が閉止方向へ回転されると、上下両上皿扉鉤部材76の上皿扉鉤部76aがそれぞれ上皿扉16に設けられた前記上皿扉係合金具24に係合して、上皿扉16が前枠13に対して施錠されるように構成されている。
【0069】
続いて、ガラス扉15の前枠13に対する施錠機構について詳述する。側板71bの内側には長四角板状のガラス扉作動体77が上下方向へ摺動可能に設けられている。ガラス扉作動体77の上下端には、側面視T字状の上部ガイド孔77a及び下部ガイド孔77bが透設されている。そして、ガラス扉作動体77は、前記側板71bの上部の取付片71fを上部ガイド孔77aに挿入し、下部の取付片71fを下部ガイド孔77bに挿入することによって側板71bに取着されている。
【0070】
ガラス扉作動体77の上下端には、第1の実施形態と同様に、ガラス扉15を前枠13に施錠すべく、図9に示すガラス扉係合金具98に係合する側面横コ字状の上部ガラス扉鉤部78及び下部ガラス扉鉤部79が設けられている。前記上部ガラス扉鉤部78及び下部ガラス扉鉤部79にはそれぞれ係合凹所78a,79aが形成されている。ガラス扉作動体77の中央部の背面側の縁部には、ガラス扉作動体77の内方へ向かって斜めに延びる係合溝77cが形成されている。そして、上記ガラス扉作動体77は、シリンダ錠73によるガラス扉15の解錠操作を上部及び下部ガラス扉鉤部78,79に伝達するようになっている。また、ガラス扉作動体77の中央部より下部には、透孔77dが形成されている。
【0071】
ガラス扉作動体77の中央部右側には側面視細長板状のロック体80の一端部(上端部)がリベット81でかしめ着けされることによって回動可能に軸支されている。図8に示すように、ロック体80の背面側の上端縁には、ばね掛止片80aが下方向に延びるように形成されている。ロック体80の他端部(下端部)にはロック体80の長さ方向に沿って延びる長孔状の係止長孔80bが、被係止部として形成されている。この係止長孔80bの内周縁には、前記第1脚片74aが係止可能に形成されている。ロック体80の他端側の縁部には施錠装置70の背面側へ突出する係合突部80cが形成され、この係合突部80cは、支持体71における側板71bの背面側の縁部に折り曲げ形成された係合部位としての係合片71hに係合可能に形成されている。
【0072】
前記側板71bの中央より上側には、側面視略V字状の規制部材83が配設され、図9に示すように、この規制部材83は分岐した一端部がリベット82で側板71bにかしめ着けされることによって回動可能に軸支されている。規制部材83において、分岐した他端部には細長板状の解除片83aが前方に延設されている。そして、この解除片83aは固定板71aを貫通して前方に突出するように設けられている。
【0073】
また、図8に示すように、解除片83aの基端側には、四角板状のロック板83bが右方向に延びるように折り曲げ形成されている。このロック板83bは、ガラス扉作動体77の上下動に伴い、規制部材83が回動することによって前記係合溝77cに係脱可能となっている。
【0074】
さらに、規制部材83の背面側の縁部と、前記ばね掛止片80aとにはコイルばね84の各端部がそれぞれ掛止されている。そして、このコイルばね84の付勢力によって、ロック体80の下端側が施錠装置70の背面側へ回動する方向に付勢されている。
【0075】
また、コイルばね84の付勢力によって、規制部材83は解除片83aが前方へ向かい、ロック板83bが係合溝77cに係合する方向へ回動するように付勢されている。さらに、側板71bに固定された規制部材83にコイルばね84が取り付けられているため、コイルばね84の付勢力によってガラス扉作動体77はロック体80を介して上方に付勢されている。
【0076】
そして、図11に示すように、ロック板83bが係合溝77cに係合し、ガラス扉作動体77の下方への移動が規制された状態を、ガラス扉15に対する施錠装置70の解錠状態とする。このとき、ロック体80の係合突部80cは係合片71hの下方に位置し、同係合片71hと係合不能な位置に配置されている。
【0077】
一方、図9に示すように、ロック板83bが係合溝77cから離脱し、ロック体80の係合突部80cが係合片71hの上方に位置した状態を、ガラス扉15に対する施錠装置70の施錠状態とする。そして、これらの上部及び下部ガラス扉鉤部78,79がガラス扉15に設けられたガラス扉係合金具98に係脱することによって、ガラス扉15が前枠13に対して施錠及び解錠される。
【0078】
次に、前枠13の外枠12に対する施錠機構について詳述する。図8に示すように、支持体71には、前枠13を外枠12に施錠すべく当該外枠12の前記外枠係合金具45に係合する外枠鉤部89,90を備えた外枠作動体91が支持体71の延びる方向に沿って摺動可能に設けられている。この外枠作動体91は上部及び下部外枠作動杆92,93の二体に分割形成されているとともに、連結部材94によって連結可能に形成されている。
【0079】
具体的に説明すると、前記ガラス扉作動体77の右側には、長四角板状の上部外枠作動杆92が上下方向に摺動可能に設けられている。この上部外枠作動杆92の上端側には、側面視逆T字状の上部取付孔92aが透設されている。そして、前記上部ガイド孔77aに挿入された上側の取付片71fを上部取付孔92aに挿入し、上部外枠作動杆92を下方にスライドさせることによって、同上部外枠作動杆92は、ガラス扉作動体77に重ねた状態で支持体71に取着されている。上部外枠作動杆92の上端部には、略三角板状の上部外枠鉤部89が一体形成され、その外枠鉤部89には係合凹所89aが形成されている。
【0080】
また、上部外枠作動杆92のほぼ中央部には上部ばね掛止片92bが上方に延びるように切り起こし形成されている。そして、この上部ばね掛止片92bに第1ばね部材95の上端部が掛止され、その第1ばね部材95の下端部が前記第1ばね掛止片71dに掛止されている。この第1ばね部材95の付勢力によって、上部外枠作動杆92は下方に付勢されている。
【0081】
さらに、上部外枠作動杆92の下部には平面視横T字状をなす連結片92cが右方向に延びるように切り起こし形成されている。加えて、上部外枠作動杆92における連結片92cの下側には、前記第1脚片74aが通過可能な長四角形状の逃げ長孔92dが形成され、その逃げ長孔92dの下側には、前記第2脚片74bが係止可能な長四角形状の係止長孔92eが形成されている。
【0082】
前記上部外枠作動杆92の下側には、長四角板状の下部外枠作動杆93が上下方向へ摺動可能に設けられている。下部外枠作動杆93の上端部には、側面視T字状の連結孔93aが透設され、下部外枠作動杆93の中央部より下側には側面視逆T字状をなす一対の取付長孔93bが透設されている。そして、上部外枠作動杆92の連結片92cを連結孔93aに挿入し、さらに、下部外枠作動杆93を、ガラス扉作動体77及び上皿扉鉤部材76に重ねた状態で、下側二箇所の取付片71fをそれぞれ取付長孔93bに挿入する。その結果、下部外枠作動杆93が上部外枠作動杆92に取り付けられるとともに、支持体71に取着されている。
【0083】
下部外枠作動杆93の上部には、連結部材94の基端部がリベット96によりかしめ着けられ、そのリベット96を回動中心として連結部材94は回動可能となっている。この連結部材94の先端部には前記連結片92cに係合可能な凹部94aが凹設されている。
【0084】
下部外枠作動杆93において、連結部材94の下側には、前記第1脚片74aが通過可能な長四角形状の逃げ長孔93dが形成され、その逃げ長孔93d下側には、前記第2脚片74bが係止可能な長四角形状の係止長孔93eが形成されている。さらに、前記一対の取付長孔93bの間には、下部ばね掛止片93fが上方向に延びるように切り起こし形成されている。そして、この下部ばね掛止片93fに第2ばね部材97の上端部が掛止され、その第2ばね部材97の下端部が前記第2ばね掛止片71eに掛止されている。この第2ばね部材97の付勢力によって、下部外枠作動杆93は下方に付勢されている。下部外枠作動杆93の下端部には、略三角板状の下部外枠鉤部90が一体形成され、その外枠鉤部90には係合凹所90aが形成されている。
【0085】
そして、図示しないが、前記連結部材94を上方へ回動させ、凹部94aを連結片92cに係合させることによって、上記構成の上部外枠作動杆92と、下部外枠作動杆93とは連結され、外枠作動体91が形成されるように構成されている。上記外枠作動体91は、シリンダ錠73による外枠12の解錠操作を上部及び下部外枠鉤部89,90に伝達するようになっている。
【0086】
さて、開放状態の前枠13を外枠12に施錠するには、前枠13を閉止方向に回動させる。すると、上部外枠鉤部89及び下部外枠鉤部90の先端側の下端縁が、外枠12の上下両部に形成された外枠係合金具45の端縁に摺接し、上部及び下部外枠作動杆92,93がそれぞれ第1及び第2ばね部材95,97の付勢力に抗して押し上げられる。
【0087】
そして、図9に示すように、前枠13の回動によって上部及び外枠鉤部89,90がそれぞれ外枠係合金具45に係合される。第1及び第2ばね部材95,97の付勢力によって上部及び下部外枠作動杆92,93が下方へ付勢され、上部及び下部外枠鉤部89,90が外枠係合金具45に係合した状態が維持されるとともに、外枠12に対する前枠13の施錠が維持される。
【0088】
前枠13を外枠12から解錠するには、シリンダ錠73に鍵40を差し込んで回転させる。すると、第2脚片74bが外枠作動体91としての上部外枠作動杆92の係止長孔92e及び下部外枠作動杆93の係止長孔93eの内周縁に同時に係止する。その結果、カム板74の回転によって上部及び下部外枠作動杆92,93が同時に第1及び第2ばね部材95,97の付勢力に抗して押し上げられ、外枠作動体91が押し上げられる。
【0089】
すると、上部外枠作動杆92及び下部外枠作動杆93がそれぞれ押し上げられることによって外枠作動体91が押し上げられ、上部及び下部外枠鉤部89,90と外枠係合金具45との係合が解除され、外枠12から前枠13が解錠される。解錠後、鍵40を原位置へ復帰回転させると、伸張した第1及び第2ばね部材95,97の原形状への復元力により上部及び下部外枠作動杆92,93が引き下げられる。
【0090】
なお、施錠装置70の前枠13に対する装着開始からパチンコ遊技機11の設置までの間は、連結部材94の凹部94aが連結片92cに係合されて上部外枠作動杆92と下部外枠作動杆93とが連結されて外枠作動体91が形成される。そして、外枠作動体91を手動で移動させて遊技構成部材の調整、確認等の作業が行われ、前記作業が済んだ後に、連結部材94による上部及び下部外枠作動杆92,93の連結が解除される。
【0091】
次に、開放状態のガラス扉15を前枠13に施錠するには、図11に示すように、施錠装置70がガラス扉15に対して解錠状態にあるとき、ガラス扉15を閉止方向に回動させる。すると、ガラス扉15の背面(図示せず)が解除片83aに当接するとともに、解除片83aは、背面側へ押し出され、規制部材83はコイルばね84の付勢力に抗して背面方向に回動し、そのコイルばね84は伸張される。そして、図9に示すように、ロック板83bと係合溝77cとの係合が解除されると、伸張したコイルばね84の付勢力によってロック体80が引き上げられる。即ち、ロック体80が取り付けられたガラス扉作動体77は上方に移動される。
【0092】
すると、上部及び下部ガラス扉鉤部78,79が上方へ移動し、ガラス扉係合金具98に係合する。また、ガラス扉作動体77の上方への移動と同時に、ロック体80が上方へ移動し、係合突部80cが係合片71hに摺接しながら上方へ移動し、当該係合突部80cが係合片71hの上方に配置される。そして、施錠装置70がガラス扉15に対して施錠状態となり、ガラス扉15が前枠13に施錠される。この施錠状態でガラス扉作動体77を下方へ移動させる不正操作が行われても、係合突部80cの係合片71hに対する係合によりガラス扉作動体77の下方への移動が規制され、ガラス扉15の不正な解錠を防止することができる。
【0093】
続いて、前枠13からガラス扉15を解錠するには、施錠装置70がガラス扉15に対して施錠状態にあるとき、シリンダ錠73に鍵40を差し込み回転させる。すると、図10に示すように、第1脚片74aが下部外枠作動杆93の逃げ長孔93d及び上部外枠作動杆92の逃げ長孔92dを通過し、さらに透孔77dを通過して、係止長孔80bの内周縁に係止される。さらに、鍵40により、カム板74が回転されることにより、第1脚片74aが係止長孔80bの内周縁に摺接して、ロック体80がその下端部側が施錠装置70の前面側に向かうようにリベット81を回動中心としてコイルばね84の付勢力に抗して回動する。
【0094】
ロック体80が回動すると、係合突部80cが係合片71hから離れるように前面側へ移動され、係合突部80cの係合片71hに対する係合可能な状態が解除される。即ち、ガラス扉作動体77の下方への移動が規制された状態が解除される。さらにカム板74が回転されることにより、第1脚片74aによってロック体80が押し下げられ、そのロック体80が取り付けられたガラス扉作動体77が、コイルばね84の付勢力に抗して押し下げられる。そして、図11に示すように、上部及び下部ガラス扉鉤部78,79とガラス扉15のガラス扉係合金具98の係合が解除される。
【0095】
また、ガラス扉作動体77が押し下げられることにより、係合溝77cがロック板83bに近づき、さらに、伸張されたコイルばね84により規制部材83が前面側へ引っ張られ、解除片83aが前方へ突出する方向へ回動される。すると、ロック板83bが係合溝77cに係合し、ガラス扉作動体77の上下動が規制されて、ガラス扉15に対する施錠装置70の解錠状態が維持される。
【0096】
上記第2の実施形態の施錠装置70によれば、第1の実施形態の前記(2)〜(4)と同様な効果を発揮させることができるとともに、以下のような特徴を得ることができる。即ち、第1脚片74aを、ガラス扉作動体77に取り付けられたロック体80の係止長孔80bの内周縁と直接的に係止可能に形成した。そのため、鍵40によってカム板74を回転させ、第1脚片74aを作動させることにより、ガラス扉作動体77を作動させてガラス扉15の解錠操作を行うことができる。従って、鍵40によってガラス扉作動体77を作動させるために、連動部材を別途必要としていた従来と異なり、ガラス扉15の施錠機構における部品点数を減らすことができるとともに、構成を簡易化することができる。
【0097】
また、ロック体80の長さ方向への長さを延長することによって、支持体71のほぼ中央に形成されたカム板74の第1脚片74aを係止長孔80bの内周縁に係止させることができる。従って、支持体71の長さ方向における任意の位置にシリンダ錠73及びカム板74が設けられていても、ロック体80の長さを調整することにより、ガラス扉作動体77の解錠操作を可能とすることができる。その結果、パチンコ遊技機11のメーカー毎に前枠13におけるシリンダ錠73の取付位置が異なっていても、固定板71aにおけるシリンダ錠73の位置を調整し、ロック体80の長さ及び係止長孔80bの位置を変更するのみで、施錠装置70をパチンコ遊技機11に対応して使用可能とすることができる。
【0098】
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 第1の実施形態では、第1脚片38aを第4ばね掛止片55aに係止させてガラス扉作動体52を作動させ、第2脚片38bを係止孔46aに係止させて外枠作動体46を作動させたが、以下のように変更してもよい。
【0099】
例えば、第1の実施形態では、第2脚片38bを省略して、カム板38を第1脚片38aのみとし、外枠作動体46の背面側に第1脚片38aが係止可能な係止部位を形成する。そして、鍵40を回転させると、第4ばね掛止片55aに第1脚片38aが係止してガラス扉作動体52を作動させることができる。一方、前記とは逆方向に鍵40を回転させると、前記係止部位に第1脚片38aが係止して外枠作動体46を作動させることができる。
【0100】
・ 各実施形態では、ロック板60b,83bと係合溝52c,77cとの係合により解錠状態におけるガラス扉作動体52,77の移動を規制したが、規制部材60,83に係合溝を形成し、ガラス扉作動体52,77にロック板を形成してもよい。
【0101】
・ 第1の実施形態では、ロック体55を介してガラス扉作動体52を作動させたが、以下のように変更してもよい。即ち、ガラス扉作動体52に第1脚片38aが係止可能な被係止部を延設し、カム板38の回転により第1脚片38aを前記被係止部に係止させてカム板38の回転によりガラス扉作動体52を直接的に作動させてもよい。
【0102】
また、第2の実施形態において、第1脚片74aが係止長孔80bの内周縁に係止してロック体80が回動された後、第1脚片74aがガラス扉作動体77の被係止部としての透孔77dの内周縁に係止するように形成する。そして、カム板74の回転により、第1脚片74aによってガラス扉作動体77を直接的に作動させてもよい。
【0103】
・ 第1の実施形態では、被係止部として第4ばね掛止片55aに第1脚片38aを係止させたが、ロック体55における第4ばね掛止片55a以外の部位に被係止部を形成してもよい。また、第2の実施形態では、被係止部としての係止長孔80bの内周縁に第1脚片74aを係止させたが、ロック体80における係止長孔80bの内周縁以外の部位に被係止部を形成してもよい。
【0104】
次に上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)前記支持体には、規制部材が回動可能に軸支され、同規制部材はガラス扉の解錠状態でガラス扉作動体と係合して同ガラス扉作動体の移動を規制することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の遊技機における施錠装置。このように構成した場合、前枠に対するガラス扉の開放状態で、ガラス扉作動体の移動を防止することができるため、ガラス扉作動体が移動してしまい、ガラス扉を閉止方向へ回転させたとき、ガラス扉を前枠に施錠できなくなる不具合を防止することができる。
【0105】
(2)前記カム板には、一対の脚片が形成され、一方の脚片がガラス扉作動体の被係止部に係止してガラス扉作動体を作動させ、他方の脚片が外枠作動体に係止して外枠作動体を作動させることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の遊技機における施錠装置。このように構成した場合、錠部材による各解錠操作により、各作動体を確実に作動させることができ、各解錠を確実に行うことができる。
【0106】
(3)前記ロック体は一端部がガラス扉作動体に回動可能に軸支され、同ロック体の他端部が支持体に折り曲げ形成された係合部位に係合してガラス扉作動体の移動を規制することを特徴とする請求項2に記載の遊技機における施錠装置。このように構成した場合、持体の係合部位と、ロック体との係合によるガラス扉作動体の移動を確実に規制して、ガラス扉の不正な解錠を防止することができる。
【0107】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、ガラス扉の施錠機構において、部品点数を減らして簡易な構成で、ガラス扉作動体を作動させることができる。
【0108】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、ロック体により、カム板の回転をガラス扉作動体に伝達して作動させる機能と、ガラス扉作動体の移動を規制する機能とを発揮させることができる。従って、各機能を別々の部材で発揮させる場合と比較して、各機能を安定して発揮させることができるとともに、部品点数を少なくすることができる。
【0109】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、支持体の係合部位と、ロック体との係合によるガラス扉作動体の移動を確実に規制して、ガラス扉の不正な解錠を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の施錠装置を示す分解斜視図。
【図2】(a)は施錠装置を示す側面図、(b)は施錠装置を示す側面図。
【図3】(a)は外枠と前枠とが施錠されたときの施錠装置を示す部分側面図、(b)は前枠の外枠からの解錠状態の施錠装置を示す部分側面図。
【図4】(a)はガラス扉に対する施錠状態を示す部分背面図、(b)はガラス扉に対する施錠状態を示す部分破断側面図。
【図5】(a)はガラス扉に対する解錠状態を示す部分背面図、(b)はガラス扉に対する解錠状態を示す部分破断側面図。
【図6】ガラス扉及び上皿扉が解錠された前枠を示す斜視図。
【図7】前枠が解錠されたパチンコ遊技機を示す斜視図。
【図8】第2の実施形態の施錠装置を示す分解斜視図。
【図9】ガラス扉に対する施錠装置の施錠状態を示す部分破断側面図。
【図10】ロック体を回動させた状態を示す部分破断側面図。
【図11】ガラス扉に対する施錠装置の解錠状態を示す部分破断側面図。
【符号の説明】
11…遊技機としてのパチンコ遊技機、12…外枠、13…前枠、14…遊技盤、15…ガラス扉、17,70…施錠装置、18,71…支持体、18d…係合部位としての係合凹部、37,73…錠部材としてのシリンダ錠、38,74…カム板、43,89…上部外枠鉤部、44,90…下部外枠鉤部、46,91…外枠作動体、52,77…ガラス扉作動体、53,78…上部ガラス扉鉤部、54,79…下部ガラス扉鉤部、55,80…ロック体、55a…被係止部としての第4ばね掛止片、71h…係合部位としての係合片、80b…被係止部としての係止長孔。

Claims (3)

  1. 外枠と、遊技盤が保持されて外枠の前面に開閉可能に支持される前枠と、前枠の前面に開閉可能に支持されるガラス扉とから構成される遊技機の前記前枠に取着され、前枠を外枠に施錠するとともに、ガラス扉を前枠に施錠する遊技機における施錠装置であって、
    前枠に固定される支持体には、前枠を外枠に施錠すべく当該外枠に係合する外枠鉤部と、ガラス扉を前枠に施錠すべく当該ガラス扉に係合するガラス扉鉤部と、各鉤部の解錠操作を行う錠部材と、錠部材による外枠の解錠操作を外枠鉤部に伝達する外枠作動体と、錠部材によるガラス扉の解錠操作をガラス扉鉤部に伝達するガラス扉作動体とが設けられているとともに、前記錠部材には解錠操作に伴い回転するカム板が回転可能に設けられ、前記錠部材のガラス扉の解錠操作により前記カム板を回転させることによって、前記ガラス扉作動体の被係止部にカム板が係止してガラス扉作動体を作動させ、ガラス扉鉤部とガラス扉との係合を解除してガラス扉を解錠させることを特徴とする遊技機における施錠装置。
  2. 前記ガラス扉作動体には、前枠にガラス扉が施錠された状態で、支持体に形成された係合部位に係合してガラス扉作動体の移動を規制するロック体が取り付けられ、前記錠部材のガラス扉の解錠操作により前記カム板を回転させることによって、前記被係止部としてのロック体にカム板が係止して当該ロック体を介してガラス扉作動体を作動させ、ガラス扉鉤部とガラス扉との係合を解除してガラス扉を解錠させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機における施錠装置。
  3. 前記ロック体は一端部がガラス扉作動体に回動可能に軸支され、同ロック体の他端部が支持体を切り欠いて形成された係合部位に係合してガラス扉作動体の移動を規制することを特徴とする請求項2に記載の遊技機における施錠装置。
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