JP2004068494A - パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】パネル本体の外周側に位置するフレームを相互に連結したときに、パネル本体とフレームとの間に生じ得る隙間を無くすこと。
【解決手段】パネル本体15の左右及び上下両側にそれぞれ位置する各一対の縦フレーム16及び横フレーム17と、パネル本体15のコーナー対応領域に位置する連結手段20とを備えてパネル10が構成されている。連結手段20は、縦横のフレーム16,17の端部に嵌合する脚部材31,31を直交二方向に備えたコーナー部材30と、当該コーナー部材30の内部から挿入されるねじ部材33を含む。ねじ部材33は、対応する各フレーム16,17の延出方向に沿って延び、フレーム16,17内のCチャンネル27にねじ込むことで、各フレーム16,17をパネル本体15の外周縁にそれぞれ引き寄せる。
【選択図】     図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパネルに係り、更に詳しくは、パネル本体とフレームとを隙間なく確実に連結するができるパネルに関し、当該パネルは、間仕切りや、収納家具等の側板として利用することができる。
【0002】
【従来の技術】
公知の間仕切りを構成するパネルとしては、例えば、図11に示される構成のものが知られている。同図におけるパネル100は、略方形の板状をなすパネル本体101と、このパネル本体101の外縁側に位置する横フレーム102及び縦フレーム103と、これら横フレーム102及び縦フレーム103の端部間を相互に連結するコーナー部材104とを備えて構成されている。横フレーム102及び縦フレーム103は、押し出し成形等によって形成された中空角柱状に設けられる一方、コーナー部材104は、各フレーム102,103の端部内に挿入される脚部材105,105を略直交二方向に備えて構成されている。
【0003】
前記コーナー部材104は、脚部材105,105が横フレーム102及び縦フレーム103の端部内に挿入された状態で、各フレーム102,103の表裏各面側から挿入されるねじ部材106によって固定されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなパネル100にあっては、ねじ部材106が横フレーム102と縦フレーム103の表裏各面から挿入される構成であるため、パネル本体101、各フレーム102,103及びコーナー部材104に成形上の精度誤差が存在していた場合に、パネル本体101と各フレーム102,103との間に隙間を生じさせてしまうという不都合を招来する。また、ねじ部材106が各フレーム102,103の表裏各面から挿入されるものであるため、当該ねじ部材106の頭部が目立ってしまうものとなり、各フレーム102,103の構成に融合されたものとはなっていない。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、パネル本体の外周側に位置するフレームを相互に連結したときに、これらフレームでパネル本体の外縁側を外側から締め付けるようにしてパネル本体とフレームとの間に生じ得る隙間を無くすことのできるパネルを提供することにある。
【0006】
また、本発明の他の目的は、フレームを連結する手段を用いて収納家具等の棚類をオプションとして連結することのできるパネルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、パネル本体と、このパネル本体の外縁側にそれぞれ位置するフレームと、前記パネル本体のコーナー領域に配置されて前記フレームの端部間を相互に連結する連結手段とを備えたパネルにおいて、
前記連結手段は、前記フレームの端部間を連結したときに、各フレームを内側に引き寄せるように構成される、という構成を採っている。このような構成とすれば、連結手段を用いて各フレームを連結するだけでパネル本体の外縁側にフレームが引き寄せられるものとなり、従って、パネル本体とフレームとの精度誤差が生じていても、これを補正することができ、両者間に隙間を生じさせてしまう従来の不都合を解消することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明において、前記連結手段は、前記フレームの端部に嵌合する脚部材を略直交二方向に含むコーナー部材と、このコーナー部材の内部から挿入されて前記フレームの端部にねじ込み可能なねじ部材とからなり、このねじ部材は、当該ねじ部材がねじ込まれるフレームの延出方向に沿って配置される、という構成を採るとよい。このような構成とすれば、ねじ部材がフレームに沿う配置とされていることで、当該ねじ部材の締め付け量を強くするほど前述した引き寄せ力を強くすることができる。しかも、ねじ部材は、コーナー部材の内部に位置するものであるため、外側から見えないようにすることも可能となる。
【0009】
また、前記コーナー部材の表裏各面における少なくとも一方の面を利用してオプションが連結可能に設けられる、という構成を採ることが好ましい。このような構成とすれば、例えば、コーナー部材を用いて天板や底板等を含む棚類を一対配置とされたパネル間に設けることができるようになり、収納家具の側板としてパネルを利用することが可能となる。
【0010】
また、本発明は、前記コーナー部材の外周側に着脱自在となるカバーを更に含み、当該カバーは、前記オプションを連結するための締結部材を利用して脱落不能に装着される、という構成を併せて採用することもできる。このような構成では、オプションの装着とカバーの装着とを同時に行うことができ、部品点数の削減を通じて作業の簡略化を図ることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1には、本発明に係るパネルが適用された可動間仕切りの概略斜視図が示され、図2には、図1のA部を拡大して一部を分解した概略斜視図が示されている。これらの図において、可動間仕切り10は、パネル11と、当該パネル11を三点位置にて自立姿勢に保持する第1ないし第3キャスター12,13,14とにより構成されている。
【0013】
前記パネル11は、略方形の外形を備えた板状をなすパネル本体15と、このパネル本体15の外縁側、すなわち、左右各縁及び上下各縁に沿って延びる左右一対の縦フレーム16,16及び上下一対の横フレーム17,17と、これら縦横の各フレーム16,17の端部間を相互に連結する連結手段20とにより構成されている。パネル本体15は、図3に示されるように、側端面に位置決め部15Aを備えた形状に設けられている。この位置決め部15Aは、端面形状が略L字状をなしてパネル本体15の側端上下方向に沿ってレール状に形成され、当該位置決め部15Aを利用してパネル本体15と縦フレーム16との相対位置が決定できるようになっている。
【0014】
前記縦横の各フレーム16,17は、パネル組み立て時の向き若しくは位置が異なるだけで同一部材を用いて構成されている。従って、ここでは、縦フレーム16について説明し、横フレーム17については、同一符号を付して説明を省略する。この縦フレーム16は、特に限定されるものではないが、本実施例では、アルミを成形素材とした押し出し成形品により構成されており、図3及び図4に示されるように、前面側若しくは後面側に表出する一対のフレーム正面22,22と、これらフレーム正面22,22の左右端部間に位置する外側面24及び内側面25とを備えて全体的に略角柱状に設けられている。各フレーム正面22の中間部には面位置を凹ませてフレーム延出方向に延びる補強用の溝22A,22Aがそれぞれ形成されている。また、外側面24の内面側には、端面形状が略C字状とされて端部領域がタッピングホールとして利用されるCチャンネル27が設けられている。この一方、内側面25は、前後方向に隙間をSを形成する一対の内側形成片25A,25Aにより構成されているとともに、それらの内方位置には仕切面28が形成され、当該仕切面28と一方の内側形成片25Aとの間にパネル本体15の位置決め片15Aが受容されてパネル本体15と縦フレーム16との相対取付け位置が決定されるようになっている。なお、横フレーム17は、内側形成片25A,25Aがパネル本体15の上下各端面に接して接合される。また、外側面24の内面と仕切面28の内面には、連結部材20の挿入位置を特定するガイドをなすリブ24A,28Aが、前後方向二箇所位置でフレーム延出方向に沿って形成されている。
【0015】
前記連結手段20は、縦フレーム16と横フレーム17との端部位置において、パネル本体15のコーナー対応領域に設けられている。この連結手段20は、コーナー部材30と、当該コーナー部材30と一体に設けられて同一面内で略直交二方向に延びる脚部材31,31と、コーナー部材30の内部から挿入されて縦フレーム16及び横フレーム17における各Cチャンネル27,27の端部にねじ込み可能なねじ部材33,33と、コーナー部材30の外周側に着脱自在に設けられたカバー35と、このカバー35をコーナー部材に固定するねじ等からなる締結部材37とを備えて構成されている。
【0016】
前記コーナー部材30は、縦フレーム16及び横フレーム17のそれぞれの端に略接する突き合わせ面38,38と、これら突き合わせ面38,38の前後に位置するとともに、前記縦フレーム16及び横フレーム17の各フレーム正面22,22に連なる一対の正面片40,40とにより構成されている。突き合わせ面38,38は、図4に示されるように、内方に屈曲した段部38Aを介して一体に連なっているとともに、面位置を部分的に凹ませた凹部42の領域内で前記Cチャンネル27の略中心軸線に対応する位置に、前記ねじ部材33の挿入穴43,43がそれぞれ形成されている。
【0017】
図3に示されるように、前記コーナー部材30の正面片40,40は略板状をなし、それらの間と前記突き合わせ面38,38とで囲まれる内側に内部空間を形成するようになっている。各正面片40,40の面内には、前記締結部材37,37を受け入れる穴45,45がそれぞれ形成されているとともに、前記脚部材31,31側の端部領域には、縦フレーム16及び横フレーム17に設けられた溝22A,22Aに連なる溝40A,40Aがそれぞれ形成されている。なお、パネル11の下部に配置されるコーナー部材30は、図6に示されるように、正面片40,40のコーナー曲率が、上部に用いられるコーナー部材30の正面片40,40のコーナー曲率と僅かに相違するだけで実質的には同一の構成となっている。
【0018】
前記脚部材31,31はそれぞれ略同一構造となっている。この脚部材31は、図5にも示されるように、縦横の各フレーム16,17の端部内に挿入できる外形に設けられており、縦フレーム16及び横フレーム17内のCチャンネル27回りに位置可能な断面C字状の受容部50と、この受容部50の中間部に絞り部51を介して一体に連なる基台52とにより構成されている。受容部50内には、コーナー部材30の突き合わせ面38に形成された挿入穴43が臨んでおり、従って、当該挿入穴43内に挿入されるねじ部材33は、受容部50内に延び、ねじ部材33は、対応する縦フレーム16及び横フレーム17の延出方向に沿ってそれぞれ配置されることとなる。また、脚部材31は、各フレーム16,17の端部内に挿入されたときに、当該フレーム16,17内の前記リブ24A,28Aの内側にぴったりと収められるようになっている。
【0019】
前記カバー35は、図3ないし図5に示されるように、コーナー部材30の内部空間を閉塞する外形を備えたカバー面部55と、このカバー面部55の内面側に一体に設けられたブロック57とにより構成されている。カバー面部55は、縦フレーム16の外側面24に略沿う縦カバー面55Aと、この縦カバー面55Aに連なって前記横フレーム17の外側面24に略沿う横カバー面55Bとからなる。また、ブロック57は、縦カバー面55A及び横カバー面55Bの各反対側の面に断面略三角形状の切欠部59,59を備えた形状をなし、縦カバー面55A及び横カバー面55Bの交差位置と略対角位置に切欠段部60を備えた形状に設けられている。この切欠段部60は、コーナー部材30における段部38Aに略対応し、これにより、カバー35の取付け位置が決定できるようになっている。また、ブロック57には、前後方向に貫通するねじ穴62が形成され、当該ねじ穴62に前記締結部材37がねじ込みできるように設けられている。
【0020】
図6及び図7に示されるように、前記カバー35において、パネル11の下部に設けられるカバー35には、ねじ穴64が形成され、このねじ穴64を利用して第1のキャスター12が固定可能に設けられてる。この一方、第2及び第3のキャスター13,14は、図8に示されるように、キャスター保持部材65を介して固定されている。このキャスター保持部材65は、略クランク状に屈曲した外形をなし、その屈曲部近傍に穴67が形成され、当該穴67に下方より挿入される固定ねじ68をカバー35のねじ穴64にねじ込むことによりキャスター保持部材65がパネル11の下端部に固定され、これにより、パネル11は、第1ないし第3のキャスター12〜14の三点支持とされて自立可能となる。
【0021】
以上の構成において、可動間仕切り10を組み立てる場合には、例えば、二本の縦フレーム16,16を床面等に横置きするとともに、各縦フレーム16,16間にパネル本体15を位置させる。この際、パネル本体15の位置決め部15Aは縦フレーム16の内側形成片25Aと仕切面28との間に挟み込まれる。そして、各縦フレーム16の延出方向両端部に、コーナー部材30,30における各一方の脚部材31,31をそれぞれ挿入する。この一方、各縦フレーム16,16の端部間に横フレーム17,17を配置し、他方の脚部材31,31を横フレーム17の各端部内に挿入する。
【0022】
次いで、各コーナー部材30に各二本のねじ部材33,33を挿入し、これらねじ部材33を締め付け方向に回転させることで、Cチャンネル27の内周面にねじ溝が切られて縦フレーム16及び横フレーム17とコーナー部材30とが相互に連結されることとなる。ここで、縦フレーム16及び横フレーム17のCチャンネル27にねじ込まれるねじ部材33は、それぞれ対応する縦横のフレーム16,17の延出方向に沿って位置することとなるため、ねじ部材33のねじ込み量に対応して突き合わせ面38,38と縦横のフレーム16,17が互いに引き寄せられる作用を生ずることとなる。その結果、縦横四本の各フレーム16,17はねじ部材33のねじ込みによって内側に移動する作用をもたらし、パネル本体15の外周面を強く押圧するようになり、これによって、縦横のフレーム16,17とパネル本体15との間に生じ得る隙間の発生が回避される。
【0023】
次いで、各コーナー部材30にカバー35を配置し、コーナー部材30の正面片40に設けられた穴45に締結部材37を挿入して前後両側からねじ込むことでカバー35をコーナー部材30に固定することができる。
【0024】
なお、キャスター12及びキャスター保持部材65を取付けできるタイプのカバー35が装着されているコーナー部材30には、その後に第1のキャスター12と、キャスター保持部材65とを取り付けることで、可動間仕切り10が自立できる状態に組み立てられることとなる。
【0025】
従って、このような実施例によれば、ねじ部材33をCチャンネル27にねじ込むことによって、縦横の各フレーム16,17に対して、これらを内側に変位させようとする力が生じるようになり、これらフレーム16,17とパネル本体15との組み立て強度が増大するとともに、縦フレーム16及び横フレーム17がパネル本体15の外周縁に強く押し付けられて成形精度の誤差があってもこれを補正して、両者間の隙間の発生を回避することができる。
【0026】
なお、本発明に係るパネル10は、前記実施例に限定されるものではなく、例えば、収納家具の側板として利用することができる。すなわち、図9に示されるように、コーナー部材30における一方の正面片40に天板支持体70を介してオプションとしての天板71を取り付けるようにすることができる。これを更に詳述すると、天板支持体70は、平面部74と、当該平面部74の端部に連なる取付面75とからなり、当該取付面75の面内に穴75Aが設けられている。
【0027】
天板71を組み合わせる場合には、前記天板支持体70の取付面75をコーナー部材30の一方の正面片40と、横フレーム17の一方の前面22に略接する状態に配置する。そして、取付面75の穴75A及び正面片40の穴45を通じてカバー35のねじ穴62に締結部材37をねじ込んで連結を行った後、天板支持体70の上面側に天板71を配置すればよい。図9では、パネルの片側に天板71を連結する場合を示しているが、他方の正面片40側にも同様の連結を行うことができ、この場合には、パネルは収納家具の仕切面として作用することとなる。また、ここでは図示省略しているが、下方のコーナー部材30を利用して底板を連結することができる。なお、パネル11を収納家具の側板として利用する場合には、図10に示されるように、前述したキャスター保持体を省略して、キャスター80を設けることができる。
【0028】
従って、このような構成を採用した場合には、前述した効果の他に、パネル11の構成部品を共通部品として利用しつつ、棚類等のオプションを連結でき、パネル10に汎用性を付与することが可能となる。
【0029】
なお、前記実施例では、カバー35が締結部材37によってコーナー部材30に固定される場合を図示説明したが、カバー35をコーナー部材30に嵌合可能に設けてもよい。この場合には、締結部材37が用いられない構成となるため、パネル11はオプションを連結しない専用タイプとして用いられることとなる。更に、ねじ部材33の使用本数は、前記実施例の数に限定されるものではなく、縦横のフレーム16,17の大きさ等に応じて増加させることもでき、加えて、Cチャンネル27に代えて、ねじ切りされたナットを各フレーム16,17側に形成しておくことも可能である。要するに、本発明は、ねじの締め付けによって、外側の各フレーム16,17がパネル本体15の外周縁側を押圧するように引き寄せられる構成であれば、種々の設計変更を行うことを妨げない。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、パネル本体の外縁側に位置するフレームの端部間を連結手段で連結する構成とし、当該連結手段が各フレームを内側に引き寄せるように構成されているから、連結手段を用いて各フレームを連結するだけでパネル本体の外縁側にフレームが引き寄せられるものとなり、従って、パネル本体とフレームとの精度誤差が生じていても、これを補正して両者間に隙間を生じさせてしまう従来の不都合を解消することができる。
【0031】
また、前記連結手段において、コーナー部材の内部から挿入されて前記フレームの端部にねじ込み可能なねじ部材がフレームの延出方向に沿って配置されておりから、ねじ部材がフレームに沿わせる配置とされていることで、当該ねじ部材の締め付け量を強くするほど前述した引き寄せ力を強くすることができる。しかも、ねじ部材は、コーナー部材の内部に位置するものであるため、外側から見えないようにすることも可能となる。
【0032】
更に、前記コーナー部材にオプションが連結可能に設けられた構成によれば、例えば、コーナー部材を用いて天板や底板等を一対のパネル間に設けることができるようになり、収納家具の側板としてパネルを利用することが可能となる。
【0033】
また、本発明は、前記コーナー部材の外周側に着脱自在となるカバー
がオプションを連結するための締結部材を利用して脱落不能に装着される、構成とした場合には、オプションの装着とカバーの装着とを同時に行うことができ、作業の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が可動間仕切りに適用された実施例の全体構成を示す概略斜視図。
【図2】図1のA部を拡大して一部を分解した概略斜視図。
【図3】図1のA部拡大分解斜視図。
【図4】図1のA部拡大縦断面図。
【図5】図1のB部拡大分解斜視図。
【図6】図1のC部拡大分解斜視図。
【図7】図1のC部拡大縦断面図。
【図8】図1のD部を拡大して一部を分解した斜視図。
【図9】本発明に係るパネルを用いて天板等のオプションを連結する場合の構成を示す、図1のA部に対応する要部分解斜視図。
【図10】キャスター保持部材を用いない場合の図1のD部に対応する要部分解斜視図。
【図11】従来のパネル構造を示す要部概略斜視図。
【符号の説明】
10 可動間仕切り
11 パネル
15 パネル本体
16 縦フレーム(フレーム)
17 横フレーム(フレーム)
20 連結手段
30 コーナー部材
33 ねじ部材
31 脚部材
35 カバー
37 締結部材
71 天板(オプション)

Claims (4)

  1. パネル本体と、このパネル本体の外縁側にそれぞれ位置するフレームと、前記パネル本体のコーナー領域に配置されて前記フレームの端部間を相互に連結する連結手段とを備えたパネルにおいて、
    前記連結手段は、前記フレームの端部間を連結したときに、各フレームを内側に引き寄せるように構成されていることを特徴とするパネル。
  2. 前記連結手段は、前記フレームの端部に嵌合する脚部材を略直交二方向に含むコーナー部材と、このコーナー部材の内部から挿入されて前記フレームの端部にねじ込み可能なねじ部材とからなり、このねじ部材は、当該ねじ部材がねじ込まれるフレームの延出方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項1記載のパネル。
  3. 前記コーナー部材の表裏各面における少なくとも一方の面を利用してオプションが連結可能に設けられていることを特徴とする請求項2記載のパネル。
  4. 前記コーナー部材の外周側に着脱自在となるカバーを更に含み、当該カバーは、前記オプションを連結するための締結部材を利用して脱落不能に装着されることを特徴とする請求項3記載のパネル。
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