JP3320059B2 - 収納家具の取付け構造 - Google Patents
収納家具の取付け構造Info
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Description
土間や床から浮上させて壁に取付ける構造に関し、詳し
くは、家具本体の下方に台輪を取付けるのに際して、施
工性を高め、台輪の位置決め精度を高めて外観を高め、
かつ、構成も簡素化しようとする技術に係るものであ
る。
上させて壁に取付ける構造においては、例えば、収納家
具の下部内方に取付けた照明器具によって足下を間接照
明するのであり、又、土間や床面の掃除がおこないやす
いものであり、普及している。
させて取付ける図6に示す従来の取付け構造において
は、収納家具Aaは家具本体3aと台輪4aを備え、台
輪4aは前枠5aの両端に左右の側枠6a、6aを連結
し、左右の側枠6a、6a間に後部枠8aを前方に引き
込めて略ロ字状に構成し、家具本体3aが取付けられる
下方の壁2部分に支持桟14を取付けて家具本体3aを
支持し、家具本体3aを壁2に上下2カ所で壁2に取付
けるのである。そして、家具本体3aの下方に台輪4a
を配し、台輪4aを人手で支えながら家具本体3aの地
板11と台輪4aの前枠5a及び後部枠8aとをビスの
ような固定具12にて固定するのである。この場合、後
部枠8aには照明器具13が取付けられている。
け構造においては、台輪4aを人手で支えながら2カ所
においてビスのような固定具12にて固定するのであ
り、施工性が悪く、又、台輪4aの位置決め精度が悪く
て扉18を開放した場合の外観が低下し、更に、左右の
側枠6a、6a間において支持桟14を壁2に固定する
等のことから、構造が複雑になる等という問題があっ
た。
ものであり、台輪を人手で支えなくても台輪を家具本体
に容易に固定することができて施工性を高め、台輪の位
置決め精度を高めて外観を高め、かつ、支持桟を省いて
構造を簡素化することができる収納家具の取付け構造を
提供することを課題とするものである。
納家具を玄関の土間1や床から浮上させて壁2に取付け
る構造であって、収納家具は家具本体3と台輪4を備
え、台輪4は前枠5の両端に左右の側枠6、6を連結し
た三方枠7に構成し、側枠6と後部枠8との一方にダボ
9を他方にダボ孔10を形成し、家具本体3を壁2に取
付け、家具本体3の下方の壁2に後部枠8を取付け、ダ
ボ9をダボ孔10に嵌合して台輪4を家具本体3の下方
に配し、家具本体3の地板11と前枠5とをビスのよう
な固定具12にて固定してあることを特徴とするもので
ある。このような構成によれば、前枠5と側枠6、6と
で構成した三方枠7を壁2に固定した後部枠8に対して
ダボ9とダボ孔10との結合によって固定することがで
き、従来のように台輪4を人手で支えなくてもよく、前
枠5と家具本体3の固定を容易におこなうことができて
施工性を高めることができ、かつ、ダボ9とダボ孔10
との結合によって三方枠7の位置決め精度を高めること
ができ、外観を高めることができ、更に、従来の支持桟
14を省いて構成を簡素化することができる。
13を取付けていることを特徴とするものである。この
ような構成によれば、従来のように略ロ字状となった台
輪に照明器具13を取付ける構成に比べて照明器具13
の取付けを容易におこなうことができて施工性を高める
ことができる。
する。図1は一部省略した側断面図である。図2(a)
は同上の分解側面図、同図(b)は三方枠の斜視図であ
る。図3は全体斜視図である。
の土間1から浮上させて壁2に取付けて内蔵の照明器具
13によって足下を間接照明するようにしている。この
ような収納家具Aにおいては、構造を簡素化し、壁2へ
の取付けの施工性を高め、取付け後においては外観を高
めるものである。以下、詳述する。
いる。台輪4は前枠5の両端に左右の側枠6、6を連結
した三方枠7に構成している。三方枠7に後部枠8が対
向する。側枠6には例えば上下2カ所にダボ9、9を、
後部枠8には例えば左右4カ所にダボ孔10…を形成し
ている。後部枠8には照明器具13を取付けている。
15を利用してビスのような取付具16にて取付けてい
る。家具本体3の下方の壁2に後部枠8を胴縁15を介
して取付けている。ダボ9をダボ孔10に嵌合して三方
枠7を後部枠8に結合して台輪4を家具本体3の下方に
配設する。次に、家具本体3の地板11と前枠5とをビ
スのような固定具12にて固定するのである。
台輪4の下端に至って扉18、側板19が付設されてい
るのであり、内部には、固定棚20…や傘受けパイプ2
1、ステンレス鋼製の傘受け皿22等を設けている。符
号23は間柱、24は幕板である。
6、6とで構成した三方枠7を壁2に固定した後部枠8
に対してダボ9とダボ孔10との結合によって固定する
ことができるのであり、従来のように台輪4を人手で支
えなくてもよく、前枠5と家具本体3の固定を容易にお
こなうことができて施工性を高めることができるもので
ある。しかも、ダボ9とダボ孔10との結合によって三
方枠7の位置決め精度を高めるのであり、扉18を開け
て台輪4を見た場合の外観を高めることができるもので
ある。更に、従来の支持桟14を省いて構成を簡素化す
るものである。
けていることから、従来のように略ロ字状となった台輪
に照明器具13を取付ける構成に比べて照明器具13の
取付けを容易におこなうことができて施工性を高めるこ
とができるものである。
土間や床から浮上させて壁に取付ける構造であって、収
納家具は家具本体と台輪を備え、台輪は前枠の両端に左
右の側枠を連結した三方枠に構成し、側枠と後部枠との
一方にダボを他方にダボ孔を形成し、家具本体を壁に取
付け、家具本体の下方の壁に後部枠を取付け、ダボをダ
ボ孔に嵌合して台輪を家具本体の下方に配し、家具本体
の地板と前枠とをビスのような固定具にて固定してある
から、前枠と側枠とで構成した三方枠を壁に固定した後
部枠に対してダボとダボ孔との結合によって固定するこ
とができ、従来のように台輪を人手で支えなくてもよ
く、前枠と家具本体の固定を容易におこなうことができ
て施工性を高めることができ、かつ、ダボとダボ孔との
結合によって三方枠の位置決め精度を高めることがで
き、外観を高めることができ、更に、従来の支持桟を省
いて構成を簡素化することができるという利点がある。
えて、後部枠に照明器具を取付けているから、請求項1
の効果に加えて、従来のように略ロ字状となった台輪に
照明器具を取付ける構成に比べて照明器具の取付けを容
易におこなうことができて施工性を高めることができる
という利点がある。
である。
斜視図である。
は図4(b)のC−C線断面図である。
図、(b)は台輪の斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 収納家具を玄関の土間や床から浮上させ
て壁に取付ける構造であって、収納家具は家具本体と台
輪を備え、台輪は前枠の両端に左右の側枠を連結した三
方枠に構成し、側枠と後部枠との一方にダボを他方にダ
ボ孔を形成し、家具本体を壁に取付け、家具本体の下方
の壁に後部枠を取付け、ダボをダボ孔に嵌合して台輪を
家具本体の下方に配し、家具本体の地板と前枠とをビス
のような固定具にて固定して成ることを特徴とする収納
家具の取付け構造。 - 【請求項2】 後部枠に照明器具を取付けて成ることを
特徴とする請求項1記載の収納家具の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000173956A JP3320059B2 (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 収納家具の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000173956A JP3320059B2 (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 収納家具の取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001346640A JP2001346640A (ja) | 2001-12-18 |
JP3320059B2 true JP3320059B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18676086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3320059B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP4105965B2 (ja) * | 2003-03-11 | 2008-06-25 | 株式会社長谷工コーポレーション | 押入ユニットとそれを用いた吊押入 |
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2000
- 2000-06-09 JP JP2000173956A patent/JP3320059B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2001346640A (ja) | 2001-12-18 |
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