JPH0317758Y2 - - Google Patents

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JPH0317758Y2
JPH0317758Y2 JP1984156687U JP15668784U JPH0317758Y2 JP H0317758 Y2 JPH0317758 Y2 JP H0317758Y2 JP 1984156687 U JP1984156687 U JP 1984156687U JP 15668784 U JP15668784 U JP 15668784U JP H0317758 Y2 JPH0317758 Y2 JP H0317758Y2
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JP
Japan
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storage cabinet
toilet
support body
cabinet
low tank
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JP1984156687U
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  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、便器洗浄用のロータンクと収納キヤ
ビネツトとをトイレ室内にコンパクトに配設する
ための便所用キヤビネツト装置に関する。
(従来の技術) 従来、此種キヤビネツト装置として実開昭59−
134500号公報に記載されたトイレ装置が知られて
いる。
このトイレ装置は第6図に示す如く、便器後方
に配設されたロータンク8の左右両側に収納キヤ
ビネツト1を配設すると共に、両キヤビネツト
1,1の上面をカウンター6で連結して構成され
ており、従来、トイレ室A内に放置されていたト
イレ回りの小物類Cを収納キヤビネツト1内に隠
蔽状に収納可能とし、トイレ室A内の美観を向上
させるようになつていた。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来の装置によれば、扉1cの開閉時
において収納キヤビネツト1が前倒れしないよう
にするためには、同キヤビネツトを木ねじ或いは
AYボルト等を用いて直接室壁1Aに固定する必
要があり、必然的に室壁1A裏側に補強材を設け
なければならず、補強材固定のための余分な作業
を必要としていた。
また、装置本体を室内に一体的に設置するため
にはトイレ室Aの内寸と装置本体の横幅とを一致
させなければならず、どちらかに寸法誤差があつ
た場合には収納キヤビネツト1と室壁1Aとの間
に隙間が形成される等の不具合が生じるものであ
つた。
本考案は上述したような従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とする処は、収納キヤ
ビネツトを補強材を設けることなく容易に固定で
きるようにすると共に、トイレ室の内寸と装置本
体の横幅との寸法誤差を吸収できる便所用キヤビ
ネツト装置を提供することにある。
[課題を達成するための手段) 以上の目的を達成するために、本考案のキヤビ
ネツト装置は、トイレ室内に設置した便器の後方
一隅部に収納キヤビネツトを、他隅部に支持体を
夫々配設すると共に、前記収納キヤビネツトと支
持体の間に形成されるロータンク設置空間の前方
を化粧板で、上方をカウンターで被蓋してなり、
前記収納キヤビネツトと支持体を端部にアジヤス
ターボルトを有する突つ張り杆を介して室壁に押
圧せしめて支持すると共に、収納キヤビネツトの
前面を開閉扉と前板とで覆い、且つ該前板と化粧
板の端部とをスライド自在に重合せしめたことを
特徴とする。
(作用) 以上の構成によれば、複数の突つ張り杆の突つ
張り力によつて収納キヤビネツトと支持体を室壁
に押圧することにより、木ねじ・AYボルト等で
室壁に直接固定する手段を用いることなく収納キ
ヤビネツト,支持体をトイレ室内に固定する。ま
た、突つ張り杆のアジヤスターボルト,化粧板端
部と収納キヤビネツトの前板との重ね合わせ部分
で、装置本体の横幅とトイレ室内寸との寸法誤差
を吸収する。
(実施例) 以下本考案便所用キヤビネツト装置の一実施例
を図面に基づいて説明する。
本考案のキヤビネツト装置は、トイレ室A内に
設置した便器Bの後方一隅部に収納キヤビネツト
1を、他端部に支持体2を夫々配設し、前記収納
キヤビネツト1と支持体2との間にロータンク8
を配設するための空間aを形成すると共に、その
前方を化粧板9で、上方をカウンター6で被蓋し
て構成されている。
収納キヤビネツト1は内部を中空とし、必要に
応じて棚1aを有する箱体1bの前方略一半部を
片開き扉1cで、他半部を前板1eで被蓋したも
のであり、トイレ室A内の室壁1A下端に取付け
られた巾木5に当接する部分を切り欠いて室壁1
Aに添接状に配置させる。
支持体2は、収納キヤビネツト1の上面で一端
を支持するカウンター6の他端を支持する為のも
ので、上端にカウンター6の載せ板2aを備えた
側板により形成され、収納キヤビネツト1同様巾
木5に当接する部分を切欠いて室壁1Aに添接状
に配置してあり、この支持体2と前記収納キヤビ
ネツト1との間には複数の突つ張り杆4が横架さ
れる。
突つ張り杆4は、上記支持体2と収納キヤビネ
ツト1との間よりも若干短いチヤンネル材或はア
ングル材状の金属製型材4aの両端に、該型材4
aと一体に折曲形成した取付片部4bを設け、一
方の取付片部4bにアジヤスターボルト3を設け
てなる。
取付片部4bは支持体2或は収納キヤビネツト
1にビス7止めする為に一方を使用し、アジヤス
ターボルト3を進退自在に案内する為に他方を使
用する。
アジヤスターボルト3は上記取付片部4bの一
方に対して進退自在に装備されたもので、取付片
部4bがビス7止めされない支持体2或は収納キ
ヤビネツト1(図面では支持体)を押圧して室壁
1Aに強固に押しつけることにより、間接的に支
持体2及び収納キヤビネツト1を相対する室壁1
Aに押圧して自立状に支持する。
また、突つ張り材4を複数本用いる理由は、1
本だと支持体2と収納キヤビネツト1との室壁1
Aへの押しつけがアンバランスになるからであ
り、本実施例においては上下に2本を用いること
によりバランスよく収納キヤビネツト1と支持体
2を室壁1Aへ押しつけることが可能となる。
尚、一端を支持体2或いは収納キヤビネツト1
にビス7止めする理由は、他端のアジヤスターボ
ルト3の操作のみで支持体2及び収納キヤビネツ
ト1両者を室壁1Aへ押圧できるようにする為で
あり、両端の取付片部4bにアジヤスターボルト
3を設け、その両ボルト3を利用して支持体2及
び収納キヤビネツト1を相対する室壁1Aに押圧
するようにすることも可能である。
また、上述した上下の突つ張り杆4は、下側の
突つ張り杆4をロータンク8の載せ台8′とし、
上側の突つ張り杆4をロータンク8の背壁がビス
止めされる取付材8″として機能させることによ
り架台16を構成し、この架台16にロータンク
8が固定される。
カウンター6は、支持体2上端の載せ板2a上
面又は収納キヤビネツト1の上面1dに載置され
る左右の脇カウンター6″,6″と、該両脇カウン
ター6″,6″間に架設される手洗器6′とからな
り、手洗器6′のボール部6′aと夫々の脇カウン
ター6″との間には寸法誤差吸収用の隙間10が
形成されている。尚、手洗器6′の給排水系はロ
ータンク8に連係される。
化粧板9は、収納キヤビネツト1と支持体2間
に形成されるロータンク収納スペース11及び支
持体2を隠蔽し且つ収納キヤビネツト1の前面の
一部を隠す程度の大きさに、化粧合板や合成樹脂
或いは金属等の所望の材料を用いて形成する。
尚、この化粧板9はその端部9aを収納キヤビ
ネツト1の前板1e前面に重ね合わせ、且つこの
前板1eに対してスライド可能に接続する。
スライド可能とする理由は、相対する室壁1A
間寸法に若干の狂いが生じてもその誤差を吸収し
て化粧板9で前記ロータンク収納スペース11及
び支持体2を確実に隠蔽する為であり、収納キヤ
ビネツト1の前板1e部分にスライド用孔1fを
開孔し、該スライド用孔1fを挿通する係脱可能
な止めネジ12を化粧板9に取付けることにより
そのスライド用孔1fの長さ範囲において化粧板
9をスライド可能とする(第5図参照)。この場
合、カウンター6においては上述した脇カウンタ
ー6″と手洗い器6′間の隙間10で寸法誤差を吸
収する。
尚13はロータンク8の操作レバー14挿通用
の通孔、15は便器Bへ連絡する便器洗浄管で化
粧板9を挿通してロータンク8に接続している。
以上の構成によれば、上下の突つ張り杆4,4
の突つ張り力によつて収納キヤビネツト1と支持
体2を室壁1Aに押圧してこれら収納キヤビネツ
ト1・支持体2を自立状に支持すると共に、上下
の突つ張り杆4,4で形成した架台16にロータ
ンク8を設置することにより、木ねじ・AYボル
ト等で室壁1Aに直接固定する手段を用いること
なく収納キヤビネツト1・支持体2・ロータンク
8をトイレ室A内に固定する。
また、各突つ張り杆4のアジヤスターボルト
3,スライド用孔1f,隙間10でユニツト横幅
とトイレ室内寸との寸法誤差を吸収する。
尚、本実施例においては支持体2を側板と載せ
板2aから構成したが、本考案はこれに限定され
ず収納キヤビネツトで構成することも可能であ
る。
また、本実施例においてはカウンター6を左右
の脇カウンター6″,6″と手洗器6′とで形成し
てカウンター6においてもトイレ室内寸との寸法
誤差を吸収できるよう構成し、さらに突つ張り杆
4,4で形成した架台16にロータンク8を設置
することでロータンク8の固定を容易に行えるよ
うにしたが、本考案はこれに限定されず、カウン
ター6を予め若干短寸に一体形成し、かつロータ
ンク8を室壁1A或いは便器B後端に固定するよ
うにしても初斯の目的は達成できる。
(考案の効果) 本考案の便所用キヤビネツト装置は以上説明し
たように構成したので、室壁裏側に補強材を設け
る手間なく収納キヤビネツト,支持体等の固定を
可能にして室内への設置をきわめて容易に行え
る。また、装置本体横幅とトイレ室内寸との寸法
誤差を吸収して様々な壁間寸法を有するトイレ室
への設置を可能にし、しかも室壁との間に隙間が
生じることもないので室内との一体感を向上し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案便所用キヤビネツト装置の一実
施例を示す正面図で一部切欠して示す、第2図は
第1図の2−2線に沿う断面図で一部切欠して示
す、第3図は第1図の3−3線に沿う断面図、第
4図は突つ張り杆を横架する状態を示す正面図で
一部拡大して示す、第5図は第1図の5−5線に
沿う拡大断面図、第6図は従来装置の斜視図であ
る。 尚図中、A……トイレ室、B……便器、1……
収納キヤビネツト、2……支持体、8……ロータ
ンク、9……化粧板、6……カウンター、3……
アジヤスターボルト、4……突つ張り杆、1A…
…室壁、16……架台、6″……脇カウンター、
6′……手洗器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トイレ室内に設置した便器の後方一隅部に収納
    キヤビネツトを、他隅部に支持体を夫々配設する
    と共に、前記収納キヤビネツトと支持体の間に形
    成されるロータンク設置空間の前方を化粧板で、
    上方をカウンターで被蓋してなり、前記収納キヤ
    ビネツトと支持体を端部にアジヤスターボルトを
    有する突つ張り杆を介して室壁に押圧せしめて支
    持すると共に、収納キヤビネツトの前面を開閉扉
    と前板とで覆い且つ該前板と化粧板の端部とをス
    ライド自在に重合せしめたことを特徴とする便所
    用キヤビネツト装置。
JP1984156687U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPH0317758Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984156687U JPH0317758Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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JP1984156687U JPH0317758Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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JPS6172300U JPS6172300U (ja) 1986-05-16
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JP1984156687U Expired JPH0317758Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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JPS507344A (ja) * 1973-05-24 1975-01-25

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JPS59134500U (ja) * 1983-02-28 1984-09-08 ナショナル住宅産業株式会社 トイレ装置

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JPS507344A (ja) * 1973-05-24 1975-01-25

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