JP7150499B2 - 室内間仕切り用金具及び室内用間仕切り - Google Patents
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Description
好ましくは、前記室内間仕切り用金具は、前記当接面を貫通する複数のねじ孔を有し、
複数の前記ねじ孔は、前記室内間仕切り用金具が固定されたとき、前記支柱の長手方向に並ぶように配設されている。
好ましくは、前記第1部分、及び、前記第2部分の少なくとも一方は、前記反対側の辺と平行な辺の組で構成されている。
好ましくは、前記第1部分と前記第2部分との間には、前記第1部分と前記第2部分と角度差を緩和する接続部分が設けられている。
図1に示すように、本実施形態における旋回金具としての室内間仕切り用金具は、室内用間仕切り10に取り付けられる。室内用間仕切り10は、第1の仕切枠11と、第2の仕切枠12と、第1の仕切枠11と第2の仕切枠12とを連結する連結部13とを備える。第1の仕切枠11及び第2の仕切枠12は、同様の枠体20から構成されている。
短尺支柱21は、外周側面21aの短手方向の両端からそれぞれ、外周側面21aに対して突き出た突出部としての幅ガイド211を有している。幅ガイド211は、短尺支柱21の長手方向に延設されているとともに、外周側面21aと直交する方向に所定の高さT3で突出する壁状部214を有している。壁状部214は、外周側面21aから離間している先端に、外周側面21aの上方に張り出す張出部213を備える。張出部213は、外周側面21aに平行な面を有し、所定の張出長さW4を有している。外周側面21aの両側にある張出部213の間には、幅W3で所定の間隔が確保されている。矩形の長辺の長さW1の長さは、幅W3と2つの所定の張出長さW4とを加えた長さに等しい。また、2つの壁状部214の間の間隔は、壁間幅W2であり、矩形の長辺の長さW1>壁間幅W2>幅W3の関係を有している。
短尺支柱21は、内部空間に短尺支柱21の長手方向に延設されるねじ受け部26を備える。ねじ受け部26は、横側面21c,21dの管内側の面に基端が支持され、ねじが螺合される先端が角管内空間に突き出していて所定の位置に配置されている。なお、相対向する2つのねじ受け部26の間には所定の距離が確保されている。
ねじ受け部26は、横側面21c,21dの管内側の面から角管内空間に延出される支持脚261と、支持脚261の先端に取り付けられるめねじ部262とを備える。支持脚261は、基端が固定される横側面21c,21dに対して直交する方向に延設される。めねじ部262は、円周の一部に切れ込み263を有する半円筒形状を有している。切れ込み263は、半円筒の内径よりも少し大きな外径のねじ山を有するねじがねじ込まれたとき、そのねじ込まれたねじから受ける拡径圧力によって内周面264に雌ねじが形成されるとともに、ねじ込まれたねじに対して適切な縮径力を付与する。よって、めねじ部262は、ねじ込まれたねじに対して、ねじ込み方向に締結力を付与させるとともに、その締結力が維持されるようにする。
枠体20において、短尺支柱21と長尺支柱23とは、角部材30を介して、短尺支柱21の長手方向と長尺支柱23の長手方向とが直交するように接続固定されている。角部材30は、短尺支柱21の長手方向と長尺支柱23の長手方向とが直交する部分を含む位置に配置されており、短尺支柱21と長尺支柱23との間に挟まれるように配置されている。本実施形態では、短尺支柱21と長尺支柱23とは当接しておらず、短尺支柱21と長尺支柱23とは角部材30を介在させて固定接続される。
カバー部材40は、第1カバー部42の側面であって外周側面21aに対向する側面に貫通孔27の外孔29に挿通可能な円柱状の凸部44を有する。凸部44は、外孔29に挿通する方向の端面にねじ孔が形成されており、短尺支柱21の内周側面21bの内孔28を挿通されたボルトB1が螺合する。凸部44の延出長は、角管内に短辺の長さT2よりも短い長さである。よって、カバー部材40の凸部44を有する面は、凸部44に加えられる締結力に基づいて対向する外周側面21aに当接固定される。
室内間仕切り用金具150は、縦幅を第2幅WA1とし、横幅を第3幅WB1とする四角形を基本形として説明すると、直線状の縦辺の長さが第2幅WA1であり、直線状の横辺の長さが第3幅WB1である。室内間仕切り用金具150は、この基本形において横辺の第3幅WB1の幅方向中央又は中央付近から、回転軸心CAから見て所定の周方向にある第2幅WA1の方向に四角形の一部が切り欠かれた部分に第1幅WC1が形成された形状からなる板部151である。換言すると、板部151は、多角形状の板体、具体的には3組の平行な辺を有する6角形状から構成されており、短尺支柱21の外周側面21aに当接可能な当接面を有している。板部151は、当接面の幅が、3組の平行な辺のそれぞれの幅である。
図5(b)に示すように、板部151は、第1部分155で2つの張出部213の間隔(幅W3)を通過して当接面を外周側面21aに当接することができる。
(1)短尺支柱21の長手方向に配置された幅ガイド211の任意の位置に室内間仕切り用金具150を取り付けることができる。また、取り付けられた室内間仕切り用金具150は、第2部分153が外周側面21aと張出部213との間に入り込むため外周側面21aから離間する方向への移動が規制されるようになるとともに、第2部分153の一部が壁状部214に当接するため、旋回も抑制される。よって、部材等を室内用間仕切りの支柱に配置自由度を確保しつつ、確実に取り付けることができる。
(5)第2部分153は第1部分155に隣接しない側が壁状部214又は張出部213に当接するので旋回が止められる。よって、短尺支柱21に室内間仕切り用金具150が取り付けやすくなるとともに、室内間仕切り用金具150の位置決めも容易になる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、横棒25が取り付けられる場合について例示したが、この横棒にカーテン、スクリーン、パネル、網等を取り付けてもよい。
・角部材30は、第1圧接部に長尺支柱が当接固定され、第2圧接部に短尺支柱が当接固定されてもよい。
Claims (7)
- 支柱からなる枠体で室内空間を間仕切る室内用間仕切りに取り付けられて、部材の前記支柱への固定を可能にする室内間仕切り用金具であって、
前記支柱は、長手方向に直交する断面が多角形状の多角柱であり、前記多角形状の外側面には、外周方向に突き出る壁状部をそれぞれ有する2つの突出部であって、前記壁状部は長手方向に平行であるとともに、前記壁状部の先端から反対側の前記壁状部に向かって突き出した張出部とを備える前記2つの突出部を有し、
前記室内間仕切り用金具は、前記外側面に当接可能な当接面と、前記当接面の幅であって、前記2つの張出部の間隔を通過可能な第1幅で配置される反対側の辺との組で構成される第1部分と、前記2つの張出部の間隔を通過不可能であって前記第1幅よりも広いとともに、前記2つの壁状部の間に配置可能な第2幅を有する反対側の辺との組で構成される第2部分とを備え、
前記第1部分と前記第2部分とは前記当接面の周方向に隣接配置されていて、
前記第1部分で前記2つの張出部の間隔を通過して前記当接面を前記外側面に当接させた状態で前記当接面が旋回されることで前記第2部分の厚み方向が前記張出部と前記外側面との間に入り込みつつ、前記第2部分の一部が前記壁状部に当接し、
前記第1部分は、前記張出部と前記外側面との間よりも厚い第1の厚さを有し、
前記第2部分は、前記張出部と前記外側面との間に入り込む部分の厚さが前記第1の厚さよりも薄い第2の厚さに設定されている
室内間仕切り用金具。 - 支柱からなる枠体で室内空間を間仕切る室内用間仕切りに取り付けられて、部材の前記支柱への固定を可能にする室内間仕切り用金具であって、
前記支柱は、長手方向に直交する断面が多角形状の多角柱であり、前記多角形状の外側面には、外周方向に突き出る壁状部をそれぞれ有する2つの突出部であって、前記壁状部は長手方向に平行であるとともに、前記壁状部の先端から反対側の前記壁状部に向かって突き出した張出部とを備える前記2つの突出部を有し、
前記室内間仕切り用金具は、前記外側面に当接可能な当接面と、前記当接面の幅であって、前記2つの張出部の間隔を通過可能な第1幅で配置される反対側の辺との組で構成される第1部分と、前記2つの張出部の間隔を通過不可能であって前記第1幅よりも広いとともに、前記2つの壁状部の間に配置可能な第2幅を有する反対側の辺との組で構成される第2部分とを備え、
前記第1部分と前記第2部分とは前記当接面の周方向に隣接配置されていて、
前記第1部分で前記2つの張出部の間隔を通過して前記当接面を前記外側面に当接させた状態で前記当接面が旋回されることで前記第2部分の厚み方向が前記張出部と前記外側面との間に入り込みつつ、前記第2部分の一部が前記壁状部に当接し、
前記第2部分は、前記第1部分に隣接しない側に、前記2つの壁状部に当接する幅を有する部分及び前記2つの張出部に当接する幅を有する部分の少なくとも一方を有している
室内間仕切り用金具。 - 前記室内間仕切り用金具は、前記当接面を貫通する複数のねじ孔を有し、
複数の前記ねじ孔は、前記室内間仕切り用金具が固定されたとき、前記支柱の長手方向に並ぶように配設されている
請求項1又は2に記載の室内間仕切り用金具。 - 前記第1部分、及び、前記第2部分の少なくとも一方は、前記反対側の辺と平行な辺の組で構成されている
請求項1~3のいずれか一項に記載の室内間仕切り用金具。 - 前記第1部分と前記第2部分との間には、前記第1部分と前記第2部分と角度差を緩和する接続部分が設けられている
請求項1~4のいずれか一項に記載の室内間仕切り用金具。 - 支柱に取り付けられる室内間仕切り用金具は、2つの旋回金具と、前記旋回金具に両端が固定される長尺部材とを備え、
前記旋回金具が請求項1~5のいずれか一項に記載の室内間仕切り用金具であり、
前記支柱に取り付けられた前記2つの旋回金具が前記長尺部材によって連結固定される
室内間仕切り用金具。 - 室内用間仕切りであって、
角管形状の4本の支柱を、前記支柱の開口端に圧接される圧接面を2面有し、それら2面の圧接面の相対角度を270度としている角部材で矩形枠状に連結した仕切枠を備え、
前記支柱は、前記開口端における角管内に前記支柱の長手方向をねじ込み方向とするねじ受け部を有し、
前記角部材の各圧接面は、前記ねじ込み方向に対して前記ねじ受け部に対向する位置にねじ孔を有し、前記各圧接面の反対面から前記ねじ孔を挿通されたねじの前記ねじ受け部への螺合で前記反対面が前記開口端の方向に押し付けられることに応じて前記圧接面が前記開口端に押し付け固定され、
前記支柱のうち、他の仕切枠が連結される方向に延びる支柱は、当該支柱を含む前記仕切枠の枠外に向く外周側面に前記他の仕切枠に向けて延びて前記他の仕切枠に連結されるための連結部材が固定され、前記角管形状の外側面には、外周方向に突き出る壁状部をそれぞれ有する2つの突出部であって、前記壁状部は長手方向に平行であるとともに、前記壁状部の先端から反対側の前記壁状部に向かって突き出した張出部とを備える前記2つの突出部を有し、
前記支柱の前記2つの突出部の間に部材の固定を可能にする旋回金具が固定されており、
前記旋回金具が請求項1~6のいずれか一項に記載の室内間仕切り用金具である
室内用間仕切り。
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JP2006188885A (ja) | 2005-01-06 | 2006-07-20 | Okamura Corp | 間仕切りパネルの安定構造 |
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