JP2004021063A - 現像剤補給容器及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置本体に着脱可能であって、現像剤を前記画像形成装置本体の現像装置に補給する現像剤補給容器において、現像剤を収納する容器本体14と、容器本体14を画像形成装置本体に着脱する際に把持する把手部材12と、把手部材12と係合可能な把手受け部材13とを有し、把手部材12又は把手受け部材13の少なくとも一方が、両者を係合させる際に変形可能であり、把手部材12と係合した把手受け部材13を容器本体14に取り付けることにより、把手部材12及び把手受け部材13の係合状態が解かれる方向に変形しないよう容器本体14に規制されることを特徴とする。
【選択図】 図7
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電式複写機、プリンタ等の画像形成装置の現像装置に現像剤を供給するために用いられる現像剤補給容器及びこれを装着して画像を形成する画像形成装置に関するものである。なお、ここで言う現像剤とは、1、2成分トナー、キャリア及びその混合物全てを含むものを指す。
【0002】
【従来の技術】
従来、静電式複写機、プリンタ等の画像形成装置には粉末現像剤が使用されているが、この現像剤の補給容器は一般に合成樹脂等で作られた円筒状もしくは直方体等の容器本体と、容器本体から粉末現像剤を画像形成装置の現像装置に補給するために開口している容器本体の開口部を封止するシール部材によって構成されている。特に、この現像剤補給容器に感光ドラム、クリーナ、帯電器等を一体化させたプロセスカートリッジも作られている。
【0003】
現像剤補給容器を現像装置に挿脱着させたり、回動させたり、容器本体の開口部を封止するシャッタ部材を開閉させたりするために、現像剤補給容器に把手部材を設ける例がある。これはユーザが行う現像剤補給容器交換を含む現像剤補給作業をスムーズに操作性良く行わせる目的で設けられている。特開2000−172058号では、現像剤収納容器の端部に、容器回動操作用のノブがあり、揺動可能なように容器本体に軸支されていて、このノブ部の一部が回り止めを兼ねている例が示されている。
【0004】
又、特許第2907441号では、容器本体の開口部を開閉可能に移動するシャッタの先端が折り曲げ可能であって、開口部封止時にはシャッタが本体の扉と干渉して扉が閉まることを阻止するためにシャッタの折り曲げ規制部材を有した現像剤補給容器の例が示されている。
【0005】
更に、特開平3−245170号には、いくつかの形態の把手部材が示されており、特開平7−199622号には、容器本体に設けられた現像剤充填口を封止する充填口キャップ部材を覆う把手部材が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
最近、高画質化を目的として現像剤の微粒子化が一段と進み、現像剤はより飛散し易く汚れやすくなっている。また、複写機やプリンタ等の画像形成装置本体の小型化も進み、デスクトップタイプも増える傾向もあって、現像剤補給作業時の現像剤汚れをより防止する必要性が生じている。
【0007】
これに対し、現像剤補給容器と画像形成装置本体の装着部との間のシール性を向上させるために弾性シール部材等を設けて、現像剤が漏れないようにしているが、それにより現像剤補給容器の画像形成装置に対する挿脱着、更には回動操作に必要とする操作力も増加する傾向がある。一方、現像剤補給容器の補給作業はユーザが行うが、現像剤補給容器の画像形成装置に対する挿脱着及び回動操作時は、通常、現像剤補給容器に設けられた把手部材をユーザがつかんで行っている。この把手部材は、現像剤補給容器本体と一体に設ける場合もあるが、容器本体の成型や把手部材の設計の自由度も無くなることから、容器本体とは別体とし容器本体に後から取り付けるのが一般的である。
【0008】
上述したように、操作力が上昇し、把手部材と容器本体の組立係合部にかかる負荷が大きくなると、十分な強度を有していないと、最悪時には把手部材が容器本体から外れてしまう場合もある。通常は十分な強度を確保するため、金属部材を用いたり、把手部材を複数の部品で構成し溶着したりして強度アップを図っているが、組立が複雑になったり、コストアップしてしまう傾向があった。
【0009】
又、従来の把手部材はユーザがつかんで挿脱着や回動しやすいように大きくなる傾向があり、現像剤補給容器を画像形成装置本体内に据置いて現像剤補給を行う構成の場合には、その把手部材の分だけ、画像形成装置本体が大きくなってしまう場合もあった。
【0010】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、把手部材をつかんで操作し易く、また容器の小型化が可能な現像剤補給容器及びこれを装着して画像を形成する画像形成装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、画像形成装置本体に着脱可能であって、現像剤を前記画像形成装置本体の現像装置に補給する現像剤補給容器において、現像剤を収納する容器本体と、容器本体を画像形成装置本体に着脱する際に把持する把手部材と、前記把手部材と係合可能な把手受け部材と、を有し、前記把手部材又は前記把手受け部材の少なくとも一方が、両者を係合させる際に変形可能であり、前記把手部材と係合した前記把手受け部材を前記容器本体に取り付けることにより、前記把手部材及び前記把手受け部材の係合状態が解かれる方向に変形しないよう前記容器本体に規制されていることを特徴とする。
【0012】
上記構成にあっては、構造、組立が簡単で、強度も十分に有していて操作性の良好な把手部材を設けた現像剤補給容器が提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
まず最初に本実施形態に用いる画像形成装置本体として、本例では複写機を用いることとし、以下に説明を行う。
【0014】
{全体構成}
図1は複写機の全体構成説明図であり、図2は現像装置の構成説明図である。図1において、1は原稿読取装置であり、原稿台ガラス1aに載置した原稿に対し、照明ランプ1bで光照射すると共に、ランプ1b及び走査ミラー1cを走査し、原稿からの反射光を前記ミラー1c及び反射ミラー1d,1e,1f、更には合焦及び変倍機能を有するレンズ1gを介して像担持体である感光体ドラム2へ照射して静電潜像を形成する。感光体ドラム2は表面に感光層を有し、メインモータ3によって画像形成動作に応じて図1の矢印方向へ回転可能である。この感光体ドラム2の周囲には帯電装置4、現像装置5、転写装置6及びクリーニング装置7が配置してある。
【0015】
そして回転する感光体ドラム2の表面を帯電装置4で一様に帯電すると共に、前記原稿読取装置1からの露光によって静電潜像を形成し、現像装置5で前記静電潜像に現像剤を転移させて現像剤像を形成する。前記現像装置5は、現像室5a内の現像剤を現像剤送り部材5bによって固定磁石を内蔵した現像スリーブ5cに送り出し、現像スリーブ5cを回転させると共に、現像ブレード5dによって摩擦帯電電荷を付与した現像剤層を現像スリーブ5cの表面に形成し、その現像剤を前記潜像に応じて感光体ドラム2へ転移させることによって現像剤像を形成して可視像化するものである。
【0016】
そして前記現像剤像を搬送装置8で搬送する記録媒体9に、転写装置6の電圧印加によって転写する。この転写装置6は転写帯電器6aと分離帯電器6bとを有しており、転写帯電器6aによって現像剤と逆極性の電圧を印加することにより、搬送された記録媒体9に現像剤像を転写し、転写後の記録媒体9に対して分離帯電器6bで電圧印加して感光体ドラム2から分離する。
【0017】
現像剤像を記録媒体9に転写した後に感光体ドラム2の表面に残留した現像剤は、クリーニングブレード7aで掻き落とし、回収現像剤溜め7bへ回収するクリーニング装置7によって除去する。
【0018】
一方、搬送装置8は、装置本体の下方に上下カセット8a1,8a2が装着してあり、それぞれのカセット8a1,8a2に収容した記録媒体9がピックアップローラ8b1,8b2によって一枚ずつレジストローラ対8cへ供給可能となっている。前記カセット8a1,8a2又は手差しトレイ8dから供給された記録媒体9は、前記感光体ドラム2による画像形成動作と同期して回転するレジストローラ対8cにより搬送され、転写装置6の位置で前述したように現像剤像が転写される。
【0019】
そして像転写後の記録媒体9を搬送ベルト8eにより、駆動ローラ10a及びヒータを内蔵した加熱押圧ローラ10bからなる定着装置10へ搬送し、この定着手段10で熱及び圧力を印加して転写像を定着し、排出ローラ対8fによって装置外へ排出する。
【0020】
尚、この実施形態に係る複写機は、原稿台ガラス1aの上部に原稿自動給送装置11が装着してあり、複数枚の原稿を自動的に一枚毎に分離給送可能にしている。尚、この原稿自動給送装置11の構成は、公知であるために具体的な説明は省略する。
【0021】
{現像剤補給容器}
次に、本実施形態の現像剤補給容器Aの構成を図3及び図4に示す。なお、図3は本例の現像剤補給容器Aの構成を示す斜視図、図4は断面図である。
【0022】
本例の現像剤補給容器Aは、図3及び図4に示した通り、把手部材12、把手受け部材13、容器本体14、容器本体14に設けられた現像剤補給口14aを封止する現像剤シール15、容器本体14内に設けられ、容器本体14内の現像剤Tを攪拌、供給させるための攪拌部材16、攪拌シート17で構成されている。
【0023】
画像形成装置本体(以下、本体と略す)に対する現像剤補給容器Aの装着は、現像剤補給容器Aを把手部材12を手前にして持ち、容器本体14の長手方向(図3の矢印方向)に沿って、本体の装着部5eに挿入して行う構成になっている。なお、本実施形態は画像形成装置として複写機を用いた例であるが、本例の現像剤補給容器はプリンタも含め、他の画像形成装置にも用いることができる。
【0024】
次に、現像剤補給容器Aの各部材について説明する。容器本体14は、第3、4図に示した通り、本実施形態では略直方体形状であって、底面のみ円弧状にしたものを用いた。
【0025】
容器本体14の側面には、現像剤補給時に本体の現像装置5の現像剤補給開口部5fに合わされ現像剤を補給するための現像剤補給口14aを容器本体14の長手方向に細長く設けた。本例では、容器本体14の長手方向に沿って幅5mmの現像剤補給口14aを設けた。
【0026】
容器本体14は、内部に現像剤を貯蔵し、現像剤補給までの現像剤を保護するための強度が必要であり、本例では、肉厚1mmのポリスチレンにて作成した。なお、容器本体14は胴部14bと側面部14cとを分けて成型し、組立時に接合するのが通常の方法であるが、本実施形態では胴部14bと片方の側面部を一緒に射出成型した後、残りの側面部14cを接合した。また、成型、組立のしやすさ、コストの観点で有利な場合には、胴部14bを押し出し成型した後、両側面部を接合する方法で組立てても構わない。
【0027】
現像剤シール15は、現像剤補給口14aを封止するためのものであり、基本的に、物流、環境等にて、ユーザの使用前に現像剤漏れを起こさないことが条件となるが、その一方では、ユーザが現像剤補給時に簡単に現像剤補給可能な操作性が必要とされ、一般的にはヒートシール、超音波溶着等の溶着や両面テープ等の貼着が考えられる。本実施形態では、ヒートシールを用いており、図3に示した通り、容器本体14の現像剤補給口14aの周囲にヒートシールで溶着固定した。現像剤シール15は現像剤補給口14aに対し十分な長さを有しており、現像剤補給口14aを封止した後、更に長手方向に延長し、その延長部分を180°折り返して把手部15aとし、現像剤補給時にはユーザがこの把手部15aを持って現像剤シール15を引張り、溶着部を引き剥がして開封させる。なお、現像剤シール15の層構成には、ポリエステル/ナイロン/ポリエチレン/シーラント(接着層)を用いた。
【0028】
攪拌部材16、攪拌シート17は、容器本体14内に装着され、本体から駆動をもらって、容器本体14内の現像剤を攪拌し、現像剤補給口14aから現像装置5側に供給するためのものである。具体的に、攪拌部材16は、本体の一部と係合し、駆動をもらうカップリング部(不図示だが、図3の把手部材12組立面と容器本体14を挟んで反対側の側面部14c側に設けられている)と、攪拌シート17を固定され、容器本体14内部で回転する軸部から成っており、材質としては、攪拌シート17を支持し回転させるための強度を有すると共に、容器本体14に対し滑らかに回転摺動する必要があるため、ポリアセタールを用いた。
【0029】
攪拌シート17は、容器本体14内部で回転し、容器本体14内の現像剤を攪拌し解して、現像剤補給口14aに供給する必要があり、具体的には、厚み100μmのポリエステルのシートを用いた。
【0030】
把手部材12は、ユーザが現像剤補給容器Aを本体に装着する時、更には容器交換時に本体から引き抜く時につかむための物であり、容器本体14の端部に配置している。
【0031】
図3に示した通り、容器本体14から実際にユーザがつかむつかみ部12aが飛び出した構成になっており、ユーザがつかみ易く操作し易い構成にした。又、本例の把手部材12は把手受け部材13と係合させてから、容器本体14に組立てる構成になっており、把手受け部材13との係合部12bとして係合軸を有している(図5参照)。本実施形態の把手部材12としては、つかみ易く、つかんで操作し易いようにある程度の強度を有する必要があるが、一方、把手受け部材13との組立においては係合部12bが変形することによって把手受け部材13の係合部13bに係合する必要があり、材質としてはポリスチレン、ABS、ポリプロピレン、ポリエチレン等が考えられるが、本実施形態ではポリプロピレンとした。
【0032】
把手受け部材13は、把手部材12と係合して把手部材12を支持すると共に、容器本体14にしっかりと組み付けられ、ユーザが把手をつかんで引張、圧縮、ねじり等の力を加えても、把手部材12を支え、更に容器本体14から外れないことが必要とされる。よって、本実施形態では、把手部材12よりも硬くて高い剛性を有する必要があり、材質としてはポリスチレン、ABS樹脂、ポリカーボネート等が考えられるが、本実施形態ではABS樹脂とした。
【0033】
本実施形態では、図3に示した通り、把手部材12を把手受け部材13に係合させて容器本体14に組立てている。従来例として、把手部材12を容器本体14と一体成型する例や把手部材12と把手受け部材13を一体成型する例もあるが、あまり複雑な形状はできず設計の自由度が少なくなったり、一体にするためにかえって複雑な形状になって成型が困難になったり、成型タクトダウンによるコストアップが生じたりする場合があった。
【0034】
なお、本実施形態に用いる各部材の材質、形状等は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果が得られる前提で、自由に選択することができる。
【0035】
{現像剤補給容器の組立}
次に、本実施形態の現像剤補給容器Aの組立について説明する。
【0036】
まず、最初に容器本体14に現像剤シール15をヒートシールして、現像剤補給口14aを封止する。そして、現像剤シール15の把手部15aを180°折り返しておく。
【0037】
更に、容器本体14の胴部14bに側面部14cを組付けてから、攪拌シート17を軸部に固定した攪拌部材16を容器本体14に組込み、現像剤を容器本体14に充填してから、充填口(不図示)を充填口キャップ(不図示)で封止する。なお、上記組立順序については容器構成次第で変更することは可能であり、本例に限定されるものではない。
【0038】
最後に、容器本体14に把手部材12と把手受け部材13の把手組立ユニットを組付ける。
【0039】
{把手ユニットの組立}
次に、この把手ユニットの組立について説明する。図5乃至図7に組立方法を示す。本実施形態の把手部材12は、ユーザのつかみ部12aと把手受け部材13との係合部12bから構成されており、つかみ部12aは図5に示す通りユーザがつかみ易い形状とした。係合部12bは、断面四角の軸形状とし、把手受け部材13の係合部13bとなる穴部も四角形状とした。組立は、把手部材12の係合部12bを変形させて広げ(図5の矢印方向)、把手受け部材13の係合部13bである穴部に係合部12bの軸部を嵌め込む(図6参照)。
【0040】
次にこの把手ユニットを容器本体14に組立てる。組立は、溶着、接着等でも構わないが、より簡単でコストがかからず確実な方法として、本実施形態では、図7に示すように、把手受け部材13の固定用突起13cを容器本体14に設けた受け部14dに嵌め込んで組立てた。
【0041】
この受け部14dも穴もしくは凹部でもよく、把手受け部材13を組み込んだ後、容易に外れないことが必要である。
【0042】
この時、図8の拡大図に示すように、把手部材12の係合部12bは、把手受け部材13と容器本体14に挟まれた状態になり、ユーザが把手部材12のつかみ部12aを持って本体に挿脱着を行い、把手部材12のつかみ部12aに引張り方向の力がかかっても、把手部材12が抜けない構成になっている。すなわち、本実施形態では、組立時に変形させた把手部材12の係合部12bを把手受け部材13と容器本体14で支えて、引張り方向の力がかかって係合部12b(図8の12b−1)が把手受け部材13の係合部13bから係合状態が解かれる方向(図8の矢印方向)に変形しようとしても、容器本体14の壁部14eに規制されているため変形せず、把手部材12が把手受け部材13から外れることを防いでいる。
【0043】
このため、把手受け部材13は把手部材12よりも硬くて高い剛性が必要であるが、少なくとも、把手部材12に引張り方向の力がかかった時に、把手部材12との係合状態を解く方向に容易に変形しないことが必要であり、逆に把手部材12は変形させて把手受け部材13に組立てることが可能であって、容器本体14に組み付けられた後は、把手受け部材13と容器本体14の間に挟まれた状態で両者が変形しなくても外れてしまうことのない最低限の剛性を有することが必要である。
【0044】
以上を満足する前提であれば、材質や形状を自由に選択することができる。もちろん把手部材12と把手受け部材13との係合部形状も本実施形態に限定される物でなく、把手部材12に穴、把手受け部材13に軸でも良く、穴部は貫通していない凹部でも良く、両者とも鉤型形状でも良く、又、軸や穴の断面形状も他の多角形であっても良い。
【0045】
本実施形態の構成は、溶着や接着を用いず、嵌め込みのみによる組立であり、簡単で組立性も良く低コストでありながら確実に把手部材の外れを防止できる構成である。
【0046】
なお、本実施形態では、容器本体14の容積を600ccとし、現像剤300gを充填した。
【0047】
{現像剤補給操作}
次に、現像剤補給の操作方法について、図9を参照して説明する。本実施形態では、現像剤補給容器Aを本体の現像装置5に対し、把手部材12を持って長手方向に沿って挿入する。本体には現像剤補給容器交換時に開閉させるカバー部材18を設け、カバー部材18を開けて現像剤補給容器Aを装着し、現像剤補給容器Aの現像剤補給口14aと現像装置5の開口部5fを合せた状態とする。
【0048】
次に、この状態で現像剤シール15を手前側の把手部15aを持って引張り、開封させ、本体のカバー部材18を閉じてユーザの現像剤補給操作は終了する。
【0049】
この後、攪拌部材16が本体から駆動を受けて回転し、攪拌シート17が容器本体14内の現像剤を現像装置5側へ搬送供給する。
【0050】
容器本体14内の現像剤が無くなって現像剤補給終了後は、本体のカバー部材18を開け、把手部材12を持って現像剤補給容器Aを挿入装着方向とは逆方向に引き出して本体から取り外し、新しい現像剤補給容器Aと交換する。この時、現像剤補給容器Aを強く引張っても、多少ねじって引張っても把手部材12が外れることは無く、着脱はスムーズであった。
【0051】
本実施形態の現像剤補給容器Aを用いて現像剤補給を行ったところ、現像剤シール15の開封時の強度は20〜30N程度であり、スムーズな操作で簡単に現像剤を補給することができた。
【0052】
また、100個の現像剤補給容器を製作して、物流、環境テストを行ったが、特に異常は見られなかった。
【0053】
〔第2実施形態〕
次に現像剤補給容器の第2実施形態について説明する。第2本実施形態に係る現像剤補給容器は、第1実施形態において、把手部材12と把手受け部材13との組立について、把手受け部材13を変形させて組立てる構成で、それ以外は基本的に第1実施形態と同じである。
【0054】
本実施形態の把手ユニットの組立について、図10乃至図12に示す。本例では、図10に示すように、把手部材12の係合部12bの軸部が外側を向いており、これを受ける把手受け部材13の係合部13bを外側(図10の矢印方向)に変形させて、組立てる構成になっている。
【0055】
図11に把手ユニット状態の断面図、図12に容器本体14に組立てた時の断面図を示す。容器本体14への組立は第1実施形態と同じであり、把手受け部材13の固定用突起13cを容器本体14に設けた受け部14dに嵌め込んで組立てた。
【0056】
本実施形態では、把手部材12と把手受け部材13の両係合部と容器本体14との位置関係が第1実施形態と異なっており、把手受け部材13の係合部13bが把手部材12の係合部12bと容器本体14に挟まれた構成となっている。本実施形態においては第1実施形態のように組立時に把手部材12を変形させる必要が無いため、より剛性の高い材質、形状を選択することができ、把手部材12としてユーザがつかんで操作する際の変形を防止することができるため、より好ましい構成である。
【0057】
本実施形態では、把手部材12に引張り方向の力がかかった場合、把手部材12はほとんど変形せず、把手受け部材13の係合部13b(図13の13b−1)が把手部材12の係合部12bから係合状態が解かれる方向(図13の矢印方向)に変形しようとしても、容器本体14の壁部14eに規制されているため変形せず、把手部材12が把手受け部材13から外れることを防いでいる。このため、第1実施形態と逆で把手部材12は把手受け部材13よりも硬くて高い剛性が必要となる。
【0058】
把手受け部材13は変形させて把手部材12と係合することが可能であって、容器本体14に組み付けられた後は、把手部材12と容器本体14の間に挟まれた状態で両者が変形しなくても外れてしまうことのない最低限の剛性を有することが必要である。以上を満足する前提であれば、材質や形状を自由に選択することができる。
【0059】
更に、本実施形態の変形例として、より組立性を向上させるために、図14に示した通り、把手受け部材13の係合部13bに把手部材12の組立時に変形し易いようにスリット13dを設けてもよい。係合部13bの穴部の両脇にスリット13dを設けることにより、把手部材12を組立てる時に、外側(図10の矢印方向と同じ)に変形し易くなり、簡単に把手部材12を組付けることができる。容器本体14に組み付けられた後は本例と同じように容器本体14によって変形を規制されるので、同様の効果が得られるためより好ましい例である。
【0060】
本例によれば、係合部13bの剛性をスリット形状により部分的に低下させることができるため、材質自体は硬く剛性の高い材料を用いることができる。スリット13dは上記効果が得られる前提であれば、幅、長さ、形状等について自由に選択することができる。
【0061】
本実施形態についても、第1実施形態同様、現像剤補給操作はスムーズで簡単に確実に現像剤補給を行うことができた。又、第1実施形態よりも把手部材12の剛性が高く、つかみ易く操作しやすかった。
【0062】
〔第3実施形態〕
次に現像剤補給容器の第3実施形態について説明する。本実施形態は第1実施形態でも第2実施形態でも対応可能な構成であるが、第2実施形態に用いた構成を以下に説明する。
【0063】
図15に本実施形態の把手ユニットの拡大斜視図を、図16に本実施形態の把手部材12が把手受け部材13内部に収納されている状態を示した。本実施形態の現像剤補給容器Aは、第1実施形態及び第2実施形態において、把手部材12の係合部12bを断面形状を丸とした軸形状とし、それを受ける把手受け部材13の係合部13bを丸穴形状として、係合させた後、係合部を中心軸として把手部材12が把手受け部材13に対し回転可能な構成とした。
【0064】
更に、本実施形態では、容器本体14に把手ユニットを組立てた後、把手部材12を回転させて、容器本体14又は把手受け部材13の内部に収納され、把手部材12が容器本体14又は把手受け部材13の外郭よりもはみ出さず内側に収まる構成とした。
【0065】
図16に示す通り、把手部材12のつかみ部12aは把手受け部材13の内部に収納されるために、把手受け部材13の形状に合わせた形状にしてあり、半円状になっている。それ以外の係合部の形状、組立等は第2実施形態と同じである。
【0066】
図17には把手ユニットを容器本体14に組立てた後の係合部の断面図を示したが、把手部材12が把手受け部材13及び容器本体14よりも内側に収納されていることを示している。これは、本実施形態の現像剤補給容器Aの外郭形状よりも把手部材12が外側にはみ出ていないことを意味しており、外郭形状を把手受け部材13がなす場合には把手受け部材13に対して、容器本体14がなす場合には容器本体14に対して把手部材12がはみ出さない構成である。
【0067】
本実施形態の現像剤補給容器Aの現像剤補給操作について説明する。
【0068】
ユーザは、現像剤補給容器Aを梱包箱から出して、現像剤補給容器Aの内側に収納されている把手部材12をつかんで手前側に立上げ(図15と同じ状態)、本体のカバー部材18を開けて本体に装着する。装着後、把手部材12を戻す以外は第1実施形態、第2実施形態と同じである。現像剤補給容器A交換時は、本体のカバー部材18を開けて、現像剤補給容器A装着時同様、把手部材12をつかんで手前側に立上げて引張り、本体から引き出す。
【0069】
なお、本体に装着後の把手部材12の収納や立上げについて、本体のカバー部材18の開閉と連動することができれば、より操作性が向上する。
【0070】
具体的に説明すると、ユーザが把手部材12をつかんで本体に装着した後、把手部材12を戻して現像剤補給容器A内部に収納させる操作が必要なのだが、これを本体のカバー部材18を閉じる時にカバー部材18の一部が把手部材12を現像剤補給容器A内部に押込む構成(不図示)とすることで、その操作が不要になり、ユーザの操作が簡易になるだけでなく、仮にユーザが把手部材12を戻す操作を忘れても、確実に把手部材12を現像剤補給容器Aに収納することができる。
【0071】
又、逆に現像剤補給容器A交換時は、本体のカバー部材18を開ける時に、カバー部材18の一部が把手部材12に係合し、カバー部材18の開きに合せて把手部材12が立上る構成(不図示)とすることで、カバー部材18が開いた時にはユーザは立上った把手部材12をつかんで引張るだけになり、把手部材12を立上げる操作が不要になるため、操作が簡単になる。
【0072】
例えば、カバー部材18にカバー部材閉時には把手部材12を押込み、開時には把手部材12に引っ掛る突起を設けるとか、押込み突部の表面に両面テープや吸着部材を配置して、カバー部材18の開時に把手部材12を引張って立上げるといった構成等が考えられるが、以上のカバー部材18と把手部材12の連動については、上記操作が達成できればどんな構成でも良く、本例に限定されるものではない。
【0073】
本実施形態によれば、把手部材12を回転可能とし、現像剤補給容器Aの外郭よりも内側に収納できる構成としたことにより、本体及び現像剤補給容器Aのコンパクト化が図れる。具体的に、従来は本体に装着して本体内に据置いて現像剤補給する場合、本体内部に現像剤補給容器Aを収納する必要があり、特にこの把手部材12は通常ユーザの操作性を考慮して容器本体14から突出している場合が多く、この把手部材12を収納するためにその分本体が大きくなる傾向があった。
【0074】
これに対し、本実施形態では図18に示す突出した例(A)と本実施形態(B)の比較において、本体に現像剤補給容器Aを装着した時に長さl分だけ小さくすることが可能になる。
【0075】
又、現像剤補給容器A単体においても、把手部材12を内側に収納できることにより、現像剤補給容器Aの外郭寸法が小さくなり、梱包する梱包箱が小さくなるため、梱包箱のコストダウンだけでなく物流効率アップによるコストダウンが図れる。又、突起状に把手部材12が飛び出していないので、物流時の折れ、クラック、白化等の破損トラブルも無くすことができる。
【0076】
更に、本実施形態の応用例として、図19に示したように、把手部材12のつかみ部12aの一部を切り欠いた切り欠き部12a′を設け、把手受け部材13の把手部材12収納部に凹部13fを設け、把手部材12が現像剤補給容器A内部に収納された状態で、ユーザが把手部材12をつかんで立上げる際に、簡単に指が凹部13fに入り込んで把手部材12の切り欠き部12a′を引っ掛け操作しやすい構成とした。
【0077】
更に本実施形態では、図20に示した通り、把手受け部材13の内側近傍に現像剤充填口キャップ19を配置して、現像剤補給容器A内の現像剤を封止している。現像剤補給容器Aをコンパクトにするためには、現像剤充填口キャップ19、把手受け部材13、把手部材12の厚みを小さくすることが必要であり、特に、把手部材12の厚みを小さくすると、容器本体14収納時に、ユーザがつかみにくくなるため、把手部材12のつかみ部12aの切り欠き部12a′と把手受け部材13に設けた凹部13fにユーザの指が入り込んで把手部材12を引掛けやすくしたものである。
【0078】
又、把手部材12の回転角度は、図21に示すように、把手受け部材13との係合部を中心とし、現像剤補給容器Aの外郭部に収まった状態(容器装着方向に対し略垂直方向、図21X方向)を90°とし、外郭部に対して立上った状態(容器装着方向と同方向、図21Y方向)を0°とした場合、回転角度は0〜90°が望ましい。
【0079】
ユーザが把手部材12を立上げた時、すなわち容器装着方向に対し0°の時には、できれば、それ以上回転せず、更に軽く固定される構成が望ましい。そうすることにより、ユーザがどこまで回転させればいいか把握できるし、又、把手部材12をつかんで操作する際も、ぐらぐら動かないで済むからである。
【0080】
逆に、把手部材12を現像剤補給容器内Aに収納した状態、すなわち、容器装着方向に対し90°の時は、図21に示すように、現像剤補給容器の外郭と平行な位置であり、これよりも角度が小さいと外側に出張ることになり、コンパクト化が図れなくなっていき、逆に角度が大きいと把手部材12のつかみ部12aが容器本体14内部に入り込んでいき、ユーザがつかんで回転させる角度も大きくなることから却って操作性が悪くなるのと、内側に入り込むつかみ部12aを収納する空間が必要になり、結果的にコンパクト化が図れなくなるため、容器装着方向に対し90°の時、すなわち現像剤補給容器の外郭と平行な位置が最もコンパクト化に有利であり、望ましい。
【0081】
本実施形態についても、前述した第1実施形態、第2実施形態同様、現像剤補給操作はスムーズで簡単に確実に現像剤補給を行うことができた。又、本構成を用いることで、現像剤補給容器Aの長手寸法を約10%短くすることができ、本体の幅も小さくできた。更に、現像剤補給容器Aの梱包箱も小さくなり、梱包箱のコストダウンだけでなく物流効率アップによるコストダウンが図れた。又、物流試験で落下テストを確認したが、把手部材の折れ、クラック、白化等の破損トラブルも無く、これにより梱包材の簡素化が更に図れ、コストダウンすることができた。
【0082】
〔第4実施形態〕
次に現像剤補給容器の第4実施形態について、図22を参照して説明する。本実施形態では、容器本体14を丸筒形状とし、本体に装着後、把手部材12をつかんで回動させて、容器本体14の現像剤補給口14aと現像装置5の開口部5fを合せて現像剤補給する構成であり、それ以外は前述した第3実施形態と同じである。なお、容器本体14の丸筒をφ60mm、容積600ccとし、現像剤300gを充填した。
【0083】
本例も第3実施形態同様、把手部材12と把手受け部材13の係合部を断面形状が丸の軸部と丸穴部とし、この軸を中心に回転可能な構成としている。更に、容器本体14が丸筒形状であるため、把手受け部材13の外郭も丸形状となり、把手部材12のつかみ部12aも半円形状とし、更に中心側を切り欠いている。本実施形態の組立方法は第3実施形態と同じである。
【0084】
次に、本実施形態の現像剤補給容器Aの現像剤補給操作について説明する。
【0085】
ユーザは第3実施形態同様、梱包箱から現像剤補給容器Aを取り出し、立上げた把手部材をつかんで本体に装着する。この時、容器本体14の開口14aはほぼ上に位置しており、更に立上げた把手部材12のつかみ部12aはほぼ鉛直方向を向いている。
【0086】
本体装着後、現像剤シール15を引張り、容器本体14を開封した後、把手部材12をつかんで回動させ、容器本体14の開口部14aと現像装置5の開口部5fを合せる。これにより現像装置5側に現像剤が補給できる状態となり、最後に把手部材12を容器本体14内部に収納させて、現像剤補給作業は終了となる。この後、攪拌部材16が本体から駆動を受けて回転し、攪拌シート17が容器本体14内の現像剤を現像装置5側へ搬送供給するのは第1実施形態と同じである。
【0087】
容器本体14内の現像剤が無くなって現像剤補給終了後は、本体のカバー部材18を開け、把手部材12を立上げてつかみ、装着時とは逆方向に回動させてから挿入装着方向とは逆方向に引き出して本体から取り外し、新しい現像剤補給容器Aと交換する。
【0088】
本実施形態は、容器本体14の開口部14aを上にした状態で本体に装着し開封するため、現像剤シール15引張り開封時に開口部14aには現像剤が溜まっておらず現像剤飛散による汚れがほとんど無い構成で、更に、現像剤補給後容器交換時にも開口部14aが上になった状態で本体から引き抜くため、容器本体14内部に残った現像剤の飛散を防ぐことができるものである。
【0089】
従来も同様の構成が取られているが、本例の場合、第3実施形態に対し、容器回動操作が追加されており、把手部材12には回動時にねじり方向の力が加わるが、第2実施形態、第3実施形態同様、把手受け部材13の係合部13bの変形を容器本体14が規制しているため、把手部材12が外れることは無く、操作性は良好であった。
【0090】
又、本例についても、第3実施形態同様、本体、及び現像剤補給容器Aの梱包箱のコンパクト化が図れた。
【0091】
更に、図23に示した通り、本実施形態の把手部材12をつかんで回動させるつかみ部12aについて、本体への装着時に鉛直方向で最上位に相当する部分Pに最も近い側12a−1の面積を他の下位に近い側12a−2よりも大きくすることにより、ユーザがよりつかみやすく回動しやすくなる。これは、ユーザがつかみ部12aをつかんで回動させる場合、通常上方側12a−1を親指と人指し指でつかんで他の側12a−2を中指以降の指で支えて行うため、つかみ部12aの上方側12a−1に指の力が入る傾向があり、つかみ部12aの上方側12a−1の面積を大きくすることで、回動時の力を効率良く伝達でき、操作性を向上させることができるということである。
【0092】
〔第1比較例〕
次に前述した各実施形態の構成に対し、比較例に係る現像剤補給容器について説明する。第1比較例は、図24に示すように構成した。これは、第1実施形態同様、把手部材12を変形させて把手受け部材13に組立てた後、容器本体14に組立てる構成だが、把手部材12の係合部12bは特に容器本体14から規制されない構成である。それ以外は第1実施形態と同じである。
【0093】
本比較例では、把手部材12を変形させて把手受け部材13に組立てるが、容器本体14によるバックアップも無いため、ユーザが把手部材12を引張った時に、把手部材12の係合部12bが変形して、把手受け部材13との係合部13bから係合状態が解かれる方向(図24矢印方向)に変形し、外れてしまう場合があった。
【0094】
これを防止するために、把手部材12の材質をより硬く剛性の高い材料にしたところ、把手受け部材13との組立時に変形させることが困難になり、組立強度がアップしてしまったり、係合部12bが白化したりクラックが入ったりしてしまった。
【0095】
本比較例は第2実施形態に対しても同様であり、具体的には、把手受け部材13の係合部13bを変形させて把手部材12を組立てた後、容器本体14に組立てる構成だが、把手受け部材13の係合部13bは特に容器本体14から規制されない構成であり、この場合も、ユーザが把手部材12を引張った時に、把手受け部材13の係合部13bが変形して、把手部材12が外れてしまう場合があった。把手受け部材13の材質を変更した場合も同様のトラブルが発生してしまった。
【0096】
〔第2比較例〕
次に第2比較例について、図25を参照して説明する。第2比較例は、第3実施形態同様、把手部材12の係合部12bを丸軸、把手受け部材13の係合部13bを丸穴形状として係合させ、把手部材12を把手受け部材13に対し回転可能な構成としたが、現像剤補給容器本体Aの外郭よりははみ出た構成で、特に把手受け部材13にも容器本体14にも収納しない構成である。
【0097】
これにより、現像剤補給容器Aの外郭よりも把手部材12が突出した状態で、本体に収納されたり、又、梱包箱に収納されるため、突出した分だけ現像剤補給容器A収納に必要なスペースが大きくなり、コストアップしてしまう場合があった。
【0098】
又、把手部材12が現像剤補給容器Aの外郭より突出せずに、把手受け部材13又は容器本体14内部に収納される構成で、把手部材12のつかみ部12aを切り欠かない形状、具体的には図26に示した通り略半円形状にした場合、更には把手受け部材13の対応する部分を平らな面にして把手部材12との隙間をなくした場合には、第3実施形態同様、現像剤補給容器Aの長手寸法を最小限にすることができるが、収納された把手部材12をつかんで立上げるための切っ掛けが無く、第3実施形態のように把手受け部材13に設けた凹部13fにユーザの指が入り込むことも無いため、収納された把手部材12をユーザがつかみにくく操作性が低下する場合があった。
【0099】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構成で組立性が良く、部品点数も少なく低コストでありながら操作性能の良い現像剤補給容器を製造することができる。
【0100】
また、本発明によれば、画像形成装置本体のコンパクト化が図れ、又、現像剤補給容器の梱包箱のコンパクト化も図れ、梱包箱のコストダウン、物流効率のアップが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の複写機の全体構成を示す断面図である。
【図2】第1実施形態の現像装置の構成を示す断面図である。
【図3】第1実施形態の現像剤補給容器Aの構成を示す斜視図である。
【図4】第1実施形態の現像剤補給容器の構成を示す断面図である。
【図5】第1実施形態の把手部材及び把手受け部材の構成を示す断面図である。
【図6】第1実施形態の把手ユニット組立状態を示す断面図である。
【図7】第1実施形態の現像剤補給容器Aの把手部を示す部分断面図である。
【図8】第1実施形態の現像剤補給容器Aの把手部を示す部分拡大断面図である。
【図9】第1実施形態の現像剤補給容器Aの本体への装着手順を示す斜視図である。
【図10】第2実施形態の把手部材及び把手受け部材の構成を示す断面図である。
【図11】第2実施形態の把手ユニット組立状態を示す断面図である。
【図12】第2実施形態の現像剤補給容器Aの把手部を示す部分断面図である。
【図13】第2実施形態の現像剤補給容器Aの把手部を示す部分拡大断面図である。
【図14】第2実施形態の応用例の把手受け部材の構成を示す斜視図である。
【図15】第3実施形態の把手ユニットの構成を示す斜視図である。
【図16】第3実施形態の把手部材が収納された状態を示す斜視図である。
【図17】第3実施形態の現像剤補給容器Aの把手部を示す部分拡大断面図である。
【図18】(A)は従来例の現像剤補給容器を本体に装着した時の状態を示す部分断面図であり、(B)は第3実施形態の現像剤補給容器Aを本体に装着した時の状態を示す部分断面図である。
【図19】第3実施形態の応用例の把手ユニットの構成を示す斜視図である。
【図20】第3実施形態の応用例の現像剤補給容器Aの把手部を示す部分断面図である。
【図21】第3実施形態の応用例の現像剤補給容器Aの把手部の構成を示す部分断面図である。
【図22】第4実施形態の現像剤補給容器Aの構成を示す斜視図である。
【図23】第4実施形態の現像剤補給容器Aの把手部の構成を示す部分拡大斜視図である。
【図24】第1比較例の現像剤補給容器の把手部の構成を示す部分断面図である。
【図25】第2比較例の現像剤補給容器の把手部の構成を示す部分断面図である。
【図26】第2比較例の現像剤補給容器の把手部の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
【符号の説明】
A …現像剤補給容器
T …現像剤
1 …原稿読取装置
1a …原稿台ガラス
1b …照明ランプ
1c …走査ミラー
1d,1e,1f …反射ミラー
1g …レンズ
2 …感光体ドラム
3 …メインモータ
4 …帯電装置
5 …現像装置
5a …現像室
5b …現像剤送り部材
5c …現像スリーブ
5d …現像ブレード
5e …装着部
5f …現像剤補給開口部
6 …転写装置
6a …転写帯電器
6b …分離帯電器
7 …クリーニング装置
7a …クリーニングブレード
7b …回収現像剤溜め
8 …搬送装置
8a1,8a2 …上下カセット
8b1,8b2 …ピックアップローラ
8c …レジストローラ対
8d …手差しトレイ
8e …搬送ベルト
8f …排出ローラ対
9 …記録媒体
10 …定着装置
10a …駆動ローラ
10b …加熱押圧ローラ
11 …原稿自動給送装置
12 …把手部材
12a …つかみ部
12a′ …切り欠き部
12b …係合部
13 …把手受け部材
13b …係合部
13c …固定用突起
13d …スリット
13f …凹部
14 …容器本体
14a …現像剤補給口
14b …胴部
14c …側面部
14d …受け部
14e …壁部
15 …現像剤シール
15a …把手部
16 …攪拌部材
17 …攪拌シート
18 …カバー部材
19 …現像剤充填口キャップ
Claims (9)
- 画像形成装置本体に着脱可能であって、現像剤を前記画像形成装置本体の現像装置に補給する現像剤補給容器において、
現像剤を収納する容器本体と、
容器本体を画像形成装置本体に着脱する際に把持する把手部材と、
前記把手部材と係合可能な把手受け部材と、
を有し、
前記把手部材又は前記把手受け部材の少なくとも一方が、両者を係合させる際に変形可能であり、前記把手部材と係合した前記把手受け部材を前記容器本体に取り付けることにより、前記把手部材及び前記把手受け部材の係合状態が解かれる方向に変形しないよう前記容器本体に規制されていることを特徴とする現像剤補給容器。 - 前記把手部材と前記把手受け部材の係合部が突起と突起を受ける穴もしくは凹部であることを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
- 前記把手受け部材の前記把手部材との係合部において、変形可能なようにスリットを設けたことを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
- 前記把手部材が前記把手受け部材に対して係合状態を維持した状態で、前記係合部を中心軸として回転可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の現像剤補給容器。
- 前記把手部材は前記容器本体又は前記把手受け部材の外郭よりも内側に収納されることを特徴とする請求項4に記載の現像剤補給容器。
- 前記把手部材の一部を切り欠き、該切り欠き部位に相当する前記把手受け部材の部分に凹部を設けたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の現像剤補給容器。
- 前記容器本体が丸筒形状であって、前記画像形成装置本体に装着後、前記把手部材をつかんで回動させることにより、前記容器本体の開口部と前記現像装置の開口部を合せて現像剤を補給することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の現像剤補給容器。
- 前記把手部材をつかんで回動させるつかみ部分について、前記画像形成装置本体への装着時に鉛直方向で最上位に相当する部分に最も近い側の前記つかみ部分の面積の方が他の下位に近い側よりも大きいことを特徴とする請求項7に記載の現像剤補給容器。
- 現像剤補給容器を装填して画像を形成する画像形成装置において、
請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の現像剤補給容器を装着するためめの装着部と、
現像剤を用いて転写材に画像を形成する画像形成手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
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