JP2004019799A - 係止部品脚部の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入時の手間を極力低減し、損傷を生ずることの無い、確実かつ正確にパネルに係止することの可能な係止部品脚部の取付構造を得る。
【解決手段】板状のベース2と、ベースの面から直立する円筒状ステム3と、その中心軸線Lに沿って外周面に突設されかつパネルPの取付孔100の周囲に設けられた凹溝101、102に嵌入可能な複数個の剛体爪4、4と、ステムの中心軸線に沿ってその外周面に突設されかつ弾性的に半径方向内方に後退可能な位置固定用の撓み爪5とから成る。剛体爪の外周面4aが中心軸線に沿ってテーパ状に傾斜し、剛体爪の先端が平坦面6となっていると共に円筒状ステムの先端より後退しかつ撓み爪の先端と一致若しくは先行した軸方向位置にある。凹溝の数及び周方向位置が、剛体爪及び撓み爪のそれらに一致している。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の後部荷物室の壁面或いは後部座席の背面等に固定される荷崩れ防止ネットを係留するためのロープフック、或いは、自動車前席に設けられたサンバイザーの自由端を係脱可能に保持するためのホルダー等のプラスチック製小物係止部品における脚部の取付構造に関し、更に詳しくは、板状のベースと、該ベースの面から直立する円筒状ステムと、該円筒状ステムの中心軸線に沿ってその外周面に突設されかつパネルの取付孔の周縁を切欠いて設けられた凹溝に嵌入可能な複数個の案内用の剛体爪と、同様に前記ステムの中心軸線に沿ってその外周面に突設されかつ弾性的に半径方向内方に後退可能な位置固定用の撓み爪とから成る係止部品脚部の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような係止部品脚部の取付構造として、意匠登録第1024496号公報に示された「自動車サンバイザー用ホルダー」が知られている。この公報において、C字状の保持部を有するホルダー本体の背面側に円筒状のステム部を設け、このステム部の対向する側面に2個の固定爪を一体的に形成し、これら固定爪の中間位置における該ステム部の側面にスリットを介して1個の撓み可能なロック爪を形成し、このロック爪と対応する背面個所に凹状の操作窓を設けた構成を備えている。そして、斯かる構成のホルダーをその1対の固定爪に対応する切欠口部を周縁に形成された取付孔が穿設されたパネルに固定する場合には、固定爪を切欠口部に予め整合させておき、当該取付孔内に円筒状のステム部を挿通して固定爪をパネルの裏側に完全に突出するまで押し込み、その後、この孔の周縁に係合してロック爪を内方に撓ませながらステム部を所定方向に90度回転させると、ロック爪が一方の切欠口部内に復元して嵌入し、ホルダー本体のそれ以上の回転が阻止される。それと同時に、固定爪の後端面が取付孔の孔縁にパネル裏面において係止されるので、軸方向の移動も規制される構造となっている。
【0003】
斯かる構成を備えたホルダーにおいて、対向配置された切欠口部を有するパネルに穿設された取付孔内にステム部を挿入する際に、固定爪及び半径方向内方に向けて弾性偏倚可能なロック爪から成る3本のテーパ面を有する爪は、それらの先端部が同一軸方向位置にありかつ切欠口部が対向方向に2個所にあるために、特に手暗がりで挿入しようとすると、1本の爪のみが切欠口部に嵌入されるのみで他の2本はパネル上に位置した侭となってしまい、何度か左右に回転して適正な位置を探り出すといった時間のかかる作業を強いられることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような位置決めのための回転作業は、単に時間を浪費するのみではなくて、固定爪及びロック爪の先端部分が削られたり或いは傷をつけられたりしてしまい、更に挿入を困難にしてしまうこととなる。例えば、挿入時にステム部が取付孔に対して傾斜して押し込まれたり、また逆に取付孔の周縁部分を破損してしまったりするおそれも生じる。しかるに、本発明はこのような挿入時の手間を極力低減し、上記した如き損傷を生ずることの無い、確実かつ正確にパネルに係止することの可能な係止部品脚部の取付構造を得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された本発明による係止部品脚部の取付構造は、板状のベースと、該ベースの面から直立する円筒状ステムと、該円筒状ステムの中心軸線に沿ってその外周面に突設されかつパネルの取付孔の周縁を切欠いて設けられた凹溝に嵌入可能な複数個の案内及び支持用の剛体爪と、同様に前記ステムの中心軸線に沿ってその外周面に突設されかつ弾性的に半径方向内方に後退可能な位置固定用の撓み爪とから成る係止部品脚部の取付構造であって、少なくとも前記剛体爪の外面が前記円筒状ステムの中心軸線に沿って先端に向かってテーパ状に傾斜しており、前記剛体爪の先端が、平坦面となっていると共に前記円筒状ステムの先端部分より後退しておりかつ前記撓み爪の先端と一致若しくは先行した軸方向位置にあり、さらに、前記パネルの取付孔の周囲に設けられた凹溝の数及び周方向位置が、前記剛体爪の数及び周方向位置に一致するように配設されていることを特徴としている。
【0006】
かかる請求項1に記載された構成により、剛体爪の先端を円筒状ステムの先端から後退させてあるので円筒状ステムの先端部分は或る程度の軸方向長さに亘って円筒形であり、例え手暗がりの状態であってもその先端部分をパネルの取付孔に簡単に挿入した状態で回転することができるので剛体爪と凹溝との位置合わせが容易になる。
【0007】
斯かる位置合わせのための回転操作はパネル取付孔の周縁部分の表面上を剛体爪の先端が摺動するので、この剛体爪の先端を平坦にすることにより、円筒状ステムは回転軸線のずれも無く円滑に回転可能となる。しかる回転操作の後に係止部品を上から押し込むことで剛体爪はパネルの裏側に突き抜けるが、その際撓み爪は取付孔の周縁に当接して半径方向内方に撓んだ侭の状態となる。その後、係止部品が再度回転されることにより、撓み爪は凹溝に嵌合し同時に凹溝内で弾性復帰して係止部品の使用角度位置を固定することとなる。
【0008】
また、剛体爪の先端位置を撓み爪の先端と一致若しくは先行した軸方向位置にすることで、円筒状ステムの先端が取付孔に挿入されるのと同時に剛体爪の平坦な先端が取付孔の周囲を回転摺動する最初の嵌挿操作の段階において、撓み爪が斯かるパネル表面に対して垂直な軸線廻りの回転摺動の邪魔をすることなく、剛体爪の凹溝内への円滑な嵌入を保証する。また同時に、剛体爪が凹溝内を通過した後も撓み爪の取付孔内への進入量も浅くなるので、係止部品の使用角度位置への回転操作に伴う回転操作も撓み度が低減するので楽になる。
【0009】
さらに、上記した剛体爪及び撓み爪の取付孔への挿入過程において、剛体爪及び撓み爪の少なくとも外面が円筒状ステムの中心軸線に沿ってテーパ状に傾斜していることによって、通常パネルの表面に一体的に貼着された内装トリムの取付孔の周縁にも押し込み操作の際に引っ掛かる事無く円滑に各爪がパネルの凹溝及び取付孔内へ嵌入される。
【0010】
このように、本発明による係止部品脚部の取付構造は、極めて容易かつ短時間に、しかも如何なる状況下においても各爪及び円筒状ステムの先端部分に損傷を生ずることも無く、確実かつ正確にパネルに係止することが出来る。
【0011】
請求項2に記載された本発明による係止部品脚部の取付構造は、前記剛体爪の側面が先端に向かってテーパ状に傾斜していることを特徴としている。かかる構成により、剛体爪は両側から先端部分にかけてテーパ状に細くなり、先端部分の平坦面の周方向長さが短縮されることを意味し、その結果、最初の回転操作における凹溝への嵌入が引っ掛かるような事もなく極めて円滑かつ確実に実施でき、より一層素早くかつ確実な係止部品のパネルへの取付けが可能となる。
【0012】
また請求項3に記載された本発明による係止部品脚部の取付構造は、前記凹溝の1つは撓み爪に対応する寸法を有していることを特徴としている。
【0013】
かかる請求項3に記載された構成により、互いに寸法の異なるこれらの爪を取り違えた凹溝への組み付けは完全に回避されることとなり、その結果、手探り状態で係止部品を素早くかつ確実に取付孔内に挿入しかつ固定することが可能となる。
【0014】
さらに、請求項4に記載された本発明による係止部品脚部の取付構造は、前記撓み爪に対応する寸法を有する凹溝が最も大きな寸法を有していることを特徴としている。かかる請求項4に記載された構成により、撓み爪の突出長さ或いは横幅を剛体爪のそれらより長く或いは広いことを意味しており、従って、撓み爪により大きな可撓性を持たせるために必要な広い爪幅を持たせることが可能となる。勿論、この撓み爪の寸法の大きさは係止部品の安定的な固定に大きく貢献するものである。
【0015】
以下添付図に基づいて本発明による係止部品脚部の取付構造の一実施の形態を詳説する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による係止部品脚部の取付け構造の分解斜視図。図2は、図1の矢印Xから見た正面図。図3は、図1のYから見た側面図。図4は、本発明による係止部品脚部の取付構造を内装トリムで覆われたパネルの取付孔にあてがった状態を示す正面図。図5は、図4に示した状態から係止部品脚部の取付構造を回転して剛体爪が内装トリム及びパネルの取付孔及び凹溝を通過した直後の状態を示す正面図。図6は、図5に示した状態を内装トリムの表面と一致する線A−Aで切り取った平断面図。図7は、図6と同様の平断面図であり、係止部品脚部を図6の位置から更に回転して固定位置に持ち来たした使用状態を示している。
【0017】
図1〜図3を参照して本発明による係止部品脚部の取付構造の1実施例を以下に説明する。
【0018】
本発明による係止部品1の脚部の取付構造は、板状のベース2と、このベースの裏面から直立する円筒状ステム3と、円筒状ステムの中心軸線Lに沿ってその外周面に突設されかつパネルPの取付孔100の周囲に直径方向に穿設された凹溝101及び102への嵌入を案内しかつその後僅かに回転された使用位置においてパネルの反対方向への係止部品1の抜脱を阻止するために裏側から支持する円筒状ステム3の直径方向に配設された2個の剛体爪4を備えている。
【0019】
それと同様に、2つの剛体爪を結ぶ直径線に直交する半径方向位置において円筒状ステム3の中心軸線Lに沿ってその外周面に突設されかつ弾性的に半径方向内方に後退可能な係止部品1の角度位置固定用の円筒状ステム3の中心軸線Lに沿って互いに平行な2本のスリット5b、5bによって画成された唯一の撓み爪5を備えている。
【0020】
更に、剛体爪4の外周面4aは、円筒状ステムの中心軸線Lに沿ってテーパ状に傾斜している。勿論、撓み爪5の外周面5aもテーパ状に傾斜しており、剛体爪4の先端には平坦面6が形成されており、円筒状ステム3の先端7より軸方向に距離hだけ後退しており、従って円筒状ステムの先端部分7僅かな軸方向距離hに亘って完全な円筒形となっている。そして、この剛体爪4の平坦面6の形成された先端から更に距離kだけ軸方向に沿って撓み爪5の先端5cが後退して位置付けられている。この事は換言すれば、剛体爪4の平坦面6の形成された先端は、撓み爪5の先端5cより距離kだけ先行した軸方向位置にあると言うことである。しかしながら、撓み爪5の弾性反発力が係止部品1の固定位置への回転において取付孔100の周縁部分との間でさほど大きな摩擦抵抗を生じない場合には、この距離kを省略して剛体爪4の先端6と同じ位置に先端5cを配置することも可能である。
【0021】
このような剛体爪4の先端位置6を撓み爪5の先端と一致若しくは先行した軸方向位置にする構成により、図4乃至図6に示されているように、円筒状ステム3の先端7が取付孔100に挿入され、次いで剛体爪4の先端の平坦面6が取付孔の周囲を回転摺動する最初の嵌挿操作の段階において、撓み爪5が斯かるパネル表面に対して垂直な軸線廻りの回転摺動の邪魔をすることなく、剛体爪4の凹溝101、102内への円滑な嵌入を保証する。またそれと同時に、剛体爪4が凹溝を通過した後も撓み爪5の取付孔100内への進入量も浅くなるので、係止部品の使用角度位置への回転操作に伴う撓み度が低減するので楽になる。
【0022】
更に、パネルの取付孔100の周囲に設けられた凹溝102の数及び周方向位置は、上記した如く剛体爪4及び撓み爪5の数及び周方向位置に一致して設けられている。なお、この実施例では対向方向に2つの剛体爪4、4と1つの撓み爪を設けているが、必要に応じてその数を増加しかつ各爪を所定の角度間隔で配置することも可能である。また、この実施例においては、テーパ面を剛体爪の外周面のみに形成しているが、両側の側面に形成することもまた有利な構成である。すなわち、先端部分の平坦面6の周方向長さが短縮され、その結果2本の剛体爪4、4の最初の回転操作による凹溝への嵌入が引っ掛かる事無く極めて円滑かつ確実に実施できる。
【0023】
図4に示されているように、斯かる係止部品1を外装トリムTで被覆されたパネルPに取付けるための最初の操作は、円筒状ステム3の先端部分7をパネル取付孔100に挿入することであり、次いで、この孔の周縁部分に剛体爪4の先端部分に形成された平坦面6をトリムTの表面に押し当て、更に僅かな角度範囲に亘って摺動回転させて剛体爪4、4を取付孔100の凹溝101、102に整合させ、その後、係止部品1を押圧して剛体爪を凹溝内に嵌入させる。この円筒状ステム3ごとの回転操作において、その軸線Lから回転中心がずれること無く円滑に剛体爪4を凹溝101、102内に嵌入することが可能である。このことは、例え手暗がりの状態で作業しても、その先端部分は手探りでもパネルPの取付孔100に簡単に挿入することが可能である。
【0024】
この最初の僅かな回転及び押圧操作によって、剛体爪4、4は凹溝101、102を通過してパネルPの裏側に図5及び図6に示したように突き抜ける。その際、撓み爪4は取付孔100の周縁に当接して半径方向内方に撓んだ侭で弾性反発力を維持される。更に、係止部品1を90度回転することにより、図7に示されているように、撓み爪5が対応する凹溝101に嵌合して凹溝内で弾性復帰し、係止部品1を使用角度位置に確実に固定することとなる。かかる3段階の操作で取付部品1のパネルPへの固定は完了するが、これらの操作は実際には常に一連のものであって、実質的には所謂「ワンタッチ操作」である。
【0025】
先端部分を後退させずまた最初の挿入時における軸心の安定性を確保する平坦面がその先端部分に形成されていない従来の形式の剛体爪であると、最初に円筒状ステム3の中心軸LがパネルPの平面に対して垂直に位置決めされないと、誤って撓み爪を最初に凹溝101内に落とし込んでしまい、他の剛体爪4が嵌め込まれるべき凹溝を失ってしまって、それらの外周部分に設けられたテーパ面を傷つけてしまう等の不都合を生じる。とりわけ、手暗がりの状態でかかる作業を行う場合はこのような事態を生じ易いことは自明である。
【0026】
また、上記した係止部品の一連の固定作業において、撓み爪5の寸法は、特に周方向における大きな外径寸法を有していることが好ましく、同時に凹溝もまたそれに対応するような周方向幅を備えていなければならない。その場合、もう一方の凹溝102の周方向幅は剛体爪の幅に一致させることが誤挿入を防止する意味で好ましい。なお、この凹溝101は、その幅だけではなく、長さに就いても設計上の都合で長くすることも可能であることは言うまでも無い。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の係止部品脚部の取付構造により極めて容易かつ短時間に、しかも如何なる状況下においても各爪及び円筒状ステムの先端部分に損傷を生ずることも無く、確実かつ正確にパネルに係止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による係止部品脚部の取付け構造の分解斜視図である。
【図2】図1の矢印Xから見た正面図である。
【図3】図1のYから見た側面図である。
【図4】本発明による係止部品脚部の取付構造を内装トリムで覆われたパネルの取付孔にあてがった状態を示す正面図である。
【図5】図4に示した状態から係止部品脚部の取付構造を回転して剛体爪が内装トリム及びパネルの取付孔及び凹溝を通過した直後の状態を示す正面図である。
【図6】図5に示した状態を内装トリムの表面と一致する線A−Aで切り取った平断面図である。
【図7】図6と同様の平断面図であり、係止部品脚部を図6の位置から更に回転して固定位置に持ち来たした使用状態を示している。
【符号の説明】
1…係止部品
2…ベース
3…円筒状ステム
4…剛体爪
4a…外周面
5…撓み爪
5a…外周面
5b…スリット
5c…先端部
6…平坦面
7…先端部分
8…凹所
20…U字形部分
21…枢軸
100…取付孔
101…凹溝
102…凹溝
P…パネル
T…内装トリム
L…中心軸線
h…距離
k…距離

Claims (4)

  1. 板状のベースと、該ベースの面から直立する円筒状ステムと、該円筒状ステムの中心軸線に沿ってその外周面に突設されかつパネルの取付孔の周縁を切欠いて設けられた凹溝に嵌入可能な複数個の案内及び支持用の剛体爪と、同様に前記ステムの中心軸線に沿ってその外周面に突設されかつ弾性的に半径方向内方に後退可能な位置固定用の撓み爪とから成る係止部品脚部の取付構造であって、
    少なくとも前記剛体爪の外面が前記円筒状ステムの中心軸線に沿って先端に向かってテーパ状に傾斜しており、
    前記剛体爪の先端が、平坦面となっていると共に前記円筒状ステムの先端部分より後退しておりかつ前記撓み爪の先端と一致若しくは先行した軸方向位置にあり、
    さらに、前記パネルの取付孔の周囲に設けられた凹溝の数及び周方向位置が、前記剛体爪の数及び周方向位置に一致するように配設されていることを特徴とする係止部品脚部の取付構造。
  2. 前記剛体爪の側面が先端に向かってテーパ状に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の係止部品脚部の取付構造。
  3. 前記凹溝の1つは撓み爪に対応する寸法を有していることを特徴とする請求項1に記載の係止部品脚部の取付構造。
  4. 前記撓み爪に対応する寸法を有する凹溝が最も大きな寸法を有していることを特徴とする請求項3に記載の係止部品脚部の取付構造。
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