JP2002181016A - 留め具 - Google Patents

留め具

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JP2002181016A
JP2002181016A JP2000378384A JP2000378384A JP2002181016A JP 2002181016 A JP2002181016 A JP 2002181016A JP 2000378384 A JP2000378384 A JP 2000378384A JP 2000378384 A JP2000378384 A JP 2000378384A JP 2002181016 A JP2002181016 A JP 2002181016A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸状体に回動可能に組み付けられた掛合体
を、軸状体にスクリューを入れ込ませるまでの間、未回
動位置に安定的に位置づけさせるようにする。 【解決手段】 軸状体1に両端部20、20をそれぞれ
軸状体1の軸線x上に位置させる未回動位置BEから回
動可能に組み付けられた掛合体2を備えている。軸状体
1が間に掛合体2を納める一対の側板部13、13を備
えており、側板部13が軸線xに沿って延びる溝部14
を有している。掛合体2が溝部14に納まる軸部21
と、回動位置AFにおいてスクリューSをねじ込み可能
とするねじ穴24と、スクリューSの入れ込み操作に伴
って突き当てられるスクリューSの先端Sbにより回動
位置AFに掛合体2を回動させる向きに傾斜した案内面
25とを備えている。掛合体2が軸部21の側方に溝部
14に弾性的に掛合するように入り込んで掛合体2を未
回動位置BEに仮止めさせる突部27を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軸状体と、この
軸状体に回動可能に組み付けられる掛合体とを備えてお
り、被取付対象物に設けられた差し込み穴に当該軸状体
を入れ込んだ後の当該軸状体へのスクリューの入れ込み
操作により当該スクリューの頭部に近付く向きに前記掛
合体を移動させて、前記被取付対象物に取付対象物を取
り付け合わさせる留め具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】軸状体と、この軸状体に回動可能に組み
付けられる掛合体とを備え、被取付対象物に設けられた
差し込み穴に当該軸状体を入れ込んだ後の当該軸状体へ
のスクリューの入れ込み操作により、一旦当該掛合体を
90度回動させた後、このように回動された当該掛合体
に設けさせたねじ穴への当該スクリューの進入によっ
て、この掛合体を当該スクリューの頭部に近付く向きに
移動させ、このように移動される掛合体により前記被取
付対象物に取付対象物を取り付け合わさせる機能を備え
た留め具がある。(特許出願公告公報所載の特公昭40
−28963参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかる従来
の留め具にあっては、前記スクリューが前記軸状体に入
れ込まれるまでの間、この軸状体の軸線上に前記掛合体
の両端部をそれぞれ位置させる未回動位置に当該掛合体
を確実に位置させる手段がなんら講じられていないた
め、かかる軸状体を前記差し込み穴に入れ込むに先立っ
て当該掛合体が当該軸状体の側方にその端部を突き出さ
せてしまうように回動してしまう可能性があった。
【0004】このように掛合体が前記差し込み穴への前
記軸状体の入れ込みに先立って回動してしまうと、この
入れ込みにあたり当該掛合体を前記未回動位置に戻すよ
うにセットし直す必要が生じるため、かかる入れ込みを
スムースに行うことができなくなる。
【0005】そこでこの発明は、この種の留め具におい
て、軸状体に回動可能に組み付けられた掛合体を、当該
軸状体にスクリューを入れ込ませるまでの間、当該掛合
体の両端部をそれぞれ当該軸状体の軸線上に位置させる
未回動位置に安定的に位置づけさせるようにして、当該
軸状体の差し込み穴への円滑な入れ込みを確実に保障さ
せるようにすることを主たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、留め具が以下の
(1)〜(5)の構成を備えたものとした。 (1)一端側に差し込み穴の差し込み側への引っかけ部
を備えた軸状体と、(2)この軸状体に両端部間におい
て当該両端部をそれぞれ当該軸状体の軸線上に位置させ
る未回動位置から当該両端部をそれぞれ当該軸状体の側
方に突き出させる回動位置まで回動可能に組み付けられ
る掛合体とを備えた留め具であって、(3)前記軸状体
が、前記引っかけ部が設けられた一端側より入れ込まれ
るスクリューを通し抜けさせる基部と、この基部に続い
て、間に前記掛合体を納める一対の側板部とを備えてお
り、さらに、この一対の側板部がそれぞれ、その内面部
に前記軸状体の軸線に沿って当該軸状体の先端側から前
記基部側に向けて延びる溝部を有していると共に、
(4)前記掛合体が、前記一対の側板部の一方にある前
記溝部に納まる軸部と、当該一対の側板部の他方にある
前記溝部に納まる軸部と、その両端部間にあって前記回
動位置において前記軸状体に入れ込まれるスクリューを
ねじ込み可能とするねじ穴と、前記未回動位置における
前記基部に向けられた側にあって当該基部への前記スク
リューの入れ込み操作に伴って突き当てられる当該スク
リューの先端により前記回動位置に当該掛合体を回動さ
せる向きに傾斜した案内面とを備えており、(5)さら
に、この掛合体が、前記軸部の側方に、前記溝部に弾性
的に掛合するように入り込んで当該掛合体を前記未回動
位置に仮止めさせる突部を有している。
【0007】かかる構成によれば、第一に、前記軸状体
に入れ込まれ、前記基部の下端から突き出されるスクリ
ューの先端を前記掛合体の案内面に突き当てさせること
ができ、この後、さらに当該スクリューを入れ込み操作
することに伴って、当該案内面によって前記掛合体を前
記回動位置まで回動させることができる。
【0008】第二に、この後、さらに当該スクリューを
入れ込み操作することに伴って、前記回動位置まで回動
された前記掛合体のねじ穴に当該スクリューをねじ込む
ことができ、このようにねじ穴にスクリューをねじ込ま
させた状態からさらに当該スクリューをねじ込み操作す
ることにより、前記掛合体を次第に前記スクリューの頭
部に近付く向きに引き寄せ移動させることができる。
【0009】また、前記掛合体が、前記軸部の側方に、
前記溝部に弾性的に掛合するように入り込んで当該掛合
体を前記未回動位置に仮止めさせる突部を有しているこ
とから、前記軸状体に前記のようにスクリューが入れ込
まれない限り、前記掛合体が前記回動位置に回動される
ことがなく、すなわち、かかる軸状体を前記差し込み穴
に差し入れる際には掛合体の両端部を当該軸状体の軸線
上に常時位置づけさせておくことができ、この差し入れ
にあたり掛合体が邪魔となることはない。
【0010】また、前記軸状体に前記のようにスクリュ
ーを入れ込ませる場合には、当該スクリューの先端の進
入先に前記案内面を常時適切に配しておくことができ、
かかるスクリューの入れ込みによって前記掛合体を前記
回動位置に向けて常に適切に回動させることができる。
【0011】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の留め具がさらに、一対の側板部が軸状体の
先端側において連接部によって相互に連接されていると
共に、掛合体に未回動位置において当該連接部が納まる
凹部が形成してある構成を備えたものとしてある。
【0012】かかる構成によれば、かかる連接部によっ
て軸状体における一対の側板部の剛性を高めながら、軸
状体全体の長さ寸法をできる限り短くでき、軸状体の先
端側が突き出される被取付対象物の裏面側にスペースが
十分に確保できない場合であっても、当該被取付対象物
への取付対象物の取り付けをなすための留め具として支
障なく用いることができる。
【0013】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項2記載の留め具がさらに、一対の側板
部を広がり出させる向きに弾性変形させながら掛合体の
軸部を溝部に納めさせた後の当該一対の側板部の弾性復
帰により当該掛合体を組み付けさせる構成としてあると
共に、前記掛合体における案内面が設けられた側と反対
の端部に、この端部の幅寸法を一対の側板部の内面部間
の寸法よりも大きくする突出部が形成してある構成を備
えたものとしてある。
【0014】かかる構成によれば、かかる突出部が設け
られた掛合体の端部を前記一対の側板部間に納めない向
き、つまり、この突出部が設けられた端部を軸状体の先
端から外方に突き出させる向きでのみ、当該一対の側板
部間に当該掛合体を前記未回動位置に配した状態で組み
付けることができるものとされ、かかる掛合体の案内面
が前記基部の側に向けられない状態で誤って当該掛合体
を軸状体に組み合わせてしまうことがない。
【0015】また、請求項4記載の発明にあっては、請
求項3記載の留め具がさらに、一対の側板部の一方にあ
る溝部の溝幅及び前記掛合体に備えられた一対の軸部の
一方の太さに対し、当該一対の側板部の他方にある溝部
の溝幅及び前記掛合体に備えられた一対の軸部の他方の
太さが、大きくなるようにしてある構成を備えたものと
した。
【0016】かかる構成によれば、前記一対の側板部間
に所定の向きでのみ、前記掛合体を前記未回動位置に配
した状態で組み付けることができるものとされ、軸状体
に前記のように入れ込まれるスクリューの先端が当該掛
合体の案内面に適切に突き当てられる位置に当該案内面
を配させた状態でのみ、当該掛合体を軸状体に組み付け
合わさせることができるものとされ、常に両者を適切に
組み付け合わせることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図18に基づい
て、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0018】なお、ここで図1ないし図7は、この実施
の形態にかかる留め具をそれぞれ表しており、特に、図
2は当該留め具を軸状体1の引っかけ部10の側から見
た状態で、また、図3は当該留め具を軸状体1の先端1
1側から見た状態で、また、図7は当該留め具によって
被取付対象物100に取付対象物200を取り付け合わ
せた状態を示している。
【0019】また、図8ないし図14は、かかる留め具
を構成する軸状体1をそれぞれ表しており、また、図1
5ないし図18は、かかる留め具を構成する掛合体2を
それぞれ表している。
【0020】この実施の形態にかかる留め具は、差し込
み穴101に差し込まれる軸状体1と、この軸状体1に
回動可能に組み付けられる掛合体2とを備えており、典
型的には、この軸状体1の差し込み穴101を備えた被
取付対象物100に対し、この軸状体1に入れ込まれる
スクリューSの入れ込み孔201を備えた取付対象物2
00を、当該差し込み穴101に差し込まれた軸状体1
への当該スクリューSの入れ込みによって当該スクリュ
ーSの頭部Saと当該スクリューSの入れ込みによって
回動された後当該スクリューSの頭部Saに近付く向き
に移動される前記掛合体2との間で両対象物100、2
00を挟み付けることにより、取り付け合わさせるよう
に用いられるものである。(図7)
【0021】先ず、前記軸状体1は、一端側に前記差し
込み穴101の差し込み側への引っかけ部10を備えて
おり、この引っかけ部10を当該差し込み穴101の差
し込み側にある穴縁部に引っかけさせる位置まで、その
先端11側(前記引っかけ部10が設けられた一端側と
反対の側)より当該差し込み穴101に差し込むことが
できる構成を備えている。
【0022】この実施の形態にあっては、かかる引っか
け部10は、前記軸状体1の一端縁を巡るように外側に
張り出した円板状をなすフランジとして構成されてお
り、また、当該引っかけ部10の面が当該軸状体1の軸
線に対しほぼ直交する向きにある面となるようにしてあ
る。
【0023】また、この実施の形態にあっては、かかる
引っかけ部10の下面(当該引っかけ部10における軸
状体1の先端11側に向けられた面)に一面を接しさせ
るように、当該軸状体1にシールリング3がはめ付けら
れており、前記差し込み穴101の差し込み側にある穴
縁部を当該シールリング3によって水密にシールさせた
状態で前記両対象物100、200を取り付け合わせる
ことができるようにしてある。
【0024】また、かかる軸状体1は、前記引っかけ部
10が設けられた一端側より入れ込まれるスクリューS
を通し抜けさせる基部12と、この基部12に続いて、
間に前記掛合体2を納める一対の側板部13、13とを
備えている。
【0025】この実施の形態にあっては、前記引っかけ
部10から当該軸状体1の長さ方向ほぼ中程の位置まで
が前記基部12とされ、この軸状体1の長さ方向ほぼ中
程の位置から当該軸状体1の先端11までの間が前記一
対の側板部13、13によって構成されている。
【0026】かかる基部12は、この実施の形態にあっ
ては、円筒状体として構成されている。また、かかる一
対の側板部13、13は、内面を他方の側板部13の内
面とほぼ平行をなすように配すると共に、外面を前記基
部12の外面に連続した当該基部12の外面とほぼ同じ
曲率を持つ湾曲面とするように構成されている。
【0027】そして、この一対の側板部13、13がそ
れぞれ、その内面部に前記軸状体1の軸線xに沿って当
該軸状体1の先端11側から前記基部12側に向けて延
びる溝部14を有している。
【0028】この実施の形態にあっては、前記基部12
内に前記溝部14に連続する溝部12aが形成されてお
り、この基部12内に形成された溝部12aは前記軸状
体1の一端側において外方に開放されている。また、か
かる一対の側板部13、13に設けられた溝部14は、
前記軸状体1の先端11との間に間隔を開けた位置で終
了しており、前記掛合体2の後述する軸部21が当該掛
合体2の未回動位置BEにおいてこの溝部14の終端1
4a側に位置されるようにしてある。
【0029】また、この実施の形態にあっては、かかる
一対の側板部13、13が、前記軸状体1の先端11側
において連接部15によって相互に連接されている。具
体的には、前記溝部14の終端14aと前記軸状体1の
先端11との間にある一対の側板部13、13の内面部
間が、かかる連接部15によって相互に連接されてい
る。この実施の形態にあっては、かかる連接部15は、
その一面を前記基部12の外面とほぼ同面となす湾曲面
としていると共に、その他面を当該一面側と反対の側に
ある側板部13の前記軸状体1の軸線xに沿った向きに
ある縁部よりも内方に位置させた平坦面15aとしてお
り、前記掛合体2の後述する案内面25が設けられた側
の端部20と反対の側の端部20を当該掛合体2の未回
動位置BEにおいて当該連接部15の平坦面15a上の
空間を通じ軸状体1の先端11から外方に突き出させる
ようにしてある。
【0030】一方、前記掛合体2は、前記軸状体1に対
し、当該掛合体2の両端部20、20間において当該両
端部20、20をそれぞれ当該軸状体1の軸線x上に位
置させる未回動位置BEから当該両端部20、20をそ
れぞれ当該軸状体1の側方に突き出させる回動位置AF
まで回動可能に組み付けられたものとしてある。
【0031】すなわち、この実施の形態にあっては、か
かる掛合体2は、前記一対の側板部13、13の一方に
ある前記溝部14に納まる軸部21と、当該一対の側板
部13、13の他方にある前記溝部14に納まる軸部2
1とを備えており、かかる軸部21をそれぞれかかる溝
部14に納めさせて前記未回動位置BEより前記回動位
置AFまで回動可能に前記軸状体1に対し組み付けられ
ている。この実施の形態にあっては、かかる軸部21は
いずれも、回転方向にある輪郭形状を円形とした小突起
として構成されている。
【0032】また、かかる掛合体2は、前記未回動位置
BEにおいて、前記溝部14の終端14aに前記軸部2
1を位置させるように前記一対の側板部13、13間に
納められており、この未回動位置BEから前記回動位置
AFまで回動された状態において、当該溝部14に沿っ
て前記基部12の末端12b(当該基部12における軸
状体1の先端11側に向けられた端)に突き当たる位置
までスライド移動可能なものとしてある。
【0033】具体的には、かかる掛合体2は、前記一対
の側板部13、13の内面部に向き合う一対の幅側面部
22、22と、前記未回動位置BEにおいて当該一対の
側板部13、13間の空間より前記軸状体1の外方に臨
む一対の厚さ側面部23、23とを備えた長細いブロッ
ク状に構成されている。
【0034】そして、かかる掛合体2は、前記一対の厚
さ側面部23、23間の寸法を前記側板部13の幅寸法
とほぼ等しい寸法としており、前記未回動位置BEにお
いては、当該一対の厚さ側面部23、23をそれぞれ当
該側板部13の前記軸状体1の軸線x方向にある縁部よ
り外方に大きく突き出させないように、当該一対の側板
部13、13間に納められる構成としてある。
【0035】また、かかる掛合体2は、その両端部2
0、20間に、前記回動位置AFにおいて前記軸状体1
に入れ込まれるスクリューSをねじ込み可能とするねじ
穴24を備えている。
【0036】この実施の形態にあっては、かかる回動位
置AFにおいて、かかる掛合体2の前記一対の厚さ側面
部23、23がそれぞれ前記軸状体1の軸線xにほぼ直
交する向きに配されるものとされており、このように回
動された掛合体2における前記基部12の末端12bの
直下に位置される前記一対の厚さ側面部23、23間に
亘って前記ねじ穴24が透設してある。
【0037】また、かかる掛合体2は、前記未回動位置
BEにおける前記基部12に向けられた側に、当該基部
12への前記スクリューSの入れ込み操作に伴って突き
当てられる当該スクリューSの先端Sbにより前記回動
位置AFに当該掛合体2を回動させる向きに傾斜した案
内面25を備えている。
【0038】この実施の形態にあっては、かかる案内面
25は、前記未回動位置BEにおいて前記基部12の側
に向けられた掛合体2の端部20と前記ねじ穴24の穴
口近傍との間にある前記一対の厚さ側面部23、23の
一方に形成されている。具体的には、かかる一対の厚さ
側面部23、23の一方に前記ねじ穴24の穴口側より
前記掛合体2の端部に亘って形成させた凹部25aの底
面25bが前記案内面25となるようにしてあり、この
凹部25aを挟んだ両側に掛合縁26を確保させるよう
にしてある。
【0039】具体的には、かかる案内面25は、前記掛
合体2の端部20より前記ねじ穴24の穴口側に向けて
次第に当該掛合体2の厚さを厚くするように傾斜した構
成とされており、前記未回動位置BEにおいて当該端部
20側にある面部を前記軸状体1の軸線x上に位置させ
るようにしてある。そして、この実施の形態にあって
は、前記スクリューSがかかる軸状体1の軸線xに当該
スクリューSの軸線をほぼ位置させた状態で、当該軸状
体1内に入れ込まれる構成としてある。
【0040】この結果、この実施の形態にあっては、前
記軸状体1の引っかけ部10から当該軸状体1の基部1
2の末端12bまでの寸法と厚さ寸法をほぼ同じとする
か、又は、これよりも厚さ寸法を大きくすると共に、当
該軸状体1の引っかけ部10から当該軸状体1に前記の
ように組み付けられる掛合体2における前記未回動位置
BEにおいて前記基部12の側に向けられた当該掛合体
2の端部20までの寸法と厚さ寸法をほぼ同じとする
か、又は、これよりも厚さ寸法を小さくする被取付対象
物100に設けられた差し込み穴101に対し、前記引
っかけ部10を引っかける位置まで前記掛合体2を未回
動位置BEに配させた状態で前記軸状体1をその先端側
から差し込んだ後、このように差し込み穴101に差し
込まれた軸状体1に対し、取付対象物200に設けられ
た入れ込み孔201を通じてスクリューSを入れ込むこ
とにより、(1)このように入れ込まれ、前記基部12
の末端12bから突き出されるスクリューSの先端Sb
を前記掛合体2の案内面25に突き当てさせることがで
きると共に、(2)この後、さらに当該スクリューSを
入れ込み操作することに伴って、当該案内面25によっ
て前記掛合体2を前記回動位置AFまで回動させること
ができる。(3)そして、この後、さらに当該スクリュ
ーSを入れ込み操作することに伴って、前記回動位置A
Fまで回動された前記掛合体2のねじ穴24に当該スク
リューSをねじ込むことができ、(4)このようにねじ
穴24にスクリューSをねじ込まさせた状態からさらに
当該スクリューSをねじ込み操作することにより、前記
掛合体2における案内面25が設けられた厚さ側面部2
3の一方を次第に前記スクリューSの頭部Saに近付く
向きに引き寄せ移動させることができる。(5)これに
より、前記スクリューSの頭部Saと、当該スクリュー
Sの入れ込みによって回動された後当該スクリューSの
頭部Saに近付く向きに移動される前記掛合体2(より
具体的には、前記案内面25を挟んだ掛合縁26および
当該案内面25が設けられた側と反対の端部側にある厚
さ側面部23)との間で前記両対象物100、200を
挟み付けて、当該両対象物100、200を取り付け合
わさせることができる。
【0041】また、この実施の形態にあっては、前記掛
合体2が、前記軸部21の側方に、前記溝部14に弾性
的に掛合するように入り込んで当該掛合体2を前記未回
動位置BEに仮止めさせる突部27を有している。
【0042】具体的には、この実施の形態にあっては、
かかる掛合体2における一対の幅側面部22、22にお
ける前記案内面25が設けられた側に、前記軸部21よ
りも突き出し寸法を小さくした円形の突部27が形成し
てあると共に、前記案内面25にスクリューSの先端S
bが突き当てられることに伴って前記掛合体2に作用さ
れる当該掛合体2を前記軸部21を中心に前記未回動位
置BEより前記回動位置AFに向けて回動させようとす
る力によって、主として前記一対の側板部13、13の
側が弾性的に広がり出し、前記溝部14から当該突部2
7が抜き出される構成としてある。
【0043】これにより、この実施の形態にあっては、
前記軸状体1に前記のようにスクリューSが入れ込まれ
ない限り、前記掛合体2が前記回動位置AFに回動され
ることがなく、すなわち、かかる軸状体1を前記差し込
み穴101に差し入れる際には掛合体2の両端部を当該
軸状体1の軸線x上に常時位置づけさせておくことがで
き、この差し入れにあたり掛合体2が邪魔となることは
ない。
【0044】また、前記軸状体1に前記のようにスクリ
ューSを入れ込ませる場合には、当該スクリューSの先
端Sbの進入先に前記案内面25を常時適切に配してお
くことができ、かかるスクリューSの入れ込みによって
前記掛合体2を前記回動位置AFに向けて常に適切に回
動させることができる。
【0045】また、この実施の形態にあっては、前記掛
合体2に前記未回動位置BEにおいて、前記一対の側板
部13、13を相互に連接させる前記連接部15が納ま
る凹部28が形成してある。
【0046】この実施の形態にあっては、かかる掛合体
2における前記案内面25が設けられた側と反対の端部
であって、当該案内面25が設けられていない側の厚さ
側面部23における前記軸部21と当該反対の端部20
との間にかかる凹部28が設けられている。
【0047】これにより、この実施の形態にあっては、
前記未回動位置BEにおいて、軸状体1の側方に掛合体
2の端部20を突き出させることなく、かかる連接部1
5によって当該軸状体1における前記一対の側板部1
3、13の部分の剛性が高められている。
【0048】また、かかる連接部15の前記平坦面15
aを通じて未回動位置BEにある掛合体2の一端部20
が前記軸状体1の先端11より外方に突き出されるよう
にしてあることから、かかる連接部15によって軸状体
1における一対の側板部13、13の剛性を高めなが
ら、軸状体1全体の長さ寸法をできる限り短くでき、軸
状体1の先端11側が突き出される被取付対象物100
の裏面側102にスペースが十分に確保できない場合で
あっても、当該被取付対象物100への取付対象物20
0の取り付けをなすための留め具として支障なく用いる
ことができる。
【0049】また、この実施の形態にあっては、前記軸
状体1における前記一対の側板部13、13を広がり出
させる向きに弾性変形させながら、前記掛合体2の軸部
21を前記溝部14に納めさせた後の当該一対の側板部
13、13の弾性復帰により、当該軸状体1の一対の側
板部13、13間に掛合体2を前記未回動位置BEに配
した状態で組み付けさせる構成としてある。
【0050】具体的には、この実施の形態にあっては、
前記一対の側板部13、13のそれぞれにおいて、前記
連接部15の平坦面15aが向けられた側における当該
側板部13の前記軸線x方向に沿った縁から前記溝部1
4に亙って、当該側板部13の内面部であって当該溝部
14の終端14a側に前記軸部21の導入溝16が設け
られている。この導入溝16は、かかる側板部13の縁
から溝部14に向かうに連れて次第に溝底を高めるよう
に形成されている。そして、この実施の形態にあって
は、かかる導入溝16に前記軸部21を入れ込み、当該
導入溝16に沿って当該軸部21を前記溝部14側に案
内させるように前記掛合体2を押圧することにより、前
記一対の側板部13、13を弾性的に広がり出させ、こ
の軸部21が溝部14に入り込んだ位置で当該一対の側
板部13、13を弾性復帰させて軸状体1に当該掛合体
2を回動可能に組み付けるようにしている。
【0051】そして、この実施の形態にあっては、前記
掛合体2における案内面25が設けられた側と反対の端
部20に、この端部20の幅寸法を一対の側板部13、
13の内面部間の寸法よりも大きくする突出部29が形
成してある。この実施の形態にあっては、かかる突出部
29は前記掛合体2における前記端部にある一対の幅側
面部22、22にそれぞれ形成された小突起として構成
してある。
【0052】これにより、この実施の形態にあっては、
第一に、かかる突出部29が設けられた掛合体2の端部
20を前記一対の側板部13、13間に納めない向き、
つまり、この突出部29が設けられた端部20を軸状体
1の先端11から外方に突き出させる向きでのみ、当該
一対の側板部13、13間に当該掛合体2を前記未回動
位置BEに配した状態で組み付けることができるものと
され、かかる掛合体2の案内面25が前記基部12の側
に向けられない状態で誤って当該掛合体2を軸状体1に
組み合わせてしまうことがない。
【0053】さらに、この実施の形態にあっては、前記
一対の側板部13、13の一方にある溝部14の溝幅及
び前記掛合体2に備えられた一対の軸部21の一方の太
さに対し、当該一対の側板部13、13の他方にある溝
部14の溝幅及び前記掛合体2に備えられた一対の軸部
21の他方の太さが、大きくなるようにしてある。(図
4)
【0054】これにより、この実施の形態にあっては、
第二に、前記一対の側板部13、13間に所定の向き
(この実施の形態にあっては、前記導入溝16が設けら
れた側板部13の縁側に前記案内面25が形成された掛
合体2の厚さ側面部23が向けられる向き)でのみ、当
該掛合体2を前記未回動位置BEに配した状態で組み付
けることができるものとされ、軸状体1に前記のように
入れ込まれるスクリューSの先端Sbが当該掛合体2の
案内面25に適切に突き当てられる位置に当該案内面2
5を配させた状態でのみ、当該掛合体2を軸状体1に組
み付け合わさせることができるものとされ、常に両者を
適切に組み付け合わせることができる。
【0055】なお、以上に説明した、軸状体1の一対の
側板部13、13に所定の弾性変形特性を付与すること
は、典型的には、かかる軸状体1をプラスチック成形品
とすることにより確保することができる。
【0056】
【発明の効果】この発明にかかる留め具によれば、軸状
体に回動可能に組み付けられた掛合体を、当該軸状体に
スクリューを入れ込ませるまでの間、当該掛合体の両端
部をそれぞれ当該軸状体の軸線上に位置させる未回動位
置に安定的に位置づけさせることができ、当該軸状体の
差し込み穴への円滑な入れ込みを確実に保障させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】留め具の側面図
【図2】留め具を軸状体1の引っかけ部10側から見て
示した図
【図3】留め具を軸状体1の先端11側から見て示した
【図4】図1におけるB−B線断面図
【図5】図1におけるA−A線断面図(なお、想像線に
より、軸状体1に進入されるスクリューSの先端Sbに
案内面25を当接させることによって回動される掛合体
2の回動状態を併せて示している。)
【図6】図5と90度異なる位置での留め具の縦断面構
成図(なお、本図においては、掛合体2を断面にしてい
ない。)
【図7】留め具の使用状態を示す側面図
【図8】軸状体1の側面図
【図9】同平面図
【図10】同底面図
【図11】図8におけるC−C線断面図
【図12】図11におけるD−D線相当位置での軸状体
1の断面図
【図13】図11におけるE−E線相当位置での軸状体
1の断面図
【図14】図11におけるF−F線相当位置での軸状体
1の断面図
【図15】掛合体2の側面図
【図16】図15の左側から掛合体2を見た側面図
【図17】掛合体2の平面図
【図18】掛合体2の底面図
【符号の説明】
100 被取付対象物 101 差し込み穴 200 取付対象物 201 入れ込み孔 S スクリュー Sb 先端 x 軸線 BE 未回動位置 AF 回動位置 1 軸状体 10 引っかけ部 11 先端 12 基部 14 溝部 2 掛合体 20 端部 21 軸部 24 ねじ穴 25 案内面 27 突部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に差し込み穴の差し込み側への引
    っかけ部を備えた軸状体と、 この軸状体に両端部間において当該両端部をそれぞれ当
    該軸状体の軸線上に位置させる未回動位置から当該両端
    部をそれぞれ当該軸状体の側方に突き出させる回動位置
    まで回動可能に組み付けられる掛合体とを備えた留め具
    であって、 前記軸状体が、 前記引っかけ部が設けられた一端側より入れ込まれるス
    クリューを通し抜けさせる基部と、 この基部に続いて、間に前記掛合体を納める一対の側板
    部とを備えており、 さらに、この一対の側板部がそれぞれ、その内面部に前
    記軸状体の軸線に沿って当該軸状体の先端側から前記基
    部側に向けて延びる溝部を有していると共に、前記掛合
    体が、 前記一対の側板部の一方にある前記溝部に納まる軸部
    と、 当該一対の側板部の他方にある前記溝部に納まる軸部
    と、 その両端部間にあって前記回動位置において前記軸状体
    に入れ込まれるスクリューをねじ込み可能とするねじ穴
    と、 前記未回動位置における前記基部に向けられた側にあっ
    て当該基部への前記スクリューの入れ込み操作に伴って
    突き当てられる当該スクリューの先端により前記回動位
    置に当該掛合体を回動させる向きに傾斜した案内面とを
    備えており、 さらに、この掛合体が、前記軸部の側方に、前記溝部に
    弾性的に掛合するように入り込んで当該掛合体を前記未
    回動位置に仮止めさせる突部を有していることを特徴と
    する留め具。
  2. 【請求項2】 一対の側板部が軸状体の先端側において
    連接部によって相互に連接されていると共に、掛合体に
    未回動位置において当該連接部が納まる凹部が形成して
    あることを特徴とする請求項1記載の留め具。
  3. 【請求項3】 一対の側板部を広がり出させる向きに弾
    性変形させながら掛合体の軸部を溝部に納めさせた後の
    当該一対の側板部の弾性復帰により当該掛合体を組み付
    けさせる構成としてあると共に、 前記掛合体における案内面が設けられた側と反対の端部
    に、この端部の幅寸法を一対の側板部の内面部間の寸法
    よりも大きくする突出部が形成してあることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の留め具。
  4. 【請求項4】 一対の側板部の一方にある溝部の溝幅及
    び前記掛合体に備えられた一対の軸部の一方の太さに対
    し、当該一対の側板部の他方にある溝部の溝幅及び前記
    掛合体に備えられた一対の軸部の他方の太さが、大きく
    なるようにしてあることを特徴とする請求項3記載の留
    め具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015158242A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 株式会社オノダネイル 固定装置
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