JP2004012661A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成によって、不適合な現像剤が使用された場合に、画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することのできる、画像形成装置を提供すること。
【解決手段】トナーが担持される現像ローラ15を備える現像カートリッジ7が、着脱自在に装着されるカラーレーザプリンタ1において、CPU51によって、現像ローラ15を駆動するモータ59の駆動にかかる負荷として、駆動電流を検知して、その検知された駆動電流値Mと、予め設定されている基準電流値Xとを比較して、トナーの適否を判断する。これにより、たとえ、ユーザが誤って不適合なトナーを使用した場合でも、CPU51によってそれをすぐに判断することができるので、簡易な構成によって、不適合なトナーによる画像の形成やカラーレーザプリンタ1の損傷を防止することができる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、レーザプリンタなどの電子写真方式の画像形成装置には、トナーが収容されているトナーホッパと、そのトナーホッパに収容されているトナーが担持される現像ローラとを備える現像カートリッジが、着脱自在に装着されている。このような現像カートリッジは、画像形成装置において、現像ローラと感光ドラムとが対向するような状態で装着されており、現像ローラに担持されているトナーは、感光ドラムと対向した時に、その感光ドラムに形成されている静電潜像を現像して可視像を形成する。そして、画像形成装置では、現像された可視像を転写ローラによって用紙に転写することで、用紙に画像を形成するようにしている。
【0003】
また、画像形成装置には、通常、エンプティセンサが設けられており、現像カートリッジのトナーホッパ内のトナーがエンプティ状態になると、そのエンプティ状態をエンプティセンサが検知して、エンプティを表示し、ユーザに対して現像カートリッジの交換を促すようにしている。そして、ユーザは、エンプティの表示に従って、現在装着されている現像カートリッジを取り外して、新たな現像カートリッジを装着するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、このような画像形成装置において、使用されるトナーは、各画像形成装置に適合させて、最大の性能を実現できるように設計されている。
【0005】
そのため、ユーザ側において、その画像形成装置に適合しないトナーが収容されている現像カートリッジを誤って装着すると、たとえ、現像カートリッジを装着して使用できたとしても、たとえば、画質が低下したり、あるいは、長期使用によって画像形成装置に損傷を招き、廃棄に至るという不具合を生じる。
【0006】
一方、ユーザ側において、トナーが、各画像形成装置に適合しているか否かを判断することは困難である。
【0007】
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、不適合な現像剤が使用された場合に、画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することのできる、画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、現像剤が担持される現像剤担持体を備える現像装置が、着脱自在に装着される画像形成装置において、前記現像剤担持体を駆動する駆動源と、前記駆動源の駆動にかかる負荷に基づいて、前記現像剤の適否を判断する制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0009】
このような構成によると、制御手段が、駆動源の駆動にかかる負荷に基づいて、現像剤の適否を判断するので、たとえ、ユーザが誤って不適合な現像剤を使用した場合でも、制御手段によってそれをすぐに判断することができる。そのため、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記駆動源の駆動電力を検知する検知手段を備え、前記制御手段は、前記検知手段によって検知された駆動電力値と基準電力値とを比較して、前記現像剤の適否を判断することを特徴としている。
【0011】
このような構成によると、検知手段が、駆動源の駆動電力を検知して、制御手段が、その駆動電力値と基準電力値とを比較することによって、現像剤の適否を判断するので、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記制御手段は、前記現像装置が交換されたタイミングで、前記検知手段に前記駆動電力を検知させることを特徴としている。
【0013】
このような構成によると、現像装置が交換されたタイミングで、検知手段が駆動電力を検知して、制御手段が、現像剤の適否を判断するので、最適のタイミングで現像剤の適否を判断することができ、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0014】
また、請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記現像剤担持体に供給される現像剤を収容する収容部と、前記収容部内の現像剤のエンプティを検知するエンプティセンサとを備え、前記制御手段は、前記エンプティセンサが前記現像剤のエンプティを検知した後、その検知が解除されたタイミングで、前記検知手段に前記駆動電力を検知させることを特徴としている。
【0015】
このような構成によると、現像装置が交換されたことを、エンプティセンサによるエンプティの検知が解除されたことによって検知して、このタイミングで、検知手段が駆動電力を検知するので、制御手段が、その交換された現像装置の現像剤の適否を、最適のタイミングで判断することができる。そのため、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0016】
また、請求項5に記載の発明は、請求項2ないし4のいずれかに記載の発明において、前記駆動源は、記録媒体の搬送手段を駆動し、前記制御手段は、前記駆動源の駆動時であって、前記搬送手段により記録媒体が搬送されておらず、かつ、前記現像剤担持体が駆動されるタイミングで、前記検知手段に前記駆動電力を検知させることを特徴としている。
【0017】
たとえば、駆動源が、記録媒体を搬送する搬送手段を駆動しており、その搬送手段によって搬送される記録媒体にジャムが生じた場合には、駆動源に余分の負荷がかかり、それに起因して駆動電力値が上昇し、制御手段により、誤って、現像剤が不適合と判断されるおそれがある。
【0018】
しかし、このような構成によると、たとえ、搬送手段によって搬送される記録媒体にジャムが生じた場合でも、検知手段は、搬送手段により記録媒体が搬送されておらず、かつ、現像剤担持体が駆動されるタイミングで駆動電力を検知するので、そのような記録媒体のジャムに起因する制御手段の誤判断を回避することができる。
【0019】
また、請求項6に記載の発明は、請求項2ないし5のいずれかに記載の発明において、前記基準電力値が、予め設定された設定値であることを特徴としている。
【0020】
このような構成によると、基準電力値が予め設定された設定値であるため、現像剤の適否を画一的に判断することができる。
【0021】
また、請求項7に記載の発明は、請求項2ないし6のいずれかに記載の発明において、前記基準電力値が、前記駆動源によって前記現像剤担持体を実際に駆動させた初期の駆動電力値に基づいていることを特徴としている。
【0022】
このような構成によると、基準電力値が駆動源によって現像剤担持体を実際に駆動させた初期の駆動電力値であるため、各画像形成装置の仕様に基づいて、現像剤の適否をより正確に判断することができる。
【0023】
また、請求項8に記載の発明は、請求項3ないし7のいずれかに記載の発明において、前記制御手段は、前記タイミングにおいて、前記検知手段に前記駆動電力を複数回検知させることを特徴としている。
【0024】
このような構成によると、検知手段は、各タイミングにおいて、駆動電力を複数回検知するので、誤検知の確率を低減して、制御手段がより一層精度よく現像剤の適否を判断することができる。
【0025】
また、請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の発明において、前記制御手段は、前記現像剤が不適合であると判断した場合に、前記駆動源の駆動を停止させることを特徴としている。
【0026】
このような構成によると、現像剤が不適合であると判断した場合には、制御手段が駆動源の駆動を停止させるので、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0027】
また、請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の発明において、前記制御手段は、前記現像剤が不適合であると判断した場合に、前記現像剤が不適合であることを表示させることを特徴としている。
【0028】
このような構成によると、現像剤が不適合であると判断した場合には、制御手段が現像剤が不適合であることを表示させるので、ユーザに、適正な現像剤の使用を促すことができる。そのため、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0029】
また、請求項11に記載の発明は、請求項2ないし10のいずれかに記載の発明において、前記現像剤が、略球形のトナーであり、前記制御手段は、前記駆動電力値が基準電力値を超えている場合に、前記現像剤が不適合であると判断することを特徴としている。
【0030】
略球形の現像剤は、流動性が良好であり優れた画質を得ることができるので、そのような略球形の現像剤が使用される画像形成装置では、極めて高画質の画像を形成することができる。
【0031】
一方、そのような略球形の現像剤が使用される画像形成装置に、不適合な現像剤、たとえば、非球形の現像剤が使用されると、画質が著しく低下し、また、画像形成装置に大きな損傷を与えるおそれがある。
【0032】
しかし、このような構成によると、制御手段は、駆動電力値が基準電力値を超えている場合に、現像剤が不適合であると判断するので、基準電力値として略球形の現像剤を使用した場合の駆動電力値を設定しておけば、非球形の現像剤を使用した場合には、その駆動電力値が必ず基準電力値を超えるので、そのような非球形の現像剤の使用を判断することができる。そのため、略球形の現像剤が使用される画像形成装置における、非球形の現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0033】
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明において、非磁性1成分現像方式であり、前記現像剤を前記現像剤担持体に供給するための供給手段と、供給された前記現像剤を、前記現像剤担持体上に薄層形成するための層厚規制部材とを備え、前記現像剤担持体と前記供給手段が接触しており、前記現像剤担持体と前記層厚規制部材とが接触していることを特徴としている。
【0034】
このような構成によると、非磁性1成分現像方式において、現像剤担持体と供給手段、および、現像剤担持体と層厚規制部材とを接触させることにより、それらの間を通過する現像剤の帯電を確保して、良好な画像形成を達成することができる。
【0035】
一方、現像剤担持体と供給手段、および、現像剤担持体と層厚規制部材を接触させている構成において、不適合な現像剤、たとえば、非球形の現像剤の現像剤が使用されると、それら現像剤担持体、供給手段および層厚規制部材の損傷を招くおそれがある。
【0036】
しかし、この構成では、非球形の現像剤の使用を判断することができるので、非球形の現像剤の使用による、現像剤担持体、供給手段および層厚規制部材の損傷を防止することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。図1において、このカラーレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、用紙3を供給するための給紙部4や、供給された記録媒体としての用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
【0038】
給紙部4は、給紙トレイ45と搬送手段としての給紙ローラ46とを備えており、用紙3は、給紙部4内の給紙トレイ45に積層されている。給紙ローラ46には、図示しない駆動ギヤが設けられており、その駆動ギヤに、後述する駆動源としてのモータ59(図2参照)からの動力が伝達されることにより、回転駆動されるように構成されている。また、給紙ローラ46の上方には、レジストローラ44が設けられている。そして、給紙トレイ45の最上位にある用紙3は、給紙ローラ46によって、本体ケーシング2の前側において1枚毎に給紙され、レジストローラ44によって所定のレジスト後に画像形成位置(後述する転写ローラ11および第1中間転写体支持ローラ24の接触部分)に搬送される。
【0039】
画像形成部5は、スキャナユニット6、現像装置としての複数(4つ)の現像カートリッジ7、感光ベルト機構8、中間転写ベルト機構9、転写ローラ11、スコロトロン型帯電器12および定着部13などを備えている。
【0040】
スキャナユニット6は、本体ケーシング2内における給紙部4の上方であって、中間転写ベルト機構9の下方において、その中間転写ベルト機構9の後述する中間転写ベルト10の下側の面と略平行に設けられるスキャナケーシング47内に、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー14、レンズ49および反射鏡50aを備えるとともに、そのスキャナケーシング47の外部の後側下方に反射鏡50bを備えている。そして、このスキャナユニット6では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームを、矢印で示すように、ポリゴンミラー14、レンズ49、反射鏡50aおよび50bの順に通過あるいは反射させて、後述する感光ベルト機構8の感光ベルト22の表面上に高速走査にて照射させている。
【0041】
なお、このスキャナユニット6では、スキャナケーシング47からレーザビームを射出するための射出窓48を、後述する中間転写ベルト10の反対側に設けており、これによって、スキャナケーシング47内にトナーが混入することを有効に防止している。
【0042】
4つの現像カートリッジ7は、各色毎に、イエローのトナーが収容されるイエロー現像カートリッジ7Y、マゼンタのトナーが収容されるマゼンタ現像カートリッジ7M、シアンのトナーが収容されるシアン現像カートリッジ7Cおよびブラックのトナーが収容されるブラック現像カートリッジ7Kのそれぞれが、本体ケーシング2内の後側において、上下方向において下から互いに所定の間隔を隔てて並列状に順次配置されている。
【0043】
各現像カートリッジ7は、それぞれ、現像剤担持体としての現像ローラ15、層厚規制部材としての層厚規制ブレード16、供給手段としての供給ローラ17および収容部としてのトナー収容室18を備えており、各現像ローラ15を後述する感光ベルト22の表面に接触または離間させることができるように、図示しない接離機構によって水平方向に移動可能に構成されている。
【0044】
各トナー収容室18内にはイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色の現像剤としての正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されている。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーが使用されている。このような重合トナーは、略球形をなし、流動性が極めて良好である。なお、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されており、その粒子径は、約6〜10μm程度である。
【0045】
また、各トナー収容室18内には、前後方向に所定の間隔を隔てて配置される複数(2つ)のアジテータ19が設けられており、これらアジテータ19を回転させることにより、トナー収容室18内のトナーを、効率良く循環させて供給ローラ17に供給するようにしている。
【0046】
各現像カートリッジ7において、供給ローラ17と現像ローラ15とは、そのそれぞれがある程度圧縮されるような接触状態で回転可能に設けられており、現像ローラ15は、その回転方向が、後述する感光ベルト22と接触する接触部分(ニップ部分)において、下から上に回転(時計方向に回転)するように構成されている。また、現像ローラ15には、後述する感光ベルト22に対して所定の現像バイアスが印加されている。また、層厚規制ブレード16は、供給ローラ17の下方であって、現像ローラ15における感光ベルト22と対向する反対側の表面を押圧するように設けられている。
【0047】
そして、トナー収容室18に収容されているトナーは、アジテータ19の回転により放出され、供給ローラ17の回転により、現像ローラ15に供給される。この時、供給ローラ17と現像ローラ15との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ15上に供給されたトナーは、現像ローラ15の回転に伴って、層厚規制ブレード16と現像ローラ15との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定の厚さの薄層として現像ローラ15上に担持される。
【0048】
感光ベルト機構8は、4つの現像カートリッジ7の前側側方に配置され、最下位に位置するイエロー現像カートリッジ7Yと対向する感光体支持ローラ20と、この感光体支持ローラ20の垂直方向上方で、最上位に位置するブラック現像カートリッジ7Kと対向する感光体駆動ローラ21と、これら感光体支持ローラ20および感光体駆動ローラ21の間に巻回されるエンドレスベルトからなる感光ベルト22とを備えている。この感光ベルト22は、その表面に有機感光体からなる感光層を備えており、すべての現像ローラ15と対向接触できるように、上下方向に配置されている。
【0049】
そして、この感光ベルト機構8では、感光体駆動ローラ21に、図示しない駆動ギヤが設けられており、その駆動ギヤに、後述するモータ59(図2参照)からの動力が伝達されることにより、感光体駆動ローラ21が回転駆動(反時計方向に回転駆動)され、感光体支持ローラ20が従動(反時計方向に従動)することにより、感光ベルト22が、これら感光体支持ローラ20および感光体駆動ローラ21の間を周回移動(反時計方向に周回移動)するように構成されている。これによって、感光ベルト22は、最下位に位置するイエロー現像カートリッジ7Yの現像ローラ15から最上位に位置するブラック現像カートリッジ7Kの現像ローラ15に向けて移動、つまり、各現像ローラ15と接触する接触部分(ニップ部分)において、各現像ローラ15と同一方向に、感光ベルト22が上向きに移動される。なお、この感光ベルト機構8には、各現像カートリッジ7と感光ベルト22を挟んで対向するテンションローラ43が設けられている。
【0050】
中間転写ベルト機構9は、スキャナユニット6の上方であって、感光ベルト機構8の前側側方に配置され、つまり、感光ベルト機構8に対して各現像カートリッジ7と反対側に配置されており、3つのローラ、すなわち、中間転写体駆動ローラ23、第1中間転写体支持ローラ24および第2中間転写体支持ローラ25と、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂からなるエンドレスベルトからなる中間転写ベルト10とを備えている。
【0051】
中間転写体駆動ローラ23は、感光ベルト22および中間転写べルト10を挟んで感光体駆動ローラ21と対向配置されている。第1中間転写体支持ローラ24は、中間転写体駆動ローラ23に対して、斜め前側下方に配置され、後述する転写ローラ11と中間転写ベルト10を挟んで対向配置されている。第2中間転写体支持ローラ25は、中間転写体駆動ローラ23の下方であって、第1中間転写体支持ローラ24に対して後側側方に配置されている。そして、これら中間転写体駆動ローラ23、第1中間転写体支持ローラ24および第2中間転写体支持ローラ25が、略三角形状に配置され、その周りに中間転写ベルト10が巻回されている。
【0052】
そして、この中間転写ベルト機構9では、中間転写体駆動ローラ23に、図示しない駆動ギヤが設けられており、その駆動ギヤに、後述するモータ59(図2参照)からの動力が伝達されることにより、中間転写体駆動ローラ23が回転駆動(時計方向に回転駆動)され、第1中間転写体支持ローラ24および第2中間転写体支持ローラ25が従動(時計方向に従動)することにより、中間転写ベルト10が、これら中間転写体駆動ローラ23、第1中間転写体支持ローラ24および第2中間転写体支持ローラ25の間を周回移動(時計方向に周回移動)するように構成されている。これによって、中間転写ベルト10は、中間転写体駆動ローラ23において、感光ベルト22と対向接触し、その接触部分(ニップ部分)において、感光ベルト22と同方向に移動される。
【0053】
転写ローラ11は、中間転写ベルト10の表面と接触するように、中間転写ベルト機構9の第1中間転写体支持ローラ24と中間転写ベルト10を挟んで対向配置されており、中間転写ベルト10との接触部分(ニップ部分)において、中間転写ベルト10と同方向に回転(反時計方向に回転)するように構成されている。また、この転写ローラ11には、中間転写ベルト10に対して転写バイアスが印加されている。
【0054】
スコロトロン型帯電器12は、感光ベルト22の表面と接しないように、所定の間隔を隔てて配設されており、感光ベルト22の移動方向における感光体支持ローラ20の近傍上流側に設けられている。このスコロトロン型帯電器12は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ベルト22の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
【0055】
そして、感光ベルト22の表面は、スコロトロン型帯電器12により一様に正帯電された後、スキャナユニット6からのレーザービームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
【0056】
次いで、静電潜像が形成された感光ベルト22に、特定の現像カートリッジ7の現像ローラ15を、図示しない接離機構によって接触させることにより、感光ベルト22上に、その特定の現像カートリッジ7に収容される単色の可視像が形成される。感光ベルト22上に形成された単色の可視像は、次いで、中間転写ベルト10と対向した時に、その中間転写ベルト10に転写され、その中間転写ベルト10において順次重ね合わされることにより、多色像が形成される。
【0057】
すなわち、たとえば、まず、図示しない接離機構によって、最下位に位置するイエロー現像カートリッジ7Yを水平方向前方に移動させて、イエロー現像カートリッジ7Yの現像ローラ15を、静電潜像が形成される感光ベルト22に接触させるとともに、マゼンタ現像カートリッジ7M、シアン現像カートリッジ7Cおよびブラック現像カートリッジ7Kを水平方向後方に移動させて残りの現像ローラ15を感光ベルト22から離間させることにより、イエロー現像カートリッジ7Yに収容されるイエローのトナーによって感光ベルト22上にイエローの可視像が形成され、次いで、感光ベルト22の移動により、そのイエローの可視像が中間転写ベルト10と対向した時に、その中間転写ベルト10に転写される。
【0058】
次いで、上記と同様にして、再び感光ベルト22上に静電潜像が形成される一方で、各現像カートリッジ7を、図示しない接離機構によって、水平方向に適宜移動させることにより、下から二番目に位置するマゼンタ現像カートリッジ7Mの現像ローラ15を感光ベルト22に接触させるとともに、残りの現像ローラ15を離間させることにより、マゼンタ現像カートリッジ7Mに収容されるマゼンタのトナーによって感光ベルト22上にマゼンタの可視像が形成されると、そのマゼンタの可視像は、中間転写ベルト10と対向した時に、既にイエローのトナー画像が転写されている中間転写ベルト10上に重ねて転写される。
【0059】
このような同様の動作が、シアン現像カートリッジ7Cに収容されるシアンのトナーおよびブラック現像カートリッジ7Kに収容されるブラックのトナーによって繰り返され、これによって、中間転写ベルト10上に多色像が形成される。
【0060】
そして、このようにして中間転写ベルト10上に形成された多色像は、用紙3が中間転写ベルト10と転写ローラ11との間を通る間に、その用紙3に一括転写される。
【0061】
なお、このレーザプリンタ1では、感光ベルト22における各現像カートリッジ7の反対側に、転写後における感光ベルト22の表面を除電するための除電ランプ42が、感光ベルト22の移動方向における中間転写ベルト10の下流側であって、スコロトロン型帯電器12の上流側において、感光ベルト22に対向して設けられている。これによって、感光ベルト22の表面は、各色毎の可視像が転写される毎に、この除電ランプ42によって除電される。
【0062】
また、このカラーレーザプリンタ1には、感光ベルト22上に残存するトナーを回収するベルトクリーナ装置31が備えられている。
【0063】
このベルトクリーナ装置31は、感光ベルト22における各現像カートリッジ7の反対側であって、転写ベルト10の第2中間転写体支持ローラ25の側方に配置され、クリーニングボックス35内に、ベルトクリーニングローラ32、回収ローラ33および掻取ブレード34を備え、また、そのクリーニングボックス35と連結管36を介して連結される回収ボックス37を備えている。
【0064】
クリーニングボックス35は、感光ベルト22の移動方向における除電ランプ42の下流側であって、スコロトロン型帯電器12の上流側において、各現像カートリッジ7の反対側に対向配置されており、その対向部分の一部が開口されている。ベルトクリーニングローラ32は、そのクリーニングボックス35の開口部において回転可能に支持されており、感光ベルト22と接触するように配置されている。また、ベルトクリーニングローラ32は、感光ベルト22に対してクリーニングバイアスが印加されるように構成されている。また、回収ローラ33は、ベルトクリーニングローラ32と、感光ベルト22の反対側において接触するように回転可能に設けられており、ベルトクリーニングローラ32に対して回収バイアスが印加されるように構成されている。また、掻取ブレード34は、その回収ローラ33の表面と下方において接触するように設けられている。
【0065】
また、回収ボックス37は、感光体支持ローラ20と感光体駆動ローラ21との間に巻回される感光ベルト22の内側に配置され、感光ベルト22の幅方向側方に配置される連結管36を介してクリーニングボックス35と連結されている。
【0066】
そして、中間転写ベルト10への転写後に感光ベルト22上に残存するトナーは、感光ベルト22の移動によってベルトクリーニングローラ32と対向した時に、そのベルトクリーニングローラ32に電気的に捕捉され、次いで、ベルトクリーニングローラ32上に捕捉された残存トナーは、回収ローラ33と接触した時に、その回収ローラ33によって電気的に回収される。次いで、回収ローラ33上に回収された残存トナーは、掻取ブレード34によって掻き取られた後、連結管36を介して回収ボックス37に回収される。
【0067】
定着部13は、転写ローラ11の上方であって、感光ベルト機構8に対して各現像カートリッジ7と反対側に配置されており、加熱ローラ28と、その加熱ローラ28を押圧する押圧ローラ29とを備えている。加熱ローラ28は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えており、用紙3上に転写された多色像を、用紙3が加熱ローラ28と押圧ローラ29との間を通過する間に熱定着させるようにしている。そして、このように定着部13において多色像が熱定着された用紙3は、本体ケーシング2の上部に形成される排紙トレイ30上に排紙される。
【0068】
また、このカラーレーザプリンタ1には、転写ローラ11上のトナーを回収する転写クリーナ装置38が備えられている。
【0069】
転写クリーナ装置38は、転写ローラ11の下方に配置され、クリーニングボックス41内に、転写クリーニングローラ39および掻取ブレード40を備えている。クリーニングボックス41は、転写ローラ11の移動方向における中間転写ベルト10の下流側において、転写ローラ11に対向配置されており、その対向部分の一部が開口されている。転写クリーニングローラ39は、そのクリーニングボックス41の開口部において回転可能に支持されており、転写ローラ11の下方から接触するように配置されている。また、転写クリーニングローラ39は、転写ローラ11に対してクリーニングバイアスが印加されるように構成されている。また、掻取ブレード40は、その転写クリーニングローラ39の表面と転写ローラ11の反対側において接触するように設けられている。
【0070】
そして、転写ローラ11に付着したトナーは、転写ローラ11の回転によって転写クリーニングローラ39と対向した時に、その転写クリーニングローラ39に電気的に捕捉され、次いで、転写クリーニングローラ39上に捕捉された残存トナーは、掻取ブレード34によって掻き取られ、クリーニングボックス41内において収容される。
【0071】
そして、このカラーレーザプリンタ1では、上記したように、略球形の重合トナーが使用されるので、トナーの流動性が良好であり、優れた画質を得ることができるので、極めて高画質の画像を形成することができる。しかも、このカラーレーザプリンタ1では、現像ローラ15と供給ローラ17、および、現像ローラ15と層厚規制ブレード16とを接触させることにより、それらの間を通過するトナーの確実な帯電を確保して、非磁性1成分現像方式により良好な画像形成を達成することができる。
【0072】
一方、このような略球形の重合トナーを使用するように設計されているカラーレーザプリンタ1に、非球形の粉砕トナーが使用されると、画質が著しく低下する。また、互いに接触している現像ローラ15、供給ローラ17および層厚規制ブレード16の損傷を招くおそれがあり、さらには、各現像ローラ15と接触している感光ベルト22や、トナーを攪拌するブレード19などの損傷を招くおそれもあり、その結果、カラーレーザプリンタ1に大きな損傷を与えるおそれがある。
【0073】
そのため、このカラーレーザプリンタ1では、制御手段としてのCPU51(図2参照)によって、後述するモータ59(図2参照)の駆動にかかる負荷(トルク)に基づいて、トナーの適否を判断するように制御している。
【0074】
より具体的には、このカラーレーザプリンタ1では、CPU51によって、略球形の重合トナーを使用した場合の後述するモータ59の所定回転速度とするための駆動電流値を、基準電力値としての基準電流値Xとして設定しておき、非球形の粉砕トナーを使用した場合には、その駆動電力値としての駆動電流値Mが必ず基準電流値Xよりも大きくなるので、駆動電流値Mが基準電流値Xよりも大きい場合には、そのトナーが不適合であると判断するように制御されている。これによって、非球形の粉砕トナーの使用を、簡易な構成によって確実に判断することができ、非球形の粉砕トナーによる画像の形成や、非球形の粉砕トナーの使用による、現像ローラ15、供給ローラ17および層厚規制ブレード16の損傷、さらには、感光ベルト22やアジテータ19の損傷などを、簡易かつ確実に防止することができる。以下に、このような制御について詳述する。
【0075】
図2には、そのような制御を実行するための制御系のブロック図が示されている。図2において、このカラーレーザプリンタ1では、CPU51に、モータ駆動回路55と、検知手段としてのモータ電流検知回路56と、トナー収容室18内のトナーのエンプティを検知するエンプティセンサ57と、カラーレーザプリンタ1の各種設定状態が表示されるディスプレイパネル58と、インタフェース60とが接続されている。
【0076】
CPU51は、RAM52、NVRAM53およびROM54を備え、各部の制御を実行する。RAM52には、モータ電流検知回路56、エンプティセンサ57およびインタフェース60などから入力される一時的な数値が格納される。NVRAM53には、後述する基準電流値Xなどが格納される。ROM54には、モータ駆動回路55、モータ電流検知回路56、エンプティセンサ57およびディスプレイパネル58などを制御するための制御プログラム(通常の印刷処理を実行するためのメインルーチンプログラムや後述する検知タイミングにおける割り込み処理が含まれる)が格納されている。なお、NVRAM53は、バックアップ電源によって、カラーレーザプリンタ1の電源が切られても、数値が記憶されるように構成されている。
【0077】
モータ駆動回路55には、モータ59が接続されており、このモータ59には、図示しないギヤ列を介して、給紙ローラ46、各現像カートリッジ7の現像ローラ15、感光体駆動ローラ21および中間転写体駆動ローラ23が接続されている。このモータ59は、モータ駆動回路55によって所定の設定回転数となるように駆動される。すなわち、このモータ59は、モータ駆動回路55によって、一定速度で駆動され、トルクが大きい時には、後述する駆動電流値Mが大きくなり、トルクが小さい時には、後述する駆動電流値Mが小さくなるように制御されている。
【0078】
そして、モータ59は、モータ駆動回路55を介して、CPU51の制御によって、その駆動または停止が制御されている。そのため、給紙ローラ46、現像ローラ15、感光体駆動ローラ21および中間転写体駆動ローラ23は、CPU51によって、その駆動または停止が制御される。
【0079】
なお、図示しないが、このモータ59には、カラーレーザプリンタ1におけるその他の駆動部材(たとえば、転写ローラ11、アジテータ19、現像カートリッジ7の接離機構、加熱ローラ28など)が接続されている。
【0080】
モータ電流検知回路56は、モータ59に接続されており、モータ59の駆動にかかる負荷として、モータ59の駆動電流を検知して、その検知したモータ59の駆動電流値Mを、後述する検知タイミングにおいてCPU51に入力している。
【0081】
エンプティセンサ57は、発光部と受光部とを備える光センサから構成されており、発光部および受光部は、各現像カートリッジ7のトナー収容室18の両側壁に対向状に設けられる図示しない窓の外側において、これら窓を介して互いに対向するように配設されている。そして、このエンプティセンサ57では、発光部から発せられた発光量に対する、受光部によって受光される受光量によって、トナー収容室18内のトナーエンプティーを検知して、その検知信号をCPU51に入力している。
【0082】
ディスプレイパネル58は、図1には示されないが、本体ケーシング2の上面に設けられており、カラーレーザプリンタ1の各種情報をユーザに報知するための液晶表示部を備えている。そして、CPU51の制御によって、トナーエンプティーやトナーが不適合である旨、あるいは、印刷処理の中止などがディスプレイパネル58の液晶表示部に表示される。
【0083】
また、このCPU51には、インタフェース60を介してパーソナルコンピュータ61が接続されており、パーソナルコンピュータ61は、プリンタプロパティを介して印刷時における各種設定条件を設定したり、カラーレーザプリンタ1からの各種通知情報を出力する。
【0084】
そして、このカラーレーザプリンタ1は、出荷前の工場において、このカラーレーザプリンタ1に適合する略球形の重合トナーが充填されている各現像カートリッジ7が装着された状態で、モータ59によって各現像ローラ15を実際にそれぞれ1つずつ順に駆動させ、モータ電流検知回路56によって、その駆動時のモータ59の駆動電流を検知して、その駆動電流値に基づいて基準電流値XをNVRAM53に格納している。より具体的には、たとえば、モータ電流検知回路56によってモータ59の初期の駆動電流を複数回(たとえば、10回)検知して、その検知された複数(たとえば、10回)の駆動電流値の平均値の120%となる値を、基準電流値XとしてNVRAM53に格納している。
【0085】
また、このカラーレーザプリンタ1では、CPU51によって、モータ電流検知回路56による駆動電流値Mの検知のタイミング(以下、検知タイミングと記述する。)が制御されている。この検知タイミングとしては、モータ59の駆動時を前提として、たとえば、各現像カートリッジ7が交換された時、印刷中における現像時であって順次印刷される用紙3の間、その他、電源投入時、印刷の開始時などの適宜のタイミングがROM54に設定されている。
【0086】
各現像カートリッジ7が交換されたタイミングは、より具体的には、たとえば、エンプティセンサ57によってトナーエンプティが検知された後に、そのトナーエンプティの検知が解除されたことを検知したタイミングとされる。すなわち、エンプティセンサ57によっていずれかの現像カートリッジ7のトナーエンプティが検知されると、CPU51によってディスプレイパネル58の液晶表示部に、トナーエンプティである旨が表示される。その後、ユーザによって、現像カートリッジ7が交換されると、CPU51によってトナーエンプティの検知が解除され、ディスプレイパネル58の液晶表示部の表示が消灯されるので、この解除タイミングが、現像カートリッジ7が交換されたタイミングとして検知される。なお、このタイミングにおいて、モータ59は、CPU51の制御によって駆動電流値Mの測定のために所定時間駆動され、各現像ローラ15が1つずつ順に駆動される。
【0087】
また、印刷中における現像時であって順次印刷されている用紙3の間のタイミングは、より具体的には、たとえば、上記したように、中間転写ベルト10に形成された多色像が用紙3に一括転写された後、次の用紙3の給紙が待機され、各現像ローラ15の駆動により感光ベルト22上に単色の可視像が形成されている時であり、このタイミングにおいては、給紙ローラ46により次の用紙3が搬送されておらず、かつ、各現像ローラ15が1つずつ順に駆動されている。
【0088】
また、電源投入時のタイミングは、より具体的には、電源を投入して装置を起動させた時であって、このタイミングにおいて、モータ59は、CPU51の制御によって駆動電流値Mの測定のために所定時間駆動される。
【0089】
また、印刷の開始のタイミングは、より具体的には、たとえば、所定の印刷処理後にスリープモードとなり、次の印刷処理をするために、そのスリープモードから復帰した時であり、このタイミングにおいて、モータ59は、CPU51の制御によって駆動電流値Mの測定のために所定時間駆動され、各現像ローラ15が1つずつ順に駆動される。
【0090】
そして、CPU51は、上記した各検知タイミングによって検知された駆動電流値Mが基準電流値Xより大きい時には、トナーが不適合と判断する。
【0091】
次に、このような制御の詳細を、図3に示すフロー図を参照して説明する。
【0092】
まず、カラーレーザプリンタ1が起動された状態においては、制御プログラムによって通常の印刷処理の実行やスタンバイ状態の設定などがメインルーチンによって実行されている。このようなメインルーチンにおいて、上記した各検知タイミングが認識されると、割り込み処理として、まず、モータ電流検知回路56によって、モータ59の駆動電流値Mが検知される(S1)。なお、ステップ1では、各現像ローラ15を1つずつ順に駆動して、各現像ローラ15のそれぞれに対する駆動電流値Mが検知される。
【0093】
検知されたモータ59のそれぞれの駆動電流値Mが基準電流値X以下である時には、割り込み処理は終了して、メインルーチンに戻る(S2:NO)。
【0094】
一方、検知されたモータ59の駆動電流値Mが1つでも基準電流値Xよりも大きい時には(S2:YES)、誤検知を防止するために、複数回、モータ電流検知回路56によって、基準電流値Xを超えた現像ローラ15を駆動した時のモータ59の駆動電流値Mを再度検知して、トナーが不適合か否かを判断する。すなわち、トナーが不適合であると判断される基準は、連続してN回(たとえば、ここでは10回とする。)、駆動電流値Mが基準電流値Xよりも大きいと判断された場合とされる。より具体的には、まず最初に、駆動電流値Mが基準電流値Xよりも大きいと判断されると(S2:YES)、Nに1が加算され(S3)、Nが10であるか否かが判断され(S4)、Nが10でない時は(S4:NO)、再びモータ電流検知回路56によって、モータ59の駆動電流値Mが検知され(S1)、駆動電流値Mと基準電流値Xとが比較される(S2)。そして、再び、駆動電流値Mが基準電流値Xよりも大きいと判断された場合には(S2:YES)、再び、ステップ3からステップ2までが繰り返され、この処理がNが10になるまで、繰り返される。
【0095】
一方、このような複数回の検知の途中であっても、ステップ2において、検知されたモータ59の駆動電流値Mが基準電流値X以下と判断された場合には、割り込み処理を終了して、メインルーチンに戻る(S2:NO)。
【0096】
そして、ステップ4において、Nが10となり、すなわち、連続して10回とも駆動電流値Mが基準電流値Xよりも大きい時には(S4:YES)、トナーが不適合であると判断して、モータ59の駆動が停止され、印刷処理が中止されるとともに、ディスプレイパネル58の液晶表示部に、不適合なトナーが収容された現像カートリッジ7であって、不適合なトナーが使用されたことにより、印刷処理を中止する旨が表示され、ユーザに報知される。なお、この報知を、パーソナルコンピュータ61の表示部に表示させてもよい。
【0097】
このように、このカラーレーザプリンタ1は、CPU51が、現像ローラ15を回転駆動させるためのモータ59の駆動にかかる負荷に基づいて、トナーの適否を判断する。より具体的には、モータ59の駆動電流を検知して、その駆動電流値Mと、適切な略球形の重合トナーが使用された状態でのモータ59の駆動電流に基づく基準電流値Xとを比較して、トナーの適否を判断するので、たとえ、ユーザが誤って不適合な非球形の粉砕トナーを使用した場合でも、CPU51によって、簡易な構成によって、確実にトナーの適否を判断することができ、確実に、不適合なトナーによる画像の形成やカラーレーザプリンタ1の損傷を防止することができる。
【0098】
また、このカラーレーザプリンタ1では、CPU51によって、現像カートリッジ7が交換されたタイミングを、エンプティセンサ59によるエンプティの検知が解除されたタイミングによって、簡易かつ確実に検知するため、CPU51によって、その交換された現像カートリッジ7のトナーの適否を、最適のタイミングで判断することができる。そのため、より一層確実に、不適合なトナーによる画像の形成やカラーレーザプリンタ1の損傷を防止することができる。
【0099】
また、このカラーレーザプリンタ1は、CPU51によって、印刷中における現像時であって順次印刷される用紙3の間のタイミングで駆動電流が検知される。
【0100】
たとえば、給紙ローラ46によって、用紙3を搬送しているタイミングで、モータ59の駆動電流を検知すると、その給紙ローラ46によって搬送される用紙3にジャムが生じた場合には、モータ59に余分の負荷がかかり、それに起因してモータ59の駆動電流が上昇し、CPU51により、誤って、トナーが不適合と判断されるおそれがある。
【0101】
しかし、このように、給紙ローラ46によって用紙3が搬送されておらず、かつ、現像ローラ15が駆動されているタイミングで駆動電流を検知すれば、そのような用紙3のジャムに起因する誤判断を回避することができる。
【0102】
また、このカラーレーザプリンタ1では、モータ59の駆動にかかる負荷の検知の基準となる基準電流値Xが、出荷前の工場において、このカラーレーザプリンタ1に適合する略球形の重合トナーを用いて、モータ59によって各現像ローラ15を実際に駆動させた初期の駆動電流値に基づいて設定されているので、カラーレーザプリンタ1の個々の仕様に基づいて、トナーの適否をより正確に判断することができる。
【0103】
また、CPU51では、各検知タイミングにおいて、検知された駆動電流値Mが基準電流値Xよりも大きい時には、図3に示すように、モータ59の駆動電流を複数回検知するので、誤検知の確率を低減して、より一層精度よくトナーの適否を判断することができる。
【0104】
また、このカラーレーザプリンタ1は、CPU51によって、トナーが不適合であると判断した場合には、モータ59の駆動を停止させ、印刷処理を中止させるとともに、ディスプレイパネル58にトナーが不適合であることを表示して、ユーザに報知するので、不適合なトナーによる画像の形成やカラーレーザプリンタ1の損傷を確実に防止するとともに、ユーザに、適正なトナーの使用を促すことができる。
【0105】
なお、上記した実施形態においては、基準電流値Xを、出荷前に、工場において、個々のカラーレーザプリンタ1において、各カラーレーザプリンタ1に適合する略球形の重合トナーを用いて、現像ローラ15を実際に駆動させた初期の駆動電流値Mに基づいて設定したが、経験的に決定された駆動電流値を、予め設定された設定値として同一機種のカラーレーザプリンタ1の基準電流値Xとして設定してもよい。
【0106】
このように、基準電流値Xが予め設定された設定値であると、トナーの適否を画一的に判断することができ、制御の簡略化を図りつつ、確実な判断を確保することができる。
【0107】
また、上記の実施形態においては、現像ローラ15および給紙ローラ46が同一のモータ59によって駆動されるが、たとえば、現像ローラ15と給紙ローラ46とをそれぞれ独立したモータによって駆動してもよく、そのような場合には、給紙ローラ46の駆動による用紙3の搬送中に、現像ローラ15を駆動させているモータの駆動電流値Mを検知するようにしてもよい。
【0108】
なお、以上の説明において、モータ59の駆動にかかる負荷として、モータ59の駆動電流値Mをモータ電流検知回路56によって検知したが、モータ59にかかる負荷(トルク)を、トルク検知装置などによって機械的に直接検知するようにしてもよい。
【0109】
また、以上の説明においては、本発明の画像形成装置をカラーレーザプリンタ1を例にとって説明したが、本発明の画像形成装置は、モノクロレーザプリンタであってもよい。
【0110】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に記載の発明によれば、たとえ、ユーザが誤って不適合な現像剤を使用した場合でも、制御手段によってそれをすぐに判断することができ、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0111】
請求項2に記載の発明によれば、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0112】
請求項3に記載の発明によれば、最適のタイミングで現像剤の適否を判断することができ、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0113】
請求項4に記載の発明によれば、交換された現像装置の現像剤の適否を、最適のタイミングで判断することができ、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0114】
請求項5に記載の発明によれば、駆動源が記録媒体を搬送する搬送手段を駆動しており、その搬送手段によって搬送される記録媒体にジャムが生じた場合でも、そのような記録媒体のジャムに起因する誤判断を回避することができる。
【0115】
請求項6に記載の発明によれば、現像剤の適否を画一的に判断することができる。
【0116】
請求項7に記載の発明によれば、各画像形成装置の仕様に基づいて、現像剤の適否を判断することができる。
【0117】
請求項8に記載の発明によれば、誤検知の確率を低減して、より一層精度よく現像剤の適否を判断することができる。
【0118】
請求項9に記載の発明によれば、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0119】
請求項10に記載の発明によれば、不適合な現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0120】
請求項11に記載の発明によれば、略球形の現像剤が使用される画像形成装置における、不適合な現像剤、たとえば、非球形の現像剤による画像の形成や画像形成装置の損傷を防止することができる。
【0121】
請求項12に記載の発明によれば、現像剤の帯電を確保して、良好な画像形成を達成することができ、また、現像剤担持体、供給手段および層厚規制部材の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。
【図2】図1に示すカラーレーザプリンタの制御系のブロック図である。
【図3】図1に示すカラーレーザプリンタの制御のフロー図である。
【符号の説明】
1  カラーレーザプリンタ
3  用紙
7  現像カートリッジ
7Y イエロー現像カートリッジ
7M マゼンタ現像カートリッジ
7C シアン現像カートリッジ
7K ブラック現像カートリッジ
15 現像ローラ
16 層厚規制ブレード
17 供給ローラ
18 トナー収容室
46 給紙ローラ
51 CPU
56 モータ電流検知回路
57 エンプティセンサ
59 モータ
M  駆動電流値
X  基準電流値

Claims (12)

  1. 現像剤が担持される現像剤担持体を備える現像装置が、着脱自在に装着される画像形成装置において、
    前記現像剤担持体を駆動する駆動源と、
    前記駆動源の駆動にかかる負荷に基づいて、前記現像剤の適否を判断する制御手段とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記駆動源の駆動電力を検知する検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段によって検知された駆動電力値と基準電力値とを比較して、前記現像剤の適否を判断することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記現像装置が交換されたタイミングで、前記検知手段に前記駆動電力を検知させることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像剤担持体に供給される現像剤を収容する収容部と、前記収容部内の現像剤のエンプティを検知するエンプティセンサとを備え、
    前記制御手段は、前記エンプティセンサが前記現像剤のエンプティを検知した後、その検知が解除されたタイミングで、前記検知手段に前記駆動電力を検知させることを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記駆動源は、記録媒体の搬送手段を駆動し、前記制御手段は、前記駆動源の駆動時であって、前記搬送手段により記録媒体が搬送されておらず、かつ、前記現像剤担持体が駆動されるタイミングで、前記検知手段に前記駆動電力を検知させることを特徴とする、請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記基準電力値が、予め設定された設定値であることを特徴とする、請求項2ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記基準電力値が、前記駆動源によって前記現像剤担持体を実際に駆動させた初期の駆動電力値に基づいていることを特徴とする、請求項2ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記タイミングにおいて、前記検知手段に前記駆動電力を複数回検知させることを特徴とする、請求項3ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記現像剤が不適合であると判断した場合に、前記駆動源の駆動を停止させることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記現像剤が不適合であると判断した場合に、前記現像剤が不適合であることを表示させることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記現像剤が、略球形のトナーであり、
    前記制御手段は、前記駆動電力値が基準電力値を超えている場合に、前記現像剤が不適合であると判断することを特徴とする、請求項2ないし10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 非磁性1成分現像方式であり、
    前記現像剤を前記現像剤担持体に供給するための供給手段と、供給された前記現像剤を、前記現像剤担持体上に薄層形成するための層厚規制部材とを備え、
    前記現像剤担持体と前記供給手段が接触しており、
    前記現像剤担持体と前記層厚規制部材とが接触していることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
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