JPH04338780A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH04338780A
JPH04338780A JP3141119A JP14111991A JPH04338780A JP H04338780 A JPH04338780 A JP H04338780A JP 3141119 A JP3141119 A JP 3141119A JP 14111991 A JP14111991 A JP 14111991A JP H04338780 A JPH04338780 A JP H04338780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
developing device
replenishment
hopper
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3141119A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Sawai
雄次 澤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3141119A priority Critical patent/JPH04338780A/ja
Publication of JPH04338780A publication Critical patent/JPH04338780A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】複写機、ファクシミリ、プリンタ
ー等の画像形成装置に係り、詳しくは静電潜像担持体上
にトナーを供給する現像器と、該現像器内への補給トナ
ーを収容するホッパー部材とを有する画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置においては、現像
器内でキャリア(以下、剤という)とトナーを摩擦帯電
させることにより剤及びトナーに互いに極性の異なる電
荷を付与し、静電潜像担持体上の静電潜像に帯電したト
ナーを供給することにより現像を行なって、画像を形成
している。この現像器内のトナー濃度は、現像器内に配
設したトナー濃度センサーや静電潜像担持体上に形成し
た基準潜像の現像して得た基準トナー像のトナー付着量
を検出する光学センサー等の検出信号に基づいてホッパ
ー部材から現像器内にトナーを補給することにより、所
定の範囲内に維持される。このホッパー部材から現像器
内へのトナー補給には、例えば、ホッパー内のトナーを
溝付きローラ表面にトナーを付着させ、この付着トナー
にモルトプレーン等を当接させてトナーをスクイズする
ことで現像器内へトナーを補給する方法が採用されてい
る。そして、このような画像形成装置においては、長期
間画像形成装置を使用しなで放置した後には現像器内の
トナー帯電電荷が減少しているため、トナー帯電不足に
よる画像地肌部へのトナー付着(カブリ)を防止すべく
、再使用時の装置電源投入後であって画像形成開始前に
現像器内における剤とトナーの充分な撹拌摩擦を行なっ
ている(例えば、特開昭58−179879号公報参照
)。
【0003】ところが、長期間放置後の再使用時におけ
るこのような現像器内での撹拌摩擦を行なっても、その
後の画像形成動作の繰返しに伴い、上記ホッパーから現
像器へのトナー補給を適宜行うにも拘らず、画像濃度が
低下しつづける場合があることが判った。又、コストダ
ウンや小型化の為にホッパー内に回転トルク検知板、圧
電センサー、超音波センサー等を設けて直接トナーエン
ド検知を行なうのに代え、上記トナー濃度センサー等の
出力を用い、ホッパーから現像器へのトナー補給動作の
実行にも拘らずトナー濃度が上昇しない場合にトナーエ
ンドと判断するものにおいては、長期間放置後の再使用
時にホッパー内に補給トナーが残っているにも拘らずト
ナーエンドと判断する誤検知が発生する場合があること
も判った。そして、これらの不具合は、画像形成装置を
使用する日の最初に装置電源を投入(例えば、朝一番に
装置電源投入)した後の画像形成動作において特に発生
しやすいことも判った。これらの不具合は、定着電力低
減のために軟化点の低いトナーを使用したり、コストダ
ウンのために冷却用ファンの数を少なくしたりその冷却
性能が比較的小さいものを使用する場合に顕著に現われ
る。又、画像形成装置の小型により機内空間が少なくな
って電源と現像器が近接したレイアウトになったり、フ
ルカラー複写機のように複数の現像器を備えるために現
像装置の冷却が不十分になりがちな場合にも顕著に現わ
れる。この不具合の原因について鋭意検討した結果、後
述のように長期間放置後にはホッパー内でトナー凝集が
発生することがあり、これが発生している場合には、ト
ナー濃度センサー等の検出信号に基づいてトナー補給動
作を実行しても、実際に現像器に補給される補給トナー
量が極端に低下するトナー補給性能の低下が生じている
為であることが判明した。即ち、画像形成装置の機内温
度は画像形成動作とともに上昇していき、現像器等の雰
囲気温度も上昇し、トナーの流動性が低下して凝集しや
すくなる。特に画像形成装置を一日中使用した場合には
この雰囲気温度の上昇が顕著である。このように現像器
等の雰囲気温度が上昇した状態で装置電源を遮断しても
機内温度はなかなか下がらず、長期間放置中に例えば数
時間かけて自然冷却され、この間にトナーの凝集が進行
する。そして、この長期間放置後の画像形成動作中にト
ナー補給動作が実行されても、ホッパー内のトナーが凝
集した状態ではその流動性が悪くトナー補給量が極端に
低下するのである。従って、トナー濃度センサー等の検
出信号に基づく補給動作を実行しても、現像器内のトナ
ー濃度が充分に上昇せずに画像濃度が低下したり、トナ
ーエンドの誤検知が発生するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、
長期間放置後にホッパー内のトナー凝集が発生している
場合にもその後の装置電源投入後の画像形成動作におい
て、画像濃度の低下やトナーエンドの誤検知を防止する
ことが出来る画像形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、静電潜像担持体上にトナーを供給する
現像器と、該現像器内への補給トナーを収容するホッパ
ー部材とを有する画像形成装置において、該ホッパー部
材内にトナー凝集を解消する可動部材を設け、装置電源
投入後の準備動作中に該可動部材を駆動して該ホッパー
部材内のトナー凝集を解消することを特徴とするもので
ある。
【0006】
【作用】本発明は、装置電源投入後の準備動作中にホッ
パー部材内に設けたトナー凝集を解消する可動部材を駆
動して、ホッパー部材内のトナー凝集を解消し、これに
より、トナーの流動性を回復させて、長期放置後におい
てもトナー補給動作によりホッパー部材から充分な量の
トナーを現像器へ補給し得るように作用するものである
【0007】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置であるカラー電
子写真複写機に適用した一実施例について説明する。図
1は本実施例に係るカラー電子写真複写機の概略構成図
である。この複写機において、まず、コンタクトガラス
10上の原稿(不図示)に対し、照明装置11が第1ミ
ラー12と共に図おいて右方へ移動することにより、照
明走査がお行われる。このときの走査光像は、同じ方向
に移動する第2ミラー13,第3ミラー14を介してレ
ンズ15へと入射し、このあと第4ミラー16,フィル
タ装置17を通って、静電潜像担持体の一構成例である
ドラム状の感光体18上に結像投影される。感光体18
は、図1における時計方向に回転する。フィルタ装置1
7は複数の色分解フィルタを有し、このうちの1つのフ
ィルタで、例えばブルー成分の光像が、帯電器19によ
って既に一様に帯電されている感光体18上に結像投影
され、これにより感光体上に静電潜像が形成される。感
光体18の下部にはイエロー現像装置21Y,マゼンタ
現像装置21M,シアン現像装置21Cがそれぞれ設け
られ、上記静電潜像は先ずイエロー現像装置21Yのイ
エロー色トナーによりトナー像化される。転写ドラム2
2には給紙部23から送られた転写材の一例である転写
紙が巻き付けられ、この巻き付けられた転写紙に上記ト
ナー像が転写チャージャ20により転写される。同様に
して感光体上に形成されるマゼンタ色のマゼンタトナー
像,シアン色のシアントナー像がそれぞれ転写紙に転写
されて重ねられる。ブラックトナー像を得るときは、ブ
ラック現像装置21Bのブラックトナーによって静電潜
像が可視像化される。ブラック露光の場合はフィルタと
してNDフィルタが用いられ、或いはかようなフィルタ
が用いられない場合もある。トナー像の転写後、分離チ
ャージャ24及び分離爪25により転写紙が転写ドラム
22から分離され、この分離された転写紙は定着装置2
6を通ってコピー紙として機外に排出される。一方、各
トナー像を転写紙に転写した後の感光体18上の残留ト
ナーは、その都度磁気ブラシクリーニング装置27によ
って除去され、次の画像形成に備える。
【0008】次に、本実施例の現像装置について詳述す
る。図2は本実施例のブラック現像器21Bの概略構成
を示すものである。感光体ドラム18に対向している現
像スリーブ52は矢印方向に回転し、該スリーブ52内
の磁気遮蔽板53は往復回転運動をして汲み上げ磁力を
制御してスリーブ上の剤量をコントロールしている。パ
ドル54によって剤を現像スリーブ52に供給する。こ
のとき該スリーブ52に近接した整流板55は剤を該ス
リーブ52に押しつけ剤の帯電量などの立ち上げを助け
て地汚れトナー飛散を防止している。本実施例にでは、
トナー濃度センサー56を下ケーシングに設けこれから
の信号を用いてトナー補給制御を行っている。このトナ
ー濃度センサー56は例えば透磁率センサーで構成され
、トナー濃度が高くなるほど出力信号が小さくなるもの
である。補給用トナーは交換可能なカートリッジ57に
収容され、該カートリッジ57が現像器右上部のホルダ
ーにセットされている。カートリッジ57内には回動す
るアジテータ58が設けられ、該アジテータ58は矢印
方向に回転して斜線を付したホッパー部Aにトナーを送
る働きをしている。ホッパー部Aの下部には軸方向又は
円周方向の溝付きの補給ローラ59が設けられ、矢印方
向に回転する。該補給ローラ59の溝及び表面に付着し
たトナーは弾性部材等からなる規制部材60でほぼ均一
にならされ、掻き落し部材61により掻き落され現像器
内の現像剤上に補給される。補給されたトナーはアジテ
ータ62で剤と軽く混合され剤との混合を促進される。 本実施例にでは該補給ローラ59をホッパー部Aにおけ
るトナー凝集を解消するために用いる。この点について
は後述する。本実施例のカラー現像器21Y,21M,
21Cは図1に示すように感光体ドラム18に対向する
開口部に現像スリーブを備え、この現像スリーブに現像
剤を供給する現像剤撹拌供給部材であるパドルを備えて
いる。このパドル内には手前側の端部が装置前側板の手
前まで延在している、図示しないトナー搬送スクリュー
が内設されている。該トナー搬送スクリューの装置前側
板より手前側の部分の上方には、各色ごとにブラック現
像器21Bと同様トナーカートリッジとホッパー部が設
けられ、ホッパー部の最下部にはトナー補給時に回転駆
動される補給ローラが設けられ、トナー搬送スクリュー
上に補給トナーを落下させるように構成されている。そ
して、各現像器21Y,21M,21Cのケーシングに
はブラック現像器21Bと同様にトナー濃度センサーが
設けられている。尚、ブラック現像器21Bについての
補給ローラ59、各カラー現像器21Y,21M,21
Cについての補給ローラはそれぞれ独立に回転駆動でき
るように、例えば、夫々の専用の駆動モータに連結され
ている。
【0009】トナー補給量の調整は補給ローラの駆動時
間を調整して行なわれる。この駆動時間は通常ホッパー
A内にトナーの凝集が生じていない、補給性能が最良な
状態における単位時間当たりのトナー補給量を前提にし
て設定される。即ち、この短時間当たりのトナー補給量
を予め実験で求めておいて、コピースピード、コピーサ
イズ、想定原稿面積等から演算した1枚の複写動作当た
りの消費トナー量に対応した補給トナー量を、この単位
時間当たりのトナー補給量で割って駆動時間を求める。 夏場の高温時や多数のコピーが取られるたときは機内温
度が上昇し、通常、外気温度より20〜25度高温にな
り、例えば、外気温度が30℃のとき機内温度は50℃
以上になる。このような状態で電源を遮断しても機内温
度はなかなか下がらない。高温で放置されるとホッパー
部内のトナーは凝集を始め、流動性が低下する。このよ
うな状態になると次の日に装置電源を投入してコピーを
行なった場合、トナー補給性能が低下しているため、上
記のようにして求めた補給ローラ駆動時間でトナー補給
動作を実行してもトナー濃度(画像濃度)が下がり、又
、トナーエンドが点灯しやすくなる。このトナー補給性
能の低下は完全にトナーのブロッキングを生じてトナー
補給性能が回復しなくなっている場合とは異なり一時的
なもので、コピー枚数が進めは回復するものである。
【0010】先ず図3及び図4を用いて本実施例におけ
るトナー補給及びトナーエンド検知の具体的制御につい
て説明する。現像器内のトナー濃度はコピーごとに毎回
チェックを行なう(ステップ3,11)。そしてトナー
エンド検知は電源投入後、及び一定枚数例えば10枚の
コピーごとに実施する(ステップ1でY)。通常時はト
ナー濃度Tを検知し、これと制御基準値T0との差△T
(=T−T0)から補給ローラ駆動時間を求め(ステッ
プ12)、この駆動時間だけ補給ローラを駆動する(ス
テップ13)。この制御基準値T0は、予め実験で求め
ておいてROMに記憶させておいたり、基準トナー濃度
の現像剤を現像器に投入したときのトナー濃度センサー
出力を読み込んで用い、適宜これらを補正しても良い。 図4は△Tと補給ローラ駆動時間(トナー補給時間)と
の対応の一例を示したグラフであり、横軸に△T、縦軸
にトナー補給時間を取っている。この関係をデータテー
ブル等に記憶させておき、トナー濃度チェック結果に基
づきて上記△Tを演算し、△Tで該データテーブルをル
ックアップして補給ローラ駆動時間を求める。横軸上の
定数Cはトナーエンド検出レベルであり、トナーエンド
時の画像濃度やトナー濃度から機械の狙い等により予め
設定しておくものである。トナーエンド検知タイミング
では、「T<T0+C」つまり△Tと定数Cとの大小を
比較して△Tが定数Cより大きい(トナー濃度が薄い)
場合にトナーエンドモードに入る(ステップ4でN)。 該モードでは先ずレジスタmの内容が1か否かを判断す
る。このレジスタmは連続したトナーエンド検知で共に
「T<T0+C」と判断されたか否かを判断するもので
あり、「T<T0+C」ではないと判断された場合には
0が格納され、最初に「T<T0+C」と判断されたと
きに(ステップ8でN)に1が格納される(ステップ1
0)。この最初に「T<T0+C」と判断されたときに
は(ステップ8でN)、図4に示すトナー補給時間の最
長時間でトナー補給動作を実行する(ステップ9)。こ
の後の連続したトナーエンド検知でも「T<T0+C」
と判断された場合には(ステップ8でY)、トナーエン
ドとしてトナーエンドの表示を点灯する。即ちトナーエ
ンド検知間隔中に実行される10枚のコピー中にこの最
長の補給ローラ駆動時間で補給動作を実行してもトナー
濃度が回復しない(△T<Cにならない)場合にトナー
エンドとし、その旨を報知する。このとき、直ちに機械
を停止しても良いし、この後一定枚数の複写を許容した
後に機械を停止しても良い。尚、この例においてはトナ
ー濃度センサーの信号を用いてトナー補給やトナーエン
ド検知の制御を行っているが、前述のように感光体ドラ
ム上の基準トナー像のトナー付着量を検出する光学セン
サーの出力を用いてトナー補給やトナーエンド検知の制
御を行っても良い。
【0011】次に本実施例における電源投入後のホッパ
ー部内のトナー凝集の解消について説明する。本実施例
においては、撹拌手段であるアジテータ58を備えたト
ナーカートリッジ57と、現像器へ補給される直前のト
ナーが収容されているホッパー部Aとが分離しているの
で、仮に電源投入後に該アジテータ57を回転駆動して
もホッパー部内の凝集トナーに発生しているトナー凝集
を解消するのは困難である。一方、トナー補給性能に直
接影響するのは補給ローラ59の周囲のトナーであり、
この部分のトナーについての凝集は補給ローラ59を駆
動することによって解消することが出来る。そこで、本
実施例においては、電源投入後の準備動作中に補給ロー
ラ59を駆動してホッパー部内のトナー凝集を解消する
ものである。以下、図5乃至図7を用いてこのホッパー
部内のトナー凝集の解消のための制御について説明する
。先ず装置電源が投入されたときの定着温度が一定の温
度例えば50℃以下か否かを判断し、50℃以下のとき
はステップ3以降に進んでトナー濃度の検出等を実行す
る(ステップ1,2)。ここで50℃より高温でトナー
濃度の検出等を実行しないのは電源投入時にこのような
高温になるのは短時間で主電源のON/OFFを繰り返
した場合の直後であり、このときはトナー凝集が発生し
ていない可能性が高いことから、過剰な検知の実行を避
けるためである。次いでステップ3で第1タイマt1を
リセットしてステップ4でブラック現像器21Bについ
ての駆動モータを駆動する。本実施例ではブラック現像
器21Bが最も密閉され且つ電源に近いことから温度上
昇しやすいため、ブラック現像器21Bの撹拌を優先し
て実施するものである。次いで例えば5秒間撹拌したと
きにトナー濃度をチェックし(ステップ5,6)、その
検出値Tを比較値T1としてれレジスタに格納する(ス
テップ7)。この比較値T1はトナー補給動作の実行に
よりトナー濃度が定数aに相当する所定量だけ上昇した
か否かを判断する(ステップ13)為のものである。こ
の定数aはトナー補給性能回復時間、正常トナー補給時
の地肌汚れトナー飛散等を考慮して設定するものであり
、1重量%以下のトナー濃度の変化に対応するものにす
ることが好ましい。このときの定数aの具体的な数値は
トナー濃度とトナー濃度センサー出力との相関関係から
実験的に求めることが出来る。次にトナー補給クラッチ
を駆動してトナー補給を開始し(ステップ8)、以降例
えば2秒ごとにトナー濃度をチェックしながら検出値T
が上記比較値T1とより定数aだけ小さくなった(トナ
ー濃度が定数aに相当する分だけ濃くなった)か否かを
判断しながら(ステップ11,12,13)トナー補給
動作(補給ローラ59の駆動)を継続し、これにより、
ホッパー部Aの補給ローラ59近傍のトナー凝集を解消
していく。この間、一回のトナー濃度チェック毎に上記
第2タイマーt2をリセットし(ステップ9)且つ第1
タイマーt1の内容が第1制限時間例えば60秒以上に
なったか否かを判断する(ステップ10)。この第1制
限時間は、ブラック現像器21Bの撹拌時間の上限であ
り、これは定着装置26の定着可能温度への立上り時間
等を総合的に考慮して設定されるものである。第1タイ
マーt1の内容が第1制限時間60秒になる前に検出値
Tが上記比較値T1より定数aだけ小さくなったら(ス
テップ13でY)、上記トナー凝集が充分解消されたも
のとしてトナー補給クラッチをOFFし(ステップ14
)、第2タイマーt2が例えば5秒経過後にブラック現
像モータを停止し(ステップ15,16)、後述するカ
ラー現像器21Y,21M,21Cについての準備動作
に移る。逆に検出値Tが上記比較値T1より定数aだけ
小さくならないまま、第1タイマーt1の内容が第1制
限時間60秒以上になった場合には(ステップ10でY
)、その時点でトナー補給クラッチをOFFし(ステッ
プ17)、第2タイマーt2が例えば5秒経過後にブラ
ック現像モータを停止し(ステップ18,19)、同様
に後述するカラー現像器21Y,21M,21Cについ
ての準備動作に移る。
【0012】カラー現像器21Y,21M,21Cにつ
いての準備動作においては、先ずステップA1でカラー
現像器21Y,21M,21Cについてのカラー駆動モ
ータを駆動してステップA2で上記第2タイマt2をリ
セットする。この例におけるカラー駆動モータは3つの
カラー現像器21Y,21M,21Cのパドル及びトナ
ー搬送スクリューを同時に駆動するものである。カラー
駆動モータの駆動開始から例えば5秒間経過時に各現像
器毎にトナー濃度をチェックし(ステップA3,A4)
、その各検出値T(イエロー検出値TY,マゼンタ検出
値TM,シアン検出値TC)を各比較値T2(イエロー
比較値T2Y,マゼンタ比較値T2M,シアン比較値T
2C)として各レジスタに格納する(ステップA5)。 この比較値T2はブラック現像器21Bについての比較
値T1に相当するものであり、トナー補給動作の実行に
よりトナー濃度が定数b(イエロー定数bY,マゼンタ
定数bM,シアン定数bC)に相当する所定量だけ上昇
したか否かを判断する(ステップA11)為のものであ
る。この定数bはブラック現像器21Bについての定数
aと同様にトナー補給性能回復時間、正常トナー補給時
の地肌汚れトナー飛散等を考慮して設定する。次に各ト
ナー補給クラッチをONしてトナー補給を開始し(ステ
ップA6)、以降例えば2秒ごとにトナー濃度をチェッ
クし、検出値Tが上記比較値T2とより定数bだけ小さ
くなった(トナー濃度が定数bに相当する分だけ濃くな
った)か否かを判断しながら(ステップA9,10,1
1)トナー補給動作(補給ローラの駆動)を継続し、こ
れにより、ホッパー部の補給ローラ近傍のトナー凝集を
解消していく。この間、一回のトナー濃度チェック毎に
上記第2タイマーt2をリセットし(ステップA8)且
つ第1タイマーt1の内容が第2制限時間例えば120
秒以上になったか否かを判断する(ステップA7)。こ
の第2制限時間はブラック現像器21Bとカラー現像器
の合計の駆動時間を定めるものであり、カラー現像器の
撹拌動作の終期を決定しており、これは定着装置26の
定着可能温度への立上り時間等を総合的に考慮して設定
されるものである。第1タイマーt1の内容が第2制限
時間120秒になる前に検出値Tが上記比較値T2より
定数bだけ小さくなったら(ステップA11でY)、上
記トナー凝集が充分解消されたものとしてトナー補給ク
ラッチをOFFして(ステップA12)第7ステップに
戻り、以降第1タイマーt1の内容が第2制限時間12
0秒になるまでステップ7〜ステップ12を繰返し実行
し、第1タイマーt1の内容が第2制限時間120秒以
上になると(ステップA7でN)、トナー補給クラッチ
をOFFし(ステップ15)、第2タイマーt2が例え
ば5秒経過後にカラー現像モータを停止する(ステップ
A17)。逆に検出値Tが上記比較値T2より定数bだ
け小さくならないまま、第1タイマーt1の内容が第2
制限時間120秒以上になった場合には(ステップA1
20でN)、その時点でトナー補給クラッチをOFFし
(ステップA15)、第2タイマーt2が例えば5秒経
過後にカラー現像モータを停止する(ステップA17)
。尚、図6のフローチャートは、何れか1つのカラー現
像器についての制御のフローチャートを示すものであり
、実際は各カラー現像器毎に同フローチャート中のトナ
ー濃度の検出(ステップA4,A10)、比較値T2の
格納(ステップA5)、トナー補給クラッチのON/O
FF(ステップA6,A15)、検出値と比較値との比
較(ステップA11)が若干のタイムラグをもって実行
され、同フローチャート中のステップ12でのトナー補
給クラッチOFF処理が実行されるか否か及びその実行
時期が各現像器のトナー凝集度合いによって異なってく
る。しかし、何れのカラー現像器についても第1タイマ
ーt1の内容が第2制限時間120秒以上になった場合
には(ステップA7でN)、トナー補給クラッチがOF
Fされる(ステップA15)。
【0013】以上本実施例においては、装置電源投入後
の準備動作中に補給ローラを駆動し、これにより、長期
放置中にホッパー部にトナー凝集が発生している場合に
もこのトナー凝集を解消出来るので、その後のコピーに
よって現像器内のトナー濃度が低下したことをトナー濃
度センサーの出力から検出して補給ローラを駆動する場
合に、所定量のトナーを現像器内へ補給できる。従って
、ホッパー部でのトナー凝集によるトナー補給性能の低
下に基づく、画像濃度の低下やトナーニアエンドの誤検
知を防止することが出来る。又、上記準備動作中の補給
ローラ駆動時には、現像器内の現像剤撹拌手段(パドル
)が駆動状態にあるので、トナーの凝集を解消するため
の補給ローラの駆動によって現像器内にトナーが補給さ
れても、この補給されたトナーを充分摩擦帯電すること
が出来、その後のコピーにおける地汚れやトナー飛散を
防止することもできる。更に、ホッパー部のトナー凝集
が解消されたか否かを、実際にホッパーから現像器内へ
トナーが補給されることによるトナー濃度センサー出力
の変化によって判断するので、トナー凝集が解消された
か否かを正確に判断することが出来る。又、ホッパー部
のトナー凝集が解消したと判断した場合には直ちに補給
ローラの駆動を停止するので、現像器内のトナー濃度が
過剰になって帯電不足トナーが生じトナー飛散や地汚れ
が発生することを防止することも出来る。更に、ホッパ
ー部のトナー凝集が解消されたか否かを、実際にホッパ
ーから現像器内へトナーが補給されることによるトナー
濃度センサー出力の変化によって判断するにあたり、ホ
ッパー部内のトナー凝集解消のための補給ローラ駆動時
間に上限(ブラック現像器21Bについての第1制限時
間60秒、カラー現像器の補給ローラ駆動の終期を設定
している第2制限時間120秒)を設けているので、ホ
ッパー部内のトナー不足等により補給ローラ駆動による
トナー補給量が極端に低下している場合にトナー凝集解
消のための補給ローラ駆動が長時間になって必要以上に
リロードする時間が遅れてしまうような事態を回避する
ことが出来る。
【0014】尚、上記実施例においては、ホッパー部の
トナー凝集が解消されたか否かを、実際にホッパーから
現像器内へトナーが補給されることによるトナー濃度セ
ンサー出力の変化によって判断しているが、これに代え
、トナー濃度センサー出力が予め設定しておいた判別用
基準値になるか否かでトナー凝集が解消したか否かを判
断しても良い。但し、トナー濃度センサーの出力は、セ
ンサー素子や回路の温度依存性や剤の温度による流動性
の変化等によりばらつく為、この場合のようにトナー濃
度センサー出力値がトナー濃度の上昇によって固定値で
ある判別用基準値に到達するか否かでトナー凝集が解消
されたか否かを判断するときは、トナー濃度センサー出
力の上記バラツキによってトナーの過剰補給による不具
合を発生させる恐れがある。この点上記実施例のように
、補給動作の実行によるトナー濃度センサー出力の変化
量が所定量(ブラック現像器21Bについての定数a、
カラー現像器についての定数b)になったか否かで判断
すれば、上記バラツキを相殺できるので、このようなト
ナーの過剰補給を防止することが出来る。特に、上記実
施例においては、この所定量(定数a,b)をトナー濃
度として1重量%以下に相当するように設定しているの
で、トナーの過剰補給を有効に防止することが出来る。 又、上記実施例においては、トナー凝集解消のための補
給ローラ駆動態様として、連続駆動を採用しているが、
これに代え、間歇駆動(ON、OFFを繰り返す駆動)
を採用しても良い。
【0015】更に、補給ローラ駆動の停止時期を決める
のに、現像器に設けたトナー濃度センサーで現像器内の
トナー濃度の変化を検出するのに代え、光学センサーで
感光体上の基準潜像へのトナー付着量の変化を検出して
もよい。このためには従来公知のトナー補給制御におけ
る光学センサーを用いた感光体上の基準トナー像のトナ
ー付着量検出方法を用いることが出来る。例えば、図1
に示すように、コンタクトガラス10の一側縁の端部に
は基準潜像形成用の基準濃度板100を設け、これを照
明装置11で照射し、反射光を感光体ドラム上に結像し
て基準潜像を形成する。この基準潜像をトナー凝集解消
のための補給ローラ駆動を行なっている現像器で現像し
て基準トナー像を形成し、イエロー現像器21Yの下流
に配置した光学センサー110でそのトナー付着量を検
出する。この光学センサー110は感光体表面に向けて
光を照射する発光素子と感光体表面からの反射光を受光
する光電変換素子とから構成されている。図8及び図9
は、このような光学センサー110の出力を用いた場合
のブラック現像器21Bについてのトナー凝集解消のた
めの制御を示したものである。先ず装置電源が投入され
たときの定着温度が一定の温度例えば50℃以下か否か
を判断し、50℃以下のときはステップ3以降に進んで
トナー濃度の検出等を実行する(ステップ1,2)。次
にステップ3で第1タイマt1をリセットしてステップ
4でブラック現像器21Bについての駆動モータを駆動
する。次いで例えば5秒間撹拌したときに上記のように
して基準トナー像を形成して光学センサー110の出力
をチェックし(ステップ5,6,7)、その検出値Pを
比較値P1としてレジスタに格納する(ステップ8)。 ここで、光学センサー110の検出値としては、光学セ
ンサー110のトナー汚れの影響等を相殺する為に基準
トナー像からの反射光検出出力VSPと基準トナー像が
形成されていない感光体ドラム地肌部からの反射光検出
出力VSGとの比VSP/VSGを用いる。次にトナー
補給クラッチを駆動してトナー補給を開始し(ステップ
9)、以降例えば2秒ごとに基準トナー像の形成及び光
学センサー110のチャックを実行しながら検出値Pが
上記比較値P1より定数c(上記例における定数aに相
当する)だけ小さくなった(トナー濃度が定数cに相当
する分だけ濃くなった)か否かを判断しながら(ステッ
プ12,13,14,15)トナー補給動作(補給ロー
ラ59の駆動)を継続し、これにより、ホッパー部Aの
補給ローラ59近傍のトナー凝集を解消していく。この
間、一回の光学センサーチェック毎に上記第2タイマー
t2をリセットし(ステップ10)且つ第1タイマーt
1の内容が第1制限時間例えば60秒以上になったか否
かを判断する(ステップ11)。第1タイマーt1の内
容が第1制限時間60秒になる前に検出値Pが上記比較
値P1より定数cだけ小さくなったら(ステップ14で
Y)、上記トナー凝集が充分解消されたものとしてトナ
ー補給クラッチをOFFし(ステップ16)、第2タイ
マーt2が例えば5秒経過後にブラック現像モータを停
止し(ステップ17,18)、上記実施例と同様にカラ
ー現像器21Y,21M,21Cについての準備動作に
移る。逆に検出値Pが上記比較値P1より定数cだけ小
さくならないまま、第1タイマーt1の内容が第1制限
時間60秒以上になった場合には(ステップ11でY)
、その時点でトナー補給クラッチをOFFし(ステップ
19)、第2タイマーt2が例えば5秒経過後にブラッ
ク現像モータを停止し(ステップ20,21)、同様に
カラー現像器21Y,21M,21Cについての準備動
作に移る。カラー現像器21Y,21M,21Cについ
ての準備動作についても、トナー濃度センサーに代え、
このような光学センサー110を用いることが出来る。
【0016】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。上記実施例においては、ブラック現像器21Bとカ
ラー現像器の両方についてホッパー部におけるトナー凝
集解消のための補給ローラ駆動を行なうが、装置内のレ
イアウト等によっては、例えばブラック現像器21Bの
みがホッパー部におけるトナー凝集が発生しやすく(通
常ブラック現像器21Bはカラー現像器よりも大型で、
電源等の発熱源に近い配置になったりケーシングの一部
で風の流れが悪くなったりして比較的トナー凝集が発生
しやすい)、他方の現像器であるカラー現像器ではトナ
ー凝集が発生しないか、発生しても通常のコピー動作中
における補給ローラ等の駆動によって迅速にトナー凝集
が解消されて何ら不具合が発生しない場合がある。この
場合にもトナー凝集による不具合が発生しない現像器に
ついてまで電源投入後の準備動作中にトナー凝集解消の
ための補給ローラ駆動を行なうことは、単に制御が複雑
になるばかりでなく、以下のような不具合もある。即ち
、装置電源投入から画像形成可能状態になるまでの待ち
時間は短いことが望ましく、通常この待ち時間は定着装
置の定着可能温度への立上り時間によって決まっている
ので、ホッパー部のトナー凝集解消のための補給ローラ
の駆動も定着装置の定着可能温度への立上り前後までに
終了させる必要がある。従って、ブラック現像器21B
とカラー現像器それぞれに設けられているパドル(現像
剤撹拌手段)をクラッチ等を用いて同一モータで選択的
に駆動するものにおいて、比較的短い定着装置の立上り
時間内にブラック現像器21Bとカラー現像器の両方に
ついてパドルを駆動しながらトナー凝集解消のための補
給ローラ駆動を行なう場合には、真にトナー凝集解消の
ための補給ローラ駆動を必要としているブラック現像器
21Bについての補給ローラ駆動時間を、カラー現像器
についてのトナー凝集解消のための補給ローラ駆動時間
を確保するために制限せざるをえずに、ブラック現像器
21Bのトナー補給性能の充分な回復が図れない恐れが
ある。そこで本実施例は、カラー現像器についてトナー
凝集が発生しないか、発生しても通常のコピー動作中に
おける補給ローラ等の駆動によって迅速にトナー凝集が
解消されて何ら不具合が発生しない装置においては、比
較的短時間で済む現像剤撹拌動作のみでトナー凝集解消
のための補給ローラ駆動を省略し、ブラック現像器21
Bについてのみ準備動作中のトナー凝集解消のための補
給ローラ駆動を実行するものである。
【0017】本実施例においても、上記実施例と同様に
図3に示すようなトナー補給及びトナーエンド検知が行
なわれるものとして、以下、電源投入後のホッパー部内
のトナー凝集解消の制御について説明する。ブラック現
像器21Bについては上記実施例と同様に図5及び図6
に示すような制御を行なう。但し、上記実施例において
は、ブラック現像器21Bの撹拌時間の上限でありブラ
ック現像器21Bについてのトナー凝集解消のための補
給ローラ駆動時間の上限を決定する、第1制限時間を6
0秒に設定しているのに代え、本実施例においてはこの
第1制限時間を90秒に設定する。これにより、上記実
施例に比べブラック現像器21Bについてのトナー凝集
解消のための補給ローラ駆動を長めに行なうことが出来
、トナー凝集を起こして低下しやすいブラック現像器2
1Bのトナー補給性能を充分に回復しなるようにする。 尚、本実施例においては、図5中ステップ4の「BK現
像モータON」、ステップ16,19の「BK現像モー
タOFF」は予めONされているブラック現像器21B
とカラー現像器兼用のパドル駆動モータとブラック現像
器21Bのパドルとの間の駆動伝達経路中に設けられた
例えばクラッチをON、OFFして駆動伝達経路を連結
、遮断することを意味する。一方、ブラック現像器21
Bについてのトナー凝集のための補給ローラ駆動を伴う
現像剤撹拌動作(パドル駆動)に引き続き実行されるカ
ラー現像器の現像剤撹拌動作(パドル駆動)時には、上
述のようにトナー凝集のための補給ローラ駆動を行なわ
ない。従って、カラー現像器についての準備動作の制御
は、上記実施例における図7のような制御とは異なり、
図10に示すようにブラック現像器21Bのパドル駆動
の終了に引き続き、カラー現像器のパドルの駆動を開始
し、第2制限時間である例えば120秒になったら該パ
ドルの駆動を停止するものになる。尚、同図ストップB
1の「カラー現像モータON」、ステップB3の「カラ
ー現像モータOFF」は、上記パドル駆動モータと各カ
ラー現像器のパドルとの間の駆動伝達経路中に設けられ
た例えばクラッチをON、OFFして駆動伝達経路を連
結、遮断することを意味する。尚、本実施例は全てのカ
ラー現像器について装置放置中のトナー凝集による不具
合が発生しないものとして、全てのカラー現像器につい
てトナー凝集解消のための補給ローラ駆動を行なわない
ものであるが、仮に特定のカラー現像器、例えばシアン
現像器21Cのみは該不具合が発生する場合には、ブラ
ック現像器21B、シアン現像器21C、マゼンタ及び
イエロー現像器21M,21Yという3つのグループで
、パドル駆動モータを兼用し、クラッチ等を用いて3つ
のグループに選択的に駆動を伝達するように構成し、ブ
ラック現像器21B及びシアン現像器21Cについての
み、パドル駆動中にトナー凝集解消のための補給ローラ
の駆動を行なえば良い。又、本実施例とは異なりパドル
駆動モータを各現像器で兼用しない場合等、複数の現像
器について電源投入後の準備動作中に任意のタイミング
で現像剤の撹拌動作を実施し得る場合には、比較的短時
間である電源投入から定着装置の立上りまでに各現像器
の現像剤撹拌動作をシリアルに実行する必要は無く、全
ての現像器についてトナー凝集解消のための補給ローラ
駆動を適宜のタイミングで実行するようにしても良いが
、該補給ローラ駆動によって結果的に現像器内へトナー
が補給されてトナー濃度が変化するので、この場合にも
トナー凝集による不具合が発生しない現像器については
該補給ローラ駆動を行なわない方が望ましい。
【0018】次に、本発明の更に他の実施例について説
明する。ホッパー部でのトナー凝集は温度やコピー動作
を行なわない装置の放置時間に左右され、一般に45℃
以上では凝集しやすく、これよりも低温では凝集しずら
い。従って高温放置時間が長い程トナー凝集が発生しや
すく、トナー凝集解消のための補給ローラ駆動も長時間
行なう必要があり、逆に放置中低温であればトナー凝集
が少なくトナー凝集解消のための補給ローラ駆動も短時
間ですむ。そこで本実施例は、放置中の温度履歴に応じ
て電源投入後のトナー凝集解消のための補給ローラ駆動
時間を変化させ、これにより、必要以上の該補給補ロー
ラ駆動によるトナー濃度の過剰な上昇を防止し且つトナ
ー凝集を解消するものである。以下、図11乃至図13
を用いて具体的に説明する。上記の放置中の温度履歴は
放置開始時、即ち電源遮断時のホッパー部周辺の温度が
高温である程高温で推移したものになるので、この電源
遮断時のホッパー部周辺の温度に基づいてその後の電源
投入に伴う準備動作中におけるトナー凝集解消のための
補給ローラ駆動時間を変化させる。この例では機内温度
が通電中に最も上昇して通電時間が長くなるほど高温に
なる傾向があるので、電源遮断時のホッパー部周辺の温
度データを得るために、図11に示すように一定時間例
えば5分毎に例えば図1に示すようなブラック現像器2
1Bの近傍(ホッパー部周辺の温度と相関関係があれば
他の場所でも良い。)に配置した温度センサーTHの出
力を読み込んで装置電源遮断中もバックアップ電源等に
よって記憶内容が保持されるメモリTemp0にピーク
温度データを更新しながら記憶する。即ち、先ず電源投
入後の準備動作の一つである現像剤の撹拌が終了した時
点で(ステップC1でY)上記メモリTemp0に0を
セットし、以降5分毎に温度センサーTHの出力を読み
込んで最新の検出値を格納するレジスタTempに格納
し(ステップC3,C4)、該レジスタTempに格納
された検出値Tempと上記メモリTemp0に記憶さ
れている検出値Temp0とを比較して、最新の検出値
Tempとがそれまでのピーク温度に対応する検出値T
emp0よりも大きい(より高温である)場合のみ最新
の検出値TempをメモリTemp0に更新して記憶す
る(ステップC5,C6)。そして、電源遮断時にメモ
リTemp0に記憶されている最新のピーク温度の検出
値Temp0を放置中保持して、その後の電源投入時に
このピーク温度の検出値Temp0を用いて準備動作中
におけるトナー凝集解消のための補給ローラ駆動時間を
変化させる。本実施例においても、上記各実施例と同様
に図3に示すようなトナー補給及びトナーエンド検知が
行なわれるものとして、以下、電源投入後のホッパー部
内のトナー凝集解消の制御について説明する。図12及
び図13は、ブラック現像器についての準備動作中のト
ナー凝集解消のための補給ローラ駆動制御のフローチャ
ートであり、上述の実施例における図5及び図6に示す
るものと異なる点は、上記メモリTemp0に格納され
ているピーク温度の検出値Temp0を読み出して、該
検出値Temp0に基づいて補給ローラ駆動条件を設定
する処理(図12中ステップ3,4)が追加された点、
トナー凝集解消のための補給ローラ駆動を連続駆動では
なく後述する間歇駆動モードで行なっている点、及び、
該補給ローラ駆動の停止条件であるトナー濃度センサー
の検出値Tの比較値T1からの変化量(図6ステップ1
3、図12ステップ15参照)を定数aではなく後述す
る変数a´にしている点である。ここで検出値Temp
0に基づいて設定される補給ローラ駆動条件はトナー凝
集解消のための補給ローラの間歇駆動時の補給クラッチ
のON/OFF時間、及び、トナー濃度センサーの検出
値Tの比較値T1からの変化量(変数a´)であり、こ
れらを例えば下表1に示すように、メモリTemp0か
ら読み出した検出値Temp0に対応するピーク温度が
40℃以上且つ45℃未満、45℃以上且つ48℃未満
、48℃以上の3つの温度範囲のうち何れになるかによ
って切り替えて設定する。即ち、ピーク温度検出値Te
mp0が40°C以上且つ45°C未満の範囲内のもの
であるときは、補給クラッチのON/OFF時間を2秒
/2秒に、変数a´を0.10Vに設定する。ピーク温
度検出値Temp0がこれより高温である45°C以上
且つ48°C未満の範囲内のものであるときは、補給ク
ラッチのON/OFF時間を4秒/1秒にして単位時間
当たりの補給ローラ駆動時間を増加させ、且つ、変数a
´を0.14Vにして補給ローラ駆動時間を長くする。 ピーク温度検出値Temp0が更に高温である48°C
以上のものであるときは、補給クラッチを連続ONにし
て連続駆動を行ない、且つ、変数a´を0.20Vにし
て補給ローラ駆動時間を最長にする。尚、同表1中「(
光学センサー変数c´)」の欄は、補給ローラ駆動の停
止時期を決めるのに、現像器に設けたトナー濃度センサ
ーで現像器内のトナー濃度の変化を検出するのに代え、
光学センサーで感光体上の基準潜像へのトナー付着量の
変化を検出する場合の、光学センサーの検出値Pの比較
値P1からの変化量(変数c´)の値を合わせて示した
ものである。
【0019】以上、各実施例においては、ホッパー部内
のトナー凝集を解消するために、補給ローラを駆動した
が、これに代え、トナー凝集を解消できる箇所に専用の
可動部材を配置し、電源投入後の準備動作中に該可動部
材を駆動してトナー凝集を解消するようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、装置電源投入
後の準備動作中にホッパー部材内に設けたトナー凝集を
解消する可動部材を駆動して、ホッパー部材内のトナー
凝集を解消し、これにより、トナーの流動性を回復させ
て、長期放置後においてもトナー補給動作によりホッパ
ー部材から充分な量のトナーを現像器へ補給し得るよう
に出来るので、長期間放置後にホッパー部材内にトナー
凝集が発生している場合にも装置電源投入後の画像形成
動作において画像濃度の低下を防止することが出来、又
、トナー濃度センサー等の出力を用い、ホッパ部材から
現像器へのトナー補給動作の実行にも拘らずトナー濃度
が上昇しない場合にトナーエンドと判断するものにおい
てはトナーエンドの誤検知を防止することも出来るとい
う優れた効果がある。又、請求項2の発明によれば、装
置電源投入後の準備動作中に、静電潜像担持体上に形成
する基準トナー像へのトナー付着量又は現像器内のトナ
ー濃度が所定量変化するまでホッパー部材内のトナーを
該現像器へ補給する補給部材を駆動して、該ホッパー部
材内のトナー凝集を解消するので、請求項1の発明と同
様に長期間放置後にホッパー内のトナー凝集が発生して
いる場合にも装置電源投入後の画像形成動作において画
像濃度の低下を防止することが出来、又、所定の場合に
はトナーエンドの誤検知を防止することも出来る。そし
て、該発明によれば、ホッパー部材内のトナー凝集が解
消されたか否かを、実際にホッパー部材から現像器内へ
トナーが補給されることによるトナー濃度センサー等の
出力の変化によって判断するので、トナー凝集が解消さ
れたか否かを正確に判断することが出来る。更に、該発
明によれば、ホッパー部のトナー凝集が解消したと判断
した場合には直ちに補給部材の駆動を停止するので、現
像器内のトナー濃度が過剰になって帯電不足トナーが生
じトナー飛散や地汚れが発生することを防止することも
出来る。請求項3の発明によれば、上記現像器内に現像
剤撹拌手段を備え、該現像剤撹拌手段を上記準備動作中
に駆動する請求項2の画像形成装置において、上記準備
動作中の該現像剤撹拌手段の駆動中に、上記補給部材を
駆動時間が所定の上限時間を越えないように駆動するの
で、ホッパー部内のトナー不足等により補給部材の駆動
によるトナー補給量が極端に低下している場合にトナー
凝集解消のための補給部材駆動が長時間になって必要以
上にリロードする時間が遅れてしまうような事態を回避
することが出来る。請求項4の発明によれば、請求項2
の画像形成装置において、上記所定量を上記現像器内の
トナー濃度にして1重量%以下に設定するので、トナー
凝集の解消のための補給部材駆動に伴って現像器へ補給
されるトナー量が過剰になって画像濃度の過多、地汚れ
、トナー飛散が発生するのを防止することが出来る。 請求項5の発明によれば、請求項2の画像形成装置にお
いては、上記ホッパー部材又はその近傍の温度を検出す
る温度検出手段による検出温度を記憶手段に記憶し、該
記憶手段からの温度情報に基づいて上記所定量と上記補
給部材の単位時間当たりの駆動時間の少なくとも何れか
一方を変化させ、これにより、放置中のホッパー部材の
温度履歴に応じてトナー凝集量を予測して、トナー凝集
解消のための補給部材駆動の合計時間を適正にすること
が出来るので、該補給部材駆動に伴って現像器へ補給さ
れるトナー量が過剰になって画像濃度の過多、地汚れ、
トナー飛散が発生するのを防止することが出来る。請求
項6の発明によれば、現像剤撹拌手段を備えた現像器と
該現像器への補給トナーを収容するホッパー部材と該ホ
ッパー部材内のトナーを該現像器へ補給する補給部材と
を備えた複数の現像装置と、駆動源からの駆動を少なく
とも2以上の現像装置のうちの何れかの該現像剤撹拌手
段に選択的に伝達する駆動伝達手段と、装置電源投入後
の準備動作中に該2以上の現像装置における該現像剤撹
拌手段の合計の駆動時間が所定の上限時間を越えないよ
うに該現像剤撹拌手段を駆動する駆動制御手段とを有す
る画像形成装置において、該2以上の現像装置のうち比
較的該ホッパー内のトナー凝集が発生し易い少なくとも
1つの現像装置については、該準備動作中の該現像剤撹
拌手段の駆動中に該補給部材を駆動し、該2以上の現像
装置のうち比較的該ホッパー内のトナー凝集が発生し難
い少なくとも1つの現像装置については、該準備動作中
の該現像剤撹拌手段の駆動中に該補給部材を駆動しない
ので、限られた準備動作時間内にトナー凝集解消のため
の補給部材の駆動を集中的に実行して、トナー凝集の不
具合を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかるカラー電子写真装置の概略構成
を示す正面図。
【図2】図1中のブラック現像器の概略構成を示す正面
図。
【図3】図1のカラー電子写真複写機のトナー補給及び
トナーエンド検知の制御のフローチャート。
【図4】図3のトナー補給制御の補給ローラ駆動時間に
ついてのグラフ。
【図5】図1のカラー電子写真複写機のトナー凝集解消
制御のフローチャートの一部。
【図6】上記トナー凝集解消制御のフローチャートの一
部。
【図7】上記トナー凝集解消制御のフローチャートの一
部。
【図8】他の実施例に係るトナー凝集解消制御のフロー
チャートの一部。
【図9】上記トナー凝集解消制御のフローチャートの一
部。
【図10】他の実施例に係るトナー凝集解消制御のフロ
ーチャートの一部。
【図11】他の実施例に係るピーク温度記憶制御のフロ
ーチャート。
【図12】上記実施例に係るトナー凝集解消制御のフロ
ーチャートの一部。
【図13】上記実施例に係るトナー凝集解消制御のフロ
ーチャートの一部。
【符号の説明】
21B    ブラック現像器           
 ,  21Y    イエロー現像器 21M    マゼンタ現像器           
 ,  21C    シアン現像器 A        ホッパー部           
     ,  TH      温度センサー 54      パドル              
      ,  56      トナー濃度センサ
ー 57      トナーカートリッジ        
,  59      補給ローラ 100    基準濃度板             
   ,  110    光学センサー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像担持体上にトナーを供給する現像
    器と、該現像器内への補給トナーを収容するホッパー部
    材とを有する画像形成装置において、該ホッパー部材内
    にトナー凝集を解消する可動部材を設け、装置電源投入
    後の準備動作中に該可動部材を駆動して該ホッパー部材
    内のトナー凝集を解消することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】静電潜像担持体上にトナーを供給する現像
    器と、該現像器内へ補給するトナーを収容するホッパー
    部材と、該ホッパー部材内のトナーを該現像器へ補給す
    る補給部材とを備え、該静電潜像担持体上に形成する基
    準トナー像へのトナー付着量又は該現像器内のトナー濃
    度を検出して該補給部材を駆動する画像形成装置におい
    て、装置電源投入後の準備動作中に、該トナー付着量又
    は該トナー濃度が所定量変化するまで該補給部材を駆動
    して、該ホッパー部材内のトナー凝集を解消することを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記現像器内に現像剤撹拌手段を備え、該
    現像剤撹拌手段を上記準備動作中に駆動する画像形成装
    置において、上記準備動作中の該現像剤撹拌手段の駆動
    中に、上記補給部材を駆動時間が所定の上限時間を越え
    ないように駆動することを特徴とする請求項2の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】上記所定量を上記現像器内のトナー濃度に
    して1重量%以下に設定することを特徴とする請求項2
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】上記ホッパー部材又はその近傍の温度を検
    出する温度検出手段と、該温度検出手段による検出温度
    を記憶する記憶手段と、該記憶手段からの温度情報に基
    づいて上記所定量と上記補給部材の単位時間あたりの駆
    動時間の少なくとも何れか一方を変化させることを特徴
    とする請求項2の画像形成装置。
  6. 【請求項6】現像剤撹拌手段を備えた現像器と該現像器
    へ補給するトナーを収容するホッパー部材と該ホッパー
    部材内のトナーを該現像器へ補給する補給部材とを備え
    た複数の現像装置と、駆動源からの駆動を少なくとも2
    以上の現像装置のうちの何れかの該現像剤撹拌手段に選
    択的に伝達する駆動伝達手段と、装置電源投入後の準備
    動作中に該2以上の現像装置における該現像剤撹拌手段
    の合計の駆動時間が所定の上限時間を越えないように該
    現像剤撹拌手段を駆動する駆動制御手段とを有する画像
    形成装置において、該2以上の現像装置のうち比較的該
    ホッパー部材内のトナー凝集が発生し易い少なくとも1
    つの現像装置については、該準備動作中の該現像剤撹拌
    手段の駆動中に該補給部材を駆動し、該2以上の現像装
    置のうち比較的該ホッパー部材内のトナー凝集が発生し
    難い少なくとも1つの現像装置については、該準備動作
    中の該現像剤撹拌手段の駆動中に該補給部材を駆動しな
    いことを特徴とする画像形成装置。
JP3141119A 1991-05-15 1991-05-15 画像形成装置 Withdrawn JPH04338780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3141119A JPH04338780A (ja) 1991-05-15 1991-05-15 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3141119A JPH04338780A (ja) 1991-05-15 1991-05-15 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04338780A true JPH04338780A (ja) 1992-11-26

Family

ID=15284600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3141119A Withdrawn JPH04338780A (ja) 1991-05-15 1991-05-15 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04338780A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100343171B1 (ko) * 1998-10-27 2003-02-19 삼성전자 주식회사 인쇄기의 현상액 공급장치 및 그 교반기 구동방법
JP2006337818A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2007079167A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Sharp Corp 現像装置およびそれを備える画像形成装置
JP2007206426A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法
JP2009093065A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Canon Inc 画像形成装置
US8731417B2 (en) 2011-03-10 2014-05-20 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus with temperature dependent control unit
US8781342B2 (en) 2010-09-17 2014-07-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with a function of detecting an amount of remaining developing agent
US9104159B2 (en) 2010-08-18 2015-08-11 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100343171B1 (ko) * 1998-10-27 2003-02-19 삼성전자 주식회사 인쇄기의 현상액 공급장치 및 그 교반기 구동방법
JP2006337818A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2007079167A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Sharp Corp 現像装置およびそれを備える画像形成装置
JP4546369B2 (ja) * 2005-09-14 2010-09-15 シャープ株式会社 現像装置およびそれを備える画像形成装置
JP2007206426A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法
JP2009093065A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Canon Inc 画像形成装置
US9104159B2 (en) 2010-08-18 2015-08-11 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
US8781342B2 (en) 2010-09-17 2014-07-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with a function of detecting an amount of remaining developing agent
US8731417B2 (en) 2011-03-10 2014-05-20 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus with temperature dependent control unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3451468B2 (ja) トナー補給装置
JP2001350339A (ja) 現像カートリッジおよび画像形成装置
US9645527B2 (en) Image forming apparatus having toner content sensor
JP6840605B2 (ja) 画像形成装置
JPH04338780A (ja) 画像形成装置
JP3481424B2 (ja) 画像形成装置
US20130322893A1 (en) Image forming apparatus
US10365581B1 (en) Developing device and image forming apparatus including same
JP2006106514A (ja) 画像形成装置
JP3398486B2 (ja) 画像形成装置
JP2014126737A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JPH08185038A (ja) 画像形成装置
JP2001305845A (ja) 画像形成装置
US6917769B2 (en) Image forming device that detects appropriateness of toner used therein
JP2942638B2 (ja) 画像形成装置
JP3005269B2 (ja) 画像形成装置
JP3024811B2 (ja) 現像装置
JP2024048915A (ja) 画像形成装置
JPH10319705A (ja) 画像形成装置
JP2022096306A (ja) 画像形成装置における現像剤の管理装置、その制御方法、およびプログラム
JP4139021B2 (ja) 画像形成装置
JPH11316495A (ja) 画像形成装置
JPH117188A (ja) 画像形成装置
JPH11258897A (ja) 電子写真式画像形成装置
US20040218937A1 (en) Method of controlling an amount of toner charging in an electrophotographic image forming apparatus and apparatus using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980806