JP2002023475A - 現像剤補給装置及びこの現像剤補給装置を備える画像形成装置 - Google Patents

現像剤補給装置及びこの現像剤補給装置を備える画像形成装置

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JP2002023475A
JP2002023475A JP2000204467A JP2000204467A JP2002023475A JP 2002023475 A JP2002023475 A JP 2002023475A JP 2000204467 A JP2000204467 A JP 2000204467A JP 2000204467 A JP2000204467 A JP 2000204467A JP 2002023475 A JP2002023475 A JP 2002023475A
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Seiji Yokoyama
誠二 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補給容器内の現像剤の密度上昇等によって駆
動手段の駆動負荷が大きい場合と識別して駆動手段の故
障を検知できる現像剤補給装置及びこの現像剤補給装置
を備える画像形成装置を提供する。 【解決手段】 CPUは、スクリュー103の異常な停
止状態時に、CPUによるトナー補給モータ104の駆
動を負回転に切り換え設定した後、この切り換え設定に
も拘らず、ディテクタ106によって検知されたスクリ
ュー103の回転量が0であるときにはトナー補給モー
タ104が故障していると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤を収容する
現像剤容器に現像剤を補給する現像剤補給装置及びこの
現像剤補給装置を備える画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を採用する複写機、
プリンタ等の画像形成装置にあっては、潜像を担持する
潜像担持体に現像剤を付与することにより該潜像を現像
剤像として可視化する現像装置等に備えられ現像剤を収
容する現像剤容器に現像剤を補給する現像剤補給装置を
備える画像形成装置が知られており、実用に供されてい
る。
【0003】かかる現像剤補給装置の一例たるトナー補
給装置について図9に基づき説明する。
【0004】かかるトナー補給装置は、図9に示すよう
に、補給容器たるトナーカートリッジ301と、トナー
カートリッジ301内下部に配設されトナーカートリッ
ジ301内の現像剤たるトナーをトナーカートリッジ3
01のトナー補給口302に向けて搬送する搬送部材た
るスクリュー303と、トナーカートリッジ301の外
部でスクリュー303に接続されスクリュー303を回
転駆動する駆動手段たるトナー補給モータ304とを備
え、スクリュー303が駆動手段によって駆動されるこ
とによりトナーカートリッジ301内のトナーがトナー
補給口302に向けて搬送されトナー補給口302から
現像剤容器(図示せず)内に補給されるようになってい
る。
【0005】又、かかるトナー補給装置は、ギア(図示
せず)を介してトナー補給モータ304に接続され半径
方向に延びて形成されるパターンたるスリットを有する
符号円盤たるコードホイール305と、コードホイール
305の所定回転角におけるコードホイール305のス
リットの有無を検出するパターン検知手段たるディテク
タ306とを備え、制御手段及び異常判断手段たるCP
U(図示せず)が、トナー補給モータ304の駆動に同
期して回転するコードホイール305のスリットをディ
テクタ306が所定時間内に検出する数に基づきスクリ
ュー303の所定時間当りの回転数を判断可能となって
いる。これにより、かかるトナー補給装置は、スクリュ
ー303の一回転の動作によってトナーカートリッジ3
01内から現像剤容器内へ補給されるトナー量が決まっ
ているため、所定時間内にディテクタ306によって検
出されるスリットの数に基づきトナーカートリッジ30
1内から現像剤容器内へ補給されるトナー量を求めるこ
とが可能となっている。
【0006】ここで、トナー補給モータ304の回転時
におけるディテクタ306の検出パルス波形について図
10に基づき説明する。
【0007】図10(a)は、トナー補給モータ304
が正常に回転しているときのディテクタ306の検出パ
ルス波形の一例を示している。
【0008】図10(a)に示すように、トナー補給モ
ータ304が正常に回転している場合、ディテクタ30
6は一定時間間隔のパルスを検出し、このパルスのHi
gh若しくはLowのパルスの数をカウントすることに
より、CPUはトナー補給モータ304の回転量を判断
し、該回転量からトナーカートリッジ301内から現像
剤容器内へ補給されるトナー量を求めることができる。
【0009】一方、図10(b)は、トナー補給モータ
304の故障や、トナーによる負荷トルクによりトナー
補給モータ304が回転していないときのディテクタ3
06の検出パルス波形を示している。
【0010】図10(b)に示すように、この場合ディ
テクタ306の検出値はHigh若しくはLowの状態
のままになり、パルスは検出されない。このようにパル
スが検出されない場合は、CPUはトナー補給装置の異
常と判断する。
【0011】次に、トナー補給モータ304の回転検知
の手順について図11のフローチャートに基づき説明す
る。
【0012】先ず、CPUはトナー補給モータ304の
回転を開始させる(S301)。
【0013】次いで、CPUはディテクタ306の検出
信号がHighであるかLowであるかを判断する(S
302)。
【0014】ディテクタ306の検出信号がHighで
ある場合は、Hcntに1を加え(S303)、Hcn
tの数が所定の値より大きい場合はコードホイール30
5のホイール部分がディテクタ306の検知面位置を通
過していると判断し(S304)、Lcntを0にクリ
アする(S305)。
【0015】ディテクタ306の検出信号がLowであ
る場合は、Lcntに1を加え(S306)、Lcnt
の数が所定の値より大きい場合はコードホイール305
のスリット部分がディテクタ306の検知面位置を通過
していると判断し(S307)、Hcntを0にクリア
し、パルス数に1を加える(S308,S309)。
【0016】そして、ディテクタ306が所定時間内に
所定のパルス数を検出するか、若しくはトナー補給開始
から所定時間経過するまで上述の処理を繰り返す。
【0017】トナー補給開始からの時間長が、予め設定
された時間長より大きくなったら、エラーと判断してト
ナー補給モータ304を停止し、トナー補給処理を終了
する(S310、S311)。
【0018】所定時間内にディテクタ306によって検
出されるパルスの回数が、予め設定された回数検知され
たか否かを判断し(S312)、上記回数のパルスが検
出されたら、トナー補給モータ304を停止し、トナー
処理を終了する(S313)。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトナー補給装置にあっては、次のような問題点があ
った。
【0020】かかるトナー補給装置は、トナー補給時に
おいて、補給するトナー量をトナー補給モータの回転量
により判断している。そのため、トナー補給時の所定時
間内に所定の回数のパルスが検出されない場合には、ト
ナー補給モータが故障していると判断していた。しか
し、上記回数のパルスが検出されないといった状況であ
っても、トナー補給モータの故障でない場合もある。例
えば、トナーカートリッジが立て置きの状態で長期保管
されていた場合等では、カートリッジ内のトナーの密度
が著しく上昇してしまうため、スクリューへの負荷が大
きくなりスクリューによるトナーの撹拌、補給はできな
くなる。このような場合であっても、従来では、所定時
間内に所定のパルス数をカウントできなかった場合はエ
ラーとしていた。
【0021】そこで、本発明は、補給容器内の現像剤の
密度上昇等によって駆動手段の駆動負荷が大きい場合と
識別して駆動手段の故障を検知できる現像剤補給装置及
びこの現像剤補給装置を備える画像形成装置の提供を目
的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本出願にかかる主たる発
明は、現像剤を収容する現像剤容器内に現像剤を補給す
る現像剤補給装置であって、現像剤容器への補給に供さ
れる現像剤を収容する補給容器と、所定方向に延びる軸
線をもち補給容器内に回転自在に配設されその回転によ
り補給容器内の現像剤を現像剤容器に搬送可能な搬送部
材と、該搬送部材を回転駆動する駆動手段と、補給容器
から現像剤容器への搬送部材による現像剤補給量が所定
量になるよう駆動手段の駆動を制御する制御手段と、搬
送部材の回転量を検知する回転量検知手段と、制御手段
による駆動手段の駆動時における所定時間内に回転量検
知手段によって検知された回転量が所定量以下の際に搬
送部材が異常な停止状態にあると判断する異常判断手段
とを備える現像剤補給装置において、駆動手段は、制御
手段の指令により搬送部材を現像剤補給状態とせしめる
正回転及び逆方向である負回転の駆動が可能であり、上
記所定時間内は制御手段による駆動手段の正回転駆動時
に設定されており、異常判断手段は、搬送部材の異常な
停止状態時に、制御手段による駆動手段の駆動を負回転
に切り換え設定した後、この切り換え設定にも拘らず、
回転量検知手段によって検知された回転量が0であると
きには駆動手段が故障していると判断することを特徴と
する現像剤補給装置である。
【0023】又、本出願にかかる他の主たる発明は、一
連の画像形成プロセスによって形成された画像を記録媒
体に記録する画像形成装置であって、現像剤を収容する
現像剤容器と、上記現像剤補給装置とを備えることを特
徴とする画像形成装置である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0025】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について説明する。
【0026】図1は、本発明にかかる画像形成装置の一
例たるレーザビームプリンタ(以下、プリンタという)
の概略構成を示す断面図である。
【0027】かかるプリンタは、図1に示すように、感
光ユニット404、一次帯電手段としての帯電ローラ4
03、現像剤補給装置たるトナー補給装置404、クリ
ーニング手段(図示せず)、現像剤容器407及び現像
スリーブ408等からなる現像装置、中間転体405、
給紙部(図示せず)、転写部(図示せず)、定着部40
6等によって構成されている。
【0028】かかるプリンタにあっては、帯電ローラ4
03によって帯電処理を受けた感光ユニット404が、
露光手段(図示せず)によって画像信号に基づいて形成
される画像光により露光されることにより、感光ユニッ
ト404に静電潜像が形成され、該静電潜像が上記現像
装置によって現像剤像として現像された後、この現像剤
像が記録媒体たる転写材401に転写され、定着部40
6にて転写材401上に上記現像剤像が定着される。
【0029】上記現像装置は、現像剤たるトナーを収容
する現像剤容器407と、現像剤容器407からのトナ
ーを感光ユニット404に向けて担持搬送する現像スリ
ーブ408とを備えている。
【0030】トナー補給装置402は、図2に示すよう
に、補給容器たるトナーカートリッジ101と、トナー
カートリッジ101内下部に配設されトナーカートリッ
ジ101内の現像剤たるトナーをトナーカートリッジ1
01のトナー補給口102に向けて搬送する搬送部材た
るスクリュー103と、トナーカートリッジ101の外
部でスクリュー103に接続されスクリュー103を回
転駆動する駆動手段たるトナー補給モータ104とを備
え、スクリュー103が駆動手段によって駆動されるこ
とによりトナーカートリッジ101内のトナーがトナー
補給口102に向けて搬送されトナー補給口102から
現像剤容器407内に補給されるようになっている。
【0031】又、トナー補給装置402は、ギア(図示
せず)を介してトナー補給モータ104に接続され半径
方向に延びて形成されるパターンたるスリットを有する
符号円盤たるコードホイール105と、コードホイール
105の所定回転角におけるコードホイール105のス
リットの有無を検出するパターン検知手段たるディテク
タ106とを備え、制御手段及び異常判断手段たるCP
U(図示せず)が、トナー補給モータ104の駆動に同
期して回転するコードホイール105のスリットをディ
テクタ106が所定時間内に検出する数に基づきスクリ
ュー103の所定時間当りの回転数を判断可能となって
いる。これにより、かかるトナー補給装置は、スクリュ
ー103の一回転の動作によってトナーカートリッジ1
01内から現像剤容器407内へ補給されるトナー量が
決まっているため、所定時間内にディテクタ106によ
って検出されるスリットの数に基づきトナーカートリッ
ジ101内から現像剤容器407内へ補給されるトナー
量を求めることが可能となっている。
【0032】尚、トナー補給モータ104の回転時にお
けるディテクタ106の検出パルス波形については、図
10に示す波形と同様なので省略する。
【0033】トナー補給装置402にあっては、上記C
PUによって、印字画像の内容、サイズやその時の環境
等からトナーカートリッジ101へのトナー補給量が決
定される。本実施形態では、上記CPUが現像のタイミ
ングに合わせてトナー補給を開始させ、予め求められた
量のトナーを補給するとトナー補給モータ104を停止
させトナー補給を終了させるようになっている。
【0034】次に、トナー補給モータ104の回転検知
について図3のフローチャートに基づき説明する。
【0035】先ず、CPUはトナー補給モータ104の
回転を開始させる(S501)。
【0036】次いで、CPUはディテクタ106の検出
信号がHighであるかLowであるかを判断する(S
502)。
【0037】ディテクタ106の検出信号がHighで
ある場合は、Hcntに1を加え(S503)、Hcn
tの数が所定の値より大きい場合はコードホイール10
5のホイール部分がディテクタ106の検知面位置を通
過していると判断し(S504)、Lcntを0にクリ
アする(S505)。
【0038】ディテクタ106の検出信号がLowであ
る場合は、Lcntに1を加え(S506)、Lcnt
の数が所定の値より大きい場合はコードホイール105
のスリット部分がディテクタ106の検知面位置を通過
していると判断し(S507)、Hcntを0にクリア
し、パルス数に1を加える(S508,S509)。
【0039】そして、所定時間内にディテクタ106が
所定のパルス数が得られるか、若しくはトナー補給開始
から所定の時間を超えるまで上述の処理を繰り返す。
【0040】トナー補給開始からの時間長が、予め設定
された時間長より大きくなったら、何らかの原因でトナ
ー補給モータ104が回転していないと判断し、トナー
補給モータ104を停止し、後述のモータ故障検知処理
を行う(S510,S511)。
【0041】所定時間内にディテクタ106によって検
出されるパルスの数が、予め設定された回数検知された
か判断し(S512)、上記回数のパルスが検出された
ら、トナー補給モータ104を停止し、トナー処理を終
了する(S513)。
【0042】次に、モータ故障検知の処理について図4
のフローチャートに基づき説明する。
【0043】先ず、CPUは現在のディテクタ106の
検出信号がHighであるかLowであるかを記憶する
(S601)。
【0044】次いで、CPUはトナー補給モータ104
をトナー補給時と反対の方向に回転させ(S602)、
コードホイール105を1/8回転させたところ(所定
時間経過時)でトナー補給モータ104の回転を停止す
る(S603,S604)。
【0045】CPUは再びディテクタ106の検出値を
読み取り(S605)、トナー補給モータ104の起動
前と異なる信号が得られた場合は、トナーによる負荷ト
ルクが大き過ぎた為にトナー補給モータ104が起動で
きなかったと判断する(S606)。この場合、トナー
補給モータ104が正常であると判断し、CPUはトナ
ー補給モータ104の逆回転を終了させ、再びトナー補
給モータ104を正回転させ通常のトナー補給を行い、
トナー補給モータ104が正回転するのであれば、トナ
ーの負荷トルクによるモータ起動異常が解消されたと判
断し、補給されなかったトナーを補給することとなる。
トナー補給の際にトナー補給モータ104が正回転を行
わなかった場合は、トナー負荷が大きすぎると判断し、
表示パネルにトナーカートリッジ101内のトナーを撹
拌する必要がある旨を表示し、ユーザにトナーカートリ
ッジ101を機内から取り出し、カートリッジをよく振
った後、再びセットしてもらうよう促す。
【0046】トナー補給モータ104の停止後のディテ
クタ106の検出信号がトナー補給モータ104の起動
前と同じ信号であった場合は、トナー補給モータ104
が故障していると判断し(S607)、表示パネルにト
ナー補給モータが故障している旨を表示し、処理を終了
する。
【0047】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0048】本実施形態では、トナー補給終了時のディ
テクタ106の検出パルスの状態に基づき装置の正常状
態と異常状態を識別するものである。
【0049】図5に装置の正常時と異常時におけるディ
テクタ106のパルスの検出信号を示す。
【0050】図5(a)は、正常にトナー補給が終了し
た時のディテクタ106の検出パルスである。
【0051】図5(a)に示すように、正常にトナー補
給が終了する場合、トナー補給モータ104の停止後、
ディテクタ106の検出信号はHigh或いはLowの
状態になる。
【0052】一方、図5(b)はコードホイール105
の端面とスリットの境界部分がディテクタ106の検出
位置で停止したときの検出パルスである。
【0053】図5(b)に示すように、この場合ディテ
クタ106の検出パルスはCPUがトナー補給モータ1
04を停止した後もディテクタ106の検出信号が安定
せず、チャタリングが発生する。
【0054】そこで、本実施形態では、トナー補給モー
タ104の停止後に図5(b)に示すようなパルスが検
出された場合、CPUはトナー補給モータ104につい
て後述の故障検知処理を行うようになっている。
【0055】次に、トナー補給モータ104の故障検知
処理について図6のフローチャートに基づき説明する。
【0056】先ず、CPUはトナー補給モータ104の
回転を開始する(S1001)。
【0057】次いで、コードホイール105を1/8回
転させたところ(所定時間経過時)でトナー補給モータ
104を停止させ(S1002,S1003)、トナー
補給モータ104の停止後、一定時間ディテクタ106
の検出信号を読み取る(S1004)。
【0058】この時にディテクタ106の検出信号がH
igh或いはLowの状態であれば正常と判断する(S
1005)。一方、パルスが検出された場合は、トナー
補給モータ104の故障と判断し(S1006)、トナ
ー補給モータ104が故障である旨を表示パネルに表示
する。
【0059】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0060】本実施形態は、二成分現像剤の非磁性トナ
ーと磁性キャリアの配合比の測定する磁気センサを用い
て、トナー補給モータ104の回転前と回転後のトナー
濃度を比較することでトナー補給モータ104の故障と
ディテクタ106の故障を識別するものである。
【0061】レーザビームプリンタに備えられる補給容
器たるトナーカートリッジ701、及び現像剤容器70
2の構成を図7に示す。
【0062】現像剤容器702は、感光ユニット404
に対向して配置されており、内部に二成分現像剤703
(磁性キャリア粒子及び非磁性トナー粒子を含む)が充
填されている。現像剤容器702には上述の磁気センサ
704が設けられている。
【0063】レーザビームプリンタや複写機等の画像形
成装置には、二成分現像剤が多く用いられている。この
二成分現像剤のトナー濃度(即ち、磁性キャリア粒子及
び非磁性トナー粒子の合計重量に対する非磁性トナー粒
子重量の割合)は画像品質を安定化させる上で極めて重
要な要素になっている。現像剤のトナー粒子は現像時に
消費され、トナー濃度は変化する。このため、現像剤の
磁気抵抗を電圧値に変換する(即ち、トナー濃度を電圧
値に変換する)磁気センサ等に代表される現像剤濃度検
出装置を使用して、適時現像剤のトナー濃度を正確に検
出し、その変化に応じてトナー補給を行ない、トナー濃
度を常に一定に制御し、画像の品位を保持している。
【0064】次に、トナー補給モータ104の故障検知
処理について図8のフローチャートに基づき説明する。
【0065】先ず、CPUは現在のディテクタ106の
検出信号がHighであるかLowであるかを記憶する
(S801)。
【0066】次いで、トナー補給モータ104をトナー
補給時と反対の方向に回転させ(S802)、コードホ
イール105を1/8回転させたところ(所定時間経過
時)でトナー補給モータ104の回転を停止させる(S
803,S804)。
【0067】その後、CPUは再びディテクタ106の
検出値を読み取り(S805)、トナー補給モータ10
4の起動前と異なる信号が得られた場合は、トナーによ
る負荷トルクが大き過ぎた為にトナー補給モータ104
が起動できなかったと判断する(S806)。トナー補
給モータ104が正常であると判断した場合、再びトナ
ー補給モータ104を正回転させ通常のトナー補給を行
う(S807)。その際、トナー補給モータ104が正
回転するのであれば、先ほどの失敗したトナー補給にお
いて、補給されなかったトナーを補給することとなる。
トナー補給の際にトナー補給モータ104が正回転を行
わなかった場合は、トナーによる負荷が大きすぎると判
断し、表示パネルにトナーカートリッジ101内のトナ
ー撹拌を要する旨を表示し、ユーザにトナーカートリッ
ジ101を機内から取り出し、カートリッジをよく振っ
た後、再びセットしてもらうよう促す。
【0068】トナー補給モータ104の停止後のディテ
クタ106の検出信号がトナー補給モータ104の起動
前と同じ信号であった場合は、トナー補給モータ104
の故障若しくはディテクタ106の故障であると判断
し、次の処理を行う。
【0069】先ず、CPUはトナー補給モータ104の
回転開始前の磁気センサ704の値を保存する(S80
8)。
【0070】次いで、トナー補給モータ104の正回転
を開始し(S809)、所定時間経過後トナー補給モー
タ104を停止させる(S810,S811)。
【0071】その後、CPUは再び磁気センサ704の
値を読み取る(S812)。
【0072】トナー補給モータ104の回転開始前と磁
気センサ704の値が異なれば、トナー補給時にトナー
補給モータ104が回転しトナーカートリッジ101内
にトナーが補給されているので、ディテクタ106の故
障と判断し(S813)、表示パネルにディテクタ10
6が故障である旨を表示する。
【0073】トナー補給モータ104の回転開始前と磁
気センサ704の値が同じであればトナー補給モータ1
04が故障しているためトナーカートリッジ101内に
トナーが補給されていないと判断し(S814)、表示
パネルにトナー補給モータ104が故障である旨を表示
し、処理を終了する。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる発
明によれば、補給容器内の現像剤の密度上昇等によって
駆動手段の駆動負荷が大きい場合と識別して駆動手段の
故障を検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた現像剤補給装
置の概略構成図である。
【図3】本発明の第一の実施形態における現像剤補給装
置の異常判断の手順を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】本発明の第一の実施形態における現像剤補給装
置の異常判断時の故障判断処理の手順を説明するための
フローチャートである。
【図5】本発明の第二の実施形態における駆動手段の駆
動停止時での回転量検知手段による検出パルスの概略図
である。
【図6】本発明の第二の実施形態における現像剤補給装
置の異常判断時の故障判断処理の手順を説明するための
フローチャートである。
【図7】本発明の第三の実施形態における現像剤補給装
置の概略構成図である
【図8】本発明の第三の実施形態における現像剤補給装
置の異常判断時の故障判断処理の手順を説明するための
フローチャートである。
【図9】従来の現像剤補給装置の概略構成図である。
【図10】図9の現像剤補給装置における回転量検知手
段による検出パルスの概略図である。
【図11】従来における現像剤補給装置の異常判断の手
順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
101 トナーカートリッジ(補給容器) 103 スクリュー(撹拌部材) 104 トナー補給モータ(駆動手段) 105 コードホイール(符号円盤) 106 ディテクタ(パターン検知手段) 401 転写材(記録媒体) 402 トナー補給装置(現像剤補給装置) 407 現像剤容器 701 トナーカートリッジ(補給容器) 702 現像剤容器 703 二成分現像剤(現像剤) 704 磁気センサ(現像剤量検知手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像剤容器内に現像剤
    を補給する現像剤補給装置であって、現像剤容器への補
    給に供される現像剤を収容する補給容器と、所定方向に
    延びる軸線をもち補給容器内に回転自在に配設されその
    回転により補給容器内の現像剤を現像剤容器に搬送可能
    な搬送部材と、該搬送部材を回転駆動する駆動手段と、
    補給容器から現像剤容器への搬送部材による現像剤補給
    量が所定量になるよう駆動手段の駆動を制御する制御手
    段と、搬送部材の回転量を検知する回転量検知手段と、
    制御手段による駆動手段の駆動時における所定時間内に
    回転量検知手段によって検知された回転量が所定量以下
    の際に搬送部材が異常な停止状態にあると判断する異常
    判断手段とを備える現像剤補給装置において、駆動手段
    は、制御手段の指令により搬送部材を現像剤補給状態と
    せしめる正回転及び逆方向である負回転の駆動が可能で
    あり、上記所定時間内は制御手段による駆動手段の正回
    転駆動時に設定されており、異常判断手段は、搬送部材
    の異常な停止状態時に、制御手段による駆動手段の駆動
    を負回転に切り換え設定した後、この切り換え設定にも
    拘らず、回転量検知手段によって検知された回転量が0
    であるときには駆動手段が故障していると判断すること
    を特徴とする現像剤補給装置。
  2. 【請求項2】 回転量検知手段は、回転量検知のための
    パターンが形成されていて駆動手段により回転駆動され
    る符号円盤と、該符号円盤の所定回転角度における該パ
    ターンの有無を検知するパターン検知手段とを備え、単
    位時間内に該パターン検知手段によって検知される上記
    パターンの数に基づき搬送部材の回転量及び回転速度を
    検知可能であることとする請求項1に記載の現像剤補給
    装置。
  3. 【請求項3】 異常判断手段は、制御手段による駆動手
    段の正回転駆動時に回転量検知手段のパターン検知手段
    が所定時間内に所定数以上のパターンを検知しなかった
    際に、搬送部材の異常な停止状態と判断するよう設定さ
    れていることとする請求項2に記載の現像剤補給装置。
  4. 【請求項4】 異常判断手段は、制御手段による駆動手
    段の正回転駆動時に搬送部材の異常な停止状態と判断し
    た際に、制御手段による駆動手段の駆動を負回転に切り
    換え設定した後、回転量検知手段のパターン検知手段の
    検知結果がパターンの有又は無のまま変化しなかった場
    合にのみ駆動手段の故障と判断するよう設定されている
    こととする請求項3に記載の現像剤補給装置。
  5. 【請求項5】 補給容器内の現像剤量を検知可能な現像
    剤量検知手段を備え、異常判断手段は、制御手段による
    駆動手段の正回転駆動時に搬送部材の異常な停止状態と
    判断した際に、駆動手段を正回転させた後、現像剤量検
    知手段によって検知された現像剤量が上記停止状態の判
    断時より減少した場合にパターン検知手段の故障と判断
    可能であることとする請求項2乃至請求項4のいずれか
    一項に記載の現像剤補給装置。
  6. 【請求項6】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録媒体に記録する画像形成装置であって、
    現像剤を収容する現像剤容器と、請求項1乃至請求項5
    のいずれか一項に記載の現像剤補給装置とを備えること
    を特徴とする画像形成装置。
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