JP2004005590A - 食事または食材を配送するサービスを提供する方法 - Google Patents

食事または食材を配送するサービスを提供する方法 Download PDF

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山本 真一
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小澤 順
Takahiro Kudo
工藤 貴弘
Satoshi Matsuura
松浦 聰
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】料理を作るユーザの総合的な負担を軽減することが可能な食事または食材を配送するサービスを提供する方法を提供する。
【解決手段】コンピュータシステムを用いて、ユーザとの個別契約に基づいて食事または食材を配送するサービスを提供する方法である。この方法は、ユーザのニーズに基づいて少なくとも1つの料理メニューをユーザに提供するステップ(401)と、少なくとも1つの料理メニューのうちユーザによって選択された料理メニューを示す情報を受け取るステップ(402)と、ユーザによって選択された料理メニューの食事、または、ユーザによって選択された料理のメニューに必要な少なくとも1つの食材をユーザに配送することを指示するステップ(404、405)とを包含する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータシステムを用いて、ユーザとの個別契約に基づいて食事または食材を配送するサービスを提供する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
冷蔵庫に在庫する食品を活用した献立を提案する献立提案機能を有する冷蔵庫が特開2002−39669号公報に記載されている。この冷蔵庫を用いれば冷蔵庫に在庫する食品の有効活用が図れるとともに、献立を立案する苦労からユーザを解放することができる。
【0003】
また、冷蔵庫内に日用品の有無や日用品の重量を検出するセンサを設け、このセンサにより日用品がなくなったことや所定量よりも少なくなったことが検出された場合には、店舗サーバに日用品を発注する日用品自動補充システムが特開2000−296904号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記冷蔵庫を用いると、冷蔵庫に在庫する食品を活用した料理メニューは決まるが、その料理メニューに基づく料理を行う場合、調理者は通常在庫食品以外の食材を購入する必要があるため、食材を購入する手間から解放されたことにはならない。
【0005】
また、上記日用品自動補充システムを用いると、不足した日用品が補充されるだけに留まり、真のユーザメリットは発揮されない。例えば、ユーザがいつもと違う別のメニューを調理しようとした場合、その調理に必要な食材が自動的に購入されるわけではない。
【0006】
以上のように、従来の技術を用いても、料理を作るユーザの総合的な負担が決して軽減されたことになっていない。
【0007】
また、調理者は専ら主婦などの特定の個人であり、その個人の生活は現在でも既に多様化したおり、今後益々多様化するであろうと予測される。生活パターンの多様化に伴ってユーザ個々のニーズも多様化している。しかし、ユーザのニーズに適合した調理支援サービスは存在しなかった。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、料理を作るユーザの総合的な負担を軽減することが可能な食事または食材を配送するサービスを提供する方法を提供することを目的とする。
【0009】
さらに、本発明は、ユーザのニーズに適合した食事または食材を配送するサービスを提供する方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の方法は、コンピュータシステムを用いて、ユーザとの個別契約に基づいて食事または食材を配送するサービスを提供する方法であって、前記個別契約は、前記コンピュータシステムに予め登録されており、前記個別契約は、食事または食材の配送に関するユーザのニーズを規定しており、前記方法は、(a)前記コンピュータシステムが、前記ユーザのニーズに基づいて少なくとも1つの料理メニューを前記ユーザに提供するステップと、(b)前記コンピュータシステムが、前記少なくとも1つの料理メニューのうち前記ユーザによって選択された料理メニューを示す情報を受け取るステップと、(c)前記コンピュータシステムが、前記ユーザによって選択された料理メニューの食事、または、前記ユーザによって選択された料理のメニューに必要な少なくとも1つの食材を前記ユーザに配送することを指示するステップとを包含し、これにより、上記目的が達成される。
【0011】
前記個別契約は、食事または食材がユーザに配送される日時を規定しており、前記ステップ(c)において、前記コンピュータシステムは、前記個別契約に規定された時刻までに前記食事または食材を前記ユーザに配送することを指示してもよい。
【0012】
前記ユーザのニーズは、前記ユーザの余った食材を用いた料理メニューの提供を含み、前記方法は、(d)前記コンピュータシステムが、前記ユーザの余った食材を示す情報を受け取るステップをさらに包含し、前記ステップ(a)において、前記コンピュータシステムは、前記ユーザの余った食材を用いる少なくとも1つの料理メニューを前記ユーザに提供し、前記ステップ(c)において、前記コンピュータシステムは、前記ユーザによって選択された料理のメニューに必要な少なくとも1つの食材のうち、前記ユーザの余った食材を除く食材を前記ユーザに配送することを指示してもよい。
【0013】
前記ユーザの余った食材を示す情報は、冷蔵庫内に在庫する食材を示す情報に基づいて生成されてもよい。
【0014】
前記ユーザのニーズは、前記店舗の特売品を用いた料理メニューの提供を含み、前記ステップ(a)において、前記コンピュータシステムは、前記店舗の特売品を用いる少なくとも1つの料理メニューを前記ユーザに提供してもよい。
【0015】
前記ステップ(a)において、前記コンピュータシステムは、前記料理メニューの食事または前記料理メニューに必要な少なくとも1つの食材に前記店舗の特売品を用いなかった場合の価格と前記料理メニューの食事または前記料理メニューに必要な少なくとも1つの食材に前記店舗の特売品を用いた場合の価格との差額を前記ユーザにさらに提供してもよい。
【0016】
前記ユーザのニーズは、前記ユーザの余った食材を用いた料理メニューの提供と、前記店舗の特売品を用いた料理メニューの提供とを含み、前記方法は、(d)前記コンピュータシステムが、前記ユーザの余った食材を示す情報を受け取るステップをさらに包含し、前記ステップ(a)において、前記コンピュータシステムは、前記ユーザの余った食材を用い、かつ、前記店舗の特売品を用いる少なくとも1つの料理メニューを前記ユーザに提供し、前記ステップ(c)において、前記コンピュータシステムは、前記ユーザによって選択された料理のメニューに必要な少なくとも1つの食材のうち、前記ユーザの余った食材を除く食材であって、前記店舗の特売品を含む食材を前記ユーザに配送することを指示してもよい。
【0017】
前記ステップ(a)において、前記コンピュータシステムは、前記料理メニューに必要な少なくとも1つの食材のうち前記ユーザの余った食材を除く食材に前記店舗の特売品を用いなかった場合の価格と前記料理メニューに必要な少なくとも1つの食材のうち前記ユーザの余った食材を除く食材に前記店舗の特売品を用いた場合の価格との差額を前記ユーザにさらに提供してもよい。
【0018】
本発明の方法は、コンピュータシステムを用いて、ユーザとの個別契約に基づいて食事または食材を配送するサービスの提供する方法であって、前記個別契約は、前記コンピュータシステムに予め登録されており、前記個別契約は、食事または食材の配送に関するユーザのニーズを規定しており、前記方法は、(a)前記コンピュータシステムが、複数のユーザのそれぞれが希望する食材を示す情報を前記複数のユーザのそれぞれから受け取るステップと、(b)前記コンピュータシステムが、前記複数のユーザのそれぞれが希望する食材を収集するステップと、(c)前記コンピュータシステムが、前記収集結果に基づいて、前記複数のユーザのそれぞれに配送する食材または食事を決定するステップとを包含し、これにより、上記目的が達成される。
【0019】
本発明の方法は、コンピュータシステムを用いて、ユーザとの個別契約に基づいて食事または食材を配送するサービスの提供する方法であって、前記個別契約は、前記コンピュータシステムに予め登録されており、前記個別契約は、食事または食材の配送に関するユーザのニーズを規定しており、前記方法は、(a)前記コンピュータシステムが、複数のユーザのそれぞれが希望しない食事を示す情報を前記複数のユーザのそれぞれから受け取るステップと、(b)前記コンピュータシステムが、前記複数のユーザのそれぞれが希望しない食事を収集するステップと、(c)前記コンピュータシステムが、前記収集結果に基づいて、前記複数のユーザのそれぞれに配送する食材または食事を決定するステップとを包含し、これにより、上記目的が達成される。
【0020】
本発明の方法は、コンピュータシステムを用いて、ユーザとの個別契約に基づいて食事または食材を配送するサービスの提供する方法であって、前記個別契約は、前記コンピュータシステムに予め登録されており、前記個別契約は、食事または食材の配送に関するユーザのニーズを規定しており、前記方法は、(a)前記コンピュータシステムが、複数のユーザのそれぞれが希望する食材を示す情報を前記複数のユーザのそれぞれから受け取るステップと、(b)前記コンピュータシステムが、前記複数のユーザのそれぞれが希望する食材を収集するステップと、(c)前記コンピュータシステムが、前記複数のユーザのそれぞれの居住地域のゴミ収集の日程と前記収集結果とに基づいて、前記複数のユーザのそれぞれに配送する食材または食事を決定するステップとを包含し、これにより、上記目的が達成される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の食事/食材配送サービスを提供するコンピュータシステム100の構成を示す。
【0022】
コンピュータシステム100は、サービスセンタ1と、家庭102と、サービスセンタ1と家庭102とを接続するネットワーク101とを含む。ネットワーク101には、少なくとも1つの店舗(図1に示される例では、店舗104、105)が接続されている。また、ネットワーク101には、オフィス103が接続されていてもよい。
【0023】
ネットワーク101は、任意のネットワーク(例えば、インターネット)である。ネットワーク101は、無線LANを含む各種のLAN、WAN、電話回線、無線電話回線等を含み得る。
【0024】
家庭102には、パーソナルコンピュータ(PC)111、冷蔵庫112、電子レンジ113などの機器(情報家電)が置かれている。これらの機器は、家庭102内に設置されたホームLAN114を介して互いに接続されている。なお、PC111として、任意のタイプの情報処理装置(例えば、携帯電話、PDA)が使用され得る。家庭102では、ユーザ(消費者)115が暮らしている。ホームLAN114は、ネットワーク101に接続されている。
【0025】
サービスセンタ1は、ネットワーク101を介して家庭102の機器と通信するネットワーク通信部3と、CPU2と、メモリ6と、表示部5と、データベース7とを含む。サービスセンタ1は、任意のコンピュータであり得る。
【0026】
CPU2は、食事/食材配送サービスを提供する処理を実行する。
【0027】
メモリ6には、食事/食材配送サービスを提供する処理を実現するプログラムが格納されている。
【0028】
表示部5は、サービスセンタ1の管理者が、サービスセンタ1の状態をモニタするために使用される。表示部5は、例えば、CRTディスプレイである。
【0029】
データベース7は、顧客ファイル7aと、食材管理ファイル7bと、料理メニュー管理ファイル7cとを含む。
【0030】
なお、図1に示される例では、データベース7はサービスセンタ1の内部に設けられている。しかし、データベース7は、サービスセンタ1の外部に設けられていてもよい。
【0031】
オフィス103にも、家庭102と同様に、パーソナルコンピュータ(PC)111などの機器(情報家電)が置かれている。
【0032】
店舗104は、サービスセンタ1からの指示に基づいて、食事または食材をユーザ115に配送する食事/食材配送サービスを提供する。なお、店舗104で食事または食材が生産されるか否かは問わない。店舗104で食事または食材が生産される場合には、その生産された食事または食材をユーザ115に配送するようにすればよいし、店舗104で食事または食材が生産されない場合には、その食事または食材を別の業者から仕入れ、その仕入れた食事または食材をユーザ115に配送するようにすればよい。
【0033】
なお、サービスセンタ1が、店舗104に食事または食材の配送を指示する代わりに、店舗104から委託を受けた別の会社に食事または食材の配送を指示するようにしてもよい。この場合、その別の会社が食事/食材配送サービスをユーザ115に提供する。その別の会社は、食事/食材配送サービスを代行する料金として、食事/食材配送サービスの利益の一部を店舗104から受け取るようにしてもよい。以下の説明では、サービスセンタ1からの指示に基づいて、店舗104が食事/食材配送サービスをユーザ115に提供するものと仮定する。
【0034】
また、食事または食材をユーザ115に配送する方法としては、さまざまな方法が採用され得る。代表的な方法の1つは、食事または食材をユーザ115によって指定された場所に配送することである。そのような指定場所は、ユーザ115が暮らしている家庭102(自宅)であってもよいし、ユーザ115が勤めているオフィス103であってもよいし、それ以外の場所であってもよい。それ以外の場所は、ユーザ115の生活習慣を考慮してユーザ115が立ち寄るのに便利な場所(例えば、コンビニエンスストア、託児所、松下系列の電器店など)であることが好ましい。このような配送は、店舗104によって行われてもよいし、店舗104から委託を受けた別の業者(例えば、宅配便の業者)によって行われてもよい。このように、「食事または食材をユーザ115に配送する」とは、食事または食材をユーザ115に直接的に届けるか、第三者を介してユーザ115に間接的に届けるかを問わない。
【0035】
同様に、サービスセンタ1からの指示に基づいて、店舗105が食事/食材配送サービスをユーザ115に提供するようにしてもよいし、店舗105から委託を受けた別の会社が食事/食材配送サービスをユーザ115に提供するようにしてもよい。
【0036】
サービスセンタ1は、店舗104の経営者または店舗105の経営者によって管理されていてもよいし、店舗104の経営者および店舗105の経営者のいずれとも異なる管理者によって管理されていてもよい。サービスセンタ1が、店舗104の経営者または店舗105の経営者によって管理されている場合には、サービスセンタ1は、店舗104または店舗105の内部に設置されてもよい。
【0037】
ユーザ115が店舗104から食事/食材配送サービスを受けるためには、ユーザ115と店舗104との間で個別契約を結ぶ必要がある。このような個別契約は、例えば、サービスセンタ1によって提供されるウェブページに表示されるボタンをユーザ115がクリックしたり、そのウェブページの所定の欄に必要なテキスト情報をユーザ115が入力したりすることによって完了され得る。個別契約の内容は、例えば、データベース7の顧客ファイル7aに格納される。このように、ユーザ115と店舗104との個別契約は、ユーザ115が店舗104から食事/食材配送サービスを受ける前に、サービスセンタ1に予め登録される。
【0038】
なお、ユーザ115は、店舗104の代わりに、店舗104の代理店(例えば、契約代行会社)と個別契約を結ぶようにしてもよい。以下の説明では、便宜上、ユーザ115は店舗104と個別契約を結ぶものと仮定する。
【0039】
図2Aは、ユーザ115と店舗104との間で個別契約を結ぶ際に使用されるウェブページ201の一例を示す。ウェブページ201は、食事/食材配送サービスを提供するウェブサイトのホームページである。
【0040】
ウェブページ201は、「全てお任せコース」に関連するボタン210〜212と、「一部お任せコース」に関連するボタン220〜222とを含む。ここで、「全てお任せコース」とは、ユーザ115と店舗104との個別契約に基づく食事/食材配送サービスを提供する前に、サービスセンタ1がユーザ115に問い合わせを行わないコースをいう。「一部お任せコース」とは、ユーザ115と店舗104との個別契約に基づく食事/食材配送サービスを提供する前に、サービスセンタ1がユーザ115に何らかの問い合わせを行うコースをいう。
【0041】
ユーザ115によりウェブページ201上のボタンが選択される(例えば、マウスポインタ230をウェブページ201上のボタンの位置に合わせた状態で、PC111に接続されたマウスのボタンがクリックされる)と、選択されたボタンに対応する内容のウェブページがPC111に表示される。このような機能は、例えば、ウェブページ201を記述するページ記述言語の規則に従って、ウェブページ201上の各ボタンと、各ボタンに対応する内容のウェブページのURLアドレスとを関連付けることによって実現される。
【0042】
図2Aは、ユーザ115により「一部お任せコース」ボタン220と「食材配送サービス」ボタン221とが選択された状態を示す。その結果、「一部お任せコース」の「食材配送サービス」に対応するウェブページ202がPC111に表示される。
【0043】
図2Bは、ウェブページ202の一例を示す。ユーザ115は、ウェブページ202を利用して、食材配送サービスに関するユーザのニーズを規定する。図2Bに示される例では、食材配送サービスに関するユーザのニーズは、食材配送サービスの提供を受ける曜日(月〜日)と、食材配送サービスの提供を受ける時刻(朝食、昼食、夕食に対応する時刻)と、料理メニューの提供を受ける時刻と、余った食材の有効活用の有無と、特売品の有効活用の有無と、契約開始日と、住所・氏名と、連絡先と、銀行口座番号とを含む。
【0044】
なお、ユーザが重視する項目として1つ以上の項目(例えば、コスト重視、栄養バランス重視、好みの食材重視など)を設定できるようにしてもよい。また、料理メニューに適合する形での食材の下ごしらえや、電子レンジで温めればOKといった食材に関するユーザの要望を設定できるようにしてもよい。
【0045】
図2Bに示される例は、ユーザ115が平日(月〜金)の夕食用の食材配送サービスを申し込んだ状態を示す。図2Bに示される例では、余った食材の有効活用を「する」に設定されており、特売品の有効活用を「する」に設定されている。これは、ユーザ115の余った食材を有効に活用することが可能で、かつ、店舗104の特売品を有効に活用することが可能な料理メニューをサービスセンタ1に提案してもらうことがユーザ115のニーズであることを示している。
【0046】
このようにして、ユーザ115は、ウェブページ202を利用して、「一部お任せコース」の「食材配送サービス」に関するユーザのニーズを設定することができる。このようなユーザのニーズが、ユーザ115と店舗104との個別契約の一部として規定される。
【0047】
なお、ユーザ115により「一部お任せコース」ボタン220と「食事配送サービス」ボタン222とが選択された場合には、「一部お任せコース」の「食事配送サービス」に対応するウェブページがPC111に表示される。このウェブページの内容は、余った食材の有効活用の有無を設定する欄がないことを除いてウェブページ202の内容と同様である。食事配送サービスの提供を受ける場合には、余った食材を有効活用することは不可能だからである。
【0048】
このようにして、ユーザ115は、ウェブページを利用して、「一部お任せコース」の「食事配送サービス」に関するユーザのニーズを設定することができる。このようなユーザのニーズが、ユーザ115と店舗104との個別契約の一部として規定される。
【0049】
同様にして、ユーザ115は、ウェブページを利用して、「全てお任せコース」の「食材配送サービス」に関するユーザのニーズや、「全てお任せコース」の「食事配送サービス」に関するユーザのニーズを設定することができる。
【0050】
ウェブページは、任意のページ記述言語(例えば、HTML言語)によって記述される。ウェブページを記述するファイルは、サービスセンタ1のメモリ6に格納されている。このファイルは、ネットワーク101上でこのファイルが格納されている位置を一意に特定するURLアドレスを有している。ユーザ115が家庭102のPC111で実行されるウェブページ閲覧ソフトウェアの入力ウィンドウにこのURLアドレスを入力することにより、入力したURLアドレスに対応するウェブページがPC111に表示される。
【0051】
なお、ユーザ115と店舗104との間で個別契約を結ぶ際に使用されるユーザインタフェースは、図2Aおよび図2Bに示される例に限定されない。ユーザ115と店舗104との間で個別契約を結ぶために任意のユーザインタフェースを使用することができる。しかし、サービスセンタ1によって提供されるウェブページをユーザインタフェースとして使用することは、そのようなウェブページがインターネットを介して世界中のどこからでも容易に閲覧可能である点で好ましい。
【0052】
図3Aは、データベース7に格納されている食材管理ファイル7bの構造の一例を示す。
【0053】
食材管理ファイル7bは、レコード#301〜#306を含む。レコード#301〜#306のそれぞれは、店舗104がユーザ115に配送することが可能な食材に対応している。レコード#301〜#306のそれぞれは、食材を識別する食材コードを格納するためのフィールド311と、食材の名称を格納するためのフィールド312と、食材の配送単位を格納するためのフィールド313と、食材の通常の価格(単価)を格納するためのフィールド314と、特売品を指定するためのフィールド315と、特売品の値引き額を格納するためのフィールド316とを含む。
【0054】
フィールド315またはフィールド316の内容は、店舗104によって特売品の指定および特売品の値引き額の指定が行われるたびに更新される。特売品として指定された食材に対応するレコードのフィールド315の内容は、「○」に更新される。また、特売品として指定された食材に対応するレコードのフィールド316の内容は、その食材の値引き額に更新される。
【0055】
例えば、レコード#301は、「大根」という食材が特売品として指定されており、その値引き額が40円であることを示す。値引き額とは、通常の価格(単価)と特売品の価格(単価)との差額をいう。
【0056】
図3Bは、データベース7に格納されている料理メニュー管理ファイル7cの構造の一例を示す。
【0057】
料理メニュー管理ファイル7cは、レコード#341〜#348を含む。レコード#341〜#348のそれぞれは、店舗104がユーザ115に提供することが可能な料理メニューに対応している。例えば、レコード#341は、料理メニュー「おでん」に対応している。
【0058】
レコード#341〜#348のそれぞれは、料理メニューを識別する料理メニューコードを格納するためのフィールド321と、料理メニューの名称を格納するためのフィールド322と、料理の量が何人分であるかを示すフィールド323と、料理に必要な食材とその量を格納するためのフィールド324と、料理の難易度を格納するためのフィールド325と、料理を作るのに必要な所要時間を格納するためのフィールド326と、料理の1人分の熱量(カロリー)を格納するためのフィールド327と、料理に必要な食材の通常の価格の合計を格納するためのフィールド328と、料理の作り方(レシピ)の説明を格納するためのフィールド329と、料理に必要な食材の値引き額の合計を格納するためのフィールド330とを含む。
【0059】
例えば、レコード#341のフィールド324は、料理メニュー「おでん」を作るために必要な食材が、大根、コンニャク、焼ちくわ、卵、ガンモドキ、おでんの汁の素、練り辛子であることを示している。これらの食材のうち、大括弧{}で囲まれた食材は、配送の対象となっている食材を示す。図3Bに示される例では、大根、コンニャク、焼ちくわ、卵、ガンモドキが配送の対象になっている。
【0060】
これらの食材のうち、中括弧[]で囲まれた食材は、通常、配送の対象から除外されている食材を示す。図3Bに示される例では、おでんの汁の素、練り辛子が配送の対象から除外されている。例えば、店舗104が販売していない食材、家庭102に常備されている食材は、通常、配送の対象から除外することが好ましい。ただし、これらの食材を配送の対象に追加するためのユーザインタフェースが設けられていることが好ましい。
【0061】
以下の説明では、料理メニューに必要な食材とは、フィールド324において大括弧{}で囲まれた食材をいうものとする。従って、料理メニュー「おでん」に必要な食材は、大根、コンニャク、焼ちくわ、卵、ガンモドキである。
【0062】
レコード#341のフィールド324は、大根、コンニャク、焼ちくわ、卵、ガンモドキの使用量の目安(目安数量)が、それぞれ、1/2本、1丁、2本、4個、4個であることを示している。
【0063】
レコード#341のフィールド324は、料理メニュー「おでん」に必要な食材(大根、コンニャク、焼ちくわ、卵、ガンモドキ)の通常の価格の合計が1070円であることを示す。この通常の価格の合計は、店舗104がどのように特売品を指定するかには依存しない。従って、この通常の価格の合計は、店舗104によって特売品の指定および特売品の値引き額の指定が行われる前に計算され得、フィールド328に格納され得る。
【0064】
この通常の価格の合計は、食材の目安数量を考慮して計算される。例えば、食材の目安数量が食材管理ファイル7bのフィールド313(図3A)に格納されている配送単位の整数倍でない場合には、その目安数量を配送単位の整数倍に切り上げた数量を用いて通常の価格の合計を計算するようにしてもよい。あるいは、このような切り上げ処理をせずに目安数量を用いて上記合計を計算するようにしてもよい。
【0065】
食材の目安数量を配送単位の整数倍に切り上げた数量を用いて通常の価格の合計を計算する場合には、その合計は、消費者が店舗104に支払う実際の金額により近いものとなる。消費者は、店舗104から食材の目安数量を配送単位の整数倍に切り上げた数量だけ食材を購入せざるを得ないからである。図3Bに示される例では、料理メニュー「おでん」に必要な食材の通常の価格の合計は、食材の目安数量を配送単位の整数倍に切り上げた数量を用いて計算されている。
【0066】
レコード#341のフィールド330は、料理メニュー「おでん」に必要な食材(大根、コンニャク、焼ちくわ、卵、ガンモドキ)の値引き額の合計が160円であることを示す。この値引き額の合計は、店舗104によって特売品の指定および特売品の値引き額の指定が行われるたびに再計算され、フィールド330に格納される。このようにして、店舗104によって特売品の指定および特売品の値引き額の指定が行われるたびに、フィールド330の内容が更新される。
【0067】
この値引き額の合計も、通常の価格の合計と同様に、食材の目安数量を考慮して計算される。ただし、値引き額の合計の計算手法と通常の価格の合計の計算手法とが整合していることが望ましい。図3Bに示される例では、料理メニュー「おでん」に必要な食材の値引き額の合計は、食材の目安数量を配送単位の整数倍に切り上げた数量を用いて計算されている。
【0068】
図4は、図2Aに示される「一部お任せコース」の食事配送サービスまたは食材配送サービスを提供する処理の手順を示す。この処理は、サービスセンタ1のCPU2によって実行される。
【0069】
ステップ401:CPU2は、ユーザ115のニーズに基づいて少なくとも1つの料理メニューをユーザ115に提供する。例えば、ユーザ115のニーズに完全に適合した料理メニューが存在する場合には、CPU2は、その料理メニューをユーザ115に提供することが好ましい。また、ユーザ115のニーズに部分的に適合した料理メニューが存在する場合には、CPU2は、ユーザ115のニーズに完全に適合した料理メニューに加えて、ユーザ115のニーズに部分的に適合した料理メニューをユーザ115に提供することが好ましい。上述したように、ユーザ115のニーズは、ユーザ115と店舗104との個別契約において予め決められている。CPU2によって提供された少なくとも1つの料理メニューは、例えば、PC111に表示される。ユーザ115は、PC111に表示される少なくとも1つの料理メニューのうちの1つを選択する。
【0070】
ステップ402:CPU2は、CPU2によって提供された少なくとも1つの料理メニューのうち、ユーザ115によって選択された料理メニューを示す情報を受け取る。ユーザ115によって選択された料理メニューを示す情報は、例えば、料理メニューを識別する料理メニューコードである。
【0071】
ステップ403:CPU2は、ユーザ115が希望するサービスが食事配送サービスであるか、食材配送サービスであるかを判定する。このような判定は、顧客ファイル7aに格納されているユーザ115と店舗104との個別契約を参照することによってなされる。
【0072】
ステップ403においてユーザが希望するサービスが食事配送サービスであると判定された場合には、処理はステップ404に進む。ステップ403においてユーザが希望するサービスが食材配送サービスであると判定された場合には、処理はステップ405に進む。
【0073】
ステップ404:CPU2は、ユーザ115によって選択された料理メニューの食事をユーザ115に配送するように店舗104に指示する。店舗104は、サービスセンタ1のCPU2からの指示に従って、ユーザ115によって選択された料理メニューの食事をユーザ115に配送する。
【0074】
ステップ405:CPU2は、ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な少なくとも1つの食材をユーザ115に配送するように店舗104に指示する。店舗104は、サービスセンタ1のCPU2からの指示に従って、ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な少なくとも1つの食材をユーザ115に配送する。
【0075】
なお、食材のユーザ115への配送は、図2Bにおいて「食材配送サービス提供時刻」として指定した時刻(例えば、PM 4:00)までに行われる。食事のユーザ115への配送についても、同様である。
【0076】
このように、ユーザ115は、ユーザ自身のニーズを反映した料理メニューの中から自分のお気に入りの料理メニューを選択することができ、その選択された料理メニューの食事の配送サービス、または、その選択された料理メニューに必要な食材の配送サービスを受けることができる。その結果、「お仕着せ」の料理メニューを提供する従来の食事/食材配送サービスに比べて、ユーザのニーズに柔軟に対応することが可能な食事/食材配送サービスを提供することが可能になる。
【0077】
ユーザ115のニーズは、「ユーザ115の余った食材を用いた料理メニューの提供」および「店舗104の特売品を用いた料理メニューの提供」の少なくとも一方を含み得る。例えば、図2Bに示されるウェブページ202においてユーザ115が余った食材の有効活用を「する」に設定することは、ユーザ115が「ユーザ115の余った食材を用いた料理メニューの提供」を希望していることを意味する。同様に、図2Bに示されるウェブページ202においてユーザ115が特売品の有効活用を「する」に設定することは、ユーザ115が「店舗104の特売品を用いた料理メニューの提供」を希望していることを意味する。
【0078】
図5は、ユーザ115のニーズが「ユーザ115の余った食材を用いた料理メニューの提供」を含む場合における、食材配送サービスを提供する処理の手順を示す。この処理は、サービスセンタ1のCPU2によって実行される。
【0079】
ステップ501:CPU2は、ユーザ115の余った食材を示す情報を受け取る。
【0080】
ステップ502:CPU2は、ユーザ115の余った食材を用いる少なくとも1つの料理メニューをユーザ115に提供する。ステップ502が図4に示されるステップ401に対応する。
【0081】
ステップ503:CPU2は、CPU2によって提供された少なくとも1つの料理メニューのうち、ユーザ115によって選択された料理メニューを示す情報を受け取る。ステップ503が図4に示されるステップ402に対応する。
【0082】
ステップ504:CPU2は、ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な少なくとも1つの食材のうち、ユーザ115の余った食材を除く食材をユーザ115に配送するように店舗104に指示する。ステップ504が図4に示されるステップ405に対応する。店舗104は、サービスセンタ1のCPU2からの指示に従って、ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な少なくとも1つの食材のうち、ユーザ115の余った食材を除く食材をユーザ115に配送する。
【0083】
図6Aは、冷蔵庫112(図1)の構成の一例を示す。冷蔵庫112は、情報処理部601と、食品格納部602とを含む。
【0084】
情報処理部601は、ホームLAN114に接続された通信部610と、CPU611と、メモリ612と、入力部613と、表示部614と、タグリーダ615とを含む。
【0085】
食品格納部602は、複数の食品(食材)を格納可能に構成されている。食品格納部602に置かれた食品(食材)は、冷却機構(図示せず)により冷却される。食品格納部602には扉603が開閉可能に結合されている。
【0086】
入力部613は、余った食材の種類を示す情報と余った食材の分量を示す情報とをユーザ115が入力可能なユーザインタフェース(例えば、キーボードやタッチパネル)を有している。この場合、通信部610は、ユーザ115によって入力された余った食材の種類を示す情報と余った食材の分量を示す情報とを入力部613から受け取り、それらの情報をホームLAN114、ネットワーク101を介して、サービスセンタ1に送信する。
【0087】
図5に示されるステップ501において、サービスセンタ1のCPU2は、ネットワーク通信部3を介して、家庭102の冷蔵庫112から送信された情報(すなわち、余った食材の種類を示す情報と余った食材の分量を示す情報)を受け取る。なお、この情報の送信元は、家庭102の冷蔵庫112に限定されない。例えば、家庭102のPC111が、余った食材の種類を示す情報と余った食材の分量を示す情報とをユーザ115が入力可能なユーザインタフェース(例えば、キーボードやタッチパネル)を有している場合には、サービスセンタ1のCPU2は、ネットワーク通信部3を介して、家庭102のPC111から送信された情報(すなわち、余った食材の種類を示す情報と余った食材の分量を示す情報)を受け取ってもよい。
【0088】
図6Bは、余った食材の種類を示す情報と、余った食材の分量を示す情報とを入力するのに好適なユーザインタフェースの一例を説明するための図である。
【0089】
表示部614は、冷蔵庫121に保管されている食品(食材)のリストが表示されるように構成されている。表示部614に表示される食品(食材)のリストは、冷蔵庫121に保管されている食品(食材)の種類を示す情報621と、冷蔵庫121に保管されている食品(食材)の分量を示す情報622とを含む。図6Bに示される例は、大根1/2本、レタス半玉、肉200g、魚一切れが冷蔵庫121内に保管されている状態を示す。このようなリストの表示は、公知のさまざまな方法を利用して達成され得る。例えば、食品の識別情報や食品の製造日を示す情報を記憶した無線タグ(例えば、RF−IDタグ)を食品格納部602に格納する食品(食材)に付けておき、この無線タグをタグリーダ615を用いて読み取ることにより、食品格納部602に存在する食品(食材)の種類を示す情報が得られる。食品格納部602に存在する食品(食材)の分量は、その食品(食材)を使用するたびにユーザ115が目分量で概算値を入力するようにしてもよいし、食品格納部602に設置された重量センサ(図示せず)を用いて計測するようにしてもよい。
【0090】
入力部613は、表示部614に表示される食品(食材)のうちの少なくとも1つを「余った食材」として指定する余りボタン623と、「余った食材」の分量を入力するための入力領域624とを含む。余りボタン623は、例えば、トグルスイッチである。余りボタン623を1回押すと、余りボタン623は「ON」となり、その食品(食材)が「余った食材」として指定される。余りボタン623をさらに1回押すと、余りボタン623は「OFF」となり、その食品(食材)が「余った食材」の指定から解除される。入力領域624は、表示部614に表示される食品(食材)の分量を超える分量の入力が禁止されるように構成されている。図6Bに示される例は、冷蔵庫121に保管されている大根1/2本のうちの全部(1/2本)を「余った食材」として指定し、冷蔵庫121に保管されている肉200gのうちの一部(100g)を「余った食材」として指定した状態を示している。
【0091】
このように入力部613を構成することにより、冷蔵庫112に在庫する食材を示す情報(すなわち、冷蔵庫112に在庫する食材の種類を示す情報と冷蔵庫112に在庫する食材の分量を示す情報)に基づいて「余った食材の種類を示す情報」と「余った食材の分量を示す情報」とをユーザ115が容易に入力することが可能になる。また、冷蔵庫112に在庫する食材の情報と整合しない情報がサービスセンタ1に送信されることを防止することが可能になる。
【0092】
なお、冷蔵庫112に在庫する食材を示す情報を「余った食材を示す情報」としてサービスセンタ1に送信するようにしてもよい。このように「余った食材を示す情報」は、冷蔵庫112に在庫する食材を示す情報に基づいて生成され得る。
【0093】
図6Bに示される表示部614と入力部613とは、ユーザ115が操作しやすい位置(例えば、冷蔵庫121の扉603の表面)に設置されることが好ましい。
【0094】
図5に示されるステップ502において、サービスセンタ1のCPU2は、ステップ501において受け取った「余った食材の種類を示す情報」に基づいて「余った食材」を含む少なくとも1つの料理メニューを料理メニュー管理ファイル7cから検索し、ステップ501において受け取った「余った食材の分量を示す情報」に基づいて余った食材の注文数量を自動的に計算する。
【0095】
図7は、図5に示されるステップ502においてユーザ115に提供される「余った食材」を用いた料理メニューを表示したウェブページ701の一例を示す。ウェブページ701は、図2Bにおいて「料理メニューの提供時刻」として指定した時刻(例えば、AM 8:00)にPC111に自動的に表示され得る。
【0096】
図7に示される例は、「余った食材」として「大根1/2本」が指定された場合に、その「余った食材」(=「大根1/2本」)を用いる料理メニューとして「おでん」、「大根と豚肉の甘辛煮」、「ふろふき大根」、「大根のピリカラ煮」、「大根とブリのみそ汁」という5つの料理メニューがユーザ115に提案された状態を示す。これらの5つの料理メニューのいずれをユーザ115が選択した場合でも、ユーザ115は「余った食材」(=「大根1/2本」)を使い切ることができる。このように、図7に示される料理メニューは、「余った食材を使い切りたい」というユーザ115のニーズに適合した料理メニューとなっている。
【0097】
ウェブページ701は、行721〜行725を含む。行721〜行725のそれぞれは、欄702〜欄707を有している。
【0098】
ウェブページ701の行721、行722、行723、行724、行725は、それぞれ、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cのレコード#341、レコード#346、レコード#343、レコード#347、レコード#348に対応している。
【0099】
ウェブページ701の欄702、欄703、欄704、欄705、欄706は、それぞれ、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cのフィールド322、フィールド325、フィールド326、フィールド327、フィールド324における「大根」の目安数量に対応している。ウェブページ701の欄707の値(注文数量)は、欄706の値(目安数量)から「余った食材の分量」(=1/2本)を減算することによって計算され得る。このような計算は、サービスセンタ1のCPU2によって行われ得る。
【0100】
ウェブページ701の行721〜行725は、欄707の値(注文数量)の昇順にソートされて表示されている。これは、欄707の値(注文数量)を基準値として用いて、ユーザ115がウェブページ701に表示された料理メニューのうちの1つを選択することを容易にするためである。
【0101】
ウェブページ701の行721〜行725は、それぞれ、ボタン708〜712を含む。ボタン708〜712は、ユーザ115が、行721〜行725にそれぞれ対応する料理メニューを選択するために使用される。
【0102】
サービスセンタ1のCPU2は、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cを参照し、上述した対応関係に基づいて、ウェブページ701を記述するファイルを生成する。CPU2は、ネットワーク通信部3およびネットワーク101を介して、ウェブページ701を記述するファイルを家庭102のPC111に送信する。その結果、図7に示されるウェブページ701がPC111に表示される。
【0103】
なお、図7に示される例では、「余った食材」として単一の食材(大根のみ)を指定した例を説明したが、「余った材料」として複数の食材(例えば、大根と卵)を指定することも可能である。この場合には、「余った材料」として指定された複数の食材のうち最も優先度の高い食材を用いる料理メニューを提供するようにしてもよいし、「余った食材」として指定された複数の食材のうち最も優先度の高い食材から所定の個数の食材を用いる料理メニューを提供するようにしてもよい。あるいは、「余った食材」として指定された複数の食材を平等に扱って、その複数の食材のうち所定の個数の食材を用いる料理メニューを提供するようにしてもよい。
【0104】
図8は、ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な食材を注文するために使用されるウェブページ801の一例を示す。ウェブページ801は、図7に示されるウェブページ701において料理メニュー「おでん」に対応する行721に含まれるボタン708を選択することによってPC111に表示される。
【0105】
ウェブページ801には、料理メニュー「おでん」に必要な食材のそれぞれについて、目安数量と、配送単位と、通常価格と、値引き額とが表示される。
【0106】
ウェブページ801は、行821〜行825を含む。行821〜行825のそれぞれは、欄802〜欄806を有している。
【0107】
ウェブページ801の欄802、欄803は、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cのレコード#341のフィールド324に対応している。
【0108】
ウェブページ801の行821の欄804、欄805、欄806は、図3Aに示される食材管理ファイル7bのレコード#301のフィールド313、フィールード314、フィールド316に対応している。
【0109】
ウェブページ801の行822の欄804、欄805、欄806は、図3Aに示される食材管理ファイル7bのレコード#302のフィールド313、フィールード314、フィールド316に対応している。
【0110】
ウェブページ801の行823の欄804、欄805、欄806は、図3Aに示される食材管理ファイル7bのレコード#304のフィールド313、フィールード314、フィールド316に対応している。
【0111】
ウェブページ801の行824の欄804、欄805、欄806は、図3Aに示される食材管理ファイル7bのレコード#305のフィールド313、フィールード314、フィールド316に対応している。
【0112】
ウェブページ801の行825の欄804、欄805、欄806は、図3Aに示される食材管理ファイル7bのレコード#306のフィールド313、フィールード314、フィールド316に対応している。
【0113】
ウェブページ801は、領域807を有している。領域807は、行821〜行825のそれぞれについて、料理メニュー「おでん」に必要な食材を注文するか否かを示す情報を入力するための領域として使用される。食材を注文する場合には、領域807のかっこ内に注文数量(0以外の値)を入力する。食材を注文しない場合には、領域807のかっこ内に「0」を入力するか、または、何も入力しない。ただし、行821に対応する領域807のかっこには、注文数量0本が自動的に入力されているものとする。行821に対応する領域807のかっこ内には、ウェブページ701において選択された行721の欄707の値(注文数量)が代入されるべきだからである。
【0114】
サービスセンタ1のCPU2は、図3Aに示される食材管理ファイル7bと図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cとを参照し、上述した対応関係に基づいて、ウェブページ801を記述するファイルを生成する。CPU2は、ネットワーク通信部3およびネットワーク101を介して、ウェブページ801を記述するファイルを家庭102のPC111に送信する。その結果、図8に示されるウェブページ801がPC111に表示される。
【0115】
ウェブページ801は、送信ボタン831と、取消ボタン832と、ホームページボタン833とを含む。ユーザ115が送信ボタン831を選択すると、領域807に入力された注文数量の食材が注文される。送信ボタン831を選択したから所定の時間内にその注文を取り消す場合には、ユーザ115は取消ボタン832を選択する。
【0116】
なお、ユーザ115は、注文した食材の配送サービスを受ける時刻、住所・氏名、銀行口座番号などをウェブページ801に入力する必要はない。これらの情報は、図2Bに示されるウェブページ202を利用して予め設定されているからである。
【0117】
図9は、ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な食材を注文するために使用されるウェブページ901の一例を示す。ウェブページ901は、「余った食材の分量」とその食材の在庫数量とが等しい場合に、ウェブページ801に代えて用いられ得る。
【0118】
ウェブページ901は、領域902と領域903とを有している。領域902は、行921〜行925のそれぞれについて、料理メニュー「おでん」に必要な食材の在庫数量を示す情報を入力するための領域として使用される。ユーザ115が領域902のかっこ内に食材の在庫数量(ユーザ115の家庭102に在庫としてある食材の数量)を入力すると、その食材の注文数量が自動的に計算され、その計算された注文数量が領域903のかっこ内に設定される。その食材の注文数量は、食材の目安数量から食材の在庫数量を減算することによって求められる。ただし、この差分が配送単位の整数倍でない場合には、その差分を配送単位の整数倍に切り上げた数量が食材の注文数量として設定される。また、食材の在庫数量が食材の目安数量よりも多い場合には、食材の注文数量は「0」に設定される(すなわち、その食材の注文は行われない)。
【0119】
なお、ユーザ115がPC111に表示されるウェブページ901の領域902に食材の在庫数量を入力するようにしてもよいし、図6Aおよび図6Bを参照して説明したように冷蔵庫121が食材の在庫数量の管理機能を有している場合には冷蔵庫121に保管されている食材の在庫量をPC111がホームLAN114を介して読み出すようにしてもよい。
【0120】
なお、行921に対応する領域902のかっこには、注文数量1/2本が自動的に入力されているものとする。行921に対応する領域902のかっこ内には、大根の在庫数量として1/2本が代入されるべきだからである。
【0121】
なお、図8に示されるウェブページ801または図9に示されるウェブページ901とともに、ユーザ115によって選択された料理メニューの作り方(レシピ)を説明したウェブページ1001をPC111に表示するようにしてもよい。
【0122】
図10は、ウェブページ1001の一例を示す。ウェブページ1001は、領域1002〜領域1004を含む。領域1002には、料理メニュー「おでん」に必要な食材とその食材の目安数量とが表示される。領域1003には、料理メニュー「おでん」の作り方(レシピ)が表示される。領域1004には、料理メニュー「おでん」に従って作られる料理の量が何人分であるかを示す数が表示される。
【0123】
領域1002、領域1003、領域1004は、それぞれ、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cにおけるレコード#341のフィールド324、フィールド329、フィールド323に対応している。
【0124】
サービスセンタ1のCPU2は、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cを参照し、上述した対応関係に基づいて、ウェブページ1001を記述するファイルを生成する。CPU2は、ネットワーク通信部3およびネットワーク101を介して、ウェブページ1001を記述するファイルを家庭102のPC111に送信する。その結果、図10に示されるウェブページ1001がPC111に表示される。
【0125】
図11は、ユーザ115のニーズが「店舗104の特売品を用いた料理メニューの提供」を含む場合における、食材配送サービスを提供する処理の手順を示す。この処理は、サービスセンタ1のCPU2によって実行される。
【0126】
なお、図11に示される処理の実行が開始される前に、図3Aに示される食材管理ファイル7bの各レコードのフィールド315およびフィールド316の値と、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cの各レコードのフィールド330の値とが最新の値に更新されているものとする。
【0127】
ステップ1101:CPU2は、店舗104の特売品を用いる少なくとも1つの料理メニューをユーザ115に提供する。ステップ1101が図4に示されるステップ401に対応する。
【0128】
ステップ1102:CPU2は、CPU2によって提供された少なくとも1つの料理メニューのうち、ユーザ115によって選択された料理メニューを示す情報を受け取る。ステップ1102が図4に示されるステップ402に対応する。
【0129】
ステップ1103:CPU2は、ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な少なくとも1つの食材(店舗104の特売品を含む食材)をユーザ115に配送するように店舗104に指示する。ステップ1103が図4に示されるステップ405に対応する。店舗104は、サービスセンタ1のCPU2からの指示に従って、ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な少なくとも1つの食材(店舗104の特売品を含む食材)をユーザ115に配送する。
【0130】
図12は、図11に示されるステップ1101においてユーザに提供される「店舗104の特売品」を用いた料理メニューを表示したウェブページ1201の一例を示す。ウェブページ1201は、図2Bにおいて「料理メニューの提供時刻」として指定した時刻(例えば、AM 8:00)にPC111に自動的に表示され得る。
【0131】
図12に示される例は、「店舗104の特売品」として「大根」、「牛乳」、「焼ちくわ」、「卵」が指定された場合に、その「店舗104の特売品」を用いる料理メニューとして「おでん」、「ふろふき大根」、「鶏の水炊き」、「麻婆茄子」、「キムチ鍋」という5つの料理メニューがユーザ115に提案された状態を示す。
【0132】
ウェブページ1201は、行1221〜行1225を含む。行1221〜行1225のそれぞれは、欄1202〜欄1207を有している。
【0133】
ウェブページ1201の行1221〜行1225は、それぞれ、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cのレコード#341〜レコード#345に対応している。
【0134】
ウェブページ1201の欄1202〜欄1207は、それぞれ、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cのフィールド322、フィールド325、フィールド326、フィールド327、フィールド328、フィールド330に対応している。
【0135】
欄1207の値(値引き額合計)は、その料理メニューに必要な食材に店舗104の特売品を用いなかった場合の価格(通常価格)と、その料理メニューに必要な食材に店舗104の特売品を用いた場合の価格(特売品価格)との差額を示す。
【0136】
ウェブページ1201の行1221〜行1225は、欄1207の値(値引き額合計)の降順にソートされて表示されている。これは、欄1207の値(値引き額合計)を基準値として用いて、ユーザ115がウェブページ1201に表示された料理メニューのうちの1つを選択することを容易にするためである。
【0137】
ユーザ115は、欄1207の値(値引き額合計)を参照することにより、料理メニュー「おでん」が最も”お値打ちな”料理メニューであることを知ることができる。店舗104は、ユーザ115が値引き額合計の大きい料理メニューに必要な食材を注文する可能性が高いので、販売者の意図を反映して特売品の販売を促進することができる。
【0138】
図12に示される例では、行1223〜行1225に対応する料理メニューの値引き額合計は、「0円」である。これは、行1223〜行1225に対応する料理メニューに必要な食材には特売品が含まれていないことを示す。行1223〜行1225は、特売品の販売を促進するという目的を達成するためには、必ずしもウェブページ1201に表示されなくてもよい。しかし、行1223〜行1225をウェブページ1201に表示することは、ユーザ115の選択肢を広げる観点からは好ましい。
【0139】
ウェブページ1201の行1221〜行1225は、それぞれ、ボタン1208〜1212を含む。ボタン1208〜1212は、ユーザ115が、行1221〜行1225にそれぞれ対応する料理メニューを選択するために使用される。
【0140】
サービスセンタ1のCPU2は、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cを参照し、上述した対応関係に基づいて、ウェブページ1201を記述するファイルを生成する。CPU2は、ネットワーク通信部3およびネットワーク101を介して、ウェブページ1201を記述するファイルを家庭102のPC111に送信する。その結果、図12に示されるウェブページ1201がPC111に表示される。
【0141】
図12に示されるウェブページ1201において料理メニュー「おでん」に対応する行1221に含まれるボタン1208が選択されると、料理メニュー「おでん」に必要な食材を注文するために使用されるウェブページがPC111に表示される。このウェブページは、図8に示されるウェブページ801と同一であるから、ここでは詳しい説明を省略する。ただし、図8に示されるウェブページ801の場合と異なり、行821に対応する領域807のかっこ内に自動的に値が代入されることはない。
【0142】
また、図8に示されるウェブページ801の代わりに図9に示されるウェブページ901を使用するようにしてもよい。
【0143】
なお、料理メニュー「おでん」に必要な食材を注文するために使用されるウェブページとともに、料理メニュー「おでん」の作り方(レシピ)を説明したウェブページをPC111に表示するようにしてもよい。このウェブページは、図10に示されるウェブページ1001と同一であるから、ここでは詳しい説明を省略する。
【0144】
図13は、ユーザ115のニーズが「店舗104の特売品を用いた料理メニューの提供」を含む場合における、食事配送サービスを提供する処理の手順を示す。この処理は、サービスセンタ1のCPU2によって実行される。
【0145】
なお、図13に示される処理の実行が開始される前に、図3Aに示される食材管理ファイル7bの各レコードのフィールド315およびフィールド316の値と、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cの各レコードのフィールド330の値とが最新の値に更新されているものとする。
【0146】
ステップ1301:CPU2は、店舗104の特売品を用いる少なくとも1つの料理メニューをユーザ115に提供する。ステップ1301が図4に示されるステップ401に対応する。
【0147】
ステップ1302:CPU2は、CPU2によって提供された少なくとも1つの料理メニューのうち、ユーザ115によって選択された料理メニューを示す情報を受け取る。ステップ1302が図4に示されるステップ402に対応する。
【0148】
ステップ1303:CPU2は、ユーザ115によって選択された料理メニューの食事(店舗104の特売品を食材として用いた食事)をユーザ115に配送するように店舗104に指示する。ステップ1303が図4に示されるステップ404に対応する。店舗104は、サービスセンタ1のCPU2からの指示に従って、ユーザ115によって選択された料理メニューの食事(店舗104の特売品を食材として用いた食事)をユーザ115に配送する。
【0149】
図13に示されるステップ1301においてユーザに提供される「店舗104の特売品」を用いた料理メニューを表示したウェブページは、図12に示されるウェブページ1201と同一であるから、ここでは詳しい説明を省略する。ただし、図12に示される難易度の表示(欄1203)と所要時間の表示(欄1204)とは、省略してもよい。
【0150】
ただし、食事配送サービスは、食材配送サービスに比べて食材の加工などの手間がかかるため、食事配送サービスの料金は、食材配送サービスの料金に所定の金額を上乗せした料金に設定される。
【0151】
欄1207の値(値引き額合計)は、その料理メニューの食事に店舗104の特売品を用いなかった場合の価格(通常価格)と、その料理メニューの食事に店舗104の特売品を用いた場合の価格(特売品価格)との差額を示す。
【0152】
ユーザ115は、欄1207の値(値引き額合計)を参照することにより、料理メニュー「おでん」が最も”お値打ちな”料理メニューであることを知ることができる。店舗104は、ユーザ115が値引き額合計の大きい料理メニューに必要な食材を注文する可能性が高いので、販売者の意図を反映して特売品の販売を促進することができる。
【0153】
なお、図13に示される例では、主に主菜(メインディッシュ)をユーザ115に提供する場合を想定しているが、特売品を用いる主菜とその主菜に適合する副菜、汁またはスープなどの組や、特売品を用いる副菜とその副菜に適合する主菜、汁またはスープなどの組を一組とし、少なくとも一組以上の料理メニューをユーザ115に提供するようにしてもよい。
【0154】
図14は、ユーザ115のニーズが「ユーザ115の余った食材を用い、かつ、店舗104の特売品を用いた料理メニューの提供」を含む場合における、食材配送サービスを提供する処理の手順を示す。この処理は、サービスセンタ1のCPU2によって実行される。
【0155】
なお、図14に示される処理の実行が開始される前に、図3Aに示される食材管理ファイル7bの各レコードのフィールド315およびフィールド316の値と、図3Bに示される料理メニュー管理ファイル7cの各レコードのフィールド330の値とが最新の値に更新されているものとする。
【0156】
ステップ1401:CPU2は、ユーザ115の余った食材を示す情報を受け取る。
【0157】
ステップ1402:CPU2は、ユーザ115の余った食材を用い、かつ、店舗104の特売品を用いる少なくとも1つの料理メニューをユーザ115に提供する。ステップ1402が図4に示されるステップ401に対応する。
【0158】
ステップ1403:CPU2は、CPU2によって提供された少なくとも1つの料理メニューのうち、ユーザ115によって選択された料理メニューを示す情報を受け取る。ステップ1403が図4に示されるステップ402に対応する。
【0159】
ステップ1404:CPU2は、ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な少なくとも1つの食材のうち、ユーザ115の余った食材を除く食材であって、店舗104の特売品を含む食材をユーザ115に配送するように店舗104に指示する。ステップ1404が図4に示されるステップ405に対応する。店舗104は、サービスセンタ1のCPU2からの指示に従って、ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な少なくとも1つの食材のうち、ユーザ115の余った食材を除く食材であって、店舗104の特売品を含む食材をユーザ115に配送する。
【0160】
図14に示されるステップ1402においてユーザに提供される「ユーザ115の余った食材」を用い、かつ、「店舗104の特売品」を用いた料理メニューを表示したウェブページは、図7に示されるウェブページ701に表示される項目と、図12に示されるウェブページ1201に表示される項目との両方を有していることが好ましい。
【0161】
そのウェブページは、料理メニューごとに、料理メニュー名、通常価格、値引き額合計、目安数量、注文数量などを表示する。
【0162】
値引き額合計は、その料理メニューに必要な少なくとも1つの食材のうちユーザ115の余った食材を除く食材に店舗104の特売品を用いなかった場合の価格と、その料理メニューに必要な少なくとも1つの食材のうちユーザ115の余った食材を除く食材に店舗104の特売品を用いた場合の価格との差額を示す。値引き額合計を表示することにより、ユーザ115は、どの料理メニューが最も”お値打ちな”料理メニューであるかを知ることができる。
【0163】
このような料理メニューを得るためには、例えば、ユーザの余った食材を用いる料理メニュー名に制限を加えた上で、店舗の特売品情報を用いて計算を行った後、目安数量と余った食材の分量とに基づいて注文数量を求めればよい。なお、注文数量は、目安数量と余った食材の分量と配送単位とに基づいて求めてもよい。
【0164】
本発明によれば、コンピュータシステムが、ユーザのニーズに基づいて少なくとも1つの料理メニューをユーザに提供し、ユーザによって選択された料理メニューの食事、または、ユーザによって選択された料理のメニューに必要な少なくとも1つの食材をユーザに配送することを指示する。これにより、ユーザは料理メニューを立案する苦労や、料理メニューに必要な食材を店に買いに行く手間から解放される。その結果、料理を作るユーザの総合的な負担が軽減される。
【0165】
また、ユーザのニーズが「ユーザの余った食材を用いる料理メニューの提供」を含む場合には、ユーザの余った食材を有効活用することが可能になる。ユーザのニーズが「店舗の特売品を用いる料理メニューの提供」を含む場合には、ユーザは”お値打ちな”食事または食材を容易に手に入れることができる。
【0166】
さらに、上述したユーザのニーズや、食事/食材配送サービスの提供日時がユーザと店舗(もしくは店舗の代理店)との間の個別契約に基づいて予め決定されているので、料理メニューの決定、不足食材の購入などのサービスをユーザごとに多様化した生活パターンに対応する形で享受することができる。これにより、ユーザの負担をかなり軽減することが可能になる。
【0167】
料理を作る者の多くが主婦であり、生活パターンが益々多様化することを考えると、本発明の食事/食材配送サービスを提供する方法を用いて料理を支援することはきわめて有用である。女性の自立化、共働きなどを食生活の側面から支援することができるからである。例えば、共働きをしている主婦のモデルとして、「平日は大変忙しくて料理メニューを考えて買い物に行く時間がなく、土日は買い物をして料理をする時間があるが、その料理に必要な食材を土日には使いきれない」というモデルを考える。この場合には、「一部お任せコース」の「食材配送サービス」(余った食材の有効活用をする)を平日分だけ申し込むようにすればよい。これにより、土日に買い物をした食材が余っても平日に有効に活用するなかりでなく、料理メニューの提供、食材の配送サービスを受けることができる。
【0168】
店舗側としては、特売品を用いる料理メニューを提供することにより、特売品を大量に確実に売りさばくことができるというメリットがある。低価格食材重視の個別契約を結んだユーザは特売品を用いた料理メニューを選択する可能性が大だからである。もちろん、ユーザ側としても、安く食材を購入することができるというメリットがある。このように、店舗側とユーザ側の双方にとってwin−winの契約となる。
(実施の形態2)
従来、家庭において余った食材を用いた料理メニューの検索などの技術が開発されてきた。また、各家庭で希望する料理メニューに必要な食材を配送するサービスも行われている。しかしながら、各家庭からの食材の要求に個別に応えていると、必ずしも有効的な食材活用がされるとは限らない。
【0169】
図24は、ユーザが料理メニューを指定した場合の食材配送リストの一例を示す。図24に示される例は、ユーザA、B、Cの各家庭において「じゃがいも」、「豚ミンチ」、「にんじん」の食材が余っていることを示している。ユーザA、B、Cのそれぞれは、余った食材を用いる料理メニューを検索し、その検索結果に基づいて個別にユーザが希望する料理メニューを決めていた。そのため、図24に示されるように、「カレー」、「ハンバーグ」、「肉じゃが」というようにユーザ毎にまったくばらばらに料理メニューが決められていた。ユーザA、B、Cのそれぞれは、各料理メニューについて足りない食材をサービスセンタに要求するため、サービスセンタにおいては、配送しなければならない食材を共通化することができなかった。その結果、サービスセンタでは、効率的な料理メニューの選択ができなかった。
【0170】
しかしながら、各家庭において余った食材を使った料理メニューが多数検索された場合に、ユーザが特に希望する料理メニューがなく、検索された料理メニューの中で安く経済的に調理できるのであれば、どれでもいい場合もある。また、ユーザ、または、その家族において、健康上の理由や嗜好により、希望しない料理メニューは決まっているが、それ以外であれば、どのような料理メニューでもいい場合もある。例えば、図24に示される例では、ユーザAは、「じゃがいも」を使った料理メニューであれば、「じゃがベーコン」という料理メニューを除けば(例えば、ユーザAの家族にベーコンが嫌いな子供がいるため)、特にこだわりがない場合もある。
【0171】
実施の形態2では、ユーザが希望する食材(例えば、家庭において余った食材)と、その食材を利用した料理メニューに必要な食材の配送を希望する日とをユーザに指定してもらう。サービスセンタは、ユーザによって指定された日に、各ユーザが希望する食材を示す情報を複数のユーザから受け取り、その複数のユーザが希望する食材を収集する。サービスセンタは、その収集結果に基づいて、どの料理メニューを各ユーザに提案すれば、各ユーザが希望する食材を有効に活用し、足りない食材を各ユーザに提供することができるかを決定する。これにより、サービスセンタでは、複数のユーザに提供する料理メニューを共通化することができ、同一の日に各ユーザに配送する食材を共通化することができ、流通コストを削減することができるようになる。また、ユーザにとっては、希望する食材を利用した料理メニューを決定できない代わりに、サービスセンタ側で共通の食材を大量に発注することができるようになるため、安い価格で足りない食材を入手できるようになるというメリットがある。
【0172】
図15は、本発明の食事/食材配送サービスを提供するコンピュータシステム1500の構成を示す。コンピュータシステム1500の構成は、ネットワーク111に複数の家庭102a、102b、102cが接続されている点を除いて、図1に示すコンピュータシステム100の構成と同一である。図15において、図1に示される構成要素と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
【0173】
家庭102aには、パーソナルコンピュータ(PC)111a、冷蔵庫112a、電子レンジ113aなどの機器(情報家電)が置かれている。これらの機器は、家庭102a内に設置されたホームLAN114aを介して互いに接続されている。なお、PC111aとして、任意のタイプの情報処理装置(例えば、携帯電話、PDA)が使用され得る。家庭102aでは、ユーザ(消費者)Aが暮らしている。ホームLAN114aは、ネットワーク101に接続されている。
【0174】
家庭102b、102cに設置されている機器(情報家電)は、家庭102aに設置されているものと同様である。家庭102bでは、ユーザ(消費者)Bが暮らしている。家庭102cでは、ユーザ(消費者)Cが暮らしている。
【0175】
サービスセンタ1500は、ユーザAが希望する食材を示す情報を家庭102aから受け取り、ユーザBが希望する食材を示す情報を家庭102bから受け取り、ユーザCが希望する食材を示す情報を家庭102cから受け取り、それらの受け取った情報に基づいてユーザA、B、Cのそれぞれが希望する食材を収集する。さらに、サービスセンタ1500は、その収集結果に基づいてユーザA、B、Cのそれぞれに配送する食材または食事を決定する。
【0176】
図16は、「一部お任せコース」の「食材配送サービス」に対応するウェブページ1602の一例である。ウェブページ1602は、例えば、図2Aに示されるウェブページ201の「一部お任せコース」ボタン220と「食材配送サービス」ボタン221とがユーザAによって選択されることにより、家庭102aのPC111aに表示される。ウェブページ1602は、家庭102bのPC111bまたは家庭102cのPC111cにも表示され得る。
【0177】
ユーザA、B、Cのそれぞれは、ウェブページ1602を利用して、食材配送サービスに関するユーザのニーズを規定する。図16に示される例では、食材配送サービスに関するユーザのニーズは、食材配送サービスの提供を受ける日(年月日)と、食材配送サービスの提供を受ける時刻(朝食、昼食、夕食)と、余った食材の有効活用の有無とを含む。これらのニーズに代えて、もしくは、これらのニーズに加えて、図2Bに示されるニーズを規定するようにしてもよい。
【0178】
家庭において余った食材の種類と余った食材の分量とは、例えば、図6Aに示される情報処理部601を含む装置によって管理される。情報処理部601の構成は、図6Aを参照して説明したとおりである。
【0179】
表示部614は、家庭に保管されている食材のリストが表示されるように構成されている。表示部614に表示される食材のリストは、家庭に保管されている食材の種類を示す情報621と、家庭に保管されている食材の分量を示す情報622とを含む。このようなリストの表示は、公知のさまざまな方法を利用して達成され得る。
【0180】
入力部613は、表示部614に表示される食材のうちの少なくとも1つを「余った食材」として指定する余りボタン623と、「余った食材」の分量を入力するための入力領域624とを含む。余りボタン623は、例えば、トグルスイッチである。余りボタン623を1回押すと、余りボタン623は「ON」となり、その食材が「余った食材」として指定される。余りボタン623をさらに1回押すと、余りボタン623は「OFF」となり、その食材が「余った食材」の指定から解除される。入力領域624は、表示部614に表示される食材の分量を超える分量の入力が禁止されるように構成されている。
【0181】
図17〜図19は、余った食材の種類を示す情報と、余った食材の分量を示す情報とを入力するのに好適なユーザインタフェースの一例を説明するための図である。
【0182】
図17に示される例は、じゃがいも1kg、豚ミンチ400g、さつまいも600gが家庭102aに保管されており、家庭102aに保管されているじゃがいも1kgのうちの一部(500g)を「余った食材」として指定した状態を示す。
【0183】
図18に示される例は、じゃがいも500g、豚ミンチ400g、こんにゃく100gが家庭102bに保管されており、家庭102bに保管されている豚ミンチ400gのうちの全部(400g)を「余った食材」として指定した状態を示す。
【0184】
図19に示される例は、豚ミンチ400g、にんじん2本が家庭102cに保管されており、家庭102cに保管されているにんじん2本のうちの全部(2本)を「余った食材」として指定した状態を示す。
【0185】
図20は、図16に示される「一部お任せコース」の「食材配送サービス」を提供する処理の手順を示す。この処理は、サービスセンタ1のCPU2によって実行される。
【0186】
ステップ2001:CPU2は、食材配送サービス提供日を決定する。
【0187】
ステップ2002:CPU2は、その食材配送サービス提供日に、各ユーザが希望する食材(例えば、各家庭において「余った食材」として各ユーザに指定された食材)を示す情報を複数のユーザから受け取り、その複数のユーザが希望する食材を収集する。
【0188】
ステップ2003:CPU2は、その収集結果に基づいて、最も多く残っている食材を利用した料理メニューを決定する。
【0189】
ステップ2004:CPU2は、各ユーザが希望する食材のうち残っている食材があるか否かを判定する。もしあれば処理はステップ2003に進み、もしなければ処理はステップ2005に進む。
【0190】
ステップ2005:CPU2は、各家庭に配送する食材または食事を決定する。
【0191】
例えば、ユーザA、B、Cがいずれも食材配送サービス提供日として「2003年4月20日」をウェブページ1602(図16)に入力しており、その食材配送サービス提供日に家庭102aにおいて余った食材(ユーザAが希望する食材)が図17に示すように指定されており、その食材配送サービス提供日に家庭102bにおいて余った食材(ユーザBが希望する食材)が図18に示すように指定されており、その食材配送サービス提供日に家庭102cにおいて余った食材(ユーザCが希望する食材)が図19に示すように指定されていると仮定する。
【0192】
この場合、CPU2が収集処理を実行することにより(ステップ2002)、図21に示すような収集結果が得られる。サービスセンタ1のデータベース7には、図22に示すような料理メニューとその料理メニューに必要な食材のリストが蓄積されている(例えば、食材管理ファイル7b)。CPU2は、図21に示される収集結果における希望食材「じゃがいも」、「豚ミンチ」、「にんじん」のうち最も多く残っている食材を利用した料理メニューを図22に示されるリストから検索する(ステップ2003)。その結果、希望食材「じゃがいも」、「豚ミンチ」を利用した料理メニューとして「コロッケ」(コード:T0003)が決定される。希望食材「にんじん」が残っているため(ステップ2004で「はい」)、処理はステップ2003に戻る。CPU2は、希望食材「にんじん」を利用した料理メニューを図22に示されるリストから検索する(ステップ2003)。その結果、希望食材「にんじん」を利用した料理メニューとして「おでん」(コード:T0006)が決定される。希望食材が残っていないため(ステップ2004で「いいえ」)、処理はステップ2006に進む。CPU2は、家庭102a、102b、102cのそれぞれに配送する食材または食事を決定する。
【0193】
図23は、ユーザA、B、Cのそれぞれに提供する料理メニューの例と、ユーザA、B、Cのそれぞれに配送する食材の例とを示す。
【0194】
このように、各ユーザは食材の配送を希望する日程と、各家庭で余っている食材とを入力するだけで、サービスセンタが料理メニューを決定し、足りない食材を各家庭に配送することが可能になる。さらに、サービスセンタにおいては、多数のユーザから使いたい食材の要求と配送する日だけの指定から、料理メニューを決定することができるため、経済的・効率的な食材の配送が可能になる。
【0195】
実施の形態2では、各ユーザは、食材の配送を希望する日と希望する食材(家庭において余った食材)を入力するだけで、サービスセンタ1で各家庭に提供される料理メニューと各家庭に配送される食材とが決定された。さらに、ユーザの嗜好にあった料理メニューを決定するために、和食・中華・洋食等の料理メニューの分類を入力してもよい。また、各ユーザが希望しない料理メニュー(食事)や、連続して同じ料理メニュー(食事)にならないように、食材を配送する予定日の前後の家庭での料理メニューを登録しておくようにしてもよい。サービスセンタ1が各ユーザが希望しない料理メニューを収集することにより、各家庭でのユーザの希望を料理メニューの決定に反映させることができる。
【0196】
なお、サービスセンタ1において各ユーザに提供する料理メニューを決定するときには、各ユーザの住んでいる住所等から、各ユーザの居住地域のゴミ(例えば、生ゴミ)を収集する日程を考慮した料理メニュー(例えば、ゴミ収集の日と図20のステップ2002における収集結果とに基づいて決定された料理メニュー)を提案することも可能である。例えば、図25に示される表をサービスセンタ1のデータベース7に格納しておくことにより、食材を配送する日の次の日がゴミ収集の日でない場合には、焼魚等の生ゴミの量が多くなる料理メニューを選択しないようにすることができる。
【0197】
【発明の効果】
本発明によれば、コンピュータシステムが、ユーザのニーズに基づいて少なくとも1つの料理メニューをユーザに提供し、ユーザによって選択された料理メニューの食事、または、ユーザによって選択された料理のメニューに必要な少なくとも1つの食材をユーザに配送することを指示する。これにより、ユーザは料理メニューを立案する苦労や、料理メニューに必要な食材を店に買いに行く手間から解放される。その結果、料理を作るユーザの総合的な負担を軽減することができる。
【0198】
本発明によれば、各ユーザは食材の配送を希望する日程と、各家庭で余っている食材を入力するだけで、サービスセンタが料理メニューを決定し、足りない食材を各家庭に配送することが可能になる。さらに、サービスセンタにおいては、多数のユーザから使いたい食材の要求と配送する日だけの指定から、料理メニューを決定することができるため、経済的・効率的な食材の配送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食事/食材配送サービスを提供するコンピュータシステム100の構成を示す図
【図2A】ユーザ115と店舗104との間で個別契約を結ぶ際に使用されるウェブページ201の一例を示す図
【図2B】ウェブページ202の一例を示す図
【図3A】データベース7に格納されている食材管理ファイル7bの構造の一例を示す図
【図3B】データベース7に格納されている料理メニュー管理ファイル7cの構造の一例を示す図
【図4】図2Aに示される「一部お任せコース」の食事配送サービスまたは食材配送サービスを提供する処理の手順を示すフローチャート
【図5】ユーザ115のニーズが「ユーザ115の余った食材を用いた料理メニューの提供」を含む場合における、食材配送サービスを提供する処理の手順を示すフローチャート
【図6A】冷蔵庫112(図1)の構成の一例を示す図
【図6B】余った食材の種類を示す情報と、余った食材の分量を示す情報とを入力するのに好適なユーザインタフェースの一例を説明するための図
【図7】図5に示されるステップ502においてユーザ115に提供される「余った食材」を用いた料理メニューを表示したウェブページ701の一例を示す図
【図8】ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な食材を注文するために使用されるウェブページ801の一例を示す図
【図9】ユーザ115によって選択された料理メニューに必要な食材を注文するために使用されるウェブページ901の一例を示す図
【図10】ウェブページ1001の一例を示す図
【図11】ユーザ115のニーズが「店舗104の特売品を用いた料理メニューの提供」を含む場合における、食材配送サービスを提供する処理の手順を示すフロチャート
【図12】図11に示されるステップ1101においてユーザに提供される「店舗104の特売品」を用いた料理メニューを表示したウェブページ1201の一例を示す図
【図13】ユーザ115のニーズが「店舗104の特売品を用いた料理メニューの提供」を含む場合における、食事配送サービスを提供する処理の手順を示すフローチャート
【図14】ユーザ115のニーズが「ユーザ115の余った食材を用い、かつ、店舗104の特売品を用いた料理メニューの提供」を含む場合における、食材配送サービスを提供する処理の手順を示すフローチャート
【図15】
本発明の食事/食材配送サービスを提供するコンピュータシステム1500の構成を示す図
【図16】ウェブページ1602の一例を示す図
【図17】余った食材の種類を示す情報と、余った食材の分量を示す情報とを入力するのに好適なユーザインタフェースの一例を説明するための図
【図18】余った食材の種類を示す情報と、余った食材の分量を示す情報とを入力するのに好適なユーザインタフェースの一例を説明するための図
【図19】余った食材の種類を示す情報と、余った食材の分量を示す情報とを入力するのに好適なユーザインタフェースの一例を説明するための図
【図20】図16に示される「一部お任せコース」の「食材配送サービス」を提供する処理の手順を示すフローチャート
【図21】ユーザが希望する食材の収集結果を示す図
【図22】料理メニューとその料理メニューに必要な食材のリストを示す図
【図23】ユーザに提供する料理メニューの例とユーザに配送する食材の例を示す図
【図24】ユーザが料理メニューを指定した場合の食材配送リストを示す図
【図25】ユーザの居住地域とその地域でのゴミ収集日のリストを示す図
【符号の説明】
1 サービスセンタ
2 CPU
3 ネットワーク通信部
5 表示部
6 メモリ
7 データベース
7a 顧客ファイル
7b 食材管理ファイル
7c 料理メニュー管理ファイル
100 コンピュータシステム
101 ネットワーク
102 家庭
103 オフィス
104 店舗
105 店舗
111 PC
112 冷蔵庫
113 電子レンジ
114 ホームLAN
115 ユーザ

Claims (11)

  1. コンピュータシステムを用いて、ユーザとの個別契約に基づいて食事または食材を配送するサービスを提供する方法であって、
    前記個別契約は、前記コンピュータシステムに予め登録されており、前記個別契約は、食事または食材の配送に関するユーザのニーズを規定しており、
    前記方法は、
    (a)前記コンピュータシステムが、前記ユーザのニーズに基づいて少なくとも1つの料理メニューを前記ユーザに提供するステップと、
    (b)前記コンピュータシステムが、前記少なくとも1つの料理メニューのうち前記ユーザによって選択された料理メニューを示す情報を受け取るステップと、
    (c)前記コンピュータシステムが、前記ユーザによって選択された料理メニューの食事、または、前記ユーザによって選択された料理のメニューに必要な少なくとも1つの食材を前記ユーザに配送することを指示するステップと
    を包含する、方法。
  2. 前記個別契約は、食事または食材がユーザに配送される日時を規定しており、
    前記ステップ(c)において、前記コンピュータシステムは、前記個別契約に規定された時刻までに前記食事または食材を前記ユーザに配送することを指示する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザのニーズは、前記ユーザの余った食材を用いた料理メニューの提供を含み、
    前記方法は、(d)前記コンピュータシステムが、前記ユーザの余った食材を示す情報を受け取るステップをさらに包含し、
    前記ステップ(a)において、前記コンピュータシステムは、前記ユーザの余った食材を用いる少なくとも1つの料理メニューを前記ユーザに提供し、
    前記ステップ(c)において、前記コンピュータシステムは、前記ユーザによって選択された料理のメニューに必要な少なくとも1つの食材のうち、前記ユーザの余った食材を除く食材を前記ユーザに配送することを指示する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ユーザの余った食材を示す情報は、冷蔵庫内に在庫する食材を示す情報に基づいて生成される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ユーザのニーズは、前記店舗の特売品を用いた料理メニューの提供を含み、
    前記ステップ(a)において、前記コンピュータシステムは、前記店舗の特売品を用いる少なくとも1つの料理メニューを前記ユーザに提供する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ステップ(a)において、前記コンピュータシステムは、前記料理メニューの食事または前記料理メニューに必要な少なくとも1つの食材に前記店舗の特売品を用いなかった場合の価格と前記料理メニューの食事または前記料理メニューに必要な少なくとも1つの食材に前記店舗の特売品を用いた場合の価格との差額を前記ユーザにさらに提供する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ユーザのニーズは、前記ユーザの余った食材を用いた料理メニューの提供と、前記店舗の特売品を用いた料理メニューの提供とを含み、前記方法は、(d)前記コンピュータシステムが、前記ユーザの余った食材を示す情報を受け取るステップをさらに包含し、
    前記ステップ(a)において、前記コンピュータシステムは、前記ユーザの余った食材を用い、かつ、前記店舗の特売品を用いる少なくとも1つの料理メニューを前記ユーザに提供し、
    前記ステップ(c)において、前記コンピュータシステムは、前記ユーザによって選択された料理のメニューに必要な少なくとも1つの食材のうち、前記ユーザの余った食材を除く食材であって、前記店舗の特売品を含む食材を前記ユーザに配送することを指示する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ステップ(a)において、前記コンピュータシステムは、前記料理メニューに必要な少なくとも1つの食材のうち前記ユーザの余った食材を除く食材に前記店舗の特売品を用いなかった場合の価格と前記料理メニューに必要な少なくとも1つの食材のうち前記ユーザの余った食材を除く食材に前記店舗の特売品を用いた場合の価格との差額を前記ユーザにさらに提供する、請求項7に記載の方法。
  9. コンピュータシステムを用いて、ユーザとの個別契約に基づいて食事または食材を配送するサービスの提供する方法であって、
    前記個別契約は、前記コンピュータシステムに予め登録されており、前記個別契約は、食事または食材の配送に関するユーザのニーズを規定しており、
    前記方法は、
    (a)前記コンピュータシステムが、複数のユーザのそれぞれが希望する食材を示す情報を前記複数のユーザのそれぞれから受け取るステップと、
    (b)前記コンピュータシステムが、前記複数のユーザのそれぞれが希望する食材を収集するステップと、
    (c)前記コンピュータシステムが、前記収集結果に基づいて、前記複数のユーザのそれぞれに配送する食材または食事を決定するステップと
    を包含する、方法。
  10. コンピュータシステムを用いて、ユーザとの個別契約に基づいて食事または食材を配送するサービスの提供する方法であって、
    前記個別契約は、前記コンピュータシステムに予め登録されており、前記個別契約は、食事または食材の配送に関するユーザのニーズを規定しており、
    前記方法は、
    (a)前記コンピュータシステムが、複数のユーザのそれぞれが希望しない食事を示す情報を前記複数のユーザのそれぞれから受け取るステップと、
    (b)前記コンピュータシステムが、前記複数のユーザのそれぞれが希望しない食事を収集するステップと、
    (c)前記コンピュータシステムが、前記収集結果に基づいて、前記複数のユーザのそれぞれに配送する食材または食事を決定するステップと
    を包含する、方法。
  11. コンピュータシステムを用いて、ユーザとの個別契約に基づいて食事または食材を配送するサービスの提供する方法であって、
    前記個別契約は、前記コンピュータシステムに予め登録されており、前記個別契約は、食事または食材の配送に関するユーザのニーズを規定しており、
    前記方法は、
    (a)前記コンピュータシステムが、複数のユーザのそれぞれが希望する食材を示す情報を前記複数のユーザのそれぞれから受け取るステップと、
    (b)前記コンピュータシステムが、前記複数のユーザのそれぞれが希望する食材を収集するステップと、
    (c)前記コンピュータシステムが、前記複数のユーザのそれぞれの居住地域のゴミ収集の日程と前記収集結果とに基づいて、前記複数のユーザのそれぞれに配送する食材または食事を決定するステップと
    を包含する、方法。
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