JPH0922431A - 料理メニュー提案方法 - Google Patents

料理メニュー提案方法

Info

Publication number
JPH0922431A
JPH0922431A JP17068095A JP17068095A JPH0922431A JP H0922431 A JPH0922431 A JP H0922431A JP 17068095 A JP17068095 A JP 17068095A JP 17068095 A JP17068095 A JP 17068095A JP H0922431 A JPH0922431 A JP H0922431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
menu
price
ingredients
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17068095A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Komiya
文男 小宮
Hiroaki Koyama
洋明 小山
Tsuyoshi Miyake
強志 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP17068095A priority Critical patent/JPH0922431A/ja
Publication of JPH0922431A publication Critical patent/JPH0922431A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】食材商品の日々の価格変動を加味した料理メニ
ュー情報の提供を、各消費者個人の食材在庫状況の差異
を考慮した形で行い、かつ、最新の価格情報に基づき加
工された最新の料理メニュー情報を消費者の出力要求に
即応して提供する。 【構成】中央処理装置は、記憶装置上の材料単価テーブ
ルの現在単価と通常単価とを更新し、更新された材料単
価テーブルを用いて記憶装置上の全料理マスタテーブル
上の材料に関する価格情報を更新する。消費者からの使
いたい材料およびその購入要否の入力を受け付け、その
材料をキーにして全料理マスタテーブルを検索し、材料
購入要否を考慮した値引率を現在単価と通常単価とから
求め、これが挿入された料理メニューリスト画面10を作
成する。消費者からの画面10中の料理名および料理情報
ボタン1002の入力を受け付けることにより、その料理メ
ニューの詳細情報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消費者が商品を購入す
る際の参考情報を提供するシステムに関し、特に、スー
パーマーケットの店頭などにおいて消費者が食材として
使いたいと考える材料に関する料理情報を消費者にとっ
て有用な形式に加工して出力する料理メニュー提案方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットや百貨店等の小売業
においては、食料品売場店頭に情報端末を設置して料理
の画像やレシピといった情報をその場で消費者に提供す
ることにより、消費者の購買意欲をかき立て、より効果
的な販売促進活動を行なうことが望まれている。
【0003】ところで、消費者が家庭において食事の献
立などを決める場合、次の2つの意思決定の方法がある
と考えられる。すなわち、まず料理のメニューを決めて
からそれに必要な材料を買い揃えるという方法と、自分
の家に残っている材料やスーパーマーケットの安売りの
材料などを使って作ることができる料理のメニューを考
えるという方法とである。特に後者の場合、使いたい材
料が既に家にあって新たに購入する必要がない場合と、
家にはその材料の在庫がないが安売りしているので購入
して使いたいという場合とがある。どちらの場合である
かによって、作るのに必要な材料の購入金額はもとよ
り、材料すべての価格の過去と比較しての全体的な値引
率、すなわちその日にその料理を作ることが得か否かの
度合も変わってくる。消費者の側においては、残り物又
は特売品を使って安い材料で料理を作るためのメニュー
選択が重要であり、その選択の指標となる過去と比較し
た全体的な値引率に消費者は関心があると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】材料の小売価格は日々
変動しており、ある野菜が通常より安い日や、ある肉が
通常より高い日など、さまざまな日があり得る。消費者
は商品購入の際、このような価格変動や当日の提供価格
といった情報に興味があると考えられる。また、消費者
としては、自分の家に残っている材料を効率よく使って
安く料理を作りたいと考えており、必ずしもその料理を
作るのに必要な材料すべてを購入しようとしているわけ
ではない。さらに、スーパーマーケットや百貨店等の小
売店においては、一般に多種多様の食材商品が取り扱わ
れており、この膨大な食材商品の各々がそれぞれのパタ
ーンで日々価格変動を起こす。
【0005】本発明は上記背景に鑑み、食材商品の日々
の価格変動を加味した料理メニュー情報の提供を、消費
者個々人の食材在庫状況を考慮した形で行うことを可能
とする料理メニュー提案方法を提供することを目的とす
る。
【0006】また、膨大で多岐にわたる食材の価格変動
の情報をその変動のたびに料理メニュー情報に反映さ
せ、最新の価格情報に基づき加工された最新の料理メニ
ュー情報を消費者の出力要求に即応して提供することを
可能とする料理メニュー提案方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のような構成とする。すなわち、スー
パーマーケットの店舗などに設置され、入力手段、出力
手段、および商品の価格情報及び料理情報を格納してい
る記憶手段を有し、消費者が指定した料理材料を必要と
する料理メニューを消費者に提示するシステムにおい
て、以下のように構成した。
【0008】まず、任意のタイミング、例えば端末起動
時等に、通信回線等により接続された外部システムから
現在の料理材料の販売価格である現在価格および料理フ
ァイルを抽出し、抽出されたこれらのデータを記憶手段
に格納する。現在価格としては、例えば、毎日1回所定
の時刻に更新される本日価格を用いる。格納された料理
ファイルの材料価格データは同じく格納された現在価格
に基づき処理手段により更新される。さらに、処理手段
は前日までの価格推移から所定の期間の材料価格の平均
値である通常価格を記憶手段上のデータに基づき計算
し、これを現在価格と比較する。比較した結果、現在価
格の高低を判断することができるので、これを以下の料
理メニュー表示におけるソート条件および最終的に選択
された料理メニューの詳細情報の表示要素として用い
る。
【0009】消費者が入力手段から消費者要求事項を入
力すると、処理手段は消費者の要求する料理材料をキー
にして、この料理材料を使った料理メニューを記憶手段
から読み出す。読み出された料理メニューが複数ある場
合は、所定の条件でこれらの料理メニューをソートす
る。ソート条件は予め用意されたものの中から消費者が
選択でき、この中には上記の現在価格の高低の情報、す
なわち、現在価格に基づく料理メニューに係る購入費用
の通常価格に基づく料理メニューに係る購入費用に対す
る値引率である料理メニュー値引率が含まれる。このと
き、ソート処理に先立ち、キーとした料理材料の購入要
否を入力して料理メニュー情報を加工し、ソート処理に
反映させる。
【0010】ソートした結果を出力手段によって出力し
て表示し、表示された料理メニューに対する消費者の選
択入力を受け付ける。ここで出力手段としては、CRT
や液晶ディスプレイ等を用いることができる。選択入力
された料理メニューに係る詳細情報を記憶手段から読み
出し、読み出された詳細情報を加工する。この加工は上
記の現在価格の高低の情報、すなわち現在価格の通常価
格に対する値引率である料理材料値引率に関する情報を
付加すべく行なう。こうして加工された結果値引率に関
する情報が付加された詳細情報を、出力手段に出力す
る。ここで、出力手段としては、例えば、CRT、液晶
ディスプレイ、あるいはプリンタ等を用いることができ
る。
【0011】
【作用】本発明に係わる料理メニュー提案方法において
は、消費者専用端末に接続された記憶手段は商品管理シ
ステムの一部であり、最新の商品価格情報を管理してい
るため、記憶手段に格納されている料理ファイルの材料
価格データを常に最新の情報で更新することができる。
よって、消費者は常に最新の価格情報を反映した、使い
たい食材を利用した料理に関する情報を入手することが
できる。
【0012】また、端末を操作している消費者が、食材
の購入要否を情報の加工処理条件の中に取り入れること
ができるため、料理を作るために必要な材料の買い出し
価格を正確に算出することができ、料理情報の表示の際
には、値引率だけてなく料理の調理時間や合計金額など
を参考情報として同時に表示することができるために、
画一的な情報提供に留まらず、消費者個人の特性を加味
したより有用な情報に加工して提供することができる。
【0013】さらに、材料価格を表示する場合、通常価
格と現在価格を比較し、現在価格が通常価格よりも一定
割合低い場合などは判別可能な表示を行うなど、消費者
に購買におけるメリットを訴える形に情報を加工して提
供することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0015】図1は、本発明の料理メニュー提案方法に
係るシステムの外観図であり、ディスプレイ101、タッ
チパネル102、および本体103から構成される。本体103
には帳票取出口104が設けられている。上記のシステム
は、スーパーマーケットや百貨店の店舗の食料品売場に
設置され、消費者が有用な情報を入手するために利用す
るものである。
【0016】図2は、料理メニュー提案方法に係る機器
構成図である。中央処理装置21は、CPU26、プログラ
ムを格納したディスク等の記憶装置27、およびメモリ28
を含んで構成される。中央処理装置21にはディスプレイ
101、タッチパネル102、およびプリンタ25が接続され、
さらに、通信回線または無線22によって外部システム23
のデータベース24が接続される。プリンタ25から出力さ
れる帳票は、本体103に設けられた帳票取出口104から取
り出される。また、外部システム23は、スーパーマーケ
ットや百貨店の店舗にある店舗管理システム等であり、
当該店舗管理システム等はPOS情報等の商品管理機能
を有する。
【0017】図3は、データベース24が格納している材
料単価テーブル3である。材料単価テーブル3の形式はリ
レーショナルデータベース形式である。材料単価テーブ
ル3は、識別番号31、材料名32、材料価格を所定の期
間、例えば1週間で平均した通常単価33、及び本日に設
定された本日単価34によって構成されたレコードの集合
体である。所定のタイミング、例えば本システム起動時
に、データベース24上の材料単価テーブル3を記憶装置2
7に取り込む。データベース24上の材料単価テーブル3
は、店舗管理システムのPOSデータにより常に最新の
状態で保持されている。従って、データベース24から取
り込まれ記憶装置27に格納された材料単価テーブル3
も、取り込む時間間隔を適切に設定すれば、最新のデー
タであることを維持することになる。
【0018】図4は、記憶装置27に格納されている全料
理マスタテーブル4である。全料理マスタテーブル4はメ
モリ28上に展開され、所定の時間間隔でその内容が更新
される。更新される内容には材料価格データが含まれ
る。全料理マスタテーブル4は、識別番号401、料理名40
2、材料名403、分量404、通常購入価格406、本日購入価
格408、通常合計価格409、本日合計価格410、値引率41
1、標準調理時間412、レシピ413、調理方法414といっ
た、材料購入の際消費者が考慮するデータによって構成
されたレコードの集合体である。本実施例では、分量40
4は4人分のときの例である。ここで、分量404は最小購
入単位の倍数を表すものとする。例えば、ジャガイモ
(図示せず)の必要量が600gで最小購入単位が1袋500
gの場合、分量404は1.2(袋)となる。
【0019】通常購入価格406は、記憶装置27上の材料
単価テーブル3を参照することにより得られる通常単価3
3に分量404を掛け合わせて算出する。本日購入価格408
も同様に、材料単価テーブル3の本日単価34に分量404を
掛け合わせて算出する。ただし、分量404に端数が含ま
れる場合は、これを切り上げた値を分量とみなして通常
・本日の各購入価格を計算する。例えば、上記の例でジ
ャガイモの分量404は“1.2”であるが、各購入価格を計
算するときは分量404を“2”として計算する。これ
は、消費者が実際にジャガイモを購入する際、1.2袋で
は購入できず、1.2袋分必要ならば2袋購入しなければ
ならないことを考慮したことによる。図4の例では、
「長崎チャンポン」における「キャベツ」の分量404は1
/2(個)であるが、通常購入価格406および本日購入価格4
08には、それぞれ図3の材料単価テーブル3における
「キャベツ」の通常単価33および本日単価34と同じ値、
すなわち1個分の価格が記述されている。
【0020】通常合計価格409は材料ごとの通常購入価
格406を合計して算出する。本日合計価格410は材料ごと
の本日購入価格408を合計して算出する。値引率411は本
日合計価格410が通常合計価格409と比べてどの程度割安
なのかを百分率で算出する。標準調理時間412は各料理
の調理に要する標準的な時間でだり、あらかじめそのデ
ータを設定しておく。レシピ413は、各料理の調理に必
要な材料をまとめたものであり、材料名403に出てこな
い塩、コショウなども含めて、その品目と必要分量404
のデータをあらかじめ設定しておく。調理手順414は各
料理の調理手順をまとめたものであり、あらかじめその
データを設定しておく。
【0021】以上の図3、図4の各テーブルは、本シス
テムを消費者が操作する前、つまり営業時間開始前に毎
日更新すると、常に最新のデータを活用することになる
ので、より効果的な料理メニュー提案ができる。特に、
材料名403が日々価格変動の激しい肉、魚、野菜等中心
の料理の場合には、上記の効果はより顕著となる。
【0022】図5は、本実施例における料理メニュー提
案方法の処理ステップを示すフローチャートである。
【0023】システムの本体13の電源が入れられること
によって中央処理装置21が起動し、ディスプレイ101に
図6に示すような材料メニュー画面6を表示する(ステ
ップ501)。消費者は材料メニューの材料名61の中から
使いたい材料を1つ選択し、ディスプレイ101上に設置
したタッチパネル102を介してこれを入力する。中央処
理装置21は消費者が選択・入力した材料情報を受け付
け、消費者がさらにタッチパネル102を介して決定62を
入力した場合は次の処理に進む(ステップ502)。
【0024】中央処理装置21内の記憶装置27に格納され
ている全料理マスタテーブル4から、ステップ502で選択
された材料を含む料理メニューのレコードを抽出し、図
7に示すように、選択材料料理テーブル7をメモリ28上
に作成する(ステップ503)。本実施例では、使いたい
材料として「鶏肉モモ」が選択された場合を考える。全
料理マスタテーブル4には「鶏肉モモ」を材料としない
「長崎チャンポン」のレコードが含まれていたが、選択
材料料理テーブル7には「長崎チャンポン」のレコード
は含まれていない。
【0025】次に、選択材料料理テーブル7中の各料理
メニューをソートするに際し、その処理条件を決定する
ための画面をディスプレイ101に表示する(ステップ50
4)。その画面の一例を図8に示す。
【0026】ステップ502で選択された材料名を変更す
る場合は、タッチパネル102を介し、前画面85の入力を
受け付け、材料メニュー画面6に戻る。変更しない場合
は、次のステップに進む(ステップ505)。
【0027】図8に示すようなソート処理条件選択画面
8をディスプレイ101に表示し、選択材料料理テーブル7
中の各料理メニューをソートする際の処理条件を消費者
の選択入力により決定する。処理条件は、例えば、値引
率の大きさ81、購入金額の安さ82、若しくは調理時間の
短さ83のいずれを料理メニュー決定に当たっての優先条
件とするか、そして、ステップ502で選択された使いた
い材料は購入済87か、新たに購入84するかをタッチパネ
ル102より受け付けるようにすることができる。ソート
処理条件決定後、中央処理装置21はタッチパネル102よ
り決定86の入力を受け付ける(ステップ506)。
【0028】使いたい材料が購入済87と入力された場合
はステップ508へ進み、使いたい材料が新たに購入84と
入力された場合は、既に作成した選択材料料理テーブル
7上の料理毎のレコードデータをそのまま使うため、ス
テップ509に進む(ステップ507)。
【0029】ステップ508では、メモリ28上に展開され
た選択材料料理テーブル7において、消費者が選択した
材料71および72の分量73および74を、購入済87の入力に
応じて既に設定されている数値を"0"に置換し、選択材
料料理テーブル7上の各料理メニューのレコードデータ
を変更する。この処理により、消費者のためのより的確
な算定が可能になる。例えば図9は、「鶏肉モモ」が購
入済の場合の選択材料料理テーブルの一例である。図9
では、材料名「鶏肉モモ」71および72の分量73および74
は"0"に置き換えられている。このとき、料理名「筑前
煮」75のレコードにおいて値引率76は"−6%"となって
いる。つまり通常より本日は割高である。ところが、図
7に示すように、元々は料理名「筑前煮」75の値引率76
は"7%"である。つまり、「鶏肉モモ」を購入しない場
合は購入する場合より逆に割高になる。このように、使
いたい材料を新たに購入するか、購入済か、という消費
者個別の状況をシステムに取り込んで、より緻密な分析
を可能にしている。
【0030】次に、ステップ506で入力された優先条件
を判定する(ステップ509)。優先条件が値引率の大き
さ81と入力された場合は、図7または図9の選択材料料
理テーブル7を値引率77の列のセルのデータが大きい順
にソートした後、ステップ513へ進む(ステップ510)。
優先条件が購入金額の安さ82と入力された場合は、図7
または図9の選択材料料理テーブル9を本日合計78の列
のセルのデータが小さい順にソートした後、ステップ51
3へ進む(ステップ511)。優先条件が調理時間の短さ83
と入力された場合は、図7または図9の選択材料料理テ
ーブル9を調理時間79の列のセルのデータが小さい順に
ソートした後、ステップ513へ進む(ステップ512)。
【0031】ステップ510、ステップ511、およびステッ
プ512にてソートされた結果にしたがって、選択材料料
理テーブル7から上位数個の料理名を画面に表示する
(ステップ513)。本実施例では上位10個を示すものと
し、その例を図10に示す。その際、例えば選択した優先
条件が"値引率"の場合は、値引率の大きい上位10個の料
理名を表示するが、同時に参考情報として購入金額、調
理時間も表示する。これは値引率が大きくても、金額で
見たら必ずしも安くなかったり、調理に大変な手間を要
することがあるからである。つまり消費者は値引率の大
きさを最重要情報とした上で、購入金額の安さ、調理時
間の短さを参考情報としながら、自分にとって最適な料
理メニューを選択することができる。
【0032】ステップ513において、図10に示すよう
に、ディスプレイ101上に表示された上位数個の料理名
の中に調理したい料理名が存在する場合は、タッチパネ
ル102より料理名の入力を受け付け、タッチパネル102よ
り料理情報1002の入力を受け付け、次のステップに進
む。決定しない場合は、タッチパネル102より前画面100
1の入力を受け付け、ステップ504に戻る(ステップ51
4)。
【0033】ステップ514において入力を受け付けた料
理名をキーにして、その料理名に関する詳細情報をメモ
リ28上の選択材料料理テーブル7より呼び出し、図11に
示すような詳細情報画面11としてディスプレイ101上に
表示する(ステップ515)。図11の材料リストには本日
単価1101以外に通常単価1102なども記述し、材料の本日
単価1101が通常単価1102に比べて一定割合安い場合など
は、例えば、その材料のレコードの本日単価のセルおよ
び本日購入価格のセルの色を変えたり、セル中の数字の
字体を変えたりするなど、消費者にとって有益な情報で
あることを消費者が判別できるような形式で表示する。
本実施例では、本日単価1101が通常単価1102と比べて20
%以上安い場合は本日単価のセル1103および本日購入価
格のセル1104にアンダーラインを引いて表示している。
また、詳細情報画面11においては、必要分量が最小販売
単位に満たない場合でも、各購入価格のセルには最小販
売単位での価格、すなわち単価を表示するようにしてい
る。例えば、タマネギの必要分量は0.3袋だが、各購入
価格のセルには0.3袋分の53円ではなく、最小購入単位
である1袋分の178円を表示する。これは、買うことの
できない少量の値段を表示したところで消費者に有用で
あるとは考えにくいからである。
【0034】詳細情報画面11に示す内容が消費者にとっ
て必要なものならば、タッチパネル102より"印刷"1105
の入力を受け付け、プリンタ25によってプリントアウト
の処理を行い、終了する。プリントアウトされた帳票は
帳票取出口104から取り出される。この帳票は消費者が
店舗をまわって材料を見定める際の有用な指針となる。
詳細情報画面11に示す内容が消費者にとって不必要なも
のならば、タッチパネル102より終了1107を受け付け、
終了する。詳細情報画面11に示す内容を見た上で、料理
メニューを変更する場合は、タッチパネル102より前画
面1106を受け付け、ステップ513画面に戻る(ステップ5
16)。
【0035】以上、本実施例により、食材商品の日々の
価格変動を加味した料理メニュー情報の提供を、消費者
個々人の食材在庫状況を考慮した形で行うことが可能と
なる。また、膨大で多岐にわたる食材の価格変動の情報
をその変動のたびに料理メニュー情報に反映させ、最新
の価格情報に基づき加工された最新の料理メニュー情報
を消費者の出力要求に即応して提供することが可能とな
る。
【0036】尚、本実施例のような店頭に設置される消
費者専用端末のかわりに、家庭にあるパソコンを利用
し、通信回線を介して店舗にある当該商品管理システム
と結ぶことにより、本発明を利用した料理メニュー提案
システムを家庭で操作することも可能である。消費者は
店舗に出向かなくても、家庭で買い物の品目を検討でき
るなど、より消費者のメリットを向上させることができ
る。
【0037】また、本実施例では4人分のレシピを出力
することとしたが、これに限定されるものではなく、ス
テップ506において人数の入力を受付け、入力された人
数情報に基づいてソート処理および必要人数分のレシピ
の算出を行なって、ディスプレイ101やプリンタ25に出
力できるような仕組みを加えてもよい。例えば、図8に
示すソート処理条件選択画面8において上記の人数を入
力できるようにし、入力された人数に基づき選択材料料
理テーブル7の分量404を設定し、この分量404を用いて
各購入価格の計算をするようにしてもよい。これによ
り、本発明を利用した料理メニュー提案システムは、消
費者の家族構成なども加味した情報提供が出来るように
なり、消費者にとってより使いやすいものになる。
【0038】また、本実施例では消費者がキーとして入
力する料理材料を1項目としたが、これに限定されるも
のではなく、キーとして入力する料理材料を1項目以上
としてもよい。家庭に残っている材料が数種類あり、そ
のうちの複数種類の材料を使った料理メニューを希望す
る場合などは、消費者が入力する複数項目の料理材料を
キーとして受け付けるようにすればよい。
【0039】さらに、本実施例では図10において、消
費者が最終的に選択する料理メニューを1項目とした
が、これに限定されるものではなく、選択できる料理メ
ニューを1項目以上としてもよい。こうすることによ
り、例えば、値引率のよい「チキンカレー」と調理時間
の短い「チキンソテー」とで消費者が決断しかねた場
合、とりあえず両者の詳細情報を出力してその消費者に
提供するといったことも可能となる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、料理材料の日々の価格
変動に基づく現在価格およびその通常価格に対する値引
率といった、消費者にとって真に有用な情報を加味した
料理メニュー情報を提供することができる。
【0041】また、使用する材料の購入要否の別を入力
できるようにし、その購入要否の別に対応した値引率の
情報を最終的な料理メニューの詳細情報に付加できるよ
うにしたことにより、各消費者のそれぞれの家庭におけ
る食材在庫状況の差異を料理メニュー情報提供に反映さ
せ、消費者にとって真に有用な情報をその消費者個人に
特化した形で提供することができる。
【0042】さらに、本発明を利用した料理メニュー提
案システムは、消費者専用端末を商品管理システムの一
部である記憶装置に接続し、POSデータ等最新の商品
価格情報を実時間的に取り出せるようにしたため、日々
の小売商品の価格変動のような把握しにくい膨大な量の
情報を確実に把握し、その情報に基づき料理メニュー情
報を常に最新の情報となるように加工して、それを表示
要求に即応して消費者に提供することがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の料理メニュー提案方法に係るシステム
の外観を示す図である。
【図2】本発明の料理メニュー提案方法に係る機器構成
を示す図である。
【図3】料理用の材料単価情報のデータフォーマット及
び具体的なデータを示す図である。
【図4】料理情報のマスタテーブルのデータフォーマッ
ト及び具体的なデータを示す図である。
【図5】本発明の料理メニュー提案方法の処理ステップ
を示すフローチャートである。
【図6】本発明の料理メニュー提案方法における初期画
面を示す図である。
【図7】材料をキーにして検索、作成した選択材料料理
テーブルのデータフォーマット及び具体的なデータを示
す図である。
【図8】ソート処理条件の入力受付画面を示す図であ
る。
【図9】料理材料を購入済みと入力を受け付けた場合の
選択材料料理テーブルのデータフォーマット及び加工さ
れた具体的なデータを示す図である。
【図10】選択材料料理テーブルを一定条件でソートし
た結果の出力画面を示す図である。
【図11】料理情報の詳細情報の出力画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 料理メニューリスト画面 1001 前画面ボタン 1002 料理情報ボタン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力手段と、出力手段と、料理に関する情
    報を格納している記憶手段と、これらの制御を行う処理
    手段とを有し、指定された料理材料を使う料理メニュー
    を提示するシステムにおいて、 消費者によって入力された料理材料を必要とする料理メ
    ニューのリストを、該料理メニューに係る材料購入費用
    合計の値引率とともに表示し、 表示された前記リストのうち消費者によって選択された
    料理メニューの詳細情報を出力することを特徴とする料
    理メニュー提案方法。
  2. 【請求項2】請求項1においてさらに、前記消費者が使
    用を希望する料理材料とともに該料理材料の購入要否を
    入力することにより、該料理材料の購入費用を考慮して
    前記購入費用合計の値引率を算出することを特徴とする
    料理メニュー提案方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記料理に関する情報には、料理材料の通常価格と現在
    価格の情報を含み、 前記値引率を算出するステップは、これら通常価格と現
    在価格とを用いて算出することを特徴とする料理メニュ
    ー提案方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記通常価格は、過去
    の所定の期間における販売価格の平均値であることを特
    徴とする料理メニュー提案方法。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記値引率を算出する
    ステップは、前記購入要否が否である場合、否である料
    理材料以外の材料の購入費用合計の値引率を算出するこ
    とを特徴とする料理メニュー提案方法。
  6. 【請求項6】請求項3において、前記表示するステップ
    は、 前記入力手段を介して消費者が1つまたは複数の料理材
    料を入力することに応じて、該料理材料を必要とする料
    理メニューを前記記憶手段から読み出し、 読み出された料理メニューに係る材料購入費用合計の値
    引率を計算し、 前記料理メニューを前記値引率の順に整順し、 整順された前記料理メニューを前記値引率とともに前記
    出力手段によって出力することを特徴とする料理メニュ
    ー提案方法。
  7. 【請求項7】請求項2において、前記詳細情報を出力す
    るステップは、選択された前記料理メニューで必要とす
    る材料のうち前記購入要否が購入要の料理材料であって
    該料理材料に係る料理材料個別の値引率が所定の値より
    高いものを判別可能にして出力することを特徴とする料
    理メニュー提案方法。
  8. 【請求項8】請求項1において、前記詳細情報は、選択
    された前記料理メニューで必要とする材料のリストを含
    むことを特徴とする料理メニュー提案方法。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記詳細情報は、選択
    された前記料理メニューに係る前記リスト中の各材料の
    通常価格と本日価格とを並置してなる表を含むことを特
    徴とする料理メニュー提案方法。
  10. 【請求項10】請求項1において、前記詳細情報は、選
    択された前記料理メニューの作り方を含むことを特徴と
    する料理メニュー提案方法。
  11. 【請求項11】指定された材料を使う料理メニューを、
    該料理メニューについて購入すべき材料の購入価格合計
    の値引率とともに表示することを特徴とする料理メニュ
    ー提案方法。
JP17068095A 1995-07-06 1995-07-06 料理メニュー提案方法 Pending JPH0922431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17068095A JPH0922431A (ja) 1995-07-06 1995-07-06 料理メニュー提案方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17068095A JPH0922431A (ja) 1995-07-06 1995-07-06 料理メニュー提案方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0922431A true JPH0922431A (ja) 1997-01-21

Family

ID=15909409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17068095A Pending JPH0922431A (ja) 1995-07-06 1995-07-06 料理メニュー提案方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0922431A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010023311A (ko) * 1997-08-26 2001-03-26 워커 디지털 엘엘씨 에이징 식품 판매 방법 및 장치
JP2002288297A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Sanyo Electric Co Ltd 店舗用情報出力装置及び店舗用情報配信・出力システム
JP2002288298A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Sanyo Electric Co Ltd ショーケース用情報出力装置及び店舗内情報配信・出力システム
WO2003010698A1 (fr) * 2001-07-24 2003-02-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de traitement d'informations sur la vente de produits
JP2009175901A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Dainippon Printing Co Ltd 店舗用レシピ提供システム
JP6370461B1 (ja) * 2017-11-13 2018-08-08 クックパッド株式会社 レシピ情報提供装置、レシピ情報提供方法およびレシピ情報提供プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010023311A (ko) * 1997-08-26 2001-03-26 워커 디지털 엘엘씨 에이징 식품 판매 방법 및 장치
JP2002288297A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Sanyo Electric Co Ltd 店舗用情報出力装置及び店舗用情報配信・出力システム
JP2002288298A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Sanyo Electric Co Ltd ショーケース用情報出力装置及び店舗内情報配信・出力システム
WO2003010698A1 (fr) * 2001-07-24 2003-02-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de traitement d'informations sur la vente de produits
JP2009175901A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Dainippon Printing Co Ltd 店舗用レシピ提供システム
JP6370461B1 (ja) * 2017-11-13 2018-08-08 クックパッド株式会社 レシピ情報提供装置、レシピ情報提供方法およびレシピ情報提供プログラム
JP2019091181A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 クックパッド株式会社 レシピ情報提供装置、レシピ情報提供方法およびレシピ情報提供プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4471434B2 (ja) ホーム・ショッピング・システム
US4775935A (en) Video merchandising system with variable and adoptive product sequence presentation order
JP2002251518A (ja) 料理支援システムおよび食材管理装置
US20070094090A1 (en) Customized food preparation apparatus and method
US20080086374A1 (en) Nutrition management and meal planning program
US20030158796A1 (en) Distributed personal automation and shopping method, apparatus, and process
KR101476613B1 (ko) 유비쿼터스 스마트 쇼핑 시스템
KR101371326B1 (ko) 유비쿼터스 스마트 쇼핑 시스템
JP6903523B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
CA3159184C (en) Determining recommended items for a shopping list
US20030046188A1 (en) System and method for aiding consumer grocery product purchase decisions
JP7335585B2 (ja) 献立支援装置および献立支援用プログラム
JPH09274629A (ja) 材料発注システム
JPH0922431A (ja) 料理メニュー提案方法
US20040034562A1 (en) Time service management apparatus, method, medium, and program
JPH10207952A (ja) 電子機器
JPH1078986A (ja) マーケティングシステム
JP2002279149A (ja) 複合データ作成システムおよびそのセンタコンピュータ
JP2002207869A (ja) レシピの提供
JP2001306958A (ja) ネットワークショッピング方法およびシステム
JP2001256346A (ja) 献立管理システム及び献立管理方法並びに記録媒体
JP2002189899A (ja) 食材料購入支援システム、食材料購入支援方法及び記録媒体
JP2002133218A (ja) ショッピング情報提供システム、ショッピング情報提供装置およびショッピング情報提供方法
JP4416265B2 (ja) 販売店情報表示システム
JP2000181976A (ja) 食品管理および食品入手装置