JP2020194329A - 献立支援システム、献立支援装置および献立支援用プログラム - Google Patents

献立支援システム、献立支援装置および献立支援用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットスーパーに特有の傾向や特性を考慮した実用的な支援をユーザに提供することができるようにする。【解決手段】所定の条件を満たす献立の作成および提供を行う献立提供部408と、提供した献立に含まれる料理を作成するのに必要な食材の買物リストの作成および提供を行う買物リスト提供部409と、買物リストに含まれる食材の発注を行う発注関連処理部411とを備え、献立の作成から食材の発注までの処理を行う献立支援装置400が、ネットスーパーで販売している食材に関する食材情報を販売者装置200から収集して食材DBに記録する際に、食材の発注処理を受けた販売者装置200から、発注処理の受け付けによって在庫数が変動する食材情報を随時収集して食材DBを更新することにより、在庫数に関してネットスーパーに特有の傾向を十分に考慮した実用的な支援を提供することができるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、献立支援システム、献立支援装置および献立支援用プログラムに関し、特に、献立の作成からその献立に必要な食材の発注までを行うことを可能にしたシステムに用いて好適なものである。
近年、共働き世帯が急速に増え続け、家庭における家事の負担が見直されている。そのような状況のなか、お掃除ロボットや洗濯乾燥機、食洗機といった、「単純な家事作業」の一端を担う家電機器が普及している。その一方で、毎日の料理のように、「献立を考える、食材の使い回しを考える、買う物を考える」といった「考える家事」を支援する家電機器は普及していない。
これに対し、献立の作成から、作成した献立に含まれる料理を作るのに必要な食材の発注までをオンラインで行うことを可能にしたシステムが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特許文献1に記載の食材発注システムは、料理のレシピとそれに用いる食材に関する情報を格納する手段を備えるサーバがインターネットを介してクライアントと接続しているシステムであって、クライアントから条件を設定して検索することにより料理のレシピを選ぶ手段と、クライアントから料理のレシピに記された食材を発注する手段とを備える。この食材発注システムによれば、ユーザが家庭で多様な献立を考えるのを助け、考え出した献立を構成する料理それぞれを作るのに必要な材料を必要量だけ発注することができる。
特許文献2に記載の発注システムは、ユーザの家族構成や嗜好等、ユーザのライフスタイルに最適なメニュー(料理)およびレシピ(使用する食材)を提供し、無駄な食材等を購入することなく安価に獲得できるようにしたものである。発注システムのサーバは、ユーザ毎にアレンジされたレシピ情報(使いまわしができ、食材の無駄が最小化されるようバランスの図られたレシピ情報)を記憶したユーザ情報DBと、数種類のメニューが1セットとして格納されている他、一人前のメニューに使用される食材等に関するデータや、味についての嗜好データ等を記憶したメニューDBとを備え、ユーザ端末に表示された料理メニューの一覧から、任意のメニューと、その数量またはレシピとをユーザが選択し、選択したメニューに含まれる料理の材料の注文を行うことができるようにしている。
特許文献3に記載の発注システムでは、メニューリストの中から選択された飲食物を指定する情報と、食材の購入条件(配達/小売店での受け取り/取り置きといったユーザが希望する食材の受取方法、価格を最も低く設定している小売店から購入するといった条件)とを含む注文情報をユーザ端末から事業者サーバに送信する。事業者サーバの制御部は、メニュー情報データベースが記憶する情報から、指定された飲食物を調理するための食材の情報を抽出する。また、制御部は、抽出した情報が示す食材を販売する小売店であって、購入条件を満足する小売店を小売店情報データベースが記憶する情報に基づいて特定する。そして、特定した小売店の小売店端末に対して、食材の発注を示す発注情報を送信するとともに、ユーザ端末に対して、特定した各小売店の情報を送信する。
特許文献4に記載の食材購買支援装置では、過去の食材購買実績に基づいて各顧客を複数のタイプに分類し、各顧客に対応するタイプに見合った推奨レシピを提供する。また、推奨レシピを含めた複数のレシピの中から顧客がレシピを選択すると、各オンラインショップが取り扱っている食材商品の情報を記憶する食材情報記憶部を参照して、選択されたレシピの料理を作るのに必要な食材商品の情報を顧客に提供する。さらに、顧客が、提供された食材商品の情報に基づいて、選択したレシピに関連する食材商品の購買予約を行うと、購買予約を行った食材商品の情報をオンラインショップ上の仮想的な買い物かごに含める制御を行う。これにより顧客は、顧客ごとに最適なレシピの提供を受け、顧客が選択したレシピの料理を作るのに必要な食材を簡易に購買することができる。
特開2001−5868号公報 特開2002−123714号公報 特開2006−31626号公報 特開2014−93064号公報
上記特許文献4に記載の食材購買支援装置は、ユーザにより選択されたレシピの料理を作るのに必要な食材をオンラインショップ(ネットスーパー)に発注するものである。一般的に、ネットスーパーでは、購買された商品を配送することが前提となっているため、実店舗のスーパーマーケットに比べて各食材の在庫数が少ない傾向にある。その一方、ユーザからすると、いつでもどこでも自由に発注することができるという便利さがあるため、在庫数に対して発注数が比較的多くなる可能性がある。さらに、食材を発注可能なオンラインショップサイトは各ネットスーパーによりそれぞれ構築されるため、そのサイト構成や情報提供の仕方などがネットスーパーごとに区々(マチマチ)であるという特性もある。
しかしながら、上記特許文献4に記載のシステムは、このようなネットスーパーに特有の傾向や特性を十分に考慮した構成にはなっていない。そのため、この特許文献4に記載されたシステムでは、実用上問題となることが想定される。そこで本発明は、ネットスーパーに特有の傾向や特性を考慮した実用的な支援をユーザに提供することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、ユーザが使用するユーザ端末および食材をオンラインショップにて販売するネットスーパーを管理する販売者装置と通信ネットワークを介して接続された献立支援装置が、以下の処理を実行するようにしている。すなわち、ネットスーパーで販売している食材に関する情報である食材情報を販売者装置から随時収集して食材データベースに記録するとともに、使用する食材の種類および分量を含む複数の料理のレシピ情報をレシピデータベースに記録する。そして、レシピデータベースに記憶されている料理の中から所定の条件を満たす複数の料理を組み合わせて献立を作成し、作成した献立をユーザ端末に提供する。また、ユーザ端末に提供された献立に含まれる複数の料理のレシピ情報に基づいて、購入する食材の種類および食材毎の総分量を含む買物リストを作成し、作成した買物リストをユーザ端末に提供する。また、ユーザが指定する場所へ食材を配送可能であるという配送条件を満たすネットスーパーに関する店舗情報をユーザ端末に提供する。さらに、ユーザ端末に提供された店舗情報に基づいてユーザにより選択されたネットスーパーの販売者装置に対して、ユーザ端末からの発注指示に応じて、買物リストに含まれる食材の発注に関する処理を実行する。ここで、献立支援装置は、発注処理を受けた販売者装置から、発注処理の受け付けによって変動する食材情報を随時収集して食材データベースを更新する。
上記のように構成した本発明によれば、一般的にネットスーパーでは各食材の在庫数が少ない傾向にある一方、発注数が比較的多くなるため在庫が不足する傾向にある中で、あるユーザからあるネットスーパーに対する食材の発注処理が行われると、その発注処理を反映して変動する食材情報が販売者装置から献立支援装置に随時収集されて食材データベースが更新される。そして、このように随時更新される食材データベースを使用して、献立の作成から食材の発注までを行うことに関する処理が実行される。これにより、本発明によれば、ネットスーパーに特有の傾向を十分に考慮した実用的な支援をユーザに提供することができる。
本実施形態による献立支援システムの全体構成例を示す図である。 本実施形態による献立支援装置の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるユーザ端末の機能構成例を示すブロック図である。 献立作成要求画面の一例を示す図である。 献立提供画面の一例を示す図である。 買物リスト提供画面の一例を示す図である。 店舗情報提供画面の一例を示す図である。 カート確認画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による献立支援システムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態の献立支援システムは、ユーザが使用するユーザ端末100と、食材をオンラインショップにて販売するネットスーパーを管理する販売者装置200と、料理のレシピ情報を提供しているレシピ提供元装置300と、ユーザ端末100、販売者装置200およびレシピ提供元装置300と通信ネットワーク500を介して接続された献立支援装置400とを備えて構成される。ネットスーパーとは、食材の販売業者がインターネットで注文を受け付けて、購入者の指定場所まで注文商品を配達する宅配サービスをいう。
ユーザ端末100は、例えばスマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータである。このユーザ端末100には、複数の料理を含む献立の作成から、当該複数の料理を作るのに必要な食材の発注までの各処理を献立支援装置400と協働して行うためのアプリケーションプログラム(献立支援用プログラム)がインストールされる。ユーザ端末100は、このアプリケーションプログラム(以下、献立支援アプリという)を通じて献立支援装置400との間で各種データの通信を行うことにより、以下に述べる処理を実行する。なお、ユーザ端末100が行う処理の内容については、図3を用いて詳細に説明する。
献立支援アプリは、所定のダウンロードサイトからユーザ端末100にダウンロードし、インストールすることが可能である。献立支援アプリをインストールして所定のユーザ登録を行ったユーザ端末100は、献立支援装置400により提供される献立支援サービスを受けることが可能である。献立支援サービスとは、献立の作成から食材の発注までの一連の支援を受けることができるサービスをいう。図1では、この献立支援アプリがインストールされたユーザ端末100を1つのみ図示しているが、2つ以上存在し得る。
販売者装置200は、食材をオンラインショップ(電子商取引サイト)にて販売するネットスーパーを管理するためのサーバ(群)であり、販売業者毎に個別に構築される。販売者装置200は、それぞれのオンラインショップで販売している食材に関する情報である食材情報を記憶している。食材情報は、販売している個々の食材毎に、食材の種類を表す名称、カテゴリ、販売単位当たりの分量、食材の画像、価格、在庫数などの情報を含む。販売者装置200は、これらの食材情報の全部または一部を電子商取引サイト上に表示し、オンラインにより注文を受け付けて食材を販売する処理を実行する。本実施形態では、複数の販売者装置200が献立支援装置400に接続されており、ユーザ端末100を使用するユーザは、献立支援装置400による処理を通じて、何れかのネットスーパーに対して食材の発注を行うことができるようになっている。
レシピ提供元装置300は、インターネット上のレシピサイトにおいて料理のレシピ情報を提供するためのサーバ(群)であり、複数の料理のレシピ情報を記憶している。レシピ情報は、料理名、料理のカテゴリ、料理で使用する食材と分量、料理の画像、調理法、調理時間などの情報を含む。本実施形態では、複数のレシピ提供元装置300が献立支援装置400に接続されており、献立支援装置400は、複数のレシピ提供元装置300から複数のレシピ情報を収集して記録するようになっている。なお、ここでは献立支援装置400がレシピサイトの情報を収集するものとしているが、これに加えて、レシピサイト以外の提供元からレシピ情報を収集するようにしてもよい。レシピサイト以外の提供元は、インターネット上のウェブサイトであってもよいし、それ以外(例えば、一般ユーザからの投稿情報や料理本の掲載情報など)であってもよい。
献立支援装置400は、複数の料理を含む献立の作成から、当該複数の料理を作るのに必要な食材の発注までをユーザが行うことを支援するためのサーバ(群)であり、当該支援に関する処理を行うためのアプリケーションプログラム(献立支援用プログラム)が実装されている。献立支援装置400は、この献立支援用プログラムを通じてユーザ端末100、販売者装置200およびレシピ提供元装置300との間で各種データの通信を行うことにより、以下に述べる処理を実行する。この献立支援装置400が行う処理の内容については、次の図2を用いて詳細に説明する。
図2は、本実施形態による献立支援装置400の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態の献立支援装置400は、機能構成として、ユーザ情報記録部401、店舗情報記録部402、食材情報記録部403、レシピ情報記録部404、食材同定部405、分量形式統一化部406、名称形式統一化部407、献立提供部408、買物リスト提供部409、店舗情報提供部410および発注関連処理部411を備えている。また、献立支援装置400は、記憶媒体として、ユーザデータベース(DB)記憶部421、店舗DB記憶部422、食材DB記憶部423およびレシピDB記憶部424を備えている。
上記各機能ブロック401〜411は、コンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶された献立支援用プログラムが動作することによって実現される。なお、各機能ブロック401〜411の一部を、ハードウェアまたはDSP(Digital Signal Processor)によって構成するようにしてもよい。
ユーザ情報記録部401は、ユーザ端末100に献立支援アプリをインストールしたユーザに関する情報をユーザ端末100から受信し、ユーザDB記憶部421にユーザDBとして記録する。ユーザDBに記録されるユーザ情報は、ユーザID、ログインパスワード、ユーザの氏名、住所、メールアドレスなどである。ユーザの氏名および住所は、ユーザが購入した食材の配送先を示す情報として用いられる。住所は、自宅住所であってもよいし、自宅以外の特定の場所の住所であってもよい。
また、ユーザDBに記録されるユーザ情報は、料理に関するユーザの好み(どのような料理、カテゴリ、食材が好きまたは嫌いかといった情報)、アレルギー食材、家族構成などの情報を含んでもよい。また、ユーザ情報は、後述するように献立提供部408により提供された献立の中からユーザが採用した料理の履歴情報を含んでもよい。これらの情報は、献立提供部408がユーザに献立を提供する処理に用いられる。
店舗情報記録部402は、ネットスーパーに関する情報を販売者装置200から受信し、店舗DB記憶部422に店舗DBとして記録する。店舗DBに記録される店舗情報は、ネットスーパーの店舗名、食材の配送センタの位置を示す住所、食材を配送可能な距離あるいは配送可能エリアを示す情報、オンラインショップ(電子商取引サイト)のURLなどである。
食材情報記録部403は、ネットスーパーがオンラインショップで販売している食材に関する食材情報を複数の販売者装置200から随時収集し、食材DB記憶部423の食材DBに記録する。食材情報は、上述した食材の種類を表す名称、カテゴリ、販売単位当たりの分量、食材の画像、価格、在庫数などの各種情報の他に、個々の食材をユニークに特定可能な食材IDを含む。
「随時」とは、例えば、販売者装置200が記憶している食材情報の内容に変動が生じる毎という意味である。食材情報の内容に変動が生じる場合の典型例は、ネットスーパーが食材の発注を受け付けることにより、注文を受けた食材の在庫数が変動する場合である。すなわち、食材情報記録部403は、後述する発注関連処理部411による発注処理を受けた販売者装置200から、発注処理の受け付けによって変動する食材毎の在庫数を含む食材情報を随時収集して食材DBを更新する。ここで、食材情報に含まれる各種情報のうち在庫数のみが変動している場合は、販売者装置200が献立支援装置400に対して食材IDと共に在庫数のみを送信する構成としてもよい。
食材情報の内容の変動は、食材の在庫数の他にも生じ得る。例えば、販売単位当たりの分量、食材の画像、価格などの情報は、ネットスーパーを管理する販売業者の意向によって変動する場合がある。販売者装置200においてこれらの情報の何れかが変更されると、変更した内容を含む食材情報を販売者装置200が献立支援装置400に送信する。すなわち、食材情報記録部403は、食材情報の内容を変更した販売者装置200から、変更した内容を含む食材情報を随時収集して食材DBを更新する。
なお、販売者装置200が記憶している食材情報の内容に変動が生じる毎に販売者装置200から献立支援装置400に食材情報を送信する構成に代えて、所定の時間間隔毎に食材情報を随時送信する構成としてもよい。この場合、販売者装置200は、食材情報の内容に変動が生じているか否かによらず、所定の時間間隔毎に食材情報を献立支援装置400に送信するようにしてよい。あるいは、販売者装置200は、食材情報の内容に変動が生じているか否かを所定の時間間隔毎に判定し、変動が生じている場合に食材情報を献立支援装置400に送信するようにしてもよい。食材情報記録部403は、複数の販売者装置200からそれぞれ所定の時間間隔毎に送られてくる食材情報を随時受信して食材DBを更新する。
この場合における所定の時間間隔は、販売者装置200において食材情報の内容に変動が生じた場合にその内容をできるだけ迅速に献立支援装置400の食材DBに反映させることができるようにするために、適切な時間が設定される。例えば、一人のユーザが献立支援アプリを利用して、献立支援装置400から献立の提供を受けて必要な食材を発注し終えるまでの平均的な処理時間を想定し、その処理時間と同等程度の時間またはそれよりも短い時間を所定の時間間隔として設定するようにしてよい。販売者装置200において食材情報の内容に変動が生じてから、それが献立支援装置400の食材DBに反映されるまでの時間を短くしてリアルタイム性を強く出すために、より短い時間を所定の時間間隔として設定するようにしてもよい。
レシピ情報記録部404は、使用する食材の種類および分量を含む料理のレシピ情報を複数のレシピサイトまたは他のウェブサイトを含む複数の提供元から収集し、レシピDB記憶部424のレシピDBに記録する。なお、上述したように、レシピ情報の提供元はインターネット上のウェブサイトに限定されるものではない。例えば、献立支援装置400の運営者がインターネットを介さずに独自に収集したレシピ情報を、例えばLAN(Local Area Network)または記憶媒体を通じて献立支援装置400に入力することにより、それをレシピ情報記録部404がレシピDB記憶部424に記憶させるようにしてもよい。
食材同定部405は、食材情報記録部403が複数の販売者装置200から収集する表現形式が異なり得る食材情報(食材DB記憶部423に食材DBとして記憶された食材情報)に関して、食材の名称およびカテゴリに基づいて、個々の食材の種類を同定する。表現形式が異なり得る食材情報とは、例えば、個々のネットスーパー毎に表記の仕方が異なり得る食材の名称である。すなわち、人参という食材を表す名称の表記方法として、「人参」、「にんじん」、「ニンジン」などがあり、どの表記を使って情報管理するかはネットスーパーの販売者装置200に委ねられている。そのため、同じ食材でも、ネットスーパー毎に表現形式が異なり得る。
また、人参という食材の販売形態として、加工されていないもの、冷凍されたもの、千切りのようにカットされたもの、サラダとして調理されたもの、ジュースのように加工されたものなど、種々のものが存在する。この場合も、それぞれの食材を表す表現形式が異なる。この場合は、同じ人参という食材でも、食材のカテゴリが異なり得る。例えば、上述した販売形態の場合、野菜(未加工)、冷凍野菜、カット野菜、サラダ、ジュースなどのカテゴリがそれぞれ付与される可能性がある。この場合も、食材の表現形式が異なってくる。
食材同定部405は、以上のようにネットスーパー毎に表現形式が異なり得る食材情報に関して、食材の名称およびカテゴリに基づいて、個々の食材の種類を同定する。すなわち、食材同定部405は、食材DB記憶部423に記憶された個々の食材が、どのカテゴリのどの種類の食材であるかを同定する。そして、同定した結果をコンピュータが認識できるような形態で食材DBに記録する。
なお、食材同定部405は、食材の名称およびカテゴリに加えて、食材の画像に基づいて、個々の食材の種類を同定するようにしてもよい。食材の画像を用いるときは、公知の画像認識技術を適用することにより、画像中に存在する食材の種類を同定する。この場合における画像認識技術は、食材毎にあらかじめ用意した正解画像との比較によるパターンマッチングであってもよいし、多数の正解画像データを用いてあらかじめ機械学習により生成した学習モデルを用いたものであってもよい。この場合における学習モデルは、例えば、食材DBに記憶されている画像を入力すると、どの食材に該当する可能性が高いかを示す指標値を出力するものである。
分量形式統一化部406は、食材情報記録部403が複数の販売者装置200から収集する表現形式が異なり得る食材情報(食材DB記憶部423に食材DBとして記憶された食材情報)に関して、食材の販売単位当たりの分量の表現形式を統一化する。例えば、未加工の人参という食材の分量の表現形式として、個数で表す形式や、重量(グラム数)で表す形式などがあり、どの表記を使って情報管理するかはネットスーパーの販売者装置200に委ねられている。そのため、同じ食材でも、ネットスーパー毎に分量の表現形式(分量を表す単位)が異なり得る。
分量形式統一化部406は、以上のようにネットスーパー毎に表現形式が異なり得る食材の販売単位当たりの分量に関して、その表現形式(分量の単位)を統一化する。例えば、グラム数で表記されている食材の分量を個数に換算することにより、食材の販売単位当たりの分量の表現形式を、個数を用いた表現形式に統一化する。そして、統一化した結果をコンピュータが認識できるような形態で食材DBに記録する。なお、グラム数から個数への換算は、標準的な大きさの1個当たりの食材の標準的なグラム数をもとにあらかじめ作成した関数またはテーブル等を用いて行うことが可能である。なお、分量形式統一化部406は、食材の画像を用いて画像認識技術を適用することにより、画像中に存在する食材の個数を特定するようにしてもよい。
なお、ここではグラム数を個数に換算する例について説明したが、その逆であってもよい。また、食材の種類によっては、グラム数や個数以外の表現形式で分量を表している場合もある。何れの場合も、食材同定部405により同定された同じ食材の分量を異なる表現形式で特定している食材情報があるときは、分量形式統一化部406は、それらの食材情報に含まれる分量の表現形式を何れか一の表現形式に統一化する処理を実行する。そして、統一化した結果をコンピュータが認識できるような形態で食材DBに記録する。なお、ここでいう「統一化」とは、例えば「100g」を「2本」に置き換えて食材DBに記録することであってもよいし、「100g」に加えて「2本」を食材DBに記録した上で、両者を関連付けておくことであってもよい。
分量形式統一化部406は、レシピ情報記録部404が複数の提供元から収集する表現形式が異なり得るレシピ情報(レシピDB記憶部424にレシピDBとして記憶されたレシピ情報)に関しても食材情報と同様、分量の表現形式を統一化する処理を行う。すなわち、レシピ情報に含まれる食材の分量についても、食材情報に含まれる食材の分量と同様、同じ食材でも、レシピ情報の提供元毎に表記の仕方が異なり得る。分量形式統一化部406は、このように異なる表現形式で表記されている食材の分量を何れか一の表現形式に統一化する処理を実行する。そして、統一化した結果をコンピュータが認識できるような形態でレシピDBに記録する。
名称形式統一化部407は、レシピ情報記録部404が複数の提供元から収集する表現形式が異なり得るレシピ情報(レシピDB記憶部424にレシピDBとして記憶されたレシピ情報)に関して、食材の名称の表現形式を統一化する。レシピ情報に含まれる食材の名称についても、食材情報に含まれる食材の名称と同様、同じ食材でも、レシピ情報の提供元毎に表記の仕方が異なり得る。名称形式統一化部407は、このように異なる表現形式で表記されている食材の名称を何れか一の表現形式に統一化する処理を実行する。そして、統一化した結果をコンピュータが認識できるような形態でレシピDBに記録する。なお、ここでいう「統一化」とは、例えば「ニンジン」を「人参」に置き換えて食材DBに記録することであってもよいし、「ニンジン」に加えて「人参」を食材DBに記録した上で、両者を関連付けておくことであってもよい。
献立提供部408は、レシピDB記憶部424のレシピDBに記憶されている料理の中から所定の条件を満たす複数の料理を組み合わせて献立を作成し、作成した献立をユーザ端末100に提供する。すなわち、献立提供部408は、ユーザ端末100から送られてくる献立作成要求を受信すると、レシピDBに記憶されている複数のレシピ情報およびユーザDBに記憶されているユーザ情報を参照し、所定の条件を満たす複数の料理を組み合わせて1食分または複数食分の献立を作成する。そして、作成した献立に関する情報をユーザ端末100の献立支援アプリに提供する。提供する献立に関する情報は、例えば、レシピ情報に含まれる料理名、料理のカテゴリ、料理の画像、調理時間などであり、これらの情報がユーザ端末100に表示される。
ユーザは、献立支援アプリを通じて、要求する献立の数(何食分の献立か)を指定することが可能である。例えば、ユーザは、1日に1食分(例えば夕食)の献立を作成するとして、1日分または複数日分を指定して献立の作成を献立支援装置400に要求することが可能である。指定された献立数(日数)の情報は、献立支援装置400に送信される献立作成要求の中に含まれる。献立提供部408は、例えば3つの料理の組み合わせで1食分として、指定された食数分(日数分)の献立を作成する。1食分として組み合わせる3つの料理は、主菜、副菜、汁物などである。
献立提供部408が献立を作成する際に満たすべき所定の条件は、例えば以下のようなものである。例えば、献立提供部408は、ユーザDBに記憶されている料理に関するユーザの好みの情報に基づいて、ユーザが好む料理、またはユーザが好む食材を使った料理を3つの中の何れかに用いた献立を作成する。また、献立提供部408は、ユーザDBに記憶されている料理に関するユーザの好みの情報に基づいて、ユーザが好まない料理、またはユーザが好まない食材を使った料理を3つの組み合わせの中に入れずに献立を作成する。また、献立提供部408は、ユーザDBに記憶されているアレルギー食材を使わない料理の組み合わせにより献立を作成する。
また、献立提供部408は、ユーザDBに記憶されているユーザが採用した料理の履歴情報に基づいて、同じ料理または同じ食材を使った料理が複数日で連続しないような組み合わせで献立を作成する。また、献立提供部408は、レシピDBに記憶されている料理のカテゴリに基づいて、主菜が和食なら、副菜および汁物も和食となるような組み合わせで1食分の献立を作成する。また、献立提供部408は、レシピDBに記憶されている料理の使用食材に基づいて、主菜、副菜、汁物で同じ食材を使わないような組み合わせで1食分の献立を作成する。また、献立提供部408は、レシピDBに記憶されている調理法の情報に基づいて、調理法が異なる料理の組み合わせで1食分の献立を作成する。これらは、料理のバランスや調理法の分散などを考慮した条件である。
また、献立提供部408は、ユーザが献立支援アプリを通じて指定した食材(例えば、使い切れずに余っている食材など)を用いた料理を3つの中の何れかに用いた献立を作成する。また、献立提供部408は、ある日の献立の中で主菜として使用した食材を別日の献立の中で副菜または汁物として使用するような献立を作成する。これらは、食材の効率的な使い回しを考慮した条件である。
以上、各種の条件を列挙したが、これらは一例に過ぎない。また、これらを全て適用することを必須とするものでもない。例えば、ユーザが献立支援アプリを通じて上述の各種条件の中から希望する条件を指定して献立の作成を献立支援装置400に要求できるようにしてもよい。
ユーザは、献立支援アプリに対する操作を通じて、献立提供部408により提供された献立の中から実際に採用する献立を選択することが可能である。また、献立提供部408により提供された献立に含まれる何れかの料理を、他の料理に変更することを献立支援装置400に要求することもできる。この変更要求を献立支援装置400が受信すると、献立提供部408は、上述した所定の条件を満たす別の料理を用いた献立を再作成し、その結果をユーザ端末100に提供する。この場合、献立提供部408は、変更が要求された料理のみを別の料理に変更し、変更が要求されていない料理についてはそのまま用いて献立を作成する。
買物リスト提供部409は、献立提供部408によりユーザ端末100に提供された献立(ユーザにより選択された献立。料理の変更要求があった場合は変更後の献立)に含まれる複数の料理のレシピ情報に基づいて、購入する食材の種類および食材毎の総分量を含む買物リストを作成し、作成した買物リストをユーザ端末100に提供する。ここで、買物リスト提供部409は、名称形式統一化部407により統一化された食材の名称を用いて買物リストを作成する。ユーザは、献立支援アプリに対する操作を通じて、買物リスト提供部409により提供された買物リストの中から実際に購入する食材を選択することが可能である。
レシピDB記憶部424のレシピDBに記憶されているレシピ情報には、それぞれその料理に使用する食材と分量に関する情報が含まれている。食材の分量は、分量形式統一化部406により表現形式(分量の単位)が統一化されている。従って、買物リスト提供部409は、ユーザ端末100に提供された献立に含まれる複数の料理に使用する全ての食材を特定するとともに、その全ての食材に関して食材毎の総分量を計算することができる。ここで、食材毎の総分量は、例えば、ユーザDB記憶部421のユーザDBに記憶されている家族構成により示される人数分の料理を作成する場合の総分量とする。なお、家族全員が常に集まって食事をするとは限らないので、ユーザが献立支援装置400に対して献立の作成を要求するときに、何人分の料理を作るのかを指定することができるようにしてもよい。
店舗情報提供部410は、買物リストの確定通知をユーザ端末100から受信すると、ユーザDB記憶部421にユーザ情報として記憶されている配送場所の住所と、店舗DB記憶部422に記憶されている配送センタの住所とに基づいて、ユーザが指定する場所へ食材を配送可能であるという配送条件を満たすネットスーパーに関する店舗情報をユーザ端末100に提供する。例えば、店舗情報提供部410は、店舗DB記憶部422に記憶されているネットスーパーの店舗情報の中から、ネットスーパーが配送可能な距離またはエリアとして指定している範囲内に配送場所が含まれるようなネットスーパーの店舗情報を抽出してユーザ端末100に提供する。
ユーザ端末100に提供する店舗情報は、例えば、ネットスーパーの店舗名であり、この情報がユーザ端末100に表示される。また、店舗情報提供部410は、ネットスーパーの店舗名に加えて、確定された買物リストに含まれる食材を購入した場合の合計金額を提供するようにしてもよい。この合計金額は、食材DB記憶部423の食材DBに記憶されている食材毎の価格に基づいて計算することが可能である。なお、買物リストに含まれている食材の分量(購入すべき分量)と、ネットスーパーが販売している食材の販売単位当たりの分量とが一致しない場合もある。この場合、店舗情報提供部410は、購入すべき分量より多い分量で最小となる分量の食材を購入するものとして、合計金額を計算する。
また、店舗情報提供部410は、買物リストに含まれる食材のうち、食材DBに記憶されている在庫数により在庫がないことが示されている食材に基づいて欠品情報を生成し、店舗情報と共に欠品情報をユーザ端末100に提供するようにしてもよい。この場合、店舗情報提供部410は、在庫数がゼロの食材について欠品情報を生成するほか、買物リストに基づき購入すべき分量より多い分量で販売している食材の在庫がない場合も欠品情報を生成するようにしてよい。
ユーザは、献立支援アプリに対する操作を通じて、店舗情報提供部410により複数の店舗情報が提供されている場合に、その中から所望のネットスーパーを選択することが可能である。
発注関連処理部411は、店舗情報提供部410により提供された店舗情報に基づいてユーザにより選択されたネットスーパーの販売者装置200に対して、ユーザ端末100からの発注指示に応じて、買物リスト提供部410により作成された買物リスト(ユーザ端末100から食材の取捨選択に関する修正指示があった場合にはその指示に従って修正された買物リスト)に含まれる食材の発注に関する処理を実行する。
このとき、発注関連処理部411は、名称形式統一化部407により表現形式が統一化された名称を用いて作成された買物リストに含まれる食材の種類と、複数の販売者装置200から収集された食材情報に関して食材同定部405により同定された食材の種類とをマッチングさせて、食材の発注に関する処理を実行する。また、発注関連処理部411は、分量形式統一化部406により分量の表現形式が統一化されたレシピ情報を用いて作成された買物リストに含まれる食材毎の総分量と、複数の販売者装置200から収集された食材情報に関して分量形式統一化部406により表現形式が統一化された食材の販売単位当たりの分量とをマッチングさせて、食材の発注に関する処理を実行する。
発注関連処理部411が行う発注関連処理は、具体的には以下の通りである。すなわち、ユーザが献立支援アプリの操作を通じてネットスーパーを選択し、そのことがユーザ端末100から献立支援装置400に通知されると、発注関連処理部411は、買物リストに含まれる食材を、買物リストに含まれる分量を満たす分だけネットスーパーのショッピングカートに投入する。なお、買物リストに含まれている食材の分量(購入すべき分量)と、ネットスーパーが販売している食材の販売単位当たりの分量とが一致しない場合には、上述したように店舗情報提供部410が食材の合計金額を計算したときに採用した食材(購入すべき分量より多い分量で最小となる分量の食材)をショッピングカートに投入するものとする。
ユーザは、献立支援アプリを通じて、ショッピングカートに投入された食材を確認することができ、希望する場合にはショッピングカートの内容を変更することが可能である。例えば、ショッピングカートに含まれている食材を別の銘柄の食材に変更したり、一部の食材の発注をキャンセルしたりすることができる。発注する食材を変更する場合は、例えば、選択しているネットスーパーの電子商取引サイトにアクセスし、その中から所望の食材を選んでショッピングカートに入れることができるようにするとよい。
ショッピングカートの内容が確定したら、ユーザは、発注ボタンを操作することにより、発注を指示する。発注関連処理部411は、ユーザ端末100からの発注指示に応じて、ショッピングカートに入れられている食材をネットスーパーに発注する処理を実行する。
図3は、本実施形態によるユーザ端末100の機能構成例を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態のユーザ端末100は、機能構成として、表示制御部101、ユーザ情報登録部102、献立提供受信部103、献立選択部104、買物リスト提供受信部105、買物リスト修正部106、店舗情報提供受信部107、店舗選択部108、カート情報受信部109および発注指示部110を備えている。
上記各機能ブロック101〜110は、コンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶された献立支援アプリが動作することによって実現される。なお、各機能ブロック101〜110の一部を、ハードウェアまたはDSPによって構成するようにしてもよい。
表示制御部101は、ユーザ端末100のディスプレイに各種情報を表示するための制御を行う。ユーザ情報登録部102は、ユーザによる献立支援アプリの操作を通じて上述のユーザ情報を入力し、これを献立支援装置400に送信することによってユーザDB記憶部421のユーザDBに登録する。
献立提供受信部103は、ユーザによる献立支援アプリの操作を通じて、指定日数分の献立作成要求を通信ネットワーク500を介して献立支援装置400に送信する。そして、献立提供受信部103は、その献立作成要求に対する応答として、献立支援装置400から通信ネットワーク500を介して、レシピDBに記憶されている料理の中から所定の条件を満たす複数の料理を組み合わせて作成された献立の提供を受ける。すなわち、献立提供受信部103は、レシピ情報に含まれる料理名、料理のカテゴリ、料理の画像、調理時間など情報を受信することによって献立の提供を受けて、これらの情報を表示制御部101によりユーザ端末100のディスプレイに表示させる。
献立選択部104は、ユーザによる献立支援アプリの操作を通じて、献立提供部408により提供された献立(献立提供受信部103が提供を受けた献立)の中から実際に採用する献立を選択する。このとき、献立選択部104は、ユーザによる献立支援アプリの操作を通じて、献立提供部408により提供された献立に含まれる何れかの料理を他の料理に変更することを要求することもできる。献立選択部104は、選択された献立を献立支援装置400に通知する。
買物リスト提供受信部105は、献立支援装置400から通信ネットワーク500を介して、献立提供受信部103によりユーザ端末100に提供されて献立選択部104により選択された献立に含まれる複数の料理のレシピ情報に基づいて献立支援装置400により作成された、購入する食材の種類および食材毎の総分量を含む買物リストの提供を受ける。買物リスト提供受信部105は、提供された買物リストを表示制御部101によりユーザ端末100のディスプレイに表示させる。
買物リスト修正部106は、ユーザによる献立支援アプリの操作を通じて、買物リスト提供部409により提供された買物リスト(買物リスト提供受信部105が提供を受けた買物リスト)の中から実際に購入する食材を選択することにより、買物リストの修正を行う。買物リスト修正部106は、食材の選択により修正された買物リストの情報を献立支援装置400に送信する。
店舗情報提供受信部107は、献立支援装置400から通信ネットワーク500を介して、ユーザが指定する場所へ食材を配送可能であるという配送条件を満たすネットスーパーに関する店舗情報の提供を受ける。店舗情報提供受信部107は、提供されたネットスーパーの店舗情報を表示制御部101によりユーザ端末100のディスプレイに表示させる。このとき店舗情報提供受信部107は、確定された買物リストに含まれる食材を購入した場合の合計金額や、在庫がない食材に基づいて生成された欠品情報の提供を受けて、これらの情報も表示制御部101によりユーザ端末100のディスプレイに表示させるようにしてもよい。
店舗選択部108は、店舗情報提供部410により提供されたネットスーパーの店舗情報(店舗情報提供受信部107が提供を受けた店舗情報)が複数ある場合に、ユーザによる献立支援アプリの操作を通じて、その中から所望のネットスーパーを選択する。選択された店舗情報は、ユーザ端末100から献立支援装置400に送信される。
カート情報受信部109は、献立支援装置400から通信ネットワーク500を介して、選択されたネットスーパーのショッピングカートに対して買物リストに含まれる食材が投入された状態のカート情報を受信する。買物リスト提供受信部105は、受信したカート情報を表示制御部101によりユーザ端末100のディスプレイに表示させる。ユーザは、このカート情報の表示を見て、ショッピングカートに投入された食材を確認し、希望する場合にはショッピングカートの内容を変更する。
発注指示部110は、ユーザによる献立支援アプリの操作を応じて、通信ネットワーク500を介して献立支援装置400に対し、店舗選択部108により選択されたネットスーパーに対する発注の指示であって、ショッピングカートに入れられた食材の発注の指示を行う。
図4〜図8は、以上説明したユーザ端末100と献立支援装置400との協働によってユーザ端末100のディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。以下、これらの画面例を用いて、ユーザ端末100および献立支援装置400の動作例を説明する。
図4は、献立作成要求画面の一例を示す図である。図4に示す献立作成要求画面には、献立を作成する対象日を指定するためのカレンダ41と、何人分の料理を作成するかを指定するための人数指定ボタン42と、使用したい食材を指定するための食材入力欄43と、献立の作成を献立支援装置400に対して要求するための献立作成ボタン44とが含まれている。
ユーザは、希望する1つ以上の日にちをカレンダ41上で選択し、人数指定ボタン42により希望の人数を指定し、使用したい食材の希望があればそれを食材入力欄43に入力した上で、献立作成ボタン44を操作する。これにより、献立提供受信部103は、指定された食材を使用して、指定された人数分および指定された日数分の献立を作成することを要求する献立作成要求を献立支援装置400に送信する。献立支援装置400では、この献立作成要求を受けて、献立提供部408が献立を作成してユーザ端末100に提供する。そして、献立提供受信部103が献立の提供を受けて、ユーザ端末100のディスプレイに献立提供画面を表示させる。
図5は、献立提供画面の一例を示す図である。図5に示す献立提供画面は、献立作成要求に応じて献立提供部408により作成されてユーザ端末100に提供された献立を表示する画面であり、指定日数分の献立を表示する献立表示欄51と、献立の選択を指示するための献立選択欄52と、料理の変更を指示するための変更指示ボタン53と、献立の確定を指示するための献立確定ボタン54とが含まれている。
図5に示す献立提供画面では、図4のカレンダ41で指定された3日分の献立が献立表示欄51に表示されている。1日分(1食分)の献立には、3つの料理が含まれており、それぞれの料理毎に料理名および料理の画像が表示されるとともに、全体の調理時間が表示されている。各料理の料理名の横には変更指示ボタン53が表示されており、ユーザが変更を希望する料理に対応する変更指示ボタン53を操作することにより、その料理の変更を献立支援装置400に指示することができる。料理変更の指示があった場合、献立提供部408は別の料理を用いた献立を再作成し、その結果をユーザ端末100に提供する。この場合、変更指示のあった料理が別の料理に置き換えられて献立表示欄51に表示される。
なお、ここでは個々の料理毎に変更を指示する例について説明したが、1食分の献立の変更を指示できるようにしてもよい。
ユーザは、以上のように希望に応じて料理の変更を行った後、実際に採用する献立について献立選択欄52をチェックした上で、献立確定ボタン54を操作する。これにより、献立選択部104は、選択された献立を献立支援装置400に通知する。献立支援装置400では、この通知を受けて、買物リスト提供部409が買物リストを作成してユーザ端末100に提供する。そして、買物リスト提供受信部105がこの買物リストの提供を受けて、ユーザ端末100のディスプレイに買物リスト提供画面を表示させる。なお、献立選択欄52は初期状態においてチェックが入った状態にしておき、ユーザが希望しない献立がある場合にチェックを外すようにしてもよい。
図6は、買物リスト提供画面の一例を示す図である。図6に示す買物リスト提供画面は、買物リスト提供部409により作成されてユーザ端末100に提供された買物リストを表示する画面であり、選択された献立に含まれる料理を作るのに必要な食材の種類を表す名称および食材毎の総分量が一覧として表示されている。各食材の名称の横にはチェック欄61が表示されており、このチェック欄61にチェックを入れることにより、買物リストの中から実際に購入する食材を選択することが可能となっている。
買物リスト提供画面には、買物リストの確定を指示するための買物リスト確定ボタン62が含まれている。ユーザは、チェック欄61にて実際に購入する食材を選択した上で、買物リスト確定ボタン62を操作する。これにより、買物リスト修正部106は、確定された買物リストを献立支援装置400に通知する。献立支援装置400では、この通知を受けて、店舗情報提供部410が所定の条件を満たすネットスーパーの店舗情報を抽出してユーザ端末100に提供する。そして、店舗情報提供受信部107がこの店舗情報の提供を受けて、ユーザ端末100のディスプレイに店舗情報提供画面を表示させる。
図7は、店舗情報提供画面の一例を示す図である。図7に示す店舗情報提供画面は、店舗情報提供部410により抽出されてユーザ端末100に提供されたネットスーパーの情報を表示する画面であり、抽出されたネットスーパーの情報が店舗表示欄71に一覧として表示される。図7に示す店舗情報提供画面では、2つのネットスーパーが抽出された結果を示しており、それぞれの店舗名、買物リストに含まれる食材を購入した場合の合計金額、在庫がない食材に基づいて生成された欠品情報(欠品点数を示す情報)が店舗表示欄71に表示されている。
各ネットスーパーの名称の横にはチェック欄72が表示されており、このチェック欄72にチェックを入れることにより、発注するネットスーパーを選択することが可能となっている。なお、欠品点数を示した欠品情報の部分をタップすると、欠品している食材の情報が表示される。ユーザは、欠品している食材が自宅に余っていないかどうかを確認し、その確認結果も考慮して、所望のネットスーパーを選択することが可能である。
図7に示す店舗情報提供画面には、ショッピングカートの内容を表示させるためのカート確認ボタン73が含まれている。ユーザは、何れかのネットスーパーを選択した上で、カート確認ボタン73を操作する。これにより、店舗選択部108は、選択されたネットスーパーを献立支援装置400に通知する。献立支援装置400では、この通知を受けて発注関連処理部411が、選択されたネットスーパーで食材を購入する場合のショッピングカートの内容を示すカート情報を作成してユーザ端末100に提供する。そして、カート情報受信部109がこのカート情報の提供を受けて、ユーザ端末100のディスプレイにカート確認画面を表示させる。
図8は、カート確認画面の一例を示す図である。図8に示すカート確認画面は、発注関連処理部411により作成されてユーザ端末100に提供されたカート情報に基づいて表示されるショッピングカートの画面であり、選択されたネットスーパーのショッピングカートに入れられている各食材が食材表示欄81に一覧として表示されている。図8に示すカート確認画面では、個々の食材毎に、食材の名称および価格が食材表示欄81に表示されている。
図8に示すカート確認画面では、各食材の名称の下に食材変更指示ボタン82が表示されており、ユーザが変更を希望する食材に対応する食材変更指示ボタン82を操作することにより、その食材の変更を献立支援装置400に指示することができる。食材変更の指示があった場合、発注関連処理部411は、選択されているネットスーパーの電子商取引サイトにアクセスし、その中からユーザが所望の食材を選んでショッピングカートに入れることができるようにする。このように購入する食材を変更した場合、変更前の食材に代えて変更後の食材がショッピングカートに入れられる。
また、各食材の食材表示欄81の横には、購入数変更指示ボタン83が表示されており、ユーザが変更を希望する食材に対応する購入数変更指示ボタン83を操作することにより、その食材の購入数の変更を献立支援装置400に指示することができる。購入数をゼロにすることも可能であり、これにより一部の食材について発注をしないようにすることができる。
また、図8に示すカート確認画面には発注ボタン84が表示されている。ユーザは、以上のように希望に応じて購入する食材や購入数を変更した上で、発注ボタン84を操作する。これにより、発注指示部110は、ショッピングカートに入れられている食材の発注を献立支援装置400に指示する。この通知を受けて、発注関連処理部411は、選択されたネットスーパーの販売者装置200に対して、ショッピングカートに含まれる食材の発注を実行する。
以上詳しく説明したように、本実施形態の献立支援システムでは、所定の条件を満たす献立の作成および提供、提供した献立に含まれる料理を作成するのに必要な食材の買物リストの作成および提供、買物リストに含まれる食材の発注の各処理を通じて、献立の作成から食材の発注までをユーザが簡単に行うことができるようにしている。そして、このような献立支援システムにおいて、献立支援装置400は、ネットスーパーで販売している食材に関する食材情報を販売者装置200から収集して食材DBに記録する際に、食材の発注処理を受けた販売者装置200から、発注処理の受け付けによって在庫数が変動する食材情報を随時収集して食材DBを更新するようにしている。
上記のように構成した本実施形態によれば、一般的にネットスーパーでは各食材の在庫数が少ない傾向にある一方、発注数が比較的多くなるため在庫が不足する傾向にある中で、あるユーザからあるネットスーパーに対する食材の発注処理が行われると、その発注処理を反映して在庫数が変動する食材情報が販売者装置200から献立支援装置400に随時収集されて食材DBが更新される。そして、このように随時更新される食材DBを使用して、献立の作成から食材の発注までを行うことに関する処理が実行される。これにより、本実施形態によれば、ネットスーパーに特有の傾向を十分に考慮した実用的な献立支援システムを提供することができる。
また、本実施形態では、複数の販売者装置200から収集する表現形式が異なり得る食材情報に関して、食材の名称、カテゴリおよび画像に基づいて個々の食材の種類を同定するとともに、分量の表現形式を統一化した上で食材DBを構築するようにしている。これにより、オンラインショップのサイト構成や情報提供の仕方などがネットスーパーごとに区々であるという特性がある中で、サイト構成や情報提供の仕方の違いに起因して生じる表現形式の相違があっても、全体として統一した形で食材情報の処理を行うことが可能となる。これにより、サイト構成や情報提供の仕方などが異なる複数のネットスーパーと連携して献立支援システムを構成することができ、献立支援システムによるサービスを受けるユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、複数のレシピ提供元装置300から収集する表現形式が異なり得るレシピ情報に関して、食材の名称の表現形式および分量の表現形式を統一化した上でレシピDBを構築するようにしている。これにより、一般的にサイト構成や情報提供の仕方などがレシピサイトごとに区々であるという特性がある中で、サイト構成や情報提供の仕方の違いに起因して生じる表現形式の相違があっても、全体として統一した形でレシピ情報の処理を行うことが可能となる。これにより、サイト構成や情報提供の仕方などが異なる多くのレシピサイトから多くのレシピ情報を収集して献立支援システムを構成することができ、献立支援システムによるサービスを受けるユーザの利便性を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、食材同定部405、分量形式統一化部406および名称形式統一化部407を全て備える構成について説明したが、この中の一部のみを備える構成としてもよい。ただし、全てを備えることにより、食材情報記録部403により複数の販売者装置200から収集される食材情報と、レシピ情報記録部404により複数のレシピ提供元装置300から収集されるレシピ情報との間で食材の名称や分量を統一された形式で処理することができるため、より好ましい。
例えば、家にある食材をユーザ情報として登録しておくことにより、選択した献立に関して買い足す必要のある食材だけを抽出して買物リストを作成するようにしてもよい。また、ユーザが選択した料理や食材、ユーザが変更した料理や食材の情報をもとに強化学習等の手法により機械学習を行って学習モデルを作成し、この学習モデルを活用して献立の提供を行うようにしてもよい。
100 ユーザ端末
103 献立提供受信部
105 買物リスト提供受信部
107 店舗情報提供受信部
110 発注指示部
200 販売者装置
300 レシピ提供元装置
400 献立支援装置
403 食材情報記録部
404 レシピ情報記録部
405 食材同定部
406 分量形式統一化部
407 名称形式統一化部
408 献立提供部
409 買物リスト提供部
410 店舗情報提供部
411 発注関連処理部

Claims (11)

  1. 複数の料理を含む献立の作成から、上記複数の料理を作るのに必要な食材の発注までを行うことを可能にした献立支援システムであって、
    ユーザが使用するユーザ端末と、
    食材をオンラインショップにて販売するネットスーパーを管理する販売者装置と、
    上記ユーザ端末および上記販売者装置と通信ネットワークを介して接続された献立支援装置とを備え、
    上記献立支援装置は、
    上記ネットスーパーで販売している食材に関する情報である食材情報を上記販売者装置から随時収集して食材データベースに記録する食材情報記録部と、
    使用する食材の種類および分量を含む料理のレシピ情報をレシピデータベースに記録するレシピ情報記録部と、
    上記レシピデータベースに記憶されている料理の中から所定の条件を満たす複数の料理を組み合わせて献立を作成し、作成した献立を上記ユーザ端末に提供する献立提供部と、
    上記献立提供部により上記ユーザ端末に提供された献立に含まれる複数の料理のレシピ情報に基づいて、購入する食材の種類および食材毎の総分量を含む買物リストを作成し、作成した買物リストを上記ユーザ端末に提供する買物リスト提供部と、
    上記ユーザが指定する場所へ食材を配送可能であるという配送条件を満たすネットスーパーに関する店舗情報を上記ユーザ端末に提供する店舗情報提供部と、
    上記店舗情報提供部により提供された店舗情報に基づいて上記ユーザにより選択されたネットスーパーの販売者装置に対して、上記ユーザ端末からの発注指示に応じて、上記買物リスト提供部により作成された買物リストまたは上記ユーザ端末から修正指示があった場合にはその指示に従って修正された買物リストに含まれる食材の発注に関する処理を実行する発注関連処理部とを備え、
    上記食材情報記録部は、上記発注関連処理部による発注処理を受けた上記販売者装置から、発注処理の受け付けによって変動する上記食材情報を随時収集して上記食材データベースを更新することを特徴とする献立支援システム。
  2. 複数の料理を含む献立の作成から、上記複数の料理を作るのに必要な食材の発注までをユーザが行うことを支援する献立支援装置であって、
    ネットスーパーがオンラインショップで販売している食材に関する情報である食材情報を、上記ネットスーパーを管理する販売者装置から随時収集して食材データベースに記録する食材情報記録部と、
    使用する食材の種類および分量を含む料理のレシピ情報をレシピデータベースに記録するレシピ情報記録部と、
    上記レシピデータベースに記憶されている料理の中から所定の条件を満たす複数の料理を組み合わせて献立を作成し、作成した献立を上記ユーザが使用するユーザ端末に提供する献立提供部と、
    上記献立提供部により上記ユーザ端末に提供された献立に含まれる複数の料理のレシピ情報に基づいて、購入する食材の種類および食材毎の総分量を含む買物リストを作成し、作成した買物リストを上記ユーザ端末に提供する買物リスト提供部と、
    上記ユーザが指定する場所へ食材を配送可能であるという配送条件を満たすネットスーパーに関する店舗情報を上記ユーザ端末に提供する店舗情報提供部と、
    上記店舗情報提供部により提供された店舗情報に基づいて上記ユーザにより選択されたネットスーパーの販売者装置に対して、上記ユーザ端末からの発注指示に応じて、上記買物リスト提供部により作成された買物リストまたは上記ユーザ端末から修正指示があった場合にはその指示に従って修正された買物リストに含まれる食材の発注に関する処理を実行する発注関連処理部とを備え、
    上記食材情報記録部は、上記発注関連処理部による発注処理を受けた上記販売者装置から、発注処理の受け付けによって変動する上記食材情報を随時収集して上記食材データベースを更新することを特徴とする献立支援装置。
  3. 上記食材情報は、上記ネットスーパーが販売している食材の種類および在庫数の情報を含み、
    上記食材情報記録部は、上記発注関連処理部による発注処理を受けた上記販売者装置から、発注処理の受け付けによって変動する食材毎の在庫数を含む上記食材情報を随時収集して上記食材データベースを更新することを特徴とする請求項2に記載の献立支援装置。
  4. 上記店舗情報提供部は、上記買物リストに含まれる食材のうち、上記食材データベースに記憶されている在庫数により在庫がないことが示されている食材に基づいて欠品情報を生成し、上記店舗情報と共に上記欠品情報を上記ユーザ端末に提供することを特徴とする請求項3に記載の献立支援装置。
  5. 上記食材情報は、上記ネットスーパーが販売している食材の種類を表す名称およびカテゴリの情報を含み、
    上記食材情報記録部が複数の販売者装置から収集する表現形式が異なり得る上記食材情報に関して、上記名称およびカテゴリに基づいて、個々の食材の種類を同定する食材同定部を更に備え、
    上記発注関連処理部は、上記買物リストに含まれる食材の種類と、複数の販売者装置から収集された食材情報に関して上記食材同定部により同定された食材の種類とをマッチングさせて、上記食材の発注に関する処理を実行することを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の献立支援装置。
  6. 上記食材情報は、上記ネットスーパーが販売している食材の画像を更に含み、
    上記食材同定部は、上記食材情報記録部が複数の販売者装置から収集する表現形式が異なり得る上記食材情報に関して、上記名称、カテゴリおよび画像に基づいて、個々の食材の種類を同定することを特徴とする請求項5に記載の献立支援装置。
  7. 上記食材情報は、上記ネットスーパーが販売している食材の販売単位当たりの分量を示す情報を更に含み、
    上記食材情報記録部が複数の販売者装置から収集する表現形式が異なり得る上記食材情報に関して、分量の表現形式を統一化する分量形式統一化部を更に備え、
    上記発注関連処理部は、上記買物リストに含まれる食材毎の総分量と、複数の販売者装置から収集された食材情報に関して上記分量形式統一化部により表現形式が統一化された食材の販売単位当たりの分量とをマッチングさせて、上記食材の発注に関する処理を実行することを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の献立支援装置。
  8. 上記レシピ情報記録部は、上記複数の料理のレシピ情報を複数のウェブサイトを含む複数の提供元から収集して上記レシピデータベースに記録し、
    上記レシピ情報記録部が上記複数の提供元から収集する表現形式が異なり得る上記レシピ情報に関して、食材の名称の表現形式を統一化する名称形式統一化部を更に備え、
    上記買物リスト提供部は、上記名称形式統一化部により統一化された食材の名称を用いて上記買物リストを作成し、
    上記発注関連処理部は、上記名称形式統一化部により表現形式が統一化された名称を用いて作成された上記買物リストに含まれる食材の種類と、複数の販売者装置から収集された食材情報に関して上記食材同定部により同定された食材の種類とをマッチングさせて、上記食材の発注に関する処理を実行することを特徴とする請求項5または6に記載の献立支援装置。
  9. 上記レシピ情報記録部は、上記複数の料理のレシピ情報を複数のウェブサイトを含む複数の提供元から収集して上記レシピデータベースに記録し、
    上記分量形式統一化部は、上記レシピ情報記録部が上記複数の提供元から収集する表現形式が異なり得る上記レシピ情報に関して、分量の表現形式を統一化する処理を更に行い、
    上記発注関連処理部は、上記分量形式統一化部により分量の表現形式が統一化されたレシピ情報を用いて作成された上記買物リストに含まれる食材毎の総分量と、複数の販売者装置から収集された食材情報に関して上記分量形式統一化部により表現形式が統一化された食材の販売単位当たりの分量とをマッチングさせて、上記食材の発注に関する処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の献立支援装置。
  10. 複数の料理を含む献立の作成から、上記複数の料理を作るのに必要な食材の発注までをユーザが行うことに関する処理を献立支援装置のコンピュータに実行させるための献立支援用プログラムであって、
    ネットスーパーがオンラインショップで販売している食材に関する情報である食材情報を、上記ネットスーパーを管理する販売者装置から随時収集して食材データベースに記録する食材情報記録手段、
    使用する食材の種類および分量を含む料理のレシピ情報をレシピデータベースに記録するレシピ情報記録手段、
    上記レシピデータベースに記憶されている料理の中から所定の条件を満たす複数の料理を組み合わせて献立を作成し、作成した献立を上記ユーザが使用するユーザ端末に提供する献立提供手段、
    上記献立提供手段により上記ユーザ端末に提供された献立に含まれる複数の料理のレシピ情報に基づいて、購入する食材の種類および食材毎の総分量を含む買物リストを作成し、作成した買物リストを上記ユーザ端末に提供する買物リスト提供手段、
    上記ユーザが指定する場所へ食材を配送可能であるという配送条件を満たすネットスーパーに関する店舗情報を上記ユーザ端末に提供する店舗情報提供手段、および
    上記店舗情報提供手段により提供された店舗情報に基づいて上記ユーザにより選択されたネットスーパーの販売者装置に対して、上記ユーザ端末からの発注指示に応じて、上記買物リスト提供手段により作成された買物リストまたは上記ユーザ端末から修正指示があった場合にはその指示に従って修正された買物リストに含まれる食材の発注に関する処理を実行する発注関連処理手段、
    として上記コンピュータを機能させ、
    上記食材情報記録手段が、上記発注関連処理手段による発注処理を受けた上記販売者装置から、発注処理の受け付けによって変動する上記食材情報を随時収集して上記食材データベースを更新することを特徴とする献立支援用プログラム。
  11. 複数の料理を含む献立の作成から、上記複数の料理を作るのに必要な食材の発注までをユーザが行うことに関する処理を、献立支援装置と通信ネットワークを介して接続されたユーザ端末のコンピュータに実行させるための献立支援用プログラムであって、
    ネットスーパーがオンラインショップで販売している食材に関する情報である食材情報を当該ネットスーパーを管理する販売者装置から随時収集して食材データベースに記録する処理と、使用する食材の種類および分量を含む複数の料理のレシピ情報をレシピデータベースに記録する処理とを実行している上記献立支援装置から、上記通信ネットワークを介して、上記レシピデータベースに記憶されている料理の中から所定の条件を満たす複数の料理を組み合わせて作成された献立の提供を受ける献立提供受信手段、
    上記献立支援装置から上記通信ネットワークを介して、上記ユーザ端末に提供された献立に含まれる複数の料理のレシピ情報に基づいて上記献立支援装置により作成された、購入する食材の種類および食材毎の総分量を含む買物リストの提供を受ける買物リスト提供受信手段、
    上記献立支援装置から上記通信ネットワークを介して、上記ユーザが指定する場所へ食材を配送可能であるという配送条件を満たすネットスーパーに関する店舗情報の提供を受ける店舗情報提供受信手段、および
    上記通信ネットワークを介して上記献立支援装置に対し、上記店舗情報提供受信手段が受けた店舗情報に基づいて上記ユーザにより選択されたネットスーパーに対する発注の指示であって、上記買物リスト提供受信手段が受けた買物リストまたは上記ユーザが修正指示を行った場合にはその指示に従って修正された買物リストに含まれる食材の発注の指示を行う発注指示手段、
    として上記コンピュータを機能させることを特徴とする献立支援用プログラム。
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