JP2013117775A - 料理レシピ提供システム、料理レシピ提供方法、料理レシピ提供装置、及び料理レシピ提供プログラム - Google Patents
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】顧客は店舗において最も食品の特徴を生かした最新の料理レシピを入手することができ、店舗は売上を増大し、食品メーカは商品の宣伝効果を上げる料理レシピ提供システムを提供する。
【解決手段】食品メーカコンピュータと、販売店舗コンピュータと、店舗コンピュータのユーザ端末と、を備え、店舗コンピュータは、食品メーカコンピュータから当該店舗で販売する食品を用いた料理のレシピ情報をネットワークを介して受信して記憶し、ユーザ端末からの求めに応じて記憶したレシピ情報をユーザ端末に提供する。
【選択図】図1
【解決手段】食品メーカコンピュータと、販売店舗コンピュータと、店舗コンピュータのユーザ端末と、を備え、店舗コンピュータは、食品メーカコンピュータから当該店舗で販売する食品を用いた料理のレシピ情報をネットワークを介して受信して記憶し、ユーザ端末からの求めに応じて記憶したレシピ情報をユーザ端末に提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、料理レシピ提供システム、料理レシピ提供方法、料理レシピ提供装置、及び料理レシピ提供プログラムに関する。特に、食品の販売店舗内において顧客に料理レシピを提供する料理レシピ提供システム、料理レシピ提供方法、料理レシピ提供装置、及び料理レシピ提供プログラムに関する。
テレビCMなどによる大規模な宣伝によりそのメーカのブランドの商品としてよく知られているいわゆるナショナルブランドの食品が存在する。このようなナショナルブランドの商品となった食品を製造する食品メーカのホームページでは、自社ブランドの商品を使用した料理レシピを提供して自社の商品の販売促進を行っている。
なお、料理レシピの提供に関連する情報処理システムとして以下に示す先行技術が公開されている。
特許文献1には、端末装置でレシピ情報と合わせて料理に使われる食材や調味料等の広告を合わせて行う情報サービスシステムが記載されている。図6は、特許文献1に記載されている従来の情報サービスシステム全体の構成を示す図である。
図6を参照すると、特許文献1記載の情報サービスシステムは、家庭内に設置されたホーム端末装置と、このホーム端末装置にクライアントから提供された情報コンテンツを供給するサーバ装置とこれらを相互に接続するネットワークから構成されている。
この特許文献1記載の従来の情報サービスシステムでは、ホーム端末装置がレシピに連動したキッチンタイマーの機能を有しており、料理の各工程に要する時間を設定して計時を行なうことで、例えば「そろそろ大根を入れてください」「スパゲッティをアルデンテの状態で引き上げてください」等の料理ナビゲータとしてホーム端末装置を活用し、同時にその料理に使われる食材や調味料等の広告を併せて行なうことで、より広告効果を高めることが可能である。
また、特許文献2には、店舗にて食材や調味料からそのレシピ情報と合わせて料理に使われる関連する別の食材や調味料等の情報を表示する情報サービスシステムが記載されている。図7は、特許文献2に記載されている従来の商品と顧客情報の連携システムの概略構成を示す図である。
図7を参照すると、特許文献2記載の従来の情報サービスシステムは、大別して、商品の売場に商品毎に対応して設置された少なくとも一つ以上の電子棚札201と、ICカード202と、レジ(以下「POSレジ」という)203と、ストアコンピュータ204と、プリンタ208と、大型ディスプレイ209と、配信サーバ210と、告知ディスプレイ211を含んで構成される。ストアコンピュータ204には、POSレジ203およびトランシーバ205が、専用ケーブル若しくは無線LANにより接続される。また、POSレジ203には、マイクロ波送受信機206およびスキャナー207が、専用ケーブルにより接続される。また、ストアコンピュータ204は、管理データベース204aを備える。
特許文献2記載の従来の情報サービスシステムでは、大型ディスプレイ209は、例えば、商品陳列棚の任意の場所に設置され、顧客がICカード202によりアクセスした電子棚札201の商品に関連する情報を表示する。例えば、顧客がICカード202を、食材や、調味料の電子棚札201に近づけ、データ交信が行われると、電子棚札201は、赤外線送受信部が内蔵されており、トランシーバ205を介してストアコンピュータ204にその自己の識別番号(例えば、通信アドレス)を送信する。そして、ストアコンピュータ204は、これを受け、管理データベース204aを検索して、その通信アドレスに対応した食材や、調味料を使用した料理のレシピや、その料理に使用する別の食材、調味料の売り場などの情報を取得し、大型ディスプレイ209にその情報を表示する。これにより、顧客側は、欲しい商品を容易に見つけ出すことができる。また、顧客が興味を示した商品に関連する情報を、逐次提供することにより、店舗側は、より多く商品の購入を促進させることができる。
さらに、特許文献3には、端末装置で広告とレシピの連動により、特売商品を組み合わせて調理できるレシピを検索できるとともに、その料理に必要な他の食材の特価情報を得ることが可能なレシピ提供方法およびシステムが記載されている。
特許文献3の図1を参照すると、従来の情報サービスシステムは、大別して、利用者端末、広告提供サーバ、広告編集情報記憶手段、広告商品情報記憶手段、レシピ提供サーバ、レシピ記憶手段、販売商品情報記憶手段、インターネットから構成される。
この従来の情報システムサービスでは、利用者は利用者端末のブラウザから広告提供サーバにアクセスすると、広告提供サーバは利用者端末から受信した情報を元に広告情報を収集し、利用者端末において、利用者の近所の店舗で最低価格の食材情報を含めたレシピ情報を表示するものである。特許文献3の図6の例では、トマトときゅうりは○○スーパー、レタスは××八百屋が最低価格となっている。
また、特許文献4には、材料情報や作り方情報、アドバイス情報などの料理のレシピ情報とともに、携帯電話機により読み取られ、かつ、各レシピ情報に対応付けられたレシピ詳細情報の読み出しに用いられる2次元コードを出力することにより、パーソナルコンピュータなどの操作性が高いクライアント装置を用いてレシピ情報を表示させ、その詳細情報を携帯電話機などの持ち運びが容易な携帯端末を用いて容易に閲覧することができるようにする情報提供装置が記載されている。
特許文献5には、地域毎の食材または特産品を用いる献立を提案することができる、また、地域毎の旬の時期の違いを反映した献立を提案することができる献立決定支援技術が記載されている。
特許文献6には、顧客の特性に応じて適切なレシピを紹介し、販売促進を図るとともに顧客の固定化を図る献立提供システムが記載されている。
以下の分析は、本発明によって与えられたものである。
ナショナルブランドの食品メーカが自社のホームページにおいて自社の食品を用いた料理レシピを公開しても、顧客は自宅で各社のホームページを確認するため、既に自宅にある調味料で調理可能な献立を選択する可能性が高く、大きな販促効果は期待できなかった。また、最近は、カレー鍋やトマト鍋のような鍋用調味料等の提案型の調味食品が発売されているが、それらの提案型の調味食品を用いた料理レシピの紹介がホームページという媒体に限られる場合、実際に日々の献立で悩んでいる多くの顧客に対して商品を提案する機会が極めて限定されてしまうという問題があった。
特許文献1記載の従来の情報サービスシステムでは、広告時にはレシピを決めて調理を開始しているため、食材や調味料を広告しても、実際の購入に結び付きにくい。特許文献4も料理レシピへのアクセスを容易にするものであっても新たな商品の購入意欲を起こさせるものではない。
特許文献5は、適応できる料理レシピが特産品、時期が旬の食材を用いたものに限定されてしまい、食品メーカが料理レシピを紹介することにより新たな商品の購買意欲を起こさせるには適していない。
特許文献2、特許文献3、特許文献6記載の技術では、実際に商品を購入しようとする店舗内等において、料理レシピを紹介することができるので、商品の購入に結びつきやすいと考えられる。しかし、最近は食品メーカからテイスティドレッシングやジュレ状の調味料など、一見すると調理方法が分かりにくいものの付加価値の高い調味料が発売されており、そのような調味料を使用した新しい食生活を提案して調味料の定着を図りたい食品メーカと、店舗側を結び付ける仕組みを提供するものではない。
本発明は、食品を販売する販売店舗に来店した顧客に対して、食品メーカが提供する料理レシピを、その販売店舗において提供する料理レシピ提供システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、食品メーカコンピュータと、販売店舗コンピュータと、前記店舗コンピュータのユーザ端末と、を備え、前記店舗コンピュータは、前記食品メーカコンピュータから当該店舗で販売する食品を用いた料理のレシピ情報についてネットワークを介して受信して記憶し、前記ユーザ端末からの求めに応じて前記記憶したレシピ情報を前記ユーザ端末に提供する料理レシピ提供システムが提供される。
本発明の第2の視点によれば、食品メーカコンピュータが販売店舗コンピュータに、当該食品メーカが提供し、当該店舗が販売する食品を用いる料理レシピ情報を送信し、前記店舗コンピュータが前記レシピ情報を記憶するステップと、当該店舗内で用いるユーザ端末が、前記店舗コンピュータに記憶する前記レシピ情報のうち必要とするレシピ情報を選択するステップと、前記ユーザ端末が選択したレシピ情報を前記店舗コンピュータが出力するステップと、を有する料理レシピ提供方法が提供される。
本発明の第3の視点によれば、販売店舗で販売する食品を用いた料理レシピを店舗内の顧客に紹介する料理レシピ提供装置であって、前記料理レシピを記憶する情報記憶部と、店舗内で顧客が用いるユーザ端末と通信し、前記ユーザ端末からの求めに応じて前記情報記憶部が記憶する料理レシピを前記ユーザ端末に送信する端末インターフェイス部と、外部ネットワークに接続されたネットワークインターフェイス部と、を備え、前記ネットワークインターフェイス部が外部ネットワークを介して食品メーカから受信した料理レシピを前記情報記憶部が記憶し、端末インターフェイス部を介して前記ユーザ端末から要求があった料理レシピ情報を出力する料理レシピ提供装置が提供される。
本発明の第4の視点によれば、食品を販売する店舗で用いる販売店舗コンピュータを料理レシピ提供装置として機能させるプログラムであって、前記食品を用いた料理レシピ情報を食品メーカから受信し、内部の記憶装置に記憶させるステップと、当該店舗内で用いるユーザ端末からの要求に応答して、前記記憶装置に記憶させた前記料理レシピ情報のうち指定された料理レシピ情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末の画面に表示させるステップと、前記記憶装置に記憶された前記レシピ情報のうち、前記ユーザ端末から指定されたレシピ情報を前記ユーザ端末が指定したデバイスに出力させるステップと、を前記販売店舗コンピュータに実行させる料理レシピ提供プログラムが提供される。
本発明の各視点によれば、食品を販売する販売店舗に来店した顧客に対して、食品メーカが提供する料理レシピを、その販売店舗において提供することが可能になる。
特に食品が、調理方法が分かりにくいものの付加価値の高い調味料等の新しい食品である場合に、その食品を、最もよく知っていると考えられる食品メーカが料理レシピを、顧客が商品を購入しようとする販売店舗において提供することにより、食品メーカに取っては大きな宣伝効果が得られる。また、顧客は食生活を豊かにする料理を容易に実現する食品とその料理レシピとを入手することができる。販売店舗は食品メーカが提供する料理レシピを利用することにより、付加価値が高いものの調理方法が難しく販売しにくい食品の販売を促進し、店舗側の作業負荷を低減し、販売利益を増大させることができる。
本発明の実施形態の概要について説明する。一例を図1に示すように、一実施形態の料理レシピ提供システム(100)は、食品メーカコンピュータ(40)と、販売店舗コンピュータ(10)と、店舗コンピュータ(10)のユーザ端末(50)と、を備え、店舗コンピュータ(10)は、食品メーカコンピュータ(40)から当該店舗で販売する食品を用いた料理のレシピ情報についてネットワーク(70)を介して受信して記憶し、ユーザ端末(50)からの求めに応じて記憶したレシピ情報をユーザ端末(50)に提供する。上記構成により、スーパー等の販売店舗に来店した顧客は、販売店舗内で顧客が用いるユーザ端末を用いて食品メーカが作成した料理レシピを販売店舗内で調べることができ、調理方法が難しいが、付加価値の高い商品を容易に購入することができる。
店舗コンピュータ(10)は、当該レシピ情報に対する前記ユーザ端末(50)からのアクセス情報を食品メーカコンピュータ(40)に提供するものであってもよい。たとえば、店舗運営企業は、ユーザ端末からのレシピ情報に対するアクセス回数等のアクセス情報に基づいて、食品メーカより広告料を受け取ることも可能である。
なお、この概要に付記した図面参照符号は専ら理解を助けるための例示であり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
本発明において下記の形態が可能である。
[形態1]第1の視点のとおり、食品メーカコンピュータと、
販売店舗コンピュータと、
前記店舗コンピュータのユーザ端末と、
を備え、
前記店舗コンピュータは、前記食品メーカコンピュータから当該店舗で販売する食品を用いた料理のレシピ情報についてネットワークを介して受信して記憶し、前記ユーザ端末からの求めに応じて前記記憶したレシピ情報を前記ユーザ端末に提供する料理レシピ提供システムの形態が可能である。
[形態2]前記店舗コンピュータに接続されたプリンタをさらに備え、前記プリンタは前記ユーザ端末が指定した前記レシピ情報を印刷することが好ましい。
[形態3]前記食品メーカコンピュータと前記店舗コンピュータとを接続する前記ネットワークは公衆回線を経由するネットワークであり、
前記ユーザ端末は、前記店舗コンピュータを介して前記ネットワークに接続された任意の端末に前記ユーザ端末から選択した前記レシピ情報を選択レシピ情報としてデータ送信する機能をさらに備えることが好ましい。
[形態4]前記ユーザ端末は前記任意の端末にメールを送信し、前記選択レシピ情報を前記メールに添付して送信するが好ましい。
[形態5]前記店舗コンピュータは、
前記食品メーカコンピュータから受信した前記レシピ情報を記憶するとともに、前記ユーザ端末から前記レシピ情報へのアクセスがあった場合にアクセス情報として記憶する記憶装置を備え、
前記アクセス情報を前記食品メーカコンピュータに提供することが好ましい。
[形態6]前記店舗コンピュータは前記アクセス情報に基づいて前記食品メーカコンピュータに対して当該レシピ情報に用いられる食品の広告料の請求情報を送信することが好ましい。
[形態7]前記レシピ情報は当該店舗で販売する食品を用いた複数の料理のレシピを含み、前記ユーザ端末は複数であり、複数のユーザ端末はそれぞれ店舗コンピュータが記憶する前記複数の料理のレシピの中から任意の料理のレシピを選択する機能を備えることが好ましい。
[形態8]第2の視点のとおり、食品メーカコンピュータが販売店舗コンピュータに、当該食品メーカが提供し、当該店舗が販売する食品を用いる料理レシピ情報を送信し、前記店舗コンピュータが前記レシピ情報を記憶するステップと、
当該店舗内で用いるユーザ端末が、前記店舗コンピュータに記憶する前記レシピ情報のうち必要とするレシピ情報を選択するステップと、
前記ユーザ端末が選択したレシピ情報を前記店舗コンピュータが出力するステップと、
を有する料理レシピ提供方法の形態が可能である。
[形態9]第3の視点のとおり、販売店舗で販売する食品を用いた料理レシピを店舗内の顧客に紹介する料理レシピ提供装置であって、
前記料理レシピを記憶する情報記憶部と、
店舗内で顧客が用いるユーザ端末と通信し、前記ユーザ端末からの求めに応じて前記情報記憶部が記憶する料理レシピを前記ユーザ端末に送信する端末インターフェイス部と、
外部ネットワークに接続されたネットワークインターフェイス部と、
を備え、
前記ネットワークインターフェイス部が外部ネットワークを介して食品メーカから受信した料理レシピを前記情報記憶部が記憶し、端末インターフェイス部を介して前記ユーザ端末から要求があった料理レシピ情報を出力する料理レシピ提供装置の形態が可能である。
[形態10]第4の視点のとおり、食品を販売する店舗で用いる販売店舗コンピュータを料理レシピ提供装置として機能させるプログラムであって、
前記食品を用いた料理レシピ情報を食品メーカから受信し、内部の記憶装置に記憶させるステップと、
当該店舗内で用いるユーザ端末からの要求に応答して、前記記憶装置に記憶させた前記料理レシピ情報のうち指定された料理レシピ情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末の画面に表示させるステップと、
前記記憶装置に記憶された前記レシピ情報のうち、前記ユーザ端末から指定されたレシピ情報を前記ユーザ端末が指定したデバイスに出力させるステップと、
を前記販売店舗コンピュータに実行させる料理レシピ提供プログラムの形態が可能である。
[形態11]食品メーカコンピュータが販売店舗コンピュータに、当該食品メーカが提供し、当該店舗が販売する食品を用いる料理レシピ情報を送信し、前記店舗コンピュータが前記レシピ情報を記憶するステップと、
当該店舗内で用いるユーザ端末からの求めに応じて、前記店舗コンピュータが前記記憶する料理レシピ情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末が受信したレシピ情報を画面に表示するステップと、
前記店舗コンピュータが前記記憶するレシピ情報に対する前記ユーザ端末からのアクセスに関する情報を前記食品メーカコンピュータに送信するステップと、
を有する料理レシピ提供方法の形態が可能である。
[形態12]販売店舗で販売する食品を用いた料理レシピを店舗内の顧客に紹介する料理レシピ提供装置であって、
前記料理レシピを記憶する料理レシピ情報記憶部と、
店舗内で顧客が用いるユーザ端末と通信し、前記ユーザ端末からの求めに応じて前記料理レシピ情報記憶部が記憶する料理レシピを前記ユーザ端末に送信する端末インターフェイス部と、
前記ユーザ端末からアクセスがあった料理レシピをアクセス情報として記憶する料理レシピアクセス情報記憶部と、
外部ネットワークに接続されたネットワークインターフェイス部と、
を備え、
前記ネットワークインターフェイス部が外部ネットワークを介して食品メーカから受信した料理レシピを前記料理レシピ情報記憶部が記憶し、前記料理レシピアクセス記憶部が記憶するアクセス情報について前記ネットワークインターフェイス部を介して前記食品メーカに送信できるようにする料理レシピ提供装置の形態が可能である。
[形態13]食品を販売する店舗で用いる販売店舗コンピュータを料理レシピ提供装置として機能させるプログラムであって、
前記食品を用いた料理レシピ情報を食品メーカから受信し、内部の記憶装置に記憶させるステップと、
当該店舗内で用いるユーザ端末からの要求に応答して、前記記憶装置に記憶させた前記料理レシピ情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末の画面に表示させると共に、前記ユーザ端末から料理レシピ情報にアクセス要求があったことをアクセス情報として前記記憶装置に記憶させるステップと、
前記記憶装置が記憶する前記アクセス情報を前記食品メーカに送信するステップと、
前記販売店舗コンピュータに実行させることを特徴とする料理レシピ提供プログラムの形態が可能である。
[形態1]第1の視点のとおり、食品メーカコンピュータと、
販売店舗コンピュータと、
前記店舗コンピュータのユーザ端末と、
を備え、
前記店舗コンピュータは、前記食品メーカコンピュータから当該店舗で販売する食品を用いた料理のレシピ情報についてネットワークを介して受信して記憶し、前記ユーザ端末からの求めに応じて前記記憶したレシピ情報を前記ユーザ端末に提供する料理レシピ提供システムの形態が可能である。
[形態2]前記店舗コンピュータに接続されたプリンタをさらに備え、前記プリンタは前記ユーザ端末が指定した前記レシピ情報を印刷することが好ましい。
[形態3]前記食品メーカコンピュータと前記店舗コンピュータとを接続する前記ネットワークは公衆回線を経由するネットワークであり、
前記ユーザ端末は、前記店舗コンピュータを介して前記ネットワークに接続された任意の端末に前記ユーザ端末から選択した前記レシピ情報を選択レシピ情報としてデータ送信する機能をさらに備えることが好ましい。
[形態4]前記ユーザ端末は前記任意の端末にメールを送信し、前記選択レシピ情報を前記メールに添付して送信するが好ましい。
[形態5]前記店舗コンピュータは、
前記食品メーカコンピュータから受信した前記レシピ情報を記憶するとともに、前記ユーザ端末から前記レシピ情報へのアクセスがあった場合にアクセス情報として記憶する記憶装置を備え、
前記アクセス情報を前記食品メーカコンピュータに提供することが好ましい。
[形態6]前記店舗コンピュータは前記アクセス情報に基づいて前記食品メーカコンピュータに対して当該レシピ情報に用いられる食品の広告料の請求情報を送信することが好ましい。
[形態7]前記レシピ情報は当該店舗で販売する食品を用いた複数の料理のレシピを含み、前記ユーザ端末は複数であり、複数のユーザ端末はそれぞれ店舗コンピュータが記憶する前記複数の料理のレシピの中から任意の料理のレシピを選択する機能を備えることが好ましい。
[形態8]第2の視点のとおり、食品メーカコンピュータが販売店舗コンピュータに、当該食品メーカが提供し、当該店舗が販売する食品を用いる料理レシピ情報を送信し、前記店舗コンピュータが前記レシピ情報を記憶するステップと、
当該店舗内で用いるユーザ端末が、前記店舗コンピュータに記憶する前記レシピ情報のうち必要とするレシピ情報を選択するステップと、
前記ユーザ端末が選択したレシピ情報を前記店舗コンピュータが出力するステップと、
を有する料理レシピ提供方法の形態が可能である。
[形態9]第3の視点のとおり、販売店舗で販売する食品を用いた料理レシピを店舗内の顧客に紹介する料理レシピ提供装置であって、
前記料理レシピを記憶する情報記憶部と、
店舗内で顧客が用いるユーザ端末と通信し、前記ユーザ端末からの求めに応じて前記情報記憶部が記憶する料理レシピを前記ユーザ端末に送信する端末インターフェイス部と、
外部ネットワークに接続されたネットワークインターフェイス部と、
を備え、
前記ネットワークインターフェイス部が外部ネットワークを介して食品メーカから受信した料理レシピを前記情報記憶部が記憶し、端末インターフェイス部を介して前記ユーザ端末から要求があった料理レシピ情報を出力する料理レシピ提供装置の形態が可能である。
[形態10]第4の視点のとおり、食品を販売する店舗で用いる販売店舗コンピュータを料理レシピ提供装置として機能させるプログラムであって、
前記食品を用いた料理レシピ情報を食品メーカから受信し、内部の記憶装置に記憶させるステップと、
当該店舗内で用いるユーザ端末からの要求に応答して、前記記憶装置に記憶させた前記料理レシピ情報のうち指定された料理レシピ情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末の画面に表示させるステップと、
前記記憶装置に記憶された前記レシピ情報のうち、前記ユーザ端末から指定されたレシピ情報を前記ユーザ端末が指定したデバイスに出力させるステップと、
を前記販売店舗コンピュータに実行させる料理レシピ提供プログラムの形態が可能である。
[形態11]食品メーカコンピュータが販売店舗コンピュータに、当該食品メーカが提供し、当該店舗が販売する食品を用いる料理レシピ情報を送信し、前記店舗コンピュータが前記レシピ情報を記憶するステップと、
当該店舗内で用いるユーザ端末からの求めに応じて、前記店舗コンピュータが前記記憶する料理レシピ情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末が受信したレシピ情報を画面に表示するステップと、
前記店舗コンピュータが前記記憶するレシピ情報に対する前記ユーザ端末からのアクセスに関する情報を前記食品メーカコンピュータに送信するステップと、
を有する料理レシピ提供方法の形態が可能である。
[形態12]販売店舗で販売する食品を用いた料理レシピを店舗内の顧客に紹介する料理レシピ提供装置であって、
前記料理レシピを記憶する料理レシピ情報記憶部と、
店舗内で顧客が用いるユーザ端末と通信し、前記ユーザ端末からの求めに応じて前記料理レシピ情報記憶部が記憶する料理レシピを前記ユーザ端末に送信する端末インターフェイス部と、
前記ユーザ端末からアクセスがあった料理レシピをアクセス情報として記憶する料理レシピアクセス情報記憶部と、
外部ネットワークに接続されたネットワークインターフェイス部と、
を備え、
前記ネットワークインターフェイス部が外部ネットワークを介して食品メーカから受信した料理レシピを前記料理レシピ情報記憶部が記憶し、前記料理レシピアクセス記憶部が記憶するアクセス情報について前記ネットワークインターフェイス部を介して前記食品メーカに送信できるようにする料理レシピ提供装置の形態が可能である。
[形態13]食品を販売する店舗で用いる販売店舗コンピュータを料理レシピ提供装置として機能させるプログラムであって、
前記食品を用いた料理レシピ情報を食品メーカから受信し、内部の記憶装置に記憶させるステップと、
当該店舗内で用いるユーザ端末からの要求に応答して、前記記憶装置に記憶させた前記料理レシピ情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末の画面に表示させると共に、前記ユーザ端末から料理レシピ情報にアクセス要求があったことをアクセス情報として前記記憶装置に記憶させるステップと、
前記記憶装置が記憶する前記アクセス情報を前記食品メーカに送信するステップと、
前記販売店舗コンピュータに実行させることを特徴とする料理レシピ提供プログラムの形態が可能である。
以下に具体的な実施の形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態による料理レシピ提供システム全体のブロック図である。図1を参照して、第1の実施形態による料理レシピ提供システム100の全体構成について説明する。料理レシピ提供システム100は、少なくとも一つ以上のユーザ端末50と、店舗センター端末10と、プリンタ20と、携帯端末30と食品メーカコンピュータ40から構成されている。図1にはユーザ端末50−1、50−2〜50−nとn個(nは自然数)のユーザ端末を図示している。以下、ユーザ端末50−1、50−2〜50−nのうち任意のユーザ端末、又は各ユーザ端末をユーザ端末50と呼ぶ。
図1は、第1の実施形態による料理レシピ提供システム全体のブロック図である。図1を参照して、第1の実施形態による料理レシピ提供システム100の全体構成について説明する。料理レシピ提供システム100は、少なくとも一つ以上のユーザ端末50と、店舗センター端末10と、プリンタ20と、携帯端末30と食品メーカコンピュータ40から構成されている。図1にはユーザ端末50−1、50−2〜50−nとn個(nは自然数)のユーザ端末を図示している。以下、ユーザ端末50−1、50−2〜50−nのうち任意のユーザ端末、又は各ユーザ端末をユーザ端末50と呼ぶ。
これらの各ユーザ端末50と店舗センター端末10とプリンタ20と携帯端末30はそれぞれプログラム制御により動作し、各ユーザ端末50と店舗センター端末10はIEEE802b/g等の無線ネットワークを介して相互に接続されている。プリンタ20と店舗センター端末10はUSB等の優先接続を介して相互に接続されている。携帯端末30、食品メーカ40と店舗センター端末10はインターネット等のネットワーク70を介して相互に接続されている。なお、店舗センター端末10は記憶装置60を備え、ネットワーク70を介して食品メーカコンピュータ40から受信したレシピ情報を格納することができる。
図2に携帯型のユーザ端末50の一例を示す。図2に示すユーザ端末50はスマートフォンやタブレットPC等のスマートデバイスと呼ばれる情報処理装置であり、食品スーパー等で買い物をする顧客が使用する。ユーザ端末50は、店舗センター端末10が記憶装置60に保持しているレシピ情報にアクセスし、そのレシピ情報を画面に表示する機能を備えている。レシピ情報としては、例えば、完成品の画像、材料、調理時間、カロリー、食塩相当量、アレルギー情報、調理手順、調理動画等に関する情報がある。また、ユーザ端末50は、顧客の操作によりレシピ情報から調味料を選択すると、その商品特徴やブランド特徴、店舗内での陳列場所等の情報を表示する。
また、顧客が自宅でレシピ情報を参照できるようにするため、ユーザ端末50は顧客の操作により、画面上に表示されているレシピ情報から印刷情報を生成し、店舗センター端末10に接続されているプリンタ20から出力する機能を備えている。さらに、ユーザ端末50は顧客の操作により、印刷情報をメールに添付して、店舗センター端末10とネットワーク70を介して携帯端末30に送信する機能を備えている。なお、携帯端末30は端末の一例であり、ユーザ端末50は選択したレシピ情報についてネットワーク70を介して接続されている任意の端末に対して送信することができる。
店舗センター端末10は、店舗に設置されているワークステーション・サーバ等の情報処理装置(販売店舗コンピュータ)であり、食品メーカコンピュータ40から受け取ったレシピ情報を記憶装置60に保持し、ユーザ端末50からの要求に応じてユーザ端末50に送信する機能を備えている。また、ユーザ端末50から受け取ったレシピ情報の印刷情報をプリンタ20から出力したり、ユーザ端末50から受け取ったメールをネットワーク70を介して携帯端末30に送信する機能を備えている。
携帯端末30は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、ユーザ端末50から受け取ったメールと添付されている印刷情報を表示する。
食品メーカコンピュータ40を管理する食品メーカは、販売店舗の運営企業に対して広告料を支払い、ネットワーク70を介して店舗センター端末10にレシピ情報を送信する。
次に、図1、図2に加え、図3〜図5を参照して第1の実施形態の動作について詳細に説明する。図3は第1の実施形態の料理レシピ提供方法を示す図、図4はユーザ端末50の検索画面の一例を示す図、図5はユーザ端末50の料理レシピ表示画面の一例を示す図である。
まず、販売店舗に来店した顧客は店舗でユーザ端末50(ユーザ端末50−1〜50−nのうちいずれかのユーザ端末)を操作することにより、図4のような検索メニュー画面が表示される(図3のステップA1)。ユーザ端末50の検索メニュー画面からの操作に応答して、店舗センター端末10は、記憶装置60に記憶するレシピ情報の中から顧客が選択した料理レシピのレシピ情報をそのユーザ端末50(ユーザ端末50−1〜50−nのうち、検索メニュー画面からの操作が行われたユーザ端末)に送信する(ステップA7)。すると、そのユーザ端末50は図5のようなレシピ情報を表示する(ステップA2)。例えば、表示されるレシピ情報として、完成した料理の画像や動画、材料、調理時間、カロリー、食塩相当量、アレルギー情報、調理手順、調理動画等に関する情報がある。ユーザ端末50に図5のレシピ情報が表示されている状態で、料理レシピに用いられている調味料などの商品情報をさらに知りたい場合は、「商品情報」ボタンを押下する(ステップA3)。すると、店舗センター端末10は商品情報(調味料情報)をそのユーザ端末50に送信し(ステップA8)、ユーザ端末50nはその商品の特徴やブランドの特徴、店舗内での陳列場所等の情報を表示する(ステップA4)。図3では「商品情報」の商品が調味料であった場合を示している。
ユーザ端末50で「プリント」ボタンを押下すると(ステップA5)、店舗センター端末10からプリンタ20に印刷情報が送信され(ステップA9)、プリンタ20で印刷が実行される(ステップA11)。
ユーザ端末50でメール「携帯に送る」ボタンを押下すると、印刷情報を添付したメール、あるいは調理手順をテキストで記載したメールが送信され(ステップA6)、店舗センター端末10でメールがネットワーク70を介して転送され(ステップA10)、携帯端末30でメールを受信する(ステップA12)。
以上、説明した第1の実施形態によれば、第1の効果として、効果的な広告を行い、特定の食品メーカの商品の売り上げを増加させることができる。
その理由は、これから献立を決めて買い物をしようとする顧客に広告でき、また、特定の食品メーカの商品を使わざる得ない献立を提供するためである。特定の食品メーカの商品を使わざる得ない献立の例としては、「ピーマンのすりおろしオニオン炒め」という献立に「すりおろしオニオンドレッシング」を材料として掲載する、または、「ごま豆乳鍋」という献立に「ごま豆乳鍋つゆ」を材料として掲載する、あるいは、隠し味として特定の食品メーカの調味料を材料として掲載することが考えられる。顧客に取っても特定の食品メーカ以外の他社にほぼ同一の食品がないなど、その特定の食品メーカのその商品を用いなければ、その料理が容易には実現できない場合、その商品を用いることにより食生活を豊かにすることができる。
第1の実施形態の第2の効果としては、店舗側でレシピを作成する時間を削減できることにある。
その理由は、食品メーカからレシピ情報の提供が受けられるためである。従来は店舗側で旬の食材を使用したレシピを考える必要があったが、特定の食品メーカからレシピ情報の提供を受けられるため、その必要がなくなる。
[第2の実施形態]
図8は、第2の実施形態による料理レシピ提供システム100a全体のブロック図である。第2の実施形態の構成について図3および図8を参照して説明する。なお、図8に示す第2の実施形態による料理レシピ提供システム100aにおいて、図1を用いて説明した第1の実施形態の料理レシピ提供システム100とほぼ同一である部分は同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図8は、第2の実施形態による料理レシピ提供システム100a全体のブロック図である。第2の実施形態の構成について図3および図8を参照して説明する。なお、図8に示す第2の実施形態による料理レシピ提供システム100aにおいて、図1を用いて説明した第1の実施形態の料理レシピ提供システム100とほぼ同一である部分は同一の符号を付して重複する説明は省略する。
第2の実施形態においては、ユーザ端末50がスマートフォンやタブレットPC等のスマートデバイス(携帯型)ではなく、大型ディスプレイを持つ特定の個所に固定して設置された少なくとも一つ以上の店舗端末(固定設置型ユーザ端末)50a−1〜50a−nである点が異なる。
レシピ情報を検索してレシピ情報をメールで送信するまでの動作(図3のステップA1からA12)は、第1の実施の形態と同様であるので重複する説明は省略する。
第2の実施形態によれば、顧客はユーザ端末を店内で持ち歩かなくとも店頭の各売り場に備え付けた店頭端末の大画面によりレシピ情報を容易かつ高速に検索、表示をさせることができる
[第3の実施形態]
図9は、第3の実施形態による料理レシピ提供システム全体のブロック図である。図9に示す料理レシピ提供システム100bでは、店舗センター端末(販売店舗コンピュータ)10aは、記憶装置としてレシピ情報を記憶する記憶装置60aに加えてユーザ端末50から記憶装置60aに記憶するレシピ情報へのアクセスがあったこと示すアクセス情報を記憶する記憶装置60bを備える。
図9は、第3の実施形態による料理レシピ提供システム全体のブロック図である。図9に示す料理レシピ提供システム100bでは、店舗センター端末(販売店舗コンピュータ)10aは、記憶装置としてレシピ情報を記憶する記憶装置60aに加えてユーザ端末50から記憶装置60aに記憶するレシピ情報へのアクセスがあったこと示すアクセス情報を記憶する記憶装置60bを備える。
また、店舗センター端末10aは、内部にネットワークインターフェイス部11と、端末インターフェイス部12を備えている。店舗センター端末10aは、ネットワークインターフェイス部11を介してネットワーク70に接続される。また、店舗センター端末10aは、端末インターフェイス部12を介して各ユーザ端末50−1〜50−nに接続される。なお、記載が煩雑になることから省略しているが、図1、図8の店舗センター端末10、10aも内部にネットワークインターフェイス部11と、端末インターフェイス部12を備えている。
さらに、図1、図8、図9の店舗センター端末10、10a、10bはいずれも記憶装置60に格納されたプログラムに従って情報処理を実行するCPU(図示せず)を備えている。プログラムは、光ディスク、磁気ディスク、フラッシュメモリなどの記憶媒体やネットワーク70を介して外部から記憶装置60に格納することができる。なお、記憶装置60a、60bはそれぞれ記憶装置60の一部である。記憶装置60、CPU、ネットワークインターフェイス部11、端末インターフェイス部12は、図示しない内部バスにより相互に接続されている。
店舗センター端末10aは、記憶装置60bに蓄積したアクセス情報を分析した結果をまとめて食品メーカコンピュータ40に分析済みアクセス情報としてネットワーク70を介して送信する機能を備えている。分析済みアクセス情報は記憶装置60bが記憶するアクセス情報に基づく情報である。
分析済みアクセス情報には、どの料理レシピに人気があったのか、料理レシピへのアクセスが商品の売り上げにつながったのかどうか等の分析データが含まれてもよい。食品メーカでは食品メーカコンピュータ40が受信した(分析済み)アクセス情報に基づいて、さらに次の商品や料理レシピを開発することができる。
さらに、ユーザ端末50からレシピ情報へのアクセス回数に基づいて、食品メーカから店舗運営企業に広告料を支払うことにしてもよい。また、分析済みアクセス情報そのものを有料としてもよい。
[第4の実施形態]
図10は、第4の実施形態による料理レシピ提供システム全体のブロック図である。図10の料理レシピ提供システム100cでは、店舗センター端末10bは、ネットワーク70を介してそれぞれ異なる食品メーカのコンピュータである複数の食品メーカコンピュータ40a、40b、40cに接続されている。その他の構成は第3の実施形態と同一である。
図10は、第4の実施形態による料理レシピ提供システム全体のブロック図である。図10の料理レシピ提供システム100cでは、店舗センター端末10bは、ネットワーク70を介してそれぞれ異なる食品メーカのコンピュータである複数の食品メーカコンピュータ40a、40b、40cに接続されている。その他の構成は第3の実施形態と同一である。
第4の実施形態では、複数の食品メーカがそれぞれ異なった商品を用いた異なった料理レシピを開発することにより、顧客に提供する料理レシピの幅をさらに広げることができる。また、各食品メーカもそれぞれ異なった食品、料理レシピを開発することにより価格競争を避けることができる。なお、各食品メーカに送信する分析済みアクセス情報は食品メーカ毎に異なった内容のものとすることができ、分析済みアクセス情報から自社の商品の情報がライバル食品メーカに遺漏することを避けることができる。
本発明の全開示(特許請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施例ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の特許請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、特許請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
10、10a、10b:店舗センター端末(販売店舗コンピュータ)
11:ネットワークインターフェイス部
12:端末インターフェイス部
20:プリンタ
30:携帯端末
40、40a、40b、40c:食品メーカコンピュータ
50−1、50−2〜50−n:ユーザ端末(携帯型)
50a−1、50a−2〜50a−n:店頭端末(固定設置型ユーザ端末)
60、60a、60b:記憶装置
70:ネットワーク
100、100a〜100c:料理レシピ提供システム
11:ネットワークインターフェイス部
12:端末インターフェイス部
20:プリンタ
30:携帯端末
40、40a、40b、40c:食品メーカコンピュータ
50−1、50−2〜50−n:ユーザ端末(携帯型)
50a−1、50a−2〜50a−n:店頭端末(固定設置型ユーザ端末)
60、60a、60b:記憶装置
70:ネットワーク
100、100a〜100c:料理レシピ提供システム
Claims (10)
- 食品メーカコンピュータと、
販売店舗コンピュータと、
前記店舗コンピュータのユーザ端末と、
を備え、
前記店舗コンピュータは、前記食品メーカコンピュータから当該店舗で販売する食品を用いた料理のレシピ情報についてネットワークを介して受信して記憶し、前記ユーザ端末からの求めに応じて前記記憶したレシピ情報を前記ユーザ端末に提供することを特徴とする料理レシピ提供システム。 - 前記店舗コンピュータに接続されたプリンタをさらに備え、前記プリンタは前記ユーザ端末が指定した前記レシピ情報を印刷することを特徴とする請求項1記載の料理レシピ提供システム。
- 前記食品メーカコンピュータと前記店舗コンピュータとを接続する前記ネットワークは公衆回線を経由するネットワークであり、
前記ユーザ端末は、前記店舗コンピュータを介して前記ネットワークに接続された任意の端末に前記ユーザ端末から選択した前記レシピ情報を選択レシピ情報としてデータ送信する機能をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の料理レシピ提供システム。 - 前記ユーザ端末は前記任意の端末にメールを送信し、前記選択レシピ情報を前記メールに添付して送信することを特徴とする請求項3記載の料理レシピ提供システム。
- 前記店舗コンピュータは、
前記食品メーカコンピュータから受信した前記レシピ情報を記憶するとともに、前記ユーザ端末から前記レシピ情報へのアクセスがあった場合にアクセス情報として記憶する記憶装置を備え、
前記アクセス情報を前記食品メーカコンピュータに提供することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の料理レシピ提供システム。 - 前記店舗コンピュータは前記アクセス情報に基づいて前記食品メーカコンピュータに対して当該レシピ情報に用いられる食品の広告料の請求情報を送信することを特徴とする請求項5記載の料理レシピ提供システム。
- 前記レシピ情報は当該店舗で販売する食品を用いた複数の料理のレシピを含み、前記ユーザ端末は複数であり、複数のユーザ端末はそれぞれ店舗コンピュータが記憶する前記複数の料理のレシピの中から任意の料理のレシピを選択する機能を備えることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載の料理レシピ提供システム。
- 食品メーカコンピュータが販売店舗コンピュータに、当該食品メーカが提供し、当該店舗が販売する食品を用いる料理レシピ情報を送信し、前記店舗コンピュータが前記レシピ情報を記憶するステップと、
当該店舗内で用いるユーザ端末が、前記店舗コンピュータに記憶する前記レシピ情報のうち必要とするレシピ情報を選択するステップと、
前記ユーザ端末が選択したレシピ情報を前記店舗コンピュータが出力するステップと、
を有することを特徴とする料理レシピ提供方法。 - 販売店舗で販売する食品を用いた料理レシピを店舗内の顧客に紹介する料理レシピ提供装置であって、
前記料理レシピを記憶する情報記憶部と、
店舗内で顧客が用いるユーザ端末と通信し、前記ユーザ端末からの求めに応じて前記情報記憶部が記憶する料理レシピを前記ユーザ端末に送信する端末インターフェイス部と、
外部ネットワークに接続されたネットワークインターフェイス部と、
を備え、
前記ネットワークインターフェイス部が外部ネットワークを介して食品メーカから受信した料理レシピを前記情報記憶部が記憶し、端末インターフェイス部を介して前記ユーザ端末から要求があった料理レシピ情報を出力することを特徴とする料理レシピ提供装置。 - 食品を販売する店舗で用いる販売店舗コンピュータを料理レシピ提供装置として機能させるプログラムであって、
前記食品を用いた料理レシピ情報を食品メーカから受信し、内部の記憶装置に記憶させるステップと、
当該店舗内で用いるユーザ端末からの要求に応答して、前記記憶装置に記憶させた前記料理レシピ情報のうち指定された料理レシピ情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末の画面に表示させるステップと、
前記記憶装置に記憶された前記レシピ情報のうち、前記ユーザ端末から指定されたレシピ情報を前記ユーザ端末が指定したデバイスに出力させるステップと、
を前記販売店舗コンピュータに実行させることを特徴とする料理レシピ提供プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011263906A JP2013117775A (ja) | 2011-12-01 | 2011-12-01 | 料理レシピ提供システム、料理レシピ提供方法、料理レシピ提供装置、及び料理レシピ提供プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011263906A JP2013117775A (ja) | 2011-12-01 | 2011-12-01 | 料理レシピ提供システム、料理レシピ提供方法、料理レシピ提供装置、及び料理レシピ提供プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013117775A true JP2013117775A (ja) | 2013-06-13 |
Family
ID=48712327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011263906A Pending JP2013117775A (ja) | 2011-12-01 | 2011-12-01 | 料理レシピ提供システム、料理レシピ提供方法、料理レシピ提供装置、及び料理レシピ提供プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013117775A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015164029A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-09-10 | 東芝テック株式会社 | レシピ提供システム、レシピ提供方法、及び、レシピ提供プログラム |
JP2019036306A (ja) * | 2018-08-13 | 2019-03-07 | クックパッド株式会社 | 情報処理装置、端末装置、陳列棚、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム |
JP7553142B1 (ja) | 2023-06-01 | 2024-09-18 | 合同会社Corehits | 飲食店経営支援システム |
-
2011
- 2011-12-01 JP JP2011263906A patent/JP2013117775A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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