JP2021043597A - サーバ装置、プログラム及び在庫管理システム - Google Patents

サーバ装置、プログラム及び在庫管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】食品の在庫管理に係る利便性を向上させることが可能なサーバ装置、プログラム及び在庫管理システムを提供する。【解決手段】ユーザを識別するユーザ識別子に関連付けて、食品の在庫数を食品種別毎に管理する管理手段と、前記食品種別毎の在庫数に基づいて、使用する食品の食品種別及び数量が規定された複数のレシピ情報の中から、調理候補のレシピ情報を選定する第1選定手段と、前記第1選定手段が選定したレシピ情報を、前記ユーザ識別子に対応するユーザ端末に提供する提供手段と、前記ユーザ端末から調理対象の前記レシピ情報が指示されると、当該レシピ情報に規定された食品種別の数量に基づき、前記管理手段が管理する当該食品種別の在庫数を減算する減算手段と、を備える。【選択図】図10

Description

本発明の実施形態は、サーバ装置、プログラム及び在庫管理システムに関する。
従来、家庭内で使用する食品(食材)を管理するための技術が提案されている。例えば、インテリジェント冷蔵庫と呼ばれる装置では、冷蔵庫内をスキャンし、食品に付されたRFIDタグ(ICタグともいう)から情報を読み取ることで、冷蔵庫内に収納された食品の在庫情報を取得することが可能となっている。
しかしながら、従来の技術では、消費した食品の残量の管理については利便性に欠けるものとなっている。具体的には、上述の従来技術では、RFIDタグを読み取ることで冷蔵庫内にどのような食品が存在するかを知ることができるが、その食品の残量を管理することはできない。例えば、購入時の内容量が6個の食品(例えば6個パックの卵)を2個分使用したような場合、上述の従来技術では残りの残量(在庫数)を管理することはできない。
本発明が解決しようとする課題は、食品の在庫管理に係る利便性を向上させることが可能なサーバ装置、プログラム及び在庫管理システムを提供することである。
実施の形態のサーバ装置は、管理手段と、第1選定手段と、提供手段と、減算手段とを備える。管理手段は、ユーザを識別するユーザ識別子に関連付けて、食品の在庫数を食品種別毎に管理する。第1選定手段は、前記食品種別毎の在庫数に基づいて、使用する食品の食品種別及び数量が規定された複数のレシピ情報の中から、調理候補のレシピ情報を選定する。提供手段は、前記第1選定手段が選定したレシピ情報を、前記ユーザ識別子に対応するユーザ端末に提供する。減算手段は、前記ユーザ端末から調理対象の前記レシピ情報が指示されると、当該レシピ情報に規定された食品種別の数量に基づき、前記管理手段が管理する当該食品種別の在庫数を減算する。
図1は、実施形態に係る在庫管理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係るユーザ端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る在庫管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る在庫管理DBのデータ構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るユーザ管理DBのデータ構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るレシピ管理DBのデータ構成の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るバイヤー管理DBのデータ構成の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係るバイヤーサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る販売情報マスタのデータ構成の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る在庫管理システムの機能構成の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係るユーザ端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係るユーザ端末の表示部に表示される画面の他の例を示す図である。 図13は、実施形態のユーザ端末と在庫管理サーバとで行われる食品登録処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、実施形態のユーザ端末と在庫管理サーバとで行われる食品消費処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、実施形態のユーザ端末と在庫管理サーバとで行われる情報提供処理の一例を示すフローチャートである。 図16は、実施形態の在庫管理サーバが実行するポイント付与処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、実施形態に係る在庫管理システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、在庫管理システム1は、ユーザ端末10と、在庫管理サーバ20と、バイヤーサーバ30とを有する。ユーザ端末10、在庫管理サーバ20、及びバイヤーサーバ30は、インターネットや各種公衆網等のネットワークN1を介して通信可能に接続される。なお、ネットワークN1に接続されるユーザ端末10及びバイヤーサーバ30の台数は、図1の例に限定されないものとする。
ユーザ端末10は、本システムのユーザが使用する端末装置である。ユーザ端末10は、タブレット型コンピュータ、スマートフォン等の通信機能を備えた通信端末である。本実施形態において、ユーザ端末10は、主にユーザ宅で使用される。例えば、ユーザ端末10は、冷蔵庫RFに着脱自在に構成されてもよい。
在庫管理サーバ20は、本システムのユーザ宅(冷蔵庫RF)に存在する食品(食材)の在庫管理を行うサーバ装置である。具体的には、在庫管理サーバ20は、ユーザ端末10から送信される各種情報に基づいて、ユーザ宅に存在する食品の数量(在庫数)を管理する。また、在庫管理サーバ20は、食品の在庫状況等に基づいて、調理候補となるレシピ情報を選定し、当該レシピ情報をユーザ端末10に提供する。そして、在庫管理サーバ20は、レシピ情報に基づいて調理が行われたことを検知すると、そのレシピ情報に規定された食品の数量を該当する食品の在庫数から減算する。
また、在庫管理サーバ20は、選定したレシピ情報や当該レシピ情報で規定された食品等に基づいて、購入候補となる食品を選定する。そして、在庫管理サーバ20は、選定した食品に関する情報とともに、当該食品を販売するバイヤーに関する情報をユーザ端末10に提供する。なお、在庫管理サーバ20は、本システムを運営する企業等に設けられるとするが、これに限らず、ネットワーク接続された複数のサーバ装置が協働することで実現されるクラウドであってもよい。
バイヤーサーバ30は、例えば商品(食品)を販売する各バイヤー(店舗)の店舗サーバ等である。バイヤーサーバ30は、自己の店舗で販売する食品の価格等を含んだ販売情報を在庫管理サーバ20に提供する。
次に、上述した各装置のハードウェア構成について説明する。
まず、ユーザ端末10について説明する。図2は、ユーザ端末10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、ユーザ端末10は、各種演算やユーザ端末10の各部を統括的に制御する制御部11を備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びRTC(Real Time Clock)等によって構成されるコンピュータである。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。RTCは、現在の日時を計時する。
また、制御部11は、バス等を介して、表示部12、操作部13、読取部14、通信部15及び記憶部16等に接続される。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。表示部12は、制御部11の制御の下、各種の情報(画面)を表示する。操作部13は、ユーザが操作入力を行うための各種の操作キーを有する。なお、表示部12は、タッチパネルを備えてもよい。この場合、タッチパネルは、操作部13として機能する。
読取部14は、追加対象の食品から当該食品に関する情報(以下、食品情報)を読み取る読取装置である。ここで、追加対象の食品は、例えば、ユーザが新たに購入した食品、他のユーザから譲り受けた食品等、読取部14による読み取りが未実施の食品である。
読取部14は、例えば、カメラ等の撮像装置や、RFID(Radio Frequency IDentifier)タグを読み取り可能なリーダライタ装置等で実現することができる。読取部14を撮像装置とする場合、読取部14は、食品に付されたバーコードや2次元コード等のコードシンボルから、その食品に関する食品情報を読み取る。また、読取部14を撮像装置とする場合、読取部14は、食品の外観を撮像し、その撮像画像に含まれた文字列を食品情報として読み取ってもよい。また、読取部14を撮像装置とする場合、読取14は、一般物体認識等の技術を用いることで、食品の外観を撮像した撮像画像から食品の種別等を認識し、認識した食品に関する食品情報を取得するようにしてもよい。この場合、食品情報の取得元は特に問わず、食品の購入先となったバイヤーのサーバ装置でもよい。また、読取部14をリーダライタ装置とする場合、読取部14は、食品に付されたRFIDタグから、その食品に関する食品情報を読み取る。なお、食品情報については後述する。
通信部15は、ネットワークN1に接続することが可能な通信インタフェースである。例えば、通信部15は、ユーザ宅に設けられたルータ等の通信機器を介して、有線又は無線によりネットワークN1に接続される。通信部15は、制御部11の制御の下、ネットワークN1に接続された在庫管理サーバ20等の外部装置と通信を行う。
記憶部16は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置である。記憶部16は、制御部11(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部16は、自己のユーザ端末10を操作(所持)するユーザのユーザIDを記憶する。ここで、ユーザIDは、各ユーザを識別するためのユーザ識別子である。例えば、ユーザIDは、本システムを利用するユーザ毎に発行された固有の会員番号であってもよいし、メールアドレス等の固有情報であってもよい。なお、本実施形態では、ユーザ宅毎に1つのユーザIDが割り振られているものとする。
次に、在庫管理サーバ20について説明する。図3は、在庫管理サーバ20のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、在庫管理サーバ20は、各種演算や在庫管理サーバ20の各部を統括的に制御する制御部21を備える。
制御部21は、CPU、ROM、RAM及びRTC等によって構成されるコンピュータである。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。RTCは、現在の日時を計時する。
また、制御部21は、バス等を介して、通信部22及び記憶部23等に接続されている。通信部22は、ネットワークN1に接続することが可能な通信インタフェースである。通信部22は、制御部21の制御の下、ネットワークN1に接続されたユーザ端末10やバイヤーサーバ30等の外部装置と通信を行う。
記憶部23は、例えばHDDやSSD等の補助記憶装置である。記憶部23は、制御部21(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部23は、在庫管理システム1の運用に係る、在庫管理DB(データベース)231、ユーザ管理DB232、レシピ管理DB233、バイヤー管理DB234等を記憶する。
在庫管理DB231は、後述する在庫管理部201とともに管理手段の一例として機能する。在庫管理DB231は、各ユーザのユーザ宅に存在する食品の在庫状況を管理するためのデータベースである。在庫管理DB231は、例えば図4に示すデータ構成を有する。
図4は、在庫管理DB231のデータ構成の一例を示す図である。図4に示すように、在庫管理DB231は、各ユーザを識別するユーザID毎に、食品情報及び在庫数等の項目を関連付けて記憶する。
食品情報は、ユーザ端末10の読取部14によって食品から読み取られる情報である。食品情報は、例えば、食品ID、食品名、数量、賞味期限(消費期限)、バイヤーID等の項目を有する。ここで、食品IDは、各食品の種別を識別するための食品識別子である。例えば、食品IDは、JAN(Japanese Article Number)コード等を用いることができる。食品名は、食品の名称を表す情報であり、数量は、その食品の重量や内容量を示す情報である。賞味期限(消費期限)は、食品の賞味期限や消費期限を示す日時情報である。バイヤーIDは、その食品を販売したバイヤー(店舗)を識別するためのバイヤー識別子である。なお、食品情報が有する項目は、図4の例に限らないものとする。例えば、食品情報は、生産者や生産地を示す項目を含んでもよい。
食品情報は、例えば食品IDの単位で管理される。具体的には、同一の食品IDを有する食品情報が複数読み取られた場合には、食品ID等の共通する項目(食品名)に関連付けて、数量、賞味期限(消費期限)及びバイヤーID等のその食品に固有の情報が登録される。また、在庫数は、食品ID毎に関連付けられる情報であり、その食品IDに対応する食品の残量(個数又は重量)に対応する。
ユーザ管理DB232は、各ユーザに関する情報を管理するためのデータベースである。ユーザ管理DB232は、例えば図5に示すデータ構成を有する。
図5は、ユーザ管理DB232のデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、ユーザ管理DB232は、各ユーザのユーザID毎に、ユーザ情報、購入特性、自作レシピ、累積ポイント等の項目を関連付けて記憶する。
ユーザ情報は、各ユーザが予め設定した自己に関する情報であり、例えば、住所、家族構成、嗜好品情報、アレルギー情報、食費上限、調理時間等の項目を有する。ここで、住所は、ユーザ宅の所在地を示す情報である。家族構成は、ユーザの家族構成を示す情報であり、例えば4人(家族)等の情報が設定される。嗜好品情報は、ユーザの嗜好品を示す情報であり、例えば、レシピ名や食品名等の情報が設定される。アレルギー情報は、食品アレルギーの有無を示す情報であり、アレルギーが有る場合には原因となる食品(アレルゲン)の食品名や食品ID等が設定される。食費上限には、1食あたりの食費の上限値が設定される。調理時間には、1食分の料理に要する調理時間の目安となる時間数が設定される。
なお、ユーザ情報に設定される内容は、上記の例に限らないものとする。例えば、ユーザ情報には、ユーザの氏名、誕生日等の特別日に関する情報が設定されてもよい。また、ユーザ情報には、1週間や1月等の単位期間あたりの外食率等が設定されてもよい。また、ユーザ情報には、在庫管理サーバ20から提供される食品(商品)に関する情報のうち、情報提供を所望する分野(特売商品、新商品等)が設定されてもよい。
購入特性は、各ユーザが予め設定した食品の購入に係る特性を示す情報であり、例えば、運搬方法、曜日、天候影響等の項目を有する。ここで、運搬方法には、店舗で購入した食品をユーザ宅に運搬する方法(例えば、自動車、自転車、徒歩、キャリーバック等)が設定される。曜日には、購入頻度の高い曜日が設定される。天候影響には、天候による影響度合いが設定される。例えば、天候影響には、晴れの日は遠方の店舗で購入するが、雨の日は近くの店舗で購入する等が設定される。
自作レシピには、ユーザが作成した料理のレシピ情報又は当該レシピ情報を識別するレシピIDが登録される。なお、レシピ情報については後述する。累積ポイントには、ユーザIDのユーザに付与されたポイントの累積値が記録される。かかるポイントは、在庫管理システム1のユーザに付与されるサービスポイントであり、例えば、景品との交換に使用したり、店舗での値引きサービス等に利用したりすることができる。
レシピ管理DB233は、レシピ情報を管理するためのデータベースである。レシピ管理DB233は、例えば図6に示すデータ構成を有する。
図6は、レシピ管理DB233のデータ構成の一例を示す図である。図6に示すように、レシピ管理DB233は、レシピID毎に、レシピ名、調理方法、材料、食費、及び調理時間等の項目を関連付けて記憶する。レシピIDは、各レシピ(料理)を識別するための識別子である。レシピ名は、レシピの名称を表す情報である。調理方法は、レシピの調理方法(手順)を示す情報である。
材料には、にレシピに必要な食品に関する情報が規定されている。例えば、材料は、調理に使用する食品の食品ID、食品名、必要量等の項目を有する。ここで、必要量には、使用する食品の数量が設定される。なお、必要量には、予め定められた単位人数(例えば、1人や2人など)分の調理に必要な食品の数量が設定される。
また、食費には、単位人数分の調理に要する目安となる金額が設定される。調理時間には、単位人数分の調理に要する目安となる時間が設定される。
バイヤー管理DB234は、各バイヤーに関するバイヤー情報を管理するためのデータベースである。バイヤー管理DB234は、例えば図7に示すデータ構成を有する。
図7は、バイヤー管理DB234のデータ構成の一例を示す図である。図7に示すように、バイヤー管理DB234は、バイヤーID毎に、バイヤー名、住所等の項目を関連付けて記憶する。バイヤーIDは、各店舗(バイヤー)を識別するための識別子である。バイヤー名は、店舗の名称を示す情報である。住所は、店舗の所在地を示す情報である。
次に、バイヤーサーバ30について説明する。図8は、バイヤーサーバ30のハードウェア構成の一例を示す図である。図8に示すように、バイヤーサーバ30は、各種演算やバイヤーサーバ30の各部を統括的に制御する制御部31を備える。
制御部31は、CPU、ROM、RAM及びRTC等によって構成されるコンピュータである。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。RTCは、現在の日時を計時する。
また、制御部31は、バス等を介して、通信部32及び記憶部33等に接続されている。通信部32は、ネットワークN1に接続することが可能な通信インタフェースである。通信部32は、制御部31の制御の下、ネットワークN1に接続された在庫管理サーバ20等の外部装置と通信を行う。
記憶部33は、例えばHDDやSSD等の補助記憶装置である。記憶部33は、制御部31(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部33は、自装置が置かれた店舗(以下、自店舗ともいう)を識別するバイヤーIDを記憶する。また、記憶部33は、販売情報マスタ331等を記憶する。
販売情報マスタ331は、自店舗で販売する各商品(食品)に関する販売情報を管理するためのデータベースである。販売情報マスタ331は、例えば図9に示すデータ構成を有する。
図9は、販売情報マスタ331のデータ構成の一例を示す図である。図9に示すように、販売情報マスタ331は、食品ID毎に、食品名、価格、数量、アレルゲン情報等の項目を関連付けて記憶する。ここで、食品ID及び食品名は、自店舗で販売する食品の食品ID、食品名に対応する。価格及び数量は、自店舗で販売する食品の価格、その食品の重量や内容量である。また、アレルゲン情報は、食品に含まれるアレルギー原因物質、食品の生産工程で混入の可能性があるアレルギー原因物質(食品名、食品ID等)を示す情報である。
次に、上述した各装置の機能構成について説明する。図10は、在庫管理システム1の機能構成の一例を示す図である。
まず、ユーザ端末10の機能構成について説明する。図10に示すように、ユーザ端末10は、食品情報取得部101と、食品情報送信部102と、調理レシピ指示部103と、インタフェース部104とを機能部として備える。かかる機能部は、制御部11のCPUが、記憶部16のプログラムを実行することで実行されるソフトウェア構成であってもよいし、専用回路により実現されるハードウェア構成であってもよい。
食品情報取得部101は、読取部14と協働することで、読取部14が食品から読み取った食品情報を取得する。食品情報送信部102は、送信手段の一例である。食品情報送信部102は、食品情報取得部101が取得した食品情報を、自装置に記憶されたユーザIDとともに在庫管理サーバ20に送信する。
例えば、ユーザ端末10を操作するユーザは、追加対象の食品を冷蔵庫RFに格納する際に、当該商品の商品情報を読取部14に読み取らせる。かかる操作に応じて、食品情報取得部101は、読取部14が読み取った食品情報を取得する。食品情報送信部102は、食品情報取得部101が取得した食品情報をユーザIDとともに在庫管理サーバ20に送信する。在庫管理サーバ20では、後述する在庫管理部201の機能により、読取部14で読み取られた食品の数量を該当する食品の在庫数に追加する。これにより、冷蔵庫RFに収納した食品の在庫状況が在庫管理サーバ20で管理されることになる。
調理レシピ指示部103は、ユーザが調理したレシピ(レシピ情報)のレシピIDを在庫管理サーバ20に指示する。具体的には、調理レシピ指示部103は、後述するインタフェース部104を介して、ユーザからレシピの決定又はレシピの調理完了を指示する操作(以下、レシピ決定操作ともいう)を受け付ける。調理レシピ指示部103は、レシピ決定操作を受け付けると、そのレシピのレシピIDを、何人分の分量を調理したのかを示す人数及びユーザIDとともに、在庫管理サーバ20に送信する。
ここで、調理対象のレシピは、在庫管理サーバ20から提供(提案)されたレシピであってもよいし、ユーザ管理DB232に登録された、ユーザ自身が作成したレシピであってもよい。また、ネットワークN1に接続された第3機関が提供するレシピであってもよい。なお、第3機関が提供するレシピが使用された場合、調理レシピ指示部103は、レシピIDの代わりに、そのレシピのレシピ情報を在庫管理サーバ20に送信してもよい。
例えば、ユーザ端末10を操作するユーザは、操作部13を介して所望のレシピを選択すると、冷蔵庫RFに収納された食品を用いて調理を行う。なお、レシピを選択する際には、何人分の調理を行うのかを示す人数が、操作部13を介して入力されるものとする。そして、ユーザは、調理が完了すると、操作部13を介して調理完了を指示する。かかる操作に応じ、調理レシピ指示部103は、選択されたレシピのレシピID、人数及びユーザIDを在庫管理サーバ20に送信する。これにより、在庫管理サーバ20では、後述する在庫管理部201の機能により、調理により消費された各食品の数量が在庫数から削減されることになる。
インタフェース部104は、表示部12及び操作部13と協働することで、各種情報の表示(アウトプット)と、ユーザからの入力(インプット)を受け付ける。例えば、インタフェース部104は、在庫管理サーバ20から提供される各種の情報に基づき、調理候補となるレシピに関する情報や、食品購入を支援するための情報を表示する画面を表示部12に表示させる。
次に、在庫管理サーバ20の機能構成について説明する。図10に示すように、在庫管理サーバ20は、在庫管理部201と、情報提供部202と、フィードバック処理部203と、ポイント付与部204とを機能部として備える。かかる機能部は、制御部21のCPUが、記憶部23のプログラムを実行することで実行されるソフトウェア構成であってもよいし、専用回路により実現されるハードウェア構成であってもよい。
在庫管理部201は、管理手段、受信手段、加算手段及び減算手段の一例である。在庫管理部201は、各ユーザ端末10から送信される情報に基づき、各ユーザ宅の食品の在庫状況を、在庫管理DB231を用いて管理する。具体的には、在庫管理部201は、ユーザ端末10から食品情報とユーザIDとの組を受け付けると、そのユーザIDに関連付けて食品情報を在庫管理DB231に登録する。また、在庫管理部201は、登録した食品情報と同一の食品IDに関連付けられた在庫数に、その食品情報に含まれた数量の値を加算する。
また、在庫管理部201は、ユーザ端末10からレシピIDと人数とユーザIDとの組を受け付けると、レシピ管理DB233等を参照し、指示されたレシピIDの材料に設定された各食品の必要量から、指示された人数分の消費量を算出する。具体的には、在庫管理部201は、レシピIDの材料に示された食品の必要量に対し人数/単位人数を乗算することで、調理で使用されたその食品の消費量を算出する。そして、在庫管理部201は、指示されたユーザIDに係るエントリを参照し、レシピIDの材料に設定された各食品(食品ID)の在庫数から、当該食品について算出した消費量の値をそれぞれ減算する。
また、在庫管理部201は、第3機関が提供するレシピ情報がユーザ端末10から送信された場合には、当該レシピ情報に含まれる食品名、必要量及び単位人数等の情報から、各食品の消費量を算出する。そして、在庫管理部201は、指示されたユーザIDに係るエントリを参照し、レシピIDの材料に設定された各食品(食品ID)の在庫数から、当該食品について算出した消費量の数量をそれぞれ減算する。
なお、在庫数がゼロとなった食品の食品情報については、該当する食品IDのエントリ全体を在庫管理DB231から削除する形態としてもよいし、継続して利用する可能な食品IDや在庫数(ゼロ)等の項目を保持したまま、残りの食品情報を在庫管理DB231から削除する形態としてもよい。
また、在庫数から消費量分の減算を行う場合には、その消費量に応じた数量を、該当する食品の食品情報から減算する形態としてもよい。例えば、在庫管理部201は、或る食品(食品ID)について算出した消費量分の数量を、当該食品IDに関連付けて登録された何れかの食品情報の数量から減算してもよい。この場合、在庫管理部201は、賞味(消費)期限が最も早い食品情報から減算することが好ましい。さらには、数量がゼロになった食品情報を在庫管理DB231から削除してもよい。
情報提供部202は、提供手段の一例である。情報提供部202は、ユーザ端末10に対し各種の情報を提供する。一例として、情報提供部202は、ユーザ端末10からの要求に応じて、当該ユーザ端末10に対応するユーザIDに関連付けて登録された在庫管理DB231の食品情報や在庫数等をユーザ端末10に提供する。また、他の例として、情報提供部202は、ユーザ端末10からの要求に応じて、当該ユーザ端末10に対応するユーザIDに関連付けて登録されたユーザ管理DB232の自作レシピ(レシピ情報)等をユーザ端末10に提供する。なお、情報提供部202は、自作レシピを提供する際に、当該自作レシピに含まれる材料と、対応するユーザの食品の在庫状況とを比較することで算出した、不足分の食品とその数量とをあわせて提供してもよい。
また、情報提供部202は、図10に示すように、レシピ提案部2021及び購入支援部2022等を有する。レシピ提案部2021は、第1選定手段の一例であり、調理候補となるレシピの選定に係る処理を実行する。具体的には、情報提供部202は、記憶部23に記憶された各種DBの登録内容に基づいて、レシピ管理DB233等に登録されたレシピの中から、調理候補となるレシピを選定する。なお、レシピの選定方法は上記例に限らず、種々の方法を採用することが可能である。
例えば、レシピ提案部2021は、在庫管理DB231に登録された食品の在庫状況及びユーザ管理DB232に登録された家族構成に基づき、家族構成で示された人数分の料理を作成することが可能なレシピIDをレシピ管理DB233から選定する。この場合、レシピ提案部2021は、材料の全てを在庫分の食品で充足可能なレシピIDを選定してもよいし、材料の一部を在庫分の食品で充足可能なレシピIDを選定してもよい。
また、例えば、レシピ提案部2021は、ユーザ管理DB232に登録された嗜好品情報の内容に基づいて、当該嗜好品情報に設定されたレシピ名や食品名を使用するレシピIDをレシピ管理DB233から選定してもよい。また、例えば、レシピ提案部2021は、ユーザ管理DB232に登録されたユーザの食費上限や調理時間の条件に基づき、当該条件に該当するレシピIDをレシピ管理DB233から選定してもよい。なお、レシピ提案部2021は、ユーザ端末10から送信されたレシピIDの履歴に基づき、同一料理のレシピIDや類似する料理のレシピIDが連続しないよう、選定するレシピIDを制限することが好ましい。
また、例えば、レシピ提案部2021は、在庫管理DB231に登録された各食品の賞味期限(消費期限)に基づき、期限切れの近い食品を使用するレシピIDを優先的に選定してもよい。また、例えば、レシピ提案部2021は、ユーザ管理DB232に登録されたアレルギー情報に基づき、当該アレルギー情報に設定された食品を使用しないレシピIDを優先的に選定してもよい。
購入支援部2022は、第2選定手段及び第3選定手段の一例である。購入支援部2022は、購入候補となる食品の選定と、選定した食品を購入することが可能なバイヤーの選定に係る処理を実行する。ここで、食品及びバイヤーの選定方法は特に問わず、種々の方法を採用することが可能である。
例えば、購入支援部2022は、レシピ提案部2021が選定したレシピIDの家族構成分の材料と、在庫管理DB231に登録された食品の在庫数とを比較し、調理に必要な材料(食品)を在庫分で充足することが可能か否かを判定する。そして、調理に必要な材料(食品)を在庫分で充足できない場合、購入支援部2022は、不足分の食品の食品IDを購入候補として選定する。この場合、購入支援部2022は、各バイヤーサーバ30の販売情報マスタ331を参照し、購入候補の食品IDに関する販売情報が登録されているか否かを判定する。そして、購入支援部2022は、購入候補の食品IDに関する販売情報が登録されたバイヤーサーバ30のバイヤーを選定し、そのバイヤーサーバ30から販売情報を取得する。
また、購入支援部2022は、上述の選定条件とともに、ユーザ管理DB232に登録されたユーザ情報や購入特性、バイヤー管理DB234に登録されたバイヤー情報等に基づいてバイヤーを選定してもよい。例えば、購入支援部2022は、ユーザ情報に設定された住所と、バイヤー情報に設定された各バイヤー(店舗)の住所とに基づいて、ユーザ宅から所定距離以内に存在するバイヤーを選定してもよい。また、例えば、購入支援部2022は、購入特性に設定された運搬方法に基づき、ユーザの住所から運搬方法に応じた距離の範囲内に存在するバイヤーを選定してもよい。また、例えば、購入支援部2022は、購入特性に設定された曜日や天候と、本日の曜日や天候とに応じて、選定するバイヤーを切り替えてもよい。この場合、購入支援部2022は、気象庁等の第3機関が提供する天候情報を用いてもよい。
また、購入支援部2022が購入候補として選定する食品は、レシピ提案部2021が選定したレシピIDに規定された食品に限らず、他の食品であってもよい。例えば、購入支援部2022は、在庫管理DB231に登録された各食品の在庫状況に基づいて、在庫数が閾値未満となった食品を購入候補に設定してもよい。また、例えば、購入支援部2022は、各ユーザが購入する食品の購入傾向に基づき、同時購入される傾向の高い食品を購入候補に選定してもよい。また、例えば、購入支援部2022は、定期的に購入(追加)される食品の購入サイクルに基づいて、購入候補の食品を選定してもよい。また、例えば、購入支援部2022は、各バイヤーサーバ30から提供される情報等に基づき、特別に安い値段で販売されている特売商品や新商品の食品を購入候補に選定してもよい。この場合、購入支援部2022は、ユーザ情報に設定された、情報提供を所望する分野に応じた食品を選定することが好ましい。
なお、購入支援部2022は、ユーザ管理DB232のユーザ情報にアレルギー情報が設定されている場合、設定された食品を購入候補としないよう排他制御することが好ましい。具体的には、購入支援部2022は、アレルギー情報の設定内容が、購入候補として選定した食品、又は購入候補の食品の販売情報に含まれたアレルゲン情報の内容に該当するか否かを判定する。ここで、アレルギー情報の設定内容に該当した場合、購入支援部2022は、選定した購入候補を破棄し、代替の食品等の他の食品を購入候補に選定する。
情報提供部202は、上述したレシピ提案部2021及び購入支援部2022の処理結果に基づき、調理候補のレシピのレシピ情報や、購入候補の食品の販売情報、当該食品を販売するバイヤーに関する情報等を含んだ提案情報をユーザ端末10に提供する。ユーザ端末10では、在庫管理サーバ20から提供された提案情報を受信すると、インタフェース部104の機能により、提案情報の内容を表す画面が表示部12に表示される。
図11は、ユーザ端末10の表示部12に表示される画面の一例を示す図である。ここで画面G1は、提案情報に基づく画面の一例であり、第1表示領域G11と、第2表示領域G12とを有する。
ここで、第1表示領域G11は、現在日時、天候、気温等の情報を表示するための領域である。第1表示領域G11に表示される情報は、RTCや気象庁等の外部サーバからユーザ端末10によって取得される。
第2表示領域G12は、在庫管理サーバ20から提供された提供情報の内容を表示するための領域である。図11では、レシピ提案部2021が選定したレシピ「料理AAA」に関する情報を第2表示領域G12に表示した例を示している。具体的には、ユーザ情報の家族構成に設定された2人前分の材料(食品)の分量が、在庫管理DB231に登録された食品(食品A、食品B)と、不足分の食品(食品C)とに分けて表示されている。
また、図11では、購入支援部2022が取得した食品Cの販売情報に基づく内容を第2表示領域G12に表示した例を示している。具体的には、ユーザ情報や購入特性等に基づき選定されたバイヤー名「XXスーパー」と、そのバイヤーのバイヤーサーバ30から取得された販売情報に基づく内容(特売情報)とが表示されている。この場合、インタフェース部104は、「特売情報」が選択されたことを条件に、食品Cの価格等の詳細な販売情報を表示させてもよい。
また、第2表示領域G12には、レシピ参照を指示するボタンB11が表示される。インタフェース部104は、ボタンB11の操作を受け付けると、「料理AAA」の調理方法等の詳細なレシピ情報を表示させる。
また、画面G1には、調理対象のレシピの決定を指示するボタンB12と、在庫食材の表示を指示するボタンB13と、自作レシピの表示を指示するボタンB14とが表示される。
インタフェース部104は、ボタンB12の操作を受け付けると、第2表示領域G12に表示されたレシピのレシピIDを調理対象に設定する。なお、インタフェース部104は、ボタンB12の操作を、調理完了の指示操作として受け付ける構成としてもよい。
また、インタフェース部104は、ボタンB13の操作を受け付けると、在庫管理サーバ20の情報提供部202と協働することで、在庫管理DB231に登録された食品の在庫状況を表示部12に表示させる。具体的には、インタフェース部104はボタンB13の操作を受け付けると、自装置のユーザIDとともに、在庫状況を要求する情報を在庫管理サーバ20に送信する。在庫管理サーバ20の情報提供部202は、ユーザ端末10から在庫状況が要求されると、そのユーザIDに関連付けて在庫管理DB231に記憶された各食品の食品情報及び在庫数を読み出し、要求元のユーザ端末10に提供する。そして、インタフェース部104は、取得した各食品の食品情報及び在庫数に基づき在庫状況を表す画面を表示させる。
また、インタフェース部104は、ボタンB14の操作を受け付けると、在庫管理サーバ20の情報提供部202と協働することで、ユーザ管理DB232に登録された自作レシピを表示部12に表示させる。具体的には、インタフェース部104は、ボタンB14の操作を受け付けると、自装置のユーザIDとともに、自作レシピを要求する情報を在庫管理サーバ20に送信する。在庫管理サーバ20の情報提供部202は、ユーザ端末10から自作レシピが要求されると、そのユーザIDに関連付けてユーザ管理DB232に記憶された各自作レシピ(レシピ情報)を読み出し、要求元のユーザ端末10に提供する。そして、インタフェース部104は、取得したレシピ情報に基づき、自作レシピを選択可能な画面を表示させる。
ここで、図12は、ユーザ端末10の表示部12に表示される画面の他の例を示す図である。ここで画面G2は、図11に示したボタンB14の操作に応じて表示される自作レシピの選択画面の一例である。
図12に示すように、画面G2は、第1表示領域G21と第2表示領域G22とを有する。ここで、第1表示領域G21は、上述した第1表示領域G11と同様の表示領域いである。また、第2表示領域G22は、自作レシピの選択画面に対応する。
図12では、自作レシピとして予め登録された「料理BBB」と「料理CCC」とのレシピを第2表示領域G22に表示した例を示している。ここで、各レシピには、調理対象のレシピの決定を指示するボタンB21(B21a、B21b)が対応付けて表示される。
インタフェース部104は、何れか一つのボタンB21の操作を受け付けると、上述したボタンB12と同様に、操作対象のボタンB21に対応するレシピのレシピIDを調理対象に設定する。なお、図12では、「料理CCC」が調理対象に選択された例を示しており、不足分の材料(食品D)の数量を示す情報を第3表示領域G23に表示した例を示している。
このように、在庫管理システム1では、在庫管理サーバ20から提供される提供情報に基づき、調理候補となるレシピをユーザ端末10の表示部12に表示させる。これにより、ユーザは、冷蔵庫RF内に収納された食品の在庫状況を意識しなくとも、在庫状況に基づき選定されたレシピを調理対象とすることができる。したがって、在庫管理システム1では、食品の在庫管理に係る利便性を向上させるとともに、レシピ決定に係るユーザの利便性を向上させることができる。
図10に戻り、更に在庫管理サーバ20は、フィードバック処理部203と、ポイント付与部204とを備える。フィードバック処理部203は、ユーザ端末10との遣り取りで得られた各種の分析結果をバイヤーサーバ30に提供するための機能部である。
例えば、フィードバック処理部203は、所定期間中に各ユーザのユーザ端末10から送信された食品情報に基づいて、当該期間中に購入された食品の傾向を、当該ユーザの住ユーザ宅が存在する地域毎に分析する。そして、フィードバック処理部203は、バイヤー管理DB234に基づいて、地域毎に分析した食品の購入傾向を、当該地域に対応する店舗のバイヤーサーバ30に提供する。これにより、バイヤーサーバ30では、自己の店舗が存在する地域での食品の購入傾向を得ることができるため、販促活動等に利用することができる。
なお、フィードバック処理部203が提供する情報は上記例に限定されないものとする。例えば、フィードバック処理部203は、各ユーザのユーザ情報や購入特性の傾向を地域毎に分析し、その分析結果を当該地域に対応するバイヤーサーバ30に提供してもよい。
また、フィードバック処理部203は、在庫管理DB231やユーザ管理DB232に収納された各ユーザに関する情報をバイヤーサーバ30に提供してもよい。この場合、例えば、各ユーザのユーザ情報に情報提供の可否を示す項目を設け、フィードバック処理部203は、情報提供「可」が設定されたユーザのみを、情報提供の対象とすることが好ましい。
ポイント付与部204は、ユーザに対しポイント付与を行う機能部である。具体的には、ポイント付与部204は、該当するユーザのユーザIDに関連付けられたユーザ管理DB232の累積ポイントに対し、付与ポイントの値を加算することで、ポイントの付与を行う。
なお、ポイント付与の条件やポイントの付与率は、特に問わず、任意に設定することが可能である。例えば、ユーザの行動が所定の条件を満たした場合に、当該ユーザにポイントを付与するように設定してもよい。一例として、ポイント付与部204は、情報提供部202が提案情報で提供(提案)した購入候補の食品が、当該販売情報で指示したバイヤーの店舗で購入されたことを条件に、その食品の価格に応じたポイント数を付与してもよい。この場合、ポイント付与部204は、ユーザ端末10に提供した提案情報に含まれる購入候補の食品の食品ID及びバイヤーIDの組と、その提案情報の提供後、ユーザ端末10から送信される食品情報の食品ID及びバイヤーIDの組とを比較する。そして、ポイント付与部204は、食品ID及びバイヤーIDの組が一致したことを条件に、提案情報に基づき食品が購入されたと判断し、ユーザ端末10のユーザにポイントの付与を行う。
このように、在庫管理サーバ20では、ユーザの購買行動に応じて当該ユーザにポイントを付与することができる。したがって、在庫管理システム1は、食品購入に係るユーザの動機付けを高めることができるとともに、在庫管理システム1に参加したバイヤーの販促活動を支援することができる。
なお、ポイント付与の条件は上記例に限らないものとする。例えば、ポイント付与部204は、在庫管理DB231やユーザ管理DB232に格納されたユーザに関する情報を、フィードバック処理部203の機能によりバイヤーサーバ30に提供する代償として、ユーザにポイントを付与する構成としてもよい。
次に、バイヤーサーバ30の機能構成について説明する。図10に示すように、バイヤーサーバ30は、販売情報提供部301と、情報受付部302とを機能部として備える。かかる機能部は、制御部31のCPUが、記憶部33のプログラムを実行することで実行されるソフトウェア構成であってもよいし、専用回路により実現されるハードウェア構成であってもよい。
販売情報提供部301は、在庫管理サーバ20に対し、記憶部33に記憶されたバイヤーID及び販売情報マスタ331を参照可能に提供する。なお、販売情報提供部301は、在庫管理サーバ20から指定された食品IDの販売情報を販売情報マスタ331から読み出し、在庫管理サーバ20に提供してもよい。
情報受付部302は、在庫管理サーバ20から提供されたフィードバック情報等を受け付ける。例えば、情報受付部302は、在庫管理サーバ20から提供されたフィードバック情報を記憶部33等に記憶したりする。
以下、上述した在庫管理システム1の動作例について説明する。
まず、図13を参照して、ユーザ端末10と在庫管理サーバ20とで行われる食品登録処理の手順について説明する。図13は、ユーザ端末10と在庫管理サーバ20とで行われる食品登録処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザ端末10の食品情報取得部101は、操作部13等を介して食品の読み取りが指示されると、読取部14を動作させる。この状態で、読み取り対象の食品が読取部14に近付けられると、食品情報取得部101は、読取部14が食品から読み取った食品情報を取得する(ステップS11)。次いで、食品情報送信部102は、食品情報取得部101が取得した食品情報を、ユーザIDとともに在庫管理サーバ20に送信する(ステップS12)。
一方、在庫管理サーバ20では、食品情報及びユーザIDの組が受信されると(ステップS21)、在庫管理部201は、受信した食品情報を同時に受信したユーザIDに関連付けて在庫管理DB231に登録する(ステップS22)。そして、在庫管理部201は、ステップS22で登録した食品情報に含まれる数量を、当該食品情報に含まれる食品IDの在庫数に加算する(ステップS23)。
上述の処理により、在庫管理サーバ20では、読取部14で読み取られた食品の食品情報が在庫管理DB231に登録されるとともに、その食品の数量が在庫数に加算される。例えばバイヤーで購入した食品を冷蔵庫RFに収納する際に、食品毎に食品情報の読み取りを行うことで、冷蔵庫RFに収納された各食品の食品情報が在庫管理DB231に登録されることになる。
次に、図14を参照して、ユーザ端末10と在庫管理サーバ20とで行われる食品消費処理の手順について説明する。図14は、ユーザ端末10と在庫管理サーバ20とで行われる食品消費処理の一例を示すフローチャートである。なお、本処理の前提として、調理対象のレシピを決定するための画面(例えば、図11)が表示部12に表示されているものとする。
ユーザ端末10の調理レシピ指示部103は、操作部13等を介してレシピ決定操作を受け付けると(ステップS31)、対応するレシピのレシピIDを、人数及びユーザIDとともに在庫管理サーバ20に送信する(ステップS32)。
一方、在庫管理サーバ20では、レシピID、人数及びユーザIDの組が受信されると(ステップS41)、在庫管理部201は、レシピ管理DB233を参照し、レシピIDに関連付けられた各材料(食品)の人数分の数量(消費量)を算出する(ステップS42)。次いで、在庫管理部201は、算出した各食品の数量を、ユーザIDに関連付けて在庫管理DB231に記憶された該当する食品の在庫数から減算する(ステップS43)。
上述の処理により、在庫管理サーバ20では、レシピ情報に基づき調理された各食品の消費量が、在庫管理DB231の在庫数から削減される。これにより、ユーザ端末10のユーザは、調理したレシピを指示するだけで、その調理に使用された各食品の消費量を在庫管理DB231が管理する該当する食品の在庫数から減らすことができる。
次に、図15を参照して、ユーザ端末10と在庫管理サーバ20とで行われる情報提供処理の手順について説明する。図15は、ユーザ端末10と在庫管理サーバ20とで行われる情報提供処理の一例を示すフローチャートである。
まず、在庫管理サーバ20のレシピ提案部2021は、在庫管理DB231及びユーザ管理DB232に記憶された各ユーザの情報に基づき、調理候補となるレシピをレシピ管理DB233からユーザ毎に選定する(ステップS51)。ここで、レシピ提案部2021がステップS51を実行するタイミングは特に問わず、例えば、予め定められた時刻に実行するように設定してもよい。
続いて、購入支援部2022は、ステップS51で選定されたレシピの各材料(食品)及びその数量と、在庫管理DB231に記憶された該当する食品の在庫数とに基づいて、不足分の食品をユーザ毎に特定(選定)する(ステップS52)。
続いて、購入支援部2022は、ユーザ管理DB232に記憶された各ユーザのユーザ情報及び購入特性に基づいて、バイヤー管理DB234に記憶されたバイヤーの中から、販売情報の取得先となるバイヤーをユーザ毎に選定する(ステップS53)。次いで、購入支援部2022は、選定したバイヤーのバイヤーサーバ30から、ステップS52で特定した食品の販売情報を取得する(ステップS54)。
続いて、情報提供部202は、レシピ提案部2021及び購入支援部2022の処理結果に基づき、調理候補のレシピのレシピ情報や購入候補の食品の販売情報等を含んだ提案情報を、各ユーザのユーザ端末10に送信する(ステップS55)。
一方、ユーザ端末10では、提案情報が受信されると(ステップS61)、インタフェース部104は、その提案情報に基づく画面を表示部12に表示させる(ステップS62)。
上述の処理により、ユーザ端末10では、レシピ提案部2021が選定したレシピ情報や、購入支援部2022が選定した食品の販売情報が表示部12に表示されることになる。これにより、ユーザ端末10のユーザは、表示部12に表示されたレシピ情報に基づき、調理対象とするレシピを容易に選択することができる。また、ユーザ端末10のユーザは、表示部12に表示された販売情報に基づき、不足分の商品を購入可能なバイヤーやその商品の価格等を確認することができる。
次に、図16を参照して、在庫管理サーバ20が実行するポイント付与処理の手順について説明する。図16は、在庫管理サーバ20が実行するポイント付与処理の一例を示すフローチャートである。なお、本処理は、図13で説明した在庫管理サーバ20のバックグラウンドで実行される処理である。
まず、在庫管理サーバ20では、ユーザ端末10から送信された食品情報とユーザIDとの組を受信する(ステップS71)。ポイント付与部204は、ユーザ端末10から送信された食品情報が、提案情報に基づき購入された食品か否かを判定する(ステップS72)。具体的には、ポイント付与部204は、情報提供部202が当該ユーザIDのユーザ端末10に提供した提案情報の食品ID及びバイヤーIDが、ユーザ端末10から送信された食品情報に含まれる場合、提案情報に基づき購入された食品と判定する。
ここで、提案情報に基づき購入された食品と判定した場合(ステップS72;Yes)、ポイント付与部204は、その食品の購入金額に応じたポイントを、該当するユーザのユーザIDに付与する(ステップS73)。また、提案情報に基づき購入された食品でない場合には、ポイント付与部204は、ポイントを付与することなく処理を終了する。
上述の処理により、在庫管理サーバ20では、提案情報に基づいて行ったユーザの購買行動に応じてポイントを付与することができる。したがって、在庫管理サーバ20は、ユーザ端末10のユーザに対し、食品購入に係る動機付けを高めることができる。また、在庫管理サーバ20は、在庫管理システム1に参加したバイヤーの販促活動を支援することができる。
以上のように、在庫管理サーバ20は、ユーザを識別するユーザIDに関連付けて、ユーザ宅(冷蔵庫RF)に存在する食品の在庫数を食品ID毎に管理する。また、在庫管理サーバ20は、食品ID毎の在庫数に基づいて、使用する食品の食品ID及び数量が規定された複数のレシピ情報の中から、調理候補のレシピ情報を選定する。また、在庫管理サーバ20は、選定したレシピ情報を、ユーザIDに対応するユーザ端末10に提供し、当該ユーザ端末10から調理対象のレシピ情報が指示されると、当該レシピ情報に規定された食品IDの数量に基づき、在庫管理DB231に記憶された当該食品IDの在庫数を減算する。
これにより、在庫管理システム1(在庫管理サーバ20)は、調理によって消費された食品の数量(分量)を、当該食品の在庫数から減算することができるため、残りの在庫数(内容量)を管理することができる。例えば、購入時の内容量が6個の食品(例えば6個パックの卵)を2個分使用したような場合、本実施形態の在庫管理システム1では、残りの内容量4個を在庫数として管理することができるため、食品の在庫管理に係る利便性を向上させることができる。
また、ユーザ端末10のユーザは、冷蔵庫RFに収納された食品の在庫状況を意識することなく、在庫状況に基づき選定されたレシピを調理対象とすることができるため、食品の在庫管理に係る利便性とともに、レシピ決定に係るユーザの利便性を向上させることができる。
また、在庫管理サーバ20は、ユーザ端末10から食品情報が送信されると、その食品情報に含まれた食品IDの数量を、ユーザ端末10に対応するユーザIDに関連付けて記憶された当該食品IDの在庫数に加算する。これより、在庫管理システム1では、食品の追加登録を容易に行うことができるため、食品の在庫管理に係る利便性を向上させることができる。
また、在庫管理サーバ20は、調理候補として選定したレシピ情報で使用する食品IDに基づいて購入候補の食品IDを選定し、選定した食品IDの販売情報と当該食品IDの食品を販売するバイヤーとに関する情報とをユーザ端末10に提供する。これにより、在庫管理システム1では、購入候補の食品の販売価格やその購入先をユーザ端末10に提供することができるため、ユーザに対し食品の購入支援を行うことができる。
また、在庫管理サーバ20は、予め設定されたユーザの購入特性等に基づいて、複数のバイヤーの中から購入候補の食品を販売するバイヤーを選定し、選定したバイヤーに関する情報を、購入候補の食品の販売情報とともにユーザ端末10に提供する。これにより、在庫管理システム1では、各ユーザの購入特性に応じた購入先をユーザ端末10に提供することができるため、ユーザに対する食品の購入支援をより効率的に行うことができる。
なお、上述の実施形態では、ユーザ端末10を冷蔵庫RFと別体としたが、冷蔵庫RFと一体的に構成されてもよい。この場合、ユーザ端末10は、所謂インテリジェント冷蔵庫としてもよく、冷蔵庫RFに収納された食品のRFIDタグから自動で食品情報を読み取る構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、冷蔵庫RFに収納された食品の在庫管理を行う形態を説明したが、食品を収納する場所はこれに限定されるものではない。例えば、食品を収納する場所は、食品収納庫やワインセラー等であってもよい。更には、ユーザ宅全体を、食品を収納する場所としてもよく、この場合ユーザ宅に存在する食品の在庫管理を行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加、組合せ等を行うことができる。また、上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するが、これに限らないものとする。例えば、プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。係る記憶媒体は、例えばCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等が挙げられる。更に、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らないものとする。例えば、記憶媒体は、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードすることで、記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記各実施形態の各装置で実行されるプログラムは、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布する構成としてもよい。
1 在庫管理システム
10 ユーザ端末
20 在庫管理サーバ
30 バイヤーサーバ
101 食品情報取得部
102 食品情報送信部
103 調理レシピ指示部
201 在庫管理部
202 情報提供部
2021 レシピ提案部
2022 購入支援部
203 フィードバック処理部
204 ポイント付与部
301 販売情報提供部
302 情報受付部
特開2011−203932号公報

Claims (6)

  1. ユーザを識別するユーザ識別子に関連付けて、食品の在庫数を食品種別毎に管理する管理手段と、
    前記食品種別毎の在庫数に基づいて、使用する食品の食品種別及び数量が規定された複数のレシピ情報の中から、調理候補のレシピ情報を選定する第1選定手段と、
    前記第1選定手段が選定したレシピ情報を、前記ユーザ識別子に対応するユーザ端末に提供する提供手段と、
    前記ユーザ端末から調理対象の前記レシピ情報が指示されると、当該レシピ情報に規定された食品種別の数量に基づき、前記管理手段が管理する当該食品種別の在庫数を減算する減算手段と、
    を備えるサーバ装置。
  2. 食品の食品種別及び数量を含んだ食品情報を、前記ユーザ端末から受信する受信手段と、
    前記食品情報に含まれる前記食品種別の数量を、前記ユーザ端末に対応する前記ユーザ識別子に関連付けて管理された、当該食品種別の在庫数に加算する加算手段と、
    を更に備える請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記第1選定手段が選定した前記レシピ情報で使用する食品の食品種別に基づいて、購入候補の食品種別を選定する第2選定手段を更に備え、
    前記提供手段は、前記第2選定手段が選定した前記食品種別と、当該食品種別の食品を販売するバイヤーとに関する情報を、前記ユーザ端末に提供する請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. 前記ユーザ識別子に対応するユーザの食品購入に係る特性に基づいて、複数のバイヤーの中から、前記第2選定手段が選定した前記食品種別の食品を販売するバイヤーを選定する第3選定手段を更に備え、
    前記提供手段は、前記第2選定手段が選定した前記食品種別と、前記第3選定手段が選定した前記バイヤーとに関する情報を、前記ユーザ端末に提供する請求項3に記載のサーバ装置。
  5. サーバ装置のコンピュータを、
    ユーザを識別するユーザ識別子に関連付けて、食品の在庫数を食品種別毎に管理する管理手段と、
    前記管理手段が管理する前記食品種別毎の在庫数に基づいて、使用する食品の食品種別及び数量が規定された複数のレシピ情報の中から、調理候補のレシピ情報を選定する第1選定手段と、
    前記第1選定手段が選定したレシピ情報を、前記ユーザ識別子に対応するユーザ端末に提供する提供手段と、
    前記ユーザ端末から調理対象の前記レシピ情報が指示されると、当該レシピ情報に規定された食品種別の数量に基づき、前記管理手段が管理する当該食品種別の在庫数を減算する減算手段と、
    して機能させるためのプログラム。
  6. ユーザ端末とサーバ装置とを有する在庫管理システムであって、
    前記ユーザ端末は、
    食品の食品種別及び数量を含む食品情報を前記サーバ装置に送信する送信手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    ユーザを識別するユーザ識別子に関連付けて、食品の在庫数を食品種別毎に管理する管理手段と、
    前記ユーザ端末から前記食品情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記食品情報に含まれる前記食品種別の数量を、前記ユーザ端末に対応する前記ユーザ識別子に関連付けて管理された、当該食品種別の在庫数に加算する加算手段と、
    前記管理手段が管理する前記食品種別毎の在庫数に基づいて、使用する食品の食品種別及び数量が規定された複数のレシピ情報の中から、調理候補のレシピ情報を選定する第1選定手段と、
    前記第1選定手段が選定したレシピ情報を前記ユーザ端末に提供する提供手段と、
    前記ユーザ端末から調理対象の前記レシピ情報が指示されると、当該レシピ情報に規定された食品種別の数量に基づき、前記管理手段が管理する当該食品種別の在庫数を減算する減算手段と、
    を備える在庫管理システム。
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WO2022201716A1 (ja) * 2021-03-25 2022-09-29 サトーホールディングス株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

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