以下、本実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態にかかる購入品管理システムの構成を模式的に示す図である。図1に示すように、購入品管理システムは、POS(Point of Sales)端末1と、企業サーバ2と、購入品管理サーバ3と、ユーザ端末4とを有する。
POS端末1は、商品を販売する店舗P1に設けられる。POS端末1は、ネットワークN1に接続されたルータ等のネットワーク機器(不図示)を介して、店舗P1と本部P2とを繋ぐネットワークN1に接続することが可能である。ここで、ネットワークN1は、例えば、インターネットやVPN(Virtual Private Network)等の専用線である。
POS端末1は、商品販売データ処理を実行する商品販売データ処理装置である。POS端末1は、決済対象の商品の取引内容を含む商品販売データを生成し、当該商品販売データを後述するプリンタ13で印字することで紙レシートを出力する。また、POS端末1は、商品販売データのデータ形式に変換した電子レシートを、ネットワークN1を介して企業サーバ2に出力(送信)する。
なお、店舗P1に設けられるPOS端末1の個数は特に問わないものとする。また、店舗P1は、店舗内に商品販売データ処理に用いる商品データファイル等を記憶・管理するストアサーバ等を設けてもよい。この場合、ストアサーバは、POS端末1の各々で生成される電子レシートを収集し、企業サーバ2に一括して出力する構成としてよい。
企業サーバ2は、例えば、店舗P1を運営する企業の本部P2に設けられる。企業サーバ2は、自企業が運営する各店舗P1(POS端末1)から送信された電子レシートを受信し管理する。つまり、企業サーバ2は、自企業が運営する各店舗P1で生成された電子レシートを一括に管理する、企業用の電子レシート管理サーバとして機能する。
また、企業サーバ2は、ネットワークN2を介して、購入品管理サーバ3に接続する。ネットワークN2は、例えば、インターネットやVPN等の専用線である。企業サーバ2は、各店舗P1から受信した電子レシートを、購入品管理サーバ3に送信する。
購入品管理サーバ3は、例えば、企業サーバ2の企業とは独立したデータセンタP3に設けられる情報処理装置である。購入品管理サーバ3は、ネットワークN2を介して、各企業の企業サーバ2に接続する。購入品管理サーバ3は、各企業(企業サーバ2)から送信された電子レシートを受信し管理する。つまり、購入品管理サーバ3は、各種企業の店舗で生成された電子レシートを一括に管理する、会員用の電子レシート管理サーバとして機能する。
また、購入品管理サーバ3は、本システムへの登録を行ったユーザ(会員)の会員コード等を含む会員情報を、後述する会員マスタ(データベース)33aに記憶・管理する。ここで、本システムへの登録方法は特に問わないものとする。例えば、店舗P1においてPOS端末1を介して行う形態としてもよいし、ユーザ端末4を介して行う形態としてもよい。なお、会員登録を行った客(会員)には、固有の会員コードが付与されるものとする。
ユーザ端末4は、本システムのユーザ(会員)が使用する端末装置である。ユーザ端末4は、例えばスマートフォン、タブレット型コンピュータまたはノート型パソコンの通信端末等である。また、ユーザ端末4は、ネットワークN3を介して、購入品管理サーバ3等のサーバ装置に接続する。ここで、ネットワークN3は、インターネットや、各種公衆網である。
次に、上記した各装置のハードウェア構成について説明する。
まず、POS端末1について説明する。図2は、POS端末1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、POS端末1は、各種演算やPOS端末1の各部を統括的に制御する制御部11を備える。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、RTC(Real Time Clock)等によって構成されるコンピュータである。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。RTCは、現在の日時を計時する。
制御部11は、バス18を介して操作部12、プリンタ13、表示部14及びコードスキャナ15に接続されている。
操作部12は、オペレータが操作入力を行うための各種の操作キーを有する。操作キーは、例えば、置数キーや、カーソルキーや、選択決定キーや、小計キーや、締めキー等である。置数キーは、数値を入力する。カーソルキーは、所定の項目を選択する。選択決定キーは、入力された項目を決定する。小計キーは、取引における売上登録が行われる商品の合計出力を指示する。締めキーは、一取引の締め処理を行って代金を決済することを宣言する。プリンタ13は、レシートやジャーナル等の印字を行うプリンタ装置である。
表示部14は、例えば、液晶ディスプレイ等であり、販売登録された商品の品名、価格、決済が宣言された一取引の合計金額、釣銭額等の各種情報を表示する。表示部14は、キャッシャ向けに各種情報を表示する第1のディスプレイと、顧客向けに各種情報を表示する第2のディスプレイとを備える。なお、表示部14は、タッチパネルを備えてもよい。この場合、タッチパネルは、操作部12として機能する。
コードスキャナ15は、バーコードや二次元コード等のコードシンボルを光学的に読み取るスキャナ装置である。コードスキャナ15は、例えば、商品に付されたコードシンボルや、ユーザが提示する物品(会員カードやユーザ端末4)に表されたコードシンボル等を読み取る。そして、コードスキャナ15は、当該コードシンボルに保持された情報を制御部11に出力する。なお、商品に付されたコードシンボルには、その商品を特定するための商品コード等が保持されている。また、ユーザが提示するコードシンボルには、そのユーザを特定するための会員コード等が保持されているとする。
また、制御部11は、バス18を介して通信I/F(インタフェース)16と接続する。制御部11は、この通信I/F16を介してネットワークN1に接続することができる。
また、制御部11は、バス18を介して、記憶部17に接続されている。記憶部17は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置である。記憶部17は、制御部11(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部17は、各商品の商品名、商品コード及び単価等の商品データを格納した商品データファイル等の各種データファイルを記憶する。
また、記憶部17は、自己のPOS端末1を他のPOS端末1と識別するためのPOSナンバー、企業コード(自店舗を運営する企業の識別コード)、当該POS端末1が設置される店舗P1を示す店舗コード等を記憶する。また、記憶部17は、非構造化形式のレシートデータを、構造化形式のレシートデータ(電子レシート)に変換するための、変換規則を記述したレシートデータスキーマを記憶する。
次に、企業サーバ2について説明する。図3は、企業サーバ2のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、企業サーバ2は、各種演算や企業サーバ2の各部を統括的に制御する制御部21を備えている。制御部21は、POS端末1の制御部11と同様に、CPUやROM、RAM、RTC等によって構成されるコンピュータである。
また、制御部21は、バス24を介して通信I/F22と接続する。制御部21は、この通信I/F22を介してネットワークN1やネットワークN2に接続することができる。
また、制御部21は、バス24を介して記憶部23と接続する。
記憶部23は、制御部21(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部23は、店舗P1から送信された電子レシートを記憶・管理する記憶領域を有する。
次に、購入品管理サーバ3の構成について説明する。図4は、購入品管理サーバ3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、購入品管理サーバ3は、各種演算や購入品管理サーバ3の各部を統括的に制御する制御部31を備えている。制御部31は、制御部11と同様に、CPUやROM、RAM、RTC等によって構成されるコンピュータである。
また、制御部31は、バス34を介して通信I/F32と接続する。制御部31は、この通信I/F32を介してネットワークN2やネットワークN3に接続することができる。
また、制御部31は、バス34を介して記憶部33と接続する。
記憶部33は、制御部31(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部33は、各会員に関する会員情報が登録された会員マスタ33aを備える。会員情報は、各会員に割り振られた固有の会員コードの他、会員の氏名、年齢、家族人数等の情報を含む。また、会員情報は、会員が所持するユーザ端末4の送信先情報(例えばメールアドレス)を含む。
また、記憶部33は、各種企業(企業サーバ2)から提供された電子レシートを記憶・管理するための電子レシートDB33bを備える。電子レシートは、会員コード、企業コード(店舗を運営する企業の識別コード)、店舗コード、レシートナンバー、取引日時等を含む。また、電子レシートは、会員が買い上げた商品の商品コードや単価、購入点数、支払金額等を記録した商品販売データの内容を含む。
また、記憶部33は、商品毎に商品に関する情報を記憶した商品マスタ33cを備える。
図5は、商品マスタ33cのデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、商品マスタ33cは、商品コード毎に、商品量と、商品情報と、商品画像と、保管場所コードと、付加情報とを関連付けて記憶する。商品コードは、商品を識別可能な情報である。商品量は、商品の量である。なお、商品量の単位は、問わないものとする。すなわち、商品量は、個、グラム、リットルなどの何れで表現されるものであってもよい。商品情報は、商品名、商品分類又は単価などの情報である。商品画像は、商品の画像である。保管場所コードは、商品の保管場所を示す保管場所情報である。すなわち、保管場所コードは、商品の保管場所を識別可能な情報である。この商品マスタ33cに記憶される保管場所コードは、対応する商品の推奨する保管場所を示すものとなっている。付加情報は、商品の特記事項である。例えば、付加情報は、商品の最適な保管方法などの情報である。商品の最適な保管方法としては、例えば、ネギは立てて保管することで鮮度が長持ちするなどの情報である。なお、商品マスタ33cは、商品分類に関わらず、商品に関する情報を記憶している。すなわち、商品は、食品、衣料品、薬品、書籍、雑貨、備蓄品などの何れであっても良い。
また、記憶部33は、保管場所の画像を記憶した保管場所マスタ33dを備える。
図6は、保管場所マスタ33dのデータ構成の一例を示す図である。図6に示すように、保管場所マスタ33dは、保管場所コード毎に、保管場所名称と、保管場所画像とを関連付けて記憶する。保管場所名称は、保管場所の名称である。保管場所画像は、保管場所を表した画像である。保管場所の名称及び画像は、例えば、冷蔵庫、冷蔵庫扉、冷凍庫、保管棚または災害用備蓄などがある。なお、保管場所の名称及び画像は、上述に限らない。例えば、クローゼットや、本棚などであってもよい。
また、記憶部33は、商品マスタ33cに設定された保管場所を会員が変更した場合に、変更後の保管場所を商品毎に記憶した保管場所変更DB33eを備える。
図7は、保管場所変更DB33eのデータ構成の一例を示す図である。図7に示すように、保管場所変更DB33eは会員コード毎に、1以上の保管場所変更情報を関連付けて記憶する。保管場所変更情報は、商品の保管場所を変更することを指示する情報である。保管場所変更情報は、前述の商品コードと、変更後の保管場所を示す保管場所コードとを関連付けて記憶する。すなわち、保管場所変更情報は、商品毎に保管場所コードを記憶する。
また、記憶部33は、各会員が購入した商品(購入品)を管理するための購入品管理DB33fを備える。
図8は、購入品管理DB33fのデータ構成の一例を示す図である。図8に示すように、購入品管理DB33fは、会員コード毎に、1以上の購入品情報を関連付けて記憶する。購入品情報は、管理番号と、商品コードと、商品量とを関連付けて記憶する。
管理番号は、会員が購入した各商品を管理するための管理番号であり、購入品管理DB33fに登録される商品コード毎に固有の番号が割り振られる。この管理番号は、同一の会員コードに関連付けて登録される商品コード間で相違すればよく、例えば購入品管理DB33fに登録された商品コードの順に昇順で割り振られる。商品コードは、会員が購入した各商品の商品コードである。商品量は、商品の残量である。
また、記憶部33は、予め定められた複数の料理について、当該料理のレシピ情報を登録したレシピマスタ33gを備える。
図9は、レシピマスタ33gのデータ構成の一例を示す図である。図9に示すように、レシピマスタ33gは、レシピコード毎に、レシピ名称と、調理方法と、料理画像と、1以上の材料とを記憶する。レシピ名称は、レシピの名称である。調理方法は、レシピの調理方法(手順)である。料理画像は、レシピで作成される料理の画像である。材料は、料理に必要な材料である。材料は、前述の商品コードと、必要量とを記憶する。商品コードは、材料の商品コードである。必要量は、必要な材料の量である。
次に、ユーザ端末4の構成について説明する。図10は、ユーザ端末4のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図10に示すように、ユーザ端末4は、各種演算やユーザ端末4の各部を統括的に制御する制御部41を備えている。制御部41は、制御部11と同様に、CPUやROM、RAM、RTC等によって構成されるコンピュータである。
制御部41は、バス46を介して操作部42及び表示部43に接続されている。操作部42は、ユーザ(会員)が操作入力を行うための各種の操作キーや、ポインティングデバイスを有している。表示部43は、例えば液晶ディスプレイ等であり各種の情報を表示する。なお、表示部43は、タッチパネルを備えていてもよい。この場合、タッチパネルは、操作部42として機能する。
また、制御部41は、バス46を介して通信I/F44に接続されている。そして、制御部41は、通信I/F44を介してネットワークN3に接続することができる。
また、制御部41は、バス46を介して、記憶部45に接続されている。記憶部45は、制御部41(CPU)が実行する各種プログラムの他、各種の情報を記憶する。例えば、記憶部45は、購入品管理サーバ3と協働するためのプログラムや設定情報を記憶する。また、記憶部45は、表示部43の表示制御に係るプログラムや設定情報を記憶する。
次に、上記した各装置の機能構成について説明する。
図11は、購入品管理システムの機能構成を示す図である。
まず、POS端末1の機能構成について説明する。図11に示すように、POS端末1は、商品販売処理部111と、レシート出力部112とを機能部として備える。具体的には、制御部11のCPUが、記憶部17のプログラムを実行することにより、各機能部がRAM上に生成される。
商品販売処理部111は、商品販売処理及び商品販売データ生成を行う。具体的には、商品販売処理部111は、コードスキャナ15等を介して、商品に付されたコードシンボルから商品コードを読み取る。また、商品販売処理部111は、読み取った商品コードに対応する商品データを商品データファイルから読み出す。そして、商品販売処理部111は、この商品の単価に基づいて決済金額を算出する商品販売処理を実行する。そして、商品販売処理部111は、商品販売処理で処理された各商品の取引内容を含む商品販売データを生成する。
ここで、商品販売データは、非構造化形式のテキストデータである。商品販売データは、店舗を運営する企業を示す企業コード(企業名)、店舗コード(店舗名)、取引日時、取引ナンバー、レジナンバー、担当者名等の要素を含む。また、商品販売データは、決済の対象となった各商品の商品名(商品コード)、単価、購入点数、各商品の合計金額、顧客が支払った預かり金額、お釣り金額等を有する。
レシート出力部112は、商品販売処理部111が一取引分の商品販売データを生成する毎に、当該商品販売データを紙レシートとしてプリンタ13から印字させる。また、レシート出力部112は、商品販売データに会員コードが含まれる場合、レシートデータスキーマの変換規則に従い、商品販売データをXMLやCSV等の構造化形式のデータに変換する。そして、レシート出力部112は、データ形式を変換した商品販売データ、つまり電子レシートを、自店舗を運営する企業の企業サーバ2に送信(出力)する。
次に、企業サーバ2の機能構成について説明する。図11に示すように、企業サーバ2は、電子レシート管理部211と、電子レシート転送部212とを機能部として備える。具体的には、制御部21のCPUが、記憶部23のプログラムを実行することにより、各機能部がRAM上に生成される。
電子レシート管理部211は、通信I/F22を介して、POS端末1の各々から送信された電子レシートを受信する。また、電子レシート管理部211は、受信した電子レシートを、記憶部23の所定領域(データベース等)に格納する。
電子レシート転送部212は、電子レシート管理部211が受信した電子レシートを、所定のタイミングで購入品管理サーバ3に送信(転送)する。なお、電子レシート転送部212が、電子レシートを転送するタイミングは特に問わないものとする。例えば、電子レシート転送部212は、電子レシート管理部211が電子レシートを受信したタイミングで、当該電子レシートを転送してもよい。または、電子レシート転送部212は、所定の時間(例えば1時間)毎に、電子レシートを転送してもよい。
次に、購入品管理サーバ3の機能構成について説明する。図11に示すように、購入品管理サーバ3は、制御情報受信部311と、電子レシート管理部312と、購入品管理部313と、保管場所変更部314と、付加情報提供部315と、レシピ提供部316と、画面情報生成部317と、画面情報送信部318とを機能部として備える。具体的には、制御部31のCPUが、記憶部33のプログラムを実行することにより、各機能部がRAM上に生成される。
制御情報受信部311は、ユーザ端末4から送信された各種制御情報を通信I/F32を介して受信し、各種制御情報の入力を受け付ける。
電子レシート管理部312は、通信I/F32を介して、企業サーバ2の各々から送信される電子レシート、すなわち、会員が購入した商品を示す購入履歴情報を受信する。また、電子レシート管理部312は、受信した電子レシートを、記憶部33の電子レシートDB33bに登録する。
管理手段である購入品管理部313は、ユーザが購入した商品を購入品として管理する。具体的には、購入品管理部313は、電子レシートDB33bに電子レシートが登録される毎に、当該電子レシートから会員コード、商品コード及び購入点数を抽出する。また、購入品管理部313は、電子レシートから抽出した商品コードの商品量を商品マスタ33cから抽出する。そして、購入品管理部313は、電子レシートから抽出した商品コードと、商品マスタ33cから抽出した商品量とを関連付ける。購入品管理部313は、関連付けた商品コード及び商品量の各々に管理番号を付与した購入品情報を生成し、会員コードに関連付けて購入品管理DB33fに登録する。
また、購入品管理部313は、購入品情報を生成する際に、同一商品の購入点数が複数ある場合には、複数の購入点数をまとめて一つの購入品情報を生成する。すなわち、購入品管理部313は、商品マスタ33cから抽出した商品量と、電子レシートから抽出した購入点数とを乗算した値を、購入品情報の商品量とする。なお、購入品管理部313は、同一商品の購入点数が複数ある場合に、購入点数毎に分けて購入品情報を生成してもよい。この場合には、購入品管理部313は、電子レシートから抽出した購入点数だけ、購入品情報を生成すればよい。
また、購入品管理部313は、購入品を消費したことを示す消費情報を受信すると、消費情報で指定された購入品情報を購入品管理DB33fから削除する。さらに詳しくは、購入品管理部313は、消費情報を受信すると、消費情報に含まれる商品コードと、管理番号とを抽出し、削除対象の購入品情報を特定する。そして、購入品管理部313は、特定した購入品情報の商品量と、消費情報に含まれる消費量とを比較する。購入品管理部313は、購入品情報の商品量が消費情報に含まれる消費量以下の場合には、購入品情報を購入品管理DB33fから削除する。購入品管理部313は、購入品情報の商品量が消費情報に含まれる消費量より多い場合には、購入品情報の商品量から消費量を減らす。
保管場所変更部314は、保管場所変更情報を保管場所変更DB33eに記憶させる。これにより、保管場所変更部314は、商品の保管場所を変更する。具体的には、保管場所変更部314は、制御情報受信部311が保管場所変更情報の入力を受け付ける。そして、保管場所変更部314は、当該保管場所変更情報に会員コードを関連付けて保管場所変更DB33eに記憶させる。
付加情報提供部315は、付加情報の出力を要求する付加情報出力要求を受信すると、商品の付加情報を出力する。具体的には、付加情報提供部315は、付加情報出力要求から商品コードを抽出する。そして、付加情報提供部315は、抽出した商品コードに関連付けられた付加情報を商品マスタ33cから抽出して出力する。
レシピ提供部316は、料理のレシピの提供を要求するレシピ提供要求を受信すると、予め料理のレシピが登録されたレシピマスタ33gからレシピ情報を出力する。その際、レシピ提供部316は、購入品管理DB33fに記憶された購入品で作成することができる料理のレシピ情報を出力する。具体的には、レシピ提供部316は、レシピマスタ33gに記憶されたレシピの各材料の商品コード及び必要量と、購入品管理DB33fに記憶された購入品情報の商品コード及び商品量とを比較する。そして、レシピ提供部316は、購入品で作成することができる料理のレシピ情報を出力する。レシピ提供部316は、購入品で作成することができる料理のレシピがない場合には、不足している商品が少ない料理のレシピ情報を出力し、不足している商品を報知する。不足している商品の報知方法は、不足している商品を示したポップアップ画面を表示する方法や、不足している商品であることを示すマークを付して表示する方法などがある。なお、報知方法は、上述した以外の方法であってもよい。
また、レシピ提供部316は、料理で使用する購入品の指定を受け付けることができる。レシピ提供部316は、購入品が指定された場合には、指定された購入品を使用したレシピ情報を出力する。具体的には、レシピ提供部316は、購入品が指定された購入品指定情報を受信する。ここで、購入品指定情報には、料理で使用する購入品を示す購入品情報が含まれている。レシピ提供部316は、購入品指定情報を受信後にレシピ提供要求を受信すると、購入品指定情報に含まれる商品コードの商品が適正な材料であるか否かを判定する。レシピ提供部316は、購入品指定情報で指定された商品コードの商品を使用したレシピ情報がレシピマスタ33gに記憶されていない場合に、不適正な材料であると判定する。または、レシピ提供部316は、購入品指定情報で指定された商品コードの商品の組み合わせがレシピマスタ33gに記憶されていない場合に、不適正な材料であると判定する。そして、レシピ提供部316は、適正な材料であると判定された購入品指定情報に係る商品を使用した料理のレシピ情報を出力する。なお、レシピ提供部316は、購入品指定情報で指定される購入品は、1つに限らず、複数の購入品が指定されてもよい。
また、レシピ提供部316は、会員マスタ33aに記憶された会員の家族人数に応じて、レシピで使用する材料の量を算出する。そして、レシピ提供部316は、算出した材料の量のレシピ情報を出力する。さらに、レシピ提供部316は、料理のカテゴリーが指定された場合には、カテゴリーに応じたレシピ情報を出力する。料理のカテゴリーとは、例えば、ダイエットや、子供などである。レシピ提供部316は、例えば、料理のカテゴリーとしてダイエットが選択されると、摂取カロリーが低い料理のレシピ情報を出力する。
画面情報生成部317は、ユーザ端末4の表示部43に表示させる画面情報を生成する。例えば、画面情報生成部317は、購入品管理DB33fに記憶された購入品の商品画像を有する購入品画面情報を生成する。
ここで、図12は、購入品画面情報の一例を示す説明図である。購入品画面とは、保管場所画像に、保管場所画像の保管場所に保管されている購入品を示す商品画像を重ねて表示する画面である。図12に示す購入品画面情報は、保管場所Aの保管場所画像G1に、商品画像Aと、商品画像Bと、商品画像Cと、商品画像Dと、商品画像Eと、商品画像Fと、商品画像Gとを重ねた画面情報である。また、図12に示す購入品画面情報は、商品画像Eと、商品画像Fと、商品画像Gとが互いに重なり合っている。また、購入品画面情報は、レシピ提供マークM1と、付加情報アイコンM2と、画面遷移ボタンB1a,B1b,B1cとを有する。レシピ提供マークM1は、レシピで使用する材料の指定を受け付ける場合、または、レシピの提供を要求する場合に使用されるマークである。付加情報アイコンM2は、付加情報画面を表示させる場合に押下されるアイコンである。画面遷移ボタンB1a,B1b,B1cは、別の保管場所の購入品画面に画面遷移させる場合に押下するボタンである。
ここで、図13は、購入品画面の画面遷移図の一例を示す説明図である。画面遷移図は、大別すると、保管場所Aの保管場所画像G1と、保管場所Bの保管場所画像G2と、保管場所Cの保管場所画像G3と、保管場所Dの保管場所画像G4と、保管場所Eの保管場所画像G5とを有する。なお、図13に示す各購入品画面は、商品が配置されていない空の状態を示している。
保管場所Aの保管場所画像G1は、例えば、冷蔵庫の画像である。保管場所Aの保管場所画像G1は、画面遷移ボタンB1a,B1b,B1cを備える。画面遷移ボタンB1aは、保管場所Dの保管場所画像G4に係る購入品画面を表示させる場合に押下するボタンである。画面遷移ボタンB1bは、保管場所Bの保管場所画像G2に係る購入品画面を表示させる場合に押下するボタンである。画面遷移ボタンB1cは、保管場所Cの保管場所画像G3に係る購入品画面を表示させる場合に押下するボタンである。保管場所Bの保管場所画像G2は、例えば、冷蔵庫の内扉の画像である。保管場所Bの保管場所画像G2は、画面遷移ボタンB2aを備える。画面遷移ボタンB2aは、保管場所Aの保管場所画像G1に係る購入品画面を表示させる場合に押下するボタンである。保管場所Cの保管場所画像G3は、例えば、冷凍庫の画像である。保管場所Cの保管場所画像G3は、画面遷移ボタンB3dを備える。画面遷移ボタンB3dは、保管場所Aの保管場所画像G1に係る購入品画面を表示させる場合に押下するボタンである。保管場所Dの保管場所画像G4は、例えば、保管棚の画像である。保管場所Dの保管場所画像G4は、画面遷移ボタンB4b,B4eを備える。画面遷移ボタンB4bは、保管場所Aの保管場所画像G1に係る購入品画面を表示させる場合に押下するボタンである。画面遷移ボタンB4eは、保管場所Eの保管場所画像G5に係る購入品画面を表示させる場合に押下するボタンである。保管場所Eの保管場所画像G5は、例えば、非常用持出袋の画像である。保管場所Eの保管場所画像G5は、画面遷移ボタンB5aを備える。画面遷移ボタンB5aは、保管場所Dの保管場所画像G4に係る購入品画面を表示させる場合に押下するボタンである。
画面情報生成部317は、購入品画面情報を出力する際に、各保管場所に関連付けられている商品の商品画像を保管場所画像に重ねた購入品画面情報を出力する。これにより、ユーザは、何れの保管場所に商品を保管しているかを、実際に冷蔵庫などを見なくても把握することができる。
画面情報生成部317は、購入品画面情報を出力する要因である購入品画面情報出力要求を、第2の入力手段である制御情報受信部311がユーザ端末4から受信するまで待機する。購入品画面情報出力要求は、購入品画面に表示する保管場所の保管場所コードを指定する情報である。判定手段である画面情報生成部317は、購入品画面情報出力要求を受信すると、購入品管理DB33fに記憶された購入品情報の各々の保管場所を保管場所コードに基づいて判定する。すなわち、画面情報生成部317は、購入品情報の各々が、購入品画面情報出力要求で指定された保管場所コードの表示対象の商品であるか否かを判定する。そして、画面情報生成部317は、判定結果に基づき、保管場所に購入品を保管していることを示す購入品画面情報を生成する。なお、画面情報生成部317は、購入品画面を画面遷移させる場合においても、画面遷移要求で指定された保管場所コードを使用して同様の処理を行う。
画面情報生成部317は、表示対象の商品であるか否かを判定する際に、商品の保管場所コードが商品マスタ33cから変更されているか否かを判定する。画面情報生成部317は、商品の保管場所コードが変更されている場合には、保管場所変更DB33eに基づいて、表示対象の商品であるか否かを判定する。一方、画面情報生成部317は、商品の保管場所コードが変更されていない場合には、商品マスタ33cに基づいて、表示対象の商品であるか否かを判定する。
ここで、保管場所変更部314は、商品の保管場所コードが変更されると保管場所変更情報を保管場所変更DB33eに記憶させる。すなわち、画面情報生成部317は、保管場所変更DB33eに保管場所変更情報が記憶されている商品を、保管場所コードが変更されている商品であると判定する。
具体的には、画面情報生成部317は、購入品画面情報出力要求を受信すると、購入品情報に係る保管場所コードが変更されているか否かを判定する。画面情報生成部317は、購入品情報の商品コードと一致する商品コードが、保管場所変更DB33eに含まれている場合に、購入品情報に係る商品の保管場所コードが変更されていると判定する。画面情報生成部317は、保管場所コードが変更されている場合には、保管場所変更情報の保管場所コードと、購入品画面情報出力要求で指定された保管場所コードと比較する。これにより、画面情報生成部317は、購入品情報に係る商品が表示対象であるか否かを判定する。画面情報生成部317は、保管場所変更情報の保管場所コードと購入品画面情報出力要求の保管場所コードとが一致した場合に、表示対象の商品であると判定する。一方、画面情報生成部317は、保管場所変更情報の保管場所コードと購入品画面情報出力要求の保管場所コードとが一致しない場合に、表示対象の商品ではないと判定する。
一方、画面情報生成部317は、保管場所コードが変更されていない場合には、商品マスタ33cの保管場所コードと、購入品画面情報出力要求で指定された保管場所コードと比較する。これにより、画面情報生成部317は、購入品情報に係る商品が表示対象であるか否かを判定する。画面情報生成部317は、商品マスタ33cの保管場所コードと購入品画面情報出力要求の保管場所コードとが一致した場合に、表示対象の商品であると判定する。一方、画面情報生成部317は、商品マスタ33cの保管場所コードと購入品画面情報出力要求の保管場所コードとが一致しない場合に、表示対象の商品ではないと判定する。そして、画面情報生成部317は、購入品画面情報出力要求で指定された保管場所画像と、表示対象の商品の商品画像とを有する購入品画面情報を生成する。
また、画面情報生成部317は、購入品画面情報を生成する際に、購入品画面に表示する表示対象の商品の商品量を識別可能な態様で購入品画面情報を生成してもよい。この場合には、画面情報生成部317は、例えば、表示対象の商品に係る購入品情報から商品量を抽出する。そして、画面情報生成部317は、抽出した商品量を商品画像に重ねて表示させる購入品画面情報を生成すればよい。
図12に戻り、画面情報生成部317は、保管場所画像の各収納部が選択された場合に、選択された収納部に配置された商品画像を表示した購入品画面情報を生成する。収納部とは、保管場所である棚の各段や、保管場所である扉のドアポケットなどである。
ここで、図14は、購入品画面情報の一例を示す説明図である。図14に示す購入品画面情報は、収納部として図12に示す保管場所画像G1の上から三段目が選択された場合の詳細な保管場所画像G6を表示している。また、図14に示す購入品画面情報は、詳細な保管場所画像G6に、商品画像Fと、商品画像Eと、商品画像Gとを重ねて表示させる画面である。そして、図14に示す購入品画面情報は、商品画像Fと、商品画像Eと、商品画像Gとは、互いに重なり合わずに商品画像全体を表示している。また、保管場所画像G6は、画面遷移ボタンB6dを有する。画面遷移ボタンB6dは、遷移前の保管場所画像に係る購入品画面を表示させる場合に押下するボタンである。すなわち、図14に示す画面遷移ボタンB6dは、保管場所Aの保管場所画像G1に係る購入品画面を表示させる。
図12に戻り、画面情報生成部317は、レシピ提供マークM1が選択されるとレシピ提供部316が出力したレシピ情報を有するレシピ画面情報を生成する。
ここで、図15は、レシピ画面情報の一例を示す説明図である。図15に示すレシピ画面情報は、レシピ画面G7に、戻りボタンB71と、カテゴリーボタンB72と、調理時間表示領域G71と、指定購入品表示領域G72と、レシピ表示領域G73と、消費ボタンB73とを表示している。戻りボタンB71は、遷移前の保管場所に係る購入品画面を表示させる場合に押下するボタンである。カテゴリーボタンB72は、レシピ提供部316が出力するレシピのカテゴリーを選択するボタンである。調理時間表示領域G71は、レシピ画面G7が表示している料理の作成時間である。指定購入品表示領域G72は、料理に使用する材料として、レシピ提供部316に指定した購入品の商品画像を表示する領域である。図15に示すレシピ画面情報は、指定された購入品として、商品画像Aと、商品画像Bとを表示している。レシピ表示領域G73は、レシピマスタ33gの料理画像と、材料とを表示する領域である。消費ボタンB73は、レシピ画面G7が表示している料理を作成したため、料理で使用した材料に係る購入品情報を購入品管理DB33fから削除する場合に押下するボタンである。
図12に戻り、画面情報生成部317は、購入品画面情報を生成する際に、付加情報が設定された商品の商品画像を表示する場合に、付加情報アイコンM2を表示させる。図12に示す購入品画面情報は、商品画像Dに付加情報アイコンM2を表示している。そして、画面情報生成部317は、付加情報アイコンM2が選択されると付加情報提供部315が出力した付加情報を有するポップアップ画面情報を生成する。
図11に戻り、画面情報送信部318は、画面情報生成部317が生成した画面情報を通信I/F32を介してユーザ端末4に送信する。出力手段である画面情報送信部318は、例えば、画面情報生成部317が生成した購入品画面情報を出力(送信)する。
次に、ユーザ端末4の機能構成について説明する。図11に示すように、ユーザ端末4は、制御情報送信部411と、画面情報受信部412と、表示制御部413とを機能部として備える。具体的には、制御部41のCPUが、記憶部45のプログラムを実行することにより、各機能部がRAM上に生成される。
制御情報送信部411は、操作部42を介して入力された操作に応じて、制御情報を生成する。そして、制御情報送信部411は、生成した各種制御情報を通信I/F44を介して購入品管理サーバ3に送信する。
画面情報受信部412は、購入品管理サーバ3の画面情報送信部318から送信された画面情報を通信I/F44を介して受信する。
表示制御部413は、画面情報受信部412が受信した画面情報を表示部43に表示する。
次に、上述した実施形態にかかる購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行する電子レシートの記憶処理について説明する。記憶処理とは、受信した電子レシートから抽出した情報を購入品管理DB33fに記憶させる処理である。
図16は、購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行する記憶処理の流れを示すフローチャートである。
まず、購入品管理サーバ3の電子レシート管理部312は、電子レシートを受信するか否かを判定する(ステップS11)。電子レシートを受信していない場合に(ステップS11;No)、電子レシート管理部312は、記憶処理を待機する。
一方、電子レシートを受信した場合に(ステップS11;Yes)、購入品管理サーバ3の購入品管理部313は、電子レシートから抽出した購入品情報を購入品管理DB33fに記憶させる(ステップS12)。具体的には、購入品管理部313は、電子レシートから商品コードと、商品量とを抽出する。そして、購入品管理部313は、抽出した商品コードと、商品量とに管理番号を関連付けた購入品情報を生成し、購入品管理DB33fに記憶させる。
次いで、購入品管理サーバ3の購入品管理部313は、電子レシートに含まれる全ての商品コードと商品量とを購入品管理DB33fに記憶させたか否かを判定する(ステップS13)。全ての商品コードと商品量とを購入品管理DB33fに記憶させていない場合に(ステップS13;No)、購入品管理部313は、ステップS12に移行する。
一方、全ての商品コードと商品量とを購入品管理DB33fに記憶させた場合に(ステップS13;Yes)、購入品管理サーバ3の購入品管理部313は、記憶処理を終了する。
次に、上述した実施形態にかかる購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行する購入品表示処理について説明する。購入品表示処理とは、購入品管理DB33fに記憶された購入品情報を商品マスタ33cまたは保管場所変更DB33eに記憶された保管場所ごとに表示する処理である。
図17は、購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行する購入品表示処理の流れを示すフローチャートである。
購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、ログイン処理として、会員コードを受信したか否かを判定する(ステップS21)。会員コードを受信していない場合に(ステップS21;No)、制御情報受信部311は、購入品表示処理を待機する。
一方、会員コードを受信した場合に(ステップS21;Yes)、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、購入品画面情報出力要求を受信したか否かを判定する(ステップS22)。購入品画面情報出力要求を受信していない場合に(ステップS22;No)、制御情報受信部311は、購入品表示処理を待機する。
一方、購入品画面情報出力要求を受信した場合に(ステップS22;Yes)、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、購入品画面情報出力要求で指定された購入品画面情報の保管場所コードを抽出する(ステップS23)。
次いで、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、購入品管理DB33fから購入品情報を抽出する(ステップS24)。
次いで、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、購入品管理DB33fから抽出した購入品情報を表示する保管場所画像の設定が変更されているか否かを判定する(ステップS25)。すなわち、画面情報生成部317は、購入品情報に係る商品の保管場所コードが変更されているか否かを判定する。具体的には、画面情報生成部317は、購入品情報の商品コードと一致する商品コードが、保管場所変更DB33eの保管場所変更情報に含まれているか否かを判定する。そして、画面情報生成部317は、購入品情報の商品コードと、保管場所変更情報の商品コードとが一致した場合に表示する保管場所画像の設定が変更されていると判定する。すなわち、画面情報生成部317は、購入品情報に係る商品の保管場所コードが変更されていると判定する。
保管場所コードが変更されている場合に(ステップS25;Yes)、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、抽出した購入品情報の商品が、保管場所変更DB33eに表示対象の商品として設定されているか否かを判定する(ステップS26)。具体的には、画面情報生成部317は、商品コードが一致した保管場所変更情報の保管場所コードと、購入品画面情報出力要求の保管場所コードとが一致するか否かを判定する。そして、画面情報生成部317は、保管場所変更情報の保管場所コードと、購入品画面情報出力要求の保管場所コードとが一致した場合に、抽出した購入品情報の商品は表示対象の商品であると判定する。
購入品情報の商品が保管場所変更DB33eに表示対象の商品として設定されている場合に(ステップS26;Yes)、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、抽出した購入品情報を購入品画面情報の表示対象に登録する(ステップS27)。
一方、購入品情報の商品が保管場所変更DB33eに表示対象の商品として設定されていない場合に(ステップS26;No)、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、特別な処理は行わない。
保管場所コードが変更されていない場合に(ステップS25;No)、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、抽出した購入品情報の商品が、商品マスタ33cに表示対象の商品として設定されているか否かを判定する(ステップS28)。具体的には、画面情報生成部317は、商品マスタ33cの商品コードに関連付けられた保管場所コードと、購入品画面情報出力要求の保管場所コードとが一致するか否かを判定する。そして、画面情報生成部317は、商品マスタ33cの保管場所コードと、購入品画面情報の保管場所コードとが一致した場合に、抽出した購入品情報の商品は表示対象の商品であると判定する。
購入品情報の商品が商品マスタ33cに表示対象の商品として設定されている場合に(ステップS28;Yes)、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、抽出した購入品情報を購入品画面情報の表示対象に登録する(ステップS27)。
一方、購入品情報の商品が商品マスタ33cに表示対象の商品として設定されていないと判定した場合に(ステップS28;No)、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、特別な処理は行わない。
次いで、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、購入品管理DB33fに登録された全ての購入品情報に対して表示対象であるか否かの判定処理を行ったか否かを判定する(ステップS29)。全ての購入品情報に対して判定処理を行っていない場合に(ステップS29;No)、画面情報生成部317は、ステップS23に移行する。
一方、全ての購入品情報に対して判定処理を行った場合に(ステップS29;Yes)、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、保管場所画像に、表示対象の商品の商品画像を重ねた購入品画面情報を生成する(ステップS30)。
次いで、購入品管理サーバ3の画面情報送信部318は、生成した購入品画面情報をユーザ端末4に出力する(ステップS31)。
次いで、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、購入品画面の表示終了要求を受信するか否かを判定する(ステップS32)。
購入品画面の表示終了要求を受信しない場合に(ステップS32;No)、第3の入力手段である購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、購入品画面の画面遷移要求を受信する入力を受け付けるか否かを判定する(ステップS33)。ここで、購入品画面の画面遷移要求とは、表示している購入品画面から別の保管場所画像に係る購入品画面に画面遷移させる要求のことである。また、購入品画面の画面遷移要求は、遷移後の購入品画面に表示する保管場所の保管場所コードを指定する情報である。そして、ユーザ端末4の制御情報送信部411は、表示部43に表示された購入品画面の画面遷移ボタンB1a,B1b,B1c,B2a,B3d,B4b,B4e,B5a,B6dが押下された場合に、画面遷移要求を購入品管理サーバ3に送信する。
購入品画面の表示終了要求を受信しない場合に(ステップS33;No)、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、ステップS32に移行する。一方、購入品画面の表示終了要求を受信した場合に(ステップS33;Yes)、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、ステップS23に移行して、画面遷移後の保管場所に係る購入品画面情報を出力する処理を行う。
一方、購入品画面の表示終了要求を受信した場合に(ステップS32;Yes)、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、購入品表示処理を終了する。
次に、上述した実施形態にかかる購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行する保管場所変更処理について説明する。保管場所変更処理とは、購入品管理DB33fに記憶された購入品情報を表示する保管場所を変更する処理である。
図18は、購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行する保管場所変更処理の流れを示すフローチャートである。なお、図18に示すフローチャートは、購入品画面情報をユーザ端末4に出力する状態から開始するものとする。
まず、購入品管理サーバ3の画面情報送信部318は、購入品画面情報をユーザ端末4に出力する(ステップS41)。
次いで、第1の入力手段である購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、保管場所変更情報を受信(入力)するか否かを判定する(ステップS42)。ここで、ユーザ端末4の制御情報送信部411は、表示部43に表示された購入品画面の商品画像に対して保管場所を変更する入力がされた場合に、保管場所変更情報を購入品管理サーバ3に送信する。保管場所を変更する入力とは、例えば、商品画像をドラッグし、変更後の保管場所画像でドロップする入力などである。または、保管場所を変更する入力とは、例えば、商品画像を選択することで表示された保管場所名称の一覧から、変更後の保管場所画像を選択する入力などである。
保管場所変更情報を受信していない場合に(ステップS42;No)、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、保管場所変更処理を待機する。
一方、保管場所変更情報を受信した場合に(ステップS42;Yes)、管理手段である購入品管理サーバ3の保管場所変更部314は、ログインしている会員の会員コードに関連付けて保管場所変更情報を保管場所変更DB33eに記憶させる(ステップS43)。
次いで、購入品管理サーバ3の画面情報送信部318は、保管場所が変更されたことに伴い更新した購入品画面情報をユーザ端末4に出力する(ステップS44)。
以上により、購入品管理サーバ3の保管場所変更部314は、保管場所変更処理を終了する。
次に、上述した実施形態にかかる購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行する付加情報表示処理について説明する。付加情報表示処理とは、商品マスタ33cに記憶された付加情報を表示させる処理である。
図19は、購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行する付加情報表示処理の流れを示すフローチャートである。なお、図19に示すフローチャートは、購入品画面情報をユーザ端末4に出力する状態から開始するものとする。
まず、購入品管理サーバ3の画面情報送信部318は、購入品画面情報をユーザ端末4に出力する(ステップS51)。その際、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、商品コードに付加情報が関連付けられている購入品には付加情報アイコンM2を付加した画面情報を生成する。
次いで、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、ユーザ端末4に表示された購入品画面の購入品に関連付けられた付加情報の付加情報出力要求を受信するか否かを判定する(ステップS52)。ここで、ユーザ端末4の制御情報送信部411は、表示部43に表示された購入品画面の付加情報アイコンM2が選択された場合に、付加情報出力要求を購入品管理サーバ3に送信する。
付加情報出力要求を受信していない場合に(ステップS52;No)、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、付加情報表示処理を待機する。
一方、付加情報出力要求を受信した場合に(ステップS52;Yes)、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、抽出した付加情報から付加情報画面情報を生成する(ステップS53)。具体的には、付加情報提供部315は、付加情報出力要求に含まれる商品コードの付加情報を商品マスタ33cから抽出する。そして、画面情報生成部317は、付加情報提供部315から出力された付加情報を使用して付加情報画面情報を生成する。付加情報画面とは、商品マスタ33cに記憶された付加情報を表示する画面である。画面情報生成部317は、例えば、ポップアップ形式の付加情報画面情報を生成してもよいし、吹き出し形式の付加情報画面情報を生成してもよい。
次いで、購入品管理サーバ3の画面情報送信部318は、抽出した付加情報から付加情報画面情報を出力する(ステップS54)。
次いで、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、付加情報画面消去要求を受信するか否かを判定する(ステップS55)。付加情報画面消去要求を受信していない場合に(ステップS55;No)、付加情報提供部315は、付加情報表示処理を待機する。
一方、付加情報画面消去要求を受信した場合に(ステップS55;Yes)、購入品管理サーバ3の付加情報提供部315は、付加情報表示処理を終了する。
次に、上述した実施形態にかかる購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行する購入品削除処理について説明する。購入品削除処理とは、購入品管理DB33fに記憶された購入品情報を削除する処理である。
図20は、購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行する購入品削除処理の流れを示すフローチャートである。なお、図20に示すフローチャートは、購入品画面情報をユーザ端末4に出力する状態から開始するものとする。
まず、購入品管理サーバ3の画面情報送信部318は、購入品画面情報をユーザ端末4に出力する(ステップS61)。
次いで、購入品管理サーバ3の購入品管理部313は、購入品の削除を要求する消費情報を受信するか否かを判定する(ステップS62)。ここで、ユーザ端末4の制御情報送信部411は、表示部43に表示された購入品画面の商品画像に対して購入品を削除する入力がされた場合に、消費情報を購入品管理サーバ3に送信する。購入品を削除する入力とは、商品画像をドラッグし、ドラッグした商品画像を購入品画面外に弾く操作などである。または、購入品を削除する入力とは、商品画像を選択することで表示された削除ボタンを押下する入力などである。また、ユーザ端末4の制御情報送信部411は、消費量を指定した消費情報を購入品管理サーバ3に送信してもよい。この場合には、制御情報送信部411は、商品画像を選択することで表示された入力欄に入力された消費量を消費情報として送信する。
消費情報を受信していない場合に(ステップS62;No)、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、購入品削除処理を待機する。
一方、消費情報を受信した場合に(ステップS62;Yes)、購入品管理サーバ3の購入品管理部313は、購入品管理DB33fから要求対象の購入品情報を削除する(ステップS63)。なお、購入品管理部313は、購入品情報の商品量が消費情報に含まれる消費量より多い場合には、購入品情報の商品量から消費量を減らす。
次いで、購入品管理サーバ3の購入品管理部313は、購入品情報を削除したことに伴い更新した購入品画面情報をユーザ端末4に出力する(ステップS64)。
以上により、購入品管理サーバ3の購入品管理部313は、購入品削除処理を終了する。
次に、上述した実施形態にかかる購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行するレシピ提供処理について説明する。レシピ提供処理とは、購入品を使用した料理のレシピを提供する処理である。
図21は、購入品管理サーバ3の制御部31がプログラムに従って実行するレシピ提供処理の流れを示すフローチャートである。なお、図21に示すフローチャートは、購入品画面情報をユーザ端末4に出力する状態から開始するものとする。
まず、購入品管理サーバ3の画面情報送信部318は、購入品画面情報をユーザ端末4に出力する(ステップS71)。
次いで、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、料理で使用する購入品が指定された購入品指定情報を受信したか否かを判定する(ステップS72)。ここで、ユーザ端末4の制御情報送信部411は、表示部43に表示された購入品画面の商品画像に対して料理で使用する材料に指定する入力がされた場合に、購入品指定情報を購入品管理サーバ3に送信する。料理で使用する材料に指定する入力とは、例えば、商品画像をドラッグし、ドラッグした商品画像をレシピ提供マークM1にドロップする入力などである。または、料理で使用する材料に指定する入力とは、例えば、商品画像を選択することで表示された料理で使用する材料に指定するボタンを押下する入力などである。
購入品指定情報を受信していない場合に(ステップS72;No)、購入品管理サーバ3のレシピ提供部316は、ステップS76に移行する。一方、購入品指定情報を受信した場合に(ステップS72;Yes)、購入品管理サーバ3のレシピ提供部316は、指定された購入品が適正な材料であるか否かを判定する(ステップS73)。
指定された購入品が適正な材料である判定した場合に(ステップS73;Yes)、購入品管理サーバ3のレシピ提供部316は、料理に使用する材料として登録する(ステップS74)。
一方、指定された購入品が不適正な材料であると判定した場合に(ステップS73;No)、購入品管理サーバ3のレシピ提供部316は、不適正な材料であることを警告する警告画面(不図示)の画面情報を出力する(ステップS75)。
次いで、購入品管理サーバ3のレシピ提供部316は、レシピ提供要求を受信したか否かを判定する(ステップS76)。ここで、ユーザ端末4の制御情報送信部411は、レシピ画面G7のレシピ提供マークM1が押下された場合に、レシピ提供要求を送信する。
レシピ提供要求を受信していない場合に(ステップS76;No)、レシピ提供部316は、ステップS72に移行する。
一方、レシピ提供要求を受信した場合に(ステップS76;Yes)、購入品管理サーバ3のレシピ提供部316は、レシピマスタ33gからレシピ情報を抽出する(ステップS77)。具体的には、レシピ提供部316は、登録された使用する材料の商品コードと一致する商品コードの食材が含まれるレシピ情報をレシピマスタ33gから抽出する。なお、レシピ提供部316は、使用する材料が登録されていない場合には、購入品管理DB33fに記憶された購入品情報の商品で作成することが可能なレシピ情報を提供する。
次いで、購入品管理サーバ3のレシピ提供部316は、抽出したレシピに不足した材料が有るか否かを判定する(ステップS78)。具体的には、レシピ提供部316は、購入品管理DB33fの購入品情報の商品コードと、レシピマスタ33gの材料の商品コードとを比較する。これにより、レシピ提供部316は、レシピに足りない材料が有るか否かを判定する。
レシピに不足した材料が有る場合に(ステップS78;Yes)、購入品管理サーバ3の画面情報送信部318は、レシピに足りない材料があることを示した不足材料画面情報(不図示)を送信する(ステップS79)。ここで、不足材料画面情報とは、例えば、不足した材料の一覧を表示した画面である。
一方、レシピに不足した材料が無い場合に(ステップS78;No)、購入品管理サーバ3のレシピ提供部316は、特別な処理は行わない。
次いで、購入品管理サーバ3の画面情報生成部317は、抽出したレシピ情報を示したレシピ画面情報を生成する(ステップS80)。次いで、画面情報送信部318は、生成したレシピ画面情報をユーザ端末4に出力する(ステップS81)。
次いで、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、レシピ画面表示終了要求を受信するか否かを判定する(ステップS82)。レシピ画面表示終了要求を受信した場合に(ステップS82;Yes)、画面情報生成部317は、レシピ提供処理を終了する。
一方、レシピ画面表示終了要求を受信しない場合に(ステップS82;No)、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、消費情報を受信するか否かを判定する(ステップS83)。ここで、ユーザ端末4の制御情報送信部411は、レシピ画面G7の消費ボタンB73が押下された場合に、レシピの料理を作成したため、使用した材料を削除する消費情報を送信する。
消費情報を受信しない場合に(ステップS83;No)、購入品管理サーバ3の制御情報受信部311は、ステップS82に移行する。一方、消費情報を受信した場合に(ステップS83;Yes)、購入品管理サーバ3の購入品管理部313は、消費情報で指定された購入品情報を購入品管理DB33fから削除する(ステップS84)。なお、購入品管理部313は、購入品情報の商品量が消費情報に含まれる消費量より多い場合には、購入品情報の商品量から消費量を減らす。
以上により、購入品管理サーバ3のレシピ提供部316は、レシピ提供処理を終了する。
以上のように、本実施形態の購入品管理サーバ3によれば、購入品管理部313は、受信した電子レシートから抽出した購入品を購入品管理DB33fに記憶する。また、商品マスタ33cは、商品ごとに保管場所を記憶する。画面情報生成部317は、商品マスタ33cに記憶された保管場所コードに基づいて、購入品管理DB33fに記憶された購入品の保管場所を判定する。そして、画面情報生成部317は、判定結果に基づいて、購入品を保管場所に保管していることを示す購入品画面情報を生成する。画面情報送信部318は、生成された購入品画面情報をユーザ端末4に送信する。従って、購入した商品は、自動的に保管場所ごとに表示される。よって、購入した商品を簡易に管理することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、上記実施形態では、画面情報生成部317は、1つの保管場所に係る購入品画面情報を生成している。しかしながら、画面情報生成部317は、購入品画面情報に複数の保管場所を表示してもよい。これにより、ユーザは、画面遷移させなくても、複数の保管場所に保管されている購入品を把握することができる。
また、上記実施形態では、購入品管理サーバ3は、制御情報受信部311と、電子レシート管理部312と、購入品管理部313と、保管場所変更部314と、付加情報提供部315と、レシピ提供部316と、画面情報生成部317と、画面情報送信部318とを機能部として備えていると説明している。しかしながら、上述の機能部の全部または一部は、他の装置の機能部として備えていてもよい。例えば、上述の機能部の全部または一部は、ユーザ端末4が備えていてもよい。
また、上記実施形態では、購入品管理サーバ3は、会員マスタ33aと、電子レシートDB33bと、商品マスタ33cと、保管場所マスタ33dと、保管場所変更DB33eと、購入品管理DB33fと、レシピマスタ33gとを記憶部33に記憶していると説明している。しかしながら、上述のマスタやデータベースの全部または一部は、他の装置が記憶していてもよい。例えば、上述のマスタやデータベースの全部または一部は、ユーザ端末4が備えていてもよい。
上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。