JP2018124962A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理者の手間を軽減できる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置100は、調理用に用意されている食材の種類及び量を示す第1情報を取得する第1情報取得部101と、調理レシピにおいて要される当該種類の食材の量を示す第2情報を取得する第2情報取得部103と、第1情報が示す量と第2情報が示す量との大小関係を判定する判定部104と、判定された大小関係に応じて、第1情報が示す量に対する第2情報が示す量を示す第3情報を提示装置300に提示させる提示制御部106と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
従来、調理用に用意されている食材のカットを支援する方法において、調理台に置かれた食材を撮影することで食材の種類を識別し、調理レシピから決定した調理方法に従って調理台に置かれた食材にカット方法を示す画像を重畳して表示する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
特開2010−191745号公報
しかしながら、従来の情報処理装置では、調理用に用意されている食材の量について考慮されておらず、調理者は当該量について自ら判断する必要があり、調理に手間が掛かっていた。
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、調理者の手間を軽減できる情報処理装置および情報処理方法を提供することを目的とするものである。
本開示の一態様に係る情報処理装置は、調理用に用意されている食材の種類及び量を示す第1情報を取得する第1情報取得部と、調理レシピにおいて要される前記種類の食材の量を示す第2情報を取得する第2情報取得部と、前記第1情報が示す量と前記第2情報が示す量との大小関係を判定する判定部と、判定された大小関係に応じて、前記第1情報が示す量に対する前記第2情報が示す量を示す第3情報を提示装置に提示させる提示制御部と、を備える。
なお、これらの包括的又は具体的な側面は、システム、装置、方法、記録媒体、又は、コンピュータプログラムで実現されてもよく、システム、装置、方法、記録媒体、及び、コンピュータプログラムの任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示に係る情報処理装置および情報処理方法によれば、調理者の手間を軽減できる。
本実施の形態における情報処理装置の概略を示す図である。 本実施の形態における情報処理装置の構成の一例を示す図である。 本実施の形態における情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 食材の量が必要量よりも多い場合に提示される第3情報の一例を示す図である。 食材の量が必要量と同じ場合に提示される第3情報の一例を示す図である。 食材の量が必要量よりも少ない場合に提示される第3情報の一例を示す図である。 第5情報を説明するための図である。 調理が完了に近づいていることを示す情報を説明するための図である。 液状の食材の量が必要量よりも少ない場合に提示される第3情報の一例を示す図である。
(本発明の基礎となった知見)
一般的に、調理レシピの再現性を高めるためには、調理用に用意されている食材や調味料の量の正確さを高める必要がある。通常、食材のサイズにはばらつきがあるため、従来は調理者が調理レシピに規定された食材の量と実際に調理用に用意されている食材の量とを考慮して調理する量を調整する。例えば、食材の種類がニンジンの場合、調理レシピに規定されたニンジンの量が中一本であり、実際に調理に用いるために準備されたニンジンの量が大一本の場合、調理者は、サイズ大のにんじんを自身の判断でサイズ中一本分の量に調整してカットする必要があった。したがって、従来の調理支援方法では、食材の量(サイズ)が考慮されていないため、調理者は食材を調理する量を判断する必要があり、手間が掛かっていた。
このように、調理者に食材の量(サイズ)を考慮して調理する量を調整させる手間を軽減させる技術的な解決策に関して、特許文献1などの従来技術では検討されていない。
このような課題を解決するために、本開示の情報処理装置は、調理用に用意されている食材の種類及び量を示す第1情報を取得する第1情報取得部と、調理レシピにおいて要される前記種類の食材の量を示す第2情報を取得する第2情報取得部と、前記第1情報が示す量と前記第2情報が示す量との大小関係を判定する判定部と、判定された大小関係に応じて、前記第1情報が示す量に対する前記第2情報が示す量を示す第3情報を提示装置に提示させる提示制御部と、を備える。
これによれば、調理レシピにおいて要される食材の量と調理用に用意されている食材の量との大小関係が判定され、実際に用意されている食材の量に対する調理レシピにおいて要される食材の量が提示される。したがって、調理者は調理レシピにおいて要される食材の量と異なる量の食材を準備したとしても、実際に用意されている食材を調理すべき量を自ら判断する必要がなく、調理者の手間を軽減できる。
また、前記第1情報取得部は、カメラによる前記食材の撮影により、前記第1情報を取得してもよい。
これによれば、食材の種類及び量をカメラにより容易に取得することができる。
また、前記提示制御部は、前記用意されている食材、前記用意されている食材に基づく画像または前記用意されている食材が置かれる器具の少なくとも一部に前記第3情報を前記提示装置に重畳させてもよい。
これによれば、調理者は、用意されている食材等に重畳された第3情報を見ながら調理をすることができ、調理の正確性を向上させることができる。
また、前記提示制御部は、前記用意される食材の周辺に前記第3情報を前記提示装置に提示させてもよい。
これによれば、調理者は、用意されている食材を視認した上で、当該食材の周辺に提示された第3情報を見ながら調理をすることができる。
また、前記第3情報はさらに、前記用意されている食材の量に対する前記要される前記種類の食材の量に基づく前記用意されている食材の切り方を示す情報を含んでいてもよい。
これによれば、調理者は、用意されている食材等に重畳された食材の切り方を見ながら調理をすることができ、調理の正確性を向上させることができる。
また、前記提示制御部は、前記第2情報を前記提示装置に提示させてもよい。
これによれば、調理者は、調理レシピにおいて要される食材の量を把握することができるため、食材を調理する上での見通しを把握しやすくなる。
また、前記情報処理装置は、前記用意されている食材のうちの調理済みの量を示す第4情報を取得する第4情報取得部を備え、前記提示制御部は、さらに、前記第2情報と、取得された前記第4情報とに基づいて調理の進捗を示す第5情報を前記提示装置に提示させてもよい。
これによれば、調理者は、調理レシピにおいて要される食材の量とこれまでに調理した調理済みの食材の量とを同時に把握することができるため、食材を調理する上での進捗状況を把握しやすくなる。
また、前記提示制御部は、前記第2情報が示す量と前記第4情報が示す量との差が所定値以下である間、調理が完了に近づいていることを示す情報を前記提示装置に提示させてもよい。
これによれば、これまでに調理した調理済みの食材の量が調理レシピにおいて要される食材の量に近づいた場合にその旨を案内することができるため、調理者は、食材を必要量通りに調理しやすくなる。
また、前記提示制御部は、前記第1情報が示す量が前記第2情報が示す量よりも多いと前記判定部が判定した場合、前記用意されている食材の領域のうちの前記第1情報が示す量と前記第2情報が示す量との差分に基づいて特定される大きさの領域に前記食材の切り方を示す画像を前記提示装置に重畳させてもよい。また、前記提示制御部は、前記第1情報が示す量が前記第2情報が示す量と同等であると前記判定部が判定した場合、前記用意されている食材の領域全体に前記食材の切り方を示す画像を前記提示装置に重畳させてもよい。また、前記提示制御部は、前記第1情報が示す量が前記2情報が示す量よりも少ないと前記判定部が判定した場合、前記用意されている食材の領域全体に前記食材の切り方を示す画像を前記提示装置に重畳させ、前記用意されている食材の周辺に食材が不足していることを示す情報を前記提示装置に提示させてもよい。
これによれば、用意されている食材の量と調理レシピにおいて要される食材の量との大小関係に応じた、食材の切り方を示す画像が食材に重畳されるため、調理者は、重畳された画像に応じて食材を切るだけで、容易に調理レシピにおいて要される食材の量を準備することができる。
また、本開示の情報処理方法は、調理用に用意されている食材の種類及び量を示す第1情報を取得する第1情報取得ステップと、調理レシピにおいて要される前記種類の食材の量を示す第2情報を取得する第2情報取得ステップと、前記第1情報が示す量と前記第2情報が示す量との大小関係を判定する判定ステップと、判定された大小関係に応じて、前記第1情報が示す量に対する前記第2情報が示す量を示す第3情報を提示装置に提示させる提示制御ステップと、を含む。
これによれば、調理者の手間を軽減できる情報処理方法を提供できる。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
[1.情報処理装置の構成]
以下図1から図9を用いて、本開示の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態における情報処理装置100の概略を示す図である。
図1に示されるように、情報処理装置100は、システムキッチン等に設けられる。情報処理装置100は、例えば、調理台(図1のまな板とニンジンが載置された場所)に載置された食材の切り方等の調理方法を調理者に案内する装置である。情報処理装置100は、例えば調理者の立ち位置側(図1の手前側)から見て、調理台よりも奥側に設置される。なお、情報処理装置100は、台所全体を見渡せる位置に設けられたレンジフード等に設置されてもよい。また、システムキッチンやレンジフード等に内蔵されるものではなく、個別の筐体として後付けされる形態であってもよい。
情報処理装置100は、カメラ200と提示装置300とを備える。
カメラ200は、調理台周辺における食材や調理者を撮影する。提示装置300は、調理台周辺に調理を支援するための画像を投影する、例えばプロジェクタまたはレーザー光源のような視覚的な提示部である。図1には、調理台周辺に提示装置300の投影面が模式的に示されている。カメラ200の調理台周辺の撮影により得られたデータに基づいて生成された画像が提示装置300から投影されることで、調理者は調理支援を受けることができる。
なお、情報処理装置100は、カメラ200及び提示装置300を備えていなくてもよく、カメラ200及び提示装置300は、情報処理装置100とは別体に設けられてもよい。
次に、情報処理装置100の機能構成について図2を用いて説明する。
図2は、本実施の形態における情報処理装置100の構成の一例を示す図である。
図2に示されるように、情報処理装置100は、機能構成要素として、第1情報取得部101、第2情報取得部103、第4情報取得部107、判定部104、調理案内情報生成部105及び提示制御部106を備える。また、情報処理装置100は、記憶部102を備える。図2には示されていないが、情報処理装置100は、例えば通信回路(図示せず)を備え、有線又は無線により外部サーバや携帯端末等と通信可能である。第1情報取得部101、第2情報取得部103、第4情報取得部107、判定部104、調理案内情報生成部105及び提示制御部106は、例えば、記憶部102に記憶されたプログラムを実行するプロセッサ等により実現されるが、マイクロコンピュータ又は専用回路等により実現されてもよい。
第1情報取得部101は、調理用に用意されている食材の種類及び量を示す第1情報を取得する。調理用に用意されている食材は、例えば、調理者等によって準備され、カメラ200の撮影範囲内に載置される。以下、調理用に用意されている食材(調理者等によって準備された食材)を、単に食材とも呼ぶ。例えば、第1情報取得部101は、カメラ200による食材の撮影により、食材の種類及び量を取得する。これにより、食材の種類及び量をカメラ200により容易に取得することができる。具体的には、第1情報取得部101は、画像認識によって食材の種類を識別すると共に、画像における食材の面積から食材の量を推定することで第1情報を取得する。食材の量とは、例えば食材の重量であり、第1情報取得部101は、食材の種類及び画像における食材の面積から食材の重量を推定する。なお、食材の量は、食材の大きさ又は体積等であってもよい。
また、第1情報取得部101は、カメラ200により撮影された、食材を梱包するパッケージに付与された一次元バーコード又は二次元バーコードを読み取ることにより、食材の種類及び量を取得してもよい。もしくは、第1情報取得部101は、カメラ200により撮影された、当該パッケージに記載された食材の種類及び量を表す文字を画像認識によって読み取ることにより、食材の種類及び量を取得してもよい。さらに、第1情報取得部101は、カメラ200により撮影された、当該パッケージに記載された生産時期、生産地又はメーカーに関する情報を基に、食材の量を精度良く取得してもよい。例えば、食材は生産時期又は生産地等によって水分含有量が異なったり、メーカーによって大きさが異なったりするため、第1情報取得部101は、より精度良く食材の量を推定することができる。
第4情報取得部107は、用意されている食材のうちの調理済みの量を示す第4情報を取得する。第4情報取得部107は、例えば、カメラ200により撮影された、調理済みの食材の画像を画像認識することで、食材の調理済みの量を取得する。
記憶部102は、プログラム及びデータを保持しているROM(Read Only Memory)、プログラムの実行に際してデータ等の記憶に利用するためのRAM(Random Access Memory)等のメモリである。また、記憶部102は、調理レシピ102a及び調理済みの量102bを記憶する。
調理レシピ102aは、調理を行うために必要な手順が記載されている。調理レシピ102aには、調理に必要な食材の必要量や食材の切り方等を含む調理方法が定義されている。なお、調理レシピ102aは、情報処理装置100が備える記憶部102に予め記憶されていてもよいし、サーバからインターネットを介して取得されたものであってもよい。
調理済みの量102bは、第4情報取得部107により取得された第4情報であり、食材の調理(カット等)が進むにつれて更新されていく。
第2情報取得部103は、例えば記憶部102が記憶する調理レシピ102aにおいて要される、第1情報取得部101が取得した種類の食材の量及び食材の切り方等を取得する。例えば、第1情報取得部101が取得した食材の種類がニンジンの場合、第2情報取得部103は、調理レシピ102aにおいて要されるニンジンの量(例えば中1本等の情報)及び輪切り等の包丁での切り方を取得する。
判定部104は、第1情報取得部101が取得した第1情報が示す量と第2情報取得部103が取得した第2情報が示す量との大小関係を判定する。なお、第1情報が示す量と第2情報が示す量との大小関係には、それぞれの量が同じ場合も含まれる。そして、判定部104は、例えば、判定した大小関係に応じて食材の調理すべき量を算出する。
調理案内情報生成部105は、判定部104によって判定された大小関係に応じて、第1情報が示す量に対する第2情報が示す量を示す第3情報を生成する。第3情報の詳細については、後述する。
提示制御部106は、調理案内情報生成部105が生成した第3情報を提示装置300に提示させる。例えば、提示制御部106は、用意されている食材、用意されている食材に基づく画像または用意されている食材が置かれる器具の少なくとも一部に第3情報を提示装置300に重畳させる。また、例えば、提示制御部106は、用意されている食材の周辺に第3情報を提示装置300に提示させる。
[2.情報処理装置の動作]
次に、本実施の形態における情報処理装置100の動作の詳細について説明する。
図3は、本実施の形態における情報処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、第2情報取得部103は、調理レシピ102aに登録された調理レシピの中から調理者がこれから行う調理のレシピを決定する(ステップS101)。例えば、調理者が、情報処理装置100が備える入力部又は携帯端末等に調理レシピを入力することで、第2情報取得部103は調理レシピを決定してもよい。また、例えば、提示装置300は複数の調理レシピが記載された画像を調理台に投影し、調理者は投影された複数の調理レシピのうちこれから行う調理のレシピ上に手をかざす。そして、第4情報取得部107は、カメラ200により撮影された、調理者が調理レシピ上に手をかざしている画像に基づいて、投影された複数の調理レシピのうちのどの調理レシピに調理者が手をかざしているかを判定する。これにより、第2情報取得部103は、調理レシピ102aに登録された調理レシピの中から調理者がこれから行う調理のレシピを決定することができる。このように、第2情報取得部103は調理者のジェスチャーにより調理レシピを決定してもよい。調理者の手には食材がついていたり水で濡れていたりするため、この場合には、携帯端末等を汚さずに調理レシピを決定することができる。
次に、カメラ200は食材を撮影する(ステップS102)。なお、カメラ200が撮影する対象は食材そのものでなくてもよい。例えば、カメラ200が撮影する対象は、食材が梱包されたパッケージに記載された一次元バーコード又は二次元バーコードであってもよい。また、カメラ200が撮影する対象は、調理用に用意されている食材が梱包されたパッケージに記載された文字であってもよい。
次に、第1情報取得部101は、カメラ200による食材の撮影により、第1情報を取得する(ステップS103)。例えば、第1情報取得部101は、食材の画像の画像認識によって食材の種類及び量を推定する。具体的には、第1情報取得部101は、カメラ200の撮影により取得した画像における食材の形状、色、模様等から食材の種類を取得し、当該画像における食材の面積から食材の量を推定して取得する。なお、第1情報取得部101は、食材が梱包されたパッケージに記載された一次元バーコード及び二次元バーコードを読み取ることで第1情報を取得してもよい。具体的には、二次元バーコードにURLが記録されている場合、第1情報取得部101は、当該URLを用いてインターネット経由で第1情報を取得する。また、第1情報取得部101は、当該パッケージに文字で記載された種類及び量を読み取ることで第1情報を取得してもよい。第1情報取得部101は、取得した第1情報が「ニンジン大1本」のような情報の場合には、ニンジン大一本に相当する量(例えば重量)を推定する。例えば、記憶部102は、食材の種類と、大中小のようなサイズと、重量との対応関係を示すテーブル等を予め記憶していてもよい。
次に、第2情報取得部103は、調理レシピ102aに登録された調理レシピのうち決定した調理レシピにおいて要される、第1情報取得部101が取得した種類の食材の量(必要量)と調理方法(切り方等)を示す第2情報を取得する(ステップS104)。例えば、第1情報取得部101が取得した種類がニンジンの場合、第2情報取得部103は、決定した調理レシピにおけるニンジンの必要量と切り方(輪切り等)を取得する。調理レシピおいてニンジンの必要量が中一本のように記載されている場合には、第2情報取得部103は、第1情報取得部101と同じように、ニンジン中1本に相当する量(例えば重量)を推定する。
次に、判定部104は、第1情報取得部101が取得した第1情報が示す量と第2情報取得部103が取得した第2情報が示す量との大小関係を判定する(ステップS105)。そして、判定部104は、判定した大小関係に応じて食材の調理すべき量を算出する。例えば、判定部104は、それぞれの重量の大小関係を判定する。
食材の量が必要量よりも多いと判定部104が判定した場合(ステップS106でYes)について、図4を用いて説明する。
例えば、第1情報取得部101は第1情報としてニンジンの量「大1本(250g)」を取得し、第2情報取得部103は第2情報としてニンジンの必要量「中1本(150g)」と食材の切り方「輪切り」とを取得したとする。これにより、判定部104は、食材の量が必要量よりも多いと判定し、判定した大小関係に応じて食材の調理すべき量を例えばニンジン大1本の60%と算出する。
調理案内情報生成部105は、判定部104によって判定された大小関係に応じて、第1情報が示す量に対する第2情報が示す量を示す第3情報を生成する。第3情報は、例えば、判定部104が算出した調理すべき量に基づく食材の調理方法を示す調理案内情報である。提示制御部106は、第3情報を提示装置300に提示させる。具体的には、提示制御部106は、第3情報として、必要量に相当する切り方を示す画像を食材の一部に重畳して表示する(ステップS107)。この場合、食材を全て切ると、切った食材が必要量を超えるため、食材の一部にのみ、切り方を示す画像が重畳して表示される。
図4は、食材の量が必要量よりも多い場合に提示される第3情報の一例を示す図である。図4においては、まな板301の上に置かれた食材(ニンジン302)の領域のうちの一部に輪切りの切り方を案内する画像であるガイド線303が第3情報として重畳して表示されている。このように、食材の量が必要量よりも多いと判定部104が判定した場合、調理案内情報生成部105は、第3情報として食材の領域のうちの調理すべき量に対応する大きさの領域に重畳するための食材の切り方を示す画像(例えば食材の領域のうちの60%の領域に重畳するガイド線303)を生成する。
このように、提示制御部106は、第1情報が示す量が第2情報が示す量よりも多いと判定部104が判定した場合、用意されている食材(ニンジン302)の領域のうちの第1情報が示す量と第2情報が示す量との差分に基づいて特定される大きさの領域に食材の切り方を示す画像(ガイド線303)を提示装置300に重畳させる。
このとき、提示制御部106は、第2情報を提示装置300に提示させてもよい。例えば、図4には、第2情報として必要量メッセージ304と第3情報(ガイド線303)とが同時に表示されている。これにより、調理者は、調理レシピにおいて要される食材の量と調理用に用意されている食材の調理すべき量とを同時に把握することができるため、食材を調理する上での見通しを把握しやすくなる。
また、食材の量が必要量と同等であると判定部104が判定した場合(ステップS106でNo、ステップS108でYes)について、図5を用いて説明する。
例えば、第1情報取得部101は第1情報としてニンジンの量「中1本(150g)」を取得し、第2情報取得部103は第2情報としてニンジンの必要量「中1本(150g)」と食材の切り方「輪切り」とを取得したとする。これにより、判定部104は、食材の量が必要量と同等であると判定し、判定した大小関係に応じて食材の調理すべき量を例えばニンジン中1本の100%と算出する。
調理案内情報生成部105は、判定部104によって判定された大小関係に応じて、第1情報が示す量に対する第2情報が示す量を示す第3情報を生成する。提示制御部106は、第3情報を提示装置300に提示させる。具体的には、提示制御部106は、第3情報として、必要量に相当する切り方を示す画像を食材の全体に重畳して表示する(ステップS108)。この場合、食材を全て切ると、切った食材が必要量相当となるため、食材の全体に切り方を示す画像が重畳して表示される。
図5は、食材の量が必要量と同等である場合に提示される第3情報の一例を示す図である。図5においては、まな板401の上に置かれた食材(ニンジン402)の領域全体に輪切りの切り方を案内する画像であるガイド線403が第3情報として重畳して表示されている。このように、食材の量が必要量と同等であると判定部104が判定した場合、調理案内情報生成部105は、第3情報として食材の領域全体に重畳するための食材の切り方を示す画像(例えば食材の領域全体に重畳するガイド線403)を生成する。また、図4における必要量メッセージ304と同じように、図5には、必要量を示す情報として必要量メッセージ404(第2情報)が表示されている。
このように、提示制御部106は、第1情報が示す量が第2情報が示す量と同等であると判定部104が判定した場合、用意されている食材(ニンジン402)の領域全体に食材の切り方を示す画像(ガイド線403)を提示装置300に重畳させる。
また、食材の量が必要量よりも少ないと判定部104が判定した場合(ステップS106及びステップS108でNo)について、図6を用いて説明する。
例えば、第1情報取得部101は第1情報としてニンジンの量「小1本(75g)」を取得し、第2情報取得部103は第2情報としてニンジンの必要量「中1本(150g)」と食材の切り方「輪切り」とを取得したとする。これにより、判定部104は、食材の量が必要量よりも少ないと判定し、判定した大小関係に応じて食材の調理すべき量を例えばニンジン小1本の200%(ニンジン小2本)と算出する。
調理案内情報生成部105は、判定部104によって判定された大小関係に応じて、第1情報が示す量に対する第2情報が示す量を示す第3情報を生成する。提示制御部106は、第3情報を提示装置300に提示させる。具体的には、提示制御部106は、第3情報として、切り方を示す画像を食材の全体に重畳して表示する(ステップS110)。ただし、第1情報取得部101が取得した第1情報が示す量だけでは第2情報が示す量に満たない。したがって、調理案内情報生成部105は、食材が不足していることを示す情報を生成し、提示制御部106は、食材が不足していることを通知する(ステップS111)。
図6は、食材の量が必要量よりも少ない場合に提示される第3情報の一例を示す図である。図6においては、まな板501の上に置かれた食材(ニンジン502)の領域全体に輪切りの切り方を案内する画像であるガイド線503が第3情報として重畳して表示されている。このように、食材の量が必要量よりも少ないと判定部104が判定した場合、調理案内情報生成部105は、第3情報として食材の領域全体に重畳するための食材の切り方を示す画像(例えば食材の領域全体に重畳するガイド線503)を生成する。また、調理案内情報生成部105は、食材(ニンジン502)だけでは必要量を満たしていないので、食材が不足していることを示す情報として「ニンジンが小1本足りません」という追加調理メッセージ505を生成する。これにより、調理者は、追加で食材を調理する必要があることを把握できる。なお、食材が不足していることを示す情報は、調理に用いる1つの食材の調理が行われた後に提示されてもよい。また、図4における必要量メッセージ304と同じように、図6には、第2情報として必要量メッセージ504が表示されている。
このように、提示制御部106は、第1情報が示す量が第2情報が示す量よりも少ないと判定部104が判定した場合、用意されている食材(ニンジン502)の領域全体に食材の切り方を示す画像(ガイド線503)を提示装置300に重畳させ、用意されている食材の周辺に食材が不足していることを示す情報(追加調理メッセージ505)を提示装置300に提示させる。
なお、ステップS105において、食材の量と必要量との大小関係の判定が行われるが、例えば推定により算出された重量の大小関係の判定のように、当該判定は必ずしも厳密なものでなくてもよい。
また、提示制御部106は、さらに、第2情報と第4情報取得部107に取得された第4情報とに基づいて調理の進捗を示す第5情報を提示装置300に提示させてもよい。
図7は、第5情報を説明するための図である。図7は、食材の量が必要量よりも多い場合の提示制御部106の提示例を示している。例えば、図7には、第5情報として必要量ゲージ305と調理済み量ゲージ305aとが同時に表示されている。カメラ200は調理中の食材を撮影しているため、第4情報取得部107は、画像認識により調理済みの食材(カットされたニンジン302a)の量を取得し、記憶部102が記憶する調理済みの量102bを更新していく。そして、調理案内情報生成部105は、第5情報として、必要量ゲージ305内で調理済みの量102bに応じて変化する調理済み量ゲージ305aを生成する。これにより、提示制御部106は、記憶部102が記憶する調理済みの量102bが増えていくにつれて調理済み量ゲージ305aが必要量ゲージ305内で増えていくように表示する。例えば、ニンジン302がまだ切られていない状態では、必要量ゲージ305内に調理済み量ゲージ305aは提示されず、調理者がガイド線303に沿ってニンジン302を切っていくにつれて調理済み量ゲージ305aが必要量ゲージ305内で増えていき、ニンジン302におけるガイド線303が重畳されている領域を切り終えると必要量ゲージ305が調理済み量ゲージ305aで満たされる。
これにより、調理レシピにおいて要される食材の量とこれまでに調理した調理済みの食材の量とが可視化され、調理者は、それぞれを同時に把握することができるため、食材を調理する上での進捗状況を把握しやすくなる。
なお、ニンジン302がまだ切られていない状態では、必要量ゲージ305は調理済み量ゲージ305aで満たされ、調理者がガイド線303に沿ってニンジン302を切っていくにつれて調理済み量ゲージ305aが必要量ゲージ305内で減っていき、ニンジン302におけるガイド線303が重畳されている領域を切り終えると必要量ゲージ305内に調理済み量ゲージ305aが提示されなくなってもよい。つまり、調理済みの量102bが増えていくにつれて調理済み量ゲージ305aが増えていってもよいし、減っていってもよい。
また、提示制御部106は、第2情報取得部103が取得した第2情報が示す量と第4情報取得部107が取得した第4情報が示す量(調理済みの量102b)との差が所定値以下である間、調理が完了に近づいていることを示す情報を提示装置300に提示させてもよい。
図8は、調理が完了に近づいていることを示す情報を説明するための図である。図8は、食材の量が必要量よりも多い場合の提示制御部106の提示例を示している。調理案内情報生成部105は、必要量と調理済みの量102bとの差が所定値(例えば20%)以下の場合に、調理が完了に近づいていることを示す情報として、図8に示すように、「カット済みのニンジンが必要量に近づいています」という調理完了前メッセージ306を生成し、提示制御部106は、調理完了前メッセージ306を提示装置300に提示させる。
これにより、これまでに調理した調理済みの食材の量が調理レシピにおいて要される食材の量に近づいた場合にその旨を案内することができるため、調理者は、調理用に用意されている食材を必要量通りに調理しやすくなる。なお、所定値は20%に限らずその他の値であってもよい。
なお、図7及び図8では、一例として、食材の量が必要量よりも多い場合について説明したが、食材の量が必要量と同等又は必要量よりも少ない場合についても同様の動作が行われるため、説明を省略する。
以上説明したように、調理レシピにおいて要される食材の量と調理用に用意されている食材の量との大小関係が判定され、実際に用意されている食材の量に対する調理レシピにおいて要される食材の量が提示される。したがって、調理者は調理レシピにおいて要される食材の量と異なる量の食材を準備したとしても、実際に用意されている食材を調理すべき量を自ら判断する必要がなく、調理者の手間を軽減できる。
また、上記実施の形態で説明したように、第3情報は、用意されている食材の量に対する要される食材の量に基づく、当該用意されている食材の切り方を示す情報を含んでいてもよい。これによれば、調理者は調理レシピにおいて要される食材の量と異なる量の食材を準備したとしても、実際に用意されている食材を切るべき量を自ら判断する必要がなく、調理者の手間を軽減できる。例えば、食材の量と調理レシピにおいて要される食材の量との大小関係に応じた、食材の切り方を示す画像が食材に重畳されるため、調理者は、重畳された画像に応じて食材を切るだけで、容易に調理レシピにおいて要される食材の量を準備することができる。
(その他の実施の形態)
以上、本開示の情報処理装置100について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したもの、及び、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本開示の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、第1情報取得部101は、カメラ200により第1情報を取得したが、これに限らない。例えば、第1情報取得部101は、食材の種類及び量が、情報処理装置100が備える入力部又は携帯端末等を介して調理者に入力されることで、第1情報を取得してもよい。また、調理台やまな板に上に置かれた食材の重量を検知可能な重量センサを備えることで食材の重量を検知してもよい。
また、例えば、提示制御部106は、調理者が食材を調理する際に閲覧可能な場所に設置されたモニタに映された、用意されている食材に基づく画像(用意されている食材の撮影によって得られる画像)に第3情報を重畳させてもよい。例えば、食材と提示装置300とが図1に示されるような位置関係にある場合、提示装置300から投影される画像(第3情報)は食材の提示装置300側にしか表示されず一部が欠けてしまい、調理者は食材に重畳された画像を認識しにくいことがある。しかし、モニタ上では欠けのない画像を表示することができるため、調理者は用意されている食材に基づく画像に重畳された画像を認識しやすくなる。また、例えば、提示制御部106は、聴覚的な提示をするスピーカーに当該情報を音声案内させてもよい。
また、例えば、上記実施の形態では、第1情報取得部101、第4情報取得部107及び提示制御部106はそれぞれ情報処理装置100の機能構成要素であったが、これに限らない。例えば、第1情報取得部101及び第4情報取得部107はカメラ200であってもよく、提示制御部106は提示装置300であってもよい。
また、例えば、上記実施の形態では、切り方の一例として輪切りを挙げて説明したが、例えば、乱切りの場合、斜めのガイド線が食材に重畳され、「食材を回転してください」というメッセージが提示されてもよい。
また、例えば、上記実施の形態は、調理方法として食材の切り方に着目して説明したが、本開示を適用できる調理方法は食材の切り方に限らない。例えば、調理方法は食材の茹で方等(例えばいくつ茹でるか等)であってもよい。例えば食材がインゲンマメの場合の情報処理装置100の動作について説明する。
まず、第1情報取得部101は、第1情報を取得する。例えば、第1情報取得部101は、食材の種類がインゲンマメであることと、量が大サイズであることとを取得する。次に、第2情報取得部103は、第2情報として調理レシピにおけるインゲンマメの必要量を取得する。例えば、第2情報取得部103は、必要量が中5つであることを取得する。次に、判定部104は、第1情報取得部101が取得したインゲンマメの量(大サイズ)と第2情報取得部103が取得した調理レシピにおけるインゲンマメの必要量(中5つ)との大小関係を判定し、判定した大小関係に応じてインゲンマメの調理すべき量を算出する。例えば、判定部104は、調理すべき量として大4つと算出する。そして、調理案内情報生成部105は、判定部104が算出した調理すべき量に基づき第3情報を生成し、提示制御部106は、第3情報を提示する。例えば、提示制御部106は、第3情報として「インゲンマメを4つ茹でてください」というメッセージを提示する。このように、本開示は、切り方に限らずその他の調理方法にも適用できる。
また、食材の状態は、固体に限られない。例えば、液状またはゲル状の食材が対象であってもよい。また、液状またはゲル状の食材が収められた容器に調理案内情報が提示されてもよい。図9を参照して、対象食材が液状の食材である場合の情報処理装置100の動作について説明する。
まず、第1情報取得部101は、第1情報を取得する。例えば、第1情報取得部101は、食材の種類が牛乳であることと、量が200mlであることとを取得する。次に、第2情報取得部103は、第2情報として、調理レシピにおける牛乳の必要量を取得する。例えば、第2情報取得部103は、必要量が300mlであることを取得する。次に、判定部104は、第1情報取得部101が取得した牛乳の量(200ml)と第2情報取得部103が取得した調理レシピにおける牛乳の必要量(300ml)との大小関係を判定し、判定した大小関係に応じて牛乳の調理すべき量を算出する。例えば、判定部104は、調理すべき量として200mlを算出し、不足量として100mlを算出する。そして、調理案内情報生成部105は、判定部104が算出した調理すべき量および不足量に基づき第3情報を生成し、提示制御部106は、第3情報を提示する。例えば、提示制御部106は、図9に示したように用意されている牛乳602の量に対して調理に不足している量を示すライン状の画像603を、調理台601の上に置かれた容器に重畳する。なお、例えば「100ml不足しています」、「牛乳が入っているコップの四分の三まで牛乳を入れてください」または「現在コップに入っている牛乳の量を1.5倍にしてください」というような不足量に基づくメッセージが提示されてもよい。このように、情報処理装置100は、固体に限らずその他の状態の食材にも適用できる。
また、食材がまな板等に置かれる例を説明したが、食材の置き場はこれに限定されない。IH(Induction Heating)クッキングヒーター、ガスレンジまたは電子レンジなどの調理器具上に置かれた食材が調理案内情報の対象とされてもよい。
また、図7を参照して説明した必要量ゲージ305および調理済み量ゲージ305aの代わりに、またはそれに加えて、用意されている食材の量に対する必要量を示すゲージが提示されてもよい。具体的には、必要量ゲージおよび用意されている食材の量を示す食材量ゲージが表示される。例えば、図4に示したような用意されている食材の量が必要量を上回る場合、食材量ゲージが必要量ゲージを上回るように各ゲージが表示される。また、図5に示したような用意されている食材の量が必要量と同等である場合、食材量ゲージと必要量ゲージが一致するように各ゲージが表示される。また、図6に示したような用意されている食材の量が必要量を下回る場合、食材量ゲージが必要量ゲージに満たないように各ゲージが表示される。
また、情報処理装置100は、サーバ装置として実現されてもよい。そして、カメラ200及び提示装置300等がクライアント装置として実現されることで、サーバ装置とクライアント装置とでクライアントサーバシステムが構成されてもよい。
また、本開示は、情報処理装置100として実現できるだけでなく、情報処理装置100を構成する各構成要素が行うステップ(処理)を含む方法として実現できる。
例えば、それらのステップは、コンピュータ(コンピュータシステム)によって実行されてもよい。そして、本開示は、それらの方法に含まれるステップを、コンピュータに実行させるためのプログラムとして実現できる。さらに、本開示は、そのプログラムを記録したCD−ROM等である非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現できる。
例えば、本開示が、プログラム(ソフトウェア)で実現される場合には、コンピュータのCPU、メモリおよび入出力回路等のハードウェア資源を利用してプログラムが実行されることによって、各ステップが実行される。つまり、CPUがデータをメモリまたは入出力回路等から取得して演算したり、演算結果をメモリまたは入出力回路等に出力したりすることによって、各ステップが実行される。
また、上記実施の形態の情報処理装置100に含まれる複数の構成要素は、それぞれ、専用または汎用の回路として実現されてもよい。これらの構成要素は、1つの回路として実現されてもよいし、複数の回路として実現されてもよい。
また、上記実施の形態の情報処理装置100に含まれる複数の構成要素は、集積回路(IC:Integrated Circuit)であるLSI(Large Scale
Integration)として実現されてもよい。これらの構成要素は、個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。LSIは、集積度の違いにより、システムLSI、スーパーLSIまたはウルトラLSIと呼称される場合がある。
また、集積回路はLSIに限られず、専用回路または汎用プロセッサで実現されてもよい。プログラム可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、または、LSI内部の回路セルの接続および設定が再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサが、利用されてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
本開示は、調理者の手間を軽減できる情報処理装置として有用である。
10 情報処理装置
101 第1情報取得部
102 記憶部
102a 調理レシピ
102b 調理済みの量
103 第2情報取得部
104 判定部
105 調理案内情報生成部
106 提示制御部
107 第4情報取得部
200 カメラ
300 提示装置
301、401、501 まな板
302、402、502 ニンジン(調理用に用意されている食材)
303、403、503 ガイド線(第3情報)
304、404、504 必要量メッセージ(第2情報)
305 必要量ゲージ(第5情報)
305a 調理済み量ゲージ(第5情報)
306 調理完了前メッセージ
505 追加調理メッセージ
601 調理台
602 牛乳
603 ライン状の画像

Claims (12)

  1. 調理用に用意されている食材の種類及び量を示す第1情報を取得する第1情報取得部と、
    調理レシピにおいて要される前記種類の食材の量を示す第2情報を取得する第2情報取得部と、
    前記第1情報が示す量と前記第2情報が示す量との大小関係を判定する判定部と、
    判定された大小関係に応じて、前記第1情報が示す量に対する前記第2情報が示す量を示す第3情報を提示装置に提示させる提示制御部と、を備える
    情報処理装置。
  2. 前記第1情報取得部は、カメラによる前記食材の撮影により、前記第1情報を取得する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提示制御部は、前記用意されている食材、前記用意されている食材に基づく画像または前記用意されている食材が置かれる器具の少なくとも一部に前記第3情報を前記提示装置に重畳させる
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記提示制御部は、前記用意されている食材の周辺に前記第3情報を前記提示装置に提示させる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第3情報はさらに、前記用意されている食材の量に対する前記要される前記種類の食材の量に基づく前記用意されている食材の切り方を示す情報を含む
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記提示制御部は、前記第2情報を提示装置に提示させる
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、前記用意されている食材のうちの調理済みの量を示す第4情報を取得する第4情報取得部を備え、
    前記提示制御部は、さらに、前記第2情報と取得された前記第4情報とに基づいて調理の進捗を示す第5情報を前記提示装置に提示させる
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記提示制御部は、前記第2情報が示す量と前記第4情報が示す量との差が所定値以下である間、調理が完了に近づいていることを示す情報を前記提示装置に提示させる
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記提示制御部は、
    前記第1情報が示す量が前記第2情報が示す量よりも多いと前記判定部が判定した場合、前記用意されている食材の領域のうちの前記第1情報が示す量と前記第2情報が示す量との差分に基づいて特定される大きさの領域に前記食材の切り方を示す画像を前記提示装置に重畳させる
    請求項5に記載の情報処理装置。
  10. 前記提示制御部は、
    前記第1情報が示す量が前記第2情報が示す量と同等であると前記判定部が判定した場合、前記用意されている食材の領域全体に前記食材の切り方を示す画像を前記提示装置に重畳させる
    請求項5又は9に記載の情報処理装置。
  11. 前記提示制御部は、
    前記第1情報が示す量が前記第2情報が示す量よりも少ないと前記判定部が判定した場合、前記用意されている食材の領域全体に前記食材の切り方を示す画像を前記提示装置に重畳させ、前記用意されている食材の周辺に食材が不足していることを示す情報を前記提示装置に提示させる
    請求項5、9又は10に記載の情報処理装置。
  12. 調理用に用意されている食材の種類及び量を示す第1情報を取得する第1情報取得ステップと、
    調理レシピにおいて要される前記種類の食材の量を示す第2情報を取得する第2情報取得ステップと、
    前記第1情報が示す量と前記第2情報が示す量との大小関係を判定する判定ステップと、
    判定された大小関係に応じて、前記第1情報が示す量に対する前記第2情報が示す量を示す第3情報を提示装置に提示させる提示制御ステップと、を含む
    情報処理方法。
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