JP2006314531A - システムキッチン - Google Patents

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Abstract

【課題】 調理作業を行うユーザに対して表示すべき情報を、ユーザ自身が非接触で切替可能とするとともに、各種の電気機器を非接触で一元的にコントロール可能なシステムキッチンを提供する。
【解決手段】 ユーザが指定可能なアプリケーションの項目を1以上に亘り配列させた操作パネルの画像を投影し、少なくとも上記操作パネルの画像が投影されている領域を撮影範囲に含むようにして撮像し、撮像した画像を構成する各画素、又は上記画像を構成する複数の画素からなる画像領域につき輝度レベルを識別し、識別した各画素又は各画像領域の輝度レベルに基づいて、ユーザが指定した項目を判別し、これに対応するアプリケーションを実行する。
【選択図】図8

Description

本発明は、システムキッチンに関し、特にエンターテイメント性を高めたより快適な調理空間を作り出す際に好適なシステムキッチンに関する。
数多くのレシピが研究されつつある中、和洋東西多彩を極めた多岐にわたる調理が家庭においても実現可能となった昨今において、調理を行う際に印刷物やテレビ番組を参考にすることがある。しかしながら、印刷物は水や熱に弱いことから、調理中はこれを手元に近づけることができない。また、テレビ番組を参考にしつつ調理する場合には、かかるテレビジョン受像機の配置に応じてユーザは随時振り返らなければならない。このため、印刷物やテレビを視認する際に、調理が中断されることになり、調理全体の効率を落とす原因にもなっていた。
このため、調理の手順や食材の処理方法等の各種情報につき調理姿勢を維持しつつ視認可能なシステムキッチンが従来において提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図19は、かかる従来のシステムキッチン101の実施形態を示す外観斜視図である。ここで一般的にシステムキッチンとは、収納用の各種フロアキャビネットを併設し、該フロアキャビネット上にはワークトップを有し、必要によってシンクあるいは加熱調理機器を配した、モジュール化されコーディネートされた組み合わせ型キッチンであり、広義には、間仕切り収納キャビネットやダイニングカウンターを含む。これらワークトップ又はカウンターを総称して、以下天板という。
この台所に設置されるシステムキッチン101は、調理台102と、これに互いに隣接して配置されるシンク部104と、このシンク部104に併設される加熱調理部103とを備えている。このシステムキッチン101においては、形成されたシンク部104に対して水栓111から湯水が供給されることになる。また、このシステムキッチン101において、ユーザは、調理台102上において食物を調理し、或いは調理に必要な器具や食器等を載置する。
さらに、このシステムキッチン101においては、下方に映像を投影可能なプロジェクタ装置105が設けられ、調理台102の上面をスクリーンとしている。このため、調理台102の上面は光を反射する色、例えば白色系の色から選ばれる。またプロジェクタ装置105には移動部材106が設けられており、調理台102の長さ方向に延びるガイド部106aに沿って移動する。即ち、加熱調理部103やシンク部104に加え、さらにこのシンク部104に跨るスライド式調理台板104aがスクリーンとなるようにこれを形成しておくことにより、かかるスクリーンの如何なる位置に対してプロジェクタ装置195からの映像を投影することが可能となる。
これにより、ユーザは、プロジェクタ装置によって投影された映像を作業姿勢のまま視認することができる。従って、調理姿勢を維持しつつ、レシピやテレビの料理番組による説明を受けながら作業を行うことが可能となることから、調理全体の効率を高めることが可能となる。
また、図20は、システムキッチンに配設可能なプロジェクタ装置の他の例を示している(例えば、特許文献2参照。)。
コンロ部115のフードの一部にプロジェクタ装置124を設け、コンロ部115の背部の防火パネル116に投影して情報を確認できるようにしたものである。即ち、プロジェクタ装置124に情報機器を内蔵させ、防火パネル116を情報機器の情報の表示装置として構成する。この際の投影面となる防火パネル116は、コンロ部115の背面と側面のいずれに設置しても同じ効果が得られる。これにより、ユーザは、調理中においても任意のタイミングで情報を確認することも可能となる。
ところで、上述したシステムキッチンにおける調理を行う上で、ユーザによっては、表示されているレシピやテレビ番組における任意の切り替えを望む場合もある。引用文献2においては、ユーザが表示内容を任意に切り替えることが可能なデバイスを配設する例も開示されている。
図21は、かかるデバイスの配置例を示している。プロジェクタ装置の代替として液晶表示面等で構成された表示装置135を介して情報の表示を行い、さらに音声認識用のマイク129と、公衆回線に接続するためのモジュラー131と、モジュラー131に接続されるプロバイダ134とを備え、さらに表示装置135上にはタッチパネル132が描かれているとともに、カーソルを移動させるためのマウス130が接続されている。
ユーザは、これらのマイク129やタッチパネル132或いはマウス130を利用して、表示装置135における画面上に表示されている必要な情報を選び、或いはモジュラー131を介してアクセスしたプロバイダ134を通じて必要な情報を取得し、これを表示装置135における画面上に表示させる。
即ち、特許文献2における開示技術では、任意のタイミングでどこででも家庭内外の情報をシステムキッチン内で確認することができ、タッチパネル132、マイク129、マウス130等のインターフェースを備える双方向通信が可能なシステムを構築しているため、表示装置135における画面表示を知りたい内容に切り替えたり、働きかけたりする事が可能となる。また、双方向通信の機能を利用して、さまざまな予約を行うことができ、例えば台所に関連の深い食材の発注を行うことも可能となる。
しかしながら、調理によって汚れたままの手や、シンク部における洗浄作業により濡れたままの手でタッチパネル132やマウス130に接触すると、これらが汚れてしまうばかりか、デバイス全体における故障の原因ともなり得る。このため、これらタッチパネル132やマウス130を利用する度に、ユーザは手を洗浄し、また乾燥させなければならず、情報の選定、切替操作のために円滑な調理が妨げられるという問題点が生じる。
さらにマイク129を通じた音声認識では、ユーザの声と、換気や洗浄等の調理作業を行う上で発生する音とが混じり合う結果、誤った情報が選定されてしまう場合が多かった。
従って、調理作業を行うユーザに対して表示すべき情報の選定や切替操作をタッチパネル132やマウス130等を利用することなく、あくまで非接触で行うことが可能なシステムを案出する必要性があった。
特開平11−266944号公報 特開2000−050982号公報 特開2003−264880号公報
上述したように、調理姿勢を維持しつつ、必要な情報を視認可能とするとともに、表示内容を簡単に切り替え可能としたシステムキッチンにおいて、更に以下に説明するようなニーズが高まっている。
即ち、電化住宅の普及が急速に進展している昨今において、照明機器、炊飯器、ポット、食器洗浄器、IH(Induction Heating)ヒータ、電子レンジは勿論のこと、その他の給湯器、冷暖房、パーソナルコンピュータ(PC)等、家庭内の電気機器は多種多様を極めている。このため、これらの電気機器を集中制御することができれば、作業の合理化が大きく促進されることになる。特に、住宅内に分散して配置された各種の電気機器を調理作業中において一元的に集中してコントロールすることにより、家事労働を軽減させることが可能なシステムが従来より望まれていた。
このため、例えば特許文献3に示すような住宅機器制御システムが提案されている。この住宅機器制御システムでは、住宅内の任意の箇所に設置されたホームコントローラを介して住宅内に分散して設置されている各種電気機器の制御や監視を行う。また、住宅内の電力消費量を測定してこれを通信し、通信された電力消費量を上記ホームコントローラに設けられている表示部に表示させる。
従って、電力消費量測定手段の測定結果がホームコントローラの表示部に表示されることにより、その表示を見たその住宅の居住者等は電力消費量が多いか少ないかを判断することができる。そして、電力消費量が多いと判断した場合には、各電気機器の運転状態をホームコントローラから制御することにより、電力消費量を少なくすることが可能となる。
しかしながら、上記引用文献3に開示されているシステムは、ホームコントローラそのものが大きく、これを設置するための場所の確保が困難な上、そのホームコントローラの設置により室内の美観が損なわれるという問題点があった。
また、ホームコントローラが集中制御し得る電気機器の種類に限度があり、例えば、給湯器やエアコン、床暖房の制御は別のリモコン装置によって実行しなければならず、調理作業中における電気機器の一元管理への大きな障壁となっていた。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、調理作業を行うユーザに対して表示すべき情報を、ユーザ自身が非接触で切替可能とするとともに、各種の電気機器を非接触で一元的にコントロール可能なシステムキッチンを提供するとともに、特にエンターテイメント性を高めたより快適な調理空間を作り出すことが可能なシステムキッチンを提供することにある。
本発明に係るシステムキッチンは、上述した課題を解決するために、ユーザが指定可能なアプリケーションの項目を1以上に亘り配列させた操作パネルの画像を投影し、少なくとも上記操作パネルの画像が投影されている領域を撮影範囲に含むようにして撮像し、撮像した画像を構成する各画素、又は上記画像を構成する複数の画素からなる画像領域につき輝度レベルを識別し、識別した各画素又は各画像領域の輝度レベルに基づいて、ユーザが指定した項目を判別し、これに対応するアプリケーションを実行する。
即ち、本発明に係るシステムキッチンは、ユーザが指定可能なアプリケーションの項目を1以上に亘り配列させた操作パネルの画像を投影する画像投影手段と、少なくとも上記画像投影手段により上記操作パネルの画像が投影されている領域を撮影範囲に含むようにして撮像する撮像手段と、上記撮像手段により撮像された画像を構成する各画素、又は上記画像を構成する複数の画素からなる画像領域につき輝度レベルを識別する輝度識別手段と、上記輝度識別手段により識別された各画素又は各画像領域の輝度レベルに基づいて、ユーザが指定した項目を判別する判別手段と、上記判別手段により判別された項目に対応するアプリケーションを実行させるための制御手段とを備える。
本発明に係るシステムキッチンは、ユーザが指定可能なアプリケーションの項目を1以上に亘り配列させた操作パネルの画像を投影し、少なくとも上記操作パネルの画像が投影されている領域を撮影範囲に含むようにして撮像し、撮像した画像を構成する各画素、又は上記画像を構成する複数の画素からなる画像領域につき輝度レベルを識別し、識別した各画素又は各画像領域の輝度レベルに基づいて、ユーザが指定した項目を判別し、これに対応するアプリケーションを実行する。
これにより、ユーザは、プロジェクタ装置により天板上に投影された操作パネルを視認し、好みのアプリケーションの項目が投影されている箇所まで手を差し出すのみで、指定操作を完了することができる。このため、調理姿勢を維持しつつ、表示内容を簡単に切り替えて必要な情報を視認することが可能となる。
特に、手を差し出すのみで非接触の指定操作を完了できる本発明では、従来技術の如くタッチパネルやマウス等の指定用のデバイスを汚してしまうこともなくなり、システム全体の故障を抑制することも可能となる。また、非接触で指定操作を実行可能な本発明では、ユーザは指定操作の都度、手を洗浄し、また乾燥させる必要もなくなることから、情報の選定、切替操作をより円滑に実行することが可能となり、かかる指定操作によって調理が妨げられるという問題点を解消することも可能となる。
さらにこのシステムキッチンでは、上述の如く各種の電気機器を非接触で一元的にコントロールすることができることに加え、さらにエンターテイメント性を高めたより快適な調理空間を作り出すことも可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、飲食店や家庭等において食物を調理する際に適用されるコードレスのシステムキッチンについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用したシステムキッチン1は、少なくともワークトップ又はカウンター(以下、これらを天板という)を有するシステムキッチンであって、図1に示すように、キャビネット11と、このキャビネット11における調理台ユニット領域Cの上面を被覆する天板13と、この天板13に隣接する流し台領域Aにおいて形成されたシンク14と、シンク14に対して湯水を供給するための図示しない水栓とを備えている。
また、このシステムキッチン1は、下方に映像を投影可能なプロジェクタ装置5と、下方を撮像可能な撮像装置6とをさらに備えている。これらプロジェクタ装置5並びに撮像装置6は、それぞれ制御用コンピュータ7に接続される。
キャビネット11は、図示しない蝶番を介して前面側に片開き可能に軸着されている扉21、22、23と、図示しないスライド部材上に挿入される収納用引出24a〜24dとを有している。このキャビネット11を構成する各扉21〜23や収納用引出24内には、主として台所用具や食器等を収納可能な棚やケース等を設けるようにしてもよい。
シンク14には、水切り用の凹み部14aが形成されており、底面には排水口14bが設けられている。このシンク14において、凹み部14a並びに排水口14bは、プレス成形や注型成形、インジェクション成形等の方法により互いに一体に成形されている。シンク14の材質は、特に限定されるものではないが、耐熱性のある樹脂やステンレス鋼板等の金属を用いることも可能である。
天板13は、表面が平滑なガラス板で構成されている。この天板13上には、食材等を加熱調理するための調理鍋やポット等に代表される調理用容器や、実際に食材を切り刻み、加工するためのまな板がユーザ任意の位置に載置可能な構成とされている。この天板13は、全ての領域が同素材で構成される場合に限定されるものではなく、コイルユニット3を配置する範囲について上述の如きガラス板等で構成されていればよい。
この天板13上には、調理用容器が複数に亘り任意の位置に載置される場合もあるし、まな板以外に、図示しない食器篭や炊飯器、ジューサー等といった各種調理用機器がそれぞれ任意の位置に載置される場合もある。即ち、この天板13は、調理用容器が載置される可能性があることから、耐熱性、耐衝撃性、耐薬品性、機械的強度に優れた材料で構成する必要があるところ、通常、耐熱ガラスやセラミックス等で構成される。また、この天板13にはプロジェクタ装置5から画像が投影されることになるため、その上面は光を反射する色、例えば白色系の色、薄い青色、緑色が施されていることが望ましい。
プロジェクタ装置5は、この天板13の直上に配設されている天井50に設置される。同様に撮像装置6もこのプロジェクタ装置5に隣接するようにして天井50に設置されている。なお、このプロジェクタ装置5並びに撮像装置6は、天井50に設置される場合に限定されるものではなく、天板13表面に画像を投影することができ、或いは天板13表面の画像を撮像することが可能な位置であればいかなる箇所に設置されていてもよい。
図2は、本発明を適用したシステムキッチン1において、この制御用コンピュータ7を中心としたシステムブロックにつき示している。制御用コンピュータ7には、上述の如く設置されたプロジェクタ装置5並びに撮像装置6に加え、さらにスピーカ8と、データ集積ボード9と、DMXコントローラ10とが接続されている。ちなみに、このデータ集積ボード9並びにDMXコントローラ10は、制御用コンピュータ7に挿入されたシリアルカード49を介して接続され、またプロジェクタ装置5は、制御用コンピュータ7に挿入されたビデオカード55を介して接続されることになる。
DMXコントローラ10にはさらに制光器33を介してライト34が接続され、データ集積ボード9には、ファン制御部36を介してファン37が接続されてなるとともに、赤外線センサ部38が接続されている。
さらに、この制御用コンピュータ7は、インターネットハブ31を介してネットワーク32に接続される。
制御用コンピュータ7は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等の電子機器により構成され、撮像装置6から伝送される画像信号等を記録し、また記録した画像信号等に基づき所定の制御を実行する。この制御用コンピュータ7は、システムキッチン1全体を制御するためのいわゆる中央制御装置としての役割も担う。
図3は、この制御用コンピュータ7のブロック構成の一例を示している。制御用コンピュータ7は、インターフェース51に接続されるエンコーダ52と、メモリ53と、CPU(Central Processing Unit )54と、マウスやキーボード等で構成される操作部56と、ハードディスク等で構成されるサーバ57とが内部バス50に接続されてなる。また、この制御用コンピュータ7に挿入されたシリアルカード49と、ビデオカード55とが内部バス50へ連絡可能な状態で設けられる。
インターフェース51は、撮像装置6からUSBケーブルを介して介して送信されてきた画像信号をエンコーダ52へ供給する。
エンコーダ52では、この供給されてきた画像信号につき、所定の規格に基づいて圧縮符号化する。このエンコーダ52により圧縮符号化された画像信号は、メモリ53やサーバ57、更には図示しないバッファ等に格納されることになる。
CPU54は、演算を行うALU(Arithmetic Logic Unit)や、データを一次記憶するレジスタ、メモリや周辺機器との入出力を行うバスインターフェース等で構成される。またこのCPU54では、その他、浮動小数点演算等を行う浮動小数点演算部、レジスタよりも多くの情報を一時記憶するキャッシュ等の機能を備えるようにしてもよい。CPU54は、操作部56を介したユーザの命令に基づき、解析用コンピュータ7内の各構成要素を制御する、いわゆる中央制御ユニットとしての役割を果たす。
ビデオカード55は、CPU54による制御の下、メモリ53やサーバ57、更には図示しないバッファ等に格納されている情報に基づいて画像信号を生成し、これをプロジェクタ装置5へと送信する。また、このビデオカード55は、CPU54による制御に基づき、プロジェクタ装置5におけるコントラスト、輝度の制御を実行する。
この制御用コンピュータ7を構成する内部バス50に対してLAN(Local Area Network)を介して接続されたインターネットハブ31は、ネットワーク32と接続するための回線制御回路と、制御用コンピュータ7との間でデータ通信を行うための信号変換装置としてのモデムによって実現される。このインターネットハブ31は、内部バス50からの各種命令に変換処理を施してこれをネットワーク32側へ送出するとともに、ネットワーク32からのデータを受信した場合にはこれに所定の変換処理を施して内部バス50、或いはCPU54へ送信する。
次に、プロジェクタ装置5のブロック構成につき、透過型の液晶パネルを赤、緑、青の各色に対応するように3枚用いてフルカラー映像を投射する3板方式の液晶プロジェクタ装置を例に挙げて、図4を参照しながら詳細に説明する。
このプロジェクタ装置5は、空間光変調素子に印加する電気信号に従い、入射光を空間変調して出射し、空間変調素子により空間変調された光を集めて投射し、映像表示を行うプロジェクタ装置である。このプロジェクタ装置5は、DVIケーブルにより制御用コンピュータ7のビデオカード55の出力端子に接続されている。
プロジェクタ装置5では、フルカラーの映像表示を行うために、照明光学系において、光源から出射された光を光の3原色である赤色光、緑色光及び青色光に分解できるようになっている。また、プロジェクタ装置5では、分解された各色光に対応して液晶パネルが3枚配設されており、この3枚の液晶パネルに対してそれぞれ各色に対応した映像信号に基づく電気信号が印加され、各色光を空間変調する。そして、プロジェクタ装置では、3枚の液晶パネルで空間変調された各色光を光合成手段により合成して、天板13等に投射する。
上述したようなプロジェクタ装置5は、光を出射する光源501と、光源501から出射された出射光の光路順に、照度分布を均一化する第1のフライアイレンズ502及び第2のフライアイレンズ503と、偏光光を生成する偏光変換素子504と、光を集光するメインコンデンサ505と、青色光を透過すると共に赤色光及び緑色光を反射する第1のダイクロイックミラー506とを備えている。
また、このプロジェクタ装置5は、第1のダイクロイックミラー506を透過した青色光の光路順に、光を反射する反射ミラー507と、メインコンデンサ505と共に光を集光するコンデンサレンズ508Bと、集光された光を空間変調する液晶パネル部509Bとを備え、第1のダイクロイックミラー506で反射された赤色光及び緑色光の光路順に、赤色光を透過すると共に緑色光を反射する第2のダイクロイックミラー510とを備えている。
さらに、このプロジェクタ装置5は、第2のダイクロイックミラー510により反射された緑色光の光路順に、メインコンデンサ505と共に光を集光するコンデンサレンズ508Gと、集光された光を空間変調する液晶パネル部509Gとを備え、第2のダイクロイックミラー510を透過した赤色光の光路順に、光を反射する反射ミラー511、512と、メインコンデンサ505と共に光を集光するコンデンサレンズ508Rと、集光された光を空間変調する液晶パネル部509Rとを備えている。
さらにまた、このプロジェクタ装置5は、各色に分離された光がそれぞれ液晶パネル部509R,509G,509Bにより空間変調されて出力される位置に、これら各色の変調光を合成する合成プリズム513と、合成プリズム513により合成された変調光を投射する投射レンズ514とを備えている。
この投影レンズ514は、ワイドアングルレンズ等が適用され、自動焦点合わせ機能は付加されていない。このため、システムキッチン1を配設する時に、投影レンズ514に付加された図示しない調整機構を作業員が操作することにより、その焦点合わせを行うことになる。
以上のような構成とされたプロジェクタ装置5において、光源501から出射された光は、光源501に付随する集光鏡により略一方向に集光されて第1のフライアイレンズ502に向けて出射される。次に、第1のフライアイレンズ502及び第2のフライアイレンズ503に入射した光は、照度分布が均一化されて偏光変換素子504に入射する。偏光変換素子504に入射した光は、無偏光から略一方向の偏光光に変換されて、メインコンデンサ505で集光され、第1のダイクロイックミラー506及び第2のダイクロイックミラー510により赤色光、緑色光及び青色光に分離される。分離された赤色光、緑色光及び青色光は、それぞれコンデンサレンズ508R,508G,508Bにより各液晶パネル部509R,509G,509Bに集光され、各液晶パネル部509R,509G,509Bを照明する。各液晶パネル部509R,509G,509Bに入射した赤色光、緑色光及び青色光は、各液晶パネル部509R,509G,509Bにより、制御コンピュータ7による制御の下、それぞれ空間変調された後に合成プリズム513により合成されて投影レンズ514により拡大されて天板13上に投影される。
次に、撮像装置6のブロック構成につき、図5を参照しながら詳細に説明する。撮像装置6は、撮像される領域から入射される光を集光するレンズ62と、レンズ62から射出される光の光量を調整して射出する絞り63と、絞り63から射出された光を受光して画像信号を生成し、生成した画像信号を出力するCCD(Charge Coupled Device)64とを備えた、いわゆるビデオカメラである。
また、撮像装置6は、CCD64から出力された画像信号の出力レベルを自動的に制御するAGC(Auto Gain Control)回路65と、AGC回路65から供給された画像信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換回路(以下、A/D変換回路という。)66と、A/D変換回路66から出力された画像信号から輝度信号Y及び色差信号Cを生成するY/C信号生成回路67と、Y/C信号生成回路67から供給された輝度信号Y及び色差信号Cを検波する検波回路68と、検波回路68で算出された値に基づいて各部を制御する制御回路69と、Y/C信号生成回路67から出力された色差信号C及び輝度信号Yを処理する画像信号処理部70と、画像信号処理部70に供給された画像信号や画像信号処理部70によって処理された画像信号を記憶するメモリ71とを備えている。
さらに、この撮像装置6は、制御回路69による制御に基づいて、レンズ62及び絞り63を駆動するドライバ72と、この制御回路69に接続されてなり、必要なコマンドを入力するためのボタン等からなる操作部73とを備えている。
絞り63は、中心に開口63aが設けられており、開口63aの大きさが可変とされている。開口63aの大きさは、ドライバ72によって調整可能とされている。開口63aが大きいほど、CCD64に対して供給される光の量が多くなる。
CCD64は、絞り63を介して受光面に結像された撮像光を、画素毎に電気信号に変換して1画面分の画像信号を出力し、AGC回路65に供給する。また、CCD64は、制御回路69による制御に応じて、撮像光を受光してから画像信号を出力するまでの時間、即ち画像信号を蓄積する時間を制御する電子シャッタ機能が実装されていてもよい。
検波回路68は、Y/C信号生成回路67によって生成された輝度信号Y及び色差信号Cのうち、CCD64の所定の領域(以下、検波領域という。)から出力された画像信号に基づいて形成された輝度信号Y及び色差信号Cを検波する。具体的に説明すると、検波回路68は、検波領域から出力された画像信号に基づいて生成された輝度信号Yの高周波成分の積分値を算出する。また、検波回路68は、検波領域から出力された画像信号に基づいて生成された色差信号Cの積分値を算出する。また、検波回路68は、検波領域から出力された画像信号に基づいて生成された輝度信号Yの積分値を算出する。
制御回路69は、検波回路68で算出された値に基づいて、或いは操作部73を介して指定されたコマンドに基づいて各部を制御する。この制御回路69では、輝度信号Yの高周波成分の積分値に基づいて、或いは操作部73を介して指定されたコマンドに基づいてドライバ72を駆動し、レンズ62の位置を移動させて焦点を合わせる。また、制御回路69は、輝度信号Yの積分値に基づいてドライバ72を駆動し、絞り63に設けられた開口63aの大きさを変化させるようにしてもよいし、色差信号Cの積分値に基づいてホワイトバランスを算出するようにしてもよい。
また、このレンズ62の焦点合わせは、作業員がレンズを手動で回転させつつ、カメラ画像を視認しながら実行するようにしてもよい。
画像信号処理部70は、Y/C信号生成回路67によって生成された輝度信号Yと色差信号Cとから、画像信号を生成して、これをUSBケーブルを介して制御用コンピュータ7へ出力する。また、画像信号処理部70は、ガンマ補正、コントラストの補正など、各種の補正も行う。また画像信号処理部70は、制御回路69で算出されたホワイトバランスに基づいてホワイトバランスを制御する。また、画像信号処理部70では、制御回路69の制御に基づいて、メモリ71に対する画像信号の記録や、メモリ71に記憶されている画像信号の読み出しを行う。
以下、図2に示すシステムブロックにおける残りの構成につき説明をする。
ネットワーク32は、例えば制御用コンピュータ7と電話回線を介して接続されるインターネット網を始め、TA/モデムと接続されるISDN(Integrated Services Digital Network)/B(broadband)−ISDN等のように、情報の双方向送受信を可能とした公衆通信網である。このネットワーク32は、いわゆる光ファイバ通信網で構成されていてもよい。さらにこのネットワーク32は、静止画像に加えてMPEG画像をも送信できるようにしてもよい。かかる場合には、インターネットプロトコル(IP)に基づき、MPEGデータがある一つのチャネルから継続的に送信され、静止画像データは別のチャネルから一定時間毎に送信されることになる。
スピーカ8は、システムキッチン1の天井50にマウントされてなり、手動でトーンと音量調整をするための図示しない調整機構が前面に設けられている。このスピーカ8は、磁気回路の磁気ギャップ中で移動可能とされたボイスコイルに電気信号を供給し、この電気信号に応じてボイスコイルに取り付けられた振動板を振動させることにより電気信号を音響に変換する。
DMXコントローラ10は、制御用コンピュータ7におけるシリアルカード49にある少なくとも1のシリアルポートP1を通じてLANにより情報を送受信する。また、このDMXコントローラ10に対して接続されている制光器33は、かかるDMXコントローラ10による制御に基づいて、ライト34を点灯させ、又は消灯させる。ちなみに、この制光器33に対して複数のライト34を接続し、これらにつき一つずつチャンネルを割り当てることにより、独立して動作させるようにしてもよい。
データ集積ボード9は、制御用コンピュータ7におけるシリアルカード49にある少なくとも1のシリアルポートP2に接続されたRS232ケーブルを通じて情報を送受信する。また、このデータ集積ボード9に接続されたファン制御部36は、かかるデータ集積ボード9を介して送信されてきた制御用コンピュータ7による制御信号に基づいてファン37を回転させる。このときファン制御部36は、ファン37の回転速度を複数段階に亘って改変可能となるように設定されていてもよい。さらに、このデータ集積ボード9は、接続された赤外線センサ部38からセンサ情報を取得し、これをRS232ケーブル経由で制御用コンピュータ7へと送信する。
赤外線センサ部38は、図1,6に示すように、天板13に近接するユーザからの赤外光を受光可能な赤外受光素子39を当該天板13の周囲縦横に亘り複数個配列している。この赤外受光素子39は、例えば25cm間隔で天板13の側面に設けられていてもよい。これにより、天板13周囲を単に歩いているだけのユーザに対してその都度反応することもなくなる。ちなみに、この赤外受光素子39は、調理作業を実行すべく天板13周囲に立っているユーザを効率よく検知できるような高さにマウントされている。また、この赤外受光素子39における受光面の角度等は、図示しない止めネジを回転させることにより自在に調節可能とされていてもよい。
赤外受光素子39は、天板13に接近してきたユーザから反射してきた赤外光を受光してこれを電気信号に変換する。この赤外受光素子39は、赤外線のもつ熱効果によってセンサが温められ、素子温度の上昇によって生じる素子の電気的性質の変化を検知するいわゆる熱型赤外線センサや、焦電物質の焦電特性を利用した焦電型赤外線センサ等、あらゆる種類の赤外線センサで構成してもよい。この赤外受光素子39により生成された電気信号は、それぞれ増幅されてセンサ情報としてデータ集積ボード9へと送られる。
このような構成からなる赤外線センサ部38では、予め手動設定した距離レンジ内にユーザが存在するか否かを検知することが可能となる。例えば、赤外受光素子39Eの距離レンジ40E内にユーザが接近してくると、これに応じた赤外光を赤外受光素子39Eが受光し、電気信号に変換して制御用コンピュータ7へと送られることになる。制御用コンピュータ7は、赤外線センサ部38を構成するいかなる赤外受光素子39から電気信号が送られてきたかを識別することができるため、この赤外受光素子39Eからの電気信号を受けて当該赤外受光素子39にユーザが接近してきたことを判別することが可能となる。
また、本発明を適用したシステムキッチン1では、天板13上に載置された調理用容器につき、IHヒータを利用した加熱冷却システムを適用するようにしてもよい。この加熱冷却システム1では、高周波磁界を発生するための誘導加熱コイルと、その誘導加熱コイルを駆動するインバータ回路とを有するコイルユニットにより、調理用容器を誘導加熱させる。
図7は、このコイルユニットが配設される空間19の構成を示す斜視図である。図7(a)は、天板13を配設する前の空間19を示しており、図7(b)は、実際に天板13を配置した後の空間19を示している。
このシステムキッチン1内に設けられた空間19は、略平面状の底板28と、底板28に対して平行な天板13とを所定の間隔を持って設置し、さらにこれら天板13と底板28の周囲を側壁19aで囲むことにより密閉状態とされたいわゆる閉空間として構成される。
ちなみに、この空間19は、天板13上において調理用容器20が載置可能な位置に対応させて形成されている。この空間19内には、調理用容器20を誘導加熱するためのコイルユニット3が配置される。なお、天板13上には、このコイルユニット3が配置されている箇所にマーキング601が描かれていてもよい。このコイルユニット3は、電源プラグ329に接続された電源コード330を介して電源が供給される。
図8は、このコイルユニット3のブロック構成図であり、図9は、かかるコイルユニット3の構成断面図である。これら、図8,9に示すように、コイルユニット3は、インバータブロック331と、制御ブロック332に大別されて構成されている。このインバータブロック331は、実際に誘導加熱する高周波磁界を制御するためのブロックであり、制御ブロック332は、コイルユニット3全体を制御するためのブロックである。
インバータブロック331は、家庭用のAC200V(50/60Hz)の電源を電源プラグ329から電源コード330を介して受給する整流回路333と、この電源コード330と整流回路333との間に配設された電流検知コイル344と、この整流回路333に接続されてなり、鉄心にコイルを巻回すことにより構成されるチョークコイル334と、このチョークコイル334との間で直列LC回路を構成するコンデンサ335と、整流回路333の出力端子間を直列に接続するようにして配設される第1のスイッチング素子336並びに第2のスイッチング素子337と、これらスイッチング素子336,337に対して並列に接続される2つの共振コンデンサ338,339と、これら共振コンデンサ338,339の接続点に短絡されるカーレントトランス340と、インバータブロック331の内部の何れかに実装される回路保護サーモ341とを備えている。このインバータブロック331におけるカーレントトランス340の一端側と、上記スイッチング素子336,337の接続点には、さらに誘導加熱コイル342が接続され、この誘導加熱コイル342の略中心付近には鍋温度検知サーミスタ350が設けられている。ちなみに、加熱調理時においては、この誘導加熱コイル342からの高周波磁界により天板13を介して調理用容器20を誘導加熱できる位置まで、コイルユニット3自体が移動させられることになる。
制御ブロック332は、上記インバータブロック331における電流検知コイル344に接続される一次電流検知回路345と、整流回路333へ供給される電流を検知するための電源電圧検知回路346と、少なくとも上記一次電流検知回路345並びに電源電圧検知回路346に接続されてなり、この制御ブロック332全体を制御するための中央演算ユニットとしての役割を担う制御回路347と、この制御回路347と上記スイッチング素子336,337とに接続されるインバータ駆動回路348と、接続された回路保護サーモ341からの検知情報を制御回路347へ送信するための温度検知回路349と、カーレントトランス340並びに制御回路347にそれぞれ接続されるコイル電流検知回路351と、温度検知サーミスタ350並びに制御回路347にそれぞれ接続される鍋温度検知回路352とを少なくとも備えている。また、この制御ブロック332は、上記制御回路347に対して更に冷却ファン354と、アラーム362と、表示部363と、操作部357とを接続して構成されている。
これら各構成要素は、図9に示すように筐体305内部に実装されてなり、特にインバータブロック331並びに制御ブロック332は載置台6上に載置されて取り付けられることになる。さらに、この筐体5は、冷却用ファン354の配設位置近傍の底面において吸気口358が形成されてなり、さらに一の側面には排気口359が形成されている。
先ず、インバータブロック331の詳細な構成につき説明をする。
整流回路333は、接続された電源プラグ329からの電源用電流を整流するために配設されたものであって、供給された交流としての電源用電流を直流に変換する。チョークコイル334とコンデンサ335とにより構成されるLC直列回路は、いわゆる平滑回路を構成する。スイッチング素子336,337は、例えばトランジスタ等で構成され、各スイッチング素子336,337のエミッタとコレクタには逆導通用のダイオード362,363がそれぞれ並列接続される。スイッチング素子336のベースにはインバータ駆動回路348からの駆動信号QAが供給され、スイッチング素子337のベースにはインバータ駆動回路348からの駆動信号QBが供給される。即ち、インバータ駆動回路348は、この駆動信号QAと駆動信号QBとを交互に供給することにより、共振コンデンサ338,339と誘導加熱コイル342に共振電流を流すことが可能となる。
誘導加熱コイル342は、図9に示すように、筐体305の上面305aに対向させて配設されてなる。この誘導加熱コイル342における巻き数は、上記調理用容器20を加熱する際における電力を支配するものであり、調理用容器20における底板の表皮抵抗や共振電流の大きさとの関係において最適に調整されている必要がある。この誘導加熱コイル342は、上記供給される共振電流に基づいて共振されることになり、その結果、高周波磁界を発生させることが可能となる。
回路保護サーモ341は、温度の変化に応じて抵抗値が変化するサーミスタ等で構成される。この回路保護サーモ341は、主としてインバータブロック331や制御ブロック332を構成する空間の温度を測定する。
温度検知サーミスタ350は、回路保護サーモ341と同様にサーミスタで構成される。この鍋温度検知サーミスタ350は、天板13を介して調理用容器20の温度を検知すべく、上述の如く誘導加熱コイル342の中心付近に配設されることになる。
カーレントトランス340は、誘導加熱コイルに流れる共振電流の電流値を検知するためのコイル等である。
次に、制御ブロック332の詳細な構成につき説明をする。
一次電流検知回路345は、接続された電流検知コイル344を介して、電源プラグ329を介して供給される電源用電流の電流値を検知する。この一次電流検知回路345は、この検知した電流値を制御回路347へと通知する。
電源電圧検知回路346は、電源プラグ329からの電源用電流に基づく電圧を検知する。電源電圧検知回路346は、この検知した電圧を制御回路347へ通知する。
制御回路347は、CPU等で構成される。この制御回路347は、上述した一次検知回路345により検知された電流値が通知され、かつ電源電圧検知回路346により検知された電圧が通知された場合には、これらを参照しつつ、設定された電力となるようにインバータ駆動回路348を制御する。この制御回路347は、操作部357を介したユーザからの命令を解釈し、これに基づいてインバータ駆動回路348、冷却ファン354、アラーム362を制御するとともに、所定の情報を表示部363を介して表示する。
インバータ駆動回路348は、正弦波信号を発振させるための発振回路として構成され、制御回路347による制御に基づいて、上記駆動信号QA又は駆動信号QBを生成する。
温度検知回路349は、回路保護サーモ341における抵抗値の変化を検出する。この温度検知回路349は、この検出した回路保護サーモ341の抵抗値の変化に基づき、筐体305の内部の温度を検知する。この温度検知回路349は、検知した筐体305内部の温度を制御回路347へ通知する。制御回路347は、温度検知回路349からの通知を介して筐体305内部の温度を随時認識することが可能となる。これにより、例えば運転中において冷却ファン等が停止した場合や、吸気口358や排気口359が詰まった場合等のように冷却性能が低下し、筐体305の内部の温度が急激に上昇した場合には、制御回路347は、温度検知回路349を介してこれを認識し、コイルユニット3全体の動作を停止させることも可能となる。
コイル電流検知回路351は、カーレントトランス340により検知された共振電流の電流値を読み取り、これを制御回路347へ通知する。制御回路347は、コイル電流検知回路351を介して共振電流の電流値を随時認識することができる。これにより、制御回路347は、例えば、調理用容器20の材質や形状に応じて決定される誘導加熱に必要な電力に対して、必要以上の共振電流が流れるのを抑制することが可能となり、さらには、誘導加熱中において調理用容器20が外された場合において、コイルユニット3全体の動作を停止させるとともに、アラーム362を介してこれをユーザに通知することも可能となる。
鍋温度検知回路352は、鍋温度検知サーミスタ350における抵抗値の変化を検出する。この鍋温度検知回路352は、この検出した鍋温度検知サーミスタ350の抵抗値の変化に基づき、調理用容器20の温度を検知する。この鍋温度検知回路352は、検知した調理用容器20の温度を制御回路347へ通知する。制御回路347は、温度検知回路349からの通知を介して調理用容器20の温度を随時認識することが可能となる。これにより、例えば調理用容器20の底部の温度が規定値以上に上昇した場合には、コイルユニット3全体の動作を停止させることも可能となる。
冷却ファン354は、制御回路347による制御に基づいて回転させられる。この冷却ファン354の回転に応じて、吸気口358から冷却風が吸い込まれることになる。この吸い込まれた冷却風は、インバータブロック331や制御ブロック332上を通過することによりこれらを冷却し、排出口359から外部へと排出されることになる。
アラーム362は、制御回路347による制御に基づいて所定の音を発生させる音声発振器で構成される。
表示部63は、制御回路47による制御に基づいて所定の情報を表示する液晶表示面等で構成される。
操作部357は、ユーザが実際にコイルユニット3を操作するためのキーやボタン等で具体化される。この操作部357においてユーザから入力された内容は、制御回路347へ通知され、制御回路347はかかる入力された内容に基づいてコイルユニット3の各構成要素を制御していくことになる。ちなみにこの操作部357は、筐体5の表面に形成されたボタン等を想定しているが、かかる場合に限定されるものではなく、例えば、無線通信でユーザからの入力内容を送信するためのリモートコントローラで構成されていてもよい。また、このリモートコントローラ機能を制御用コンピュータ7からの命令を受信可能な構成としてもよい。これにより、このコイルユニット3全体を制御用コンピュータ7により自在に遠隔操作することも可能となる。
次に、上述の構成からなるコイルユニット3により、実際に調理用容器20を誘導加熱する方法につき説明をする。
先ず、電源プラグ329から電源コード330を介して電源用電流を受給する。この受給した電源用電流は、整流回路333において整流されることになる。このとき、インバータ駆動回路348は、制御回路347による制御の下、スイッチング素子336,337に供給する駆動信号QA、QBの調整する。
図10(a)は、誘導加熱コイル342に流れる共振電流を、図10(b)は、このスイッチング素子336に対して供給される駆動信号QAを、図10(c)は、このスイッチング素子337に対して供給される駆動信号QBを示している。
インバータ駆動回路348は、制御回路347による制御の下、時点tから時点tに至るまで駆動時間がT1である駆動信号QAをON出力する。この駆動時間T1の間では、スイッチング素子336及びダイオード362と、誘導加熱コイル342と、共振コンデンサ338とで形成される閉回路で共振することになる。ちなみに、インバータ駆動回路348は、時点tにおいて駆動信号QAをOFFにする。
次にインバータ駆動回路348は、制御回路347による制御の下、時点tから駆動時間がT2である駆動信号QBをON出力する。この駆動時間T2の間では、スイッチング素子337及びダイオード363と、誘導加熱コイル342と、共振コンデンサ339とで形成される閉回路で共振することになる。なお、この駆動時間T2は、上記駆動時間T1と同一である。
このように閉回路を変えて誘導加熱コイル342を共振させることにより、誘導加熱コイル342において高周波磁界を発生させることができる。この発生させられた高周波磁界は、天板13を介して調理用容器20の底板を通過していくことになる。この調理用容器20の底板は、金属製であるため、この高周波磁界を金属製の底板に通すことにより、渦電流が発生することになる。この渦電流と調理用容器20の持つ電気抵抗によりジュール熱が生じ、調理用容器20自体が発熱することになる。その結果、調理用容器20内にある食物を加熱調理することが可能となる。
次に、本発明を適用したシステムキッチン1を構成するシステムの動作につき説明をする。このシステムキッチン1では、プロジェクタ装置5から図11に示すような操作パネル81の画像を天板13上に投影する。この操作パネル81には、後述するようにユーザが指定可能なアプリケーションの項目82が1以上に亘り配列されている。
システムキッチン1のユーザは、この天板13上に投影されている操作パネル81の画像を視認した上で、好みのアプリケーションの項目を指定する。ちなみに、この指定操作は、図11に示すように、ユーザが指定を望むアプリケーション82の項目が投影されている天板13上の箇所に手を差し出すことにより実行する。
撮像装置6は、この指定動作を実行する上において、天板13における少なくとも操作パネルの画像が投影されている領域を撮影範囲に含むようにして撮像を行っている。このため、天板13上に差し出されたユーザの手をも撮像することが可能となる。撮像装置6は、撮像したユーザの手を含む天板13上の画像を制御用コンピュータ7へ送信する。このとき、撮像装置6は、天板13全体を撮影範囲に含むようにして撮影画角を設定して撮像を行うが、少なくとも上記操作パネル81の天板13上における投影位置を撮影範囲に含むように設定されていればよい。
制御用コンピュータ7は、この差し出されたユーザの手における天板13上の位置を識別する。そして制御用コンピュータ7は、この識別した天板13上の位置に現時点において投影されているアプリケーションの項目を把握することにより、実際にユーザが指定したアプリケーションの項目を判別する。最後に制御用コンピュータ7は、この判別したアプリケーションの項目を実行させるための制御をシステムキッチン1全体に対して実行する。
先ず、このユーザが指定したアプリケーションの項目の判別方法につき詳細に説明をする。
制御用コンピュータ7は、プロジェクタ装置5に対して図12(a)に示すようなアプリケーションの項目82a〜82d等を配列させた操作パネル81を天板13上に投影させる。また制御用コンピュータ7は、これと同時に、撮像装置6によって撮像された画像の輝度レベルを識別すべく、図8(b)に示すような差異検出エリア83を並べた参照用枠84を読み出す。この参照用枠84は、予め設定された状態でサーバ57等に記憶されてなり、上記識別を行う際に、CPU54による制御の下、かかるサーバ57から読み出される。この参照用枠84は、実際に輝度レベルの識別を細かく実行していく領域を、天板13全体の画像範囲との関係において設定したものである。この参照用枠84を構成する各差異検出エリア83a,83b,83c,83dの画像位置は、それぞれ操作パネル81を構成するアプリケーションの項目82a,82b,82c,82dの表示位置に対応している。
このような操作パネル81が天板13上に表示されている状態において、これを視認したユーザが項目82bに対応するアプリケーションの実行を望み、項目82b上に手を差し出した場合を考えてみる。
この項目82b上に差し出されたユーザの手を含む天板13全体は、撮像装置6により上方から撮像される。撮像装置6により撮像された撮像光は、図5に示すCCD64により画素毎に電気信号に変換されて1画面分の画像信号とされ、AGC回路65へ供給される。さらにこのAGC回路65により出力レベルが制御された画像信号は、A/D変換回路66によりA/D変換され、さらにY/C信号生成回路67により輝度信号Y及び色差信号Cとされ、検波回路68により検波されるとともに画像信号処理部70へと送られる。画像信号処理部70に送られてきた輝度信号Y及び色差信号Cは、各種補正個が施された上で画像信号として再構成されて、USBケーブルを介して制御用コンピュータ7へ出力される。
制御用コンピュータ7に出力されてきた画像信号に基づく画像は、CPU54による制御の下、輝度レベルが解析される。図12(a)下段は、水平ラインx-x´上の輝度レベルの例を示している。天板13の輝度レベルと比較してユーザの手が差し出されている箇所における輝度レベルが著しく変化していることが示されている。制御用コンピュータ7では、この差し出されたユーザの手に基づく著しい輝度レベルの変化を、画素単位で、又は複数の画素からなる画像領域単位で検出していく。
かかる場合において、制御用コンピュータ7は、少なくとも参照用枠84を含むようにして水平ラインを図中z方向にスキャンさせることにより、輝度レベルを識別していく。そして、予め設定した肌色の一の輝度レベルJ1に相当する輝度レベルを示す画素又は画像領域を特定する。制御用コンピュータ7は、この特定した画素又は画像領域を現時点においてユーザの手が差し出されている画像位置として把握する。図12(b)は、この把握された画像位置を参照用枠84との関係において図示したものである。この図12(b)の例では、あくまで輝度レベルJ1に相当する画素を画像位置として特定し、これを×印で示したものである。これを複数の画素からなる画像領域として特定する場合には、比較対象として予め設定すべき輝度レベルJ1につき、ある程度の幅を持たせるようにしてもよい。かかる場合には、閾値J2から閾値J3に至るまで輝度レベルJ1を含むようにして予め設定しておき、この閾値の範囲内にある輝度レベルを持つ画素又は画像領域を識別するようにしてもよい。
このようにして制御用コンピュータ7により把握された、ユーザの手の画像位置は、天板13上に投影されているアプリケーションの項目82bに対応する差異検出エリア83b内に位置することになる。逆にこの制御用コンピュータ7は、この差異検出エリア83b内にユーザの手の画像位置があることを識別することで、この差異検出エリア83bに対応する項目82bがユーザによって指定されたことを判別することが可能となる。その結果、制御用コンピュータ7は、この判別した項目82bに対応するアプリケーションを実行させることになる。
ちなみに、ユーザの手の画像位置がいかなる差異検出エリア83内に存在するかを判別する場合には、かかるユーザの手の画像位置を連続して識別した結果に基づいて実行するようにしてもよい。かかる場合には、例えば画像位置を5回に亘り連続して識別し、その5回に亘り識別した各画像位置が最も多く位置していた差異検出エリア83を特定するようにしてもよい。また、単位時間にわたり、手の画像位置を識別し、この識別した画像位置の各差異検出エリア83内にある回数を比較することにより、上記判別を行うようにしてもよい。
また、このユーザが指定したアプリケーションの項目の判別は、撮像装置6により撮像した画像の時間的な変化を識別することにより実行するようにしてもよい。
かかる場合において、撮像装置6は、図13(a)に示すように、ユーザによる項目の指定が行われる前における天板13の画像a1を撮像する。制御用コンピュータ7は、この撮像装置6によって撮像された画像a1をサーバ57へ格納しておく。
次に、ユーザによる項目指定時において、撮像装置6により再度、天板13上の画像を撮像する。図13(b)は、かかる撮像装置6により撮像された天板13上の画像の例を示している。かかる項目指定時において撮像された画像a2は、ユーザにより差し伸ばされた手が映されている点において、画像a1と異なる。
次に制御用コンピュータ7は、サーバ57に格納しておいた画像a1を読み出す。そして、新たに撮像された画像a2につき、この画像a1との間で輝度レベルを比較する。かかる場合において、制御用コンピュータ7は、比較する2つの画像a1、a2間において同一画素位置にある各画素(m,n)につき、順次輝度レベルを比較する。(ちなみに、このm、nは、画像a1、a2上の全ての座標をとり得る。)。この輝度レベルの比較は、同一位置にある画素(m,n)につき、それぞれ輝度レベルの差分を求めるようにしてもよい。制御用コンピュータ7は、これら画像a1、a2間の輝度レベルの差異を、各画素(m,n)につき求めた輝度レベルの差分値を介して検出することができる。
かかる場合には、検出した差分値を、予め設定された閾値と比較する。検出した差分値が閾値を超える場合には、画像a1、a2間の信号レベルにつき差異が生じたものと判断する。これに対して、検出した差分値が閾値以下の場合には、画像a1、a2間の信号レベルにつき差異が生じなかったものと判断する。ちなみに、この閾値は、監視対象に応じて自由に設定することができる。
図13(c)における画像a3は、この検出した差分値が閾値以上の画素につき、色付きで表示したものである。画像a1と画像a2との間では、差し出されたユーザの手の部分につき輝度レベルの差異が生じているため、かかるユーザの手を構成する画素のみにつき、上述した閾値を超えることになる。このため、色付きで表示されている画像領域は、ちょうどユーザの手の形に応じた形状となる。
制御用コンピュータ7は、上述したステップに基づいて実際にこの画像a3を生成し、色付きで表示されている画像領域の座標を求める。そして、制御用コンピュータ7は、この求めた座標が、参照用枠84を構成するいかなる差異検出エリア83内に位置するのかを判別する。そして、判別した差異検出エリア83に対応するアプリケーション項目82を特定し、これに基づいた制御を実行していくことになる。
このように、本発明を適用したシステムキッチン1において、ユーザは、プロジェクタ装置5により天板13上に投影された操作パネル81を視認し、好みのアプリケーションの項目が投影されている箇所まで手を差し出すのみで、指定操作を完了することができる。このため、調理姿勢を維持しつつ、表示内容を簡単に切り替えて必要な情報を視認することが可能となる。
特に、手を差し出すのみで非接触の指定操作を完了できる本発明では、従来技術の如くタッチパネルやマウス等の指定用のデバイスを汚してしまうこともなくなり、システム全体の故障を抑制することも可能となる。また、非接触で指定操作を実行可能な本発明では、ユーザは指定操作の都度、手を洗浄し、また乾燥させる必要もなくなることから、情報の選定、切替操作をより円滑に実行することが可能となり、かかる指定操作によって調理が妨げられるという問題点を解消することも可能となる。
次に、本発明を適用したシステムキッチン1において、実際にユーザにより操作パネル81を介して実行可能なアプリケーションの例につき説明をする。
図14は、操作パネル81内に配列されるアプリケーションの項目を階層的に示している。ユーザは、アプリケーションの項目指定を望む場合には、天板13上の同一領域に一定時間、手を差し出す。撮像装置6は、このユーザにより差し出された手を撮像し、また制御用コンピュータ7は、その輝度レベルを識別することにより、ユーザが項目指定を望んでいる旨を判別する。そして、この制御用コンピュータ7は、マーク80を天板13上に投影させるように、プロジェクタ装置5を制御する。ユーザは、天板13上に投影されるマーク80を視認することにより、システムキッチン1が項目指定モードに移行しつつあることを識別することが可能となる。
ここで、このシステムキッチン1の動作モードは、通常モードと項目指定モードの2つのモードに大別される。通常モードは、主としてユーザが調理に専念し、何らアプリケーションの指定を望まない場合において適用される。これに対して、項目指定モードは、ユーザが何らかのアプリケーションの実行を望み、その項目を指定する場合において適用される。あえて,この通常モードと項目指定モードとを分けた理由として、調理に専念している最中に、天板13上に差し出したユーザの手によって、何ら意図していない項目が指定されてしまい、システムキッチン1全体があくまで誤動作したかの如き印象を与えてしまうのを防ぐ趣旨である。この通常モードから項目指定モードへの移行は、天板13上の同一領域に一定時間、手を差し出すことによって移行する場合に限定されるものではなく、他のいかなる方法によって移行させることも可能である。
項目指定モードに移行すると、図14に示す操作パネル81aがプロジェクタ装置5を介して天板13上に表示される。この操作パネル81aはいわゆるルートメニューであり、左から順にアプリケーションの項目201〜項目207が配列されている。
項目201は、天板13上にレシピを表示させるアプリケーションの項目である。この項目201が指定された場合に、制御用コンピュータ7は、その下の階層にある操作パネル81gを天板13上に投影させるようにプロジェクタ装置5を制御する。
項目202は、天板13上にレシピのカテゴリ一覧を表示させるアプリケーションの項目である。この項目201が指定された場合に、制御用コンピュータ7は、その下の階層にある操作パネル81bを天板13上に投影させるようにプロジェクタ装置5を制御する。
項目203は、システムキッチン1に配設されたスピーカ8を介して音楽を再生するアプリケーションの項目である。この項目203が指定された場合に、制御用コンピュータ7は、その下の階層にある操作パネル81cを天板13上に投影させるようにプロジェクタ装置5を制御する。
項目204は、システムキッチン1内の照明を自在に制御するアプリケーションの項目である。この項目204が指定された場合に、制御用コンピュータ7は、その下の階層にある操作パネル81dを天板13上に投影させるようにプロジェクタ装置5を制御する。
項目205は、ファン37のスピードを調整するアプリケーションの項目である。この項目205が指定された場合に、制御用コンピュータ7は、その下の階層にある操作パネル81eを天板13上に投影させるようにプロジェクタ装置5を制御する。
項目206は、コイルユニット3を利用した加熱冷却システムを制御するアプリケーションの項目である。この項目206が指定された場合に、制御用コンピュータ7は、その下の階層にある操作パネル81fを天板13上に投影させるようにプロジェクタ装置5を制御する。
項目207は、通常モードに移行するための項目である。この項目207が指定された場合に、制御用コンピュータ8は、再びマーク80を表示するとともに、通常モードに移行させるようにシステムキッチン1全体を制御する。
操作パネル81bでは、ユーザが選択可能なレシピカテゴリーの項目211、212、213が表示される。ユーザによりこの項目211〜213の何れかが指定された場合には、以下のステップS11へ進む。このステップS11において、現時点において天板13上に表示されているレシピが最大化された状態で投影されている場合には、制御用コンピュータ7は、操作パネル81gを投影させるようにプロジェクタ装置5を制御する。これに対して、制御用コンピュータ7は、現時点において天板13上にレシピが表示されていないか、又は天板13上に表示されているレシピが縮小化された状態で投影されている場合には、操作パネル81hを投影するようにプロジェクタ装置5を制御する。なお、項目214がユーザにより指定された場合には、図15に示すように上の階層としての操作パネル81aへ戻るように制御される。
操作パネル81gが天板13上に投影される場合には、同時にこの天板13上においてレシピが最大化された状態で投影される。図16は、かかるレシピの表示例を示している。ユーザは、このレシピとともに同時に表示される操作パネル81gにおける各項目221〜225を指定することができる。この項目221は、レシピの非表示を実行させるための項目である。また、項目222は、天板13上に最大化されて投影されているレシピを縮小表示させるための項目である。また、項目223及び224は、投影させるレシピを切り替えるためのキーである。
通常、レシピは制御用コンピュータ7におけるサーバ57に格納されたアプリケーションソフト上で管理されている。ユーザは、この項目223、223を指定することにより、或いは操作パネル81bにおける項目211〜213を指定することにより、このアプリケーションソフトで管理されているレシピを自在に切り替えることが可能となる。このレシピは、例えば376×376画素で構成され、サムネイル画像を含ませるようにしてもよい。またこのレシピのページ数はコンテンツによって増減自在となるように構成されていてもよい。ちなみに、このレシピは、ネットワーク32へアクセスすることにより、他のサイトからダウンロードしてきた内容を表示するようにしてもよい。
なお、項目225がユーザにより指定された場合には、図15に示すように上の階層としての操作パネル81bへ戻るように制御される。
操作パネル81hが天板13上に投影される場合には、同時に、この天板13上においてレシピが縮小化された状態で投影されているか、又はレシピが表示されていない状態にある。この操作パネル81hには、項目231〜234が配列されている。項目232を指定することにより、現時点において天板13上において縮小表示されているレシピを最大化された状態で表示することができ、また現時点において天板13上に何らレシピが投影されていない場合には、これを投影させることが可能となる。ちなみに、この項目232が指定された場合に、制御用コンピュータ7は、操作パネル81gを天板13上に投影させるようにプロジェクタ装置5を制御する。また、ユーザは、項目231、233を指定することができ、これにより上記アプリケーションソフト上で管理されているレシピを自在に切り替えることが可能となる。
なお、項目234がユーザにより指定された場合には、図15に示すように上の階層としての操作パネル81bへ戻るように制御される。
操作パネル81cが天板13上に投影されている場合において、ユーザは、項目241〜項目246を指定することにより音楽の再生をコントロールすることができる。項目241並びに項目242は、ボリュームの変更キーであり、項目243、246は選曲用のキーであり、さらに項目245は、選択された音楽の再生用に、項目244は、音楽の再生停止用に、それぞれ割り当てられている。この操作パネル81c上においては、再生中の楽曲名や再生時間等をこれら項目の上部に表示させるようにしてもよい。さらに、スピーカ8からの音声のボリュームをインジケータ240を介して表示させるようにしてもよい。なお、項目247がユーザにより指定された場合には、上の階層としての操作パネル81aへ戻るように制御される。
これら音楽再生のためのコンテンツデータは、制御用コンピュータ7におけるサーバ57に格納されたアプリケーションソフト上で管理されていてもよいし、ネットワーク32上からダウンロードしたデータであってもよい。
実際にユーザにより再生すべき楽曲が選択され、項目245が指定された場合において、制御用コンピュータ7は、選択された楽曲をサーバ57から読み出し、これをアプリケーションソフト上で再生することになる。再生動作が実行されると、これに応じた電気信号がスピーカ8に送られて音響に変換されることになる。
操作パネル81dが天板13上に投影されている場合において、ユーザは、項目251〜項目253を指定することにより、システムキッチン1内における照明をコントロールすることができる。項目251は、システムキッチン1内の照明を消すためのキーである。項目252は、ライト34による照明の明度を下げる場合、さらに項目253は、ライト34による照明の明度を上げる場合においてそれぞれ指定するための項目である。ちなみに、このライト34の明度については、インジケータ250を介してユーザに表示させるようにしてもよい。なお、項目254がユーザにより指定された場合には、上の階層としての操作パネル81aへ戻るように制御される。
制御用コンピュータ7は、これら項目252、253の指定を受けて、ライト34による照明の明度を上下させるように、DMXコントローラ10を介して制光器33を制御することになる。また制御用コンピュータ7は、項目251の指定を受けてライト34を消灯させるように制光器33を制御することになる。
操作パネル81eが天板13上に投影されている場合において、ユーザは、項目261〜項目263を指定することにより、システムキッチン1内の換気をコントロールすることができる。項目261は、回転しているファン37を停止させるためのキーである。項目262は、ファン37の回転速度を遅くする場合、さらに項目263は、ファン37の回転速度を速くする場合においてそれぞれ指定するための項目である。ちなみに、このファン37の回転速度については、インジケータ260を介してユーザに表示させるようにしてもよい。なお、項目264がユーザにより指定された場合には、上の階層としての操作パネル81aへ戻るように制御される。
制御用コンピュータ7は、これら項目262、263の指定を受けて、ファン37の回転速度を上下させるように、データ集積ボード9を介してファン制御部36を制御することになる。また制御用コンピュータ7は、項目261の指定を受けてファン37の回転を停止させるようにファン制御部36を制御することになる。
操作パネル81fが天板13上に投影されている場合において、ユーザは、項目271〜項目274を指定することにより、システムキッチン1に内蔵されているIHクッキングヒータとしてのコイルユニット3を自在にコントロールすることができる。項目271は、コイルユニット3による加熱冷却を停止させるためのキーである。項目272は、コイルユニット3により、鍋を始めとした調理用容器を冷却する場合、項目273は、コイルユニット3により、調理用容器を加熱する場合、さらに項目274は、コイルユニット3の位置を表示させる場合においてそれぞれ指定するための項目である。これらの各項目271〜274が指定された場合において、制御用コンピュータ7は、コイルユニット3の操作部357を介してこれを制御することになる。
なお、項目275がユーザにより指定された場合には、図17に示すように上の階層としての操作パネル81aへ戻るように制御される。
ちなみに、上述した上の階層としての操作パネル81aと、下の階層としての操作パネル81b〜81hとの間における切り替えを行う上で、その配列すべきアプリケーションの項目の位置は、以下に説明するように調整されていてもよい。
図17は、上の階層としての操作パネル81aと、その下の階層にある操作パネル81cを拡大した状態で表示している。この操作パネル81cでは、項目242と項目243との間隔が広めに設定されている。この項目242と項目243の間にある空き領域は、ちょうど操作パネル81aにおける項目203の配列位置に相当する。ユーザは、この操作パネル81aにおける項目203上に手を差し出すことにより、これを指定し、その結果、下の階層としての操作パネル81cが表示されるが、仮に、この操作パネル81cにおける空き領域において何らかの項目が配列している場合には、ユーザにより差し出されたままの手に反応してしまう場合もあり、ユーザ自身が意図していない動作が実行されてしまう可能性がある。このため、判別された項目203の投影位置を除くようにして、操作パネル81bにおけるアプリケーションの項目240〜247を表示するようにしている。
このように、本発明を適用したシステムキッチン1では、調理を行う上で必要となる照明や換気、加熱等、各種電気機器を簡単な操作で、非接触で一元的にコントロールすることができる。これらを制御するための制御用コンピュータ7を、システムキッチン1の何れかのキャビネット11、或いは天井50内に配設することにより、その設置に伴う室内の美観が損なわれるという問題点を解消することも可能となる。また、従来より実現が困難とされてきた調理作業中における各種電気器の一元的なコントロールを実現することも可能となる。
また、このシステムキッチン1では、レシピの画像を天板13上に拡大表示させることも可能となり、ユーザは、調理姿勢を維持しつつこれを容易に視認することが可能となる。このため、従来の如くテレビジョン受像機を視認するために調理中に振り返る動作をする必要もなくなり、手を差し出すのみで所望の項目を簡単に指定することも可能となることから、従来の如く印刷物をめくる動作をも省略することも可能となる。このため、調理作業中におけるユーザの負担を大幅に軽減させることも可能となる。
さらに、本発明を適用したシステムキッチン1では、簡単な操作で音楽を再生することも可能となる。このため、ユーザは、リズム感を持ちつつ調理を楽しむことも可能となり、このシステムキッチン1を通じてエンターテイメント性を高めた新たな調理方法を提案することも可能となる。
なお、システムキッチン1におけるアプリケーションの例は、上述した実施の形態に限定されるものではない。制御用コンピュータ7を通常のPCとして適用可能であることから、このPCにインストール可能な如何なるソフトウェアを実行することができ、またこれに応じた表示につきプロジェクタ装置5を介して投影させることが可能となる。
また、このPCとしての制御用コンピュータ7にテレビジョン用のチューナを実装することにより、テレビ番組につきプロジェクタ装置5を介して天板13上へ投影させることも可能となる。これによりユーザは、天板13上において投影される料理番組を視聴しながら料理を実行することも可能となり、その番組切替操作を非接触で実行することも可能となり、調理をよりスムーズに行うことも可能となる。
なお、本発明を適用したシステムキッチンは、上述した実施の形態に限定されるものではない。天板13に接近してきたユーザからの赤外光を受光した赤外受光素子39の位置に基づいて、操作パネル81の表示位置を切り替えるようにしてもよい。
かかる場合において、例えば図18に示すように、ユーザが方向M1から接近してきたときには、かかる方向M1に向けて配設されている赤外受光素子39によりかかるユーザからの赤外光を受光することができる。制御用コンピュータ7は、この赤外光を受光した赤外受光素子39の位置を識別した後、天板13上におけるその識別した赤外受光素子39の配設位置近傍における領域R1において操作パネル81を投影させるように制御する。同様に、ユーザが方向M2から接近してきたときには、かかる方向M2に向けて配設されている赤外受光素子39によりかかるユーザからの赤外光を受光し、天板13上におけるその受光した赤外受光素子39近傍にある領域R2において操作パネル81を投影させるように制御されることになる。
これにより、ユーザが実際に手を差し出して項目を指定する際に、そのユーザの近くに操作パネル81を投影させることが可能となり、指定操作を実行するユーザの負担をさらに軽減させることも可能となる。
なお、上述した実施の形態においては、あくまで天板13上に操作パネル81をプロジェクタ装置5を介して投影させ、項目82を指定すべく差し出されたユーザの手を撮像装置6により撮像する場合を例にとり説明をしたが、かかる場合に限定されるものではない。プロジェクタ装置5は、天板以外の壁等、いかなる対象に対して操作パネルを投影してもよく、またこれを撮影範囲に含めて撮像装置6で撮像を実行することで、上述と同様の効果を得ることができることは勿論である。
本発明を適用したシステムキッチンの斜視図である。 本発明を適用したシステムキッチンを構成するブロック構成図である。 制御用コンピュータのブロック構成図である。 プロジェクタ装置の構成につき説明するための図である。 撮像装置の構成につき説明するための図である。 天板周囲に赤外受光素子を設ける構成につき説明するための図である。 コイルユニットの配置例につき示す図である。 コイルユニットのブロック構成につき示す図である。 コイルユニットの断面構成図である。 駆動信号に基づいて生成される共振電流の例につき示す図である。 アプリケーションの項目の指定方法につき説明するための図である。 制御用コンピュータに出力されてきた画像信号に基づく画像の解析例につき示す図である。 ユーザの手の画像の輝度レベルを検出する方法につき説明するための図である。 アプリケーションの項目の例につき階層的に並べた図である。 アプリケーションの項目の例につき階層的に並べた他の図である。 レシピの表示方法につき示す図である。 本発明を適用したシステムキッチンにおける誤動作防止方法につき説明するための図である。 ユーザの接近位置に応じて操作パネルの表示位置を切り替える方法につき説明するための図である。 従来におけるシステムキッチンを示す図である。 プロジェクタにより情報を表示する従来のシステムキッチンの例につき示す図である。 ユーザが、表示されているレシピやテレビ番組を任意に切り替えることができる従来のシステムキッチンの例につき示す図である。
符号の説明
1 システムキッチン
3 コイルユニット
5 プロジェクタ装置
6 撮像装置
7 制御用コンピュータ
8 スピーカ
9 データ集積ボード
10 DMXコントローラ
11 キャビネット
13 天板
14 シンク
33 制光器
34 ライト
36 ファン制御部
37 ファン
38 赤外線センサ部
49 シリアルカード
51 インターフェース
52 エンコーダ
53 メモリ
54 CPU
55 ビデオカード
56 操作部
57 サーバ
50 内部バス
81 操作パネル
82 項目
83 差異検出エリア

Claims (9)

  1. ユーザが指定可能なアプリケーションの項目を1以上に亘り配列させた操作パネルの画像を投影する画像投影手段と、
    少なくとも上記画像投影手段により上記操作パネルの画像が投影されている領域を撮影範囲に含むようにして撮像する撮像手段と、
    上記撮像手段により撮像された画像を構成する各画素、又は上記画像を構成する複数の画素からなる画像領域につき輝度レベルを識別する輝度識別手段と、
    上記輝度識別手段により識別された各画素又は各画像領域の輝度レベルに基づいて、ユーザが指定した項目を判別する判別手段と、
    上記判別手段により判別された項目に対応するアプリケーションを実行させるための制御手段とを備えること
    を特徴とするシステムキッチン。
  2. 上記画像投影手段は、上記操作パネルの画像を天板上に投影し、
    上記撮像手段は、上記操作パネルの画像が投影されている領域を撮影範囲に含むようにして上記天板を撮像すること
    を特徴とする請求項1記載のシステムキッチン。
  3. 上記天板に接近してきたユーザからの赤外光を受光可能な赤外受光部が当該天板の周囲に複数個配列され、
    上記画像投射手段は、上記赤外光を受光した赤外受光部の配列位置に基づいて、上記操作パネルの画像の上記天板上における投影位置を制御すること
    を特徴とする請求項2記載のシステムキッチン。
  4. 上記天板の下部において少なくとも上記調理用容器が載置可能な位置に応じて形成された空間と、
    高周波磁界を発生するための誘導加熱コイルと、上記誘導加熱コイルを駆動するインバータ回路とを有し、少なくとも上記空間内において配設可能なコイルユニットとをさらに備えること
    を特徴とする請求項2記載のシステムキッチン。
  5. 上記判別手段は、上記輝度識別手段により識別された輝度レベルが所定の閾値の範囲内にある画素又は画像領域の位置を特定し、特定した位置に投影されているアプリケーションの項目を上記ユーザが指定した項目として判別すること
    を特徴とする請求項1記載のシステムキッチン。
  6. 上記判別手段は、上記輝度識別手段により識別された輝度レベルが所定の閾値の範囲内にある画素又は画像領域を、アプリケーションの項目の投影位置に応じて区切られたエリア単位で特定し、特定したエリアに投影されているアプリケーションの項目を上記ユーザが指定した項目として判別すること
    を特徴とする請求項4記載のシステムキッチン。
  7. 上記判別手段は、上記輝度識別手段により識別された輝度レベルが所定の閾値の範囲内にある画素又は画像領域の位置を順次特定するとともに、特定した画素又は画像領域の位置が上記エリア内にある回数又は時間に基づいて上記判別をすること
    を特徴とする請求項5記載のシステムキッチン。
  8. 上記判別手段は、上記撮像手段により撮像された画像と、当該画像よりも先に撮像された少なくとも1枚の画像との間で上記画素又は画像領域毎に輝度レベルの差異を順次検出し、検出した輝度レベルの差異を予め設定された閾値と比較し、上記閾値を越える画素又は画像領域の位置を特定し、特定した位置に投影されているアプリケーションの項目を上記ユーザが指定した項目として判別すること
    を特徴とする請求項1記載のシステムキッチン。
  9. 上記画像投影手段は、上記判別手段により判別された項目の投影位置を除くようにして当該判別された項目のさらに下の階層にあるアプリケーションの項目を配列させた操作パネルの画像を投影すること
    を特徴とする請求項1記載のシステムキッチン。
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