JP7308407B2 - 化粧台ユニット及びミラーキャビネット - Google Patents

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Description

本開示は、化粧台ユニット及びミラーキャビネットに関する。
特許文献1には、洗面化粧ユニットが開示されている。この洗面化粧ユニットは、化粧カウンターよりも上方の部分に取り付けられた化粧用鏡を備えている。化粧用鏡は、収納ボックスと、収納ボックスの正面側に回転自在に取り付けられた三つの鏡を有している。収納ボックスの正面のうち、隣接する二つの鏡の隙間の部分には、それぞれ、照明装置が設置されている。
特開2017-164460号公報
特許文献1には、照明装置を照明以外の用途に利用することが開示されていない。
本開示は上記事由に鑑みてなされており、照明光を発する発光部からの光を利用して化粧台の上面に画像を表示することができる化粧台ユニット及びミラーキャビネットを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る化粧台ユニットは、化粧台と、前記化粧台の上方に配置されるミラーキャビネットとを備える。前記ミラーキャビネットは、照明光を発する発光部と、前記発光部から発せられた光を変調して、前記化粧台の上面に投影される表示光を生成する光変調器とを有する。
本開示の一態様に係るミラーキャビネットは、化粧台の上方に配置されるミラーキャビネットであって、照明光を発する発光部と、前記発光部から発せられた光を変調して、前記化粧台の上面に照射される表示光を生成する光変調器とを有する。
前記一態様の化粧台ユニット及びミラーキャビネットは、照明光を発する発光部からの光を利用して化粧台の上面に画像を表示することができる。
図1は、本開示の一実施形態に係る化粧台ユニットの正面図である。 図2は、同上の化粧台ユニットが備える洗面台の平面図である。 図3は、図1のX-X線断面図である。 図4は、同上の化粧台ユニットが備える照明装置の分解斜視図である。 図5は、同上の化粧台ユニットのブロック図である。
(1)実施形態
以下に示す実施形態は、化粧台及びミラーキャビネットを備える化粧台ユニットと、化粧台ユニットが備えるミラーキャビネットに関する。
図1に示すように、化粧台ユニット1は、例えば、部屋の壁90に沿って設置される。以下、化粧台ユニット1について、設置状態における方向を用いて説明する。具体的には、化粧台ユニット1から壁90に向かう方向を後方とし、化粧台ユニット1から壁90と反対側に向かう方向を前方とする。また、化粧台ユニット1を前方から見たときを基準にして、左右方向を定義する。
化粧台ユニット1は、化粧台2と、化粧台2の上方に配置されたミラーキャビネット3とを備えている。化粧台2は、壁90に沿った状態で床91の上に設置されている。化粧台2は、台本体21と、カウンター22とを有している。台本体21は、床91の上に設置されている。台本体21の内部には、物品を収納するための収納空間23がある。化粧台2は、複数の扉24と複数の引出し25とを更に有している。各扉24は、収納空間23の一部を前方から閉塞する。各引出し25は、収納空間23の一部に出し入れ可能に配置されている。
台本体21の上方には、カウンター22が配置されている。カウンター22は板状に形成されており、台本体21の上面に取り付けられている。カウンター22の上面220は、化粧台2の上面を構成している。以下、カウンター22の上面220をカウンター上面220という。
カウンター22は、水を受けるボウル部27を有している。すなわち、本実施形態の化粧台2は、洗面化粧台である。ボウル部27は、上方に開口した容器状に形成されている。ボウル部27は、カウンター上面220に形成されており、カウンター上面220の一部を構成している。本実施形態のボウル部27は、カウンター22のボウル部27以外の部分と一体に形成されている。
化粧台2は、ボウル部27に水を供給する水栓28を更に有している。水栓28は、カウンター上面220に取り付けられている。図2に示すように、水栓28は、カウンター上面220の後端部に取り付けられている。
本実施形態のボウル部27は、上方から見て左右方向に延びた長方形状に形成されている。ボウル部27は、上方から見て、カウンター22の周縁部で囲まれている。すなわち、カウンター22においてカウンター22の周縁部で囲まれた部分が、下方に凹んだボウル部27になっている。カウンター上面220におけるボウル部27以外の部分(すなわち、カウンター上面220の周縁部)は、略水平な平面である。すなわち、カウンター上面220の周縁部は、平面部を構成している。
ボウル部27は、底部270と、底部270の周縁部から上方に向かって延びた周壁部271とを有している。底部270には、ボウル部27に供給された水を排出するための排水孔272が形成されている。底部270は、略水平な板状に形成されている。底部270の上面は、略水平な平面である。すなわち、底部270の上面は、平面部を構成している。
図1に示すように、化粧台2の上方には、ミラーキャビネット3が設備されている。ミラーキャビネット3は、キャビネット本体31と、複数の鏡扉32とを有している。キャビネット本体31は、左右方向に並んだ複数の箱体33(図3参照)を有している。本実施形態のキャビネット本体31は、複数の箱体33として、三つの箱体33を有している。以下、三つの箱体33のうち、最も左側に位置する箱体33を「左側の箱体33」といい、最も右側に位置する箱体33を「右側の箱体33」といい、左側の箱体33と右側の箱体33との間に位置する箱体33を「中央の箱体33」という。
各箱体33は、木製である。各箱体33は、壁90に沿って配置されており、壁90に対して固定されている。各箱体33は、前方に開口した箱状に形成されている。図3に示すように、各箱体33の内側には、当該箱体33の前面に形成された開口34を通じて前方に開放される収納空間35が形成されている。すなわち、キャビネット本体31には、左右方向に並んだ複数の収納空間35が形成されている。化粧台ユニット1の利用者は、各収納空間35に洗面用具等の物品を収納することができる。
各箱体33には、鏡扉32が取り付けられている。本実施形態のミラーキャビネット3は、三面鏡として利用可能であり、図1に示すように、複数の鏡扉32として、左右方向に並んだ3枚の鏡扉32を有している。以下、3枚の鏡扉32のうち、最も左側に位置する鏡扉32を「左側の鏡扉32」といい、最も右側に位置する鏡扉32を「右側の鏡扉32」といい、左側の鏡扉32と右側の鏡扉32との間に位置する鏡扉32を「中央の鏡扉32」という。
各鏡扉32は、対応する箱体33の前面にヒンジを介して回転可能に取り付けられており、対応する箱体33の開口34(図3参照)を開閉する。各鏡扉32の前面は、鏡面になっている。
図1に示すように、ミラーキャビネット3は、複数の照明装置4を更に有している。各照明装置4は、前方に向かって照明光を発することで、ミラーキャビネット3の前方領域を照らす。化粧台ユニット1の利用者は、化粧台ユニット1の前方に位置することで、複数の照明装置4から前方に発せられた照明光を利用して、化粧等を行うことができる。
本実施形態のミラーキャビネット3は、複数の照明装置4として、二つの照明装置4を有している。二つの照明装置4は、左右方向において間隔をあけて並んでいる。以下、二つの照明装置4のうち、左側に位置する一方の照明装置4を「左側の照明装置4」といい、右側に位置する他方の照明装置4を「右側の照明装置4」という。
右側の照明装置4は、図3に示すように、中央の箱体33と右側の箱体33との間に位置している。なお、図3において左側に位置する箱体33が中央の箱体33であり、図3において右側に位置する箱体33が右側の箱体33である。同様に、左側の照明装置4は、中央の箱体33と左側の箱体33との間に位置している。
各照明装置4は、上下方向と平行に延びた直線状に形成されている。各照明装置4の上下長さは、中央の箱体33の上下長さと略同じであり、各照明装置4は、中央の箱体33の上下方向の略全長にわたっている。各照明装置4は、中央の箱体33に固定されている。
各照明装置4は、光を発する発光部を有している。本実施形態の発光部は、光源47(図4参照)から発せられた光を受けて発光する導光部材41である。
図4に示すように、各照明装置4は、ホルダー42を更に有している。ホルダー42は、上下方向と平行に延びた長尺な部材である。ホルダー42は、金属製であって、例えば、アルミニウム、鉄、銅等の熱伝導性の優れた材料から形成されている。ホルダー42は、図3に示すように、中央の箱体33と、中央の箱体33に対して左右方向に間隔をあけて配置された他の箱体33(すなわち、左側の照明装置4にあっては左側の箱体33であり、右側の照明装置4にあっては、右側の箱体33)との間に位置している。ホルダー42は、ねじ等の固着具によって中央の箱体33に取り付けられている。
図4に示すように、ホルダー42には、前方に開口した溝43が、ホルダー42の上下方向の全長に亘って形成されている。ホルダー42の溝43には、導光部材41が嵌め込まれている。これにより、導光部材41は、ホルダー42によって保持されている。
各照明装置4は、光源ブロック44を更に有している。光源ブロック44は、ケース45、回路基板46及び複数の光源47を有している。
ケース45は、ホルダー42の上端部に取り付けられている。ケース45には、回路基板46が収納されている。回路基板46はプリント基板であって、ケース45に取り付けられている。複数の光源47の各々は、発光ダイオードである。各光源47は、回路基板46の下面に実装されており、回路基板46が有する配線に電気的に接続されている。各光源47は、下方に向かって光を発する。
複数の光源47の下方には、導光部材41が位置している。導光部材41は、透光性を有している。導光部材41は、例えば、アクリル樹脂等の透明な樹脂から形成される。
導光部材41は、縦長の棒状に形成されている。導光部材41は、長さ方向と直交する断面の形状が長さ方向に亘って一様である。図3に示すように、ミラーキャビネット3の各鏡扉32を閉じた状態において、右側の照明装置4の導光部材41は、中央の鏡扉32と右側の鏡扉32との間に位置しており、前方から見て中央の鏡扉32と右側の鏡扉32との間に位置している。また、各鏡扉32を閉じた状態において、左側の照明装置4の導光部材41は、中央の鏡扉32と左側の鏡扉32との間に位置しており、前方から見て、中央の鏡扉32と左側の鏡扉32との間に位置している。
導光部材41の上下長さは、照明装置4の上下長さと略同じであり、導光部材41は、中央の箱体33の上下方向の略全長にわたっている。図4に示すように、導光部材41は、入光部48、反射部49、及び出光部50を有している。入光部48は、導光部材41の上端面で構成されている。入光部48は、複数の光源47の下方に位置しており、複数の光源47に対向している。各光源47から発せられた光は、入光部48から導光部材41に入射する。
導光部材41の後面には、反射部49が設けられている。反射部49は、導光部材41の上下方向の略全長にわたって設けられている。反射部49は、例えば、導光部材41の後面に印刷、蒸着、二色成形等によって設けられた反射性の高い物質、導光部材41の後面に形成された凹凸等である。反射部49は、入光部48から導光部材41に入射した光を、導光部材41の内部を下方に向かって進行する過程で、拡散して前側に反射する。
出光部50は、第1出光面501と、第2出光面502との二つの出光面501,502を有している。第1出光面501は、導光部材41の前面であり、前方を向いている。第1出光面501は、上下方向に延びた面であり、導光部材41の上下方向の全長にわたっている。第2出光面502は、導光部材41の下端面であり、下方を向いている。
入光部48から導光部材41に入射した光の大部分は、反射部49において反射した後、あるいは直接、第1出光面501に至り、この後、第1出光面501から導光部材41の前方に向かって出射する。また、入光部48から導光部材41に入射した光の他の一部は、反射部49又は第1出光面501で反射した後、あるいは直接、第2出光面502に至り、この後、第2出光面502から導光部材41の下方に向かって出射する。
各照明装置4は、伝熱部材51を更に有している。伝熱部材51は、回路基板46とホルダー42とを熱的に接続している。伝熱部材51は、金具510、第1伝熱シート511及び第2伝熱シート512を有している。金具510は、ねじ等の固着具513によってケース45と共にホルダー42の上端部に取り付けられている。金具510は、上下方向に延びた第1部分521と、第1部分521の上端部から前方に向かって突出した第2部分522とを有している。
第1伝熱シート511及び第2伝熱シート512の各々は、例えば、シリコーン等の熱伝導性の優れた材料によって形成されたシートである。図3に示すように、第1伝熱シート511は、ホルダー42の内部に位置しており、ホルダー42と金具510の第1部分521との間に挟まれている。図4に示す第2伝熱シート512は、ケース45の内部に位置しており、回路基板46と金具510の第2部分522との間に挟まれている。
回路基板46は、第2伝熱シート512、金具510及び第1伝熱シート511を介して、ホルダー42に熱的に接続されている。光源47の発光時等において回路基板46で発生した熱は、回路基板46から伝熱部材51に伝わり、伝熱部材51で放散する。また、回路基板46から伝熱部材51に伝わった熱の一部は、ホルダー42に伝わり、金属製で放熱性の高いホルダー42において放散する。
各照明装置4は、光変調器53を更に有している。光変調器53は、導光部材41の下方に位置し、導光部材41の第2出光面502に対向している。光変調器53は、第2出光面502から出射した光を変調し、図2に示すようにカウンター上面220に投影される表示光を生成する。つまり、光変調器53は、ミラーキャビネット3の前方を照明する導光部材41をバックライトとして用いて表示光を生成する。
図4に示す本実施形態の光変調器53は、液晶パネルである。この液晶パネルとしては、例えば、従来から利用されている液晶パネルと同様の透過型の液晶パネルが用いられる。液晶パネルである光変調器53は、例えば、入光側から出光側(上方から下方)に向かって順に配置された、第1偏光板、第1基板、液晶層、第2基板及び第2偏光板を有する。この液晶パネルは、第1基板に含まれた第1電極と、第2基板に含まれた第2電極との間に電圧を印加して液晶層に含まれた液晶分子を配向することで、液晶パネルの各画素を通過する光の量を制御して表示光を生成する。また、本実施形態の液晶パネルは、カラー表示を行う液晶パネルであり、第2基板等に各画素の色を規定するカラーフィルターが含まれている。
各照明装置4は、第1カバー61、第2カバー62及び第3カバー63の三つのカバーを更に有している。第1カバー61は、導光部材41の第1出光面501を前方から覆う前カバーであり、ホルダー42の前端部に取り付けられている。第1カバー61は、透光性を有している。第1出光面501から出た光は、第1カバー61を透過し、照明光として、第1カバー61の前方、すなわち、照明装置4の前方に出る。
第2カバー62は、光変調器53の下面を下方から覆う変調器カバーであり、ホルダー42の下端部に取り付けられている。第2カバー62は、透光性を有している。光変調器53の下面から出た光は、第2カバー62を透過し、表示光又は後述する照明光として、第2カバー62の下方、すなわち、照明装置4の下方に出る。
第3カバー63は、金具510の第2部分522を上方から覆う金具カバーであり、ホルダー42の上端部又はケース45に取り付けられている。第3カバー63によって第2部分522が覆われることで、高温になった第2部分522に利用者が直接接触することが抑制される。
図5に示すように、化粧台ユニット1は、照明装置4の光源ブロック44及び光変調器53を制御する制御部7を更に有している。制御部7は、例えば、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを主構成とするマイクロコンピュータにて構成されている。制御部7は、例えば、照明装置4に組み込まれる。
化粧台ユニット1は、切換指令部を更に有している。切換指令部は、制御部7に指令信号を出力することで、発光部である導光部材41の発光の有無の切換えの指令と、光変調器53による表示の有無の切換えの指令を行う。本実施形態の切換指令部は、利用者によって操作される操作部8である。操作部8は、複数のスイッチを有しており、これら複数のスイッチが利用者によって操作されることで、上記の指令を行う。
制御部7は、操作部8から導光部材41を発光状態とする指令を受けると、光源ブロック44を制御し、図4に示す複数の光源47を発光状態とする。これにより、導光部材41は発光状態となる。すなわち、複数の光源47が発した光は、入光部48から導光部材41に入射し、この光の大部分が第1出光面501から出射し、他の一部が第2出光面502から出射する。このように導光部材41が発光したとき、第1出光面501から出た光は、第1カバー61を透過し、照明光としてミラーキャビネット3の前方領域に出る。
制御部7は、操作部8から導光部材41を消灯状態とする指令を受けると、光源ブロック44を制御し、各光源47を消灯状態とする。これにより、導光部材41は、複数の光源47からの光が入射しない消灯状態になる。
制御部7は、複数の光源47が発光状態にあり(導光部材41が発光状態にあり)、かつ、光変調器53による表示の指令を受けていないとき、表示光ではなく照明光が光変調器53から出るように光変調器53を制御する。この照明光は、表示光と比較して照明に適した光である。なお、この場合の光変調器53の制御は、光変調器53の第1電極及び第2電極の間に電圧を印加せずに液晶分子の配向を伴わない制御であってもよいし、第1電極及び第2電極の間に電圧を印加して液晶分子の配向を伴う制御であってもよい。
上記のように光変調器53が制御されることにより、導光部材41の第2出光面502から出た光は、光変調器53及び第2カバー62を通過し、照明光としてカウンター上面220に照射され、この光によってカウンター上面220が照らされる。
左側の照明装置4の第2出光面502から出た光からなる照明光は、カウンター上面220における左側部分の領域221(図2参照)に照射される。また、右側の照明装置4の第2出光面502から出た光からなる照明光は、カウンター上面220における右側部分の領域222(図2参照)に照射される。
図2に示す領域221及び領域222の各々は、上方から見て円形の領域であり、領域221と領域222とは、一部が重なっている。領域221及び領域222には、ボウル部27の底部270の上面と、カウンター上面220におけるボウル部27以外の部分とが含まれている。
図5に示す制御部7は、各照明装置4の光源47が発光状態にあり、かつ、操作部8から光変調器53による表示を行う旨の指令を受けたとき、各照明装置4の光変調器53がカウンター上面220(図2参照)に投影される表示光を生成するように、各変調器53を制御する。すなわち、この場合、図4に示す各照明装置4の第2出光面502から出射した光は、対応する光変調器53によって変調され、これにより、カウンター上面220に投影される表示光が生成される。このように各変調器53において生成された表示光は、図2に示すように、カウンター上面220に照射され、これにより、カウンター上面220には、表示光によって形成された画像が表示される。
制御部7は、表示光を生成するにあたって、表示情報を取得し、この表示情報に基づいて各光変調器53を制御することで、カウンター上面220に画像を表示する。本実施形態の制御部7は、図5に示すように、現在時刻を計測する計時部71を含んでおり、計時部71で計測した現在時刻を含む表示情報を取得する。そして、制御部7は、この表示情報に基づいて各光変調器53を制御することにより、図2に示すように、現在時刻を示した画像をカウンター上面220に表示する。このため、利用者は、カウンター上面220に表示された画像を見ることで、現在の時刻を認識することができる。
各照明装置4の第2出光面502から出た光からなる表示光は、照明光と同じ領域(すなわち、領域221又は領域222)に照射される。すなわち、左側の照明装置4の第2出光面502から出た光からなる表示光は、カウンター上面220における左側部分の領域221に照射される。また、右側の照明装置4の第2出光面502から出た光からなる表示光は、カウンター上面220における右側部分の領域222に照射される。
領域221及び領域222の各々は、ボウル部27の底部270の上面と、カウンター上面220のボウル部27以外の部分とで構成される。すなわち、各領域221は、カウンター上面220における平面部である。このため、各領域221,222には、画像が鮮明に表示されやすい。なお、本開示における平面には、凹凸及び湾曲等の全くない平らな面だけでなく、概ね平らな面であれば、凹凸等のある面や、わずかに湾曲した曲面も含まれる。すなわち、本開示における平面は、光変調器53が発する表示光によって形成される映像が鮮明であれば、凹凸や湾曲等がある面であってもよい。
また、本実施形態の各変調器53は、カラー表示を行う液晶パネルであり、各領域221,222には、カラーの画像を表示することができる。
(2)変形例
上記実施形態の化粧台ユニット1は、適宜設計変更可能である。例えば、上記実施形態では、照明光及び表示光の各々が、ボウル部27の底部270の上面と、カウンター上面220におけるボウル部27以外の部分との両者に照射されるが、底部270の上面のみ、あるいは、カウンター上面220におけるボウル部27以外の部分にのみ照射されてもよい。また、照明光及び表示光の各々は、化粧台2の上面に照射されるのであれば、凹凸がある面や曲面等に照射されてもよい。
また、上記実施形態の光変調器53は、カラー表示を行う液晶パネルであるが、モノクロ表示を行う液晶パネルであってもよい。また、上記実施形態の光変調器53は、照明装置4に組み込まれているが、ミラーキャビネット3における照明装置4以外の部分に設けられてもよい。また、光変調器53は、液晶パネルに限定されず、例えば、DMD(Digital Micro mirror Device)等、マイクロミラー型の光変調装置であってもよい。
また、各照明装置4は、導光部材41に向かって光を発する光源47を複数有してもよい。また、光源47は、発光ダイオードに限定されず、白熱電球、放電灯、有機エレクトロルミネッセンス等であってもよい。また、ホルダー42は、樹脂等の金属以外の材料から形成されてもよい。
また、上記実施形態の導光部材41は、第1出光面501及び第2出光面502から照明光を発するが、第2出光面502からのみ照明光を出射してもよい。すなわち、この場合、導光部材41は下方にのみ光を出し、この光が照明光又は表示光として、カウンター上面220に照射される。また、導光部材41は、ポリカーボネート樹脂等、アクリル樹脂以外の樹脂から形成されてもよい。また、導光部材41は、ガラス等、樹脂以外の材料から形成されてもよい。
また、発光部は、導光部材41に限定されず、発光ダイオード、白熱電球、放電灯、有機エレクトロルミネッセンス等の光源であってもよい。この場合、各照明装置4は、光源47を有さなくてもよい。また、ミラーキャビネット3が有する照明装置4の数は、二つに限られず、一つ又は三つ以上であってもよい。また、ミラーキャビネット3は、化粧台2と一体に形成されてもよい。
また、制御部7が取得する表示情報は、時刻に限定されず、例えば、日付、気温、湿度、天気等を示す文字、人物、動物、模様等の画像であってもよい。また、表示情報は、静止画であってもよいし、動画であってもよい。また、制御部7は、ミラーキャビネット3における照明装置4以外の部分に設けられてもよい。また、切換指令部は、操作部8に限定されず、例えば、利用者の発する音、利用者の動作等に基づいて前記指令を行うものであってもよい。
また、ミラーキャビネット3が備える箱体33(収納部)の数は、三つに限られない。例えば、ミラーキャビネット3は、箱体33を二つだけ有してもよいし、箱体33を四つ以上有してもよい。また、キャビネット本体31は、例えば、複数の箱体33で構成されたものに限定されず、例えば、一つの部材で構成されてもよい。また、ミラーキャビネット本体31は、木製に限られず、合成樹脂製であってもよい。
また、化粧台2のボウル部27は、カウンター22のボウル部27以外の部分とは別の部材で構成されてもよい。また、水栓28の位置は、適宜変更可能である。例えば、水栓28は、上方から見て、ボウル部27の側方に位置してもよい。また、水栓28は、ミラーキャビネット3に取り付けられてもよい。また、化粧台2は、カウンター22だけで構成されてもよい。また、化粧台2は、洗面台に限定されない。例えば、化粧台2は、上面の全体が平面である化粧台であってもよい。
(3)態様
以上説明した、実施形態及び変形例から明らかなように、第1の態様の化粧台ユニット(1)は、以下に示す構成を有する。化粧台ユニット(1)は、化粧台(2)と、ミラーキャビネット(3)とを備える。ミラーキャビネット(3)は、化粧台(2)の上方に配置される。ミラーキャビネット(3)は、発光部(導光部材41)と、光変調器(53)とを有している。発光部は、照明光を発する。光変調器(53)は、発光部から発せられた光を変調して、化粧台(2)の上面に投影される表示光を生成する。
この態様によれば、照明光を発する発光部から出た光を利用して、洗面台(2)の上面に画像を表示することができる。
第2の態様の化粧台ユニット(1)は、第1の態様との組み合わせにより実現され得る。第2の態様の化粧台ユニット(1)は、以下に示す構成を有する。化粧台ユニット(1)は、制御部(7)を更に備える。制御部(7)は、光変調器(53)を、発光部から発せられた光を照明光として化粧台(2)の上面に照射する状態と、発光部から発せされた光を表示光として化粧台(2)の上面に照射する状態とに切換える。
この態様によれば、化粧台(2)の上面に照明に適した照明光を当てて照らすことができる。
第3の態様の化粧台ユニット(1)は、第1又は第2の態様との組み合わせにより実現され得る。第3の態様の化粧台ユニット(1)は、以下に示す構成を有する。化粧台(2)は、ボウル部(27)を有する。ボウル部(27)は、化粧台(2)の上面に形成されている。光変調器(53)は、表示光をボウル部(27)に向かって発する。
この態様によれば ボウル部(27)に画像を表示することができる。
第4の態様の化粧台ユニット(1)は、第1~第3のいずれかの態様との組み合わせにより実現され得る。第4の態様の化粧台ユニット(1)は、以下に示す構成を有する。化粧台(2)の上面は、平面部を有する。光変調器(53)は、表示光を平面部に向かって発する。
この態様によれば、光変調器(53)で変調した表示光を平らな平面部に照射することで、化粧台(2)の上面に鮮明な画像を表示することができる。
第5の態様の化粧台ユニット(1)は、第1~第4のいずれか一つの態様との組み合わせにより実現され得る。第5の態様の化粧台ユニット(1)は、以下に示す構成を有する。
発光部は、ミラーキャビネット(3)の前方に向かって照明光を発し、かつ、ミラーキャビネット(3)の下方に向かって光を発する。光変調器(53)は、発光部から下方に向かって発せられた光を変調して、表示光を生成する。
この態様によれば、発光部から下方に向かって発せられた光を利用して、化粧台(2)の上面に画像を表示することができる。
また、第6の態様のミラーキャビネット(3)は、化粧台(2)の上方に配置されるミラーキャビネット(3)であって、以下に示す構成を有する。ミラーキャビネット(3)は、発光部と光変調器(53)とを有する。発光部は、照明光を発する。光変調器(53)は、発光部から発せられた光を変調して、化粧台(2)の上面に照射される表示光を生成する。
この態様によれば、照明光を発する発光部から出た光を利用して、洗面台(2)の上面に画像を表示することができる。
1 化粧台ユニット
2 化粧台
27 ボウル部
3 ミラーキャビネット
41 導光部材(発光部)
53 光変調器
7 制御部

Claims (5)

  1. 化粧台と、
    前記化粧台の上方に配置されるミラーキャビネットとを備え、
    前記ミラーキャビネットは、
    照明光を発する発光部と、
    前記発光部から発せられた光を変調して、前記化粧台の上面に投影される表示光を生成する光変調器とを有し
    前記光変調器を、前記発光部から発せられた光を照明光として前記化粧台の上面に照射する状態と、前記発光部から発せされた光を前記表示光として前記化粧台の上面に照射する状態とに切換える制御部を更に備えた、
    化粧台ユニット。
  2. 前記化粧台は、
    前記化粧台の上面に形成されたボウル部を有し、
    前記光変調器は、前記表示光を前記ボウル部に向かって発する、
    請求項1に記載の化粧台ユニット。
  3. 前記化粧台の上面は、
    平面部を有し、
    前記光変調器は、前記表示光を前記平面部に向かって発する、
    請求項1又は2に記載の化粧台ユニット。
  4. 前記発光部は、前記ミラーキャビネットの前方に向かって照明光を発し、かつ、前記ミラーキャビネットの下方に向かって光を発し、
    前記光変調器は、前記発光部から下方に向かって発せられた光を変調して、前記表示光を生成する、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の化粧台ユニット。
  5. 化粧台の上方に配置されるミラーキャビネットであって、
    照明光を発する発光部と、
    前記発光部から発せられた光を変調して、前記化粧台の上面に照射される表示光を生成する光変調器と、
    前記光変調器を、前記発光部から発せられた光を照明光として前記化粧台の上面に照射する状態と、前記発光部から発せされた光を前記表示光として前記化粧台の上面に照射する状態とに切換える制御部とを有した、
    ミラーキャビネット。
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