JP2006012488A - 押釦装置 - Google Patents

押釦装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006012488A
JP2006012488A JP2004184875A JP2004184875A JP2006012488A JP 2006012488 A JP2006012488 A JP 2006012488A JP 2004184875 A JP2004184875 A JP 2004184875A JP 2004184875 A JP2004184875 A JP 2004184875A JP 2006012488 A JP2006012488 A JP 2006012488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
push button
light source
guide member
push
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004184875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4455942B2 (ja
Inventor
Eiji Nakamura
英司 中村
Junichi Abe
阿部  順一
Shinichi Kobayashi
信一 小林
Keisuke Kato
啓介 加藤
Toshiyuki Kondo
俊幸 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd, Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2004184875A priority Critical patent/JP4455942B2/ja
Priority to GB0511981A priority patent/GB2415543B/en
Priority to CN 200510078626 priority patent/CN1713319B/zh
Publication of JP2006012488A publication Critical patent/JP2006012488A/ja
Priority to HK06106005.4A priority patent/HK1086108A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP4455942B2 publication Critical patent/JP4455942B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

【課題】押釦部の広い範囲に光を透過して押釦部を光で明示する。
【解決手段】第一光源13Bから射出された直進性を有する光を、導光部材18の光発散面18Baによって発散しつつ光散乱面18Aaによって散乱して、凹部14Abの光反射面で反射する。このため、凹部14Abの光反射面のほぼ全域で光が反射されるため、押釦部17の広い範囲に光が透過される。この結果、押釦部17を光で明示することができる。また、導光部材18が光透過材からなるため、光発散面18Baによって発散した光と、光散乱面18Aaから前側に透過する光とが得られる。このため、導光部材18自身が光を遮ることがなく、導光部材18の光射出側に透過した光が押釦部17に透過する。この結果、押釦部17を斑なく光で明示することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば自動販売機などで商品の選択に用いられる押釦装置に関するものである。
例えば自動販売機の前面パネルには、商品見本が陳列してあり、この商品見本と対応する位置に押釦装置が設けてある。押釦装置は、商品見本それぞれに対応した数を設けてある。この押釦装置は、前面パネルに表出するカバーに操作部を設けてある。カバーの内部には、スイッチおよび発光ダイオードなどを実装した回路基板が設けてある。そして、押釦装置は、商品見本の商品金額以上の金額が自動販売機に投入された場合に、発光ダイオードが点灯して購入できる商品見本に対応した押釦部を明示する。また、押釦装置は、明示した押釦部を押されて回路基板のスイッチが操作される。これにより、自動販売機では、商品見本に対応した商品を選択されて当該商品が販売される。
従来、上記のような押釦装置は、押釦部が光透過性材質をなし、チップ型の発光ダイオードの光を透過する構成としてある。また、押釦部の内側(カバーの内部)には、発光ダイオードに対応した反射鏡体が設けてある。反射鏡体は、発光ダイオードの周囲に設けてある(例えば、特許文献1参照)。
実公平7−18112号公報
従来の押釦装置では、反射鏡体によってチップ型の発光ダイオードの光を反射させて押釦部に透過させるものと考えられる。しかしながら、チップ型の発光ダイオードの光は、直進性が強いため、その光の多くが反射鏡体に反射することなく押釦部に至る。このため、押釦部の一部にしか光が透過しないので押釦部を光で明示することができない。
本発明は、上記実情に鑑みて、押釦部の広い範囲に光を透過して押釦部を光で明示することができる押釦装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る押釦装置は、光源と、前記光源の光射出側に設けてあり当該光射出側に向けて光を反射する光反射部材と、前記光源の光射出側に設けてあり前記光反射部材に向けて前記光源の光を散乱する導光部材と、押動操作可能に設けてあり前記光反射部材によって反射された光を透過する光透過材からなる押釦部とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る押釦装置は、上記請求項1において、前記導光部材は、前記光源の光を前記光反射部材に向けて散乱する態様で前記光源に向いて凸形状の光散乱面を有していることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る押釦装置は、上記請求項1において、前記導光部材は、前記光源の光を前記光反射部材に向けて散乱する態様で前記光源に頂部を向けて配設した錐体形状の光散乱面を有していることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る押釦装置は、上記請求項2または3において、前記光散乱面は、光透過材に凹設して形成してあることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る押釦装置は、上記請求項2〜4のいずれか一つにおいて、前記導光部材は、前記光源の光を前記光散乱面に向けて発散する態様で前記光源に向いて凹形状の光発散面を光透過材に凹設してなることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る押釦装置は、上記請求項5において、前記導光部材は、前記光散乱面と前記光発散面とを光透過材に一体にして設けてあることを特徴とする請求項5に記載の押釦装置。
本発明の請求項7に係る押釦装置は、上記請求項1〜6のいずれか一つにおいて、前記光反射部材は、前記光源の光射出側に向かって漸次拡がる光反射面を有する凹部の底部に対して前記光源を光射出側から臨む通過穴を有してなり、前記導光部材は、前記通過穴の位置で前記凹部内に配置してあることを特徴とする。
本発明に係る押釦装置は、導光部材によって光源の光を光反射部材に向けて散乱し、散乱した光を光反射部材によって光射出側に向けて反射して、反射した光を押釦部に透過させる。このため、押釦部の広い範囲に光が透過されるので、押釦部を光で明示することができる。
また、導光部材は、光源に向いて凸形状の光散乱面を有している。あるいは導光部材は、光源に頂部を向けて配設した錐体形状の光散乱面を有している。この構成により上記効果を奏することができる。
また、光散乱面が光透過材に凹設して形成してあれば、光発散面によって光反射部材側に至る発散した光と、光散乱面から光射出側に透過する光とが得られることになる。このため、導光部材自身が光を遮ることがなく、導光部材の光射出側に透過した光が押釦部に透過する。この結果、押釦部を斑なく光で明示することができる。
また、導光部材は、光源に向いて凹形状の光発散面を光透過材に凹設してなる。このため、光発散面が光源の光を光散乱面に向けて発散するので、光散乱面での光の散乱を助勢することができる。
また、導光部材は、光散乱面と光発散面とを光透過材に一体にして設けてある。このため、光発散面および光散乱面における光源や光反射部材への位置決めを容易に行うことができる。
また、光反射部材は、光源の光射出側に向かって漸次拡がる光反射面を有する凹部の底部に対して光源を光射出側から臨む通過穴を有し、導光部材は、通過穴の位置で凹部内に配置してある。このため、導光部材では、光源の光を光反射面に対して一様に散乱することができ、また光反射部材では、散乱した光を斑なく反射することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る押釦装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は本発明に係る押釦装置を採用した自動販売機を示す前面図、図2は本発明に係る押釦装置の実施の形態を示す分解斜視図、図3は本発明に係る押釦装置の実施の形態を示す断面図である。
図1に示すように本実施の形態の押釦装置は、自動販売機1に採用してある。自動販売機1は、本体キャビネット2と外扉3とから主に構成してある。本体キャビネット2は、前面が開放した断熱筐体として形成してある。図には明示しないが、本体キャビネット2の開放部分は、断熱性の内扉によって開閉可能としてある。また、図には明示しないが本体キャビネット2の庫内は、断熱性の仕切壁により左右に複数の商品収納室として区分してある。各商品収納室には、例えば、缶、瓶、ペットボトルなどの商品を収納した商品ラックが設けてある。また、各商品収納室の下部には、当該各商品収納室を冷却もしくは加熱して商品ラックに収納した商品を冷蔵・温蔵状態に保存する冷却/加熱ユニットが備えてある。
外扉3は、本体キャビネット2の前面に開閉可能に取り付けてある。外扉3の上部域には、前面が透明板4で覆われたディスプレイ室5が形成してある。また、ディスプレイ室5の内側となる部位には、ディスプレイ台6が取り付けてある。ディスプレイ台6は、本体キャビネット2の庫内に収納した商品に対応した商品見本7を左右に一列に複数(本実施の形態では12個)並べて載置してある。ディスプレイ台6には、庫内に収納した商品の収納状態(冷却または加温)を表示してある。ディスプレイ台6の表示は、外扉3を本体キャビネット2に対して閉じた際に、自動販売機1の前面から商品見本7とともに透明板4を介して透視できる。なお、図1に示すように本実施の形態でのディスプレイ台6は、上下方向に複数段(本実施の形態では3段)設けてある。その他外扉3の前面には、硬貨投入部の投入口8a、紙幣投入部の投入口8b、釣銭返却部の返却口8c、金銭返却レバー8d、表示部8e、ロックハンドル8fおよび商品取出口8gなど周知の構成が設けてある。
図1に示すようにディスプレイ室5を覆う透明板4には、各ディスプレイ台6の前方となる位置に本発明に係る押釦装置10が設けてある。押釦装置10は、カバー12から押釦部17を表出してある。押釦部17は、ディスプレイ台6に載置した各商品見本7に対応してそれぞれ設けてある。本実施の形態での押釦装置10は、左右の列において押釦部17を6個並設した押釦ユニットを形成してあり、当該押釦ユニットを2個連結して左右列の商品見本7にそれぞれ押釦部17を対応して配置してある。なお、押釦ユニットは、押釦部17を6個並設する構成に限らず、例えば押釦部17を4個並設して形成してあってもよい。
図2および図3に示すように押釦装置10は、ベース11とカバー12との間に基板13、ハウジング14、パッキン15、フィルム16、および押釦部17を収納してある。なお、図2では便宜上、左右に並設した2個の押釦部17に係る構成を図示してあり、図3では便宜上1個の押釦部17に係る構成を図示してある。
ベース11は、押釦装置10の後側のケーシングを構成するものである。ベース11は、矩形状の板体をなし、その前面側に基板13を嵌合する収納凹部11Aを設けてある。また、ベース11は、その外周に沿って無端状の溝部11Bを設けてある。このベース11は、後面側からネジなどを螺合してディスプレイ室5を覆う透明板4に対して固定される。
カバー12は、押釦装置10の前側のケーシングを構成するものである。カバー12は、前側に向けて円弧状に膨出して形成してある前板12Aと、左右側部を閉塞する側板12Bとを有してベース11との間に収納空間12Cを有してある。この収納空間12Cには、基板13、ハウジング14、パッキン15、フィルム16、および押釦部17が収納される。また、カバー12は、前板12Aに押釦部17を表出する押釦穴12Dを設けてある。このカバー12は、ベース11に容着などで固定されて、ベース11とともにケーシングをなす。
基板13は、ベース11の収納凹部11Aに嵌合する矩形状の板体をなしている。基板13の前面側には、スイッチ部13Aと、第一光源13Bと、第二光源13Cと集積回路13Dとを配置してある。スイッチ部13Aは、作動時に操作感を生じるタクトスイッチで構成してある。このスイッチ部13Aは、押釦ユニットにおける1個の押釦部17に対応して2個設けてある。第一光源13Bは、本発明に係る光源をなしており、チップ型の発光ダイオードで構成してある。チップ型の発光ダイオードは、小型ゆえに押釦装置10の小型化に寄与している。第一光源13Bは、色の異なる2個の発光ダイオードを有している。本実施の形態では、上下方向に並設した青色および橙色の2色の発光ダイオードを有している。第二光源13Cは、チップ型の発光ダイオードで構成してある。第二光源13Cは、色の異なる2個の発光ダイオードを有している。本実施の形態では、上下方向に並設した赤色および橙色の2色の発光ダイオードを有している。集積回路13Dは、スイッチ部13A、第一光源13Bおよび第二光源13Cと接続してあり、かつ、自動販売機1のメインコントローラ(図示せず)と接続してある。集積回路13Dは、メインコントローラからの指令に応じて第一光源13Bおよび第二光源13Cの発光ダイオードを発光させ、またスイッチ部13Aの作動信号をメインコントローラに送信する。
ハウジング14は、第一光源13Bおよび第二光源13Cの光射出側(前側)に配置してあり、第一光源13Bおよび第二光源13Cが射出した光を仕切るものである。ハウジング14は、その外径が楕円形状を呈している。そして、ハウジング14は、第一光源13Bの2個の発光ダイオードを共にして仕切る第一仕切部14Aと、第二光源13Cの2個の発光ダイオードをそれぞれ仕切る第二仕切部14B,14Bとを有している。第一仕切部14Aは、第一光源13Bの2個の発光ダイオードを前側から共に臨む円形状の通過穴14Aaを有している。通過穴14Aaは、前側に向かって楕円形状に漸次拡がる光反射面をなす凹部14Abの底部であって、楕円形状の中央に設けてある。第二仕切部14Bは、第一仕切部14Aの側部に設けてあって第二光源13Cの1個の発光ダイオードを前側から臨む矩形状の通過穴14Baを有している。通過穴14Baは、前側に向かって矩形状に漸次拡がる光反射面をなす凹部14Bbの底部であって、矩形状の中央に設けてある。なお、ハウジング14の前面側であって、特に凹部14Abおよび凹部14Bbの光反射面には、光反射性を富むアルミ蒸着が施してある。そして、上記ハウジング14は、本発明に係る光反射部材をなしている。
ところで、第一仕切部14Aの通過穴14Aaであって凹部14Abの内部には、導光部材18が設けてある。導光部材18は、光透過材からなり、通過穴14Aaに嵌合する円柱形状をなしている。導光部材18は、円柱形状における円形の端面を前後方向に向けて配置してある。そして、導光部材18の前側の端面には、第一光源13B側(後側)に頂部を向けて配設した円錐体形状の光散乱面18Aaをなす光散乱部18Aを凹設してある。また、導光部材18の後側の端面には、第一光源13B側(後側)に向いて凹曲形状の光発散面18Baをなす光発散部18Bを凹設してある。
パッキン15は、光透過材からなる弾性部材(例えばシリコーン系ゴム)からなり、矩形状に形成してある。パッキン15の外周には、ベース11の溝部11Bに挿入し得る無端状の突起部15Aが設けてある。また、パッキン15は、上記ハウジング14を嵌挿する楕円形状の収納部15Bを前側に突設してある。また、パッキン15は、収納部15Bの周囲に、可撓性および弾性を有する作動部15Cを設けてある。さらに、パッキン15は、後側に延在して、基板13の各スイッチ部13Aに対峙する操作突起15Dを設けてある。このパッキン15は、上記カバー12をベース11に容着して固定した場合に、突起部15Aが溝部11Bに圧入されることによって基板13およびハウジング14をベース11との間で水密にして収納する。
フィルム16は、光透過材からなる板体であり、パッキン15の収納部15Bの前側面を覆う態様で楕円形状をなしている。このフィルム16は、ハウジング14の各第二仕切部14B,14Bの前側に臨む部位に、光透過性を高くした抜き文字が施してある。この文字は、本実施の形態では例えば一方の第二仕切部14Bに対応する「売り切れ」の文字と、他方の第二仕切部14Bに対応する「準備中」の文字などがある。
押釦部17は、光透過材からなる。押釦部17は、その後側にフィルム16およびパッキン15の収納部15Bを嵌挿する楕円形状の収容部17Aを前側に突設してある。この収容部17Aは、カバー12の押釦穴12Dを貫通して前板12Aの前側に表出してある。また、押釦部17は、収容部17Aの外周部分に、押釦部17が押釦穴12Dから抜ける事態を防ぐ鍔部17Bを設けてある。この鍔部17Bの後側は、パッキン15の操作突起15Dを介して基板13の各スイッチ部13Aに対峙する。この押釦部17は、パッキン15の作動部15Cの撓みおよび弾性によって後側に押動操作可能に設けてある。
以下、上述した押釦装置の作用を自動販売機の販売動作を含めて説明する。図1に示す自動販売機1は、硬貨投入部の投入口8aから硬貨が投入されたとき、当該硬貨投入部を通じてその正偽を判定し、正硬貨であった場合にさらに投入金額の認識を行う。また、自動販売機1は、紙幣投入部の投入口8bから紙幣が投入されたとき、当該紙幣投入部を通じてその正偽を判定し、正紙幣であった場合にさらに投入金額の認識を行う。硬貨あるいは紙幣の金額は表示部8eによって表示する。
押釦装置10は、自動販売機1において投入金額が商品販売に必要となる金額であるとき、押釦部17の押動操作が有効化される。すなわち、商品販売が可能である商品の商品見本7に対応する押釦部17に係り、当該押釦部17が対峙しているスイッチ部13Aからの入力が有効化される。同時に、押釦装置10は、商品販売が可能である商品の商品見本7に対応する押釦部17に係り、当該押釦部17の第一光源13Bが駆動される。この際、第一光源13Bでは、例えば、押釦部17に該当する商品が冷却収納状態である場合に青色の発光ダイオードが発光される一方、押釦部17に該当する商品が加温収納状態である場合に橙色の発光ダイオードが発光される。
第一光源13Bのチップ型の発光ダイオードから射出した光は、図2に一点鎖線で示すように直進性を有する。この光は、導光部材18の光発散面18Baによって発散しつつ当該導光部材18をなす光透過材の内部を通り、光散乱面18Aaによって散乱して第一仕切部14Aにおける凹部14Abの光反射面に至る。そして、凹部14Abに至る光は、光反射面によって前側に反射し、パッキン15、フィルム16および押釦部17を透過して押釦部17の前面を照らす。このように、導光部材18は、第一光源13Bの発光ダイオードから射出した直進性の光を散乱して凹部14Abの光反射面のほぼ全域に導いている。
また、光で明示された押釦部17を押動操作することにより、スイッチ部13Aが作動する。そして、自動販売機1では、この作動信号を入力することにより押動操作された押釦部17が対応する商品見本の商品を商品取出口8gに搬出する。同時に、押釦装置10では、スイッチ部13Aの作動信号によって第一光源13Bの発光ダイオードの発光を止める。なお、本実施の形態では、1個の押釦部17に対して2個のスイッチ部13Aを備えてある。すなわち、押釦部17の楕円形状の中央、両側部を押動操作してもいずれかのスイッチ部13Aが作動できる。
ところで、自動販売機1において、収納した商品の在庫が無くなったとき、押釦装置10は、在庫が無くなった商品の商品見本7に対応する押釦部17に係り、当該押釦部17の第二光源13Cが駆動される。この際、第二光源13Cでは、例えば、赤色の発光ダイオードが発光される。これにより、フィルム16に施された「売り切れ」の文字が押釦部17に赤色で明示される。
さらに、自動販売機1において、在庫の無くなった商品を補充したとき、押釦装置10は、補充した商品の商品見本7に対応する押釦部17に係り、当該押釦部17の第二光源13Cが駆動される。この際、第二光源13Cでは、例えば、橙色の発光ダイオードが発光される。これにより、フィルム16に施された「準備中」の文字が押釦部17に橙色で明示される。なお、準備中とは、自動販売機1に収納した商品を冷却もしくは加温している最中のことをいう。そして、自動販売機1に補充した商品が十分に冷却もしくは加温されたとき、押釦装置10は、補充した商品の商品見本7に対応する押釦部17の第二光源13Cの駆動を止める。
また、「売り切れ」または「準備中」の文字を明示しているとき、押釦装置10は、自動販売機1において投入金額が商品販売に必要となる金額であっても、文字を明示している押釦部17の押動操作を無効化する。すなわち、商品販売が可能でない商品の商品見本7に対応する押釦部17であるため、当該押釦部17が対峙しているスイッチ部13Aからの入力が無効化される。同時に、押釦装置10は、商品販売が可能でない商品の商品見本7に対応する押釦部17に係り、当該押釦部17の第一光源13Bを駆動しない。
このように、上述した押釦装置10によれば、直進性を有する光を、導光部材18の光発散面18Baによって発散しつつ光散乱面18Aaによって散乱して、第一仕切部14Aにおける凹部14Abの光反射面で前側に反射する。このため、凹部14Abの光反射面のほぼ全域で光が反射されて、押釦部17の広い範囲に光が透過されるので、押釦部17を光で明示することが可能になる。光発散面18Baは、光散乱面18Aaに対して光を発散するので、光散乱面18Aaでの光の散乱を助勢している。
また、導光部材18が光透過材からなるため、光発散面18Baによって発散した光と、光散乱面18Aaから前側に透過する光とが得られることになる。このため、導光部材18自身が光を遮ることがなく、導光部材18の光射出側に透過した光が押釦部17に透過する。この結果、押釦部17を斑なく光で明示することができる。
また、導光部材18は、光散乱面18Aaと光発散面18Baとを光透過材に一体に形成してあるので、光発散面18Baおよび光散乱面18Aaの第一光源13Bや凹部14Abへの位置決めを容易に行える。
また、ハウジング14は、第一光源13Bの光射出側に向かって漸次拡がる光反射面を有する凹部14Abの底部に対して第一光源13Bを光射出側から臨む通過穴14Aaを有し、導光部材18は、通過穴14Aaの位置で凹部14Ab内に配置してある。このため、導光部材18は、第一光源13Bの光を凹部14Abの光反射面に対して一様に散乱し、この散乱した光を凹部14Abの光反射面で斑なく反射することが可能になる。
なお、上述した実施の形態において、導光部材18は、光散乱面18Aaが光透過材からなる構成であるが、光透過材でなくてもよい。また、光散乱面18Aaは、円錐体形状に限らず他の錐体形状でもよい。さらに、光散乱面18Aaは、錐体形状に限らず第一光源13Bに向いて凸形状であればよい。
本発明に係る押釦装置を採用した自動販売機を示す前面図である。 本発明に係る押釦装置の実施の形態を示す分解斜視図である。 本発明に係る押釦装置の実施の形態を示す断面図である。
符号の説明
10 押釦装置
11 ベース
11A 収納凹部
11B 溝部
12 カバー
12A 前板
12B 側板
12C 収納空間
12D 押釦穴
13 基板
13A スイッチ部
13B 第一光源
13C 第二光源
13D 集積回路
14 ハウジング
14A 第一仕切部
14Aa 通過穴
14Ab 凹部
14B 第二仕切部
14Ba 通過穴
14Bb 凹部
15 パッキン
15A 突起部
15B 収納部
15C 作動部
15D 操作突起
16 フィルム
17 押釦部
17A 収容部
17B 鍔部
18 導光部材
18A 光散乱部
18Aa 光散乱面
18B 光発散部
18Ba 光発散面

Claims (7)

  1. 光源と、
    前記光源の光射出側に設けてあり当該光射出側に向けて光を反射する光反射部材と、
    前記光源の光射出側に設けてあり前記光反射部材に向けて前記光源の光を散乱する導光部材と、
    押動操作可能に設けてあり前記光反射部材によって反射された光を透過する光透過材からなる押釦部と
    を備えたことを特徴とする押釦装置。
  2. 前記導光部材は、前記光源の光を前記光反射部材に向けて散乱する態様で前記光源に向いて凸形状の光散乱面を有していることを特徴とする請求項1に記載の押釦装置。
  3. 前記導光部材は、前記光源の光を前記光反射部材に向けて散乱する態様で前記光源に頂部を向けて配設した錐体形状の光散乱面を有していることを特徴とする請求項1に記載の押釦装置。
  4. 前記光散乱面は、光透過材に凹設して形成してあることを特徴とする請求項2または3に記載の押釦装置。
  5. 前記導光部材は、前記光源の光を前記光散乱面に向けて発散する態様で前記光源に向いて凹形状の光発散面を光透過材に凹設してなることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の押釦装置。
  6. 前記導光部材は、前記光散乱面と前記光発散面とを光透過材に一体にして設けてあることを特徴とする請求項5に記載の押釦装置。
  7. 前記光反射部材は、前記光源の光射出側に向かって漸次拡がる光反射面を有する凹部の底部に対して前記光源を光射出側から臨む通過穴を有してなり、
    前記導光部材は、前記通過穴の位置で前記凹部内に配置してあることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の押釦装置。
JP2004184875A 2004-06-23 2004-06-23 押釦装置 Expired - Fee Related JP4455942B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004184875A JP4455942B2 (ja) 2004-06-23 2004-06-23 押釦装置
GB0511981A GB2415543B (en) 2004-06-23 2005-06-13 Pushbutton switch for vending machines
CN 200510078626 CN1713319B (zh) 2004-06-23 2005-06-23 自动售货机按钮开关
HK06106005.4A HK1086108A1 (en) 2004-06-23 2006-05-25 Pushbutton switch for vending machines

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004184875A JP4455942B2 (ja) 2004-06-23 2004-06-23 押釦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006012488A true JP2006012488A (ja) 2006-01-12
JP4455942B2 JP4455942B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=35718882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004184875A Expired - Fee Related JP4455942B2 (ja) 2004-06-23 2004-06-23 押釦装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4455942B2 (ja)
CN (1) CN1713319B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9251999B2 (en) 2006-12-29 2016-02-02 Lam Research Corporation Capacitively-coupled plasma processing system having a plasma processing chamber for processing a substrate

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006026910B4 (de) * 2006-06-09 2020-04-02 BSH Hausgeräte GmbH Bedieneinheit für ein Hausgerät
CN101197218B (zh) * 2006-12-08 2010-05-19 群康科技(深圳)有限公司 液晶显示装置
CN106252109A (zh) * 2016-08-03 2016-12-21 青岛易触数码科技有限公司 一种带有显示功能的按键及自动售货机

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089228A (ja) * 1983-10-19 1985-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd キ−ボ−ド
US5512718A (en) * 1994-10-14 1996-04-30 Delco Electronics Corporation Keypad having a reflective contact
JP2002217457A (ja) * 2001-01-12 2002-08-02 Nec Corp 携帯電話機、それに備えられた拡散体及び照明装置
CN1255827C (zh) * 2001-12-28 2006-05-10 株式会社东芝 电梯用按钮开关

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9251999B2 (en) 2006-12-29 2016-02-02 Lam Research Corporation Capacitively-coupled plasma processing system having a plasma processing chamber for processing a substrate

Also Published As

Publication number Publication date
CN1713319B (zh) 2010-07-14
JP4455942B2 (ja) 2010-04-21
CN1713319A (zh) 2005-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7066152B2 (ja) 遊技機
JP4455942B2 (ja) 押釦装置
JP4631765B2 (ja) 押釦装置
JP5941721B2 (ja) 操作装置
JP2005317374A (ja) 押釦装置
JP5557784B2 (ja) 化粧パネル及びこれを用いた自動販売機
JP2009211320A (ja) 自動販売機の商品見本展示装置
JP4424266B2 (ja) 自動販売機用発光ダイオードモジュール
JP4424267B2 (ja) 自動販売機及び自動販売機用発光ダイオードモジュール
JP4702232B2 (ja) 自動販売機の押釦装置
JP6666712B2 (ja) センサ装置、センサユニット、物品選択装置、物品選択ユニット及び自動販売機
JP5063954B2 (ja) 照明装置及びこれを備えた自動販売機
WO2015022870A1 (ja) 自動販売機の表示装置
JP2006012489A (ja) 押釦装置
JP2006215641A (ja) 表示装置
WO2017169734A1 (ja) 自動販売機用表示装置
JP2005317375A (ja) 押釦装置
JP2005340087A (ja) 押釦装置
JP2008111918A (ja) 表示装置及びこれを適用した自動販売機
JP2005340086A (ja) 押釦装置
KR102514371B1 (ko) 라이팅 모듈 및 디스펜서가 구비된 냉장고
JP4424268B2 (ja) 自動販売機
JP5031077B2 (ja) 照明装置及び自動販売機
JP2024007653A (ja) 押釦装置
CN108027998B (zh) 选择开关以及自动售货机用的选择单元

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees