JP2003529431A - 食器洗浄器 - Google Patents

食器洗浄器

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JP2003529431A JP2001573972A JP2001573972A JP2003529431A JP 2003529431 A JP2003529431 A JP 2003529431A JP 2001573972 A JP2001573972 A JP 2001573972A JP 2001573972 A JP2001573972 A JP 2001573972A JP 2003529431 A JP2003529431 A JP 2003529431A
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ウィリアム トッド，ロバート
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フィッシャー アンド ペイケル アプライアンシーズ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 頂部装填式洗浄室が装填及び取出しするためのキャビネットの開部に滑動する食器洗浄器等の洗浄装置は、洗浄サイクル中に洗浄室の開放頂部の上方で下降されるキャビネット式装着される室の蓋を有する。洗浄装置の両側において装着されるリニアアクチュエータ又はモータは、洗浄室がキャビネットの後方に滑入された際に蓋を引き下げるように蓋の両側に結合される。好ましい実施形態では、モータの回転は、ナット内部で係合され且つ蓋に結合されるねじ付きシャフトの中で順番に直線運動させるねじ付きナットの回転に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 技術分野 本発明は、洗浄装置、特に洗浄室閉鎖手段に関する。とりわけ、限定はされな
いが本発明は食器洗浄器に関する。
【０００２】 背景技術 国際公開第９３／１２７０６号と同第９８／３３４２６とに記載されたタイプ
の食器洗浄器は、図１に示すように洗浄室及びこれに付随する洗浄システムがキ
ャビネット内部で引き出し形状をなして滑動可能に装着され且つ洗浄室が洗浄室
の開放頂部を通して装填されるような水平方向の引出しを有する、従来の食器洗
浄器とは相違する。国際公開第９８／３３４２６号に開示された積み重ねられた
２つの洗浄室を有する単一キャビネットの食器洗浄器は図２に示されている。こ
の洗浄室４が引き出しを滑動可能に装着されるタイプの食器洗浄器では、洗浄サ
イクルの開始前に洗浄室の開放頂部を閉鎖することが、従来の前方装填式又は上
方ベンチの頂部装填式マシンを用いる場合よりも複雑である。延ばされた’引き
出し’をキャビネット２の後方に押し込む前に開放頂部を有する洗浄室を封止す
るようにユーザが手動でドアを閉鎖することが判るであろう。好ましくは、洗浄
室をキャビネットの後方に引っ込ませる動作により作動されるクロージャ１を有
する。洗浄室クロージャは、キャビネット内部に把持され、洗浄室が引込められ
た際、クロージャは、運転中に洗浄液を含むように洗浄室の頂部を封止状態で閉
鎖する。国際公開第９３／１２７０６号において、食器洗浄器のクロージャは堅
いキャビネットの頂部に保持され且つ洗浄室を引っ込ませることにより係合され
、その結果洗浄室の頂部上方で機構的に降下される一体構造の蓋である。平行四
辺形リンクとカム機構とは、これを達成するように使用可能である。実際には、
他のタイプの洗浄室クロージャでも良く、生産コストも減少する場合があること
が判っている。
【０００３】 このような他の代替のクロージャの範囲は、国際公開第９８／３３４２６に開
示され、洗浄室リムに蓋を固定することに使用される膨張ガスケットを用いてキ
ャビネットに関して固定される堅い蓋を含む。蓋と洗浄室との間の封止に使用さ
れる膨張装置は、蓋の上方に追加の上部空間を必要とする。これは、２つの垂直
方向に積み重ねられた引き出しが標準のキッチン用ベンチユニットの下方に固定
されるように要求されるときに考慮される。さらに、膨張ガスケットは、食器洗
浄器内に配置されるナイフ等の鋭利な物で破裂される場合がある。
【０００４】 本発明の目的は、少なくとも上記課題をある程度解決する又は有用な代案を提
示する、洗浄室クロージャを有する食器洗浄器を提供することである。
【０００５】 発明の開示 本発明は、キャビネットと、 キャビネットにアクセスするために前記キャビネットの外部水平方向に引き出
される方式で、前記キャビネット内部に滑動できるように装着される洗浄システ
ムとを備える洗浄装置であって、 前記清浄システムは、 洗浄すべき物に適応するようにされ、且つ内部で洗浄液が循環される開放
頂部式の洗浄室を含み、前記洗浄室は頂部周囲リムを有し、 さらに、前記洗浄室内に洗浄液を案内し且つ循環する手段と、 洗浄液を前記洗浄室から排出する手段とを含み、 さらに、前記キャビネットの頂部に装着され且つ前記キャビネットの中に前記
洗浄室を引っ込ませた状態で前記洗浄室の開放頂部を覆う洗浄室クロージャを備
え、前記クロージャは、垂直方向の移動について自由度をもって、前記キャビネ
ットの頂部の水平平面内に装着され、 さらに、直線往復運動をさせるようにされた少なくとも１つのモータと、 前記クロージャに取り付けられ且つ前記少なくとも１つのモータに結合される
リンク手段とを備え、 前記モータと前記リンク手段とは、前記クロージャが前記洗浄室リムに封止係
合する第一位置と前記クロージャが前記洗浄室リムの頂部から垂直方向に間隔が
空けられた第二位置との間で垂直方向に前記クロージャを昇降させる、洗浄装置
を提供する。 本発明の好ましい実施形態は、以下、添付図面を参照して記載される。
【０００６】 発明の実施の最良形態 本発明に使用される図５に示されたタイプの食器洗浄器用のキャビネットの内
部の一方側が図１に示されている。キャビネット１は、洗浄室（図示せず）を滑
動可能に支持する側壁１８に装着されるレール８を有する。また、同一の側部レ
ールが、キャビネットの両側壁に設けられる。洗浄室蓋１は、キャビネット１の
頂部に装着され且つ各側壁１８に隣接して位置されるＹ字部材５により各側部エ
ッジにおいて支持される（図５参照）。蓋１は、ステンレス鋼のプレス部品から
形成され且つエラストマーから押出し成形された溝シール３が付与され、蓋１と
洗浄室４との間を封止する。
【０００７】 本発明では、蓋１は、各Ｙ字部材にそれぞれ結合された２つのリニアモータに
より昇降される。好ましい実施形態では、回転電気モータは、直線運動をなすた
めにウォームギヤを通して親ねじ上の”ナット”を駆動させるように使用される
。他の動力を有するリニアアクチュエータは、気圧式ラム又は電気リニアモータ
等を使用することができる。
【０００８】 各Ｙ字部材５は、底部においてリンク６に結合される。好ましい実施形態では
、リンク６の下方端部はねじ付きロッドの形状をなす。組立時において、このロ
ッドは、電気モータにより回転式”ナット”の内部に係合する。完全なモータア
クチュエータ組立体７は側部８の下方に装着される。
【０００９】 アクチュエータ組立体は、図４に示され、小型直流電気モータ９と、モータ駆
動シャフトに装着されるウォームギア１０と、ウォームギアと係合するナット１
７の外部表面に形成されるピ二オンギア１１とを備えている。これらの部品は、
シャーシ１４と相補的なカバー１３との内部に装着される。各アクチュエータは
、キャビネット側壁１８上のそれぞれの側部レールの下面に取り付けられる。モ
ータ９の回転は、ピニオンギア１１とナット１７とを回転させるウォームギア１
０を回転させる。アクチュエータ組立体がキャビネットに固定されるので、ナッ
ト１７の回転は、ねじ付き部分１４がナット１７内に係合されるのでリンク６は
軸方向に昇降（回転方向に応じて）しなければならないことを意味する。図２に
示された２つの洗浄室を有する単一のキャビネットの食器洗浄器のために、各積
み重ねられた洗浄室の頂部とそれぞれ重ね合わされた２つの蓋１が要求される。
好ましい実施形態では、それぞれの蓋は図５に示すように専用アクチュエータ５
を有する。
【００１０】 電気モータ７は、押しボタン式コントローラ１５（図２参照）をユーザがイン
プットすることにより起動された従来のコントローラ（好ましくはプログラム学
習されたマイクロプロセッサ）により適正な回転方向に係合する。
【００１１】 一般には、洗浄室４は食器が装填され且つキャビネット２とユーザにより電源
が入れられる食器清浄器４との内部に十分に引っ込まされる際に、少なくとも１
つの蓋を制御するモータ９は、ウォームギア１０とピニオンギア１１とナット１
７とをリンク６の親ねじ１４が垂直下降されるような方向に回転させるように電
圧極性を用いて洗浄器コントローラにより電源が入れられる。この垂直下降運動
はＹ字部材５を介して蓋１に伝達され、蓋は下降され、シール３は、蓋と洗浄室
との間のシールに締結力を付与するアクチュエータを用いて洗浄室４のリムに接
触する。
【００１２】 閉鎖位置での洗浄室が洗浄液を確保するようにコントローラに入力させる否か
を感知する変換器１９は、洗浄室が部分的に又は完全に引き出す場合には閉じら
れない。
【００１３】 ユーザが洗浄サイクルの中断を所望する場合、ユーザは電源を切る、又はコン
トローラが、ギアを反対方向に回転させるモータの回転方向を逆転させ、これに
より洗浄室リムから蓋を上昇させるようにコントローラ１５の停止ボタンを押さ
なければならない。蓋位置感知手段は、蓋又はリンク５、６のいずれか上の検知
部分に隣接するキャビネットに装着され、蓋が開放位置にあることを感知し、理
論的にはコントローラが洗浄室ロックを解放させることができ、洗浄室をキャビ
ネットから引き出すことができる。
【００１４】 蓋の閉鎖中、モータ９は、モータ電流を増加させる洗浄室リム上の蓋の締め付
けによりモータの負荷が増加するまで走行する。この電流の増加は、コントロー
ラにより感知され、コントローラはモータに対する電力を遮断する。
【００１５】 従来の食器洗浄器蓋のクロージャの上方にあるこの配列の長所は、本発明が機
構的に単純で部品をほとんど使用せず、従って機構的に故障する可能性をなくす
ことである。さらに、蓋を閉鎖させた状態での作動は、洗浄サイクルのいかなる
時点においても迅速且つ容易に中断できる。洗浄室位置感知手段に応答してモー
タを適正に制御して、蓋と封止ガスケットとは、洗浄室が十分に引っ込まれ且つ
固定されたときに、洗浄室リムと係合するような移動だけがなされる。これによ
り、動作中にガスケットシールが洗浄室リムと係合する場合に生じるガスケット
シールでの磨耗が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に関するタイプの食器洗浄器の縦断面線図である。
【図２】 本発明に関するタイプの２つの洗浄室を有する単一キャビネットの食器洗浄器
の絵画図である。
【図３】 積み重ねられた食器洗浄器配列内の洗浄室閉鎖装置の一方の側面を示した食器
洗浄器キャビネットの内部部分図である。
【図４】 洗浄室クロージャ装置に使用されるモータの拡大等角図である。
【図５】 積み重ねられた食器洗浄配列に使用されるような、互いに関連した２つの完全
閉鎖するクロージャ装置を示す洗浄室クロージャ装置の斜視図である。
【手続補正書】
【提出日】平成１４年１０月２４日（２００２．１０．２４）
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図４】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＯ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ， ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，Ｉ Ｓ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ， ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，Ｐ Ｔ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ， ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 キャビネットと、 前記キャビネットにアクセスするために前記キャビネットの外部水平方向に引
    き出される方式で、前記キャビネット内部に滑動できるように装着される洗浄シ
    ステムとを備える洗浄装置であって、 前記清浄システムは、 洗浄すべき物に適応するようにされ且つ内部で洗浄液が循環される開放頂
    部式洗浄室を含み、前記洗浄室は頂部周囲リムを有し、 さらに、前記洗浄室内に洗浄液を案内し且つ循環する手段と、 洗浄液を前記洗浄室から排出する手段とを含み、 さらに、前記キャビネットの頂部に装着され且つ前記キャビネットの中に前記
    洗浄室を引っ込ませた状態で前記洗浄室の開放頂部を覆う洗浄室クロージャを備
    え、前記クロージャは、垂直方向の移動について所定の自由度をもって、前記キ
    ャビネットの頂部の水平平面内に装着され、 さらに、直線往復運動をさせるようにされた少なくとも１つのモータと、 前記クロージャに取り付けられ且つ前記少なくとも１つのモータに結合される
    リンク手段とを備え、 前記モータと前記リンク手段とは、前記クロージャが前記洗浄室リムに封止係
    合する第一位置と前記クロージャが前記洗浄室リムの頂部から垂直方向に間隔が
    空けられた第二位置との間で垂直方向に前記クロージャを昇降させる、洗浄装置
    。
  2. 【請求項２】 洗浄サイクルのコントローラを含み、前記少なくとも１つの
    モータは、該コントローラにより電力が付与される請求項１に記載の洗浄装置。
  3. 【請求項３】 前記モータは、直線運動用ギアボックスに対する回転軸に結
    合された回転式電動マシンを備え、前記ギアボックスの出力は、前記リンク手段
    に結合される請求項１又は２のいずれか１項に記載の洗浄装置。
  4. 【請求項４】 前記ギアボックスは、内部ねじ付き従動ギアホイールを有し
    、前記リンク手段は、前記内部ねじ付きギアホイールの内部に係合するねじ付き
    部分を含む請求項３に記載の洗浄装置。
  5. 【請求項５】 前記キャビネットの両側において装着される２つのモータを
    有する洗浄装置であって、 前記リンク手段は、前記洗浄室の各側に位置され、且つ頂端部において前記ク
    ロージャに締結され各下方端部において対応するモータに締結される２つの略垂
    直部材を備える請求項１〜４のいずれか１項に記載の洗浄装置。
  6. 【請求項６】 第二の洗浄システムとクロージャと少なくとも１つのモータ
    とリンク手段とを含み、前記第二の洗浄システムと前記クロージャと前記少なく
    とも１つのモータと前記リンク手段とは、前記洗浄システムの下方で前記キャビ
    ネットの内部に装着される請求項１に記載の洗浄装置。
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